JP2004248389A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2次巻線を複数個有する入力変圧器1と、この2次巻線に1対1で接続される単位整流器Rを複数台直列接続して成る3組の整流回路2a、2b及び2cと、この整流回路2a、2b及び2cの夫々の直流出力電圧を交流電圧に変換し、各相を構成する単相インバータ4a、4b及び4cをY接続して成る3相インバータ装置と、夫々の単相インバータ4a、4b及び4cの出力電圧を制御する制御回路とで構成し、この制御回路は、単相インバータ4a、4b及び4cの直流電圧の不均衡に起因する前記3相インバータ装置の出力相電圧の不均衡を抑制するような補正手段を備えるようにする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力変換装置に係り、特に各相間の電圧不均衡を補正するようにした単位インバータ方式の電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
三相電力を出力する電力変換装置において、電力変換装置の大容量化、高電圧化を目的とし、また、出力波形を改善するために、例えば特許文献1に示すような電力変換装置が知られている。この電力変換装置は、三相電源から2次側に複数の巻線を持った変圧器を介して三相交流電力を複数台の単位インバータへ供給する。単位インバータは3グループに分割され、各グループの単位インバータの出力は夫々直列に接続され、そのグループ同志の一方を中性点として接続し、その他方を夫々3相の交流電動機の各相に接続することにより、交流電動機に三相交流電力を供給している。
【0003】
尚、前述の単位インバータの主回路は、変圧器の2次巻線からの電力を整流回路及び直流平滑コンデンサで直流電力に変換し、単相インバータ回路で任意の周波数、電圧を持った電力に変換するよう構成されている。
【0004】
このような単位インバータ方式の電力変換装置において、整流回路側だけを直列多重接続し、単位インバータは単一の大容量の単相インバータとした構成とすることも考えられる(例えば特許文献2参照。)。この場合、単相インバータは高圧インバータとなることが多いが、近年のパワーデバイス技術の進歩により、高圧インバータは比較的容易に実現できるようになってきている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−122943号公報(第14頁、図1)
【0006】
【特許文献2】
特許第3171551号公報(第8−9頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、整流回路側だけを直列多重接続し、単位インバータは大容量の単相インバータ3台を用いた電力変換装置を使用する場合、多重直列接続した整流回路の素子の一部が損傷した時などに生じる単相インバータ間の直流電圧不均衡により、直流電圧の不均衡がそのまま変換装置出力の相電圧不均衡となって現れてしまうという問題点があった。
【0008】
このような相電圧の不均衡は、負荷となる交流電動機に不均衡電流を生じ、損失の増大やトルク脈動の増大を招く恐れがある。
【0009】
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、単相インバータ間の直流電圧不均衡発生時にインバータ装置の出力相電圧の不均衡を抑制することが可能な電力変換装置を提供する事を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の発明は、2次巻線を複数個有する入力変圧器と、前記2次巻線に1対1で接続される単位整流器を複数台直列接続して成る3組の整流回路と、前記整流回路の夫々の直流出力電圧を交流電圧に変換し、各相を構成する3台の単相インバータをY接続して成る3相インバータ装置と、前記夫々の単相インバータの出力電圧を制御する制御回路とから構成され、前記制御回路は、前記単相インバータの直流電圧の不均衡に起因する前記3相インバータ装置の相電圧の不均衡を夫々抑制する補正手段を有することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の第2の発明は、2次巻線を複数個有する入力変圧器と、前記2次巻線に1対1で接続される単位整流器を複数台直列接続して成る3組の中性点を有する3レベル整流回路と、この3レベル整流回路の夫々の直流出力電圧を交流電圧に変換し、各相を構成する3台の単相3レベルインバータをY接続して成る3相インバータ装置と、前記単相3レベルインバータの出力電圧を夫々制御する制御回路とから構成され、前記制御回路は、前記単相3レベルインバータの正側及び負側の直流電圧の不均衡に起因する前記3相インバータ装置の出力電圧の不均衡を夫々抑制する補正手段を有することを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、単相インバータ間の直流電圧不均衡発生時にインバータ装置の出力相電圧の不均衡を抑制することが可能な電力変換装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下に、本発明による電力変換装置の第1の実施の形態を図1を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置の構成図である。
