JP2004264559A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置面積を低減可能に構成しつつ、ドラム状像担持体に対するクリーニング性能を向上させることができ、最適なレイアウト構成を実現する。
【解決手段】4体の感光体ドラム31と、それぞれの感光体ドラム31に対応して静電潜像を形成する4つの露光ユニット34とを縦に並設する。4体の感光体ドラム31をそれぞれ帯電する4体の帯電器33を、それぞれの対応する露光ユニット34の光路より高い位置に設ける。4つの感光体ドラム31を、それぞれクリーニング可能な4つのクリーニング部36を設ける。4体の感光体ドラム31への照射位置を出射位置よりも高い位置になるように、露光ユニット34を、その光路が水平に対して傾斜するように配置する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像形成装置に関し、特に、電子写真方式を用いるカラー画像形成装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子写真方式によるカラー画像形成装置の普及に伴い、カラー画像の印字品質に対する要求に加え、カラー出力の高速化に対する要求が高まっている。
【0003】
この要求に応えるために、画像形成方式に対して、いくつかの提案がなされている。これらの提案の中に、タンデム型と呼ばれるカラー画像形成方式がある。
【0004】
このタンデム型カラー画像形成方式においては、まず、それぞれのBk(ブラック)トナー、C(シアン)トナー、M(マゼンタ)トナーおよびY(イエロー)トナーの画像が、それぞれドラム状像担持体に形成され、転写搬送ベルトによって搬送される転写材に対し、それぞれの色が転写手段により順次転写され、最後に定着が行われる。
【0005】
このようなドラム状像担持体に露光を行う露光手段の光路の上方に、個々のドラム状像担持体を帯電する帯電手段と、個々のドラム状像担持体とをクリーニングするクリーニング手段を備え、露光手段の光路の下方に、それぞれの静電潜像を顕像化するための現像手段を有する画像形成装置の例としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。
【0006】
図6に、上述したタンデム型のカラー画像形成装置を示す。このカラー画像形成装置においては、本体装置の下部に設けられた給紙ローラ18により、転写材Sが1枚ずつ送出され、ローラ対19によって画像形成部に給送される。
【0007】
また、画像形成部には、転写材Sを搬送する転写搬送ベルト11が、複数の回転ローラによって用紙搬送方向(図6中、下から上向き)に張設されている。また、この転写搬送ベルト11の最上流部においては、バイアスを印加した吸着ローラ22によって、転写材Sが転写搬送ベルト11に静電吸着される。
【0008】
また、このベルト搬送面に対向して、4個のドラム状像担持体(以下、感光体ドラム)1a,1b,1c,1dが直線状に配設されて、画像形成部が構成されている。
【0009】
また、感光体ドラム1の周面近傍には、それぞれクリーナー6a,6b,6c,6d、帯電器2a,2b,2c,2dが保持された像担持体ユニット7a,7b,7c,7d、および、現像器4a,4b,4c,4dが配設されている。
【0010】
また、感光体ドラム1の周面近傍に、転写搬送ベルト11の搬送面を挟むように、転写部材12a,12b,12c,12dが配置されている。また、それぞれの像担持体ユニット7a,7b,7c,7dと、それぞれの現像器4a,4b,4c,4dとの間は、所定の間隙に隔てられ、この間隙を介して露光ユニット3a,3b,3c,3dから感光体ドラム1a,1b,1c,1dの周面に露光照射が行われる。
【0011】
このカラー画像形成装置においては、転写搬送ベルト11が図6中時計回りの方向に循環移動することにより、転写材Sが搬送されるとともに、それぞれの帯電器2a,2b,2c,2dにより、それぞれの感光体ドラム1a,1b,1c,1dの周面が所定の電荷に一様に、帯電可能に構成されている。
【0012】
