JP2004277225A - Decomposition and removal method of ammonia nitrogen in nickel sulfate aqueous solution - Google Patents

Decomposition and removal method of ammonia nitrogen in nickel sulfate aqueous solution Download PDF

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Minoru Kakimoto
稔 柿本
Isao Nishikawa
勲 西川
Kazuyuki Takaishi
和幸 高石
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method of efficiently decomposing ammonia nitrogen in a nickel sulfate aqueous solution to nitrogen while restraining the formation of nitrate nitrogen. <P>SOLUTION: In this decomposition and removal method of ammonia nitrogen in a nickel sulfate aqueous solution, chlorine gas is blown in the nickel sulfate aqueous solution containing ammonia nitrogen and the pH of the nickel sulfate aqueous solution is controlled not higher than 4.0. And the redox potential (based on the Ag/AgCl electrode) of the nickel sulfate aqueous solution is not lower than 900 mV. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硫酸ニッケル水溶液中のアンモニア態窒素の分解除去方法に関し、さらに詳しくは、硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素を、硝酸態窒素の生成を抑えて効率良く窒素ガスに分解する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
硫酸ニッケル水溶液中のアンモニア態窒素の分解除去方法は、不純物を含む硫酸ニッケル水溶液から高純度硫酸ニッケル水溶液を製造するプロセスにおいて、アンモニア態窒素を窒素ガスに分解し除去するものである。なお、本明細書中では、アンモニア態窒素又は硝酸態窒素とは、それぞれ窒素がアンモニア態又は硝酸態の化合物で存在することを意味する。
前記高純度硫酸ニッケル水溶液からは、必要に応じて晶析法等の濃縮操作によって高純度のニッケル塩類が得られる。硫酸ニッケル、塩化ニッケル、硝酸ニッケル等のニッケル塩類の工業的用途として、例えば一般電解めっき材料のほか、コンピューターのハードディスク用の無電解めっき材料、触媒材料、電池用材料等に使用されている。特に、硫酸ニッケルは、めっき材料、二次電池用材料等に多用されている。
【0003】
上記の不純物を含む硫酸ニッケル水溶液としては、例えばアンモニア、ナトリウム、コバルト、鉄、亜鉛、銅、カルシウム、マグネシウムなどの不純物を含む粗硫酸ニッケル水溶液が使用される。この原料として、メッキ浴の廃液を中和処理して得られた含ニッケル澱物(以下、メッキ澱物と呼称することがある。)を使用すると、得られた溶解液にはアンモニア態窒素が含有される。これは、メッキ浴には通常アンモニアを含む添加剤を用いるため、回収された前記澱物中にアンモニア態窒素が含有されているからである。
【0004】
従来、前記不純物を含む粗硫酸ニッケル水溶液の精製方法に、溶媒抽出法が用いられている。この溶媒抽出法としては、上記粗硫酸ニッケル水溶液を、あらかじめニッケルを抽出させた酸性有機抽出剤(以下、ニッケル保持酸性有機抽出剤と呼称する場合がある。)と接触させることにより、ニッケルより優先的に酸性有機抽出剤に抽出されるコバルト、鉄、亜鉛、銅、カルシウム、マグネシウム等の不純物とニッケル保持酸性有機抽出剤のニッケルを交換させて、精製硫酸ニッケル水溶液を製造し、同時にコバルトを濃縮した有機抽出剤を得るプロセスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
