JP2004274342A - Tv会議システム - Google Patents
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Abstract
【課題】通信回路網の負荷を低減する。
【解決手段】TV会議システムサーバ2において、データ取得部21は、通信回路網1を介してユーザ端末31〜36から画像フレームデータ及び音声データを取得し、画像データ圧縮合成部22及び音声データ合成部23に供給する。画像データ圧縮合成部22は、ユーザ端末からの画像フレームデータを、圧縮しかつ同期をとりつつ整理調整することにより、1つの画像フレームを分割することによって得られる複数の区分に割り当てて、1つの画像フレームデータに合成する。合成部22及び23において合成された画像フレームデータ及び音声データは、データ送信部24を介してユーザ端末にマルチキャストされる。サーバ側で1つの画像フレームに合成してマルチキャストするので、データ量を著しく低減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】TV会議システムサーバ2において、データ取得部21は、通信回路網1を介してユーザ端末31〜36から画像フレームデータ及び音声データを取得し、画像データ圧縮合成部22及び音声データ合成部23に供給する。画像データ圧縮合成部22は、ユーザ端末からの画像フレームデータを、圧縮しかつ同期をとりつつ整理調整することにより、1つの画像フレームを分割することによって得られる複数の区分に割り当てて、1つの画像フレームデータに合成する。合成部22及び23において合成された画像フレームデータ及び音声データは、データ送信部24を介してユーザ端末にマルチキャストされる。サーバ側で1つの画像フレームに合成してマルチキャストするので、データ量を著しく低減することができる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、通信回路網を介して複数の利用者が同時に画像及び音声を双方向通信して会議等を行うための所謂TV会議システムに関し、特に、参加する利用者が増大しても回線負荷の増大を防止できるようにしたTV会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ブロードバンドインターネット環境において、遠隔地にいる複数の参加者が画像(参加者及び会議資料の動画を含む)及び音声を共有しながら会議を行うための双方向通信システム、すなわちTV会議システムが既に利用されている。
図4は、従来例のTV会議システムの概略構成を説明するためのブロック図である。図4において、1はインターネット等の通信回路網であり、該通信回路網には、TV会議システムサーバ(以下、単に「サーバ」と称する)2及びTV会議用のユーザ端末31、32、33、・・・、3n(以下、代表して表す場合には「ユーザ端末3」で表す)が接続されている。各ユーザ端末3は、カメラ及びマイクロフォンを備えたパーソナルコンピュータ等で構成され、デジタル通信回路網1及びシステムサーバ2を介して、他のユーザ端末3との間で画像データ及び音声データを送受信し、これらデータを共有してTV会議を行うことができる。
【0003】
システムサーバ2は、TV会議に参加しているn個のユーザ端末3から送られてくるn個の画像フレームデータF1〜Fn及びそれに付随する音声を、n個のユーザ端末3に返送する。各ユーザ端末3では、該端末にインストールされているプログラムに基づいて、返送されてきた画像フレームデータF1〜Fnのデータを圧縮しかつ1つのフレームデータの画像に合成し、合成された画像を該ユーザ端末のモニタ画面に表示する。音声データについても同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来例のテレビ会議システムにおいては、各ユーザ端末3において、自分及び他のユーザ端末3からサーバ2経由で配信されるn個のフレームの画像データを1画面上に表示するために合成しており、したがって、システムサーバ2は、n個の画像フレームデータF1〜Fnをn個の会議参加者に配信しなければならないため、システムサーバ2から各ユーザ端末3へ向かう通信経路上のトラフィックが極めて大きい状態となっている。このようなトラフィックの増大は、TV会議の参加者が多くなるほど増大し、回線負荷が増大する。そのため、10人以上が同時に参加するTV会議システムにおいては、非常に高価な専用線を用い、その帯域を確保しておかなければならず、結局、参加者の人数を制限せざるを得ない等の問題が生じている。
【0005】
