JP2004252732A - データ共有装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】共通的なサーバを利用することなく、P2P型でデータを共有するデータ共有装置に関する。
【解決手段】自アドレス蓄積手段と、検索応答信号を受信した他のデータ共有装置の情報を蓄積する検索情報蓄積手段と、冗長候補蓄積手段と、冗長情報蓄積手段と、マスターとしてデータを蓄積する自データ蓄積手段と、スレーブとしてデータを蓄積する冗長データ蓄積手段と、処理手段とを有する。冗長候補蓄積手段は、自らがスレーブとなる他のデータ共有装置のアドレスと、スレーブとして他のデータ共有装置のデータを保持している数を示すカウンタと、自らがスレーブとして他のデータ共有装置のデータの保持を示す実施中フラグとを蓄積する。冗長情報蓄積手段は、自らが他のデータ共有装置のスレーブになっていることを示すスレーブフラグと、相手アドレス情報と、相手データ名情報とを蓄積する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有線、無線、固定、移動等による音声、画像、データ等を共有するデータ共有技術、ネットワークワイドなストレージ技術、若しくはデータ通信技術に関し、特に、データ共有装置の間で、データを互いに蓄積し合い、信頼性を向上させ、また、マスターとスレーブの関係を動的に継承することで、マスターのデータ共有装置が不在の場合でもデータを取得することを可能とするものに関する。サーバ設置が厳しいようなメンバー間でのデータ共有システムを提供でき、気軽なデータ共有の機会を提供することができる。
【0002】
【従来の技術】
従来のデータ共有では、センターサーバ的なデータ蓄積装置を配備して、各ユーザがそれぞれ、センターサーバに取得しにいくような形態であった。例えば、分散型データベース管理システムについて、予め決められたマスター装置とスレーブ装置とが、マスター装置故障時に、スレーブ装置が代わって機能を代行するものがある(例えば
【特許文献1】参照)。
【0003】
また、データ記憶部共有装置等について、予め決められたマスター装置とセカンダリ装置とが通信を行う場合、通信が途絶えれば、セカンダリ装置がマスター装置の代わりを行うもので、基本的には、信頼性を向上させるために、センターサーバの予め決められたディスク装置を二重化するなどを行っていた(例えば
【特許文献2】参照)。
【0004】
更に、P2P(Peer to Peer)的にデータを共有する場合もあり、このPEER間の通信確立手段又はルーチング等は既知の技術である(例えば
【特許文献3】参照)。この場合、参加するデータ蓄積装置が不在であれば、所望のデータが取得できなかった。信頼性を向上させるために、センターサーバに置く等の方法が採られていた。しかし、このような従来のデータ共有システムでは、センターサーバ等が必要であり、利用者にとって、センターサーバの設置負担や管理稼動が大きかった。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−272668号公報(特願平7−76157号)
【特許文献2】
特開2001−346181号公報(特願2001−346181号)
【特許文献3】
特開2002−94561号公報(特願2000−284076号)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のデータ共有システムでは、信頼性を確保するために、センターサーバとの融合が必要であった。
【0007】
そこで、本発明は、これらの従来技術の課題を解決し、例えば、少数のメンバーで、PCを持ち寄っただけの状態で、信頼性のあるデータを共有することが可能になるデータ共有システム及び方法を提供することを目的とする。これにより、気軽にデータ共有を行う機会が自然と広がることになるため、ナレッジ共有の活用が大変大きく拡大されることになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、他のデータ共有装置との間で、ネットワークを介して、通信を確立する通信設定手段と、データを送受信する送受信手段とを有し、該データを共有するデータ共有装置に関する。
【0009】
本発明のデータ共有装置によれば、
自アドレス情報を蓄積する自アドレス蓄積手段と、
所望のデータを有する他のデータ共有装置を検索するために、検索信号をブロードキャストし、他のデータ共有装置からの検索応答信号を受信し、その応答したデータ共有装置を示すアドレス情報とデータ名情報とを蓄積する検索情報蓄積手段と、
自らがスレーブとなる他のデータ共有装置のアドレスと、実際にスレーブとして他のデータ共有装置のデータを保持している数を示すカウンタと、自らが実際にスレーブとして他のデータ共有装置のデータを保持していることを示す実施中フラグとを蓄積する冗長候補蓄積手段と、
自らが、他のデータ共有装置のスレーブになっていることを示すスレーブフラグと、相手アドレス情報と、相手データ名情報とを蓄積する冗長情報蓄積手段と、
自らが、マスターとして、データを保持するための自データ蓄積手段と、
他のデータ共有装置が有するデータのスレーブとしてデータを蓄積する冗長データ蓄積手段と、
送受信手段を用いて送受信される制御信号に基づいて蓄積手段に対する処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明のデータ共有装置における他の実施形態によれば、
ブロードキャストフラグと自アドレス情報とを含むスレーブ検索信号を他のデータ共有装置へ送信し、その応答として受信したスレーブ検索応答信号に含まれる相手アドレス情報及びスレーブカウンタを冗長候補蓄積手段に蓄積し、該スレーブカウンタを最小とする他のデータ共有装置をスレーブ候補として選択し、複数の該スレーブ候補が存在する場合、最初に受信した他のデータ共有装置を選択するスレーブ検索手段と、
スレーブ検索信号を受信した際に、冗長候補蓄積手段のスレーブフラグの有効数をカウントし、自アドレス情報と、スレーブ検索信号の相手アドレス情報と、検索結果正常を示す値と、スレーブ候補になっている数とを含むスレーブ検索応答信号を、相手データ共有装置ヘ送信するスレーブ検索応答手段とを更に有することも好ましい。
【0011】
また、本発明のデータ共有装置における他の実施形態によれば、
