JP2004251882A - Storage phosphor screen using no bonding agent equipped with support containing amorphous carbon layer - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
発明の分野
本発明は非晶質炭素(a−C)層を含む支持体を有する結合剤のない燐光体スクリーンに関する。
【0002】
発明の背景
燐光体の良く知られた用途はX線像の生成にある。従来の放射線写真システムではX線写真は対象物を像に従って透過しかついわゆる増感スクリーン(X線変換スクリーン)において対応する強度の光に変換されたX線によって得られ、そこでは燐光体粒子は透過されたX線を吸収し、写真フィルムがX線の直接衝撃に対してより敏感である可視光及び/又は紫外線にそれらを変換する。
【0003】
例えばUS−A 3859527に記載されたX線パターンを記録及び再生する別の方法によれば、光刺激性燐光体として知られる特別なタイプの燐光体が使用され、それはパネル又はスクリーンに混入され、パターンに従って変調されたX線ビームに露光され、その結果としてX線放射線パターンに含まれるエネルギーを一時的に貯蔵する。露光後ある間隔で、可視又は赤外光のビームがパネル又はスクリーンを走査して貯蔵されたエネルギーの光としての放出を刺激する。その光は検出されて逐次電気信号に変換され、その信号は処理されて可視像を生成することができる。この目的のため、燐光体は入射X線エネルギーをできるだけ多い量で貯蔵すべきであり、走査ビームによって刺激されるまで貯蔵されたエネルギーをできるだけ少なく放出すべきである。これは“デジタル放射線写真”又は“コンピュータ放射線写真(CR)”と称される。
【0004】
両方の種類の放射線写真において検査のために与えられる露光量は“光度計”によって調整されることが多い。“光度計”は対象物(患者)を通過する放射線量を測定するための放射計及び放射線写真像形成システム及び予め設定した線量に到達するとすぐに透過放射線源をオフに切り換えるための透過放射線の源に対する接続を含む。かかる光度計を使用するシステムでは十分に測定可能な線量が光度計中の放射計に到達することが重要である。なぜならば光度計に到達する線量が低すぎるとき、透過放射線の源をオフに切り換える再現可能性は像品質の見地からされるべきものではないからである。従って、像形成システムは良好なスピード及び像品質のために必要であるような程度まで透過放射線を吸収するにすぎず、従って−すぐに検査によって指示されかつできるだけ低い患者線量を用いて−放射計は透過放射線の源の再現可能なオフへの切り換えのために十分に高い露光線量によって達成される。
【0005】
実際のセッティングでは“光度計”に到達する放射線の量は対象物、貯蔵燐光体パネル又はスクリーンを含有するカセットの管側及びカセットの裏側による透過放射線の吸収によって決定される。貯蔵燐光体パネル又はスクリーンの吸収は使用される燐光体、燐光体の量及び支持体によって決定される。燐光体層中の吸収が高いほど、放射線写真像形成システムの像品質及びスピードに対して有利であり、従って燐光体層の厚さ(吸収)を増大することが必要であり、これは燐光体層及び支持体の全吸収がほとんど一定のままであるときになされることができるにすぎない。従って、燐光体層の厚さの増加は支持体中の透過放射線の吸収を低下することによって補償されなければならない。特に低いエネルギーの透過放射線が使用される放射線写真技術(例えばマンモグラフィ、一定の非破壊試験用途など)では、燐光体スクリーン又はパネル又はスクリーンの吸収に対する支持体の貢献を無視することができない。
【0006】
支持体による透過放射線の吸収の低下は支持体の厚さを低下すること、低吸収性の支持体を使用することなどによってなされることができる。他方、貯蔵燐光体パネル又はスクリーンの支持体は高い機械的強度、低い脆性を持つべきであり、その上に燐光体を真空蒸着する場合には蒸着中に遭遇される温度に耐えることができるべきである。従って、上で引用したようなしばしば両立しえない特性の間の良好な妥協を与える支持体に対する必要性がなお存在する。
【0007】
発明の目的及び概要
本発明の目的は燐光体の蒸着を適用するときに使用されることができ、かつ高い機械的強度を有する透過放射線の低い吸収を有する支持体を含む貯蔵燐光体パネル又はスクリーンを提供することである。
【0008】
本発明のさらなる目的は燐光体の蒸着を適用するときに使用されることができ、かつ高い機械的強度を有する70keV未満のエネルギーのX線吸収の低い吸収を有する支持体を含む貯蔵燐光体パネル又はスクリーンを提供することであり、そのパネル又はスクリーンはマンモグラフィに使用するために好適なものである。
【0009】
本発明の目的は請求項1に記載された貯蔵燐光体パネル又はスクリーンを提供することによって実現される。本発明の好ましい例についての特別な特徴は従属請求項に開示されている。
【0010】
本発明のさらなる利点及び具体例は以下の記載から明らかになるだろう。
【0011】
図面の簡単な記述
図1は本発明の貯蔵燐光体パネル又はスクリーンの一例を概略的に示す。
図2は本発明の貯蔵燐光体パネル又はスクリーンのさらなる例を概略的に示す。
図3は本発明の貯蔵燐光体パネル又はスクリーンの他例を概略的に示す。
