JP2004251550A - Composite cooker - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子レンジ機能とガスオーブン機能を備えた複合加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子レンジ機能とガスオーブン機能を同時使用する場合、電子レンジ機能の高圧回路は高圧トランスを1次側の入力を制御する制御リレーにより断続させて電子レンジの出力制御を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このため電子レンジの出力は常に高圧トランスによって昇圧された一定の電圧によって発生するため電子レンジ機能の出力は一定、かつ最高出力しか得られなかった。よって、従来は電子レンジ機能を用いて得られる最高出力より低い出力を得るためには前記制御リレーを断続させ、擬似的に時間平均出力を下げて制御する必要があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−243094号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、制御リレーを断続させて擬似的に時間平均出力を下げているため、調理物に印加される出力は高圧トランスによって定められた最高出力しか与えることができず、同時使用時に必要な低出力を連続して与えられないため、被調理物の仕上がりが高周波出力が集中する部分では乾燥しすぎ、その他の部分では加熱不足となり調理物の仕上がりにムラができる課題があった。
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、一定の低出力を被調理物に与えることにより複合加熱調理器の電子レンジ機能とガスオーブン機能の同時使用時の調理性能を改善することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、電子レンジ機能とガスオーブン機能とを備えた複合加熱調理器において、電子レンジ機能の高周波出力回路をインバーター化し、同時加熱調理時の電子レンジ機能の高周波出力を自由に設定することができる構成とすることにより、ガスオーブン機能との同時調理時の調理性能を改善する複合加熱調理器が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、電子レンジ機能とガスオーブン機能とを備えた複合加熱調理器において、前記電子レンジ機能と前記ガスオーブン機能を同時使用するとき、前記電子レンジ機能の高周波出力を最高出力以外にも設定可能としたもので、これにより、従来、電子レンジ機能を最高出力で同時調理を行うと、スポンジケーキ等で上面周囲が乾燥しすぎて、でき上がりが悪くなるという不具合を中間出力を設定することにより、ガスオーブンによる表面焼き上げ状態と電子レンジでの内部温度上昇のバランスを取ることができ、ケーキ中央と周囲部のどちらも良好な状態に焼き上げることができる複合加熱調理器を提供できる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、電子レンジ機能とガスオーブン機能とを備えた複合加熱調理器において、前記電子レンジ機能と前記ガスオーブン機能を同時使用するとき、前記電子レンジ機能の高周波出力は最高出力以外にも設定可能とし、前記高周波出力は連続出力か断続出力または、その組み合わせを設定可能とすることにより、スポンジケーキ等の気泡を含む調理には高周波出力を連続出力することで、気泡の膨張を助け、フワッとした仕上がりが得られ、肉じゃが等の煮物調理は断続出力を行うことにより、煮汁が吹きこぼれる寸前まで加熱をすることができるため、調理時間を短縮することができるとともに、断続出力の休止期間中に調理物への煮汁の浸透を促すことができ、よく味が染み込んだ煮物調理を行うことができる複合加熱調理器を提供できる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、電子レンジ機能とガスオーブン機能と前記電子レンジ機能の高周波出力を選択できる出力選択キーを備えた複合加熱調理器において、前記電子レンジ機能と前記ガスオーブン機能を同時使用するとき、前記電子レンジ機能の高周波出力は最高出力を含め複数の中から選択可能としたもので、これにより使用者が調理内容によって自分の好みにあった高周波出力の選択を行うことができることを特徴とした複合加熱調理器を提供できる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、電子レンジ機能とガスオーブン機能と前記電子レンジ機能の高周波出力を選択できる出力選択キーを備えた複合加熱調理器において、前記電子レンジ機能と前記ガスオーブン機能を同時使用するとき、前記電子レンジ機能の高周波出力は連続出力か断続出力または、その組み合わせの複数の中から選択可能としたもので、これにより使用者はスポンジケーキを調理する際は連続出力を選択し、煮物調理をする際は断続出力を選択でき、また、その他の調理メニューでも使用者の好みの高周波出力の選択を行うことができ、きめ細かく調理にあった出力を選ぶことができることを特徴とした複合加熱調理器を提供できる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、電子レンジ機能とガスオーブン機能と前記電子レンジ機能の高周波出力を選択できる出力選択キーを備えた複合加熱調理器において、前記電子レンジ機能と前記ガスオーブン機能を同時使用するとき、前記電子レンジ機能の高周波出力は最高出力を含め複数の中から選択でき、調理途中に変更可能としたもので、これにより例えば、肉じゃがなどの調理を行う際、調理当初はオーブンの加熱と共に高周波出力を高めに与えることにより、被調理物である野菜を芯まで早く火を通すことができ、その後、高周波出力を低く変更して与えることにより、野菜の芯まで味が浸透するのを助け、素早く、かつ調理の仕上がりをよくすることを特徴とした複合加熱調理器を提供することができる。
