JP2004280817A - セカンダリーコミュニケーションポートを使用してデバッグ及びソフトウエア開発を行うべく形態特定可能なスマートカード - Google Patents
セカンダリーコミュニケーションポートを使用してデバッグ及びソフトウエア開発を行うべく形態特定可能なスマートカード Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 デュアルモードスマートカードのデバッグ及びソフトウエア開発を行う技術を提供する。
【解決手段】 スマートカードと共に使用する集積回路及び方法は、国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに基づくISOモードと非ISOプロトコルに基づく非ISOモードの両方において動作可能である。デュアルモード集積回路はマイクロプロセッサとスイッチングブロックとを包含している。外部インターフェースがスイッチングブロックへ接続しており且つ、ISOモードが検知される場合にISOモードで通信を行うべく動作可能なISOポート及び非ISOモードが検知される場合に非ISOモードで通信を行うべく動作可能な非ISOポートを包含している。ISOポートは、非ISOモードにおいてシリアルインターフェースを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を可能とさせるべく形態特定され且つ非ISOポートはISOモードにおいて非ISOポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を可能とすべく形態特定される。
【選択図】 図1
【解決手段】 スマートカードと共に使用する集積回路及び方法は、国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに基づくISOモードと非ISOプロトコルに基づく非ISOモードの両方において動作可能である。デュアルモード集積回路はマイクロプロセッサとスイッチングブロックとを包含している。外部インターフェースがスイッチングブロックへ接続しており且つ、ISOモードが検知される場合にISOモードで通信を行うべく動作可能なISOポート及び非ISOモードが検知される場合に非ISOモードで通信を行うべく動作可能な非ISOポートを包含している。ISOポートは、非ISOモードにおいてシリアルインターフェースを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を可能とさせるべく形態特定され且つ非ISOポートはISOモードにおいて非ISOポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を可能とすべく形態特定される。
【選択図】 図1
Description
本発明はスマートカードの分野に関するものであって、更に詳細には、コードをデバッグするか又はレジスタから変数又はデータを抽出するためにセカンダリーコミュニケーションポートを使用してデュアルモードスマートカードのデバッグ及びソフトウエア開発を行う技術に関するものである。
スマートカードは埋込型集積回路(IC)を具備するプラスチックカードである。そのICは、それと関連するメモリを具備する論理回路又はそれと関連するメモリ及びソフトウエアを具備するマイクロコントローラ、又はカスタム回路ブロック又はインターフェースへ結合されているそれと関連するメモリ及びソフトウエアを具備するマイクロコントローラとすることが可能である。
該ICの計算能力を使用するために、スマートカードは完全な組のパッケージング技術を利用する。例えば、ダイ寸法は1mm2から30mm2へ変化するが、スマートカードのプラスチック構造により課される機械的制限のために制限されている。該ICはリードフレームへ取付けられ且つワイヤボンディング技術を使用してICパッドをリードフレームコンタクトへ接続させる。製造期間中における化学的及び機械的ストレスに対してICを保護するためにポッティング及びその他の強化方法を使用することが可能であり且つスマートカードの毎日の使用の一部である。8個のコンタクトがカードの片側に位置されている。スマートカードはシリアルプロトコルを使用するスマートカード読取器と共にトランズアクションを実施する。スマートカード用の機械的及び電気的使用は、ISO7816−Xスタンダードとして国際標準化機構(ISO)により発表されており、それは単純で且つ大量生産された磁気ストライプカードをスマートカードに向かって展開することを可能としている。この当然の進化は、勿論、ICの複雑性に依存して、スマートカードが、例えば、PINコード、バイオメトリクス、ジャバスクリプトを使用してプリペード会計、暗号化体系、個人認証を実施することを可能としている。
ISO文書、ISO7816−1物理的特性、ISO7816−2寸法及びコンタクトの位置、ISO7816−3電気的信号及び通信プロトコル、ISO7816−4交換用の業界間コマンド、ISO7816−10電子的信号及び同期的カードに対するリセットに対しての解答を引用により本明細書に取込む。
動作について、スマートカード読取器は、スマートカードが関与する何等かのトランズアクションを実施する前に、読取器インフラストラクチャ又はホストコンピュータにより認識される。該インフラストラクチャは、スマートカードが関与するアプリケーションを稼動させる。スマートカードがスマートカード読取器へ情報を送るか又はその逆のいずれかであるスマートカードとスマートカード読取器との間の半二重プロトコルは、スマートカードが所定位置とされ且つスマートカード読取器により検知されるまで開始することは不可能である。該インフラストラクチャは、公衆電話におけるプリペードカードに対して、店舗販売時点情報管理(POS)ターミナル及び自動預金支払器(ATM)におけるバンクカードに対して、セットトップボックスにおける有料TVプロバイダーに対し、且つグローバル・システム・フォア・モーバイル(GSM)ターミナルにおいて使用される加入者識別モジュール(SIM)におけるワイヤレステレコムオペレータに対しての認証又はトランズアクションを管理する。SIMカードを除いて、その他の全てのスマートカード読取器適用例はスマートカードを検知するために物理的なセンサーを使用する。このセンサーは、いつスマートカードが所定位置にあるか、即ちいつスマートカードのリードフレームコンタクトがスマートカード読取器のコンタクトと係合するかをスマートカード読取器に告げる。
