JP2004272055A - サイドライト型面光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄型化が可能で且つ出射光量を均一化することができるサイドライト型面光源装置を提供する。
【解決手段】導光板11と、該導光板11に光を照射する光源2とを備え、前記導光板11は側面側に円弧状の光入射用凹部11aを有し、該凹部11a内に前記光源2が収納されているサイドライト型面光源装置において、前記導光板11は、前記光入射用凹部11aが形成されている側面から遠ざかるに従って幅が大きくなる略台形状の形状をなし、前記光入射用凹部11aと対向する側面側に光出射面14を有し、該光出射面14に光拡散部13が選択的に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】導光板11と、該導光板11に光を照射する光源2とを備え、前記導光板11は側面側に円弧状の光入射用凹部11aを有し、該凹部11a内に前記光源2が収納されているサイドライト型面光源装置において、前記導光板11は、前記光入射用凹部11aが形成されている側面から遠ざかるに従って幅が大きくなる略台形状の形状をなし、前記光入射用凹部11aと対向する側面側に光出射面14を有し、該光出射面14に光拡散部13が選択的に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置等に用いられるサイドライト型面光源装置に関し、特に導光板からの出射光量の均一化を図ったサイドライト型面光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
透過型もしくは半透過型の液晶表示パネルは、暗いところでも明るい表示が得られるように、面光源装置(照明装置)を備えている。面光源装置は、光源を導光板の真下に配置する直下型と、光源を導光板の側方に配置するサイドライト型とに大別されるが、携帯電話機などの小型化・薄型化が重視される機器には、もっぱらサイドライト型が採用されている。(例えば、特許文献1。)。
【0003】
以下、図面を用いて従来技術におけるサイドライト型面光源装置について簡単に説明する。図16は、従来技術におけるサイドライト型面光源装置の要部を示す分解斜視図、図17は断面図である。図16および図17に示すように、その基本的な構成として、例えばアクリル樹脂からなる導光板1と、この導光板1の側方に配置される光源2とを備えている。
【0004】
導光板1は、図示しない液晶パネルの裏面側に配置され、多くの場合、導光板1の下面には光源2からの光を液晶パネル側に向かわせるための光反射板3が設けられている。また、図示されていないが、導光板1の側面にも光反射板が設けられている場合が多い。更に、図示されていないが、導光板1の上面側には光源2からの光を均一に分散させるための光拡散板が設けられる。
【0005】
このサイドライト型面光源装置において、光源2には一般的に発光ダイオード(LED)が用いられるが、導光板1に対する光の入射効率および光源2の配置スペース削減のため、導光板1の側面には円弧状の光入射用凹部1aが形成され、その凹部1a内に光源2としてのLEDを収納するようにしている。
【0006】
前記導光板1の光入射用凹部1aに配置されている光源2であるLEDの照明光は光入射用凹部1aから入射した後、光出射面1bに向かって導光板内部で反射を繰り返しながら伝搬し、臨界角以下の成分を導光板1の光出射面1bから出射するものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−357823号公報(第2−3頁、図1−2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術におけるサイドライト型面光源装置は、液晶パネルの下側に導光板を配置する構造であるため、液晶表示装置全体の厚さは液晶パネルの厚さと、導光板の厚さとを加えた厚さ寸法が限界となり、この厚さより全体の厚さを薄く出来ないと言う問題があった。また、サイドライト型面光源装置に光源としてLEDを用いる場合には、点光源であるためLEDに近い部分が明るくなり、光出射面における出射光量を均一することが難しく、液晶表示装置の表示画面における輝度ムラの発生や表示画面の品位が低下する原因となるという問題があった。
【0009】
(目的)
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、従来に比して液晶表示装置全体の薄型化が可能で且つ出射光量を均一化することができ、効率良い明るさが得られるサイドライト型面光源装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のうち請求項1に係わる発明は、導光板と、該導光板に光を照射する光源とを備え、前記導光板は側面側に円弧状の光入射用凹部を有し、該凹部内に前記光源が収納されているサイドライト型面光源装置において、前記導光板は、前記光入射用凹部が形成されている側面から遠ざかるに従って幅が大きくなる略台形状の形状をなし、前記光入射用凹部と対向する側面側に光出射面を有し、該光出射面に光拡散部が選択的に設けられていることを特徴とする。
【0011】
また、請求項2に係わる発明は請求項1記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記導光板の光出射面は幅方向の中央付近に設ける第1の領域と該第1の領域の両側に設ける第2の領域とを有することを特徴とする。
【0012】
また、請求項3に係わる発明は請求項2記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、少なくとも前記第1の領域に光拡散部が設けられており、該光拡散部は前記光出射面に形成されるプリズム面であって、該プリズム面は前記光出射面に沿った平面に対して斜めに傾いた斜面を有する多数の凸部が前記光出射面の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面の幅方向に繰り返し形成されていることを特徴とする。
【0013】
また、請求項4に係わる発明は請求項3記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第1の領域に前記凸部の断面形状がほぼ三角形形状である第1のプリズム面が形成されていることを特徴とする。
【0014】
また、請求項5に係わる発明は請求項4記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第2の領域に凸部の断面形状がほぼ台形形状である第2のプリズム面が形成されており、該第2のプリズム面は前記光出射面の中心から遠ざかるに従って台形形状をなす凸部の上面の幅が大きくなるように形成されていることを特徴とする。
【0015】
また、請求項6に係わる発明は請求項4記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第2の領域に凸部の断面形状がほぼ三角形形状である第2のプリズム面が形成されており、該第2のプリズム面は前記光出射面の中心から遠ざかるに従って三角形形状をなす凸部のピッチが大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項4記載のサイドライト型面光源装置。
【0016】
また、請求項7に係わる発明は請求項2記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、少なくとも前記第1の領域に光拡散部が設けられており、前記光拡散部は、前記光出射面に配置される光拡散シートであることを特徴とする。
【0017】
また、請求項8に係わる発明は請求項7記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第1の領域に第1の光拡散シートと第2の光拡散シートとが積層されて配置され、前記光出射面側に配置される第2の光拡散シートの面積が前記第1の光拡散シートの面積より小さいことを特徴とする。
【0018】
また、請求項9に係わる発明は請求項7記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第2の領域に光拡散シートが形成されていることを特徴とする。
【0019】
また、請求項10に係わる発明は請求項4、請求項7または請求項8記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第2の領域に光出射面に沿った平面が形成されていることを特徴とする。
【0020】
また、請求項11に係わる発明は請求項2、3、4、7、8のいずれか1項に記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第1の領域の大きさは前記光出射面の全幅の25〜35%の範囲に設定されていることを特徴とする。
【0021】
また、請求項12に係わる発明は請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記プリズム面が粗面により形成されていることを特徴とする。
【0022】
また、請求項13に係わる発明は請求項10記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記平面が粗面により形成されていることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図1、図2、図3、図4を用いて説明する。図1は本実施形態におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示し、図1(a)は平面図、図1(b)は断面図である。また、図2は本実施形態における導光板を示す平面図である。図3は図2におけるA部の部分拡大図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は光出射面側を示す側面図である。また、図4は導光板の他の例を示す図である。尚、本実施形態において、従来例と同一もしくは同一と見なされてよい構成要素には、同じ番号を付与し説明を省略する。
【0024】
図1に示すように、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置10は、透明材料からなる導光板11とLED(発光ダイオード)からなる光源2とを備えている。前記導光板11の一方の側面には円弧状の光入射用凹部11aが形成されており、この光入射用凹部11aに光源2が収納されている。更に、前記導光板11の光入射用凹部11aに対向する側面側に光出射面14が形成されており、この光出射面14が液晶パネル8の側面側と相対する位置に配置される。
【0025】