上記ニッケル保持酸性有機抽出剤の生成工程では、酸性有機抽出剤によってニッケルを抽出するため、硫酸ニッケル水溶液等の溶媒抽出法によるニッケル抽出用水溶液が必要である。この溶媒抽出法によるニッケル抽出用水溶液の原料として、上記アンモニア態窒素が含有されているメッキ澱物を使用する場合、硫酸ニッケル水溶液中へのアンモニア態窒素の混入は極力避けることが望ましい。
【0006】
アンモニア態窒素の除去方法としては、アンモニア態窒素のうちで一般に最も含有の多いアンモニアは水に高い溶解性を有するので、前記原料をあらかじめ繰り返し洗浄する方法がある。しかしながら、水等による洗浄ではアンモニアを完全に除去するためには多量の洗浄水が必要であり、かつ繰り返し何度も洗浄する必要がある。そこで、排水処理の負荷が増大するという問題があり、さらに排水の窒素汚濁負荷量の総量規制値がある。また、アンモニアが水への溶解性の低い複塩などの化合物として固定されていた場合、水による洗浄のみでは完全な除去はできないという問題があった。
また、他の方法として上記メッキ澱物を焙焼してアンモニア態窒素を揮発除去又は分解除去することもできるが、エネルギーコストが増大するという問題があった。したがって、溶媒抽出法によるニッケル抽出用水溶液からアンモニア態窒素を除去できる効率的な方法が望まれている。
【0007】
一方、アンモニア態窒素を含む各種排水からアンモニア態窒素を除去する方法として酸化分解法、アンモニアストリッピング法、触媒分解法等が提案されており、代表的な方法としては、以下のものが挙げられる。
(1)高濃度のアンモニア態窒素を含有する廃水からの除去システムとして、酸化工程で、酸化剤として空気、酸素、オゾン及び過酸化水素等を用いて大部分のアンモニア態窒素を窒素として分解除去し、さらに触媒を使用する(例えば、特許文献2参照)。
(2)排水中のアンモニア態窒素を塩素系酸化剤により窒素ガスとして分解除去する(例えば、特許文献3参照)。
【0008】
これらの提案は、排水中のアンモニア態窒素の除去に貢献しているが、硫酸ニッケル水溶液中のアンモニア態窒素の分解除去方法に適用するのにはそれぞれ問題がある。すなわち、酸素系酸化剤を使用する方法では、酸化工程のためにアルカリを添加してpH3〜6に調整する工程が必要であり、ナトリウム、カルシウム等のアルカリによる汚染が伴なう。また、塩素系酸化剤を使用する方法では、副反応による硝酸態窒素の生成を防止するためpHを4〜7に調整するとしている。この際所定のpHとするため酸とアルカリを用いて行うので、ナトリウム、カルシウム等のアルカリによる汚染が伴なう。
以上の状況から、硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素を、硝酸態窒素の生成を抑えて効率良く窒素に分解する方法が求められている。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−310437号公報(第1頁、第2頁)
【特許文献2】
特開平9−75995(第1〜4頁)
【特許文献3】
特開2001−225085(第1〜3頁)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の従来技術の問題点に鑑み、硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素を、硝酸態窒素の生成を抑えて効率良く窒素ガスに分解する方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するために、アンモニア態窒素を含む硫酸ニッケル水溶液において、種々の酸化分解法について、鋭意研究を重ねた結果、塩素ガスの吹きこみで所定のpHにしたところ、アンモニア態窒素を効率良く窒素に分解し除去できることを見出し、本発明を完成した。
【0012】
すなわち、本発明の第1の発明によれば、アンモニア態窒素を含む硫酸ニッケル水溶液中に塩素ガスを吹き込み、該硫酸ニッケル水溶液のpHを4.0以下に調整することを特徴とするアンモニア態窒素の分解除去方法が提供される。
【0013】
また、本発明の第2の発明によれば、第1の発明において、前記硫酸ニッケル水溶液のpHを2.0以下に調整することを特徴とするアンモニア態窒素の分解除去方法が提供される。
【0014】
また、本発明の第3の発明によれば、第1の発明において、前記硫酸ニッケル水溶液の酸化還元電位(Ag/AgCl電極規準)が、900mV以上であることを特徴とするアンモニア態窒素の分解除去方法が提供される。
【0015】