スマートカードが所定位置にあることをスマートカード読取器が確立すると、パワーアップシーケンスが開始する。このパワーアップシーケンスが終了した後に、スマートカード読取器は、典型的に、スマートカードへクロックを供給し且つリセット信号を解除する。次いで、スマートカードはその格納されているオペレーティングシステム(OS)を実行する。一方、SIMカードはパワーオフの状態で一度だけ所定位置とされ且つ常にその位置決めの後に使用される。
スマートカード技術に対する最初の適用例は公衆電話システムであった。スマートカードダイ寸法は、典型的に、1mm2未満であり、メモリと論理回路のみがIC内に集積化されていた。スマートカード読取器は異なるスマートカードの世代と適切にインターフェースするために8個のコンタクト全てを使用した。スマートカードが公衆電話に挿入されると、電話インフラストラクチャがそのスマートカードを認証し且つ該電話がスマートカードから「ユニット(unit)」を除去する。
銀行業界はその後スマートカードを採用した。ダイ寸法は約10mm2であり、マイクロコントローラ及びそれと関連するメモリ及びソフトウエアがIC内に集積化されていた。スマートカード読取器が異なるスマートカード世代と適切にインターフェースするために最大で6個のコンタクトを使用した。スマートカードがATM又はPOS(ポイント・オブ・セール)内に挿入されると、スマートカードユーザがPINコードで認証された。スマートカードは一週間毎にATMから受取った現金の残高又は最後の締め以後の購入の詳細等の異なる項目を格納することが可能であった。この情報に基づいて、PINが借主を認証するとその場所で許可を発行することが可能であった。このことは銀行へ電話すること無しに行われた。
スマートカードに対する別の適用例はGSM製造業者によって開発されている。SIMにおけるダイ寸法は約30mm2であり、且つマイクロコントローラ及びそれと関連するメモリ及びソフトウエアがIC内に集積化されている。SIM読取器はスマートカードと適切にインターフェースするために5個のコンタクトを使用している。より洗練されたスマートカード適用例はジャバアプレットを使用するGSMにおいて実施されている。
スマートカードに対する新たな市場が、パソコンからアクセスされるインターネットの成長と共に出現した。安全メッセージ、公開鍵基盤、認証及び電子決済は興味のある新たなスマートカードの分野である。スマートカードはeコマースを容易にするものとして作用する。他のソリューションと比較してスマートカードの1つの利点は、スマートカードPIN及び暗号鍵をそのメモリ内に格納することが可能であり且ついかなる取引においても通信されるべきスマートカードから離れることがないということである。
現在のところ、スマートカードはホストコンピュータへ接続されているスマートカード読取器内に挿入される。スマートカードとホストコンピュータとの間のトランズアクション即ち取引をサポートする上で2つのプロトコルが関与する。第一のプロトコルはISO−7816−3に準拠するものであり、それはスマートカードとスマートカード読取器との間のシリアルインターフェースに対して詳細な条件を提供する。該読取器は、第二の読取器を使用して、シリアルポート、パラレルポート、又はユニバーサルシリアルバス(USB)を介してコンピュータへ接続される。スマートカード読取器は、電子回路及び第一プロトコルを使用するスマートカードと第二プロトコルを使用するホストコンピュータとの間の通信を可能とさせる埋込型ソフトウエアを包含している。ホストコンピュータはスマートカード読取器をサポートするための適宜のドライバでロードされる。
多数の組がPC環境においてスマートカードの使用を開始している。これらの適用例において使用されるダイ寸法は5mm2から30mm2の範囲であり、且つマイクロコントローラ及びそれと関連するメモリ及びソフトウエアが、典型的に、暗号制御器と共にIC内に集積化される。時折、バイオセンサーが集積化される。スマートカード読取器は、これらの適用例においてスマートカードと適切にインターフェースするために少なくとも5個のコンタクトを使用する。
1990年代後期以来、ユニバーサルシリアルバス(USB)がしっかりと確立されたものとなり且つPC市場において広く受け入れられることとなった。USBはPC外部の装置に対しての「プラグアンドプレイ」の概念を拡張させるスタンダードインターフェースに対する必要性に応答して開発されたものである。PCケースを開くこと無しに又はPCからパワーを除去すること無しに外部ペリフェラル装置をユーザがインストールし且つ取り外すことを可能とさせている。USBは使用が容易であり且つ容易に拡張可能な低コストで高性能の半二重シリアルインターフェースを提供している。
USBは4本のワイヤを使用する。電源は2本のワイヤ(VBus及び接地)で担持され、且つデータは他の2本のワイヤ(D+,D−)で担持される。USBの最新版は、現在のところ、ユニバーサルシリアルバス仕様改定版2.0によって定義されており、それはそのUSB仕様を開発した会社群によって創立された非営利団体であるUSBインプリメンターズフォラム、インコーポレイテッドによって書かれており且つ制御されている。
特に、第5章USBデータフローモデル、第7章電気的レイヤー、第8章プロトコルレイヤー及び第9章ユニバーサルシリアルバス仕様のUSB装置フレームワークを引用により本明細書に取込む。USBの使用が益々広がるに連れ、スマートカード読取器製造業者等は、既存のシリアル及びパラレルインターフェースを完全なものとさせるために彼等の製品をホストコンピュータへ接続させるためのUSBインターフェースを開発することとなった。
例えば銀行業界等の幾つかの業界は数年の間スマートカード技術を使用しているが、インターネットユーザはスマートカード技術を利用するものではなかった。殆どのインターネット取引はPCから発生するものであり、且つPC製造業者からの努力にも拘わらず、PC業界は、ウエブ関連アプリケーションの特定の必要性を満足する費用効果的なスマートカード読取器を各PC上にインストールすることに失敗した。このプロセスを助けるために、「デュアルモード」スマートカードが開発された。