【0012】
発明の詳細な記述
真空での化学蒸着による結合剤のない燐光体スクリーンの製造では、燐光体が蒸着される支持体を約400℃の温度まで加熱することができる。従って、熱安定性支持体の使用が必要である。それゆえ、低い原子番号を有する元素だけを含有する支持体であっても、ポリマー支持体はあまり好適でない。支持体中に非晶質炭素フィルムを含むことは、たとえ貯蔵燐光体層がかなり高い温度で真空蒸着によって適用されたとしても、低いX線吸収を有する支持体上に結合剤のない貯蔵燐光体スクリーンを生成するための見通しを開くことを見出した。本発明に使用するために好適な非晶質炭素フィルムは日本、東京の例えばTokay Carbon Co,LTD,日本、東京のNisshinbo Industriesを通して商業的に入手可能であり、それらは“ガラス状炭素フィルム”、又は“ガラス状炭素”と称されている。
【0013】
本発明による結合剤のない燐光体パネル又はスクリーンでは、非晶質炭素の層の厚さは100μm〜3000μmの範囲であり、500μm〜2000μmの厚さが可撓性、強度及びX線吸収の間の妥協として好ましい。
【0014】
本発明の第一例
本発明の結合剤のない貯蔵燐光体スクリーンでは、貯蔵燐光体層は例えば非晶質炭素フィルム上に貯蔵燐光体を真空蒸着することによって非晶質炭素層に隣接して直接位置されることができ、スクリーンはスクリーンへのさらなる層の追加なしに使用されることができ、これは本発明の貯蔵燐光体スクリーンの極めて簡単な例である。この例は図1に示されており、そこでは支持体(2)上の貯蔵燐光体層(1)は非晶質炭素層(23)に隣接している。
【0015】
本発明の第二例
本発明による貯蔵燐光体スクリーン又はパネルのさらなる例では、燐光体層から離れて面する非晶質炭素層の側でスクリーンに補助層を加えることができる。かかるスクリーンは図2に示されており、そこでは支持体(2)上の燐光体層(1)が概略的に示され、支持体は非晶質炭素層(23)及び補助層(24)を含む。この補助層は非晶質炭素層に積層されるポリマー層であることが好ましい。そうすることによって本発明のパネル又はスクリーンの機械的強度、特に脆性及び可撓性に関するものが増強される。極めて高い機械的強度に対する必要性が特に貯蔵燐光体パネルを利用する放射線写真システムに存在し、そこではパネルに貯蔵されるエネルギーの読み出し中、パネルはカセットから自動的に取り出され、しばしば波状の路を介してリーダを通して動かされ、次いでカセット中に戻される。かかるリーダでは非晶質炭素層上に積層された補助層を有する本発明のスクリーン又はパネルを使用することが極めて有利である。この補助層はいかなる公知のポリマーフィルム、例えばポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、シンタクチックポリスチレンなどであることができる。好ましいポリマーフィルムはポリエステルフィルム、例えばポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルムなどである。補助層(24)の厚さは1μm〜500μmであることができる。かなり薄い非晶質炭素フィルム(例えば400μm)を使用して、それに500μm厚の補助フィルムを積層すること、並びに厚い非晶質炭素フィルム(例えば2000μm厚)を使用して、それに6μm厚の薄いポリマーフィルムを積層することができる。非晶質炭素及びポリマーフィルムの相対的厚さは幅広く変化されることができ、燐光体層の蒸着中の非晶質炭素の必要な物理的強度及びパネルの使用中の必要な可撓性によって支配されるにすぎない。
【0016】
本発明の第三例
例えば2002年6月28日にこれと同時に出願されたヨーロッパ特許出願No.02100763.8では、燐光体層と非晶質炭素層の間に正反射層を加えることはスクリーン又はパネルの像品質とスピードの両方を増強することができることが示されている。また本発明によるパネルでは、かかる正反射補助層の追加は有益であろう。かかる層が追加されるとき、それはそれに衝突する光の少なくとも80%を正反射で反射することが好ましい。より好ましくは前記層は衝突する光の90%を正反射で反射する。かかる層は極めて薄い(厚さ20μm以下、好ましくは10μm以下)金属層であることが好ましい。本発明によるスクリーンまたはパネルでは正反射層が存在するとき、層が薄いアルミニウム層(好ましくは10μm以下、より好ましくは5μm以下の厚さ)であることが好ましい。かかる薄い金属層は極めて腐蝕感受性でありうるので、正反射金属層が本発明のパネル又はスクリーンに存在するとき、この層は反射補助層に到達する水及び/又は湿分を妨げるバリヤー層(さらなる補助層)でカバーされることが好ましい。かかるバリヤー層は公知のいかなる湿分バリヤー層であってもよいが、パリレンの層であることが好ましい。本発明のバリヤー層に使用するために最も好ましいポリマーは真空蒸着された、好ましくは化学的に真空蒸着されたポリ−p−キシリレンフィルムである。ポリ−p−キシリレンは10〜10000の範囲の繰り返し単位を有し、各繰り返し単位は置換されている又はされていない芳香族核基を有する。塩基剤として商標“PARYLENE”の下でUnion Carbide Co.によって販売される商業的に入手可能なジ−p−キシリレン組成物が好ましい。