【0013】
請求項6に記載の発明は、電子レンジ機能とガスオーブン機能と前記電子レンジ機能の高周波出力のパターンを選択できる出力パターン選択キーを備えた複合加熱調理器において、前記電子レンジ機能と前記ガスオーブン機能を同時使用するとき、前記電子レンジ機能の高周波出力は予め定めた複数個のパターンから前記出力パターン選択キーにより選択できるようにしたもので、これにより煮物調理にはその調理量により断続する時間を予め設定した複数段の時間の中から調理にあったパターンを選択できることから、少量から多量までその量に応じたパターンを選択できることにより、調理量に適したパターンを簡単に再現し、調理性能を向上することができることを特徴とした複合加熱調理器を提供できる。
【0014】
請求項7に記載の発明は、電子レンジ機能とガスオーブン機能と調理するメニューを選択できるメニュー選択キーを備えた複合加熱調理器において、前記電子レンジ機能と前記ガスオーブン機能を同時使用するとき、前記電子レンジ機能の高周波出力は前記メニュー選択キーにより選択されたメニューごとに予め定めたパターンを出力するようにしたことにより、焼き豚やビーフシチューなどの塊肉を調理する場合、表面をカリッと焼きあげ、且つ内部をやわらかく調理することと、スポンジケーキやチーズケーキ等のケーキ類をフワッとムラなく調理するための高周波出力のパターンを予め設定することで、メニューに適したパターンを簡単に再現し、調理性能を向上することができることを特徴とした複合加熱調理器を提供できる。
【0015】
請求項8に記載の発明は、予め定めた時間の経過に伴い出力を変化させることを特徴としたことにより、調理初期に肉じゃがを沸騰させるまでの時間を予め設定し、その後煮込み時間を十分味が浸透するぐらいに設定することを自動化することができ、調理最初から最後までそばにいなくても、安心して失敗することなく、調理を行うことができる使い勝手の向上した複合過熱調理器を提供できる。
【0016】
請求項9に記載の発明は、調理庫内の雰囲気または調理物の温度を検出する温度検出手段を備え、前記温度検出手段により検出された温度に伴い出力を変化させることにより、焼き豚の表面が焼きあがる温度までは肉の表面を早く温度上昇させるため強い高周波出力を与え、温度が上昇してからは内部の肉を十分やわらかく加熱するために高周波出力を低く与えるといった、調理の進行度合いに合わせて高周波出力を与えることができ、調理の仕上がり度合いを一定の品質に保つことができる複合加熱調理器を提供することができる。
【0017】
本発明の請求項10にかかるプログラムは、請求項1から請求項9のいずれか1項記載の複合加熱調理器の機能の全てもしくは一部をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
【0018】
そして、プログラムであるので汎用コンピュータなどを用いて本発明の一部あるいはすべてを容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施例は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0020】
(実施例1)
図1は本発明の実施例における複合加熱調理器の概観図である。
【0021】
複合加熱調理器は、温度を検出する庫内温度センサー1(温度検出手段)を備えた調理庫2と、調理庫2を燃焼熱にて加熱するガスオーブン機能を果たすオーブンバーナー3(オーブン機能)を備える。前記オーブンバーナー3は、家庭内ガス配管と接続されたガス管4より供給されるガスを断続する電磁弁5を備えたガスコック6を通りガスが供給される。
【0022】
そして、点火器7の放電によりオーブンバーナー3は点火する。本実施例では、オーブンバーナー3が燃焼して発生する熱気を循環ファン8で調理庫2内に循環送風するガスコンベクションオーブンを例示する。
【0023】
次に、マグネトロン9(電子レンジ機能)はインバーター回路10により電力を供給することにより、発振して高周波を発生する。そして、マグネトロン9の発生する高周波を図示されていない導波管を通って、庫内調理物に印加し加熱調理を行う。前記マグネトロン9およびインバーター回路10の高周波発生時の発熱を冷却する冷却ファン11がある。
【0024】
前記オーブンバーナー3の燃焼制御及び電子レンジ機能を果たすマグネトロン9の高周波出力の制御は制御基板12によって行われる。また、使用者の操作を前記制御基板12に入力し、設定状態や調理状態を表示する操作部ユニット13を備えて構成されている。
【0025】
前記操作部ユニット13には、図2に示すように、選択中のモードや庫内温度表示、調理タイマーの残り時間表示を行う表示部14、スタートキー15、取消キー16を有し、さらに操作シート部が設けられている。
