JP2004253375A - 有機半導体膜の形成方法、及び発光素子の製造方法 - Google Patents
有機半導体膜の形成方法、及び発光素子の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004253375A JP2004253375A JP2004017285A JP2004017285A JP2004253375A JP 2004253375 A JP2004253375 A JP 2004253375A JP 2004017285 A JP2004017285 A JP 2004017285A JP 2004017285 A JP2004017285 A JP 2004017285A JP 2004253375 A JP2004253375 A JP 2004253375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical material
- forming
- organic semiconductor
- predetermined position
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
【解決手段】 有機半導体膜を基板に選択的に形成する方法において、溶媒に溶かされた有機半導体材料を基板にインクジェット法により塗布する工程と、前記溶媒を蒸発させて前記基板に前記有機半導体膜を形成する工程と、を具備することを特徴とする有機半導体膜の形成方法。
【選択図】 図1
Description
また、他例のマトリクス型表示素子の製造方法は、表示基板上の所定位置に選択的に光学材料を配置した構成を有し、前記光学材料は少なくとも前記所定位置に塗布される際には液状であるマトリクス型表示素子の製造方法であって、前記表示基板の上方に、複数の第1のバス配線を形成する工程と、前記液状の光学材料を塗布するための段差を、前記表示基板上の前記所定位置とその周囲との境界部分に形成する工程と、前記段差を利用して前記所定位置に前記液状の光学材料を塗布する工程と、剥離用基板上に、剥離層を介して複数の第2のバス配線を形成する工程と、前記光学材料が塗布された表示基板上に、前記剥離用基板上の前記剥離層から剥離された構造を、前記第1のバス配線と前記第2のバス配線とが交差するように転写する工程と、を備えている。
このようにすることにより、段差を形成する工程の簡略化が可能となると同時に、下地材料へのダメージを軽減しつつ、高低差の大きい段差も容易に形成することが可能となる。
ただし、daは前記液状の光学材料の一回当たりの塗布厚さである。
ただし、Vdは前記光学材料に印加される駆動電圧、dbは前記液状の光学材料の各塗布厚さの和、rは前記液状の光学材料の濃度、Etは前記光学材料の光学特性変化が現れる最少の電界強度(しきい電界強度)である。
ただし、dfは前記光学材料の完成時の厚さである。
ただし、Vdは前記光学材料に印加される駆動電圧、Etは前記光学材料の光学特性変化が現れる最少の電界強度(しきい電界強度)である。
なお、表示基板上の所定位置の親液性をその周囲の親液性よりも相対的に強くする工程としては、所定位置の親液性を強くするか、所定位置の周囲の撥液性を強くするか、若しくはその両方を行うことが考えられる。
このようにすれば、例えば層間絶縁膜表面等の撥液性を容易に強くすることができる。
(1)第1の実施の形態
図1乃至図5は、本発明の第1の実施の形態を示す図であって、この実施の形態は、本発明に係るマトリクス型表示素子及びその製造方法を、EL表示素子を用いたアクティブマトリクス型の表示装置に適用したものである。より具体的には、配線としての走査線、信号線及び共通給電線を利用して、光学材料としての発光材料の塗布を行う例を示している。
da <dr ……(1)
という関係が成立するようにしておくことが望ましい。
Vd /(db ・r)>Et ……(2)
という関係が成立するようにすれば、塗布厚さと駆動電圧との関係が明確化され、有機半導体膜140Bの電気光学効果が発現することが補償される。
df =dr ……(3)
という関係を成立させればよい。
ただし、この場合のdfは、発光素子140全体ではなく、有機半導体膜140Bの完成時の厚さである。
図7は本発明の第2の実施の形態を示す図であって、この実施の形態は、本発明に係るマトリクス型表示素子及びその製造方法を、EL表示素子を用いたパッシブマトリクス型の表示装置に適用したものである。
図8は本発明の第3の実施の形態を示す図であって、この実施の形態も、上記第1の実施の形態と同様に、本発明に係るマトリクス型表示素子及びその製造方法を、EL表示素子を用いたアクティブマトリクス型の表示装置に適用したものである。より具体的には、画素電極141を利用して段差111を形成することにより、高精度のパターニングが行えるようにしたものである。なお、上記実施の形態と同様の構成には、同じ符号を付しておく。また、図8は製造工程の途中を示す断面図であり、その前後は上記第1の実施の形態と略同様であるためその図示及び説明は省略する。