発明者がFruhauf et al.である米国特許第6,439,464号を引用によりその全体を本明細書に取込むが、それは、例えば国際標準化機構7816(ISO)プロトコルに基づくISOモード等の第一モード及びユニバーサルシリアルバス(USB)プロトコルに基づくUSBモードで動作するデュアルモードスマートカードICについて開示している。このデュアルICはスマートカードとして実現されており且つマイクロプロセッサと、スイッチングブロックと、外部インターフェースとを包含している。
電圧供給パッド、接地又は基準電圧パッド、第一モード用の第一組のパッド、USBモード用の第二組のパッドがインターフェースを形成している。第一組のパッドは、ISO7816プロトコルに基づいて、リセットパッドと、クロックパッドと、入力/出力パッドとを包含している。第二組のパッドは、好適には、USBプロトコルに基づいてD+パッドとD−パッドとを包含している。該ICは、更に、D+パッド及びD−パッドのうちの少なくとも1つへ接続されているUSBモード検知器を有するモードコンフィギュレーション(形態特定)回路を包含している。プルアップ抵抗が、好適には、D+パッド及びD−パッドのうちの1つへ接続し且つUSB電圧検知器が、好適には、電圧供給パッドへ接続する。ラッチング回路がスイッチングブロックとUSB検知器との間に接続されており、且つ制御レジスタが低コンフィギュレーションインジケータを格納するためにラッチング回路へ接続している。
デュアルモードICがUSBモードに形態特定される場合には、USB電圧の検証に基づいて第一組のパッドがディスエーブルされる。デュアルモードICがISOモードに形態特定される場合には、USBモード条件が検知されない後に第二組のパッドがディスエーブルされる。
上述したようなデュアルモードスマートカードであり且つISO7816又はUSBスタンダードをサポートするスマートカードは、現在、これらのコミュニケーションポートのうちの1つのみでユーザモードに形態特定される。USBポートがイネーブルされると、ISO7816ポートがディスエーブルされる。一方、ISO7816ポートがイネーブルされると、USBポートがディスエーブルされる。この機能性に対する主要な理由はセキュリティである。ハッカー又はソフトウエアパイレーツが埋め込まれているコードに関する何等かの情報及びデータをスマートカードから抽出することの機会を得ることを可能とすることは望ましいことではない。USB又はISO7816モードに対する動作モードのブロック及び/又はロックにおいて、モード検知の後ハードウエアは自動的に対応するモードへスイッチされる。このことは、デバッグ処理期間中に、又は埋め込まれているコードの開発期間中にカードが動作状態にある場合にセキュリティを与えるものであるが、デバッグ用コードをダウンロードするか又は変数又はレジスタに関するデータを抽出するためにセカンダリーコミュニケーションポートを使用することが有益的である。このことは現在のISO又はUSBスマートカードの場合には可能なことではない。
幾つかの従来のシステムではジョイントテストアクショングループ(JTAG)インターフェースポートを使用している。このソリューションは付加的なハードウエアサポートを必要とし、そのことはコスト高となる。より実現可能なソリューションは、JTAGインターフェースポート等の付加的なハードウエア無しで支配的にソフトウエアを使用することである。
本発明は、現在のISO又は例えばUSBスマートカード等の非ISOで変数又はレジスタに関するデータ抽出又は埋め込まれているコードのソフトウエア開発及びデバッグを行うことを可能とするシステム及び方法を提供することを目的とする。
本発明は、デュアルモードスマートカードにおける変数又はレジスタの情報を抽出するか又はコードをデバッグするために、例えば、セカンダリーコミュニケーションポート等の不活性なポートを使用する。従って、デバッグ用ポートがユーザモードとしてUSBモードにおいて動作するUSBスマートカード用に設けられており且つユーザモードとしてISOモードにおいて動作するISO/USBスマートカード用のデバッグ用ポートを提供する。デバッグポートはDILフォーマット上でサンプルをデバッグするためにのみアクセスすることが可能であるので、スマートカードのセキュリティが保証される。
本発明によれば、集積回路はスマートカードと共に使用して動作可能であり且つ国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに基づくISOモードと非ISOプロトコルに基づく非ISOモードの両方において動作可能である。この集積回路は、マイクロプロセッサと、該マイクロプロセッサへ接続されているスイッチングブロックとを包含している。外部インターフェースが該スイッチングブロックへ接続されており、且つISOモードが検知された場合にISOモードにおいて通信を行うために動作可能なISOポートと、非ISOモードが検知される場合に非ISOモードで通信を行うために動作可能な非ISOポートとを有している。該マイクロプロセッサ及びスイッチングブロックは、非ISOモードにおいてシリアルインターフェースを介してデバッグ及びソフトウエア開発を可能とさせ且つISOモードにおいて非ISOポートを介してデバッグ及びソフトウエア開発を可能とさせるべくISOポートをコンフィギュア即ち形態特定するために動作可能である。
本発明の1つの側面においては、非ISOモードはUSBモードを有している。モードコンフィギュレーション(形態特定)回路がスイッチングブロックへ接続されており且つ集積回路をISOモードか又は非ISOモードのうちの1つに形態特定する。モードコンフィギュレーション回路は、又、パワーオンリセット後に非ISOモードか又はISOモードかを検知すべく動作可能である。ISOポートは、シリアルインターフェースを有することが可能であり、それを介して、非ISOモードに形態特定される場合にデバッグが行われる。このシリアルインターフェースはI/Oコンタクトとすることが可能である。デバッグ及びソフトウエア開発が完了した後にデバッグ及びソフトウエア開発のために使用した非ISOポート又はISOポートのうちの1つを回路がディスエーブルさせることが可能である。
