JP2004248197A - 受信装置、送信装置及び受信方法 - Google Patents

受信装置、送信装置及び受信方法 Download PDF

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Koichi Aihara
弘一 相原
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Abstract

【課題】効率よくフィンガ選択を行うことができる受信装置、送信装置及び受信方法を提供すること。
【解決手段】受信装置100において、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの相関に応じて適応的にそれらを用いる。すなわち、通信チャネルの遅延プロファイルが共通制御チャネルの遅延プロファイルの一部とはなり得る場合には、通信チャネル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの両方又は共通制御チャネルの遅延プロファイルを用い、通信チャネルの遅延プロファイルが共通制御チャネルの遅延プロファイルの一部とはなり得ない場合には、通信チャネルの遅延プロファイルのみを用いてフィンガ選択を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル無線通信システムにおける通信端末装置及び無線受信方法に関し、例えば、スマートアンテナやアダプティブアレイアンテナを用いて下り送信指向性制御が適用される直接拡散符号拡散多重アクセス(Direct Sequence−Code Division Multiple Access)システムにおける受信装置、送信装置及び受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、無線通信システムにおいては、通信チャネルと共通制御チャネルが同一の送信方法(共に無指向性)で送信される場合、個別物理チャネル(通信チャネル)については、周波数利用効率の向上のために送信電力制御により所要品質ぎりぎりの受信レベル(Eb/N0又はSIR)となるように制御されている。
【0003】
これに対して、共通制御チャネルについては、サービスエリア内のすべての通信端末がハンドオーバによる周辺セル情報を受信できるように、すなわちサービスエリア内のすべての通信端末が一定以上の受信品質を確保できるように、サービスエリア内及びそのサービスエリア周辺に対して、一般的には通信チャネルよりも強いパワで送信が行われる。
【0004】
したがって、上記のような場合には、通信端末において、通信チャネルのパスを選択する(逆拡散処理のタイミングを検出する)サーチャは、信頼性高くサーチを行うために、通信チャネル自体ではなく、通信チャネルよりも強いパワで送信される共通制御チャネルを基準に動作する。
【0005】
ところで、基地局において、共通制御チャネル(CCPCH:Common Control Physical CHannel)は、通常無指向性(オムニ又はセクタ)で送信するのに対して、通信チャネル(DPCH:Dedicated Physical CHannel)は、指向性制御されて送信される場合がある。この場合、共通制御チャネルは、図8(a)に示すように、無指向性で通信端末801に送信を行う。したがって、通信端末801では、基地局802から直接通信端末801に届くパス1、基地局802から障害物803、804に反射して通信端末801に届くパス2,パス3のすべてが受信される。このため、遅延プロファイルは、図8(b)に示すようになる。
【0006】
これに対して、通信チャネルに対して送信指向性制御が適用された場合には、図9(a)に示すように、Xで示す指向性で送信を行う。このとき、通信端末801では、伝搬路が限定されているため、基地局802から直接通信端末801に届くパス1と、基地局802から障害物804に反射して通信端末801に届くパス3とが受信され、基地局802から障害物803に反射して通信端末801に届くパス2は受信されない。このため、遅延プロファイルは、図9(b)に示すようになる。
【0007】
このように、通信チャネルが指向性制御されて伝搬路が限定されているので、通信チャネルと共通制御チャネルとは異なったものとなる。この場合、図8(b)及び図9(b)から分かるように、通信チャネルには含まれないパス2も共通制御チャネルには存在することになる。このため、上述したように共通制御チャネルを基準にサーチャを動作させると、誤ったパス選択をしてしまうため、通信チャネルを基準としたサーチャ動作をさせる必要がある。
【0008】
一方、通信チャネルを基準としてサーチャを動作させると、送信電力制御により所要品質ぎりぎりの受信レベルに制御されているために、パス選択の信頼性が低くなってしまう。
【0009】
かかる課題を解決するための一つの方法として、通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの相関を求めることにより、サーチ性能を向上させる方法が考えられている(特許文献1参照)。
【0010】
この特許文献1に示されている方法は、通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの相関演算の結果に基づいて、パス選択を行い受信タイミングの決定を行うものである。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−24551号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの相関を求める方法では、通信チャネルの送信アンテナと共通制御チャネルの送信アンテナとが互いに近い位置にある場合には、図10(b)に示すように、通信チャネルが共通制御チャネルの一部となり得るのに対して、図10(a)に示すように、共通制御チャネルの送信アンテナと通信チャネルの送信アンテナとが遠く離れている場合には、図10(c)に示すように、共通制御チャネルの遅延プロファイルの一部が通信チャネルの遅延プロファイルとはなり得なくなる問題があった。また、通信端末の位置によっても共通制御チャネルの遅延プロファイルの一部が通信チャネルの遅延プロファイルとはなり得なくなる場合があった。
