JP2004274228A - 情報処理システム、電子機器、情報処理装置および音出力装置 - Google Patents

情報処理システム、電子機器、情報処理装置および音出力装置 Download PDF

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Keiichi Koshiba
恵一 小柴
Toshiki Kanemichi
敏樹 金道
Yoshiyuki Miyabe
義幸 宮部
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】洗濯機や冷蔵庫などの電子機器において出力される音声は、常に同じ音声であり、ユーザにとって味気ないものであった。かかる電子機器を使っていても、例えば、重労働のわりには作業の評価をしてもらいにくい主婦の気持ちを和ませるものではなかった。また、主婦などのユーザが、洗濯機や冷蔵庫などの電子機器から遠隔に居る場合には、分からなかった。
【解決手段】持ち運び可能な音出力装置であり、電子機器の状態や動作に対応した音情報を出力する音出力装置により、ユーザが電子機器から遠隔に居ても電子機器の状況を知ることができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家電製品等の電子機器の動作や状態に関する情報を伝える情報処理システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗濯機や電子レンジなどの家電製品等の電子機器において、洗濯や加熱などの特定の動作が終了した場合に、ブザー等によって動作の終了をユーザに伝えていた。
【0003】
また、冷蔵庫において、冷蔵庫のドアが一定時間以上開いている場合、「ドアが開いています」といった音声が出力される冷蔵庫があった(非特許文献1参照)。
【0004】
【非特許文献1】
松下電器産業株式会社ホームページ、インターネット<URL:http://national.jp/product/cooking/refrigerate/fr_refrige/nr_d47h2/point4.html>
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の洗濯機や冷蔵庫などの電子機器において出力される音声は、常に同じ音声であり、ユーザにとって味気ないものであった。かかる電子機器を使っていても、例えば、重労働のわりには作業の評価をしてもらいにくい主婦の気持ちを和ませるものではなかった。
【0006】
また、主婦などのユーザが、洗濯機や冷蔵庫などの電子機器から遠隔に居る場合には、分からなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、持ち運び可能な音出力装置であり、電子機器の状態や動作に対応した音情報を出力する音出力装置により、ユーザが電子機器から遠隔に居ても電子機器の状況を知ることができる。
【0008】
また、電子機器によって、出力する音情報が異なることにより、種々の電子機器の動作や状態に応じた適切なお知らせが可能になる。
【0009】
また、電子機器や、その動作、状態に対応して、通知する音出力装置を変えることにより、必要な人にだけ必要な情報が通知される。
【0010】
また、音情報を出力する時刻に基づいて音情報の出力を制御することにより、夜間には通知しないなど、ユーザの生活に合致した通知が可能となる。
【0011】
また、他の電子機器の状態に基づいて、音情報の出力を制御することにより、例えば、電話中は電話の邪魔をされない。また、例えば、テレビを見ている間は、テレビ視聴の邪魔をされない。
【0012】
また、音出力装置の存在場所に基づいて、音情報の出力を制御することにより、例えば、トイレに居る場合は通知が来ないなど、好都合である。
【0013】
また、音情報を販売する音情報格納装置により、女優や男優などの著名人の音情報を流通することができ、主婦等のユーザにとっては家事が楽しくなり、かつ、音情報産業を興すことができる。
【0014】
さらに、外出する場合に、戸締りや電子機器の状態を必要に応じて発する音出力装置により、家のセキュリティーが担保できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形態において、同一の符号を用いた構成要素やフローチャートのステップなどは、同じ機能を果たすので、一度説明したものについて説明を省略する場合がある。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る情報処理システムの概念図である。本情報処理システムは、1以上の電子機器11、情報処理装置12、音出力装置13、音情報格納装置14を具備する。電子機器11は、総称して「11」の符号を付し、個別には11(1)、11(2)・・・11(n)と符号を付す場合もある。電子機器11は、洗濯機、ビデオ、冷蔵庫、掃除機、電子レンジなどの家電機器を主として想定している。情報処理装置12は、例えば、パーソナルコンピュータである。音出力装置13は、音を出力する機能を有するものであり、例えば、小型のスピーカーを具備する。音出力装置13は、例えば、家庭の主婦が持ち運びするものである。音情報格納装置14は、例えば、いわゆるプロバイダーが運営するサーバ装置であり、例えば、女優等の芸能人などの心地よい音声が格納されている音情報のファイルを格納している。音情報格納装置14は、音情報ファイルをユーザに販売する。
【0017】
図2は、本実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。電子機器11は、動作部1101、電子機器情報構成部1102、電子機器情報送信部1103を具備する。情報処理装置12は、音情報格納部1201、入力受付部1202、購入音情報受信部1203、音情報記録部1204、電子機器情報受信部1205、音情報取得部1206、音情報送信部1207を具備する。音出力装置13は、音情報受信部1301、音情報出力部1302を具備する。音情報格納装置14は、音情報格納部1401、指示受付部1402、音情報販売送信部1403、課金料算出部1404、課金料蓄積部1405を具備する。
【0018】
動作部1101は、電子機器11の動作を実行する。動作部1101が行う動作は、電子機器11によって異なり、また1以上の動作を行う。動作部1101の実現手段は、その内容により異なる。
【0019】
電子機器情報構成部1102は、動作部1101が行う動作に関する情報である動作情報または/および電子機器11の状態に関する情報である状態情報を含む電子機器情報を、動作部1101の動作や電子機器11の状態から構成する。電子機器情報構成部1102が電子機器情報を構成するアルゴリズムは問わない。電子機器情報のデータ構造は問わない。電子機器情報とは、例えば、電子機器の動作の完了を示す情報である。また、電子機器情報とは、例えば、電子機器11が冷蔵庫である場合に、冷蔵庫のドアが一定時間以上、開いた状態であることを示す情報である。電子機器情報構成部1102は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。電子機器情報構成部1102が情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0020】
電子機器情報送信部1103は、電子機器情報構成部1102が構成した電子機器情報を情報処理装置12に送信する。電子機器情報送信部1103は、情報処理装置12に情報を送信するための情報処理装置12のIPアドレスなどを予め格納している。電子機器情報送信部1103は、無線の通信手段が好適であるが、放送手段や有線の通信手段でも実現可能である。
【0021】
音情報格納部1201は、電子機器情報に対応する音情報を格納している。音情報は、通常、ファイル形式である。ただし、他の形式でも良い。音情報格納部1201は、例えば、電子機器情報と音情報ファイルを対応付けて管理している。音情報格納部1201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0022】
入力受付部1202は、音情報を購入するための命令を受け付ける。音情報は、音情報格納装置14が販売する。命令の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部1202は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0023】
購入音情報受信部1203は、入力受付部1202が受け付けた命令で指示した音情報を、音情報格納装置14から受信する。購入音情報受信部1203は、音情報格納装置14と通信をするための情報(例えば、音情報格納装置14のIPアドレスや、音情報が存在するURLなど)を保持している。購入音情報受信部1203は、通常、音情報と電子機器情報の対の情報を受信する。購入音情報受信部1203は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。購入音情報受信部1203は、通常、インタラクティブに音情報を受信するが、音情報格納装置14から強制的に送信された音情報を受信する形態でも良い。
【0024】
音情報記録部1204は、購入音情報受信部1203が受信した音情報を音情報格納部1201に記録する。音情報記録部1204は、通常、音情報と電子機器情報の対の情報を記録する。音情報記録部1204は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。音情報記録部1204が情報を記録するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0025】
電子機器情報受信部1205は、電子機器11から電子機器情報を受信する。電子機器情報受信部1205は、無線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段や有線の通信手段でも実現可能である。
【0026】
音情報取得部1206は、電子機器情報受信部1205が受信した電子機器情報に対応する音情報を、音情報格納部1201から取得する。音情報取得部1206は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。音情報取得部1206が情報を取得するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0027】
音情報送信部1207は、音情報取得部1206が取得した音情報を音出力装置13に送信する。音情報送信部1207は、無線の通信手段が好適であるが、放送手段等でも実現可能である。
【0028】
音情報受信部1301は、情報処理装置12が送信した音情報を受信する。音情報受信部1301は、無線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段等でも実現可能である。
【0029】
音情報出力部1302は、音情報受信部1301が受信した音情報を出力する。音情報出力部1302は、スピーカーを有する。
【0030】
音情報格納部1401は、音情報を格納している。音情報は、通常、ファイル形式であり、電子機器情報と対に格納されている。音情報格納部1401は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0031】
指示受付部1402は、情報処理装置12からの音情報の購入指示を受け付ける。購入指示は、通常、音情報を識別する情報を含む。指示受付部1402は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0032】
音情報販売送信部1403は、指示受付部1402が音情報の購入指示を受け付けた場合に、音情報を音情報格納部1401から取得し、情報処理装置12に当該音情報を送信する。音情報販売送信部1403は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
【0033】