また、導光板11の底面側、及び側面には光源2からの光を液晶パネル側に向かわせるための光反射板3、4、5、6が設けられており、前記光源2の照明光は光出射面14に向かって導光板11内部で反射を繰り返しながら伝搬し、臨界角以下の成分を導光板11の光出射面14から出射する。このように本実施形態におけるサイドライト型面光源装置10は、前記導光板11の光出射面14に発光面を形成して、光源2より出射された照明光により面光源を形成し、液晶表示パネル8の側面から照射するようになされている。
【0026】
前記導光板11は、透明部材でなる例えばアクリル樹脂を射出成形して形成され、図2に示すように前記光入射用凹部11aが形成されている面から遠ざかるに従って幅が大きくなる略台形形状である。また前記光入射用凹部11aと対向する側面に光出射面14が設けられており、前記光入射用凹部11aの両端から光出射面14の両端に至るそれぞれの側面11b、11cが互いになす角度θの値は、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置10を搭載する製品のスペースによって異なるが、前記略台形形状の導光板11の、図2における上下方向の寸法、すなわち略台形の高さを極力小さい寸法に設定して、良好なスペースファクターを得るためには140〜150度の範囲に設定するのが好ましく、本実施形態においては140度とした。
【0027】
また、前記光出射面14は、その幅方向の中央付近に設ける第1の領域15と該第1の領域15の両側に設ける第2の領域16、17とを有し、前記第1の領域15に光拡散部としてのプリズム面13が形成されおり、第2の領域16、17には平面部18、19が形成されている。また、第1の領域15の大きさは、前記光出射面14の全幅の20〜35%の範囲の所定の値に設定されることが好ましく本実施形態においては30%程度に設定されている。
【0028】
前記プリズム面13は図2におけるA部を部分的に拡大した図3に示すように、前記光出射面14に沿った平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状がほぼ三角形形状である多数の凸部12が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。さらにプリズム面13に形成されている凸部12の頂角Sの値は、60〜120度の範囲で所定の角度に設定されるのが好ましく、本実施形態においては、90度とした。また、前記凸部12が繰り返し形成されるピッチPの値は30μm〜500μmの範囲で所定の値に設定されることが好ましく、本実施形態においては100μmとした。
【0029】
このように導光板の光出射面14の第1の領域15には光拡散部としてのプリズム面13が形成されており、第2の領域16、17には平面部18、19が形成されているため、各領域における出射光の透過、散乱の程度が異なることになる。即ち、第2の領域16、17に対して、第1の領域15においてはプリズム面13によって内部に反射される光が多く、また、出射光もより多く散乱されることになる。このように、点光源である光源2に近い距離にある第1の領域15における出射光の透過、散乱の程度を補正することにより、出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0030】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、導光板11の出射面14に第1の領域15と第2の領域16、17とを設け、第1の領域15に、断面三角形形状の凸部を繰り返し形成されるプリズム面13を形成することにより、第1の領域15における光の透過、散乱を補正することができ、これにより従来に比して出射光量を均一化することができる。
【0031】
尚、本実施形態ににおいては、第2の領域に形成する平面部16、17の位置を第1の領域15に形成するプリズム面13を構成する凸部12の谷部12aとほぼ同一線上形成した例で説明したが、図4に示すように、凸部12の頂点12bとほぼ同一線上に形成しても同様の効果が得られる。
【0032】
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図5、図6を用いて説明する。図5は本実施形態における導光板を示す平面図、図6は図5におけるB部の部分拡大図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面における第2の領域にもプリズム面を設ける点が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0033】
本実施形態における導光板21は、図5に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1のプリズム面13が形成されおり、第2の領域16、17には第2のプリズム面28、29が形成されている。前記第1のプリズム面13は、第1の実施形態におけるプリズム面13と同様であるため説明を省略する。第2のフリズム面28、29は前記第1のプリズム面13の凸部12の頂点12bを結んだ時に出来る面を光出射面の疑似平面とした場合、前記光出射面14に沿った疑似平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状がほぼ台形形状である多数の凸部22が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。
【0034】
また、図5におけるB部を部分的に拡大した図6に示すように、第2の領域17における第2のプリズム面29に形成されている台形形状の凸部22の斜辺22c、22dが互いになす角Wの値は、60〜120度の範囲で所定の角度に設定されるのが好ましく、本実施形態においては、第1の領域15の第1のプリズム面13における三角形形状の凸部12の頂角Sの値と同じく90度とした。また、前記凸部22が繰り返し形成されるピッチQの値は30μm〜500μmの範囲で所定の値に設定されることが好ましく、本実施形態においては、第1のプリズム面13の凸部12が繰り返し形成されるピッチPの値と同じく100μmとした。更に前記第2のプリズム面29は前記光出射面14の中心から遠ざかるに従って、前記台形形状の凸部22の上面22bの幅bの値が大きくなるように形成されており、これに伴い台形形状の凸部22の高さは次第に小さくなるように設定されている。この時の光出射面14の中心から最も近い位置に形成されている第2のプリズム面29の台形形状の凸部33の高さの値は特に限定されるものではないが本実施形態においては前記第1のプリズム面13の三角形形状の凸部12の高さhの値と同じ値とし、前記第2のプリズム面29の中心から最も遠い位置に形成されている台形形状の凸部34の高さtの値は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、前記第1のプリズム面13の三角形形状の凸部12の高さhの値の60%程度に設定した。
尚、第2の領域16における第2のプリズム面28は、前述した第2の領域17における第2のプリズム面29と同様であるため説明を省略する。
【0035】
このように本実施形態における導光板21の光出射面14の第1の領域15に光拡散部として第1のプリズム面13が形成されており、第2の領域16、17には光拡散部として第2のプリズム面28、29が形成されている。前記第1の領域15における出射光が第1のプリズム面13によって透過、散乱の程度を補正される点は第1の実施形態と同様であるが、これに加えて、第2の領域16、17の第2のプリズム面28、29が形成されており、この第2プリズム面28、29は出斜面14の中心から遠ざかる方向に向かって光散乱の程度が順次縮小するように台形形状の凸部22の上面22bの幅bが順次増大するように選択的に形成されている。これにより導光板21は、出射面の両端付近に向かって低減する出射光量を補正し、出射光量を均一化することができる。このように第1の領域15及び第2の領域16、17における出射光の透過、散乱の程度を補正することにより、出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0036】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、第1の領域15に第1のプリズム面13を形成すると共に第2の領域16、17に第2のプリズム面28、29を形成することにより、第1領域15における光の透過、散乱を補正すると共に、第2の領域16、17の両端付近に向かって低減する出射光量を補正することができ、これにより従来に比して出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0037】
尚、本実施形態ににおいては、第2の領域に形成する第2のプリズム面28、29の台形形状の凸部22の谷部22aの位置を第1の領域15に形成する第1のプリズム面13の凸部12の谷部12aとほぼ同一線上に形成した例で説明したが、第2のプリズム面28、29の凸部22の上面22bの位置を第1のプリズム面13の凸部12の頂点12bとほぼ同一線上に形成しても同様の効果が得られる。
【0038】
(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図7、図8を用いて説明する。図7は本実施形態における導光板を示す平面図、図8は図7におけるC部の部分拡大図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の出射面に設けるプリズム面の凸部の形状が第2の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0039】
本実施形態における導光板31は、図7に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1のプリズム面23が形成されおり、第2の領域16、17には第2のプリズム面38、39が形成されている。前記第1のプリズム面23は、前記光出射面14に沿った平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状がほぼ三角形形状である多数の凸部32が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。
【0040】
また、第2のフリズム面38、29は、前記光出射面14に沿った平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状がほぼ三角形形状である多数の凸部42が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。さらに、前記第2のプリズム面38、39は前記光出射面の中心から遠ざかるに従って三角形形状をなす凸部42のピッチが大きくなるように形成されている。
【0041】
また、図7におけるC部を部分的に拡大した図8に示すように、第1の領域15におけるプリズム面23に形成されている三角形形状の凸部32の頂角Sの値は、60〜120度の範囲で所定の角度に設定されるのが好ましく、本実施形態においては、60度とした。また、前記凸部32が繰り返し形成されるピッチPの値は30μm〜500μmの範囲で所定の値に設定されることが好ましく、本実施形態においては100μmとした。