図9は本発明の第4の実施の形態を示す図であって、この実施の形態も、上記第1の実施の形態と同様に、本発明に係るマトリクス型表示素子及びその製造方法を、EL表示素子を用いたアクティブマトリクス型の表示装置に適用したものである。なお、上記実施の形態と同様の構成には、同じ符号を付しておく。また、図9は製造工程の途中を示す断面図であり、その前後は上記第1の実施の形態と略同様であるためその図示及び説明は省略する。
図10は本発明の第6の実施の形態を示す図であって、この実施の形態も、上記第1の実施の形態と同様に、本発明に係るマトリクス型表示素子及びその製造方法を、EL表示素子を用いたアクティブマトリクス型の表示装置に適用したものである。なお、上記実施の形態と同様の構成には、同じ符号を付しておく。また、図10は製造工程の途中を示す断面図であり、その前後は上記第1の実施の形態と略同様であるためその図示及び説明は省略する。
図11は本発明の第6の実施の形態を示す図であって、この実施の形態も、上記第1の実施の形態と同様に、本発明に係るマトリクス型表示素子及びその製造方法を、EL表示素子を用いたアクティブマトリクス型の表示装置に適用したものである。なお、上記実施の形態と同様の構成には、同じ符号を付しておく。また、図11は製造工程の途中を示す断面図であり、その前後は上記第1の実施の形態と略同様であるためその図示及び説明は省略する。
本発明の第7の実施の形態は、断面構造は上記第5の実施の形態で使用した図10と同様であるため、これを用いて説明する。
図12は本発明の第8の実施の形態を示す図であって、この実施の形態も、上記第1の実施の形態と同様に、本発明に係るマトリクス型表示素子及びその製造方法を、EL表示素子を用いたアクティブマトリクス型の表示装置に適用したものである。なお、上記実施の形態と同様の構成には、同じ符号を付しておく。また、図12は製造工程の途中を示す断面図であり、その前後は上記第1の実施の形態と略同様であるためその図示及び説明は省略する。
つまり、図12に示すように、信号線132や共通給電線133を駆動するとともに、図示しないトランジスタを適宜オン・オフすることにより、画素電極141がマイナス電位となり、層間絶縁膜240がプラス電位となる電位分布を形成する。そして、インクジェット方式により、プラスに帯電した液状の光学材料114を所定位置に選択的に塗布する。
囲に流れ出ることをより確実に防止することができるようになる。
また、上記各実施の形態では、光学材料として有機又は無機のELが適用可能であるとして説明したが、これに限定されるものではなく、光学材料は液晶であってもよい。
Claims (7)
- 有機半導体膜を基板に選択的に形成する方法において、
溶媒に溶かされた有機半導体材料を基板にインクジェット法により塗布する工程と、
前記溶媒を蒸発させて前記基板に前記有機半導体膜を形成する工程と、を具備することを特徴とする有機半導体膜の形成方法。 - 請求項1に記載の有機半導体膜の形成方法において、
前記有機半導体材料が、ポリマー前駆体を含むことを特徴とする有機半導体膜の形成方法。 - 請求項1に記載の有機半導体膜の形成方法において、
前記有機半導体材料が、光学材料であることを特徴とする有機半導体膜の形成方法。 - 請求項1に記載の有機半導体膜の形成方法において、
前記有機半導体材料が、シアノポリフェニレンビニレン、ポリフェニレンビニレン、ポリアルキルフェニレン、2,3,6,7−テトラヒドロ−11−オキソ−1H,5H,11H(1)ベンゾピラノ[6,7,8−ij]−キノリジン−10ーカルボン酸、1,1−ビス−(4−N,N−ジトリルアミノフェニル)シクロヘキサン、2−13’,4’−ジヒドロキシフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−1−ベンゾピリリウムパークロレート、トリス(8−ヒドロキシキノリノール)アルミニウム、2,3,6,7−テトラヒドロ−9−メチル−11−オキソ−1H,5H,11H(1)ベンゾピラノ[6,7,8−ij]−キノリジン、アロマティックジアミン誘導体(TDP)、オキシジアゾールダイマー(OXD)、オキシジアゾール誘導体(PBD)、ジスチルアリーレン誘導体(DSA)、キノリノール系金属錯体、ベリリウム−ベンゾキノリノール錯体(Bebq)、トリフェニルアミン誘導体(MTDATA)、ジスチリル誘導体、ピラゾリンダイマー、ルブレン、キナクリドン、トリアゾール誘導体、ポリフェニレン、ポリアルキルフルオレン、ポリアルキルチオフェン、アゾメチン亜鉛錯体、ポリフィリン亜鉛錯体、ベンゾオキサゾール亜鉛錯体、及びフェナントロリンユウロピウム錯体等から選ばれることを特徴とする有機半導体膜の形成方法。 - 発光素子を製造する方法において、
溶媒に溶かされた発光材料を基板にインクジェット法により塗布する工程と、
