JP2004258138A - 多色画像形成装置及び感光体カートリッジ - Google Patents

多色画像形成装置及び感光体カートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2004258138A
JP2004258138A JP2003046435A JP2003046435A JP2004258138A JP 2004258138 A JP2004258138 A JP 2004258138A JP 2003046435 A JP2003046435 A JP 2003046435A JP 2003046435 A JP2003046435 A JP 2003046435A JP 2004258138 A JP2004258138 A JP 2004258138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoreceptor
image forming
forming apparatus
cartridge
multicolor image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003046435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3918744B2 (ja
Inventor
Shogo Sato
正吾 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2003046435A priority Critical patent/JP3918744B2/ja
Priority to US10/782,973 priority patent/US7395008B2/en
Priority to CN 200420002391 priority patent/CN2814463Y/zh
Priority to CNA2007101938404A priority patent/CN101178558A/zh
Priority to CNB2004100076168A priority patent/CN100476613C/zh
Publication of JP2004258138A publication Critical patent/JP2004258138A/ja
Priority to US11/373,120 priority patent/US7274894B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3918744B2 publication Critical patent/JP3918744B2/ja
Priority to US11/902,038 priority patent/US7486909B2/en
Priority to US11/902,039 priority patent/US7415223B2/en
Priority to US12/149,360 priority patent/US7489889B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】タンデム方式の多色画像形成装置であって、露光手段を移動させることなく容易に感光体の交換が可能な多色画像形成装置、及び、その多色画像形成装置で使用可能な感光体カートリッジの提供。
【解決手段】カラーレーザプリンタの左右の側面パネル30には、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk、及び、現像器51M,51C,51Y,51Bkを支持するための支持部材31が固定されている。この支持部材31には、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの軸3aM,3aC,3aY,3aBkを案内する略鉛直のガイド溝32が設けられている。感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkは、ホルダ35に一体に保持されており、上面カバー10を開放したとき、現像器51M,51C,51Y,51Bkとは別体に着脱できる。しかも、その着脱時に露光手段72M,72C,72Y,72Bkと干渉しない。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光体,露光手段,及び現像手段を色毎に備えて被記録媒体に多色の画像を形成する多色画像形成装置、並びに、その多色画像形成装置本体に着脱可能な感光体カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、記録紙等の被記録媒体に4色カラー等の多色画像を形成する多色画像形成装置としては、感光体,その感光体を露光して表面に静電潜像を形成する露光手段,及び上記静電潜像が形成された感光体の表面に帯電した現像剤を付着させてその静電潜像を現像する現像手段を、それぞれ色数分(例えばマゼンタ,シアン,イエロー,ブラックの4色)だけ併置したいわゆるタンデム方式の装置が知られている。また、露光手段と感光体とは1つで、感光体の周囲に現像手段を色数分だけ配置したいわゆる4サイクル方式の装置も知られている。
【0003】
ここで、後者の4サイクル方式では、感光体の露光,現像等の工程が順次色を変えて行われるため、画像形成の高速化には不適当である。これに対して、タンデム方式では、感光体の露光,現像等の工程を各色略同時に行うことが可能で、各色に対応する感光体上に付着した現像剤を被記録媒体に順次重ねて転写することにより、多色画像が形成できる。このため、タンデム方式の多色画像形成装置は、カラーの画像形成速度がモノクロの場合とあまり変わらず、高速化に適している。
【0004】
一方、これら画像形成装置では、感光体及び現像手段を随時交換する必要がある。タンデム方式の多色画像形成装置では、露光手段及び感光体がそれぞれ色数分設けられているので、感光体及び現像手段(プロセスカートリッジとして一体に交換可能に構成される場合がある)の交換時にそれらが露光手段等と干渉しないように工夫が必要である。そこで、プロセスカートリッジの交換時には、露光手段を干渉しない位置に退避させることが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−166555号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、プロセスカートリッジの交換時に露光手段を退避させると、交換を行う毎に各色の露光手段の位置が微妙に相対移動し、これが色ずれの原因となる可能性がある。しかしながら、従来の多色画像形成装置の構成では、露光手段を退避させることなくプロセスカートリッジを交換するのが困難であった。特に、感光体は、使用者から見て多色画像形成装置の奥に配設されるので、露光手段を退避させることなく感光体の交換を行うことは極めて困難であった。
【0007】
そこで、本発明は、タンデム方式の多色画像形成装置であって、露光手段を移動させることなく容易に感光体の交換が可能な多色画像形成装置、及び、その多色画像形成装置で使用可能な感光体カートリッジを提供することを目的としてなされた。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達するためになされた請求項1記載の発明は、感光体と、該感光体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、上記静電潜像が形成された感光体の表面に帯電した現像剤を付着させてその静電潜像を現像する現像手段と、を色毎に備え、各色毎の上記静電潜像を現像した現像剤を被記録媒体に転写することによってその被記録媒体に多色の画像を形成する多色画像形成装置において、上記各色に対応する上記感光体を一体に保持する感光体カートリッジを備え、該感光体カートリッジを上記各現像手段とは別体に上記多色画像形成装置本体に着脱可能としたことを特徴とする。
【0009】
このように構成された本発明では、感光体の表面を露光手段により露光して静電潜像を形成し、現像手段により、その感光体の表面に帯電した現像剤を付着させて静電潜像を現像することができる。すると、色毎に備えられた上記各感光体の表面でそれぞれの静電潜像を現像した現像剤を被記録媒体に転写することによって、その被記録媒体に多色の画像を形成することができる。本発明は、このようなタンデム方式の多色画像形成装置であるため、高速化が容易である。
【0010】
また、本発明では、各色に対応する感光体が感光体カートリッジに一体に保持され、その感光体カートリッジは上記各現像手段とは別体に上記多色画像形成装置本体に着脱することができる。このため、各感光体を各現像手段とは別体にして、露光手段と干渉しないように着脱することが可能となる。従って、本発明では、露光手段を移動させることなく容易に感光体を交換することができ、延いては、色ずれの発生を良好に防止することができる。更に、現像手段より寿命の長い感光体を現像手段とは別体に交換できるため、両者を一体に交換する場合に比べてランニングコストを低減することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成に加え、上記感光体カートリッジが、上記各感光体から上記現像剤が転写される被転写媒体の搬送方向と略平行に着脱可能なことを特徴とする。
露光手段は、一般的に、感光体を挟んで上記被転写媒体の搬送経路とは反対側に設けられる。本発明では、感光体カートリッジを上記被転写媒体の搬送方向と略平行に着脱可能としたため、露光手段と干渉することなく感光体を着脱することが一層確実にできる。従って、本発明では、請求項1記載の発明の効果に加えて、色ずれの発生を一層確実に防止することができるといった効果が生じる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の構成に加え、上記静電潜像の形成に先立って上記感光体の表面を一様に帯電させる帯電手段を、上記各感光体毎に備え、該各帯電手段は上記感光体カートリッジに保持されたことを特徴とする。