また、本発明の第4の発明によれば、第1の発明において、前記塩素ガスの吹き込み量が、硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素を窒素ガスに分解する反応の化学当量の2.0倍以上であることを特徴とするアンモニア態窒素の分解除去方法が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の硫酸ニッケル水溶液中のアンモニア態窒素の分解除去方法を詳細に説明する。
本発明に係る硫酸ニッケル水溶液中のアンモニア態窒素の分解除去方法は、硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素を、硝酸態窒素の生成を抑えて効率良く窒素ガスに分解し除去するものである。
本発明は、アンモニア態窒素を含む硫酸ニッケル水溶液に、塩素ガスを吹きこんで、所定のpHにしてアンモニア態窒素を窒素ガスに分解する方法である。
【0017】
本発明で用いる硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素としては、特に限定されるものではなく、アンモニウムイオンのほかアミン、アミド、アミノ酸等の化合物、及びニッケル又はコバルトのアンミン錯塩が挙げられる。
【0018】
本発明の分解除去方法では、アンモニア態窒素を含む硫酸ニッケル水溶液に塩素ガスを吹きこむと、以下に示す化学反応式1によって、アンモニア態窒素と塩素ガスとが反応して窒素を生成する。
【0019】
化学反応式1:2NH +3Cl=N+6HCl+2H
【0020】
化学反応式1は、アンモニア態窒素を窒素ガスに分解する反応であるが、窒素の生成とともに水素イオンの生成を伴なう反応である。そこで、反応の進行にともないアンモニア態窒素が分解され窒素ガスとして大気中へ放出されるとともに、pHが低下する。
しかしながら、硫酸ニッケル水溶液に塩素ガスを吹き込んだ場合には、以下に示す化学反応式2によって、ニッケルの一部が酸化され3価のニッケル水酸化物が沈殿生成し、分離操作が必要になる。そのため、3価のニッケル水酸化物が生成しない低pH領域で行うことが重要である。
【0021】
化学反応式2:2NiSO+Cl+6HO=2Ni(OH)+2HCl+2HSO
【0022】
本発明の硫酸ニッケル水溶液のpHは、4.0以下、好ましくは2.0以下に調整することが重要である。すなわち、pHが4.0を超えると、3価のニッケル水酸化物が生成するとともに、アンモニア態窒素の除去率が低くなる。
さらに、本発明の硫酸ニッケル水溶液の酸化還元電位(Ag/AgCl電極規準)は、特に限定されるものではないが、好ましくは900mV以上である。すなわち、酸化還元電位が900mV未満では、アンモニア態窒素の除去率が低くなる。
【0023】
本発明の塩素ガスの吹き込み量は、前述のように、硫酸ニッケル水溶液のpHを4.0以下にするに足りるだけ必要ではあるが、加えて、化学反応式1に基づいて、硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素を窒素ガスに分解する反応の化学当量の1.0倍以上が好ましく、2.0倍以上が特に好ましい。塩素ガスの吹き込み量が、前記反応の化学当量の1.0倍未満では、反応の進行が不十分であり、アンモニア態窒素の除去率が低くなる。
【0024】
しかし、前記反応の化学当量以上の塩素ガスを吹き込むと、未反応の余剰塩素ガスが発生する。これらの余剰塩素ガスは回収し、繰返し使用することによって塩素ロスを最少とすることができる。図3は、アンモニア濃度1.5g/Lの硫酸ニッケル水溶液2Lに、塩素吹込を一定流量(0.48g/L)で行った場合の塩素吹込時間に対するアンモニア除去率の関係を示す。図3より、前記水溶液中のアンモニアを90%以上除去するためには、前記反応の化学当量の2倍以上の塩素ガスを吹き込む必要があることが分かる。
【0025】
本発明に係る硫酸ニッケル水溶液中のアンモニア態窒素の分解除去方法は、硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素を、硝酸態窒素の生成を抑えて効率良く窒素ガスに分解し除去するものであるので、上記溶媒抽出法によるニッケル保持酸性有機抽出剤の生成工程においても、上記溶媒抽出法によるニッケル抽出用水溶液として好適に用いられる。すなわち、前記生成工程の硫酸ニッケル水溶液の原料として、メッキ澱物等のアンモニア態窒素が含有されている含ニッケル原料及び粗硫酸ニッケル原料を用い、これらを硫酸溶解又は温水溶解した後、この水溶液中に含まれるアンモニア態窒素をあらかじめ除去することができる。
以上のように、本発明では、アンモニア態窒素が含有されている含ニッケル原料によってもたらされたアンモニア態窒素を窒素ガスに分解し除去できるので、排水中のアンモニア態窒素の負荷が低減し、最終的には窒素汚濁負荷量が低減されることとなる。