【0013】
従って、このように、共通制御チャネルを送信する送信アンテナと通信チャネルを送信する送信アンテナとが異なり、図10(c)に示すように、通信チャネルの遅延プロファイルが共通制御チャネルの遅延プロファイルの一部とはなり得ない場合には、共通制御チャネルの遅延プロファイルを用いて相関演算を行うと、パス選択を正しく行うことが困難になるという問題があった。
【0014】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、効率よくフィンガ選択を行うことができる受信装置、送信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の受信装置は、通信チャネルの遅延プロファイルを作成する通信チャネル用遅延プロファイル作成手段と、共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成する共通制御チャネル用遅延プロファイル作成手段と、通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの間に相関があるか否かを判断する相関判定手段と、前記相関判定手段の判定結果に基づいて、前記通信チャネルの遅延プロファイル及び/又は前記共通制御チャネルの遅延プロファイルを適応的に選択する遅延プロファイル選択手段と、前記遅延プロファイル選択手段により選択された遅延プロファイルを用いてフィンガ選択するフィンガ選択手段と、を具備する構成を採る。
【0016】
この構成によれば、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルに相関がある場合とない場合とで適応的にそれらを使用することで、適切なフィンガ選択を行うことができる。
【0017】
本発明の受信装置は、通信チャネルの遅延プロファイルを作成する通信チャネル用遅延プロファイル作成手段と、共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成する共通制御チャネル用遅延プロファイル作成手段と、通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの間に相関があるか否かを判断する相関判定手段と、前記相関判定手段の判定結果と、その判定結果が得られた位置を示す位置情報とを送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、相関判定結果と位置情報とを送信することにより、それらの情報を受け取った通信装置(例えば基地局装置)に対して、位置とその位置での相関状態を知らせることができる。
【0019】
本発明の送信装置は、受信装置において作成される通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの間に相関があるか否かを予測する予測相関情報を送信する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、受信装置に対して、その受信装置において作成される通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの相関情報を送信することにより、受信装置では、この相関情報に基づいて、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルを適応的に使用したフィンガ選択を行うことができ、このフィンガ選択を適切かつ容易に行うことが可能となる。
【0021】
本発明の送信装置は、受信装置において作成される通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの間に相関があるか否かを示す相関情報を前記受信装置から受け取り、この相関情報が得られた前記受信装置の位置を示す位置情報を前記相関情報とともに送信する構成を採る。
【0022】
この構成によれば、受信装置において実際に作成された、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの相関を示す相関情報とその情報が得られた受信装置の位置を示す位置情報とを送信することにより、これらの情報を受け取った他の受信装置は、自機の位置に合致する位置情報に対応した相関情報を用いることができる。これにより、実際に受信装置によって作成された遅延プロファイルを用いて得られた相関情報に基づいて、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルを適応的に使用したフィンガ選択を行うことができる。かくして、受信装置は、一段と適切なフィンガ選択を行うことができる。
【0023】
本発明の受信方法は、通信チャネルの遅延プロファイルを作成する通信チャネル用遅延プロファイル作成ステップと、共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成する共通制御チャネル用遅延プロファイル作成ステップと、通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの間に相関があるか否かを判断する相関判定ステップと、前記相関判定ステップにおける判定結果に基づいて、前記通信チャネルの遅延プロファイル及び/又は前記共通制御チャネルの遅延プロファイルを適応的に選択する遅延プロファイル選択ステップと、前記遅延プロファイル選択ステップにおいて選択された遅延プロファイルを用いてフィンガ選択するフィンガ選択ステップと、を具備するようにした。
