JP2004248321A - 有極型sawフィルタ - Google Patents

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永典 江原
Kazushige Noguchi
和繁 野口
Hajime Shimamura
一 島村
Yoshio Okada
好生 岡田
Tomokazu Komazaki
友和 駒崎
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Abstract

【課題】周波数特性を改善することができる有極型SAWフィルタを提供する。
【解決手段】少なくとも一つの直列腕SAW共振器及び少なくとも一つの並列腕SAW共振器とを有する二端子対SAW共振器型フィルタ回路と、前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路に並列に接続され、かつ前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の開放インピーダンスと前記SAWフィルタの短絡インピーダンスとを等しくさせることにより、減衰極を形成するインピーダンスを有する二端子対インピーダンス回路とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、共振器形SAWフィルタと付加インピーダンスの並列接続により構成された有極型SAWフィルタに関するものである。
従来、このような分野の技術としては、例えば、特許文献1に開示されるものがあった。
SAWフィルタはLSIと同様に、量産性に優れていることから、民生機器や通信機器で広範囲に用いられている。特に小形かつ軽量であるという特徴から、ポケットベル、携帯電話機等の移動体通信機器において、高周波(RF)フィルタとして多用されている。
移動体通信に用いられるSAWフィルタは通過帯域において低挿入損失であり、減衰帯域において広帯域で高減衰量が必要であり、しかも、急峻な周波数特性が要求される。
この場合、図6に示すように、直列腕共振器(SR1,SR2,SR3)610,611,612、及び並列腕共振器(PR1,PR2,PR3,PR4)620,621,622,623に弾性表面波共振子を用いた帯域通過型フィルタが用いられている。
特開平5−183380号公報
上記したように、最近の携帯電話機等の移動体通信機器の高性能化に伴い、SAWフィルタの一層の低挿入損失、しかも、広帯域で高減衰量の急峻な周波数特性が要求されている。この要求に対して、上記した図6に示される梯子型SAWフィルタが主に用いられている。そして、この梯子型SAWフィルタは、用いる圧電基板の特性に依存しているのが現状である。
具体的には通過帯域の帯域幅、挿入損失、通過帯域と減衰帯域の周波数特性の急峻さ、及び減衰帯域の減衰量に圧電基板の特性が関係している。
この梯子型SAWフィルタの周波数特性の減衰帯域での広帯域、高減衰の実現は難しいという問題点がある。
このように、梯子型SAWフィルタにおいて、用いるSAW共振器の共振周波数(直列共振周波数)、反共振周波数(並列共振周波数)と通過帯域、減衰帯域の関係を利用するものでは、通過帯域と減衰帯域の帯域幅、配置もしくは間隔が制限されるという問題がある。特に、通過帯域と減衰帯域の間隔が狭く、高減衰に必要な減衰帯域が広帯域で、しかも、通過帯域において低挿入損失になるようにするという課題の両立は難しい。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、周波数特性を改善することができる有極型SAWフィルタを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕有極型SAWフィルタにおいて、少なくとも一つの直列腕SAW共振器及び少なくとも一つの並列腕SAW共振器とを有する二端子対SAW共振器型フィルタ回路と、この二端子対SAW共振器型フィルタ回路に並列に接続され、かつ前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の開放インピーダンスと前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の短絡インピーダンスとを等しくさせることにより、減衰極を形成するインピーダンスを有する二端子対インピーダンス回路とを有することを特徴とする。