冗長候補蓄積手段について最小のスレーブ候補数のデータ共有装置を選択し、最小値のものが複数ある場合は、最初に読み取ったデータ共有装置を選択し、自アドレス情報と、選択されたデータ共有装置の相手アドレス情報とを含むスレーブ指示信号を該選択されたデータ共有装置へ送信し、その応答として受信したスレーブ指示応答信号に含まれる処理結果が正常終了を示す値であれば、スレーブ実施中フラグにスレーブ実施中であることを示す値を設定するスレーブ指示手段と、
スレーブ指示信号を受信した際に、冗長情報蓄積手段に、スレーブフラグに実体ファイルを有していることを示す値と、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、取得したデータを示すデータ名情報とを蓄積し、自アドレス情報と、前記スレーブ指示信号を送信した相手データ共有装置の相手アドレス情報と、処理結果正常を示す値とを含むスレーブ指示応答信号を、相手データ共有装置ヘ送信するスレーブ指示応答手段とを更に有することも好ましい。
【0012】
更に、本発明のデータ共有装置における他の実施形態によれば、
自分の所有するデータを他のデータ共有装置に公開するために、自アドレス情報と、公開するデータを示すデータ名情報とを含む公開信号をブロードキャスト送信する公開手段と、
公開信号を受信した際に、該公開信号を送信した相手データ共有装置のアドレス情報と、公開するデータに関するデータ名情報とを、検索情報蓄積手段に蓄積する公開応答手段とを更に有することも好ましい。
【0013】
更に、本発明のデータ共有装置における他の実施形態によれば、
冗長候補蓄積手段についてを検索して、他のスレーブ候補になっているスレーブ候補数が最小のデータ共有装置を選択し、自アドレス情報と、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、公開するデータのデータ名情報を含むスレーブ実行信号を、スレーブ候補の相手データ共有装置ヘ送信するスレーブ実行手段と、
スレーブ実行信号を受信した際に、冗長情報蓄積手段に、スレーブフラグにスレーブ実施中を示す値と、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、受信したデータ名情報とを設定し、受信したデータを冗長データ蓄積手段に蓄積し、自アドレス情報と、スレーブ実行信号を送信した相手データ共有装置のアドレス情報と、処理結果正常を示す値とを含むスレーブ実施応答信号を送信するスレーブ実行応答手段とを更に有することも好ましい。
【0014】
更に、本発明のデータ共有装置における他の実施形態によれば、
検索条件を入力できる入力手段と、検索結果を表示できる出力手段とを更に有しており、
公開されたデータを検索するために、自アドレス情報と、入力手段によって入力された検索条件とを含む検索信号をブロードキャスト送信し、その応答として受信した検索応答信号に含まれる、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、データに関するデータ名情報とを出力手段に表示する検索手段と、
検索信号を受信した際に、該検索信号に含まれる検索条件に基づいて自データ蓄積手段及び冗長データ蓄積手段を検索して、検索条件に合うデータがあれば、自アドレス情報と、検索信号を送信した相手データ共有装置のアドレス情報とを含む検索応答信号を送信し、検索条件に合うデータのデータ名情報と、当該データが自データ蓄積手段に存在する場合は、マスタースレーブフラグにマスタを表す値とを設定し、当該データが冗長データ蓄積手段に存在する場合は、マスタースレーブフラグにスレーブを表す値を設定する検索応答手段とを更に有することも好ましい。
【0015】
更に、本発明のデータ共有装置における他の実施形態によれば、
検索手段によって得られた相手データ共有装置について出力手段に表示されているもののなかから、入力手段を用いた選択操作を行い、相手のデータ共有装置のアドレスなどが出力手段に表示されているもののなかから、適当なものを取得するために、入力手段から、適当なものを選択する操作を実施して、自アドレス情報と、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、データ名情報とを含むデータ要求信号を送信し、その応答として受信したデータ要求応答信号に含まれる実体データを、データ蓄積手段に格納するデータ要求手段と、
データ要求信号を受信した際に、該データ要求信号に含まれるデータ名情報に基づいて自データ蓄積手段及び冗長データ蓄積手段を検索し、該当するデータがあれば、自アドレス情報と、データ要求信号を送信した相手データ共有装置の相手アドレス情報と、処理結果正常を示す値と、実体データとを含むデータ要求応答信号を送信するデータ要求応答手段とを更に有することも好ましい。
【0016】
更に、本発明のデータ共有装置における他の実施形態によれば、
冗長候補蓄積手段から現在実施中のスレーブのデータ共有装置を選択し、スレーブのデータ共有装置へ、自アドレス情報と、スレーブのデータ共有装置の相手アドレス情報と、継承したいデータ名情報とを含む継承指示信号を送信し、その応答として受信した継承指示応答信号に含まれる継承指示結果が正常であれば、データ共有装置の群から離脱する処理に移行する継承指示手段と、
継承指示信号を受信した際に、冗長情報蓄積手段を検索して該当するデータを格納しているかをスレーブフラグに実際に格納している値があった場合、マスタースレーブフラグをマスターを示す値に変更して、冗長候補蓄積手段を検索して、スレーブのデータ共有装置に対して、スレーブになることを指示して、自アドレス情報と、継承指示信号を送信したデータ共有装置の相手アドレス情報と、継承指示結果が正常であることを示す値を含む継承指示応答信号を送信する継承指示応答手段とを更に有することも好ましい。
【0017】
更に、本発明のデータ共有装置における他の実施形態によれば、
データ共有装置の群から離脱した場合、元のように復旧して、他のデータ共有装置と再びデータを共有する状態になる場合、データ共有装置間通信確立手順を行い、自アドレス情報と、スレーブを実施していたデータ共有装置のアドレスと、復旧したいデータ名情報とを含む復旧信号を送信する復旧手段と、
復旧信号を受信した際に、冗長情報蓄積手段を検索して、マスタースレーブフラグがマスターを示し、かつ、該当するデータ名情報があるものに対して、マスタースレーブフラグをスレーブにして、冗長候補蓄積手段を検索し、スレーブ実施中を示す値を有するデータ共有装置を選択し、スレーブ解除を行うスレーブ解除指示手段を行い、自アドレス情報と、相手アドレス情報と、復旧の処理結果正常を示す値と含む復旧応答信号を送信する復旧応答手段とを更に有することも好ましい。