本発明の更に別の側面においては、デュアルモードスマートカードが、カード本体によって担持されるデュアルモード集積回路を包含しており、且つISOモードが検知される場合にISOモードにおいて使用されるシリアルI/Oコンタクトと、クロックコンタクトと、リセットコンタクトとを包含しており且つISOポートを形成する第一組のコンタクト、及びUSBモードが検知される場合にUSBモードにおいて使用されるD+コンタクトとD−コンタクトとを包含しており且つUSBポートを形成する第二組のコンタクトを包含している。
ISOモードか又は非ISOモードのうちの1つであり且つパワーオンリセット後にUSBモード及びISOモードを検知すべく動作可能なデュアルモード集積回路を形態特定するためにモードコンフィギュレーション回路をスイッチングブロックへ接続させることが可能である。本発明の1つの側面においては、USBモードが検知される場合にパワーオンリセット時に、リセットコンタクトをスイッチさせ且つ選択状態を解除させ且つクロックピン及びI/Oピンを使用可能な状態に維持させることが可能である。ラッチ回路がISOポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発のためにUSBモードにおいてリセットコンタクトをスイッチし且つ選択状態を解除させるための制御信号としてモード信号をラッチすることが可能である。ステータスレジスタがUSBプロトコルへジャンプすべく動作可能なモードビットを格納することが可能である。デバッグ及び/又はソフトウエア開発が完了した後にデバッグ及び/又はソフトウエア開発のために使用したUSBポート又はISOポートのうちの1つをディスエーブルさせるための回路を使用することが可能である。
スマートカードと共に使用し且つ国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに基づくISOモードと非ISOプロトコルに基づく非ISOモードの両方において動作可能なデュアルモード集積回路の動作方法について開示する。本方法は、非ISO動作モード又はISO動作モードを検知し且つ夫々のISO又は非ISOポートを介してISO又は非ISOモードで通信を行うためにデュアルモード集積回路を形態特定する、上記各ステップを有している。それは、又、非ISOモードが検知された場合にISOポートのシリアルインターフェースを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を行い且つISOモードが検知された場合に非ISOポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を行うことを可能とする。
本発明を、本発明の好適実施例が示されている添付の図面を参照して以下に更に詳細に説明する。然しながら、本発明は多くの異なる形態で実現することが可能なものであり且つ本明細書に記載する実施例に制限されるものとして解釈されるべきではない。そうではなく、これらの実施例は、本明細書の開示が完全なものであり且つ当業者にとって本発明を容易に実施することを可能とすることを旨として提供されているものである。尚、同一の参照番号は同一の要素を示している。
本発明は、埋め込まれているコードをデバッグするか又は開発することに関連する従来技術の問題を解消するものである。本発明は、現在のISO又はUSBスマートカードの場合には不可能であったダウンロード用のセカンダリーコミュニケーションポートがコードをデバッグするか又は変数又はレジスタの情報を抽出することを可能としている。従って、ユーザモードとしてUSBモードにおいて動作するUSBスマートカードに対して及びユーザモードとしてISOモードにおいて動作するISO/USBスマートカードに対してデバッグ用ポートが設けられている。該デバッグポートはDILフォーマット上でサンプルをデバッグするためにのみアクセス可能であるので、スマートカードのセキュリティは保証される。
背景技術について説明するために、米国特許第6,439,464号に開示されているものに類似しており且つ本発明において使用するために修正したデュアルモード集積回路が図1に示されている。本発明はデュアルモードスマートカードに制限されるものではないが、USBのみのスマートカード上で使用することが可能である。
理解すべきことであるが、以下に説明するようにスマートカードのUSB又はISOモードを検知し且つ形態特定するために、USB/ISOモード検知回路、スイッチングブロック回路及びステータス・制御レジスタを包含する幾つかの回路が存在しており、それらは種々の遅延回路及びラッチ回路を包含する場合がある。
図1に示したデュアルモード集積回路11は、国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに基づくISOモード等の第一モード及びユニバーサルシリアルバス(USB)プロトコルに基づくUSBモード等の第二の非ISOモードで動作することが可能である。デュアルモードIC11は一方のモードか又は他方のモードで選択的に動作するが、同時的に両方のモードで動作するものではない。
デュアルモードIC11は、好適には、スマートカード10内に位置されており且つ当業者によって理解されるようなスマートカードモジュールとすることが可能であり、且つマイクロプロセッサ14と、スイッチングブロック16と、外部インターフェース12とを包含している。外部インターフェース12は、電圧供給パッドVCC、基準電圧/接地パッドGND、ISOモード用の第一組のパッド、非ISOモード用の第二組のパッドを包含する多数のコンタクト(又は本明細書において使用されるようにパッド)を有している。第一組のパッドは、好適には、リセットパッドRST、クロックパッドCLK、ISO7816プロトコルに基づく入力/出力I/Oパッドを包含している。第二組のパッドは、好適には、USBプロトコルに基づくD+パッドDP及びD−パッドDMを包含している。プルアップ抵抗44及びVterm回路46がD+又はD−パッド又はコンタクトのうちの1つへ接続する。
IC11は異なる外部インターフェースを有する2つのモードのうちの一方において動作するので、該ICはどのモードにおいて動作するかを決定することが必要である。IC11は、少なくともD−パッドへ接続しているUSBモード検知器34を有するモードコンフィギュレーション回路18を包含している。