なお、回線負荷を低減するために、システムサーバ2がn個のフレームデータの画像データそれぞれを圧縮した後に各ユーザ端末3に配信することが考えられるが、その際には、画素数を減らしたり、画像動作のコマ又は使用する色の数を減らす等の処理をしなければならないため、画像が著しく劣化してしまう等の問題が生じる。このように画素数やコマ数、色数の制限を行った場合であっても、依然として10〜15人程度が同時参加すれば、回線容量の限界となるのが現状である。
【0006】
本発明は、このような従来例の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、デジタル通信回路網を介して複数の遠隔地の利用者が同時に画像を双方向通信するためのTV会議システムにおいて、通信回路網の負荷増大を防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明は、通信回路網に接続された複数のTV会議用のユーザ端末と、通信回路網に接続されたTV会議システムサーバとからなり、通信回路網を介して複数のユーザ間でTV会議を行うためのTV会議システムにおいて、TV会議システムサーバは、
複数のユーザ端末から、各ユーザ端末において圧縮された画像フレームデータ及び音声データを取得するデータ取得手段と、
複数のユーザ端末からの複数の画像フレームデータを、圧縮しかつ同期をとりつつ整理調整することにより、1つの画像フレームを分割することによって得られる複数の区分に割り当てて、1つの画像フレームデータに合成する画像データ圧縮合成手段と、
複数のユーザ端末からの複数の圧縮された音声データを合成する手段と、
合成された画像フレームデータ及び音声データを複数のユーザ端末にマルチキャストするデータ配信手段と
を備えていることを特徴とするTV会議システムを提供する。
【0008】
上記した本発明に係るTV会議システムにおいて、少なくとも1つのユーザ端末がTV会議用のカメラを備えていない場合に対応して、画像データ圧縮合成手段は、1つの画像フレーム中のカメラを具備していないユーザ端末に対応する区分に、記憶手段から静止画像を読み出して割り当てるよう構成されていることが好ましい。また、TV会議に参加するユーザ端末の数が1つの画像フレームの複数の区分の数に満たない場合に対応して、画像データ圧縮合成手段は、余剰の区分に、記憶部から静止画像を読み出して割り当てるよう構成されていることが好ましい。
【0009】
さらに、上記した本発明に係るTV会議システムにおいて、データ取得手段は、取得された音声データの内の最も音量が大きい音声データを検出する手段を備え、画像データ圧縮合成手段は、検出された音量が最も大きい音声データに対応するユーザ端末からの画像フレームデータを処理して、該データの画像が他のユーザ端末からの画像と対比して拡大して1つの区分に割り当てるよう構成されていることが好ましい。
このように構成する替わりに、データ取得手段は、ユーザ端末から発言者を表すキー操作信号を検出する手段を備え、画像データ圧縮合成手段は、検出された発言者を表すキー操作信号の送信元のユーザ端末からの画像フレームデータを処理して、該データの画像が他のユーザ端末からの画像と対比して拡大して1つの区分に割り当てるよう構成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の態様】
図1は、本発明に係るTV会議システムの概略構成を示すためのブロック図である。図1において、図4に示した従来例と同一又は類似の構成要素には、図4と同一の参照番号を付している。また、図1においては、TV会議の参加者すなわちユーザ端末の数がn=6である例を示しているが、ユーザ端末数が6以外であっても良いことは言うまでもない。
【0011】
図1に示すように、本発明のTV会議システムに具備されるシステムサーバ(TV会議システムサーバ)2は、データ取得部21、画像データ圧縮合成部22、音声データ合成部23、データ送信部24、資料管理部25、静止画像記憶部26、及び資料記憶部27を備えている。
【0012】
一方、パーソナルコンピュータからなるユーザ端末31〜36には、画像データ及び音声データを圧縮するための適宜の圧縮ソフトを含んだTV会議用プログラムが予めインストールされている。該プログラムを実行することにより、各ユーザ端末では、TV会議参加者の画像を表示する「ユーザ画像表示モード」、会議資料を作成編集するための「資料作成編集モード」、及び会議資料を表示するための「プレゼンテーションモード」を選択的に実行することが可能である。また、ユーザ端末は、データ取得部21及びデータ送信部24との間で適宜のプロトコルで通信を行うが、そのためのプログラムモジュールもTV会議用プログラムに含まれている。なお、各ユーザ端末は、カメラ及びマイクロフォン、並びに、ビデオコーディック及び音声コーディックを備えているが、これらについては汎用のものであるので、図示及び説明を省略する。