【0024】
この方法によれば、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルに相関がある場合とない場合とで適応的にそれらを使用することで、適切なフィンガ選択を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの相関に応じて適応的にそれらを用いることにより、適切なフィンガ選択を行うことである。
【0026】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置100の構成を示すブロック図である。ここでは、基地局から通信端末装置100への下り回線では個別物理チャネル(DPCH:通信チャネル)が送信指向性制御されているものとする。なお、図1に示す通信端末装置100においては、受信側のみを示している。
【0028】
基地局から指向性制御されて送信された信号は、アンテナ101を介して無線受信回路102で受信される。無線受信回路102は、受信信号に対して、増幅(利得制御)、ダウンコンバート、及びアナログ/ディジタル(A/D)変換の各処理を行う。このA/D変換後の受信データは、復調回路115の相関回路103及び位相推定回路113にそれぞれ供給される。相関回路103は、受信データと通信チャネル用のコードを用いて受信データの逆拡散処理を行う。位相推定回路113は、受信データと共通制御チャネル用のコードを用いて、位相推定用の逆拡散処理を行う。
【0029】
相関回路103及び位相推定回路113の各出力は乗算器104に供給される。乗算器104は、相関回路103及び位相推定回路113の各出力を乗算することにより、同期検波を行う。この同期検波出力は、レイク合成回路105に供給される。レイク合成回路105は、複数のサンプルについて、レイク合成を行う。レイク合成回路105の出力は、判定回路106に供給される。判定回路106は、レイク合成された結果からビット判定を行いデータを復調する。
【0030】
これに対して、通信端末装置100のサーチャ120は、個別チャネル用遅延プロファイルを作成するための個別チャネル用遅延プロファイル作成部117(相関回路107及び遅延プロファイル作成回路108)と、共通制御チャネル用遅延プロファイルを作成するための共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119(相関回路109及び遅延プロファイル作成回路110)と、フィンガ選択回路111と、パス位置判定回路112とを有している。
【0031】
相関回路107は、通信チャネル用遅延プロファイルを作成するために、受信データと通信チャネル用のコードとを用いて逆拡散処理を行い、その結果を遅延プロファイル作成回路108に供給する。遅延プロファイル作成回路108は、相関回路107の出力の相関値を、各位相ごとに平均し、遅延プロファイルを作成する。
【0032】
また、相関回路109は、共通制御チャネル用遅延プロファイルを求めるために、受信データと共通制御チャネル用のコードとを用いて逆拡散処理を行い、その結果を遅延プロファイル作成回路110に供給する。遅延プロファイル作成回路110は、相関回路109の出力の相関値を各位相ごとに平均し、遅延プロファイルを作成する。
【0033】
パス位置判定回路112は、通信チャネル用遅延プロファイルと共通制御チャネル用遅延プロファイルとを比較し、共通制御チャネル用遅延プロファイルがフィンガ割り当てに使用できるか否か、すなわち、通信チャネル用遅延プロファイルが共通制御チャネル用遅延プロファイルの一部と見なすことができるか否かを判断する。フィンガ選択回路111は、遅延プロファイル作成回路108、110及びパス位置判定回路112の出力である、通信チャネル用遅延プロファイルが共通制御チャネル用遅延プロファイルの一部と見なせるか否かの結果を用いてフィンガを選択する。
【0034】
また、パス位置判定回路112は、通信チャネル用遅延プロファイルが共通制御チャネル用遅延プロファイルの一部と見なせない場合には、共通制御チャネル用遅延プロファイルの作成を停止する。
【0035】
すなわち、図2は、パス位置判定回路112の動作を説明するための図であり、図2(a)に示すように、入力パターンAのように共通制御チャネルの遅延プロファイルの一部のパス位相が通信チャネルの遅延プロファイルのパス位相と同じ場合、パス位置判定回路112は、通信チャネル遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの相関性があるものと判断し、個別チャネル用遅延プロファイル作成部117に対して通信チャネルの遅延プロファイルを作成する指示を供給するとともに、共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119に対して共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成する指示を供給する。また、このときパス位置判定回路112は、フィンガ選択回路111に対して、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルを両方用いてフィンガ選択(復調するパスの選択)を行う指示を供給する。
【0036】