【0026】
前記操作シート部の詳細図を図3に示す。操作シート部はオーブン機能選択キー17、オーブン予熱選択キー18、オーブンの設定温度を入力する温度調節キー19、20、電子レンジ機能選択キー21、同時調理機能選択キー22、23のキーを有する。また、前記操作部ユニット13には調理時間を設定するロータリーエンコーダー24が設けられている。
【0027】
前記表示部14はオーブン機能、電子レンジ機能、同時調理機能の調理モードを表示することが可能で、そのほかに庫内温度を表示し、調理の残り時間を表示できる。
【0028】
本実施例では表示部14はドットマトリクス型の液晶表示管パネルを採用するが、パターン型の液晶表示パネルや、蛍光表示管、LED等他の表示方式でも上記情報を表示することが可能であり、これらの表示方式を代替として使用してもよい。
【0029】
以上のように構成された複合加熱調理器において、同時調理機能を選択するには同時調理機能選択キー22または23を入力する。本実施例では同時調理機能は二種類選択可能とし、それぞれ同時調理1キーを22、同時調理2キーを23とする。ただし、同時調理機能選択は一種類でもよくまた三種類以上の複数でもよい。この場合、同時調理の選択をひとつのボタンで入力することも可能であり、また矢印キーなどで順番に選択する方式を採ってもよい。また、同時調理を設定する方法は専用のキーを持たなくてもよく、オーブン機能選択キーと電子レンジ機能選択キーを同時の選択すれば同時調理モードに設定されるようになっていてもよい。
【0030】
この場合、電子レンジ機能選択キー21を複数回入力することにより、同時調理機能を複数選択できる構成とすることも可能である。
【0031】
次に、ガスオーブンの調理に必要な温度を温度調節キー19、20を使用して調理に適切な温度を設定する。選択された同時調理のモードは表示部14に表示される。調理に必要な調理時間をロータリーエンコーダー24を回転させて入力する。
【0032】
スタートキー15を押すと、調理を開始し入力された時間、燃焼が継続すると同時に選択された高周波出力を調理物に与える。
【0033】
高周波出力の発生は、前記インバーター回路10に前記制御基板12に存在するマイクロコンピューターによって制御信号を与える。この制御信号は一定のパルス矩形波であり、この矩形波のON時間をPWM制御することにより、インバーター回路10に形成されたスイッチング素子をドライブする。制御信号がHighの時スイッチング素子はONになり、インバーター回路10は制御信号に共振し、マグネトロン9にパワーが供給される。このため、前記制御信号をPWM制御することで、自在にマグネトロン9に供給されるパワーを変えることができる。本実施例では制御信号の矩形波の周期は4.5msecとしている。
【0034】
図4には、前記同時調理1キー22を選択したときの複合加熱調理器の高周波出力及びガスオーブン、オーブン循環ファン動作のタイミングチャートを示す。インバーター回路の制御信号をPWM制御することにより300Wの高周波出力を連続して発生することができる。300Wを発生するには前記制御信号のPWM制御のON時間は矩形波の33%に設定する。
【0035】
図5は、同じく同時調理2キー23を選択したときのタイミングチャートである。インバーター回路10に制御基板12から与える制御信号を断続させることにより、高周波出力の断続発生を行っている。この時の断続時間は、20秒ON、60秒OFFであり、ON時の高周波出力は300Wに制御されている。この断続制御により75W相当の出力を行っている。
【0036】
前記のように動作する複合加熱調理器を提供することにより、同時調理1キーを選択した場合、従来のように高圧トランスと高圧コンデンサの組み合わせでは一定の高周波出力しか設定できず、決定される最高出力を断続して同時調理を行うと、スポンジケーキ等で上面周囲が乾燥しすぎて出来上がりが悪くなるという不具合は、中間出力を連続出力することにより、オーブンによる表面焼き上げ状態と電子レンジでの内部温度上昇のバランスを取ることができ、ケーキ中央と周囲部のどちらも良好な状態に焼き上げることができ調理性能の向上が得られる。
【0037】
また、同時調理2キーも選択可能とすることで、スポンジケーキ等の気泡を含む調理には同時調理1キーを選択することにより300Wの高周波出力を連続出力し、気泡の膨張を助け、フワッとした仕上がりを得られ、肉じゃが等の煮物調理は同時調理2キーを選択することで断続出力を行うことにより、煮汁が吹きこぼれる寸前まで加熱をすることができるため、調理時間を短縮することができるとともに、断続出力の休止期間中に調理物への煮汁の浸透を促すことができ、よく味が染み込んだ煮物調理を行うことができる効果を得られる複合加熱調理器を提供することができる。
【0038】
よって、従来の断続出力の利点と本発明の連続出力の利点を併せ持った、調理性能の向上した複合加熱調理器が提供でき、従来の課題を解決できた。
【0039】
(実施例2)
実施例1における操作シート部を、図6に示すように構成する。他の部分の構成については実施例1に準ずるものとする。
【0040】
すなわち、操作部ユニット13は選択中のモードや庫内温度表示、調理タイマーの残り時間表示を行う表示部14、スタートキー15、取消キー16を有し、操作シート部はオーブン機能選択キー17、オーブン予熱選択キー18、オーブンの設定温度を入力する温度調節キー19、20、電子レンジ機能選択キー21、電子レンジ出力選択キー25、同時調理機能選択キー26、調理する料理の種類を調理モードの設定入力を行う調理メニュー選択キー27らのキーが設けられている。