以下に、ユーザ端末31〜36において実行される「ユーザ画像表示モード」、「資料作成編集モード」、及び「プレゼンテーションモード」での各動作について説明する。
【0013】
ユーザ画像表示モード
各ユーザ端末においてユーザ画面モードが選択されると、データ取得部21は、TV会議に参加するユーザ端末31〜36から、例えば端末31〜36の順番で圧縮された画像フレームデータF1〜F6を取り込む。すなわち、データ取得部21は、まずユーザ端末31に対して画像データ及びそれに付随する音声データを送信するよう指示するための送信要求R1を出力する。すると、それに応答して、ユーザ端末31が、カメラで現在撮影されかつ圧縮された画像フレームデータF1及びマイクロフォンで収集しかつ圧縮された音声データS1をデータ取得部21に返送する。同様にして、データ取得部21がユーザ端末32〜36に対して送信要求R2〜R6を順次送信すると、ユーザ端末32〜36は現在の圧縮された画像フレームデータF2〜F6及び音声データS2〜S6を、データ取得部21に返送する。データ取得部21は、TV会議中、このような画像フレームデータ及び音声データの取得動作を反復実行する。
データ取得部21により取得された画像フレームデータF1〜F6は、同期をとって画像データ圧縮合成部22に供給され、また、データ取得部21により取得された音声データは、同期をとって音声データ合成部23に供給される。
【0014】
画像データ圧縮合成部22は、画像フレームデータF1〜F6が入力されると、該データをそれぞれ圧縮する。画像データの圧縮は、適宜の既知の圧縮方法を採用可能である。画像データ圧縮合成部22には、圧縮された画像フレームデータF1〜F6をそれぞれサブフレームデータFs1〜Fs6として、1つの画像フレームデータFのどこに組み込むかが予め設定されている。サブフレームデータFs1〜Fs6によるサブ画像M1〜M6が、例えば、図2に示すように1つの画面Mを6個に分割した区分にそれぞれ割り当てられるよう、データ列が組み替えられる。これにより、画像フレームデータF1〜F6が1つの画像フレームデータFに合成される。合成された画像フレームデータFは、データ送信部24に供給される。
【0015】
音声データ合成部23は、ユーザ端末31〜36から画像フレームデータF1〜F6に付随して送られてくる音声データをデータ取得部21から受け取り、これを合成して(必要に応じて圧縮して)データ送信部24に供給する。
【0016】
データ送信部24は、画像フレームデータF及び音声データを画像データ圧縮合成部22及び音声データ合成部23から受け取ると、これらをTV会議の参加者のユーザ端末31〜36すべてにマルチキャストする。これにより、ユーザ端末31〜36には、図2に示すように、1つの画面M上に、サブフレームデータFs1〜Fs6に対応するサブ画像M1〜M6が表示される。
ユーザ端末31〜36にマルチキャストされる画像フレームデータFは、サーバ側での整理・調整処理により、1枚の画像フレームデータとなっているので、各ユーザ端末に複数の画像フレームデータをマルチキャストする従来例のTV会議システムに対比して、送信される画像データ量が大幅に低減される。また、参加端末がいくら増大しても、一定の画像データ量を超えることがない方式としているため、通信回路網の負荷が低減される上、全てのユーザ端末側のデータ量を合計した画像フレームデータ及び音声データの通信速度が、例えば300kbps以下となる方式にしている。この画像データ量の低減は、ユーザ端末の数が大きくなるほど、大きくなるといえる。したがって、何百人という規模の同時会議においても音声及び画像品質が安定したTV会議システムを実現することができる。
【0017】
上記においては、TV会議の参加者総てが、画像データ及び音声データをシステムサーバ2のデータ取得部21に返送する例について説明したが、カメラを保有していないユーザであっても、音声のみでTV会議に参加することが可能である。例えば、ユーザ端末36にカメラが備えられていない場合、合成された画像フレームデータFのサブフレームデータFs6に対応する部分には、静止画像記憶部26に予め記憶されている適宜の静止画像(例えば、ユーザ端末36での会議参加者の静止画像等)がサブ画像M6として割り当てられる。カメラがないユーザ端末がTV会議に参加する場合、画像データ圧縮合成部22は、静止画像記憶部26からの静止画像を最後尾の区分(図4のサブ画像M6の位置)に配置するよう自動的に割り当てる。
【0018】
また、例えば最大6人がTV会議に参加できるように、サブ画像を6個に設定していても、実際には参加者が例えば4人である場合がある。このような場合、画像データ圧縮合成部22は、残りの2個のサブ画像M5及びM6に対応する区分位置に、静止画像記憶部26からの適宜の静止画像(例えば、会議参加者不在であることを表す画像)を組み込む。このようにする代わりに、画像データ圧縮合成部22を、参加者数に応じて、ユーザ端末に表示される1枚の画像中のサブ画像の数(すなわち区分数)及び圧縮率を変更可能に構成してもよい。