【0042】
また、第2の領域17における第2のプリズム面39は前記光出射面14の中心から遠ざかるに従って、三角形形状をなす凸部42のピッチが大きくなるように形成されており、出射面14の中心から最も遠い位置に形成されている三角形形状の凸部46のピッチQの値は、第1のプリズム面の三角形形状の凸部32のピッチPの約3倍程度に設定される。この時、三角形形状の凸部42の高さtの値は前記第1のプリズム面23の凸部32の高さhの値と同じ値(85μm程度)で一定となるように設定されている。これに伴い三角形形状の凸部42の頂角Wの値は順次増大する。本実施形態においては、光出射面14の中心から最も近い位置に形成されている第2のプリズム面の三角形形状の凸部44の頂角の値は第1のプリズム23に形成されている凸部32の頂角Sの値と同じく60度とした。この時、前記出射面14の中心から最も遠い位置に形成されている三角形形状の凸部46の頂角Rの値は120度程度となる。
尚、第2の領域16における第2のプリズム面38は、前述した第2の領域17における第2のプリズム面39と同様であるため説明を省略する。
【0043】
このように本実施形態における導光板31の光出射面14の第1の領域15に光拡散部として第1のプリズム面23が形成されており、第2の領域16、17には光拡散部として第2のプリズム面38、39が形成されている。前記第1の領域15における出射光が第1のプリズム面23によって透過、散乱の程度を補正される点は第1の実施形態と同様であるが、これに加えて、第2の領域16、17の第2のプリズム面38、39が形成されており、この第2プリズム面38、39は出斜面14の中心から遠ざかる方向に向かって光散乱の程度が順次縮小するように三角形形状の凸部42のピッチWの値が順次増大するように形成されている。これにより導光板31は、出射面の両端付近に向かって低減する出射光量を補正し、出射光量を均一化することができる。このように第1の領域15及び第2の領域16、17における出射光の透過、散乱の程度を補正することにより、出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0044】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、第2の実施形態と同様に、第1領域15における光の透過、散乱を補正すると共に、第2の領域16、17の両端付近に向かって低減する出射光量を補正することができ、これにより従来に比して出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0045】
(第4の実施形態)
次に本発明の第4の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図9、図10を用いて説明する。図9は本実施形態における導光板を示す平面図、図10は図9におけるD部の部分拡大図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の出射面における第2の領域に第2のプリズム面を設けた点が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0046】
本実施形態における導光板41は、図9に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1のプリズム面13が形成されおり、第2の領域16、17には第2のプリズム面48、49が形成されている。前記第1のプリズム面13は、第1の実施形態におけるプリズム面13と同様であるため説明を省略する。また、第2のフリズム面48、49は前記第1のプリズム面13の凸部12の頂点12bを結んだ時に出来る面を光出射面の疑似平面とした場合、前記光出射面14に沿った疑似平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状が三角形形状である多数の凸部52が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。
【0047】
また、図9におけるD部を部分的に拡大した図10に示すように、第2の領域17における第2のプリズム面49に形成されている三角形形状の凸部52の頂角Wの値は、60〜120度の範囲で所定の角度に設定されるのが好ましく、本実施形態においては、第1のプリズム面13の凸部12の頂角Sの値と同じく90度とした。更に前記第2のプリズム面49は前記光出射面14の中心から遠ざかるに従って、前記凸部52が繰り返し形成されるピッチQの値が順次増大するように設定されており、これに伴い三角形形状の凸部52の高さは順次増大する。この時、前記光出射面14の中心から最も近い位置に形成されている第2のプリズム面49の三角形形状の凸部54のピッチの値は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、前記第1のプリズム面13の三角形形状の凸部12のピッチPの値と同じ値である100μmに設定し、前記光出射面14の中心から最も遠い位置に形成されている第2のプリズム面49の三角形形状の凸部56のピッチMの値は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、前記第1のプリズム面13の三角形形状の凸部12のピッチPの値の150%程度に設定した。この時、前記凸部56の高さKの値は第1プリズム面13の凸部12の高さhの値の150%程度と高くなる。
尚、第2の領域16における第2のプリズム面48は、前述した第2の領域17における第2のプリズム面49と同様であるため説明を省略する。
【0048】
このように本実施形態における導光板41の光出射面14の第1の領域15に光拡散部として第1のプリズム面13が形成されており、第2の領域16、17には光拡散部として第2のプリズム面48、49が形成されている。前記第1の領域15における出射光が第1のプリズム面13によって透過、散乱の程度を補正される点は第1の実施形態と同様であるが、これに加えて、第2の領域16、17の第2のプリズム面48、49が形成されている。この第2プリズム面48、49は出斜面14の中心から遠ざかる方向に向かって光散乱の程度が順次縮小するように繰り返し形成される三角形形状の凸部52のピッチQの値が順次増大するように設定されいる。これにより導光板41の光出射面14の両端付近に向かって低減する出射光量を補正し出射光量を均一化することができる。このように第1の領域15及び第2の領域16、17における出射光の透過、散乱の程度を補正することにより、光出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0049】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、第1の領域15に、第1のプリズム面13を形成すると共に第2の領域16、17に第2のプリズム面48、49を形成することにより、第1領域15における光の透過、散乱を補正すると共に、第2の領域16、17の両端付近に向かって低減する出射光量を補正することができ、これにより従来に比して光出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0050】
尚、本実施形態においては、図10に示すように第2の領域に形成する第2のプリズム面48、49の三角形形状の凸部52の谷部52aの位置を第1の領域15に形成する第1のプリズム面13の凸部12の谷部12aとほぼ同一線上形成した例で説明したが、凸部52の頂点52bの位置を凸部12の頂点12bとほぼ同一線上に形成しても同様の効果が得られる。
【0051】
尚、第1の実施形態から第4の実施形態における導光板の第1の領域または第2の領域のいずれか1方の領域、或いは両方の領域を粗面で構成することも有効であり、光出射面の光拡散性を高め、光出射面14全体の出射光量をより均一化することができる。
【0052】
(第5の実施形態)
次に本発明の第5の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図11を用いて説明する。図11は本実施形態における導光板を示す平面図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面における第1の領域に光拡散シートを配置した点が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0053】
本実施形態における導光板51は、図11に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての光拡散シート63が配置されており、第2の領域16、17には第1の実施形態と同様に平面部18、19が形成されている。
前記光拡散シート63は、基材層と光拡散層とが積層されたものが一般的に用いられており、光拡散層は合成樹脂からなるバインダー中に合成樹脂、ガラス等からなるビーズが分散した構造を有している。また、光拡散層のバインダーを構成するポリマーとしては、熱硬化型又は2液硬化型のアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂などが使用されている。
【0054】
このように導光板51の光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての光拡散シート63が配置されており、第2の領域16、17には平面部18、19が形成されているため、第2の領域16、17に対して、第1の領域15においては光拡散シート63によって内部に反射される光量が増加すると共に、出射光もより多く散乱されることになる。このように、点光源である光源2に近い距離にある第1の領域15における出射光の透過、散乱の程度が補正されることにより、光出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0055】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、導光板51の光出射面14における第1の領域15に、光拡散シート63を形成することにより、第1の実施形態と同様に第1の領域15における光の透過、散乱を補正することができ、これにより従来に比して出射光量を均一化することができる。
【0056】
(第6の実施形態)
次に本発明の第6の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図12を用いて説明する。図12は本実施形態における導光板を示す平面図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面における第1の領域に光拡散シートを2枚積層して配置した点が第5の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0057】