【0014】
入力変圧器1は複数個の2次巻線を有し、夫々の2次巻線はヒューズFを介して整流器Rに接続されている。これら複数台の整流器Rは3グループに分割され、各グループに属する複数台の整流器Rの直流出力は夫々直列に接続され、整流回路2a、2b及び2cを形成している。整流回路2a、2b及び2cの直流出力は単相インバータ4a、4b及び4cに夫々接続され、所望の周波数、電圧の交流を得ている。これらの単相インバータ4a、4b及び4cの出力はY接続され、中性点を持つ3相インバータ装置を形成すると共に、リアクトルLを介して交流電動機Mに3相電力を供給している。
【0015】
以上が図1の主回路構成である。以下制御回路の構成について説明する。尚、図1では、本発明に直接関係する電圧制御回路部分を中心に描いてあり、その他の制御回路は省略されている。
【0016】
整流回路2a、2b及び2cの直流出力は、直流出力線路間に接続した直流電圧検出回路3a、3b及び3cで夫々検出される。この検出値は最大値検出回路5に入力され、最大値を得る。この得られた最大値を係数演算器6a、6b及び6cに入力し、この係数演算器6a、6b及び6cでは、この最大値を前述の直流電圧検出回路3a、3b及び3cの検出値で夫々除算する。更に、これらの演算で得られた値を乗算器7a、7b及び7cに入力し、単相インバータ4a、4b及び4cの電圧指令値V*u、V*v及びV*wと夫々乗算される。このようにして得られた各補正電圧指令値をPWM制御器8a、8b及び8cに入力し、単相インバータ4a、4b及び4cの主回路デバイスのゲート制御信号に変換する。
【0017】
次に、以上の構成における図1の動作について説明する。
【0018】
入力変圧器1の複数個の2次巻線から得られる交流を整流器Rで整流し、これを直列に接続した整流回路2a、2b及び2cの各直流出力電圧は、通常時には同一となる様になっている。すなわち、各単相インバータ4a、4b及び4cの直流電圧が全て同一値V0で平衡状態が保たれている場合は、係数演算器6a、6b及び6cの出力は1となり、この時の補正電圧指令値は各相の電圧指令値と等しくなる。
【0019】
この状態から、例えば、U相用単相インバータ4aの直流電圧のみがV1まで低下した事象を想定すると、最大値選択回路5の出力はV0、係数演算器6a、6b及び6cの出力は夫々、6aがV0/V1、6b及び6cが1となる。これらの出力が各相の電圧指令値V*u、V*v及びV*wに夫々乗じられる結果、最終的な補正電圧指令値はU相用だけが直流電圧の逆比で補正され、PWM制御器8aにより単相インバータ4aの出力をV0/V1倍するようなゲートパルスがU相用単相インバータ4aに与えられ、この結果3相出力電圧は平衡化される。
【0020】
このようにして、単相インバータ間の直流電圧不均衡発生時にインバータ装置の出力相電圧の不均衡を抑制することが可能な電力変換装置を提供することができる。
【0021】
(第2の実施の形態)
図2は本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置の構成図である。この第2の実施の形態の各部について、図1の第1の実施の形態に係る電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この第2の実施の形態が、第1の実施の形態と異なる点は、直流電圧検出回路3a、3b及び3cの出力にローパスフィルタ10a、10b及び10cを夫々挿入している点、及び係数演算器6a、6b及び6cの出力にリミッタ9a、9b及び9cを夫々挿入している点である。
【0022】
直流電圧には電源周波数の6倍調波及び単相インバータ出力周波数の4倍調波の高周波リプル電圧が重畳されるため、ローパスフィルタ10a、10b及び10cの挿入により前記リプル電圧は除去される。このように構成することにより最大値選択回路5並びに係数演算器6a、6b及び6cの動作精度を向上させることができる。
【0023】
また不平衡が増大した際に、補正電圧指令値が単相インバータ4a、4b及び4cの電圧制御範囲を逸脱しないようにリミッタ9a、9b及び9cによって上限値を設けたので、電力変換装置に安定した動作を行なわせることができる。
【0024】
このようにすれば、単相インバータ間の直流電圧不均衡発生時にインバータ出力相電圧の不均衡を抑制することが可能な安定度の高い電力変換装置を提供することができる。
【0025】
(第3の実施の形態)
図3は本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装置の構成図である。この第3の実施の形態の各部について、図1の第1の実施の形態に係る電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この第3の実施の形態が、第1の実施の形態と異なる点は、単相インバータ4a、4b及び4cが、直流中性点電圧を利用した3レベル方式となっている点である。この図3に示したように、整流回路2a、2b及び2c側に中性点を設けない場合には、図1の第1の実施の形態と同様の電圧制御回路の構成を適用することができる。
【0026】
