JP2004286282A - 熱風発生バーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】バーナヘッド部分が局所的に過熱されることを防止することができ,耐久性を向上させることができる熱風発生バーナを提供すること。
【解決手段】熱風発生バーナ1は,複数の燃料噴出孔211を設けた燃料噴出ヘッダー2と,燃料噴出ヘッダー2の下流側に配設した空気噴出筒3とを有している。空気噴出筒3は,複数の第1空気孔311を設けた一対の空気噴出プレート31と複数の第2空気孔321設けた一対のサイドプレート32とからなる。熱風発生バーナ1は,マイクロガスタービン6の排気ダクト5内に配設してあり,第1空気孔311及び第2空気孔321から噴出させた排気ガス102の一部と燃料噴出孔211から噴出させた燃料101とを燃焼させ,この燃焼ガス104と排気ガス102と混合して熱風105を発生させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,燃料と酸素残存空気とを燃焼させて,ダクト内に熱風を発生させる熱風発生バーナに関する。
【0002】
【従来技術】
排気ガス追い焚き用のエアヒートバーナは,ガスタービン等の酸素残存排ガスが流れるダクト内に配設し,この酸素残存排ガスを利用して燃焼を行い,この燃焼により熱風を,ボイラー等に供給する用途などに用いられている。このエアヒートバーナは,燃料を噴出させる燃料噴出ヘッダーと,この燃料噴出ヘッダーの下流側に一対に配設した空気噴出プレートと,この空気噴出プレートの端部同士を結合するサイドプレートとを有している。
【0003】
そして,上記エアヒートバーナを上記酸素残存排ガスを用いて燃焼させる際には,この酸素残存排ガスを,上記空気噴出プレートに設けた複数の空気孔からこの空気噴出プレートの内周側に流入させると共にこの内周側に噴出させる。そして,この噴出させた排気ガスと,上記燃料噴出ヘッダーに設けた燃料噴出孔から噴出させた燃料とを混合させて,燃焼を行っている。このようなエアヒートバーナとしては,例えば,特許文献1に示すものがある。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第2590001号公報
【0005】
【解決しようとする課題】
ところで,上記従来のエアヒートバーナにおいては,その燃焼量を大きくするときには,上記燃料噴出ヘッダーの下流側において上記一対の空気噴出プレートを互いに繋ぎ合わせるようにして複数配設し,最も外側の一対の空気噴出プレートの端部同士の間を上記サイドプレートで結合している。すなわち,サイドプレートは,上記空気噴出プレートの端部同士を結合する結合部材としての役目を有しているのみで,これに特別な工夫はなされていない。
そのため,上記サイドプレートに上記燃焼による火炎が接触して,このサイドプレートを局所的に過熱してしまうおそれがある。
【0006】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,バーナヘッド部分が局所的に過熱されることを防止することができ,耐久性を向上させることができる熱風発生バーナを提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】
第1の発明は,酸素残存空気が流れるダクト内に配設し,燃料と上記酸素残存空気の一部とを燃焼させて,該燃焼により生じた燃焼ガスを上記酸素残存空気と混合して熱風を発生させるよう構成してなる熱風発生バーナにおいて,
該熱風発生バーナは,長手方向に向けて複数の燃料噴出孔を形成してなる燃料噴出ヘッダーと,該燃料噴出ヘッダーの下流側に配設した空気噴出筒とを有しており,
上記空気噴出筒は,上記燃料噴出ヘッダーの長手方向に直交する両側にそれぞれ下流側に向けて拡大傾斜して配設した一対の空気噴出プレートと,該一対の空気噴出プレートにおける長手方向の端部同士をそれぞれ結合する一対のサイドプレートとからなり,
