JP2004260982A - 誘導機のブラシレス二次電力制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブラシなしで三相誘導機の二次電力制御を行い、しかも誘導機のトルク発生効率を向上させて、装置の小型化を図る。
【解決手段】固定子巻線が三相交流電源に接続された第一誘導機とその回転子巻線を、直結させた第二誘導機の回転子巻線と接続し、第二誘導機の固定子に電気角で互いに30度の位相差をもつ2組の三相巻線を設け、それらに接続した電力変換装置によって、第二誘導機の固定子各相巻線に、基本波周波数の電流成分に、その3倍周波数の電流成分を重畳して流す。
【選択図】図1
【解決手段】固定子巻線が三相交流電源に接続された第一誘導機とその回転子巻線を、直結させた第二誘導機の回転子巻線と接続し、第二誘導機の固定子に電気角で互いに30度の位相差をもつ2組の三相巻線を設け、それらに接続した電力変換装置によって、第二誘導機の固定子各相巻線に、基本波周波数の電流成分に、その3倍周波数の電流成分を重畳して流す。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、数100kWから数1000kWの比較的容量の大きい産業用可変速駆動装置及び水力や風力を駆動源とする可変速発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
比較的容量の大きい産業用可変速装置及び水力や風力を駆動源とする可変速発電装置には、従来は、図6に示す巻線形誘導機の二次電力制御方式(静止セルビウス方式とも呼ばれる)が用いられてきた。その理由は、誘導機や同期機の一次(固定子)側の電力を制御する方式では、誘導機や同期機の定格容量に相当する容量の電力変換装置が必要になるのに対して、二次電力制御装置では、一次側電力よりも小さい二次電力のみを制御すればよいので、電力変換装置容量が小さくて済み、経済的であるためである。とくに、ポンプやファンなどの負荷では、一般に速度制御範囲が比較的狭く、例えば、定格速度の70−100%の場合、二次電力制御方式では変換装置容量は電動機容量の約30%で済み、非常に経済的であること、変換装置内部の発生損失が小さくなり効率が良いなどの利点がある。このため、大型のポンプやファン駆動装置、風力発電装置、揚水発電装置などに広く用いられている。しかし、回転子巻線と電力変換装置を接続するために、ブラシやスリップリングが必要になり、ブラシの磨耗など保守性に問題があった。
【0003】
これに対して、ブラシレスで二次電力制御を行う方式として、誘導機のカスケード(縦続)方式が以前から知られている。この方式は図7に示すように、第一巻線形誘導機(極対数p1)と第二巻線形誘導機(極対数p2)の2台の回転子を機械的に直結し、それぞれの回転子巻線を逆相順に接続し、第一誘導機の固定子側は三相交流電源に接続し、第二誘導機の固定子側を電力変換装置に接続する。三相電源電圧の周波数をfとすると、誘導機の回転角速度ωmとの間には以下の関係が成り立つ。
【0004】
第一誘導機の同期速度ωsとすべりs1は次式で与えられる。
【数1】
したがって、
【数2】
【数3】
このように、カスケード時の同期角速度ω0とすべりskを用いると、回転速度は単一誘導機と類似の関係式で表現できる。また、第二誘導機固定子電力を変換装置により制御することにより、単一誘導機の二次電力制御の同様な可変速制御をブラシレスで実現できる。しかし、この装置では、2台の巻線形誘導機を用いるので、同一出力・同一可変速範囲の単一のブラシ付き巻線形誘導機に比べると、マシンサイズが大型化する欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
巻線形誘導機の二次電力制御装置では、ブラシとスリップリングの磨耗に伴う保守・点検の問題があり、また、2台の誘導機のカスケード接続によるブラシレス二次電力制御方式では、マシンサイズが増大する問題があった。
本発明の目的は、ブラシレス二次電力制御装置の利点を活かすとともに、カスケード接続誘導機の小型化を図り、経済的で高効率な可変速駆動装置や可変速発電装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カスケード接続された第二誘導機の固定子に電気角で互いに30度位相差をもつ2組の三相巻線を設け、電力変換装置によって、これらの各相巻線に、基本周波数の電流成分に重畳して、その3倍周波数の電流成分を流すものである。これにより、第二誘導機エアギャップの磁束のピーク値を増大させることなく基本波磁束を増加させ発生トルクや発生電力を増大できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、この発明のブラシレス二次電力制御装置の実施態様を詳細に説明する。
【0008】
図1はこの発明のブラシレス二次電力装置の一実施態様を示す電気回路図である。また図2は第一誘導機2と第二誘導機3の巻線構成を示す。このブラシレス二次電力制御装置は、三相交流電源1に第一誘導機の固定子巻線10を接続し、その回転子巻線11を、第一誘導機2の回転子に機械的に直結された第二誘導機3の回転子の回転子巻線12に互いに逆相順になるように接続する。第二誘導機の固定子には、電気角30度位相差のある2組の三相巻線13と14が施されていて、それらは電力変換装置5と6に接続されている。電力変換装置5と6の直流側は、並列接続された平滑コンデンサを介して系統側電力変換装置7に接続され、さらに電力変換装置7の交流側は直接、または変圧器8を介して、三相交流電源1に接続されている。