【0013】
露光手段による静電潜像の形成に先立って感光体の表面を帯電手段で一様に帯電させると、静電潜像が一層良好に形成され、一層良好な画像を形成することができる。また、帯電手段も随時交換が必要で、その寿命は現像手段より長く、感光体の寿命と同じか若しくはそれ以上である。本発明では、このような帯電手段も感光体カートリッジに保持したので、帯電手段の交換が感光体と一緒に行えるためメンテナンス性が向上し、帯電手段を現像手段と同時に交換する場合に比べてランニングコストが低減できる。従って、本発明では、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、メンテナンス性を一層向上させ、ランニングコストを一層低減することができるといった効果が生じる。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加え、上記多色画像形成装置本体に、上記着脱時における上記感光体カートリッジの移動をガイドするガイド部が形成され、上記各感光体に、上記ガイド部にガイドされる被ガイド部が個々に設けられたことを特徴とする。
【0015】
本発明では、各感光体に個々に設けられた被ガイド部が、感光体カートリッジの着脱時に、ガイド部にガイドされる。このため、各感光体の装着位置はガイド部と被ガイド部とが組み合わさることによって決定される。従って、本発明では、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、各感光体を正確に位置決めすることにより、色ずれの発生を一層確実に防止することができるといった効果が生じる。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、上記被転写媒体の搬送方向と交差する方向で、かつ、上記各感光体の長手方向に直交する方向に、上記現像手段を上記多色画像形成装置本体から着脱可能としたことを特徴とする。
【0017】
本発明では、各現像手段を、被転写媒体の搬送方向と交差する方向で、かつ、各感光体の長手方向に直交する方向に移動させることができる。このため、感光体カートリッジの着脱時には、各現像手段を感光体カートリッジから離れる方向に退避させた上で、感光体カートリッジの着脱を行うことができる。従って、本発明では、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、感光体カートリッジの着脱を一層容易にすることができるといった効果が生じる。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の構成に加え、上記感光体カートリッジの着脱時に、上記各現像手段を上記感光体カートリッジから離れる方向に退避させる退避手段を、更に備えたことを特徴とする。
本発明では、上記各現像手段の退避を、感光体カートリッジの着脱時に退避手段が自動的に実行する。このため、本発明では、請求項5記載の発明の効果に加えて、感光体カートリッジの着脱を一層容易にすることができるといった効果が生じる。
【0019】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に加え、上記感光体カートリッジに保持された感光体の内、黒色に対応する上記感光体のみを他の上記感光体とは別に交換可能に構成したことを特徴とする。
多色画像形成装置では、黒色は他の色に比べて使用頻度が高く、感光体も早く劣化する。このため、黒色の感光体の寿命に合わせて全ての感光体を交換すると、まだ使用可能な感光体を破棄しなければならず、多色画像形成装置のランニングコストが高くなってしまう。そこで、本発明では、黒色に対応する感光体のみを他の感光体とは別に交換可能にしている。従って、本発明では、請求項1〜6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ランニングコストを一層低減することができるといった効果が生じる。
【0020】
請求項8記載の発明は、感光体と、該感光体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、上記静電潜像が形成された感光体の表面に帯電した現像剤を付着させてその静電潜像を現像する現像手段と、を色毎に備え、各色毎の上記静電潜像を現像した現像剤を被記録媒体に転写することによってその被記録媒体に多色の画像を形成する多色画像形成装置に用いられる感光体カートリッジであって、上記各色に対応する上記感光体を一体に保持し、上記各現像手段とは別体に上記多色画像形成装置本体に着脱可能なことを特徴とする。
【0021】
このように構成された本発明の感光体カートリッジは、各色に対応する感光体を一体に保持し、しかも、各現像手段とは別体に多色画像形成装置本体に着脱可能である。このため、各感光体を各現像手段とは別体にして、多色画像形成装置の露光手段と干渉しないように着脱することが可能となる。従って、本発明では、上記露光手段を移動させることなく容易に感光体を交換することが可能となり、延いては、多色画像形成装置における色ずれの発生を良好に防止することができる。
【0022】
請求項9記載の発明は、請求項8記載の構成に加え、上記多色画像形成装置本体に対して、上記各感光体の配列方向と平行に着脱可能なことを特徴とする。
多色画像形成装置の露光手段は、一般的に、感光体の配列方向とは直角な方向に、各感光体からある程度の距離を置いて設けられる。本発明の感光体カートリッジは、多色画像形成装置本体に対して感光体の配列方向と平行に着脱可能なため、露光手段と干渉することなく感光体を着脱することが一層確実にできる。従って、本発明では、請求項8記載の発明の効果に加えて、色ずれの発生を一層確実に防止することができるといった効果が生じる。
【0023】
請求項10記載の発明は、請求項8または9記載の構成に加え、上記静電潜像の形成に先立って上記感光体の表面を一様に帯電させる帯電手段を、上記各感光体毎に備えたことを特徴とする。
露光手段による静電潜像の形成に先立って感光体の表面を帯電手段で一様に帯電させると、静電潜像が一層良好に形成され、一層良好な画像を形成することができる。また、帯電手段も随時交換が必要で、その寿命は現像手段より長く、感光体の寿命と同じか若しくはそれ以上である。本発明の感光体カートリッジは、このような帯電手段を感光体毎に備えている。このため、帯電手段の交換が感光体と同時に行えるため多色画像形成装置のメンテナンス性が向上し、帯電手段を現像手段と同時に交換する場合に比べて多色画像形成装置のランニングコストが低減できる。従って、本発明では、請求項8または9記載の発明の効果に加えて、多色画像形成装置のメンテナンス性を一層向上させると共にランニングコストも一層低減することができるといった効果が生じる。
【0024】
請求項11記載の発明は、請求項8〜10のいずれかに記載の構成に加え、上記各感光体に、上記多色画像形成装置本体に設けられたガイド部にガイドされる被ガイド部が個々に設けられたことを特徴とする。
本発明では、各感光体に個々に設けられた被ガイド部が、多色画像形成装置本体に設けられたガイド部にガイドされる。このため、各感光体の装着位置はガイド部と被ガイド部とが組み合わさることによって決定される。従って、本発明では、請求項8〜10のいずれかに記載の発明の効果に加えて、各感光体を正確に位置決めすることにより、多色画像形成装置における色ずれの発生を一層確実に防止することができるといった効果が生じる。
【0025】
請求項12記載の発明は、請求項8〜11のいずれかに記載の構成に加え、上記各感光体の内、黒色に対応する上記感光体のみを他の上記感光体とは別に交換可能に構成したことを特徴とする。
多色画像形成装置では、黒色は他の色に比べて使用頻度が高く、感光体も早く劣化する。このため、黒色の感光体の寿命に合わせて全ての感光体を交換すると、まだ使用可能な感光体を破棄しなければならず、多色画像形成装置のランニングコストが高くなってしまう。そこで、本発明では、黒色に対応する感光体のみを他の感光体とは別に交換可能にしている。従って、本発明では、請求項8〜11のいずれかに記載の発明の効果に加えて、多色画像形成装置のランニングコストを一層低減することができるといった効果が生じる。
【0026】
請求項13記載の発明は、請求項8〜12のいずれかに記載の構成に加え、上記多色画像形成装置への装着前はカバー部材で覆われていて、装着時には上記カバー部材を外して装着されることを特徴とする。
本発明の感光体カートリッジは、多色画像形成装置への装着前はカバー部材で覆われていて、装着時にはカバー部材を外して装着される。このため、多色画像形成装置に装着されるまで、感光体を良好に保護することができる。従って、本発明では、請求項8〜12のいずれかに記載の発明の効果に加えて、感光体が多色画像形成装置に装着されるまでに損傷するのを良好に防止することができるといった効果が生じる。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された多色画像形成装置としてのカラーレーザプリンタ1の概略側断面図である。図1に例示するカラーレーザプリンタ1は、可視像形成部4と、ベルト状の中間転写体5と、定着部8と、給紙部9と、排紙トレイ10bとを備えている。
【0028】
可視像形成部4は、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、及びブラック(Bk)のそれぞれのトナーによる可視像工程毎に、現像手段としての現像器51M,51C,51Y,51Bkと、感光体としての感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkと、クリーニング手段としてのクリーニングローラ70M,70C,70Y,70Bkと、帯電手段としての帯電器71M,71C,71Y,71Bkと、露光手段72M,72C,72Y,72Bkとを備えている。
【0029】
