JP2004263983A - 空気調和機 - Google Patents

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air
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filter
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Akihiko Shimizu
昭彦 清水
Masaharu Ebihara
正春 海老原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】モータ一つで自動清掃が可能なフィルター装置1を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】一方にエアフィルター3を巻取る巻取軸6と巻取駆動モータを、他方にエアフィルターの支持軸と戻しバネを配設し、前記巻取軸に巻回される帯状のエアフィルターと、前記エアフィルターを前記巻取軸から前記支持軸へ導くフレームと、塵埃除去部材とで構成されるフィルター装置を空気調和機に備えることで、エアフィルターの清掃作業を容易にする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動清掃が可能なフィルター装置を備えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファンにより吸込んだ空気を熱交換器で冷却もしくは加熱した後、室内へ送風する空気調和機には、吸込む空気中に漂う塵埃が空気調和機の本体内部へ侵入することを防ぐため、空気調和機の吸込口裏面にエアフィルターが設けられており、このエアフィルターは、付着した塵埃を手で清掃できるように着脱自在に構成されている。
【0003】
また、エアフィルターの清掃が容易な空気調和機として、モータで繰出し又は巻取られる帯状のフィルターと、除塵部材と、回収箱とを有するフィルター装置を吸入パネルの吸気口の裏面に設置した構成から成っているものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−99479号公報(第3〜4頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術のエアフィルターは空気調和機の使用頻度に応じて空気調和機より取り外し、水洗いもしくは掃除機などで付着した塵埃を掃除するという周期的なメンテナンスを要する。また、周期的なメンテナンスが成されなかった場合、エアフィルターに塵埃が堆積し吸込み空気の通気抵抗が増大するため空気調和機の性能が低下、消費電力が増大するという課題があった。
【0006】
また、別の従来の技術の空気調和機は、上下双方に繰出し又は巻取り用の駆動モータを有するため、構成が複雑に成り、空気調和機のサイズが大きく成るとともに、コストアップにも繋がるという課題を有する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するため、本発明の空気調和機は、一方にエアフィルターを巻取る巻取軸と巻取駆動モータを、他方にエアフィルターの支持軸と戻しバネを配設し、前記巻取軸に巻回される帯状のエアフィルターと、前記エアフィルターを前記巻取軸から前記支持軸へ導くフレームと、塵埃除去部材とで構成されるフィルター装置を備えたことにより、モータを1つでエアフィルターの清掃作業を容易に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0009】
(実施の形態1)
図1は本発明のフィルター装置の斜視図、図2及び図3は本発明の空気調和機の正面図及び断面図である。
【0010】
空気調和機の本体14の内部には熱交換器10が配設されるとともに、空気の流路である風流路12が形成されている。この風流路12内にはファン11が配設され、本体14の前面から上面に渡り形成される複数の吸込口(図示せず)から吸込み、吹出口13から吹出す空気の流れを発生させている。本体14の前面から上面に渡り形成される複数の吸込口に相対し、熱交換器10を覆うL字形状で配設されたフィルター装置1は、下部にエアフィルター3を巻取る回転自在な巻取軸6と巻取駆動モータ7を、上部にエアフィルター3を引張り支持する回転自在な支持軸8と戻しバネ9を配設し、巻取軸6に巻回される帯状のエアフィルター3と、エアフィルター3を巻取軸6から支持軸8へ導くフレーム2と、巻取軸6の近傍にエアフィルター3に接して配設した除去部材4と、除去部材4の下部に配設した着脱自在なダストボックス5とで構成されている。
【0011】
このように構成されたフィルター装置1の動作について説明する。フィルター装置1の初期状態(動作停止時)は、エアフィルター3が戻しバネ9の弾性力でフレーム2に沿って引張り上げられて支持されているため、熱交換器10の前面部から上部に掛けてを覆った位置で停止している。従って、ファン11により、本体14の前面から上面に渡り形成された複数の吸気口より吸い込まれた空気はエアフィルター3で塵埃が取り除かれ、熱交換器10を通り吹出口13から吹出される。エアフィルター3が汚れた場合、本体もしくはリモコンのスイッチを操作することによりフィルター装置1は作動し、巻取駆動モータ7が回転してエアフィルター3は、フレーム2に沿って移動しながら巻取軸6に巻き取られる。この時、エアフィルター3に付着した塵埃は、巻取軸6の近傍にエアフィルター3に接して配設した除去部材4により取り除かれ、除去部材4の下部に配設したダストボックス5に集塵される。そして、エアフィルター3が巻取軸6に全て巻き取られたとき巻取駆動モータ7を逆回転させると、エアフィルター3はフレーム2に沿って戻しバネ9の弾性力を付与した支持軸8に引張り戻されて、初期の位置まで戻って止る。
【0012】
ここで、ダストボックス5の集塵部分の容積を、1年間にエアフィルター3に付着する塵埃量を溜めることができる値に設定すると、ユーザーは1年に1度だけダストボックス5に溜まった塵埃を取り除けばよいことになる。
【0013】
また、フィルター装置1を空気調和機の運転停止後に自動的に作動させる制御手段を設けてもよい。
【0014】
なお、本実施の形態では、ダストボックスに塵埃を溜めるとしたが、集塵した塵埃を室外へ排気する時に共に、室外へ放出する手段を用いても良い。これにより、年1回ののダストボックスの清掃も不要となる。
【0015】
(実施の形態2)
図1に示すように、この実施の形態によれば、上述の除去部材4をフレーム2に着脱自在な構成とすることで、エアフィルター3に付着した塵埃を取り除くときに、除去部材4側に付着する塵埃を容易に清掃することが可能となる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明の空気調和機においては、簡素な構成のエアフィルター装置を設けたことにより、空気調和機本体の大幅なサイズアップとコストアップを図ることなく、エアフィルターの清掃作業を容易に行うことができるとともに、空気調和機の性能低下防止にも役立ち、消費電力削減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるフィルター装置の斜視図
【図2】本発明の実施の形態における空気調和機の正面図
【図3】第2図のI−I断面における断面図
【符号の説明】
1 フィルター装置
2 フレーム
3 エアフィルター
4 除去部材
5 ダストボックス
6 巻取軸
7 巻取駆動モータ
8 支持軸
9 戻しバネ
10 熱交換器
11 ファン
12 風流路
13 吹出口
14 本体

Claims (2)

  1. 本体内部に熱交換器とファンを有し、一方にエアフィルターを巻取る巻取軸と前記巻取軸を駆動する巻取駆動モータを、他方にエアフィルターを支持する支持軸と戻しバネを配設し、前記巻取軸に巻回される帯状のエアフィルターと、前記エアフィルターを前記巻取軸から前記支持軸へ導くフレームと、塵埃除去部材とで構成されるフィルター装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記塵埃除去部材を着脱自在な構成としたことを特徴とした、請求項1に記載の空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101713571A (zh) * 2008-10-07 2010-05-26 日立空调·家用电器株式会社 空调机
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WO2018047368A1 (ja) * 2016-09-12 2018-03-15 シャープ株式会社 空気清浄機

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