【0041】
前記操作部ユニット13には、調理時間を設定するロータリーエンコーダー24が設けられている。前記表示部14は、オーブン機能、電子レンジ機能、同時調理機能の調理モードを表示することが可能で、その他に庫内温度を表示し、調理の残り時間を表示できる。本実施例では表示部14はドットマトリクス型の液晶表示管パネルを採用する。
【0042】
以上のように構成された複合加熱調理器において、同時調理機能を選択するには同時調理機能選択キー22を入力する。ただし、実施例1にも示したとおり、同時調理機能は専用のキーで設定する以外に、オーブン機能キーと電子レンジ機能キーの組み合わせによって設定する方法も考えられ、この内容で構成した器具も本発明の範囲である。ガスオーブンの調理に必要な温度を温度調節キー19、20を使用して調理に適切な温度を設定する。
【0043】
さらに、電子レンジ出力選択キー25を入力すると、図7に示すように高周波出力の設定が700W、300W、150W、100W、50W、断続パターン1、断続パターン2と順番に選択され、選択された高周波出力の設定は表示部14に表示される。調理に必要な高周波出力を選択し、その後、調理時間をロータリーエンコーダー24を回転させて入力する。
【0044】
スタートキー15を押すと、調理を開始し、入力された時間、燃焼が継続すると同時に選択された高周波出力を調理物に与える。
【0045】
図9から図13に選択できる高周波出力のタイミングチャートを示す。
【0046】
図9は本実施例における高周波出力の最高設定状態で、700Wの高周波出力が連続して発生している。700Wを発生するには前記制御信号のPWM制御のON時間は矩形波の53%に設定する。
【0047】
図10は本発明において、インバーター回路10に制御基板12から与える制御信号のPWM制御のON時間を短くすることにより、100Wの高周波出力を連続して発生することができる。実際にはON時間は矩形波の23%に設定を行う。
【0048】
図11は同様に50Wの高周波出力を連続して発生することができる。実際にはON時間は矩形波の20.5%に設定を行う。
【0049】
また、図示してはいないが、設定可能な300W、150Wもそれぞれ前記PWM制御のON時間を変更することで、設定した出力を得ることができる。300WはON時間を矩形波の33%、150Wは25.5%に設定している。
【0050】
図12は断続パターン1のタイミングチャートを示したものであり、高周波出力は300Wを発生しているが、その発生は断続しており、時間的には5秒ON、5秒OFFとなっている。これはインバーター制御信号を制御基板12のマイクロコンピューターで制御し、5秒ON、5秒OFFのタイミングで信号を発信し実現している。このとき300Wを設定しているため、5秒ON時のPWM矩形波のON時間は33%である。
【0051】
図13は断続パターン2のタイミングチャートを示したものであり、高周波出力は100Wを発生し、断続した出力を行う。前記断続パターン1と同様に断続時間は5秒ON、5秒OFFである。このときのPWM矩形波のON時間は23%である。なお、高周波出力選択キーは調理途中であっても受付可能であり、使用者は自由に高周波出力を変更できる。
【0052】
前記のように動作する複合加熱調理器を提供することにより、前記高周波出力選択キーにより使用者は調理内容によって自分の好みにあった高周波出力の選択を行うことができる。
【0053】
たとえば、スポンジケーキを調理する際は300Wの連続出力を選択し、煮物調理をする際は断続出力2を選択できる。また、その他の調理メニューでも使用者の好みにより高周波出力の選択を行うことができ、きめ細かく調理にあった出力を選ぶことができる。
【0054】
また、肉じゃがを調理する際は、調理開始当初は300Wを数分選択することでオーブンの加熱と共に、高周波出力を高めに与えることにより、被調理物である野菜を芯まで早く火を通すことができ、その後、断続パターン2に変更することで、高周波出力を低く変更して野菜の芯まで味が浸透するのを助け、素早く、かつ調理の仕上がりをよくすることができ、使用者が調理の特性に合った加熱状態を選ぶことができる。
【0055】
煮物調理には、その調理量により断続する時間を複数個予め設定して、調理にあったパターンを選択できることから、少量から多量までその量に応じたパターンを選択できる。たとえば、600gの煮物調理をする場合には断続パターン1を選び、200gの煮物調理をする場合には断続パターン1を選択するなど、調理量に適したパターンを簡単に再現し調理性能を向上することができる。
【0056】
他には、同じ調理物の量でも具の大きさが大きいものには、中まで柔らかくするために150Wの連続を選択し、具が小さいものは50Wの連続を選択することで、調理物の状態に合わせたパターンを選択することもできる。
【0057】
本実施例では出力のパターンは、連続または断続のみとなっているが、図14に示すように階段状に変化するパターンや、図15に示すようにのこぎり状に変化するパターンも考えられる。
【0058】