本実施形態における導光板61は、図12に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1の光拡散シート63が配置され、更に、第1の光拡散シート63と導光板との間に第2光拡散シート65が配置されている。前記第1の光拡散シート63は第5実施形態における光拡散シート63と同様であり説明を省略する。また、第2の光拡散シート65は、その面積が第1の光拡散シート63の面積より小さい点が異なるが、仕様は同様である。前記第2の光拡散シート65は、前記第1の光拡散シート63の中央付近に配置され、その面積の大きさは第1の光拡散シート63の面積の30〜70%の範囲が好ましく本実施形態においては、第1の光拡散シート63の面積の50%程度とした。また、第2の領域16、17には第5の実施形態と同様に平面部18、19が形成されている。
【0058】
以上のように、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置によれば、導光板61の光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1の光拡散シート63を配置し、更に、第1の光拡散シート63の中央付近に面積の小さい第2の光拡散シート65とを積層して配置することにより、光出射面14の第1の領域15内における出射光の透過、散乱の程度が更に補正される。この結果、第1の領域15内の出射光量をより均一化することができ、光出射面14全体の出射光量をより均一化することができる。
【0059】
尚、第5の実施形態または第6の実施形態においける導光板の第2の領域16、17を粗面で構成することも有効であり、光出射面の光拡散性を高め、光出射面14全体の出射光量をより均一化することができる。
【0060】
(第7の実施形態)
次に本発明の第7の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図13、図14を用いて説明する。図13は本実施形態における導光板を示す平面図、図14は本実施形態における導光板の他の例を示す平面図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面における第2の領域にも光拡散シートを配置した点が第5の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0061】
本実施形態における導光板71は、図13に示すように光出射面14の第1の領域15及び第2領域16、17に光拡散部としての光拡散シート67が配置されている。前記光拡散シート67は第5実施形態における光拡散シート63と大きさが異なるだけで仕様は同じ物である。これによって、光出斜面14全体において照明光が散乱されることになり光出射面14全体の出射光量をより均一化することができる。
【0062】
また、図14に示すように、導光板81の光出射面14の第1の領域15に第1の光拡散シート63を配置し、さらに、前記第1の光拡散シート63を介して光出斜面14全体を覆うように光拡散シート67を配置しても良い。
【0063】
以上のように、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置によれば、導光板71または81の光出射面14の第1の領域15及び第2の領域16、17に光拡散部としての光拡散シートを選択的に配置することにより光出射面全体における出射光の透過、散乱の程度が補正され光出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0064】
(第8の実施形態)
次に本発明の第8の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図15を用いて説明する。図15は本実施形態におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示す平面図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、複数の光源を設け、その光出射面に選択的に光拡散部を設けた例である。
【0065】
図15に示すように、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置30は、導光板91と2個の光源2とを備えている。前記導光板91の一方の側面には2カ所の円弧状の光入射用凹部91aが形成されており、前記2カ所の光入射用凹部91aにそれぞれ光源2が収納されている。この光入射用凹部91aが形成されている面に対向する側面側に光出射面24が形成されており、この光出射面24が液晶パネル20の側面側と相対する位置に配置される。また、前記導光板91の光出射面24は、その幅方向の中央付近に設ける第1の領域25と該第1の領域25の両側に設ける第2の領域26、27とを有している。さらに前記第1の領域25には光拡散部としてのプリズム面73が形成されおり、第2の領域26、27には平面部が形成されている。また、第1の領域25の大きさは、前記光出射面24の全幅の35%程度に設定されている。尚、光拡散部については、前述の第1〜7の実施形態における光拡散部の例が本実施形態における導光板の光出射面24にも同様に適用される。
【0066】
以上のように、複数の光源を有する大型のサイドライト型面光源装置においても光出射面24に選択的に光拡散部を設けることにより、光出射面24全体の出射光量を均一化することができる。これによって薄型の大型液晶パネルに対しても適応可能で且つ出射光量が均一なサイドライト型面光源装置を提供することができる。
【0067】
尚、各実施形態ににおいては光拡散部としてのプリズム面と光拡散シートは別々に使用する例で説明したが、これらを組み合わせて使用しても同様の効果を得られる。
【0068】
【発明の効果】
以上のように本発明のサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面に光拡散部を選択的に設けることにより光出射面全体の出射光量を均一化することができ、効率良い明るさが得られる。この結果、本発明のサイドライト型面光源装置を液晶パネルに搭載することにより、表示画面における輝度ムラの発生をなくし表示画面の品位を向上させることが可能となり、さらに暗所においても視認性を向上させることができる。また、光出射面を導光板の側面側に設け、液晶パネルの側面から光を照射する構成とすることにより、薄型の液晶パネルの実現に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示し、図1(a)は平面図、図1(b)は断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図3】図2におけるA部の部分拡大図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における導光板の他の例を示す部分拡大図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図6】図5におけるB部の部分拡大図である。
【図7】本発明の第3の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図8】図7におけるC部の部分拡大図である。
【図9】本発明の第4の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図10】図9におけるD部の部分拡大図である。
【図11】本発明の第5の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図12】本発明の第6の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図13】本発明の第7の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図14】本発明の第7の実施形態における導光板の他の例を示す平面図である。
【図15】本発明の第8の実施形態におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示す平面図である。
【図16】従来技術におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示す斜視図である。
【図17】図16におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 導光板
1a 光入射用凹部
1b 光出射面
2 光源
3、4、5、6 光反射板
8、20 液晶パネル
10、30 サイドライト型面光源装置
11、21、31、41、51、61、71、81、91 導光板
11a、91a 光入射用凹部
11b、11c 導光板の斜面
12、22、32、33、34、42、44、46、52、54、56 凸部
12a、22a、52a 三角形の谷部
12b、22b、52b 三角形の頂点
13、23、73 (第1の)プリズム面
14、24 光出射面
15、25 第1の領域
16、17、26、27 第2の領域
18、19 平面部
22c、22d 凸部の斜面
28、29、38、39、48、49 (第2の)プリズム面
63 (第1の)光拡散シート
65 (第2の)光拡散シート
67 光拡散シート
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置等に用いられるサイドライト型面光源装置に関し、特に導光板からの出射光量の均一化を図ったサイドライト型面光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
透過型もしくは半透過型の液晶表示パネルは、暗いところでも明るい表示が得られるように、面光源装置(照明装置)を備えている。面光源装置は、光源を導光板の真下に配置する直下型と、光源を導光板の側方に配置するサイドライト型とに大別されるが、携帯電話機などの小型化・薄型化が重視される機器には、もっぱらサイドライト型が採用されている。(例えば、特許文献1。)。
【0003】
以下、図面を用いて従来技術におけるサイドライト型面光源装置について簡単に説明する。図16は、従来技術におけるサイドライト型面光源装置の要部を示す分解斜視図、図17は断面図である。図16および図17に示すように、その基本的な構成として、例えばアクリル樹脂からなる導光板1と、この導光板1の側方に配置される光源2とを備えている。
【0004】
導光板1は、図示しない液晶パネルの裏面側に配置され、多くの場合、導光板1の下面には光源2からの光を液晶パネル側に向かわせるための光反射板3が設けられている。また、図示されていないが、導光板1の側面にも光反射板が設けられている場合が多い。更に、図示されていないが、導光板1の上面側には光源2からの光を均一に分散させるための光拡散板が設けられる。
【0005】
