JP2004267491A - サウナ風呂用蒸気熱発生装置及びこの装置に用いる散水器具 - Google Patents

サウナ風呂用蒸気熱発生装置及びこの装置に用いる散水器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2004267491A
JP2004267491A JP2003062744A JP2003062744A JP2004267491A JP 2004267491 A JP2004267491 A JP 2004267491A JP 2003062744 A JP2003062744 A JP 2003062744A JP 2003062744 A JP2003062744 A JP 2003062744A JP 2004267491 A JP2004267491 A JP 2004267491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sauna
fan
steam
water
hot air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003062744A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4043384B2 (ja
Inventor
Hiromi Yamamoto
博美 山本
Minoru Sasahara
稔 笹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Metos Inc
Original Assignee
Nakayama Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakayama Sangyo Co Ltd filed Critical Nakayama Sangyo Co Ltd
Priority to JP2003062744A priority Critical patent/JP4043384B2/ja
Publication of JP2004267491A publication Critical patent/JP2004267491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4043384B2 publication Critical patent/JP4043384B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

【課題】蒸気を帯びた熱気の発生を人手を掛けずに全て自動的に、且つ、安全に行うことができると共に、熱気を発生させる作動工程に遊び心と話題性及びセレモニー効果を持たせて、サウナ入浴を退屈なものにしないように工夫したサウナ風呂用蒸気熱発生装置と、この装置に用いる散水器具を提供する。
【解決手段】サウナ室SR内に設置したサウナストーブ20の真上に散水器具1を設ける。散水器具1には、底面に散水穴8Aを設けた散水用の水受容器体8と、散水によって加熱されたサウナストーンSTから立ち昇って滞留する蒸気を帯びた熱気を、かき回して対流させるファン12を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サウナ入浴に適した蒸気を帯びた熱気を発生させることができると共に、蒸気及び熱気の発生に演出効果を持たせたサウナ風呂用蒸気熱発生装置と、この装置に用いる散水器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的なサウナ用ヒータ装置(サウナ用ストーブ)は、例えば特許文献1に見られるように、放熱管又はヒータの上に多数のサウナストーンを積載して、放熱管又はヒータによって加熱されたサウナストーンに手桶等で水を掛けることによって、蒸気を帯びた高温の熱気を発生させるように構成されている。
【0003】
また、ヨーロッパ等では、サウナマイスターと呼ばれている専門の係員が、上記サウナストーンに水を掛けたり、サウナストーブから発生する蒸気を帯びた熱気をタオルを振り回してサウナ室内の全域に行き渡らせたり、或は、蒸気と熱気を含んだタオルを入浴客に掛けて熱気を直接体中に伝えたりして、サウナ入浴の効能と効果を高めると共に、サウナ入浴に変化を与えるように工夫している。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−221265号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたようにサウナ入浴は熱気を直接体中に伝えて、血行促進、ストレスや疲労の回復、全身美容といった優れた効能と効果を発揮することができるのであるが、反面、80〜90℃の高温に熱せられたサウナ室の中に、比較的長い時間身体を晒して座り続ける必要があるため、退屈で忍耐と辛抱強さが要求される。従って、上記サウナストーンに手桶で水を掛けたりする行為や、サウナマイスター等によるパフォーマンスは、我慢と退屈の気持ちをある程度は解消することができる。
