JP2004243616A

JP2004243616A - Tape printing device, program, and storage medium

Info

Publication number: JP2004243616A
Application number: JP2003034819A
Authority: JP
Inventors: Noriaki Miyasaka; 徳章宮坂
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 2003-02-13
Filing date: 2003-02-13
Publication date: 2004-09-02

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a tape printing device, whereby each label of each of a plurality of printing images continuously printed to a tape can be formed to be beautiful and easy to handle separately as well as altogether by utilizing various cutting methods, a program and a storage medium. <P>SOLUTION: The plurality of printing images are arranged side by side and printed to a printing tape with a base tape and a release tape. The cutting method is selected from a plurality of selections including joint cutting and combination cutting (D40-D41). When the joint cutting is selected (D40), half cutting is carried with respect to each boundary of the plurality of printing images, and at the same time, full cutting (joint full cutting) is carried out so that a part in a width direction is left in a state while coupled as a joint part. When the combination cutting is selected (D41), printing is carried out with a margin (non printing part) being set between the printing images, and then, joint cutting is carried out to nearly the center of the non printing part, and also half cutting is carried out to both sides of nearly the center. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを作成するテープ印刷装置、プログラムおよび記憶媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、テープ印刷装置において、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを作成する場合、例えば図４０に示すように、各印刷画像ＧＺ１〜ＧＺ３の印刷直後に各ラベルＬＺ１、ＬＺ２、ＬＺ３として完全に切り離す（フルカット：同図（ａ）参照）か、テープＴを構成する剥離紙テープ（剥離テープ）Ｔａを残して基材テープＴｂのみをカット（ハーフカット：同図（ｂ）参照）するようにしている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−１０４７１６号公報（図２、段落［００２１］）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記前者のフルカットでは、印刷直後に各ラベル毎に切り離されてバラバラになるので、一括で扱う（保管等）には不便であり、一方、後者のハーフカットでは、各ラベルを剥離テープのない状態でしか分離できないので、貼付寸前まで一括でしか扱えず、剥離テープ付きで個別に扱うには不便であり、都合に合わせて、一括でも個別でも扱いやすいものにしたい旨の要望があった。
【０００５】
本発明は、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、多様なカット方法を利用して一括でも個別でも扱い易いように且つ端正に作成できるテープ印刷装置、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１のテープ印刷装置は、表面を印刷面とし裏面を粘着面とする基材テープと前記粘着面を覆う剥離テープとを有する印刷テープの長手方向に複数の印刷画像を並べて印刷し、印刷後の前記印刷テープの幅方向に各印刷画像毎にカットするテープ印刷装置であって、前記基材テープのみをカットする前記幅方向のハーフカットが可能なハーフカット手段と、前記基材テープおよび前記剥離テープの双方をカットする前記幅方向のフルカットが可能で、かつ、そのフルカットによって前記幅方向の一部を連結部として連結された状態で残す連結フルカットが可能なフルカット手段と、前記複数の印刷画像の相互間の境界に対する前記連結フルカットおよび前記境界の両側近傍のそれぞれに対する前記ハーフカットから成る複合カットと、前記境界に対して前記連結フルカットおよび前記ハーフカットの双方を行う連結カットと、を含む複数の選択肢からカット方法を選択するカット方法選択手段と、選択されたカット方法に従って、前記ハーフカット手段および前記フルカット手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【０００７】
このテープ印刷装置では、基材テープと剥離テープとを有する印刷テープに複数の印刷画像を並べて印刷するが、印刷テープを幅方向にカットするカット方法を、連結カットおよび複合カットを含む複数の選択肢から選択でき、選択されたカット方法に従って各印刷画像毎にカットする。また、複合カットが選択されたときには、複数の各印刷画像の相互間の境界に対して、幅方向の一部が連結部として連結された状態で残るように（連結部形成のための）フルカット（連結フルカット）を行うとともに、その両側近傍のそれぞれに対してハーフカットを行い、連結カットが選択されたときには、複数の各印刷画像の相互間の境界に対して連結部形成のための連結フルカットを行うとともに、ハーフカットを行う。これらの場合、連結部で連結されていて切り離されないため、バラバラになることもなく、一括保管・管理が楽になる。一方、各印刷画像の部分を各ラベルとして個別に分けるときには、連結部で繋がっているだけなので、手で引きちぎるなどによって容易に分離でき、改めてハサミ等によって各ラベルとして切り離す必要がない。また、これらの場合、上記それぞれのハーフカットにより、端が端正にカットされて見栄えの良い各ラベルのみを剥離テープから容易に剥離でき、容易に貼付できる。特に複合カットのときには、切り離す際にも、ハーフカットまでの余白を残しているので、各ラベルの端部を覆う剥離テープを残して（剥離テープが欠けることなく）分離できる。したがって、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、多様なカット方法を利用して一括でも個別でも扱い易いように且つ端正に作成できる。なお、複合カットのときにも、連結カットと同種の（連結部の）ハーフカットを行うようにしても良い。
【０００８】
また、上述のテープ印刷装置において、前記複数の印刷画像は、前記複合カットが選択されたときに、前記相互間に前記境界および前記両側近傍を含む非印刷部を存して印刷され、前記複合カットは、前記非印刷部に対して行われることが好ましい。
【０００９】
このテープ印刷装置では、複合カットが選択されたときに、各印刷画像の相互間に境界（連結フルカットの対象）および両側近傍（ハーフカットの対象）を含む非印刷部を存して印刷されるので、非印刷部は余白となるが、複合カットは、非印刷部に対して行われるので、各印刷画像の前後の境界線に沿ってハーフカットを行うことにより、各印刷画像の各ラベルを適切なサイズにできるとともに、連結フルカットの部分（連結部）からハーフカットの部分まで適切な余白を確保できるので、手で引きちぎるなどによりラフに分離しても、各ラベルの端部を覆う剥離テープが欠けることなく、分離できる。
【００１０】
また、上述の各テープ印刷装置において、前記カット方法の複数の選択肢には、前記ハーフカットのみを指示する選択肢、および、前記連結部が残らないように前記フルカットを行う全カットを指示する選択肢がさらに含まれることが好ましい。
【００１１】
このテープ印刷装置では、カット方法として、従来からのハーフカットや全カット（いわゆるフルカット）も選択できるので、従来機種に対する上位互換性も保有でき、従来からのユーザの使い勝手も確保できる。なお、この場合、連結カットや複合カットを含めてメニュー形式で選択可能とすることが好ましく、これにより、これらのいずれかをカット方法として簡単に選択できる。
【００１２】
また、上述した各テープ印刷装置において、前記連結部の前記幅方向における長さを、複数の選択肢から連結幅として選択可能な連結幅選択手段をさらに備えたことが好ましい。
【００１３】
このテープ印刷装置では、連結部の幅方向における長さを、複数の選択肢から連結幅として選択可能なので、切り離し易さその他の都合に合わせて、連結幅を任意に選択でき、所望の連結幅で連結された状態で各ラベルとなる各印刷画像（が印刷されたテープ）を取得できる。
【００１４】
また、上述のテープ印刷装置において、前記連結幅の複数の選択肢には、多め、普通および少なめが含まれ、メニュー形式で選択可能であることが好ましい。
【００１５】
このテープ印刷装置では、連結幅の複数の選択肢には、多め、普通および少なめが含まれ、メニュー形式で選択可能なので、これらのいずれかを連結幅として簡単に選択できる。
【００１６】
また、上述した各テープ印刷装置において、前記連結部の前記幅方向における位置を、複数の選択肢から連結位置として選択可能な連結位置選択手段をさらに備えたことが好ましい。
【００１７】
このテープ印刷装置では、連結部の幅方向における位置を、複数の選択肢から連結位置として選択可能なので、任意に選択した所望の連結位置で連結された状態で各ラベルとなる各印刷画像（が印刷されたテープ）を取得できる。
【００１８】
また、上述のテープ印刷装置において、前記連結位置の複数の選択肢には、前記幅方向の一方の端部、他方の端部および中央部が含まれ、メニュー形式で選択可能であることが好ましい。
【００１９】
このテープ印刷装置では、連結位置の複数の選択肢に、幅方向の一方の端部、他方の端部および中央部が含まれ、メニュー形式で選択可能なので、これらのいずれかを連結位置として簡単に選択できる。
【００２０】
また、上述した各テープ印刷装置において、前記フルカット手段は、前記幅方向のスライド移動により前記フルカットを行うスライドカッタと、前記スライドカッタに前記スライド移動を行わせるカッタ作動手段と、を有し、前記ハーフカット手段は、前記幅方向のスライド移動により前記ハーフカットを行うスライドハーフカッタと、前記スライドハーフカッタに前記スライド移動を行わせるハーフカッタ作動手段と、を有し、前記スライドハーフカッタは、切込み深さを浅く設定した前記スライドカッタと同一の構造を有し、前記ハーフカッタ作動手段は、前記カッタ作動手段と同一の構造を有していることが好ましい。
【００２１】
このテープ印刷装置では、スライドカッタとそれにスライド移動を行わせるカッタ作動手段とを有するフルカット手段と、ハーフカットを行うスライドハーフカッタとそれにスライド移動を行わせるハーフカッタ作動手段とを有するハーフカット手段が、切込み深さを除いて、基本的に同一構造を有するので、双方に対して同一の制御を行うことができ、その分、制御を簡素化できる。
【００２２】
また、上述した各テープ印刷装置において、前記フルカット手段は、前記印刷テープの幅方向の一方の端である基準端側から他方の端である対向端側への正方向へカットする正方向カットと、前記対向端側から前記基準端側への逆方向へカットする逆方向カットと、が可能な手段であることが好ましい。
【００２３】
このテープ印刷装置では、印刷テープの幅方向の一方の端（基準端）側から他方の端（対向端）側への正方向へカットする正方向カットと、対向端側から基準端側への逆方向へカットする逆方向カットができるので、印刷テープの幅方向の任意の位置に連結部を残してカット（連結カット）できる。
【００２４】
また、上述のテープ印刷装置において、前記フルカット手段は、相互に逆の回転方向となる正転および逆転の一方によって前記正方向カットを駆動し、前記正転および逆転の他方によって前記逆方向カットを駆動する駆動モータを有し、前記制御手段は、前記駆動モータの回転を制御する回転制御手段を有することが好ましい。
【００２５】
このテープ印刷装置では、相互に逆の回転方向となる正転および逆転の一方によって正方向カットを駆動し、正転および逆転の他方によって逆方向カットを駆動する駆動モータの回転を制御することで、カット手段の正方向カットや逆方向カットを制御できる。
【００２６】
また、上述した正方向カットと逆方向カットが可能な各テープ印刷装置において、前記フルカット手段は、前記正方向と前記逆方向の双方にスライドカットが可能なカッタと、前記カッタを、前記印刷手段による前記印刷テープの送り経路から離間して位置する離間状態と、前記送り経路に近接して且つ前記送り経路より前記基準端側に位置する基準端側近接状態と、前記送り経路に近接して且つ前記送り経路より前記対向端側に位置する対向端側近接状態と、の間で状態遷移させるカッタ作動手段と、を有し、前記制御手段は、前記カッタ作動手段による前記状態遷移を制御することによって、前記カッタに、前記基準端側近接状態から前記対向端側近接状態への直接の状態遷移の途中で前記正方向カットを実行させ、前記対向端側近接状態から前記基準端側近接状態への直接の状態遷移の途中で前記逆方向カットを実行させ、前記離間状態を介しての状態遷移によりカットを伴わない前記基準端側近接状態と前記対向端側近接状態との相互間の状態遷移を行わせることが好ましい。
【００２７】
このテープ印刷装置では、スライド方式のカッタを、離間状態（Ａ状態）と基準端側近接状態（Ｂ状態）と対向端側近接状態（Ｃ状態）との間で状態遷移させ、Ｂ状態→Ｃ状態の直接状態遷移の途中で正方向カット、Ｃ状態→Ｂ状態の直接状態遷移の途中で逆方向カットができ、（Ｂ→Ａ→ＣまたはＣ→Ａ→Ｂなど）Ａ状態を介せばカットを伴わないＢＣ相互間の状態遷移ができるので、どの状態からどの状態へ遷移中か及びその程度など、現在の状態だけ把握すれば良く、簡易なカット制御にできる。
【００２８】
また、上述した正方向カットと逆方向カットが可能な各テープ印刷装置において、前記連結部の前記幅方向における位置を、複数の選択肢から連結位置として選択可能な連結位置選択手段をさらに備え、前記連結位置の複数の選択肢には、前記基準端側で連結する基準端側連結と、前記対向端側で連結する対向端側連結と、中央部で連結する中央連結と、が含まれることが好ましい。
【００２９】
このテープ印刷装置では、連結部の幅方向における位置を、複数の選択肢から連結位置として選択可能であり、連結位置の複数の選択肢に、幅方向の一方の端部、他方の端部および中央部が含まれるので、これらから任意に選択した所望の連結位置で連結された状態で各ラベルとなる各印刷画像（が印刷されたテープ）を取得できる。なお、メニュー形式で選択可能であれば選択が簡単なのでさらに好ましい。
【００３０】
また、上述のテープ印刷装置において、前記制御手段は、前記対向端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記対向端側連結となるように前記正方向カットを行う対向端側連結カットを、前記フルカット手段に行わせる対向端側連結カット制御手段と、前記基準端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記基準端側連結となるように前記逆方向カットを行う基準端側連結カットを、前記フルカット手段に行わせる基準端側連結カット制御手段と、前記中央連結が選択されたときに、前記連結部が前記中央連結となるように前記正方向カットおよび前記逆方向カットの双方を行う中央連結カットを、前記フルカット手段に行わせる中央連結カット制御手段と、前記連結部を残すカットのために、前記連結位置の選択結果に応じて、前記対向端側連結カット制御手段、前記基準端側連結カット制御手段および前記中央連結カット制御手段のいずれかを起動するカット制御起動手段と、を有することが好ましい。
【００３１】
このテープ印刷装置では、連結部の幅方向の位置を、基準端側連結、対向端側連結、中央連結を含む複数の選択肢から、連結位置として選択すれば、連結部を残すカットのために、連結部が対向端側連結となるように正方向カット（対向端側連結カット）や、基準端側連結となるように逆方向カット（基準端側連結カット）や、中央連結となるように正方向カットと逆方向カットの双方（中央連結カット）など、連結位置の選択結果に応じたカットを行う。これらの場合、互いに連結位置は異なるが、いずれも印刷直後の状態では任意に連結位置を選択した連結部で連結されているので、そのまま一括でも扱い易いとともに、連結部で繋がっているだけなので、手で引きちぎるなどによって容易に分離でき、剥離テープ付きで個別でも扱い易いように、各ラベルを作成できる。
【００３２】
また、上述した各テープ印刷装置において、前記複数の印刷画像は、同一画像であることが好ましい。
【００３３】
このテープ印刷装置では、複数の印刷画像は、同一画像なので、同一の印刷画像を連続印刷して、同一ラベルを多数枚一括作成できる。
【００３４】
また、上述した各テープ印刷装置において、前記複数の印刷画像は、連続して関連する画像であることが好ましい。
【００３５】
このテープ印刷装置では、複数の印刷画像は、連続して関連する画像なので、関連する複数の印刷画像を連続印刷して、必要に応じて任意の箇所で各ラベルとして分離して利用できる。
【００３６】
また、上述のテープ印刷装置において、前記複数の印刷画像には、氏名、名称、住所および所属の少なくともいずれかが含まれることが好ましい。
【００３７】
このテープ印刷装置では、複数の印刷画像には、氏名、名称、住所および所属のうちの２以上が含まれるので、これらを連続印刷しておけば、各ラベルとして切り離して貼付するときに、各行の配置等を任意に（例えば名刺、ハガキ、封筒などの貼付対象物のサイズ等に応じて）調整して貼ることができる。
【００３８】
また、請求項６のプログラムは、請求項１ないし５のいずれかに記載のテープ印刷装置の各手段を機能させることを特徴とする。
【００３９】
このプログラムは、プログラム処理可能なテープ印刷装置によって処理されることにより、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、多様なカット方法を利用して一括でも個別でも扱い易いように且つ端正に作成できる。
【００４０】
また、請求項７の記憶媒体は、請求項６に記載のプログラムを前記テープ印刷装置により読出可能に記憶することを特徴とする。
【００４１】
プログラム処理可能なテープ印刷装置において、この記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、多様なカット方法を利用して一括でも個別でも扱い易いように且つ端正に作成できる。
【００４２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【００４３】
図１および図２に示すように、このテープ印刷装置１は、装置ケース（装置本体）２により外殻が形成され、その後部上面には、左側に開閉蓋２１が開閉自在に取り付けられており、開閉蓋２１の右隣には、それを開閉操作するための開閉釦２３が窪入して配設されている。また、前部中央面には、露出ランプ群を有する三日月形状部８が盛上り形成され、三日月形状部８の後方には、各種のキーからなるキーボード３が広く配設されている。また、キーボード３の上側には、これを開閉自在に覆う大型の蓋体９が前後中間部に取り付けられており、蓋体９の内側の面には、ディスプレイ４が組み込まれている。
【００４４】
蓋体９は、閉塞状態では、キーボード３を覆い隠して保護し、開蓋状態では、右後部のヒンジを中心に後上方斜め姿勢に開放され、手前にキーボード３を開放すると共に、正面にディスプレイ４を配置し、キーボード３による入力作業を可能状態とする。ディスプレイ４は、台形の形状の内側に長方形の表示画面４１を有しており、この表示画面４１にキーボード３からの入力結果等が表示されるようになっている。
【００４５】
また、図３に示すように、テープ印刷装置１は、基本的な構成として、キーボード３やディスプレイ４を有してユーザとのインタフェースを行う操作部１１と、印刷ヘッド（サーマルヘッド）７やテープ送り部１２０を有してポケット（カートリッジ装着部、テープ装着部）６内に装着したテープカートリッジＣの印刷テープ（以下単に「テープ」）Ｔに印刷を行う印刷部１２と、印刷後のテープＴの各種カットを行う切断部１３と、各種センサを有して各種検出を行う検出部１４と、各種ドライバを有して各部回路を駆動する駆動部２７０と、テープ印刷装置１内の各部を制御する制御部２００と、を備えている。
【００４６】
このため、装置ケース２の内部には、印刷部１２、切断部１３、検出部１４などの他、図外の回路基板が収納されている。この回路基板には、電源ユニットの他、駆動部２７０や制御部２００の各回路などが搭載され、ＡＣアダプタ接続口２４や外部から着脱可能なニッカド電池等の図外の電池に接続されている。
【００４７】
また、図４に示すように、テープＴは、剥離テープＴａと基材テープＴｂとを積層して成るものであり、基材テープＴｂは、印刷面となる表面（印刷対象面）側の受像層Ｔｃと、その裏面（粘着面）側に設けられた粘着層Ｔｄとで構成されている。印刷済みのテープＴ（ラベル要素（印刷画像）Ｇａまたはラベル領域Ｌａ）は、基材テープＴｂから剥離テープＴａを分離することで粘着層Ｔｄが露出し、この粘着層Ｔｄを介して貼着対象物に貼り付けて使用される。
【００４８】
図１および図３に示すように、印刷部１２には、開閉蓋２１の内側にポケット６が設けられていて、テープカートリッジＣは、この開閉蓋２１を開放した状態でポケット６に対して着脱される。また、装置ケース２の左側部には、ポケット６と装置外部とを連通してテープＴの印刷済み部分を送り出すためのテープ排出口２２が形成されている。
【００４９】
テープカートリッジＣは、カートリッジケース５１により外殻を形成され、その内部には、一定の幅（４．５ｍｍ〜４８ｍｍ程度）のテープＴとインクリボンＲが収容されており、印刷ヘッド７が臨む貫通開口５５が形成されている。テープＴは、剥離テープＴａを内側にしてテープリール５２に繰り出し自在に巻回され、インクリボンＲは、リボン繰出リール５３およびリボン巻取リール５４に巻回されている。そして、テープカートリッジＣには、収容するテープＴのテープ幅として、複数種類のものが用意されている。
【００５０】
また、テープＴとインクリボンＲとが重なる部分には、印刷ヘッド７に対応して、プラテンローラ（プラテン）５６が収納されている。テープカートリッジＣが装着された状態で、印刷ヘッド７が貫通開口５５から露出しているインクリボンＲの裏面に当たり、発熱駆動されて所望の文字などがテープＴの表面に印刷される。
【００５１】
また、テープカートリッジＣの裏面には、相異なる幅等のテープＴの種別を識別できるように小さな複数の検出孔（図示せず）が設けられ、これに対応して、ポケット６には、各検出孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサ１４１が設けられていて、テープＴの有無（正確にはテープカートリッジＣが装着されているか否か）およびテープＴの種別（正確にはテープカートリッジＣの種別）を検出できるようになっている。なお、複数の検出孔の代わりにビットパターンの検出ラベル等の貼付により種別を表し、それを光検出等によって検出しても良い。
【００５２】