【0026】
【実施例】
以下に、本発明の実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例によってなんら限定されるものではない。なお、実施例で用いた液中のアンモニア及び全窒素の分析方法は吸光光度法で行った。
【0027】
実施例1〜4、参考例
アンモニア濃度2.12g/Lの硫酸ニッケル水溶液2Lをガラス製ビーカーに採取した。この硫酸ニッケル水溶液の液温を50℃に維持して、pHが、3.5、2.0、1.5、1.0となるように塩素ガスを吹き込み、吹き込み後の液中のアンモニア濃度と全窒素濃度を分析し、アンモニア除去率と全窒素分解率(T−N分解率:窒素ガスとして分解した窒素分にあたる。)を求めた。得られたアンモニア除去率とT−N分解率をpHに対してプロットした結果を図1に示す。また、得られたアンモニア除去率とT−N分解率をこのときの酸化還元電位(ORP、Ag/AgCl電極規準)に対してプロットした結果を図2に示す。なお、図1及び図2に、塩素ガス吹き込み前の硫酸ニッケル水溶液のpH6.0、及びORP200mVを参考例としてそれぞれプロットした。
【0028】
図1より、塩素ガスを硫酸ニッケル水溶液中に吹き込みpHを低下させることによって、アンモニア除去率及び全窒素分解率がいずれも連動して上昇していることから、該水溶液中のアンモニアはpHの低下に伴って窒素ガスとして分解し、大気放出されていることが分かる。また、図1より、pHを2.0以下とすることでアンモニア除去率及び全窒素分解率が一段と高くなることが分かる。さらに、図2より、水溶液中の酸化還元電位(Ag/AgCl電極規準)が900mV以上で、アンモニア除去率及び全窒素分解率が一段と高くなることが分かる。
以上より、本発明の方法にしたがって、アンモニア態窒素を含む硫酸ニッケル水溶液に塩素ガスを吹きこんでpHを4.0以下にすることで、アンモニア態窒素を窒素ガスとして分解除去できる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の硫酸ニッケル水溶液中のアンモニア態窒素の分解除去方法は、硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素を、硝酸態窒素の生成を抑えて効率良く窒素に分解できる方法であり、その工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンモニア除去率と全窒素分解率(T−N分解率)をpHに対してプロットした実施例1の結果の図である。
【図2】アンモニア除去率と全窒素分解率(T−N分解率)を酸化還元電位(ORP、Ag/AgCl電極規準)に対してプロットした実施例1の結果の図である。
【図3】塩素吹込時間に対するアンモニア除去率の関係を示す図である。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for decomposing and removing ammonia nitrogen in an aqueous nickel sulfate solution, and more particularly, to a method for efficiently decomposing ammonia nitrogen contained in an aqueous nickel sulfate solution into nitrogen gas while suppressing the production of nitrate nitrogen. .
[0002]
[Prior art]
A method for decomposing and removing ammonia nitrogen in an aqueous nickel sulfate solution is to decompose and remove ammonia nitrogen into nitrogen gas in a process for producing a high-purity nickel sulfate aqueous solution from a nickel sulfate aqueous solution containing impurities. In the present specification, the term "ammonia nitrogen" or "nitrate nitrogen" means that nitrogen exists as an ammonium or nitrate compound, respectively.