バリヤー層のために好ましい組成物は置換されていない“PARYLENE N”、一塩素置換された“PARYLENE C”、二塩素置換された“PARYLENE D”及び“PARYLENE HT”(“PARYLENE N”の完全にフッ素置換されたタイプ;他の“パリレン”とは反対に、400℃の温度までの耐熱性、耐紫外線性をもつ;耐湿性は“PARYLENE C”の耐湿性とほぼ同じである)である。本発明のパネルにおけるバリヤー層の製造に使用するために最も好ましいポリマーはポリ(p−2−クロロキシリレン)、即ちPARYLENE Cフィルム、ポリ(p−2,6−ジクロロキシリレン)、即ちPARYLENE Dフィルム及び“PARYLENE HT”(PARYLENE Nの完全にフッ素置換されたタイプ)である。本発明のパネル又はスクリーンにおける湿分バリヤー層としてのパリレン層の利点は層の耐熱性であり、パリレン層の耐熱性はそれらが貯蔵燐光体を真空蒸着するために必要な温度に耐えうるようなものである。貯蔵燐光体スクリーンにおけるパリレン層の使用は例えばEP−A 1286362,1286363,1286364及び1286365に開示されている。
【0017】
前述のような本発明の第三例によるスクリーン又はパネル(図3)は燐光体層(1)及び支持体(2)を有し、そこでは支持体は非晶質炭素層(23)及び燐光体と非晶質炭素層の間で非晶質炭素層に隣接する正反射層(22)及び反射層の上のパリレン層(21)を含む。ポリマー層(24)は非晶質炭素層に積層される。本発明による好ましい例では前記反射補助層(22)は0.2μm〜200μmの厚さを有するアルミニウム層である。
【0018】
本発明は下記工程を含む貯蔵燐光体パネルの製造方法をさらに含む:
− 非晶質炭素フィルムを与える;
− 前記非晶質炭素フィルム上に貯蔵燐光体層を真空蒸着する;
− 所望により、前記燐光体によってカバーされない前記非晶質炭素フィルムの側上にポリマーフィルムを積層する。
【0019】
本発明は下記工程を含む貯蔵燐光体パネルの製造方法をさらに含む:
− 非晶質炭素フィルムを与える;
− 前記非晶質炭素フィルム上に正反射層を適用する;
− 前記非晶質炭素フィルム上に貯蔵燐光体層を真空蒸着する;
− 所望により、前記燐光体によってカバーされない前記非晶質炭素フィルムの側上にポリマーフィルムを積層する。
【0020】
本発明は下記工程を含む貯蔵燐光体パネルの製造方法をさらに含む:
− 非晶質炭素フィルムを与える;
− 前記非晶質炭素フィルム上に正反射層を適用する;
− 前記正反射層の上部にパリレン層を化学的に真空蒸着する;
− 前記非晶質炭素フィルム上に貯蔵燐光体層を真空蒸着する;
− 所望により、前記燐光体によってカバーされない前記非晶質炭素フィルムの側上にポリマーフィルムを積層する。
【0021】
本発明のスクリーン又はパネルは燐光体層の上部にいずれかの公知の保護層を含むことができる。使用のために特に好ましいものはEP−A 1286363;1316969及び1316970に開示された保護層である。湿分反発層が前記支持体と前記燐光体層の間に存在する、本発明によるスクリーン又はパネルが有利に使用され、さらに前記燐光体層に隣接して湿分反発層が最外層として被覆される、本発明によるスクリーン又はパネルがより好ましい。特に湿分反発パリレン層を有する前記スクリーン又はパネルが推奨される。前記燐光体層が二つの湿分反発パリレン層の間にサンドイッチされるスクリーン又はパネルは優れた保護を与える。
【0022】
本発明のスクリーン又はパネルは例えばUS−A 5334842及びUS−A 5340661に記載されているように補強縁を有することもできる。
【0023】
本発明のパネル又はスクリーンにおける燐光体層(1)の表面は燐光体層が支持体の縁に到達しないように支持体(2)の表面より小さく作られることができる。かかるスクリーンは例えばEP−A 1286363に開示されている。
【0024】
本発明のパネル又はスクリーンに使用される貯蔵燐光体はアルカリ金属貯蔵燐光体であることが好ましい。かかる燐光体はUS−A 5736069に開示され、下記式に相当する:
M1+X.aM2+X′2bM3+X″3:cZ
式中、M1+はLi,Na,K,Cs及びRbからなる群から選択された少なくとも一つの要素であり、M2+はBe,Mg,Ca,Sr,Ba,Zn,Cd,Cu,Pb及びNiからなる群から選択された少なくとも一つの要素であり、M3+はSc,Y,La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Al,Bi,In及びGaからなる群から選択された少なくとも一つの要素であり、ZはGa1+,Ge2+,Sn2+,Sb3+及びAs3+からなる群から選択された少なくとも一つの要素であり、X,X′及びX″は同じであっても異なってもよく、各々はF,Br,Cl,Iからなる群から選択されたハロゲン原子を表し、0≦a≦1、0≦b≦1及び0<c≦0.2である。
【0025】
本発明のパネル又はスクリーンに使用するために特に好ましい燐光体はCsX:Eu刺激性燐光体であり、XはBr及びClからなる群から選択されたハロゲン化物を表し、その燐光体は下記工程を含む方法によって製造される:
− EuOX′,EuX′2及びEuX′3(但し、X′はF,Cl,Br及びIからなる群から選択された一つの要素である)からなる群から選択されたユーロピウム化合物の10−3〜5mol%と前記CsXを混合する;
