JP2004265571A - デジタルデータの記録媒体、記録方法、記録装置および再生装置 - Google Patents

デジタルデータの記録媒体、記録方法、記録装置および再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 CDプレーヤがフリンジデータを読み込むときの負荷を軽減し、表示するまでの時間を短縮する。
【解決手段】 CDに、それぞれのコンテンツを格納したコンテンツファイル“00001”〜“0000n”と、データベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBとを設ける。コンテンツファイル“00001”〜“0000n”には、そのコンテンツファイル“00001”〜“0000n”ごとに、コンテンツとともに、そのコンテンツの付加情報のデータを収納する。データベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBには、すべてのコンテンツファイル“00001”〜“0000n”ごとの付加情報のデータを収納する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、デジタルデータの記録媒体、記録方法、記録装置および再生装置に関する。
例えば、音楽のCD(Compact Disc)において、タイトル(曲名)、アーティスト名、アルバム名などの付加情報のデータは、一般に「フリンジデータ」と呼ばれている。このフリンジデータは、例えばCDテキストとしてCDに用意することができ、例えばCDの再生時、このフリンジデータによりタイトルなどのフリンジ情報を表示することができる。
なお、先行技術文献として例えば以下のものがある。
特開平11−85094号公報 特開平11−250631号公報
ところで、フリンジデータをCDテキストとしてCDに用意する場合には、そのフリンジデータを、コンテンツデータ(音楽のCDの場合であれば、その音楽のデジタルオーディオデータ)とは別のファイルに格納することになる。
すると、再生時、フリンジデータによりタイトルを表示するためには、コンテンツデータを格納したファイルと、フリンジデータを格納したファイルとの両方をアクセスする必要がある。しかし、これではCDのように、光学ヘッドにより再生を行う記録メディアの場合、時間がかかってしまう。
また、CD1枚分のフリンジデータはかなりの容量(バイト数)となるが、ポータブルタイプのCDプレーヤは、システムが使用できるメモリ領域が小さいので、フリンジデータの読み込み作業が非常に大きな負荷となってしまう。
この発明は、このような問題点を解決しようとするものである。
この発明においては、
コンテンツデータとともに、そのコンテンツデータに対応する付加データを格納したコンテンツファイルと、
上記コンテンツデータに対応する付加データを格納したデータベースファイルと
を記録するようにした記録媒体
とするものである。
この発明によれば、フリンジデータを、コンテンツファイルとデータベースファイルとに用意しているので、再生機器は、フリンジデータによる情報を表示するとき、メモリエリアの大きさやフリンジデータの使用目的などに応じてフリンジデータの読み込み元を選択することができる。したがって、再生機器がフリンジデータを読み込むときの負荷を軽減することができ、フリンジデータを表示するまでの時間を短縮することができる。
[1] ディスク上のファイル構成
図1は、この発明によるディスク上のファイル構成の一例を示し、この例においては、CD−R(Compact Disc Recordable)に音楽のコンテンツデータを格納する場合である。ここで、CD−Rは、適切な書き込みソフトウェアを使用することにより、未記録領域に後からデジタルデータを追加して書き込むことができる追記録型の記録メディアである。
そして、CD−Rのルートディレクトリに、トラックインデックスファイルTRKINXと、3つのデータベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBとが配置される。
この場合、トラックインデックスファイルTRKINXは、通常のCDのTOC(Table Of Contents)に相当するファイルである。また、ファイルTRKNDBは各トラックのタイトルを有するトラックネームデータベースファイルであり、ファイルARTNDBは各トラックのアーティスト名を有するアーティストネームデータベースファイルである。さらに、ファイルALBNDBは各トラックのアルバム名を有するアルバムネームデータベースファイルである。
なお、コンテンツデータ、すなわち、デジタルオーディオデータを暗号化して記録する場合には、ルートディレクトリにキーファイルも配置され、このキーファイルに、暗号化されたデジタルオーディオデータをデコードするための鍵情報などが用意される。