また、焼き豚やビーフシチューなどの塊肉を調理する肉料理の場合、表面をカリッと焼きあげ、且つ内部をやわらかく調理することが望ましい。また、スポンジケーキやチーズケーキ等のケーキ類をフワッとムラなく調理するための高周波出力のパターンを予め設定することで、メニューに適したパターンを簡単に再現し調理性能を向上することができ、調理に合わせて独自のパターンを設定するのも本発明の範囲である。
【0059】
操作部シートの調理メニュー選択キー27を入力すると、図8に示すように調理メニューの設定がケーキ、肉料理、煮物、シチュー、茶碗蒸しと順番に選択され、選択された調理メニューの設定は表示部14に表示される。調理毎にパターンを作成する際、たとえば、肉じゃが等の煮物調理の場合、調理初期に水分を沸騰させるまでの時間を予め設定し、その後、煮込み時間を十分味が浸透するぐらいに設定することを自動化することができる。具体的には図16に示すように、水分量が1L程度であれば具を含め約6分間で水分が沸騰する。そのため、調理開始から6分間は高周波出力も最大値700Wを設定し、味が染み込むまでの煮込み時間は凡そ30分程度であり、この間は煮込みに適した断続出力を設定するように予めパターンを作成しておき、前記出力選択手段によって選択可能としておくことにより、調理最初から最後までそばにいなくても、安心して失敗することなく、美味しく、早く調理を行うことができる。
【0060】
また、庫内の温度から間接的に調理物の温度を測定する庫内温度センサー1により、肉料理などの焼き物調理の場合、焼き豚の表面が焼きあがる温度までは肉の表面を早く温度上昇させるため強い高周波出力を与え、温度が上昇してからは内部の肉を十分やわらかく加熱するために高周波出力を低く与えるといった、調理の進行度合いに合わせて高周波出力を与えることで、調理の仕上がり度合いを一定の品質に保つことができる。具体的には図17に示すように、焼き豚の表面が焼きあがる温度は約250℃であり、それまでは表面を早く焼き上げるため700Wの出力を設定し、庫内温度センサーが250℃に到達すると、高周波出力を内部まで火が通る100Wに変更して、最後まで焼き上げるといった方法がある。
【0061】
なお、庫内の調理物の温度は直接測定しても、間接に測定してもよく、たとえば庫内赤外線センサーを使って調理物の温度を測定することもできる。
【0062】
また、前記例以外の調理でも、調理に合わせた様々な出力パターンが考えられる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、電子レンジ機能とガスオーブン機能とを備えた複合加熱調理器において、電子レンジ機能の高周波出力を調整して、電子レンジ機能とガスオーブン機能の同時使用時の調理性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における複合加熱調理器の構成図
【図2】同複合加熱調理器の操作部ユニットを示す図
【図3】実施例1における操作シート部の詳細図
【図4】実施例1における同時調理1のタイムチャート
【図5】実施例1における同時調理2のタイムチャート
【図6】実施例2における操作シート部の詳細図
【図7】実施例2における電子レンジ出力選択キーの動作フローチャート
【図8】実施例2におけるメニュー選択キーの動作フローチャート
【図9】実施例2における700W出力のタイムチャート
【図10】実施例2における100W出力のタイムチャート
【図11】実施例2における50W出力のタイムチャート
【図12】実施例2における断続パターン1のタイムチャート
【図13】実施例2における断続パターン2のタイムチャート
【図14】実施例2における階段状に変化するパターンのタイムチャート
【図15】実施例2におけるのこぎり状に変化するパターンのタイムチャート
【図16】実施例2における時間により変化するパターンのタイムチャート
【図17】実施例2における温度により変化するパターンのタイムチャート
【符号の説明】
1 庫内温度センサー(温度検出手段)
2 調理庫
3 オーブンバーナー(オーブン機能)
9 マグネトロン(電子レンジ機能)
10 インバーター回路
12 制御機能
13 操作部ユニット
21 電子レンジ機能選択キー
22 同時調理1選択キー
23 同時調理2選択キー
25 電子レンジ出力選択キー
26 同時調理機能選択キー
27 調理メニュー選択キー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a combined cooking device having a microwave oven function and a gas oven function.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when the microwave oven function and the gas oven function are used simultaneously, the high voltage circuit of the microwave oven function controls the output of the microwave oven by intermittently connecting a high voltage transformer by a control relay for controlling an input on the primary side (for example, And Patent Document 1).
[0003]
Therefore, the output of the microwave oven is always generated by a constant voltage boosted by the high-voltage transformer, so that the output of the microwave oven function is constant and only the maximum output is obtained. Therefore, conventionally, in order to obtain an output lower than the maximum output obtained by using the microwave oven function, it is necessary to control the control relay by intermittently reducing the time average output.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-9-243094
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional configuration, the control relay is intermittently turned on and the time average output is reduced in a pseudo manner, so that the output applied to the food can only give the maximum output determined by the high voltage transformer, and the Sometimes, the required low output cannot be continuously provided, so that the finish of the object to be cooked is too dry in a portion where high-frequency output is concentrated, and there is a problem that heating is insufficient in other portions and the finish of the cooked product may be uneven. .
[0006]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned conventional problems, and to improve cooking performance when a microwave oven function and a gas oven function of a combined heating cooker are used at the same time by giving a constant low output to an object to be cooked. And
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides a combined cooking device having a microwave oven function and a gas oven function, in which a high frequency output circuit of the microwave oven function is converted to an inverter, and a high frequency output of the microwave oven function at the time of simultaneous heating cooking. Can be freely set, thereby obtaining a combined heating cooker that improves the cooking performance at the same time as the simultaneous cooking with the gas oven function.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The invention according to
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the combined cooking device having a microwave oven function and a gas oven function, when the microwave oven function and the gas oven function are used simultaneously, the high frequency output of the microwave oven function is the highest. It is possible to set other than the output, and the high-frequency output can be set to a continuous output or an intermittent output or a combination thereof. By helping expansion, a fluffy finish is obtained, and cooking of stewed meat and other potatoes can be heated to the point just before the broth spills by performing intermittent output, so cooking time can be shortened and intermittent Combined heating that can promote the penetration of the broth into the food during the suspension period of output, and can cook the boiled food with a good taste It is possible to provide a physical device.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the combined cooking device having a microwave oven function, a gas oven function, and an output selection key capable of selecting a high-frequency output of the microwave oven function, the microwave oven function and the gas oven function are simultaneously performed. When using, the high frequency output of the microwave oven function can be selected from a plurality of, including the maximum output, so that the user can select the high frequency output that suits his preference according to the cooking content The composite cooking device characterized by the above can be provided.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the combined cooking device having a microwave oven function, a gas oven function, and an output selection key capable of selecting a high frequency output of the microwave oven function, the microwave oven function and the gas oven function are simultaneously performed. When used, the high-frequency output of the microwave oven function can be selected from continuous output or intermittent output or a plurality of combinations thereof, whereby the user selects continuous output when cooking sponge cake. When cooking boiled food, you can select the intermittent output, and you can also select the user's favorite high frequency output in other cooking menus, you can select the output that is finely suited to cooking A composite cooking device can be provided.
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, in the combined cooking device having a microwave oven function, a gas oven function, and an output selection key capable of selecting a high-frequency output of the microwave oven function, the microwave oven function and the gas oven function are simultaneously performed. When used, the high-frequency output of the microwave oven function can be selected from among a plurality including the maximum output, and can be changed during cooking, for example, when cooking meat and potatoes, for example, when cooking, the oven at the beginning of cooking By applying high-frequency output with heating, vegetables that are to be cooked can be quickly cooked to the core, and then, by changing the high-frequency output to a lower level, the flavor penetrates to the core of the vegetables. The present invention can provide a combined cooking device characterized by assisting cooking and improving the finish of cooking quickly.
[0013]
The invention according to
[0014]
The invention according to claim 7 is a combined heating cooker provided with a menu selection key capable of selecting a menu for cooking with a microwave oven function and a gas oven function, and when the microwave oven function and the gas oven function are used simultaneously, The high frequency output of the microwave function outputs a predetermined pattern for each menu selected by the menu selection key, so that when cooking bulk meat such as baked pork or beef stew, the surface is crisp. It is easy to reproduce the pattern suitable for the menu by setting the high frequency output pattern to cook the cakes such as sponge cake and cheese cake without unevenness in advance, and to cook the inside softly. In addition, it is possible to provide a composite heating cooker characterized in that cooking performance can be improved.
[0015]
The invention according to claim 8 is characterized in that the output is changed with the elapse of a predetermined time, so that the time until the meat and potatoes are boiled at the beginning of cooking is set in advance, and then the cooking time is sufficiently reduced. It provides an easy-to-use composite overheating cooker that can automate the setting so that it can penetrate and can cook without worrying about failure even if you are not near from the beginning to the end of cooking it can.
[0016]
The invention according to claim 9 includes temperature detecting means for detecting the atmosphere in the cooking chamber or the temperature of the food, and changing the output in accordance with the temperature detected by the temperature detecting means, so that the surface of the baked pork is reduced. According to the degree of cooking, the high-frequency output is given to raise the temperature of the meat surface quickly until the temperature rises, and the high-frequency output is given low to heat the meat inside sufficiently after the temperature rises. To provide a composite heating cooker that can provide a high-frequency output and maintain a finished degree of cooking at a constant quality.
[0017]
A program according to a tenth aspect of the present invention is a program for causing a computer to realize all or a part of the functions of the combined cooking device according to any one of the first to ninth aspects.
[0018]
And since it is a program, a part or all of the present invention can be easily realized using a general-purpose computer or the like. Further, by recording the program on a recording medium or distributing the program using a communication line, distribution and installation of the program can be simplified.
[0019]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. It should be noted that the embodiments described below are examples embodying the present invention, and do not limit the technical scope of the present invention.
[0020]
(Example 1)
FIG. 1 is a schematic view of a combined cooking device according to an embodiment of the present invention.
[0021]
The combined heating cooker includes a
[0022]
Then, the oven burner 3 is ignited by the discharge of the igniter 7. In the present embodiment, a gas convection oven in which hot air generated by combustion of the oven burner 3 is circulated and blown into the
[0023]
Next, the magnetron 9 (microwave oven function) oscillates and generates a high frequency by supplying power from the
[0024]
The
[0025]
As shown in FIG. 2, the
[0026]
FIG. 3 shows a detailed view of the operation sheet section. The operation sheet unit has an oven
[0027]
The
[0028]
In the present embodiment, the
[0029]
In the combined cooking device configured as described above, the simultaneous cooking function selection key 22 or 23 is input to select the simultaneous cooking function. In this embodiment, two kinds of simultaneous cooking functions can be selected. The
[0030]
In this case, it is possible to adopt a configuration in which a plurality of simultaneous cooking functions can be selected by inputting the microwave function selection key 21 a plurality of times.
[0031]
Next, the temperature necessary for cooking of the gas oven is set to an appropriate temperature for cooking using the
[0032]
When the
[0033]
To generate the high-frequency output, a control signal is given to the
[0034]
FIG. 4 shows a timing chart of the high-frequency output of the combined cooking device and the operation of the gas oven and the oven circulation fan when the
[0035]
FIG. 5 is a timing chart when the
[0036]
By providing the combined cooking device that operates as described above, when the
[0037]
In addition, by making the
[0038]
Therefore, a composite heating cooker with improved cooking performance, which has the advantages of the conventional intermittent output and the advantages of the continuous output of the present invention, can be provided, and the conventional problems can be solved.
[0039]
(Example 2)
The operation sheet unit according to the first embodiment is configured as shown in FIG. The configuration of the other parts is based on the first embodiment.
[0040]
In other words, the
[0041]
The
[0042]
In the combined cooking device configured as described above, the simultaneous cooking
[0043]
Further, when the microwave
[0044]
When the
[0045]
FIGS. 9 to 13 show timing charts of high-frequency output that can be selected.
[0046]
FIG. 9 shows a state in which the high-frequency output of the present embodiment is set at the maximum, and a high-frequency output of 700 W is continuously generated. To generate 700 W, the ON time of the PWM control of the control signal is set to 53% of the rectangular wave.
[0047]
FIG. 10 shows that the high-frequency output of 100 W can be continuously generated by shortening the ON time of the PWM control of the control signal given from the
[0048]
FIG. 11 can similarly generate a high-frequency output of 50 W continuously. Actually, the ON time is set to 20.5% of the rectangular wave.
[0049]
Although not shown, the set output can also be obtained for the settable 300 W and 150 W by changing the ON time of the PWM control. At 300 W, the ON time is set to 33% of the rectangular wave, and at 150 W, the ON time is set to 25.5%.
[0050]
FIG. 12 shows a timing chart of the
[0051]
FIG. 13 is a timing chart of the
[0052]
By providing the composite heating cooker that operates as described above, the user can select a high-frequency output that suits his or her preference according to the cooking content by using the high-frequency output selection key.
[0053]
For example, a continuous output of 300 W can be selected when cooking sponge cake, and an
[0054]
In addition, when cooking meat and potatoes, at the beginning of cooking, 300 W is selected for several minutes, and the high-frequency output is given high while heating the oven, so that the vegetables to be cooked can be quickly cooked to the core. After that, by changing to the
[0055]
In boiled food cooking, a plurality of intermittent times are preset according to the amount of cooking, and a pattern suitable for cooking can be selected. Therefore, a pattern corresponding to the amount can be selected from a small amount to a large amount. For example, an
[0056]
In addition, if the size of the ingredients is large even with the same amount of food, select 150W continuation to soften the ingredients, and if the ingredients are small, select 50W continuity, It is also possible to select a pattern according to the state.
[0057]
In this embodiment, the output pattern is only continuous or intermittent. However, a pattern that changes stepwise as shown in FIG. 14 or a pattern that changes like a saw as shown in FIG. 15 can be considered.
[0058]
Also, in the case of meat dishes for cooking chunks of meat such as grilled pork or beef stew, it is desirable to bake the surface crispy and cook the inside softly. In addition, by pre-setting the high-frequency output pattern for cooking cakes such as sponge cake and cheese cake without unevenness, it is possible to easily reproduce the pattern suitable for the menu and improve the cooking performance, It is within the scope of the present invention to set a unique pattern in accordance with cooking.
[0059]
When the cooking
[0060]
In addition, in the case of cooking grilled meat such as meat dishes, the temperature of the meat is quickly raised to a temperature at which the surface of the baked pork is cooked by the
[0061]
The temperature of the food in the refrigerator may be measured directly or indirectly. For example, the temperature of the food in the refrigerator may be measured using an infrared sensor in the refrigerator.
[0062]
Also, in cooking other than the above examples, various output patterns in accordance with cooking can be considered.
[0063]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in a combined cooking device having a microwave oven function and a gas oven function, by adjusting the high-frequency output of the microwave oven function, the simultaneous use of the microwave oven function and the gas oven function Cooking performance can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a combined cooking device in one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view showing an operation unit of the combined cooking device;
FIG. 3 is a detailed view of an operation sheet unit according to the first embodiment.
FIG. 4 is a time chart of the
FIG. 5 is a time chart of
FIG. 6 is a detailed view of an operation sheet unit according to the second embodiment.
FIG. 7 is an operation flowchart of a microwave output selection key according to the second embodiment.
FIG. 8 is an operation flowchart of a menu selection key according to the second embodiment.
FIG. 9 is a time chart of 700 W output in the second embodiment.
FIG. 10 is a time chart of 100 W output in the second embodiment.
FIG. 11 is a time chart of a 50 W output in the second embodiment.
FIG. 12 is a time chart of an
FIG. 13 is a time chart of an
FIG. 14 is a time chart of a pattern that changes stepwise according to the second embodiment.
FIG. 15 is a time chart of a pattern that changes in a saw shape in the second embodiment.
FIG. 16 is a time chart of a time-varying pattern in the second embodiment.
FIG. 17 is a time chart of a pattern that changes with temperature in the second embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Internal temperature sensor (temperature detecting means)
2 Cooking room
3 oven burner (oven function)
9 magnetron (microwave oven function)
10 Inverter circuit
12 Control functions
13 Operation unit
21 Microwave oven function selection key
22
23
25 Microwave oven output selection key
26 Simultaneous cooking function selection key
27 Cooking menu selection key
Claims (10)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003042842A JP2004251550A (en) | 2003-02-20 | 2003-02-20 | Composite cooker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003042842A JP2004251550A (en) | 2003-02-20 | 2003-02-20 | Composite cooker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004251550A true JP2004251550A (en) | 2004-09-09 |
Family
ID=33026013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003042842A Pending JP2004251550A (en) | 2003-02-20 | 2003-02-20 | Composite cooker |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004251550A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022023297A (en) * | 2020-07-27 | 2022-02-08 | 三菱電機株式会社 | Heating cooker |
-
2003
- 2003-02-20 JP JP2003042842A patent/JP2004251550A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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