〔2〕有極型SAWフィルタにおいて、直列腕SAW共振器及び並列腕SAW共振器から構成されるフィルタ回路が複数段縦続接続された二端子対SAW共振器型フィルタ回路と、この二端子対SAW共振器型フィルタ回路に直列に接続され、かつ、前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の開放インピーダンスと前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の短絡インピーダンスとを等しくさせることにより周波数特性に減衰極を発生させるインピーダンスを有する二端子対インピーダンス回路とを有することを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕又は〔2〕記載の有極型SAWフィルタは、前記直列腕SAW共振器に並列に接続されたキャパシタを有することを特徴とする。
〔4〕上記〔3〕記載の有極型SAWフィルタは、前記キャパシタに直列に接続されたインダクタを有することを特徴とする。
〔5〕有極型SAWフィルタにおいて、入力端子及び出力端子と、前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された第1の直列腕SAW共振器、第2の直列腕SAW共振器及び第3の直列腕SAW共振器と、前記第1及び第2の直列腕SAW共振器に接続された第1の並列腕SAW共振器と、前記第2及び第3の直列腕SAW共振器に接続された第2の並列腕SAW共振器と、前記第1及び第2の並列腕SAW共振器と接地電位との間に接続されたインピーダンス回路とを備えており、前記インピーダンス回路は、前記有極型SAWフィルタの開放インピーダンスと前記有極型SAWフィルタの短絡インピーダンスとを等しくさせることにより減衰極を発生させるインピーダンスを有することを特徴とする。
〔6〕上記〔5〕記載の有極型SAWフィルタは、前記第1の直列腕SAW共振器に並列に接続されたキャパシタを有することを特徴とする。
〔7〕上記〔6〕記載の有極型SAWフィルタは、前記キャパシタに直列に接続されたインダクタを有することを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)二端子対回路の移相回路と直列腕弾性表面波共振器と並列腕弾性表面波共振器を用いた共振器形SAWフィルタと二端子対回路のインピーダンスの並列接続により、急峻な周波数特性を持つ高性能低挿入損失の有極型SAWフィルタを構成することができる。
(2)通過帯域の低域側減衰帯域の減衰特性の高減衰化を可能とする。
有極型SAWフィルタにおいて、少なくとも一つの直列腕SAW共振器及び少なくとも一つの並列腕SAW共振器とを有する二端子対SAW共振器型フィルタ回路と、この二端子対SAW共振器型フィルタ回路に並列に接続され、かつ前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の開放インピーダンスと前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の短絡インピーダンスとを等しくさせることにより、減衰極を形成するインピーダンスを有する二端子対インピーダンス回路とを有する。よって、急峻な周波数特性を持つ高性能低挿入損失の有極型SAWフィルタを構成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例を示す有極型SAWフィルタの回路図である。
この図に示すように、この実施例の有極型SAWフィルタ300は、移相回路101、直列腕弾性表面波共振器110,111と並列腕弾性表面波共振器120を用いた共振器形SAWフィルタ100と、二端子対回路のインピーダンス(Za)200の並列接続により構成される。つまり、二端子対回路のインピーダンス(Za)200により減衰極を形成した有極型SAWフィルタである。なお、112は入力側端子、113は入力側アース端子、114は出力側端子、115は出力側アース端子である。
このように、二つの二端子対回路100,200を並列接続した有極型SAWフィルタ300により、通過帯域と減衰帯域の間隔が狭く、減衰帯域において広帯域に高減衰を持つ周波数特性が得られ、しかも、通過帯域において低損失である高性能特性を持つ有極型SAWフィルタを実現する。