【0018】
更に、本発明のデータ共有装置における他の実施形態によれば、
冗長候補蓄積手段を検索して、スレーブ実施中を示す値を有するデータ共有装置を選択し、自アドレス情報と、スレーブ実施中の相手のデータ共有装置の相手アドレス情報とを含むスレーブ解除指示信号を送信するスレーブ解除指示手段と、
スレーブ解除指示信号を受信した際に、冗長候補蓄積手段を検索して、スレーブ実施中を示す値をスレーブを解除することを示す値に設定して、自アドレス情報と、相手アドレス情報と、処理結果正常を示す値とを含むスレーブ解除指示応答信号を送信するスレーブ解除指示応答手段とを更に有することも好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面により、詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明に関する複数のデータ共有装置からなるシステム構成図である。
【0021】
図1において、1、2、3はデータ共有装置であり、17は網であり、図3で示すデータ共有装置で構成される。当該網における、構成、構成するデータ共有装置の数、データ共有装置間の有線若しくは無線等の伝送媒体は、例示してないが、制限があるものではない。また、14a、15a、16aは伝送媒体であり、無線若しくは有線、常時接続若しくは必要時接続するものであって、制限があるものではない。
【0022】
図2は、図1におけるP2P型のシステム構成図である。
【0023】
図2によれば、図1における網17のデータ共有装置数が3の場合である。例えば、データ共有装置3を利用している利用者3が、データ共有装置3に蓄積しているデータ40αを公開している。利用者3は、公開したデータ40αの信頼性を向上させるために、データ共有装置2をスレーブとして選択する。データ共有装置1を利用している利用者1が、公開されたデータ40αを検索して、データ共有装置3のデータ40αを取得する場合、利用者1P、2P、3Pがデータ40αを共有することを目的に、データ共有装置1、2、3の間の通信を確立する。
【0024】
図3は、図2におけるデータ共有装置の構成図である。
【0025】
図3によれば、データ共有装置3は、他のデータ共有装置との間で、伝送媒体12、13及び16を介してデータを送受信する送受信手段31、32及び33を有する。また、検索条件を入力できる入力手段50と、検索結果を表示できる出力手段51とを有する。また、処理装置34は、送受信手段を用いて送受信される制御信号に基づいて、以下の蓄積エリアに対する処理を行う。
【0026】
また、図3によれば、データ共有装置3は、自アドレス情報を蓄積する自アドレス蓄積エリア35と、ルーチング蓄積エリア36と、検索情報蓄積エリア37と、冗長候補蓄積エリア38と、冗長情報蓄積テーブル39と、自データ蓄積エリア40と、冗長データ蓄積エリア41と、データ蓄積エリア42とを有する。
【0027】
検索情報蓄積エリア37は、所望のデータを有する他のデータ共有装置を検索するために、検索信号をブロードキャストし、他のデータ共有装置からの検索応答信号を受信して、当該検索応答信号から、応答のあったデータ共有装置を示すアドレス情報とデータ名情報とを蓄積する。
【0028】
冗長候補蓄積エリア38は、自らがスレーブとなる他のデータ共有装置のアドレスと、実際にスレーブとして他のデータ共有装置のデータを保持している数を示すカウンタと、自らが実際にスレーブとして他のデータ共有装置のデータを保持していることを示す実施中フラグとを蓄積する。
【0029】
冗長情報蓄積エリア39は、自らが、他のデータ共有装置のスレーブになっていることを示すスレーブフラグと、相手アドレス情報と、相手データ名情報とを蓄積する。
【0030】
自データ蓄積エリア40は、自らが、マスターとして、データを保持する。冗長データ蓄積エリア41は、他のデータ共有装置が有するデータのスレーブとしてデータを蓄積する。
【0031】
図4は、本発明における処理全体を示すフローチャート図である。
【0032】
図4によれば、最初に、PEER間通信設定(1101)を行う。このとき、以前の通信設定を復活させることもできる(1108)。その後、自らのデータのスレーブとなる他のデータ共有装置を検索する(1102)。検索された他のデータ共有装置の中から選択し、その他のデータ共有装置へスレーブ指示信号を送信する(1203)ことにより、データを共有することができる。その上で、データを公開する場合(1104)には、スレーブ実行信号を送信する(1105)。また、データを検索する場合、検索信号を送信し(1106)、所望のデータを取得することもできる(1107)。更に、自らのデータ共有装置を、データ共有装置の群から離脱したり、電源を落として、他のデータ共有装置から見えなくするような場合、その後も、他のデータ共有装置から、公開したデータがスレーブのデータ共有装置から取得できるように、継承指示信号を送信する(1109)こともできる。
【0033】
図5aは、データ共有装置間の回線設定(送信側)を示すフローチャート図である。また、図5bは、通信パケット(PEER間通信設定)の構成図である。
【0034】
図5aによれば、送信側データ共有装置は、タイマを設定した上で、通信設定信号をブロードキャスト送信する(1201a)。ブロードキャストフラグ(101)として“1”を設定し、自アドレス情報(102)と相手アドレス情報(102)とを設定する。また、制御コード(104)として、“通信設定”を示す値が含まれる。通信設定信号の応答として通信設定応答信号を待つ(1202a)。受信した通信設定応答信号に含まれる情報から、ルーチングテーブルを作成する(1203a)。そして、タイムアウトするまで、通信設定応答信号を収集する(1204a)。
【0035】
図5cは、データ共有装置間の回線設定(受信側)を示すフローチャート図である。また、図5dは、通信パケット(PEER間通信設定応答)の構成図である。
【0036】
図5cによれば、受信側データ共有装置は、通信設定信号を受信した際に(1201b)、その通信設定信号を解析して、通信設定応答信号を作成する(1202b)。その通信設定応答信号には、制御コード(104b)として“通信設定応答”を示す値が含まれる。そして、その通信設定応答信号を、送信側データ共有装置へ送信する(1203b)。
【0037】