USBモード検知器は、又、D+DPパッドへ接続することが可能である。モードコンフィギュレーション回路18は、又、USBモード電圧供給を検知するための電圧供給パッドVCCへ接続しているUSB電圧検知器30、スイッチングブロックへ接続しており且つUSBモード検知器34及びUSB電圧検知器30からの出力を受取るラッチング回路40、モードコンフィギュレーションインジケータを格納するためにラッチング回路40へ接続している制御レジスタ42を包含することが可能である。USBモードを検知するための幾つかの可能な方法が存在している。CLKパッド上の論理「1」を検知することが可能である。別の方法は、パッドD+又はD−上のあるレベルを検知することである。これら2つの検知は、別個に、独立的に又はシリアルに一緒に使用することが可能である。従って、USBモード検知器は、又、CLK又はRST又は何等かのその他のパッド等のD+又はD−以外の異なるパッド/ピン上とすることが可能である。ステータスレジスタ41はラッチ40及び制御レジスタ42と共に動作可能であり又動作すべきモードに関するデータを格納する。
遅延回路36をUSBモード検知器34とラッチング回路40との間に接続することが可能であり、一方パワーオンリセット回路32を電圧供給パッドVCCとバッファとの間に接続することが可能である。1つの例においては、遅延回路36は、リバウンドに起因する誤った検知を回避するために最初の接触の後例えば1乃至10nsの所定時間が経過するまでUSBモード検知器34による検知を遅延させる。又、論理ゲート/回路38をラッチング回路40と検知器30,34との間に接続することが可能である。1.5KΩ抵抗を、低速USB装置の識別を助けるために、D−パッドDMと約3.6V又は電圧調整器からのVTERMとの間に接続することが可能である。
この公知の例においては、典型的なデュアルモード動作において、IC11のスタートアップ即ちパワーオンシーケンス期間中に、モードコンフィギュレーション回路18が他方のモードをディスエーブルさせながらISOモード及びUSBモードのうちの1つにおいて動作させるためにIC11をコンフィギュア即ち形態特定させる。例えば、IC11がUSBモードに形態特定される場合にはリセットパッドRST、クロックパッドCLK、入力/出力I/Oパッドがディスエーブルされ、IC11がISOモードで形態特定される場合には、D+パッドDP及びD−DMパッドがディスエーブルされる。グリッチを防止するために、検知されたモードはラッチング回路40によってラッチされ、一方適宜のビットが制御レジスタ42内に設定される。モード検知はハードウエア検知であるので、IC11のオペレーティングシステムが、ラッチされたモードに対する適宜のコードへアクセスするためにリセットルーチング期間中にこのビットをチェックする。
従って、デュアルモードIC11を包含するスマートカード10が典型的なスマートカード読取器と共に使用される場合には、それはISO7816プロトコルにおいて測定されているように動作し、一方USBインターフェース、即ちD+DP及びD−DMパッドはより少ない電力を消費するようにディスエーブルされる。然しながら、IC11はUSBインターフェースを包含しているので、ISOに準拠したスマートカード読取器ではなく低コストのUSB装置を使用してISO7816のようなトランズアクションを実施することが可能である。ここで、ISOモードインターフェース、即ちリセットRST、クロックCLK、入力/出力I/Oパッドがディスエーブルされる。IC11が該モードのうちの1つに形態特定されると、それは、典型的に、別のパワーオンリセットまでそのモードのままに止まる。
デュアルモードIC11のセキュリティ及び信頼性のために、モードは可及的に速やかに検知される。何故ならば、ICが1つのモードに形態特定されると、それは、通常、別のパワーオンリセットが実行され変更されることがないからである。上述したデュアルモードICの可能な実現例及び動作の更なる詳細については上掲した米国特許第6,439,464号に記載されており、その記載内容を引用により本明細書に取込む。
本発明はデバッグ及び/又はソフトウエア開発を可能とするためにマイクロプロセッサ内のラッチング回路及びソフトウエアを修正している。USB/ISOモード検知回路18は装置のパワーオンリセット時にUSBモードかISOモードかを検知する。幾つかのマイクロアーキテクチャが可能である。例えば、本発明においては、ISOコンタクトのうちのクロックピン上の「論理1」のレベルを検知することが可能である。クロックが1に等しい場合には、それはUSBモードである。クロックが0に等しいか又はクロック信号に等しい場合には、それはISOモードである。
スイッチングブロック(SWB)16はその検知に依存して2つのモードのうちの1つに形態特定される。ISOモードに形態特定される場合には、スイッチングブロック16はISO7816スタンダードにおいて定義されているようにクロックピン、リセットピン、I/Oピンを選択し且つイネーブルさせ、又はUSBモードにおける場合には、USBポートのD+ピン及びD−ピンをイネーブルさせる。ディスエーブルされたポートからのピンはディスエーブルされ、即ち本装置のリセットから切断される。このコンフィギュレーション即ち形態特定はハードウエアにおいて且つパワーオンリセット時に達成される。モードを変更することは、装置をパワーダウンさせ且つパワーオンさせることを必要とする。この検知は、それがどのモードで動作せねばならないかを埋め込まれているアプリケーションコードに表わすためにステータスレジスタ41内に格納することが可能である。制御レジスタ42は、ISOモードが選択される場合に、電力消費を最小に減少させるべくUSBペリフェラルブロックをイネーブルさせる。
本発明はUSBモードが選択解除され且つ選択される場合にデバッグ及びソフトウエア開発ポートとしてISO7816プロトコルに従うISO7816即ちシリアルI/Oピンを使用するためにスイッチングブロックコンフィギュレーションのハードウエア及び論理を修正している。それは、又、ISO7816モードが検知され且つ選択された場合に、USBポートをデバッグ及びソフトウエア開発ポートとして使用することを可能とする。
パワーオンリセット時にモードが検知されると、スイッチングブロック16はリセットピンのみをスイッチさせる。クロックピン及びI/Oピンはイネーブルされたままで且つ使用可能なままである。このことは、選択されたモードにおいて本装置を正しいリセット信号でリセットするために望ましいことである。1例として、USBモードにおいて、リセットがISOポートのリセットピンからではなくUSBペリフェラルブロックから来ることが望ましい。検知が行われると、検知期間の後にクロックピン上に何が起ころうとも、検知されたモードに対して何ら変化することがないようにモード信号がラッチされる。そのモード信号はリセットピンを選択解除させるためのスイッチングブロック16用の制御信号である。