これに対して、図2(b)に示すように、入力パターンBのように共通制御チャネルの遅延プロファイルのパス位相と通信チャネルの遅延プロファイルのパス位相とが異なる場合、パス位置判定回路112は、通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの相関性がないものと判断し、個別チャネル用遅延プロファイル作成部117に対して通信チャネルの遅延プロファイルを作成する指示を供給するとともに、共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119に対して共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成しない指示を供給する。また、このとき、パス位置判定回路112は、フィンガ選択回路111に対して、通信チャネルの遅延プロファイルのみを用いてフィンガ選択を行う指示を供給する。
【0037】
なお、共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの相関がない場合、通信チャネルの遅延プロファイルのみを作成することになるが、通信端末装置100の移動によって、共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの相関が変化する可能性があることにより、パス位置判定回路112は、共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119に対して、定期的に共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成させ、通信チャネルの遅延プロファイルとの相関状態を確認するようになされている。これにより、通信端末装置100が移動して共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの相関性がある状態となった場合には、上述したように、共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの両方を用いてフィンガ選択を行う状態に移行することが可能となる。
【0038】
このように、本実施の形態の通信端末装置100によれば、共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの相関がある場合は、共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成し、これをフィンガ選択に用い、相関がない場合は、共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成せず、これをフィンガ選択に用いないという適応的を制御を行うことにより、適切なフィンガ選択を行うことができる。
【0039】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る通信端末装置200の構成を示すブロック図である。但し、図1と同一の構成となるものについては、図1と同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
【0040】
パス位置判定回路112は、共通制御チャネルの遅延プロファイルと通信チャネルの遅延プロファイルとの間に相関がある場合には、共通制御チャネルの遅延プロファイルのみを作成するように個別チャネル用遅延プロファイル作成部117及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119に対して指示を出し、これに対して、相関がない場合には、通信チャネルの遅延プロファイルのみを作成するように個別チャネル用遅延プロファイル作成部117及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119に対して指示を出す。
【0041】
レイク合成対象判定回路201は、各パス毎のレベルを測定し、レイク合成に相当するパスであるか否かを判断し、判断結果をレイク合成回路105及びフィンガ選択回路111にそれぞれ供給する。フィンガ選択回路111は、レイク合成に値しないパスに関しては、フィンガに割り当てることをやめる。レイク合成回路105は、レイク合成に値しないフィンガに関してレイク合成の対象から除外する。
【0042】
このように、通信端末装置200においては、レイク合成対象判定回路201を設けることにより、共通制御チャネルの遅延プロファイルと通信チャネルの遅延プロファイルとの間の相関がある場合は、共通制御チャネルの遅延プロファイルのみを作成することで起こるパス選択の誤りを防止することができる。すなわち、フィンガ選択回路111において、図8(b)に示したパス2、パス3がフィンガとして選択されたとしても、レイク合成対象判定回路201は、そのフィンガはレベルが低い(すなわちレイク合成に値しない)と判断し、フィンガ割り当て対象から除外することにより、共通制御チャネルの遅延プロファイルのみを作成することで起こるパス選択の誤りを防ぐことができる。
【0043】
このように本実施の形態の通信端末装置200によれば、共通制御チャネルの遅延プロファイルと通信チャネルの遅延プロファイルとの間に相関がある場合は、共通制御チャネルの遅延プロファイルのみを作成することで、個別チャネル(通信チャネル)の遅延プロファイル作成処理を停止させることができ、この結果、省電力化を図ることができる。
【0044】
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3に係る通信端末装置300の構成を示すブロック図である。但し、図3と同一の構成となるものについては、図3と同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