さらに、CD−Rのルートディレクトリには、ディレクトリ(ディレクトリ名は“HIFI”)が配置され、このディレクトリ“HIFI”には、n個のオーディオデータファイルが配置される。なお、CD−Rがn個のトラックを有する場合、このオーディオデータファイルのファイル番号およびファイル名を“00001”〜“0000n”とする。また、このオーディオデータファイル“00001”〜“0000n”の詳細については後述する。さらに、記号“および”は、ディレクトリ名やファイル名を参照符号と区別するために便宜上付けたもので、ディレクトリ名やファイル名には含まれない。
[2] トラックインデックスファイルTRKINXのファイル構造
図2は、トラックインデックスファイルTRKINXのファイル構造の一例を示す。このトラックインデックスファイルTRKINXは、上記のようにTOCに相当するファイルであり、CD−Rがn個のトラックを有する場合、n個のトラックディスクリプションを有し、1つのトラックディスクリプションが1つのトラックを定義する。また、第i番目(1≦i≦n)のトラックディスクリプションが、トラック番号iのトラックを定義する。
このため、トラックディスクリプションは、対応するトラックのデジタルオーディオデータの記録されたファイルのファイル番号“00001”〜“0000n”、そのトラックのフリンジデータの記録されているネームスロット(詳細は後述する)のスロット番号#1〜#n、アーティスト名などをグループ分けするときのグループに関する情報などを有する。
[3] ネームデータベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBの構造
トラックネームデータベースファイルTRKNDB、アーティストネームデータベースファイルARTNDB、アルバムネームデータベースファイルALBNDBは、すべて同じ構造を持つ。このため、ここでは、トラックネームデータベースファイルTRKNDBを例にとって説明する。
図3は、そのトラックネームデータベースファイルTRKNDBの構造の一例を示す。このデータベースファイルTRKNDBは、n個のネームスロットを有する。このネームスロットの順序は、トラックインデックスファイルTRKINXにおけるスロット番号#1〜#nに対応する。
そして、図4に示すように、各ネームスロットは128バイトの容量とされ、コードベースのフィールドと、名称のフィールドとから構成される。コードベースは、名称の文字列のエンコード方式(コード体系あるいは文字コード)を示すもので、例えば、名称をISO-8859-1文字コードで格納するときには01hが記録され、UTF-16文字コードで格納するときには02hが記録される。また、名称のフィールドには、対応するトラックのタイトルを示す文字列が用意される。なお、名称は、アーティストネームデータベースファイルARTNDBのときには、アーティスト名の文字列、アルバムネームデータベースファイルALBNDBのときには、アルバム名の文字列である。
[4] オーディオデータファイルの構造
ディレクトリ“HIFI”に配置されるオーディオデータファイル“00001”〜“0000n”のそれぞれは、例えば図5に示すような構造とされ、1つのオーディオデータファイルが1つのタイトルに対応する。また、このオーディオデータファイルのファイル名は、トラックインデックスファイルTRKINXにおけるファイル番号(ファイル名)と等しい。
そして、このオーディオデータファイルは、3つのフリンジデータ(タイトル、アーティスト名およびアルバム名の各データ)と、デジタルオーディオデータとを有する。この場合、図6に示すように、フリンジデータは、フレームID(IDentification;識別情報)のフィールドと、コードベースのフィールドと、名称のフィールドとから構成される。そして、ネームデータベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBのフリンジデータとの同一性を得るため、コードベースおよび名称のフィールドは128バイトの容量とされる。また、コードベースおよび名称は、図4に示すネームスロットのそれと等しい内容とされる。さらに、フレームIDは、名称の種類を示すもので、名称がタイトルのときには“TITL”とされ、アーティスト名のときには“ARTI”とされ、アルバム名のときには“ALBU”とされる。
さらに、デジタルオーディオデータは、現行のCDのそれと等しくされ、もとのオーディオ信号をサンプリング周波数が44.1kHz、量子化ビット数が16ビットでA/D(Analog to Digital)変換したデジタルデータである。
[5] トラック情報の構成