【0009】
図3に集中巻線による1相分起磁力の空間分布を示す。1相の巻数がNs、極数2p2の固定子巻線に電流isa1を流すと、その起磁力分布は図3のように方形波15になる。エアギャップに沿った空間角(電気角)をθsとすると、
【数4】
ただし、
【数5】
【0010】
起磁力にはこのように多くの空間高調波が含まれるが、第5次以上の高調波成分の影響は小さいものとして、以下の考察では、基本波16と第3調波17のみを考慮する。
【数6】
【0011】
ここで、2組の三相巻線13と14に、互いに30度位相差を有する三相交流を流し、基本波に対する第3調波の含有率kiすると、
【数7】
【数8】
角速度で回転する起磁力を表わす。第二項は第3次時間高調波と第3次空間高調波による項であり、基本波起磁力と同じ速度で同一方向に回転する正相分とそれとは逆回転する逆相分から成る。すなわち、単一の三相巻線では第3高調波は交番磁界を形成する。しかし、この場合の2組の三相巻線による全合成起磁力Fs(θ)は
【数9】
となり、上述の逆相分が相殺されて、第3高調波も基本波と同一速度、同一方向に回転する磁界を形成する。
【0012】
したがって、第3高調波によっても一定トルクが発生するが、その大きさは基本波トルクと比べると比較的小さい。数9において、kiを図5の場合のように1/6とすると、第三調波起磁力は基本波起磁力の1/18=0.056程度であるからである。ここで、集中巻の場合の係数1/3は分布巻ではさらに小さくなる。
【0013】
このように、第三空間高調波と第三時間高調波の作用により、基本波成分による回転磁界と同じ速度で回転する回転磁界を作ることができる。その大きさは、巻線設計に依存するが、一般に基本波磁界の5.6%以下である。この結果、第三高調波注入によって直接得られるトルク増大効果はあまり大きくない。
【0014】
次に、第三高調波重畳によるエアギャップ磁束のピーク値抑制効果を説明する。
波状に変化する。誘導機のエアギャップが均一であるとすると、ギャップ磁束も起磁力も同じ時間変化をするので、図4に示すように正弦波で変化する。しかし、
とすると、エアギャップのピーク値は、図5の合成磁束波形20に示すように抑制される。合成磁束のピーク値が図4と同じBm1とすると、基本波磁束18は図
決まるので、トルクは約15.5%増大できる。さらに、前述の第三調波による回転磁界によるトルク改善効果と組み合わせると約20%程度トルク増大が見込める(改善効果は固定子巻線設計にも関係する)。
【0015】
このとき増大する固定子電流は磁束形成に関係する成分、すなわち励磁電流成分だけである。
【0016】
【発明の効果】
第二誘導機固定子の2組(互いに電気角30度位相差を有する)の三相巻線に基本波電流に重畳して第3調波電流を流すことにより、第二誘導機エアギャップ磁束のピーク値を増大させることなく、発生トルクを約20%増大できるので、与えられた出力に対して、第二誘導機のマシンサイズをその分だけ小型化でき、誘導機のブラシレス二次励磁方式の欠点が克服でき、経済的で高効率な可変速駆動装置や可変速発電装置が実現できる。とくに、可変速駆動装置としてはポンプやファンなどの速度制御範囲の狭い用途に、また、可変速発電装置としては、風力や水力などの低速発電用途に適した装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブラシレス二次電力制御装置の一実施態様を示す電気回路図である。
【図2】第一と第二誘導機の巻線配置を示す図である。
【図3】集中巻線による1相分起磁力の空間分布を示す図である。
【図4】基本波電流によるエアギャップ磁束の時間変化を示す図である。
【図5】第3調波電流重畳時のエアギャップ磁束の時間変化を示す図である。
【図6】従来のブラシ付き二次電力制御装置の構成を示す電気回路図である。
【図7】従来のブラシレス二次電力制御装置の構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 三相交流電源
2 第一誘導機
3 第二誘導機
4 負荷(または原動機)
5 第一の電力変換装置
6 第二の電力変換装置
7 系統側電力変換装置
8 変圧器
9 平滑コンデンサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、数100kWから数1000kWの比較的容量の大きい産業用可変速駆動装置及び水力や風力を駆動源とする可変速発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
比較的容量の大きい産業用可変速装置及び水力や風力を駆動源とする可変速発電装置には、従来は、図6に示す巻線形誘導機の二次電力制御方式(静止セルビウス方式とも呼ばれる)が用いられてきた。その理由は、誘導機や同期機の一次(固定子)側の電力を制御する方式では、誘導機や同期機の定格容量に相当する容量の電力変換装置が必要になるのに対して、二次電力制御装置では、一次側電力よりも小さい二次電力のみを制御すればよいので、電力変換装置容量が小さくて済み、経済的であるためである。とくに、ポンプやファンなどの負荷では、一般に速度制御範囲が比較的狭く、例えば、定格速度の70−100%の場合、二次電力制御方式では変換装置容量は電動機容量の約30%で済み、非常に経済的であること、変換装置内部の発生損失が小さくなり効率が良いなどの利点がある。このため、大型のポンプやファン駆動装置、風力発電装置、揚水発電装置などに広く用いられている。しかし、回転子巻線と電力変換装置を接続するために、ブラシやスリップリングが必要になり、ブラシの磨耗など保守性に問題があった。