【0019】
さらに、画像データ圧縮合成部22において、ユーザ端末に表示される画像中に、発言者画像、及びテキストチャット画面を組み込むようにすることもできる。
発言者については、例えば、ユーザ端末上の特定のキーを操作した参加者のみが発言権を得るように構成することができ、この場合、データ取得部21では、発言権を得るためのキー操作がされたユーザ端末を識別することにより、発言者を特定することができる。このようにする替わりに、データ取得部21において、音声検出を行うことにより、どのユーザ端末の参加者が発言者であるかを判定することもできる。複数のユーザ端末から音声データが送信された場合には、音声が最も大きいものを発言者として識別する。
図3は、6個のサブ画像M1〜M6以外に、発言者画像M7及びテキストチャット画像M8を含んだ表示画面を示している。テキストチャット画像M8を表示する場合、システムサーバ2は、チャットサービスサーバとしての機能を備える必要がある。
【0020】
資料作成編集モード
ユーザ端末において、このモードが選択されると、該端末に資料の作成編集画面が表示され、これにより資料の新規作成及び既存資料の改変が可能となる。この資料作成編集機能は、汎用の文書作成編集ソフトを用いることによって実現できる。作成された資料は、システムサーバ2内の資料記憶部27に記憶され、会議参加者が共通にアクセス可能となる。
【0021】
プレゼンテーションモード
ユーザ端末において、このモードが選択されると、資料記憶部27に記憶されている資料にアクセスして該資料を表示可能となる。資料を用いてTV会議でプレゼンテーションを行う場合、TV会議に参加しているすべてのユーザ端末31〜36に、システムサーバ2を介して該資料を提供し表示させる。
この場合、プレセンタであるユーザ端末から資料データをサーバに送信し、サーバは、該プレセンタからの指示に従い、全てのユーザ端末に対してプレゼンテーションがなされることを通知する。この通知は、各ユーザ端末のモニタ画面に表示され、該通知が表示された時点でプレゼンテーションモードに切り換え操作を行うことができる。。
なお、プレゼンテーション用の資料データとともに画像フレームデータF及び音声データSも、データ送信部24から全てのユーザ端末31〜36にマルチキャストされており、これにより、各参加者は、自分の端末をプレゼンテーションモードにするか又はユーザ画像表示モードにするかを、個別に選択することができる。
【0022】
本発明は、以上のように構成され、TV会議システムのユーザ端末側のソフトで1次圧縮した画像データをシステムサーバで受信した後、該データを同期をとりつつ整理・調整する過程で2次圧縮をすることにより、複数の画像データを1つの画像に合成する方式を採用しているので、システムサーバから各ユーザ端末に向かうデータ量を低減することができる。よって、会議参加者が何百台と増加しても、データ量を比較的小さくかつ例えば300kbps以下の通信速度に安定化することができる。
したがって、本発明によれば、高品質の画像・音声・プレゼンテーションのデータを、回線負荷を大幅に低減させ、なおかつ一定負荷量に安定させて維持することができる画期的なTV会議システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るTV会議システムの構成を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示した本発明に係るTV会議システムにおいて、ユーザ端末に表示される画面の一例を示す模式図である。
【図3】図1に示した本発明に係るTV会議システムにおいて、ユーザ端末に表示される画面の他の例を示す模式図である。
【図4】従来例のTV会議システムの構成を説明するためのブロック図である。
【発明の技術分野】
本発明は、通信回路網を介して複数の利用者が同時に画像及び音声を双方向通信して会議等を行うための所謂TV会議システムに関し、特に、参加する利用者が増大しても回線負荷の増大を防止できるようにしたTV会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ブロードバンドインターネット環境において、遠隔地にいる複数の参加者が画像(参加者及び会議資料の動画を含む)及び音声を共有しながら会議を行うための双方向通信システム、すなわちTV会議システムが既に利用されている。
