JP2004263972A - 無酸素炭化システム及び該システムを利用する発電システム - Google Patents

無酸素炭化システム及び該システムを利用する発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】ダイオキシンの発生を回避することができるとともに、成果物の再利用も可能となる無酸素炭化システムを提供することである。
【解決手段】無酸素状態で30°C〜600°Cで被焼却物を1次焼却させるための低温炭化装置(20)と、無酸素状態で600°C〜2000°Cで1次焼却された被焼却物を2次焼却させるためのマイクロ波炭化装置(40)とを備え、マイクロ波炭化装置が、円筒形の外部本体(42)と、外部本体の内部に外部本体と共軸に回転可能に配置された円筒形の内部本体(48)とを有し、外部本体に複数のマイクロ波発生器(46)が配置されており、内部本体が、その長さ方向軸線(Y)を中心として回転するように構成されており、内部本体の内面にセラミック層(56)が設けられ、セラミック層の内側にチタン層(58)が設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に、容易に焼却しにくい廃棄物(以下「難燃性廃棄物」という)を焼却するシステム、及び該システムを利用する発電システムに関する。より詳細には、本発明は、難燃性廃棄物を焼却する無酸素炭化システム、及び該システムを利用する発電システムに関する。本発明おける難燃性廃棄物としては、例えば、食物の残滓、植物や魚具類の残滓、動物の死骸、家畜・家禽の肉骨粉、間伐材や枝木・建物の解体材、ペットボトルのような合成樹脂材料製品等があげられる。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述のような難燃性廃棄物は、種々の方法によって処理されている。例えば、生ゴミのような食物残滓は焼却炉で焼却され、魚具類の残滓はキルン型の燃焼処理機で処理されている。また、ペットボトル等の合成樹脂材料製品は、焼却処理した後に焼却灰を埋立処理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、焼却炉では、ダイオキシンの発生を抑制すべく、廃棄物を800°C以上の温度で燃焼させているが、燃焼後に温度が低下すると、ダイオキシンが発生するという不都合がある。また、焼却炉が小規模である場合には、燃焼温度を800°Cに維持することが容易ではないため、ダイオキシンが発生したり、廃棄物を完全に燃焼させ尽くすことが難しいという不都合がある。また、漁具類を焼却炉で焼却処理するのは、コストがかかりすぎるため、処理後の成果物の再利用をしにくいという課題がある。このように、従来の廃棄物の焼却処理には、種々の課題があり、満足すべきものが見当たらないのが現状である。
【0004】
したがって、本発明は、ダイオキシンの発生を回避することができるとともに、成果物の再利用も可能となる無酸素炭化システムを提供することを目的とする。本発明の別の目的は、上述の無酸素炭化システムを利用して発電を行う発電システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1に記載の無酸素炭化システムは、無酸素状態で30°C〜600°Cで被焼却物を1次焼却させるための低温炭化装置を備え、前記低温炭化装置が、外壁、内壁、及び外壁と内壁との間に配置されたヒータが設けられた円筒形の本体を有し、前記本体が、その長さ方向軸線を中心として回転するように構成されており、無酸素状態で600°C〜2000°Cで前記1次焼却された被焼却物を2次焼却させるためのマイクロ波炭化装置を備え、前記マイクロ波炭化装置が、円筒形の外部本体と、前記外部本体の内部に前記外部本体と共軸に回転可能に配置された円筒形の内部本体とを有し、前記外部本体に複数のマイクロ波発生器が配置されており、前記内部本体が、その長さ方向軸線を中心として回転するように構成されており、前記内部本体の内面にセラミック層が設けられ、前記セラミック層の内側にチタン層又は所定の粒径以下の炭化物粒子を水に混入し攪拌して得られるナノカーボン水溶液で加工処理した金属材料の層が設けられていることを特徴とするものである。
【0006】
本願請求項2に記載の無酸素炭化システムは、前記請求項1のシステムにおいて、前記低温炭化装置の前記本体の内部に、本体の中心部の方へ延びた多数のかき羽根が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
本願請求項3に記載の無酸素炭化システムは、前記請求項1又は2のシステムにおいて、前記低温炭化装置が、基台を有しており、前記基台が、上側に位置し、前記本体を支持する上部基台と、前記上部基台と間隔を隔てて下側に位置する下部基台とを有しており、前記上部基台と前記下部基台が、一端に設けられた回転支承によって連結され、他端に略垂直方向に伸縮するジャッキが配置されており、これにより、前記本体を一方向に傾斜させることができることを特徴とするものである。
