JP2004250007A - Food container - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子レンジで加熱処理を行う際に、その加熱による内部の蒸気を排出させる通気孔を有する食品用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の食品用容器は、収納物の漏れや臭いの発散を防ぐため、容器本体に対して蓋体をしっかり嵌めて、容器内が密閉できるものが一般的によく用いられる。この食品を収納した状態で、そのまま電子レンジで加熱処理すると、蒸気が発生し、その蒸気により蓋が大きな音をたてて外れる恐れがある。このため、この容器には、その蒸気を逃がす通気孔を設けている。
【0003】
例えば、図8に示すように、容器本体2に嵌める蓋体3に円形の浅い凹部4を設けてその中心に支軸5を突設し、凹部4内における支軸5周囲に大小の通気孔6を形成し、その支軸5に円盤状の回転部材7を回転可能に取り付けたものがある(特許文献1参照)。
【0004】
この容器1は、回転部材7を回転させることにより、その回転部材7の連通孔8と前記通気孔6とが合致して容器内外を連通し、内部の蒸気抜きを行う。このとき、連通孔8が合致する通気孔6を大小のものから適宜に選択することにより、蒸気の通気量を変える。
【0005】
また、前記回転部材7は、その上面外周に日付目盛19が付され、前記蓋体3上面の前記凹部4周囲には指示目盛20が付されており、その回転部材7を回して、前記指示目盛20を所定の日付目盛19に合わせて、内部の食品の賞味期限あるいは収納日などを表示できる。
【0006】
【特許文献1】
実公平6−44863号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の通気孔付き食品用容器では、通気孔が開口すると、上面から内部が直接見える状態となるため、その通気孔から異物が内部に落下することがある。また、開口量の調整を、大きさの異なる複数の通気孔の中から一つを選択することにより行うので、細かな開口量調整ができない。
【0008】
さらに、通気孔の開閉機能と日付表示機能を、一つの部材による回転運動で共用しているため、通気孔の開口操作のために前記回転部材を回転させると、指示目盛と日付目盛により表示している日付が動くので、不便である。
【0009】
そこで、この発明は、内部に異物が侵入しにくい構造の通気孔とし、開口量調整を自在とすることを第一の課題とし、通気孔の開閉操作により、日付目盛と指示目盛の表示が動かないようにすることを第二の課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、食品用容器の蓋体に筒状の弁筒を突出させて設けた通気孔に、鍔部とその鍔部下面に突出する筒状ガイドとからなる弁体を嵌めて、弁体をその突出方向に摺動自在にして、通気孔を開閉可能にしたものである。このようにすれば、弁体を弁筒に完全に嵌めることにより、前記鍔部が弁筒上面を閉塞し、弁体を突出方向に摺動させることにより、鍔部の下に隙間ができて、通気孔が外部と連通する。このため、通気孔の開放状態において、通気孔上面が鍔部で覆われるので、異物が上方から内部に侵入しにくい。
【0011】
この通気孔と外部が連通するための一態様としては、前記蓋体に有蓋の筒状突出部を設け、その突出部の周りに前記通気孔を形成し、弁体に設けた透孔を介して、前記突出部に弁体を摺動自在に嵌めるようにした構成も採用し得る。このようにすれば、弁体の弁筒に対する前記突出方向への摺動により前記透孔が突出部から抜けて、その透孔を介して通気孔が外部と連通する。このため、通気孔の開口量を大きくすることができるとともに、その透孔の下方には常に突出部が位置するので、異物が容器内に落下しにくい。
【0012】
このとき、この突出部を錐台状にすれば、その錐台状の突出部の側周面が、前記透孔内周に密着して通気孔を閉塞するので、容器内の気密性が高まり、食品が清潔に保てるとともに、収納物の遺漏がない。
【0013】
この弁筒、突出部、筒状ガイド、透孔を平面視断面円形として、前記弁体を蓋体に対して回転自在とし、弁体の上面に日付目盛又は指示目盛のいずれか一方を設け、前記蓋体上面の通気孔周囲には、前記日付目盛又は指示目盛に対応する指示目盛又は日付目盛を設けた構成も採用し得る。このようにすれば、日付表記機能が弁体の回転運動に、通気孔の開閉機能が弁体の昇降運動になって、それぞれ異なる方向への操作となる。このため、通気孔の開閉操作により日付表示が動かないので、便利である。
【0014】
【発明の実施の形態】
一実施形態を図1乃至図5に示し、この実施形態の通気孔付き食品用容器は、食品を収納した状態で、蓋をしたまま電子レンジで加熱処理が可能な食品用容器10である。
【0015】
この食品用容器10は、図1及び図2に示すように、耐熱樹脂製の容器本体11及び同じく蓋体12とからなり、蓋体12の上面に通気孔13を設け、その通気孔13に昇降自在の弁体15を取り付ける。
【0016】
前記通気孔13は、蓋体12の適宜の位置に設けられ、蓋体12に形成した凹部21の底面に突出させて設けた円形の筒状弁筒13bにより構成され、図2に示すように、その弁筒13bは内周の上端に顎部18を有している。
【0017】
また、通気孔13は、中央部に円錐台状の突出部14を有し、その突出部14は、前記弁筒13b内周から水平に延ばされた支持片13aにより蓋体12に支持されて、その突出部14外周と弁筒13b内周との間の間隙をもって、蓋体12表裏を連通する通気孔13となっている。図2に示す形態では、3本の支持片13aにより、三方から突出部14を支持しているが、支持片13aの本数は、前記通気孔13の開放部の面積が充分である限りにおいて自由である。