上記一対の空気噴出プレートには,上記酸素残存空気の一部を上記空気噴出筒の内周側に噴出させるための複数の第1空気孔をそれぞれ形成し,また,上記一対のサイドプレートにも,上記酸素残存空気の一部を上記空気噴出筒の内周側に噴出させるための複数の第2空気孔をそれぞれ形成したことを特徴とする熱風発生バーナにある(請求項1)。
【0008】
本発明の熱風発生バーナは,上記燃料噴出ヘッダー,一対の空気噴出プレート及び一対のサイドプレートを有して構成されており,上記酸素残存空気が流れるダクト内に配設して,熱風を発生させるものである。
そして,上記燃料噴出ヘッダーの燃料噴出孔から噴出された燃料と,上記空気噴出プレートの第1空気孔から上記内周側に噴出された酸素残存空気とが燃焼して火炎が形成された際には,上記第1空気孔からの酸素残存空気の噴出により,上記空気噴出プレートと上記火炎との直接的な接触が避けられ,火炎は,空気噴出プレートの保炎のための最上流部を除くほぼ全体からほとんど剥離した状態で形成される。
【0009】
さらに,本発明においては,上記空気噴出プレートに上記酸素残存空気を噴出させる空気孔としての第1空気孔を設けただけではなく,上記サイドプレートにも空気孔としての第2空気孔を設けている。そのため,上記サイドプレートと上記火炎との直接的な接触も避けられ,火炎は,サイドプレートからもほとんど剥離した状態で形成される。
そのため,本発明の熱風発生バーナによれば,上記空気噴出プレート及びサイドプレートのいずれもが局所的に過熱されることを防止することができ,この熱風発生バーナの耐久性を向上させることができる。
【0010】
また,上記サイドプレートの第2空気孔からも上記酸素残存空気を上記空気噴出筒内に噴出させて燃焼を行うことにより,上記燃料と酸素残存空気との混合を一層活発にすることができる。そのため,熱風発生バーナにおいて,不完全燃焼の発生を抑制することができ,CO等の未燃ガスの発生を抑制することができる。
【0011】
第2の発明は,ダクト気流が流れるダクト内に配設し,燃料と酸素残存空気とを燃焼させて,該燃焼により生じた燃焼ガスを上記ダクト内に排出して,上記燃焼ガスと上記ダクト気流とを混合して熱風を発生させるよう構成してなる熱風発生バーナにおいて,
該熱風発生バーナは,長手方向に向けて複数の燃料噴出孔を形成してなる燃料噴出ヘッダーと,該燃料噴出ヘッダーの下流側における上記長手方向に直交する両側にそれぞれ下流側に向けて拡大傾斜して配設した一対の空気噴出プレートとを有していると共に,上記酸素残存空気が流れる燃焼筒内に配設してあり,
上記一対の空気噴出プレートには,上記酸素残存空気の一部を該空気噴出プレートの内周側に噴出させるための複数の第1空気孔をそれぞれ形成し,また,上記燃焼筒における上記長手方向に位置する両側部には,上記ダクト気流の一部を上記空気噴出プレートの内周側に噴出させるための複数の第2空気孔をそれぞれ形成したことを特徴とする熱風発生バーナにある(請求項3)。
【0012】
本発明の熱風発生バーナは,上記燃料噴出ヘッダー及び一対の空気噴出プレートを上記燃焼筒内に配設して構成されており,燃焼筒に供給した酸素残存空気を空気噴出プレートから噴出させると共に燃料と燃焼させ,上記ダクト内に熱風を発生させるものである。
そして,上述した発明と同様に,上記火炎が形成された際には,上記第1空気孔からの酸素残存空気の噴出により,上記空気噴出プレートと上記火炎との直接的な接触が避けられ,火炎は,空気噴出プレートの保炎のための最上流部を除くほぼ全体からほとんど剥離した状態で形成される。
【0013】
さらに,本発明においては,上記空気噴出プレートに上記酸素残存空気を噴出させる第1空気孔を設けただけではなく,上記燃焼筒の両側部には,上記ダクト気流の一部を上記内周側に噴出させるための第2空気孔を設けている。そのため,上記燃焼筒の両側部と上記火炎との直接的な接触も避けられ,火炎は,燃焼筒の両側部からもほとんど剥離した状態で形成される。