− 前記混合物を450℃以上の温度で燃焼する;
− 前記混合物を冷却する;そして
− CsX:Eu燐光体を回収する。
【0026】
かかる燐光体はEP−A 1203394に開示されている。
【0027】
燐光体はEP−A 1113458及びEP−A 1118540に開示された条件下で支持体上に真空蒸着されることが好ましい。
【0028】
好ましい例では本発明によるパネル又はスクリーンは結合剤のない燐光体パネル又はスクリーンであり、そこでは前記燐光体層は針状CsX:Eu燐光体(但し、XはBr及びClからなる群から選択されたハロゲン化物を表す)を含む。
【0029】
本発明は下記工程を含むX線に対象物を露光するための方法をさらに含む:
− 70keV以下のエネルギーを有するX線を放出するために装備されたX線管、及び光度計に到達するX線量に従って前記管をオン及びオフに切り換えるための前記X線管に結合された光度計を含むX線装置を与える;
− 前記X線管と前記光度計の間に対象物を置く;
− 前記対象物と前記光度計の間に本発明による結合剤のない貯蔵燐光体パネル又はスクリーンを置く;及び
− 前記光度計が前記X線管をオフに切り換えるまで前記対象物、前記カセット及び前記光度計を露光するために前記X線管を活性化する。
【0030】
本発明は上述のような方法をさらに含み、そこでは前記X線管は40keV以下のエネルギーを有するX線を放出するために備えられている。
【0031】
本発明のスクリーン又はパネルは低いkeVを有するX線装置が使用されるマンモグラフィ及び特定の非破壊試験用途に使用するために極めて良く適している。
【0032】
部品リスト
1 燐光体層
2 支持体
21 補助層、湿分バリヤー層
22 補助層、正反射層
23 非晶質炭素層
24 補助層、ポリマー層
【0033】
実施例
本発明をその好ましい例と関連して以下に記載するが、本発明をそれらの例に限定することを意図しないことは理解されるだろう。
【0034】
燐光体スクリーン又はパネルを有するX線カセットを、Mo陽極(30μmMo、インターン(intern)フィルタリング及びフィルタリングなしの各々)から28keVのエネルギーを有するX線で露光した。
【0035】
Agfa−Gevaert,Morstel,ベルギーからの商品Mammory Detail R(登録商標)スクリーンを比較用スクリーンとして使用した:そのシステムは(前述の詳細な記述で説明したようにX線露光エネルギーの吸収に対して)“光度計”の使用を認める。スクリーン又はパネルを有する全ての調査されたカセットに対する吸収は前述の比較用スクリーンに対して測定された吸収を超えるべきではない。
【0036】
カセットに到達する10mRのX線量(X線は4cmのポリメチルメタクリレートポリマー層を通過し、さらにカセット底(3mmのポリエチレン)、パネル又はスクリーン(以下で説明するように実験において組成を変化する)及びカセットカバー(4.1mmのポリエチレン)を連続的に通過する)から出発して、“光度計”の許容可能で正確な作用を得るために、患者に対するX線の極めて多い露光を避けるために0.75〜0.85mRの範囲の線量が要求されることが測定された。
【0037】
パネル又はスクリーンでは、CsBr:Eu燐光体層(表1に示すように厚さ(μmで表示)を変化する)を、様々な厚さ(表1にμmで表示)を有する様々な支持体(アルミニウム、a−C“非晶質炭素”、ガラス及び鉄)上に被覆し、“光度計”に到達するX線エネルギー(線量mR)は調査されたパネル又はスクリーンの各々に対して表1にまとめられた。支持体の厚さとして、CsBr:Eu燐光体層の様々な厚さについて、X線がカセットを通過した後に光度計の位置に十分な線量をなお与える厚さを以下の表1に与えた。
【0038】
【表1】
【0039】
表1で得られた結果から、非晶質炭素(a−C)支持体は例えばFe(たった100μmの層厚さに対してでなくても使用のために適さない)及びアルミニウム(100μmの薄い燐光体層に対して800μmまで使用に適する)と比較すると、ほとんど吸収を生じないので優れている:非晶質炭素は最も厚い燐光体層(150μm)であっても光度計の位置に十分な線量を与え、2000μmの厚さは使用のために完全に適している。非晶質炭素は図1に示されたようなガラスと匹敵しうるが、ガラスに対してより優れている。なぜならば非晶質炭素は本発明の燐光体パネル又はスクリーンの製造に適用されるのにずっと適しているからである。
【0040】
本発明の好ましい例を詳細に記載したが、添付の特許請求の範囲に規定された発明の範囲から逸脱せずに多数の変更をその中でなしうることは当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の貯蔵燐光体パネル又はスクリーンの一例を概略的に示す。
【図2】本発明の貯蔵燐光体パネル又はスクリーンのさらなる例を概略的に示す。
【図3】本発明の貯蔵燐光体パネル又はスクリーンの他例を概略的に示す。[0001]
FIELD OF THE INVENTION The present invention relates to binderless phosphor screens having a support comprising an amorphous carbon (a-C) layer.
