JP2004267732A - 薬飲み忘れ防止用シールと、それを補助する薬袋。 - Google Patents

薬飲み忘れ防止用シールと、それを補助する薬袋。 Download PDF

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Abstract

【課題】飲みかかりの薬パックだけを、あらかじめ分別しておき、すぐにそれのみを取り出せる事ができ、又飲みかかりの薬パックの薬を最後に飲んだ日時が確実に判別できるようにする。
【解決手段】1、薬を飲む度に多数のパックのなかから飲みかかりのパックを選り出す手間を省けるように、薬袋外部にポケットを装着して、飲みかかりの薬パックだけをその部分に入れておく。2、薬パックの薬封入部分の上に、最後に薬飲んだ日時を類推して次に飲む日時の参考になるような、日時を示すシール4を貼っておく。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般処方薬入れ袋及び、飲み薬の飲み忘れ防止に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の処方薬入れ袋は、薬包装パック何週間分かを一括して入れられており。又薬パックの薬収納部分には何の目印も無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の薬袋では、幾週間分かの薬パックの中から飲みかかりのパックを取り出すには、薬を飲む度に薬袋から全部のパックを取り出して広げ、その中から飲みかかりのパックを選り出さねばならない煩わしさがあった。又飲みかかりのパックを見ただけでは、最後に飲んだ日時がまったく分からず、記憶の無い場合には飲み忘れたままになったり、重複して飲んだりするような間違いを起こす不便があった。
【0004】
本発明は、飲みかかりの薬パックだけを、あらかじめ分別しておき、すぐにそれのみを取り出せることを目的とする。又、飲みかかりの薬パックの薬を最後に飲んだ日時が確実に判別できることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、薬袋の表面にポケットを装着してその中には常に飲みかかりの薬パックだけを入れるようにしておけば、薬を飲む度に袋の中身を全部取り出して広げ、その中から飲みかかりのパックを選り出すとゆうような煩雑な手順を経ることなく、容易に飲みかかりのパックを取り出すことができる。
【0006】
又、薬パックの薬封入部分の上に日時を表示するするシールを貼り付けておくことによって、どのシールのところまで薬が空になっているかによって、最後に薬をのんだ日時が明らかになるので、飲み忘れ、二重飲み等の間違いを防ぐことができる。
【0007】
【作用】
薬袋の表面にポケットを装着することに因って、飲みかかりのパックと手つかずのパックを別々に収納する道が開けて、薬を飲もうとする度に多数のパックの中から飲みかかりのパックを、選り出す手間から開放される。
【0008】
薬パックの薬封入部分の上に日時を表示するシールを貼り付けておくことにより、最後に薬を飲んだ日時が明らかになるので、飲み忘れ、二重飲み等の間違いを防ぐことができる。
【0009】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1において、薬袋1の表面に2のポケットを装着して、これには常に飲みかかりの薬パックだけを3のように入れておき、手つかずのパックは薬袋本体1に全部一括して入れておけば、薬を飲む時には、迷うことなく、飲みかかりのパックをポケット部分から取り出して飲むことができる。又、飲みかかりパックが空になったら、それは捨てて、1の薬袋本体部分に収められている、手つかずの薬パックの中のひとつを取り出し、ポケット部分に収納して、薬の飲用を続けることはかんたんにできる。
【0010】
1の薬袋本体を透明フイルムで造っておけば、他の紙袋等に入れて貰った薬をそのまま本体に入れておくことで、薬の飲み方、処方医療機関、その他薬に関する情報等が一目で分かってたいへん便利である。
【0011】
又、上記のような場合、薬パックは薬局等からもらった袋から取り出して、袋は袋、パックはパックと別々にして裸のまま図1に示す袋本体1に入れておけば、パックを取り出しやすく、又、薬の飲み方その他薬に関する情報等も一目でわかり、たいへん便利である。
【0012】
図1、3、4及び、図4、bの4a、4c、に示すように、曜日と、朝、昼、晩、時刻等を表示するシールを貼りつけて置けば、最後に薬を飲み終わった曜日と時刻が容易に判別できて、飲み忘れや重複して飲む等の間違いを防止することができる。又、図4、a、b の4fに示すように数字シールおも貼り付けてその月の第何週かを判別できるようにして置けば、一ヵ月のうちの総ての日時を判別することができる。
【0013】
図4、aの4a、4cに示すように、シールを飛び飛びに貼っておいても、空の封入部分が、どのシールから何個分経過しているかによって容易に日時を類推することができるので、貼るシールの枚数を減らし、手間を省く効果がある。
【0014】
薬パックの薬封入部分の上に貼りつけるシールは図3に示すように、シールが容易に剥がせるような材質の台紙10にまとめて貼り付けておき、必要に応じて一枚一枚剥がして使用する。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0016】
薬袋の表面にポケットを装着することによって、そのポケット部分に飲みかかりの薬パックを分離して入れておけば、薬を飲むたびに薬袋から薬パック全部を取り出して広げ、そのなかから飲みかかりパックを探し出すというような手数が省けて、容易に簡便に薬を飲むことができる。
【0017】
薬袋及びポケット部分を透明フイルムで造っておけば、医療機関や薬局等で貰った薬袋を薬を入れたまま、或いは薬と袋を分離して薬袋本体に入れておくことにより、貰った薬袋に記載された、薬の飲み方、その他その薬に関する情報等が外部から一目で分かり便利である。
【0018】
薬保持パックの薬封入部分の上に日(曜日)時(朝、昼、夕、夜等)を表示したシールを貼りつけておけば、空になった薬保持部分を見て容易に最後に薬を飲み終わった日時が分かるので、飲み忘れ、二重飲み等のトラブルが防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】薬袋にポケットが取り付けられ、且つポケット部分にのみかかりの薬パックが入れられたところを表示した図である。
【図2】薬袋のポケット部分の改良型を表示した図である。
【図3】曜日を文字表示し、且つ色分けに依って時刻を表したシール及び、数字によって第何週かを表すシールを台紙に貼り付けたところの図である。
【図4】(a)は日時表示シールを薬パックの薬封入部分に飛び飛びに貼って、手間を省き、且つシールの貼られない部分でも容易に日時を類推できるようなシールの貼り方を示す図。(b)は封入部分全部に貼ったところを示す図。
【符号の説明】
1 薬袋本体
2 付属のポケット部分
3 薬封入パック
4 日時表示シール
4a 各曜日の朝を示すシール
4b 同上昼を示すシール
4c 同上夕を示すシール
4d 同上夜又は寝るまえを示すシール
4e 同上適当な時刻を示すシール
4f その月の第何週かを示す数字シール
10 シールを貼り付け保存するための台紙