そのため,本発明の熱風発生バーナによれば,上記空気噴出プレート及び燃焼筒のいずれもが局所的に過熱されることを防止することができ,この熱風発生バーナの耐久性を向上させることができる。
【0014】
また,上記燃料と酸素残存空気との燃焼による火炎に,上記燃焼筒の両側部からダクト気流の一部を混合させて燃焼を行うことにより,上記燃焼を一層活発にすることができる。そのため,熱風発生バーナにおいて,不完全燃焼の発生を抑制することができ,CO等の未燃ガスの発生を抑制することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
上記第1,第2の発明において,上記燃料には,都市ガス,LPGの他,各種の気体燃料を用いることができる。また,第1の発明において,上記下流側とは,上記ダクト内における酸素残存空気の流れの下流側をいう。また,第2の発明において,上記下流側とは,上記ダクト内におけるダクト気流の流れの下流側をいう。
また,第1,第2の発明において,上記酸素残存空気としては,例えば,酸素濃度が16〜19%であると共に温度が250〜300℃であるガスタービンの排気ガスがある。また,酸素残存空気としては,上記排気ガスに酸素濃度が約21%の常温空気であるフレッシュエアーを混合させて用いてもよい。
【0016】
また,第1の発明における上記ダクトは,例えば,ガスタービンの排気ダクトとすることができる。この場合,第1の発明においては,上記排気ダクトにボイラー等の加熱炉を接続して,上記熱風発生バーナによる熱風により上記加熱炉内を加熱することができる。
【0017】
また,第2の発明における上記ダクトは,例えば,上記熱風を送り込むための熱風循環炉に接続した熱風ダクトとすることができる。この場合には,熱風ダクトと上記熱風循環炉とは,熱風循環炉内の雰囲気ガスを熱風ダクト内に還流させるための還流ダクトで接続し,熱風ダクトには,上記ガスタービンの排気ダクトを接続する。また,熱風発生バーナの燃焼筒には,上記ガスタービンの排気ダクトを接続する。
そして,熱風発生バーナは,上記ガスタービンの排気ガスを上記酸素残存空気とし,上記雰囲気ガスを上記ダクト気流として燃焼を行い,上記熱風循環炉内を加熱することができる。
【0018】
また,第2の発明において,上記ダクトを上記排気ダクトとした場合には,上記燃焼筒には,排気ダクト内の排気ガスの一部を吸い込んで,これを所望流量の流量調節空気として吐き出して,この燃焼筒内に供給するための流量調節ファンを接続することができる。そして,熱風発生バーナは,上記流量調節空気を上記酸素残存空気とし,上記排気ガスを上記ダクト気流として燃焼を行い,熱風を発生させることもできる。
【0019】
また,第2の発明において,上記ダクトを上記熱風ダクトとした場合には,この熱風ダクトに上記排気ダクトを接続すると共に上記流量調節ファンの吸込口を接続し,この流量調節ファンの吐出口を上記燃焼筒に接続することもできる。この場合には,熱風発生バーナは,上記雰囲気ガスと上記排気ガスとの混合気の流量の調節をした流量調節空気を上記酸素残存空気とし,上記混合気を上記ダクト気流として燃焼を行い,熱風を発生させることができる。
また,上記ガスタービンとしては,発電能力が25〜300kWであるマイクロガスタービンとすることができる。
【0020】
また,上記第2の発明において,上記熱風発生バーナは,上記空気噴出プレートが上記燃焼筒の開口部を塞ぐよう該燃焼筒内に配設することが好ましい。なお,この場合には,上記燃焼筒の両側部が上記第1の発明におけるサイドプレートの役目も果たすことができる。
【0021】
上記第1の発明においては,上記複数の第2空気孔は,上記サイドプレートの最大幅の7〜25%の幅の範囲内において,該サイドプレートの中心軸の両側に形成することが好ましい(請求項2)。