USBがリセットされると(USBペリフェラルブロックにより発生され)、それはCPUへ送られ且つ本装置はそのリセットベクトルにおいて開始する。埋め込まれているコードがステータスレジスタ内のモードビットを読取ることにより検知されたモードを決定すると、それはそのUSBコードへジャンプし且つUSBペリフェラルブロック、即ちVterm46と関連する場合のあるUSB電圧調整器及び本装置をUSBバスへ取付けるためのプルアップ抵抗をイネーブルさせる。このことは、制御レジスタ42によって行われる。
本装置のコンフィギュレーション即ち形態特定は、それが、通常、PC上のUSBホストへ接続されているUSB装置アプリケーション用のそのUSBポートを使用することが可能であり、且つISO7816プロトコルと共に、I/Oピン及びデータを同期させるためのクロックピンを包含するそのISOポートを使用するというものである。この最後のポートはUSBアプリケーションをデバッグするために使用することが可能である。USBコードをデバッグするために任意のソフトウエアパッチ又はモジュール及び読取又は書込変数又はレジスタの値を不揮発性のオンチップメモリ内にダウンロードさせることが可能である。
USBアプリケーションがデバッグされ且つプロダクションの準備がなされると、付加的なセキュリティのためにソフトウエア又はヒューズ等の不可逆性のハードウエアによってISOポートをディスエーブルさせることが可能である。このことは、ステータスレジスタ41内のステータスビットによって埋め込まれているアプリケーションへ報告させることが可能である。このステータスビットは、次のパワーオンリセット時に、スイッチングブロックをUSBモードか又はISOモードのみに形態特定させることによりこのデバッグモードを選択することは不可能であるように不揮発性メモリビットとすることが可能である。
同様な態様で、ISOスマートカード用のUSBデバッグポートを実現することが可能である。パワーオンリセット時に、検知回路がクロックピン上のクロック信号を検知し且つそれが通常行われるようにスイッチングブロック用のISOピンを選択する。リセット時に、リセットピンが1へ上昇し且つ埋め込まれているコードがモードビットを読取り且つISOコードへジャンプする。この時に、USBペリフェラルブロックはパワーアップされることはなく且つイネーブルされることはない。制御レジスタ内の制御ビットを1に設定することにより、該アプリケーションはUSBペリフェラルブロックをパワーアップさせることが可能である。2番目の制御ビットにより、それはUSBペリフェラルブロック、USBモードの同一の制御ビットをイネーブルさせ且つ本装置をUSBバスへ取付ける。
本装置のコンフィギュレーション即ち形態特定は、それがスマートカード読取器へ接続されているISOスマートカードアプリケーション用のそのISOポートを使用することが可能であり且つデバッグポートとしてPCへ接続されているそのUSBポートを使用することが可能であるというものである。それは、ソフトウエアパッチ又はモジュールを不揮発性のオンチップメモリ内にダウンロードさせ且つISOスマートカードコードをデバッグするために変数又はレジスタの値を読取るか又は書込むことを可能とする。ISOスマートカードアプリケーションがデバッグされ且つプロダクションのための準備がなされると、USBポートは付加的なセキュリティのためにソフトウエア又は例えばヒューズ等の不可逆的なハードウエアによりディスエーブルさせることが可能である。このことは、ステータスレジスタ内のステータスビットにより埋め込まれているアプリケーションに対して報告させることが可能である。このステータスビットは、SWBをISOモードのみに形態特定することにより次のパワーオンリセットがこのデバッグモードを選択することが可能であるように不揮発性メモリビットとすることが可能である。
図2及び3はモード検知用のフローチャートであり、図2はハードウエア検知に関するものであり且つ図3はソフトウエア選択に関するものである。
図2に示したハードウエア検知の場合には、非制限的な例として、本装置のパワーオンがブロック100において本装置をISO/非ISO(NISO)動作に対してイネーブルさせる。モードが1でない場合には(ブロック102)、スイッチングブロックがISOモードにスイッチし且つISO7816プロトコルにおけるリセット(RSTが「1」へ上昇)ATR又はアンサー・ツー・リセット(Answer to reset)を待機する(ブロック104)。そのモードが1である場合には、スイッチングブロックは本装置をNISOモードにスイッチさせる(ブロック106)。パッドVBusにおける電圧が4ボルトより大きくない場合には(ブロック108)、ループバックが存在する。VBusが4ボルトより大きい場合には、USB相互接続検知がイネーブルされる(ブロック110)。CNX USBが1に等しくない場合には(ブロック112)、ループバックが存在するが、肯定である場合には、USBモードが選択され且つUSBリセットが発生される(ブロック114)。
図3に示したソフトウエア選択に関しては、最初にリセットベクトルがブロック200において確立される。ビット読取モードが1に等しくない場合には(ブロック202)、ISO7816が選択され且つそれはISOソフトウエアへジャンプする(ブロック204)。ビット読取モードが1に等しい場合には、非ISOが選択され且つ例えばUSBソフトウエア等の非ISOソフトウエアへジャンプする(ブロック206)。本装置が既に取付けられている場合には(ブロック208)、USBリセットが達成される(ブロック210)。本装置が取付けられていない場合には、本装置はある時間期間OMSの間待機し(ブロック212)、ビット読取CNX USBをY回行う(ブロック214)。CNX USBが1に等しくない場合には(ブロック216)、本装置は不知のモードにあり且つそれはミュートステータスへジャンプする(ブロック218)。CNX USBが1に等しい場合には、USBモードが相互接続検知(CNXDET)をディスエーブルさせ(ブロック220)、且つコードがUSBソフトウエアへジャンプされ(USBブロックを活性化させ、形態特定し)且つ本装置が取付けられる(ブロック220)。