【0045】
後述する基地局装置350(図5)は、通信チャネルを送信するアンテナ位置と共通制御チャネルを送信するアンテナ位置等から、通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの間の相関を表す相関情報を送信するようになされている。具体的には、基地局装置350は、通信チャネルを送信するアンテナの位置と共通制御チャネルを送信するアンテナの位置が離れている場合には、通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの相関がない旨の相関情報を送信するようになされており、これに対して、通信チャネルを送信するアンテナの位置と共通制御チャネルを送信するアンテナの位置が近い場合には、相関がある旨の相関情報を送信するようになされている。
【0046】
図4に示す通信端末装置300は、基地局装置350から送信された共通制御チャネルの遅延プロファイルと通信チャネルの遅延プロファイルとの間の相関情報をデータ判定回路106において抽出する。データ判定回路106は、抽出した相関情報をパス位置判定回路112に供給する。パス位置判定回路112は、データ判定回路106から供給された相関情報に基づいて、通信チャネルの遅延プロファイル作成処理及び共通制御チャネルの遅延プロファイル作成処理、並びにフィンガ割り当て(選択)処理を行う。これらの処理については、図3に示した通信端末装置200の場合と同様にして、パス位置判定回路112は、相関情報に基づき、共通制御チャネルの遅延プロファイルと通信チャネルの遅延プロファイルとの間に相関があると判断できる場合には、共通制御チャネルの遅延プロファイルのみを作成するように個別チャネル用遅延プロファイル作成部117及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119に対して指示を出し、これに対して、相関がないと判断できる場合には、通信チャネルの遅延プロファイルのみを作成するように個別チャネル用遅延プロファイル作成部117及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119に対して指示を出す。
【0047】
これにより、パス位置判定回路112は、個別チャネル用遅延プロファイル作成部117において作成された通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119において作成された共通制御チャネルの遅延プロファイルを用いることなく、基地局装置350から送信された相関情報を基に通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの間に相関があるか否かを判断することができる。
【0048】
図5は、基地局装置350の構成を示すブロック図である。図5に示すように、基地局装置350において、制御部351は、共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの相関情報が入力されると、これに基づいてチャネルコーディック部352を制御する。チャネルコーディック部352は、相関情報を所定の方法でエンコードし、エンコードされた結果を変調処理部353に供給する。
【0049】
変調処理部353は、エンコードされたデータに対して、データ変調、拡散変調等を行い、この結果得られる変調データを無線送信部354に供給する。無線送信部354は、変調データに対して、これ送信するための無線処理を行い、その処理結果をアンテナ355を介して送信する。
【0050】
なお、基地局装置350から送信される相関情報に関しては、下り回線の誤りによって情報に誤りが生じる可能性があることにより、通信端末装置300においては、この相関情報だけを用いるのではなく、図3に示した通信端末装置200の場合と同様にして、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの間の相関を求める際のデータの一つとして用いるようにしてもよい。
【0051】
このように本実施の形態の通信端末装置300及び基地局装置350によれば、共通制御チャネルのプロファイルと通信チャネルのプロファイルとの間に相関があるか否かの情報を基地局装置350が送信し、この送信された相関情報を通信端末装置300において用いるようにしたことにより、通信端末装置300は一段と精度よく相関情報を知ることができ、これにより、一段と適切なフィンガ選択を行うことができる。
【0052】
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4に係る通信端末装置400の構成を示すブロック図である。但し、図4と同一の構成となるものについては、図4と同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
【0053】
通信端末装置400において、無線受信回路406は、アンテナ101を介して受信された信号に対して所定の無線処理(ダウンコンバート、A/D変換等)を施す。位置検出回路407は、受信データに基づいて、自機(通信端末装置400)の現在位置を受信データから検出する。この場合、基地局装置450(後述)は、通信端末装置400の位置を表す位置情報又は位置を求めるために必要な情報を通信端末装置400に対して送信している。位置検出回路407は、この位置情報を検出又は位置を求めるために必要な情報に基づく所定の演算により、自機の現在位置を判断することができる。位置検出回路407は、検出した現在位置をパス位置判定回路112に供給する。
【0054】