それぞれのファイルを[1]〜[4]の構造および構成とすることにより、各データは図7に示すように関連付けされていることになる。
したがって、後述する手順[7]あるいは[8]によりフリンジデータを読み込んでフリンジ情報を表示することができる。また、そのフリンジ情報に対応する曲の再生を行うことができる。
[6] 記録装置および記録方法の例
図8において、符号10はパーソナルコンピュータを示し、この例においては、パーソナルコンピュータ10はこの発明を適用した記録装置を構成するものである。また、符号20は、パーソナルコンピュータ10により記録の行われたCD−Rを示す。
さらに、図8において、符号30はパーソナルコンピュータを示し、この例においては、パーソナルコンピュータ30はこの発明を適用した再生装置を構成するものである。また、符号40は、この発明を適用したポータブルタイプのCDプレーヤを示す。
そして、記録装置用のパーソナルコンピュータ10は、一般的な構成の本体部11を有する。この本体部11は、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、ハードディスク装置、ユーザインターフェイス、入出力インターフェイスなどから構成され、一般的なパーソナルコンピュータのコア部分に対応している。
さらに、パーソナルコンピュータ10は、この発明に関わるものとして、ハードディスク装置12と、CD−Rドライブ装置13とを有する。ハードディスク装置12には、コピーの許可されている複数の曲のデジタルオーディオデータおよびそのフリンジデータが、所定のフォーマットのファイルの状態で蓄積されている。
なお、ハードディスク装置12は、本体部11のものであってもよく、すなわち、このパーソナルコンピュータ10のOS(Operating System)やアプリケーションなどがインストールされているハードディスク装置の一部であってもよい。また、ハードディスク装置12に蓄積されている曲は、そのデジタルオーディオデータが、ATRAC3(登録商標)(Adaptive TRansform Acoustic Coding 3 (Trade Mark))方式などによりデータ圧縮されていてもよい。
さらに、CD−Rドライブ装置13は、図示はしないが、これに供給されたデジタルデータにエラー訂正用のエンコード処理および記録用の変調処理を行ってCD−Rに光学記録をするものである。
そして、ハードディスク装置12に蓄積されている曲をCD−R20にコピーする場合には、本体部11において、それぞれの曲について、そのデジタルオーディオデータおよびフリンジデータから、図1〜図7により説明したオーディオデータファイル、各データベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBが作成され、これらのファイルがCD−Rドライブ装置12に供給され、図1に示す構造でCD−R20に記録される。また、この記録に対応して、CD−R20にトラックインデックスファイル(TOC)TRKINXが形成され、あるいは更新される。
こうして、CD−R20には、ハードディスク装置12に蓄積されていた曲のデジタルオーディオデータがフリンジデータとともに記録される。そして、このとき、CD−R20上で、各データは図7に示すように関連付けされている。
[7] 再生装置およびフリンジデータの読み込み(その1)
ここでは、デッキタイプ(据置型)のCDプレーヤやパーソナルコンピュータなどのように、システムのメモリエリアに余裕のある機器において、CD−R20の再生を行う場合について図8により説明する。
図8においては、パーソナルコンピュータ30によりCD−R20の再生を行う場合である。このパーソナルコンピュータ30も、一般的な構成の本体部31を有する。この本体部31は、パーソナルコンピュータ10の本体部11と同様の構成されているものであり、CPU311、メモリ312、ハードディスク装置313、ユーザインターフェイス314などから構成され、一般的なパーソナルコンピュータのコア部分に対応している。また、符号38および39は、パーソナルコンピュータ30に接続されたディスプレイおよびスピーカを示す。
さらに、パーソナルコンピュータ30は、この発明に関わるものとして、CDドライブ装置32と、再生ルーチン100とを有する。CDドライブ装置32は、図示はしないが、CDやCD−Rから信号を光学再生し、その再生信号に復調処理およびエラー訂正のデコード処理を行ってもとのデジタルデータを出力するものである。
また、再生ルーチン100の詳細については後述するが、再生ルーチン100は、例えば図9に示すような内容とされ、CD−R20を再生するとき、データベースファイルTRNDB、ARNDB、ALNDBからフリンジデータを読み込んでフリンジ情報を表示するものである。なお、図9の再生ルーチン100は、この発明に関係する部分を抜粋して示す。また、再生ルーチン100は、例えばハードディスク装置313に保存され、CD−R20の再生時にメモリ312にロードされてCPU311により実行される。
すなわち、パーソナルコンピュータ30にCD−R20の再生を指示すると、CPU311の処理が再生ルーチン100のステップ101からスタートし、次にステップ102において、CD−R20からトラックインデックスファイルTRKINXがメモリ312に読み込まれ、ステップ103において、CD−R20からネームデータベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBがメモリ312に読み込まれる。
続いて、ステップ104において、ステップ102により読み込まれたトラックインデックスファイルTRKINXのスロット番号ごとに、ステップ103により読み込まれたネームデータベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBからタイトル、アーティスト名、アルバム名が取り出され、この取り出されたタイトル、アーティスト名、アルバム名の各1つを1組としてリストが形成される。
そして、ステップ105において、ステップ104により形成されたリストのデータがディスプレイ39に供給され、そのリストが表示される。この場合、ディスプレイ39の表示領域が広いときには、タイトル、アーティスト名、アルバム名の複数組が、その先頭の組からトラック番号順に表示され、ディスプレイ39の表示領域が狭いときには、タイトル、アーティスト名、アルバム名の先頭の1組が表示される。
そして、処理はステップ106に進み、このステップ106において、再生する曲(トラック)の指示待ちとなる。この指示待ちのとき、本体部31のインターフェイス314により所定のキー操作をすると、ディスプレイ39の表示はスクロールされ、目的とするタイトルが表示される。
そこで、目的とするタイトルに対して再生を指示すると、ステップ111において、そのタイトルを与えているネームスロットのスロット番号が、ステップ102により読み込んだトラックインデックスファイルTRKINXによりファイル名(ファイル番号)に変換され、次にステップ112において、CD−R20のディレクトリ“HIFI”のオーディオデータファイル“00001”〜“0000n”のうち、ステップ111の変換結果のファイル名のオーディオデータファイルが選択され、そのオーディオデータファイルからオーディオデータが読み出されて再生が行われる。
こうして、フリンジ情報の表示および曲の再生が行われるが、この場合には、すなわち、システムのメモリエリアに余裕のある場合には、CD−R20からネームデータベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBをすべて読み込み、この読み込んだデータを使用して表示を行うので、表示内容を変更するとき、これを素早く行うことができ、また、曲が再生されるまでに時間のかかることもない。
[8] 再生装置およびフリンジデータの読み込み(その2)
ここでは、ポータブルタイプのCDプレーヤなどのように、システムのメモリエリアが少ない機器において、CD−R20の再生を行う場合について図8により説明する。
図8においては、ポータブルタイプのCDプレーヤ40によりCD−R20の再生を行う場合である。このCDプレーヤ40は、システム制御回路41と、CDドライブ装置42と、LCD(Liquid Crystal Display)43とを有する。
システム制御回路41は、マイクロコンピュータにより構成されているものであり、CPU411、ROM(Read Only Memory)412、メモリ413、ユーザインターフェイス414などを有する。また、CDドライブ装置42は、図示はしないが、CDやCD−Rから信号を光学再生し、その再生信号に復調処理およびエラー訂正のデコード処理を行ってもとのデジタルデータを出力するものである。また、LCD43は、フリンジデータなどによる情報を表示するためのディスプレイである。
さらに、CDプレーヤ40は、この発明に関わるものとして、再生ルーチン200を有する。この再生ルーチン200の詳細については後述するが、この再生ルーチン200は、例えば図10に示すような内容とされ、CD−R20を再生するとき、トラックごとにオーディオデータファイルのフリンジデータを読み込んでフリンジ情報を表示するものである。
なお、図10の再生ルーチン200は、この発明に関係する部分を抜粋して示す。また、再生ルーチン200は、例えばROM412に用意され、CD−R20の再生時にCPU411により実行される。
すなわち、CDプレーヤ40にCD−R20の再生を指示すると、CPU411の処理が再生ルーチン200のステップ201からスタートし、次にステップ202において、CD−R20からトラックインデックスファイルTRKINXがメモリ413に読み込まれ、ステップ203において、再生する曲のトラック番号の入力待ちとなる。
そこで、目的とする曲のトラック番号を入力すると、処理はステップ211に進み、このステップ211において、入力したトラック番号が、ステップ202により読み込んだトラックインデックスファイルTRKINXによりファイル名(ファイル番号)に変換される。
次にステップ212において、CD−R20のディレクトリ“HIFI”のオーディオデータファイル“00001”〜“0000n”のうち、ステップ211の変換結果のファイル名のオーディオデータファイルが選択され、このオーディオデータファイルからフリンジデータがメモリ413に読み込まれ、このフリンジデータによりLCD43にフリンジ情報が表示される。
続いて、ステップ213において、CD−R20のディレクトリ“HIFI”のオーディオデータファイル“00001”〜“0000n”のうち、ステップ211の変換結果のファイル名のオーディオデータファイルからデジタルオーディオデータが読み出され、再生が行われる。
こうして、フリンジ情報の表示および曲の再生が行われるが、この場合には、トラックを指定するごとにオーディオデータファイルを読み込んでフリンジ情報の表示を行うので、システムのメモリ413が少なくてもフリンジ情報を表示することができる。
しかも、このとき、フリンジデータとデジタルオーディオデータとを一体に有するオーディオデータファイルを使用しているので、フリンジ情報が表示されてから曲が再生されるまでに時間のかかることもない。
[9] まとめ
デジタルオーディオデータのファイルとは別にフリンジデータのデータベースファイルを用意しているので、デッキタイプのCDプレーヤやパーソナルコンピュータのように、システムのメモリエリアに余裕のあるCDプレーヤでは、そのフリンジデータのデータベースファイルをあらかじめ読み込んでおくことができ、したがって、フリンジ情報を一覧表示したり、スクロール表示したりするとき、これを素早く行うことができる。
また、デジタルオーディオデータを有するオーディオデータファイルに、フリンジデータを含ませているので、システムのメモリエリアが少なくてもフリンジ情報を表示することができる。また、フリンジ情報が表示されてから曲が再生されるまでに時間のかかることもない。
なお、フリンジデータのデータベースファイルTRKNDB、ARTNDB、ALBNDBに余裕がある場合には、コンテンツに関係するサムネイルやアイコンの画像データを含ませ、そのサムネイルやアイコンを表示させることもできる。すなわち、オーディオデータファイルには、必要最小限のフリンジデータだけを収納し、データベースファイルには、オーディオデータファイルに収納したフリンジデータに加えて他のフリンジデータを収納することもできる。
また、オーディオデータファイルには、例えばISO-8859-1文字コードのような1バイト系の文字コードでフリンジデータを収納し、データベースファイルには、例えばUTF-16文字コードのようなマルチバイト系の文字コードでフリンジデータを収納することもできる。そのようにすれば、表示画面が小さいポータブルタイプの機器などでは、オーディオデータファイルに収納されたフリンジデータを選択することにより、必要な情報を表示することができ、表示画面が大きいパーソナルコンピュータなどでは、データベースファイルに収納されたフリンジデータを選択することにより、必要な情報を例えば日本語で表示することができる。
さらに、上述においては、記録メディアがCD−Rの場合であるが、DVD−R(DVD Recordable)などの追記録の可能な記録メディア、CD−RW(Compact Disc ReWritable)やDVD−RW(DVD ReWritable)などの繰り返しデータの書き換えができる書き換え型の記録メディア、さらには磁気ディスク、MOディスク(Magneto Optical disk)などの光磁気ディスクであってもよい。
また、コンテンツもデジタルオーディオデータに限るものではなく、静止画や動画の画像データ、文書のデータなどであってもよい。例えば、コンテンツが写真画像データである場合には、そのフリンジデータとして撮影日時、撮影場所、撮影者、コメントを含めるようにし、さらには、上述したように、サムネイル画像や分類のためのアイコン画像などを収納できるようにしてもよい。
この発明におけるファイル構成の一形態を示す図である。 この発明におけるファイルの構造の一形態を示す図である。 この発明におけるファイルの構造の一形態を示す図である。 この発明におけるデータの構造の一形態を示す図である。 この発明におけるファイルの構造の一形態を示す図である。 この発明におけるデータの構造の一形態を示す図である。 この発明におけるファイルおよびデータの関係を示す図である。 この発明の一形態を示す系統図である。 再生方法の一形態を示すフローチャートである。 再生方法の他の形態を示すフローチャートである。
