JP2004277651A - 食器洗い機用洗剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】液性が強アルカリ性でなくとも、食器、グラス、陶磁器、金属、プラスチック等の硬表面の汚れ除去に高い洗浄力を発揮すると共に、安定性および安全性に優れた食器洗い機用洗剤組成物を提供する。
【解決手段】一般式R−O−[(C2H4O)m/(C3H6O)n]H(Rは炭素数8〜20の直鎖または分岐のアルキル基、mは10〜20の整数、nは3〜10の整数、付加様式はブロックでもランダムでもよく、ブロックの場合付加順序はどちらでも良い)で表される低泡性非イオン界面活性剤3〜30重量%と、低級アルキルベンゼンスルホン酸塩1〜30重量%を含有することを特徴とする食器洗い機用洗剤組成物である。
【選択図】 なし
【解決手段】一般式R−O−[(C2H4O)m/(C3H6O)n]H(Rは炭素数8〜20の直鎖または分岐のアルキル基、mは10〜20の整数、nは3〜10の整数、付加様式はブロックでもランダムでもよく、ブロックの場合付加順序はどちらでも良い)で表される低泡性非イオン界面活性剤3〜30重量%と、低級アルキルベンゼンスルホン酸塩1〜30重量%を含有することを特徴とする食器洗い機用洗剤組成物である。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液性が強アルカリ性でなくとも、食器、グラス、陶磁器、金属、プラスチック等の硬表面の汚れ除去に高い洗浄力が得られると共に、安定性に優れ、かつ家庭用食器洗い機に使用しても安全性の高い食器洗い機用洗剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ホテル、レストラン、学校、病院、飲食店、給食会社、会社の食堂などにおいて、使用後の食器を洗浄するため、食器洗い機が広く用いられ、近年では一般家庭にも普及しつつある。
【0003】
これまでの業務用食器洗い機に用いられる液体洗剤は、頑固な汚れを落とすことを目的として水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどを10〜60重量%程度含むため強アルカリ性を示し、家庭用食器洗い機への使用は安全性の面から適さないものであった。そのため、家庭用食器洗い機に使用しても安全性の高い食器洗い機用洗剤組成物が望まれていた。
【0004】
食器洗い機用洗剤を家庭用食器洗い機に適したものとするために、強アルカリ性から弱アルカリ性に液性を変えることで安全性の改善は図られるものの、十分な洗浄力が得られないという問題が生じる。十分な洗浄力を得るためには低泡性非イオン界面活性剤を増量してみたが、この方法では十分な洗浄力は得られず、また、安定性においても十分な結果が得られず、液分離等の好ましくない外観を生じるという問題を抱えることとなった。
【0005】
これらの問題点を考慮しながら、洗浄力向上を目的とした食器洗い機用洗剤が開発され、例えば水酸化ナトリウムと2−ヒドロキシイミノジ酢酸ナトリウムからなる硬表面洗浄用液体アルカリ性洗浄剤(特許文献1参照)や、非イオン界面活性剤、アルカリビルダーおよびアルカリリパーゼからなる自動食器洗い機用洗浄剤組成物(特許文献2参照)が提案されている。
【0006】
また、界面活性剤の洗浄力に着目した食器洗い機用洗剤として、非イオン界面活性剤からなる洗浄剤(特許文献3参照)がある。
【0007】
さらに、安定性に着目している洗剤として、NaOH又はKOHと、ポリアクリル酸塩と、水からなる自動食器洗浄機用液体洗剤組成物(特許文献4参照)、アニオン性活性剤とコハク酸誘導体からなる液体軽質洗浄剤組成物(特許文献5参照)、陰イオン性界面活性剤と、非イオン性又は両性界面活性剤と、コハク酸誘導体と、低級アルキルベンゼンスルホン酸塩からなる液体洗浄剤組成物(特許文献6参照)が知られている。
【0008】
洗浄力および安定性に着目した洗剤として、アルカリ剤、非イオン界面活性剤および液性向上剤からなるもの(特許文献7参照)がある。
【0009】
しかしながら、これらの洗剤では、生活様式の変化や食生活の欧米化などに伴って変化した近年の多様な食器に付着する汚れを効果的に除去することは、困難であった。また、これら従来の洗剤は安全性の面でも問題があった。
【0010】
【特許文献1】
特開昭56−45997公報