課金料算出部1404は、音情報販売送信部1403が音情報を送信した場合に、情報処理装置12(そのユーザも含む)に対して、課金する料金を算出する。料金を算出するアルゴリズムや算出方法は問わない。課金料算出部1404は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。課金料算出部1404が課金料を算出するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0034】
課金料蓄積部1405は、課金料算出部1404が算出した課金料を蓄積する。なお、課金料蓄積部1405は、通常、情報処理装置12を識別する情報と対に課金料を蓄積する。課金料蓄積部1405が課金料等を蓄積する記録媒体は、課金料蓄積部1405が保持していても良いし、外付けの記録媒体でも良い。課金料蓄積部1405は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。課金料算出部1404が課金料を算出するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0035】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子機器11の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。
【0036】
(ステップS301)図示しない入力受付部が、ユーザから何らかの動作実行の指示を受け付けたか否かを判断する。動作実行の指示を受け付ければステップS302に行き、動作実行の指示を受け付けなければステップS301に戻る。
【0037】
(ステップS302)電子機器情報構成部1102は、ステップS301で受け付けた動作実行の指示が、情報処理装置12へ通知の必要がある指示であるか否かを判断する。情報処理装置12へ通知の必要がある指示であればステップS303に行き、情報処理装置12へ通知の必要がある指示でなければステップS305に飛ぶ。
【0038】
(ステップS303)電子機器情報構成部1102は、ステップS301で受け付けた動作実行の指示に対応する電子機器情報を構成する。
【0039】
(ステップS304)電子機器情報送信部1103は、ステップS303で構成した電子機器情報を送信する。
【0040】
(ステップS305)動作部1101は、ステップS301で受け付けた動作実行の指示に対応する動作を実行する。
【0041】
(ステップS306)電子機器情報構成部1102は、ステップS305の動作実行の終了の旨を、情報処理装置12へ通知する必要があるか否かを判断する。情報処理装置12へ通知する必要があればステップS307に行き、情報処理装置12へ通知する必要がなければステップS301に戻る。
【0042】
(ステップS307)電子機器情報構成部1102は、ステップS305の動作実行の終了に対応する電子機器情報を構成する。
【0043】
(ステップS308)電子機器情報送信部1103は、ステップS307で構成した電子機器情報を送信する。ステップS301に戻る。
【0044】
図3のフローチャートにおいて、電子機器11は、ある動作の開始、または終了を示す電子機器情報を送信したが、電子機器11の状態(例えば、電子機器11が冷蔵庫の場合に、ドアが一定時間以上空いている状態など)や動作の途中である旨の情報等を取得して、情報処理装置12へ通知しても良い。また、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0045】
次に、情報処理装置12が電子機器11から電子機器情報を受信して、音情報を音出力装置13に送信する動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
【0046】
(ステップS401)電子機器情報受信部1205は、電子機器11から電子機器情報を受信したか否かを判断する。電子機器情報を受信すればステップS402に行き、電子機器情報を受信しなければステップS401に戻る。
【0047】
(ステップS402)音情報取得部1206は、ステップS401で受信した電子機器情報に対応する音情報を、音情報格納部1201から取得する。
【0048】
(ステップS403)音情報送信部1207は、予め格納されている、音情報の送信先の情報を取得する。音情報の送信先の情報とは、例えば、音出力装置13のIPアドレスやMACアドレスや電話番号等である。
【0049】
(ステップS404)音情報送信部1207は、音情報の送信先に、ステップS402で取得した音情報を送信する。
【0050】
また、情報処理装置12は、ユーザの指示により、音情報格納装置14にアクセスし、音情報を取得(ダウンロード)する。この音情報は、例えば、有償であり、課金処理は、音情報格納装置14や情報処理装置12で行われる。情報処理装置12における課金処理方法の例として、以下の処理がある。情報処理装置12は、ICカードなどの記録媒体を保持しており、音情報のダウンロードの記録が当該記録媒体に蓄積される。次に、定期的(例えば、1ヶ月に1回)に、音情報格納装置14から記録媒体の情報が読み出され、音情報格納装置14で料金を算出する。そして、情報処理装置12のユーザに音情報の購入料金が、別途、請求される。なお、音情報格納装置14における課金処理の方法については、後述する。
【0051】
次に、音出力装置13の動作について説明する。音出力装置13の音情報受信部1301が音情報を受信した場合、音情報出力部1302は当該音情報を出力する。
【0052】
次に、音情報格納装置14の動作について図5のフローチャートを用いて説明する。
【0053】
(ステップS501)指示受付部1402は、音情報の購入の指示を受け付けたか否かを判断する。音情報の購入の指示を受け付ければステップS502に行き、音情報の購入の指示を受け付けなければステップS501に戻る。
【0054】
(ステップS502)音情報販売送信部1403は、ステップS501で受け付けた音情報の購入の指示が有する音情報の識別情報を取得する。
【0055】
(ステップS503)課金料蓄積部1405は、ステップS501で受け付けた音情報の購入の指示が有するユーザ識別子を取得する。なお、ユーザ識別子は、情報処理装置12を識別する情報等でも構わない。ユーザ識別子は、課金のために利用される情報である。
【0056】
(ステップS504)音情報販売送信部1403は、ステップS502で取得した音情報の識別情報に基づいて、音情報格納部1401から音情報を取得する。
【0057】
(ステップS505)音情報販売送信部1403は、ステップS504で取得した音情報を情報処理装置12に送信する。
【0058】
(ステップS506)課金料算出部1404は、送信した音情報に対応する課金料を算出する。課金料を算出するアルゴリズムは問わない。例えば、課金料は、一律50円と決められている。また、課金料は、音情報格納部1401に音情報と対応付けて格納されている。
【0059】
(ステップS507)課金料蓄積部1405は、ステップS506で算出した課金料とステップS503で取得したユーザ識別子を対応付けて蓄積する。なお、ユーザ識別子で識別されるユーザに、蓄積した課金料に対応する料金を請求する方法は問わない。
【0060】
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。1以上の電子機器11は、ここでは、洗濯機、電話機、ドアホン、電子レンジ、冷蔵庫、FAX機等である。また、情報処理装置12は、家庭にあるコンピュータであり、例えば、いわゆるホームサーバである。音出力装置13は、小型で携帯可能である。また、音出力装置13は、例えば、家庭の主婦等が紐131などで首から吊り下げる形態を有する。また、音出力装置13は、音を出力するスピーカー132と主婦等が音を入力するマイク133を有する(図6参照)。
【0061】
また、今、情報処理装置12は、図7に示す音情報管理表を保持している。音情報管理表は「ID」「電子機器情報」「ポインタ」を有するレコードを1以上保持している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表管理上の要請のために存在する。「電子機器情報」は、電子機器11から送信される電子機器情報である。「ポインタ」は、「電子機器情報」と音情報のファイルを関連付けるためのポインタである。ここでは、音情報はファイルに格納されている。
【0062】
次に、電子機器から電子機器情報が送信され、音出力装置が音出力する動作について説明する。第一の例は、電子機器が洗濯機の場合である。洗濯機が洗濯を終了した場合に、当該洗濯の終了を検知して、「洗濯終了」の電子機器情報を構成する。なお、「洗濯終了」の電子機器情報は、予め洗濯機が保持している。そして、洗濯機は、「洗濯終了」の電子機器情報を情報処理装置に送信する。
【0063】
次に、情報処理装置は、「洗濯終了」の電子機器情報を受信する。情報処理装置は、電子機器情報「洗濯終了」に対応する「ポインタ」を取得し、当該ポインタでリンク付けられている音情報ファイルを取得する。そして、情報処理装置は、当該音情報ファイルを音出力装置に送信する。なお、音情報ファイルは、例えば、MP3の形式であり、人気男優の声による「洗濯が終わりました。」との音声が格納されている。
【0064】
次に、音出力装置は音情報ファイルを受信し、出力する。そして、当該音出力装置を持っている主婦は、洗濯が終了したことを知り、洗濯物を干す作業にとりかかることができる。
【0065】
以上、上記の洗濯機の例によれば、主婦等が洗濯機の近くにいなくても、洗濯の終了を知ることができる。
【0066】
次に、第二の例について述べる。第二の例は、電子機器がドアホンの場合である。ドアホンのボタンが来客により押下されると、当該ボタンの押下を検知して、ドアホンが「来客」という電子機器情報を構成する。そして、ドアホンは、電子機器情報「来客」を情報処理装置に送信する。情報処理装置は、電子機器情報「来客」受信し、当該電子機器情報に対応する音情報ファイルを取得し、音出力装置に送信する。なお、本音情報ファイルには、人気キャスターの声で「お客さんですよ。」という音声情報が格納されている。
【0067】
次に、音出力装置は、当該音情報ファイルを受信し、出力する。そして、音出力装置を保持している主婦等は、来客があることを知る。そして、例えば、主婦等は、音出力装置のマイクに、「どなた様ですか。」などという返答の音声を入力する。そして、音出力装置は、図示しない通信手段により、「どなた様ですか。」という音声情報を情報処理装置経由で、ドアホンに出力する。以上により、ドアホンと音出力装置等を用いて、来客の対応が可能である。なお、「どなた様ですか。」という音声情報は、音出力装置から直接、ドアホンに送信されても良い。
【0068】
次に、第三の例について述べる。第三の例は、電子機器が冷蔵庫の場合である。冷蔵庫は、1分以上、ドアが開いている状態が続くと、「冷蔵庫ドア開き」という電子機器情報を構成し、情報処理装置に当該電子機器情報を送信する。とする。なお、冷蔵庫は、ドアの開閉を検知できる、とする。かかるドアの開閉を検知する冷蔵庫は公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
【0069】
次に、情報処理装置は、「冷蔵庫ドア開き」という電子機器情報を受信し、当該電子機器情報に対応する音情報ファイルを取得する。そして、情報処理装置は、当該音情報ファイルを音出力装置に送信する。なお、本音情報ファイルには、人気男優の声による「冷蔵庫が開いています。」という情報が記録されている。
【0070】
次に、音出力装置は音情報ファイルを受信し、出力する。その結果、音出力装置を保持している主婦等は、冷蔵庫から離れていれも、冷蔵庫が開いていることを知ることができ、その後の対処(ドアを閉める)ができる。
【0071】
次に、情報処理装置が音情報格納装置から音情報を購入する処理について述べる。情報処理装置のユーザが、音情報を販売する音情報格納装置にアクセスする。この音情報格納装置は、音情報を販売するプロバイダー(ISP)の装置である。情報処理装置のユーザは、特定のURLを指定し、インターネットブラウザで音情報格納装置のホームページを取得する。かかる音情報を購入するためのホームページの例を図8に示す。
