JP2004266932A - エンジン駆動式作業機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】負荷検出部36は、スロットル開度に基づいて負荷が大きいことを検出する。レギュレータ出力可能電力算出部39は、負荷が大きいと判断された場合に、エンジン回転数の変化の程度に基づいてレギュレータ出力可能電力を算出する。レギュレータ出力指示値変更部40は、レギュレータ出力可能電力が所定の充電電力値以下であれば、レギュレータ出力指示値を低減して充電電力を低下させる。カウンタ41で充電電力を低下させた時間を計測し、大負荷が解消したときに、カウンタ41の値に応じてレギュレータ出力を増加させ、充電電力を回復させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン駆動式作業機に関し、特に、エンジンの出力軸に発電機の出力軸を連結したエンジン駆動式作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
農業用の作業機において、エンジンの動力とモータの動力とを利用できるようにした、いわゆるハイブリッド方式のエンジン駆動式作業機が知られる。例えば、特開2001−163070号公報では、エンジンから取り出した動力によって耕耘ロータリを直接駆動するように構成するとともに、エンジンで発電機を駆動してバッテリを充電し、その電力によって走行系を駆動するようにした乗用農作業機が提案されている。この乗用農作業機によれば、耕耘作業時以外はエンジンを停止させておき、バッテリからの電力で移動走行をさせることができるので、騒音や振動、排気ガスの発生を抑制することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に記載された乗用農作業機では、エンジンと発電機とを同時に駆動するため、エンジンの出力能力に十分に余裕を持たせた設定としなければならない。例えば、耕耘作業でエンジン出力を、耕耘ロータリの駆動に80%、発電機の駆動に20%配分してバランスするように運転されていると想定する。ここで、瞬間的に耕耘負荷が増大して90%に相当する大きさに増大すると、エンジンの出力能力を10%上回るため、エンジンストールを起こしてしまう。これを避けるためには、瞬間的な大きい負荷を考慮してエンジンの出力に余裕を持たせ、この場合では110%に相当する出力容量を予め設定しておかなければならない。このように、大きい余裕を持たせた設定にすると、エンジンは大型化し、ハイブリッド方式の利点が低減してしまう。
【0004】
本発明の目的は、上記問題点を解消して、エンジンに過大な余裕を設けておかなくても、高負荷作業に対応することができるエンジン駆動式作業機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、エンジンで駆動される作業具および発電機と、前記発電機から電力を供給されるモータおよびバッテリとを有するエンジン駆動式作業機において、前記エンジンの負荷状態を検出し、大負荷状態であるときには、前記発電機の発電電力を低下させる手段を具備した点に第1の特徴がある。
【0006】
また、本発明は、前記発電機の出力でレギュレータを介して前記バッテリ充電するように構成するとともに、前記レギュレータの出力を低下させることにより発電量を低下させるようにした点に第2の特徴がある。
【0007】
また、本発明は、前記レギュレータの出力低下によって生じる充電不足量を検出し、前記エンジンから大負荷が解放されたときに、前記充電不足量に基づいて前記レギュレータの出力を復帰させるように構成された点に第3の特徴がある。
【0008】
また、本発明は、前記充電不足量として、前記レギュレータの出力を低下させている時間を積算するように構成された点に第4の特徴がある。
【0009】
さらに、本発明は、前記モータが走行駆動用に設けられていて、走行速度の減速によって前記作業具による作業量が低下するように構成されているとともに、前記発電量を低下させるため、レギュレータの出力を停止させるように構成された点に第5の特徴がある。
【0010】
第1〜第5の特徴によれば、発電電力を低下させることにより、エンジン負荷が軽減され、大負荷状態が改善される
【0011】
第2の特徴によれば、大負荷がかかったときにバッテリの充電電力が低減して、エンジンの負荷が軽減される。
【0012】
第3,4の特徴によれば、バッテリの充電電力不足分が、大負荷が解放された通常運転時に積極的に回復される。
【0013】
第5の特徴によれば、レギュレータの出力が低下されると、モータにはバッテリ側から電力が供給される。バッテリ電圧はレギュレート電圧つまり充電電圧より低いので、作業機の走行速度が低下し、作業量が低下して負荷が低減される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係るエンジン駆動式作業機としての除雪機の側面図である。除雪機1は、左右のクローラベルト2を備えた走行フレーム3に、除雪作業部4およびこの除雪作業部4を駆動するエンジンEを備えた車体フレーム5を上下スイング可能に取り付ける。フレーム昇降機構6は車体フレーム5の前部を昇降させることによって車体フレーム5を上下にスイングさせる。走行フレーム3には後上方へ延びる左右の操作ハンドル7が結合される。