図5eは、通信パケット(データ送付)の構成図である。図5eによれば、制御コード(154)として“データ送付”を示す値が含まれ、データエリア(156)に実体データが含まれる。
【0038】
図5fは、通信パケット(データ送付応答)の構成図である。図5fによれば、制御コード(154)として“データ送付”を示す値が含まれ、制御応答(155)に“OK”が含まれる。
【0039】
図6aは、スレーブ検索(送信側)を示すフローチャート図である。また、図6bは、通信パケット(スレーブ検索)の構成図である。
【0040】
図6aによれば、スレーブ検索手段を更に有し、送信する際にブロードキャストすることを示すブロードキャストフラグ111と自アドレスを示すエリア112とスレーブ検索を示す制御コード113の格納されたスレーブ検索信号110を生成して、他のデータ共有装置1、2にスレーブ検索信号110を送付して、タイマを設定して、タイマが満了するまで、スレーブ検索信号110へのスレーブ応答信号110bを待ち受け、受信したスレーブ検索応答信号110bを読み取り、冗長候補蓄積エリア38に蓄積して、スレーブ検索応答信号110b上のスレーブカウンタ116bの値の小さいものから順にソートして、最もスレーブカウンタ116bの値が小さいものをスレーブ候補として選択し、候補が複数あった場合は、受信した順番で、もっとも最初に受信したものを選択する。
【0041】
図6cは、スレーブ検索(受信側)を示すフローチャート図である。また、図6dは、通信パケット(スレーブ検索応答)の構成図である。
【0042】
図6cによれば、スレーブ検索応答手段を更に有し、送受信手段31、32、33にて、スレーブ検索信号110を受信したら、冗長候補蓄積エリア38のエントリ数と実施中フラグ38cの有効数をカウントして、何台の他データ共有装置1、2、3のためにスレーブ候補になっているかを調べ、例えば、データ共有装置1、2は、他のスレーブを実施していないので、スレーブになっている数は0を返し、スレーブ検索応答信号110bを生成して、自分のアドレス112bと受信したスレーブ検索信号110から読み取った相手のアドレス113b(図6bではll2)とスレーブ検索応答を示す制御コード114bとスレーブ検索結果が正常にできたことを示す値115bとして、例えば、“OK”の文字とスレーブ候補になっている数116bに0を付与して、スレーブ検索信号110を送付した他のデータ共有装置3ヘスレーブ検索応答信号110bを送付する。
【0043】
図7aは、スレーブ指示を示すフローチャート図である。また、図7bは、通信パケット(スレーブ指示)の構成図である。
【0044】
図7aによれば、スレーブ指示手段を更に有し、冗長候補蓄積エリア39を検索して、例えば、データ共有装置1、2からの応答があった場合、そのデータ共有装置1、2が何個のスレーブになっているかを示すカウンタを調べ、最も小さい値のデータ共有装置を選び、例えば、データ共有装置1、2からの応答として、スレーブになっている数は、双方ともに、0で、データ共有装置1、2からのスレーブ検索応答信号110bを受信した順番として、最初にデータ共有装置1からのスレーブ検索応答信号110bを受信した場合、自分のアドレスエリア35の値を112c付与した自アドレスと、例えば、選択したデータ共有装置3のアドレスと、スレーブ指示を表す制御コード114cを付与したスレーブ指示信号110cを生成して、選択したそのデータ共有装置3へ向けて送付し、その応答であるスレーブ指示応答信号110dを受信して、受信した信号を解析して、スレーブ指示処理が正常に終了したことを示す値として例えば“OK”を確認して、正常に終了したことを示す値“OK”であれば、スレーブ実施中フラグ38cにスレーブ実施中であることを示す値として、例えば“1”を設定する。
【0045】
図7cは、スレーブ指示(応答側)を示すフローチャート図である。また、図7dは、通信パケット(スレーブ指示応答)の構成図である。
【0046】
図7cによれば、スレーブ指示応答手段を更に有し、スレーブ指示信号110cを正常に処理したことを示すために、受信したスレーブ指示信号110cを解析して、冗長情報蓄積エリア39にスレーブフラグ39cに実体ファイルを有していることを示す値として、例えば“2”と相手のデータ共有装置3を示すアドレス39dと、取得したデータを示す例えば、ファイル名などのデータ名情報39eを蓄積して、スレーブ指示応答信号110dを生成して、自分のアドレス112dと受信したスレーブ指示信号110cから取得した相手のデータ共有装置3のアドレス113dとスレーブ指示応答を示す制御コード114dと、スレーブ指示信号を正常に処理したことを示す値として、例えば“OK”の値115dをスレーブ指示応答信号110dに付与して、スレーブ指示信号110cを送付したデータ共有装置3ヘスレーブ指示応答信号110dを送付する。
【0047】
図8aは、公開(送信側)を示すフローチャート図である。また、図8bは、通信パケット(公開)の構成図である。
【0048】
図8aによれば、公開手段を更に有し、データ共有装置3の所有するデータ40αを他のデータ共有装置1、2に公開して、利用してもらうことを目的に、公開信号120を生成して、ブロードキャストすることを示すブロードキャストフラグ121と自分のアドレス122と、公開することを示す制御コード124と公開するデータを示すデータ名情報として、例えば、ファイル名等のデータ名情報126を付与して、送信する。
【0049】
図8cは、公開(受信側)を示すフローチャート図である。
【0050】
図8cによれば、公開応答手段を更に有し、公開信号120を受信して、受信した公開信号120を解析して、公開信号120を送付した相手のデータ共有装置3のアドレス122と公開したデータに関するデータ名情報126を読み取り、検索情報蓄積エリア37に格納する。
【0051】
図9aは、スレーブ実施を示すフローチャート図である。また、図9bは、通信パケット(スレーブ実行)の構成図である。
【0052】
図9aによれば、スレーブ実行手段を更に有し、自分のデータ40αを公開したデータ共有装置3は、データ40αの信頼性を高めるために、予めきめておいたスレーブ候補としてのデータ共有装置にデータ40αを転送するため、冗長候補蓄積エリア38を検索して、他のスレーブ候補になっている個数を表すカウンタ38bを読み取り、最小の値のデータ共有装置3を選び、スレーブ実行信号110gを生成して、自分のアドレス112gと、相手のデータ共有装置のアドレス113gと、スレーブ実行を示す制御コード114gと、データエリア116gに実際の公開するデータ40αを生成したスレーブ実行信号110gに付与して、スレーブ候補の相手のデータ共有装置2ヘスレーブ実行信号110gを送付する。