【0072】
図8によれば、音情報格納装置は、「購入(チェック)」「電子機器」「動作時」「声」「ファイル」の情報を有するレコードを複数管理する販売声情報管理表を保持している。「購入(チェック)」は、情報処理装置のユーザが購入したい音情報にチェックする項目である。「電子機器」は電子機器を識別する情報である。「動作時」は、電子機器情報を示す。「声」は音情報ファイルの声の主を示す情報である。ユーザは、この声の主を見て、主に音情報を購入する。「ファイル」は音情報ファイルとのリンクを示す。この「ファイル」の中のアイコンを、ユーザが押下すると、音情報ファイルが再生される。
【0073】
次に、情報処理装置のユーザが、図9に示すように、「ドアホン」「来客」の音情報を購入すべく、「購入(チェック)」の属性値をチェックし、自分のID、パスワードを入力し、「購入ボタン」を押下した、とする。かかる場合、ID,パスワードと音情報を識別する情報を有する購入指示が、情報処理装置から音情報格納装置に送信される。
【0074】
次に、音情報格納装置は、ID,パスワードと音情報を識別する情報を有する購入指示を受信する。次に、音情報格納装置は、ID,パスワードにより、図示しない手段により認証し、アクセスしたユーザが正当なユーザであると判断すれば、以下の処理に進む。なお、認証する技術は公知技術であるので、詳細な説明は終了する。
【0075】
次に、音情報格納装置は、購入指示が有する音情報を識別する情報から「ドアホン」「来客」に対応する音情報ファイルを取得し、情報処理装置に送信する。次に、音情報格納装置は、当該音情報ファイルのファイルサイズをパラメータとして、課金料を算出し、IDと対応付けて、当該課金料を示す情報を蓄積する。
【0076】
次に、情報処理装置は、当該音情報ファイルを受信し、蓄積する。以後、当該情報処理装置を有する家庭(音出力装置から)では、来客があった場合に、女優Uの声で「来客です。」というアナウンスがされる。また、別途、音情報を購入した際の料金がISPから請求される。
【0077】
以上、本実施の形態によれば、電子機器の状態や動作開始や動作完了などを、遠隔の音出力装置からの音出力で知ることができる。かかる装置、システムは、特に、家事等で忙しい主婦にとって、極めて有効である。
【0078】
また、自分の好きな男優等の声により、電子機器の状態等を知らせてくれることにより、楽しく、効率的に家事ができる。また、自分の好きな男優等の声の情報を販売する上記の仕組みにより、声の情報産業を創出できる。
【0079】
なお、本実施の形態によれば、情報処理装置が音情報を保持しており、電子機器の電子機器情報の送信に対応して、情報処理装置が音情報を音出力装置に送信した。しかし、音情報は、電子機器が保持しており、電子機器から、直接、電子機器の動作や状態に対応する音情報が音出力装置に送信されても良い。かかる場合、情報処理装置が存在する必要はない。かかることは他の実施の形態においても同様である。
【0080】
また、本実施の形態によれば、音情報は電子機器ごとに異なる女優、男優の音情報であっても良い。かかることも他の実施の形態においても同様である。
【0081】
また、音情報は音出力装置が保持していても良い。かかる場合、音出力装置は、電子機器から直接送信された電子機器情報に基づいて、音情報を選択して、出力しても良い。かかる場合も、情報処理装置が存在する必要はない。かかることは他の実施の形態においても同様である。
【0082】
また、本実施の形態によれば、音情報の購入に対する、課金料の算出方法は問わない。声の主によって、料金を変えたりしても良い。また、音情報ファイルごとに料金を設定しても良い。かかることは他の実施の形態においても同様である。
【0083】
また、本実施の形態によれば、電子機器が、例えば炊飯器で、炊飯器における炊飯が慣用した場合に、お母さんの音出力装置には「ご飯が炊けました。」という音情報が出力され、息子の音出力装置には「ご飯ですよ。」という音情報が出力されても良い。また、ユーザごとに異なる女優、男優の声を用いることは好ましい。
【0084】
また、本実施の形態によれば、音情報の格納形態は、ファイル以外の形態、例えば、ストリーム等でも良い。かかることは他の実施の形態においても同様である。
【0085】
また、本実施の形態によれば、音出力装置は図6に示すような形状であったが、他の形状でも良いのは言うまでもない。例えば、音出力装置は、携帯電話を利用しても良い。かかることも他の実施の形態においても同様である。
【0086】
また、本実施の形態によれば、本情報処理システムは、家の中で利用する態様を中心に説明したが、本情報処理システムは、戸外で使用しても良い。かかることも他の実施の形態においても同様である。
【0087】
また、本実施の形態によれば、電子機器は、いわゆる家電機器に限られないことは言うまでもない。ただし、家電機器において利用することは、主婦などの気持ちを癒す点等で好適である。かかることも他の実施の形態においても同様である。
【0088】
また、本実施の形態によれば、音出力装置は、マイクを内蔵しており、当該マイクが、ユーザの音声を取得して、当該音声を命令に変換し、当該命令により、電子機器を制御しても良い。かかる場合、音声を命令に変換する処理は、音出力装置が行っても、情報処理装置が行っても、電子機器が行っても良い。かかる場合の情報処理システムの概要図を図30に示す。図30によれば、例えば、音出力装置のユーザは、音声で、「洗濯」という入力を行えば、音声または命令が洗濯機に送信され、洗濯機は洗濯を開始する。かかる場合、音出力装置、または情報処理装置、または電子機器が音声認識機能を具備する。
【0089】
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、電子機器から電子機器情報を受信する電子機器情報受信ステップと、電子機器情報受信ステップで受信した電子機器情報に対応する音情報を取得する音情報取得ステップと、音情報取得ステップで取得した音情報を音出力装置に送信する音情報送信ステップを実行させるためのプログラム。
【0090】
(実施の形態2)
図10は、本実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。本情報処理システムは、1以上の電子機器11、情報処理装置102、音出力装置13を具備する。
【0091】
情報処理装置102は、音情報格納部1201、電子機器情報受信部1205、取得制御情報格納部10201、音情報取得部10206、音情報送信部1207を具備する。
【0092】
取得制御情報格納部10201は、音情報を選択するための情報である取得制御情報を格納している。取得制御情報の構造は問わない。取得制御情報の具体例は後述する。取得制御情報格納部10201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0093】
音情報取得部10206は、取得制御情報格納部10201の取得制御情報に基づいて、電子機器情報受信部1205が受信した電子機器情報に対応する音情報を取得する。音情報取得部10206は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。音情報取得部10206が情報を取得するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0094】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、情報処理装置102の動作について図11のフローチャートを用いて説明する。
【0095】
(ステップS1101)電子機器情報受信部1205は、電子機器11から電子機器情報を受信したか否かを判断する。電子機器情報を受信すればステップS402に行き、電子機器情報を受信しなければステップS401に戻る。なお、ここでの電子機器情報は、電子機器を識別する電子機器識別子と、電子機器の動作や状態を識別する動作情報を有する。
【0096】
(ステップS1102)音情報取得部1206は、ステップS1101で受信した電子機器情報に対応する音情報を、取得制御情報格納部10201の取得制御情報に基づいて決定する。
【0097】
(ステップS1103)音情報送信部1207は、音情報の送信先を決定する。
【0098】
(ステップS1104)音情報取得部10206は、ステップS1102で決定した音情報を、音情報格納部1201から取得する。
【0099】
(ステップS1105)音情報送信部1207は、ステップS1103で決定した音情報の送信先に、ステップS1104で取得した音情報を送信する。
【0100】
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図12である。図12によれば、情報処理システムは、1以上の電子機器(11(1)、11(2)、・・11(n))、情報処理装置102、1以上の音出力装置13(1)、13(2)・・・13(n)を有する。
【0101】
今、情報処理装置が管理している取得制御情報管理表を図13に示す。取得制御情報管理表は、「ID」「電子機器情報」「通知先」「音情報ファイル」を有する1以上のレコードを管理している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表管理上の要請のために存在する。「電子機器情報」は、電子機器から送信される情報であり「電子機器識別子」、「動作情報」を有する。「電子機器識別子」は、電子機器を識別する情報である。「動作情報」は、電子機器の動作の開始や完了を示す情報、または電子機器の状態を示す情報等である。「通知先」は、通知先の音出力装置を識別する情報である。ここでは、「通知先」は、「お母さん」「娘1」などの値を採り得る。また、情報処理装置は、「お母さん」「娘1」などの値と対になる音出力装置のIPアドレス等(通信で利用する情報)を保持している。「音情報ファイル」は、音情報が格納されているファイルを識別する情報である。
【0102】
かかる場合、例えば、電子機器の一つである洗濯機の洗濯が終了した、とする。かかる場合、洗濯機は「洗濯機」という電子機器識別子と、「終了」という動作情報から電子機器情報を構成し、情報処理装置に送信する。
【0103】
次に、情報処理装置は、「洗濯機」、「終了」を有する電子機器情報を受信し、当該電子機器情報から音情報ファイル「洗濯終了ファイル」を取得する。また、情報処理装置は、当該電子機器情報から通知先「お母さん」を取得する。
【0104】
次に、情報処理装置は、音情報ファイル「洗濯終了ファイル」のファイル名を有するファイルを音情報格納部から読み出す。次に、情報処理装置は、当該ファイルを通知先「お母さん」で識別される音出力装置に送信する。
【0105】
次に、音出力装置は、音情報ファイル「洗濯終了ファイル」を受信し、出力する。以上の処理により、音出力装置を保持しているお母さんは、洗濯の終了を、洗濯機から遠隔に居ても、知ることができる。
【0106】
次に、電子機器がビデオの例の場合について説明する。この家庭の「娘1」がビデオの録画予約をセットした、とする。そして、ビデオが録画を開始した場合に、ビデオから電子機器識別子「ビデオ」、動作情報「録画開始」を有する電子機器情報が情報処理装置に送信される、とする。
【0107】
次に、情報処理装置は、電子機器識別子「ビデオ」、動作情報「録画開始」を有する電子機器情報を受信し、当該情報に基づいて、図13の取得制御情報管理表から、通知先「娘1」、「娘2」を取得し、また音情報ファイル「歌手Aファイル」「男優Xファイル」を取得する。そして、情報処理装置は、通知先「娘1」で識別される音出力装置に「歌手Aファイル」で識別される音情報ファイルを送信する。また、情報処理装置は、通知先「娘2」で識別される音出力装置に「男優Xファイル」で識別される音情報ファイルを送信する。
【0108】
次に、「娘1」で識別される音出力装置は、「歌手Aファイル」で識別される音情報ファイルを受信し、出力する。その結果、「娘1」の音出力装置を持っている、この家庭の娘1は、自分の好きな歌手Aの声で、ビデオの録画が開始されたことを認識できる。