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々の変形が可能であることは勿論である。
10 スマートカード
11 デュアルモード集積回路
12 外部インターフェース
14 マイクロプロセッサ
16 スイッチングブロック
18 モードコンフィギュレーション回路
30 USB電圧検知器
32 パワーオンリセット回路
34 USBモード検知器
36 遅延回路
38 論理ゲート/回路
40 ラッチング回路
42 制御レジスタ
44 プルアップ抵抗
46 Vterm回路
11 デュアルモード集積回路
12 外部インターフェース
14 マイクロプロセッサ
16 スイッチングブロック
18 モードコンフィギュレーション回路
30 USB電圧検知器
32 パワーオンリセット回路
34 USBモード検知器
36 遅延回路
38 論理ゲート/回路
40 ラッチング回路
42 制御レジスタ
44 プルアップ抵抗
46 Vterm回路
Claims (30)
- 国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに従うISOモード及び非ISOプロトコルに従う非ISOモードの両方で動作可能でありスマートカードと共に使用する集積回路において、
マイクロプロセッサ、
前記マイクロプロセッサへ接続されているスイッチングブロック、
前記スイッチングブロックへ接続されており且つISOモードが検知された場合にISOモードで通信を行うべく動作可能であり且つシリアルインターフェースを具備しているISOポート及び非ISOモードが検知された場合に非ISOモードで通信を行うべく動作可能な非ISOポートを有している外部インターフェース、
を有しており、前記マイクロプロセッサ及びスイッチングブロックが、非ISOモードにおいて前記ISOポートのシリアルインターフェースを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を可能とし且つISOモードにおいて前記非ISOポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を可能とすべく前記ISOポートを形態特定すべく動作可能であることを特徴とする集積回路。 - 請求項1において、前記非ISOモードがUSBモードを有しており且つ前記非ISOポートがUSBポートを有していることを特徴とする集積回路。
- 請求項1において、更に、デュアルモード集積回路を前記ISO又は非ISOモードのうちの一方に形態特定するために前記スイッチングブロックへ接続されているモードコンフィギュレーション回路を有していることを特徴とする集積回路。
- 請求項3において、前記デュアルモードコンフィギュレーション回路は、パワーオンリセット後に非ISOモード又はISOモードを検知すべく動作可能であることを特徴とする集積回路。
- 請求項1において、前記ISOポートの前記シリアルインターフェースは、I/Oコンタクトを有しており、非ISOモードに形態特定される場合にそれを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発が行われることを特徴とする集積回路。
- 請求項5において、前記シリアルインターフェースが、更に、リセットコンタクト及びクロックコンタクトを有していることを特徴とする集積回路。
- 請求項1において、更に、デバッグ及び/又はソフトウエア開発が完了した後にデバッグ及び/又はソフトウエア開発のために使用した非ISOポート又はISOポートのうちの一方をディスエーブルさせる回路を有していることを特徴とする集積回路。
- 国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに基づくISOモード及びUSBプロトコルに基づくUSBモードの両方で動作可能なデュアルモードスマートカードにおいて、
カード本体、
前記カード本体により担持されているデュアルモード集積回路、
を有しており、前記デュアルモード集積回路が、
マイクロプロセッサ、
前記マイクロプロセッサへ接続しているスイッチングブロック、
ISOモードが検知された場合にISOモードにおいて使用されるシリアルI/Oコンタクト、クロックコンタクト、リセットコンタクトを包含しており且つISOポートを形成している第一組のコンタクト、
USBモードが検知された場合にUSBモードにおいて使用されるD+コンタクト及びD−コンタクトを包含しており且つUSBポートを形成している第二組のコンタクト、
を有しており、前記マイクロプロセッサ及びスイッチングブロックが、USBモードにおいて前記ISOポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を可能とさせ且つISOモードにおいて前記USBポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を可能とさせるべく前記ISOポートを形態特定するために動作可能であることを特徴とするデュアルモードスマートカード。 - 請求項8において、更に、前記スイッチングブロックへ接続されており、前記ISOモード又は非ISOモードのうちの一方に前記デュアルモード集積回路を形態特定させるモードコンフィギュレーション回路を有していることを特徴とするデュアルモードスマートカード。
- 請求項9において、前記デュアルモードコンフィギュレーション回路が、パワーオンリセット後にUSBモード及びISOモードを検知すべく動作可能であることを特徴とするデュアルモードスマートカード。
- 請求項8において、USBモードが検知される場合に、パワーオンリセットにおいて前記リセットコンタクトがスイッチされ且つ選択解除され且つ前記クロック及びI/Oコンタクトが使用可能状態に維持されることを特徴とするデュアルモードスマートカード。
- 請求項8において、更に、前記ISOポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発のためにUSBモードにおいて前記リセットコンタクトをスイッチし且つ選択解除させるための制御信号としてモード信号をラッチするラッチ回路を有していることを特徴とするデュアルモードスマートカード。