また、露光ユニット3a,3b,3c,3dにより、帯電した感光体ドラム1a,1b,1c,1dの周面が画像情報に応じて露光されて、静電潜像が形成される。そして、現像器4a,4b,4c,4dにより、これらの静電潜像の低電位部にトナーが転移されて、トナー像化(現像)が行われる。
【0013】
それぞれのドラム状像担持体としての感光ドラム1a,1b,1c,1dの周面上に形成(現像)されたトナー像は、それらに対応する転写部材12a,12b,12c,12dで形成される転写電界によって転写材S面に転写される。
【0014】
このようにトナー像が転写された転写材Sには、圧着ローラ21bと発熱ローラ21aとからなる定着部20によって、トナー像が紙面に熱定着され、排紙ローラ対23によって排紙トレイ24上に排出される。
【0015】
このように、特許文献1の構成は、それぞれの感光ドラム1a,1b,1c,1dを有するそれぞれの像担持体ユニット7a,7b,7c,7dを、縦に積み重ねた配置にすることによって、それらを横に並べたタイプよりも装置の設置面積を小さくすることができるという利点を有するとともに、特許文献1に記載されたカラー画像形成装置は、それぞれの像担持体ユニット7a,7b,7c,7dを、右側面側から、それぞれ単独して容易に着脱することができ、交換性を向上させることができるという利点を有する。
【0016】
ところが、上述した特許文献1に記載された画像形成装置、すなわち、ドラム状像担持体を露光する露光手段の光路の上方に設けられ、それぞれのドラム状像担持体を帯電する帯電手段、および、それぞれのドラム状像担持体をクリーニングするクリーニング手段と、露光手段の光路の下方に設けられた、それぞれのドラム状像担持体に形成された静電潜像を顕像化する現像手段とを有する画像形成装置において、次のような問題があった。
【0017】
すなわち、上述したように、特許文献1に記載された画像形成装置は、それぞれドラム状像担持体を有する像担持体ユニットが、縦(重力方向)に積み重ねられて配置されているので、それらの像担持体ユニットを横(重力方向に対して垂直方向)に並べたタイプよりも装置の設置面積を狭小化でき、それぞれの像担持体ユニットを右側面側からそれぞれ単独で容易に着脱することができるように構成されているので、交換性を向上させることができるという利点を有している。
【0018】
【特許文献1】
特開2002−062707号公報
【特許文献2】
特開2002−214868号公報
【特許文献3】
特開2002−144633号公報
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような利点を奏するためには、それぞれのドラム状像担持体のクリーナーをほぼ水平に配設する必要がある。そのため、クリーナーで掻き取られたトナーがクリーナーの上部に堆積しやすくなり、クリーナーの性能が低下し、クリーニング不良が生じやすくなるとともに、クリーニングの寿命が短くなってしまう。
【0020】
したがって、この発明の目的は、設置面積を低減可能に構成しつつ、ドラム状像担持体に対するクリーニング性能を向上させることができ、最適なレイアウト構成を実現することができる画像形成装置を提供することにある。
【0021】
また、この発明のさらなる目的は、転写ユニットの自重が、転写ユニットと感光体ドラムとの接触に寄与することができ、転写ユニットの回動支点の位置を選定することによって、簡単な構成により、安定して転写部の感光体ドラムへの接触状態を確保することができる画像形成装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、
複数のドラム状像担持体と、
それぞれのドラム状像担持体に静電潜像を形成する複数の露光手段と、
複数の露光手段の光路よりそれぞれ高い位置に設けられ、複数のドラム状像担持体を、個々に帯電可能に構成された複数の帯電手段と、
複数の露光手段におけるそれぞれの光路よりそれぞれ高い位置に設けられた、それぞれのドラム状像担持体を、それぞれクリーニング可能に構成された複数のクリーニング手段と、
複数の露光手段におけるそれぞれの光路よりそれぞれ低い位置に設けられた、それぞれの静電潜像を顕像化する複数の現像手段と、
表面が複数のドラム状像担持体に対向するように設けられたベルト状転写部材と、
ベルト状転写部材の裏面側に複数配設された複数の転写手段とを有し、