以下、これらの各構成要素について詳しく説明する。先ず、現像器51M,51C,51Y,51Bkには、現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkが備えられている。現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkは、導電性シリコーンゴムを基材として円柱状に構成され、更に、表面にフッ素を含有した樹脂またはゴム材のコート層が形成されている。なお、現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkは、必ずしも基材を導電性シリコーンゴムで構成しなくてもよく、導電性ウレタンゴムで構成してもよい。そして、表面の十点平均粗さ(Rz)は、3〜5μmに設定しており、トナーの平均粒径である9μmよりも小さくなるように構成している。
【0030】
各現像器51M,51C,51Y,51Bkには、また、供給ローラ53M,53C,53Y,53Bkが備えられている。供給ローラ53M,53C,53Y,53Bkは、導電性のスポンジローラであり、現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkに対してスポンジの弾性力によって押圧接触するように配置されている。なお、供給ローラ53M,53C,53Y,53Bkとしては、導電性シリコーンゴム,EPDM,或いはウレタンゴム等の適宜の部材の発泡体を使用することができる。
【0031】
また、各現像器51M〜51Bkには、層厚規制ブレード54M,54C,54Y,54Bkが備えられている。層厚規制ブレード54M,54C,54Y,54Bkは、基端がステンレス鋼等で板状に形成されて現像器ケース55M,55C,55Y,55Bkに固定され、先端は絶縁性のシリコーンゴムや絶縁性のフッ素含有ゴムまたは樹脂で形成されている。層厚規制ブレード54M,54C,54Y,54Bkの先端は、現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkの下方から該現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkに対して圧接される。
【0032】
また、現像器ケース55M,55C,55Y,55Bkに収納されるトナーは、正帯電性の非磁性1成分現像剤であり、懸濁重合によって球状に形成したスチレン−アクリル系樹脂に、カーボンブラック等の周知の着色剤、及びニグロシン、トリフェニルメタン、4級アンモニウム塩等の荷電制御剤、または荷電制御樹脂を添加してなる平均粒径9μmのトナー母粒子を有している。そして、上記トナーは、そのトナー母粒子の表面にシリカを外添剤として添加して構成されている。また、上記外添剤としてのシリカには、シランカップリング剤、シリコーンオイル等による周知の疎水化処理が施され、平均粒径が10nmで、その添加量はトナー母粒子の0.6重量%である。各現像器ケース55M,55C,55Y,55Bk毎に、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのトナーが収容されている。
【0033】
このように、トナーは極めて球状に近い懸濁重合トナーであり、しかも、平均粒径が10nmの疎水性処理したシリカを0.6重量%、外添剤として添加しているため、極めて流動性に優れている。そのため、摩擦帯電により十分な帯電量が得られる。更に、粉砕トナーのように角部が存在しないため、機械的な力を受け難く、電界に対する追従性に優れ、転写効率がよい。
【0034】
感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkは、一例として、アルミニウム製の基材上に、正帯電性の感光層が形成されたものを用いる。感光層の厚さは、20μm以上に形成されており、また、上記アルミニウム製の基材は、アース層として用いられている。なお、本実施の形態では、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkと中間転写体5との間にわずかに速度差が設けてある。
【0035】
クリーニングローラ70M,70C,70Y,70Bkは、導電性スポンジ等の弾性体からなるローラであり、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの下方にて、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkに摺擦するように構成されている。このクリーニングローラ70M,70C,70Y,70Bkには、図示しない電源により、トナーと逆極性の負極性の電圧が印加されるように構成されており、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkに対する摺擦力及び上記電圧による電界の作用により、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk上の残留トナーを除去するように構成されている。なお、本実施の形態では、いわゆるクリーナレス現像方式を採用しているため、現像工程が終了した後の所定のサイクルにおいて、一旦クリーニングローラ70M,70C,70Y,70Bkによって除去した残留トナーを再びに感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk側に戻し、現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkで回収して各色の現像器51M,51C,51Y,51Bkに戻すように構成されている。
【0036】
帯電器71M,71C,71Y,71Bkは、スコロトロン型の帯電器であり、上記クリーニングローラ70M,70C,70Y,70Bkよりも、上記感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの回転方向下流側において、上記感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの下方から上記感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの表面に非接触で対向配置されている。
【0037】
露光手段72M,72C,72Y,72Bkは、周知のレーザスキャナユニットから構成されている。そして、露光手段72M,72C,72Y,72Bkは、可視像形成部4の現像器51M,51C,51Y,51Bkと鉛直方向に重なるように配置され、かつ、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk及び帯電器71M,71C,71Y,71Bkと水平方向に重なるように配置されており、帯電器71M,71C,71Y,71Bkよりも、上記感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの回転方向下流側において、上記感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの表面をレーザ光で露光する。露光手段72M,72C,72Y,72Bkにより、画像データに応じたレーザ光が感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの表面上に照射され、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの表面上には、各色ごとの静電潜像が形成される。
【0038】
上記トナーは正に帯電し、供給ローラ53M,53C,53Y,53Bkから現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkへ供給され、層厚規制ブレード54M,54C,54Y,54Bkによって均一な薄層とされる。そして、現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkと感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkとの接触部において、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk上に形成されたプラス極性(正帯電)の静電潜像に対して、正に帯電したトナーを反転現像方式で良好に現像することができ、極めて高画質な画像を形成できる。
【0039】
ベルト状の中間転写体5(被転写媒体に相当)は、ポリカーボネイト、またはポリイミド等の導電性のシートをベルト状に形成したものである。ベルト状の中間転写体5は、図1に示すように、2つの駆動ローラ60、62に架け渡されており、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkとの対向位置近傍には、中間転写ローラ61M,61C,61Y,61Bkが設けられている。中間転写体5の感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkと対向する側の表面の移動方向は、図1に示すように、鉛直方向上方向から下方向へ移動する方向に設定されている。
【0040】
中間転写ローラ61M,61C,61Y,61Bkには、所定の電圧が印加されており、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk上に形成されたトナー像を上記中間転写体5に転写するように構成されている。また、トナー像を用紙P(被記録媒体に相当)へ転写する位置、すなわちに中間転写体5に対して鉛直方向下方向におけるローラ62には、2次転写ローラ63が対向して設けられており、2次転写ローラ63にも所定の電位が印加されている。その結果、ベルト状の中間転写体5上に坦持された4色のトナー像は、用紙Pに転写されることになる。
【0041】
なお、中間転写体5の感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkとの対向側と反対の側には、図1に示すように、クリーニング器6が設けられている。クリーニング器6は、掻き取り部材65と、ケース66とから構成されており、中間転写体5上に残留したトナーを掻き取り部材65によって掻き取り、ケース66に収容する。