図4は、従来例のTV会議システムの概略構成を説明するためのブロック図である。図4において、1はインターネット等の通信回路網であり、該通信回路網には、TV会議システムサーバ(以下、単に「サーバ」と称する)2及びTV会議用のユーザ端末31、32、33、・・・、3n(以下、代表して表す場合には「ユーザ端末3」で表す)が接続されている。各ユーザ端末3は、カメラ及びマイクロフォンを備えたパーソナルコンピュータ等で構成され、デジタル通信回路網1及びシステムサーバ2を介して、他のユーザ端末3との間で画像データ及び音声データを送受信し、これらデータを共有してTV会議を行うことができる。
【0003】
システムサーバ2は、TV会議に参加しているn個のユーザ端末3から送られてくるn個の画像フレームデータF1〜Fn及びそれに付随する音声を、n個のユーザ端末3に返送する。各ユーザ端末3では、該端末にインストールされているプログラムに基づいて、返送されてきた画像フレームデータF1〜Fnのデータを圧縮しかつ1つのフレームデータの画像に合成し、合成された画像を該ユーザ端末のモニタ画面に表示する。音声データについても同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来例のテレビ会議システムにおいては、各ユーザ端末3において、自分及び他のユーザ端末3からサーバ2経由で配信されるn個のフレームの画像データを1画面上に表示するために合成しており、したがって、システムサーバ2は、n個の画像フレームデータF1〜Fnをn個の会議参加者に配信しなければならないため、システムサーバ2から各ユーザ端末3へ向かう通信経路上のトラフィックが極めて大きい状態となっている。このようなトラフィックの増大は、TV会議の参加者が多くなるほど増大し、回線負荷が増大する。そのため、10人以上が同時に参加するTV会議システムにおいては、非常に高価な専用線を用い、その帯域を確保しておかなければならず、結局、参加者の人数を制限せざるを得ない等の問題が生じている。
【0005】
なお、回線負荷を低減するために、システムサーバ2がn個のフレームデータの画像データそれぞれを圧縮した後に各ユーザ端末3に配信することが考えられるが、その際には、画素数を減らしたり、画像動作のコマ又は使用する色の数を減らす等の処理をしなければならないため、画像が著しく劣化してしまう等の問題が生じる。このように画素数やコマ数、色数の制限を行った場合であっても、依然として10〜15人程度が同時参加すれば、回線容量の限界となるのが現状である。
【0006】
本発明は、このような従来例の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、デジタル通信回路網を介して複数の遠隔地の利用者が同時に画像を双方向通信するためのTV会議システムにおいて、通信回路網の負荷増大を防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明は、通信回路網に接続された複数のTV会議用のユーザ端末と、通信回路網に接続されたTV会議システムサーバとからなり、通信回路網を介して複数のユーザ間でTV会議を行うためのTV会議システムにおいて、TV会議システムサーバは、
複数のユーザ端末から、各ユーザ端末において圧縮された画像フレームデータ及び音声データを取得するデータ取得手段と、
複数のユーザ端末からの複数の画像フレームデータを、圧縮しかつ同期をとりつつ整理調整することにより、1つの画像フレームを分割することによって得られる複数の区分に割り当てて、1つの画像フレームデータに合成する画像データ圧縮合成手段と、
複数のユーザ端末からの複数の圧縮された音声データを合成する手段と、
合成された画像フレームデータ及び音声データを複数のユーザ端末にマルチキャストするデータ配信手段と
を備えていることを特徴とするTV会議システムを提供する。
【0008】
上記した本発明に係るTV会議システムにおいて、少なくとも1つのユーザ端末がTV会議用のカメラを備えていない場合に対応して、画像データ圧縮合成手段は、1つの画像フレーム中のカメラを具備していないユーザ端末に対応する区分に、記憶手段から静止画像を読み出して割り当てるよう構成されていることが好ましい。また、TV会議に参加するユーザ端末の数が1つの画像フレームの複数の区分の数に満たない場合に対応して、画像データ圧縮合成手段は、余剰の区分に、記憶部から静止画像を読み出して割り当てるよう構成されていることが好ましい。
【0009】
さらに、上記した本発明に係るTV会議システムにおいて、データ取得手段は、取得された音声データの内の最も音量が大きい音声データを検出する手段を備え、画像データ圧縮合成手段は、検出された音量が最も大きい音声データに対応するユーザ端末からの画像フレームデータを処理して、該データの画像が他のユーザ端末からの画像と対比して拡大して1つの区分に割り当てるよう構成されていることが好ましい。