From the high-purity nickel sulfate aqueous solution, high-purity nickel salts can be obtained, if necessary, by a concentration operation such as a crystallization method. As industrial uses of nickel salts such as nickel sulfate, nickel chloride, and nickel nitrate, for example, they are used as general electroplating materials, electroless plating materials for computer hard disks, catalyst materials, battery materials, and the like. In particular, nickel sulfate is widely used as a plating material, a material for a secondary battery, and the like.
[0003]
As the nickel sulfate aqueous solution containing the above impurities, for example, a crude nickel sulfate aqueous solution containing impurities such as ammonia, sodium, cobalt, iron, zinc, copper, calcium, and magnesium is used. When a nickel-containing deposit obtained by neutralizing a waste solution of a plating bath (hereinafter, sometimes referred to as a plating deposit) is used as the raw material, ammonia nitrogen is contained in the obtained solution. Contained. This is because an additive containing ammonia is usually used in the plating bath, and thus the collected precipitate contains ammonia nitrogen.
[0004]
Conventionally, a solvent extraction method has been used as a method for purifying a crude nickel sulfate aqueous solution containing the impurities. In this solvent extraction method, the crude nickel sulfate aqueous solution is brought into contact with an acidic organic extractant from which nickel has been extracted in advance (hereinafter sometimes referred to as a nickel-retaining acidic organic extractant) to give priority over nickel. The impurities such as cobalt, iron, zinc, copper, calcium, and magnesium extracted by the acidic organic extractant are exchanged with the nickel of the acidic organic extractant that retains nickel to produce a purified nickel sulfate aqueous solution and simultaneously concentrate the cobalt. A process for obtaining an organic extractant has been proposed (for example, see Patent Document 1).
[0005]
In the step of producing the nickel-retaining acidic organic extractant, an aqueous solution for extracting nickel by a solvent extraction method such as an aqueous solution of nickel sulfate is required to extract nickel with the acidic organic extractant. When using a plating precipitate containing the above-mentioned ammonium nitrogen as a raw material of the aqueous solution for nickel extraction by this solvent extraction method, it is desirable to minimize the incorporation of ammonia nitrogen into the aqueous nickel sulfate solution.
[0006]
As a method for removing ammonia nitrogen, there is a method in which the above-mentioned raw material is repeatedly washed in advance because ammonia, which generally contains the most ammonia among ammonia nitrogen, has high solubility in water. However, washing with water or the like requires a large amount of washing water in order to completely remove ammonia, and requires repeated and repeated washing. Therefore, there is a problem that the load of the wastewater treatment increases, and there is a total regulation value of the nitrogen pollution load of the wastewater. Further, when ammonia is fixed as a compound such as a double salt having low solubility in water, there is a problem that complete removal cannot be achieved only by washing with water.
As another method, the above-mentioned plating sediment can be roasted to volatilize or remove ammonia nitrogen, but there is a problem that the energy cost increases. Therefore, an efficient method capable of removing ammonia nitrogen from an aqueous solution for nickel extraction by a solvent extraction method is desired.
[0007]
On the other hand, as a method for removing ammonia nitrogen from various wastewaters containing ammonia nitrogen, an oxidative decomposition method, an ammonia stripping method, a catalytic decomposition method, and the like have been proposed, and typical methods include the following. .
(1) Most ammonia nitrogen is decomposed and removed as nitrogen by using air, oxygen, ozone, hydrogen peroxide, etc. as an oxidant in the oxidation step as a removal system from wastewater containing high concentration of ammonia nitrogen. Then, a catalyst is used (for example, see Patent Document 2).
(2) Ammonia nitrogen in wastewater is decomposed and removed as nitrogen gas by a chlorine-based oxidizing agent (for example, see Patent Document 3).
[0008]
Although these proposals have contributed to the removal of ammonia nitrogen in wastewater, there are problems in applying them to the decomposition and removal methods of ammonia nitrogen in nickel sulfate aqueous solution, respectively. In other words, in the method using an oxygen-based oxidizing agent, a step of adjusting the pH to 3 to 6 by adding an alkali for the oxidation step is required, which involves contamination with an alkali such as sodium and calcium. Further, in the method using a chlorine-based oxidizing agent, the pH is adjusted to 4 to 7 in order to prevent the formation of nitrate nitrogen by a side reaction. At this time, since the treatment is performed using an acid and an alkali to obtain a predetermined pH, contamination with an alkali such as sodium and calcium is involved.
Under the circumstances described above, there is a need for a method for efficiently decomposing ammonia nitrogen contained in an aqueous solution of nickel sulfate into nitrogen while suppressing the production of nitrate nitrogen.
[0009]
[Patent Document 1]
JP-A-10-310437 (pages 1 and 2)
[Patent Document 2]
JP-A-9-75995 (pages 1-4)
[Patent Document 3]
JP-A-2001-225085 (pages 1 to 3)
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a method for efficiently decomposing ammonia nitrogen contained in an aqueous solution of nickel sulfate into nitrogen gas while suppressing the production of nitrate nitrogen in view of the above-mentioned problems of the prior art.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies on various oxidative decomposition methods in an aqueous solution of nickel sulfate containing ammonia nitrogen in order to achieve the above object.As a result, the pH was adjusted to a predetermined value by blowing chlorine gas. The present inventors have found that ammonia nitrogen can be efficiently decomposed into nitrogen and removed, and the present invention has been completed.
[0012]
That is, according to the first aspect of the present invention, a chlorine gas is blown into an aqueous solution of nickel sulfate containing ammonia nitrogen to adjust the pH of the aqueous solution of nickel sulfate to 4.0 or less. Is provided.
[0013]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the method for decomposing and removing ammonia nitrogen according to the first aspect, wherein the pH of the aqueous nickel sulfate solution is adjusted to 2.0 or less.
[0014]
According to a third aspect of the present invention, in the first aspect, the oxidation-reduction potential of the nickel sulfate aqueous solution (Ag / AgCl electrode standard) is 900 mV or more, A removal method is provided.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, in the first aspect, the blowing amount of the chlorine gas is 2.0 times the chemical equivalent of the reaction for decomposing ammonia nitrogen contained in the aqueous nickel sulfate solution into nitrogen gas. A method for decomposing and removing ammonia nitrogen, wherein the method is at least twice as large.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the method for decomposing and removing ammonia nitrogen in the aqueous nickel sulfate solution of the present invention will be described in detail.
The method for decomposing and removing ammonia nitrogen in an aqueous nickel sulfate solution according to the present invention is to decompose and remove ammonia nitrogen contained in an aqueous nickel sulfate solution into nitrogen gas efficiently while suppressing the production of nitrate nitrogen.
The present invention is a method for decomposing ammonia nitrogen into nitrogen gas by blowing chlorine gas into an aqueous solution of nickel sulfate containing ammonia nitrogen to adjust the pH to a predetermined value.
[0017]
The ammonium nitrogen contained in the aqueous nickel sulfate solution used in the present invention is not particularly limited, and examples thereof include compounds such as amines, amides, and amino acids, as well as ammonium ions, and ammine complex salts of nickel or cobalt.
[0018]
In the decomposition removal method of the present invention, when chlorine gas is blown into an aqueous solution of nickel sulfate containing ammonia nitrogen, the ammonia nitrogen reacts with the chlorine gas to generate nitrogen according to the following chemical reaction formula 1.
[0019]
Chemical reaction formula 1: 2NH 4 + + 3Cl 2 = N 2 + 6HCl + 2H +
[0020]
Chemical reaction formula 1 is a reaction for decomposing ammonia nitrogen into nitrogen gas, and is a reaction accompanied by generation of hydrogen and generation of hydrogen ions. Then, as the reaction proceeds, ammonia nitrogen is decomposed and released into the atmosphere as nitrogen gas, and the pH decreases.