【0042】
定着部8は、第1加熱ローラ81と、第2加熱ローラ82とから構成され、4色のトナー像を坦持した用紙Pを、第1加熱ローラ81及び第2加熱ローラ82によって狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、上記トナー像を用紙Pに定着させる。
【0043】
給紙部9は、装置の最下部に設けられており、用紙Pを収容する収容トレイ91と、用紙Pを送り出すピックアップローラ92とから構成されている。給紙部9は、露光手段72M,72C,72Y,72Bk、現像器51M,51C,51Y,51Bk、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk、及び中間転写体5による画像形成工程と所定のタイミングをとって用紙Pを供給するように構成されている。給紙部9から供給された用紙Pは、搬送ローラ対100によって中間転写体5と2次転写ローラ63との圧接部に搬送される。
【0044】
装置の最上部には上面カバー10が軸10aを中心に回動可能に設けられ、その上面カバー10の一部が排紙トレイ10bを構成している。排紙トレイ10bは、上記定着部8の排紙側に設けられており、上記定着部8から排出され、搬送ローラ対101,102,103によって搬送される用紙Pを収容するように構成されている。
【0045】
また、本実施の形態では、図1に示すように、前面カバー20が軸20aを中心に図1の矢印方向に回動可能に構成されている。前面カバー20を開放することにより、上記現像器51M,51C,51Y,51Bkの交換を行うことができる。ここで、前面カバー20の現像器51M,51C,51Y,51Bkとの対向位置には、バネ部材21M,21C,21Y,21Bkが設けられ、前面カバー20を閉じたときには現像器51M,51C,51Y,51Bkを奥(図1の左方向)に押圧するように構成されている。
【0046】
次に、図2(A)の側面図及び図2(B)の斜視図に示すように、カラーレーザプリンタ1の左右の側面パネル30には、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk、及び、現像器51M,51C,51Y,51Bkを支持するための支持部材31が固定されている。そして、この支持部材31には、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの軸3aM,3aC,3aY,3aBkを案内する略鉛直のガイド溝32、現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkの軸52aM,52aC,52aY,52aBkを案内する略水平のガイド溝33M,33C,33Y,33Bk、並びに、現像器ケース55M,55C,55Y,55Bkに設けられた突起55aM,55aC,55aY,55aBkを案内する略水平のガイド溝34M,34C,34Y,34Bkが、それぞれ形成されている。
【0047】
現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkの軸52aM,52aC,52aY,52aBkは、前面カバー20を閉じたとき、バネ部材21M,21C,21Y,21Bkに現像器ケース55M,55C,55Y,55Bkが押圧されることによって、ガイド溝33M,33C,33Y,33Bkの先端に位置決めされる。
【0048】
感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkは、ホルダ35に保持されており、上面カバー10を開放したときに一体に着脱可能に構成されている。図3に示すように、ホルダ35は下方が開口した略コの字型に形成され、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkを平行状態を保って保持することにより感光体カートリッジ37を構成している。また、ホルダ35には、帯電器71M,71C,71Y,71Bkが保持されている。更に、ホルダ35には、図示省略したがクリーニングローラ70M,70C,70Y,70Bkが保持されている。
【0049】
図3に示すように、各感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの外周に設けられた歯車3bM,3bC,3bY,3bBkはホルダ35から露出し、感光体カートリッジ37をカラーレーザプリンタ1に装着したときに、図示しない駆動系の歯車と噛合して感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkが駆動可能となる。また、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの軸3aM,3aC,3aY,3aBkは順次(すなわち下へ行くほど)短くなっている。つまり、軸3aM,3aC,3aY,3aBkのホルダ35からの突出する長さは、感光体カートリッジ37のカラーレーザプリンタ1への装着方向上流から下流側に向かって、大きくなっている。そして、これに応じて、図2(B)に示すように、ガイド溝32には段部32M,32C,32Y,32Bkが形成されている。各軸3aM,3aC,3aY,3aBkが各段部32M,32C,32Y,32Bkに係合することにより、各感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの位置決めがなされる。
【0050】
更に、支持部材31にはリンク棒41が鉛直方向に配設されており、このリンク棒41が上面カバー10の開閉に応じて上下に移動することにより、次のように、上面カバー10の開放時に現像器51M,51C,51Y,51Bkが移動する。
【0051】
図4(A)は、支持部材31のガイド溝33M,34Mが形成された部分近傍の構成を表す斜視図であり、図4(B)は、その支持部材31から内側パネル31a(この内側パネル31aにガイド溝33M、34Mが形成されている)を取り払った状態を表す斜視図である。なお、ガイド溝33C,34C近傍、ガイド溝33Y,34Y近傍、ガイド溝33Bk,34Bk近傍もほぼ同様に構成されている。
【0052】
図4(B)に示すように、リンク棒41の上端は、一端が上面カバー10に揺動自在に接続されたリンク棒42の他端に揺動自在に接続されている。このため、上面カバー10を開閉すると、その運動がリンク棒42を介してリンク棒41に伝達され、リンク棒41が上下動する。ガイド溝34Mの外側(側面パネル30側)には、そのガイド溝34Mに沿って摺動可能なスライダ43が設けられ、そのスライダ43に一端が揺動自在に接続されたリンク棒44の他端は、リンク棒41に揺動自在に接続されている。スライダ43はリンク棒41よりも前方(図4の手前側)に配設され、リンク棒44とスライダ43との接続部はリンク棒44とリンク棒41との接続部よりも上方に配設されている。このため、上面カバー10を開放すると、リンク棒41の上昇に伴ってリンク棒44が略水平に倒れ、スライダ43が前方へ移動する。逆に、上面カバー10を閉じると、リンク棒41の下降に伴ってスライダ43が後方へ移動する。
【0053】
スライダ43の内側面には、前後方向に間隔を開けて設けられた一対の突起43a,43bが設けられている。このため、突起55aM,55aC,55aY,55aBkをそれぞれに対応する突起43a,43bの間に配置しておけば、上面カバー10を開放することにより、突起43bが突起55aM,55aC,55aY,55aBkをバネ部材21M,21C,21Y,21Bkの付勢力に抗して前方に押すことによって現像器51M,51C,51Y,51Bkを前方(図1の右方向)に移動させることができる。また、上面カバー10の閉鎖時には、突起43aが突起55aM,55aC,55aY,55aBkを後方に押すことによって現像器51M,51C,51Y,51Bkを後方へ移動させることができる。
【0054】
スライダ43の後方への移動範囲は、現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkが感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkとほぼ接触する位置であるが、前述のように、バネ部材21M,21C,21Y,21Bkからの押圧力を受けて確実な位置決めがなされる。また、スライダ43の前方への移動範囲は、現像器51M,51C,51Y,51Bkが感光体カートリッジ37の着脱時の移動経路から確実に退避し、かつ、現像器51M,51C,51Y,51Bkの交換が容易となる位置である。なお、突起55aM,55aC,55aY,55aBkは、現像器ケース55M,55C,55Y,55Bkの図示しない所定のレバー(またはボタン)を操作することによって、現像器ケース55M,55C,55Y,55Bkの内部に一時的に引っ込む。こうすることによって、突起55aM,55aC,55aY,55aBkと突起43a,43bとの係合を解除して現像器51M,51C,51Y,51Bkの交換が可能となる。
【0055】
また、手前側の突起43aは前面がテーパ面となっており、突起55aM,55aC,55aY,55aBkは、前方から押圧されることによって前述のように引っ込みながら突起43aを乗り越える。このため、現像器51M,51C,51Y,51Bkの装着は、上記レバーまたはボタンを操作しなくても可能である。更に、突起55aM,55aC,55aY,55aBkが突起43aを乗り越えるために必要な押圧力はバネ部材21M,21C,21Y,21Bkから加わる押圧力よりも小さいので、現像器51M,51C,51Y,51Bkを軽く挿入しておいて前面カバー20を閉じることによっても、現像器51M,51C,51Y,51Bkの装着が完了する。
【0056】