【0011】
【特許文献2】
特開平2−77499公報
【0012】
【特許文献3】
特公平2−33760公報
【0013】
【特許文献4】
特開平4−15299公報
【0014】
【特許文献5】
特開昭58−196299公報
【0015】
【特許文献6】
特開平2−113100公報
【0016】
【特許文献7】
特開平8−73890公報。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような実状から、液性が強アルカリ性でなくとも、食器、グラス、陶磁器、金属、プラスチック等の硬表面の汚れ除去に高い洗浄力を発揮すると共に、安定性に優れ、かつ家庭用食器洗い機に使用しても安全性の高い食器洗い機用洗剤組成物を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、これらの問題を解決すべく鋭意検討を行った結果、特定の低泡性非イオン界面活性剤と低級アルキルベンゼンスルホン酸塩を必須成分として含有せしめた食器洗い機用洗剤組成物は、液性が強アルカリ性でなくとも高い洗浄力が得られると共に、安全性および安定性に優れていることを見出した。また、この洗剤組成物は、一般の液体洗剤用キャップ計量器付容器に充填して使用することが可能であるが、低い粘度を有することからスプレー容器に充填し、使用することも可能である。
【0019】
すなわち、本発明は、(a)下記一般式(I)で表される低泡性非イオン界面活性剤3〜30重量%
R−O−[(C2H4O)m/(C3H6O)n]H ……(I)
(式中、Rは炭素数8〜20の直鎖または分岐のアルキル基、mは10〜20の整数、nは3〜10の整数、付加様式はブロックでもランダムでもよく、ブロックの場合付加順序はどちらでも良い)と、
(b)低級アルキルベンゼンスルホン酸塩1〜30重量%を含有することを特徴とする食器洗い機用洗剤組成物である。
本発明による食器洗い機用洗剤組成物のpHは好ましくは8〜11、より好ましくは9.5〜10.8である。
本発明に用いられる低泡性非イオン界面活性剤は、一般式
R−O−[(C2H4O)m/(C3H6O)n]H ……(I)
(式中、Rは炭素数8〜20、好ましくは炭素数10〜13の直鎖または分岐のアルキル基、mは10〜20の整数、好ましくは10〜17の整数、nは3〜10の整数、好ましくは3〜7の整数、付加様式はブロックでもランダムでもよく、ブロックの場合付加順序はどちらでも良い。)
で表される物質である。
低泡性非イオン界面活性剤の配合量は3〜30重量%、好ましくは10〜30重量%配合される。この配合量は3重量%未満では洗浄力が低下し、30重量%を超えると安定性が不安定となり、食器洗い機による洗浄時に泡立ちが激しく洗浄機の運転に支障が生じる。
低級アルキルベンゼンスルホン酸塩として、好ましくはキシレンスルホン酸塩、キュメンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩および/またはこれらの混合物等から選ばれ、塩としては、ナトリウム、カリウムのアルカリ金属の塩、アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の有機アミンなどの水溶性塩が使用される。
低級アルキルベンゼンスルホン酸塩の配合量は1〜30重量%、好ましくは、3〜25重量%である。この配合量は1重量%未満では、洗浄性の改良効果が得られず、安定性が不安定となり、30重量%を超えると洗浄力が低下し、安定性が不安定となり、他の成分の配合量が少なくなり望ましくない。
本発明の組成物には必要に応じて、香料、色素、漂白剤、酵素、溶剤、アルカリ剤、その他目的に応じた添加物を適宜加えることができる
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
表1に示す実施例1〜3、比較例1〜5の組成の食器洗い機用洗剤組成物を調製した。
【0021】
これら組成物について、下記の方法で洗浄力テスト、機械の作動性、安定性テストおよびpH測定を行った。
【0022】
《洗浄力テスト》
家庭用食器洗い機を用いて、油汚れ(牛脂を塗った皿)、でんぷん汚れ(コーンスターチを塗った皿)、たんぱく汚れ(卵黄を塗った皿)を下記洗浄条件で洗浄し、乾燥後、洗浄の程度を目視判定する。
【0023】
【0024】
《機械の作動性》