【0018】
弁体15は、図4(a)に示すように、円盤状の鍔部15aとその下方に設けた円形の筒状ガイド15bとからなり、鍔部15aは、中央部に断面が円形を成す上下方向の透孔16を有し、筒状ガイド15bはその外周全周の下端に、側方に突出する突部17を有している。
【0019】
この弁体15の筒状ガイド15bを前記弁筒13bに嵌め込むことにより、弁体15を蓋体12に取り付け、突部17が弁筒13bに、顎部18が筒状ガイド15bに当接することにより上下方向に誘導されて、弁体15が、前記弁筒及び筒状ガイド15bの突出方向に摺動自在となって、蓋体12に対して昇降可能となる。
【0020】
この鍔部15aを下方に押さえることにより弁体15が降下して、突出部14は前記透孔16に嵌まり、その透孔16の内周に、突出部14の円錐台側周面14aが密着して、透孔16が塞がれる。このとき、前記突出部14の側周面14aが、突出方向にいくほど徐々に細くなっており、下方へいくほど広くなるテーパー面となっているので、その側周面14aと透孔16内周とが密着しやすい。このため、容器10内の気密性が高まる。
【0021】
また、図4(a)に示すように、通気孔13の弁筒13b内周に前記突部17が、通気孔13全周に亘り隙間なく当接しているので、弁体15と通気孔13内周の間の蒸気の漏れを防ぐ。さらに、弁体15が降下して、弁筒13bに完全に嵌まった状態では、弁体15の鍔部15a下面が、通気孔13の弁筒13b上端に密着し、鍔部15aが弁筒13b上面を閉塞する。このため、通気孔13をより気密に閉塞できる。
【0022】
つぎに、前記蓋体12の凹部21に指を収め、鍔部15aの両端部を掴んで弁体15を持ち上げることにより、図4(b)に示すように、弁体15が弁筒13bに対して前記突出方向に摺動して上昇し、突出部14が透孔16から外れて、図中に示す隙間wが生じ、通気孔13が開放されて外部と連通する。このとき、前記隙間wは、前記突出部14の周囲に沿って環状に生じるので、容器10内部に発生した蒸気が、図中の矢印のように容器10外に排出される際の、その蒸気の流れが円滑である。
【0023】
この弁体15の昇降度合を変化させることにより、前記隙間wの寸法が変わるので、通気孔13の開放量が調整できる。このため、容器内の食品から発生する蒸気量にあわせて、通気孔13の開口の大きさを容易に変えることができる。その適宜の弁体15の高さにおいて、前記通気孔13の弁筒13b内周(顎部18を含む)と、弁体15の筒状ガイド15b外周(突部17を含む)とが当接しているので、この当接により弁体15が固定されて、弁体15が、図4(a)に示す閉塞状態の位置に落下しない。
【0024】
また、図4(b)に示す、この通気孔13の開放状態において、弁体15の筒状ガイド15b下端の突部17が、前記顎部18に当たって、弁体15が前記開放状態の位置からそれ以上、上方へ抜けないようになっている。このようにすれば、弁体15を上方へ引きすぎても弁体15が蓋体12から外れないので、通気孔13の開閉操作が容易である。
【0025】
このとき、前記突部17のやや上方には、前記筒状ガイド15bの側面に凹部15cを設けているので、図示するように、顎部18が凹部15cに嵌まる。このようにすれば、弁体15が通気孔13の開放状態においてしっかりと固定されるので、弁体15への不意の加重により通気孔13が閉じにくい。
【0026】
さらに、この弁体15は、その上面に日付目盛19を設けており、前記蓋体12上面の通気孔13周囲には、その日付目盛19に対応して適宜の日付を指す指示目盛20を設けている。弁体15を、蓋体12に対して回転することにより、前記指示目盛20が指す日付目盛19が変わる。
【0027】
この日付表記機能を使用する際、弁体15は、前述のごとく通気孔13内周に当接しながら回転するので、この当接により、水平方向の回転が適宜の位置で固定されて、目盛の不用意な移動を防ぐことができる。また、弁体15を昇降させた際に、この日付目盛の表示がずれないので、便利である。
【0028】
この実施形態では、弁体15に日付目盛19を、蓋体12に指示目盛20を設けたが、この実施形態には限定されず、弁体15に指示目盛20を、蓋体12に日付目盛19を設けた構成も採用し得る。
【0029】
また、この日付の表示機能を求めない場合には、両目盛19,20を省略した構成としてもよい。日付機能を求めない場合、弁体15は、回転しない構成としてもよく、その場合は、前記通気孔13の弁筒13b、及び弁体15の筒状ガイド15bの平面視の断面形状は円形のものに限定されず、相互に嵌まりあう形状である限りにおいて自由である。例えば、三角形、四角形などの多角形や、楕円形などの断面形状とすることができる。この弁体15が回転しない構成の場合、透孔16と突出部14の断面形状も上記と同様、透孔16に突出部14が嵌まりあう形状である限りにおいて自由であり、例えば、突出部14は、角錐台状のものも使用できる。
【0030】
また、突出部14の立体形状は、この実施形態の錐台状のもの以外にも、前記テーパー面を垂直にした円柱状や角柱状のものも採用できる。
【0031】
なお、上記の実施形態では、図2に示すように、前記顎部18は、通気孔13内周に断続的に設けたが、この実施形態以外にも、例えば、顎部18を通気孔13の全周に設けた構成も採用し得る。このようにすれば、弁体15の外周と顎部18が全周で密着するので、通気孔13の閉塞がさらに確実になり、通気孔13の閉塞状態において、容器10内の気密性を高めることができる。また、逆に突部17を断続的に設けた構成も考えられる。