次に、以上のような本実施の形態におけるカラーレーザプリンタ1の動作について説明する。先ず、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの感光層が帯電器71M,71C,71Y,71Bkにより一様に帯電され、次に、これらの感光層は、露光手段72M,72C,72Y,72Bkによりマゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色の画像に対応して露光される。そして、マゼンタ現像器51M、シアン現像器51C、イエロー現像器51Y、ブラック現像器51Bkによって、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの感光層上に形成された静電潜像に、それぞれマゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー、及びブラックトナーを付着させ、マゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色の現像を行う。このようにして形成されたマゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色のトナー像は、一旦、中間転写体5の表面上に転写される。
【0057】
次に、転写後の感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk上に残ったトナーは、クリーニングローラ70M,70C,70Y,70Bkによって一時的に保持される。各色のトナー像は、中間転写体5の移動速度及び各感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの位置に合わせて、若干の時間差を持って形成されるように構成されており、それぞれの色のトナー像が中間転写体5上で重ね合わされるように転写される。
【0058】
以上のようにして中間転写体5上に形成された4色のトナー像は、給紙部9から供給される用紙P上に、2次転写ローラ63と中間転写体5との圧接位置において転写される。そして、このトナー像は、定着部8において用紙P上に定着され、排紙トレイ10b上に排出される。以上のようにして、4色カラー画像が形成されることになる。
【0059】
また、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkを交換する場合は、上面カバー10を開放する。すると、現像器51M,51C,51Y,51Bkは感光体カートリッジ37の移動経路から退避し、感光体カートリッジ37をそのまま上方へ引き出すことによって感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkを取り出すことができる。新品の感光体カートリッジ37を装着する場合は、上面カバー10を開放したまま、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの各軸3aM,3aC,3aY,3aBkをガイド溝32に嵌合させながら感光体カートリッジ37を下ろしていく。すると、軸3aM,3aC,3aY,3aBkが段部32M,32C,32Y,32Bkに位置決めされる。
【0060】
なお、新品の感光体カートリッジ37は、図5に示すようなカバー部材47に覆われており、装着時にはカバー部材47を外して装着される。このため、感光体カートリッジ37がカラーレーザプリンタ1に装着されるまでに感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkが損傷するのを良好に防止することができる。また、上面カバー10を開放したとき現像器51M,51C,51Y,51Bkも取り出し易い前側の位置まで移動しているので、このとき前面カバー20を開放して、現像器51M,51C,51Y,51Bkを交換すればメンテナンス性が向上する。
【0061】
このように、本実施の形態では、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkを感光体カートリッジ37に一体に保持し、現像器51M,51C,51Y,51Bkとは別体に着脱可能にしている。しかも、その着脱方向は、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkとの対向面における中間転写体5の搬送方向、及び、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの配列方向と略平行な略鉛直方向である。このため、露光手段72M,72C,72Y,72Bkと干渉することなく感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkの交換を行うことができ、色ずれの発生を良好に防止することができる。
【0062】
しかも、感光体カートリッジ37の装着時には、軸3aM,3aC,3aY,3aBkが段部32M,32C,32Y,32Bkに位置決めされるので、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkを正確に位置決めして色ずれの発生を一層良好に防止することができる。また、感光体カートリッジ37を着脱するために上面カバー10を開くと、現像器51M,51C,51Y,51Bkが感光体カートリッジ37の移動経路から自動的に退避するので、感光体カートリッジ37の着脱は極めて容易である。
【0063】
更に、本実施の形態では、感光体カートリッジ37に帯電器71M,71C,71Y,71Bkも一体に設け、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkと同時に交換可能としている。このため、カラーレーザプリンタ1のメンテナンス性が向上する。また、帯電器71M,71C,71Y,71Bkの寿命は現像器51M,51C,51Y,51Bkよりも長く、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bkと同じかもしくはそれ以上である。このため、本実施の形態では、帯電器71M,71C,71Y,71Bkを現像器51M,51C,51Y,51Bkと同時に交換する場合に比べて、カラーレーザプリンタ1のランニングコストを一層低減することができる。
【0064】
なお、本実施の形態の各部の構成を上方からブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、の順で配設した場合、感光体カートリッジを図6に示すように構成してランニングコストを一層低減することもできる。すなわち、図6に示す感光体カートリッジ137では、感光体ドラム3M,3C,3Y、クリーニングローラ70M,70C,70Y、及び、帯電器71M,71C,71Yは下方が開口した略コの字形のホルダ135に保持され、感光体ドラム3Bk、クリーニングローラ70Bk、及び帯電器71Bkは、ホルダ135の上部に接続可能な、下方が開口した略コの字形のホルダ136に保持されている。ホルダ136の下端にはフック136aが形成され、ホルダ135の上端に形成された雌フック135aに係合可能に構成されている。また、フック136aは、ホルダ136の上部に設けた図示しないレバー(またはボタン)を操作することにより一時的に外側へ移動し、雌フック135aとの係合が解除されるように構成されている。
【0065】
このように構成された感光体カートリッジ137では、上記係合を解除せずに上方へ引き出すと、前述の感光体カートリッジ37と同様に、感光体ドラム3M,3C,3Y,3Bk、クリーニングローラ70M,70C,70Y,70Bk、及び帯電器71M,71C,71Y,71Bkを一体に交換することができる。一方、上記係合を解除すると、感光体ドラム3M,3C,3Y、クリーニングローラ70M,70C,70Y、及び、帯電器71M,71C,71Yはカラーレーザプリンタ1に残したまま、感光体ドラム3Bk、クリーニングローラ70Bk、及び帯電器71Bkのみを交換することができる。
【0066】
ブラック(黒色)は他の色に比べて使用頻度が高く、感光体ドラム3Bkは感光体ドラム3M,3C,3Yより早く寿命に達する。感光体カートリッジ137では、感光体ドラム3M,3C,3Yはそのまま残して感光体ドラム3Bkのみを交換することもできるので、カラーレーザプリンタ1のランニングコストを一層低減することができる。また、この感光体カートリッジ137も、装着前にはカバー部材47と同様のカバー部材に覆われている。
【0067】
また、上記各実施の形態では、上記軸3aM,3aC,3aY,3aBkと略直行する方向に感光体カートリッジ137を着脱しているので、これを上記軸3aM,3aC,3aY,3aBkに沿って着脱する場合に比べて、軸受け部等の構成を簡略化してカラーレーザプリンタ1の製造コストを低減することができる。更に、上記各実施の形態では、感光体3M,3C,3Y,3Bkを現像器51M,51C,51Y,51Bkとは別体に交換できるため、両者を一体に交換する場合に比べてカラーレーザプリンタ1のランニングコストを一層低減することができる。
【0068】
なお、上記実施の形態において、ガイド溝32がガイド部に、軸3aM,3aC,3aY,3aBkが被ガイド部に、リンク棒41,42,44及びスライダ43が退避手段に、それぞれ相当する。また、本発明は上記実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、現像器51M,51C,51Y,51Bkは、必ずしも自動的に退避しなくてもよい。
【0069】
また、バネ部材21M,21C,21Y,21Bkを省略して、かつ、前面カバー20を現像器51M,51C,51Y,51Bkから離して設けてもよい。但し、この場合、ガイド溝33M,33C,33Y,33Bkの先端に、軸52aM,52aC,52aY,52aBkを固定するためのバネ部材を設けるなどして、現像ローラ52M,52C,52Y,52Bkの位置決めを行うのが望ましい。
【0070】
更に、上記実施の形態では、中間転写体5にトナーを一旦転写した後、用紙Pに転写しているが、用紙Pに直接トナーを転写してもよい。この場合、用紙Pは、被記録媒体及び被転写媒体の両方に相当する。また更に、ガイド部材は溝ではなくレールであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたカラーレーザプリンタの概略側断面図である。