【0003】
これに対して、ブラシレスで二次電力制御を行う方式として、誘導機のカスケード(縦続)方式が以前から知られている。この方式は図7に示すように、第一巻線形誘導機(極対数p1)と第二巻線形誘導機(極対数p2)の2台の回転子を機械的に直結し、それぞれの回転子巻線を逆相順に接続し、第一誘導機の固定子側は三相交流電源に接続し、第二誘導機の固定子側を電力変換装置に接続する。三相電源電圧の周波数をfとすると、誘導機の回転角速度ωmとの間には以下の関係が成り立つ。
【0004】
第一誘導機の同期速度ωsとすべりs1は次式で与えられる。
【数1】
したがって、
【数2】
【数3】
このように、カスケード時の同期角速度ω0とすべりskを用いると、回転速度は単一誘導機と類似の関係式で表現できる。また、第二誘導機固定子電力を変換装置により制御することにより、単一誘導機の二次電力制御の同様な可変速制御をブラシレスで実現できる。しかし、この装置では、2台の巻線形誘導機を用いるので、同一出力・同一可変速範囲の単一のブラシ付き巻線形誘導機に比べると、マシンサイズが大型化する欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
巻線形誘導機の二次電力制御装置では、ブラシとスリップリングの磨耗に伴う保守・点検の問題があり、また、2台の誘導機のカスケード接続によるブラシレス二次電力制御方式では、マシンサイズが増大する問題があった。
本発明の目的は、ブラシレス二次電力制御装置の利点を活かすとともに、カスケード接続誘導機の小型化を図り、経済的で高効率な可変速駆動装置や可変速発電装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カスケード接続された第二誘導機の固定子に電気角で互いに30度位相差をもつ2組の三相巻線を設け、電力変換装置によって、これらの各相巻線に、基本周波数の電流成分に重畳して、その3倍周波数の電流成分を流すものである。これにより、第二誘導機エアギャップの磁束のピーク値を増大させることなく基本波磁束を増加させ発生トルクや発生電力を増大できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、この発明のブラシレス二次電力制御装置の実施態様を詳細に説明する。
【0008】
図1はこの発明のブラシレス二次電力装置の一実施態様を示す電気回路図である。また図2は第一誘導機2と第二誘導機3の巻線構成を示す。このブラシレス二次電力制御装置は、三相交流電源1に第一誘導機の固定子巻線10を接続し、その回転子巻線11を、第一誘導機2の回転子に機械的に直結された第二誘導機3の回転子の回転子巻線12に互いに逆相順になるように接続する。第二誘導機の固定子には、電気角30度位相差のある2組の三相巻線13と14が施されていて、それらは電力変換装置5と6に接続されている。電力変換装置5と6の直流側は、並列接続された平滑コンデンサを介して系統側電力変換装置7に接続され、さらに電力変換装置7の交流側は直接、または変圧器8を介して、三相交流電源1に接続されている。
【0009】
図3に集中巻線による1相分起磁力の空間分布を示す。1相の巻数がNs、極数2p2の固定子巻線に電流isa1を流すと、その起磁力分布は図3のように方形波15になる。エアギャップに沿った空間角(電気角)をθsとすると、
【数4】
ただし、
【数5】
【0010】
起磁力にはこのように多くの空間高調波が含まれるが、第5次以上の高調波成分の影響は小さいものとして、以下の考察では、基本波16と第3調波17のみを考慮する。
【数6】
【0011】
ここで、2組の三相巻線13と14に、互いに30度位相差を有する三相交流を流し、基本波に対する第3調波の含有率kiすると、
【数7】
【数8】
角速度で回転する起磁力を表わす。第二項は第3次時間高調波と第3次空間高調波による項であり、基本波起磁力と同じ速度で同一方向に回転する正相分とそれとは逆回転する逆相分から成る。すなわち、単一の三相巻線では第3高調波は交番磁界を形成する。しかし、この場合の2組の三相巻線による全合成起磁力Fs(θ)は
【数9】
となり、上述の逆相分が相殺されて、第3高調波も基本波と同一速度、同一方向に回転する磁界を形成する。
【0012】
したがって、第3高調波によっても一定トルクが発生するが、その大きさは基本波トルクと比べると比較的小さい。数9において、kiを図5の場合のように1/6とすると、第三調波起磁力は基本波起磁力の1/18=0.056程度であるからである。ここで、集中巻の場合の係数1/3は分布巻ではさらに小さくなる。
【0013】
このように、第三空間高調波と第三時間高調波の作用により、基本波成分による回転磁界と同じ速度で回転する回転磁界を作ることができる。その大きさは、巻線設計に依存するが、一般に基本波磁界の5.6%以下である。この結果、第三高調波注入によって直接得られるトルク増大効果はあまり大きくない。
【0014】
次に、第三高調波重畳によるエアギャップ磁束のピーク値抑制効果を説明する。