【0008】
本願請求項4に記載の発電システムは、前記請求項1から3までのいずれか1項に記載の無酸素炭化システムを利用するシステムであって、前記マイクロ波炭化装置の前記内部本体のほぼ中央に通される蒸気管を有しており、前記蒸気管内に、ノズルを介して水が噴霧されるようになっており、高温状態にある前記蒸気管内に水を噴霧して高圧蒸気を生成し、このようにして発生した高圧蒸気を利用して発電を行うことを特徴とするものである。
【0009】
本願請求項5に記載の発電システムは、前記請求項4のシステムにおいて、前記蒸気管が、所定の粒径以下の炭化物粒子を水に混入し攪拌して得られるナノカーボン水溶液に、加熱した金属材料を浸漬し、或いは、加熱した金属材料に前記ナノカーボン水溶液を吹付け又は塗布する処理を所定回数繰り返すことによって提供される材料で形成されることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態に係る無酸素炭化システムについて詳細に説明する。図1において全体として参照符号10で示される本発明の好ましい実施の形態に係る無酸素炭化システムは、低温炭化装置20を備えている。低温炭化装置20は、無酸素状態で比較的低い温度(約30°C〜約600°C)で物質を焼却して炭化させるための装置である。
【0011】
低温炭化装置20は、水平方向に延びた円筒形の本体22を有している。本体22は、図2に示されるように、外壁22aと内壁22bによって構成される二重構造をなしており、内壁22aと外壁22bとの間には、ヒータ24が配置されている。ヒータ24は、公知の型式のものを使用してよい。
【0012】
本体22は、その長さ方向軸線X−Xを中心として回転するように構成されている。すなわち、図2に最も良く示されるように、本体22の両端部付近の外周面に、タイヤ26が取付けられており、タイヤ26は、モータ28によって回転駆動されるローラ30で接触状態で支持されている。これにより、モータ28を作動させてローラを回転させることにより、本体22が回転するようになっている。なお、本体22を回転させるために、例えばタイヤ26の代わりに外周面に第1歯車(図示せず)を取付け、ローラ30の代わりに第1歯車に噛み合う第2歯車(図示せず)を取付け、第2歯車を回転させることにより、本体22を回転させる等の、他の構成を採用してもよい。
【0013】
低温炭化装置20は又、基台32を有している。基台32は、上側に位置し、本体22を支持する上部基台32aと、上部基台32aと間隔を隔てて下側に位置する下部基台32bとを有している。上部基台32aと下部基台32bは、一端に設けられた回転支承32cによって連結されており、他端には略垂直方向に伸縮するジャッキ32dが配置されている。これにより、ジャッキ32dを伸長させると、上部基台32a(従って、本体22)を傾斜させることができ、後述するマイクロ波炭化装置40への被焼却物の移動を容易に行うことができるようになっている。
【0014】
本体22の両端部は、開閉式の端壁(図示せず)によって閉鎖されており、閉鎖時には本体22の内部が密封されるように、前記両端部及び/又は端壁に密封シール(図示せず)が取付けられている。本体22の左端部には、本体22内に投入する原料(焼却しようとする物質)を供給するための管路34が配置されており、管路34には、開閉用バルブ34aが介在されている。
【0015】
なお、本体22の内部には、本体22の中心部の方へ延びた多数のかき羽根36が設けられている。
【0016】
無酸素炭化システム10は又、マイクロ波炭化装置40を備えている。マイクロ波炭化装置40は、無酸素状態で高温(約600°C〜約2000°C)で物質を焼却し炭化させるための装置である。マイクロ波炭化装置40は、水平方向に延びた円筒形の外部本体42を有し、外部本体42は、支柱44によって床面から所定高さのところに支持されている。外部本体42は、後述するマイクロ波発生器46を支持する役目を果たす。
【0017】
マイクロ波炭化装置40は又、外部本体42の外面に配置された複数のマイクロ波発生器46を有している。マイクロ波発生器46は、公知の型式のものを使用してよい。
【0018】
マイクロ波炭化装置40は又、外部本体42の内部に、外部本体42と共軸に回転可能に配置された円筒形の内部本体48を有している。内部本体48の外面には、図3に示されるように、歯車50が取付けられており、歯車50は、支柱44の上端に配置され、モータ52によって回転駆動される歯車54と噛み合うようになっている。これにより、モータ52を作動させて歯車54を回転させることにより、内部本体48がその長さ方向軸線Y−Yを中心として回転するようになっている。なお、内部本体48を回転させるため、他の公知の回転機構を採用してもよい。