符号の説明
ALBNDB…アルバムネームデータベースファイル、ARTNDB…アーティストネームデータベースファイル、TRKINX…トラックインデックスファイル、TRKNDB…トラックネームデータベースファイル、10…パーソナルコンピュータ、20…CD−R、30…パーソナルコンピュータ、40…ポータブルCDプレーヤ

Claims (11)

  1. コンテンツデータとともに、そのコンテンツデータに対応する付加データを格納したコンテンツファイルと、
    上記コンテンツデータに対応する付加データを格納したデータベースファイルと
    が記録されている記録媒体。
  2. 請求項1に記載の記録媒体において、
    上記コンテンツファイルに格納される付加データと、上記データベースファイルに格納される付加データとのデータサイズを規定して、上記コンテンツファイルに格納される付加情報のデータと、上記データベースファイルに格納される付加データとの同一性を保つ
    ようにした記録媒体。
  3. 請求項1あるいは請求項2に記載の記録媒体において、
    上記コンテンツデータはデジタルオーディオデータであり、
    上記付加データが、タイトル、アーティスト名およびアルバム名のデータであり、
    上記タイトルのデータ、上記アーティスト名のデータおよび上記アルバム名のデータが、それぞれ別のデータベースファイルに保持されている
    ようにした記録媒体。
  4. 請求項1に記載の記録媒体において、
    上記記録媒体は、記録ヘッドにより記録の行われるディスク状の記録媒体である
    ようにした記録媒体。
  5. コンテンツデータとともに、そのコンテンツデータに対応する付加データを格納したコンテンツファイルを所定の記録媒体に記録し、
    上記コンテンツデータに対応する付加データを格納したデータベースファイルを上記記録媒体に記録する
    ようにした記録方法。
  6. コンテンツデータとともに、そのコンテンツデータに対応する付加データを格納したコンテンツファイルと、上記コンテンツデータに対応する付加データを格納したデータベースファイルとを、所定の記録媒体に記録する
    ようにした記録装置。
  7. コンテンツデータとともに、そのコンテンツデータに対応する付加データを格納したコンテンツファイルと、上記コンテンツデータに対応する付加データを格納したデータベースファイルとが記録された記録媒体から、上記コンテンツファイルに格納された上記付加データを読み出す読出手段と、
    この読出手段により読み出された付加データを出力する出力手段と
    を有する再生装置。
  8. コンテンツデータとともに、そのコンテンツデータに対応する付加データを格納したコンテンツファイルと、上記コンテンツデータに対応する付加データを格納したデータベースファイルとが記録された記録媒体から、上記データベースファイルに格納された上記付加データを読み出す読出手段と、
    この読出手段により読み出された付加データを出力する出力手段と
    を有する再生装置。
  9. コンテンツデータとともに、そのコンテンツデータに対応する付加データを格納したコンテンツファイルと、上記コンテンツデータに対応する付加データを格納したデータベースファイルとが記録された記録媒体から、上記コンテンツファイルに格納された上記付加データと、上記データベースファイルに格納された上記付加データとを選択的に読み出す読出手段と、
    この読出手段により読み出された付加データを出力する出力手段と
    を有する再生装置。
  10. 請求項7、請求項8または請求項9に記載の再生装置において、
    コンテンツデータの再生手段を有し、
    上記読出手段は、上記コンテンツファイルに格納されるコンテンツデータも読み出し、
    上記再生手段が、上記読出手段により読み出されたコンテンツデータを再生する
    ようにした再生装置。
  11. 請求項8または9に記載の再生装置において、
    上記記録媒体は、複数のコンテンツデータが記録され、
    上記出力手段は、上記付加データをリスト化して表示し、
    上記出力手段で表示された上記付加データのうち少なくとも1つの付加データを選択する選択手段と、
    上記選択された付加データに対応するコンテンツデータを上記記録媒体から読み出して再生する再生手段と
    を有する再生装置。
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