なお、通信端末装置400が自機の位置を判断する方法としては、GPS(Global Positioning System)受信装置を設け、このGPS受信装置によって自機位置を判断するようにしてもよい。
【0055】
ここで、基地局装置450の通信エリア内にある複数の通信端末装置は、それぞれ自機において検出された共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの間の相関情報と自機の位置情報とを基地局装置450に対して送信するようになされており、基地局装置450は、このようにして自局の通信エリア内にある各通信端末装置から送信された、共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの間の相関情報とその通信端末装置の位置情報とを他の各通信端末装置に対して送信している。
【0056】
通信端末装置400のデータ判定回路106は、このようにして基地局装置450から送信された、共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの相関情報とそれに対応する端末位置情報とを抽出し、パス位置判定回路112に供給する。
【0057】
パス位置判定回路112は、データ判定回路106から供給された通信端末装置の位置とそれに対応する共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイルの相関情報との組み合わせ(複数の組み合わせがある)を内部の記憶手段に記憶しておき、この記憶された相関情報のなかから、位置検出回路407において検出された自機の位置に合致する位置と対をなす相関情報を検索し、検索された相関情報に基づいて、個別チャネル用遅延プロファイル作成部117及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119、並びにフィンガ選択回路111を制御することにより、通信チャネルの遅延プロファイル作成処理及び共通制御チャネルの遅延プロファイル作成処理、並びにフィンガ割り当て(選択)処理を行う。
【0058】
これらの処理については、図3に示した通信端末装置200の場合と同様にして、パス位置判定回路112は、基地局装置450から送信された相関情報に基づき、共通制御チャネルの遅延プロファイルと通信チャネルの遅延プロファイルとの間に相関があると判断できる場合には、共通制御チャネルの遅延プロファイルのみを作成するように個別チャネル用遅延プロファイル作成部117及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119に対して指示を出し、これに対して、相関がないと判断できる場合には、通信チャネルの遅延プロファイルのみを作成するように個別チャネル用遅延プロファイル作成部117及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119に対して指示を出す。
【0059】
これにより、パス位置判定回路112は、個別チャネル用遅延プロファイル作成部117において作成された通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119において作成された共通制御チャネルの遅延プロファイルを用いることなく、基地局装置450から送信された相関情報を基に通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの間に相関があるか否かを判断することができる。
【0060】
そして、この基地局装置450から送信された相関情報は、他の通信端末装置(又は自機)において、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルに基づいて実際に作成した結果であり、基地局装置450において、単にその通信チャネル用の送信アンテナ及び共通制御チャネル用の送信アンテナの間隔から求めたものではないことにより、通信端末装置400は、一段と精度の高い相関情報に基づくフィンガ選択を行うことができる。
【0061】
なお、通信端末装置400において、定期的に個別チャネル用遅延プロファイル作成部117及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119によって各遅延プロファイルを作成し、それらの相関をパス位置判定回路112によって求めるようになっている。この結果は、パス位置判定回路112を介してプロファイル相関位置情報作成部408に供給される。
【0062】
プロファイル相関位置情報作成部408は、パス位置判定回路112において、個別チャネル用遅延プロファイル作成部117及び共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部119から出力される各遅延プロファイルに基づいて作成された相関情報と、この相関が得られた際に位置検出回路407から出力される自機(通信端末装置400)の位置情報とをまとめて制御部405に供給する。
【0063】
制御部405は、このとき入力された共通制御チャネルの遅延プロファイル及び通信チャネルの遅延プロファイル間の相関情報と位置情報とに基づいてチャネルコーディック部404を制御する。チャネルコーディック部404は、相関情報及び位置情報を所定の方法でエンコードし、その結果を変調処理部403に供給する。
【0064】
変調処理部403は、エンコードされたデータに対して、データ変調、拡散変調等の処理を行うことにより変調データを得、これを無線送信部402に供給する。無線送信部402は、送信するための無線処理を変調データに対して施すことにより送信信号を生成し、これをアンテナ401を介して送信する。
【0065】