この場合には,上記火炎による局所的な過熱が発生しやすい上記7〜25%の上記サイドプレートの中心側の部分に,上記第2空気孔を設けて,効果的に局所的な過熱の発生を抑制することができる。
【0022】
また,上記第2の発明においては,上記複数の第2空気孔は,上記燃焼筒における側部の最大幅の7〜25%の幅の範囲内において,該側部の中心軸の両側に形成することが好ましい(請求項4)。
この場合にも,上記火炎による局所的な過熱が発生しやすい上記7〜25%の上記燃焼筒の側部における中心側の部分に,上記第2空気孔を設けて,効果的に局所的な過熱の発生を抑制することができる。
【0023】
【実施例】
以下に,図面を用いて本発明の熱風発生バーナに係る実施例につき説明する。(実施例1)
本例の熱風発生バーナ1は,図1に示すごとく,酸素濃度が16〜19%である酸素残存空気としての排気ガス102が流れるマイクロガスタービン6の排気ダクト5内に配設してある。この熱風発生バーナ1は,燃料101と上記排気ガス102の一部とを燃焼させて,この燃焼により生じた燃焼ガス104を上記排気ガス102と混合して熱風105を発生させるものである。
熱風発生バーナ1は,図2に示すごとく,長手方向に向けて複数の燃料噴出孔211を形成してなる燃料噴出ヘッダー2と,この燃料噴出ヘッダー2の下流側に配設した空気噴出筒3とを有している。
【0024】
また,図2に示すごとく,上記空気噴出筒3は,上記燃料噴出ヘッダー2の長手方向に直交する両側にそれぞれ下流側に向けて拡大傾斜して配設した一対の空気噴出プレート31と,この一対の空気噴出プレート31における長手方向の端部312同士をそれぞれ結合する一対のサイドプレート32とからなる。そして,上記一対の空気噴出プレート31には,上記排気ガス102の一部を上記空気噴出筒3の内周側に噴出させるための複数の第1空気孔311をそれぞれ形成している。
また,図3に示すごとく,上記一対のサイドプレート32にも,上記排気ガス102の一部を上記空気噴出筒3の内周側に噴出させるための複数の第2空気孔321をそれぞれ形成している。
【0025】
以下に,これを詳説する。
図1に示すごとく,本例の熱風発生バーナ1は,上記マイクロガスタービン6の排気ガス102が流れる排気ダクト5内に配設し,この排気ガス102を上記燃料101と燃焼させて熱風105を発生させ,この熱風105を熱風乾燥炉71内に供給して,上記排気ガス102が有する熱エネルギーを再利用するものである。
本例においては,図3に示すごとく,上記複数の第2空気孔321は,上記火炎による局所的な過熱が発生しやすい上記サイドプレート32の最大幅W0の7〜25%の幅W1の範囲内において,このサイドプレート32の中心軸Xの両側,すなわちサイドプレート32の中心側の部分に形成してある。
【0026】
また,図1,図2に示すごとく,上記熱風発生バーナ1における燃料噴出ヘッダー2は,上記排気ダクト5の下流側に向けて燃料噴出部21を有しており,上記複数の燃料噴出孔211は,この燃料噴出部21に設けてある。また,本例の燃料101は燃料ガスとしての都市ガスであり,上記燃料噴出ヘッダー2には,上記燃料101を供給するための燃料供給管22が接続されている。
なお,上記下流側とは,排気ダクト5内における排気ガス102の流れの下流側のことをいう。
【0027】
図2に示すごとく,上記熱風発生バーナ1において燃焼を行う際には,上記排気ダクト5内を流れる排気ガス102は,その一部が上記空気噴出筒3における上記第1空気孔311及び第2空気孔321からこの空気噴出筒3の内周側に流入すると共にこの内周側に噴出される。また,上記排気ガス102の残りは,上記排気ダクト5と熱風発生バーナ1との間の間隙51を下流側に向かって流れる。
【0028】
そして,上記空気噴出筒3の内周側に噴出された排気ガス102は,上記燃料噴出ヘッダー2の燃料噴出孔211から噴出された燃料101と混合されて燃焼し,火炎を形成する。