また、ポケット６には、ＤＣモータから成る送りモータ１２１を駆動源として、プラテン５６に係合してこれを回転させるプラテン駆動軸６６と、同様にリボン巻取りリール５４に係合してこれを回転させる巻取り駆動軸６４と、位置決めピン６２とが、それぞれ立設されている。
【００５３】
テープ送り部１２０は、ポケット６の側方から下方に亘る空間に配設され、ポケット６の側方に配設された送りモータ１２１を動力（駆動）源として、上記のプラテン駆動軸６６および巻取り駆動軸６４を回転させるものであり、送りモータ１２１と、プラテン駆動軸６６と、巻取り駆動軸６４と、送りモータ１２１の動力を各駆動軸に伝達する図外の減速歯車列と、送りモータ１２１の回転数を検出するための図外のエンコーダと、を備えている。このエンコーダは、送りモータ１２１の主軸に固定されたウォームの同軸上の先端に固着され、円盤状の周方向の複数箇所に検出開口が形成されている。
【００５４】
検出部１４の送りモータ回転検出センサ１４２（後述のフルカッタモータ回転検出センサ１４３と同様なので図９参照）は、上記のエンコーダの検出開口に臨むように発光素子と受光素子とが対向配置された図外のフォトセンサを備え、発光素子の光が回転する検出開口を通過して受光素子に受光され、受光された光の明滅が光電変換され、パルス信号として制御部２００に出力され、そのパルス数より回転数が検出される。
【００５５】
ここで、テープ印刷装置１をユーザが使用する場合には、先ず、開閉釦２３により開閉蓋２１を開放する。ポケット６にテープカートリッジＣを装着すると、プラテン５６およびリボン巻取リール５４に、プラテン駆動軸６６および巻取駆動軸６４がそれぞれ係合し、且つテープＴおよびインクリボンＲがプラテン５６と印刷ヘッド７との間に挿入される。そして、開閉蓋２１を閉塞すると、テープＴおよびインクリボンＲを挟むように、テープ幅方向に発熱素子を列設した印刷ヘッド７が回動してプラテン５６を圧接し、印刷待機状態となる。
【００５６】
この状態で、蓋体９を開蓋して、キーボード３を開放し、正面に位置させたディスプレイ４を参照しながらキーボード３を操作して、所望の文字等のキャラクタの印刷情報を入力・編集して、印刷実行を指示する。これにより印刷処理が起動され、送りモータ１２１の駆動により繰り出されるテープＴとインクリボンＲとが、印刷ヘッド７の部分で重なって併走し、これに同期して印刷ヘッド７が発熱駆動され、インクリボンＲのインクがテープＴに熱転写して印刷が行われる。
【００５７】
印刷後のインクリボンＲは、リボン巻取リール５４に巻き取られ、印刷後のテープＴは、送り経路に沿ってテープ排出口２２に向かって送られ、印刷が終了すると、印刷済みのテープＴは、所定長さ分送られて停止し、後述の各種設定に応じて、切断部１３により各種カットが行われる（図４、図１４、図１５参照）。
【００５８】
次に、切断部１３には、ポケット６とテープ排出口２２との間に、送り経路に臨んでフルカット部（フルカット手段）１３Ｆが上流側に、ハーフカット部（ハーフカット手段）１３Ｈが下流側に配設されている。フルカット部１３Ｆは、テープＴの基材テープＴｂと剥離テープＴａとの双方をカット（フルカット）するものであり、例えばテープＴからその印刷済み部分であるラベル領域Ｌａを切り離すためのものである（図４（ｂ）参照）。一方、ハーフカット部１３Ｈは、最終的にラベルとして貼付される基材テープＴｂのみをカット（ハーフカット）し、テープＴとしては剥離テープＴａを介して連結した状態のまま残すためのものである（図４（ｃ）参照）。
【００５９】
フルカット部（フルカット手段）１３Ｆは、フルカッタ１３２と、ＤＣモータから成るフルカッタモータ１３１を駆動源としてフルカッタ１３２を作動させるカッタ作動機構３００（図１０等参照）と、を備えている。また、ハーフカット部（ハーフカット手段）１３Ｈは、ハーフカッタ１３４と、同じくＤＣモータから成るハーフカッタモータ１３３を駆動源としてハーフカッタ１３４を作動させるカッタ作動機構４００（図１０等参照）と、を備えている。
【００６０】
図５に示すように、フルカッタ１３２は、上下両方向にカット可能な斜刃且つ両刃のカッタ刃３１０とカッタホルダ３５０とから成り、カッタ刃３１０のカッタホルダ３５０からの突出量は、基材テープＴｂから剥離テープＴａまで十分にカット可能な突出量となるように調整され、キャリッジ３５７に装着され、この状態で、カッタ作動機構３００に実装される。キャリッジ３５７は、断面コ字状でカッタ刃３１０を被覆してカッタホルダ３５０を保持する保持部３５７ｂと、垂下片３５７ｃと、この下端部から保持部３５７ｂの反対側に直交方向に突出する係合突起３５７ｄと、抜止部３５７ｆとから成る。
【００６１】
また、ハーフカッタ１３４は、上方向にカット可能な斜刃且つ片刃のカッタ刃４１０とカッタホルダ４５０から成り、カッタ刃４１０のカッタホルダ４５０からの突出量は、基材テープＴｂのみカットするように調整され、上述のキャリッジ３５７と同様の保持部４５７ｂ、垂下片４５７ｃ、係合突起３５７ｄおよび抜止部３５７ｆとから成るキャリッジ４５７に装着され、この状態で、カッタ作動機構４００に実装される。
【００６２】
フルカット部１３Ｆのカッタ作動機構３００と、ハーフカット部１３Ｈのカッタ作動機構４００とは、上述した両カッタ１３２、１３４の構成と駆動源となるモータが異なる他は、基本構成が同一のスライド方式のカッタ作動機構として構成されている。なお、図示および以下の説明において、参照符号が３ｘｘ（３００番代）はカッタ作動機構３００側であり、括弧書きの参照符号４ｘｘ（４００番代）はカッタ作動機構４００側を示す。また、実際には、フルカット部１３ＦはテープＴの送り経路の上流側、ハーフカット部１３Ｈが下流側なので、図示上では異なる位置となるはずであるが、構成の説明の都合上、この相違は無視して説明する。
【００６３】
図６〜図１３に示すように、カッタ作動機構３００（４００）は、カッタ刃３１０（４１０）に対向して上下スライド方向に受け溝３４２（４４２）が形成されたテープ受け面３４１（４４１）を有するテープ受け板３４０（４４０）と、それに対向して配設されるテープ押え部材３２０（４２０）と、その鉛直方向に保持されているガイドシャフト３０２（４０２）と、それにスライド自在に装着されたフルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）と、ガイドシャフト３０２（４０２）の上下両端部に配設された一対の刃位置決め部材３３０（４３０）と、これらを作動させるカッタ作動系と、を備えている。
【００６４】
テープ押え部材３２０（４２０）は、上下に対向する上板３２１（４２１）及び底板３２２（４２２）と、これらの間を連結する隣り合う二つの側板３２３（４２３）、３２４（４２４）と、テープ受け板３４０（４４０）と対向するテープ押え面３２５（４２５）と、を有し、このテープ押え面３２５（４２５）により、テープＴをテープ受け板３４０（４４０）のテープ受け面３４１（４４１）に押し付けて固定することができ、切断時のテープＴの位置ずれを防止でき、ひいてはその切断後の印刷位置ずれを防止できる。
【００６５】
また、テープ押え部材３２０（４２０）の上板３２１（４２１）と底板３２２（４２２）には、長孔３２６（４２６）が開設され（上板側のみ図示）、ガイドシャフト３０２（４０２）は、その上下両端部が長孔３２６（４２６）内にスライド自在に嵌入され、テープ受け板３４０（４４０）に対して平行に配設されている。
【００６６】
また、上板３２１（４２１）と底板３２２（４２２）の内側には、板片で形成された一対の刃位置決め部材３３０（４３０）が、ガイドシャフト３０２（４０２）と一体に、且つそのためテープ受け板３４０（４４０）に対して離接自在に、配設されている。各刃位置決め部材３３０（４３０）には、バネ３８６（４８６）の一端を当接させるバネ受け面３３１（４３１）が形成され、バネ３８６（４８６）によってテープ受け板３４０（４４０）に弾性的に当接するよう付勢され、テープ押え部材３２０（４２０）から所定量だけ突出した当接部３３２（４３２）となっている。
【００６７】
次に、カッタ作動系は、回転運動する回転円板３６０（４６０）と、その回転運動を揺動運動に変換する入力プレート３７０（４７０）と、その揺動運動を往復直線運動に変換する支持ブロック３８０（４８０）と、回転円板３６０（４６０）の回転運動を揺動運動に変換する入力アーム３９０（４９０）と、を有している。
【００６８】
支持ブロック３８０（４８０）は、その基板３８１（４８１）の適宜箇所に横長の取付長孔３８７（４８７）が開設されており、図外のフレームにピン体等によって、テープ受け板３４０（４４０）に対して進退自在にスライドするよう配設されている。また、入力プレート３７０（４７０）を装着可能な入力プレート装着凹部３８８（４８８）が凹設され、その内側に縦長の係合凹部３８８ａ（４８８ａ）と、横長孔３８８ｂ（４８８ｂ）とが穿設されている。入力プレート装着凹部３８８（４８８）は、その内側で入力プレート３７０（４７０）が揺動できるように形成されている。さらに基板３８１（４８１）には、下方に、回転円板３６０（４６０）の回転軸３６１（４６１）を挿通する回転軸挿通穴３８９（４８９）が開設されている。
【００６９】
さらに支持ブロック３８０（４８０）は、基板３８１（４８１）のテープ押え部材３２０（４２０）側の端部の上下直交方向にフランジ３８２（４８２）を形成し、このフランジ３８２（４８２）とテープ押え部材３２０（４２０）の側板３２４（４２４）とを間隔をおいて対向させて、連結ピン３８３（４８３）により上下二箇所が連結されている。各連結ピン３８３（４８３）は、テープ押え部材３２０（４２０）のスライド方向に配設され、一端側は側板３２４（４２４）に固定され、他端側はフランジ３８２（４８２）に摺動自在に貫通し、先端に抜止部３８４（４８４）が形成されている。なお、下方の連結ピン３８２（４８３）は、回転軸挿通穴３８９（４８９）内に突出させて、その先端に抜止部３８４（４８４）が形成されている。
【００７０】
回転円板３６０（４６０）は、上記の回転軸挿通孔３８９（４８９）を貫通する回転軸３６１（４６１）を中心に回転し、一面に端面カム溝３６２（４６２）を、他面にクランク突起３６３（４６３）を有している。また、回転円板３６０（４６０）の周面には、検知凹部３６４（４６４）が凹設され、それを検出（検知）するためにマイクロスイッチ等のフルカッタホーム位置検出センサ１４４（ハーフカッタホーム位置検出センサ１４６）が周面近傍に配設されている。
【００７１】
端面カム溝３６２（４６２）は、小径円弧溝３６２ａ（４６２ａ）とそれより大径の大径円弧溝３６２ｂ（４６２ｂ）とを連続させて環状に形成され、支持ブロック３８０（４８０）の往復動直線運動、すなわちテープ受け板３４０（４４０）に対する進退運動、を間欠的に行なわせることができる。
【００７２】
回転円板３６０（４６０）の駆動機構は、フルカッタモータ１３１（ハーフカッタモータ１３３）と、その回転力を回転円板３６０（４６０）に伝達するギヤ列３６７（４６７）と、を有している。ギヤ列３６７（４６７）は、ウォームギヤ３６７ａ（４６７ａ）と、ウォームホイール３６７ｂ（４６７ｂ）と、中間ギヤ３６７ｃ（４６７ｃ）と、を有し、中間ギヤ３６７ｃ（４６７ｃ）の回転力は、回転円板３６０（４６０）に一体に形成された駆動ギヤ３６８（４６８）を介して回転円板３６０（４６０）に伝達される。
【００７３】
なお、フルカッタモータ１３１（ハーフカッタモータ１３３）の主軸に固定されたウォームの同軸上の先端には、円盤状の周方向に複数の検出開口が形成されたエンコーダ１４３ａ（１４５ａ）が設けられている。検出部１４（図３参照）のフルカッタモータ回転検出センサ１４３（ハーフカッタモータ回転検出センサ１４５）は、上記のエンコーダ１４３ａ（１４５ａ）と、その検出開口に臨むように発光素子と受光素子とが対向配置されたフォトセンサ１４３ｂ（１４５ｂ）と、を有し、回転する検出開口を通過して受光素子に受光された光の明滅が光電変換され、パルス信号として制御部２００に出力され、そのパルス数より回転数が検出される。
【００７４】
次に、入力プレート３７０（４７０）は、三角形等の外形を有する基板３７１（４７１）の一面に、回転円板３６０（４６０）の端面カム溝３６２（４６２）に係合して端面カム機構を構成するカム突起３７２（４７２）が突設され、背面側に、支軸３７３（４７３）と係合突起３７４（４７４）とが突設されている。支軸３７３（４７３）は、支持ブロック３８０（４８０）の横長孔３８８ｂ（４８８ｂ）を貫通して、回転円板３６０（４６０）の回転軸３６１（４６１）と平行に固定され、入力プレート３７０（４７０）は、この支軸３７３（４７３）を中心に揺動自在に構成されている。また、係合突起３７４（４７４）は、支持ブロック３８０（４８０）の係合凹部３８８ａ（４８８ａ）に、上下動自在に嵌入されている。
【００７５】
入力アーム３９０（４９０）は、その基端部が、回転軸３６１（４６１）と平行な支軸３９１（４９１）により軸支されている。入力アーム３９０（４９０）の中間部には、回転円板３６０（４６０）のクランク突起３６３（４６３）が係合して揺動クランク機構を構成するクランク長穴３９２（４９２）を有し、先端部には揺動半径方向に沿って長孔３９３（４９３）が開設されている。
【００７６】
クランク長穴３９２（４９２）には、その中間部に、回転円板３６０（４６０）の回転力が入力アーム３９０（４９０）に伝達しない動力非伝達部３９４（４９４）が形成され、両端に、動力伝達が可能な動力伝達部３９５（４９５）および３９６（４９６）が形成されている。また、長孔３９３（４９３）には、前述のキャリッジ３５７（４５７）の係合突起３５７ｄ（４５７ｄ）が、入力アーム３９０（４９０）の揺動半径方向にスライド自在に枢着されている。
【００７７】
ここで、カッタ作動機構３００（４００）の状態のうち、図１０に示すフルカッタホーム位置検出センサ１４４（ハーフカッタホーム位置検出センサ１４６）による検出位置（以下「ホーム位置」）にある状態（基準端側離間状態）を、状態３００Ａ（４００Ａ）とし、その状態３００Ａ（４００Ａ）から回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転して、図１１に示すように、テープ受け板３４０（４４０）にテープ押え部材３２０（４２０）を当接した状態（すなわちテープＴを押さえた状態：基準端側近接状態）を、状態３００Ｂ（４００Ｂ）とする。
【００７８】
また、同じくテープ押え部材３２０（４２０）を当接した状態のままさらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転して、図１２に示すように、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）が上端に移動した状態（対向端側近接状態）を、状態３００Ｃ（４００Ｃ）とし、さらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転して、図１３に示すように、テープ押え部材３２０（４２０）がテープ受け板３４０（４４０）から離間した状態（すなわちテープＴを解放した状態：対向端側離間状態）を、状態３００Ｄ（４００Ｄ）とする。
【００７９】
この場合、フルカッタモータ１３１（ハーフカッタモータ１３３）を駆動源として回転円板３６０（４６０）を図示時計方向に回転させると、上記の状態３００Ａ（４００Ａ）→状態３００Ｂ（４００Ｂ）→状態３００Ｃ（４００Ｃ）→状態３００Ｄ（４００Ｄ）→状態３００Ａ（４００Ａ）のように循環して状態が遷移し、この状態遷移を行うように制御することによって、上方向へのカット動作を繰り返すことができる。
【００８０】
まず、状態３００Ａ（４００Ａ）は、いわゆる待機位置（ホーム位置）にある状態であり、テープ押え部材３２０（４２０）がテープＴを解放し、搬送・印刷が可能な状態であり、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）は、テープ受け板３４０（４４０）から離れた切断待機位置にある状態である。
【００８１】
ここで、回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転すると、状態３００Ａ（４００Ａ）→状態３００Ｂ（４００Ｂ）の動作（状態遷移）では、クランク突起２６３（４６３）が動力非伝達部３９４（４９４）内を移動するだけなので、入力アーム３９０（４９０）は上下動せず、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）の上下動もないが、入力プレート３７０（４７０）を介して、支持ブロック３８０（４８０）をテープ受け板３４０（４４０）に近接させ、テープ押え部材３２０（４２０）とテープ受け板３４０（４４０）とでテープＴを挟んで固定する。また、これにより、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）が切断開始位置まで切断準備移動し、一対の刃位置決め部材３３０（４３０）がテープ受け板３４０（４４０）に当接することによって位置決めされる。
【００８２】
次に、さらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転すると、状態３００Ｂ（４００Ｂ）→状態３００Ｃ（４００Ｃ）の動作では、クランク突起３６３（４６３）がクランク長穴３９２（４９２）の動力伝達部３９５（４９５）と係合した状態で回動し、回転円板３６０（４６０）の回転運動が入力アーム３９０（４９０）の下から上への揺動運動に変換され、さらにカッタホルダ３５０（４５０）がキャリッジ３５７（４５７）を介してガイドシャフト３０２（４０２）に沿って上昇する往路直線運動に変換され、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）に下から上への（上方向への）カット動作を行わせる。
【００８３】
次に、さらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転すると、状態３００Ｃ（４００Ｃ）→状態３００Ｄ（４００Ｄ）の動作では、クランク突起３６３（４６３）が動力非伝達部３９４（４９４）内を移動し、入力アーム３９０（４９０）やフルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）の上下動はないが、入力プレート３７０（４７０）を介して、支持ブロック３８０（４８０）をテープ受け板３４０（４４０）から離間させ、テープ押え部材３２０（４２０）やフルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）も追従して離間させる。これによって、再びテープＴはテープ押え部材３２０（４２０）から解放され、搬送・印刷が可能になる。
【００８４】
次に、さらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転すると、状態３００Ｄ（４００Ｄ）→状態３００Ａ（４００Ａ）の動作では、クランク突起３６３（４６３）がクランク長穴３９２（４９２）の動力伝達部３９６（４９６）と係合した状態で回動し、その回転運動が入力アーム３９０（４９０）の上から下への揺動運動に変換され、さらにカッタホルダ３５０（４５０）が下降する復路直線運動に変換され、この間、テープ押え部材３２０（４２０）やフルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）は、テープ受け板３４０（４４０）から離間しているので、カット動作を伴わずに、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）が上から下へ（下方向へ）移動する。
【００８５】
上述のように、カッタ作動機構３００（４００）では、フルカッタモータ１３１（ハーフカッタモータ１３３）を駆動源として回転円板３６０（４６０）を図示時計方向に回転させ、状態３００Ａ（４００Ａ）→状態３００Ｂ（４００Ｂ）→状態３００Ｃ（４００Ｃ）→状態３００Ｄ（４００Ｄ）→状態３００Ａ（４００Ａ）の循環状態遷移となるように制御することによって、上方向へのカット動作を繰り返すことができる。
【００８６】
ところで、本実施形態のフルカッタモータ１３１は、上述の回転円板３６０を図示時計方向に回転させる回転方向を正転とすると、その逆の方向への回転（逆転）が可能なモータであり、かつ、図５で前述のように、フルカッタ１３２は、上下両方向にカット可能なカッタなので、カッタ作動機構３００では、上述の上方向（正方向）へのカット動作ばかりでなく、上から下への下方向（逆方向）へ）のカット動作が可能になっている。以下、この点について説明する。
【００８７】
すなわち、この場合、フルカッタモータ１３１を駆動源として回転円板３６０を図示反時計方向に回転させると、上記の状態３００Ａ→状態３００Ｄ→状態３００Ｃ→状態３００Ｂ→状態３００Ａのように循環して状態が遷移し、この状態遷移を行うように制御することによって、下方向へのカット動作を繰り返すことができる。
【００８８】
まず、状態３００Ａ→状態３００Ｄの動作では、待機位置（ホーム位置）の状態３００Ａから回転円板３６０が図示反時計方向に回転し、クランク突起３６３が動力伝達部３９６と係合して回動し、入力アーム３９０の下から上への揺動運動によりフルカッタ１３２が上昇し、この間、テープ押え部材３２０等とともにテープ受け板３４０から離間しているので、カット動作を伴わずに上方向へ移動する。
【００８９】
次に、状態３００Ｄ→状態３００Ｃの動作では、さらに回転円板３６０が図示反時計方向に回転し、クランク突起３６３が動力非伝達部３９４内を移動するので、入力アーム３９０やフルカッタ１３２の上下動はないが、入力プレート３７０を介して支持ブロック３８０がテープ受け板３４０に近接し、テープ押え部材３２０とテープ受け板３４０とでテープＴを挟んで固定し、フルカッタ１３２が切断開始位置まで切断準備移動し、一対の刃位置決め部材３３０がテープ受け板３４０に当接して位置決めする。
【００９０】
次に、状態３００Ｃ→状態３００Ｂの動作では、さらに回転円板３６０が図示反時計方向に回転し、クランク突起３６３が動力伝達部３９５と係合して回動し、入力アーム３９０の上から下への揺動運動により、フルカッタ１３２に下方向へのカット動作を行わせる。
【００９１】
次に、状態３００Ｂ→状態３００Ａの動作では、さらに回転円板３６０が図示反時計方向に回転し、クランク突起３６３が動力非伝達部３９４内を移動するので、入力アーム３９０やフルカッタ１３２の上下動はないが、入力プレート３７０を介して支持ブロック３８０がテープ受け板３４０から離間し、テープ押え部材３２０やフルカッタ１３２も追従して離間する。これによって、再びテープＴはテープ押え部材３２０から解放され、搬送・印刷が可能になる。
【００９２】
上述のように、カッタ作動機構３００では、フルカッタモータ１３１を駆動源として回転円板３６０を図示反時計方向に回転させ、状態３００Ａ→状態３００Ｄ→状態３００Ｃ→状態３００Ｂ→状態３００Ａの循環状態遷移となるように制御することによって、下方向へのカット動作を繰り返すことができる。
【００９３】
ところで、さらにカッタ作動機構３００では、上述の上下両方向へのカット動作を利用して、さらに多様なカット動作が可能になっている。以下、この点について説明する。
【００９４】
例えば上述の状態３００Ｂ→状態３００Ｃの動作では、回転円板３６０の図示時計方向の回転（以下「正転」）により、フルカッタ１３２に上方向（正方向）へのカット動作を行わせるが、これを途中でストップして回転円板３６０の図示反時計方向の回転（以下「逆転」）により戻せば、例えば図１４（ａ）（ｂ）に示すように、上側に連結部（基材テープＴｂの連結部Ｔｂｒ＋剥離テープＴａの連結部Ｔａｒ）を残して、下側（基材テープＴｂのカット部Ｔｂｃ＋剥離テープＴａのカット部Ｔａｃ：図示斜線部）のみカットする特殊なカット（以下「上側連結の連結カット」または「上側連結カット」）ができる。
【００９５】
同様に、例えば上述の状態３００Ｃ→状態３００Ｂの動作では、回転円板３６０の逆転により、フルカッタ１３２に下方向（逆方向）へのカット動作を行わせるが、これを途中でストップして正転により戻せば、例えば図１４（ｃ）に示すように、下側に連結部（連結部Ｔｂｒ＋連結部Ｔａｒ）を残して、上側（カット部Ｔｂｃ＋カット部Ｔａｃ）のみカットする特殊なカット（以下「下側連結の連結カット」または「下側連結カット」）ができる。
【００９６】
そして、上述した下側からの上方向カット（状態３００Ｂ→状態３００Ｃの途中までの動作）と上側からの下方向カット（状態３００Ｃ→状態３００Ｂの途中までの動作）とを組み合わせて、例えば図１４（ｄ）に示すように、中央に連結部（連結部Ｔｂｒ＋連結部Ｔａｒ）を残して、上側（カット部Ｔｂｃ１＋カット部Ｔａｃ１）と下側（カット部Ｔｂｃ２＋カット部Ｔａｃ２）のみカットする特殊なカット（以下「中央連結の連結カット」または「中央連結カット」）ができる。
【００９７】