【0032】
弁体15の顎部15aの形状は、この実施形態では円形のものを使用したが、図4(a)に示す通気孔13の閉塞状態において、前記凹部21に指を収納できる形状であれば、その形状は問わない。
【0033】
また、他の実施形態として、図6に示すように、前記弁体15の筒状ガイド15bに、その周周りの適宜の位置に横方向の開口部15dを設け、弁体15が上昇した際に、図中の矢印のように、その開口部15dから蒸気を排出するようにした構成も採用し得る。このようにすれば、開口量が増えるので、蒸気の排出量を増やすことができる。
【0034】
さらに、図7に示すように、前記鍔部15aの透孔16を設けないで鍔部15aを板状にし、前記突出部14を省略して、前記開口部15dのみから蒸気を排出するようにした構成も採用しうる。
【0035】
前述の突部17、顎部18は、そのいずれか一方を設けないようにした構成も考えられるが、その場合は、弁体15を上方に引くことにより、弁体15が蓋体12から外れる構造となる。また、突部17、顎部18の両方を設けないようにした構成も考えられ、その場合は、前記と同様に、弁体15が蓋体12から外れる構造となる。
【0036】
なお、この食品用容器10は、図5に示すように多段に積んで使用でき、このとき、前記鍔部15a上面の高さは、上方に載せたの容器10の底に当たらないようにする。
【0037】
【発明の効果】
この発明は、以上のように、通気孔から内部に異物が侵入しにくく、開口量調整が自在である。また、通気孔の弁体に付帯した日付表示機能を使いながら、その通気孔の開閉操作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の斜視図
【図2】一実施形態の通気孔部分の拡大斜視図
【図3】同実施形態の通気孔部分の拡大平面図
【図4】同実施形態の通気孔部分を示す切断正面図であり、(a)は閉塞状態、(b)は開放状態
【図5】食品用容器を多段に積載した切断正面図
【図6】他の実施形態の通気孔部分の切断正面図
【図7】他の実施形態の通気孔部分の切断正面図
【図8】従来例の通気孔付き食品用容器
【符号の説明】
1,10 食品用容器
2,11 容器本体
3,12 蓋体
4 凹部
5 支軸
6,13 通気孔
7 回転部材
8 連通孔
13a 支持片
13b 弁筒
14 突出部
14a 側周面
15 弁体
15a 鍔部
15b 筒状ガイド
15c 凹部
15d 開口部
16 透孔
17 突部
18 顎部
19 日付目盛
20 指示目盛
21 凹部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a food container having a ventilation hole for discharging internal steam by heating when a heating process is performed in a microwave oven.
[0002]
[Prior art]
As a container for this type of food, a container in which a lid is tightly fitted to a container body and the inside of the container can be hermetically sealed is often used in order to prevent leakage of stored items and emission of odor. When the food is stored in a microwave oven as it is, steam is generated, and the steam may cause the lid to come off with a loud noise. For this reason, this container is provided with a vent hole for allowing the vapor to escape.
[0003]
For example, as shown in FIG. 8, a circular
[0004]
By rotating the rotating
[0005]
The
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 6-44863
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional food container with a vent, when the vent is opened, the inside becomes directly visible from the upper surface, and thus, foreign matter may fall into the inside from the vent. Further, since the adjustment of the opening amount is performed by selecting one from a plurality of ventilation holes having different sizes, fine adjustment of the opening amount cannot be performed.