すなわち、従来の有極型SAWフィルタの直列腕に移相回路101、及び二端子対回路インピーダンス(Za)200を付加したことにより、高性能特性を持つ有極型SAWフィルタを構成することができる。
このような、本発明の第1実施例の回路構成として、一つの二端子対回路として梯子型共振器形SAWフィルタ100を構成し、もう一つのインピーダンス(Za)を有する二端子対回路200は、インダクタLo(210)とキャパシタCo(220)で構成する。
以下、図1に示した第1実施例の有極型SAWフィルタ回路の動作について、説明する。
図1の有極型SAWフィルタ300の基本マトリクスを(ABCD)となし、先端開放インピーダンスをZo、先端短絡インピーダンスをZsとすると、このZo,Zsはそれぞれ、次の式(1)、及び式(2)で与えられる。
Zo=A/C …(1)
Zs=B/D …(2)
S=jω、ここでω=2πf
また、図1の回路の周波数特性α(ω)は上記式(1)及び(2)を用いて、次の式(3)のようになる。
α(ω)=20.0×Log{ABS〔(1+Zo)(1+Zs)
/(Zo−Zs)〕}(dB) …(3)
ここで、ABS( )は( )内の絶対値を表す。
ここで、周波数特性上の減衰極は、上記式(3)より次の場合である。
(i) Zo=∞またはZs=∞、(ii)Zo=Zs=0、(iii) Zo=Zs …(4)
図1に示す本発明の第1実施例を示す回路構成において、先端開放インピーダンス〔Zo(1)〕を図2に、先端短絡インピーダンス〔Zs(1)〕を図3に示す。
この場合の先端開放インピーダンス〔Zo(1)〕、及び先端短絡インピーダンス〔Zs(1)〕はそれぞれ、次の式(5)、(6)で与えられる。
Zo(1)=[〔Za+Zs(2)〕〔Zp+Zs(1)〕]
/〔Za+Zp+Zs(1)+Zs(2)〕+Zp(1) …(5)
Zs(1)=〔Za×Zss〕/〔Za+Zss〕 …(6)
ここで、Zss=Zp(1)+Zs(1)+Zs(2)×Zp
/〔Zs(2)+Zp〕
Zs(1):第1の直列腕弾性表面波共振器110のインピーダンス、
Zs(2):第2の直列腕弾性表面波共振器111のインピーダンス、
Zp(1):並列腕弾性表面波共振器120のインピーダンス、
Za=jωLo+1/(jωCo)
ここで、まず、Zaの動作を説明する。
Zaは、次の条件関係が成立する場合である。すなわち、Zaのインピーダンスが直列腕弾性表面波共振器110,111、並列腕弾性表面波共振器120のインピーダンスに比較して小さい場合であり、この場合、上記式(5)、及び式(6)は次の式(7)、式(8)のようになる。
Zo(1)=Zs(2)〔Zp+Zs(1)〕/〔Zp+Zs(1)
+Zs(2)+Zp(1)〕 …(7)
Zs(1)=(Za×Zss)/(Za+Zss) …(8)
したがって、上記式(7),式(8)より、Zaが存在することにより、Zo(1)は不変であり、Zs(1)のみ変えることが可能であることが分かる。すなわち、Zo(1)=Zs(1)が成立する周波数を変えることが可能であることが分かる。
次に、移相回路Zpの動作について説明する。
まず、Za及びZpがない場合について考察する。この場合の開放インピーダンスZo(00)及び短絡インピーダンスZs(00)は、それぞれ次の式(9)及び式(10)で与えられる。
Zo(00)=〔Zs(1)×Zs(2)〕/〔Zs(1)+Zs(2)〕
+Zp(1) …(9)
Zs(00)=Zs(1)+〔Zs(2)×Zp(1)〕
/〔Zs(2)+Zp(1)〕 …(10)
本発明の第1実施例では、第1の直列腕弾性表面波共振器110に対して直列に、インピーダンスZphase を有する移相回路101を付加することになるので、移相回路101と第1の直列腕弾性表面波共振器110とを併せたインピーダンスをZs (1)phase とすると、Zs (1)phase =Zs (1)+Zphase となる。
従って、このZs (1)phase を式(9)及び式(10)におけるZs (1)の代わりに用いた場合にZo(00)≒Zs(00)となるようなZphase を用いれば、減衰帯域において高減衰特性が得られる。