【図2】そのプリンタの支持部材の構成を表す側面図及び斜視図である。
【図3】そのプリンタの感光体カートリッジの構成を表す正面図である。
【図4】上記支持部材の構成を詳細に表す斜視図である。
【図5】装着前の上記感光体カートリッジの構成を表す正面図である。
【図6】上記感光体カートリッジの変形例の構成を表す正面図である。
【符号の説明】
1…カラーレーザプリンタ 3M,3C,3Y,3Bk…感光体ドラム
3aM,3aC,3aY,3aBk…軸 5…中間転写体
8…定着部 9…給紙部 10…上面カバー 20…前面カバー
21M,21C,21Y,21Bk…バネ部材 30…側面パネル
31…支持部材 32…ガイド溝
32M,32C,32Y,32Bk…段部
33M,33C,33Y,33Bk…ガイド溝
34M,34C,34Y,34Bk…ガイド溝
35,135,136…ホルダ 37,137…感光体カートリッジ
41,42,44…リンク棒 43…スライダ 43a,43b…突起
47…カバー部材 51M,51C,51Y,51Bk…現像器
52M,52C,52Y,52Bk…現像ローラ
52aM,52aC,52aY,52aBk…軸
55M,55C,55Y,55Bk…現像器ケース
55aM,55aC,55aY,55aBk…突起
71M,71C,71Y,71BK…帯電器
72M,72C,72Y,72Bk…露光手段
135a…雌フック 136a…フック P…用紙

Claims (13)

  1. 感光体と、
    該感光体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    上記静電潜像が形成された感光体の表面に帯電した現像剤を付着させてその静電潜像を現像する現像手段と、
    を色毎に備え、各色毎の上記静電潜像を現像した現像剤を被記録媒体に転写することによってその被記録媒体に多色の画像を形成する多色画像形成装置において、
    上記各色に対応する上記感光体を一体に保持する感光体カートリッジを備え、該感光体カートリッジを上記各現像手段とは別体に上記多色画像形成装置本体に着脱可能としたことを特徴とする多色画像形成装置。
  2. 上記感光体カートリッジが、上記各感光体から上記現像剤が転写される被転写媒体の搬送方向と略平行に着脱可能なことを特徴とする請求項1記載の多色画像形成装置。
  3. 上記静電潜像の形成に先立って上記感光体の表面を一様に帯電させる帯電手段を、上記各感光体毎に備え、該各帯電手段は上記感光体カートリッジに保持されたことを特徴とする請求項1または2記載の多色画像形成装置。
  4. 上記多色画像形成装置本体に、上記着脱時における上記感光体カートリッジの移動をガイドするガイド部が形成され、上記各感光体に、上記ガイド部にガイドされる被ガイド部が個々に設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の多色画像形成装置。
  5. 上記被転写媒体の搬送方向と交差する方向で、かつ、上記各感光体の長手方向に直交する方向に、上記現像手段を上記多色画像形成装置本体から着脱可能としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の多色画像形成装置。
  6. 上記感光体カートリッジの着脱時に、上記各現像手段を上記感光体カートリッジから離れる方向に退避させる退避手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項5記載の多色画像形成装置。
  7. 上記感光体カートリッジに保持された感光体の内、黒色に対応する上記感光体のみを他の上記感光体とは別に交換可能に構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の多色画像形成装置。
  8. 感光体と、
    該感光体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    上記静電潜像が形成された感光体の表面に帯電した現像剤を付着させてその静電潜像を現像する現像手段と、
    を色毎に備え、各色毎の上記静電潜像を現像した現像剤を被記録媒体に転写することによってその被記録媒体に多色の画像を形成する多色画像形成装置に用いられる感光体カートリッジであって、
    上記各色に対応する上記感光体を一体に保持し、上記各現像手段とは別体に上記多色画像形成装置本体に着脱可能なことを特徴とする感光体カートリッジ。
  9. 上記多色画像形成装置本体に対して、上記各感光体の配列方向と平行に着脱可能なことを特徴とする請求項8記載の感光体カートリッジ。
  10. 上記静電潜像の形成に先立って上記感光体の表面を一様に帯電させる帯電手段を、上記各感光体毎に備えたことを特徴とする請求項8または9記載の感光体カートリッジ。
  11. 上記各感光体に、上記多色画像形成装置本体に設けられたガイド部にガイドされる被ガイド部が個々に設けられたことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
  12. 上記各感光体の内、黒色に対応する上記感光体のみを他の上記感光体とは別に交換可能に構成したことを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
  13. 上記多色画像形成装置への装着前はカバー部材で覆われていて、装着時には上記カバー部材を外して装着されることを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
JP2003046435A 2003-02-24 2003-02-24 多色画像形成装置 Expired - Fee Related JP3918744B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003046435A JP3918744B2 (ja) 2003-02-24 2003-02-24 多色画像形成装置
US10/782,973 US7395008B2 (en) 2003-02-24 2004-02-23 Image formation apparatus and photoreceptor cartridge
CNA2007101938404A CN101178558A (zh) 2003-02-24 2004-02-24 成像设备
CNB2004100076168A CN100476613C (zh) 2003-02-24 2004-02-24 成像设备和感光器盒
CN 200420002391 CN2814463Y (zh) 2003-02-24 2004-02-24 成像设备和感光器盒
US11/373,120 US7274894B2 (en) 2003-02-24 2006-03-13 Image formation apparatus and photoreceptor cartridge
US11/902,038 US7486909B2 (en) 2003-02-24 2007-09-18 Image forming apparatus with a plurality of drum cartridges and a plurality of developer cartridges
US11/902,039 US7415223B2 (en) 2003-02-24 2007-09-18 Image formation apparatus and photoreceptor cartridge
US12/149,360 US7489889B2 (en) 2003-02-24 2008-04-30 Image formation apparatus and photoreceptor cartridge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003046435A JP3918744B2 (ja) 2003-02-24 2003-02-24 多色画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004258138A true JP2004258138A (ja) 2004-09-16
JP3918744B2 JP3918744B2 (ja) 2007-05-23

Family

ID=33112977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003046435A Expired - Fee Related JP3918744B2 (ja) 2003-02-24 2003-02-24 多色画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3918744B2 (ja)
CN (2) CN101178558A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100579514B1 (ko) 2005-01-21 2006-05-15 삼성전자주식회사 카트리지의 샤프트를 고정하기 위한 장치 및 그것을 구비한 화상형성장치
JP2006184553A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2007121983A (ja) * 2005-09-27 2007-05-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2007171587A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2007233301A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US7447467B2 (en) 2004-12-27 2008-11-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device with holding unit having multiple positions