このとき,上記第1空気孔311からの排気ガス102の噴出により,空気噴出プレート31と火炎との直接的な接触が避けられ,火炎は,空気噴出プレート31の保炎のための最上流部を除くほぼ全体からほとんど剥離した状態で形成される。さらに,上記サイドプレート32からの排気ガス102の噴出により,サイドプレート32と火炎との直接的な接触も避けられ,火炎は,サイドプレート32からもほとんど剥離した状態で形成される。
【0029】
そのため,本例の熱風発生バーナ1によれば,上記空気噴出プレート31及びサイドプレート32のいずれもが局所的に過熱されることを防止することができ,熱風発生バーナ1の耐久性を向上させることができる。
【0030】
また,上記空気噴出筒3の下流側においては,上記燃焼による燃焼ガス104に,上記間隙51を下流側に向けて流れる排気ガス102が混合されて,熱風105を発生させることができる。そして,この熱風105により上記熱風乾燥炉71内を加熱することができる。
そして,上記サイドプレート32の第2空気孔321からも上記排気ガス102を上記空気噴出筒3内に噴出させて燃焼を行うことにより,上記燃料101と排気ガス102との混合を一層活発にすることができる。そのため,熱風発生バーナ1において,不完全燃焼の発生を抑制することができ,CO等の未燃ガスの発生を抑制することができる。
【0031】
(実施例2)
本例の熱風発生バーナ1は,図4に示すごとく,燃焼筒4内に配設された状態で,熱風発生バーナ1により加熱を行う熱風循環炉72に接続された熱風ダクト721内に配設してある。また,熱風循環炉72から上記熱風ダクト721へは,熱風循環炉72内の雰囲気ガス106を上記ダクト気流として上記熱風ダクト721内に還流させる還流ダクト722が設けてある。また,上記燃焼筒4には,酸素濃度が16〜19%である酸素残存空気としての排気ガス102が流れるマイクロガスタービン6の排気ダクト5が接続してある。
【0032】
そして,本例の熱風発生バーナ1は,上記燃料101と排気ガス102とを燃焼させて,この燃焼により生じた燃焼ガス104を上記雰囲気ガス106が流れる熱風ダクト721内に供給して,上記燃焼ガス104と上記ダクト気流としての雰囲気ガス106とを混合して熱風105を発生させるものである。
【0033】
また,図5に示すごとく,熱風発生バーナ1は,長手方向に向けて複数の燃料噴出孔211を形成してなる燃料噴出ヘッダー2と,この燃料噴出ヘッダー2の下流側における上記長手方向に直交する両側にそれぞれ下流側に向けて拡大傾斜して配設した一対の空気噴出プレート31とを有している。
また,図5,図6に示すごとく,上記一対の空気噴出プレート31には,上記排気ガス102の一部を該空気噴出プレート31の内周側に噴出させるための複数の第1空気孔311をそれぞれ形成している。また,上記燃焼筒4における上記長手方向に位置する両側部41には,上記雰囲気ガス106の一部を上記空気噴出プレート31の内周側に噴出させるための複数の第2空気孔411をそれぞれ形成している。
【0034】
また,図5,図6に示すごとく,本例の熱風発生バーナ1は,上記空気噴出プレート31が上記燃焼筒4の開口部42を塞ぐようこの燃焼筒4内に配設してある。そして,上記燃焼筒4内を流れる排気ガス102が,空気噴出プレート31の第1空気孔311から噴出するようになっている。
【0035】
以下に,これを詳説する。
本例の熱風発生バーナ1は,上記排気ガス102が有する熱エネルギーを回収して,上記熱風105を発生させ,上記熱風循環炉72内を加熱するものである。
本例においては,図6に示すごとく,上記複数の第2空気孔411は,上記火炎による局所的な過熱が発生しやすい上記燃焼筒4における側部41の最大幅W0の7〜25%の幅W1の範囲内において,上記側部41の中心軸Xの両側における上記一対の空気噴出プレート31同士の間に位置する部分に形成してある。
【0036】