[0002]
BACKGROUND OF THE INVENTION A well-known application of phosphors is in the production of X-ray images. In conventional radiographic systems, radiographs are obtained by x-rays that have passed image-wise through an object and have been converted in a so-called intensifying screen (X-ray conversion screen) into light of a corresponding intensity, where the phosphor particles are Absorbs transmitted X-rays and converts them into visible and / or ultraviolet light, which photographic films are more sensitive to direct X-ray impact.
[0003]
According to another method of recording and reproducing X-ray patterns, described for example in US-A 3,585,527, a special type of phosphor known as photostimulable phosphor is used, which is mixed into a panel or screen, Exposure to an X-ray beam modulated according to the pattern results in a temporary storage of the energy contained in the X-ray radiation pattern. At some interval after exposure, a beam of visible or infrared light scans the panel or screen to stimulate the emission of stored energy as light. The light is detected and sequentially converted to an electrical signal, which can be processed to produce a visible image. For this purpose, the phosphor should store as much as possible of the incident X-ray energy and emit as little as possible of the stored energy until stimulated by the scanning beam. This is referred to as "digital radiography" or "computer radiography (CR)".
[0004]
The exposure given for inspection in both types of radiography is often adjusted by a "photometer". A "photometer" is a radiometer and radiographic imaging system for measuring the amount of radiation passing through an object (patient) and a penetrating radiation source for switching off the transmitted radiation source as soon as a preset dose is reached. Includes connections to sources. In systems using such photometers, it is important that a sufficiently measurable dose reaches the radiometer in the photometer. This is because the reproducibility of switching off the source of transmitted radiation when the dose reaching the photometer is too low should not be taken from an image quality standpoint. Thus, the imaging system only absorbs the transmitted radiation to the extent necessary for good speed and image quality, and thus-with the immediate indication of the examination and with the lowest possible patient dose- Is achieved with a sufficiently high exposure dose for reproducible switching of the source of transmitted radiation.
[0005]
In a practical setting, the amount of radiation reaching the "photometer" is determined by the absorption of the transmitted radiation by the tube side of the cassette containing the object, storage phosphor panel or screen and the back side of the cassette. The absorption of the storage phosphor panel or screen is determined by the phosphor used, the amount of phosphor and the support. The higher the absorption in the phosphor layer, the better the image quality and speed of the radiographic imaging system, and therefore it is necessary to increase the thickness (absorption) of the phosphor layer, It can only be done when the total absorption of the layers and the support remains almost constant. Therefore, the increase in the thickness of the phosphor layer must be compensated for by reducing the absorption of transmitted radiation in the support. In radiographic techniques, especially where low energy penetrating radiation is used (eg, mammography, certain non-destructive testing applications, etc.), the contribution of the phosphor screen or panel or support to the absorption of the screen cannot be neglected.
[0006]
Reduction of the absorption of transmitted radiation by the support can be achieved by reducing the thickness of the support, using a support with low absorption, and the like. On the other hand, the support of the storage phosphor panel or screen should have high mechanical strength, low brittleness, and should be able to withstand the temperatures encountered during deposition when vacuum depositing the phosphor thereon. It is. Thus, there is still a need for a support that provides a good compromise between often incompatible properties as cited above.
[0007]
OBJECTS AND SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a storage phosphor panel or screen that can be used in applying phosphor deposition and that includes a support having high mechanical strength and low absorption of transmitted radiation. It is to provide.
[0008]
A further object of the present invention is a storage phosphor panel which can be used when applying phosphor deposition and comprises a support having a low mechanical absorption of less than 70 keV and a low absorption of X-rays. Or providing a screen, the panel or screen of which is suitable for use in mammography.
[0009]
The object of the present invention is achieved by providing a storage phosphor panel or screen according to
[0010]
Further advantages and embodiments of the present invention will become apparent from the following description.
[0011]
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 schematically shows an example of a storage phosphor panel or screen of the present invention.
FIG. 2 schematically illustrates a further example of a storage phosphor panel or screen of the present invention.
