JP2004245063A - 内燃機関の可変吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関の可変吸気装置において、制御弁の開閉領域を適正に設定することでトルク向上効果を効率良く発生させると共に出力特性や排ガス性能の低下を抑制する。
【解決手段】吸気管22にサージタンク32を連通すると共にサブタンク32を連通して吸気制御弁33を設け、ECU36は、エンジン回転数の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定し、エンジン負荷がこの負荷設定値以上の領域を吸気制御弁33の閉作動領域に設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】吸気管22にサージタンク32を連通すると共にサブタンク32を連通して吸気制御弁33を設け、ECU36は、エンジン回転数の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定し、エンジン負荷がこの負荷設定値以上の領域を吸気制御弁33の閉作動領域に設定する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の運転状態に応じて吸気管長を変更することで、吸気効率を向上させるようにした内燃機関の可変吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関の運転状態に応じて吸気管長を変更して吸気効率を向上させる可変吸気装置としては、特許文献1がある。
【0003】
【特許文献1】
実公平2−047235号公報
【0004】
この特許文献1に記載された「多気筒内燃機関の吸気装置」は、吸気管にサージタンクを設けると共に、このサージタンクの下流側に連通路及び吸気制御弁を設け、この吸気制御弁を機関の高負荷・低中速回転域で閉じ、その他の運転域で開くように制御し、機関の広範囲な運転域にわたって吸気脈動を利用した高い体積効率を得ることで、吸気効率を向上させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の「多気筒内燃機関の吸気装置」にあっては、スロットル開度が大きいと内燃機関は高負荷状態であるため、吸気管及び連通路の内圧は高く、吸気制御弁は閉じており、この状態からスロットル開度が閉じてくると、機関は低負荷側に移行して吸気管の内圧が下がる。このとき、吸気制御弁は閉じられているものの、連通路に対して吸気管が低圧となるため、この連通路内の空気が吸い出されて吸気管に漏れてしまい、エアフローセンサが検出した吸入空気量と連通路の下流側の吸入空気量との間に誤差が発生し、最適な燃料噴射制御ができないという問題がある。
【0006】
そして、このような吸気制御弁の閉止時に連通路から吸気管に空気が漏れてしまう問題は、内燃機関の回転速度が高くなるほど大きく影響するものであり、出力特性や排ガス性能の低下となって表れる。そこで、吸気制御弁の閉領域をできるだけ狭くすることが考えられるが、前述した従来の技術では、吸気制御弁を開く条件としてのスロットル開度が機関の回転速度に対して一定である。そのため、吸気制御弁が閉じているときのトルク向上効果の高い低回転領域でも吸気制御弁の閉領域を狭くすることとなり、トルク向上効果を適正に発揮させることができないという問題が発生してしまう。
【0007】
本発明はこのような問題を解決するものであって、制御弁の開閉領域を適正に設定することでトルク向上効果を効率良く発生させると共に出力特性や排ガス性能の低下を抑制した内燃機関の可変吸気装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために請求項1の発明の内燃機関の可変吸気装置では、吸気管にサージタンクを連通すると共に燃焼室との連通距離がサージタンクより短くなるようにサブタンクを連通し、吸気管とサブタンクとの連通部に制御弁を設け、また、サージタンクの上流の吸入空気量検出手段と、吸入空気量検出手段の検出結果に応じた燃料を噴射する燃料噴射制御手段と、内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段とを設け、制御弁制御手段が、回転速度検出手段が検出する回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定すると共に負荷検出手段が検出した負荷がこの負荷設定値以上の時に制御弁を閉作動させるようにしている。
【0009】
従って、内燃機関の回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定し、この機関の負荷が負荷設定値以上の時に制御弁を閉作動させるため、比較的低回転領域では、負荷に対する制御弁の閉領域を広めに設定し、トルク向上効果を効率良く発生させることができる一方、比較的高回転領域では、負荷に対する制御弁の閉領域を狭めに設定し、制御弁からの漏れに起因した出力特性や排ガス性能の低下を最小限に止めることができる。