ここで、まず、図1の本発明の第1の回路構成の実施例として、CDMA方式(Code Division Multiple Access 符号分割多重アクセス方式:スペクトル拡散技術を使うディジタル自動車・携帯電話の米国基準の一つである)用受信(Rx)帯域のフィルタについて説明する。
図1の回路構成300は、3段構成共振器形SAWフィルタ100(移相回路101、第1の直列腕弾性表面波共振器110、第2の直列腕弾性表面波共振器111、並列腕弾性表面波共振器120)と、インダクタ(Lo)210、キャパシタ(Co)220により構成される二端子対回路のインピーダンス(Za)200の並列接続構成である。
この実施例では第1の直列腕弾性表面波共振器110及び第2の直列腕弾性表面波共振器111の構成は(対数100対、交差長50μm)、並列腕弾性表面波共振器120の構成は(対数86対、交差長86μm)である。
また、移相回路101はストリップラインを用いており、このストリップラインの線路長が11cmの場合で、インピーダンスZaは、インダクタLo=3.0nHで一定であり、キャパシタCoを(0、0.1pF、0.2pF、0.5pF)にした場合の周波数特性を図4に示す。ここで、曲線aはCo=0.1pFの場合、曲線bはCo=0.2pFの場合、曲線cはCo=0.5pFの場合、曲線dはCo=0(従来)の場合をそれぞれ示している。
図4に示すように、Coを変化させることにより、減衰帯域の減衰極周波数が変わることが分かる。すなわち、通過帯域の高域側減衰域の減衰量は、Coを増やすことにより減衰極周波数が通過帯域に近くなり、周波数特性の傾斜が急峻になるが減衰量は減少する。Coを変化させることによる通過帯域の低域側減衰帯域においては、減衰極周波数の変動は大きく、減衰量は注目する周波数点により増加する場合と減少する場合がある。
したがって、本発明の回路構成は主に通過帯域の低域側減衰域の減衰量を改善することができる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
図5は本発明の第2実施例を示す有極型SAWフィルタの回路図である。
この実施例では、第1実施例の回路構成と同様に、CDMA方式用Rxフィルタについて示している。なお、本発明との比較のため、この種の従来のフィルタの回路構成を図6に示している。
図5において500は移相回路(PS1)を、510〜512は対数が100対で交差長50μmの直列腕弾性表面波共振器(SR1〜SR3)を、520と523は対数が60対で、交差長60μmの並列腕弾性表面波共振器(PR1とPR4)、及び521と522は対数が85対で、交差長85μmの並列腕弾性表面波共振器(PR2とPR3)を示す。
なお、541は入力側端子、542は入力側アース端子、543は出力側端子、544は出力側アース端子である。
付加インピーダンス(Za)200としては、インダクタ(Lo)531及びキャパシタ(Co)530で構成し、この場合のインダクタンス値はLo=3.0nHとした。また、移相回路(PS1)500の線路長は11cmとした。
更に、図7に(Lo=3.0nH、及びCo=0.1pF)の場合の周波数特性と、図6の従来の回路構成(Lo=∞、Co=0pF)の場合の周波数特性とを対比して示している。この図において、曲線aは本発明のLo=3.0nH及びCo=0.1pFの場合、曲線bは従来のCo=0の場合を示している。
図7から明らかなように、図6の従来の回路構成と比較して、本発明の第2実施例の回路構成はフィルタの通過帯域においては変化はなく、通過帯域の低域側減衰帯域の減衰量の高減衰の帯域が広くなっていることが分かる。
この場合の周波数特性は、本発明の第2実施例では、曲線a(実線)に示すように、曲線b(従来:点線)に示す特性に比較して大幅に改善され、本発明の第2の回路構成により、図7に示すCDMA方式用Rxフィルタの要求規格(824MHz〜894MHzにおいて、減衰が50dB以上)を満足することが分かる。
このように、本発明によれば二端子対回路の移相回路と直列腕弾性表面波共振器と並列腕弾性表面波共振器を用いた共振器形SAWフィルタと二端子対回路のインピーダンスの並列接続により、急峻な周波数特性を持つ高性能低挿入損失の有極型SAWフィルタを構成することができる。