【0053】
図9cは、スレーブ実施(応答側)を示すフローチャート図である。また、図9dは、通信パケット(スレーブ実行応答)の構成図である。
【0054】
図9cによれば、スレーブ実行応答手段を更に有し、受信したスレーブ実行信号110gを読み取り、冗長情報蓄積エリア39にスレーブフラグ39cにスレーブ実施中を示す値として例えば、“2”を設定し、相手のデータ共有装置3のアドレス39dと、受信したデータ名情報を設定し、受信したデータ40αを冗長データ蓄積エリア41の41βに格納し、スレーブ実施応答信号110hを生成して、自分のアドレス112hとスレーブ実行信号110gを送付した相手のアドレス113hと、制御応答エリア115hスレーブ実施の処理が正常であったことを示す値として例えば“OK”を付与して、スレーブ実施応答信号110hを送付する。
【0055】
図10aは、検索を示すフローチャート図である。また、図10bは、通信パケット(検索)の構成図である。
【0056】
図10aによれば、検索手段を更に有し、例えば、データ共有装置1の利用者1Pが、公開されたデータ40αを検索することを目的に、キーボード等の入力手段50から検索したいデータ40αの例えば“ファイルA”というファイル名などを入力して、検索信号130を生成して、ブロードキャストを示すブロードキャストフラグ131と、自分のアドレス132と、検索を示す制御コード134と検索したいデータ40αの例えば“ファイルA”というようなファイル名などの検索条件データエリア136を付与して、検索信号130を送付して、その応答として、受信した検索応答信号130bを解析して、検索応答信号130bを送付した相手のデータ共有装置1のアドレス133bと、データに関する例えば“ファイルA”などのファイル名などの情報136bと当該データがマスターかスレーブかを示す値137bに例えば、マスターを示す値とを、読み出し、出力手段51に表示する。
【0057】
図10cは、検索(受信側)を示すフローチャート図である。また、図10dは、通信パケット(検索応答)の構成図である。
【0058】
図10cによれば、検索応答手段を更に有し、受信した検索信号130を解析して、データエリア136の例えば、“ファイルA”という検索条件を読み出し、自分のデータ蓄積エリア40と冗長データ蓄積エリア41を検索して、検索条件にあうデータ40αがあれば、検索応答信号130bを生成して、自分のアドレス132bと検索信号130を送付した相手のデータ共有装置1のアドレス133bと、検索応答を示す制御コード134bと、検索条件にあったデータに関するファイル等の情報として、“ファイルA”と当該データが自データ蓄積エリア40にあった場合は、マスタースレーブフラグ137bにマスタをあらわす値を設定して、当該データが冗長データ蓄積エリア41にあった場合は、マスタースレーブフラグにスレーブをあらわす値を設定して、検索応答信号130bを送付する。
【0059】
図11aは、データ要求を示すフローチャート図である。また、図11bは、通信パケット(データ要求)の構成図である。
【0060】
図11aによれば、データ要求手段を更に有し、検索手段によって、得られたデータ40αに関する例えば、“ファイルA”というようなファイル名等の情報と、相手のデータ共有装置3のアドレスなどが出力手段51に表示されているもののなかから、適当なものを取得するために、入力手段50から、適当なものを選択する操作を実施して、データ要求信号140を生成して、自分のアドレス142と相手のデータ共有装置3のアドレス143と、データ要求を示す制御コード144と、データエリア146に例えば“ファイルA”というデータ名等の情報を付与して、データ要求信号140を送付して、送付したデータ要求信号140の応答として、受信したデータ要求応答信号140bを解析して、データエリア146bにある実体データ40αを読み出し、データ蓄積エリア42に格納する。
【0061】
図11cは、データ要求(応答側)を示すフローチャート図である。また、図11dは、通信パケット(データ要求応答)の構成図である。
【0062】
図11cによれば、データ要求応答手段を更に有し、受信したデータ要求信号140を解析して、データエリア146にある例えば“ファイルA”というようなデータ名を読み出し、自データ蓄積エリア40と冗長データ蓄積エリア41を検索して、該当するデータ40αがあれば、データ要求応答信号140bを生成して、自分のアドレス142bと、データ要求信号140を送付した相手のデータ共有装置1のアドレス143bと、データ要求応答を示す制御コード144bと制御応答エリア145bにデータ要求の処理が正常に行われたことを示す値として例えば“OK”と、データエリア146bに実体データ40αを付与して、データ要求応答信号140bを送付する。
【0063】
図12aは、継承指示を示すフローチャート図である。また、図12bは、通信パケット(継承指示)の構成図である。
【0064】
図12aによれば、継承指示手段を更に有し、例えば、データ共有装置3が、みずからがデータ共有装置1、2の群から離脱したり、電源を落として、他のデータ共有装置1、2から見えなくなるような場合、その後も、他のデータ共有装置1、2から、公開したデータ40αがスレーブのデータ共有装置から取得できるようにするために、冗長候補蓄積エリア38から現在実施中のスレーブのデータ共有装置を表す実施中フラグをキーに選択して、例えば、データ共有装置2を選択して、スレーブのデータ共有装置2に、継承指示信号160を生成して、自分のアドレス162と、スレーブのデータ共有装置2のアドレス163とスレーブ指示を示す制御コード164と継承したいデータ名として例えば、“ファイルA”をデータエリア166に付与して、継承指示信号160を送付して、応答としての継承指示応答信号160bを受信して、継承指示が正常処理されていたら、みずからがデータ共有装置1、2の群から離脱したり、電源を落として、他のデータ共有装置1、2から見えなくなるような処理に移行する。
【0065】
図12cは、継承指示(応答側)を示すフローチャート図である。また、図12dは、通信パケット(継承指示応答)の構成図である。
【0066】