洗浄力テストを評価する際、機械の作動性を同時に評価する。
【0025】
《安定性テスト》
食器洗い機用洗剤組成物を3本のガラスびんに充填後、1本を−5℃の低温器に、1本を47℃の高温器に、1本を室内に配置し、1ヵ月後の状態を目視観察することにより低温時、高温時、常温時の安定性を評価した。
【0026】
【0027】
《pH測定》
食器洗い機用洗剤組成物を25℃に調整しpHを測定した。
【0028】
使用機種:堀場製作所製 F−22。
【0029】
得られたテスト結果を表1にまとめて示す。
【0030】
【表1】
表中、(a) は下記一般式(I)で示される低泡性非イオン界面活性剤
R−O−[(C2H4O)m/(C3H6O)n]H …(I)
界面活性剤A R:C10〜13、m:10〜17、n:3〜7
界面活性剤B R:C8〜18、m:12、n:2
界面活性剤C R:C6、m:18、n:3。
【0031】
(b)低級アルキルベンゼンスルホン酸塩
Xs−Na:キシレンスルホン酸ナトリウム
Cs−Na:キュメンスルホン酸ナトリウム
任意成分
NaOH:水酸化ナトリウム
炭酸Na:炭酸ナトリウム
クエン酸Na:クエン酸ナトリウム
表1から明らかなように、実施例の食器洗い機用洗剤組成物はいずれの評価項目においても良好な結果を示した。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、液性が強アルカリ性でなくとも、高い洗浄力を発揮すると共に、安定性および安全性に優れた食器洗い機用洗剤組成物を提供することができる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、液性が強アルカリ性でなくとも、食器、グラス、陶磁器、金属、プラスチック等の硬表面の汚れ除去に高い洗浄力が得られると共に、安定性に優れ、かつ家庭用食器洗い機に使用しても安全性の高い食器洗い機用洗剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ホテル、レストラン、学校、病院、飲食店、給食会社、会社の食堂などにおいて、使用後の食器を洗浄するため、食器洗い機が広く用いられ、近年では一般家庭にも普及しつつある。
【0003】
これまでの業務用食器洗い機に用いられる液体洗剤は、頑固な汚れを落とすことを目的として水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどを10〜60重量%程度含むため強アルカリ性を示し、家庭用食器洗い機への使用は安全性の面から適さないものであった。そのため、家庭用食器洗い機に使用しても安全性の高い食器洗い機用洗剤組成物が望まれていた。
【0004】
食器洗い機用洗剤を家庭用食器洗い機に適したものとするために、強アルカリ性から弱アルカリ性に液性を変えることで安全性の改善は図られるものの、十分な洗浄力が得られないという問題が生じる。十分な洗浄力を得るためには低泡性非イオン界面活性剤を増量してみたが、この方法では十分な洗浄力は得られず、また、安定性においても十分な結果が得られず、液分離等の好ましくない外観を生じるという問題を抱えることとなった。
【0005】
これらの問題点を考慮しながら、洗浄力向上を目的とした食器洗い機用洗剤が開発され、例えば水酸化ナトリウムと2−ヒドロキシイミノジ酢酸ナトリウムからなる硬表面洗浄用液体アルカリ性洗浄剤(特許文献1参照)や、非イオン界面活性剤、アルカリビルダーおよびアルカリリパーゼからなる自動食器洗い機用洗浄剤組成物(特許文献2参照)が提案されている。
【0006】
また、界面活性剤の洗浄力に着目した食器洗い機用洗剤として、非イオン界面活性剤からなる洗浄剤(特許文献3参照)がある。
【0007】
さらに、安定性に着目している洗剤として、NaOH又はKOHと、ポリアクリル酸塩と、水からなる自動食器洗浄機用液体洗剤組成物(特許文献4参照)、アニオン性活性剤とコハク酸誘導体からなる液体軽質洗浄剤組成物(特許文献5参照)、陰イオン性界面活性剤と、非イオン性又は両性界面活性剤と、コハク酸誘導体と、低級アルキルベンゼンスルホン酸塩からなる液体洗浄剤組成物(特許文献6参照)が知られている。
【0008】
洗浄力および安定性に着目した洗剤として、アルカリ剤、非イオン界面活性剤および液性向上剤からなるもの(特許文献7参照)がある。
【0009】