このサイドライト型面光源装置において、光源2には一般的に発光ダイオード(LED)が用いられるが、導光板1に対する光の入射効率および光源2の配置スペース削減のため、導光板1の側面には円弧状の光入射用凹部1aが形成され、その凹部1a内に光源2としてのLEDを収納するようにしている。
【0006】
前記導光板1の光入射用凹部1aに配置されている光源2であるLEDの照明光は光入射用凹部1aから入射した後、光出射面1bに向かって導光板内部で反射を繰り返しながら伝搬し、臨界角以下の成分を導光板1の光出射面1bから出射するものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−357823号公報(第2−3頁、図1−2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術におけるサイドライト型面光源装置は、液晶パネルの下側に導光板を配置する構造であるため、液晶表示装置全体の厚さは液晶パネルの厚さと、導光板の厚さとを加えた厚さ寸法が限界となり、この厚さより全体の厚さを薄く出来ないと言う問題があった。また、サイドライト型面光源装置に光源としてLEDを用いる場合には、点光源であるためLEDに近い部分が明るくなり、光出射面における出射光量を均一することが難しく、液晶表示装置の表示画面における輝度ムラの発生や表示画面の品位が低下する原因となるという問題があった。
【0009】
(目的)
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、従来に比して液晶表示装置全体の薄型化が可能で且つ出射光量を均一化することができ、効率良い明るさが得られるサイドライト型面光源装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のうち請求項1に係わる発明は、導光板と、該導光板に光を照射する光源とを備え、前記導光板は側面側に円弧状の光入射用凹部を有し、該凹部内に前記光源が収納されているサイドライト型面光源装置において、前記導光板は、前記光入射用凹部が形成されている側面から遠ざかるに従って幅が大きくなる略台形状の形状をなし、前記光入射用凹部と対向する側面側に光出射面を有し、該光出射面に光拡散部が選択的に設けられていることを特徴とする。
【0011】
また、請求項2に係わる発明は請求項1記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記導光板の光出射面は幅方向の中央付近に設ける第1の領域と該第1の領域の両側に設ける第2の領域とを有することを特徴とする。
【0012】
また、請求項3に係わる発明は請求項2記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、少なくとも前記第1の領域に光拡散部が設けられており、該光拡散部は前記光出射面に形成されるプリズム面であって、該プリズム面は前記光出射面に沿った平面に対して斜めに傾いた斜面を有する多数の凸部が前記光出射面の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面の幅方向に繰り返し形成されていることを特徴とする。
【0013】
また、請求項4に係わる発明は請求項3記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第1の領域に前記凸部の断面形状がほぼ三角形形状である第1のプリズム面が形成されていることを特徴とする。
【0014】
また、請求項5に係わる発明は請求項4記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第2の領域に凸部の断面形状がほぼ台形形状である第2のプリズム面が形成されており、該第2のプリズム面は前記光出射面の中心から遠ざかるに従って台形形状をなす凸部の上面の幅が大きくなるように形成されていることを特徴とする。
【0015】
また、請求項6に係わる発明は請求項4記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第2の領域に凸部の断面形状がほぼ三角形形状である第2のプリズム面が形成されており、該第2のプリズム面は前記光出射面の中心から遠ざかるに従って三角形形状をなす凸部のピッチが大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項4記載のサイドライト型面光源装置。
【0016】
また、請求項7に係わる発明は請求項2記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、少なくとも前記第1の領域に光拡散部が設けられており、前記光拡散部は、前記光出射面に配置される光拡散シートであることを特徴とする。
【0017】
また、請求項8に係わる発明は請求項7記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第1の領域に第1の光拡散シートと第2の光拡散シートとが積層されて配置され、前記光出射面側に配置される第2の光拡散シートの面積が前記第1の光拡散シートの面積より小さいことを特徴とする。
【0018】
また、請求項9に係わる発明は請求項7記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第2の領域に光拡散シートが形成されていることを特徴とする。
【0019】
また、請求項10に係わる発明は請求項4、請求項7または請求項8記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第2の領域に光出射面に沿った平面が形成されていることを特徴とする。
【0020】
また、請求項11に係わる発明は請求項2、3、4、7、8のいずれか1項に記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記第1の領域の大きさは前記光出射面の全幅の25〜35%の範囲に設定されていることを特徴とする。
【0021】
また、請求項12に係わる発明は請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記プリズム面が粗面により形成されていることを特徴とする。
【0022】
また、請求項13に係わる発明は請求項10記載の発明におけるサイドライト型面光源装置において、前記平面が粗面により形成されていることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図1、図2、図3、図4を用いて説明する。図1は本実施形態におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示し、図1(a)は平面図、図1(b)は断面図である。また、図2は本実施形態における導光板を示す平面図である。図3は図2におけるA部の部分拡大図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は光出射面側を示す側面図である。また、図4は導光板の他の例を示す図である。尚、本実施形態において、従来例と同一もしくは同一と見なされてよい構成要素には、同じ番号を付与し説明を省略する。
【0024】
図1に示すように、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置10は、透明材料からなる導光板11とLED(発光ダイオード)からなる光源2とを備えている。前記導光板11の一方の側面には円弧状の光入射用凹部11aが形成されており、この光入射用凹部11aに光源2が収納されている。更に、前記導光板11の光入射用凹部11aに対向する側面側に光出射面14が形成されており、この光出射面14が液晶パネル8の側面側と相対する位置に配置される。
【0025】
また、導光板11の底面側、及び側面には光源2からの光を液晶パネル側に向かわせるための光反射板3、4、5、6が設けられており、前記光源2の照明光は光出射面14に向かって導光板11内部で反射を繰り返しながら伝搬し、臨界角以下の成分を導光板11の光出射面14から出射する。このように本実施形態におけるサイドライト型面光源装置10は、前記導光板11の光出射面14に発光面を形成して、光源2より出射された照明光により面光源を形成し、液晶表示パネル8の側面から照射するようになされている。
【0026】
前記導光板11は、透明部材でなる例えばアクリル樹脂を射出成形して形成され、図2に示すように前記光入射用凹部11aが形成されている面から遠ざかるに従って幅が大きくなる略台形形状である。また前記光入射用凹部11aと対向する側面に光出射面14が設けられており、前記光入射用凹部11aの両端から光出射面14の両端に至るそれぞれの側面11b、11cが互いになす角度θの値は、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置10を搭載する製品のスペースによって異なるが、前記略台形形状の導光板11の、図2における上下方向の寸法、すなわち略台形の高さを極力小さい寸法に設定して、良好なスペースファクターを得るためには140〜150度の範囲に設定するのが好ましく、本実施形態においては140度とした。
【0027】
また、前記光出射面14は、その幅方向の中央付近に設ける第1の領域15と該第1の領域15の両側に設ける第2の領域16、17とを有し、前記第1の領域15に光拡散部としてのプリズム面13が形成されおり、第2の領域16、17には平面部18、19が形成されている。また、第1の領域15の大きさは、前記光出射面14の全幅の20〜35%の範囲の所定の値に設定されることが好ましく本実施形態においては30%程度に設定されている。
【0028】
前記プリズム面13は図2におけるA部を部分的に拡大した図3に示すように、前記光出射面14に沿った平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状がほぼ三角形形状である多数の凸部12が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。さらにプリズム面13に形成されている凸部12の頂角Sの値は、60〜120度の範囲で所定の角度に設定されるのが好ましく、本実施形態においては、90度とした。また、前記凸部12が繰り返し形成されるピッチPの値は30μm〜500μmの範囲で所定の値に設定されることが好ましく、本実施形態においては100μmとした。
【0029】