図12cによれば、継承指示応答手段を更に有し、受信した継承指示信号160を解析して、データエリア166の例えば、“ファイルA”というデータ名を読み取り、冗長情報蓄積エリア39を検索して該当するデータ40αを格納しているかをスレーブフラグに実際に格納している値があった場合、マスタースレーブフラグ39bをマスターを示す値に変更して、冗長候補蓄積エリア37を検索して、データ共有装置2のスレーブとして、例えば、データ共有装置1に対して、スレーブ指示手段を利用して、スレーブになることを指示して、継承指示応答信号160bを生成して、自分のアドレス162bと継承指示信号160を送付したデータ共有装置3のアドレス163bと、継承指示応答を示す制御コード164bと、継承指示が正常処理されたことを示す値として、例えば“OK”を付与して、継承指示応答信号160bを送付する。
【0067】
図13aは、復旧を示すフローチャート図である。また、図13bは、通信パケット(復旧)の構成図である。
【0068】
図13aによれば、復旧手段を更に有し、例えば、データ共有装置3が、みずからがデータ共有装置1、2の群から離脱したり、電源を落として、他のデータ共有装置1、2から見えなくなるような場合から、もとのように復旧して、他のデータ共有装置1、2から見えるような状態になる場合、データ共有装置1、2、3間通信確立手順を行い、復旧信号170を生成して、自分のアドレス172とスレーブを実施していたデータ共有装置2のアドレス173と復旧を示す制御コード174と、復旧したいデータ名として例えば、“ファイルA”をデータエリア176を付与した復旧信号170を送付する。
【0069】
図13cは、復旧(応答側)を示すフローチャート図である。また、図13dは、通信パケット(復旧応答)の構成図である。更に、図13eは、復旧(応答側のスレーブ候補等)を示すフローチャート図である。
【0070】
図13cによれば、復旧応答手段を更に有し、受信した復旧信号170を解析して、データエリア176の例えば“ファイルA”というデータ名を読み出し、冗長情報蓄積エリア39を検索して、マスタースレーブフラグ39b、39cがマスターを示し、かつ、39eに該当するデータ名“ファイルA”があるものに対して、マスタースレーブフラグ39bをマスターを示す値として、例えば“1”から“0”にして、マスタースレーブフラグ39cをスレーブ示す値として例えば“1”にして、冗長候補蓄積エリア38を検索して、実施中フラグ38cにスレーブ実施中を示す値として、“1”をもつものを選択して、スレーブ解除を行うスレーブ解除指示手段を行い、復旧応答信号170bを生成して、自分のアドレス172bと、相手のアドレス173bと、復旧の処理が正常処理したことを示す値として、例えば、“OK”と付与して、復旧応答信号170bを送付する。
【0071】
図14aは、通信パケット(スレーブ解除)の構成図である。
【0072】
スレーブ解除手段を更に有し、データ共有装置2において、冗長候補蓄積エリア38を検索して、実施中フラグ38cにスレーブ実施中を示す値をもつ、ものを選択して、スレーブ解除指示信号110eを生成して、自分のアドレス112Eと、スレーブ実施中の相手のデータ共有装置2のアドレス113eと、スレーブ解除を示す制御コード115eを付与して、スレーブ解除指示信号110Eを送付する。
【0073】
図14bは、通信パケット(スレーブ解除応答)の構成図である。
【0074】
スレーブ解除指示応答手段を更に有し、受信したスレーブ解除指示信号110eを解析して、冗長候補蓄積エリア38を検索して、実施中フラグ38cをスレーブ実施中を示す値をスレーブを解除することを示す値に設定して、スレーブ解除指示応答信号110fを生成して、自分のアドレス112fと、相手のアドレス113fと、スレーブ解除指示応答を示す制御コード114fと制御応答エリア115fにスレーブ解除指示が正常処理されたことを示す値として、“OK”を付与して、スレーブ解除指示応答信号110Fを送付する。
【0075】
尚、本発明は、前述した本発明の種々の実施形態によれば、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略が、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
【0076】
例えば、前述の実施形態では、ファイルを利用したデータ共有の例を用いているが、本例示以外にも、多様な形式の電子的なナレッジが利用可能である。動・静画像、ソフトウエア等の各種情報を共有することも可能であり、利用者間のデータ通信のアプリケーションを制限するものではない。また、例えば、本例では、データ共有装置1、2、3の3台でのデータ共有を例示し、マスター1台、スレーブ1台で、処理例を示したが、マスター1台にスレーブを複数台で、処理するなど、構成数に制限を与えるものではない。また、本例のデータ共有装置1、2、3それぞれは、CPU及び記憶装置等からなるコンピュータシステムでのプログラムで実装する構成でも、専用の装置を用いた構成とすることでも良い。
【0077】
【発明の効果】
本発明によれば、各データ共有装置で互いにマスターとスレーブの関係を構築してデータを共有し合うので、データ共有システム分野でのコスト削減と手軽なデータ共有を提供でき、かつ、信頼性も確保可能であり、ナレッジ共有の利用者の普及を図ることが可能になる。
【0078】
また、マスターが電源OFFなどで、不在の場合も、スレーブがマスターになり、新しいマスターが、新しいスレーブをつくり、常に、マスターとスレーブで、データを保持することで、データの信頼性を向上させる。これにより、システム全体で中央サーバを持つことなく、P2P的に少数ユーザで、信頼性を確保しながら、データ共有が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する複数のデータ共有装置からなるシステム構成図である。
【図2】図1におけるP2P型のシステム構成図である。
【図3】本発明におけるデータ共有装置の構成図である。
【図4】本発明における処理全体を示すフローチャート図である。
【図5a】データ共有装置間の回線設定(送信側)を示すフローチャート図である。
【図5b】通信パケット(PEER間通信設定)の構成図である。
【図5c】データ共有装置間の回線設定(受信側)を示すフローチャート図である。
【図5d】通信パケット(PEER間通信設定応答)の構成図である。
【図5e】通信パケット(データ送付)の構成図である。
【図5f】通信パケット(データ送付応答)の構成図である。
【図6a】スレーブ検索(送信側)を示すフローチャート図である。