【0109】
また、「娘2」で識別される音出力装置は、「男優Xファイル」で識別される音情報ファイルを受信し、出力する。その結果、「娘2」の音出力装置を持っている、この家庭の娘2は、自分の好きな男優Xの声で、ビデオの録画が開始されたことを認識できる。
【0110】
以上、本実施の形態によれば、電子機器の状態や動作開始や動作完了などを、遠隔の音出力装置からの音出力で知ることができる。かかる装置、システムは、特に、家事等で忙しい主婦にとって、極めて有効である。また、電子機器情報を送信する電子機器によって、前記音情報格納部から取得する音情報が異なることにより、電子機器に対応した適切な音情報が出力される。上記の例において、電子機器と、出力される音情報の音質が1対1対応であっても良い。
【0111】
さらに、電子機器情報を送信する電子機器によって、音情報を送信する音出力装置が異なるために、音出力装置のユーザは、設定した電子機器の動作情報のみを得ることが出来て、好適である。つまり、普段、洗濯をしない娘は、洗濯機の終了を示す音情報を得ることがなく、好適である。
【0112】
また、本実施の形態によれば、情報処理装置は、予め音情報を保持していたが、実施の形態1で述べたように、音情報格納装置から音情報をダウンロードしても良い。かかる場合、実施の形態1と同様、課金処理を行っても良い。
【0113】
なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、電子機器から電子機器情報を受信する電子機器情報受信ステップと、電子機器情報受信ステップで受信した電子機器情報に対応する音情報を取得する音情報取得ステップと、音情報取得ステップで取得した音情報を音出力装置に送信する音情報送信ステップを実行させるためのプログラムであり、音情報取得ステップにおいて取得する音情報は、電子機器情報を送信する電子機器によって異なるプログラムである。また、音情報送信ステップにおいて、電子機器情報によって、音情報を送信する音出力装置が異なるプログラムである。
【0114】
(実施の形態3)
図14は、本実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。本情報処理システムは、1以上の電子機器141、1以上の音出力装置143を具備する。
【0115】
電子機器141は、入力受付部14101、動作部1101、電子機器情報構成部1102、通知先情報格納部14102、電子機器情報送信部14103を具備する。
【0116】
音出力装置143は、電子機器情報受信部14301、出力制御情報格納部14302、場所情報取得部14303、音情報出力部14304、音情報格納部14305を具備する。
【0117】
入力受付部14101は、電子機器のユーザの入力を受け付ける。入力手段は、ボタンやテンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部14101は、ボタンの押下を検知するソフトウェアや、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。なお、通常、入力受付部14101に基づいて、動作部1101は動作する。
【0118】
通知先情報格納部14102は、通知先情報を格納している。通知先情報とは、電子機器情報を送信する音出力装置を選択するための情報である。通知先情報のデータ構造は問わない。通知先情報の具体例は後述する。通知先情報格納部14102は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0119】
電子機器情報送信部14103は、電子機器情報構成部1102が構成した電子機器情報を、適切な通知先(音出力装置)に送信する。
【0120】
電子機器情報受信部14301は、電子機器情報を受信する。電子機器情報受信部14301は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0121】
出力制御情報格納部14302は、出力制御情報を格納している。出力制御情報とは、音情報の出力を制御するための情報である。出力制御情報のデータ構造は問わない。出力制御情報格納部14302は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0122】
場所情報取得部14303は、音出力装置143が存在する場所に関する情報である場所情報を取得する。場所情報取得部14303は、例えば、無線タグリーダーである。かかる場合、家庭内の各部屋に、場所情報が記憶されている無線タグが設置されている。そして、場所情報取得部14303は、かかる無線タグから場所情報を受信する。また、場所情報取得部14303は、例えば、GPS受信機である。かかる場合、場所情報取得部14303は、音出力装置143の位置情報(x,y,z)を受信する。
【0123】
音情報出力部14304は、場所情報取得部14303が取得した場所情報と、出力制御情報格納部14302の出力制御情報に従って、音情報を出力するか否かを決定する。そして、音情報出力部14304は、音情報を出力すると決定した場合に、電子機器情報受信部14301が受信した電子機器情報に基づいて、音情報を取得し、当該音情報を出力する。つまり、音情報出力部14304は、場所情報と電子機器情報と出力制御情報に基づいて、音情報を選択したり、音情報の属性値(音量や音色など)を変更したり、音情報の出力/非出力の制御を行なったりする。音情報出力部14304が音情報を選択したり、音出力の制御をしたりする処理は、通常、ソフトウェアで実現される。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。また、音情報出力部14304は、スピーカーを具備する。
【0124】
音情報格納部14305は、音情報を格納している。音情報格納部14305の実現手段は、音情報格納部1201と同様である。
【0125】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子機器141の動作について図15のフローチャートを用いて説明する。
【0126】
(ステップS1501)入力受付部14101は、電子機器の動作開始の入力を受け付けたか否かを判断する。動作開始の入力を受け付ければステップS1502に行き、動作開始の入力を受け付けなければステップS1501に戻る。
【0127】
(ステップS1502)電子機器情報構成部1102は、ステップS1501で受け付けた入力が、予め決められた条件に合致するか否かを判断する。この条件とは、電子機器情報を送信するか否かを判断するための条件である。例えば、電子機器がビデオであり、ビデオの録画が開始されたときに、その旨を音出力装置が出力する場合、予め決められた条件は、「録画開始」の動作が開始されることである。予め決められた条件に合致する場合はステップS1503に行き、予め決められた条件に合致しない場合はステップS1507に飛ぶ。
【0128】
(ステップS1503)電子機器情報送信部14103は、電子機器情報を送信するか否かを判断する。この判断は、以下の処理により行う。電子機器情報送信部14103は、保持している時計から現在時刻を取得する。そして、電子機器情報送信部14103は、予め格納されている電子機器情報の送信時間帯に現在時刻が含まれるか否かを判断する。電子機器情報を送信すると判断した場合ステップS1504に行き、電子機器情報を送信しないと判断した場合はステップS1507に飛ぶ。
【0129】
(ステップS1504)電子機器情報構成部1102は、ステップS1501で受け付けた入力に基づいて、電子機器情報を構成する。
【0130】
(ステップS1505)電子機器情報構成部1102は、ステップS1501で受け付けた入力(または、ステップS1504で構成した電子機器情報)と通知先情報格納部14102の通知先情報に基づいて、電子機器情報の通知先を取得する。
【0131】
(ステップS1506)電子機器情報送信部14103は、ステップS1505で取得した通知先に、ステップS1504で構成した電子機器情報を送信する。
【0132】
(ステップS1507)動作部1101は、ステップS1501で受け付けた入力に対応する動作を実行する。
【0133】
(ステップS1508)電子機器情報構成部1102は、ステップS1507における動作の終了が、予め決められた条件に合致するか否かを判断する。この条件とは、電子機器情報を送信するか否かを判断するための条件である。例えば、電子機器が洗濯機であり、洗濯が終了したときに、その旨を音出力装置が出力する場合、予め決められた条件は、「洗濯」の動作が終了することである。予め決められた条件に合致する場合はステップS1509に行き、予め決められた条件に合致しない場合はステップS1501に戻る。
【0134】
(ステップS1509)電子機器情報送信部14103は、電子機器情報を送信するか否かを判断する。この判断は、ステップS1503と同様に、時刻に基づいて行う。電子機器情報を送信すると判断した場合ステップS1510に行き、電子機器情報を送信しないと判断した場合はステップS1501に戻る。
【0135】
(ステップS1510)電子機器情報構成部1102は、ステップS1507の動作終了に基づいて、電子機器情報を構成する。
【0136】
(ステップS1511)電子機器情報構成部1102は、ステップS1507の動作終了(または、ステップS1510で構成した電子機器情報)と通知先情報格納部14102の通知先情報に基づいて、電子機器情報の通知先を取得する。
【0137】
(ステップS1512)電子機器情報送信部14103は、ステップS1511で取得した通知先に、ステップS1510で構成した電子機器情報を送信する。ステップS1501に戻る。
【0138】
なお、図15のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。また、図15のフローチャートにおいて、電子機器141は、ある動作の開始、または終了を示す電子機器情報を送信したが、電子機器141の状態(例えば、電子機器141が冷蔵庫の場合に、ドアが一定時間以上空いている状態など)等を取得して、音出力装置143へ通知しても良い。
【0139】
次に、音出力装置143の動作について図16のフローチャートを用いて説明する。
【0140】
(ステップS1601)電子機器情報受信部14301は、電子機器141から電子機器情報を受信したか否かを判断する。電子機器情報を受信すればステップS1602に行き、電子機器情報を受信しなければステップS1601に戻る。
【0141】
(ステップS1602)場所情報取得部14303は、場所情報を取得する。
【0142】
(ステップS1603)音情報出力部14304は、ステップS1602で取得した場所情報と、出力制御情報格納部14302の出力制御情報に基づいて音出力するか否かを判断する。音出力する場合はステップS1604に行き、音出力しない場合はステップS1601に戻る。
【0143】
(ステップS1604)音情報出力部14304は、ステップS1602で取得した場所情報と、出力制御情報格納部14302の出力制御情報に基づいて、音情報格納部14305から音情報を選択する。
【0144】
(ステップS1605)音情報出力部14304は、ステップS1604で選択した音情報を出力する。ステップS1601に戻る。
【0145】
なお、図16のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。また、図16のフローチャートにおいて、音情報出力部14304は、取得した場所情報に基づいて、音量や音色などの音の属性値を調節して音出力しても良い。つまり、リビングに居るときには、テレビを見ている可能性が高い、ということで、他の家族のテレビ視聴の邪魔にならないように、音量を小さくして音出力する、などがある。
【0146】