しかしながら、これらの洗剤では、生活様式の変化や食生活の欧米化などに伴って変化した近年の多様な食器に付着する汚れを効果的に除去することは、困難であった。また、これら従来の洗剤は安全性の面でも問題があった。
【0010】
【特許文献1】
特開昭56−45997公報
【0011】
【特許文献2】
特開平2−77499公報
【0012】
【特許文献3】
特公平2−33760公報
【0013】
【特許文献4】
特開平4−15299公報
【0014】
【特許文献5】
特開昭58−196299公報
【0015】
【特許文献6】
特開平2−113100公報
【0016】
【特許文献7】
特開平8−73890公報。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような実状から、液性が強アルカリ性でなくとも、食器、グラス、陶磁器、金属、プラスチック等の硬表面の汚れ除去に高い洗浄力を発揮すると共に、安定性に優れ、かつ家庭用食器洗い機に使用しても安全性の高い食器洗い機用洗剤組成物を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、これらの問題を解決すべく鋭意検討を行った結果、特定の低泡性非イオン界面活性剤と低級アルキルベンゼンスルホン酸塩を必須成分として含有せしめた食器洗い機用洗剤組成物は、液性が強アルカリ性でなくとも高い洗浄力が得られると共に、安全性および安定性に優れていることを見出した。また、この洗剤組成物は、一般の液体洗剤用キャップ計量器付容器に充填して使用することが可能であるが、低い粘度を有することからスプレー容器に充填し、使用することも可能である。
【0019】
すなわち、本発明は、(a)下記一般式(I)で表される低泡性非イオン界面活性剤3〜30重量%
R−O−[(C2H4O)m/(C3H6O)n]H ……(I)
(式中、Rは炭素数8〜20の直鎖または分岐のアルキル基、mは10〜20の整数、nは3〜10の整数、付加様式はブロックでもランダムでもよく、ブロックの場合付加順序はどちらでも良い)と、
(b)低級アルキルベンゼンスルホン酸塩1〜30重量%を含有することを特徴とする食器洗い機用洗剤組成物である。
本発明による食器洗い機用洗剤組成物のpHは好ましくは8〜11、より好ましくは9.5〜10.8である。
本発明に用いられる低泡性非イオン界面活性剤は、一般式
R−O−[(C2H4O)m/(C3H6O)n]H ……(I)
(式中、Rは炭素数8〜20、好ましくは炭素数10〜13の直鎖または分岐のアルキル基、mは10〜20の整数、好ましくは10〜17の整数、nは3〜10の整数、好ましくは3〜7の整数、付加様式はブロックでもランダムでもよく、ブロックの場合付加順序はどちらでも良い。)
で表される物質である。
低泡性非イオン界面活性剤の配合量は3〜30重量%、好ましくは10〜30重量%配合される。この配合量は3重量%未満では洗浄力が低下し、30重量%を超えると安定性が不安定となり、食器洗い機による洗浄時に泡立ちが激しく洗浄機の運転に支障が生じる。
低級アルキルベンゼンスルホン酸塩として、好ましくはキシレンスルホン酸塩、キュメンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩および/またはこれらの混合物等から選ばれ、塩としては、ナトリウム、カリウムのアルカリ金属の塩、アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の有機アミンなどの水溶性塩が使用される。
低級アルキルベンゼンスルホン酸塩の配合量は1〜30重量%、好ましくは、3〜25重量%である。この配合量は1重量%未満では、洗浄性の改良効果が得られず、安定性が不安定となり、30重量%を超えると洗浄力が低下し、安定性が不安定となり、他の成分の配合量が少なくなり望ましくない。
本発明の組成物には必要に応じて、香料、色素、漂白剤、酵素、溶剤、アルカリ剤、その他目的に応じた添加物を適宜加えることができる
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
表1に示す実施例1〜3、比較例1〜5の組成の食器洗い機用洗剤組成物を調製した。
【0021】
これら組成物について、下記の方法で洗浄力テスト、機械の作動性、安定性テストおよびpH測定を行った。
【0022】
《洗浄力テスト》