【図6b】通信パケット(スレーブ検索)の構成図である。
【図6c】スレーブ検索(受信側)を示すフローチャート図である。
【図6d】通信パケット(スレーブ検索応答)の構成図である。
【図7a】スレーブ指示を示すフローチャート図である。
【図7b】通信パケット(スレーブ指示)の構成図である。
【図7c】スレーブ指示(応答側)を示すフローチャート図である。
【図7d】通信パケット(スレーブ指示応答)の構成図である。
【図8a】公開(送信側)を示すフローチャート図である。
【図8b】通信パケット(公開)の構成図である。
【図8c】公開(受信側)を示すフローチャート図である。
【図9a】スレーブ実施を示すフローチャート図である。
【図9b】通信パケット(スレーブ実行)の構成図である。
【図9c】スレーブ実施(応答側)を示すフローチャート図である。
【図9d】通信パケット(スレーブ実行応答)の構成図である。
【図10a】検索を示すフローチャート図である。
【図10b】通信パケット(検索)の構成図である。
【図10c】検索(受信側)を示すフローチャート図である。
【図10d】通信パケット(検索応答)の構成図である。
【図11a】データ要求を示すフローチャート図である。
【図11b】通信パケット(データ要求)の構成図である。
【図11c】データ要求(応答側)を示すフローチャート図である。
【図11d】通信パケット(データ要求応答)の構成図である。
【図12a】継承指示を示すフローチャート図である。
【図12b】通信パケット(継承指示)の構成図である。
【図12c】継承指示(応答側)を示すフローチャート図である。
【図12d】通信パケット(継承指示応答)の構成図である。
【図13a】復旧を示すフローチャート図である。
【図13b】通信パケット(復旧)の構成図である。
【図13c】復旧(応答側)を示すフローチャート図である。
【図13d】通信パケット(復旧応答)の構成図である。
【図13e】復旧(応答側のスレーブ候補等)を示すフローチャート図である。
【図14a】通信パケット(スレーブ解除)の構成図である。
【図14b】通信パケット(スレーブ解除応答)の構成図である。
【符号の説明】
1a、2a、3a、1、2、3 データ共有装置
11、12、13、14、15、16、14a、15a、16a 伝送媒体
17 網
31、32、33 送受信手段
34 処理装置
35 自アドレス蓄積エリア
36 ルーチング情報蓄積エリア
36a 相手アドレス
36b 出伝送媒体番号
37 検索情報蓄積エリア
37a 相手アドレス
37b データ名
38 冗長候補蓄積エリア
38a 相手アドレス
38b カウンタ
38c 実施中フラグ
39 冗長情報蓄積エリア
39a 番号
39b マスターフラグ
39c スレーブフラグ
39d 相手アドレス
39e データ名
40 自データ蓄積エリア
40α データ
41 冗長データ蓄積エリア
41β データ
42 データ蓄積エリア
42γ データ

Claims (10)

  1. 他のデータ共有装置との間で、ネットワークを介して、通信を確立する通信設定手段と、データを送受信する送受信手段とを有し、該データを共有するデータ共有装置であって、
    自アドレス情報を蓄積する自アドレス蓄積手段と、
    所望のデータを有する他のデータ共有装置を検索するために、検索信号をブロードキャストし、他のデータ共有装置からの検索応答信号を受信し、その応答したデータ共有装置を示すアドレス情報とデータ名情報とを蓄積する検索情報蓄積手段と、
    自らがスレーブとなる他のデータ共有装置のアドレスと、実際にスレーブとして他のデータ共有装置のデータを保持している数を示すカウンタと、自らが実際にスレーブとして他のデータ共有装置のデータを保持していることを示す実施中フラグとを蓄積する冗長候補蓄積手段と、
    自らが、他のデータ共有装置のスレーブになっていることを示すスレーブフラグと、相手アドレス情報と、相手データ名情報とを蓄積する冗長情報蓄積手段と、
    自らが、マスターとして、データを保持するための自データ蓄積手段と、
    他のデータ共有装置が有するデータのスレーブとしてデータを蓄積する冗長データ蓄積手段と、
    前記送受信手段を用いて送受信される制御信号に基づいて前記蓄積手段に対する処理を行う処理手段と
    を有することを特徴とするデータ共有装置。
  2. ブロードキャストフラグと自アドレス情報とを含むスレーブ検索信号を他のデータ共有装置へ送信し、その応答として受信したスレーブ検索応答信号に含まれる相手アドレス情報及びスレーブカウンタを前記冗長候補蓄積手段に蓄積し、該スレーブカウンタを最小とする前記他のデータ共有装置をスレーブ候補として選択し、複数の該スレーブ候補が存在する場合、最初に受信した前記他のデータ共有装置を選択するスレーブ検索手段と、
    前記スレーブ検索信号を受信した際に、前記冗長候補蓄積手段のスレーブフラグの有効数をカウントし、自アドレス情報と、前記スレーブ検索信号の相手アドレス情報と、検索結果正常を示す値と、スレーブ候補になっている数とを含むスレーブ検索応答信号を、相手データ共有装置ヘ送信するスレーブ検索応答手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載のデータ共有装置。
  3. 前記冗長候補蓄積手段について最小のスレーブ候補数のデータ共有装置を選択し、最小値のものが複数ある場合は、最初に読み取ったデータ共有装置を選択し、自アドレス情報と、選択されたデータ共有装置の相手アドレス情報とを含むスレーブ指示信号を該選択されたデータ共有装置へ送信し、その応答として受信したスレーブ指示応答信号に含まれる処理結果が正常終了を示す値であれば、スレーブ実施中フラグにスレーブ実施中であることを示す値を設定するスレーブ指示手段と、
    前記スレーブ指示信号を受信した際に、前記冗長情報蓄積手段に、スレーブフラグに実体ファイルを有していることを示す値と、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、取得したデータを示すデータ名情報とを蓄積し、自アドレス情報と、前記スレーブ指示信号を送信した相手データ共有装置の相手アドレス情報と、処理結果正常を示す値とを含むスレーブ指示応答信号を、相手データ共有装置ヘ送信するスレーブ指示応答手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ共有装置。