[0008]
Furthermore, since the opening / closing function of the ventilation hole and the date display function are shared by the rotation movement of one member, when the rotating member is rotated for the opening operation of the ventilation hole, it is displayed by the indication scale and the date scale. It is inconvenient because the date is moving.
[0009]
Therefore, the first object of the present invention is to provide a ventilation hole having a structure in which foreign substances hardly enter into the inside and to make the opening amount adjustable freely, and the display of the date scale and the indication scale is moved by opening and closing operation of the ventilation hole. The second task is to avoid such a situation.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention relates to a vent formed by projecting a cylindrical valve cylinder in a lid of a food container, a flange portion and a cylindrical guide projecting from a lower surface of the flange portion. The valve body is slidable in the protruding direction of the valve body so that the vent hole can be opened and closed. With this configuration, by completely fitting the valve body into the valve cylinder, the flange closes the upper surface of the valve cylinder, and the valve body slides in the protruding direction, so that a gap is formed below the flange. The vent holes communicate with the outside. For this reason, in a state where the ventilation hole is opened, the upper surface of the ventilation hole is covered with the flange portion, so that foreign matter is unlikely to enter the inside from above.
[0011]
As one mode for allowing the vent to communicate with the outside, a lid-covered cylindrical projection is provided on the lid, the vent is formed around the projection, and the vent is formed through the through-hole provided in the valve body. Thus, a configuration in which a valve body is slidably fitted to the protruding portion may be adopted. With this configuration, the through hole comes out of the protruding portion by sliding the valve body with respect to the valve cylinder in the protruding direction, and the vent hole communicates with the outside through the through hole. For this reason, the opening amount of the ventilation hole can be increased, and the projection is always located below the ventilation hole, so that foreign matter is less likely to fall into the container.
