JP2004284546A - 船の省エネルギー装置 - Google Patents
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- Y02T70/00—Maritime or waterways transport
- Y02T70/10—Measures concerning design or construction of watercraft hulls
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Abstract
【課題】船舶の際に発生する水の抵抗を減少させ、船底と水の間に空気の層を造りその上を船舶することで推進力の向上や燃費の大幅削減できる装置に関するものである。
【解決手段】船首部分から水面へパイプ(3)を通し、エアーコンプレッサーやタービンなどの送風装置(2)によって船底に空気を送り込み、船底と水面の間に空気の層(5)を造りだすことを特徴とする。又、空気の層(5)が船底に均等に行き渡るように船底にエアー止め(4)を設け、船底を凹凸の形状にする事により空気の層(5)が船底に均等に行き渡りより効果的に解決できる。
【選択図】 図1
【解決手段】船首部分から水面へパイプ(3)を通し、エアーコンプレッサーやタービンなどの送風装置(2)によって船底に空気を送り込み、船底と水面の間に空気の層(5)を造りだすことを特徴とする。又、空気の層(5)が船底に均等に行き渡るように船底にエアー止め(4)を設け、船底を凹凸の形状にする事により空気の層(5)が船底に均等に行き渡りより効果的に解決できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、船底に空気の層(5)を造り、その上を船が走る事によって水の抵抗を減少させる船の省エネルギー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より船舶において水面上を進行するうえで進行方向の水の抵抗を低減させることが要請されている。
水面から船を空気によって離すことを特徴とするオーバークラフトや水との接触面積を極力抑える事で船と水との接触抵抗、造波抵抗を少なくして早く走る水中翼船などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常の船舶において水の抵抗のためにスピードも落ち、燃料も嵩んでいた。
そのうえ、オーバークラフトや水中翼船などの従来の装置においては専用の設備や形状が必用であり普通の船には適さず大型船にも適さなかった。
本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、構成を説明すると、
(イ)船首部分にパイプ(3)を貫通させて水面へ通す。
(ロ)コンプレッサーやタービンなどの送風装置(2)でパイプ(3)を通して船底へ空気を送り込む。
(ハ)船底に空気の層(5)を造る。
以上のように装置する。
【0005】
【発明の実施の形態】
船首部分に水面までのパイプ(3)を貫通させ、エアーコンプレッサーやタービンなどの送風装置(2)で空気を船底に送り込む。それによって水中に空気の泡(5)が発生する。その空気の泡(5)が船底部分に流れ、船底と水の間に空気の層(5)ができ、その泡(5)が船を浮かせる事により、船の水に対する抵抗を激減させることができる。
【0006】
また、動力船のエンジンから出る排気ガスを送り込むことにより、より効率よくコンプレッサーやタービンなどの送風装置(2)の動力なしで船底に空気の層(5)を造ることができる。更に送風装置の動力と併用させる事により、より効率よく空気の層を造りだすことができる
【0007】
船底に図2のようなエアー止め(4)を設け、泡が船底を流れる前に空気中に流れ出てしまうことを防ぐことによってより効果的に空気の層(5)を造ることができる。エアー止め(4)はサイド2箇所に設けるだけでなく船底にいくつか設ける事で泡が船底のサイドばかりに片寄ってしまわず船底に均等に行き渡せることができる。(図2)従来の船にも少しの改良で使用できるので船体全てを造り直す必要がなく、コストもかからない。
【0008】
又、船底の形状を図3のような形状にすることでより船底の凹部分に泡(5)が入り込み、空気が逃げにくくなる。
【0009】
【発明の効果】
以上のような構造によって、船底にできる空気の層によって船は空気の上を走る事になり船舶進行時における水の抵抗が激減し、船の推進力の向上が図れる。又、水の抵抗が減るために燃料の大幅な削減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造右側面図
【図2】本発明の実施形態断面図(実施例1)
【図3】本発明の実施形態断面図(実施例2)
【符号の説明】
1 船体
2 送風装置
3 パイプ
4 エアー止め
5 泡(空気の層)
【発明が属する技術分野】
本発明は、船底に空気の層(5)を造り、その上を船が走る事によって水の抵抗を減少させる船の省エネルギー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より船舶において水面上を進行するうえで進行方向の水の抵抗を低減させることが要請されている。
水面から船を空気によって離すことを特徴とするオーバークラフトや水との接触面積を極力抑える事で船と水との接触抵抗、造波抵抗を少なくして早く走る水中翼船などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常の船舶において水の抵抗のためにスピードも落ち、燃料も嵩んでいた。
そのうえ、オーバークラフトや水中翼船などの従来の装置においては専用の設備や形状が必用であり普通の船には適さず大型船にも適さなかった。
本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、構成を説明すると、