ドラム状像担持体への照射位置が、露光手段の出射位置よりも高い位置になるように、露光手段の光路が水平方向に対して傾斜して配置され、
複数の転写手段にそれぞれ画像を順次転写するように構成されている
ことを特徴とするものである。
【0023】
この発明において、典型的には、複数のドラム状像担持体が、複数のドラム状像担持体のうちの最上流のドラム状像担持体の軸中心と最下流のドラム状像担持体の軸中心とを結ぶ直線が鉛直方向に対して露光手段側に傾斜するように配置されている。
【0024】
この発明において、ドラム状像担持体への照射位置が、露光手段の出射位置よりも高くなるように、好適には、露光手段の光路の水平方向に対して傾斜させる角度は、2度以上25度以下である。
【0025】
この発明において、好適には、ベルト状転写部材と、ベルト状転写部材の裏面に配設した複数の転写手段とを備えた転写ユニットを有し、転写ユニットが、ドラム状像担持体から離間可能に構成されているとともに、ドラム状像担持体に当接する際に、転写ユニットの自重により、転写ユニットがドラム状像担持体に対する当接を付勢可能に構成されている。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。また、鉛直方向および水平方向は、それぞれ重力方向に対して平行方向および垂直方向である。
【0027】
〔第1実施形態〕
まず、この発明の第1の実施形態による画像形成装置としてのカラー画像形成装置について説明する。図1に、この第1の実施形態によるカラー画像形成装置を示す。
【0028】
図1に示すように、この第1の実施形態によるカラー画像形成装置においては、上下方向(重力方向)に傾斜して、電子写真方式のドラム状像担持体としての、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(Bk)の4体の感光体ドラム31y,31m,31c,31k(以下、感光体ドラム31)が並設されている。
【0029】
また、このカラー画像形成装置においては、それぞれの感光体ドラム31に対向して、静電吸着により転写材Sを吸着して担持搬送するベルト状転写部材となる転写材搬送ベルトが配置されている。
【0030】
これらの感光体ドラム31は、それぞれ直径が例えば30mmの、例えばアルミニウム(Al)からなるシリンダの外周面に、有機光導電体層(OPC)が塗布されて構成されている。
【0031】
また、これらの感光体ドラム31は、その両端部がフランジ(図示せず)により回転自在に支持されている。この両端部のうちの一方の端部に、駆動モータ(図示せず)による駆動力が伝達されることによって、図1中反時計回りに回転駆動される。
【0032】
それぞれの感光体ドラム31の周囲には、この感光体ドラム31の回転方向の上流側から順に、感光体ドラム31の表面を均一に帯電する帯電手段としての帯電器33y,33m,33c,33k(以下、帯電器33)が配置されている。
【0033】
この帯電器33は、ローラ状に形成された導電性ローラからなり、このローラが感光体ドラム31の表面に当接されるとともに、バイアス電源(図示せず)によって耐電バイアス電圧が印加されて、感光体ドラム31の表面が一様に帯電される。
【0034】
また、帯電器33の感光体ドラム31の回転方向下流側には、露光ユニット34y,34m,34c,34k(以下、露光ユニット34)が配置されている。これらの露光ユニット34は、帯電器33により一様に帯電された感光体ドラム31の表面に、画像情報に基づいたレーザビームを照射することにより、感光体ドラム31表面に静電潜像を形成可能に構成されている。
【0035】
また、これらの露光ユニット34には、それぞれポリゴンミラーが設けられている。そして、画像信号に対応した画像光が、レーザダイオード(図示せず)から、これらのポリゴンミラーと一体的にカートリッジ化された、4つのプロセスカートリッジ37y,37m,37c,37k(以下、プロセスカートリッジ37)の内部を通過して、感光体ドラム31に照射される。この露光により、感光体ドラム31の表面に静電潜像が形成される。
【0036】
また、それぞれの感光体ドラム31の周辺に、静電潜像が形成された感光体ドラム31の表面付着されたそれぞれの色のトナーを、トナー画像として顕像化する現像器35y,35m,35c,35k(以下、現像器35)が配置されている。