このように構成する替わりに、データ取得手段は、ユーザ端末から発言者を表すキー操作信号を検出する手段を備え、画像データ圧縮合成手段は、検出された発言者を表すキー操作信号の送信元のユーザ端末からの画像フレームデータを処理して、該データの画像が他のユーザ端末からの画像と対比して拡大して1つの区分に割り当てるよう構成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の態様】
図1は、本発明に係るTV会議システムの概略構成を示すためのブロック図である。図1において、図4に示した従来例と同一又は類似の構成要素には、図4と同一の参照番号を付している。また、図1においては、TV会議の参加者すなわちユーザ端末の数がn=6である例を示しているが、ユーザ端末数が6以外であっても良いことは言うまでもない。
【0011】
図1に示すように、本発明のTV会議システムに具備されるシステムサーバ(TV会議システムサーバ)2は、データ取得部21、画像データ圧縮合成部22、音声データ合成部23、データ送信部24、資料管理部25、静止画像記憶部26、及び資料記憶部27を備えている。
【0012】
一方、パーソナルコンピュータからなるユーザ端末31〜36には、画像データ及び音声データを圧縮するための適宜の圧縮ソフトを含んだTV会議用プログラムが予めインストールされている。該プログラムを実行することにより、各ユーザ端末では、TV会議参加者の画像を表示する「ユーザ画像表示モード」、会議資料を作成編集するための「資料作成編集モード」、及び会議資料を表示するための「プレゼンテーションモード」を選択的に実行することが可能である。また、ユーザ端末は、データ取得部21及びデータ送信部24との間で適宜のプロトコルで通信を行うが、そのためのプログラムモジュールもTV会議用プログラムに含まれている。なお、各ユーザ端末は、カメラ及びマイクロフォン、並びに、ビデオコーディック及び音声コーディックを備えているが、これらについては汎用のものであるので、図示及び説明を省略する。
以下に、ユーザ端末31〜36において実行される「ユーザ画像表示モード」、「資料作成編集モード」、及び「プレゼンテーションモード」での各動作について説明する。
【0013】
ユーザ画像表示モード
各ユーザ端末においてユーザ画面モードが選択されると、データ取得部21は、TV会議に参加するユーザ端末31〜36から、例えば端末31〜36の順番で圧縮された画像フレームデータF1〜F6を取り込む。すなわち、データ取得部21は、まずユーザ端末31に対して画像データ及びそれに付随する音声データを送信するよう指示するための送信要求R1を出力する。すると、それに応答して、ユーザ端末31が、カメラで現在撮影されかつ圧縮された画像フレームデータF1及びマイクロフォンで収集しかつ圧縮された音声データS1をデータ取得部21に返送する。同様にして、データ取得部21がユーザ端末32〜36に対して送信要求R2〜R6を順次送信すると、ユーザ端末32〜36は現在の圧縮された画像フレームデータF2〜F6及び音声データS2〜S6を、データ取得部21に返送する。データ取得部21は、TV会議中、このような画像フレームデータ及び音声データの取得動作を反復実行する。
データ取得部21により取得された画像フレームデータF1〜F6は、同期をとって画像データ圧縮合成部22に供給され、また、データ取得部21により取得された音声データは、同期をとって音声データ合成部23に供給される。
【0014】
画像データ圧縮合成部22は、画像フレームデータF1〜F6が入力されると、該データをそれぞれ圧縮する。画像データの圧縮は、適宜の既知の圧縮方法を採用可能である。画像データ圧縮合成部22には、圧縮された画像フレームデータF1〜F6をそれぞれサブフレームデータFs1〜Fs6として、1つの画像フレームデータFのどこに組み込むかが予め設定されている。サブフレームデータFs1〜Fs6によるサブ画像M1〜M6が、例えば、図2に示すように1つの画面Mを6個に分割した区分にそれぞれ割り当てられるよう、データ列が組み替えられる。これにより、画像フレームデータF1〜F6が1つの画像フレームデータFに合成される。合成された画像フレームデータFは、データ送信部24に供給される。
【0015】
音声データ合成部23は、ユーザ端末31〜36から画像フレームデータF1〜F6に付随して送られてくる音声データをデータ取得部21から受け取り、これを合成して(必要に応じて圧縮して)データ送信部24に供給する。
【0016】
データ送信部24は、画像フレームデータF及び音声データを画像データ圧縮合成部22及び音声データ合成部23から受け取ると、これらをTV会議の参加者のユーザ端末31〜36すべてにマルチキャストする。これにより、ユーザ端末31〜36には、図2に示すように、1つの画面M上に、サブフレームデータFs1〜Fs6に対応するサブ画像M1〜M6が表示される。