FIG. 3 schematically illustrates another example of the storage phosphor panel or screen of the present invention.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION In the manufacture of binderless phosphor screens by chemical vapor deposition in vacuum, the support on which the phosphor is deposited can be heated to a temperature of about 400 ° C. Therefore, the use of a heat stable support is necessary. Therefore, polymeric supports are not very suitable, even for supports containing only elements with low atomic numbers. The inclusion of an amorphous carbon film in the support means that the binder-free storage phosphor on the support having low X-ray absorption, even if the storage phosphor layer is applied by vacuum deposition at a rather high temperature. We found that opening the prospects for generating a screen. Amorphous carbon films suitable for use in the present invention are commercially available through Tokyo, Japan, for example, Tokyo Carbon Co, LTD, Nissinbo Industries, Tokyo, Japan; they are "glassy carbon films", Or, it is called "glassy carbon".
[0013]
In a binderless phosphor panel or screen according to the present invention, the thickness of the layer of amorphous carbon ranges from 100 μm to 3000 μm, with a thickness of 500 μm to 2000 μm providing flexibility, strength and X-ray absorption. Preferred as a compromise.
[0014]
First Example of the Invention In the binderless storage phosphor screen of the present invention, the storage phosphor layer is adjacent to the amorphous carbon layer, for example, by vacuum depositing the storage phosphor on an amorphous carbon film. It can be positioned directly and the screen can be used without the addition of further layers to the screen, which is a very simple example of the storage phosphor screen of the present invention. This example is shown in FIG. 1, where the storage phosphor layer (1) on the support (2) is adjacent to the amorphous carbon layer (23).
[0015]
Second Example of the Invention In a further example of a storage phosphor screen or panel according to the invention, an auxiliary layer can be added to the screen on the side of the amorphous carbon layer facing away from the phosphor layer. Such a screen is shown in FIG. 2, where a phosphor layer (1) on a support (2) is schematically shown, the support comprising an amorphous carbon layer (23) and an auxiliary layer (24). including. This auxiliary layer is preferably a polymer layer laminated on the amorphous carbon layer. Doing so enhances the mechanical strength of the panels or screens of the present invention, especially those relating to brittleness and flexibility. The need for extremely high mechanical strength exists especially in radiographic systems that utilize storage phosphor panels, where the panels are automatically removed from the cassette during the readout of the energy stored in the panels, often with wavy paths. Through the reader and then back into the cassette. In such a reader, it is very advantageous to use a screen or panel according to the invention having an auxiliary layer laminated on an amorphous carbon layer. This auxiliary layer can be any known polymer film, such as a polyester film, polyvinyl chloride, polycarbonate, syntactic polystyrene and the like. Preferred polymer films are polyester films, such as polyethylene terephthalate film, polyethylene naphthalate film and the like. The thickness of the auxiliary layer (24) can be 1 μm to 500 μm. Using a very thin amorphous carbon film (eg, 400 μm) and laminating a 500 μm thick auxiliary film onto it, and using a thick amorphous carbon film (eg, 2000 μm thickness) with a 6 μm thin polymer Films can be laminated. The relative thickness of the amorphous carbon and polymer films can be varied widely, depending on the required physical strength of the amorphous carbon during the deposition of the phosphor layer and the required flexibility during use of the panel. It is only dominated.
[0016]
Third Example of the Invention For example, European patent application no. 02100763.8 shows that adding a specular layer between the phosphor layer and the amorphous carbon layer can enhance both image quality and speed of the screen or panel. In addition, in the panel according to the present invention, the addition of such a regular reflection auxiliary layer may be beneficial. When such a layer is added, it preferably reflects at least 80% of the light impinging on it with specular reflection. More preferably, said layer reflects 90% of the impinging light with specular reflection. Such a layer is preferably an extremely thin (less than 20 μm, preferably less than 10 μm) metal layer. When a specular reflection layer is present in the screen or panel according to the invention, it is preferred that the layer is a thin aluminum layer (preferably no more than 10 μm, more preferably no more than 5 μm). Since such thin metal layers can be very corrosion sensitive, when a specular metal layer is present in the panels or screens of the present invention, this layer may be a barrier layer that blocks water and / or moisture from reaching the reflective auxiliary layer. (Auxiliary layer). Such a barrier layer may be any known moisture barrier layer, but is preferably a parylene layer. The most preferred polymer for use in the barrier layer of the present invention is a vacuum deposited, preferably chemically vacuum deposited, poly-p-xylylene film. Poly-p-xylylene has a repeating unit in the range of 10 to 10000, each repeating unit having a substituted or unsubstituted aromatic nucleus group. As a base agent, Union Carbide Co. under the trademark "PARYLENE". Preferred are the commercially available di-p-xylylene compositions sold by R. Preferred compositions for the barrier layer are unsubstituted "PARYLENE N", monochlorinated "PARYLENE C", dichlorinated "PARYLENE D", and "PARYLENE HT"("PARYLENEN"). Fluorine-substituted type, which has heat resistance up to a temperature of 400 ° C. and ultraviolet light resistance as opposed to other “parylene”; moisture resistance is almost the same as that of “PARYLENE C”). The most preferred polymer for use in making the barrier layer in the panels of the present invention is poly (p-2-chloroxylylene), a PARYLENE C film, poly (p-2,6-dichloroxylylene), a PARYLENE D. Film and "PARYLENE HT" (a completely fluorine-substituted type of PALYLENE N). An advantage of the parylene layers as moisture barrier layers in the panels or screens of the present invention is the heat resistance of the layers, such that they can withstand the temperatures required to vacuum deposit the storage phosphor. Things. The use of parylene layers in storage phosphor screens is disclosed, for example, in EP-A 128,362, 128,363, 128,364 and 128,365.