【0019】
内部本体48の内面には、セラミック層56(厚さ20mm)が設けられており、セラミック層56の内側には、チタン層58(厚さ10mm)が設けられている。
【0020】
内部本体48の両端部は、開閉式の端壁(図示せず)によって閉鎖されており、閉鎖時には内部本体48の内部が密封されるように、前記両端部及び/又は端壁に密封シール(図示せず)が取付けられている。
【0021】
低温炭化装置20の右端部(即ち、出口端)とマイクロ波炭化装置40の左端部(即ち、入口端)との間には、低温炭化装置20で1次焼却された被焼却物をマイクロ波炭化装置40に投入するための管路50が配置されており、管路50には、開閉用バルブ50aが介在されている。
【0022】
無酸素炭化システム10は更に、マイクロ波炭化装置40で2次焼却された被焼却物を管路54を介して搬出するための装置52を備えている。装置52は、例えばスクリューコンベア等の公知の装置を使用してよい。
【0023】
以上のように構成された無酸素炭化システム10の作動について説明する。まず、焼却しようとする原料(例えば、生ゴミ)を、管路34を介して、低温炭化装置20の本体22内に投入し、本体22を回転させながらヒータ24を作動させて、無酸素状態で1次焼却する。これにより、生ゴミ等の水分を含んだ原料を乾燥させることができる。次いで、本体22で焼却された被焼却物を、管路50を介して、マイクロ波炭化装置40の内部本体48内に投入する。そして、内部本体48にマイクロ波発生器46からマイクロ波を照射して、被焼却物を無酸素状態で2次焼却し炭化させる。このようにして炭化された被焼却物を、搬出装置52を使用して、システム20外に搬出する。
【0024】
次に、無酸素炭化システム10を利用する発電システムについて説明する。図4は、無酸素炭化システム10を利用する発電システムの一例を示した全体概略図である。図4において全体として参照符号110で示される発電システムは、低温炭化装置120と、マイクロ波炭化装置140とを備えている。発電システム110の低温炭化装置120は、無酸素炭化システム10の低温炭化装置20と実質的に同一である。図4において、122は本体、126はタイヤ、128はモータ、130はローラ、132は基台、134は管路をそれぞれ示している。
【0025】
また、発電システム110のマイクロ波炭化装置140は、マイクロ波炭化装置140には蒸気管160が設けられている点を除いて、無酸素炭化システム10のマイクロ波炭化装置40と実質的に同一である。蒸気管160は、マイクロ波炭化装置140の内部本体148のほぼ中央に通されており、蒸気管160内には、蒸気管160の入口付近に配置されたノズル162を介して、水が噴霧されるようになっている。
【0026】
蒸気管160は、後述するように、非常な高温に曝されるので、本発明者の出願に係る特願2002−301208号に記載されている方法に従って特殊な加工処理を施した金属で形成されている。すなわち、蒸気管160は、所定の粒径以下の炭化物粒子を水に混入し攪拌して得られるナノカーボン水溶液に、加熱した金属材料を浸漬し、或いは、加熱した金属材料にナノカーボン水溶液を吹付け又は塗布する処理を所定回数繰り返すことによって提供される金属材料で形成される。
【0027】
なお、図4において、142は外部本体、144は支柱、146はマイクロ波発生器、152は搬出装置をそれぞれ示している。また、図5において、148は内部本体、150は歯車、152はモータ、154は歯車150と噛み合う歯車、156はセラミック層、158はチタン層をそれぞれ示している。
【0028】
以上のように構成された発電システム110の作動について説明する。まず、無酸素炭化システム10と同様に、原料を低温炭化装置120で無酸素状態で1次焼却した後、マイクロ波炭化装置140で無酸素状態で高温で2次焼却し炭化させる。これと共に、タンクから供給される水をノズル162を介して蒸気管160内に噴霧する。高温状態にある蒸気管160内に噴霧された水は、バックドラフト現象により、瞬時に高圧蒸気となり、気化熱が発生する。このようにして発生した高圧蒸気が、減圧熱交換機を介して発電機に送られ、発電が行われる。或いは、気化熱によって得られる高温水を種々の利用に供してもよい。発電に消費された蒸気は、凝縮器に送られて凝縮液化され、冷却塔を経て貯水槽で貯水される。そして、循環ポンプによって凝縮器を経てタンクに送られ、必要時に給水ポンプによって蒸気管160に送られて、循環利用される。なお、被焼却物は、搬出装置152を介してシステム110外に搬出される。
【0029】