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図17である。情報処理システムは、1以上の電子機器(141(1)、141(2)、・・・141(n))と、1以上の音出力装置(143(1)、143(2)、・・・143(n))を有する。電子機器として、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ドアホン、ビデオ、掃除機等がある。また、母X、娘A、父B等が、各自自分の音出力装置を身に付けている。
【0147】
今、電子機器の一つであるビデオは、図18に示す通知先情報管理表を保持している。通知先情報管理表は、「ID」「動作情報」「通知先」「時間帯」を有するレコードを1以上保持している。「ID」はレコードを識別する情報であり、表管理上の要請のために存在する。「動作情報」は、ビデオの動作や状態に関する情報である。「通知先」は電子機器情報の送信先を識別する情報である。また、ビデオは、通知先「娘A」等に対応する娘Aの音出力装置のIPアドレスを保持している。「時間帯」は、ビデオが電子機器情報を送信する時間帯を示す。「時間帯」に含まれる時刻である場合に、ビデオは電子機器情報を送信しえる。つまり、図18の通知先情報管理表において、ビデオは、録画が開始され、その時刻が時間帯「8:00〜22:00」に含まれる場合に、「娘A」で識別される音出力装置に、電子機器情報を送信する。また、図18の通知先情報管理表において、ビデオは、メモリ不足の状態であることを検知した場合、常に(時間帯「0:00〜24:00」であるので)、「娘A」および「母X」で識別される2つの音出力装置に、電子機器情報を送信する。
【0148】
また、「娘A」で識別される娘Aの音出力装置は、図19に示す出力制御情報管理表を保持している。出力制御情報管理表は、「ID」「電子機器情報」「場所情報」「音情報ファイル」を有するレコードを1以上格納している。また、「電子機器情報」は「電子機器」と「動作情報」を有する。「ID」はレコードを識別する情報であり、表管理上の要請のために存在する。「電子機器」は、電子機器を識別する情報である。「動作情報」は、電子機器の動作や状態に関する情報である。「場所情報」は、音出力装置が存在する場所に関する情報である。「音情報ファイル」は出力される音が記録されたファイルである。図19において、電子機器「ビデオ」の録画が開始された場合に、娘Aの音出力装置がトイレ以外に存在する場合は、音が出力される、ことを示す。また、図19によれば、電子機器「ドアホン」のボタンが押下され動作情報「来客」を含む電子機器情報が娘Aの音出力装置に送信された場合は、音出力装置が存在する場所に関わらず、対応する音情報ファイルの音情報が出力される。
【0149】
かかる場合、娘Aがセットしたビデオの録画が終了したとする。そして、現在時刻は、「20:58」であるとする。また、娘Aは音出力装置を持ってトイレの中に居る、とする。かかる場合、ビデオは、「録画終了」という動作情報を取得する。そして、ビデオは、動作情報「録画終了」に対応する時間帯「8:00〜22:00」と現在時刻「20:58」を取得する。そして、ビデオは、現在時刻「20:58」が時間帯「8:00〜22:00」に含まれると判断する。そして、ビデオは、「録画終了」という動作情報と「ビデオ」という電子機器の情報から電子機器情報を構成し、娘Aの音出力装置に当該電子機器情報を送信する。
【0150】
次に、娘Aの音出力装置は、「録画終了」「ビデオ」の情報を有する電子機器情報を受信する。そして、娘Aの音出力装置は、場所情報「トイレ」をトイレに存在する無線タグから取得する。なお、娘Aの音出力装置は、無線タグリーダーを具備する。
【0151】
そして、娘Aの音出力装置は、「録画終了」「ビデオ」の情報を有する電子機器情報、場所情報「トイレ」に基づいて音情報ファイルを取得する。かかる場合、図19の出力制御情報管理表によれば、音情報ファイルを取得できないので、娘Aの音出力装置は、音を出力しない。また、かかる場合、娘Aの音出力装置は、その時に、音を出力せずに、娘Aが適切な場所(予め決められた場所、または予め決められた場所以外、さらに好ましくは、無線タグの有効範囲外)に出たときに音を出力しても良い。
【0152】
一方、娘Aの音出力装置が、トイレ以外の場所、例えば、リビングに存在する場合には、娘Aの音出力装置は、図19の出力制御情報管理表における「ID=2」のレコードの音情報ファイルを取得し、音出力する。この音出力により、娘Aは録画が終了したことを知る。
【0153】
以上、本実施の形態によれば、ユーザが、適切な時間帯であり、または/および適切な場所に居る場合に、電子機器の状態や動作開始や動作完了などを知ることができる。かかる装置、システムは、特に、家事等で忙しい主婦にとって、極めて有効である。
【0154】
なお、本実施の形態によれば、適切な時間帯であり、かつ、ユーザが適切な場所に居る場合に、音出力したが、時間帯に関わらず、ユーザが適切な場所に居る場合のみ、音出力装置は音出力しても良い。また、ユーザの場所に関わらず、適切な時間帯の場合のみ音出力装置は音出力しても良い。
【0155】
また、本実施の形態によれば、時間帯に基づく音出力の判断は、電子機器で行ったが、音出力装置で、音出力するか否かの判断を行っても良い。また、電子機器または/および音出力装置で、時刻によって出力する音情報を変えても良い。つまり、朝、昼は元気の良い男性の声による音出力で、夜は静かな女性の声による音出力であっても良い。
【0156】
また、本実施の形態によれば、場所に基づく音出力の判断は、音出力装置で行ったが、電子機器で行っても良い。かかる場合、電子機器が、音出力装置の居場所を何らかの手段で知る必要がある。何からの手段とは、音出力装置が常時、電子機器に居場所の情報を送信することがある。また、何からの手段とは、他の情報処理装置(例えば、ホームサーバ)が、音出力装置の居場所を常時管理し、電子機器は、電子機器情報の送信前に、送信先の音出力装置の居場所を情報処理装置に問い合わせる手段でも良い。
【0157】
また、本実施の形態によれば、実施の形態1、2と同様に、情報処理システムは、電子機器と情報処理装置と音出力装置を有する構成でも良い。かかる場合、情報処理装置が、場所に基づく音出力制御、または/および時刻に基づく音出力制御の機能を果たしても良い。かかる場合の情報処理システムは、以下の構成になる。電子機器と情報処理装置と音出力装置を具備する情報処理システムであって、電子機器は、当該電子機器の動作や状態に関する情報である電子機器情報を情報処理装置に送信し、情報処理装置は、電子機器情報に対応する音情報を格納している音情報格納部と、電子機器から電子機器情報を受信する電子機器情報受信部と、電子機器情報受信部が受信した電子機器情報に対応する音情報を、音情報格納部から取得する音情報取得部と、音情報取得部が取得した音情報を音出力装置に送信する音情報送信部を具備し、音出力装置は、情報処理装置から音情報を受信する音情報受信部と、音情報を出力する音情報出力部を具備する情報処理システムであり、音情報出力部は、音情報を出力する時刻に基づいて音情報の出力を制御する情報処理システムである。また、電子機器は、当該電子機器の動作や状態に関する情報である電子機器情報を情報処理装置に送信し、情報処理装置は、電子機器情報に対応する音情報を格納している音情報格納部と、電子機器から電子機器情報を受信する電子機器情報受信部と、電子機器情報受信部が受信した電子機器情報に対応する音情報を、音情報格納部から取得する音情報取得部と、音情報取得部が取得した音情報を音出力装置に送信する音情報送信部を具備し、音出力装置は、情報処理装置から音情報を受信する音情報受信部と、音情報を出力する音情報出力部を具備する情報処理システムであり、音情報出力部は、音出力装置の存在場所に基づいて音情報の出力を制御する情報処理システムである。
【0158】
さらに、本実施の形態によれば、実施の形態1、2のように、音情報を購入し、当該購入に対する課金処理を行っても良い。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
【0159】
(実施の形態4)
図20は、本実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。本情報処理システムは、1以上の電子機器11、情報処理装置12、音出力装置203、他の電子機器204を具備する。電子機器11は、動作部1101、電子機器情報構成部1102、電子機器情報送信部1103を具備する。情報処理装置12は、音情報格納部1201、入力受付部1202、購入音情報受信部1203、音情報記録部1204、電子機器情報受信部1205、音情報取得部1206、音情報送信部1207を具備する。音出力装置203は、電子機器状態受信部20301、音出力制御情報格納部20302、音情報受信部1301、音情報出力部20303を具備する。
【0160】
他の電子機器204は、状態情報を音出力装置203に通知する機能を有する。他の電子機器204は、例えば、電話機である。この電話機は、電話機の状態情報である「通話中」「切断」という状態情報を音出力装置203に通知する機能を有する。
【0161】
電子機器状態受信部20301は、電子機器情報を送信する電子機器とは異なる、他の電子機器の状態に関する情報である状態情報を受信する。電子機器状態受信部20301は、状態情報を受信するのは、他の電子機器から直接受信しても良いし、情報処理装置12から受信しても良い。ここでは、電子機器状態受信部20301は、状態情報を他の電子機器から直接受信する場合について、主として説明する。状態情報のデータ構造は問わない。他の電子機器とは、例えば、電話機である。また、状態情報とは、例えば、電話機が通話中であることを示す情報である。電子機器状態受信部20301は、無線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段や有線の通信手段でも実現可能である。
【0162】
音出力制御情報格納部20302は、電子機器状態受信部20301が受信した状態情報に基づいて音出力の制御を行うための情報である音出力制御情報を格納している。音出力制御情報のデータ構造は問わない。音出力制御情報の具体例は後述する。音出力制御情報格納部20302は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0163】
音情報出力部20303は、電子機器状態受信部20301で受信した状態情報と音出力制御情報格納部20302の音出力制御情報に基づいて、受信した音情報を出力する。音出力制御情報に基づいて、受信した音情報を出力するとは、音出力制御情報に基づいて音情報の出力制御をすることを言う。音情報の出力制御とは、音情報を出力したり/出力しなかったり、また、出力する場合に音情報の属性値(音量や音色など)を変更したりすることを言う。音情報出力部20303が、他の電子機器の状態に基づいて、音情報の出力を制御する処理は、通常、ソフトウェアで実現されるが、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。また、音情報出力部20303は、スピーカーを具備する。
【0164】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、音出力装置203の動作について図21のフローチャートを用いて説明する。なお、電子機器11、情報処理装置12の動作については既に説明した。
【0165】
(ステップS2101)音情報受信部1301は、音情報を受信したか否かを判断する。音情報を受信すればステップS2102に行き、音情報を受信しなければステップS2106に飛ぶ。
【0166】
(ステップS2102)音情報出力部20303は、格納されている状態情報を取得する。この状態情報は、ステップS2107で格納されたものである。なお、状態情報が格納されていない場合もあり得る。
【0167】
(ステップS2103)音情報出力部20303は、音出力制御情報格納部20302の音出力制御情報を取得する。
【0168】
(ステップS2104)音情報出力部20303は、ステップS2102で取得した状態情報と、ステップS2103で取得した音出力制御情報に基づいて、音出力するか否かを判断する。音出力するのであればステップS2105に行き、音出力しないのであればステップS2101に戻る。なお、本ステップにおける判断方法の具体例は、後述する。