【0037】
また、それぞれの現像器35には、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色のトナーを収容したトナー収容部39y,39m,39c,39k(以下、トナー収容部39)が設けられている。
【0038】
そして、感光体ドラム31の表面に隣接し、図示しない駆動部により回転駆動されるとともに、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印加することにより現像を行う。
【0039】
続いて、現像器35によって、トナー画像として顕像化された感光体ドラム上の画像は、転写部において転写材Sに転写される。
【0040】
転写材搬送ベルト32の内側に配置された転写ローラ38y,38m,38c,38k(以下、転写ローラ38)は、4体の感光体ドラム31に対向して、転写材搬送ベルト32に当接するように構成されている。
【0041】
これらの転写ローラ38は、転写バイアス電源(図示せず)に接続されている。そして、これらの転写ローラ38から転写材搬送ベルト32を介して、正極性の電荷が転写材Sに印加される。そして、この電荷により、感光体ドラム31に接触中の転写材Sに、感光体ドラム31表面の負極性のそれぞれの色トナー画像が順次転写されてカラー画像が形成される。
【0042】
また、転写後の感光体ドラム31の表面に残留したトナーを除去するクリーニング部36y,36m,36c,36k(以下、クリーニング部36)が配置されている。
【0043】
さらに、これらのクリーニング部36に隣接するように、トナー容器51y,51m,51c,51k(以下、トナー容器51)が設けられている。これらのトナー容器51は、対応する感光体ドラム31の表面から除去されたトナーを回収するための容器である。
【0044】
また、プロセスカートリッジ37は、感光体ドラム31、帯電器33、現像器35、およびクリーニング部36が、一体的にカートリッジ化され、画像形成装置本体に対して、着脱可能に構成されている。
【0045】
ここで、この第1の実施形態においては、それぞれの感光体ドラム31の中心を通る直線が、垂直方向に対して露光ユニット34側に斜めになるように配置されている。これにより、プロセスカートリッジ37の着脱方向を、同様にして、傾斜させることが可能となる。そのため、ユーザがプロセスカートリッジ37を着脱する際に、操作性を向上させることができる。
【0046】
次に、以上のように構成されたカラー画像形成装置における、転写材Sの搬送動作について説明する。
【0047】
すなわち、カラー画像形成装置の下部に設けられた給送カセット41に収容された転写材Sは、ピックアップローラ42と、このピックアップローラ42の下流側に設けられた分離ローラ43とにより、分離給送されてレジストローラ対44に到達される。
【0048】
そして、画像と転写材Sとのタイミングがはかられて、レジストローラ対44から給送され、転写材Sは、転写材搬送ベルト32により静電吸着されて、担持された状態で画像形成手段となる感光体ドラム31と転写ローラ38との間の転写位置に搬送される。
【0049】
続いて、この転写材Sに対して、それぞれの感光体ドラム31の表面に形成されたトナー画像が順次転写されてカラー画像が記録される。その後、転写材Sが、駆動回転する加熱ローラ45aと、この加熱ローラ45aに圧接して従動回転する加圧ローラ45bとを有する定着部45を通過する際に、加熱処理および加圧処理が実行され、これにより、トナー画像が定着される。トナー画像が定着された転写材Sは、排出ローラ対46によって、画像形成装置の上部に設けられた排出トレイ47上に排出される。
【0050】
ここで、この第1の実施形態によるカラー画像形成装置において用いられるクリーニング部36について説明する。
【0051】
すなわち、一般に、クリーニング部36は、感光体ドラム31の表面に付着し残留したトナーを、ブレードと呼ばれるゴム製の板材のエッジによって掻き取って、感光体ドラム31の表面をクリーニングするものである。そして、そのクリーニング性能は、クリーニング部36の設置角度に影響される。
【0052】
具体的には、クリーニング部36の設置角度が、図1中の反時計まわりに沿って大きいほど、すなわち反時計回りに傾いているほど、クリーニング部36に堆積したトナーがトナー容器51に移動しやすくなる。これにより、ブレードエッジ部のトナーの移動も容易になるため、クリーニング性能が向上する。
【0053】
反対に、クリーニング部36の設置角度が、図1中の時計まわりに沿った傾斜が大きいほど、すなわち時計回りに傾いているほど、クリーニング部36に堆積するトナーがトナー容器51に移動しにくくなる。その結果、ブレードエッジ部のトナーも移動しにくくなるため、クリーニング性能が低下してしまう。
【0054】
そこで、クリーニング性能を向上させるためには、クリーニング部36を反時計周りに、θの角度、例えばθ=10°だけ回転した状態に設置するのが有効である。なお、従来技術によるクリーニング部の設置状態は、図9に示すように、水平方向(重力方向に対して垂直な方向)に対して、θ=約13°に傾いている。
【0055】
また、図2に示すように、感光体ドラム31の表面を均一に帯電するための帯電手段となる帯電器33を小さくする方法が考えられる。
【0056】
ところが、この帯電器33は、所定の圧力で感光体ドラム31に付勢するように構成されている。そのため、帯電器33の径を小さくしすぎると、帯電器33自体が撓み、感光体ドラム31の長手方向に渡って、均一な当接が困難になるので、均一な帯電ができなくなる。
【0057】
そこで、帯電器33を感光体ドラム31に付勢する圧力としては、通常、片側あたり1.47N(150gf)程度であることから、この圧力において、帯電器33の撓みを防止するために、帯電器33の直径としては、最低8mmが必要である。
【0058】
また、帯電器33の径を小さくすると、その分回転回数が増えることになるため、帯電器33の劣化が促進される。この観点からも、帯電器33の直径としては、8mm以上が必要とされている。
【0059】
このように、帯電器33を小さくするには限界がある。そこで、この第1の実施形態においては、図1に示すように、それぞれの感光体ドラム31の中心を通る直線が鉛直方向に対して露光ユニット34側に斜めになるように配置されるとともに、感光体ドラム31に対する照射位置が、露光ユニット34の出射位置よりも高くなるように、露光ユニット34の光路を水平方向に対して傾斜するように配置される。これにより、図3に示すように、帯電器33を、図3中反時計方向に回転させ、配置することが可能となる。
【0060】
この第1の実施形態においては、露光ユニット34の光路が水平方向に対して、角度α、例えばα=10°だけ傾斜するように配置されている。また、露光ユニット34からの光路を傾斜させる角度αとしては、トナー収容部39yのトナーを現像器35に適切に供給するために、最大25°まで許容される。
【0061】
また、図4に示すように、この第1の実施形態においては、転写材搬送ベルト32と内側に配置された転写ローラ38とを有する転写ユニット54とが、支点55を中心に回動可能に支持されている。
【0062】
この支点55の位置は、転写ユニット54が感光体ドラム31に接触した状態で、転写ユニット54の自重Fが転写ユニット54の感光体ドラム31への接触を付勢する向きになるように配置されている。
【0063】
このような構成を採用することにより、転写ユニット54を感光体ドラム31に付勢するために、バネなどを用いる必要がなくなり、画像形成装置を簡略化することができるとともに、安定した接触状態を確保することが可能となる。
【0064】
〔第2実施形態〕
次に、この発明の第2の実施形態によるカラー画像形成装置について説明する。図5に、この第2の実施形態による中間転写ベルト63を用いた画像形成装置を示す。
【0065】
図5に示すように、この第2の実施形態においては、感光体ドラム31上に形成したトナー像は、転写材Sに直接転写されず、中間転写ベルト63に対する転写を介して行われる方式が採用されている。
【0066】
この中間転写ベルト63の内側には、転写ローラ38y,38m,38c,38k(以下、転写ローラ38)が配置されている。そして、それぞれの転写ローラ38は、それぞれ4体の感光体ドラム31に対向して、中間転写ベルト63に当接される。
【0067】
これらの転写ローラ38は、転写バイアス電源(図示せず)に接続されている。そして、転写ローラ38から中間転写ベルト63には、正極性の電荷が印加される。この電荷により生じる電界によって、感光体ドラム31に接触した中間転写ベルト63に、感光体ドラム31表面上の負極性のそれぞれの色トナー画像が順次転写され、中間転写ベルト63上にカラー画像が形成される。
【0068】
このようにして、中間転写ベルト63に形成されたカラー画像は、中間転写ベルト63が、図5において時計方向に回転することにより、2次転写ローラ64を有する2次転写部に到達する。
【0069】
これらの2次転写ローラ64は、図示しない転写バイアス電源に接続されており、電界により、中間転写ベルト63から、それぞれの色トナー画像が一度で転写されて、転写材S上にカラー画像が形成される。
【0070】
また、カラー画像が転写された後の転写材Sにおいては、定着が行われる下流側にフラッパ49,50が設けられ、転写材Sのパスを3状態に変更可能に構成されている。なお、この構成を採用すること以外は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0071】
まず、フラッパ49が図5中実線の位置にある場合、転写材Sが通常の排紙経路をたどって、排出ローラ対46により画像形成装置の上部に設けられた排出トレイ47上に排出される。
【0072】
次に、フラッパ49が図5中二点鎖線の位置にあり、フラッパ50が図5中二点鎖線の位置にある場合、転写材Sは、排紙駆動ローラ48aと従動ローラ48cとによって、排紙トレイ61に排出される。この経路の場合には、定着後の転写材Sの経路を直線的に構成することができるので、厚紙などのコシの強い紙を排紙するのに最適な状況を得ることができる。
【0073】
次に、フラッパ49が図5中二点鎖線の位置にあり、フラッパ50が図5中実線の位置にある場合は、転写材Sに両面印字する際に用いられる。このとき、転写材Sは、排紙駆動ローラ48aと従動ローラ48bとにより転写材反転部53に搬送される。
【0074】
転写材反転部53に搬送された転写材Sは、排紙駆動ローラ48aの逆転動作によって反転されて、反転搬送路52を経由して再度2次転写部に達する。これにより、裏面に画像が転写される。転写後の経路は、フラッパ49が図5中実線の位置にあるときと同様である。
【0075】
以上のように構成された第1および第2の実施形態による画像形成装置に対して、従来技術による4体の感光ドラムを傾斜させて配置した、従来のタンデム型カラー画像形成装置の比較例として、特許文献2に記載された画像形成装置がある。このタンデム型のカラー画像形成装置を、図7に示す。
【0076】
図7に示すように、このタンデム型カラー画像形成装置においては、本体装置の下部に収納された転写材Pが搬送手段115によって画像形成部に搬送される。画像形成部には、4個の感光体ドラム121,131,141,151が傾斜状態に配設されている。
【0077】
また、これらの感光体ドラム121,131,141,151に対向するように、中間転写ベルト113が配設されている。この中間転写ベルト113は、駆動ローラ111とテンションローラ112とにより張架されている。
【0078】
しかしながら、この特許文献2に記載されたカラー画像形成装置は、感光体ドラムを露光する露光手段の光路の上方に、それぞれの感光体ドラムを帯電させる帯電手段と、それぞれのドラム状像担持体をクリーニングするクリーニング手段とを有し、露光手段の光路の下方に、静電潜像を個々に顕像化するための現像手段を備えた画像形成装置に該当せず、その技術的思想も大幅に異なる。
【0079】
また、4体のドラム状像担持体を傾けて配置した、従来のタンデム型カラー画像形成装置の他の比較例として、特許文献3に記載されたカラー画像形成装置がある。このカラー画像形成装置を図8に示す。
【0080】
図8に示すように、この特許文献3に記載された画像形成装置においては、両端をローラ203a,203bにより張架された無端ベルトからなる中間ベルト204が、水平面から45°傾斜するように設けられ、中間ベルト204の上面に転接するように4体の感光体ドラム205が設けられている。
【0081】
それぞれの感光体ドラム205の上には、それぞれの折返しミラー210が、それぞれ1個ずつ設けられ、折返しミラー210とほぼ同一水平面上に対応して、ポリゴンミラー208が設けられている。このポリゴンミラー208は、折返しミラー210とこれに対応する感光体ドラム205との間の光路長が最も長い折返しミラー210の側に設けられており、ポリゴンミラー208から感光体ドラム205までの光路長が、それぞれの感光体ドラム205について相互に等しくなるように構成されている。
【0082】
ところが、この特許文献3に記載されたカラー画像形成装置は、ドラム状像担持体に対して露光を行う露光手段の光路の上方に、それぞれのドラム状像担持体を帯電する帯電手段と、それぞれのドラム状像担持体のクリーニングを行うクリーニング手段とが設けられ、露光手段の光路の下方に、それぞれのドラム状像担持体の静電潜像を顕像化する現像手段を備えていないため、この発明による画像形成装置に該当せず、その技術的思想も大幅に異なる。
【0083】
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
【0084】
例えば、上述の実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じて、これと異なる数値を用いてもよい。
【0085】
なお、上述の実施形態においては、画像形成装置の構成例として、カラー画像形成装置が挙げられているが、これに限定する趣旨ではなく、複数のドラム状像担持体を有するあらゆる画像形成装置に適用することが可能である。
【0086】
また、例えば上述の第1および第2実施形態においては、感光体ドラム31は、これらの中心を通る直線が、鉛直方向に対して露光ユニット34側に傾斜するように配置されているが、現像手段を小型化することによって、感光体ドラム31の中心を通る直線が鉛直方向に平行になるように構成しつつ、感光体ドラム31に対する照射位置が露光ユニット34の出射位置よりも高くなるように、露光ユニット34の光路を水平方向に対して傾斜させて配置することも可能である。
【0087】
また、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、以下の技術的思想を含み、これらの技術的思想のあらゆる組み合わせを包含するものである。
【0088】
[第1の実施態様]
この発明の第1の実施態様は、
複数のドラム状像担持体と、それぞれのドラム状像担持体に静電潜像を形成する複数の露光手段と、複数の露光手段の光路よりそれぞれ高い位置に設けられ、複数のドラム状像担持体を、個々に帯電可能に構成された複数の帯電手段と、複数の露光手段におけるそれぞれの光路よりそれぞれ高い位置に設けられた、それぞれのドラム状像担持体を、それぞれクリーニング可能に構成された複数のクリーニング手段と、複数の露光手段におけるそれぞれの光路よりそれぞれ低い位置に設けられた、それぞれの静電潜像を顕像化する複数の現像手段と、表面が複数のドラム状像担持体に対向するように設けられたベルト状転写部材と、ベルト状転写部材の裏面側に複数配設された複数の転写手段とを有し、ドラム状像担持体への照射位置が、露光手段の出射位置よりも高い位置になるように、露光手段の光路が水平方向に対して傾斜して配置され、複数の転写手段にそれぞれ画像を順次転写するように構成されている。
【0089】
[第2の実施態様]
この発明の第2の実施態様は、さらに、複数のドラム状像担持体が、複数のドラム状像担持体のうちの最上流のドラム状像担持体の軸中心と最下流のドラム状像担持体の軸中心とを結ぶ直線が鉛直方向に対して露光手段側に傾斜するように配置されている。
【0090】
[第3の実施態様]
この発明の第3の実施態様は、露光手段の光路を、水平方向に対して傾斜させる角度が、2度以上25度以下である。
【0091】
[第4の実施態様]
この発明の第4の実施態様は、ベルト状転写部材と、ベルト状転写部材の裏面に配設した複数の転写手段とを備えた転写ユニットを有し、転写ユニットが、ドラム状像担持体から離間可能に構成されているとともに、ドラム状像担持体に当接する際に、転写ユニットの自重により、転写ユニットがドラム状像担持体に対する当接を付勢可能に構成されている。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、それぞれのドラム状像担持体を重力方向に対して傾斜させて並設配置し、この傾斜に準じて露光経路も傾斜させていることにより、装置の設置面積を低減した構成を有しつつも、ドラム状像担持体のクリーニング性能を向上させることができ、レイアウト的にも最適な構成を実現することが可能となる。
【0093】
また、転写ユニットの自重が、転写ユニットと感光体ドラムの接触に寄与できるように、転写ユニットの回動支点の位置を選定することによって、簡単な構成で安定した転写部の感光体ドラムへの接触状態を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態による画像形成装置を示す断面図である。
【図2】この発明の第1の実施形態によるプロセスカートリッジの概略を示す略線図である。
【図3】この発明の第1の実施形態によるプロセスカートリッジの概略を示す略線図である。
【図4】この発明の第1の実施形態による転写ユニット部を示す断面図である。
【図5】この発明の第2の実施形態による画像形成装置を示す概略図である。
【図6】従来技術によるカラー画像形成装置を示す概略図である。
【図7】従来技術によるカラー画像形成装置を示す概略図である。
【図8】従来技術によるカラー画像形成装置を示す断面図である。
【図9】従来技術によるプロセスカートリッジを示す略線図である。
【符号の説明】
1,1a〜1d,31,31y〜31k,121,131,141,151,205 感光体ドラム
2a〜2d,33,33y〜33k 帯電器
3a〜3d,34,34y〜34k 露光ユニット
4a〜4d,35,35y〜35k 現像器
6a,6b,6c,6d クリーナー
7a,7b,7c,7d 像担持体ユニット
11 転写搬送ベルト
12a,12b,12c,12d 転写部材
18 給紙ローラ
19 ローラ対
20 定着部
21a 発熱ローラ
21b 圧着ローラ
22 吸着ローラ
23 排紙ローラ対
24 排紙トレイ
32 転写材搬送ベルト
36,36y,36m,36c,36k クリーニング部
37,37y,37m,37c,37k プロセスカートリッジ
38,38y,38m,38c,38k 転写ローラ
39,39y,39m,39c,39k トナー収容部
41 給送カセット
42 ピックアップローラ
43 分離ローラ
44 レジストローラ対
45 定着部
45a 加熱ローラ
45b 加圧ローラ
46 排出ローラ対
47 排出トレイ
48a 排紙駆動ローラ
48b,48c 従動ローラ
49,50 フラッパ
51,51y,51m,51c,51k トナー容器
52 反転搬送路
53 転写材反転部
54 転写ユニット
55 支点
61 排紙トレイ
63,113 中間転写ベルト
64 2次転写ローラ
111 駆動ローラ
112 テンションローラ
115 搬送手段
203a,203b ローラ
204 中間ベルト
208 ポリゴンミラー
210 折返しミラー
P,S 転写材

Claims (1)

  1. 複数のドラム状像担持体と、
    それぞれの上記ドラム状像担持体に静電潜像を形成する複数の露光手段と、
    上記複数の露光手段の光路よりそれぞれ高い位置に設けられ、上記複数のドラム状像担持体を、個々に帯電可能に構成された複数の帯電手段と、
    上記複数の露光手段におけるそれぞれの光路よりそれぞれ高い位置に設けられた、それぞれの上記ドラム状像担持体を、それぞれクリーニング可能に構成された複数のクリーニング手段と、
    上記複数の露光手段におけるそれぞれの光路よりそれぞれ低い位置に設けられた、それぞれの上記静電潜像を顕像化する複数の現像手段と、
    表面が上記複数のドラム状像担持体に対向するように設けられたベルト状転写部材と、
    上記ベルト状転写部材の裏面側に複数配設された複数の転写手段とを有し、
    上記ドラム状像担持体への照射位置が、上記露光手段の出射位置よりも高い位置になるように、上記露光手段の光路が水平方向に対して傾斜して配置され、
    上記複数の転写手段にそれぞれ画像を順次転写するように構成されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
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