【0015】
操作ハンドル7は、作業者が除雪機1を操作するものであり、先端にグリップ8を有し、グリップ8の近傍には除雪機1の旋回操作レバー9を備える。操作ハンドル7のうち左側のものにはブレーキ操作レバー11を設け、右側のものにはクラッチ操作ボタン(図示せず)を設ける。左右の操作ハンドル間には上から順に操作盤12、制御部13、およびバッテリ14を配列して設ける。
【0016】
エンジンEの出力軸(クランク軸)15には駆動プーリ16および電磁クラッチ17が設けられる。除雪作業部4は、車体フレーム3の前部に設けられた作業具としてのオーガ18、ブロア19、およびシュータ20からなり、オーガ18およびブロア19を回転する回転軸21を有する。回転軸21には従動プーリ22が結合される。
【0017】
エンジンEの動力は、電磁クラッチ17で駆動プーリ16に伝達され、ベルト23を介して従動プーリ22に伝達される。これによって、回転軸21を介してオーガ18およびブロア19が回転し、オーガ18でかき集められた雪はブロア19でシュータ20を介して遠くへ吹き飛ばされる。
【0018】
車体左右のクローラベルト2を駆動する駆動輪24は、各クローラベルト2を独立して駆動できるようにそれぞれ個別に駆動用のモータ25を備える。
【0019】
図3は、除雪機10の要部平面図であり、特に、エンジンと発電機を示す。図3において、発電機GがエンジンEに隣接して配置される。エンジンEのクランク軸15には発電機用プーリ26を設け、発電機Gの入力軸27には従動プーリ29を設ける。プーリ26および29間にはベルト30がわたされ、発電機Gの入力軸27にエンジンEの動力が伝達される。
【0020】
図4は、上記除雪機の全体システムを示すブロック図である。同図において、エンジンEに連結される発電機Gは、例えば、アウタロータ式三相交流発電機であり、スタータモータとしても動作する。発電機Gには制御回路10が接続され、制御回路10にはバッテリ14が接続される。制御回路10は後述の整流回路やレギュレータを備える。発電機Gは、スタータモータとして動作するときには、制御回路10を介してバッテリ14から電力が供給される。一方、発電機Gの発電出力は制御回路10を介してバッテリ14に蓄積される。駆動輪24を駆動するモータ25は、バッテリ14から電力を供給され、駆動回路(図示せず)によって目標回転数を維持するように制御される。
【0021】
エンジン回転数を目標回転数(定格回転数)に制御するためにガバナ34が設けられる。ガバナ34は、例えばエンジンの点火パルス間隔または点火パルス数によってエンジン回転数を検出する手段と検出されたエンジン回転数と目標回転数との差に応じてスロットル開度を変化させるステップモータ等のアクチュエータ手段と、スロットル開度の変動量を検出するセンサ手段とを含む。
【0022】
図5は、制御回路10の一例を示す回路図である。同図において、制御回路10はスイッチング回路28を有する。スイッチング回路28は、六つのMOSFETつまり金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(以下、単に「FET」)281〜286を含む。上側にFET281〜283が配置され、下側にFET284〜286が配置される。FET281〜286には、それぞれフライバックダイオードD1,D2,D3,D4,D5,D6が並列に接続される。FET281〜286のゲートに駆動電圧を印加するためのドライバ32が設けられる。
【0023】
ドライバ32は、発電機Gをスタータモータとして使用する場合にFET281〜286のゲートに駆動電圧を順次印加する。DSPで構成することができる演算部33は、駆動電圧を発生させる周期、つまりFET281〜286の切り替え周期を決定してドライバ32に出力する機能を有する。演算部33は、さらにシャント42を介して検出される発電機Gの電流により電流波形を検出する機能を有する。
【0024】
発電機Gの発電出力でバッテリ14を充電する際、ドライバ32は、FET281〜286をすべてオフにするために駆動電圧を停止する。これによって、発電機Gの発電出力はフライバックダイオードD1〜D6で整流されてバッテリ14に供給される。制御回路10はバッテリ14の電圧を所定値にするためのレギュレータ35を有する。レギュレータ35は、フォトカプラ351とFET352とからなる。FET352はフォトカプラ351のオンオフに応答してオンオフ制御され、FET352のオン時間によってバッテリ14に供給される発電機Gからの電力が制御される。演算部33は、所定のレギュレータ出力指示値に従ってFET352のオン時間を制御して、バッテリ14に供給する電力を制御する。
【0025】
バッテリ14は、レギュレータ回路35で制御された充電電力で充電され、この充電された電力によってモータ25およびモータ25のモータ制御回路25aに電力が供給される。
【0026】