(イ)船首部分にパイプ(3)を貫通させて水面へ通す。
(ロ)コンプレッサーやタービンなどの送風装置(2)でパイプ(3)を通して船底へ空気を送り込む。
(ハ)船底に空気の層(5)を造る。
以上のように装置する。
【0005】
【発明の実施の形態】
船首部分に水面までのパイプ(3)を貫通させ、エアーコンプレッサーやタービンなどの送風装置(2)で空気を船底に送り込む。それによって水中に空気の泡(5)が発生する。その空気の泡(5)が船底部分に流れ、船底と水の間に空気の層(5)ができ、その泡(5)が船を浮かせる事により、船の水に対する抵抗を激減させることができる。
【0006】
また、動力船のエンジンから出る排気ガスを送り込むことにより、より効率よくコンプレッサーやタービンなどの送風装置(2)の動力なしで船底に空気の層(5)を造ることができる。更に送風装置の動力と併用させる事により、より効率よく空気の層を造りだすことができる
【0007】
船底に図2のようなエアー止め(4)を設け、泡が船底を流れる前に空気中に流れ出てしまうことを防ぐことによってより効果的に空気の層(5)を造ることができる。エアー止め(4)はサイド2箇所に設けるだけでなく船底にいくつか設ける事で泡が船底のサイドばかりに片寄ってしまわず船底に均等に行き渡せることができる。(図2)従来の船にも少しの改良で使用できるので船体全てを造り直す必要がなく、コストもかからない。
【0008】
又、船底の形状を図3のような形状にすることでより船底の凹部分に泡(5)が入り込み、空気が逃げにくくなる。
【0009】
【発明の効果】
以上のような構造によって、船底にできる空気の層によって船は空気の上を走る事になり船舶進行時における水の抵抗が激減し、船の推進力の向上が図れる。又、水の抵抗が減るために燃料の大幅な削減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造右側面図
【図2】本発明の実施形態断面図(実施例1)
【図3】本発明の実施形態断面図(実施例2)
【符号の説明】
1 船体
2 送風装置
3 パイプ
4 エアー止め
5 泡(空気の層)
Claims (3)
- 船首部分にパイプ(3)を通しそこにエアーコンプレッサーやタービンなどの送風装置(2)で船底に空気(5)を送り込み、船底と水の間に空気の層を造ることによって水の抵抗を減少させる船の省エネルギー装置
- 船底のサイド部分にエアー止め(4)を設けて船首部分から送られた空気(5)が船底の外に流れるのを防ぐことを特徴とする船の省エネルギー装置。
- 請求項2に記載した船底を図2のような形状にして船底に送られてくる空気の層(5)が外に流れるのを防ぐ事を特徴とする船の省エネルギー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003081835A JP2004284546A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 船の省エネルギー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003081835A JP2004284546A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 船の省エネルギー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004284546A true JP2004284546A (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=33295265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003081835A Pending JP2004284546A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 船の省エネルギー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004284546A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101078832B1 (ko) * | 2009-03-12 | 2011-11-02 | 박정규 | 선박구조 |
CN102897282A (zh) * | 2012-10-12 | 2013-01-30 | 华南理工大学 | 一种安装于船舶上用于降低航行阻力的装置 |
CN111959675A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-20 | 中国船舶科学研究中心 | 一种船舶顺流喷射气层减阻生成装置 |
-
2003
- 2003-03-25 JP JP2003081835A patent/JP2004284546A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101078832B1 (ko) * | 2009-03-12 | 2011-11-02 | 박정규 | 선박구조 |
CN102897282A (zh) * | 2012-10-12 | 2013-01-30 | 华南理工大学 | 一种安装于船舶上用于降低航行阻力的装置 |
CN111959675A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-20 | 中国船舶科学研究中心 | 一种船舶顺流喷射气层减阻生成装置 |
CN111959675B (zh) * | 2020-08-21 | 2021-05-04 | 中国船舶科学研究中心 | 一种船舶顺流喷射气层减阻生成装置 |
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