【0010】
請求項2の発明の内燃機関の可変吸気装置では、制御弁制御手段は、回転速度検出手段が検出する回転速度が所定回転速度以上の領域では、負荷検出手段が検出した負荷に拘わらず制御弁を開作動させるようにしている。従って、内燃機関の高回転領域での十分な出力特性を確保しながら、低中回転領域では制御弁の閉動作による弊害を最小限としながら、制御弁の閉動作によるトルク向上効果を効率良く得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0012】
図1に本発明の一実施形態に係る内燃機関の可変吸気装置の概略構成、図2に吸気制御弁の開閉領域を表すグラフ、図3に本実施形態の内燃機関の可変吸気装置による制御のフローチャート、図4に本実施形態の内燃機関の可変吸気装置における制御のタイムチャートを示す。
【0013】
本実施形態の内燃機関の可変吸気装置において、図1に示すように、車両に搭載されるエンジン11は火花点火式ガソリンエンジンであって、シリンダブロック12上にはシリンダヘッド13が締結され、このシリンダブロック12にピストン14が上下動自在に嵌合している。そして、シリンダブロック12の下部にはクランクシャフト15が回転自在に支持され、このクランクシャフト15とピストン14とがコネクティングロッド16により連結されている。
【0014】
シリンダブロック12とシリンダヘッド13とピストン14によって燃焼室17が構成され、この燃焼室17の両側に吸気ポート18及び排気ポート19が連通されており、この吸気ポート18及び排気ポート19に吸気バルブ20と排気バルブ21の先端部が臨み、燃焼室17と各ポート18,19との開閉を行うことができるようになっている。そして、吸気ポート18には吸気管22が、排気ポート19には水平な排気管23がそれぞれ連結されている。
【0015】
各吸気管22には気筒ごとにインジェクタ24が装着されると共に、シリンダヘッド13に点火プラグ25が装着されている。そして、このエンジン11には各気筒の所定のクランク位置でクランク角信号を出力するクランク角センサ26が設けられ、クランク角センサ26はエンジン回転速度を検出可能となっている。更に、吸気管22の上流端部にはエアクリーナ27が取付けられており、この吸気管22には電子制御スロットル弁28が取付けられると共に、このスロットル弁28の開度を検出するスロットルポジションセンサ29が取付けられ、スロットル弁28の上流側には吸入空気量を検出するエアフローセンサ30が取付けられている。
【0016】
また、吸気管22の中途部にはサージタンク31が設けられると共に、この吸気管22にはサージタンク31の上流側に位置して燃焼室17に対する連通距離がこのサージタンク31より短くなるようにサブタンク32が連結されている。そして、吸気管22とサブタンク32との連通部にはこの連通部を開閉する吸気制御弁33が設けられている。
【0017】
更に、エンジン11には、EGR機構として、排気管23と吸気管22のサージタンクとを連結して排気を吸気へ再循環させるEGR通路34が設けられると共に、このEGR通路34にEGR弁35が設けられている。
【0018】
車両にはエンジン11などを制御するエンジンの電子制御ユニット(ECU)36が設けられ、このECU36には、入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶を行う記憶装置、中央処理装置及びタイマやカウンタ類が具備されており、このECU36によりエンジン11の総合的な制御が実施される。
【0019】
即ち、前述したクランク角センサ26が検出したエンジン回転数、スロットルポジションセンサ29が検出したスロットル開度、エアフローセンサ30が検出した吸入空気量などの運転状態情報がECU36に入力される。ECU36は、このエンジン回転数、スロットル開度、吸入空気量などの運転状態情報に基づいて燃料噴射量、点火時期、排ガス還流時期等を決定し、インジェクタ24、点火プラグ25、スロットル弁28、EGR弁35等を駆動制御する。この場合、クランク角センサ26が回転速度検出手段として機能し、クランク角センサ26及びスロットルポジションセンサ29が負荷検出手段として機能し、エアフローセンサ30が吸入空気量検出手段として機能し、インジェクタ24及びECU36が燃料噴射制御手段として機能する。
【0020】
また、本実施形態にて、エンジン11の高負荷・低中速回転域では吸気制御弁33を閉じることで吸気管長を実質的に長くし、吸気脈動の干渉を発生させずに体積効率を上昇させる一方、その他の運転域で吸気制御弁33を開くことで吸気管長を実質的に短くし、吸気脈動の干渉を利用して閉じたときより体積効率を高くし、エンジン11の広範囲な運転領域にわたって吸気効率を向上させるようにしている。
