JP2004254936A - ユニット式組立て家具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のユニットパーツ(家具構成品)1、2、3と、これらのユニットパーツ1、2、3を互いに結合するジョイントパーツ(結合部材)4とで家具を構成し、各家ユニットパーツ1、2、3の各々の外壁の所定位置に円形の凹部1a、2a、3aを設け、ジョイントパーツ4をその円形の凹部1a、2a、3aに嵌合して二つのユニットパーツを隙間なく結合する。また、ジョイントパーツ4は、円柱の外周囲に円弧状の複数の凹み部を有した形状とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々のユニットパーツの組立て(接合)形状が可能で、分解可能なユニット式組立て家具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テーブルやデスク、本箱などの室内用の家具は、通常、完成品として売買されており、そのまま店舗などから家庭やオフィスに搬送されるようになっている。また一部の家具には、分解して搬送し、家庭などで組立てる方式のものもあり、ネジやビスなどの組立て部品が付いていて、これをドライバー等により取付けて所望の家具を完成させるようになっている。
【0003】
また、使用するネジの数を少なくして組立てられるようにした組立て式家具も提案されており(例えば、特許文献1、2参照。)、簡単に分解できて携帯用に便利な組立て式家具も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0004】
更に、収納スペースを自由に設定できる多用途向きの組立て式家具も実用化され(例えば、特許文献4参照)、組立て及び分解が容易であると同時に汎用性を備えた組立て式家具も実用化されている(例えば、特許文献5参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−361号公報
【特許文献2】
特開2002−10839号公報
【特許文献3】
特開平6−311918号公報
【特許文献4】
登録実用新案第3055095号公報
【特許文献5】
登録実用新案第3040947号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の家具にあっては、初めから決まった寸法、形状であり、外観の形状を変えるのは難しく、また、分解可能で収納スペースを変えられるようにしたものもあるが、用途が限られている場合が多く、分解及び組立ても工具や説明書、スペースが必要で、面倒であるという問題点があった。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、分解及び組立てが容易で、設置場所の移動も簡単になり、また種々の用途に対応することができるとともに、バリエーションを増やすことができ、利便性の高いユニット式組立て家具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るユニット式組立て家具は、次のような構成によって、上記の目的を達成しようとするものである。
【0009】
(1)複数のユニット化された家具構成品と、これらの家具構成品を結合する結合部材とから成り、前記各家具構成品は各々の外壁の所定位置に円形の凹部を有し、前記結合部材は結合すべき二つの家具構成品の外壁に対応して設けられた前記円形の凹部にそれぞれ嵌合して該二つの家具構成品を隙間なく結合するようにした。
【0010】
(2)前記(1)において、結合部材は、円柱の外周囲に円弧状の複数の凹み部を有した形状であるようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
【0012】
図1は本発明の実施例によるユニット式組立て家具の構成を示す断面図であり、例えば本箱や収納ボックスとして構成した場合を示している。
【0013】
このユニット式組立て家具は、複数のユニット化されたユニットパーツ(家具構成品)1、2、3と、これらのユニットパーツ1、2、3を結合するジョイントパーツ(結合部材)4とから成り、各ユニットパーツ1、2、3は各々の外壁の所定位置に円形の凹部1a、2a、3aを有し、ジョイントパーツ4は結合すべき二つのユニットパーツの外壁に対応して設けられた上記円形の凹部1a、2a、3aにそれぞれ嵌合して該二つのユニットパーツを隙間なく結合している。
【0014】
図2は上記ジョイントパーツ4の形状を示す図であり、(a)は平面図、(b)、(c)は側面図である。
【0015】
このジョイントパーツ4は、円柱の外周囲に円弧状の複数の凹み部4aを有した形状となっており、ここでは三つの凹み部4aを設けた例を示している。
【0016】
上記のような構成のユニット式組立て家具は、各ユニットパーツ1、2、3の外壁に形成された凹部1a、2a、3aにジョイントパーツ4を差し込むことにより、隣り合う二つのユニットパーツを結合することができる。
【0017】
また、移動等のために分解するときは、二つのユニットパーツを引き離せば良い。このとき、どちらかのユニットパーツの凹部に差し込まれているジョイントパーツ4はそのままでも良く、引き抜いても構わない。
【0018】