[0012]
At this time, if the protruding portion is formed in a frustum shape, the side peripheral surface of the frustum-shaped protruding portion is in close contact with the inner periphery of the through hole and closes the ventilation hole, so that the airtightness in the container is increased. In addition, food can be kept clean and there is no omission of stored items.
[0013]
The valve cylinder, the projecting portion, the cylindrical guide, the through-hole is circular in cross section in plan view, the valve body is rotatable with respect to the lid, and either the date scale or the indication scale is provided on the upper surface of the valve body, A configuration in which an indication scale or a date scale corresponding to the date scale or the indication scale is provided around the ventilation hole on the upper surface of the lid may be adopted. According to this configuration, the date notation function is the rotational movement of the valve body, and the opening / closing function of the vent is the up-and-down movement of the valve body, and the operations are performed in different directions. This is convenient because the date display does not move due to the opening / closing operation of the ventilation hole.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
One embodiment is shown in FIGS. 1 to 5, and the food container with a vent according to this embodiment is a
[0015]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
As shown in FIG. 4A, the
[0019]
By fitting the
[0020]
By pressing down this
[0021]
Further, as shown in FIG. 4 (a), the
[0022]
Next, by putting a finger in the
[0023]
By changing the degree of elevation of the
[0024]
In the open state of the
[0025]
At this time, since the
[0026]
Further, the
[0027]
When the date notation function is used, the
[0028]
In this embodiment, the
[0029]
When the date display function is not required, the
[0030]
Further, as the three-dimensional shape of the protruding
[0031]
In the above embodiment, as shown in FIG. 2, the
[0032]
The
[0033]
Further, as another embodiment, as shown in FIG. 6, a
[0034]
Further, as shown in FIG. 7, the
[0035]
It is conceivable that one of the above-mentioned
[0036]
As shown in FIG. 5, the
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is difficult for foreign matter to enter the inside from the ventilation hole, and the opening amount can be freely adjusted. Also, the opening and closing operation of the vent can be performed while using the date display function attached to the valve body of the vent.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of one embodiment; FIG. 2 is an enlarged perspective view of a vent portion of one embodiment; FIG. 3 is an enlarged plan view of a vent portion of the embodiment; FIG. FIG. 6 is a cut front view showing a portion, (a) is a closed state, (b) is an open state. (FIG. 5) A cut front view in which food containers are stacked in multiple stages. FIG. 7 is a cut front view of a vent portion of another embodiment. FIG. 8 is a conventional food container with a vent hole.
1, 10
Claims (4)
前記弁の弁体15は、鍔部15aとその鍔部15a下面に突出する筒状ガイド15bとからなり、前記通気孔13の周りの蓋体12に筒状弁筒13bを突出させて設け、その弁筒13bに、前記弁体15をその筒状ガイド15bを嵌めることにより突出方向に摺動自在に設け、
前記弁体15を前記弁筒13bに完全に嵌めた際に、その弁体15の鍔部15aで弁筒13b上面を閉塞するとともに、その状態から、前記弁体15を前記弁筒13bに対し突出方向に摺動させると、通気孔13と外部が連通することを特徴とする食品用容器。A container body 11 and a lid 12 which is fitted into the container body 11 in a hermetically sealed state, wherein the lid 12 has a ventilation hole 13 and has a valve for opening and closing the ventilation hole 13. In the container,
The valve body 15 of the valve includes a flange portion 15a and a cylindrical guide 15b protruding from the lower surface of the flange portion 15a, and is provided with a cylindrical valve cylinder 13b protruding from the lid 12 around the ventilation hole 13; The valve body 15 is slidably provided in the projecting direction by fitting the cylindrical guide 15b into the valve cylinder 13b,
When the valve element 15 is completely fitted into the valve cylinder 13b, the upper surface of the valve cylinder 13b is closed by the flange portion 15a of the valve element 15 and, from that state, the valve element 15 is moved to the valve cylinder 13b. A food container characterized in that the air hole (13) communicates with the outside when slid in the protruding direction.
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