このようにして、3レベル単相インバータ間の直流電圧不均衡発生時にインバータ装置の出力相電圧の不均衡を抑制することが可能な電力変換装置を提供することができる。
【0027】
(第4の実施の形態)
図4は本発明の第4の実施の形態に係る電力変換装置の構成図である。この第4の実施の形態の各部について、図2の第2の実施の形態に係る電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この第4の実施の形態が、第2の実施の形態と異なる点は、単相インバータ4a、4b及び4cが、直流中性点電圧を利用した3レベル方式となっている点である。
【0028】
このようにすれば、第2の実施の形態と同様、ローパスフィルタ10a、10b及び10cにより、高周波成分を除去し、且つリミッタ9a、9b及び9cにより電圧制御の安定性を確保しているので、3レベル単相インバータ間の直流電圧不均衡発生時にインバータ装置の出力相電圧の不均衡を抑制することが可能な安定度の高い電力変換装置を提供することができる。
【0029】
(第5の実施の形態)
図5は本発明の第5の実施の形態に係る電力変換装置の構成図である。この第5の実施の形態の各部について、図3の第3の実施の形態に係る電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この第5の実施の形態が、第3の実施の形態と異なる点は、整流回路2a、2b及び2cの夫々の中性点と単相インバータ4a、4b及び4cの中性点が接続されている点、また直流電圧検出器3a、3b、3c、3d、3e及び3fと、係数演算器6a、6b、6c、6d、6e及び6fと、乗算器7a、7b、7c、7d、7e及び7fとを単相インバータ4a、4b及び4cの正側直流及び負側直流用に独立に備えている点、更に3相電圧指令V*u、V*v及びV*wを正側と負側に分離するための正値通過フィルタ11a、11b及び11c、並びに負値通過フィルタ12a、12b及び12cを備えている点である。
【0030】
このように、整流器Rと3レベル単相インバータ4a、4b及び4cの中性点が接続されている場合、単相インバータ4a、4b及び4cの正側直流電圧と負側直流電圧の不平衡も補正対象とし、相電圧基準の正側と負側に独立の係数を乗じる構成として3相インバータ装置の出力電圧を平衡化することが可能となる。
【0031】
このようにすれば、3レベル単相インバータ間の直流電圧不均衡発生時にインバータ装置の出力相電圧の不均衡を正側と負側を独立に抑制することが可能な電力変換装置を提供することができる。
【0032】
(第6の実施の形態)
図6は本発明の第6の実施の形態に係る電力変換装置の構成図である。この第6の実施の形態の各部について、図5の第5の実施の形態に係る電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この第6の実施の形態が、第5の実施の形態と異なる点は、直流電圧検出回路3a、3b、3c、3d、3e及び3fの出力にローパスフィルタ10a、10b、10c、10d、10e及び10fを夫々挿入した点、また係数演算器6a、6b、6c、6d、6e及び6fの出力にリミッタ9a、9b、9c、9d、9e及び9cを夫々挿入した点である。
【0033】
直流電圧には電源周波数の6倍調波及び単相インバータ出力周波数の4倍調波のリプル電圧が重畳されるため、第2の実施の形態と同様に、ローパスフィルタ10a、10b、10c、10d、10e及び10fの挿入により前記リプル電圧を除去する。このように構成すれば最大値選択回路5あるいは係数演算器6a、6b及び6cの動作精度を向上させることができる。
【0034】
また不平衡が増大した際に補正出力が単相インバータ4a、4b及び4cの電圧制御範囲を逸脱しないようリミッタ9a、9b、9c、9d、9e及び9fにより上限値を設けることにより電力変換装置の安定動作を得ることができる。
【0035】
異常の実施の形態によれば、3レベル単相インバータ間の直流電圧不均衡発生時にインバータ装置の出力相電圧の不均衡を正側と負側を独立に抑制することが可能な安定度の高い電力変換装置を提供することができる。
【0036】
尚、以上の説明では、インバータ装置の出力電圧と出力周波数の関連については言及していないが、本発明の電力変換装置は、通常のいわゆるV/F一定制御、また励磁電流とトルク電流を独立して制御するベクトル制御やセンサレスベクトル制御にも適用可能であることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば単相インバータ間の直流電圧不均衡発生時にインバータ出力相電圧の不均衡を抑制することが可能な電力変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置の構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置の構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装置の構成図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る電力変換装置の構成図。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る電力変換装置の構成図。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る電力変換装置の構成図。