また,図4に示すごとく,上記熱風ダクト721には,この熱風ダクト721内で発生させた熱風105を上記熱風循環炉72内に強制的に送風すると共に,この熱風ダクト721内に上記熱風循環炉72内の雰囲気ガス106を強制的に還流させるための還流ファン723が配設してある。本例の還流ファン723は,熱風ダクト721内において熱風発生バーナ1の下流側に配設した。なお,上記還流ファン723は,上記還流ダクト722内に設けてもよい。
また,上記燃焼筒4と上記熱風ダクト721との間には,上記還流ダクト722から送風される上記雰囲気ガス106を通過させるバイパス通路52が形成されている。
【0037】
そして,図5に示すごとく,本例の熱風発生バーナ1においては,上記燃焼筒4内に流れる排気ガス102を上記空気噴出プレート31の第1空気孔311から噴出させると共に,これを上記燃料噴出ヘッダー2の燃料噴出孔211から噴出させた燃料101と混合して燃焼させ,火炎を形成する。
また,一方で,上記還流ダクト722から上記熱風ダクト721に送風されて上記バイパス通路52を通過した雰囲気ガス106の一部は,上記燃焼筒4の両側部41に形成した第2空気孔411から上記空気噴出プレート31の内周側に流入すると共にこの内周側に噴出される。そして,上記火炎に上記雰囲気ガス106の一部が供給されて,燃焼が行われる。
【0038】
このとき,上記熱風発生バーナ1においては,上記第1空気孔311からの排気ガス102の噴出により,空気噴出プレート31と火炎との直接的な接触が避けられ,火炎は,空気噴出プレート31の保炎のための最上流部を除くほぼ全体からほとんど剥離した状態で形成される。さらに,上記燃焼筒4の側部41からの雰囲気ガス106の噴出により,燃焼筒4の側部41と火炎との直接的な接触も避けられ,火炎は,燃焼筒4の側部41からもほとんど剥離した状態で形成される。
【0039】
そのため,本例の熱風発生バーナ1によれば,上記空気噴出プレート31及び燃焼筒4のいずれもが局所的に過熱されることを防止することができ,熱風発生バーナ1の耐久性を向上させることができる。
また,上記燃焼による燃焼ガス104は,上記バイパス通路52を通過して下流側に流れる雰囲気ガス106と混合されて,上記熱風ダクト721内に熱風105を発生させる。そして,この熱風105を上記熱風循環炉72内に供給することにより,熱風循環炉72内を加熱することができる。
【0040】
また,上記燃料101と排気ガス102との燃焼による火炎に,上記燃焼筒4の両側部41から雰囲気ガス106を混合させて燃焼を行うことにより,この燃焼を一層活発にすることができる。そのため,熱風発生バーナ1において,不完全燃焼の発生を抑制することができ,CO等の未燃ガスの発生を抑制することができる。本例においては,燃焼筒4に第2空気孔411を有さない従来のエアヒートバーナに比べて,COの排出量を40〜50%低減させることができた。
本例においても,その他は,上記実施例1と同様であり,上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0041】
なお,図7に示すごとく,上記燃焼筒4の側部41の先端部412には,燃焼筒4に対して略直角に上記熱風発生バーナ1の外周側に向けて折り曲げ形成した鍔部413を形成することができる。この鍔部413の形成により,上記バイパス通路52を流れる排気ガス102を,鍔部413に衝突させて上記側部41における第2空気孔411から上記空気噴出プレート31の内周側に一層容易に導くことができる。また,この鍔部413は,上記実施例1におけるサイドプレート32の先端部に設けることも勿論できる。
【0042】
(実施例3)
本例の熱風発生バーナ1は,図8に示すごとく,燃焼筒4内に配設してあると共に,この燃焼筒4は,上記マイクロガスタービン6の排気ガス102が流れる排気ダクト5内に配設してある。本例の燃焼筒4には,この燃焼筒4に上記排気ガス102を供給するための流量調節ファン8が接続してある。この流量調節ファン8は,その吸込口81が,上記熱風発生バーナ1が配設された位置よりも上流側の上記排気ダクト5内に開口しており,その吐出口82が上記燃焼筒4に接続されている。
【0043】
そして,本例においては,上記流量調節ファン8により,上記排気ガス102の一部を吸い込んで,これを流量調節空気103として所望流量で上記燃焼筒4内に供給し,上記空気噴出プレート31の第1空気孔311から上記酸素残存ガスとしての流量調節空気103を噴出させる。
【0044】
また,上記燃焼筒4の両側部41における第2空気孔411からは,上記排気ダクト5内を流れる排気ガス102の一部を上記空気噴出プレート31の内周側に流入させると共にこの内周側に噴出させる。そして,この排気ガス102の一部を上記火炎に供給して燃焼を行う。
その後,上記燃焼による燃焼ガス104と,上記流量調節ファン8に吸い込まれずに燃焼筒4と排気ダクト5との間のバイパス通路52を通過した排気ガス102とが混合されて,熱風105を発生させることができる。
【0045】
本例においては,上記排気ダクト5を流れる排気ガス102の流量に変動があった場合でも,上記燃焼筒4へは,上記流量の調節が行われた所望流量の流量調節空気103を供給することができる。そのため,本例の熱風発生バーナ1においては,上記燃料101と燃焼させる排気ガス102の流量を調節することができ,上記排気ダクト5内における排気ガス102の流量の変動に拘わらず,安定して燃焼を行うことができる。
本例においても,その他は,上記実施例1と同様であり,上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0046】
(実施例4)
本例は,図9に示すごとく,燃焼筒4内に配設された熱風発生バーナ1が上記熱風循環炉72に接続された熱風ダクト721内に配設してあり,上記燃焼筒4に上記流量調節ファン8を接続した例である。また,本例では,上記熱風ダクト721に上記マイクロガスタービン6の排気ダクト5が接続してある。
本例の熱風ダクト721内においては,上記還流ファン723によって上記熱風循環炉72から送風された雰囲気ガス106は,上記排気ダクト5から流れる排気ガス102と混合されて混合気107となる。
【0047】
そして,上記流量調節ファン8によって,上記混合気107の一部を吸い込むと共にこれを上記流量調節空気103として上記燃焼筒4に供給し,上記第1空気孔311から噴出させて上記燃料101と共に燃焼して火炎を形成する。また,上記燃焼筒4と熱風ダクト721との間のバイパス通路52を通過する混合気107の一部が,上記燃焼筒4における第2空気孔411から上記火炎に供給される。その後,上記燃焼による燃焼ガス104と上記バイパス通路52を流れる残りの混合気107とが混合されて,上記熱風ダクト721内に熱風105を発生させることができる。
【0048】
本例の熱風発生バーナ1においても,上記流量調節ファン8により,上記排気ガス102の流量変動による影響を緩和して,安定して燃焼を行うことができる。本例においても,その他は,上記実施例2と同様であり,上記実施例2と同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,排気ダクト内に配設して熱風乾燥炉内を加熱する熱風発生バーナを示す説明図。
【図2】実施例1における,熱風発生バーナを示す断面説明図。
【図3】実施例1における,熱風発生バーナを示す斜視図。
【図4】実施例2における,熱風ダクト内に配設して熱風循環炉内を加熱する熱風発生バーナを示す説明図。
【図5】実施例2における,燃焼筒内に配設した熱風発生バーナを示す断面説明図。
【図6】実施例2における,燃焼筒内に配設した熱風発生バーナを示す斜視図。
【図7】実施例2における,鍔部を形成した燃焼筒内に配設した熱風発生バーナを示す斜視図。
【図8】実施例3における,流量調節ファンを用いて熱風乾燥炉内を加熱する熱風発生バーナを示す説明図。