【0006】
しかし、入浴者自身が高温に加熱されたサウナストーンに手桶等で直接水を掛けることは、火傷等の不測の事故が発生する危険があり、また、サウナマイスターのような専門の係員を配属させることは、入浴の安全性が確保できると共に、サウナマイスターによる各種パフォーマンスが楽しめてサウナ入浴を退屈なものにしない利点はあるが、人件費等の経費が嵩んで入浴料に影響を及ぼす問題があり、更に、現在日本にはサウナマイスターのようなサウナ入浴に精通した知識を必要とする職業自体が存在しないため、一般的なサウナ利用者は、パフォーマンスを楽しむこともなく専ら入浴後の発汗による壮快感をよりどころにして、退屈な入浴を続けているのである。
【0007】
そこで本発明の技術的課題は、蒸気を帯びた熱気の発生を人手を掛けずに全て自動的に、且つ、安全に行うことができると共に、熱気を発生させる作動工程に遊び心と話題性及びセレモニー効果を持たせて、サウナ入浴を退屈なものにしないように工夫したサウナ風呂用蒸気熱発生装置と、この装置に用いる散水器具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0009】
(1) 本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置は、前記請求項1に記載の如く、サウナ入浴に適した蒸気を帯びた熱気を発生させることができるサウナ風呂用蒸気熱発生装置であって、上面部に積載したサウナストーンを加熱して放射熱と対流熱を発生させるサウナストーブと、サウナストーブの上側部に設けた散水器具とから成り、この散水器具には、上記サウナストーブによって加熱されたサウナストーンに向けて水を定期的に、又は、ランダムに散水せしめる散水手段と、散水によってサウナストーンから立ち昇って滞留する加熱された蒸気及び熱気を、かき回して周囲に送り出すことができるファンを設けたことを特徴とするものである。
【0010】
(2) また、本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置は、前記請求項2に記載の如く、前記ファンの作動を、前記散水手段による散水を終えた後に、若干の時間をおいて行うように構成したことを特徴とするものである。
【0011】
(3) 更に本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具は、前記請求項3に記載の如く、サウナ入浴に適した蒸気を帯びた熱気を発生させることができるサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具であって、底面に多数の散水穴を設けた水受容器体と、この水受容器体に水を給水する給水手段と、上記水受容器体の上側部に設けられていて、内外を開放した状態に造ったファン室の内部で回転するファンとによって構成すると共に、上記ファンの回転によって吸引作用が及ぶ上記ファン室の下側の開放口を、加熱された蒸気及び熱気の吸引口と成し、上記ファンの回転による排気作用が及ぶ上記ファン室の上側の開放口を、上記吸引口から吸込んだ加熱された蒸気及び熱気を外方に送出する排気口と成したことを特徴とするものである。
【0012】
(4) また、本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具は、前記請求項4に記載の如く、サウナ室の天井等側に取り付けることができる機筐の底面側に、複数本の支柱を多角形状又は円形状に並べて垂設し、これ等各支柱の下端部には底面に多数の散水穴を設けた水受容器体を取付けて、上記機筐と複数本の支柱及び水受容器体によって囲まれた空間を、モータによって回転されるファンを備えたファン室とすると共に、上記各支柱の外側面には、ファン室の外側の一部又は全周に渡って全体を略ひさし状に形成した複数枚のガイド板を、上下に間隔をあけ、且つ、上記ファン室を中心にして水平方向に対して若干下方に傾斜した状態に取付けて、上記ファンよりも下側に位置する上記各ガイド板の上下間隔を、加熱された蒸気及び熱気の吸引口と成し、上記ファンよりも上側に位置する上記各ガイド板の上下間隔を、上記吸引口から吸込んだ加熱された蒸気及び熱気の排出口と成したことを特徴とする。
【0013】
(5) また、本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具は、前記請求項5に記載の如く、前記ファン室を囲む周囲の開放口に、前記吸引口及び排出口を自在に開閉したり、角度を自在に調整できるように構成した多数枚の風向調整板を並設したことを特徴とするものである。