【0169】
(ステップS2105)音情報出力部20303は、ステップS2101で受信した音情報を出力する。
【0170】
(ステップS2106)電子機器状態受信部20301は、状態情報を受信したか否かを判断する。状態情報を受信すればステップS2107に行き、状態情報を受信しなければステップS2101に戻る。
【0171】
(ステップS2107)電子機器状態受信部20301は、ステップS2106で受信した状態情報を一時格納する。ステップS2101に戻る。
【0172】
なお、図21のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。また、図21のフローチャートにおいて、状態情報と音出力制御情報に基づいて、音出力するか否かを決定したが、音情報の属性値を変更して出力する出力制御を行っても良い。
【0173】
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図を図22に示す。情報処理システムは、1以上の電子機器11と情報処理装置12と音出力装置203と他の電子機器である電話機204を有する。今、音出力装置を保持しているユーザが、電話中である、とする。電話中である場合、電話機は、状態情報「通話中」を音出力装置に送信する。また、電話機は、電話が終了して受話器を置いた場合に「切断」という状態情報を音出力装置に送信する。
【0174】
今、ユーザは電話機204を用いて、通話中である、とする。また、通話が開始されたことを検知して、電話機は状態情報「通話中」を音出力装置に送信する。音出力装置203は、状態情報「通話中」を受信し、一時格納している。
【0175】
かかる場合、洗濯機11(2)の洗濯が終了し、洗濯機11(2)は、「洗濯終了」を示す電子機器情報を情報処理装置12に送信する、とする。そして、情報処理装置12は、「洗濯終了」を示す電子機器情報を受信し、当該電子機器情報に対応する音情報を選択し、音出力装置203に送信する。
【0176】
音出力装置203は、音情報を受信するが、格納している状態情報が「通話中」であるので、音出力をしない。なお、音出力装置203が格納している状態情報が「切断」であれば、音出力装置203は、受信した音情報を出力する。かかる処理は、実施の形態1で説明した処理と同様である。
【0177】
以上、本実施の形態によれば、電話機等の他の電子機器の状態に基づいて、音情報の出力を制御することができ、適切な音情報の出力が可能になる。かかる装置、システムは、特に、家事等で忙しい主婦にとって、極めて有効である。
【0178】
なお、本実施の形態によれば、他の電子機器は電話だけに限らない。例えば、他の電子機器はテレビであり、テレビで番組が出力されている間は、音情報を出力しなくても良い。さらに、他の電子機器はステレオであり、ステレオで音楽を聴いている間は、音情報を出力しなくても良い。
【0179】
また、本実施の形態によれば、他の電子機器の状態情報を音出力装置が保持していたが、情報処理装置や電子機器が保持をしていても良い。情報処理装置が状態情報を保持している場合、特定の状態情報の値であるときに、情報処理装置は音情報を音出力装置に送信しない。また、電子機器が状態情報を保持している場合、特定の状態情報の値であるときに、電子機器は電子機器情報を情報処理装置に送信しない。
【0180】
また、本実施の形態によれば、音出力装置は、他の電子機器である電話機が受信した音声を出力する機能を有し、電話機が通話中の場合、電話機が受信した音声と受信した音情報を重畳して出力しても良い。
【0181】
さらに、本実施の形態における情報処理システムにおいて、情報処理装置が存在しなくても良い。つまり、電子機器から直接、音出力装置に電子機器情報または音情報が送信され、音出力装置が音情報を出力しても良い。かかる態様は、実施の形態3で説明した態様と同様である。
【0182】
図23は、本実施の形態に係る情報処理システムの概念図である。本情報処理システムは、1以上の電子機器2301、情報処理装置2302、音出力装置2303を具備する。電子機器11、情報処理装置2302は家の中に設置されている。また、情報処理装置2302と音出力装置2303は、常に電波の送受信を行っており、音出力装置2303が家の外に出たことが、音出力装置2303は検知できる、とする。そして、本情報処理システムは、音出力装置2303が家の外に出た場合に、戸締りや火元の安全等に関して注意を促すシステムである。
【0183】
図24は、本実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。電子機器2301は、動作部1101、電子機器情報構成部1102、電子機器情報送信部1103、電子機器状態送信部230101を具備する。
【0184】
情報処理装置2302は、音情報格納部1201、電子機器情報受信部1205、音情報取得部1206、音情報送信部1207、電波送信部230201を具備する。
【0185】
音出力装置2303は、第二音情報格納部230301、電子機器状態受信部230302、電子機器状態蓄積部230303、音情報受信部1301、電波受信部230304、音情報出力部230305を具備する。
【0186】
電子機器状態送信部230101は、電子機器の状態を示す情報である状態情報を音出力装置2303に送信する。状態情報は、予め決められた状態情報を送信する。例えば、電子機器がロックシステムの場合、状態情報はロックがなされた旨の情報である。また、電子機器が、例えば、ガスコンロの場合、状態情報はガスの元栓が開いている旨を示す情報である。電子機器状態送信部230101が送信する状態情報は、通常、電子機器によって異なる。また、電子機器状態送信部230101が状態情報を送信する音出力装置2303は、予め登録されている音出力装置2303でも良いし、電子機器状態送信部230101が状態情報をブロードキャストしても良い。電子機器状態送信部230101は、通常、無線通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
【0187】
電波送信部230201は、近距離しか飛ばない、微弱な電波を送信する。
【0188】
第二音情報格納部230301は、音情報を格納している。音情報は、ドアがロックされていない旨を知らせる音情報ファイルであったり、ガスコンロの元栓が開いていることを示す音情報ファイルであったりする。第二音情報格納部230301は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0189】
電子機器状態受信部230302は、電子機器11から状態情報を受信する。電子機器状態受信部230302は、通常、無線通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0190】
電子機器状態蓄積部230303は、電子機器状態受信部230302が受信した状態情報を蓄積する。電子機器状態蓄積部230303が蓄積する記録媒体は、電子機器状態蓄積部230303が保持していても良いし、外付けの記録媒体でも良い。電子機器状態蓄積部230303は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。電子機器状態蓄積部230303が情報を蓄積するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0191】
電波受信部230304は、情報処理装置2302から電波を受信する。電波を受信するのは、一定の範囲(家)から、音出力装置2303が出たか否かを判断するためである。
【0192】
音情報出力部230305は、音情報を出力する。音情報出力部230305は、音情報受信部1301が受信した音情報を出力する。また、音情報出力部230305は、電波受信部230304において電波を受信できなくなった場合に、第二音情報格納部230301の音情報を取得して、出力する。かかる場合、電子機器状態蓄積部230303が蓄積した電子機器の状態情報に基づいて、音出力を行っても良い。音情報出力部230305が、電波の受信状態に基づいて、音情報の出力を制御する処理は、通常、ソフトウェアで実現されるが、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。また、音情報出力部230305は、スピーカーを具備する。
【0193】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子機器2301の動作について説明する。電子機器2301は、予め決められた動作の開始、終了時点、動作のポイント箇所の通過、予め決められた状態である場合等に、電子機器情報を構成し、情報処理装置2302に送信する。また、電子機器2301は、予め決められた電子機器の状態になった場合に、状態情報(例えば、電子機器がガスコンロの場合に、ガスバーナーが点火している状態を示す情報、電子機器がドアシステムで、ロックされたことを示す情報、など)を送信する。
【0194】
次に、情報処理装置2302の動作について説明する。情報処理装置2302は、上記の実施の形態で述べたように、電子機器情報を受信し、対応する音情報を送信する。また、情報処理装置2302は、音出力装置2303に、常時、電波を送信している。
【0195】
次に、音出力装置2303が外に出た(一定の範囲からはずれた)場合に、音情報を出力する動作について図25のフローチャートを用いて説明する。
【0196】
(ステップS2501)電波受信部230304は、情報処理装置2302から電波を受信したか否かを判断する。電波を受信すればステップS2501に戻り、電波を受信しなければステップS2502に行く。
【0197】
(ステップS2502)音情報出力部230305は、外に出た場合に必ず出力する音情報を、第二音情報格納部230301から取得する。
【0198】
(ステップS2503)音情報出力部230305は、ステップS2502で取得した音情報を出力する。
【0199】
(ステップS2504)音情報出力部230305は、電子機器状態蓄積部230303が蓄積した電子機器の状態情報を取得する。
【0200】
(ステップS2505)音情報出力部230305は、ステップS2504で取得した状態情報に基づいて、音出力するか否かを判断する。音出力する場合はステップS2506に行き、音出力しない場合は、処理を終了する。なお、状態情報に基づいて音出力するか否かを判断する方法の具体例は、後述する。
【0201】
(ステップS2506)音情報出力部230305は、状態情報に対応する音情報を、第二音情報格納部230301から取得する。
【0202】
(ステップS2507)音情報出力部230305は、ステップS2506で取得した音情報を出力する。
【0203】
なお、音出力装置2303が情報処理装置2302から音情報を受信して出力する動作については、上記の実施の形態で説明したので、ここでの説明は省略する。また、図25のフローチャートにおいて、外に出た場合に必ず出力する音情報は無くても良い。また、図25のフローチャートにおいて、外に出た場合に必ず出力する音情報のみ格納されていても良い。さらに、図25のフローチャートにおいて、外に出た場合に必ず出力する音情報は2以上存在しても良い。また、図25のフローチャートにおいて、ステップS2507で出力する音情報は2以上でも良い。
【0204】
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図23である。
【0205】
今、音出力装置は、第二音情報格納部において、図26に示す音情報管理表を保持している。音情報管理表は、「ID」「状態情報」「音情報」を有するレコードを1以上格納している。音情報管理表の「ID=1」のレコードによれば、状態情報が「エアコンON」の場合に、出力する音情報を管理している。
【0206】