[0017]
A screen or panel according to the third embodiment of the invention as described above (FIG. 3) has a phosphor layer (1) and a support (2), where the support is an amorphous carbon layer (23) and a phosphorescent layer. A specular reflection layer (22) adjacent to the amorphous carbon layer between the body and the amorphous carbon layer and a parylene layer (21) over the reflection layer. The polymer layer (24) is laminated on the amorphous carbon layer. In a preferred embodiment according to the present invention, the reflection auxiliary layer (22) is an aluminum layer having a thickness of 0.2 μm to 200 μm.
[0018]
The present invention further includes a method of manufacturing a storage phosphor panel comprising the following steps:
Providing an amorphous carbon film;
-Vacuum depositing a storage phosphor layer on said amorphous carbon film;
-Optionally laminating a polymer film on the side of the amorphous carbon film not covered by the phosphor.
[0019]
The present invention further includes a method of manufacturing a storage phosphor panel comprising the following steps:
Providing an amorphous carbon film;
-Applying a specular reflection layer on said amorphous carbon film;
-Vacuum depositing a storage phosphor layer on said amorphous carbon film;
-Optionally laminating a polymer film on the side of the amorphous carbon film not covered by the phosphor.
[0020]
The present invention further includes a method of manufacturing a storage phosphor panel comprising the following steps:
Providing an amorphous carbon film;
-Applying a specular reflection layer on said amorphous carbon film;
-Chemically vacuum depositing a parylene layer on top of said specular reflection layer;
-Vacuum depositing a storage phosphor layer on said amorphous carbon film;
-Optionally laminating a polymer film on the side of the amorphous carbon film not covered by the phosphor.
[0021]
The screen or panel of the present invention can include any known protective layer on top of the phosphor layer. Particularly preferred for use are the protective layers disclosed in EP-
[0022]
The screens or panels according to the invention can also have reinforcing edges, for example as described in US-A 5,334,842 and US-A 5,340,661.
[0023]
The surface of the phosphor layer (1) in the panel or screen of the present invention can be made smaller than the surface of the support (2) so that the phosphor layer does not reach the edge of the support. Such a screen is disclosed, for example, in EP-
[0024]
Preferably, the storage phosphor used in the panels or screens of the present invention is an alkali metal storage phosphor. Such phosphors are disclosed in US Pat. No. 5,736,069 and correspond to the following formula:
M 1+ X. aM 2+ X ′ 2 bM 3+ X ″ 3 : cZ
Wherein M 1+ is at least one element selected from the group consisting of Li, Na, K, Cs and Rb, and M 2+ is Be, Mg, Ca, Sr, Ba, Zn, Cd, Cu, Pb and At least one element selected from the group consisting of Ni, wherein M 3+ is Sc, Y, La, Ce, Pr, Nd, Pm, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, Z is at least one element selected from the group consisting of Lu, Al, Bi, In and Ga, and Z is at least one element selected from the group consisting of Ga 1+ , Ge 2+ , Sn 2+ , Sb 3+ and As 3+. X, X ′ and X ″ may be the same or different and each represents a halogen atom selected from the group consisting of F, Br, Cl and I, and 0 ≦ a ≦ 1, 0 ≦ b ≦ 1 and 0 <c ≦ 0. It is.
[0025]
A particularly preferred phosphor for use in the panel or screen of the present invention is a CsX: Eu stimulable phosphor, wherein X represents a halide selected from the group consisting of Br and Cl, wherein the phosphor comprises the following steps: Produced by a method that includes:
- EuOX ', EuX' 2 and EuX '3 (where, X' is F, Cl, an element of one selected from the group consisting of Br and I) 10 of europium compound selected from the group consisting of -3 Mixing the CsX with ~ 5 mol%;
Burning the mixture at a temperature of 450 ° C. or higher;
-Cooling the mixture; and-recovering the CsX: Eu phosphor.
[0026]
Such phosphors are disclosed in EP-A 1203394.
[0027]
Preferably, the phosphor is vacuum deposited on a support under the conditions disclosed in EP-A-111458 and EP-A-1118540.
[0028]
In a preferred embodiment, the panel or screen according to the invention is a binderless phosphor panel or screen, wherein said phosphor layer is a needle-like CsX: Eu phosphor, wherein X is selected from the group consisting of Br and Cl. Represents a halide).