【0014】
(6) また、本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具は、前記請求項6に記載の如く、前記水受容器体の底面に複数のランプを多角形状又は円形状に設けて、これ等のランプを点灯又は点滅自在に構成したことを特徴とするものである。
【0015】
上記(1)〜(6)の各手段から成る本発明のサウナ風呂用蒸気熱発生装置及びこの装置に用いる散水器具によれば、サウナストーンがサウナストーブによって加熱された状態で、このサウナストーブに向けて上側の散水器具から水をシャワー状に散水すると、シューシューと音を発しながら加熱された蒸気を帯びた熱気が立ち昇ってサウナ室の天井部分に滞留する。次いで、若干の時間をおいてファンを回転すると、この蒸気を帯びた熱気がかき回わされて、ファンの送風効果によって熱気が次第にサウナ室の下側に流れるため、入浴者は蒸気を帯びた熱気を全身に受けて、気持ちのよい刺激が体中に伝わることになる。
【0016】
また、上記本発明を広いサウナ室の中央部にセットして、例えば、散水に際して室内の照明を暗く調整したり、水受容器体の底面に設けた複数のランプをランダムに点灯及び点滅させたり、或は、順番に点灯及び点滅させたりすることにより、複数の入浴者に蒸気を帯びた熱気を体感させながら、サウナ入浴の醍醐味を目と耳でも楽しませることができるものであって、この一連したセレモニーを例えば5分間に3回程度繰返す演出効果を取り入れることによって、新しい形態のサウナ入浴を楽しむことができ、サウナを退屈なものにしない効果を発揮することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、上述した本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置及びこの装置に用いる散水器具の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の設置例を示した構成図であって、図中、SRはサウナ室、BNは入浴用のベンチ、20はヒータを備えたサウナストーブ、STはサウナストーブ20の受皿21に積載したサウナストーン、30は防護柵で、サウナストーンSTはサウナストーブ20によって高温に加熱される仕組に成っている。
【0018】
また、符号1で全体的に示したのは本発明に係る散水器具で、この散水器具1は前記サウナストーブ20の真上に位置するようにサウナ室SRの天井部SRaに取付けられているが、この組付けはサウナストーブ20の真上に組み上げた櫓や棚等であってもよく、その選択は任意であり、更に、サウナ室SRの形状や大きさも任意である。
【0019】
次に、上記散水器具1の構成を上述した図1と、図2に示した正面図、図3に示した平断面図、図4に示した分解図、及び、図5に示した底面図の記載に基づいて説明すると、1Aは固定ボルト13…によって上記サウナ室SRの天井部SRaや櫓、棚等に吊下げ状態に固定した機筐、1Tはこの機筐1Aの下側部に一体に取り付けた底板、1B…は底板1Tの底面側に多角形状又は円形状に配列して垂設した支柱、1C…は各支柱1B…の下端部に連設した底面を開放したボックス体で、これ等各ボックス体1Cの内部には、図6に示した拡大断面図に示すように反射板を兼ねる取付板14Xを介して照明用のランプ14が下向きに設けられている。
【0020】
また、6は化粧リング体、8はこの化粧リング体6に一体形成した水受容器体で、底面には図5に示すように多数の散水穴8A…が設けられている。化粧リング体6の外側部には前述した各支柱1B…のボックス体1Cの位置に合せて嵌込穴6A…が形成されていて、これ等各嵌込穴6A…に各ボックス体1Cを嵌込んで、周面にネジを切った各ボックス体1Cの下端部を図6に示すように各嵌込穴6Aの下側に突出し、次いで、同図の如く内側にネジを切った各締付キャップ体7を、下方から上記突出した各ボックス体1Cの下端部にネジ込んで締付けることによって、上記の水受容器体8を上記各支柱1B…の下端部に固定できる仕組に成っている。従って、上記の各締付キャップ体7…を取外せば、化粧リング体6及び水受容器体8を自由に取外すことができるため、水受容器体8や、以下に述べるフアン室内部の清掃や修理、或は、ランプの交換と言った各種のメンテナンスを簡単に行うことができる。
【0021】
以上の如く構成した締付キャップ体7には、図4並びに図6に示すように夫々照明用の穴7Aが穿設されていて、これ等各穴7A…の内側部分には色ガラス15…が取付けられている。従って、これ等色ガラス15…の色を変えたり、各ランプ14の点灯時間や点灯の順番、或は、点滅の順番等をプログラム制御することによって、水受容器体8の底面側から下方に向けて趣好性の高い照明作用を発揮することが可能となる。尚、図6に於いて6Bは水抜き用の切り込みを示す。
【0022】
図2と図3において、1Hは周囲を複数本(図面では6本)の支柱1B…によって囲まれ、上下を機筐1Aの底板1Tと水受容器体8によって囲まれたファン室、12はこのファン室1H内で回転するファン、11は機筐1Aの底板1Tの上に取付けたモータ、11Sはファン室1H内に挿入したモータ11の回転軸で、この回転軸11Sの下端部に上記のファン12が取付けられている。9…は上記ファン室1Hの周囲の開放口、具体的には、各支柱1B…の間隔部分に多数並設した風向調整板で、各風向調整板9…はその上下を夫々前記機筐1Aの底板1Tの底面と、前記各ボックス体1C…の間に架設した支持板1C′…(図3参照)との間に、夫々角度調節自在に取付けられていて、ファン12による風向きを角度調整したり、或は、これを閉じて、ファン12の吸引と排気を風向き調整板9が開いている部分に集中するように調整することも可能である。
【0023】
更に図中、2,3,4,5は上記ファン室1Hの周囲全面に取付けた計4枚のガイド板であって、これ等の各ガイド板2〜5は上下に間隔をあけ、且つ、水平よりも若干下方に傾斜させた状態で、各支柱1B…の外側面に固定されている。2A,3A,4Aは上記計4枚のガイド板2〜5の間隔で、図面では上記ファン12の位置より上方の上段の間隔2Aが排気口と成り、ファン12は下方の中段及び下段の各間隔3A,4Aが、吸引口に成っている。
【0024】
また、図2乃至図4に於いて、10は機筐1Aの底板1Tに設けた穴1Taを貫いて、下端部を前記水受容器体8内に臨ませた給水パイプで、本発明による散水のセレモニーが開始されると、電磁弁(図示省略)が開いて水を水受容器体8に給水して、底面に開口した散水穴8A…から下側のサウナストーブ20に向かって散水(シャワー)することができる。
【0025】
図7は、本発明で用いるサウナストーブ20の一例を示したものであって、図中、22,22は受皿21に積載したサウナストーンST…を均一に加熱するために、左右相対的に設けたストーブ用ヒータ、22T,22Tはターミナルボックス、23,23は排水口であって、W…は上側の散水器具1から散水されて来る水で、MS…は水Wの散水によってサウナストーンSTから発生して上方に立ち昇る加熱された蒸気及び熱気、即ち、サウナ入浴に適した蒸気を帯びた熱気を示す。
【0026】
本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置及びこの装置に用いる散水器具は以上述べた如き構成であるから、図1に示すようにサウナ室SRの天井部SRaに散水器具1をサウナストーブ20の真上に位置するように取付けて、サウナストーンST(例えばフインランド産の香化石等)を加熱しながら上側より水Wを散水すれば、サウナストーンSTによって加熱されて発生した蒸気と熱気MSがシューシューと音を発しながら立ち昇って、天井部SRaに滞留することになる。その後、若干の時間(5〜10秒)をおいてファン12を回転すれば、上記蒸気を帯びた熱気MSが吸引口3A,4Aからファン室1Hに吸引され、次いで、排気口2Aから排気される状態、要するに、天井部SRaに滞留していた蒸気を帯びた熱気MSをかき回す状態にし、且つ、ガイド板2,3の傾斜によって下方に沈降する状態に対流させるため、周囲に集まった入浴者に気持ちのよい刺激を与えることができる。
【0027】
また、上記水Wの散水に当って、各ランプ14…を点灯、又は点滅して、図1で符号LRに示すように水Wと立ち昇る熱気MSを上方から各種の色で照明するため、更にセレモニー効果を高めることができる。
【0028】
尚、通常は上記の一連したセレモニーを例えば5分間隔で3回程度繰返す。また、1回のセレモニーの時間は3分〜5分程度で、先ずランプ14…が点灯、又は点滅して、セレモニーの開始を入浴者に知らせ、次いで、水Wを5〜10秒間散水し、その後、ファン12を回転する手順を全てプログラム制御(シーケンス制御)によって自動的に行って、1回のセレモニーが終了する。
【0029】
【発明の効果】
以上述べた次第で、本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置及びこの装置に用いる散水器具によれば、焼けたサウナストーンに水を掛けることにより、サウナ入浴に適した蒸気を帯びた熱気とマイナスイオンを発生させる工程を、全てセレモニー化して自動的に、且つ、安全に行うことができるものであって、サウナ入浴に遊び心と話題性を持たせると共に、体感とビジュアルと音を満足させる充分な演出効果を備えていて、サウナ入浴を退屈なものにしない画期的な特徴を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサウナ風呂用蒸気熱発生装置の実施例を示した構成図。
【図2】本発明に係る散水器具の一部断面正面図。
【図3】図2のX−X線に沿った断面図。
【図4】本発明に係る散水器具の分解図。
【図5】本発明に係る散水器具の底面図。
【図6】ランプを収めたボックス体部分の拡大断面図。
【図7】サウナストーブの一例を示した構成図。
【符号の説明】
SR サウナ室
1 散水器具
1A 機筐
1B 支柱
1H ファン室
2,3,4,5 ガイド板
2A,3A,4A 間隔
8 水受容器体
8A 散水穴
9 風向き調整板
10 給水パイプ
12 ファン
14 ランプ
20 サウナストーブ
ST サウナストーン
W 水

Claims (6)

  1. サウナ入浴に適した蒸気を帯びた熱気を発生させることができるサウナ風呂用蒸気熱発生装置であって、
    上面部に積載したサウナストーンを加熱して放射熱と対流熱を発生させるサウナストーブと、サウナストーブの上側部に設けた散水器具とから成り、この散水器具には、上記サウナストーブによって加熱されたサウナストーンに向けて水を定期的に、又は、ランダムに散水せしめる散水手段と、散水によってサウナストーンから立ち昇って滞留する加熱された蒸気及び熱気を、かき回して周囲に送り出すことができるファンを設けたことを特徴とするサウナ風呂用蒸気熱発生装置。
  2. 前記ファンの作動を、前記散水手段による散水を終えた後に、若干の時間をおいて行うように構成したことを特徴とする請求項1に記載したサウナ風呂用蒸気熱発生装置。
  3. サウナ入浴に適した蒸気を帯びた熱気を発生させることができるサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具であって、
    底面に多数の散水穴を設けた水受容器体と、この水受容器体に水を給水する給水手段と、上記水受容器体の上側部に設けられていて、内外を開放した状態に造ったファン室の内部で回転するファンとによって構成すると共に、上記ファンの回転によって吸引作用が及ぶ上記ファン室の下側の開放口を、加熱された蒸気及び熱気の吸引口と成し、上記ファンの回転による排気作用が及ぶ上記ファン室の上側の開放口を、上記吸引口から吸込んだ加熱された蒸気及び熱気を外方に送出する排気口と成したことを特徴とするサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具。
  4. サウナ室の天井等側に取り付けることができる機筐の底面側に、複数本の支柱を多角形状又は円形状に並べて垂設し、これ等各支柱の下端部には底面に多数の散水穴を設けた水受容器体を取付けて、上記機筐と複数本の支柱及び水受容器体によって囲まれた空間を、モータによって回転されるファンを備えたファン室とすると共に、上記各支柱の外側面には、ファン室の外側の一部又は全周に渡って全体を略ひさし状に形成した複数枚のガイド板を、上下に間隔をあけ、且つ、上記ファン室を中心にして水平方向に対して若干下方に傾斜した状態に取付けて、上記ファンよりも下側に位置する上記各ガイド板の上下間隔を、加熱された蒸気及び熱気の吸引口と成し、上記ファンよりも上側に位置する上記各ガイド板の上下間隔を、上記吸引口から吸込んだ加熱された蒸気及び熱気の排出口と成したことを特徴とする請求項3に記載のサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具。
  5. 前記ファン室を囲む周囲の開放口に、前記吸引口及び排出口を自在に開閉したり、角度を自在に調整できるように構成した多数枚の風向調整板を並設したことを特徴とする請求項3又は4に記載のサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具。
  6. 前記水受容器体の底面に複数のランプを多角形状又は円形状に設けて、これ等のランプを点灯又は点滅自在に構成したことを特徴とする請求項3、4又は5に記載のサウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具。
JP2003062744A 2003-03-10 2003-03-10 サウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具 Expired - Lifetime JP4043384B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003062744A JP4043384B2 (ja) 2003-03-10 2003-03-10 サウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003062744A JP4043384B2 (ja) 2003-03-10 2003-03-10 サウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004267491A true JP2004267491A (ja) 2004-09-30
JP4043384B2 JP4043384B2 (ja) 2008-02-06