さらに、上述の「上側連結の連結カット」「下側連結の連結カット」「中央連結の連結カット」では、基材テープＴｂと剥離テープＴａとを同様にカット（フルカット）したが、図１５に示すように、ハーフカットｈｃを組み合わせて、基材テープＴｂ側については連結部を残さずにカットすることもでき、この場合、ラベルとして剥がすときに、基材テープＴｂの連結部Ｔｂｒを切り離す必要がなく、より端正にラベルとして剥がし易くなり、便利である。
【００９８】
このため、以下では、図１５に示すハーフカットｈｃを組み合わせたものを「連結カット」として採用する。すなわち、同図（ａ）（ｂ）は「上側連結の連結カット」、同図（ｃ）は「下側連結の連結カット」、同図（ｄ）は「中央連結の連結カット」を示すものとする。
【００９９】
なお、本実施形態では、フルカット部１３Ｆとハーフカット部１３Ｈとを別に設けるが、上述のフルカッタ１３２のテープ受け板３４０への近接を調整可能な構成として、フルカット部１３Ｆとハーフカット部１Ｈとを兼用できるようにしても良い。また、ハーフカット部１３Ｈでもモータ逆転や逆方向のカット動作を可能にしても良い。
【０１００】
ここで、装置全体の説明に戻す。図３に示すように、検出部１４は、それぞれ前述のテープ識別センサ１４１と、送りモータ回転検出センサ１４２と、フルカッタモータ回転検出センサ１４３と、フルカッタホーム位置検出センサ１４４と、ハーフカッタモータ回転検出センサ１４５と、ハーフカッタホーム位置検出センサ１４６と、を備えている。なお、実状に合わせて、これらを省略した構成とすることもできる。
【０１０１】
次に、駆動部２７０は、ディスプレイドライバ２７１と、ヘッドドライバ２７２と、モータドライバ２７３と、を備えている。ディスプレイドライバ２７１は、制御部２００から出力される制御信号に基づき、その指示にしたがって、操作部１１のディスプレイ４を駆動する。同様に、ヘッドドライバ２７２は、制御部２００の指示にしたがって、印刷部１２の印刷ヘッド７を駆動する。また、モータドライバ２７３は、印刷部１２の送りモータ１２１を駆動する送りモータドライバ２７３ａと、切断部１３のフルカッタモータ１３１を駆動するフルカッタモータドライバ２７３ｂと、同じく切断部１３のハーフカッタモータ１３３を駆動するハーフカッタモータドライバ２７３ｃとを有し、同様に制御部２００の指示にしたがって、各モータを駆動する。
【０１０２】
次に、操作部１１は、キーボード３とディスプレイ４とを備えている。ディスプレイ４は、横方向（Ｘ方向）約６ｃｍ×縦方向（Ｙ方向）４ｃｍの長方形の形状の内側に、９６ドット×６４ドットの表示画像データを表示可能な表示画面４１を有し、ユーザがキーボード３からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード３から各種指令・選択指示等を入力したりする際などに用いられる。
【０１０３】
キーボード３には、アルファベットキー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む文字キー群３１の他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群３２などが配列され、種々の指示およびデータを制御部２００に入力する。機能キー群３２には、電源キー、印刷処理に関する指示をするための印刷キー、テキスト入力時のデータ確定や改行および選択画面における選択指示のための選択キー、並びに、それぞれ上下左右の方向へのカーソル移動や表示画面４１の表示範囲を移動させるための４個のカーソルキーなどが含まれる。なお、これらは、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。
【０１０４】
次に、制御部２００は、ＣＰＵ２１０、ＲＯＭ２２０、キャラクタジェネレータＲＯＭ（ＣＧ−ＲＯＭ）２３０、ＲＡＭ２４０、周辺制御回路（Ｐ−ＣＯＮ）２５０を備え、互いに内部バス２６０により接続されている。
【０１０５】
ＲＯＭ２２０は、ＣＰＵ２１０で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域２２１の他、色変換テーブル、文字修飾テーブル、後述のカッタ駆動範囲設定テーブル（図２７参照）などを含む制御データを記憶する制御データ領域２２２を有している。ＣＧ−ＲＯＭ２３０は、テープ印刷装置１に用意されている文字等（数字、記号、図形等を含む）のフォントデータを記憶していて、文字等を特定するコードデータが与えられたときに、対応するフォントデータを出力する。
【０１０６】
ＲＡＭ２４０は、電源オフ時のバックアップがされていて、各種フラグ・レジスタ群２４１、テキストデータ領域２４２、表示画像データ領域２４３、印刷画像データ領域２４４、描画登録画像データ領域２４５、外字登録画像データ領域２４６、文字展開バッファ、印刷バッファなどの各種バッファ領域２４７などの領域を有し、制御処理のための作業領域として使用される。
【０１０７】
なお、テープ印刷装置１では、キーボード３によりテキストデータをキー入力・編集する状態（テキスト編集状態）において、入力されたテキストデータをＲＡＭ２４０のテキストデータ領域２４２に格納すると同時に、それを画像展開して表示用の画像データ（表示画像データ）として表示画像データ領域２４３に格納し、随時、ディスプレイ４の表示画面４１に出力して表示する（このテキストデータ入力・編集時の表示画面４１の状態を、以下「テキスト編集画面」という）。また、このテキスト編集画面その他の画面表示状態で、各種設定に応じて編集した結果を印刷用の画像データ（印刷画像データ）として印刷画像データ領域２４４に格納する。
【０１０８】
Ｐ−ＣＯＮ２５０には、ＣＰＵ２１０の機能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムＬＳＩなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種々の計時を行うタイマ２５１などもＰ−ＣＯＮ２５０内の機能として組み込まれている。このため、Ｐ−ＣＯＮ２５０は、検出部１４の各種センサやキーボード３と接続され、検出部１４からの前述した各種検出信号およびキーボード３からの各種指示や入力データなどをそのままあるいは加工して内部バス２６０に取り込むとともに、ＣＰＵ２１０と連動して、ＣＰＵ２１０等から内部バス２６０に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部２７０に出力する。
【０１０９】
そして、ＣＰＵ２１０は、上記の構成により、ＲＯＭ２２０内の制御プログラムにしたがって、Ｐ−ＣＯＮ２５０を介して各種検出信号、各種指示信号、各種データ等を入力し、ＣＧ−ＲＯＭ２３０からのフォントデータ、ＲＡＭ２４０内の各種データ等を処理し、Ｐ−ＣＯＮ２５０を介して駆動部２７０に制御信号を出力することにより、印刷ヘッド７を制御して所定の印刷条件でテープＴに印刷するとともに、その印刷の位置制御やテープＴの各種切断（カット）制御あるいは表示画面４１の表示制御など、テープ印刷装置１全体を制御している。
【０１１０】
次に、テープ印刷装置１の制御全体の処理フローについて、図１６を参照して説明する。電源キーを押すこと（電源オン）により処理が開始すると、同図に示すように、まず、前回の電源オフ時の状態に戻すために、退避していた各制御フラグを復旧するなどの初期設定を行い（Ｓ１）、次に、前回の表示画面を初期画面として表示する（Ｓ２）。
【０１１１】
同図のその後の処理、すなわちキー入力か否かの判断分岐（Ｓ３）および各種割込処理（Ｓ４）は、概念的に示した処理である。実際には、テープ印刷装置１では、初期画面表示（Ｓ２）が終了すると、キー入力その他による割込を許可し、何らかの割込が発生するまでは、そのままの状態を維持し（Ｓ３：Ｎｏ）、何らかの割込が発生すると（Ｓ３：Ｙｅｓ）、それぞれの割込処理に移行して（Ｓ４）、その割込処理が終了すると、再度、その状態を維持する（Ｓ３：Ｎｏ）。
【０１１２】
上述のように、テープ印刷装置１では、主な処理を割込処理により行うので、印刷画像作成などの準備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷指示を行うことにより、印刷指示割込が発生して、印刷処理が起動され、印刷画像データに基づいて印刷画像の印刷ができる。すなわち、印刷に至るまでの操作手順は、ユーザが任意に選択できる。
【０１１３】
次に、テープ印刷装置１のラベル作成方法について、カット機能に関連した典型的な操作例について、ディスプレイ４の画面表示を参照して説明する。
【０１１４】
例えば図１７に示すように、テキスト編集画面において、ユーザにより１行目の文字（キャラクタ）列「ＡＢＣＤＥ」が入力されると、図示の表示状態（画面Ｄ１０：以下、表示画面４１の状態を画面Ｄｘｘとし、Ｄｘｘのみで説明および図示する。）となる。画面中の「▲１▼」は、１行目のテキスト入力であることを示し、これに続いて、ユーザによりキー入力されたテキスト「ＡＢＣＤＥ」（に対応するキャラクタ列画像）が表示されている。また、「Ｅ」には、カーソル位置を示すマーク（カーソルＫ）が付されている。
【０１１５】
なお、以下において、「単独印刷」とは、１つのテキストデータ（テキストファイル）に基づいて印刷される単一の印刷画像の印刷であり、ここではテキスト編集画面に表示されたキャラクタ列「ＡＢＣＤＥ」を１回（１個）だけ印刷する。一方、「連続印刷」では、複数回（複数個）分だけ（図１９（ａ）の例では３回（３個）の印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３）を、順次連続的に印刷する。
【０１１６】
図１７に示すように、上記のテキスト編集画面表示の状態で（Ｄ１０）、ユーザにより印刷キーが押されると（操作されると）、「連続印刷」の有無を選択する選択画面を表示する（Ｄ１１）。なお、テープ印刷装置１では、ユーザは、キー入力による各種指示を取消キーにより取り消すことができ、上述の状態（Ｄ１１）から取消キーを押すことにより、元のテキスト編集画面の表示状態（Ｄ１０）に戻すことができる（以下でも同様なので説明省略）。
【０１１７】
上記の選択画面（Ｄ１１）では、「しない」「する」などの選択肢が表示され、ユーザは、これらの選択肢の中から、いずれかの選択肢をカーソルキーを操作して選択・指定することができる。
【０１１８】
例えば、「しない」がカーソル指定（以下「選択表示」）された状態から、カーソルキー「↓または→」が１回押されると、「する」が選択表示された状態となり、その状態からカーソルキー「↑または←」が押されると、「しない」が選択表示される。また、例えば「しない」が選択表示された状態で、選択キーが押されると、「連続印刷」を「しない」こと、すなわち「連続印刷」ではなく「単独印刷」が選択され、「単独印刷」における下位階層の操作画面に遷移する（Ｄ１３Ｓ）。
【０１１９】
ここでは、「する」が選択表示された状態から（Ｄ１１）、選択キーが押されるものとすると、「連続印刷」の「する」が選択され、「連続印刷」における下位階層の操作画面（ここでは入力画面）に遷移し、カーソルＫにより「印刷枚数」の入力を促す。この状態から、例えば「３」と入力されると（Ｄ１２）、さらに下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、この選択画面では、「連続印刷」における「自動カット」の「しない」「する」の選択肢が表示される（Ｄ１３）。
【０１２０】
ここでも、「する」が選択表示され（Ｄ１３）、選択キーが押されると、「連続印刷」の「自動カット」の「する」が選択され（以下単に「選択されると」と表現）、次に、さらに下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」のうちの「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「連結カット」などの選択肢が表示される（Ｄ１４）。なお、この選択画面（Ｄ１４）では、「連続印刷」における途中（印刷画像の間）のカット（以下「中間カット」）のカット方法を選択できるが、最後の印刷画像の後のカット（以下「最終カット」）は「フルカット」とする。
【０１２１】
ここで、「連結カット」がそのまま選択されると（Ｄ１４）、次に、さらに下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」のうちの「連結カット」の「連結位置」（図１４および図１５で前述の連結部Ｔａｒ等の位置）として、「上」「中」「下」などの選択肢が表示される（Ｄ１５：図１７と図１８で共通）。これらのうち、選択肢「上」は前述の「上側連結の連結カット」（図１５（ａ）（ｂ）参照）、選択肢「中」は「中央連結の連結カット」（同図（ｄ）参照）、選択肢「下」は「下側連結の連結カット」（同図（ｃ）参照）を示している。
【０１２２】
次に、図１８に示すように、上記の選択画面で（Ｄ１５）、「上」が選択されると、次に、さらに下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」の「連結カット」の「連結幅」（前述の連結部Ｔａｒ等のテープ幅方向のサイズ）として、「多い」「普通」「少ない」などの選択肢が表示される（Ｄ１６）。これらは、上記の「上側連結の連結カット」における連結部として残す量（テープ幅方向の長さ）の設定であり、「多い」「普通」「少ない」に応じて連結幅（逆に言えばカット幅）を調整する（図２０（ａ）〜（ｃ）および図２７参照）。
【０１２３】
ここで、例えば「普通」がそのまま選択されると（Ｄ１６）、次の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」を「実行」するか否か、すなわち「連続印刷」の「実行」の「しない」「する」の選択肢が表示される（Ｄ１７）。
【０１２４】
ここで、「しない」が選択されると（Ｄ１７）、元のテキスト編集画面に戻り（Ｄ１９：Ｄ１０と同じ）、「する」がそのまま選択されると（Ｄ１７）、次に、「印刷中」のメッセージの表示とともに、図１９（ａ）に示すように、「ＡＢＣＤＥ」の３回（３個）の印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３を順次連続的に印刷し、各印刷画像の相互間の境界位置に相当するカット位置Ｐ１、Ｐ２には、図示上側を連結部とする前述の「上側連結の連結カット」が施され、これらが終了してから、元のテキスト編集画面に戻る（Ｄ１９）。このため、この後は、図１９（ｂ）に示すように、必要に応じて、各ラベルＬ１１〜Ｌ１３として容易に切り離すことができる。
【０１２５】
一方、前述のように、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されると（図１７のＤ１１）、「単独印刷」における下位階層の操作画面（選択画面）に遷移するが、この選択画面では、「単独印刷」における「自動カット」（いわゆるオートカット）の「しない」「する」の選択肢が表示される（Ｄ１３Ｓ）。ここで、いずれかが選択されると、それを設定した後、「印刷中」のメッセージの表示とともに、文字列「ＡＢＣＤＥ」の文字列画像を単独印刷の印刷画像として印刷し（図１８のＤ１８）、印刷が終了すると、元のテキスト編集画面に戻る（Ｄ１９：Ｄ１０と同じ）。
【０１２６】
上述のように、「連続印刷」により印刷した直後の図１９（ａ）の状態では、連結部で連結されていて各ラベルＬ１１〜Ｌ１３毎に切り離されていないので、バラバラになることもなく、飛び散った各ラベルを揃えるなどの面倒がなく、このため、すぐに貼付しないときには、一括保管・管理が楽になる。一方、各ラベルＬ１１〜Ｌ１３を個別に分けるときには、連結部で繋がっているだけなので、手で引きちぎるなどによって容易に分離でき、改めてハサミ等によって各ラベルとして切り離す必要がない。
【０１２７】
すなわち、複数の印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３をテープＴに連続的に印刷して、各印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３の各ラベルＬ１１〜Ｌ１３を、一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。また、特に各ラベル間をフルカット（ｆｃ：図１４（ａ）参照）するだけでなく、ハーフカット（ｈｃ：図１５（ａ）参照）を組み合わせれば、剥離テープＴａのみ引きちぎれば良く、また、各ラベルの端（基材テープＴｂの端）はハーフカットによって端正にカットされるので、見栄えが良くなる。
【０１２８】
また、連結部の幅方向における位置を、図示の「上」（上側連結：幅方向の一方の端部）、「下」（下側：他方の端部）および「中」（中央連結：中央部）などの複数の選択肢から、メニュー形式で「連結位置」として選択可能なので、これらの選択肢から簡単且つ任意に選択した所望の連結位置で連結された状態で、各ラベルとなる各印刷画像（が印刷されたテープ）を取得できる。なお、上述の例では、「上側連結」を例示（Ｄ１５で「上」を選択）したが、「中央連結」（「中」を選択）でも、「下側連結」（「下」を選択）でも、同様に、各ラベルＬ１１〜Ｌ１３を、一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。
【０１２９】
また、連結部の幅方向における長さを、「多め」「普通」「少なめ」などの複数の選択肢から、メニュー形式で連結幅として選択可能なので、切り離し易さその他の都合に合わせて、連結幅を簡単且つ任意に選択でき、所望の連結幅で連結された状態で各ラベルとなる各印刷画像（が印刷されたテープ）を取得できる。
【０１３０】
また、カット方法を、「ハーフカット」（ハーフカット指示）、「フルカット」（全カット指示）、「連結カット」（連結カット指示）などの複数の選択肢から、メニュー形式でカット指示として選択可能なので、印刷画像が印刷されたテープをその後どのように扱うかなどの都合に合わせて、カット方法（を指示するカット指示）を簡単且つ任意に選択でき、これにより、所望のカット方法でカットされた状態で各印刷画像が印刷されたテープを取得できる。また、従来からの「ハーフカット」や「フルカット」も選択できるので、従来機種に対する上位互換性も保有でき、従来からのユーザの使い勝手も確保できる。
【０１３１】
なお、上述のカット方法の選択画面（Ｄ１４）は、中間カットのカット方法の選択であって、最終カットは「フルカット」としたが、最終カットについても同様の選択画面を設けて選択可能にしても良い。また、この最終カットのカット方法の選択を「単独印刷」のカット方法の選択と兼用しても良い。
【０１３２】
この場合、例えば「連続印刷」の「しない」が選択されると（Ｄ１１）、「単独印刷」における「自動カット」の選択画面（Ｄ１３Ｓ）の代わりに、同様の「しない」「する」を選択肢とする「最終印刷後自動カット」（以下「最終自動カット」）の選択画面を表示し、いずれかを選択・設定後、「印刷中」の表示とともに、「ＡＢＣＤＥ」の印刷画像を印刷し且つ設定された「最終カット」を施してから（Ｄ１８）、元のテキスト編集画面に戻る（Ｄ１９）。そして、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されたときに（Ｄ１７）、上記の「最終自動カット」の選択画面を兼用して表示し、同様の「しない」「する」のいずれかを選択・設定できるようにすれば良い。この場合、続いて「印刷中」の表示とともに、３つの印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３の「連続印刷」や「連結カット」や設定された「最終カット」を施してから（Ｄ１８）、元のテキスト編集画面に戻る（Ｄ１９）ことになる。
【０１３３】
なお、上述の例では、「連続印刷」の各種設定・実行を「単独印刷」と同じ印刷キーの押下により開始（処理を起動）したが、例えば連続印刷キー等を設けて「連続印刷」を区別して起動させても良いし、さらには「連続印刷」の各種設定と実行とを個別のキー（例えば連続印刷設定キーと連続印刷実行キー）等で区別して起動させても良い。
【０１３４】
また、上述の例では、（テキスト編集画面に表示された）印刷画像を１個だけ連続印刷の対象（要素）として、印刷枚数を多数枚（上記の例では３枚）指定することによって、全く同一（上記の「ＡＢＣＤＥ」等）の印刷画像を連続印刷したので、同一ラベルの多数枚一括作成に利用できるが、異なる仕様とすることもできる。
【０１３５】
例えば「ＡＢＣＤ１」のようにキャラクタ列内に数字がある場合の「連続印刷」の仕様を、図１９（ｂ）に示す「ＡＢＣＤ１」「ＡＢＣＤ２」「ＡＢＣＤ３」の３個の印刷画像Ｇ１４〜Ｇ１６のように、順次連続的に番号を変えながら（連ねながら）印刷する仕様としても良い。あるいは別タイプの「連続印刷」として例えば「連番印刷」等の名前で新機能として新設しても良い。もちろん、この場合も同様に、この後は、図１９（ｄ）に示すように、必要に応じて、各ラベルＬ１４〜Ｌ１６として容易に切り離すことができる。また、「多い」「普通」「少ない」など連結幅（カット幅）を調整することもできる（図２０（ｄ）〜（ｆ）および図２７参照）。
【０１３６】
また、「連続印刷」の仕様を、複数のテキストデータのそれぞれに基づいて印刷される複数の印刷画像の連続的な印刷とすることもできる。あるいは別タイプの「連続印刷」として例えば「グループ印刷」等の名前で新機能として新設しても良い。この場合、例えば予め「ＡＢＣＤＥ」「ＡＢＣＤＥ」「ＡＢＣＤＥ」を３個として同一グループ内にグループ的に登録しておき、この種の連続印刷（グループ印刷）の実行を指示すれば、図１９（ａ）の例のように印刷でき、予め「ＡＢＣＤ１」「ＡＢＣＤ２」「ＡＢＣＤ３」の３個を登録しておけば、同図（ｂ）の例のように印刷でき、汎用的に用いることができる（汎用性が得られる）。
【０１３７】
なお、この「グループ印刷」のような仕様の場合、印刷枚数の多数枚指定に対応して、同一グループ内に登録されたキャラクタ列を先頭から順に（または循環指定して）、その指定枚数分だけ印刷するようにもできる。また、この仕様の場合、例えば図２４（ａ）および図２５に示すように、同一グループ内に「長野県」「諏訪市」「大和」「３丁目」「３番５号」などの一連の住所の記載を登録しておき、印刷画像Ｇ３１〜Ｇ３５等として連続印刷することができ、それらの各ラベルＧ３１〜Ｇ３５を貼付するときに、各行の配置等を任意に（例えば名刺、ハガキ、封筒などの貼付対象物のサイズ等に応じて）調整して貼ることができる（図２５参照）。このほか、例えば氏名、名称、所属等を含めても良い。また、この仕様の場合においても、連結幅（カット幅）を調整できる（図２７参照）。
【０１３８】
なお、上述のテープ印刷装置１のラベル作成方法は、プログラム処理可能なテープ印刷装置によって処理されるプログラムとして適用でき、その種のプログラムを記憶するための例えばＣＤ等の記憶媒体にも適用でき、この種のプログラムを記憶しておいて、あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。もちろん、その他、要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【０１３９】
ところで、上述のように、連結部分のカットにハーフカットを組み合わせておけば、各ラベルは端正に完成できるが、連結部分を手で引きちぎることを考慮した場合、剥離テープＴａ側は、乱暴に引きちぎることで曲がったりすることがあり得る。このような場合、各ラベルの端部を覆う剥離テープＴａが欠けることがある。
【０１４０】
そこで、以下では、連結部をラフに引きちぎっても、基材テープＴｂに印刷された印刷画像（すなわちラベルとなる部分）を覆う剥離テープＴａが欠けることを低減・防止できるラベル作成方法について、第２実施形態として、説明する。
【０１４１】
この（第２）実施形態のテープ印刷装置１では、連結印刷における複数の印刷画像の相互間に対して、単に連結部を残す上述の「連結カット」ではない第２の連結カット（以下「複合カット」）を施す。この「複合カット」によるラベル作成方法は、印刷画像相互間に所定の余白を設けて印刷するとともに、その余白に上述のフルカットｆｃによる「連結カット」（ただしハーフカットｈｃは伴わなくても良い）を施し、且つ印刷された各印刷画像の端（すなわち上記余白の両端：各印刷画像と余白との境界）には、ハーフカットｈｃを施す方法である（図２２参照）。
【０１４２】
本実施形態では、図２１に示すように、「連続印刷」における「自動カット」の選択画面において（Ｄ２０：図１７のＤ１３と同じ：Ｄ１０〜Ｄ１３の処理も同じ）、「する」が選択されると（Ｄ２０）、第１実施形態と同様に、下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」の「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「複合カット」などの選択肢が表示される（Ｄ２１）。