図7は、基地局装置450の構成を示すブロック図である。図7に示すように、基地局装置450において、各通信端末装置から送信された信号は、アンテナ461を介して無線受信回路462で受信される。無線受信回路462は、受信信号に対して、増幅(利得制御)、ダウンコンバート、及びアナログ/ディジタル(A/D)変換の各処理を行う。このA/D変換後の受信データは、復調回路の相関回路463及び位相推定回路471にそれぞれ供給される。相関回路463は、受信データと通信チャネル用のコードを用いて受信データの逆拡散処理を行う。位相推定回路471は、受信データと通信チャネル用のコードを用いて、位相推定用の逆拡散処理を行う。
【0066】
相関回路463及び位相推定回路471の各出力は乗算器464に供給される。乗算器464は、相関回路463及び位相推定回路471の各出力を乗算することにより、同期検波を行う。この同期検波出力は、レイク合成回路465に供給される。レイク合成回路465は、複数のサンプルについて、レイク合成を行う。レイク合成回路465の出力は、判定回路466に供給される。判定回路466は、レイク合成された結果からビット判定を行いデータを復調する。
【0067】
また、基地局装置450は、遅延プロファイルを作成するための相関回路467及び遅延プロファイル作成回路468と、フィンガ選択回路469とを有している。
【0068】
相関回路467は、遅延プロファイルを作成するために、受信データと通信チャネル用のコードとを用いて逆拡散処理を行い、その結果を遅延プロファイル作成回路468に供給する。遅延プロファイル作成回路468は、相関回路467の出力の相関値を、各位相ごとに平均し、遅延プロファイルを作成する。フィンガ選択回路469は、遅延プロファイル作成回路468の出力を用いてフィンガを選択する。
【0069】
ここで、判定回路466では、各通信端末装置から送信された各々の位置情報と相関情報(通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイル間の相関を示す情報)とを受信データから抽出し、これをプロファイル相関位置情報作成部470に供給する。
【0070】
プロファイル相関位置情報作成部470は、複数の通信端末装置からその位置情報と相関情報との組み合わせを獲得することにより、各端末位置での相関情報をその位置情報とともにテーブル化する。そして、これらのデータを制御部451に供給する。制御部451は、相関情報及び位置情報が入力されると、これに基づいてチャネルコーディック部452を制御する。チャネルコーディック部452は、相関情報及び位置情報を所定の方法でエンコードし、エンコードされた結果を変調処理部453に供給する。
【0071】
変調処理部453は、エンコードされたデータに対して、データ変調、拡散変調等を行い、この結果得られる変調データを無線送信部454に供給する。無線送信部454は、変調データに対して、これ送信するための無線処理を行い、その処理結果をアンテナ455を介して送信する。
【0072】
このように、基地局装置450は、各通信端末装置において作成された相関情報及びその通信端末装置の位置情報を集め、これを各通信端末装置に対して提供することにより、各通信端末装置は、基地局装置450から提供された相関情報の位置に自機がある場合には、その位置情報に対応する相関情報を用いてフィンガ選択を行うことができる。このようにすることにより、基地局装置450では、各通信端末装置からの相関情報及び位置情報を受け取るまでは、図5について上述した基地局装置350の場合と同様にして、自機の通信チャネル用の送信アンテナと共通制御チャネル用の送信アンテナとの間隔に応じた相関情報を作成し、これを各通信端末装置に対して送信するようにし、各通信端末装置からその位置情報とこれに対応した相関情報とを受け取ると、これを各通信端末装置に対して送信する。この場合、通信端末装置において実際の通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルに基づいて作成された相関情報は、基地局装置450において、単に通信チャネルの送信アンテナ及び共通制御チャネルの送信アンテナ間の間隔に基づいて作成された相関情報よりも正確な相関を表すものであり、この相関情報を受け取った通信端末装置は、その相関情報を用いたフィンガ選択を行うことにより、フィンガ選択を一段と適切に行うことができる。
【0073】
このように、基地局装置450は、各通信端末装置に対して、基地局装置450の通信チャネル用の送信アンテナ及び共通制御チャネル用の送信アンテナ間の間隔に基づく相関情報(第1の相関情報)を送信するとともに、各通信端末装置から実際の通信チャネル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルに基づいて作成された相関情報(第2の相関情報)を受け取った場合は、これを第1の相関情報に加えて送信する。この第2の相関情報はその相関が得られた位置情報とともに通信端末装置に対して送信されることにより、その位置情報で示される位置にある通信端末装置は、自機がその位置情報に合致する位置にあることを条件に、その位置情報に対応付けられた相関情報(第2の相関情報)を第1の相関情報に代えて用いる。これにより、通信端末装置400は、基地局装置450において単に送信アンテナ間の間隔に基づいて作成された相関情報(第1の相関情報)から、一段と正確な相関情報(第2の相関情報)に切り替えてフィンガ選択を行うことにより、一段と適切なフィンガ選択が行われる。
【0074】
このように本実施の形態の通信端末装置400によれば、共通制御チャネルの遅延プロファイルと通信チャネルの遅延プロファイルの相関があるか否かを表す情報を各通信端末装置が作成し、基地局装置450に送信し、基地局装置450は、その相関情報を他の通信端末装置に提供することで、この提供を受けた通信端末装置400は、一段と精度の高い遅延プロファイルの相関を得ることができ、これにより適切なフィンガ選択を行うことができる。