家庭用食器洗い機を用いて、油汚れ(牛脂を塗った皿)、でんぷん汚れ(コーンスターチを塗った皿)、たんぱく汚れ(卵黄を塗った皿)を下記洗浄条件で洗浄し、乾燥後、洗浄の程度を目視判定する。
【0023】
【0024】
《機械の作動性》
洗浄力テストを評価する際、機械の作動性を同時に評価する。
【0025】
《安定性テスト》
食器洗い機用洗剤組成物を3本のガラスびんに充填後、1本を−5℃の低温器に、1本を47℃の高温器に、1本を室内に配置し、1ヵ月後の状態を目視観察することにより低温時、高温時、常温時の安定性を評価した。
【0026】
【0027】
《pH測定》
食器洗い機用洗剤組成物を25℃に調整しpHを測定した。
【0028】
使用機種:堀場製作所製 F−22。
【0029】
得られたテスト結果を表1にまとめて示す。
【0030】
【表1】
表中、(a) は下記一般式(I)で示される低泡性非イオン界面活性剤
R−O−[(C2H4O)m/(C3H6O)n]H …(I)
界面活性剤A R:C10〜13、m:10〜17、n:3〜7
界面活性剤B R:C8〜18、m:12、n:2
界面活性剤C R:C6、m:18、n:3。
【0031】
(b)低級アルキルベンゼンスルホン酸塩
Xs−Na:キシレンスルホン酸ナトリウム
Cs−Na:キュメンスルホン酸ナトリウム
任意成分
NaOH:水酸化ナトリウム
炭酸Na:炭酸ナトリウム
クエン酸Na:クエン酸ナトリウム
表1から明らかなように、実施例の食器洗い機用洗剤組成物はいずれの評価項目においても良好な結果を示した。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、液性が強アルカリ性でなくとも、高い洗浄力を発揮すると共に、安定性および安全性に優れた食器洗い機用洗剤組成物を提供することができる。
Claims (2)
- (a)下記一般式(I)で表される低泡性非イオン界面活性剤3〜30重量%
R−O−[(C2H4O)m/(C3H6O)n]H ……(I)
(式中、Rは炭素数8〜20の直鎖または分岐のアルキル基、mは10〜20の整数、nは3〜10の整数、付加様式はブロックでもランダムでもよく、ブロックの場合付加順序はどちらでも良い)と、
(b)低級アルキルベンゼンスルホン酸塩1〜30重量%を含有することを特徴とする食器洗い機用洗剤組成物。 - pHが8〜11である請求項1に記載の食器洗い機用洗剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003073965A JP2004277651A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 食器洗い機用洗剤組成物 |
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JP2003073965A JP2004277651A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 食器洗い機用洗剤組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004277651A true JP2004277651A (ja) | 2004-10-07 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011195811A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-10-06 | Sanyo Chem Ind Ltd | 食器洗浄機用洗浄剤 |
-
2003
- 2003-03-18 JP JP2003073965A patent/JP2004277651A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011195811A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-10-06 | Sanyo Chem Ind Ltd | 食器洗浄機用洗浄剤 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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