- 請求項12において、更に、USBプロトコルへジャンプすべく動作可能なモードビットを格納するためのステータスレジスタを有していることを特徴とするデュアルモードスマートカード。
- 請求項8において、更に、デバッグ及び/又はソフトウエア開発が完了した後にデバッグ及び/又はソフトウエア開発のために使用したUSBポート又はISOポートのうちの一方をディスエーブルさせるための回路を有していることを特徴とするデュアルモードスマートカード。
- 請求項8において、前記スイッチングブロックが、前記ISOポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発のために前記リセットピンをスイッチさせ且つ前記クロック及びISOピンをUSBモードに維持すべく動作可能であることを特徴とするデュアルモードスマートカード。
- 国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに基づくISOモード、及び非ISOプロトコルに基づく非ISOモードの両方で動作可能であり且つスマートカードと共に使用するデュアルモード集積回路の動作方法において、
非ISO動作モード又はISO動作モードを検知し、
夫々のISO動作モード又は非ISO動作モードにおいてISOポート又は非ISOポートを介して通信を行い且つ非ISOモードが検知された場合にISOポートのシリアルインターフェースを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を行い且つISOモードが検知された場合に非ISOポートを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を行うために前記デュアルモード集積回路を形態特定する、
上記各ステップを有していることを特徴とする方法。 - 請求項16において、前記非ISOモードがUSBモードを有しており且つ前記非ISOポートがUSBポートを有していることを特徴とする方法。
- 請求項16において、更に、非ISOモードに形態特定された場合に前記ISOポートのシリアルI/Oコンタクトを介してデバッグを行うステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項16において、更に、パワーオンリセット時に非ISOモード又はISOモードを検知するステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項16において、更に、デバッグ及び/又はソフトウエア開発が完了した場合にデバッグ及び/又はソフトウエア開発がそれを介して行われたISOポート又は非ISOポートの一方をディスエーブルさせるステップを有していることを特徴とする方法。
- 国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに基づくISOモード及びUSBプロトコルに基づくUSBモードの両方において動作可能なデュアルモードスマートカードの動作方法において、
USB動作モードか又はISO動作モードを検知し、
ISOモードにおいて使用されるシリアルI/Oコンタクト、クロックコンタクト、リセットコンタクトを包含する第一組のコンタクトを有しているISOポート及びUSBモードにおいて使用されるD+コンタクト及びD−コンタクトを包含する第二組のコンタクトを有するUSBポートと共に動作可能なスイッチングブロックをUSBモードが検知された場合に前記シリアルISOコンタクトを介してデバッグ及び/又はソフトウエア開発を行い且つISOモードが検知された場合に前記USBポートを介してデバッグを行うことを可能とすべく形態特定させる、
上記各ステップを有していることを特徴とする方法。 - 請求項21において、更に、パワーオンリセット時にUSBモード又はISOモードを検知するステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項21において、更に、USBモードが検知される場合にパワーオンリセット時に前記リセットコンタクトをスイッチさせ且つクロックコンタクト及びISOコンタクトを使用可能状態に維持するステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項21において、更に、前記リセットコンタクトを選択解除するための制御信号としてモード信号をラッチするステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項21において、更に、ステータスレジスタ内のモードビットを読取り且つ前記マイクロプロセッサにおいて動作可能な任意のUSBコードの使用へジャンプするステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項21において、更に、前記スマートカードをUSBバスへ取付けるためのUSBコンポーネントをイネーブルさせるステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項21において、更に、セキュリティを向上させるためにデバッグが完了した後にデバッグ及び/又はソフトウエア開発期間中に使用したISOポート又はUSBポートのうちの一方をディスエーブルさせるステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項27において、更に、ステータスレジスタ内のステータスビットによりデバッグ及び/又はソフトウエア開発後のISOポート又はUSBポートのうちの一方のディスエーブル動作を報告するステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項21において、更に、ISOモードを選択し且つ前記USBポートをデバッグのためにUSBバスへ接続させるステップを有していることを特徴とする方法。
- 請求項21において、更に、USBペリフェラルブロックに電力を供給し且つ第二制御ビットを読取り且つUSBペリフェラルブロックをイネーブルさせるための第一制御ビットを読取るステップを有していることを特徴とする方法。
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