【0075】
なお、基地局装置450から送信される相関情報に関しては、下り回線の誤りによって情報に誤りが生じる可能性があることにより、通信端末装置400においては、この相関情報だけを用いるのではなく、図3に示した通信端末装置200の場合と同様にして、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの間の相関を求める際のデータの一つとして用いるようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの相関に応じて適応的にそれらを用いることにより、適切なフィンガ選択を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る受信装置の動作を説明するための略線図
【図3】本発明の実施の形態2に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3に係る送信装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態4に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態4に係る送信装置の構成を示すブロック図
【図8】無指向性送信の説明に供する略線図
【図9】指向性制御された状態での送信の説明に供する略線図
【図10】無指向性の送信アンテナとは異なるアンテナで指向性制御された信号を送信する際の説明に供する略線図
【符号の説明】
100、200、300、400 通信端末装置(受信装置)
101、401、455、461 アンテナ
102、406 無線受信回路
103、107、109 相関回路
104 乗算器
105 レイク合成回路
106 判定回路
108、110 遅延プロファイル作成回路
111 フィンガ選択回路
112 パス位置判定回路
113 位相推定回路
115 復調回路
117 個別チャネル用遅延プロファイル作成部
118 共通制御チャネル用遅延プロファイル作成部
120 サーチャ
201 レイク合成対象判定回路
350 基地局装置(送信装置)
402、454 無線送信部
403、453 変調処理部
404、452 チャネルコーデック部
405、451 制御部
407 位置検出回路
408 プロファイル相関位置情報作成部

Claims (5)

  1. 通信チャネルの遅延プロファイルを作成する通信チャネル用遅延プロファイル作成手段と、
    共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成する共通制御チャネル用遅延プロファイル作成手段と、
    通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの間に相関があるか否かを判断する相関判定手段と、
    前記相関判定手段の判定結果に基づいて、前記通信チャネルの遅延プロファイル及び/又は前記共通制御チャネルの遅延プロファイルを適応的に選択する遅延プロファイル選択手段と、
    前記遅延プロファイル選択手段により選択された遅延プロファイルを用いてフィンガ選択するフィンガ選択手段と、
    を具備する受信装置。
  2. 通信チャネルの遅延プロファイルを作成する通信チャネル用遅延プロファイル作成手段と、
    共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成する共通制御チャネル用遅延プロファイル作成手段と、
    通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの間に相関があるか否かを判断する相関判定手段と、
    前記相関判定手段の判定結果と、その判定結果が得られた位置を示す位置情報とを送信する送信手段と、
    を具備する受信装置。
  3. 受信装置において作成される通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの間に相関があるか否かを予測する予測相関情報を送信する送信装置。
  4. 受信装置において作成される通信チャネルの遅延プロファイル及び共通制御チャネルの遅延プロファイルの間に相関があるか否かを示す相関情報を前記受信装置から受け取り、この相関情報が得られた前記受信装置の位置を示す位置情報を前記相関情報とともに送信する送信装置。
  5. 通信チャネルの遅延プロファイルを作成する通信チャネル用遅延プロファイル作成ステップと、
    共通制御チャネルの遅延プロファイルを作成する共通制御チャネル用遅延プロファイル作成ステップと、
    通信チャネルの遅延プロファイルと共通制御チャネルの遅延プロファイルとの間に相関があるか否かを判断する相関判定ステップと、
    前記相関判定ステップにおける判定結果に基づいて、前記通信チャネルの遅延プロファイル及び/又は前記共通制御チャネルの遅延プロファイルを適応的に選択する遅延プロファイル選択ステップと、
    前記遅延プロファイル選択ステップにおいて選択された遅延プロファイルを用いてフィンガ選択するフィンガ選択ステップと、
    を具備する受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2006088089A1 (ja) * 2005-02-16 2008-07-03 日本電気株式会社 Cdma受信装置及びパスサーチ方法

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