  4. 自分の所有するデータを他のデータ共有装置に公開するために、自アドレス情報と、公開するデータを示すデータ名情報とを含む公開信号をブロードキャスト送信する公開手段と、
    前記公開信号を受信した際に、該公開信号を送信した相手データ共有装置のアドレス情報と、公開するデータに関するデータ名情報とを、前記検索情報蓄積手段に蓄積する公開応答手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ共有装置。
  5. 前記冗長候補蓄積手段を検索して、他のスレーブ候補になっているスレーブ候補数が最小のデータ共有装置を選択し、自アドレス情報と、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、公開するデータのデータ名情報を含むスレーブ実行信号を、スレーブ候補の相手データ共有装置ヘ送信するスレーブ実行手段と、
    前記スレーブ実行信号を受信した際に、前記冗長情報蓄積手段に、スレーブフラグにスレーブ実施中を示す値と、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、受信したデータ名情報とを設定し、受信したデータを前記冗長データ蓄積手段に蓄積し、自アドレス情報と、スレーブ実行信号を送信した相手データ共有装置のアドレス情報と、処理結果正常を示す値とを含むスレーブ実施応答信号を送信するスレーブ実行応答手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ共有装置。
  6. 検索条件を入力できる入力手段と、検索結果を表示できる出力手段とを更に有しており、
    公開されたデータを検索するために、自アドレス情報と、前記入力手段によって入力された検索条件とを含む検索信号をブロードキャスト送信し、その応答として受信した検索応答信号に含まれる、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、データに関するデータ名情報とを前記出力手段に表示する検索手段と、
    前記検索信号を受信した際に、該検索信号に含まれる検索条件に基づいて自データ蓄積手段及び冗長データ蓄積手段を検索して、検索条件に合うデータがあれば、自アドレス情報と、検索信号を送信した相手データ共有装置のアドレス情報とを含む検索応答信号を送信し、検索条件に合うデータのデータ名情報と、当該データが自データ蓄積手段に存在する場合はマスタースレーブフラグにマスタを表す値とを設定し、当該データが冗長データ蓄積手段に存在する場合はマスタースレーブフラグにスレーブを表す値を設定する検索応答手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ共有装置。
  7. 前記検索手段によって得られた相手データ共有装置について前記出力手段に表示されているもののなかから、前記入力手段を用いた選択操作を行い、自アドレス情報と、相手データ共有装置の相手アドレス情報と、データ名情報とを含むデータ要求信号を送信し、その応答として受信したデータ要求応答信号に含まれる実体データを、データ蓄積手段に格納するデータ要求手段と、
    前記データ要求信号を受信した際に、該データ要求信号に含まれるデータ名情報に基づいて自データ蓄積手段及び冗長データ蓄積手段を検索し、該当するデータがあれば、自アドレス情報と、データ要求信号を送信した相手データ共有装置の相手アドレス情報と、処理結果正常を示す値と、実体データとを含むデータ要求応答信号を送信するデータ要求応答手段と
    を更に有することを特徴とする請求項6に記載のデータ共有装置。
  8. 前記冗長候補蓄積手段から現在実施中のスレーブのデータ共有装置を選択し、スレーブのデータ共有装置へ、自アドレス情報と、スレーブのデータ共有装置の相手アドレス情報と、継承したいデータ名情報とを含む継承指示信号を送信し、その応答として受信した継承指示応答信号に含まれる継承指示結果が正常であれば、データ共有装置の群から離脱する処理に移行する継承指示手段と、
    前記継承指示信号を受信した際に、前記冗長情報蓄積手段を検索して該当するデータを格納しているかをスレーブフラグに実際に格納している値があった場合、マスタースレーブフラグをマスターを示す値に変更して、前記冗長候補蓄積手段を検索して、スレーブのデータ共有装置に対して、スレーブになることを指示して、自アドレス情報と、継承指示信号を送信したデータ共有装置の相手アドレス情報と、継承指示結果が正常であることを示す値を含む継承指示応答信号を送信する継承指示応答手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ共有装置。
  9. データ共有装置の群から離脱した場合、元のように復旧して、他のデータ共有装置と再びデータを共有する状態になる場合、データ共有装置間通信確立手順を行い、自アドレス情報と、スレーブを実施していたデータ共有装置のアドレスと、復旧したいデータ名情報とを含む復旧信号を送信する復旧手段と、
    前記復旧信号を受信した際に、前記冗長情報蓄積手段を検索して、マスタースレーブフラグがマスターを示し、かつ、該当するデータ名情報があるものに対して、マスタースレーブフラグをスレーブにして、前記冗長候補蓄積手段を検索し、スレーブ実施中を示す値を有するデータ共有装置を選択し、スレーブ解除を行うスレーブ解除指示手段を行い、自アドレス情報と、相手アドレス情報と、復旧の処理結果正常を示す値と含む復旧応答信号を送信する復旧応答手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のデータ共有装置。
  10. 前記冗長候補蓄積手段を検索して、スレーブ実施中を示す値を有するデータ共有装置を選択し、自アドレス情報と、スレーブ実施中の相手のデータ共有装置の相手アドレス情報とを含むスレーブ解除指示信号を送信するスレーブ解除指示手段と、
    前記スレーブ解除指示信号を受信した際に、前記冗長候補蓄積手段を検索して、スレーブ実施中を示す値をスレーブを解除することを示す値に設定して、自アドレス情報と、相手アドレス情報と、処理結果正常を示す値とを含むスレーブ解除指示応答信号を送信するスレーブ解除指示応答手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のデータ共有装置。
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