【符号の説明】
1 入力変圧器
2a、2b、2c 整流回路
3a、3b、3c、3d、3e、3f 直流電圧検出回路
4a、4b、4c インバータ
5 最大値選択回路
6a、6b、6c、6d、6e、6f 係数演算器
7a、7b、7c、7d、7e、7f 乗算器
8a、8b、8c PWM制御器
9a、9b、9c、9d、9e、9f リミッタ
10a、10b、10c、10d、10e、10f ローパスフィルタ
11a、11b、11c 正値通過フィルタ
12a、12b、12c 負値通過フィルタ
Claims (7)
- 2次巻線を複数個有する入力変圧器と、
前記2次巻線に1対1で接続される単位整流器を複数台直列接続して成る3組の整流回路と、
前記整流回路の夫々の直流出力電圧を交流電圧に変換し、各相を構成する3台の単相インバータをY接続して成る3相インバータ装置と、
前記夫々の単相インバータの出力電圧を制御する制御回路と
から構成され、
前記制御回路は、前記単相インバータの直流電圧の不均衡に起因する前記3相インバータ装置の相電圧の不均衡を夫々抑制する補正手段を有することを特徴とする電力変換装置。 - 前記補正手段は、
前記3台の単位インバータの直流電圧を夫々検出する第1の手段と、
この検出された直流電圧の最大値を選択する第2の手段と、
この最大値を前記第1の手段の出力で除して夫々係数を演算する第3の手段と、
この第3の手段の出力と各相の電圧指令値を乗じて前記各単相インバータへの補正電圧指令値を夫々出力する第4の手段とを
備えたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。 - 前記補正手段は、
前記3台の単位インバータの直流電圧を夫々検出する第1の手段と、
この第1の手段の出力に含まれる高周波数成分を夫々除去する第2の手段と、
この第2の手段の出力の最大値を選択する第3の手段と、
この第3の手段の出力を前記第2の手段の出力で除して夫々係数を演算する第4の手段と、
この第4の手段の出力の上限値を夫々制限する第5の手段と、
この第5の手段の出力と各相の電圧指令値を乗じて前記各単相インバータへの補正電圧指令値を夫々出力する第6の手段とを
備えたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。 - 前記単相インバータは、中性点を有する3レベル方式であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の電力変換装置。
- 2次巻線を複数個有する入力変圧器と、
前記2次巻線に1対1で接続される単位整流器を複数台直列接続して成る3組の中性点を有する3レベル整流回路と、
この3レベル整流回路の夫々の直流出力電圧を交流電圧に変換し、各相を構成する3台の単相3レベルインバータをY接続して成る3相インバータ装置と、
前記単相3レベルインバータの出力電圧を夫々制御する制御回路と
から構成され、
前記制御回路は、前記単相3レベルインバータの正側及び負側の直流電圧の不均衡に起因する前記3相インバータ装置の出力電圧の不均衡を夫々抑制する補正手段を有することを特徴とする電力変換装置。 - 前記補正手段は、
前記3レベルインバータの正側及び負側直流電圧を夫々検出する第1の手段と、
この第1の手段の出力の最大値を選択する第2の手段と、
この第2の手段の出力を前記第1の手段の出力で除して夫々係数を演算する第3の手段と、
各相の電圧指令値の正値を抽出する第4の手段と、
各相の電圧指令値の負値を抽出する第5の手段と、
前記第3の手段の出力と前記第4の手段の出力の積、及び前記第3の手段の出力と前記第5の手段の出力の積を加算して前記各3レベル単相インバータへの補正電圧指令値を夫々出力する第6の手段とを
備えたことを特徴とする請求項5記載の電力変換装置。 - 前記補正手段は、
前記3レベルインバータの正側及び負側直流電圧を夫々検出する第1の手段と、
この第1の手段の出力の高周波数成分を夫々除去する第2の手段と、
この第2の手段の出力の最大値を選択する第3の手段と、
この第3の手段の出力を前記第2の手段の出力で除して夫々係数を演算する第4の手段と、
この第4の手段の出力の上限値を制限する第5の手段と、
各相の電圧指令値の正値を抽出する第6の手段と、
各相の電圧指令値の負値を抽出する第7の手段と、
前記第4の手段の出力と前記第6の手段の出力の積、及び前記第4の手段の出力と前記第7の手段の出力の積を加算して前記各3レベルインバータへの補正電圧指令値を夫々出力する第8の手段とを
備えたことを特徴とする請求項5記載の電力変換装置。
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KR101319989B1 (ko) | 2012-04-25 | 2013-10-18 | 한국에너지기술연구원 | 복수의 전력변환모듈을 제어하는 장치 및 방법과, 전력량 불균형 분석 장치 및 방법 |
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