図6は、FET352のスイッチング制御の方法を示す発電機出力の整流後の波形図である。FET352は整流された発電機Gの出力において、一定の周期Tを任意に設定し、この周期T内で、定められた時間tだけオン動作される。このオン動作時間tつまり周期Tにおけるオン時間tの割合を変化させることによってバッテリ14に供給される電力が調整される。なお、該オン動作時間tは、任意の周期毎のものに限らない。例えば、発電機出力のゼロクロスを検出し、このゼロクロスのタイミングから時間tだけFET352をオンさせるようにしてもよい。
【0027】
図7は、充電量制御つまりエンジン負荷に応じたレギュレータ回路35のFET352の出力指示値の設定処理のフローチャートである。ステップS1では、発電機Gを充電モードに切り替える。ステップS2では、エンジン負荷が大きくなったか否かが判断される。エンジン負荷は、例えば、ガバナ34のスロットル開度が最大値になったか否かで判断できる。スロットル開度が最大値になっていないときは、ステップS3に進んで積算カウンタ値がマイナス側になっていないか判別する。積算カウンタは、レギュレータ出力を低減させた時間、つまりFET352のオン時間を短くして充電量を減らした時間を計測するためのカウンタであり、初期値は「0」である。したがって、負荷が小さい場合、つまりスロットル開度が最大になっていない場合、このカウンタ値は「0」に維持され、ステップS3は否定となってステップS2に進む。
【0028】
エンジン負荷が大きいと判断された場合は、ステップS4に進む。ステップS4では、エンジン負荷の大きさに基づいてレギュレータの出力可能電力を算出する。エンジン負荷の大きさは、エンジン回転数に対応した負荷率のマップを使用して検出することができる。スロットル開度が最大になると、ガバナ34の制御範囲を外れるので、エンジン負荷が増大するにつれてエンジン回転数は低下する。したがって、負荷はエンジン回転数の関数として検出できる。エンジン回転数は発電機Gの出力交流波形に基づいて検出することができる。
【0029】
そして、最大の負荷率(100%)から、検出された負荷率を減算し、負荷に対する余裕率を算出する。例えば、負荷率が90%であれば、余裕率は10%である。余裕率が大きいほど充電電力つまりレギュレータ出力可能電力は大きい。そして、余裕率が小さくなるにつれてレギュレータ出力可能電力は小さくなる。
【0030】
ステップS5では、レギュレータ出力可能電力が所定の充電電力以下か否かが判断される。ステップS5が否定であれば、レギュレータ出力は低減させる必要がないので、ステップS2に進む。
【0031】
ステップS5が肯定であれば、ステップS6に進んでレギュレータ出力指示値を1段階低下させる。これに応じてレギュレータ回路35のFET352のオン時間は短くなり充電量は低減する。1段階毎のレギュレータ出力指示値の低下量は予め定めた固定値でよい。ステップS7では、積算カウンタ値を更新する。レギュレータ出力指示値を低下させていた時間が1秒であったときは積算カウント値を「1」増加させる。
【0032】
ステップS3が肯定の場合は、ステップS8に進んでレギュレータ出力指示値を1段階増加させる。これに応じてレギュレータ回路35のFET352のオン時間は長くなり充電量は増加する。1段階毎のレギュレータ出力指示値の増加量は予め定めた固定値でよい。ステップS9では、積算カウンタ値を更新する。レギュレータ出力指示値を増加させた時間が1秒であったときは積算カウント値を「1」減少させる。
【0033】
図1は、本願発明の要部機能を示すブロック図である。図1において、負荷検出部36は、スロットル開度を検出するスロットルセンサ37の出力に基づいて負荷が大きいことを検出する。回転数検出部38は、発電機Gの出力交流波形によってエンジン回転数を検出する。レギュレータ出力可能電力算出部39は、負荷が大きいと判断された場合に、エンジン回転数の変化の程度に基づいてレギュレータ出力可能電力を算出する。レギュレータ出力指示値変更部40は、レギュレータ出力可能電力が所定の充電電力値以下であれば、レギュレータ回路35に供給するレギュレータ出力指示値を低減して充電電力を低下させる。カウンタ41は、充電電力を低下させた場合に、充電電力を低下させた時間を計測する。そして、大負荷が解消したときに、レギュレータ出力指示値変更部40は、カウンタ41の値に応じてレギュレータ出力指示値を増加させる。
【0034】
このように、本実施形態によれば、大負荷がかかった時に充電電力を低減してエンジンの負荷を低下させて、エンジンストールが発生するような過負荷を防止することができる。
【0035】
上記実施形態では、カウンタ41によって充電不足を積算しているが、カウンタ値に所定の充電電力に対応したレギュレータ出力指示値と低減したレギュレータ出力指示値との差を乗算して充電不足電力量を算出し、これをもとにレギュレータ出力指示値を設定することができる。
【0036】
また、エンジン負荷の検出方法は、スロットル開度によるものに限定されず、例えば、フローセンサによって検出できるエンジンEへの吸入空気量によるものであってもよい。大負荷時には、吸入空気量が大きくなるからである。
【0037】