また、今、音出力装置を持ったユーザが、家の外に出たとする。音出力装置が家の外に出た場合に、情報処理装置から発信される電波が音出力装置に届かず、音出力装置は家の外に出たことを検知する。そして、音出力装置は、第二音情報格納部に保持している音情報を取り出し、出力する。この音情報は、「戸締りは大丈夫でしょうか」という音声を発生する情報である。つまり、音出力装置を持って外に出れば、常に、音出力装置は「戸締りは大丈夫でしょうか」という音声を発し、戸締りに関して注意が促される。
【0207】
また、音出力装置は、電子機器から必要な状態情報を受信している。かかる受信した状態情報の例を図27に示す。図27によれば、音出力装置は、「エアコンON」「PC−OFF」「ガス元栓閉」の状態情報を受信して、格納している。
【0208】
かかる状況で、ユーザが音出力装置を持って外に出れば、音出力装置は、外に出たことを検知し、図27の状態情報と図26の音情報管理表に基づいて必要な音情報の出力をする。つまり、図27の状態情報に対応する音情報が存在するか否かを、図26の音情報管理表を検索して調べる。図27の「エアコンON」に対応する音情報が存在するので、音出力装置は、当該対応する音情報を取得し、出力する。この音情報は、例えば、「エアコンが付けっぱなしです。」という音声からなる情報である。そして、音出力装置を持って外に出たユーザは、エアコンが付けっぱなしであることを知り、家の中に入り、エアコンを切る作業を行う。
【0209】
以上、本実施の形態によれば、音出力装置は、音出力装置が一定の範囲からはずれた位置に置かれたことを検知し、当該検知がなされた場合に、音情報出力部は、予め決められた音情報を出力する。したがって、戸締りや火元等の確認に便利である。また、本実施の形態によれば、音出力装置は、音出力装置が一定の範囲からはずれた位置に置かれたことを検知し、当該検知がなされた場合に、音情報出力部は、電子機器の状態を示す音情報を出力する。したがって、電子機器の状態(たとえば、エアコンがON)に応じた作業(エアコンをOFFにする)が忘れずにできる。
【0210】
なお、本実施の形態によれば、音出力装置が一定の範囲からはずれた位置に置かれたことを検知した。しかし、情報処理装置や電子機器が、音出力装置が一定の範囲からはずれた位置に置かれたことを検知し、音出力装置にその旨を通知しても良い。
【0211】
また、本実施の形態によれば、情報処理装置からの電波が届かなくなったことを検知して、音出力装置が一定の範囲からはずれた位置に置かれたことを検知した。しかし、他の方法で、音出力装置が一定の範囲からはずれた位置に置かれたことを検知しても良い。例えば、家のドアの外側に無線タグを貼付しており。当該無線タグからの情報を受けて、家のドアの外側に音出力装置が存在することを検知しても良い。かかる場合、音出力装置は外に出たと判断し、上述したような音出力を行っても良い。なお、かかる場合、音出力装置は無線タグリーダーを保持している。また、就寝のように、一定の場所で一定の条件(消灯状態にするなど)が満たされた場合に、通知しても良い。また、端末が移動しなくなった場合に、通知するのも良い。
【0212】
また、本実施の形態によれば、電子機器は問わない。電子機器は、例えば、家のドアの鍵装置であり、当該鍵装置が非ロック状態である場合に、音出力装置の音情報出力部は、鍵装置がロックされていない旨を示す音情報を出力しても良いことは言うまでもない。
【0213】
また、本実施の形態によれば、音出力装置の第二音情報格納部の音情報は、外部から受信しても良い。また、かかる受信に対して課金されても良い。音情報を外部から受信、または購入する場合の課金処理については、上述したので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0214】
また、本実施の形態によれば、音出力装置は、家の外に出た場合に音出力する態様について、主として説明した。しかし、音出力装置が一定の範囲からはずれた位置に置かれたことを検知し、音出力しても良い。また、音出力装置が一定の範囲に入ったことを検知し、音出力しても良い。例えば、音出力装置を持って、ユーザがお風呂の部屋に入った場合に、「熱いので気をつけてください」という音出力をしても良い。かかる場合、お風呂の中に無線タグは貼ってあり、無線タグリーダーを具備する音出力装置が「お風呂」という場所を示す情報を受信し、当該受信に基づいて、対応する音情報を出力しても良い。
【0215】
さらに、本実施の形態によれば、音出力装置は、情報処理装置から音情報を受信し、出力する処理は行わなくても良い。つまり、音出力装置は、音出力装置が一定の範囲からはずれた位置に置かれたこと/または一定の領域に存在することを検知し、当該検知がなされた場合に、予め決められた音情報を出力する機能を有すれば良い。また、音出力装置は、音出力装置が一定の範囲からはずれた位置に置かれたこと/または一定の領域に存在することを検知し、当該検知がなされた場合に、電子機器の状態を示す音情報を出力する機能を有すれば良い。
【0216】
(実施の形態6)
【0217】
図28は、本実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。本情報処理システムは、1以上の電子機器141、1以上の音出力装置283を具備する。なお、図28のブロック図において、説明の都合上、音出力装置283は2つ(283(1)、283(2))である。
【0218】
音出力装置283は、電子機器情報受信部14301、出力制御情報格納部14302、場所情報取得部14303、音情報出力部28304、音情報格納部14305、入力受付部28301、音情報出力指示送信部28302、音情報出力指示受信部28303を具備する。
【0219】
入力受付部28301は、出力した音情報に対応して、他の音出力装置に音情報を出力するように指示をする出力指示の入力を受け付ける。出力指示とは、一の音出力装置で「ご飯が炊けました。」と音出力された場合に、他の音出力装置で「ご飯ですよ。」と音出力させるための指示である。入力受付部28301は、例えば、ボタンおよび当該ボタンの押下を検知するソフトウェア等で実現される。
【0220】
音情報出力指示送信部28302は、入力受付部28301が出力指示の入力を受け付けた場合に、出力した音情報に対応した指示である音情報出力指示を構成し、他の音出力装置に当該指示を送信する。音情報出力指示送信部28302は、無線の通信手段が好適であるが、放送手段でも実現可能である。
【0221】
音情報出力指示受信部28303は、他の音出力装置から音情報出力指示を受信する。音情報出力指示受信部28303は、無線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段でも実現可能である。
【0222】
音情報出力部28304は、音情報出力指示受信部28303が受信した音情報出力指示に対応する音情報を出力する。この音情報は音情報格納部14305に格納されている。音情報出力部28304は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0223】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、音出力装置283の動作について図29のフローチャートを用いて説明する。
【0224】
(ステップS2901)電子機器情報受信部14301は、電子機器141から電子機器情報を受信したか否かを判断する。電子機器情報を受信すればステップS2902に行き、電子機器情報を受信しなければステップS2910に飛ぶ。
【0225】
(ステップS2902)場所情報取得部14303は、場所情報を取得する。
【0226】
(ステップS2903)音情報出力部14304は、ステップS2902で取得した場所情報と、出力制御情報格納部14302の出力制御情報に基づいて音出力するか否かを判断する。音出力する場合はステップS2904に行き、音出力しない場合はステップS2901に戻る。
【0227】
(ステップS2904)音情報出力部14304は、ステップS2902で取得した場所情報と、出力制御情報格納部14302の出力制御情報に基づいて、音情報格納部14305から音情報を選択する。
【0228】
(ステップS2905)音情報出力部14304は、ステップS2904で選択した音情報を出力する。
【0229】
(ステップS2906)入力受付部28301は、音情報の出力に対応した出力指示を受け付けたか否かを判断する。出力指示を受け付ければステップS2907に行き、出力指示を受け付けなければステップS2909に飛ぶ。
【0230】
(ステップS2907)音情報出力指示送信部28302は、音情報出力指示を構成する。音情報出力指示の構成アルゴリズムは問わない。
【0231】
(ステップS2908)音情報出力指示送信部28302は、ステップS2907で構成した音情報出力指示を他の音出力装置に送信する。なお、他の音出力装置のIPアドレス等は予め保持している。
【0232】
(ステップS2909)タイムアウトか否かを判断する。タイムアウトであれば処理を終了し、タイムアウトでなければステップS2906に戻る。
【0233】
(ステップS2910)音情報出力指示受信部28303は、音情報出力指示を受信したか否かを判断する。音情報出力指示を受信すればステップS2911に行き、音情報出力指示を受信しなければステップS2901に戻る。
【0234】
(ステップS2911)音情報出力部28304は、ステップS2910で受信した音情報出力指示に対応する音情報を、音情報格納部14305から取得する。
【0235】
(ステップS2912)音情報出力部28304は、ステップS2911で取得した音情報を出力する。処理を終了する。
【0236】
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムは、電子機器である炊飯器、母の音出力装置、息子の音出力装置を有する。
【0237】
今、炊飯器がご飯を炊けた時に、炊飯器は、母の音出力装置にご飯が炊けた旨を示す電子機器情報を送信する。次に、母の音出力装置は、炊飯器から電子機器情報を受信し、音情報「ご飯が炊けたよ」を出力する。かかる場合、母は、自分の音出力装置の特定のボタンを押下する。
【0238】
次に、母の音出力装置は、ボタンの押下を受けて、受信した電子機器情報を息子の音出力装置に送信する。次に、息子の音出力装置は、電子機器情報を受信し、当該電子機器情報に対応した音情報「ご飯ですよ」を出力する。
【0239】
以上、本実施の形態によれば、一の音出力装置における音出力に対応して、一の音出力装置は入力を受け付け、当該に入力に基づいて、他の音出力装置で音情報が出力される。したがって、上記の炊飯器の例では、母はご飯が炊けた際に、息子が自分の部屋にいる場合など、離れている場合に、息子の音出力装置でご飯であることを知らせることができる。
【0240】
なお、本実施の形態によれば、一の音出力装置から他の音出力装置に送信される情報は、電子機器情報に限らない。一の音出力装置で出力された音情報が、他の音出力装置に送信されても良い。また、一の音出力装置から情報処理装置を経由して、他の音出力装置に電子機器情報が送信されても良い。つまり、音出力装置は、音情報を出力した後、入力を受け付けた場合に、出力した音情報に対応して、他の音出力装置に音情報の出力する指示をすればよい。他の音出力装置で出力される音情報と、一の音出力装置で出力された音情報は、同一でも異なるものでも良い。
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、電子機器の動作や状態に関する情報を音情報で得ることができ、例えば、主婦にとって楽しい家事作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る情報処理システムの概念図
【図2】実施の形態1に係る情報処理システムの構成を示すブロック図
【図3】実施の形態1に係る電子機器の動作について説明するフローチャート
【図4】実施の形態1に係る情報処理装置の動作について説明するフローチャート
【図5】実施の形態1に係る音情報格納装置の動作について説明するフローチャート
【図6】実施の形態1に係る音出力装置の外観図
【図7】実施の形態1に係る音情報管理表を示す図
【図8】実施の形態1に係るかかる音情報を購入するためのホームページの例を示す図