【0021】
そして、ECU(制御弁制御手段)36は、クランク角センサ26が検出するエンジン11の回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定すると共に、クランク角センサ26が検出したエンジン回転数とスロットルポジションセンサ29が検出したスロットル開度に基づいて算出されたエンジン負荷がこの負荷設定値以上の時に、吸気制御弁33を閉作動させるようにしている。また、ECU36は、クランク角センサ26が検出するエンジン11の回転数が所定回転数以上の領域では、算出されたエンジン負荷に拘わらず吸気制御弁33を開作動させるようにしている。
【0022】
即ち、図2(a)に示すように、エンジン回転数(エンジン回転速度)に対する体積効率(行程容積に対する1サイクル中に吸入した新気の体積の割合)を表すマップから吸気制御弁33の開領域と閉領域が設定されている。この場合、エンジン回転数の上昇に応じて体積効率が上昇する負荷設定値が設定されており、吸気制御弁33の閉領域は、この負荷設定値以上で且つスロットル弁28の全開時の体積効率以下の領域であると共に、所定のエンジン回転数設定値以下の領域となっている。
【0023】
また、図2(b)に示すように、エンジン回転数(エンジン回転速度)に対するスロットル開度を表すマップから吸気制御弁33の開領域と閉領域を設定するようにしてもよい。この場合も、エンジン回転数の上昇に応じてスロットル開度が上昇する負荷設定値が設定されており、吸気制御弁33の閉領域は、この負荷設定値以上で且つスロットル弁28の全開の開度以下の領域であると共に、所定のエンジン回転数設定値以下の領域となっている。
【0024】
なお、吸気制御弁33の開領域と閉領域を設定するマップは、上述した2つのマップの形態に限らず、エンジン回転数に対するエンジン負荷のマップであればよく、エンジン負荷としては、前述した体積効率やスロットル開度の他、吸入空気量や筒内圧などであってもよい。
【0025】
ここで、上述した本実施形態の内燃機関の可変吸気装置におけるECU36の制御を図3のフローチャート並びに図4のタイムチャートに基づいて詳細に説明する。
【0026】
図3に示すように、ステップS1にて、ECU36は、クランク角センサ26が検出したエンジン回転数を取り込み、ステップS2にて、ECU36は、エアフローセンサ30が検出した吸入空気量などに基づいて算出した体積効率を読み込み、ステップS3にて、ECU36は、エンジン回転数及びスロットルポジションセンサ29が検出したスロットル開度に基づいて算出したエンジン負荷を読み込む。
【0027】
ステップS4では、図2(a)に示すエンジン回転数に対する体積効率のマップから吸気制御弁33の開閉領域を設定し、ECU36はこの吸気制御弁33に開指示または閉指示を出す。ステップS5では、吸気制御弁33に開指示が出されたかどうかを判定し、閉指示が出されていれば、何もしないでこのルーチンを抜ける。
【0028】
一方、ステップS5にて、吸気制御弁33に開指示が出されていれば、ステップS6にて、ECU36は吸気制御弁33を開操作し、ステップS7にて、エンジン回転数と負荷に基づいてEGR弁35の開度を算出し、EGR弁35の開度を算出した運転状態に基づく開度に制御すると共に、EGR弁35開度に応じて点火時期を進角制御する。
【0029】
従って、エンジン回転数の上昇に応じて増加するエンジン負荷(体積効率、スロットル開度など)の設定値を設定し、吸気制御弁33の閉領域を、この負荷設定値以上で且つ最大負荷(スロットル弁28の全開時の体積効率、スロットル開度)以下の領域とすることで、エンジン11の低回転領域では吸気制御弁33の閉領域を広めに設定してトルク向上効果を発揮させることができる一方、高回転領域では吸気制御弁33の閉領域を狭めに設定して吸気制御弁33からの漏れに起因した出力特性や排ガス性能の低下を最小限に止めることができる。
【0030】
この現象を詳細に説明すると、図4に示すように、ドライバがアクセルペダルを踏み込んでスロットル開度が大きくて吸入空気量が多いとき、エンジン11は高負荷状態であるため、吸気管22及びサブタンク32の比較的内圧は高く、吸気制御弁33は閉じている。この状態からドライバがアクセルペダルの踏み込みを少なくしてスロットル開度が閉じて吸入空気量が低下していくと、エンジン11は低負荷となるために吸気管22の内圧が下がる。このとき、吸気制御弁33が閉のままであると、低圧の吸気管22と比較的高圧のサブタンク32との差圧によりサブタンク32内の空気が吸い出されて吸気管22に漏れて内圧が二点鎖線で示すように若干上昇し、推定吸入空気量と実際の吸入空気量との間に誤差が発生してします。
【0031】
そこで、本実施形態では、吸気制御弁33の閉領域をエンジン回転数の上昇に応じて増加する負荷設定値以上としており、スロットル開度が小さくなってエンジン負荷が負荷設定値以下になると吸気制御弁33が開くため、吸気管22とサブタンク32とがほぼ同圧となり、吸気管22の内圧は実線で示すように正規なものとなり、推定吸入空気量と実際の吸入空気量との誤差はなくなる。
【0032】
このように本実施形態の内燃機関の可変吸気装置にあっては、吸気管22にサージタンク32を連通すると共にサブタンク32を連通して吸気制御弁33を設け、ECU36は、エンジン回転数の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定し、エンジン負荷がこの負荷設定値以上の領域を吸気制御弁33の閉作動領域に設定している。
【0033】
従って、エンジン11の比較的低回転領域では、吸気制御弁33の閉領域を広めに設定することで、トルク向上効果を効率良く発生させることができる一方、比較的高回転領域では、吸気制御弁33の閉領域を狭めに設定することで、吸気制御弁33からの空気の漏れに起因した出力特性や排ガス性能の低下を最小限に止めることができる。
【0034】
また、エンジン回転数が所定回転数以上の領域では、エンジン負荷に拘わらず吸気制御弁33を開作動させるようにしている。従って、エンジン11の高回転領域での十分な出力特性を確保しながら、低中回転領域では制御弁の閉動作による弊害を最小限としながら、吸気制御弁33の閉動作によるトルク向上効果を効率良く得ることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上、実施形態において詳細に説明したように請求項1の発明の内燃機関の可変吸気装置によれば、吸気管にサージタンクを連通すると共に燃焼室との連通距離がサージタンクより短くなるようにサブタンクを連通し、吸気管とサブタンクとの連通部に制御弁を設け、また、サージタンクの上流の吸入空気量検出手段と、吸入空気量検出手段の検出結果に応じた燃料を噴射する燃料噴射制御手段と、内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段とを設け、制御弁制御手段が、回転速度検出手段が検出する回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定すると共に負荷検出手段が検出した負荷がこの負荷設定値以上の時に制御弁を閉作動させるので、内燃機関の回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定し、この機関の負荷が負荷設定値以上の時に制御弁を閉作動させるため、比較的低回転領域では、負荷に対する制御弁の閉領域を広めに設定し、トルク向上効果を効率良く発生させることができる一方、比較的高回転領域では、負荷に対する制御弁の閉領域を狭めに設定し、制御弁からの漏れに起因した出力特性や排ガス性能の低下を最小限に止めることができる。
【0036】
請求項2の発明の内燃機関の可変吸気装置によれば、制御弁制御手段は、回転速度検出手段が検出する回転速度が所定回転速度以上の領域では、負荷検出手段が検出した負荷に拘わらず制御弁を開作動させるので、内燃機関の高回転領域での十分な出力特性を確保しながら、低中回転領域では制御弁の閉動作による弊害を最小限としながら、制御弁の閉動作によるトルク向上効果を効率良く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内燃機関の可変吸気装置の概略構成図である。
【図2】吸気制御弁の開閉領域を表すグラフである。
【図3】本実施形態の内燃機関の可変吸気装置による制御のフローチャートである。
【図4】本実施形態の内燃機関の可変吸気装置における制御のタイムチャートである。
【符号の説明】
11 エンジン(内燃機関)
17 燃焼室
12 点火プラグ
22 吸気管
24 インジェクタ(燃料噴射制御手段)
26 クランク角センサ(回転速度検出手段、負荷検出手段)
28 スロットル弁
29 スロットルポジションセンサ(負荷検出手段)
30 エアフローセンサ(吸入空気量検出手段)
31 サージタンク
32 サブタンク
33 吸気制御弁
36 電子制御ユニット、ECU(燃料噴射制御手段、制御弁制御手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の運転状態に応じて吸気管長を変更することで、吸気効率を向上させるようにした内燃機関の可変吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関の運転状態に応じて吸気管長を変更して吸気効率を向上させる可変吸気装置としては、特許文献1がある。
【0003】
【特許文献1】
実公平2−047235号公報
【0004】
この特許文献1に記載された「多気筒内燃機関の吸気装置」は、吸気管にサージタンクを設けると共に、このサージタンクの下流側に連通路及び吸気制御弁を設け、この吸気制御弁を機関の高負荷・低中速回転域で閉じ、その他の運転域で開くように制御し、機関の広範囲な運転域にわたって吸気脈動を利用した高い体積効率を得ることで、吸気効率を向上させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の「多気筒内燃機関の吸気装置」にあっては、スロットル開度が大きいと内燃機関は高負荷状態であるため、吸気管及び連通路の内圧は高く、吸気制御弁は閉じており、この状態からスロットル開度が閉じてくると、機関は低負荷側に移行して吸気管の内圧が下がる。このとき、吸気制御弁は閉じられているものの、連通路に対して吸気管が低圧となるため、この連通路内の空気が吸い出されて吸気管に漏れてしまい、エアフローセンサが検出した吸入空気量と連通路の下流側の吸入空気量との間に誤差が発生し、最適な燃料噴射制御ができないという問題がある。
【0006】
そして、このような吸気制御弁の閉止時に連通路から吸気管に空気が漏れてしまう問題は、内燃機関の回転速度が高くなるほど大きく影響するものであり、出力特性や排ガス性能の低下となって表れる。そこで、吸気制御弁の閉領域をできるだけ狭くすることが考えられるが、前述した従来の技術では、吸気制御弁を開く条件としてのスロットル開度が機関の回転速度に対して一定である。そのため、吸気制御弁が閉じているときのトルク向上効果の高い低回転領域でも吸気制御弁の閉領域を狭くすることとなり、トルク向上効果を適正に発揮させることができないという問題が発生してしまう。
【0007】
本発明はこのような問題を解決するものであって、制御弁の開閉領域を適正に設定することでトルク向上効果を効率良く発生させると共に出力特性や排ガス性能の低下を抑制した内燃機関の可変吸気装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために請求項1の発明の内燃機関の可変吸気装置では、吸気管にサージタンクを連通すると共に燃焼室との連通距離がサージタンクより短くなるようにサブタンクを連通し、吸気管とサブタンクとの連通部に制御弁を設け、また、サージタンクの上流の吸入空気量検出手段と、吸入空気量検出手段の検出結果に応じた燃料を噴射する燃料噴射制御手段と、内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段とを設け、制御弁制御手段が、回転速度検出手段が検出する回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定すると共に負荷検出手段が検出した負荷がこの負荷設定値以上の時に制御弁を閉作動させるようにしている。
【0009】
従って、内燃機関の回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定し、この機関の負荷が負荷設定値以上の時に制御弁を閉作動させるため、比較的低回転領域では、負荷に対する制御弁の閉領域を広めに設定し、トルク向上効果を効率良く発生させることができる一方、比較的高回転領域では、負荷に対する制御弁の閉領域を狭めに設定し、制御弁からの漏れに起因した出力特性や排ガス性能の低下を最小限に止めることができる。
【0010】
請求項2の発明の内燃機関の可変吸気装置では、制御弁制御手段は、回転速度検出手段が検出する回転速度が所定回転速度以上の領域では、負荷検出手段が検出した負荷に拘わらず制御弁を開作動させるようにしている。従って、内燃機関の高回転領域での十分な出力特性を確保しながら、低中回転領域では制御弁の閉動作による弊害を最小限としながら、制御弁の閉動作によるトルク向上効果を効率良く得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0012】
図1に本発明の一実施形態に係る内燃機関の可変吸気装置の概略構成、図2に吸気制御弁の開閉領域を表すグラフ、図3に本実施形態の内燃機関の可変吸気装置による制御のフローチャート、図4に本実施形態の内燃機関の可変吸気装置における制御のタイムチャートを示す。
【0013】
本実施形態の内燃機関の可変吸気装置において、図1に示すように、車両に搭載されるエンジン11は火花点火式ガソリンエンジンであって、シリンダブロック12上にはシリンダヘッド13が締結され、このシリンダブロック12にピストン14が上下動自在に嵌合している。そして、シリンダブロック12の下部にはクランクシャフト15が回転自在に支持され、このクランクシャフト15とピストン14とがコネクティングロッド16により連結されている。
【0014】
シリンダブロック12とシリンダヘッド13とピストン14によって燃焼室17が構成され、この燃焼室17の両側に吸気ポート18及び排気ポート19が連通されており、この吸気ポート18及び排気ポート19に吸気バルブ20と排気バルブ21の先端部が臨み、燃焼室17と各ポート18,19との開閉を行うことができるようになっている。そして、吸気ポート18には吸気管22が、排気ポート19には水平な排気管23がそれぞれ連結されている。
【0015】
各吸気管22には気筒ごとにインジェクタ24が装着されると共に、シリンダヘッド13に点火プラグ25が装着されている。そして、このエンジン11には各気筒の所定のクランク位置でクランク角信号を出力するクランク角センサ26が設けられ、クランク角センサ26はエンジン回転速度を検出可能となっている。更に、吸気管22の上流端部にはエアクリーナ27が取付けられており、この吸気管22には電子制御スロットル弁28が取付けられると共に、このスロットル弁28の開度を検出するスロットルポジションセンサ29が取付けられ、スロットル弁28の上流側には吸入空気量を検出するエアフローセンサ30が取付けられている。
【0016】
また、吸気管22の中途部にはサージタンク31が設けられると共に、この吸気管22にはサージタンク31の上流側に位置して燃焼室17に対する連通距離がこのサージタンク31より短くなるようにサブタンク32が連結されている。そして、吸気管22とサブタンク32との連通部にはこの連通部を開閉する吸気制御弁33が設けられている。
【0017】
更に、エンジン11には、EGR機構として、排気管23と吸気管22のサージタンクとを連結して排気を吸気へ再循環させるEGR通路34が設けられると共に、このEGR通路34にEGR弁35が設けられている。
【0018】
車両にはエンジン11などを制御するエンジンの電子制御ユニット(ECU)36が設けられ、このECU36には、入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶を行う記憶装置、中央処理装置及びタイマやカウンタ類が具備されており、このECU36によりエンジン11の総合的な制御が実施される。
【0019】
即ち、前述したクランク角センサ26が検出したエンジン回転数、スロットルポジションセンサ29が検出したスロットル開度、エアフローセンサ30が検出した吸入空気量などの運転状態情報がECU36に入力される。ECU36は、このエンジン回転数、スロットル開度、吸入空気量などの運転状態情報に基づいて燃料噴射量、点火時期、排ガス還流時期等を決定し、インジェクタ24、点火プラグ25、スロットル弁28、EGR弁35等を駆動制御する。この場合、クランク角センサ26が回転速度検出手段として機能し、クランク角センサ26及びスロットルポジションセンサ29が負荷検出手段として機能し、エアフローセンサ30が吸入空気量検出手段として機能し、インジェクタ24及びECU36が燃料噴射制御手段として機能する。
【0020】
また、本実施形態にて、エンジン11の高負荷・低中速回転域では吸気制御弁33を閉じることで吸気管長を実質的に長くし、吸気脈動の干渉を発生させずに体積効率を上昇させる一方、その他の運転域で吸気制御弁33を開くことで吸気管長を実質的に短くし、吸気脈動の干渉を利用して閉じたときより体積効率を高くし、エンジン11の広範囲な運転領域にわたって吸気効率を向上させるようにしている。
【0021】
そして、ECU(制御弁制御手段)36は、クランク角センサ26が検出するエンジン11の回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定すると共に、クランク角センサ26が検出したエンジン回転数とスロットルポジションセンサ29が検出したスロットル開度に基づいて算出されたエンジン負荷がこの負荷設定値以上の時に、吸気制御弁33を閉作動させるようにしている。また、ECU36は、クランク角センサ26が検出するエンジン11の回転数が所定回転数以上の領域では、算出されたエンジン負荷に拘わらず吸気制御弁33を開作動させるようにしている。
【0022】
即ち、図2(a)に示すように、エンジン回転数(エンジン回転速度)に対する体積効率(行程容積に対する1サイクル中に吸入した新気の体積の割合)を表すマップから吸気制御弁33の開領域と閉領域が設定されている。この場合、エンジン回転数の上昇に応じて体積効率が上昇する負荷設定値が設定されており、吸気制御弁33の閉領域は、この負荷設定値以上で且つスロットル弁28の全開時の体積効率以下の領域であると共に、所定のエンジン回転数設定値以下の領域となっている。
【0023】
また、図2(b)に示すように、エンジン回転数(エンジン回転速度)に対するスロットル開度を表すマップから吸気制御弁33の開領域と閉領域を設定するようにしてもよい。この場合も、エンジン回転数の上昇に応じてスロットル開度が上昇する負荷設定値が設定されており、吸気制御弁33の閉領域は、この負荷設定値以上で且つスロットル弁28の全開の開度以下の領域であると共に、所定のエンジン回転数設定値以下の領域となっている。
【0024】
なお、吸気制御弁33の開領域と閉領域を設定するマップは、上述した2つのマップの形態に限らず、エンジン回転数に対するエンジン負荷のマップであればよく、エンジン負荷としては、前述した体積効率やスロットル開度の他、吸入空気量や筒内圧などであってもよい。
【0025】
ここで、上述した本実施形態の内燃機関の可変吸気装置におけるECU36の制御を図3のフローチャート並びに図4のタイムチャートに基づいて詳細に説明する。
【0026】
図3に示すように、ステップS1にて、ECU36は、クランク角センサ26が検出したエンジン回転数を取り込み、ステップS2にて、ECU36は、エアフローセンサ30が検出した吸入空気量などに基づいて算出した体積効率を読み込み、ステップS3にて、ECU36は、エンジン回転数及びスロットルポジションセンサ29が検出したスロットル開度に基づいて算出したエンジン負荷を読み込む。
【0027】
ステップS4では、図2(a)に示すエンジン回転数に対する体積効率のマップから吸気制御弁33の開閉領域を設定し、ECU36はこの吸気制御弁33に開指示または閉指示を出す。ステップS5では、吸気制御弁33に開指示が出されたかどうかを判定し、閉指示が出されていれば、何もしないでこのルーチンを抜ける。
【0028】
一方、ステップS5にて、吸気制御弁33に開指示が出されていれば、ステップS6にて、ECU36は吸気制御弁33を開操作し、ステップS7にて、エンジン回転数と負荷に基づいてEGR弁35の開度を算出し、EGR弁35の開度を算出した運転状態に基づく開度に制御すると共に、EGR弁35開度に応じて点火時期を進角制御する。
【0029】
従って、エンジン回転数の上昇に応じて増加するエンジン負荷(体積効率、スロットル開度など)の設定値を設定し、吸気制御弁33の閉領域を、この負荷設定値以上で且つ最大負荷(スロットル弁28の全開時の体積効率、スロットル開度)以下の領域とすることで、エンジン11の低回転領域では吸気制御弁33の閉領域を広めに設定してトルク向上効果を発揮させることができる一方、高回転領域では吸気制御弁33の閉領域を狭めに設定して吸気制御弁33からの漏れに起因した出力特性や排ガス性能の低下を最小限に止めることができる。
【0030】
この現象を詳細に説明すると、図4に示すように、ドライバがアクセルペダルを踏み込んでスロットル開度が大きくて吸入空気量が多いとき、エンジン11は高負荷状態であるため、吸気管22及びサブタンク32の比較的内圧は高く、吸気制御弁33は閉じている。この状態からドライバがアクセルペダルの踏み込みを少なくしてスロットル開度が閉じて吸入空気量が低下していくと、エンジン11は低負荷となるために吸気管22の内圧が下がる。このとき、吸気制御弁33が閉のままであると、低圧の吸気管22と比較的高圧のサブタンク32との差圧によりサブタンク32内の空気が吸い出されて吸気管22に漏れて内圧が二点鎖線で示すように若干上昇し、推定吸入空気量と実際の吸入空気量との間に誤差が発生してします。
【0031】
そこで、本実施形態では、吸気制御弁33の閉領域をエンジン回転数の上昇に応じて増加する負荷設定値以上としており、スロットル開度が小さくなってエンジン負荷が負荷設定値以下になると吸気制御弁33が開くため、吸気管22とサブタンク32とがほぼ同圧となり、吸気管22の内圧は実線で示すように正規なものとなり、推定吸入空気量と実際の吸入空気量との誤差はなくなる。
【0032】
このように本実施形態の内燃機関の可変吸気装置にあっては、吸気管22にサージタンク32を連通すると共にサブタンク32を連通して吸気制御弁33を設け、ECU36は、エンジン回転数の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定し、エンジン負荷がこの負荷設定値以上の領域を吸気制御弁33の閉作動領域に設定している。
【0033】
従って、エンジン11の比較的低回転領域では、吸気制御弁33の閉領域を広めに設定することで、トルク向上効果を効率良く発生させることができる一方、比較的高回転領域では、吸気制御弁33の閉領域を狭めに設定することで、吸気制御弁33からの空気の漏れに起因した出力特性や排ガス性能の低下を最小限に止めることができる。
【0034】
また、エンジン回転数が所定回転数以上の領域では、エンジン負荷に拘わらず吸気制御弁33を開作動させるようにしている。従って、エンジン11の高回転領域での十分な出力特性を確保しながら、低中回転領域では制御弁の閉動作による弊害を最小限としながら、吸気制御弁33の閉動作によるトルク向上効果を効率良く得ることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上、実施形態において詳細に説明したように請求項1の発明の内燃機関の可変吸気装置によれば、吸気管にサージタンクを連通すると共に燃焼室との連通距離がサージタンクより短くなるようにサブタンクを連通し、吸気管とサブタンクとの連通部に制御弁を設け、また、サージタンクの上流の吸入空気量検出手段と、吸入空気量検出手段の検出結果に応じた燃料を噴射する燃料噴射制御手段と、内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段とを設け、制御弁制御手段が、回転速度検出手段が検出する回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定すると共に負荷検出手段が検出した負荷がこの負荷設定値以上の時に制御弁を閉作動させるので、内燃機関の回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値を設定し、この機関の負荷が負荷設定値以上の時に制御弁を閉作動させるため、比較的低回転領域では、負荷に対する制御弁の閉領域を広めに設定し、トルク向上効果を効率良く発生させることができる一方、比較的高回転領域では、負荷に対する制御弁の閉領域を狭めに設定し、制御弁からの漏れに起因した出力特性や排ガス性能の低下を最小限に止めることができる。
【0036】
請求項2の発明の内燃機関の可変吸気装置によれば、制御弁制御手段は、回転速度検出手段が検出する回転速度が所定回転速度以上の領域では、負荷検出手段が検出した負荷に拘わらず制御弁を開作動させるので、内燃機関の高回転領域での十分な出力特性を確保しながら、低中回転領域では制御弁の閉動作による弊害を最小限としながら、制御弁の閉動作によるトルク向上効果を効率良く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内燃機関の可変吸気装置の概略構成図である。
【図2】吸気制御弁の開閉領域を表すグラフである。
【図3】本実施形態の内燃機関の可変吸気装置による制御のフローチャートである。
【図4】本実施形態の内燃機関の可変吸気装置における制御のタイムチャートである。
【符号の説明】
11 エンジン(内燃機関)
17 燃焼室
12 点火プラグ
22 吸気管
24 インジェクタ(燃料噴射制御手段)
26 クランク角センサ(回転速度検出手段、負荷検出手段)
28 スロットル弁
29 スロットルポジションセンサ(負荷検出手段)
30 エアフローセンサ(吸入空気量検出手段)
31 サージタンク
32 サブタンク
33 吸気制御弁
36 電子制御ユニット、ECU(燃料噴射制御手段、制御弁制御手段)
Claims (2)
- 一端部が内燃機関の燃焼室に連通して他端部がサージタンクに連通する吸気管と、前記燃焼室に対する連通距離が前記サージタンクより短くなるように前記吸気管に連通するサブタンクと、前記吸気管と前記サブタンクとの連通部に設けられて該連通部を開閉する制御弁と、前記サージタンクの上流に設けられた吸入空気量検出手段と、該吸入空気量検出手段の検出結果に応じた燃料を噴射する燃料噴射制御手段と、前記内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、前記内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段と、該回転速度検出手段が検出する回転速度の上昇に応じて増加する負荷設定値が設定されると共に前記負荷検出手段が検出した負荷が該負荷設定値以上の時に前記制御弁を閉作動させる制御弁制御手段とを具えたことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
- 請求項1記載の内燃機関の可変吸気装置において、前記制御弁制御手段は、前記回転速度検出手段が検出する回転速度が所定回転速度以上の領域では、前記負荷検出手段が検出した負荷に拘わらず前記制御弁を開作動させることを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
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JP2003033119A Withdrawn JP2004245063A (ja) | 2003-02-12 | 2003-02-12 | 内燃機関の可変吸気装置 |
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-
2003
- 2003-02-12 JP JP2003033119A patent/JP2004245063A/ja not_active Withdrawn
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