本発明は、以上の発明の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0030】
例えば、前記実施の形態において、内部本体48、148にチタン層58、158が設けられているが、これらの層を、チタンの代わりに、例えばステンレス鋼に上述のナノカーボン水溶液による特殊加工処理を施したものを使用してもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明の無酸素炭化システムでは、1次焼却により被焼却物を乾燥させた後に高温で2次焼却するので、効率的に処理することができる。また、1350°C〜2000°Cでの焼却ができるので、ダイオキシンが発生するおそれがなく、大気汚染の心配もない。また、本発明の無酸素炭化システムにより、無酸素すなわち蒸し焼き状態で焼却するので、高温処理しても、煙が発生せず、灰分も一切出ない。また、処理後の物質が全て無機物になるため、有害物質を完全に消滅させ、成果物を再利用することも可能になる。本発明の発電システムでは、廃棄物の焼却処理で発生する熱エネルギーを有効に活用して発電を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態に係る無酸素炭化システムの全体概略図である。
【図2】図1の線2−2に沿った断面図である。
【図3】図1の線3−3に沿った断面図である。
【図4】本発明の好ましい実施の形態に係る発電システムの一例を示した全体概略図である。
【図5】図4の線5−5に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 無酸素炭化システム
20 低温炭化装置
22 本体
26 タイヤ
30 ローラ
32 基台
40 マイクロ波炭化装置
42 外部本体
46 マイクロ波発生器
48 内部本体
52 搬出装置
110 無酸素炭化システムを利用する発電システム
120 低温炭化装置
122 本体
126 タイヤ
130 ローラ
132 基台
140 マイクロ波炭化装置
142 外部本体
146 マイクロ波発生器
148 内部本体
152 搬出装置
160 蒸気管
162 噴射ノズル

Claims (5)

  1. 無酸素炭化システムであって、
    無酸素状態で30°C〜600°Cで被焼却物を1次焼却させるための低温炭化装置を備え、前記低温炭化装置が、外壁、内壁、及び外壁と内壁との間に配置されたヒータが設けられた円筒形の本体を有し、前記本体が、その長さ方向軸線を中心として回転するように構成されており、
    無酸素状態で600°C〜2000°Cで前記1次焼却された被焼却物を2次焼却させるためのマイクロ波炭化装置を備え、前記マイクロ波炭化装置が、円筒形の外部本体と、前記外部本体の内部に前記外部本体と共軸に回転可能に配置された円筒形の内部本体とを有し、前記外部本体に複数のマイクロ波発生器が配置されており、前記内部本体が、その長さ方向軸線を中心として回転するように構成されており、前記内部本体の内面にセラミック層が設けられ、前記セラミック層の内側にチタン層又は所定の粒径以下の炭化物粒子を水に混入し攪拌して得られるナノカーボン水溶液で加工処理した金属材料の層が設けられていることを特徴とするシステム。
  2. 前記低温炭化装置の前記本体の内部に、本体の中心部の方へ延びた多数のかき羽根が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記低温炭化装置が、基台を有しており、前記基台が、上側に位置し、前記本体を支持する上部基台と、前記上部基台と間隔を隔てて下側に位置する下部基台とを有しており、前記上部基台と前記下部基台が、一端に設けられた回転支承によって連結され、他端に略垂直方向に伸縮するジャッキが配置されており、これにより、前記本体を一方向に傾斜させることができることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記請求項1から3までのいずれか1項に記載の無酸素炭化システムを利用する発電システムであって、
    前記マイクロ波炭化装置の前記内部本体のほぼ中央に通される蒸気管を有しており、前記蒸気管内に、ノズルを介して水が噴霧されるようになっており、
    高温状態にある前記蒸気管内に水を噴霧して高圧蒸気を生成し、このようにして発生した高圧蒸気を利用して発電を行うことを特徴とするシステム。
  5. 前記蒸気管が、所定の粒径以下の炭化物粒子を水に混入し攪拌して得られるナノカーボン水溶液に、加熱した金属材料を浸漬し、或いは、加熱した金属材料に前記ナノカーボン水溶液を吹付け又は塗布する処理を所定回数繰り返すことによって提供される材料で形成されることを特徴とする請求項4に記載のシステム。
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