【図9】実施の形態1に係るかかる音情報を購入するためのホームページの例を示す図
【図10】実施の形態2に係る情報処理システムの構成を示すブロック図
【図11】実施の形態2に係る情報処理装置の動作について説明するフローチャート
【図12】実施の形態2に係る情報処理システムの概念図
【図13】実施の形態2に係る取得制御情報管理表を示す図
【図14】実施の形態2に係る情報処理システムの構成を示すブロック図
【図15】実施の形態2に係る、電子機器の動作について説明するフローチャート
【図16】実施の形態2に係る音出力装置の動作について説明するフローチャート
【図17】実施の形態2に係る情報処理システムの概念図
【図18】実施の形態2に係る通知先情報管理表を示す図
【図19】実施の形態2に係る出力制御情報管理表を示す図
【図20】実施の形態4に係る情報処理システムの構成を示すブロック図
【図21】実施の形態4に係る音出力装置の動作について説明するフローチャート
【図22】実施の形態4に係る情報処理システムの概念図
【図23】実施の形態5に係る情報処理システムの概念図
【図24】実施の形態5に係る情報処理システムの構成を示すブロック図
【図25】実施の形態5に係る音出力装置の動作について説明するフローチャート
【図26】実施の形態5に係る音情報管理表を示す図
【図27】実施の形態5に係るかかる受信した状態情報の例を示す図
【図28】実施の形態6に係る情報処理システムの構成を示すブロック図
【図29】実施の形態6に係る音出力装置の動作について説明するフローチャート
【図30】実施の形態1に係る情報処理システムの概念図
【符号の説明】
11、141、2301 電子機器
12、102、2302 情報処理装置
13,143、203、283、2303 音出力装置
14 音情報格納装置
1101 動作部
1102 電子機器情報構成部
1103 電子機器情報送信部
1201、1401、14305 音情報格納部
1202、14101、28301 入力受付部
1203 購入音情報受信部
1204 音情報記録部
1205 電子機器情報受信部
1206、10206 音情報取得部
1207 音情報送信部
1301 音情報受信部
1302、14304、20303、28304、230305 音情報出力部
1402 指示受付部
1403 音情報販売送信部
1404 課金料算出部
1405 課金料蓄積部
10201 取得制御情報格納部
14102 通知先情報格納部
14103 電子機器情報送信部
14301 電子機器情報受信部
14302 出力制御情報格納部
14303 場所情報取得部
20301、230302 電子機器状態受信部
20302 音出力制御情報格納部
28302 音情報出力指示送信部
28303 音情報出力指示受信部
230101 電子機器状態送信部
230201 電波送信部
230301 第二音情報格納部
230303 電子機器状態蓄積部
230304 電波受信部

Claims (41)

  1. 電子機器と情報処理装置と音出力装置を具備する情報処理システムであって、
    前記電子機器は、
    当該電子機器の動作や状態に関する情報である電子機器情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、
    電子機器情報に対応する音情報を格納している音情報格納部と、
    前記電子機器から電子機器情報を受信する電子機器情報受信部と、
    前記電子機器情報受信部が受信した電子機器情報に対応する音情報を、前記音情報格納部から取得する音情報取得部と、
    前記音情報取得部が取得した音情報を前記音出力装置に送信する音情報送信部を具備し、
    前記音出力装置は、
    前記情報処理装置から音情報を受信する音情報受信部と、
    前記音情報を出力する音情報出力部を具備する情報処理システム。
  2. 前記音情報取得部は、前記電子機器情報を送信する電子機器によって、前記音情報格納部から取得する音情報が異なる請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記音情報送信部は、前記電子機器情報を送信する電子機器によって、前記音情報を送信する音出力装置が異なる請求項1または請求項2いずれか記載の情報処理システム。
  4. 前記音情報出力部は、音情報を出力する時刻に基づいて音情報の出力を制御する請求項1から請求項3いずれか記載の情報処理システム。
  5. 前記音情報出力部は、他の電子機器の状態に基づいて、音情報の出力を制御する請求項1から請求項4いずれか記載の情報処理システム。
  6. 他の電子機器が電話機であり、
    前記音出力装置は、前記電話機が受信した音声を出力する機能を有し、
    前記電話機が通話中の場合、前記音出力装置は、前記電話機が受信した音声と前記音情報を重畳して出力する請求項5記載の情報処理システム。
  7. 他の電子機器が電話機であり、当該電話機が通話中の場合、当該通話が終了した後、前記音情報出力部は前記音情報を出力する請求項5記載の情報処理システム。
  8. 音情報を格納している音情報格納装置をさらに具備し、
    前記情報処理装置は、
    前記音情報を前記音情報格納装置から受信して格納している請求項1から請求項7いずれか記載の情報処理システム。
  9. 前記音情報格納装置は、前記情報処理装置への前記音情報の送信に対応して課金料を算出し、前記情報処理装置を識別する情報である情報処理装置識別子と前記課金料を示す情報を対応付けて蓄積する請求項8記載の情報処理システム。
  10. 前記電子機器情報は、電子機器の動作の完了を示す情報であり、
    前記音情報は、電子機器の動作の完了を示す音声情報である請求項1から請求項9いずれか記載の情報処理システム。
  11. 請求項1から請求項10いずれか記載の情報処理システムを構成する電子機器。
  12. 請求項1から請求項10いずれか記載の情報処理システムを構成する情報処理装置。
  13. 請求項1から請求項10いずれか記載の情報処理システムを構成する音出力装置。
  14. 請求項11から請求項10いずれか記載の情報処理システムを構成する音情報格納装置。
  15. 電子機器と音出力装置を具備する情報処理システムであって、
    前記電子機器は、
    当該電子機器の動作に対応する音情報を格納している音情報格納部と、
    予め決められた動作を行った場合に、当該動作に対応する音情報を予め決められた音出力装置に送信する音情報送信部を具備し、
    前記音出力装置は、
    前記音情報を受信する音情報受信部と、
    前記音情報受信部が受信した音情報を出力する音情報出力部を具備する情報処理システム。
  16. 前記音情報送信部は、音情報を送信する音出力装置によって、送信する音情報が異なる請求項15記載の情報処理システム。
  17. 時刻によって音情報出力部が出力する音情報が異なる請求項15または請求項16いずれか記載の情報処理システム。
  18. 音情報を格納している音情報格納装置をさらに具備し、
    前記電子機器は、
    前記音情報を前記音情報格納装置から受信して格納している請求項15から請求項17いずれか記載の情報処理システム。
  19. 前記音情報格納装置は、前記情報処理装置への前記音情報の送信に対応して課金料を算出し、当該課金料を示す情報を蓄積する請求項18記載の情報処理システム。
  20. 前記電子機器情報は、電子機器の動作の完了を示す情報であり、
    前記音情報は、電子機器の動作の完了を示す音声情報である請求項15から請求項19いずれか記載の情報処理システム。
  21. 電子機器と音出力装置を具備する情報処理システムであって、
    前記電子機器は、
    当該電子機器の動作に関する情報である電子機器情報を前記音出力装置に送信し、
    前記音出力装置は、
    電子機器情報に対応する音情報を格納している音情報格納部と、
    前記電子機器から電子機器情報を受信する電子機器情報受信部と、
    前記電子機器情報受信部が受信した電子機器情報に対応する音情報を、前記音情報格納部から取得する音情報取得部と、
    前記音情報取得部が取得した音情報を出力する音情報出力部を具備する情報処理システム。
  22. 前記音出力装置は、
    前記電子機器情報を送信する電子機器によって、出力する音情報が異なる請求項21記載の情報処理システム。
  23. 前記音出力装置は、
    前記電子機器情報を送信した電子機器によって、音情報の出力制御をする請求項21記載の情報処理システム。
  24. 前記音出力装置は、
    時刻によって、音情報の出力制御をする請求項21から請求項23いずれか記載の情報処理システム。
  25. 前記音出力装置は、
    前記電子機器情報を送信した電子機器とは異なる他の電子機器の状態によって、音情報の出力制御をする請求項21から請求項24いずれか記載の情報処理システム。
  26. 前記他の電子機器が電話機であり、
    前記音出力装置は、前記電話機が受信した音声を出力する機能を有し、
    前記状態が通話中である場合に、前記音出力装置は、
    前記電子機器情報に対応する音情報と前記通話中における受信した音情報を重畳して出力する請求項25記載の情報処理システム。
  27. 前記他の電子機器が電話機であり、前記状態が通話中である場合に、
    前記音出力装置は、
    前記通話が終了した後に、前記電子機器情報に対応する音情報を出力する請求項25記載の情報処理システム。
  28. 音情報を格納している音情報格納装置をさらに具備し、
    前記情報処理装置は、
    前記音情報を前記音情報格納装置から受信して格納している請求項21から請求項27いずれか記載の情報処理システム。
  29. 前記音情報格納装置は、前記情報処理装置への前記音情報の送信に対応して課金料を算出し、前記情報処理装置を識別する情報である情報処理装置識別子と前記課金料を示す情報を対応付けて蓄積する請求項28記載の情報処理システム。
  30. 前記電子機器情報は、電子機器の動作の完了を示す情報であり、
    前記音情報は、電子機器の動作の完了を示す音声情報である請求項21から請求項29いずれか記載の情報処理システム。
  31. 請求項15から請求項30いずれか記載の情報処理システムを構成する電子機器。
  32. 請求項15から請求項30いずれか記載の情報処理システムを構成する音出力装置。
  33. 請求項18から請求項20、または請求項28から請求項30いずれか記載の情報処理システムを構成する音情報格納装置。
  34. 一定の範囲からはずれた位置に置かれたこと/または一定の領域に存在することを検知し、当該検知がなされた場合に、予め決められた音情報を出力する音出力装置。
  35. 一定の範囲からはずれた位置に置かれたこと/または一定の領域に存在することを検知し、
    電子機器の状態を示す情報である状態情報を受信し、
    当該検知がなされた場合に、前記状態情報に対応する音情報を出力する音出力装置。
  36. 前記電子機器は、家のドアの鍵装置であり、
    当該鍵装置が非ロック状態である場合に、鍵装置がロックされていない旨を示す音情報を出力する請求項35記載の音出力装置。
  37. 電子機器が予め決められた動作を行う、または予め決められた状態である場合、
    前記電子機器から送信された電子機器情報または音情報を、直接または間接に受信し、
    前記電子機器情報に対応する音情報または、前記電子機器から送信された音情報を出力する音出力装置。
  38. 時刻に基づいて音情報の出力を制御する請求項37記載の音出力装置。
  39. 他の電子機器の状態に基づいて音情報の出力を制御する請求項37記載の音出力装置。
  40. 音出力装置の存在場所に基づいて音情報の出力を制御する請求項37記載の音出力装置。
  41. 入力を受け付けた場合に、前記出力した音情報に対応して、他の音出力装置に音情報の出力する指示をする請求項37から請求項40いずれか記載の音出力装置。
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