従来の連結式のユニット家具では、ネジやボルトで繋いでいるので必ず工具が必要となり、何かと組立てや分解が不便であったが、本実施例では、組立て時及び分解時共に、ドライバーやレンチなどの工具(道具)は必要なく、スペースや説明書も不要であり、作業は極めて簡単となる。
【0019】
また、ジョイントパーツ4の形状は円形(丸型)で、周囲に円弧状の凹み部4aを有しており、このジョイントパーツ4を嵌合するユニットパーツ1、2、3の外壁の凹部1a、2a、3aも円形となっている。このため、ジョイントパーツ4の凹み部4aに手指をかけて回転させることで、簡単にジョイントパーツ4の装着及び取り外しができ、また位置合わせも不要である。
【0020】
本実施例では、上記ジョイントパーツ4の凹み部4aを円弧状として三つ設けているので、製作加工が容易で、しかも取り扱い易い(回転し易い)ものとなっている。すなわち、3本の指を三つの凹み部4aに当てて工具なしで回転させて取り外し及び取付けを行うことができ、回し易いとともに、空気が入るので抜き易い。しかし、場合によっては凹み部4aを二つあるいは四つ設けても良く、それ以上であっても構わない。また、形状も他の溝型などの形状であっても良い。
【0021】
このように、本実施例では、工具や説明書及びスペースが不要で、分解及び組立てが容易となり、ユニットパーツをばらすことによって設置場所の移動も簡単になり、また種々の用途に対応することができるとともに、バリエーションを増やすことができ、利便性の高いユニット式組立て家具を実現することができる。
【0022】
図3は本発明の他の実施例を示す斜視図である。同図の(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、設置場所などに応じて様々な形状の製品とすることができる。
【0023】
すなわち、様々なユニットパーツを組み合わせることによって、部屋のスペースや使用用途に合わせて色々な形に変更可能であり、また様々なユニットパーツを選定でき、色々なパーツを組み合わせることで、自分だけのオリジナル家具となる。
【0024】
また、カラーバリエーションがあるため、設置場所のイメージに合わせて自分なりのコーディネートが可能であり、オプションパーツを追加することによって収納のバリエーションが増え、更にユニットパーツのバリエーションを増やすことによって、商品としてのアイテム数が増える。
【0025】
なお、この他にもテーブル、ワークディスク、チェスト(洋服掛け)、テレビ台、キャビネット(飾り棚)、サイドボード(食器棚)、ブックシェルフ(本棚)、ベンチ(椅子)、あるいはCD、DVD、VIDEOのラックなど、広い用途に対応することができる。
【0026】
なお、上述の各ユニットパーツは、それ自体(単体)でも家具として使用できるものであるが、付属品などを用いることもできる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、分解及び組立てが容易で、設置場所の移動も簡単になり、また種々の用途に対応することができるとともに、バリエーションを増やすことができ、利便性が高いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるユニット式組立て家具の構成を示す断面図
【図2】実施例のジョイントパーツの形状を示す図
【図3】他の実施例の形状を示す斜視図
【符号の説明】
1 ユニットパーツ(家具構成品)
1a 凹部
2 ユニットパーツ(家具構成品)
2a 凹部
3 ユニットパーツ(家具構成品)
3a 凹部
4 ジョイントパーツ(結合部材)
4a 凹み部
Claims (2)
- 複数のユニット化された家具構成品と、これらの家具構成品を結合する結合部材とから成り、前記各家具構成品は各々の外壁の所定位置に円形の凹部を有し、前記結合部材は結合すべき二つの家具構成品の外壁に対応して設けられた前記円形の凹部にそれぞれ嵌合して該二つの家具構成品を隙間なく結合することを特徴とするユニット式組立て家具。
- 前記結合部材は、円柱の外周囲に円弧状の複数の凹み部を有した形状であることを特徴とする請求項1に記載のユニット式組立て家具。
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009125095A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-11 | Kodai Sangyo:Kk | 家具用ユニット、及びこれを用いた自由構成型家具 |
JP2011241566A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Laurel Bank Mach Co Ltd | 重要物管理装置 |
KR101371039B1 (ko) * | 2013-01-24 | 2014-03-10 | 김정태 | 가구 조립모듈 |
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2003
- 2003-02-26 JP JP2003049297A patent/JP3566714B1/ja not_active Expired - Fee Related
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