このように導光板の光出射面14の第1の領域15には光拡散部としてのプリズム面13が形成されており、第2の領域16、17には平面部18、19が形成されているため、各領域における出射光の透過、散乱の程度が異なることになる。即ち、第2の領域16、17に対して、第1の領域15においてはプリズム面13によって内部に反射される光が多く、また、出射光もより多く散乱されることになる。このように、点光源である光源2に近い距離にある第1の領域15における出射光の透過、散乱の程度を補正することにより、出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0030】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、導光板11の出射面14に第1の領域15と第2の領域16、17とを設け、第1の領域15に、断面三角形形状の凸部を繰り返し形成されるプリズム面13を形成することにより、第1の領域15における光の透過、散乱を補正することができ、これにより従来に比して出射光量を均一化することができる。
【0031】
尚、本実施形態ににおいては、第2の領域に形成する平面部16、17の位置を第1の領域15に形成するプリズム面13を構成する凸部12の谷部12aとほぼ同一線上形成した例で説明したが、図4に示すように、凸部12の頂点12bとほぼ同一線上に形成しても同様の効果が得られる。
【0032】
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図5、図6を用いて説明する。図5は本実施形態における導光板を示す平面図、図6は図5におけるB部の部分拡大図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面における第2の領域にもプリズム面を設ける点が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0033】
本実施形態における導光板21は、図5に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1のプリズム面13が形成されおり、第2の領域16、17には第2のプリズム面28、29が形成されている。前記第1のプリズム面13は、第1の実施形態におけるプリズム面13と同様であるため説明を省略する。第2のフリズム面28、29は前記第1のプリズム面13の凸部12の頂点12bを結んだ時に出来る面を光出射面の疑似平面とした場合、前記光出射面14に沿った疑似平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状がほぼ台形形状である多数の凸部22が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。
【0034】
また、図5におけるB部を部分的に拡大した図6に示すように、第2の領域17における第2のプリズム面29に形成されている台形形状の凸部22の斜辺22c、22dが互いになす角Wの値は、60〜120度の範囲で所定の角度に設定されるのが好ましく、本実施形態においては、第1の領域15の第1のプリズム面13における三角形形状の凸部12の頂角Sの値と同じく90度とした。また、前記凸部22が繰り返し形成されるピッチQの値は30μm〜500μmの範囲で所定の値に設定されることが好ましく、本実施形態においては、第1のプリズム面13の凸部12が繰り返し形成されるピッチPの値と同じく100μmとした。更に前記第2のプリズム面29は前記光出射面14の中心から遠ざかるに従って、前記台形形状の凸部22の上面22bの幅bの値が大きくなるように形成されており、これに伴い台形形状の凸部22の高さは次第に小さくなるように設定されている。この時の光出射面14の中心から最も近い位置に形成されている第2のプリズム面29の台形形状の凸部33の高さの値は特に限定されるものではないが本実施形態においては前記第1のプリズム面13の三角形形状の凸部12の高さhの値と同じ値とし、前記第2のプリズム面29の中心から最も遠い位置に形成されている台形形状の凸部34の高さtの値は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、前記第1のプリズム面13の三角形形状の凸部12の高さhの値の60%程度に設定した。
尚、第2の領域16における第2のプリズム面28は、前述した第2の領域17における第2のプリズム面29と同様であるため説明を省略する。
【0035】
このように本実施形態における導光板21の光出射面14の第1の領域15に光拡散部として第1のプリズム面13が形成されており、第2の領域16、17には光拡散部として第2のプリズム面28、29が形成されている。前記第1の領域15における出射光が第1のプリズム面13によって透過、散乱の程度を補正される点は第1の実施形態と同様であるが、これに加えて、第2の領域16、17の第2のプリズム面28、29が形成されており、この第2プリズム面28、29は出斜面14の中心から遠ざかる方向に向かって光散乱の程度が順次縮小するように台形形状の凸部22の上面22bの幅bが順次増大するように選択的に形成されている。これにより導光板21は、出射面の両端付近に向かって低減する出射光量を補正し、出射光量を均一化することができる。このように第1の領域15及び第2の領域16、17における出射光の透過、散乱の程度を補正することにより、出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0036】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、第1の領域15に第1のプリズム面13を形成すると共に第2の領域16、17に第2のプリズム面28、29を形成することにより、第1領域15における光の透過、散乱を補正すると共に、第2の領域16、17の両端付近に向かって低減する出射光量を補正することができ、これにより従来に比して出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0037】
尚、本実施形態ににおいては、第2の領域に形成する第2のプリズム面28、29の台形形状の凸部22の谷部22aの位置を第1の領域15に形成する第1のプリズム面13の凸部12の谷部12aとほぼ同一線上に形成した例で説明したが、第2のプリズム面28、29の凸部22の上面22bの位置を第1のプリズム面13の凸部12の頂点12bとほぼ同一線上に形成しても同様の効果が得られる。
【0038】
(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図7、図8を用いて説明する。図7は本実施形態における導光板を示す平面図、図8は図7におけるC部の部分拡大図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の出射面に設けるプリズム面の凸部の形状が第2の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0039】
本実施形態における導光板31は、図7に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1のプリズム面23が形成されおり、第2の領域16、17には第2のプリズム面38、39が形成されている。前記第1のプリズム面23は、前記光出射面14に沿った平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状がほぼ三角形形状である多数の凸部32が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。
【0040】
また、第2のフリズム面38、29は、前記光出射面14に沿った平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状がほぼ三角形形状である多数の凸部42が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。さらに、前記第2のプリズム面38、39は前記光出射面の中心から遠ざかるに従って三角形形状をなす凸部42のピッチが大きくなるように形成されている。
【0041】
また、図7におけるC部を部分的に拡大した図8に示すように、第1の領域15におけるプリズム面23に形成されている三角形形状の凸部32の頂角Sの値は、60〜120度の範囲で所定の角度に設定されるのが好ましく、本実施形態においては、60度とした。また、前記凸部32が繰り返し形成されるピッチPの値は30μm〜500μmの範囲で所定の値に設定されることが好ましく、本実施形態においては100μmとした。
【0042】
また、第2の領域17における第2のプリズム面39は前記光出射面14の中心から遠ざかるに従って、三角形形状をなす凸部42のピッチが大きくなるように形成されており、出射面14の中心から最も遠い位置に形成されている三角形形状の凸部46のピッチQの値は、第1のプリズム面の三角形形状の凸部32のピッチPの約3倍程度に設定される。この時、三角形形状の凸部42の高さtの値は前記第1のプリズム面23の凸部32の高さhの値と同じ値(85μm程度)で一定となるように設定されている。これに伴い三角形形状の凸部42の頂角Wの値は順次増大する。本実施形態においては、光出射面14の中心から最も近い位置に形成されている第2のプリズム面の三角形形状の凸部44の頂角の値は第1のプリズム23に形成されている凸部32の頂角Sの値と同じく60度とした。この時、前記出射面14の中心から最も遠い位置に形成されている三角形形状の凸部46の頂角Rの値は120度程度となる。
尚、第2の領域16における第2のプリズム面38は、前述した第2の領域17における第2のプリズム面39と同様であるため説明を省略する。
【0043】
このように本実施形態における導光板31の光出射面14の第1の領域15に光拡散部として第1のプリズム面23が形成されており、第2の領域16、17には光拡散部として第2のプリズム面38、39が形成されている。前記第1の領域15における出射光が第1のプリズム面23によって透過、散乱の程度を補正される点は第1の実施形態と同様であるが、これに加えて、第2の領域16、17の第2のプリズム面38、39が形成されており、この第2プリズム面38、39は出斜面14の中心から遠ざかる方向に向かって光散乱の程度が順次縮小するように三角形形状の凸部42のピッチWの値が順次増大するように形成されている。これにより導光板31は、出射面の両端付近に向かって低減する出射光量を補正し、出射光量を均一化することができる。このように第1の領域15及び第2の領域16、17における出射光の透過、散乱の程度を補正することにより、出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0044】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、第2の実施形態と同様に、第1領域15における光の透過、散乱を補正すると共に、第2の領域16、17の両端付近に向かって低減する出射光量を補正することができ、これにより従来に比して出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0045】
(第4の実施形態)
次に本発明の第4の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図9、図10を用いて説明する。図9は本実施形態における導光板を示す平面図、図10は図9におけるD部の部分拡大図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の出射面における第2の領域に第2のプリズム面を設けた点が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0046】
本実施形態における導光板41は、図9に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1のプリズム面13が形成されおり、第2の領域16、17には第2のプリズム面48、49が形成されている。前記第1のプリズム面13は、第1の実施形態におけるプリズム面13と同様であるため説明を省略する。また、第2のフリズム面48、49は前記第1のプリズム面13の凸部12の頂点12bを結んだ時に出来る面を光出射面の疑似平面とした場合、前記光出射面14に沿った疑似平面に対して斜めに傾いた斜面を有し断面形状が三角形形状である多数の凸部52が前記光出射面14の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面14の幅方向に繰り返し形成されている。
【0047】
また、図9におけるD部を部分的に拡大した図10に示すように、第2の領域17における第2のプリズム面49に形成されている三角形形状の凸部52の頂角Wの値は、60〜120度の範囲で所定の角度に設定されるのが好ましく、本実施形態においては、第1のプリズム面13の凸部12の頂角Sの値と同じく90度とした。更に前記第2のプリズム面49は前記光出射面14の中心から遠ざかるに従って、前記凸部52が繰り返し形成されるピッチQの値が順次増大するように設定されており、これに伴い三角形形状の凸部52の高さは順次増大する。この時、前記光出射面14の中心から最も近い位置に形成されている第2のプリズム面49の三角形形状の凸部54のピッチの値は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、前記第1のプリズム面13の三角形形状の凸部12のピッチPの値と同じ値である100μmに設定し、前記光出射面14の中心から最も遠い位置に形成されている第2のプリズム面49の三角形形状の凸部56のピッチMの値は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、前記第1のプリズム面13の三角形形状の凸部12のピッチPの値の150%程度に設定した。この時、前記凸部56の高さKの値は第1プリズム面13の凸部12の高さhの値の150%程度と高くなる。
尚、第2の領域16における第2のプリズム面48は、前述した第2の領域17における第2のプリズム面49と同様であるため説明を省略する。
【0048】
このように本実施形態における導光板41の光出射面14の第1の領域15に光拡散部として第1のプリズム面13が形成されており、第2の領域16、17には光拡散部として第2のプリズム面48、49が形成されている。前記第1の領域15における出射光が第1のプリズム面13によって透過、散乱の程度を補正される点は第1の実施形態と同様であるが、これに加えて、第2の領域16、17の第2のプリズム面48、49が形成されている。この第2プリズム面48、49は出斜面14の中心から遠ざかる方向に向かって光散乱の程度が順次縮小するように繰り返し形成される三角形形状の凸部52のピッチQの値が順次増大するように設定されいる。これにより導光板41の光出射面14の両端付近に向かって低減する出射光量を補正し出射光量を均一化することができる。このように第1の領域15及び第2の領域16、17における出射光の透過、散乱の程度を補正することにより、光出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0049】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、第1の領域15に、第1のプリズム面13を形成すると共に第2の領域16、17に第2のプリズム面48、49を形成することにより、第1領域15における光の透過、散乱を補正すると共に、第2の領域16、17の両端付近に向かって低減する出射光量を補正することができ、これにより従来に比して光出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0050】
尚、本実施形態においては、図10に示すように第2の領域に形成する第2のプリズム面48、49の三角形形状の凸部52の谷部52aの位置を第1の領域15に形成する第1のプリズム面13の凸部12の谷部12aとほぼ同一線上形成した例で説明したが、凸部52の頂点52bの位置を凸部12の頂点12bとほぼ同一線上に形成しても同様の効果が得られる。
【0051】
尚、第1の実施形態から第4の実施形態における導光板の第1の領域または第2の領域のいずれか1方の領域、或いは両方の領域を粗面で構成することも有効であり、光出射面の光拡散性を高め、光出射面14全体の出射光量をより均一化することができる。
【0052】
(第5の実施形態)
次に本発明の第5の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図11を用いて説明する。図11は本実施形態における導光板を示す平面図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面における第1の領域に光拡散シートを配置した点が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0053】
本実施形態における導光板51は、図11に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての光拡散シート63が配置されており、第2の領域16、17には第1の実施形態と同様に平面部18、19が形成されている。
前記光拡散シート63は、基材層と光拡散層とが積層されたものが一般的に用いられており、光拡散層は合成樹脂からなるバインダー中に合成樹脂、ガラス等からなるビーズが分散した構造を有している。また、光拡散層のバインダーを構成するポリマーとしては、熱硬化型又は2液硬化型のアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂などが使用されている。
【0054】
このように導光板51の光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての光拡散シート63が配置されており、第2の領域16、17には平面部18、19が形成されているため、第2の領域16、17に対して、第1の領域15においては光拡散シート63によって内部に反射される光量が増加すると共に、出射光もより多く散乱されることになる。このように、点光源である光源2に近い距離にある第1の領域15における出射光の透過、散乱の程度が補正されることにより、光出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0055】
以上のように本実施形態にサイドライト型面光源装置によれば、導光板51の光出射面14における第1の領域15に、光拡散シート63を形成することにより、第1の実施形態と同様に第1の領域15における光の透過、散乱を補正することができ、これにより従来に比して出射光量を均一化することができる。
【0056】
(第6の実施形態)
次に本発明の第6の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図12を用いて説明する。図12は本実施形態における導光板を示す平面図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面における第1の領域に光拡散シートを2枚積層して配置した点が第5の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0057】
本実施形態における導光板61は、図12に示すように光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1の光拡散シート63が配置され、更に、第1の光拡散シート63と導光板との間に第2光拡散シート65が配置されている。前記第1の光拡散シート63は第5実施形態における光拡散シート63と同様であり説明を省略する。また、第2の光拡散シート65は、その面積が第1の光拡散シート63の面積より小さい点が異なるが、仕様は同様である。前記第2の光拡散シート65は、前記第1の光拡散シート63の中央付近に配置され、その面積の大きさは第1の光拡散シート63の面積の30〜70%の範囲が好ましく本実施形態においては、第1の光拡散シート63の面積の50%程度とした。また、第2の領域16、17には第5の実施形態と同様に平面部18、19が形成されている。
【0058】
以上のように、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置によれば、導光板61の光出射面14の第1の領域15に光拡散部としての第1の光拡散シート63を配置し、更に、第1の光拡散シート63の中央付近に面積の小さい第2の光拡散シート65とを積層して配置することにより、光出射面14の第1の領域15内における出射光の透過、散乱の程度が更に補正される。この結果、第1の領域15内の出射光量をより均一化することができ、光出射面14全体の出射光量をより均一化することができる。
【0059】
尚、第5の実施形態または第6の実施形態においける導光板の第2の領域16、17を粗面で構成することも有効であり、光出射面の光拡散性を高め、光出射面14全体の出射光量をより均一化することができる。
【0060】
(第7の実施形態)
次に本発明の第7の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図13、図14を用いて説明する。図13は本実施形態における導光板を示す平面図、図14は本実施形態における導光板の他の例を示す平面図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面における第2の領域にも光拡散シートを配置した点が第5の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため同一の構成要素には同じ番号を付与し説明を省略する。
【0061】
本実施形態における導光板71は、図13に示すように光出射面14の第1の領域15及び第2領域16、17に光拡散部としての光拡散シート67が配置されている。前記光拡散シート67は第5実施形態における光拡散シート63と大きさが異なるだけで仕様は同じ物である。これによって、光出斜面14全体において照明光が散乱されることになり光出射面14全体の出射光量をより均一化することができる。
【0062】