【０１４３】
なお、この選択画面（Ｄ２１）も中間カットのカット方法を選択するものとし、最終カットについては、第１実施形態と同様に「フルカット」固定としても良いし、選択画面を設けて選択可能にしても良いし、「単独印刷」のカット方法の選択と兼用しても良い。また、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されたとき（図１７のＤ１１）の処理も、第１実施形態と同じとする。
【０１４４】
ここで、「複合カット」が選択されると（Ｄ２１）、次に、さらに下位階層の選択画面に遷移し、「複合カット」の種類として、「ハーフカット＋全カット」（図４（ｄ）参照）「ハーフカット＋部分カット」（図２２（ａ）〜（ｃ）参照）などの選択肢が表示される（Ｄ２２）。
【０１４５】
これらのうち、後者の選択肢「ハーフカット＋部分カット」が本実施形態の特徴を示す選択肢であり、ここで、「ハーフカット＋部分カット」が選択されると（Ｄ２３）、次に、さらに下位階層の選択画面に遷移し、第１実施形態と同様の「連結位置」（「部分カット連結位置」）として、「上」「中」「下」などの選択肢が表示される（Ｄ２３）。選択肢「上」「中」「下」は前述同様にそれぞれ「上側連結」「中央連結」「下側連結」を示している。
【０１４６】
次に、同様に、「上」が選択されると（Ｄ２３）、同様の下位の選択画面に遷移し、「部分カット」の「連結幅」として、「多い」「普通」「少ない」などの選択肢が表示される（Ｄ１６：図２３（ａ）〜（ｃ）および図２７参照）。以下、同様にして、例えば「普通」が選択され（Ｄ２４）、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されると（Ｄ２５）、次に、「印刷中」のメッセージ表示とともに、図２２（ａ）に示すように、「ＡＢＣＤＥ」の３回（３個）の印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３を順次連続的に印刷し、各印刷画像の境界位置に相当するカット位置Ｐ１、Ｐ２には、図示上側を連結部とする「上側連結」の「複合カット」が施され、これらが終了すると、元のテキスト編集画面に戻る。
【０１４７】
このため、この後は、図２２（ｂ）に示すように、必要に応じて、各ラベル部を引きちぎって、この時点では剥離テープＴａは余白を含めて広く残したまま、容易に切り離せると共に、同図（ｃ）に示すように、貼付寸前に剥離テープＴａから個別の各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を剥離して貼付できる。
【０１４８】
上述のように、「連続印刷」により印刷直後の図２２（ａ）の状態では、連結部で連結され切り離されていないので、すぐに貼付しないときには、一括保管・管理が楽になる。一方、各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を個別に分けるときには、連結部で繋がっているだけなので、図２２（ｂ）に示すように、手で引きちぎるなどによって容易に分離でき、且つ、剥離テープＴａを余白として広く残しているので、各ラベルの端部を覆う剥離テープＴａが欠けることなく分離できる。また、ハーフカットを施しているので、図２２（ｃ）に示すように、貼付するときには、端が端正にカットされて見栄えの良い各ラベルのみを剥離テープＴａから容易に剥離でき、容易に貼付できる。すなわち、複数の印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３をテープＴに連続的に印刷して、各印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３の各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を、一括管理も個別管理もしやすいように且つ端正に作成できる。
【０１４９】
なお、「カット方法」「連結位置」「連結幅」などのカットに関する諸要素をメニュー形式で簡単且つ任意に選択できる利点は、第１実施形態と同様である。また、上述で選択しなかった「連結位置」の「中央連結」（「中」を選択）でも、「下側連結」（「下」を選択）でも、同様に、各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を、一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。また、「単独印刷」と同一の印刷キーでなく、連続印刷キー等を設けて「連続印刷」を区別して起動させても良いし、連続印刷設定キーと連続印刷実行キー等で区別して起動させても良い。
【０１５０】
また、図１９で前述の「連番印刷」のような仕様にしても良いし（図２２（ｄ）〜（ｆ）参照）、前述の「グループ印刷」のような仕様にして、住所、氏名、名称、所属等（以下「住所等」）の一連の関連する印刷画像（例えば図２４（ｂ）の印刷画像Ｇ３１〜Ｇ３５）を連続印刷して、各行の配置等を任意に（例えば名刺、ハガキ、封筒などの貼付対象物のサイズ等に応じて）調整して貼れるようにしても良い（図２５参照）。
【０１５１】
なお、上述のラベル作成方法も、第１実施形態と同様に、プログラムにもそれを記憶する記憶媒体にも適用でき、予め記憶あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、一括管理も個別管理もしやすいように且つ端正に作成できる。
【０１５２】
ところで、上述した第１実施形態の「連結カット」であっても、あるいは第２実施形態の「複合カット」であっても、従来からの全幅フルカットと異なり、全てのテープ幅に対して同様にカットすることはできない。すなわち、例えば図２６（ｃ）に示すように、太いテープに対しては十分な連結幅を確保できるカッタ駆動範囲とすれば、細いテープに対しては連結幅を確保できないし、逆に細いテープに合わせれば、太いテープでのカット量が不足して、各ラベルにするために引きちぎることが容易でなくなる。
【０１５３】
そこで、以下では、テープ幅に応じて切込み量（切込み長さ：図２７参照）を調整して、図２６（ａ）（ｂ）および図２８に示すように、適切な連結幅の連結部を残したカットができるラベル作成方法について、第３実施形態として、説明する。なお、以下で説明する連結部を残したカット（以下「切込みカット」）は、図示のように、第１実施形態の「上側連結」の「連結カット」と同様のカットとする。
【０１５４】
本実施形態では、図２９に示すように、「連続印刷」における「自動カット」の選択画面において（Ｄ３０：図１７のＤ１３および図２１のＤ２０と同じ：Ｄ１０〜Ｄ１３の処理も同じ）、「する」が選択されると（Ｄ３０）、前述の各実施形態と同様に、下位階層の選択画面に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」の「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「切込みカット」などの選択肢が表示される（Ｄ３１）。
【０１５５】
ここで、「切込みカット」が選択されると（Ｄ３１）、さらに下位の選択画面に遷移し、「切込みカット」の「カット長さ」として、「長い」「普通」「短い」などの選択肢が表示される（Ｄ３２：図２７〜図２８参照）。
【０１５６】
なお、ここでの切込み長さの選択肢は、長さの単位に基づく数値を示す絶対的な切込み長さの選択肢ではなく、テープ幅の全幅に対して比較的「長い」「普通」「短い」など、全幅に対する比率を示すいわば相対的な切込み長さの選択肢であるととともに、具体的な数値でもないので、抽象的な切込み長さの選択肢であり、各テープ幅との組合せにより絶対的かつ具体的な切込み長さとして（カット駆動範囲に換算されて）規定されている（図２７参照）。
【０１５７】
ここで、例えば「普通」が選択されると（Ｄ３２）、テープ印刷装置１では、テープ識別センサ１４１（図３参照）によりテープ種別を識別し、その種別のテープ幅に応じてＲＯＭ２２０内のカッタ駆動範囲設定テーブル（図２７参照）を検索して、テープ幅に応じた切込み長さ「普通」のカッタ駆動範囲を設定するとともに、さらに下位の選択画面に遷移する（Ｄ３３）。
【０１５８】
以下、同様にして、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されると（Ｄ３３：図１８のＤ１７および図２１のＤ２５と同じ：Ｄ１８〜Ｄ１９の処理も同じ）、「印刷中」の表示とともに前述の「ＡＢＣＤＥ」の３回（３個）の印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３を順次連続的に印刷し（図１９（ａ）参照）、カット位置Ｐ１、Ｐ２には、「上側連結」の「切込みカット」が施され、これらが終了すると、元のテキスト編集画面に戻る。
【０１５９】
このため、第１実施形態と同様に、印刷直後の図１９（ａ）の状態では、連結部で連結され切り離されていないので、一括保管・管理が楽になる一方、連結部で繋がっているだけなので、図１９（ｂ）に示すように、手で引きちぎるなどによって各ラベルに容易に分離でき、容易に貼付できる。さらに本実施形態では、テープ幅を検出してそれに応じたカッタ駆動範囲を設定するので、図２７〜図２８に示すように、テープ幅に応じた適切な連結幅の連結部を残したカットができる。すなわち、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。
【０１６０】
なお、上述のカット方法の選択画面（Ｄ３１）も中間カットのカット方法を選択するものとし、最終カットについては、前述の各実施形態と同様に「フルカット」固定としても良いし、選択画面を設けて選択可能にしても良いし、「単独印刷」のカット方法の選択と兼用しても良い。また、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されたとき（図１７のＤ１１）の処理も、第１実施形態と同じとする。
【０１６１】
また、上述の「切込みカット」の「連結位置」は、「上側連結」としたが、前述の各実施形態と同様に「上」「中」「下」などの選択肢により「上側連結」「中央連結」「下側連結」を選択可能にしても良く、「中央連結」でも「下側連結」でも同様に、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。また、「カット方法」「連結位置」などのカットに関する諸要素をメニュー形式で簡単且つ任意に選択可能にしたときの利点も、前述の各実施形態と同様である。また、「単独印刷」「連続印刷設定」「連続印刷実行」等をキー等で区別して起動させても良い。また、「連番印刷」のような仕様にしたり（図１９（ｄ）〜（ｆ）および図２２（ｄ）〜（ｅ）参照）、「グループ印刷」のような仕様にしても良い（図２４〜図２５等参照）。
【０１６２】
なお、上述のラベル作成方法も、前述の各実施形態と同様に、プログラムにもそれを記憶する記憶媒体にも適用でき、予め記憶あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。
【０１６３】
なお、上述の「切込みカット」は、第１実施形態の「連結カット」に合わせたが、印刷画像相互間に所定の余白を設けてハーフカットと組み合わせた第２実施形態の「複合カット」と同様のカットとしても良い。また、これらを選択可能としても良い。また、テープ幅に応じた切込み量調整付きの「連結カット」や「複合カット」を、例えば「連結切込みカット」や「複合切込みカット」等とし、前述の元の「連結カット」や「複合カット」と区別して、これらを選択可能としても良い。
【０１６４】
そこで、以下では、例えば上記の「連結切込みカット」や「複合切込みカット」等を「連結カット」や「複合カット」として採用し、これらと「フルカット」「ハーフカット」等を選択可能なラベル作成方法を、第４実施形態として、説明する。
【０１６５】
本実施形態では、図３０に示すように、「連続印刷」における「自動カット」の選択画面において、「する」が選択されると（Ｄ３０：図２９と同じ）、下位階層の選択画面に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」の「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「連結カット」「複合カット」などの選択肢が表示される（Ｄ４０〜Ｄ４１）。
【０１６６】
すなわち、本（第４）実施形態では、連結部を残さずにテープ幅の全幅をカット（全カット）する「フルカット」と、全幅であるが基材テープＴｂのみカットする「ハーフカット」と、複数の印刷画像をその相互間に余白を設けずに印刷し、印刷画像の相互間（境界）を連結部を残して（ただしここではテープ幅に応じて切込み長さを調整して）カットする「連結カット」（上記の「連結切込みカット」）と、印刷画像相互間に所定の余白を設けて印刷するとともに、その余白に上述の「連結カット」を施し、且つ印刷された各印刷画像の端（すなわち各印刷画像と余白との境界）にはハーフカットを施す「複合カット」（上記の「複合切込みカット」）と、のいずれかを中間カットのカット方法として選択できる。
【０１６７】
なお、最終カットについては、前述の各実施形態と同様に、「フルカット」固定としても良いし、選択画面を設けて選択可能にしても良いし、「単独印刷」のカット方法の選択と兼用しても良い。また、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されたとき（図１７のＤ１１）の処理も、前述の各実施形態と同じとする。
【０１６８】
ここで、上述の選択画面の状態（Ｄ４０）から、例えばカーソル操作後、「複合カット」が選択されると（Ｄ４１）、第２実施形態と同様に、さらに下位階層の選択画面に遷移し、「複合カット」の種類として、「ハーフカット＋全カット」（図４（ｄ）参照）「ハーフカット＋部分カット」（図２２参照）などの選択肢が表示され、ここで、「ハーフカット＋部分カット」が選択されると（Ｄ４２：図２１のＤ２２と同じ）、さらに下位階層の選択画面に遷移し、「連結位置」として、「上」「中」「下」などの選択肢が表示される（Ｄ４３：図１８のＤ１５と同じおよび図２１のＤ２３と同様）。選択肢「上」「中」「下」は前述同様にそれぞれ「上側連結」「中央連結」「下側連結」を示している。
【０１６９】
次に、同様に、「上」が選択されると（Ｄ４３）、次に、下位の選択画面に遷移して、「部分カット」の「連結幅」として、「多い」「普通」「少ない」などの選択肢が表示される（Ｄ４４：図１８のＤ１６と同じ：以下の表示・操作もＤ１７〜Ｄ１９も同じ）。
【０１７０】
ただし、本実施形態における「連結カット」や「複合カット」は、テープ幅に応じた切込み量調整付きの「連結切込みカット」や「複合切込みカット」なので、「連結幅」の各選択肢「多い」「普通」「少ない」はそれぞれテープ幅に対応して、図２７に示すようにカッタ駆動範囲が規定されていて、ここで、例えば「普通」が選択されると（Ｄ４４）、テープ識別センサ１４１（図３参照）により検出したテープ種別に対応するテープ幅に応じて、カッタ駆動範囲設定テーブルを検索して、「連結幅」の「普通」に対応して、テープ幅に応じたカッタ駆動範囲を設定する。
【０１７１】
以下、同様にして、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されると、「印刷中」の表示とともに、「ＡＢＣＤＥ」の３回（３個）の印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３を順次連続的に印刷し（図２２（ａ）参照）、各印刷画像の境界位置に相当するカット位置Ｐ１、Ｐ２には、「上側連結」の「複合カット」が施され、これらが終了すると、元のテキスト編集画面に戻る。
【０１７２】
このため、この後は、必要に応じて、各ラベル部を引きちぎって、この時点では剥離テープＴａは余白を含めて広く残したまま、容易に切り離せると共に（図２２（ｂ）参照）、貼付寸前に剥離テープＴａから個別の各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を剥離して貼付できる（図２２（ｃ）参照）。
【０１７３】
一方、上述の選択画面で、「連結カット」がそのまま選択されると（Ｄ４０）、第１実施形態と同様に下位階層の選択画面に遷移し、「連結位置」として、「上」「中」「下」などの選択肢が表示され、「上」が選択されると（Ｄ４３）、次に、下位の選択画面に遷移して、「連結カット」の「連結幅」として、「多い」「普通」「少ない」などの選択肢が表示される（Ｄ４４）。以下、同様にして、例えば「普通」が選択され、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されると、「印刷中」の表示とともに、連続印刷と「上側連結」の「連結カット」が施されてから（図１９（ａ）参照）、元のテキスト編集画面に戻る。このため、この後は、必要に応じて、各ラベル部として容易に切り離すことができる（図１９（ｂ）参照）。
【０１７４】
上述のように、本実施形態では、第１実施形態と同様の「連結カット」や第２実施形態と同様の「複合カット」などを、カット方法として選択できるので、多様なカットが可能であるとともに、一括管理も個別管理もしやすいように、各ラベルを作成できる。また、テープ幅に応じた切込み量調整付きの「連結カット」や「複合カット」を採用することにより、テープ幅に応じた適切な連結幅の連結部を残したカットができ、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように各ラベルを作成できる。
【０１７５】
なお、上述の「連結幅」の選択画面（Ｄ４４）の代わりに、第３実施形態と同様の「切込みカット長さ」の選択画面（Ｄ４５：図２９のＤ３２と同じ）としても良い。この場合も同様に、テープ幅に応じた適切な連結幅の連結部を残したカットができ、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように各ラベルを作成できる。また、上述の「連結位置」は、「上側連結」としたが、「中央連結」でも「下側連結」でも同様に、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。また、「連番印刷」のような仕様や「グループ印刷」のような仕様を採用しても良い（図１９（ｄ）〜（ｆ）、図２２（ｄ）〜（ｅ）、図２４〜図２５等参照：本実施形態では図２４（ａ）（ｂ）共に可能）。
【０１７６】
また、上述のラベル作成方法も、前述の各実施形態と同様に、プログラムにもそれを記憶する記憶媒体にも適用でき、予め記憶あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に対応して一括管理も個別管理もしやすいように且つ端正に作成できる。
【０１７７】
なお、上述した各実施形態では、テキスト編集画面から印刷キーの押下により連続印刷の設定画面に遷移し（図１７のＤ１１）、その下位階層への画面遷移により「連続印刷」の「カット方法」「連結位置」「連結幅」等の選択画面を表示させたが、前述のように、「単独印刷」「連続印刷設定」「連続印刷実行」等をキー等で区別して起動させても良い。
【０１７８】
また、連続印刷におけるカットについてのみ例えば「連続印刷カット設定キー」等の押下により単独で設定できるようにしても良い。以下、これを第５実施形態として、説明する。
【０１７９】
この場合、例えば図３１に示すように、テキスト編集画面表示の状態で（Ｄ１０）、ユーザにより上記の連続印刷カット設定キーが押されると、図２９で前述の第３実施形態の選択画面（Ｄ３１）と同様の選択画面に遷移し、「連続印刷」の「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「切込みカット」などの選択肢が表示される（Ｄ５０）。
【０１８０】
以下、同様にして、例えばここで、「切込みカット」が選択されると（Ｄ５０）、さらに下位の選択画面に遷移し、「切込みカット」の「カット長さ」として、「長い」「普通」「短い」などの選択肢が表示され、例えば「普通」が選択されると（Ｄ５１：図２９のＤ３２と同じ）、同様にカッタ駆動範囲設定テーブル（図２７参照）を検索して、テープ幅に応じた切込み長さ「普通」のカッタ駆動範囲を設定する。
【０１８１】
ただし、本実施形態では、「連続印刷」の「実行」その他の処理とは独立して処理するので、カッタ駆動範囲の設定が終了すると（Ｄ５１）、テキスト編集画面に戻る（Ｄ５３：Ｄ１０と同じ）。
【０１８２】
なお、上述の例では、「切込みカット」のときには「切込み長さ」（表示上は「切込みカット長さ」）の選択をしたが、第１、第２、第４実施形態の選択画面と同様に「連結幅」の選択画面（Ｄ５５：図のＤ１６および図３０のＤ４４と同じ）を採用して、「連結幅」に基づいて同様にカッタ駆動範囲設定テーブル（図２７参照）を検索して、テープ幅に応じたカッタ駆動範囲を設定しても良い。
【０１８３】
また、上述の例では、「連続印刷」の「カット方法」として、「フルカット」「ハーフカット」「切込みカット」の別と、「切込み長さ」（すなわちカッタ駆動範囲）を設定したが、さらに「連結位置」等をその選択画面において選択・設定しても良いし、これらをさらに細かく区別して個別キー等を設けて個別に設定できるようにしても良い。
【０１８４】
また、「カット方法」として「切込みカット」ではなく、前述の「連結カット」や「複合カット」としても良いし、これらを組み合わせて第４実施形態と同様に「フルカット」「ハーフカット」「連結カット」「複合カット」などの選択肢を設けても良い。また、「連結カット」と「複合カット」とを選択可能とする場合、「カット方法」だけではなく、印刷方法（印刷画像間に余白を設けるか否か）も代わるので、「連続印刷カット設定キー」でなく、「連続印刷設定キー」等として設けても良い。
【０１８５】
ところで、上述の各実施形態では、各種のカット方法の設定方法や設定後の連続印刷の結果について説明したので、以下では、上述の各種設定により設定されたデータ（以下「設定データ」）に基づいて起動され実行される「印刷処理」について、一例を詳述する。
【０１８６】
ユーザにより、例えば「連続印刷」の「実行」の選択画面（図１８のＤ１７、図２１のＤ２５、図２９のＤ３３等）において「する」が選択されたとき、あるいは「連続印刷実行」の個別キー（連続印刷実行キー）が設けられたときにはその連続印刷実行キーが押下されたとき、あるいは単独印刷を指示する個別キー（単独印刷キー）が設けられたときにはその単独印刷キーが押下されたとき、などの印刷指示があると、前述のように、印刷指示割込が発生して、印刷処理が起動されるので、その時点までに印刷画像作成などの準備ができていれば、印刷画像データに基づいて印刷画像の印刷ができる。
【０１８７】
具体的には、上記の印刷指示割込が発生すると、例えば図３２に示すように、印刷処理（Ｓ２０）が起動され、まず、カッタ駆動範囲設定処理を行う（Ｓ２１）。
【０１８８】
このカッタ駆動範囲設定処理（Ｓ３０：Ｓ２１の処理）では、図３３に示すように、まず、テープ識別センサ１４１の検出結果に基づいてテープ幅を取得し（Ｓ３１）、次に、上述の各実施形態の各種設定によるカット方法の選択・設定結果をカット方法設定データとして取得し（Ｓ３２）、それに基づいて、中間カットに関するカット設定データ（以下「中間カット設定データ」）を作成し（Ｓ３３）、続いて、最終カットに関するカット設定データ（以下「最終カット設定データ」）を作成して（Ｓ３３）、処理（Ｓ３０）を終了する（Ｓ３５）。
【０１８９】
ここで、カット方法設定データには、例えば「連結カット」や「複合カット」等の選択結果を初めとして、その下位の「連結位置」や「連結幅」の選択結果など、カット方法に関する各種設定結果を示す設定データが含まれる。また、このカット方法設定データに基づいて作成される中間カット設定データや最終カット設定データには、上述の各種設定結果を示す設定データの他、テープ種別（特にテープ幅）などの検出データが含まれ、後述のフルカッタ駆動処理（Ｓ５０：図３５参照）において、フルカットの開始位置や方向やその距離（フルカッタモータ１３１の回転数）を設定するためのデータとなる。
【０１９０】
図３２に示すように、カッタ駆動範囲設定処理を終了すると（Ｓ２１）、次に、印刷画像を準備して印刷する（Ｓ２２）。ここでは、例えば前述の「ＡＢＣＤＥ」のキャラクタ列画像を印刷画像データ領域２４４から印刷バッファに移して印刷の準備をして印刷する。
【０１９１】
なお、前述の「連番印刷」タイプのときには、例えば前述の「ＡＢＣＤ１」「ＡＢＣＤ２」「ＡＢＣＤ３」のうち最初の印刷画像となる「ＡＢＣＤ１」のキャラクタ列画像を印刷バッファに画像展開して準備して印刷する。また、前述の「グループ印刷」タイプのときには、例えば前述の「長野県」「諏訪市」「大和」「３丁目」「３番５号」のうち最初の印刷画像となる「長野県」のキャラクタ列画像を、（テキストデータ領域２４２内の）登録先から印刷バッファに画像展開して準備して印刷する。
【０１９２】
印刷画像準備・印刷が終了すると（Ｓ２２）、次に、「連続印刷」か否かを判別し（Ｓ２３）、「連続印刷」のときには「最終印刷終了」か否かを判別して（Ｓ２４）、「連続印刷」であって「最終印刷終了」ではないときには（Ｓ２３：Ｙｅｓ＆Ｓ２４：Ｎｏ）、「中間自動カット」か否かを判別する（Ｓ２５）。
【０１９３】
ここで、例えば「連続印刷」の「自動カット」の選択画面（図１７のＤ１３、図２１のＤ２０、図２９および図３０のＤ３０）で「する」が選択されていれば、「中間自動カット」と判別して（Ｓ２５：Ｙｅｓ）、中間カット設定データに基づいて中間カットに関するカット駆動処理（（中間）カット駆動処理：詳細は後述：図３４参照）を行った後（Ｓ２６）、次の印刷画像準備・印刷（Ｓ２２）の処理に移行し、「連続印刷」の「自動カット」の「しない」が選択されていれば、「中間自動カット」ではないと判別して（Ｓ２５：Ｎｏ）、そのまま次の印刷画像準備・印刷（Ｓ２２）の処理に移行する。
【０１９４】
２回目（２個目、２枚目）についても同様に処理（Ｓ２２〜Ｓ２６のループ処理）し、最終の印刷画像となる３回目（３個目）の印刷画像準備・印刷が終了すると（Ｓ２２）、「連続印刷」であって且つ「最終印刷終了」なので（Ｓ２３：Ｙｅｓ＆Ｓ２４：Ｙｅｓ）、次に、「最終自動カット」か否かを判別する（Ｓ２７）。
【０１９５】
前述の例では、「最終カット」は「フルカット」としていたので、ここでは、「最終自動カット」と判別して（Ｓ２７：Ｙｅｓ）、最終カット設定データに基づいて最終カットに関するカット駆動処理（（最終）カット駆動処理）を行った後（Ｓ２８）、処理（Ｓ２０）を終了する（Ｓ２９）。
【０１９６】
一方、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されると（図１７のＤ１１）、あるいは単独印刷を指示する単独印刷キーが設けられその単独印刷キーが押下されたときには、例えば前述の「ＡＢＣＤＥ」のキャラクタ列画像の印刷画像準備・印刷が終了すると（Ｓ２２）、次に、「連続印刷」か否かを判別し、「連続印刷」ではないので（Ｓ２３：Ｎｏ）、次に、「最終自動カット」か否かを判別する（Ｓ２７）。
【０１９７】
ここで、例えば「単独印刷」の「自動カット」の選択画面（図１７のＤ１３Ｓ）で「する」が選択されていれば、「最終自動カット」と判別して（Ｓ２７：Ｙｅｓ）、（最終）カット駆動処理を行った後（Ｓ２８）、処理（Ｓ２０）を終了し（Ｓ２９）、「単独印刷」の「自動カット」の「しない」が選択されていれば、「最終自動カット」ではないと判別して（Ｓ２７：Ｎｏ）、そのまま処理（Ｓ２０）を終了する（Ｓ２９）。
【０１９８】
なお、前述のように、「連続印刷」における「最終カット」についても「する」「しない」を初めとしてそのカット方法等を選択可能にでき、この場合、「しない」を選択すれば、上述の「最終自動カット」ではないと判別して（Ｓ２７：Ｎｏ）、そのまま処理（Ｓ２０）を終了するし（Ｓ２９）、また、「する」が選択され、「最終自動カット」と判別される場合には（Ｓ２７：Ｙｅｓ）、（最終）カット駆動処理（Ｓ２８）において、各種のカット方法が可能になる。
【０１９９】
次に、上述の中間あるいは最終におけるカット駆動処理について詳述する。カット駆動処理（Ｓ４０：中間ではＳ２６の処理、最終ではＳ２８の処理）が起動されると、図３４に示すように、まず、前述のカッタ駆動範囲設定処理（図３３のＳ３０：図３２のＳ２１の処理）で作成したカット設定データを取得する（Ｓ４１）。より具体的には、中間のカット駆動処理として起動されたか否かを判別し（Ｓ４１１）、中間であるときには（Ｓ４１１：Ｙｅｓ）、中間カット設定データを取得し（Ｓ４１２）、中間でない（すなわち最終である）ときには（Ｓ４１１：Ｎｏ）、最終カット設定データを取得する（Ｓ４１３）。
【０２００】
カット設定データ取得が終了すると（Ｓ４１）、取得したカット設定データに基づいて、フルカット部１３Ｆがハーフカット部１３Ｈよりテープ送りの上流側なので（図１参照）、まず、フルカット部１３Ｆにより、フルカッタ駆動処理（詳細は後述：図３５参照）を行ってから（Ｓ４２）、次にハーフカット部１３Ｈによりハーフカット処理を行う（Ｓ４３）。
【０２０１】
ここで、さらに「複合カット」が選択されているか否かを判別して（Ｓ４４）、「複合カット」のときには（Ｓ４４：Ｙｅｓ）、フルカット（連結カット）位置を挟んで前後２箇所にハーフカットを施す（例えば図２２（ａ）のカット位置Ｐ１はフルカットｆｃを挟んだ２箇所にハーフカットｈｃを施す）ので、さらに残る１箇所のハーフカット処理を行ってから（Ｓ４５）、処理（Ｓ４０）を終了し（Ｓ４６）、「複合カット」でないときには（Ｓ４４：Ｎｏ）、そのまま処理（Ｓ４０）を終了する（Ｓ４６）。
【０２０２】
上述のフルカッタ駆動処理（Ｓ４２）は、常にテープ全幅をカット対象とするハーフカット処理（Ｓ４３）や単なるフルカット処理とは異なるので、以下に詳述する。
【０２０３】
フルカッタ駆動処理（Ｓ５０：図３４のＳ４２の処理）が起動されると、図３５に示すように、まず、カット設定データ取得（図３４のＳ４１）で取得したカット設定データに基づいて、フルカットの開始位置や方向やその距離（フルカッタモータ１３１の回転数）を設定し（Ｓ５１）、続いて、「カット方向」を判別して（Ｓ５２）、その「カット方向」に応じたフルカッタ駆動処理を起動し（Ｓ５３〜Ｓ５６）、それらが終了すると、処理（Ｓ５０）を終了する（Ｓ５７）。
【０２０４】
具体的に、まず、前述の「連結カット」や「複合カット」における「連結位置」として（図１７〜図１８のＤ１５、図２１のＤ２３、図３０のＤ４３等参照）、例えば「中」（中央連結）が選択されたときには、「中央連結カット」として、下から上への上方向にフルカッタ１３２を駆動して上方向（正方向）カットを行う上方向フルカッタ駆動処理（詳細は後述：図３６参照）を行ってから（Ｓ５３）、逆に上から下への下方向（逆方向）カットを行う下方向フルカッタ駆動処理（詳細は後述：図３７参照）を行う（Ｓ５４）。
【０２０５】
また、「連結カット」でなく単に「フルカット」が選択された場合には「全カット」（または全幅カット）として、あるいは上記同様の「連結位置」として「上」（上側連結：対向端側連結）が選択されたときには、「上側連結カット」（対向端側連結カット）として、同様の上方向フルカッタ駆動処理を行う（Ｓ５５：Ｓ５３と同処理）。また、同様に、「連結位置」として「下」（下側連結：基準端側連結）が選択されたときには、「下側連結カット」（基準端側連結カット）として、下方向フルカッタ駆動処理を行う（Ｓ５６：Ｓ５４と同処理）。
【０２０６】
さらに具体的に、上述の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０：図３５のＳ５３およびＳ５５の処理）が起動されると、図３６に示すように、まず、フルカッタモータ１３１の正転を開始させる（Ｓ６１）。ここで、「正転」は、図１０〜図１３で前述のように、状態３００Ａ→状態３００Ｂ→状態３００Ｃ→状態３００Ｄ→状態３００Ａの循環状態遷移となるように、回転円板３６０を図示時計方向に回転させる回転方向であり、状態３００Ｂ→状態３００Ｃの動作により上方向（正方向）のカット処理が行われる。
【０２０７】
なお、ここでの回転開始位置は、状態３００Ａのホーム位置、すなわちフルカッタホーム位置検出センサ１４４（図３および図１０〜図１３参照）による検出位置であり、カット設定データに基づいて、カッタ駆動の開始位置は、基本的にホーム位置に設定され、その距離は、ホーム位置から目標位置までの状態遷移をさせるために必要なフルカッタモータ１３１の回転数によって設定される。また、この場合の目標位置は、図２７で前述のように、検出されたテープ幅や「連結幅」（または「切込み長さ」）に基づいて決定される。
【０２０８】
そこで、フルカッタモータ正転が開始すると（Ｓ６１）、その正転により設定された回転数に基づいて上方向のフルカットを実行する（Ｓ６２）。より具体的には、フルカッタモータ回転検出センサ１４３（図３および図９参照）による回転検出信号（パルス信号）を入力して、パルス数より回転数を検出し（Ｓ６２１）、状態３００Ａ→状態３００Ｂ→状態３００Ｃの方向に沿って、設定された目標位置（回転数）に至ったか否かを判別し（Ｓ６２２）、目標位置に至る（Ｓ６２２：Ｙｅｓ）まで、正転を維持し（Ｓ６２２：Ｙｅｓ〜Ｓ６２１）、目標位置に至った時点で（Ｓ６２２：Ｙｅｓ）、正転を制動制止して、フルカッタモータ１３１の逆転を開始させる（Ｓ６３）。
【０２０９】
上記のフルカット実行処理（Ｓ６２）において、例えば状態３００Ｃとなるまで（あるいはホーム位置の状態３００Ａとなるまで）正転を続ければ、図３５の「全カット」が実行でき、状態３００Ｂ→状態３００Ｃの途中に設定された目標位置で止めれば、「上側連結カット」が実行でき、同様に、状態３００Ｂ→状態３００Ｃの途中の中央より下の目標位置で止めれば、「中央連結カット」の下側のカットが実行できる。
【０２１０】
次に、フルカッタモータ１３１の「逆転」は、図１０〜図１３で前述のように、状態３００Ａ→状態３００Ｄ→状態３００Ｃ→状態３００Ｂ→状態３００Ａの循環状態遷移となるように、回転円板３６０を図示反時計方向に回転させる回転方向であり、状態３００Ｃ→状態３００Ｂの動作により下方向のカット処理が行われる。
【０２１１】
ただし、ここでは、その逆転により、上記の制止状態→状態３００Ｂ→状態３００Ａの方向に沿って、ホーム復帰のみ行う（Ｓ６４）。すなわち、フルカット実行処理（Ｓ６２）において、正転させた分だけ、同様に回転検出信号を入力して（Ｓ６４２）、フルカッタホーム位置検出センサ１４４によりホーム位置を検出するまで、すなわちホーム位置に至る（Ｓ６４２：Ｙｅｓ）まで、逆転を維持し（Ｓ６４２：Ｙｅｓ〜Ｓ６４１）、ホーム位置に至った時点で（Ｓ６４２：Ｙｅｓ）、逆転を制動制止して、処理（Ｓ６０）を終了する（Ｓ６５）。この結果、フルカッタ１３２のカッタ作動機構３００を、目標位置からホーム位置に復帰させて、処理を終了できる。
【０２１２】
なお、上述のホーム復帰処理（Ｓ６４）では、ホーム位置の検出のみ、すなわちホーム位置に至る（Ｓ６４２：Ｙｅｓ）までとして、フルカッタモータ回転検出信号入力（Ｓ６４１）の処理を省略することもできるし、あるいは逆にホーム位置検出を省略して、フルカッタモータ回転検出信号入力（Ｓ６４１）により、設定された（正転した）回転数に至るまで逆転させること（すなわちフルカット実行処理（Ｓ６２）と同様の処理にすること）もできる。
【０２１３】
また、図３の「全カット」のときには、正転のみ（あるいは逆転のみ）で可能なので、上記のフルカッタモータ正転開始（Ｓ６１）とフルカット実行処理（Ｓ６２）のみ、あるいはフルカッタモータ正転開始（Ｓ６１）とホーム復帰処理（Ｓ６４）のみ、のフルカット駆動処理にしても良いし、正転でなく逆転でも可能なので、下記の下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０）で対応することもできる。
【０２１４】
次に、下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０：図３５のＳ５４およびＳ５６の処理）は、図３７に示すように、図３６で上述の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）におけるモータの回転方向を逆にしたものである。
【０２１５】
すなわち、この処理（Ｓ７０）が起動されると、まず、フルカッタモータ１３１の逆転を開始させ（Ｓ７１）、状態３００Ａ→状態３００Ｄ→状態３００Ｃ→状態３００Ｂの方向に沿って、設定された目標位置（回転数）に至る（Ｓ７２２：Ｙｅｓ）まで、逆転を維持して（Ｓ７２２：Ｙｅｓ〜Ｓ７２１）から、逆転を制動制止することにより、目標位置までの下方向のフルカットを実行して（Ｓ７２）、その後、正転を開始させ（Ｓ７３）、その正転により、上記の制止状態→状態３００Ｃ→状態３００Ｄ→状態３００Ａの方向に沿って、ホーム復帰のみ行う（Ｓ７４）。この結果、フルカッタ１３２のカッタ作動機構３００を、目標位置からホーム位置に復帰させて、処理を終了できる。
【０２１６】
なお、ここでの回転開始位置も前述の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）と同様に状態３００Ａのホーム位置であり、カッタ駆動の開始位置はホーム位置に設定され、その距離は、ホーム位置から目標位置までの回転数によって設定され、目標位置は、図２７で前述のテープ幅や「連結幅」（または「切込み長さ」）に基づいて決定される。
【０２１７】
そして、上記のフルカット実行処理（Ｓ７２）において、例えば状態３００Ｃとなるまで（あるいはホーム位置の状態３００Ａとなるまで）正転を続ければ、図３５の「全カット」が実行でき、状態３００Ｃ→状態３００Ｂの途中に設定された目標位置で止めれば、「下側連結カット」が実行できる。
【０２１８】
また、同様に、状態３００Ｃ→状態３００Ｂの途中の中央より上の目標位置で止めれば、「中央連結カット」の上側のカットが実行できる。このため、図３５で前述のように、上方向フルカッタ駆動処理（図３６のＳ６０）と下方向フルカッタ駆動処理（図３７のＳ７０）とを組み合わせて、下側および上側の双方のカットを実行することにより、テープ幅方向中央部を連結部とする「中央連結カット」を完遂できる。
【０２１９】
なお、上述の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）と下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０）との双方ともに、フルカッタ１３２のカッタ作動機構３００を、目標位置からホーム位置に復帰させて、処理を終了するので、いずれの処理も任意の時点で起動でき、このため、例えば上述の「中央連結カット」においても、上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）と下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０）との処理順を逆にすることもできる。
【０２２０】
また、上述のホーム復帰処理（Ｓ７４）においても、フルカッタモータ回転検出信号入力（Ｓ７４１）の処理を省略したり、逆にホーム位置検出を省略して、フルカット実行処理（Ｓ７２）と同様の処理にすることもできる。
【０２２１】
また、上述の例は、フルカッタモータ１３１がＤＣモータから成ることを前提としたので、フルカッタモータ回転検出センサ１４３による回転検出信号入力やフルカッタホーム位置検出センサ１４４によるホーム位置検出を使用したが、フルカッタモータ１３１をステップモータ（ステッピングモータ、パルスモータ）等で構成することもできる。
【０２２２】
この場合、上述の図３６の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）および図３７の下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０）は、それぞれ図３８の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ８０）および図３９の下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ９０）で代替えできる。すなわち、これらの場合、目標位置までの回転数分に応じたパルスで、正転（図３８のＳ８１、図３９のＳ９２）および逆転（図３８のＳ８２、図３９のＳ９１）するように、フルカッタモータ１３１を駆動制御して、上方向および下方向のフルカッタ駆動処理を行うことができる。
【０２２３】
また、上述の各実施形態において、フルカット部１３Ｆには、上下両方向にカット可能なスライド方式のフルカッタ１３２を採用したが、「連結位置」を「上側連結」あるいは「下側連結」のいずれかのみとして、ハサミ方式を採用しても良い。また、ハサミ方式の上方向へのフルカッタと下方向へのフルカッタとの対で構成して、「連結位置」として「上側連結」「下側連結」「中央連結」の全てを可能にしても良い。
【０２２４】
なお、図３２〜図３９の全体で上述の印刷処理（方法）や、主に図３４〜図３９で上述のカット駆動処理や、さらにはこれらによるラベル作成方法も、プログラムにもそれを記憶する記憶媒体にも適用でき、プログラム処理可能なテープ印刷装置に予め記憶あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に対応して一括管理も個別管理もしやすいように且つ端正に作成できる。もちろん、その他、要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【０２２５】
【発明の効果】
上述のように、本発明のテープ印刷装置、プログラムおよび記憶媒体によれば、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、多様なカット方法を利用して一括でも個別でも扱い易いように且つ端正に作成できる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外観平面図である。
【図２】テープ印刷装置の外観斜視図であり、蓋体を起こした状態を示す図である。
【図３】テープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図４】印刷結果や切断結果の一例を示す説明図である。
【図５】フルカッタ、ハーフカッタ、およびそれぞれのキャリッジの説明図である。
【図６】カッタ作動機構の、主にキャリッジ、テープ受け部材およびテープ押さえ部材、並びにテープカートリッジＣに対する概略位置関係を示す説明図である。
【図７】カッタ作動機構の、主にキャリッジ、テープ押さえ部材および支持ブロック並びにそれらの位置関係を示す説明図である。
【図８】カッタ作動機構の、主にテープ押さえ部材と支持ブロックとそれらの位置関係を示す説明図である。
【図９】カッタ作動機構の、主に駆動機構を示す説明図である。
【図１０】フルカット部およびハーフカット部のカッタ作動機構のホーム位置となる状態Ａのときの説明図である。
【図１１】図１０と同じカッタ作動機構の状態Ｂのときの説明図である。
【図１２】図１０と同じカッタ作動機構の状態Ｃのときの説明図である。
【図１３】図１０と同じカッタ作動機構の状態Ｄのときの説明図である。
【図１４】ハーフカットを伴わない各種の連結カットを施す場合のテープのカットイメージおよびその断面を示す説明図である。
【図１５】ハーフカットを伴なう一例を示す、図１４と同様の説明図である。
【図１６】テープ印刷装置の制御全体の概略処理を示すフローチャートである。
【図１７】印刷関連設定において、連続印刷を指示し、連結カットを指定するときの一例を示す、表示画面およびその表示画面上での典型的な操作の説明図である。
【図１８】図１７に続く、図１７と同様の説明図である。
【図１９】図１７〜図１８に対応して、連続印刷で連結カットを指定したときの印刷結果、カット結果および分離した各ラベルの一例を示す説明図である。
【図２０】連結カットの連結幅が異なるカット結果の一例を示す説明図である。
【図２１】第２実施形態として、連続印刷を指示し、複合カットを指定するときの一例を示す、図１７〜図１８と同様の説明図である。
【図２２】図２１に対応して、連続印刷で複合カットを指定したときの印刷結果、カット結果および分離した各ラベルの一例を示す説明図である。
【図２３】複合カットの連結幅が異なるカット結果の一例を示す説明図である。
【図２４】連続して関連する印刷画像を印刷した場合の一例を示す図１９および図２２と同様の説明図である。
【図２５】図２４の各ラベルを名刺、ハガキおよび封筒に貼付した場合の一例を示す説明図である。
【図２６】連結カットまたは複合カットにおけるテープ幅とカッタ駆動範囲との関係を示す説明図である。
【図２７】カッタ駆動範囲設定テーブルの一例を示す説明図である。
【図２８】図２７のカッタ駆動範囲設定テーブルの規定に従って連結切込みカットした場合の切込み長さとテープ幅とカッタ駆動範囲との関係を示す説明図である。
【図２９】第３実施形態として、連続印刷を指示し、切込みカットを指定するときの一例を示す、図２１と同様の説明図である。
【図３０】第４実施形態として、連続印刷を指示し、連結（切込み）カットおよび複合（切込み）カットを指定可能な一例を示す、図２１と同様の説明図である。
【図３１】第５実施形態として、連続印刷のカット方法のみを独立して設定する一例を示す、図１７と同様の説明図である。
【図３２】印刷処理を示すフローチャートである。
【図３３】カッタ駆動範囲決定処理を示すフローチャートである。
【図３４】カット駆動処理を示すフローチャートである。
【図３５】フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図３６】上方向フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図３７】下方向フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図３８】別の一例として駆動モータがステップモータの場合の、図３６と同様の上方向フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図３９】図３８の例に対応する、図３７と同様の下方向フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図４０】従来の連続印刷による印刷結果およびテープのカットイメージの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
１テープ印刷装置
２装置ケース
３キーボード
４ディスプレイ
７印刷ヘッド
１１操作部
１２印刷部
１３切断部
１３Ｆフルカット部
１３Ｈハーフカット部
１４検出部
２００制御部
２７０駆動部
ｆｃフルカット
Ｃテープカートリッジ
Ｇｘｘ …… 印刷画像
ｈｃハーフカット
Ｌｘｘ …… ラベル
Ｒインクリボン
Ｔテープ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tape printing apparatus, a program, and a storage medium for creating labels of a plurality of print images continuously printed on a tape.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a tape printing apparatus, when each label of a plurality of print images continuously printed on a tape is created, for example, as shown in FIG. 40, each label LZ1, LZ2 is printed immediately after printing of each print image GZ1 to GZ3. , LZ3 (full cut: see FIG. 7A), or cut only the base tape Tb while leaving the release paper tape (release tape) Ta constituting the tape T (half cut: FIG. (See, for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-104716 (FIG. 2, paragraph [0021])
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the former full cut is inconvenient for batch handling (storage, etc.) since it is separated and separated for each label immediately after printing. On the other hand, in the latter half cut, each label is peeled off with a release tape. Since it can be separated only in a state without any gaps, it can only be handled in a lump until just before affixing, and it is inconvenient to handle it individually with a release tape. Was.
[0005]
The present invention relates to a tape printing apparatus, a program, and a storage medium that can easily and neatly prepare each label of a plurality of print images continuously printed on a tape by using various cutting methods, either collectively or individually. The purpose is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The tape printing apparatus according to claim 1 of the present invention prints a plurality of printed images side by side in a longitudinal direction of a printing tape having a base tape having a printing surface as a front surface and an adhesive surface as a back surface, and a release tape covering the adhesive surface. A tape printing apparatus for cutting each print image in the width direction of the print tape after printing, wherein the half-cut means capable of half-cut in the width direction for cutting only the base tape; A full cut in which the full width in the width direction for cutting both the material tape and the release tape is possible, and the full cut in which the full cut in the width direction allows a part in the width direction to remain connected as a connecting portion. A composite cut comprising cutting means and the connected full cut for a boundary between the plurality of print images and the half cut for each of the vicinity of both sides of the boundary. A cutting method selecting means for selecting a cutting method from a plurality of options including: a connecting cut that performs both the connecting full cut and the half cutting on the boundary; and the half cutting according to the selected cutting method. Means and control means for controlling said full cut means.
[0007]
In this tape printing apparatus, a plurality of print images are arranged and printed on a print tape having a base tape and a release tape, and a cutting method for cutting the print tape in a width direction includes a plurality of options including a connection cut and a composite cut. , And cuts each print image according to the selected cutting method. Further, when the composite cut is selected, a full width (for forming a connecting portion) is left so that a part in the width direction remains connected to a boundary between a plurality of print images as a connecting portion. Cut (connected full cut) is performed, and half cut is performed on each of the vicinity of both sides. When the connected cut is selected, a boundary between a plurality of print images is formed on a boundary between the plurality of print images. Perform a full cut and a half cut. In these cases, since they are connected at the connection part and are not separated, they are not separated and batch storage and management become easy. On the other hand, when the print image portions are individually separated as labels, they are simply connected by the connecting portion, so that they can be easily separated by tearing by hand or the like, and there is no need to separate them as scissors or the like. Further, in these cases, the respective half-cuts described above allow the labels to be cut off neatly, and only good-looking labels to be easily peeled off from the peeling tape and easily applied. In particular, in the case of a composite cut, when separating, a margin up to a half cut is left, so that separation can be performed without leaving a release tape covering the end of each label (without chipping the release tape). Therefore, each label of a plurality of print images continuously printed on the tape can be neatly created by using various cutting methods so that they can be easily handled collectively or individually. In the case of the composite cut, the same type of half cut (of the connecting portion) as the connected cut may be performed.
[0008]
In the above-described tape printing apparatus, when the composite cut is selected, the plurality of print images are printed with a non-printing portion including the boundary and the vicinity of both sides between the composite cuts, and Preferably, the cutting is performed on the non-printed portion.
[0009]
In this tape printing apparatus, when a composite cut is selected, printing is performed with a non-printing portion including a boundary (target of a connected full cut) and a vicinity of both sides (target of a half cut) between each printed image. Therefore, the non-printed portion becomes a margin, but since the composite cut is performed on the non-printed portion, the half cut is performed along the front and rear boundary lines of each print image, so that each label of each print image is Size can be adjusted to an appropriate size, and an appropriate margin can be secured from the connected full-cut part (connecting part) to the half-cut part. It can be separated without chipping the release tape.
[0010]
In each of the above-described tape printing apparatuses, the plurality of options of the cutting method include an option of instructing only the half cut and an option of instructing all cuts in which the full cut is performed so that the connecting portion does not remain. Is preferably further included.
[0011]
In this tape printer, a conventional half-cut or full-cut (so-called full-cut) can be selected as a cutting method, so that upward compatibility with a conventional model can be maintained, and usability of a conventional user can be secured. In this case, it is preferable to be able to select in the form of a menu including the connection cut and the composite cut, so that any of these can be easily selected as a cutting method.
[0012]
Further, in each of the tape printing apparatuses described above, it is preferable that the tape printing apparatus further includes a connection width selection unit that can select a length in the width direction of the connection unit as a connection width from a plurality of options.
[0013]
In this tape printing apparatus, the length in the width direction of the connecting portion can be selected as the connecting width from a plurality of options, so that the connecting width can be arbitrarily selected according to ease of separation and other conveniences, and the desired connecting width can be selected. In the connected state, it is possible to obtain each print image (tape on which is printed) that becomes each label.
[0014]
In the above-described tape printing apparatus, it is preferable that the plurality of options of the connection width include a large number, a normal number, and a small number, and the selection can be made in a menu format.
[0015]
In this tape printing apparatus, the plurality of options of the connection width include more, normal, and less, and can be selected in a menu format, so that any of these can be easily selected as the connection width.
[0016]
Further, in each of the tape printing apparatuses described above, it is preferable that the tape printing apparatus further includes a connection position selection unit that can select a position in the width direction of the connection unit from a plurality of options as a connection position.
[0017]
In this tape printing apparatus, since the position in the width direction of the connecting portion can be selected as the connecting position from a plurality of options, each printed image (printed as each label in a state of being connected at an arbitrarily selected desired connecting position is printed). Tape) can be obtained.
[0018]
In the above-described tape printing apparatus, it is preferable that the plurality of options of the connection position include one end, the other end, and the center in the width direction, and are selectable in a menu format.
[0019]
In this tape printing apparatus, one of the width direction one end, the other end, and the center portion are included in the plurality of selections of the connection position, and can be selected in a menu format. You can choose.
[0020]
In each of the above-described tape printing apparatuses, the full-cut unit includes a slide cutter that performs the full-cut by the slide movement in the width direction, and a cutter operating unit that causes the slide cutter to perform the slide movement. The half-cut means has a slide half-cutter that performs the half-cut by sliding in the width direction, and a half-cutter operating means that causes the slide half-cutter to perform the slide movement. It is preferable that the half cutter operating unit has the same structure as the slide operating unit having the same structure as the slide cutter in which the cutting depth is set shallow.
[0021]
In this tape printing apparatus, a full-cut unit having a slide cutter and a cutter operating unit for performing a sliding movement on the tape cutter, and a half-cut unit including a slide half cutter for performing a half-cut and a half-cutter operating unit for performing a sliding movement on the half-cut unit However, since they have basically the same structure except for the depth of cut, the same control can be performed for both, and the control can be simplified accordingly.
[0022]
Further, in each of the tape printing apparatuses described above, the full-cut unit is configured to cut in a forward direction from a reference end, which is one end in the width direction of the printing tape, to a facing end, which is the other end. It is preferable that the cutting means be capable of cutting in the opposite direction from the opposite end side to the reference end side.
[0023]
In this tape printing apparatus, a forward direction cut is performed in a forward direction from one end (reference end) side of the print tape to the other end (opposite end) side in the width direction of the print tape, and Since the reverse cut can be performed in the reverse direction, the cut (connection cut) can be performed while leaving the connection portion at an arbitrary position in the width direction of the printing tape.
[0024]
Further, in the above-described tape printing apparatus, the full-cut means drives the forward-direction cut by one of a forward rotation and a reverse rotation that are in opposite rotation directions, and the reverse-direction cut by the other of the forward and reverse rotations. It is preferable that the control means include a drive motor for driving the drive motor, and the control means include a rotation control means for controlling rotation of the drive motor.
[0025]
In this tape printing apparatus, the forward cut is driven by one of forward rotation and reverse rotation, which are opposite to each other, and the rotation of a drive motor that drives the reverse cut by the other of normal rotation and reverse rotation is controlled. In addition, forward cut and reverse cut of the cutting means can be controlled.
[0026]
In each of the tape printing apparatuses capable of performing the forward direction cut and the reverse direction cut as described above, the full cut means includes a cutter capable of performing a slide cut in both the forward direction and the reverse direction, and the cutter configured to print the cutter. Means for separating the print tape from the feed path, separating the print tape from the feed path, proximate to the feed path and closer to the reference end side than the feed path, to the reference end side, and proximate to the feed path. And a cutter operating means for performing a state transition between an opposite end side proximity state located on the opposite end side with respect to the feed path, and the control means controls the state transition by the cutter operating means. By causing the cutter to perform the forward cut during the direct state transition from the reference end side proximity state to the opposite end side proximity state, The reverse cut is executed during the direct state transition from the state to the reference end side proximity state, and the reference end side proximity state and the opposite end side proximity without cutting are caused by the state transition through the separation state. It is preferable to make a state transition between the states.
[0027]
In this tape printing apparatus, the slide type cutter makes a state transition between a separated state (A state), a reference end side proximity state (B state), and an opposite end side proximity state (C state), and a B state → C state. A forward cut can be performed during the direct state transition of the state, and a backward cut can be performed during the direct state transition from the C state to the B state. If the state is passed through the A state (B → A → C or C → A → B, etc.) Since state transition between BCs without cutting can be performed, only the current state, such as which state is being transitioned to which state and the degree thereof, need be grasped, and simple cut control can be performed.
[0028]
Further, in each of the tape printing apparatuses capable of performing the forward direction cut and the reverse direction cut, the position in the width direction of the connecting portion is further provided with a connecting position selecting unit capable of selecting a connecting position from a plurality of options, Preferably, the plurality of options of the connection position include a reference end side connection connected on the reference end side, an opposite end side connection connected on the opposite end side, and a center connection connected on a central portion. .
[0029]
In this tape printing apparatus, the position in the width direction of the connecting portion can be selected as a connecting position from a plurality of options, and the plurality of options of the connecting position include one end, the other end, and the center in the width direction. Is included, and it is possible to acquire each print image (tape on which is printed) to be each label in a state where the labels are connected at a desired connection position arbitrarily selected from these. In addition, it is more preferable that selection is possible in a menu format because selection is easy.
[0030]
Further, in the above-described tape printing apparatus, the control means is configured to perform, when the opposing end side connection is selected, the opposing end side connection cut that performs the forward cut so that the connection portion becomes the opposing end side connection. A connection cut control means for causing the full cut means to perform, and a reference for performing the reverse cut so that the connection portion becomes the reference end connection when the reference end connection is selected. Reference end side connection cut control means for causing the full cut means to perform an end side connection cut, and the forward direction cut and the reverse direction so that the connection portion becomes the center connection when the center connection is selected. A central connection cut that performs both of the directional cuts, a central connection cut control unit that causes the full cut unit to perform, and a cut that leaves the connection portion, according to the selection result of the connection position, Toward the end side connecting cut control means preferably has a, and cut control starting means for starting one of the reference end side connecting cut control means and said central connecting cutting control means.
[0031]
In this tape printing apparatus, if the position in the width direction of the connecting portion is selected as the connecting position from a plurality of options including the reference end side connection, the opposed end side connection, and the center connection, for cutting to leave the connecting portion, A forward direction cut (opposite end side connection cut) so that the connection portion is the opposite end side connection, a reverse direction cut (reference end side connection cut) so as to be the reference end side connection, and a positive direction cut so as to be the center connection. A cut is made according to the selection result of the connection position, such as both the direction cut and the reverse direction cut (center connection cut). In these cases, the connection positions are different from each other, but in the state immediately after printing, since the connection positions are arbitrarily selected at the connection portion that has been arbitrarily selected, it is easy to handle as it is, and it is just connected at the connection portion Each label can be easily separated by hand tearing or the like, and each label can be prepared so that it can be easily handled individually with a release tape.
[0032]
Further, in each of the tape printing apparatuses described above, it is preferable that the plurality of print images are the same image.
[0033]
In this tape printing apparatus, since a plurality of print images are the same image, the same print image can be continuously printed, and a large number of the same labels can be collectively created.
[0034]
Further, in each of the tape printing apparatuses described above, it is preferable that the plurality of print images are images that are continuously related.
[0035]
In this tape printing apparatus, a plurality of print images are continuously related images. Therefore, a plurality of related print images can be continuously printed and separated and used as labels at arbitrary locations as needed.
[0036]
In the above-described tape printing apparatus, it is preferable that the plurality of print images include at least one of a name, a name, an address, and an affiliation.
[0037]
In this tape printing apparatus, a plurality of print images include two or more of a name, a name, an address, and an affiliation. Therefore, if these are continuously printed, each line is separated and attached as each label. Can be arbitrarily adjusted (for example, according to the size of an object to be pasted such as a business card, a postcard, an envelope, or the like) and pasted.
[0038]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a program for causing each unit of the tape printer according to any one of the first to fifth aspects to function.
[0039]
This program is processed by a programmable tape printer so that each label of a plurality of print images continuously printed on a tape can be easily handled collectively or individually using various cutting methods. And can be created neatly.
[0040]
A storage medium according to a seventh aspect stores the program according to the sixth aspect so as to be readable by the tape printer.
[0041]
By reading and executing the program stored in the storage medium in a tape printer capable of processing a program, each label of a plurality of print images continuously printed on the tape can be obtained by using various cutting methods. It can be created neatly and neatly in batch or individually.
[0042]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a tape printer according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0043]
As shown in FIGS. 1 and 2, the tape printing apparatus 1 has an outer shell formed by an apparatus case (apparatus main body) 2, and an opening / closing lid 21 is attached to the left side of the rear upper surface so as to be openable and closable. On the right side of the opening / closing lid 21, an opening / closing button 23 for opening and closing the opening / closing lid 21 is provided in a recessed manner. Further, a crescent-shaped portion 8 having an exposure lamp group is swelled on the front central surface, and a keyboard 3 including various keys is widely disposed behind the crescent-shaped portion 8. On the upper side of the keyboard 3, a large lid 9 that covers the keyboard 3 so that it can be opened and closed is attached to the front and rear middle part, and the display 4 is incorporated on the inner surface of the lid 9.
[0044]
In the closed state, the cover 9 covers and protects the keyboard 3, and in the open state, the keyboard 9 is opened in an obliquely rearward and upward posture centering on the right rear hinge, and opens the keyboard 3 in front and the display in front. 4 is arranged so that input operation with the keyboard 3 is enabled. The display 4 has a rectangular display screen 41 inside a trapezoidal shape, and the display screen 41 displays an input result from the keyboard 3 and the like.
[0045]
As shown in FIG. 3, the tape printer 1 has, as basic components, an operation unit 11 having a keyboard 3 and a display 4 for performing an interface with a user, a print head (thermal head) 7, and a tape. A printing unit 12 having a feeding unit 120 for printing on a printing tape (hereinafter simply referred to as “tape”) T of a tape cartridge C mounted in a pocket (cartridge mounting unit, tape mounting unit) 6; A cutting unit 13 for performing various cuts, a detecting unit 14 having various sensors for performing various detections, a driving unit 270 having various drivers for driving each circuit, and controlling each unit in the tape printing apparatus 1 And a control unit 200 that performs the control.
[0046]
For this reason, a circuit board (not shown) is housed in the apparatus case 2 in addition to the printing unit 12, the cutting unit 13, the detection unit 14, and the like. In addition to the power supply unit, each circuit of the drive unit 270 and the control unit 200 and the like are mounted on this circuit board, and are connected to an AC adapter connection port 24 and a battery (not shown) such as a nickel-cadmium battery that can be detached from the outside. .
[0047]
As shown in FIG. 4, the tape T is formed by laminating a release tape Ta and a base tape Tb, and the base tape Tb has an image receiving side on a surface (printing target surface) side to be a printing surface. It is composed of a layer Tc and an adhesive layer Td provided on the back surface (adhesive surface) side. The adhesive layer Td of the printed tape T (label element (print image) Ga or label area La) is exposed by separating the release tape Ta from the base tape Tb, and is adhered through the adhesive layer Td. It is used by sticking on objects.
[0048]
As shown in FIGS. 1 and 3, the printing unit 12 is provided with a pocket 6 inside the opening / closing lid 21, and the tape cartridge C is attached to and detached from the pocket 6 with the opening / closing lid 21 opened. Is done. On the left side of the device case 2, a tape discharge port 22 for communicating the pocket 6 with the outside of the device and sending out a printed portion of the tape T is formed.
[0049]
The tape cartridge C has an outer shell formed by a cartridge case 51, in which a tape T and an ink ribbon R having a fixed width (about 4.5 mm to 48 mm) are accommodated. An opening 55 is formed. The tape T is wound around a tape reel 52 with the peeling tape Ta inside, and the ink ribbon R is wound around a ribbon reel 53 and a ribbon take-up reel 54. A plurality of types of tape cartridges C are prepared as tape widths of the tapes T to be accommodated.
[0050]
In a portion where the tape T and the ink ribbon R overlap, a platen roller (platen) 56 is accommodated corresponding to the print head 7. In a state where the tape cartridge C is mounted, the print head 7 hits the back surface of the ink ribbon R exposed from the through-opening 55, and is driven to generate heat to print desired characters and the like on the front surface of the tape T.
[0051]
In addition, a plurality of small detection holes (not shown) are provided on the back surface of the tape cartridge C so that types of the tape T having different widths or the like can be identified. A tape identification sensor 141 such as a microswitch for detecting the presence or absence of a detection hole is provided, and the presence or absence of the tape T (accurately whether or not the tape cartridge C is mounted) and the type of the tape T (accurately the tape T) (Type of cartridge C) can be detected. The type may be represented by attaching a bit pattern detection label or the like instead of the plurality of detection holes, and the type may be detected by light detection or the like.
[0052]
In the pocket 6, a feed motor 121 composed of a DC motor is used as a drive source, and a platen drive shaft 66 that engages with and rotates the platen 56, and also engages with the ribbon take-up reel 54 and A take-up drive shaft 64 to be rotated and a positioning pin 62 are respectively provided upright.
[0053]
The tape feeder 120 is disposed in a space extending from the side of the pocket 6 to the lower side, and uses the feed motor 121 disposed on the side of the pocket 6 as a power (drive) source to drive the platen drive shaft 66 and the winding The rotation of the take-up drive shaft 64 includes a feed motor 121, a platen drive shaft 66, a take-up drive shaft 64, a reduction gear train (not shown) for transmitting the power of the feed motor 121 to each drive shaft, And an encoder (not shown) for detecting the number of rotations of the motor 121. This encoder is fixed to the coaxial tip of a worm fixed to the main shaft of the feed motor 121, and has detection openings formed at a plurality of disk-shaped circumferential positions.
[0054]
The light-emitting element and the light-receiving element of the feed motor rotation detection sensor 142 of the detection unit 14 (see FIG. 9 because it is the same as a full-cutter motor rotation detection sensor 143 described later) face the detection opening of the encoder. A photo sensor (not shown) is provided, and the light of the light emitting element is received by the light receiving element through the rotating detection aperture, and the flickering of the received light is photoelectrically converted and output to the control unit 200 as a pulse signal. The number of rotations is detected from the number.
[0055]
Here, when the user uses the tape printer 1, first, the open / close lid 21 is opened by the open / close button 23. When the tape cartridge C is mounted in the pocket 6, the platen drive shaft 66 and the take-up drive shaft 64 are engaged with the platen 56 and the ribbon take-up reel 54, respectively. Inserted between When the cover 21 is closed, the print head 7 in which the heating elements are arranged in the tape width direction rotates so as to sandwich the tape T and the ink ribbon R, and presses the platen 56 to be in a print standby state.
[0056]
In this state, the lid 9 is opened, the keyboard 3 is opened, and the keyboard 3 is operated while referring to the display 4 positioned in front of the keyboard 3 to input / edit desired character or other character print information. To execute printing. As a result, the printing process is started, and the tape T and the ink ribbon R fed out by the drive of the feed motor 121 overlap and run in parallel at the print head 7, and in synchronization with this, the print head 7 is driven to generate heat, The ink on the ribbon R is thermally transferred to the tape T to perform printing.
[0057]
The printed ink ribbon R is taken up on a ribbon take-up reel 54, and the printed tape T is sent to the tape outlet 22 along a feed path. When printing is completed, the printed tape T Is cut by a predetermined length and stopped, and various cuts are performed by the cutting unit 13 in accordance with various settings described later (see FIGS. 4, 14, and 15).
[0058]
Next, the cutting section 13 has a full cut section (full cut means) 13F on the upstream side facing the feed path and a half cut section (half cut means) 13H between the pocket 6 and the tape discharge port 22. It is located downstream. The full cut portion 13F is for cutting (full cut) both the base tape Tb and the release tape Ta of the tape T, and for example, for separating the label region La which is the printed portion from the tape T. (See FIG. 4B). On the other hand, the half-cut portion 13H is for cutting (half-cutting) only the base tape Tb to be finally affixed as a label, and leaving the tape T in a connected state via the release tape Ta. (See FIG. 4 (c)).
[0059]
The full cut section (full cut means) 13F includes a full cutter 132 and a cutter operating mechanism 300 (see FIG. 10 and the like) that operates the full cutter 132 using the full cutter motor 131 composed of a DC motor as a drive source. The half-cut unit (half-cut unit) 13H includes a half-cutter 134 and a cutter operating mechanism 400 (see FIG. 10 and the like) that operates the half-cutter 134 by using the half-cutter motor 133, which is also a DC motor, as a drive source. Have.
[0060]
As shown in FIG. 5, the full cutter 132 includes a bevel blade that can be cut in both vertical directions and a double-edged cutter blade 310 and a cutter holder 350. The amount of protrusion of the cutter blade 310 from the cutter holder 350 is separated from the base tape Tb. The protrusion is adjusted so that the protrusion amount can be sufficiently cut to the tape Ta, mounted on the carriage 357, and mounted on the cutter operating mechanism 300 in this state. The carriage 357 includes a holding portion 357b that holds the cutter holder 350 by covering the cutter blade 310 with a U-shaped cross section, a hanging piece 357c, and an engagement protrusion that projects from the lower end of the carriage 357 in a direction orthogonal to the holding member 357b. 357d and a retaining portion 357f.
[0061]
Further, the half cutter 134 includes a beveled and single-edged cutter blade 410 and a cutter holder 450 that can be cut upward, and the amount of protrusion of the cutter blade 410 from the cutter holder 450 is adjusted to cut only the base tape Tb. The carriage 457 is mounted on a carriage 457 including a holding portion 457b, a hanging piece 457c, an engagement protrusion 357d, and a retaining portion 357f similar to the above-described carriage 357, and is mounted on the cutter operating mechanism 400 in this state.
[0062]
The cutter operating mechanism 300 of the full-cut section 13F and the cutter operating mechanism 400 of the half-cut section 13H are different from each other in the configuration of the two cutters 132 and 134, except that the driving source motor is different. Is configured as a cutter operating mechanism. In the drawings and the following description, reference numeral 3xx (300th generation) indicates the cutter operation mechanism 300 side, and reference numeral 4xx (400th generation) in parentheses indicates the cutter operation mechanism 400 side. Actually, since the full cut portion 13F is on the upstream side of the feed path of the tape T and the half cut portion 13H is on the downstream side, the positions should be different from each other in the drawing. Is ignored.
[0063]
As shown in FIGS. 6 to 13, the cutter operating mechanism 300 (400) has a tape receiving surface 341 (441) in which a receiving groove 342 (442) is formed in the vertical sliding direction facing the cutter blade 310 (410). 340 (440), a tape pressing member 320 (420) disposed opposite thereto, a guide shaft 302 (402) held in the vertical direction, and slidably mounted on the guide shaft 302 (402). A full cutter 132 (half cutter 134), a pair of blade positioning members 330 (430) disposed on both upper and lower ends of the guide shaft 302 (402), and a cutter operating system for operating these.
[0064]
The tape pressing member 320 (420) includes an upper plate 321 (421) and a bottom plate 322 (422) opposed to each other, two adjacent side plates 323 (423), 324 (424) connecting them, and a tape. The tape holding surface 325 (425) opposes the receiving plate 340 (440), and the tape T is used to transfer the tape T to the tape receiving surface 341 (441) of the tape receiving plate 340 (440). , The tape T can be prevented from being displaced at the time of cutting, and the printing position after the cutting can be prevented from being displaced.
[0065]
Further, a long hole 326 (426) is opened in the upper plate 321 (421) and the bottom plate 322 (422) of the tape pressing member 320 (420) (only the upper plate side is shown), and the guide shaft 302 (402) Both upper and lower ends are slidably fitted into the elongated holes 326 (426), and are disposed in parallel with the tape receiving plate 340 (440).
[0066]
Inside the upper plate 321 (421) and the bottom plate 322 (422), a pair of blade positioning members 330 (430) formed of plate pieces are integrated with the guide shaft 302 (402) and, therefore, tape receiving members. It is provided so as to be able to freely contact and separate from the plate 340 (440). Each blade positioning member 330 (430) is formed with a spring receiving surface 331 (431) for abutting one end of a spring 386 (486), and is elastically attached to the tape receiving plate 340 (440) by the spring 386 (486). The contact portion 332 (432) is urged to contact and protrudes by a predetermined amount from the tape pressing member 320 (420).
[0067]
Next, the cutter operation system includes a rotating disk 360 (460) that rotates, an input plate 370 (470) that converts the rotating motion into a oscillating motion, and a support that converts the oscillating motion into a reciprocating linear motion. It has a block 380 (480) and an input arm 390 (490) for converting the rotary motion of the rotating disk 360 (460) into a swinging motion.
[0068]
The support block 380 (480) is provided with a horizontally long mounting slot 387 (487) at an appropriate position on the substrate 381 (481), and a tape receiving plate 340 (440) is mounted on a frame (not shown) by a pin or the like. It is arranged so that it can slide forward and backward. Also, an input plate mounting recess 388 (488) into which the input plate 370 (470) can be mounted is recessed, and a vertically long engaging recess 388a (488a) and a horizontally long hole 388b (488b) are bored inside. ing. The input plate mounting recess 388 (488) is formed so that the input plate 370 (470) can swing inside. Further, a rotation shaft insertion hole 389 (489) through which the rotation shaft 361 (461) of the rotation disk 360 (460) is inserted is formed below the substrate 381 (481).
[0069]
Further, the support block 380 (480) forms a flange 382 (482) in the vertical direction at the end of the substrate 381 (481) on the tape pressing member 320 (420) side, and the flange 382 (482) and the tape pressing member. The upper and lower two portions are connected by connecting pins 383 (483) with the side plates 324 (424) of 320 (420) facing each other at an interval. Each connecting pin 383 (483) is arranged in the sliding direction of the tape pressing member 320 (420), one end is fixed to the side plate 324 (424), and the other end is slidably mounted on the flange 382 (482). A penetration stop 384 (484) is formed at the tip. The lower connecting pin 382 (483) protrudes into the rotation shaft insertion hole 389 (489), and a retaining portion 384 (484) is formed at the tip.
[0070]
The rotating disk 360 (460) rotates around the rotating shaft 361 (461) passing through the rotating shaft insertion hole 389 (489), and has an end face cam groove 362 (462) on one surface and a crank protrusion on the other surface. 363 (463). Further, a detection recess 364 (464) is provided on the peripheral surface of the rotating disk 360 (460), and a full cutter home position detection sensor 144 (half cutter home) such as a microswitch is provided for detecting (detecting) it. A position detection sensor 146) is provided near the peripheral surface.
[0071]
The end face cam groove 362 (462) is formed in an annular shape by continuously connecting the small-diameter circular groove 362a (462a) and the large-diameter circular groove 362b (462b) larger than the small-diameter circular groove 362a (462a), and the reciprocating linear movement of the support block 380 (480). The movement, that is, the reciprocating movement with respect to the tape receiving plate 340 (440) can be performed intermittently.
[0072]
The drive mechanism of the rotating disk 360 (460) has a full cutter motor 131 (half cutter motor 133) and a gear train 367 (467) that transmits the rotating force to the rotating disk 360 (460). I have. The gear train 367 (467) includes a worm gear 367a (467a), a worm wheel 367b (467b), and an intermediate gear 367c (467c). It is transmitted to the rotating disk 360 (460) via the drive gear 368 (468) formed integrally with (460).
[0073]
A worm fixed to the main shaft of the full cutter motor 131 (half cutter motor 133) is provided with a disk-shaped encoder 143a (145a) having a plurality of detection openings formed in a circumferential direction at a coaxial end thereof. I have. The full-cutter motor rotation detection sensor 143 (half-cutter motor rotation detection sensor 145) of the detection unit 14 (see FIG. 3) includes the encoder 143a (145a) and a light emitting element and a light receiving element facing the detection opening. And a photo sensor 143b (145b) disposed oppositely, and the flickering of light received by the light receiving element after passing through the rotating detection aperture is photoelectrically converted and output to the control unit 200 as a pulse signal, and the pulse The number of rotations is detected from the number.
[0074]
Next, the input plate 370 (470) engages with the end surface cam groove 362 (462) of the rotating disk 360 (460) on one surface of the substrate 371 (471) having an outer shape such as a triangle to operate the end surface cam mechanism. The cam projections 372 (472) constituting the projections are provided, and the support shaft 373 (473) and the engagement projections 374 (474) are provided on the rear side. The support shaft 373 (473) passes through the horizontally long hole 388b (488b) of the support block 380 (480), and is fixed in parallel with the rotation shaft 361 (461) of the rotation disk 360 (460), and the input plate 370 (473). 470) is configured to be swingable about the support shaft 373 (473). The engagement protrusion 374 (474) is vertically movably fitted into the engagement recess 388a (488a) of the support block 380 (480).
[0075]
The base end of the input arm 390 (490) is supported by a support shaft 391 (491) parallel to the rotation shaft 361 (461). An intermediate portion of the input arm 390 (490) has a crank slot 392 (492) that engages with the crank projection 363 (463) of the rotating disk 360 (460) to form a swing crank mechanism. An elongated hole 393 (493) is formed in the portion along the swing radius direction.
[0076]
A power non-transmission portion 394 (494) that does not transmit the rotational force of the rotating disk 360 (460) to the input arm 390 (490) is formed in the middle of the crank slot 392 (492). Power transmission portions 395 (495) and 396 (496) capable of transmitting power are formed. Further, the engagement protrusion 357d (457d) of the carriage 357 (457) is pivotally attached to the long hole 393 (493) so as to be slidable in the swing radius direction of the input arm 390 (490).
[0077]
Here, among the states of the cutter operating mechanism 300 (400), the state (reference position) at the detection position (hereinafter, “home position”) detected by the full cutter home position detection sensor 144 (half cutter home position detection sensor 146) shown in FIG. The end side separation state) is referred to as a state 300A (400A), and from this state 300A (400A), the rotating disk 360 (460) rotates clockwise in the drawing, and as shown in FIG. 11, the tape receiving plate 340 (440). ) Is brought into contact with the tape pressing member 320 (420) (that is, the state in which the tape T is pressed: the state near the reference end side) is referred to as a state 300B (400B).
[0078]
Further, the rotating disk 360 (460) is further rotated clockwise in the figure while the tape pressing member 320 (420) is in contact therewith, so that the full cutter 132 (half cutter 134) is at the upper end as shown in FIG. Is moved to the state 300C (400C), and the rotating disk 360 (460) is further rotated clockwise as shown in FIG. 13, so that the tape pressing member 320 (420) is rotated as shown in FIG. ) Is separated from the tape receiving plate 340 (440) (that is, the state in which the tape T is released: the separated state on the opposite end side) is referred to as a state 300D (400D).
[0079]
In this case, when the rotating disk 360 (460) is rotated clockwise in the figure using the full cutter motor 131 (half cutter motor 133) as a drive source, the above-mentioned state 300A (400A) → state 300B (400B) → state 300C ( The state changes in a circulating manner in the order of 400C) → state 300D (400D) → state 300A (400A), and by performing control so as to perform this state transition, the cutting operation in the upward direction can be repeated.
[0080]
First, the state 300A (400A) is a state at a so-called standby position (home position), in which the tape pressing member 320 (420) releases the tape T, and it is possible to convey and print. The cutter 134) is in a cutting standby position away from the tape receiving plate 340 (440).
[0081]
Here, when the rotating disk 360 (460) rotates clockwise in the drawing, in the operation (state transition) from the state 300A (400A) to the state 300B (400B), the crank projection 263 (463) is turned by the power non-transmission portion 394 ( 494), the input arm 390 (490) does not move up and down, and the full cutter 132 (half cutter 134) does not move up and down. However, the support block 380 (480) passes through the input plate 370 (470). ) Is brought close to the tape receiving plate 340 (440), and the tape T is sandwiched and fixed between the tape pressing member 320 (420) and the tape receiving plate 340 (440). Further, thereby, the full cutter 132 (half cutter 134) moves to the cutting start position to the cutting start position, and the pair of blade positioning members 330 (430) is positioned by contact with the tape receiving plate 340 (440).
[0082]
Next, when the rotating disk 360 (460) further rotates clockwise in the figure, in the operation from the state 300B (400B) to the state 300C (400C), the crank projection 363 (463) causes the power of the crank slot 392 (492) to move. It rotates while being engaged with the transmission portion 395 (495), and the rotational motion of the rotating disk 360 (460) is converted into a swinging motion of the input arm 390 (490) from below to above, and further, the cutter holder 350 (490). 450) is converted into a forward linear motion rising along the guide shaft 302 (402) via the carriage 357 (457), and the full cutter 132 (half cutter 134) performs a cutting operation from below to above (upward). Is performed.
[0083]
Next, when the rotating disk 360 (460) further rotates clockwise in the figure, in the operation from the state 300C (400C) to the state 300D (400D), the crank projection 363 (463) moves inside the power non-transmission portion 394 (494). And the input arm 390 (490) and the full cutter 132 (half cutter 134) do not move up and down, but the support block 380 (480) is moved from the tape receiving plate 340 (440) via the input plate 370 (470). The tape press member 320 (420) and the full cutter 132 (half cutter 134) are also separated following the tape press member 320 (420). As a result, the tape T is released from the tape pressing member 320 (420) again, and can be conveyed and printed.
[0084]
Next, when the rotating disk 360 (460) further rotates clockwise in the figure, in the operation from the state 300D (400D) to the state 300A (400A), the crank projection 363 (463) causes the power of the crank slot 392 (492) to move. It rotates while being engaged with the transmission unit 396 (496), and its rotational motion is converted into a swinging motion from the top to the bottom of the input arm 390 (490), and the cutter holder 350 (450) descends further. During this time, the tape pressing member 320 (420) and the full cutter 132 (half cutter 134) are separated from the tape receiving plate 340 (440), so that the full cutter 132 (half cutter 134) move from top to bottom (downward).
[0085]
As described above, in the cutter operating mechanism 300 (400), the rotating disk 360 (460) is rotated clockwise in the drawing by using the full cutter motor 131 (half cutter motor 133) as a drive source, and the state 300A (400A) → state. By controlling so as to make a transition from 300B (400B) to 300C (400C) to 300D (400D) to 300A (400A), the upward cutting operation can be repeated.
[0086]
By the way, the full-cutter motor 131 of the present embodiment is a motor capable of rotating (reverse rotation) in the opposite direction when the rotation direction for rotating the above-described rotating disk 360 in the clockwise direction in the drawing is normal rotation. Further, as described above with reference to FIG. 5, the full cutter 132 is a cutter that can be cut in both the upper and lower directions. Therefore, the cutter operating mechanism 300 performs not only the above-described cutting operation in the upward direction (forward direction) but also the operation from the top to the bottom. It is possible to perform a downward (reverse) cutting operation. Hereinafter, this point will be described.
[0087]
That is, in this case, when the rotating disk 360 is rotated in the counterclockwise direction in the drawing using the full cutter motor 131 as a drive source, the state circulates in the above state 300A → state 300D → state 300C → state 300B → state 300A. Are controlled to perform this state transition, whereby the cutting operation in the downward direction can be repeated.
[0088]
First, in the operation from the state 300A to the state 300D, the rotating disk 360 rotates counterclockwise from the state 300A at the standby position (home position), and the crank projection 363 engages with the power transmission unit 396 to rotate. The full cutter 132 is raised by the swinging motion of the input arm 390 from below to above, and during this time, the full cutter 132 is separated from the tape receiving plate 340 together with the tape pressing member 320 and the like, and thus moves upward without cutting operation. .
[0089]
Next, in the operation from the state 300D to the state 300C, the rotating disk 360 further rotates counterclockwise in the drawing, and the crank protrusion 363 moves in the power non-transmission portion 394, so that the input arm 390 and the full cutter 132 move up and down. However, the support block 380 approaches the tape receiving plate 340 via the input plate 370, and the tape T is sandwiched and fixed between the tape pressing member 320 and the tape receiving plate 340, and the full cutter 132 is ready for cutting to the cutting start position. It moves, and the pair of blade positioning members 330 abut on the tape receiving plate 340 to perform positioning.
[0090]
Next, in the operation from the state 300C to the state 300B, the rotating disk 360 further rotates counterclockwise in the figure, and the crank protrusion 363 engages with the power transmission unit 395 to rotate, so that the input arm 390 moves downward from above. The swinging motion causes the full cutter 132 to perform a downward cutting operation.