また、本実施形態では、大負荷時に、発電電力を低下させるため、レギュレータ出力を低下させたが、レギュレータ出力を停止させるようにしてもよい。レギュレータ出力を停止させてモータ25にバッテリ14から電力を供給するようにすると、バッテリ電圧は充電電圧より低いので(例えば、充電電圧14.5ボルト、バッテリ電圧12ボルト)、除雪機は減速される。その結果、作業量が低下して負荷が軽減される。
【0038】
レギュレータ出力を停止させたときも、上述の例と同様、充電不足量を記憶しておき、負荷が低下したときに、その不足量に応じて充電量を増加させるようにするとよい。
【0039】
さらに、本発明は、除雪機に限定されず、芝刈り機、耕耘機等、エンジン駆動される作業具と発電機とを備えたエンジン駆動式作業機に広く適用できる。
【0040】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1〜請求項5の発明によれば、大負荷がかかったときに発電電力が低下してエンジンの負荷が軽減されるので、過負荷によるエンジンストールを防止することができる。特に、請求項2の発明によれば、バッテリの充電電力を低下させてエンジン負荷を軽減することができる。
【0041】
請求項3,4の発明によれば、大負荷時に生じた充電電力不足を、負荷が通常に戻った時に回復させて、次の負荷増大時に備えることができる。
【0042】
請求項5の発明によれば、レギュレータの出力を停止させることで、走行駆動用モータは、レギュレータ出力電圧よりは低いバッテリ電圧で駆動される。その結果、作業量が低減してエンジン負荷が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る作業機(除雪機)の要部機能を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る除雪機の左側面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る除雪機の要部平面図である。
【図4】除雪機の全体システムを示すブロック図である。
【図5】制御回路の一例を示す回路図である。
【図6】FETの制御方法の説明図である。
【図7】充電量制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1…除雪機、 2…クローラベルト、 4…除雪作業部、 10…駆動回路、15…クランク軸、 17…電磁クラッチ、 18…オーガ、 19…ブロワ、 25…モータ、 36…負荷検出部、 37…スロットル、 38…回転数検出部、 39…レギュレータ出力可能電力算出部、 40…レギュレータ出力指示値変更部、 E…エンジン、 G…発電機
Claims (5)
- エンジンで駆動される作業具および発電機と、前記発電機から電力を供給されるモータおよびバッテリとを有するエンジン駆動式作業機において、
前記エンジンの負荷状態を判断する負荷判断手段と、
前記負荷判断手段により大負荷がかかっていると判断された時に、前記発電機の発電電力を低下させる電力低下手段とを具備したことを特徴とするエンジン駆動式作業機。 - 前記発電機の出力を調整して前記バッテリに発電電力を供給するレギュレータを具備し、
前記電力低下手段が、前記レギュレータの出力を低下させるように構成されたことを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動式作業機。 - 前記レギュレータの出力低下によって生じる充電不足量を検出する充電不足検出手段を具備し、
前記エンジンから大負荷が解放されたときに、前記充電不足量に基づいて前記レギュレータの出力を復帰させるように構成されたことを特徴とする請求項2記載のエンジン駆動式作業機。 - 前記充電不足検出手段が、前記充電不足量として、前記レギュレータの出力を低下させている時間を積算するように構成されていることを特徴とする請求項3記載のエンジン駆動式作業機。
- 前記モータが走行駆動用として設けられていて、走行速度の減速によって前記作業具による作業量が低下するように構成されているとともに、
前記発電機の出力を調整して前記バッテリに発電電力を供給するレギュレータを具備し、
前記電力低下手段が、前記レギュレータの出力を停止させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動式作業機。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014199037A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
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2003
- 2003-02-28 JP JP2003054345A patent/JP2004266932A/ja active Pending
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JP2014199037A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
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