また、図14に示すように、導光板81の光出射面14の第1の領域15に第1の光拡散シート63を配置し、さらに、前記第1の光拡散シート63を介して光出斜面14全体を覆うように光拡散シート67を配置しても良い。
【0063】
以上のように、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置によれば、導光板71または81の光出射面14の第1の領域15及び第2の領域16、17に光拡散部としての光拡散シートを選択的に配置することにより光出射面全体における出射光の透過、散乱の程度が補正され光出射面14全体の出射光量を均一化することができる。
【0064】
(第8の実施形態)
次に本発明の第8の実施形態におけるサイドライト型面光源装置について図15を用いて説明する。図15は本実施形態におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示す平面図である。本実施形態におけるサイドライト型面光源装置は、複数の光源を設け、その光出射面に選択的に光拡散部を設けた例である。
【0065】
図15に示すように、本実施形態におけるサイドライト型面光源装置30は、導光板91と2個の光源2とを備えている。前記導光板91の一方の側面には2カ所の円弧状の光入射用凹部91aが形成されており、前記2カ所の光入射用凹部91aにそれぞれ光源2が収納されている。この光入射用凹部91aが形成されている面に対向する側面側に光出射面24が形成されており、この光出射面24が液晶パネル20の側面側と相対する位置に配置される。また、前記導光板91の光出射面24は、その幅方向の中央付近に設ける第1の領域25と該第1の領域25の両側に設ける第2の領域26、27とを有している。さらに前記第1の領域25には光拡散部としてのプリズム面73が形成されおり、第2の領域26、27には平面部が形成されている。また、第1の領域25の大きさは、前記光出射面24の全幅の35%程度に設定されている。尚、光拡散部については、前述の第1〜7の実施形態における光拡散部の例が本実施形態における導光板の光出射面24にも同様に適用される。
【0066】
以上のように、複数の光源を有する大型のサイドライト型面光源装置においても光出射面24に選択的に光拡散部を設けることにより、光出射面24全体の出射光量を均一化することができる。これによって薄型の大型液晶パネルに対しても適応可能で且つ出射光量が均一なサイドライト型面光源装置を提供することができる。
【0067】
尚、各実施形態ににおいては光拡散部としてのプリズム面と光拡散シートは別々に使用する例で説明したが、これらを組み合わせて使用しても同様の効果を得られる。
【0068】
【発明の効果】
以上のように本発明のサイドライト型面光源装置は、導光板の光出射面に光拡散部を選択的に設けることにより光出射面全体の出射光量を均一化することができ、効率良い明るさが得られる。この結果、本発明のサイドライト型面光源装置を液晶パネルに搭載することにより、表示画面における輝度ムラの発生をなくし表示画面の品位を向上させることが可能となり、さらに暗所においても視認性を向上させることができる。また、光出射面を導光板の側面側に設け、液晶パネルの側面から光を照射する構成とすることにより、薄型の液晶パネルの実現に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示し、図1(a)は平面図、図1(b)は断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図3】図2におけるA部の部分拡大図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における導光板の他の例を示す部分拡大図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図6】図5におけるB部の部分拡大図である。
【図7】本発明の第3の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図8】図7におけるC部の部分拡大図である。
【図9】本発明の第4の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図10】図9におけるD部の部分拡大図である。
【図11】本発明の第5の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図12】本発明の第6の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図13】本発明の第7の実施形態における導光板を示す平面図である。
【図14】本発明の第7の実施形態における導光板の他の例を示す平面図である。
【図15】本発明の第8の実施形態におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示す平面図である。
【図16】従来技術におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示す斜視図である。
【図17】図16におけるサイドライト型面光源装置の主要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 導光板
1a 光入射用凹部
1b 光出射面
2 光源
3、4、5、6 光反射板
8、20 液晶パネル
10、30 サイドライト型面光源装置
11、21、31、41、51、61、71、81、91 導光板
11a、91a 光入射用凹部
11b、11c 導光板の斜面
12、22、32、33、34、42、44、46、52、54、56 凸部
12a、22a、52a 三角形の谷部
12b、22b、52b 三角形の頂点
13、23、73 (第1の)プリズム面
14、24 光出射面
15、25 第1の領域
16、17、26、27 第2の領域
18、19 平面部
22c、22d 凸部の斜面
28、29、38、39、48、49 (第2の)プリズム面
63 (第1の)光拡散シート
65 (第2の)光拡散シート
67 光拡散シート
Claims (13)
- 導光板と、該導光板に光を照射する光源とを備え、前記導光板は側面側に円弧状の光入射用凹部を有し、該凹部内に前記光源が収納されているサイドライト型面光源装置において、
前記導光板は、前記光入射用凹部が形成されている側面から遠ざかるに従って幅が大きくなる略台形状の形状をなし、前記光入射用凹部と対向する側面側に光出射面を有し、該光出射面に光拡散部が選択的に設けられていることを特徴とするサイドライト型面光源装置。 - 前記導光板の光出射面は幅方向の中央付近に設ける第1の領域と該第1の領域の両側に設ける第2の領域とを有することを特徴とする請求項1記載のサイドライト型面光源装置。
- 少なくとも前記第1の領域に光拡散部が設けられており、該光拡散部は前記光出射面に形成されるプリズム面であって、該プリズム面は前記光出射面に沿った平面に対して斜めに傾いた斜面を有する多数の凸部が前記光出射面の厚さ方向に延長するように形成され、且つ前記光出射面の幅方向に繰り返し形成されていることを特徴とする請求項2記載のサイドライト型面光源装置。
- 前記第1の領域に前記凸部の断面形状がほぼ三角形形状である第1のプリズム面が形成されていることを特徴とする請求項3記載のサイドライト型面光源装置。
- 前記第2の領域に凸部の断面形状がほぼ台形形状である第2のプリズム面が形成されており、該第2のプリズム面は前記光出射面の中心から遠ざかるに従って台形形状をなす凸部の上面の幅が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項4記載のサイドライト型面光源装置。
- 前記第2の領域に凸部の断面形状がほぼ三角形形状である第2のプリズム面が形成されており、該第2のプリズム面は前記光出射面の中心から遠ざかるに従って三角形形状をなす凸部のピッチが大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項4記載のサイドライト型面光源装置。
- 少なくとも前記第1の領域に光拡散部が設けられており、前記光拡散部は、前記光出射面に配置される光拡散シートであることを特徴とする請求項2記載のサイドライト型面光源装置。
- 前記第1の領域に第1の光拡散シートと第2の光拡散シートとが積層されて配置され、前記光出射面側に配置される第2の光拡散シートの面積が前記第1の光拡散シートの面積より小さいことを特徴とする請求項7記載のサイドライト型面光源装置。
- 前記第2の領域に光拡散シートが形成されていることを特徴とする請求項7記載のサイドライト型面光源装置。
- 前記第2の領域に光出射面に沿った平面が形成されていることを特徴とする請求項4、請求項7または請求項8記載のサイドライト型面光源装置。
- 前記第1の領域の大きさは前記光出射面の全幅の25〜35%の範囲に設定されていることを特徴とする請求項2、3、4、7、8のいずれか1項に記載のサイドライト型面光源装置。
- 前記プリズム面が粗面により形成されていることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか1項に記載のサイドライト型面光源装置。
- 前記平面が粗面により形成されていることを特徴とする請求項10記載のサイドライト型面光源装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003064742A JP2004272055A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | サイドライト型面光源装置 |
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JP2003064742A JP2004272055A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | サイドライト型面光源装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2009144963A1 (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-03 | シャープ株式会社 | Led光源装置、バックライト装置および液晶表示装置 |
US7940351B2 (en) | 2007-09-05 | 2011-05-10 | Hitachi, Ltd. | Image display apparatus |
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-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003064742A patent/JP2004272055A/ja active Pending
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