KR100910692B1 (ko) 2006-12-28 2009-08-04 캐논 가부시끼가이샤 전자사진 컬러 화상 형성 장치, 프로세스 카트리지 및 전자사진 화상 형성 장치용 이동 부재
JP2010256486A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、像形成構造体の装着方法、及び像形成構造体の取り出し方法
JP2012137635A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2013195541A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US8583004B2 (en) 2010-12-27 2013-11-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having exposure unit moving mechanism
US9285759B2 (en) 2014-01-31 2016-03-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having developing device unit withdrawable through opening
US9335716B2 (en) 2012-03-16 2016-05-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus provided with contacting-separating member capable of moving developing roller relative to photosensitive drum

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5303400B2 (ja) * 2009-08-19 2013-10-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
CN111726540B (zh) * 2019-03-20 2021-10-15 北京初速度科技有限公司 一种图像曝光参数量测方法及装置

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8064793B2 (en) 2004-12-27 2011-11-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having tray that enables developing unit to move
JP2006184553A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US9360828B2 (en) 2004-12-27 2016-06-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having developing units and holding unit holding the developing units
US9141068B2 (en) 2004-12-27 2015-09-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having main body and holder holding developer cartridges
US8818233B2 (en) 2004-12-27 2014-08-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having belt holder holding developer cartridges
US7447467B2 (en) 2004-12-27 2008-11-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device with holding unit having multiple positions
US7463847B2 (en) 2004-12-27 2008-12-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus having developing units in removable holding unit
US8606142B2 (en) 2004-12-27 2013-12-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having holder
US7720413B2 (en) 2004-12-27 2010-05-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device with holding unit having multiple positions
US8457520B2 (en) 2004-12-27 2013-06-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having guide mechanism for guiding transferring unit
US8265522B2 (en) 2004-12-27 2012-09-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having guide mechanism guiding developing unit
KR100579514B1 (ko) 2005-01-21 2006-05-15 삼성전자주식회사 카트리지의 샤프트를 고정하기 위한 장치 및 그것을 구비한 화상형성장치
JP4730087B2 (ja) * 2005-09-27 2011-07-20 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US8768207B2 (en) 2005-09-27 2014-07-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having a removable drawer and a stopper
US9442456B2 (en) 2005-09-27 2016-09-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having removable drawer and stopper
US7907868B2 (en) 2005-09-27 2011-03-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device and process cartridge configured to be installed in and removed therefrom
US8346124B2 (en) 2005-09-27 2013-01-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device and process cartridge configured to be installed in and removed therefrom
JP2007121983A (ja) * 2005-09-27 2007-05-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US8050592B2 (en) 2005-09-27 2011-11-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device and process cartridge configured to be installed in and removed therefrom
JP2007171587A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2007233301A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
KR100910692B1 (ko) 2006-12-28 2009-08-04 캐논 가부시끼가이샤 전자사진 컬러 화상 형성 장치, 프로세스 카트리지 및 전자사진 화상 형성 장치용 이동 부재
JP2010256486A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、像形成構造体の装着方法、及び像形成構造体の取り出し方法
US9128456B2 (en) 2010-12-27 2015-09-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having exposure unit moving mechanism
US8583004B2 (en) 2010-12-27 2013-11-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having exposure unit moving mechanism
JP2012137635A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US9933750B2 (en) 2012-03-16 2018-04-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus provided with contacting-separating member capable of moving developing roller relative to photosensitive drum