ユーザ端末31〜36にマルチキャストされる画像フレームデータFは、サーバ側での整理・調整処理により、1枚の画像フレームデータとなっているので、各ユーザ端末に複数の画像フレームデータをマルチキャストする従来例のTV会議システムに対比して、送信される画像データ量が大幅に低減される。また、参加端末がいくら増大しても、一定の画像データ量を超えることがない方式としているため、通信回路網の負荷が低減される上、全てのユーザ端末側のデータ量を合計した画像フレームデータ及び音声データの通信速度が、例えば300kbps以下となる方式にしている。この画像データ量の低減は、ユーザ端末の数が大きくなるほど、大きくなるといえる。したがって、何百人という規模の同時会議においても音声及び画像品質が安定したTV会議システムを実現することができる。
【0017】
上記においては、TV会議の参加者総てが、画像データ及び音声データをシステムサーバ2のデータ取得部21に返送する例について説明したが、カメラを保有していないユーザであっても、音声のみでTV会議に参加することが可能である。例えば、ユーザ端末36にカメラが備えられていない場合、合成された画像フレームデータFのサブフレームデータFs6に対応する部分には、静止画像記憶部26に予め記憶されている適宜の静止画像(例えば、ユーザ端末36での会議参加者の静止画像等)がサブ画像M6として割り当てられる。カメラがないユーザ端末がTV会議に参加する場合、画像データ圧縮合成部22は、静止画像記憶部26からの静止画像を最後尾の区分(図4のサブ画像M6の位置)に配置するよう自動的に割り当てる。
【0018】
また、例えば最大6人がTV会議に参加できるように、サブ画像を6個に設定していても、実際には参加者が例えば4人である場合がある。このような場合、画像データ圧縮合成部22は、残りの2個のサブ画像M5及びM6に対応する区分位置に、静止画像記憶部26からの適宜の静止画像(例えば、会議参加者不在であることを表す画像)を組み込む。このようにする代わりに、画像データ圧縮合成部22を、参加者数に応じて、ユーザ端末に表示される1枚の画像中のサブ画像の数(すなわち区分数)及び圧縮率を変更可能に構成してもよい。
【0019】
さらに、画像データ圧縮合成部22において、ユーザ端末に表示される画像中に、発言者画像、及びテキストチャット画面を組み込むようにすることもできる。
発言者については、例えば、ユーザ端末上の特定のキーを操作した参加者のみが発言権を得るように構成することができ、この場合、データ取得部21では、発言権を得るためのキー操作がされたユーザ端末を識別することにより、発言者を特定することができる。このようにする替わりに、データ取得部21において、音声検出を行うことにより、どのユーザ端末の参加者が発言者であるかを判定することもできる。複数のユーザ端末から音声データが送信された場合には、音声が最も大きいものを発言者として識別する。
図3は、6個のサブ画像M1〜M6以外に、発言者画像M7及びテキストチャット画像M8を含んだ表示画面を示している。テキストチャット画像M8を表示する場合、システムサーバ2は、チャットサービスサーバとしての機能を備える必要がある。
【0020】
資料作成編集モード
ユーザ端末において、このモードが選択されると、該端末に資料の作成編集画面が表示され、これにより資料の新規作成及び既存資料の改変が可能となる。この資料作成編集機能は、汎用の文書作成編集ソフトを用いることによって実現できる。作成された資料は、システムサーバ2内の資料記憶部27に記憶され、会議参加者が共通にアクセス可能となる。
【0021】
プレゼンテーションモード
ユーザ端末において、このモードが選択されると、資料記憶部27に記憶されている資料にアクセスして該資料を表示可能となる。資料を用いてTV会議でプレゼンテーションを行う場合、TV会議に参加しているすべてのユーザ端末31〜36に、システムサーバ2を介して該資料を提供し表示させる。
この場合、プレセンタであるユーザ端末から資料データをサーバに送信し、サーバは、該プレセンタからの指示に従い、全てのユーザ端末に対してプレゼンテーションがなされることを通知する。この通知は、各ユーザ端末のモニタ画面に表示され、該通知が表示された時点でプレゼンテーションモードに切り換え操作を行うことができる。。
なお、プレゼンテーション用の資料データとともに画像フレームデータF及び音声データSも、データ送信部24から全てのユーザ端末31〜36にマルチキャストされており、これにより、各参加者は、自分の端末をプレゼンテーションモードにするか又はユーザ画像表示モードにするかを、個別に選択することができる。
【0022】
本発明は、以上のように構成され、TV会議システムのユーザ端末側のソフトで1次圧縮した画像データをシステムサーバで受信した後、該データを同期をとりつつ整理・調整する過程で2次圧縮をすることにより、複数の画像データを1つの画像に合成する方式を採用しているので、システムサーバから各ユーザ端末に向かうデータ量を低減することができる。よって、会議参加者が何百台と増加しても、データ量を比較的小さくかつ例えば300kbps以下の通信速度に安定化することができる。
したがって、本発明によれば、高品質の画像・音声・プレゼンテーションのデータを、回線負荷を大幅に低減させ、なおかつ一定負荷量に安定させて維持することができる画期的なTV会議システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るTV会議システムの構成を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示した本発明に係るTV会議システムにおいて、ユーザ端末に表示される画面の一例を示す模式図である。
【図3】図1に示した本発明に係るTV会議システムにおいて、ユーザ端末に表示される画面の他の例を示す模式図である。
【図4】従来例のTV会議システムの構成を説明するためのブロック図である。
Claims (5)
- 通信回路網に接続された複数のTV会議用のユーザ端末と、通信回路網に接続されたTV会議システムサーバとからなり、通信回路網を介して複数のユーザ間でTV会議を行うためのTV会議システムにおいて、TV会議システムサーバは、
複数のユーザ端末から、各ユーザ端末において圧縮された画像フレームデータ及び音声データを取得するデータ取得手段と、
複数のユーザ端末からの複数の画像フレームデータを、圧縮しかつ同期をとりつつ整理調整することにより、1つの画像フレームを分割することによって得られる複数の区分に割り当てて、1つの画像フレームデータに合成する画像データ圧縮合成手段と、
複数のユーザ端末からの複数の圧縮された音声データを合成する手段と、
合成された画像フレームデータ及び音声データを複数のユーザ端末にマルチキャストするデータ配信手段と
を備えていることを特徴とするTV会議システム。 - 請求項1記載のTV会議システムにおいて、
複数のユーザ端末の内の少なくとも1つのユーザ端末は、TV会議用のカメラを備えておらず、
TV会議システムサーバはさらに、静止画像を記憶した記憶手段を備え、
画像データ圧縮合成手段は、1つの画像フレーム中のカメラを具備していないユーザ端末に対応する区分に、記憶手段から静止画像を読み出して割り当てるよう構成されている
ことを特徴とするTV会議システム。 - 請求項2記載のTV会議システムにおいて、画像データ圧縮合成手段はさらに、TV会議に参加するユーザ端末の数が1つの画像フレームの複数の区分の数に満たない場合に、余剰の区分に、記憶部から静止画像を読み出して割り当てるよう構成されていることを特徴とするTV会議システム。
- 請求項1〜3いずれかに記載のTV会議システムにおいて、
データ取得手段は、取得された音声データの内の最も音量が大きい音声データを検出する手段を備え、
画像データ圧縮合成手段は、検出された音量が最も大きい音声データに対応するユーザ端末からの画像フレームデータを処理して、該データの画像が他のユーザ端末からの画像と対比して拡大して1つの区分に割り当てるよう構成されている
ことを特徴とするTV会議システム。 - 請求項1〜3いずれかに記載のTV会議システムにおいて、
データ取得手段は、ユーザ端末から発言者を表すキー操作信号を検出する手段を備え、
画像データ圧縮合成手段は、検出された発言者を表すキー操作信号の送信元のユーザ端末からの画像フレームデータを処理して、該データの画像が他のユーザ端末からの画像と対比して拡大して1つの区分に割り当てるよう構成されていることを特徴とするTV会議システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010016449A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Kddi Corp | グループ通信装置及びグループ通信プログラム |
JP2012513693A (ja) * | 2008-12-22 | 2012-06-14 | フランス・テレコム | テキストデータを処理するための方法および装置 |
-
2003
- 2003-03-07 JP JP2003061631A patent/JP2004274342A/ja active Pending
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