[0029]
The invention further comprises a method for exposing an object to X-rays comprising the following steps:
An X-ray tube equipped to emit X-rays having an energy of 70 keV or less, and a photometer coupled to the X-ray tube for switching the tube on and off according to the X-ray dose reaching the photometer Providing an X-ray device comprising:
Placing an object between the X-ray tube and the photometer;
Placing a binderless storage phosphor panel or screen according to the present invention between the object and the photometer; and- the object, the cassette and the cassette until the photometer switches off the X-ray tube. Activate the X-ray tube to expose the photometer.
[0030]
The invention further comprises a method as described above, wherein said X-ray tube is provided for emitting X-rays having an energy of 40 keV or less.
[0031]
The screens or panels of the present invention are very well suited for use in mammography and certain non-destructive testing applications where low keV X-ray equipment is used.
[0032]
Parts list 1
EXAMPLES While the invention will be described below in connection with preferred embodiments thereof, it will be understood that it is not intended to limit the invention to those embodiments.
[0034]
An X-ray cassette with a phosphor screen or panel was exposed with X-rays having an energy of 28 keV from a Mo anode (30 μmMo, each with intern filtering and no filtering).
[0035]
A Mammory Detail R® screen from Agfa-Gevaert, Morstel, Belgium was used as a comparison screen: the system (for absorption of X-ray exposure energy as described in the detailed description above). The use of a "photometer" is permitted. The absorption for all investigated cassettes with screens or panels should not exceed the absorption measured for the aforementioned comparative screen.
[0036]
An X-ray dose of 10 mR reaching the cassette (X-rays pass through a 4 cm layer of polymethyl methacrylate polymer and further into the cassette bottom (3 mm polyethylene), panel or screen (change composition in experiments as described below) and Starting from the cassette cover (continuously passing through 4.1 mm of polyethylene)), in order to obtain an acceptable and accurate action of the "photometer", 0 It has been determined that doses in the range of .75 to 0.85 mR are required.
[0037]
In the panel or screen, the CsBr: Eu phosphor layer (which varies in thickness (in μm as shown in Table 1) as shown in Table 1) is coated in various supports (in μm in Table 1) The X-ray energy (dose mR) reaching the "photometer" coated on aluminum, a-C "amorphous carbon", glass and iron) is shown in Table 1 for each panel or screen examined. It was put together. The thickness of the support is given in Table 1 below, for various thicknesses of the CsBr: Eu phosphor layer, which still provides a sufficient dose at the photometer location after the X-rays have passed through the cassette.
[0038]
[Table 1]
[0039]
From the results obtained in Table 1, it can be seen that amorphous carbon (a-C) supports are, for example, Fe (not suitable for use if not only for a layer thickness of only 100 μm) and aluminum (100 μm thin). (Suitable for use up to 800 μm for the phosphor layer) because it hardly produces any absorption: amorphous carbon is sufficient for the photometer even with the thickest phosphor layer (150 μm) Given the dose, a thickness of 2000 μm is perfectly suitable for use. Amorphous carbon is comparable to glass as shown in FIG. 1, but is superior to glass. This is because amorphous carbon is much more suitable for being applied in the manufacture of the phosphor panel or screen of the present invention.
[0040]
While the preferred embodiment of the invention has been described in detail, it will be apparent to those skilled in the art that numerous changes may be made therein without departing from the scope of the invention as defined in the appended claims.
[Brief description of the drawings]
[0041]
FIG. 1 schematically illustrates an example of a storage phosphor panel or screen of the present invention.
FIG. 2 schematically illustrates a further example of a storage phosphor panel or screen of the present invention.
FIG. 3 schematically illustrates another example of a storage phosphor panel or screen of the present invention.
Claims (8)
− 70keV以下のエネルギーを有するX線を放出するために備えられたX線管、及び光度計に到達するX線量に従って前記X線管をオン及びオフに切り換えるために前記X線管に結合された光度計を含むX線装置を与える;
− 前記X線管と前記光度計の間に対象物を置く;
− 前記対象物と前記光度計の間に請求項1〜6のいずれか一つに記載の結合剤のない貯蔵燐光体パネル又はスクリーンを置く;
− 前記光度計が前記X線管をオフに切り換えるまで前記対象物、前記カセット及び前記光度計を露光するために前記X線管を活性化する。A method for exposing an object to X-rays, comprising the steps of:
An X-ray tube provided for emitting X-rays having an energy of less than or equal to 70 keV, and coupled to the X-ray tube to switch the X-ray tube on and off according to the X-ray dose reaching the photometer Providing an X-ray device including a photometer;
Placing an object between the X-ray tube and the photometer;
-Placing a binderless storage phosphor panel or screen according to any one of claims 1 to 6 between the object and the photometer;
Activating the X-ray tube to expose the object, the cassette and the photometer until the photometer switches off the X-ray tube.
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Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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- 2003-06-30 JP JP2003188144A patent/JP2004251882A/en active Pending
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