US11163261B2 (en) 2012-03-16 2021-11-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including developing cartridge in which a developing-device frame boss goes through a hole of a front wall
US11846909B2 (en) 2012-03-16 2023-12-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus provided with contacting-separating member capable of moving developing roller relative to photosensitive drum
US11429057B2 (en) 2012-03-16 2022-08-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including developing cartridge in which a front wall and first developing-device frame are overlapped
US9625873B2 (en) 2012-03-16 2017-04-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus provided with contacting-separating member capable of moving developing roller relative to photosensitive drum
US9335716B2 (en) 2012-03-16 2016-05-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus provided with contacting-separating member capable of moving developing roller relative to photosensitive drum
JP2013195541A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US10216140B2 (en) 2012-03-16 2019-02-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus provided with contacting-separating member capable of moving developing roller relative to photosensitive drum
US10838352B2 (en) 2012-03-16 2020-11-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus provided with contacting-separating member capable of moving developing roller relative to photosensitive drum
US10585388B2 (en) 2012-03-16 2020-03-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing cartridge including developing roller capable of moving relative to frame
US10671014B2 (en) 2014-01-31 2020-06-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including developing device supporting structure having guide groove
US10281870B2 (en) 2014-01-31 2019-05-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including developing device supporting structure having guide groove
US10996618B2 (en) 2014-01-31 2021-05-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including developing device supporting structure having guide groove
US9897969B2 (en) 2014-01-31 2018-02-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having developing device movable between first position close to drum and second position far from drum
US11237515B2 (en) 2014-01-31 2022-02-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including developing device supporting structure having guide groove
US9541893B2 (en) 2014-01-31 2017-01-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having belt unit movable between first and second positions
US11640135B2 (en) 2014-01-31 2023-05-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including developing device supporting structure having guide groove
US9285759B2 (en) 2014-01-31 2016-03-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having developing device unit withdrawable through opening

Also Published As

Publication number Publication date
CN101178558A (zh) 2008-05-14
CN2814463Y (zh) 2006-09-06
JP3918744B2 (ja) 2007-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7072603B2 (en) Process cartridge and holding member
US6798430B2 (en) Tandem type color image forming device having a plurality of process cartridges arrayed in running direction of intermediate image transfer member
US7395008B2 (en) Image formation apparatus and photoreceptor cartridge
JP5100468B2 (ja) 画像形成装置
JP4684732B2 (ja) 電子写真画像形成装置およびプロセスカートリッジ
US8837982B2 (en) Electrophotographic image forming apparatus
US5794101A (en) Process cartridge with seal members
JP4134985B2 (ja) 画像形成装置、及びカートリッジ
JP3918744B2 (ja) 多色画像形成装置
US5406355A (en) Process cartridge and image forming apparatus
US20130251402A1 (en) Process cartridge, developing device and image forming apparatus
JP2004301944A (ja) 画像形成装置
JP2001356548A (ja) カラー画像形成装置
JP4345802B2 (ja) 多色画像形成装置
JP3951929B2 (ja) 多色画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2004279474A (ja) 画像形成装置
JP3997250B2 (ja) プロセスカートリッジ
US8380104B2 (en) Replacement unit and image forming device
US20170176922A1 (en) Image forming apparatus
JP2001356550A (ja) カラー画像形成装置
JP4685197B2 (ja) 電子写真画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2015232690A (ja) 画像形成装置
JPH04147274A (ja) 画像形成装置のプロセスカートリッジ
JP4995243B2 (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
JP3871265B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3918744

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees