JP2004250957A - Construction method of large sectional tunnel - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールド函体と複数の推進管を相互に隣接させて設置して覆工体を構築した後に大断面トンネルを施工する大断面トンネルの施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
道路や鉄道などの下に地下立体交差トンネルを構築する場合、開削工法による地上交通への障害を回避するために、従来はシールド工法や推進工法による施工が一般的である。
シールド工法による場合は、幅1.0m程度のセグメントbを組立てる方式であるが、直線区間には直線用セグメントを、曲線区間には曲線用セグメントを組立てることができるため曲率をもったトンネルの施工が可能である。また、曲線区間においては図5に示すように中折れ式シールド掘進機aを使用することもできる(特許文献1参照)。
なお、シールド工法では、その構造上、必然的にテール部にクリアランスcが生じることとなる。
一方、推進工法による場合は、推進ジャッキにて推進管を地盤内に押し出しながら推進管を順次継ぎ足してトンネルを構築していくものである。
ところで、近年の交通量の増加や地下トンネルの適用の多様化などから、地下トンネルが大断面化してきている。また、地下立体交差トンネルの線形は、その延長区間に直線区間と曲線区間およびその緩和区間などを備えて複雑化している。したがって、大断面であって線形の複雑なトンネルを構築することが社会のニーズとなってきている。大断面トンネル施工時に構築する覆工体を複数の小断面トンネルの分割体として、かかる小断面トンネルを相互に隣接させるように推進工法にて設置する方法を特許文献2に示す。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−120370号公報
【特許文献2】
特開2001−214699号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来の大断面トンネルの施工方法にあっては、次のような問題点がある。
<イ>大断面トンネルの施工に際し、小断面のシールドトンネルを相互に隣接させながら大断面トンネル用の覆工体を構築する方法がある。かかる場合、シールド掘進機を使用することによって不可避的に生じるテール部のクリアランスにより、小断面のシールドトンネル間には間隙領域ができる。間隙領域には別途の山留め施工を施すことで覆工体の外郭の一体化を図る必要があるため、工期の長期化やコスト高となる。
<ロ>上記の覆工体を推進工法によって構築する場合、小断面トンネル間に間隙領域が生じ難くなる。しかし、トンネルの線形が曲線区間を含んで複雑化した場合に推進管を押し出しながらトンネルの線形に追従させることが極めて困難となる。
【0005】
【発明の目的】
本発明は上記したような従来の問題を解決するためになされたもので、大断面トンネルの施工時に構築する覆工体を小断面トンネルに分割した場合に小断面トンネル間に間隙領域が生じないような大断面トンネルの施工方法を提供することを目的とする。また、曲線区間を含んで複雑化した線形をもった大断面トンネルの構築に際し、かかる線形に追従した覆工体を構築できる大断面トンネルの施工方法を提供することを目的とする。
本発明は、これらの目的の少なくとも一つを達成するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、シールド函体と複数の推進管を相互に隣接させて設置し、トンネルの覆工体を構築した後に大断面トンネルを施工する本発明の大断面トンネルの施工方法は、シールド用外郭とシールドジャッキを備えた前記シールド掘進機に地盤を切削させてシールド函体を設置する第一設置工程と、掘進機に地盤を切削させながら前記掘進機および前記推進管を推進ジャッキにて押し出させて、前記シールド函体に隣接する推進管を設置する第二設置工程と、前記掘進機に地盤を切削させながら前記掘進機および前記推進管を推進ジャッキにて押し出させて、設置が完了している前記推進管又は前記シールド函体に隣接する推進管の設置を順次繰り返すことにより覆工体を構築する第三設置工程と、前記シールド函体および前記推進管のトンネル空間を利用して大断面トンネルを構築する大断面トンネル構築工程とからなる施工方法である。
また、前記掘進機は前記シールド掘進機から前記シールド用外郭と前記シールドジャッキを取り外して前記掘進機とすることができる。
また、前記推進管と推進管の継手部に可撓性部材を設けることができる。すなわち、トンネルの曲線区間などには、トンネルの線形に推進管を追従させながら推進管同士を接続する必要があるため、可撓性部材の変形性能にて対応させるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0008】
<イ>シールド掘進機(図1、図2)
シールド掘進機1は、掘削側全面に掘削ビット15を備えた回転盤13とシールド用外郭11、及び設置済みの後方セグメント31を反力架台としてシールド掘進機1を掘削前方に押し出すためのシールドジャッキ12などにより構成する。
シールド用外郭11は通常断面視略円形に成形しているが、矩形断面のトンネルを構築する場合には、シールド用外郭11を断面視矩形若しくは断面視正方形に成形するのが好ましい。
また、回転盤13に代えて、矩形のカッターフレームを設けることもできる。かかるカッターフレームを複数の駆動軸に支持させ、各駆動軸を同一方向に回転させることによりカッターフレームに平行リンク運動を起こさせることで、矩形断面の掘削が可能となる(図5参照)。
本発明にて使用するシールド掘進機1は、回転盤13を備えた構造とすることもでき、矩形のカッターフレームを備えた構造とすることもできる。ここで、回転盤13を備えた構造とした場合は、断面視矩形若しくは正方形の小断面トンネル(大断面トンネル6を施工する際に構築する覆工体を複数の小断面トンネルに分割して設置する場合のかかる小断面トンネル)を構築するために、回転盤13に拡幅カッター14を設ける。すなわち、回転盤13の側面に回転盤13の半径方向に伸縮可能な拡幅カッター14を設け、回転盤13の回転により拡幅カッター14取付け部が矩形断面の隅角部付近に接近した際に拡幅カッター14を伸長させ、隅角部から離れるにしたがって拡幅カッター14を収縮させることで矩形断面の隅角部に合わせて地盤を切削することができる。
シールド掘進機1は、トンネル線形が直線や曲線の場合、および直線区間61と曲線区間62を備えた複合線形の場合などにおいても施工が可能である。したがって、トンネル線形が直線区間61と曲線区間62を備えた複合線形となる場合に施工が困難となる推進工法に比べてシールド工法はその適用範囲が広い。特に本発明は、大断面トンネルであって曲線区間62(急曲線を含む)を含んだトンネルの構築を可能とした施工方法にかかるものであるため、シールド掘進機1を使用する必要がある。なお、曲線区間62の施工には中折れ式シールド掘進機などを使用することができる(図5参照)。
【0009】
<ロ>シールド函体
本発明の大断面トンネル6の施工方法は、小断面トンネルを相互に隣接させながら大断面トンネル6施工用の覆工体を構築する方法である。かかる施工方法において、最初に設置する小断面トンネルは、シールド掘進機1を使用してシールド函体3を設置する。最初にシールド函体3を設置する目的は、シールド工法が直線区間61や曲線区間62を備えた複合線形の小断面トンネルを構築できるためである。推進工法では、かかる施工が困難となる。
シールド函体3を構成するセグメント31は、例えば幅1.0m程度に成形し、1リングを複数に分割した分割ピースを断面方向につなげて1リングを構成させることができる(図1参照)。分割ピースの製作に際しては、後述する推進管4を製作する際に使用する型枠を転用させることもできる。
【0010】
<ハ>掘進機
掘進機2は、シールド用外郭11およびシールドジャッキ12などの装備を取り外したシールド掘進機1を推進工法に使用するのが好ましい。本発明では、シールド函体3の設置後は、推進管4を相互に隣接設置して大断面トンネル施工用の覆工体を構築するものである。したがって、シールド掘進機1と掘進機2を兼用してコストの低減を図ることができる。また、シールド掘進機1とは別に推進工法用の掘進機2を使用することもできる。かかる場合は、シールド掘進機1の掘進を先行させて、隣接する後行掘進機2を同時に使用することで、工期の短縮を図ることができる。
掘進機2は、シールド掘進機1とは異なり、それ自体で掘進することができないため、掘進機2の後方に取付けた推進管4の後方から推進ジャッキ5にて掘進機2を地盤内に押し出させながら掘進をおこなうことができる。
【0011】
ここで、最初に設置する小断面トンネルをシールド函体3とし、その後に設置する小断面トンネルを推進管4とするのは、シールド掘進機1を使用した場合に、テール部に不可避的にクリアランスcが生じることから、シールド掘進機1のみを使用して小断面トンネルを隣接設置させると小断面トンネル間に間隙領域が生じるからである。かかる間隙領域には地盤改良や鋼管杭の設置等の別途の山留め工事を施す必要があるため、工期の長期化やコスト高を招来させる。一方、推進工法ではかかる問題は生じ難い。ただし、推進工法単独では、曲線区間62などの施工が困難である。
したがって、シールド工法と推進工法の夫々の利点を取り入れつつ、コストの低減を目的として、シールド工法に使用するシールド掘進機1と推進工法に使用する掘進機2を兼用する方法を考案したものである。
なお、掘進機2は既に設置が完了している隣接シールド函体3若しくは推進管4の外面に備えた誘導ガイドなどに沿って掘進させることで推進管4同士若しくは推進管4とシールド函体3を隣接設置することができる。
【0012】
<ニ>推進管
推進管4は、セグメント31に合わせて、例えば幅1.0m程度に成形することができる。推進管4の形状は、断面視矩形若しくは正方形に成形した1リングを一体で製作することができる。
推進管4同士の継手は例えばボルトにておこなうとともに可撓性部材41などを設けて継手部の可撓性を確保することもできる。可撓性部材41は、例えばゴム性材料などで製作することができる。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
【0014】
<イ>第一設置工程
覆工体を構成する小断面トンネルのうち、最初に設置する小断面トンネルをシールド掘進機1を使用してシールド函体3として構築する工程である(図4(a)参照)。
【0015】
<ロ>第二設置工程
シールド函体3構築後、掘進機2の後方に推進管4を取付け、推進管4の後方から推進ジャッキ5にて掘進機2および推進管4を地盤内に押し出させ、推進管4を継ぎ足しながら、設置が完了しているシールド函体3に隣接する推進管4を設置する工程である(図4(b)参照)。なお、シールド掘進機1からシールド用外郭11およびシールドジャッキ12などの装備を取り外して掘進機2とすることもできる。
ここで、推進管4同士の継手部には可撓性部材41を設けることができる。トンネル線形が曲線区間62を備えている場合には、推進管4をかかる曲線区間62の線形に追従させる必要がある。そこで、推進管同士の継手部に可撓性部材41を設けて、かかる可撓性部材41の変形性能を発揮させることによりトンネル線形に追従させるものである。
【0016】
<ハ>第三設置工程
既に設置が完了している推進管4又はシールド函体3に隣接する推進管4を順次設置することで、所望の大きさの覆工体を完成させる工程である(図4(c)参照)。
【0017】
<ニ>大断面構築工程
覆工体完成後に、シールド函体3や推進管4のトンネル空間を利用して大断面トンネル6を構築する工程である(図4(d)参照)。
ここで、大断面トンネル6の構造部材に必要のないシールド函体3や推進管4の構造部材を撤去しながら大断面トンネル6を構築していく。したがって、覆工体の外郭を構成するシールド函体3や推進管4の構造部材は、大断面トンネル6の構造部材としても兼用できるように予め成形しておくこともできる。
【0018】
【発明の効果】
本発明の大断面トンネルの施工方法は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<イ>地上交通に支障を来すことなく、大断面の地下立体交差の施工を比較的短い工期で施工することができる。
<ロ>直線区間や曲線区間を備えたトンネル線形を有する大断面トンネルの構築を比較的低廉に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シールド函体に隣接する推進管を設置している状況を説明した斜視図。
【図2】(a)シールド掘進機およびシールド函体の縦断図。(b)掘進機および推進管の縦断図。
【図3】(a)直線区間と曲線区間を備えたトンネル線形を示した平面図。(b)図(a)の断面図。
【図4】施工フローを説明した説明図であり、(a)第一設置工程。(b)第二設置工程。(c)第三設置工程。(d)大断面構築工程を説明した説明図。
【図5】従来の中折れシールド掘進機によってテール部にクリアアランスが生じることを説明した説明図。
【符号の説明】
1・・・シールド掘進機
11・・シールド用外郭
12・・シールドジャッキ
2・・・掘進機
3・・・シールド函体
4・・・推進管
41・・可撓性部材
5・・・推進ジャッキ
6・・・大断面トンネル[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a method for constructing a large-section tunnel, in which a shield box and a plurality of propulsion pipes are installed adjacent to each other to construct a lining body, and then a large-section tunnel is constructed.
[0002]
[Prior art]
In the case of constructing an underground flyover tunnel under a road or a railway, in order to avoid obstacles to ground traffic due to the excavation method, the construction method using a shield method or a propulsion method is generally used.
In the case of the shield method, a segment b with a width of about 1.0 m is assembled. However, a straight segment can be assembled in a straight section, and a curved segment can be assembled in a curved section. Is possible. Further, in a curved section, as shown in FIG. 5, a center-bent shield excavator a can be used (see Patent Document 1).
In the shield method, a clearance c is necessarily generated in the tail portion due to its structure.
On the other hand, in the case of the propulsion method, a tunnel is constructed by sequentially adding propulsion pipes while pushing the propulsion pipes into the ground with a propulsion jack.
By the way, underground tunnels have been increasing in cross section due to an increase in traffic volume and diversification of applications of underground tunnels in recent years. In addition, the alignment of the underground grade separation tunnel is complicated with an extended section including a straight section, a curved section, and a relaxation section thereof. Therefore, it has become a social need to construct a large-sized, linear and complicated tunnel. Patent Document 2 discloses a method in which a lining body constructed at the time of constructing a large-section tunnel is divided into a plurality of small-section tunnels, and the small-section tunnels are installed by a propulsion method so as to be adjacent to each other.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-120370 [Patent Document 2]
JP 2001-214699 A
[Problems to be solved by the invention]
The above-described conventional method for constructing a large-section tunnel has the following problems.
<A> When constructing a large-section tunnel, there is a method of constructing a lining body for a large-section tunnel while making small-section shield tunnels adjacent to each other. In such a case, a clearance region is created between the shield tunnels having a small cross section due to the clearance of the tail portion which is inevitably generated by using the shield machine. Since it is necessary to integrate the outer hull of the lining body by performing a separate mountain retaining work in the gap region, the construction period is lengthened and the cost is increased.
<B> When the above-mentioned lining body is constructed by the propulsion method, it is difficult to form a gap region between the small-section tunnels. However, when the shape of the tunnel is complicated including the curved section, it is extremely difficult to follow the shape of the tunnel while pushing the propulsion pipe.
[0005]
[Object of the invention]
The present invention has been made in order to solve the above-described conventional problems, and when a lining body to be constructed at the time of construction of a large-section tunnel is divided into small-section tunnels, a gap region does not occur between the small-section tunnels. It is an object of the present invention to provide a method of constructing such a large section tunnel. Another object of the present invention is to provide a method of constructing a large-section tunnel capable of constructing a lining body that follows the alignment when constructing a large-section tunnel having a complicated alignment including a curved section.
The present invention achieves at least one of these objects.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a shield box and a plurality of propulsion pipes are installed adjacent to each other, and after constructing a tunnel lining body, constructing a large section tunnel of the present invention, The construction method includes a first installation step of cutting the ground by the shield excavator having a shield shell and a shield jack to install a shield box, and the excavator and the propulsion pipe while the excavator cuts the ground. And extruding the excavator and the propulsion pipe with the propulsion jack while cutting the ground with the excavator, and extruding the excavator with the propulsion jack, and installing the propulsion pipe adjacent to the shield box. A third installation step of constructing a lining body by sequentially repeating the installation of the propulsion pipe or the propulsion pipe adjacent to the shield box whose installation has been completed, and the shield box By utilizing the tunnel space of the spare the propulsion tube a construction method comprising a large cross-section tunnels constructing step of constructing a large section tunnel.
In addition, the excavator can be the excavator by removing the shield shell and the shield jack from the shield excavator.
Further, a flexible member can be provided at the joint portion between the propulsion pipes. That is, since it is necessary to connect the propulsion pipes to a curved section of the tunnel while following the propulsion pipes linearly in the tunnel, the propulsion pipes are connected by the deformability of the flexible member.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0008]
<B> Shield excavator (Figs. 1 and 2)
The
Although the
In addition, a rectangular cutter frame can be provided instead of the rotating
The
The
[0009]
<B> Shield Case The method of constructing the large-
The
[0010]
<C> The excavator 2 preferably uses the
Since the excavator 2 cannot excavate by itself, unlike the
[0011]
Here, the small section tunnel to be installed first is the
Therefore, a method is proposed in which the
The excavator 2 is excavated along an
[0012]
<D> Propulsion Pipe The
The joint between the
[0013]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
<A> First Installation Step This is a step of constructing the first small section tunnel to be installed as the
[0015]
<B> Second installation process After constructing the
Here, a
[0016]
<C> Third installation step This is a step of sequentially installing the
[0017]
<D> Large cross section construction step This is a step of constructing a large
Here, the large-
[0018]
【The invention's effect】
Since the method for constructing a large-section tunnel according to the present invention is as described above, the following effects can be obtained.
<B> A large cross-section underpass can be constructed in a relatively short period without hindering ground traffic.
<B> Construction of a large-section tunnel having a tunnel alignment having straight sections and curved sections can be performed at relatively low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view illustrating a situation in which a propulsion pipe adjacent to a shield box is installed.
FIG. 2A is a longitudinal sectional view of a shield machine and a shield box. (B) A longitudinal section of the excavator and the propulsion pipe.
FIG. 3A is a plan view showing a tunnel alignment having a straight section and a curved section. (B) Sectional drawing of figure (a).
FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating a construction flow, and (a) a first installation step. (B) Second installation step. (C) Third installation step. (D) Explanatory drawing explaining the large cross section construction process.
FIG. 5 is an explanatory view for explaining that a clearance is generated in a tail portion by a conventional half-bent shield machine.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
シールド用外郭とシールドジャッキを備えた前記シールド掘進機に地盤を切削させてシールド函体を設置する第一設置工程と、
掘進機に地盤を切削させながら前記掘進機および前記推進管を推進ジャッキにて押し出させて、前記シールド函体に隣接する推進管を設置する第二設置工程と、
前記掘進機に地盤を切削させながら前記掘進機および前記推進管を推進ジャッキにて押し出させて、設置が完了している前記推進管又は前記シールド函体に隣接する推進管の設置を順次繰り返すことにより覆工体を構築する第三設置工程と、
前記シールド函体および前記推進管のトンネル空間を利用して大断面トンネルを構築する大断面トンネル構築工程とからなることを特徴とする、
大断面トンネルの施工方法。A large section tunnel construction method in which a shield box and a plurality of propulsion pipes are installed adjacent to each other and a large section tunnel is constructed after constructing a tunnel lining body,
A first installation step of installing a shield box by cutting the ground with the shield machine having a shield shell and a shield jack,
A second installation step of extruding the excavator and the propulsion pipe with a propulsion jack while cutting the ground with an excavator, and installing a propulsion pipe adjacent to the shield box,
The excavator and the propulsion pipe are pushed out by a propulsion jack while the excavator cuts the ground, and the installation of the propulsion pipe that has been installed or the propulsion pipe adjacent to the shield box is sequentially repeated. A third installation step of constructing a lining body by
A large-section tunnel construction step of constructing a large-section tunnel using the tunnel space of the shield box and the propulsion pipe,
Construction method of large section tunnel.
請求項1記載の大断面トンネルの施工方法。The shield excavator and shield jack are removed from the shield excavator to make it an excavator.
The method for constructing a large-section tunnel according to claim 1.
請求項1又は2記載の大断面トンネルの施工方法。Characterized in that a flexible member is provided at a joint portion between the propulsion pipe and the propulsion pipe,
The method for constructing a large-section tunnel according to claim 1 or 2.
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