前記溶媒を蒸発させて前記基板に前記有機半導体膜からなる発光素子を形成する工程と、を具備することを特徴とする発光素子の形成方法。 - 請求項5に記載の有機半導体膜の形成方法において、前記有機半導体材料が、シアノポリフェニレンビニレン、ポリフェニレンビニレン、ポリアルキルフェニレン、2,3,6,7−テトラヒドロ−11−オキソ−1H,5H,11H(1)ベンゾピラノ[6,7,8−ij]−キノリジン−10ーカルボン酸、1,1−ビス−(4−N,N−ジトリルアミノフェニル)シクロヘキサン、2−13’,4’−ジヒドロキシフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−1−ベンゾピリリウムパークロレート、トリス(8−ヒドロキシキノリノール)アルミニウム、2,3,6,7−テトラヒドロ−9−メチル−11−オキソ−1H,5H,11H(1)ベンゾピラノ[6,7,8−ij]−キノリジン、アロマティックジアミン誘導体(TDP)、オキシジアゾールダイマー(OXD)、オキシジアゾール誘導体(PBD)、ジスチルアリーレン誘導体(DSA)、キノリノール系金属錯体、ベリリウム−ベンゾキノリノール錯体(Bebq)、トリフェニルアミン誘導体(MTDATA)、ジスチリル誘導体、ピラゾリンダイマー、ルブレン、キナクリドン、トリアゾール誘導体、ポリフェニレン、ポリアルキルフルオレン、ポリアルキルチオフェン、アゾメチン亜鉛錯体、ポリフィリン亜鉛錯体、ベンゾオキサゾール亜鉛錯体、及びフェナントロリンユウロピウム錯体等から選ばれることを特徴とする発光素子の製造方法。
- 請求項6に記載の発光素子の製造方法において、前記有機半導体膜上に反射電極を形成することを特徴とする発光素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004017285A JP2004253375A (ja) | 1996-09-19 | 2004-01-26 | 有機半導体膜の形成方法、及び発光素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24808796 | 1996-09-19 | ||
JP2004017285A JP2004253375A (ja) | 1996-09-19 | 2004-01-26 | 有機半導体膜の形成方法、及び発光素子の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50681398A Division JP3786427B2 (ja) | 1996-09-19 | 1997-09-18 | 発光装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004253375A true JP2004253375A (ja) | 2004-09-09 |
Family
ID=33031601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004017285A Pending JP2004253375A (ja) | 1996-09-19 | 2004-01-26 | 有機半導体膜の形成方法、及び発光素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004253375A (ja) |
-
2004
- 2004-01-26 JP JP2004017285A patent/JP2004253375A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3786427B2 (ja) | 発光装置の製造方法 | |
US20020075422A1 (en) | Matrix type display device and manufacturing method thereof | |
KR100690526B1 (ko) | 전기 광학 장치 및 전자 기기 | |
JP2006134624A (ja) | 電気光学装置、及び、それを用いた電子機器 | |
JP3858809B2 (ja) | 発光素子の製造方法 | |
KR20090021442A (ko) | 유기전계발광표시장치 및 그 제조방법 | |
JP3770225B2 (ja) | 有機el素子用基板の製造方法 | |
JP3900068B2 (ja) | 発光素子の製造方法 | |
JP3858810B2 (ja) | 発光素子の製造方法 | |
JP3858916B2 (ja) | 発光素子の製造方法 | |
JP4067028B2 (ja) | 光学装置の製造方法 | |
JP4124253B2 (ja) | 発光素子の製造方法 | |
JP4079183B2 (ja) | 発光素子の製造方法 | |
JP2004253375A (ja) | 有機半導体膜の形成方法、及び発光素子の製造方法 | |
KR100524285B1 (ko) | 매트릭스형 발광 장치 | |
JP2007035441A (ja) | 電気光学装置の製造方法、および電気光学装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060728 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060829 |