JP2004284665A - Ice stored type drink spouting apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓄氷式ビール注出装置等の蓄氷式飲料注出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この主の蓄氷式飲料注出装置としては、例えば、下記特許文献1に開示されたものがある。この飲料注出装置は、水槽内に冷凍機の蒸発コイル、飲料冷却コイル及び攪拌機を配設し、冷凍機の駆動による蒸発コイルに着氷する氷の蓄熱を利用して、水槽内の冷却水を低温に維持し、かつ攪拌機の駆動により水槽内の冷却水を攪拌して飲料冷却コイル内の飲料を冷却するようになっている。ここで、当該蓄氷式飲料注出装置では、攪拌機による消費電力を節減するため、飲料販売時には当該攪拌機を通常速度で駆動し、飲料販売時を除いては、攪拌機の通常速度での駆動及びその停止を周期的に繰り替えし或いは当該攪拌機の低速駆動をするようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−8118号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記蓄氷式飲料注出装置では、飲料の販売の際、飲料冷却コイル内の冷却飲料が注出されると、これに伴い、飲料供給源内の飲料が新たに飲料冷却コイル内に供給される。
【0005】
しかし、このように飲料冷却コイル内に供給される新たな飲料は、未だ冷却されていない。このため、当然のことながら、当該新たな飲料の温度は、飲料冷却コイル内で冷却済みの飲料の温度に比べて、高い。
【0006】
一方、上述のように、攪拌機の通常速度での駆動を飲料販売時に限ると、当該攪拌機は、飲料販売終了とともに、通常速度での駆動及びその停止の繰り替えし或いは低速駆動の状態におかれるため、攪拌機による冷却水に対する攪拌作用が不十分となる。
【0007】
これでは、上述のように飲料冷却コイル内に供給される新たな飲料を適正に冷却することができず、次の販売の際に、飲料を冷却不足のままで飲料冷却コイルから注出してしまうという不具合が発生する。
【0008】
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、消費電力の節減を確保しつつ、飲料の注出の際に当該飲料の温度を適正に維持するようにした蓄氷式飲料注出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決にあたり、本発明に係る蓄氷式飲料注出装置は、請求項1の記載によれば、飲料を蓄える飲料供給源(T、G、100、210)と、冷却水(W)を蓄える冷却水槽(30)と、圧縮手段(81)及び冷却水槽内に設けた蒸発手段(82)を有し、電源からの給電に基づく圧縮手段の駆動により冷媒を蒸発手段を通し循環させて当該蒸発手段によりその表面に氷を着氷させるように上記冷却水を冷却する冷凍手段(80)と、電源からの給電に基づき上記冷却水を冷却水槽内にて攪拌する攪拌手段(90、91、92)と、冷却水槽の冷却水内に設けた飲料冷却管(40a)を有し、飲料供給源から供給される飲料を飲料冷却管を通し注出手段に導く飲料管回路(40)と、この飲料管回路からの飲料を注出する注出手段(50、60、72)と、上記氷の蓄熱を利用して上記冷却水の冷却状態を維持するように当該氷を所定厚さに着氷させるべく圧縮手段の駆動を制御する着氷制御手段(120、300〜320)と、注出手段による上記飲料の注出に併せて上記冷却水を攪拌すべく攪拌手段を通常速度にて駆動するように制御する攪拌制御手段(150、222)とを備える。
【0010】
そして、当該蓄氷式飲料注出装置において、攪拌制御手段は、注出手段による上記飲料の注出終了後当該飲料の再度の注出なく所定時間経過するときには、当該所定時間の経過まで攪拌手段を上記通常速度にて駆動するように制御し、上記所定時間の経過時には、前記攪拌手段を上記通常速度よりも低い速度にて駆動するように切り替え制御することを特徴とする。
【0011】
これによれば、注出手段による飲料の注出終了後当該飲料の再度の注出なく上記所定時間が経過するときには、攪拌手段は当該所定時間の経過まで上記通常速度にて駆動する。このため、上記飲料の注出後も冷却水槽内の冷却水は攪拌手段により十分に攪拌される。従って、飲料の注出に伴い飲料供給源から新たに飲料管回路の飲料冷却管内に供給される飲料は、飲料冷却管内での冷却済みの飲料の温度に比べて高いものの、当該飲料冷却管内の新たな飲料は、飲料の注出時と同様に、高熱貫流率でもって冷却されて、適正な温度に冷却され得る。
【0012】
また、注出手段による上記飲料の注出終了後当該飲料の再度の注出なく所定時間経過したときには、攪拌手段の駆動は上記通常速度よりも低い速度に切り替えられる。このため、攪拌手段による消費電力の節減が確保される。
【0013】
以上より、消費電力の節減を確保しつつ、飲料の注出の際に当該飲料の温度を適正に維持し得る。また、飲料の注出を行わない場合には、攪拌手段の駆動は上記通常速度よりも低い速度に維持されるので、蒸発手段に着氷する氷が上記所定厚さよりも薄くなり難くなる。このため、圧縮手段の停止時間も長くなるので、当該圧縮手段の消費電力をも節減し得る。
【0014】
なお、上記氷が上記所定厚さよりも薄くなったことを着氷検出手段(120)が検出したとき圧縮手段を駆動し、着氷検出手段が上記氷が上記所定厚さになったことを検出したとき、圧縮手段の駆動を停止するように、着氷制御手段において圧縮手段の駆動を制御することで、圧縮手段での消費電力の節減をより一層確実にし得る。
【0015】
また、本発明は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載の蓄氷式飲料注出装置において、上記所定時間は、飲料冷却管内に飲料供給源から上記注出の開始に伴い新たに供給される飲料の温度を飲み頃の温度に低下させる付加攪拌時間である。
【0016】
また、攪拌制御手段は、
注出手段による上記飲料の注出終了後の経過時間を計時する計時手段(140、232)と、この計時手段の計時開始後の注出手段による上記飲料の再度の注出の有無を判定する注出判定手段(250)と、計時手段の計時時間が上記付加攪拌時間に達するまでに注出判定手段による上記飲料の再度の注出なしとの判定があったときには、上記付加攪拌時間の経過時に攪拌手段を上記通常速度よりも低い速度にて駆動するように切り替え制御する切り替え制御手段(150、241)とを備えて、
計時手段の計時時間が上記付加攪拌時間に達する前に注出判定手段による上記飲料の再度の注出ありとの判定があったときには、攪拌手段を、上記通常速度の駆動を維持するように制御するようにしたことを特徴とする。
【0017】
このように、上記所定時間を、飲料冷却管内に飲料供給源から上記注出の開始に伴い新たに供給される飲料の温度を飲み頃の温度に低下させる付加攪拌時間とすることを前提に、上述のように、計時手段の計時時間に基づく注出判定手段の判定及び切り替え制御手段による切り替え制御を行えば、飲料の注出の際に当該飲料の温度を飲み頃な温度に維持しつつ、消費電力の節減を確保し得る。
【0018】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用される蓄氷式ビール自動注出装置の一例を示している。このビール自動注出装置は、装置本体Bと、ガスボンベGと、ビール樽Tとにより構成されている。装置本体Bは、図1にて示すごとく、設置面L上に設置した下側ハウシング10と、この下側ハウシング10上に載置固定した上側ハウシング20とを備えている。
【0020】
装置本体Bは、図1及び図2にて示すごとく、冷却水Wを蓄える冷却水槽30及び飲料管回路40を備えており、冷却水槽30は、上側ハウシング20内にてその周壁に支持されている。
【0021】
また、飲料管回路40は、図1及び図2から分かるように、コイル状飲料冷却管40aと、飲料導入管40bと、飲料圧送管40cとを備えている。飲料冷却管40aは、冷却水槽30内にて立設して冷却水W内に浸されており、この飲料冷却管40aは、その流入端部にて、冷却水W及び冷却水槽30の蓋31の開口(図示しない)から上方へ延出して、飲料導入管40bの流出端部に接続されている。また、当該飲料冷却管40aは、その流出端部42にて注出コック50に接続されている。なお、飲料冷却管40aはステンレス管で形成されている。
【0022】
飲料導入管40bは、飲料冷却管40aと同様の材料で形成されており、この飲料導入管40bの流入端部は上側ハウシング20の後壁21下部を通り外部に突出している。飲料圧送管40cは、その流出端部にて、飲料導入管40bとその流入端部にて接続されて連通しており、この飲料圧送管40cは、後述するビール樽Tからのビールを飲料導入管40bに圧送する。なお、当該飲料圧送管40cはゴム管で形成されている。
【0023】
注出コック50は、コック本体50aと、このコック本体50aの上部に図1にて図示左右方向に傾動可能に連結した柱状傾動レバー50bとを備えており、コック本体50aは、その流入筒51にて、上側ハウシング20の前壁22上下方向中間部位に外方からブラケット52を介し嵌着されて、冷却水槽30の周壁の一部を通り当該冷却水槽30内にて、飲料冷却管40aの流出端部42とキャップ53を介し同軸的に接続されて当該飲料冷却管40aと連通している。
【0024】
また、コック本体50aは、切替弁機構部(図示しない)を内蔵しており、このコック本体50aは、傾動レバー50bの図1にて図示中立位置から右方への傾動(以下、泡注出傾動ともいう)に伴い、上記切替弁機構部を、その内部にてビールから気泡を形成するように切り替えて、飲料冷却管40aから流入筒51を通り流入するビールを気泡にして低流速にて泡注出ノズル54から注出する。
【0025】
また、コック本体50aは、傾動レバー50bの図1にて図示中立位置から左方への傾動(以下、液注出傾動ともいう)に伴い、上記切替弁機構部を液注出するように切り替えて、飲料冷却管40aから流入筒51を通り流入するビールを液状のまま液注出ノズル55から注出する。なお、コック本体50aは、傾動レバー50bの図1にて図示中立位置にて、上記切替弁機構部を非切替状態にして泡注出ノズル54及び液注出ノズル55を流入筒51から遮断する。このことは、注出コック50が泡注出ノズル54及び液注出ノズル55を閉じること、即ち、当該注出コック50が閉じることを意味する。
【0026】
装置本体Bは、図1にて示すごとく、コック駆動ユニット60を備えており、このコック駆動ユニット60は、注出モータ61の回転をギアボックス62により減速してピニオン63に伝達し、このピニオン63によりラック64を図1にて図示左右方向に台座65に沿い移動させて傾動レバー50bを左右方向に傾動させるようになっている。
【0027】
本実施形態では、台座65は、ケーシング66内にてその底壁上に固定されている。ラック64の連結穴部64a内には、注出コック50の傾動レバー50bが、左右方向に傾動可能に台座65の底壁開口部65aを通り嵌装されている。ギアボックス62はケーシング66内にてその側壁に設けられており、このギアボックス62は、複数のスパーギアからなるギア列を内蔵して構成されている。ピニオン63は、ギアボックス62内の出力段スパーギアに同軸的に支持されている。
【0028】
注出モータ61は、ギアボックス62の側壁に支持されており、この注出モータ61は、直流電動機で構成されて、その出力軸にて、ギアボックス62内の入力段スパーギアに同軸的に支持されている。なお、注出モータ61の正転は、ラック64の図1にて図示右動(傾動レバー50bの右方向への傾動)に対応し、注出モータ61の逆転は、ラック64の図1にて図示左動(傾動レバー50bの左方向への傾動)に対応する。
【0029】
操作パネル70は、図1にて示すごとく、コック駆動ユニット60のケーシング66の前壁に設けられており、この操作パネル70は、図2にて示すごとく、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71及び自動注出ボタンスイッチ72等を備えており、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71は、その押動切替操作により、営業或いは洗浄に切り替えられる。また、自動注出ボタンスイッチ72は、押動型自己復帰式の常開スイッチであって、その押動によりオンし、当該押動の解除によりオフする。
【0030】
また、操作パネル70は、営業ランプ73を備えており、営業ランプ73は、その点灯により、ビールの自動注出可能状態(営業状態)を表す。
【0031】
冷凍装置80は、図1にて示すごとく、蒸発器82を除き、下側ハウジング10に内蔵されており、この冷凍装置80は、コンプレッサ(図示しない)の駆動により冷媒を凝縮器(図示しない)、膨張弁(図示しない)及び蒸発器82を循環させることで、蒸発器82に冷却機能を発揮させるようになっている。
【0032】
ここで、蒸発器82は、図1にて示すごとく、蒸発管をコイル状に形成して構成されており、この蒸発器82は、冷却水槽30内にて、飲料冷却管40aを外方から包囲するように収容支持されている。これにより、蒸発器82は、冷却水槽30内の冷却水Wを冷却する。この冷却水Wは、飲料冷却管40a内のビールを冷却する役割を果たす。なお、蒸発器82は、上側ハウシング20の底壁及び下側ハウシング10の上壁を通して、冷凍装置80の膨張弁及びコンプレッサとの間に配管により接続されている。
【0033】
攪拌装置90は、図1にて示すごとく、攪拌モータ91と、攪拌プロペラ92とを備えている。攪拌モータ91は、冷却水槽30の蓋31上に固定されており、当該攪拌モータ91の出力軸は、蓋31の貫通孔(図示しない)を通り回転可能に垂下している。また、当該攪拌モータ91としては、例えば、コンデンサモータが採用されている。
【0034】
攪拌プロペラ92は、そのプロペラ軸92aにて、攪拌モータ91の出力軸に同軸的に連結されて、飲料冷却管40a内の冷却水W内に支持されている。これにより、攪拌プロペラ92は、プロペラ軸92aを介し、攪拌モータ91により駆動されて、冷却水槽30内の冷却水Wを飲料冷却管40aの内側から攪拌する。なお、プロペラ軸92aは、攪拌モータ91の出力軸から飲料冷却管40a内の冷却水W内に垂下している。
【0035】
電磁開閉弁100は、ガス導入管101の中間部位に介装されており、この電磁開閉弁100は、その開弁により、ガスボンベGから後述のように調圧弁G2を通してガスホースG3内に圧送される高圧の炭酸ガスをガス導入管101内に導入してガスホースT1を通しビール樽T内に供給する。この供給は、電磁開閉弁100の閉弁により遮断される。なお、ガス導入管101は、その導入端部101aにて、上側ハウシング20の後壁21の中間部位を通り延出しガスホースG3と接続されており、当該ガス導入管101の導出端部101bは、ガスホースG3の下側に位置して、上側ハウシング20の後壁21の中間部位を通り延出しガスホースT1に接続されている。
【0036】
ガスボンベGは、高圧の炭酸ガスを封入してなるもので、このガスボンベGは、コックG1の開操作により、上記炭酸ガスを調圧弁G2を通してガスホースG3内に圧送する。この圧送は、コックG1の閉操作により遮断される。なお、調圧弁G2は、ガスボンベGからの圧送炭酸ガスの圧力を所定の高圧に調整する。
【0037】
ビール樽Tは、その内部にビール(以下、ビールBrともいう)を蓄えてなるもので、このビール樽Tは、ハンドルコックT2の開操作に伴い、ガスホースT1内に圧送される炭酸ガスをサイフォン管T3の上部からビールBrの液面上に導入して当該ビールBrをサイフォン管T3及びハンドルコックT2を通して飲料圧送管40c内に圧送する。また、ガスホースT1からビール樽T内への炭酸ガスの圧送及びビール樽T内から飲料圧送管40c内へのビールの圧送は、ハンドルコックT2の閉操作でもって、遮断される。なお、図1にて、符号110aは、ジョッキー台を示し、符号110bは、受け皿を示す。
【0038】
制御ユニットEは、図1にて示すごとく、下側ハウシング10内に配設されており、この制御ユニットEは、図2にて示すごとく、マイクロコンピュータ130及びタイマ140を主たる構成素子として備えている。マイクロコンピュータ130は、図3にて示すフローチャートに従い、主制御プログラムを実行し、この実行中において、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71、自動注出ボタンスイッチ72の押動操作やタイマ140の計時出力に基づき各種の処理を行う。このマイクロコンピュータ130の処理に伴い、制御ユニットEは、営業ランプ73、注出モータ61、攪拌モータ91用インバータ150や電磁開閉弁100の駆動制御を行う。
【0039】
また、マイクロコンピュータ130は、図4にて示すフローチャートに従い、着氷センサ120の検出出力に基づき割り込み制御プログラムを実行し、この実行中において、コンプレッサモータ81の駆動停止処理をする。コンプレッサモータ81は、商用電源(図示しない)からの給電により駆動されて、上記コンプレッサを駆動する。このため、当該コンプレッサは、圧縮冷媒を吐出し、冷凍回路80は冷媒を循環させる。
【0040】
本実施形態では、制御ユニットEは、上記商用電源からの交流電力をインバータ回路(図示しない)により直流出力に変換して注出モータ61に出力する。当該モータ切替駆動回路は、マイクロコンピュータ130による切替制御を受けて注出モータ61を正転、逆転させるように上記交流電力を注出モータ61に印加し、また、注出モータ61を停止させるように上記交流電力を注出モータ61から遮断する。
【0041】
また、制御ユニットEは、上記商用電源から給電されて定電圧回路(図示しない)により定電圧を形成しマイクロコンピュータ130に印加して当該マイクロコンピュータを作動させる。なお、上記主制御プログラム及び割り込み制御プログラムは、マイクロコンピュータ130のROMに当該マイクロコンピュータにより読み出し可能に予め記憶されている。
【0042】
着氷センサ120は、図1にて示すごとく、冷却水槽30内の冷却水W内にて蒸発器82と飲料冷却管40aとの間に支持されており、この着氷センサ120は、蒸発器82の表面にアイスバンク82aとして着氷する氷(後述する)が所定厚さよりも薄くなったときこれを検出する。タイマ140は、マイクロコンピュータ130による制御を受けて、計時を開始する。インバータ150は、上記商用電源から交流電力を受けて、マイクロコンピュータ130による制御のもと、攪拌モータ91を駆動する。
【0043】
以上のように構成した本実施形態の作動につき説明する。制御ユニットEが上記商用電源から給電されている状態にあれば、マイクロコンピュータ130は、図3のフローチャートに従い、上記主制御プログラムを実行している。ここで、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71が操作パネル70の停止ボタンスイッチ(図示しない)の押動操作なく営業に切り替えられていなければ、マイクロコンピュータ130は、ステップ200にてNOとの判定を繰り返す。
【0044】
また、アイスバンク80aが上記所定厚さよりも薄くなることを着氷センサ120にて検出する毎に、マイクロコンピュータ130は、図4のフローチャートに従い、割り込み制御プログラムを割り込み実行する。しかして、ステップ300において、コンプレッサモータ81の駆動処理がなされると、当該コンプレッサモータ81は、圧縮冷媒を吐出する。
【0045】
このため、冷凍回路80は、冷媒を循環させ、蒸発器82は冷却水Wを冷却する。従って、蒸発器82に着氷するアイスバンク82aは所定厚さに向けて成長していく。その後、アイスバンク82aが所定厚さになったことで、着氷センサ120の出力に基づきステップ310においてYESと判定されると、ステップ320においてコンプレッサモータ81の停止処理がなされる。このため、上記コンプレッサが停止する。
【0046】
以上のような割り込み処理の繰り替えしでもって、アイスバンク82aは所定厚さに維持される。従って、冷却水槽30内の冷却水は、飲料冷却管40aを冷却するに十分な冷却状態となっている。
【0047】
現段階では、ビール樽T内にはビールBrが存在し、ビール樽TのハンドルコックT2は開状態にあり、ガスボンベGのコックG1も開状態にあるものとする。なお、電磁開閉弁100は閉弁状態にあり、攪拌装置90は停止しているものとする。
【0048】
このような状態で、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71がその押動操作により営業に切り替えられると、ステップ200における判定がYESとなり、ステップ210にて、営業ランプ73の点灯処理及び電磁開閉弁100の開弁処理がなされる。これに伴い、制御ユニットEは、営業ランプ73を点灯状態におく。これにより、当該ビール自動注出装置は、営業状態になる。
【0049】
このとき、制御ユニットEが電磁開閉弁100を開弁することで、ガスボンベG内の炭酸ガスは、調圧弁G1、ガスホースG3、ガス導入管101及びガスホースT1を通してビール樽T内にハンドルコックT2から圧送する。これに伴い、ビール樽T内のビールBrがサイフォン管T3、ハンドルコックT2、飲料圧送管40c及び飲料導入管40bを通して飲料冷却管40a内に圧送されて冷却水槽30内の冷却水及びアイスバンク82aで冷却される。なお、このように冷却されたビールは注出コック50内の切替弁機構部まで到達しているものとする。
【0050】
このような状態において自動注出ボタンスイッチ72が押動されることなくオフ状態に維持されていれば、ステップ220においてNOとの判定が繰り返えさられる。換言すれば、ステップ200でのYESとの判定、ステップ210の処理による営業ランプ73の点灯及び電磁開閉弁100の開弁並びに自動注出ボタンスイッチ72のオフに伴うステップ220におけるNOとの判定の繰り返し処理は、ビール自動注出可能状態を意味する。
【0051】
しかして、ジョッキーがジョッキ台110a上に置かれた状態において、自動注出ボタンスイッチ72がその押動によりオンされると、ステップ220においてYESと判定され、ステップ221において、注出コック50の液注出処理がなされ、ステップ222において、インバータ150による攪拌モータ91の通常駆動処理がなされ、ステップ223にてタイマ140がリセットスタート処理される。
【0052】
上述のように注出コック50の液注出処理がなされると、制御ユニットEの制御のもと、コック駆動ユニット60が、注出モータ61の逆転により、ギアボックス62、ピニオン63及びラック64を介し注出コック50の傾動レバー50bを左動させる。これに伴い、注出コック50は、その切替弁機構部の液注出への切り替えを行い、所定量Qoのビールを液状態にて液注出ノズル55から上記ジョッキー内に自動的に注出し始める(図5にて時間t=t1参照)。
【0053】
また、上述のように攪拌モータ91の通常駆動処理がなされると、インバータ150は、上記商用電源の電力に基づき攪拌モータ91を通常回転速度N1にて駆動する(図5にて時間t=t1参照)。このため、攪拌プロペラ92が攪拌モータ91による駆動のもと通常回転速度N1(例えば、2800r.p.m.〜3000r.p.m.)にて回転し、冷却水槽30内の冷却水Wを攪拌する。これに伴い、冷却水Wは、アイスバンク82aの表面に沿い流動しながら冷却水槽30内で十分に攪拌される。これにより、飲料冷却管40a内のビールが高熱貫流率で冷却される。従って、上記ジョッキーに注出されるビールは飲み頃の温度になる。
【0054】
また、上述のようにタイマ140がリセットスタート処理されると、当該タイマ140は、そのリセットに伴い計時を開始する。然る後、タイマ140の計時時間が所定の注出時間Δta(図5にてt=t2−t1参照)に達すると、ステップ230においてYESと判定される。ここで、注出時間Δtaは、注出コック50による液注出量(以下、液注出量Qともいう)が所定の注出量Qoに達する時間をいい、例えば、7秒〜9秒に相当する。
【0055】
なお、ステップ230でのYESとの判定に先立ち、制御ユニットEによる制御のもと、コック駆動ユニット60が、上述と同様に傾動レバー50bを右動させる。これに伴い、注出コック50は、その切替弁機構部の泡注出への切り替えを行い、ビールを泡状態にて泡注出ノズル54から上記ジョッキー内に自動的に所定量だけ注出する。
【0056】
ステップ230でのYESとの判定に伴い、ステップ231において、注出コック閉処理がなされる。これに伴い、制御ユニットEによる制御のもと、コック駆動ユニット60が、注出モータ61の正転により、ギアボックス62、ピニオン63及びラック64を介し傾動レバー50bをその中立位置まで右動させ、注出コック50は、その切替弁機構の切り替えを行い液注出ノズル55を泡注出ノズル54と共に閉じる。
【0057】
また、ステップ231での処理後、次のステップ232において、タイマ140のリセットスタート処理がなされる。これに伴い、タイマ140は、そのリセットのもと、計時を開始する。
【0058】
しかして、次のステップ240において、タイマ140の計時時間に基づき所定の付加攪拌時間Δtbの経過か否かが判定される。ここで、所定の付加攪拌時間Δtbは、ビールの注出に伴いビール樽Tから飲料冷却管40a内に新たに圧送されるビールの温度が、上記注出の終了後、適正な温度(例えば、6℃前後の飲み頃な温度)になるまで当該新たなビールを冷却するに要する時間(例えば、30分)に相当する。
【0059】
現段階では、タイマ140の計時時間が付加攪拌時間Δtbに達していないため、ステップ240での判定はNOとなる。然る後、ステップ250において、自動注出ボタン72のオンか否かが判定される。ここで、当該自動注出ボタン72がオンされていなければ、ステップ250での判定がNOとなる。以後、ステップ240での判定がYESとなるまで、両ステップ240、250を循環する処理が繰り返される。
【0060】
従って、この繰り替えし処理の間、攪拌装置90では、攪拌モータ91の通常回転速度N1による駆動が維持される。このため、上記注出終了後も、冷却水Wは、アイスバンク82aの表面に沿い流動しながら冷却水槽30内で攪拌されることで、飲料冷却管40a内の新たなビールが高熱貫流率で冷却される。
【0061】
然る後、ステップ250での判定がYESとなる前に、タイマ140の計時時間が付加攪拌時間Δtbに達すると、ステップ240での判定がYESとなる。この段階では、上記注出終了後付加攪拌時間Δtbの間の攪拌装置90による冷却水Wの攪拌作用でもって、飲料冷却管40a内の新たなるビールは飲み頃の温度になる。
【0062】
上述のようにステップ240でのYESとの判定後、ステップ241にて、インバータ150による攪拌モータ91の低速駆動処理がなされる。この処理に伴い、インバータ150は、上記商用電源の電力に基づき攪拌モータ91を低回転速度N2にて駆動する(図5にてt=t3参照)。このため、攪拌プロペラ92が攪拌モータ91による駆動のもと低回転速度N2にて回転し、冷却水槽30内の冷却水Wを攪拌する。これに伴い、冷却水Wは、アイスバンク82aの表面に沿い流動しながら冷却水槽30内で攪拌される。これにより、飲料冷却管40a内のビールの冷却を維持して当該ビールの飲み頃な温度を確保しつつ、攪拌装置90の攪拌モータ91による消費電力の節減を確保し得る。
【0063】
また、このような状態で自動注出ボタンスイッチ72がオンされなければ、攪拌モータ91の回転速度は低回転速度N2に維持されるので、蒸発器82に着氷したアイスバンク82aは上記所定厚さよりも薄くなり難くなる。このため、コンプレッサモータ81の停止時間も長くなるので、当該コンプレッサモータ81の消費電力をも節減し得る。
【0064】
但し、上述した低回転速度N2は、通常回転速度N1よりも低い回転速度であって、飲料冷却管40a内のビールの温度を付加攪拌時間Δtbの経過時の温度(飲み頃な温度)に維持するように攪拌プロペラ92により冷却水Wを攪拌する回転速度である。なお、その後、自動注出スイッチ72がオンされなければ、ステップ260でのNOとの判定が繰り返され、攪拌モータ91の低速駆動処理が維持される。
【0065】
このような状態において、自動注出ボタンスイッチ72がオンされると、ステップ260での判定がYESとなり、ステップ221での液注出処理、ステップ222での攪拌モータ通常駆動処理及びステップ223でのタイマリセットスタート処理が行われる(図5にてt=t4参照)。このため、上述と同様にして、注出コック50によるビールの注出及び攪拌モータ91の通常回転速度N1での駆動による攪拌プロペラ92による冷却水Wの攪拌がなされる。従って、攪拌モータ91は、低速駆動処理されていても、自動注出ボタンスイッチ72のオンにより、通常速度駆動処理に切り替えられるので、ビールの注出時に必要な高熱貫流率が上述と同様に確保され得る。
【0066】
上記タイマリセットスタート処理に伴いタイマ140のリセットによる計時が開始された後、タイマ140の計時時間が注出時間Δta(図5にてt=t5参照)に達すると、ステップ230でのYESとの判定のもと、ステップ231での注出コック閉処理及びステップ232でのタイマ140のリセットスタート処理が上述と同様になされる。このため、注出コック50の液注出ノズル55及び泡注出ノズル54の閉成並びにタイマ140のリセットによる計時が上述と同様になされる。このとき、攪拌装置90では、上述と同様に、攪拌モータ91の通常駆動がそのまま維持されている。
【0067】
このような状態において、付加攪拌時間Δtbが経過する前に自動注出ボタンスイッチ72がオンされると、ステップ240でのNOとの判定後ステップ250においてYESと判定される。このため、ステップ221での液注出処理、ステップ222での攪拌モータ通常駆動処理及びステップ223でのタイマリセットスタート処理が行われる(図5にてt=t6参照)。
【0068】
従って、攪拌モータ91の通常回転速度N1での駆動による攪拌プロペラ92による冷却水Wの攪拌のもと、注出コック50によるビールの注出及びタイマ140のリセットによる計時が上述と同様になされる。ついで、上述と同様に、ステップ230でのYESとの判定に伴い、ステップ231及びステップ232での各処理が上述と同様になされた後、ステップ250でのYESとの判定なくしてステップ240での判定がYES(図5にてt=t8参照)になると、自動注出ボタン72のオンがなければ、ステップ241での攪拌モータ低速駆動処理がそのまま維持される。
【0069】
なお、本発明の実施にあたり、上記実施形態に限ることなく、以下のような種々の変形例が挙げられる。
(1)ハンドルコックT2及び飲料管回路40の飲料圧送管40cは、装置本体Bではなく、ビール樽Tの付属部材としてもよい。
(2)ビールを貯蔵するビール樽Tに限ることなく、発泡飲料を貯蔵する発泡飲料樽をビール樽に代えて用いて、当該発泡飲料を上記実施形態と同様に装置本体Bに圧送するようにしてもよい。また、ビール樽や発泡飲料樽に限ることなく、ビールや発泡飲料を貯蔵する容器等の発泡飲料供給源を採用してもよい。
(3)タイマ140は、マイクロコンピュータ130の外付け素子ではなく、当該マイクロコンピュータに内蔵のソフトタイマであってもよい。
(4)ビール樽TのハンドルコックT2を自動開閉弁で構成し、この自動開閉弁を電磁開閉弁100と同様に自動的に開閉制御するようにして、電磁開閉弁100を廃止してもよい。
(5)飲料冷却管40aは、コイル状のものに限ることなく、例えば、ジグザグ状に積層したものであってもよい。
(6)コック駆動ユニット60を廃止して、蓄氷式飲料注出装置を手動式としてもよい。
(7)着氷センサ120は、アイスバンク82aが所定厚さになったときをも、検出するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す部分破断側面図である。
【図2】上記実施形態の電気回路を示すブロック図である。
【図3】図2のマイクロコンピュータにより実行される主制御プログラムを示すフローチャートである。
【図4】図2のマイクロコンピュータにより実行される割り込み制御プログラムを示すフローチャートである。
【図5】注出コックの液注出量及び攪拌モータの回転速度の変化を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
G…ガスタンク、T…ビール樽、W…冷却水、30…冷却水槽、
40…飲料管回路、40a…飲料冷却管、50…注出コック、
60…コック駆動ユニット、72…自動注出ボタンスイッチ、
81…コンプレッサモータ、90…攪拌装置、100…電磁開閉弁、
120…着氷センサ、130…マイクロコンピュータ、140…タイマ、
150…インバータ。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to an ice storage type beverage dispensing device such as an ice storage type beer dispensing device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this main ice storage type beverage dispensing apparatus, for example, there is one disclosed in
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-8118
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the ice storage type beverage dispensing apparatus, when selling the beverage, when the cooled beverage in the beverage cooling coil is poured, the beverage in the beverage supply source is newly supplied into the beverage cooling coil. You.
[0005]
However, the fresh beverage thus supplied into the beverage cooling coil has not yet been cooled. Thus, of course, the temperature of the new beverage is higher than the temperature of the beverage already cooled in the beverage cooling coil.
[0006]
On the other hand, as described above, when the drive of the stirrer at the normal speed is limited to the time of selling the beverage, the stirrer is driven at the normal speed and the stop of the drive is repeated or the drive is stopped at the low speed at the end of the beverage sale. In addition, the effect of stirring the cooling water by the stirrer becomes insufficient.
[0007]
In this case, as described above, the new beverage supplied into the beverage cooling coil cannot be properly cooled, and the beverage is poured out of the beverage cooling coil with insufficient cooling at the next sale. The problem described above occurs.
[0008]
In view of the above, the present invention provides an ice storage type beverage dispensing system that maintains the temperature of the beverage properly at the time of dispensing the beverage, while saving power consumption. It is intended to provide a device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, an ice storage type beverage dispensing apparatus according to the present invention provides a beverage supply source (T, G, 100, 210) for storing beverages and cooling water (W) according to
[0010]
In the ice storage type beverage dispensing apparatus, when a predetermined time passes without re-dispensing the beverage after the completion of the dispensing of the beverage by the dispensing means, the stirring control means includes a stirring unit until the predetermined time elapses. Is controlled so as to be driven at the normal speed, and after the predetermined time has elapsed, switching control is performed so that the stirring means is driven at a speed lower than the normal speed.
[0011]
According to this, when the predetermined time elapses without the beverage being again poured out after the beverage is poured out by the pouring means, the stirring means is driven at the normal speed until the predetermined time elapses. Therefore, even after the beverage is poured, the cooling water in the cooling water tank is sufficiently stirred by the stirring means. Therefore, the beverage newly supplied from the beverage supply source into the beverage cooling pipe of the beverage pipe circuit in association with the discharge of the beverage is higher than the temperature of the cooled beverage in the beverage cooling pipe, but the beverage in the beverage cooling pipe is The fresh beverage can be cooled with a high heat transfer rate, just like when the beverage is being dispensed, and cooled to the proper temperature.
[0012]
In addition, when a predetermined time has elapsed after the end of the dispensing of the beverage by the dispensing unit without re-dispensing the beverage, the driving of the stirring unit is switched to a speed lower than the normal speed. For this reason, saving of power consumption by the stirring means is ensured.
[0013]
As described above, the temperature of the beverage can be appropriately maintained at the time of dispensing the beverage while saving power consumption. In addition, when the beverage is not poured, the driving of the stirring means is maintained at a lower speed than the above-mentioned normal speed, so that the ice deposited on the evaporating means hardly becomes thinner than the predetermined thickness. For this reason, since the stop time of the compression unit becomes longer, the power consumption of the compression unit can also be reduced.
[0014]
When the icing detection means (120) detects that the ice has become thinner than the predetermined thickness, the icing detection means (120) drives the compression means to detect that the ice has reached the predetermined thickness. Then, by controlling the driving of the compression means in the icing control means so as to stop the driving of the compression means, the power consumption of the compression means can be more reliably reduced.
[0015]
According to a second aspect of the present invention, in the ice storage type beverage dispensing apparatus according to the first aspect, the predetermined time is accompanied by the start of the dispensing from the beverage supply source into the beverage cooling pipe. This is the additional stirring time for lowering the temperature of the newly supplied beverage to the temperature at which the beverage is easily consumed.
[0016]
Further, the stirring control means,
Time counting means (140, 232) for counting the elapsed time after the end of the dispensing of the beverage by the dispensing means, and judging whether or not the beverage has been dispensed again by the dispensing means after the timing of the timer is started. When the pour determination unit (250) and the pour determination unit determine that the beverage is not to be poured again before the time counted by the timer unit reaches the additional stirring time, the additional stirring time elapses. Switching control means (150, 241) for switching control so that the stirring means is sometimes driven at a lower speed than the normal speed,
When the spouting judging unit judges that the beverage is to be poured again before the time counted by the time counting unit reaches the additional stirring time, the stirring unit is controlled to maintain the drive at the normal speed. It is characterized by doing so.
[0017]
Thus, on the assumption that the predetermined time is an additional stirring time for lowering the temperature of the newly supplied beverage to a temperature suitable for drinking with the start of the pouring from the beverage supply source into the beverage cooling pipe, As described above, if the determination of the pour determination unit based on the clocking time of the timer unit and the switching control by the switching control unit are performed, while the beverage is being poured, the temperature of the beverage is maintained at a comfortable temperature, Power consumption can be saved.
[0018]
In addition, the code | symbol in the parenthesis of each said means shows the correspondence with the concrete means described in embodiment mentioned later.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows an example of an ice storage type beer automatic dispensing apparatus to which the present invention is applied. This automatic beer dispensing apparatus includes an apparatus main body B, a gas cylinder G, and a beer barrel T. As shown in FIG. 1, the apparatus main body B includes a
[0020]
As shown in FIGS. 1 and 2, the apparatus main body B includes a cooling
[0021]
1 and 2, the
[0022]
The
[0023]
The pouring
[0024]
The
[0025]
Also, the
[0026]
As shown in FIG. 1, the apparatus main body B includes a
[0027]
In the present embodiment, the
[0028]
The pouring
[0029]
As shown in FIG. 1, the
[0030]
Further, the
[0031]
As shown in FIG. 1, the refrigerating
[0032]
Here, as shown in FIG. 1, the
[0033]
As shown in FIG. 1, the stirring
[0034]
The stirring
[0035]
The electromagnetic on-off
[0036]
The gas cylinder G is filled with high-pressure carbon dioxide gas. The gas cylinder G sends the carbon dioxide gas into the gas hose G3 through the pressure regulating valve G2 by opening the cock G1. This pressure feeding is interrupted by the closing operation of the cock G1. The pressure regulating valve G2 regulates the pressure of the carbon dioxide gas fed from the gas cylinder G to a predetermined high pressure.
[0037]
The beer barrel T stores beer (hereinafter also referred to as beer Br) in the beer barrel T. The beer barrel T siphons carbon dioxide gas fed into the gas hose T1 with the opening operation of the handle cock T2. The beer Br is introduced from above the pipe T3 onto the liquid level of the beer Br, and the beer Br is pumped into the beverage pumping pipe 40c through the siphon pipe T3 and the handle cock T2. Further, the pressure feed of carbon dioxide from the gas hose T1 into the beer barrel T and the beer pressure feed from the beer barrel T into the beverage pumping tube 40c are shut off by closing the handle cock T2. In FIG. 1,
[0038]
The control unit E is disposed in the
[0039]
Further, the
[0040]
In the present embodiment, the control unit E converts the AC power from the commercial power supply into a DC output by an inverter circuit (not shown) and outputs the DC output to the pouring
[0041]
The control unit E is supplied with power from the commercial power supply, forms a constant voltage by a constant voltage circuit (not shown), and applies the constant voltage to the
[0042]
As shown in FIG. 1, the
[0043]
The operation of the present embodiment configured as described above will be described. If the control unit E is being supplied with power from the commercial power supply, the
[0044]
Also, each time the
[0045]
Therefore, the
[0046]
By repeating the above-described interrupt processing, the
[0047]
At this stage, it is assumed that the beer Br is present in the beer barrel T, the handle cock T2 of the beer barrel T is open, and the cock G1 of the gas cylinder G is also open. It is assumed that the electromagnetic on-off
[0048]
In such a state, when the sales / washing
[0049]
At this time, when the control unit E opens the electromagnetic on-off
[0050]
In such a state, if the automatic
[0051]
When the automatic
[0052]
When the liquid pouring process of the pouring
[0053]
When the normal driving process of the stirring
[0054]
Further, when the
[0055]
Prior to the determination of YES in
[0056]
Along with the determination of YES in
[0057]
After the process in
[0058]
Thus, in the
[0059]
At this stage, since the time measured by the
[0060]
Therefore, during this repetition processing, the stirring
[0061]
Thereafter, if the time measured by the
[0062]
After the determination of YES in
[0063]
Further, if the automatic
[0064]
However, the low rotation speed N2 described above is a rotation speed lower than the normal rotation speed N1, and maintains the temperature of the beer in the
[0065]
In such a state, when the automatic
[0066]
After the time counting by the reset of the
[0067]
In such a state, if the automatic pour
[0068]
Accordingly, under the stirring of the cooling water W by the stirring
[0069]
In carrying out the present invention, the following various modifications are possible without being limited to the above-described embodiment.
(1) The handle cock T2 and the beverage pressurizing pipe 40c of the
(2) Instead of using the beer barrel T for storing the beer, instead of using the beer barrel for storing the sparkling beverage, the sparkling beverage is pumped to the apparatus body B in the same manner as in the above embodiment. You may. Further, the invention is not limited to beer barrels and sparkling beverage barrels, and a sparkling beverage supply source such as a container for storing beer and sparkling beverages may be employed.
(3) The
(4) The handle cock T2 of the beer barrel T may be constituted by an automatic opening / closing valve, and the automatic opening / closing valve may be automatically opened / closed similarly to the electromagnetic opening /
(5) The
(6) The
(7) The
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially broken side view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing an electric circuit of the embodiment.
FIG. 3 is a flowchart showing a main control program executed by the microcomputer of FIG. 2;
FIG. 4 is a flowchart showing an interrupt control program executed by the microcomputer of FIG. 2;
FIG. 5 is a timing chart showing changes in a liquid discharge amount of a discharge cock and a rotation speed of a stirring motor.
[Explanation of symbols]
G: gas tank, T: beer barrel, W: cooling water, 30: cooling water tank,
40 ... beverage pipe circuit, 40a ... beverage cooling pipe, 50 ... pouring cock
60 ... cock drive unit, 72 ... automatic dispensing button switch,
81 ... Compressor motor, 90 ... Agitator, 100 ... Electromagnetic on-off valve,
120: icing sensor, 130: microcomputer, 140: timer,
150 ... Inverter.
Claims (2)
前記攪拌制御手段は、前記注出手段による前記飲料の注出終了後当該飲料の再度の注出なく所定時間経過するときには、当該所定時間の経過まで前記攪拌手段を前記通常速度にて駆動するように制御し、前記所定時間の経過時には、前記攪拌手段を前記通常速度よりも低い速度にて駆動するように切り替え制御することを特徴とする蓄氷式飲料注出装置。A beverage supply source for storing beverages, a cooling water tank for storing cooling water, a compression means and an evaporating means provided in the cooling water tank, wherein the evaporating means evaporates the refrigerant by driving the compression means based on power supply from a power supply. Refrigeration means for cooling the cooling water so that ice is iced on the surface by the evaporation means and circulated through the evaporating means, and stirring means for stirring the cooling water in the cooling water tank based on power supply from the power supply. A beverage pipe circuit having a beverage cooling pipe provided in the cooling water of the cooling water tank, and guiding a beverage supplied from the beverage supply source through the beverage cooling pipe to the pouring means; and a beverage pipe circuit. And controlling the driving of the compression means to cause the ice to reach a predetermined thickness so as to maintain the cooling state of the cooling water using the heat storage of the ice. Icing control means and the dispensing hand In 蓄氷 beverage dispensing apparatus and a stirring control means for controlling to drive at normal speed the stirring means so as to stir the coolant in accordance with the dispense of by the beverage,
The stirring control means drives the stirring means at the normal speed until the predetermined time elapses after a predetermined time elapses after the end of the dispensing of the beverage by the spouting means without re-dispensing the beverage. An ice storage type beverage dispensing device, wherein after the predetermined time has elapsed, the stirring means is switched to be driven at a speed lower than the normal speed.
前記攪拌制御手段は、
前記注出手段による前記飲料の注出終了後の経過時間を計時する計時手段と、この計時手段の計時開始後の前記注出手段による前記飲料の再度の注出の有無を判定する注出判定手段と、前記計時手段の計時時間が前記付加攪拌時間に達するまでに前記注出判定手段による前記飲料の再度の注出なしとの判定があったときには、前記付加攪拌時間の経過時に前記攪拌手段を前記通常速度よりも低い速度にて駆動するように切り替え制御する切り替え制御手段とを備えて、
前記計時手段の計時時間が前記付加攪拌時間に達する前に前記注出判定手段による前記飲料の再度の注出ありとの判定があったときには、前記攪拌手段を、前記通常速度の駆動を維持するように制御することを特徴とする請求項1に記載の蓄氷式飲料注出装置。The predetermined time is an additional stirring time for lowering the temperature of a newly supplied beverage to a temperature suitable for drinking with the start of the pouring from the beverage supply source into the beverage cooling pipe,
The stirring control means,
Timer means for measuring the elapsed time after the end of the dispensing of the beverage by the dispensing means, and dispensing determination for judging whether or not the beverage is dispensed again by the dispensing means after the start of timing of the timer means. Means, when it is determined by the dispensing determination means that there is no re-dispensing of the beverage before the time measured by the time measuring means reaches the additional stirring time, the stirring means when the additional stirring time has elapsed. Switching control means for performing switching control so as to drive at a speed lower than the normal speed,
When it is determined that the beverage is to be poured again before the time counted by the time counting means reaches the additional stirring time, the stirring means maintains the drive at the normal speed. The ice storage type beverage dispensing apparatus according to claim 1, wherein the control is performed in such a manner.
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