However, when chlorine gas is blown into an aqueous solution of nickel sulfate, a part of nickel is oxidized and trivalent nickel hydroxide is precipitated by chemical reaction formula 2 shown below, and a separation operation is required. Therefore, it is important to perform the treatment in a low pH region where trivalent nickel hydroxide is not generated.
[0021]
Chemical reaction formula 2: 2Ni 2 SO 4 + Cl 2 + 6H 2 O = 2Ni (OH) 3 + 2HCl + 2H 2 SO 4
[0022]
It is important to adjust the pH of the nickel sulfate aqueous solution of the present invention to 4.0 or less, preferably 2.0 or less. That is, when the pH exceeds 4.0, trivalent nickel hydroxide is generated, and the removal rate of ammonia nitrogen decreases.
Furthermore, the oxidation-reduction potential of the aqueous nickel sulfate solution of the present invention (Ag / AgCl electrode standard) is not particularly limited, but is preferably 900 mV or more. That is, when the oxidation-reduction potential is less than 900 mV, the removal rate of ammonia nitrogen decreases.
[0023]
As described above, the blowing amount of chlorine gas of the present invention is necessary only to make the pH of the aqueous nickel sulfate solution 4.0 or less. It is preferably at least 1.0 times, more preferably at least 2.0 times, the chemical equivalent of the reaction for decomposing the contained ammonia nitrogen into nitrogen gas. If the amount of chlorine gas blown is less than 1.0 times the chemical equivalent of the reaction, the progress of the reaction is insufficient, and the ammonia nitrogen removal rate becomes low.
[0024]
However, if chlorine gas is blown in at a chemical equivalent or more than the above-mentioned reaction, unreacted excess chlorine gas is generated. These surplus chlorine gases can be recovered and used repeatedly to minimize chlorine loss. FIG. 3 shows the relationship between the chlorine blowing time and the ammonia removal rate when chlorine blowing is performed at a constant flow rate (0.48 g / L) into 2 L of an aqueous solution of nickel sulfate having an ammonia concentration of 1.5 g / L. From FIG. 3, it can be seen that in order to remove 90% or more of the ammonia in the aqueous solution, it is necessary to blow chlorine gas at least twice the chemical equivalent of the reaction.
[0025]
The method for decomposing and removing ammonia nitrogen in an aqueous solution of nickel sulfate according to the present invention removes ammonia nitrogen contained in an aqueous solution of nickel sulfate by efficiently decomposing it into nitrogen gas while suppressing the production of nitrate nitrogen. Also, in the step of producing a nickel-retaining acidic organic extractant by the above-mentioned solvent extraction method, it is suitably used as an aqueous solution for extracting nickel by the above-mentioned solvent extraction method. That is, as a raw material of the aqueous solution of nickel sulfate in the production step, a nickel-containing raw material and a crude nickel sulfate raw material containing ammonia nitrogen such as plating sediment are used, and these are dissolved in sulfuric acid or hot water. Can be removed in advance.
As described above, in the present invention, ammonia nitrogen brought about by the nickel-containing raw material containing ammonia nitrogen can be decomposed into nitrogen gas and removed, so that the load of ammonia nitrogen in wastewater is reduced, Eventually, the nitrogen pollution load will be reduced.
[0026]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples of the present invention. However, the present invention is not limited to these Examples. In addition, the analysis method of the ammonia and the total nitrogen in the liquid used in the examples was performed by the absorption spectrophotometry.