Family

ID=33124528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003062744A Expired - Lifetime JP4043384B2 (ja) 2003-03-10 2003-03-10 サウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4043384B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007003167A (ja) * 2005-05-24 2007-01-11 Hokkaido Olympia Kk 加湿装置
KR200474958Y1 (ko) * 2014-08-18 2014-11-04 장경순 찜질방용 가마
CN108464925A (zh) * 2018-05-28 2018-08-31 张婷 一种用于风湿免疫科的中药熏蒸治疗装置
JP7260947B1 (ja) 2021-10-13 2023-04-19 正太 小泉 溶岩浴スパ装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103884069A (zh) * 2014-03-17 2014-06-25 吴幸融 全自动桑拿炉

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007003167A (ja) * 2005-05-24 2007-01-11 Hokkaido Olympia Kk 加湿装置
KR200474958Y1 (ko) * 2014-08-18 2014-11-04 장경순 찜질방용 가마
CN108464925A (zh) * 2018-05-28 2018-08-31 张婷 一种用于风湿免疫科的中药熏蒸治疗装置
JP7260947B1 (ja) 2021-10-13 2023-04-19 正太 小泉 溶岩浴スパ装置
WO2023063255A1 (ja) * 2021-10-13 2023-04-20 正太 小泉 溶岩浴スパ装置
JP2023059285A (ja) * 2021-10-13 2023-04-27 正太 小泉 溶岩浴スパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4043384B2 (ja) 2008-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200330787A1 (en) Capsule with whole body led photo-therapy
US7712161B2 (en) Combination spa system with water chilling assembly
US6047416A (en) Therapeutic shower for enveloping purposes
US10391026B2 (en) Body dryer
US20050121540A1 (en) Mist generating device
JP4043384B2 (ja) サウナ風呂用蒸気熱発生装置に用いる散水器具
CN108151117A (zh) 一种取暖方向可调的浴霸
US20060185073A1 (en) Mechanical footbath
KR102311776B1 (ko) 실내용 건식 사우나
JP2002168486A (ja) 噴水を活用したユニットタイプの室内雰囲気快適化装置
KR200452079Y1 (ko) 음이온발생 및 가습기효능을 갖춘 수족관을 구비한 기능성 탁자
KR102253776B1 (ko) 에어 공급장치를 구비한 파라솔
CN207492957U (zh) 一种艾灸器
CN2385718Y (zh) 恒温臀足保健浴盆
JP2010057851A (ja) サウナ装置
JP3126591U (ja) 施療機
JP7260947B1 (ja) 溶岩浴スパ装置
JPH07189510A (ja) シャワー装置
KR102386332B1 (ko) 변형 가능한 사우나기
KR200167883Y1 (ko) 증기발생기
KR200358033Y1 (ko) 발 맛사지용 수로를 갖는 요식업 객장의 물 공급 시스템
TWM636758U (zh) 融蠟裝置
JP2004181033A (ja) 気浴休養室
ES1259272U (es) Lavacabezas
JP2731218B2 (ja) シャワーポスト構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4043384

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term