また、この回路構成は通過帯域の低域側減衰帯域の減衰特性の高減衰化を可能とする。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の有極型SAWフィルタは、民生機器や通信機器で広範囲に利用可能である。
本発明の第1実施例を示す有極型SAWフィルタの回路図である。 本発明の第1実施例の回路構成の場合の先端開放インピーダンスを示す図である。 本発明の第1実施例の回路構成の場合の先端短絡インピーダンスを示す図である。 CDMA方式用Rxフィルタの特性図である。 本発明の第2実施例を示す有極型SAWフィルタの回路図である。 従来の6段有極型SAWフィルタの回路図である。 本発明の第2実施例と従来例との周波数特性を示す図である。
符号の説明
100 共振器形SAWフィルタ(3段構成共振器型SAWフィルタ)
101,500 移相回路
110,111,510〜512 直列腕弾性表面波共振器
112,541 入力側端子
113,542 入力側アース端子
114,543 出力側端子
115,544 出力側アース端子
120,520〜523 並列腕弾性表面波共振器
200 二端子対回路のインピーダンス(Za)
210,531 インダクタ(L0
220,530 二端子対回路のキャパシタ(Co)
300 有極型SAWフィルタ
Zo 先端開放インピーダンス
Zs 先端短絡インピーダンス

Claims (7)

  1. 少なくとも一つの直列腕SAW共振器及び少なくとも一つの並列腕SAW共振器とを有する二端子対SAW共振器型フィルタ回路と、
    該二端子対SAW共振器型フィルタ回路に並列に接続され、かつ前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の開放インピーダンスと前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の短絡インピーダンスとを等しくさせることにより、減衰極を形成するインピーダンスを有する二端子対インピーダンス回路とを有することを特徴とする有極型SAWフィルタ。
  2. 直列腕SAW共振器及び並列腕SAW共振器から構成されるフィルタ回路が複数段縦続接続された二端子対SAW共振器型フィルタ回路と、
    該二端子対SAW共振器型フィルタ回路に直列に接続され、かつ、前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の開放インピーダンスと前記二端子対SAW共振器型フィルタ回路の短絡インピーダンスとを等しくさせることにより周波数特性に減衰極を発生させるインピーダンスを有する二端子対インピーダンス回路とを有することを特徴とする有極型SAWフィルタ。
  3. 請求項1又は2記載の有極型SAWフィルタは、
    前記直列腕SAW共振器に並列に接続されたキャパシタを有することを特徴とする有極型SAWフィルタ。
  4. 請求項3記載の有極型SAWフィルタは、
    前記キャパシタに直列に接続されたインダクタを有することを特徴とする有極型SAWフィルタ。
  5. 有極型SAWフィルタにおいて、
    入力端子及び出力端子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された第1の直列腕SAW共振器、第2の直列腕SAW共振器及び第3の直列腕SAW共振器と、
    前記第1及び第2の直列腕SAW共振器に接続された第1の並列腕SAW共振器と、
    前記第2及び第3の直列腕SAW共振器に接続された第2の並列腕SAW共振器と、
    前記第1及び第2の並列腕SAW共振器と接地電位との間に接続されたインピーダンス回路とを備えており、
    前記インピーダンス回路は、前記有極型SAWフィルタの開放インピーダンスと前記有極型SAWフィルタの短絡インピーダンスとを等しくさせることにより減衰極を発生させるインピーダンスを有することを特徴とする有極型SAWフィルタ。
  6. 請求項5記載の有極型SAWフィルタは、
    前記第1の直列腕SAW共振器に並列に接続されたキャパシタを有することを特徴とする有極型SAWフィルタ。
  7. 請求項6記載の有極型SAWフィルタは、
    前記キャパシタに直列に接続されたインダクタを有することを特徴とする有極型SAWフィルタ。
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