[0027]
Examples 1 to 4, Reference Example 2 L of an aqueous solution of nickel sulfate having an ammonia concentration of 2.12 g / L was collected in a glass beaker. The temperature of the nickel sulfate aqueous solution was maintained at 50 ° C., and chlorine gas was blown into the solution so that the pH became 3.5, 2.0, 1.5, and 1.0. And the total nitrogen concentration were analyzed to determine the ammonia removal rate and the total nitrogen decomposition rate (TN decomposition rate: equivalent to nitrogen decomposed as nitrogen gas). FIG. 1 shows the results of plotting the obtained ammonia removal rate and TN decomposition rate with respect to pH. FIG. 2 shows the results of plotting the obtained ammonia removal rate and TN decomposition rate with respect to the oxidation-reduction potential (ORP, Ag / AgCl electrode standard) at this time. In addition, in FIG. 1 and FIG. 2, the pH of the aqueous nickel sulfate solution before chlorine gas injection and the ORP of 200 mV are plotted as reference examples, respectively.
[0028]
According to FIG. 1, the ammonia in the aqueous solution was reduced in pH since the ammonia removal rate and the total nitrogen decomposition rate were both increased by blowing chlorine gas into the nickel sulfate aqueous solution to lower the pH. It is understood that the gas is decomposed as nitrogen gas and released to the atmosphere. Further, it can be seen from FIG. 1 that when the pH is 2.0 or less, the ammonia removal rate and the total nitrogen decomposition rate are further increased. Furthermore, FIG. 2 shows that when the oxidation-reduction potential in the aqueous solution (Ag / AgCl electrode standard) is 900 mV or more, the ammonia removal rate and the total nitrogen decomposition rate are further increased.
As described above, according to the method of the present invention, ammonia gas can be decomposed and removed as nitrogen gas by blowing chlorine gas into an aqueous solution of nickel sulfate containing ammonia nitrogen to adjust the pH to 4.0 or less.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, the method for decomposing and removing ammonia nitrogen in an aqueous nickel sulfate solution of the present invention is a method capable of efficiently decomposing ammonia nitrogen contained in an aqueous nickel sulfate solution to nitrogen by suppressing the production of nitrate nitrogen. Yes, its industrial value is extremely large.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram of the result of Example 1 in which an ammonia removal rate and a total nitrogen decomposition rate (TN decomposition rate) are plotted against pH.
FIG. 2 is a diagram of the result of Example 1 in which the ammonia removal rate and the total nitrogen decomposition rate (TN decomposition rate) are plotted against the oxidation-reduction potential (ORP, Ag / AgCl electrode standard).
FIG. 3 is a diagram showing the relationship between the chlorine removal time and the ammonia removal rate.

Claims (4)

アンモニア態窒素を含む硫酸ニッケル水溶液中に塩素ガスを吹き込み、該硫酸ニッケル水溶液のpHを4.0以下に調整することを特徴とするアンモニア態窒素の分解除去方法。A method for decomposing and removing ammonia nitrogen, wherein chlorine gas is blown into an aqueous solution of nickel sulfate containing ammonia nitrogen to adjust the pH of the aqueous nickel sulfate solution to 4.0 or less. 前記硫酸ニッケル水溶液のpHを2.0以下に調整することを特徴とする請求項1に記載のアンモニア態窒素の分解除去方法。The method according to claim 1, wherein the pH of the nickel sulfate aqueous solution is adjusted to 2.0 or less. 前記硫酸ニッケル水溶液の酸化還元電位(Ag/AgCl電極規準)が、900mV以上であることを特徴とする請求項1に記載のアンモニア態窒素の分解除去方法。2. The method for decomposing and removing ammonia nitrogen according to claim 1, wherein the nickel sulfate aqueous solution has an oxidation-reduction potential (Ag / AgCl electrode standard) of 900 mV or more. 3. 前記塩素ガスの吹き込み量が、硫酸ニッケル水溶液に含まれるアンモニア態窒素を窒素ガスに分解する反応の化学当量の2.0倍以上であることを特徴とする請求項1に記載のアンモニア態窒素の分解除去方法。2. The ammonia nitrogen according to claim 1, wherein an amount of the chlorine gas blown is 2.0 times or more a chemical equivalent of a reaction for decomposing ammonia nitrogen contained in the aqueous nickel sulfate solution into nitrogen gas. 3. Decomposition removal method.
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