Claims (6)

  1. 凡ゆる材質と色彩のフィルムに依って造られた、ポケット付きの袋。
  2. 図1、に示すような、袋(1)の外部に(2)のポケットを取り付けた透明フィルム製のポケット付き袋。
  3. 図2、(5)のように、ポケット部分の上縁を着色するとか、筒状に折り曲げるとかして、、ポケットの挿入口が容易に判別出来、物体の挿入が容易になるような構成のポケットを付けた袋。
  4. 図2、(5)のように、ポケットの上縁部分を斜めに切り欠いた構造にして、物体の挿入を容易にした構造のポケットを付けた袋。
  5. 図1、(4)及び図4、(a)(b)(4a)(4b)(4c)(4f)に示すように、飲み薬パックの薬収納部分の上に貼り付けて置いて、その種類の薬を最後に飲んだ時が当月の第何週の何曜日で、朝、昼、夕、晩、就寝前又は何時か等の目安にすることを目的としたシール。
  6. 図3、(4a)〜(4e)に示すように文字表示の曜日の朝、昼、晩、夜、又は時刻 等を色分けに依って分別するようにしたシール。
JP2003115009A 2003-03-10 2003-03-10 薬飲み忘れ防止用シールと、それを補助する薬袋。 Pending JP2004267732A (ja)

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