波状に変化する。誘導機のエアギャップが均一であるとすると、ギャップ磁束も起磁力も同じ時間変化をするので、図4に示すように正弦波で変化する。しかし、
とすると、エアギャップのピーク値は、図5の合成磁束波形20に示すように抑制される。合成磁束のピーク値が図4と同じBm1とすると、基本波磁束18は図
決まるので、トルクは約15.5%増大できる。さらに、前述の第三調波による回転磁界によるトルク改善効果と組み合わせると約20%程度トルク増大が見込める(改善効果は固定子巻線設計にも関係する)。
【0015】
このとき増大する固定子電流は磁束形成に関係する成分、すなわち励磁電流成分だけである。
【0016】
【発明の効果】
第二誘導機固定子の2組(互いに電気角30度位相差を有する)の三相巻線に基本波電流に重畳して第3調波電流を流すことにより、第二誘導機エアギャップ磁束のピーク値を増大させることなく、発生トルクを約20%増大できるので、与えられた出力に対して、第二誘導機のマシンサイズをその分だけ小型化でき、誘導機のブラシレス二次励磁方式の欠点が克服でき、経済的で高効率な可変速駆動装置や可変速発電装置が実現できる。とくに、可変速駆動装置としてはポンプやファンなどの速度制御範囲の狭い用途に、また、可変速発電装置としては、風力や水力などの低速発電用途に適した装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブラシレス二次電力制御装置の一実施態様を示す電気回路図である。
【図2】第一と第二誘導機の巻線配置を示す図である。
【図3】集中巻線による1相分起磁力の空間分布を示す図である。
【図4】基本波電流によるエアギャップ磁束の時間変化を示す図である。
【図5】第3調波電流重畳時のエアギャップ磁束の時間変化を示す図である。
【図6】従来のブラシ付き二次電力制御装置の構成を示す電気回路図である。
【図7】従来のブラシレス二次電力制御装置の構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 三相交流電源
2 第一誘導機
3 第二誘導機
4 負荷(または原動機)
5 第一の電力変換装置
6 第二の電力変換装置
7 系統側電力変換装置
8 変圧器
9 平滑コンデンサ
Claims (1)
- 2台の巻線形誘導機2と3の回転子を機械的に直結し、三相交流電源1、第一誘導機の固定子巻線10及び第一と第二誘導機の回転子巻線11と12を電気的にカスケード接続した装置において、第二誘導機の固定子に電気角で互いに30度の位相差をもつ2組の三相巻線13と14を設け、電力変換装置5と6によって、これらの巻線13と14の各相に、基本波周波数の電流成分に重畳して、その3倍周波数の電流成分を流すことを特徴とするブラシなし二次電力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003096545A JP2004260982A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 誘導機のブラシレス二次電力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003096545A JP2004260982A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 誘導機のブラシレス二次電力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004260982A true JP2004260982A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33127500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003096545A Pending JP2004260982A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 誘導機のブラシレス二次電力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004260982A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101237123B1 (ko) | 2011-09-07 | 2013-02-25 | 서울대학교산학협력단 | 단일 외부 전원 공급형 가변속 유도 전동기 및 그 제어 방법 |
-
2003
- 2003-02-24 JP JP2003096545A patent/JP2004260982A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101237123B1 (ko) | 2011-09-07 | 2013-02-25 | 서울대학교산학협력단 | 단일 외부 전원 공급형 가변속 유도 전동기 및 그 제어 방법 |
US9257933B2 (en) | 2011-09-07 | 2016-02-09 | Snu R&Db Foundation | Variable speed induction motor with single external power supply and control method thereof |
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