【図9】実施例4における,流量調節ファンを用いて熱風循環炉内を加熱する熱風発生バーナを示す説明図。
【符号の説明】
1...熱風発生バーナ,
101...燃料,
102...排気ガス,
103...流量調節空気,
104...燃焼ガス,
105...熱風,
106...雰囲気ガス,
107...混合気,
2...燃料噴出ヘッダー,
211...燃料噴出孔,
3...空気噴出筒,
31...空気噴出プレート,
311...第1空気孔,
32...サイドプレート,
321...第2空気孔,
4...燃焼筒,
41...側部,
411...第2空気孔,
5...排気ダクト,
6...マイクロガスタービン,
71...熱風乾燥炉,
72...熱風循環炉,
721...熱風ダクト,
722...還流ダクト,
723...還流ファン,
8...流量調節ファン,

Claims (4)

  1. 酸素残存空気が流れるダクト内に配設し,燃料と上記酸素残存空気の一部とを燃焼させて,該燃焼により生じた燃焼ガスを上記酸素残存空気と混合して熱風を発生させるよう構成してなる熱風発生バーナにおいて,
    該熱風発生バーナは,長手方向に向けて複数の燃料噴出孔を形成してなる燃料噴出ヘッダーと,該燃料噴出ヘッダーの下流側に配設した空気噴出筒とを有しており,
    上記空気噴出筒は,上記燃料噴出ヘッダーの長手方向に直交する両側にそれぞれ下流側に向けて拡大傾斜して配設した一対の空気噴出プレートと,該一対の空気噴出プレートにおける長手方向の端部同士をそれぞれ結合する一対のサイドプレートとからなり,
    上記一対の空気噴出プレートには,上記酸素残存空気の一部を上記空気噴出筒の内周側に噴出させるための複数の第1空気孔をそれぞれ形成し,また,上記一対のサイドプレートにも,上記酸素残存空気の一部を上記空気噴出筒の内周側に噴出させるための複数の第2空気孔をそれぞれ形成したことを特徴とする熱風発生バーナ。
  2. 請求項1において,上記複数の第2空気孔は,上記サイドプレートの最大幅の7〜25%の幅の範囲内において,該サイドプレートの中心軸の両側に形成したことを特徴とする熱風発生バーナ。
  3. ダクト気流が流れるダクト内に配設し,燃料と酸素残存空気とを燃焼させて,該燃焼により生じた燃焼ガスを上記ダクト内に排出して,上記燃焼ガスと上記ダクト気流とを混合して熱風を発生させるよう構成してなる熱風発生バーナにおいて,
    該熱風発生バーナは,長手方向に向けて複数の燃料噴出孔を形成してなる燃料噴出ヘッダーと,該燃料噴出ヘッダーの下流側における上記長手方向に直交する両側にそれぞれ下流側に向けて拡大傾斜して配設した一対の空気噴出プレートとを有していると共に,上記酸素残存空気が流れる燃焼筒内に配設してあり,
    上記一対の空気噴出プレートには,上記酸素残存空気の一部を該空気噴出プレートの内周側に噴出させるための複数の第1空気孔をそれぞれ形成し,また,上記燃焼筒における上記長手方向に位置する両側部には,上記ダクト気流の一部を上記空気噴出プレートの内周側に噴出させるための複数の第2空気孔をそれぞれ形成したことを特徴とする熱風発生バーナ。
  4. 請求項3において,上記複数の第2空気孔は,上記燃焼筒における側部の最大幅の7〜25%の幅の範囲内において,該側部の中心軸の両側に形成したことを特徴とする熱風発生バーナ。
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JP2012067953A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Asahi Breweries Ltd バーナ
JP2017033869A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 東京瓦斯株式会社 燃焼器及び燃料電池モジュール

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