[0091]
Next, in the operation from the state 300B to the state 300A, the rotating disk 360 further rotates counterclockwise in the drawing, and the crank protrusion 363 moves in the power non-transmission portion 394, so that the input arm 390 and the full cutter 132 move up and down. However, the support block 380 is separated from the tape receiving plate 340 via the input plate 370, and the tape pressing member 320 and the full cutter 132 are also separated following. As a result, the tape T is released from the tape pressing member 320 again, and can be conveyed and printed.
[0092]
As described above, in the cutter operating mechanism 300, the rotating disk 360 is rotated counterclockwise in the figure by using the full cutter motor 131 as a driving source, and the circulation state transition of the state 300A → the state 300D → the state 300C → the state 300B → the state 300A. By performing the control so that the cutting operation is performed, the cutting operation in the downward direction can be repeated.
[0093]
By the way, in the cutter operating mechanism 300, more various cutting operations can be performed by using the above-described cutting operations in both the up and down directions. Hereinafter, this point will be described.
[0094]
For example, in the above-described operation from the state 300B to the state 300C, the rotation of the rotating disk 360 in the illustrated clockwise direction (hereinafter referred to as “forward rotation”) causes the full cutter 132 to perform a cutting operation in the upward direction (forward direction). Is stopped halfway, and returned by rotating the rotating disk 360 in the illustrated counterclockwise direction (hereinafter referred to as “reverse rotation”), for example, as shown in FIGS. 14A and 14B, the connecting portion (base tape Tb A special cut (hereinafter referred to as “upper connection”) in which only the lower side (the cut portion Tbc of the base tape Tb + the cut portion Tac of the release tape Ta: the hatched portion in the drawing) is cut while leaving the connection portion Tbr + the connection portion Tar of the release tape Ta. Connection cut or upper connection cut).
[0095]
Similarly, for example, in the above-described operation from the state 300C to the state 300B, the rotation of the rotating disk 360 causes the full cutter 132 to perform a cutting operation in a downward direction (reverse direction). For example, as shown in FIG. 14C, a special cut (hereinafter referred to as “cut portion Tbc + cut portion Tac”) that cuts only the upper portion (cut portion Tbc + cut portion Tac) while leaving the connection portion (connection portion Tbr + connection portion Tar) as shown in FIG. Lower side connection cut "or" lower side connection cut ").
[0096]
Then, the above-described upward cut from the lower side (operation from the state 300B to the middle of the state 300C) and the upper downward cut (operation from the state 300C to the middle of the state 300B) are combined, for example, as shown in FIG. As shown in (d), a special cut that cuts only the upper side (cut part Tbc1 + cut part Tac1) and the lower side (cut part Tbc2 + cut part Tac2), leaving the connection part (connection part Tbr + connection part Tar) at the center. (Hereinafter referred to as “center connection cut” or “center connection cut”).
[0097]
Further, in the above-mentioned “connection cut of the upper connection”, “connection cut of the lower connection”, and “connection cut of the center connection”, the base tape Tb and the release tape Ta are cut (full cut) in the same manner. As shown in the figure, the half-cut hc can be combined to cut the base tape Tb side without leaving a connection part. In this case, when peeling off as a label, the connection part Tbr of the base tape Tb is cut off. There is no necessity, and the label is more easily peeled off neatly, which is convenient.
[0098]
Therefore, in the following, a combination of the half cuts hc shown in FIG. 15 is adopted as the “connection cut”. That is, FIGS. 9A and 9B show “connection cut of upper connection”, FIG. 9C shows “connection cut of lower connection”, and FIG. 9D shows “connection cut of center connection”. And
[0099]
In the present embodiment, the full-cut portion 13F and the half-cut portion 1H are provided separately. However, the full-cut portion 13F and the half-cut portion 1H are provided so that the proximity of the full cutter 132 to the tape receiving plate 340 can be adjusted. Alternatively, it may be possible to use both. Also, the half-cut section 13H may enable the motor to rotate in the reverse direction or in the reverse direction.
[0100]
Here, the description returns to the entire apparatus. As shown in FIG. 3, the detection unit 14 includes the above-described tape identification sensor 141, feed motor rotation detection sensor 142, full cutter motor rotation detection sensor 143, full cutter home position detection sensor 144, and half cutter motor A rotation detection sensor 145 and a half cutter home position detection sensor 146 are provided. In addition, it is also possible to adopt a configuration in which these are omitted according to the actual situation.
[0101]
Next, the drive unit 270 includes a display driver 271, a head driver 272, and a motor driver 273. The display driver 271 drives the display 4 of the operation unit 11 according to an instruction based on a control signal output from the control unit 200. Similarly, the head driver 272 drives the print head 7 of the printing unit 12 according to an instruction from the control unit 200. The motor driver 273 includes a feed motor driver 273a that drives the feed motor 121 of the printing unit 12, a full cutter motor driver 273b that drives the full cutter motor 131 of the cutting unit 13, and a half cutter motor 133 of the cutting unit 13. And a half-cutter motor driver 273c that drives each motor in the same manner according to an instruction from the control unit 200.
[0102]
Next, the operation unit 11 includes the keyboard 3 and the display 4. The display 4 has a display screen 41 on which display image data of 96 dots × 64 dots can be displayed inside a rectangular shape of about 6 cm in the horizontal direction (X direction) × 4 cm in the vertical direction (Y direction). When inputting data from the keyboard 3 to create and edit print image data such as character string image data, visually confirm the results, and input various commands and selection instructions from the keyboard 3 Used.
[0103]
The keyboard 3 includes an alphabet key group, a numeric key group, a kana key group such as hiragana and katakana, a character key group 31 including an external character key group for calling and selecting an external character, and various operation modes. A function key group 32 and the like for designation are arranged, and various instructions and data are input to the control unit 200. The function key group 32 includes a power key, a print key for giving an instruction regarding a printing process, a selection key for confirming data at the time of text input and a line feed and a selection instruction on a selection screen, and a key for up, down, left and right, respectively. Four cursor keys for moving the cursor and moving the display range of the display screen 41 are included. Note that these may be input by providing keys individually for each key input, or may be input using a smaller number of keys in combination with a shift key or the like.
[0104]
Next, the control unit 200 includes a CPU 210, a ROM 220, a character generator ROM (CG-ROM) 230, a RAM 240, and a peripheral control circuit (P-CON) 250, which are connected to each other by an internal bus 260.
[0105]
The ROM 220 has a control data area storing control data including a color conversion table, a character modification table, a cutter driving range setting table (see FIG. 27) described below, in addition to a control program area 221 storing a control program processed by the CPU 210. 222. The CG-ROM 230 stores font data of characters and the like (including numbers, symbols, figures, and the like) prepared in the tape printer 1 and responds to code data specifying the characters and the like when given. Output font data.
[0106]
The RAM 240 is backed up when the power is turned off, and includes various flag / register groups 241, a text data area 242, a display image data area 243, a print image data area 244, a drawing registration image data area 245, and an external character registration image data area 246. , A buffer area 247 such as a character development buffer and a print buffer, and is used as a work area for control processing.
[0107]
In the tape printer 1, in a state where text data is keyed in and edited by the keyboard 3 (text editing state), the input text data is stored in the text data area 242 of the RAM 240, and at the same time, it is image-developed. It is stored in the display image data area 243 as display image data (display image data), and is output to the display screen 41 of the display 4 and displayed at any time (the state of the display screen 41 at the time of text data input / editing is shown in FIG. Hereinafter, it is referred to as “text editing screen”). In the text editing screen and other screen display states, the result of editing according to various settings is stored in the print image data area 244 as print image data (print image data).
[0108]
In the P-CON 250, a logic circuit for supplementing the function of the CPU 210 and handling an interface signal with a peripheral circuit is constituted by a gate array, a custom LSI, or the like, and is incorporated. For example, a timer 251 for performing various clocks is also incorporated as a function in the P-CON 250. For this reason, the P-CON 250 is connected to the various sensors of the detection unit 14 and the keyboard 3, and receives or processes the above-described various detection signals from the detection unit 14 and various instructions and input data from the keyboard 3 as they are, or processes the internal bus. The data and control signals output from the CPU 210 and the like to the internal bus 260 are output to the drive unit 270 as they are or processed, in conjunction with the CPU 210.
[0109]
Then, according to the control program in the ROM 220, the CPU 210 inputs various detection signals, various instruction signals, various data, and the like through the P-CON 250 according to the control program in the ROM 220, font data from the CG-ROM 230, and font data in the RAM 240. By processing various data and outputting a control signal to the drive unit 270 via the P-CON 250, the print head 7 is controlled to perform printing on the tape T under predetermined printing conditions, The entire tape printer 1 is controlled, such as various types of cutting control of the tape T or display control of the display screen 41.
[0110]
Next, a processing flow of the entire control of the tape printer 1 will be described with reference to FIG. When the process is started by pressing the power key (power on), as shown in the figure, first, in order to return to the state at the time of the previous power off, initial settings such as restoring the saved control flags are performed. Is performed (S1), and the previous display screen is displayed as an initial screen (S2).
[0111]
Subsequent processing in the figure, that is, determination branching (S3) of whether or not a key input is performed and various interrupt processing (S4) are processing conceptually shown. Actually, in the tape printer 1, when the initial screen display (S2) is completed, interruption by key input or the like is permitted, and the state is maintained until some interruption occurs (S3: No). If any interrupt occurs (S3: Yes), the process shifts to each interrupt process (S4). When the interrupt process ends, the state is maintained again (S3: No).
[0112]
As described above, in the tape printing apparatus 1, the main processing is performed by the interruption processing. Therefore, if preparation for creating a print image or the like is completed, the user issues a print instruction at an arbitrary time, so that the print instruction Then, a print process is started, and a print image can be printed based on the print image data. That is, the user can arbitrarily select the operation procedure up to printing.
[0113]
Next, a label creation method of the tape printing apparatus 1 will be described with reference to a screen display on the display 4 for a typical operation example related to the cut function.
[0114]
For example, as shown in FIG. 17, when the user inputs a character (character) string “ABCDE” in the first line on the text editing screen, the display state shown in the figure (screen D10: hereinafter, the state of the display screen 41 is displayed on the screen) Dxx, and the description and illustration will be made only with Dxx). "[1]" in the screen indicates that this is a text input on the first line, and subsequently, a text "ABCDE" (a character string image corresponding to the key input) input by the user is displayed. . “E” is provided with a mark (cursor K) indicating the cursor position.
[0115]
In the following, “single printing” is printing of a single print image that is printed based on one text data (text file). Here, the character string “ABCDE” displayed on the text editing screen is used. Is printed only once (one piece). On the other hand, in “continuous printing”, print images G11 to G13 three times (three times in the example of FIG. 19A) are printed sequentially and continuously for a plurality of times (a plurality of times).
[0116]
As shown in FIG. 17, in a state where the text editing screen is displayed (D10), when the print key is pressed (operated) by the user, a selection screen for selecting the presence or absence of “continuous printing” is displayed ( D11). In the tape printer 1, the user can cancel various instructions by key input with the cancel key, and by pressing the cancel key from the above state (D11), the display state of the original text editing screen (D10) (The same applies to the following, so the description is omitted).
[0117]
On the above selection screen (D11), options such as "No" and "Yes" are displayed, and the user can select / specify any of these options by operating a cursor key. .
[0118]
For example, if the cursor key “↓ or →” is pressed once from the state where “No” is designated by the cursor (hereinafter “selection display”), “Yes” is selected and displayed, and the cursor key is changed from that state. When "↑ or ←" is pressed, "No" is selected and displayed. Further, for example, when the selection key is pressed in a state where “No” is selected and displayed, “No” is selected for “Continuous printing”, that is, “Single printing” is selected instead of “Continuous printing”, and “Single printing” is selected. (D13S).
[0119]
Here, assuming that the selection key is pressed from the state in which “Yes” is selected and displayed (D11), “Yes” of “Continuous printing” is selected, and the operation screen of the lower hierarchy in “Continuous printing” (here Then, the screen shifts to an input screen), and the input of “the number of prints” is prompted by the cursor K. From this state, for example, when "3" is input (D12), a transition is made to an operation screen of a lower hierarchy (here, a selection screen). The options of "Yes" and "Yes" are displayed (D13).
[0120]
Here, “Yes” is selected and displayed (D13), and when the select key is pressed, “Yes” of “Automatic cut” of “Continuous printing” is selected (hereinafter simply referred to as “Selected”), Next, the screen is transited to an operation screen of a lower hierarchy (here, a selection screen), and the “cutting method” of “automatic cutting” of “continuous printing” includes “full cutting”, “half cutting”, “connection cutting”, and the like. The options are displayed (D14). In this selection screen (D14), a cutting method in the middle (between print images) in the "continuous printing" (hereinafter, "intermediate cut") can be selected, but a cut after the last print image (hereinafter, "intermediate cut") can be selected. The “final cut” is “full cut”.
[0121]
Here, if the “concatenation cut” is selected as it is (D14), then the screen transitions to an operation screen of a lower hierarchy (here, a selection screen), and the “concatenation cut” of the “automatic cut” of “continuous printing” is performed. Options such as "up", "middle", and "down" are displayed as the "connection position" of the "cut" (the position of the connection portion Tar or the like described above in FIGS. 14 and 15) (D15: FIGS. 17 and 18). Common). Among these, the option "upper" is the above-mentioned "connection cut of the upper connection" (see FIGS. 15A and 15B), and the option "middle" is "the connection cut of the center connection" (see FIG. 15D). The option “bottom” indicates “connection cut of lower side connection” (see (c) of FIG. 4).
[0122]
Next, as shown in FIG. 18, when “up” is selected on the above selection screen (D 15), the screen transits to an operation screen of a lower hierarchy (here, a selection screen), and “continuous printing” is displayed. As the "connection width" (size in the tape width direction of the connection portion Tar or the like) of the "connection cut" of "", options such as "large", "normal", and "small" are displayed (D16). These are the settings of the amount (length in the tape width direction) to be left as a connection portion in the above “connection cut of the upper connection”, and the connection width (in other words, the connection width) according to “large”, “normal” and “small” The cut width is adjusted (see FIGS. 20A to 20C and FIG. 27).
[0123]
Here, for example, if “normal” is selected as it is (D16), a transition is made to the next operation screen (here, selection screen), and whether or not “execute” “continuous printing”, that is, “continuous printing” The choices of "do" and "do" of "execute" are displayed (D17).
[0124]
Here, if "No" is selected (D17), the display returns to the original text editing screen (Same as D19: D10). If "Yes" is selected as it is (D17), then "During printing" is performed. 19A, three (three) print images G11 to G13 of "ABCDE" are sequentially and sequentially printed as shown in FIG. At the corresponding cut positions P1 and P2, the above-described “upper connection connection cut” with the upper side in the drawing as a connection portion is performed, and after these are completed, the display returns to the original text editing screen (D19). Therefore, thereafter, as shown in FIG. 19B, the labels L11 to L13 can be easily separated as needed.
[0125]
On the other hand, as described above, when "not print" is selected for "continuous printing" (that is, "single printing") (D11 in FIG. 17), an operation screen (selection screen) of a lower hierarchy in "single printing" is displayed. In this selection screen, options of “not perform” and “perform” of “automatic cut” (so-called automatic cut) in “single print” are displayed (D13S). Here, when one of them is selected, after setting it, a message of "printing" is displayed, and the character string image of the character string "ABCDE" is printed as a print image for single printing (D18 in FIG. 18). ), When printing is completed, the screen returns to the original text editing screen (D19: same as D10).
[0126]
As described above, in the state of FIG. 19A immediately after printing by “continuous printing”, since the labels are connected at the connecting portion and are not separated for each of the labels L11 to L13, they do not fall apart. There is no hassle such as aligning the scattered labels, and therefore, when not immediately applied, batch storage and management become easier. On the other hand, when the labels L11 to L13 are individually separated, they can be easily separated by tearing off by hand or the like because they are only connected at the connecting portion, and it is not necessary to separate them as scissors or the like.
[0127]
That is, a plurality of print images G11 to G13 can be continuously printed on the tape T, and the labels L11 to L13 of the print images G11 to G13 can be created so as to be easily managed collectively and individually. Further, in particular, by combining not only full cut (fc: see FIG. 14A) between the labels but also half cut (hc: see FIG. 15 (a)), only the peeling tape Ta needs to be torn off. Since the end of each label (the end of the base tape Tb) is neatly cut by half cutting, the appearance is improved.
[0128]
The positions of the connecting portions in the width direction are indicated as “up” (upper connection: one end in the width direction), “down” (lower: the other end), and “middle” (center connection: center). ) Can be selected as a “connection position” in the form of a menu from a plurality of options, such as a group, so that each print image (each label) can be easily and arbitrarily selected from these options and connected at a desired connection position. Can be obtained). In the above example, “upper link” is illustrated (“up” is selected in D15), but “center link” (select “middle”) is also “lower link” (select “lower”). However, similarly, each of the labels L11 to L13 can be created such that both the collective management and the individual management are easy.
[0129]
In addition, the length of the connecting portion in the width direction can be selected as a connecting width in a menu form from a plurality of choices such as “more”, “normal”, and “smaller”. Can be easily and arbitrarily selected, and the printed images (the tapes on which are printed) to be the labels can be obtained in a state where the labels are connected with a desired connection width.
[0130]
In addition, the cutting method can be selected as a cut instruction in a menu format from multiple options such as "half cut" (half cut instruction), "full cut" (all cut instruction), and "connection cut" (connection cut instruction). Therefore, it is possible to easily and arbitrarily select a cutting method (a cutting instruction instructing) in accordance with the convenience of how to handle the tape on which the print image is printed afterward, and thereby, the tape can be cut by a desired cutting method. In this state, a tape on which each print image is printed can be obtained. In addition, since conventional "half cut" and "full cut" can be selected, upward compatibility with conventional models can be maintained, and usability for conventional users can be secured.
[0131]
The above-described cutting method selection screen (D14) is for selecting the cutting method of the intermediate cut, and the final cut is set to “full cut”. May be. Further, the selection of the cutting method of the final cut may be used also as the selection of the cutting method of “single printing”.
[0132]
In this case, for example, when "No" of "Continuous printing" is selected (D11), a similar "No" or "Yes" is selected instead of the selection screen (D13S) of "Auto cut" in "Single printing". A selection screen of “Auto cut after final printing” (hereinafter “final auto cut”) is displayed, and after selecting and setting any one, a print image of “ABCDE” is printed together with “Printing” and After performing the set “final cut” (D18), the process returns to the original text editing screen (D19). Then, when "execute" of "execute" of "continuous printing" is selected (D17), the above-mentioned "final automatic cut" selection screen is also displayed, and the same "no" or "do" is displayed. What is necessary is just to be able to select and set either. In this case, after "printing" is displayed, "continuous printing", "connection cut", and the set "final cut" of the three print images G11 to G13 are performed (D18), and the original text editing is performed. The display returns to the screen (D19).
[0133]
In the above example, various settings and executions of “continuous printing” are started by pressing the same print key as “single printing” (processing is started). However, for example, a “continuous printing” is provided by providing a continuous printing key or the like. The activation may be performed separately, or the various settings and execution of “continuous printing” may be activated using distinct keys (for example, a continuous printing setting key and a continuous printing execution key).
[0134]
Further, in the above-described example, by specifying only one print image (displayed on the text editing screen) as an object (element) for continuous printing and specifying a large number of prints (three in the above example), Since the same print image (such as "ABCDE" or the like) is continuously printed, it can be used for batch production of a large number of the same labels, but can have different specifications.
[0135]
For example, the specification of “continuous printing” when there is a number in a character string such as “ABCD1” is set to the three print images G14 to G16 of “ABCD1”, “ABCD2”, and “ABCD3” shown in FIG. As described above, the specification may be such that printing is performed while sequentially changing the number (in succession). Alternatively, a new function may be newly provided with a name such as "serial number printing" as another type of "continuous printing". Of course, in this case, similarly, thereafter, as shown in FIG. 19D, the labels can be easily separated as the labels L14 to L16 as necessary. Further, the connection width (cut width) such as “large”, “normal”, and “small” can be adjusted (see FIGS. 20 (d) to (f) and FIG. 27).
[0136]
Further, the specification of “continuous printing” may be a continuous printing of a plurality of print images printed based on each of a plurality of text data. Alternatively, it may be newly provided as a new function with a name such as "group printing" as another type of "continuous printing". In this case, for example, if “ABCDE”, “ABCDE”, and “ABCDE” are registered in the same group as three groups in advance and execution of this type of continuous printing (group printing) is instructed, FIG. ) Can be printed as shown in the example of FIG. 3. If three pieces of “ABCD1”, “ABCD2”, and “ABCD3” are registered in advance, printing can be performed as in the example of FIG. Versatility is obtained).
[0137]
In the case of the specification such as “group printing”, in response to the designation of a large number of printed sheets, the character strings registered in the same group are sequentially (or cyclically designated) from the beginning, and the designated number of characters are registered. You can also print only. In the case of this specification, for example, as shown in FIGS. 24A and 25, a series of "Nagano Prefecture", "Suwa City", "Yamato", "3-chome", and "3-5" are included in the same group. Addresses can be registered and printed continuously as print images G31 to G35, etc., and when the labels G31 to G35 are attached, the arrangement of each line can be arbitrarily set (for example, business cards, postcards, envelopes). Can be adjusted (according to the size of the object to be attached, etc.) (see FIG. 25). In addition, for example, a name, a name, an affiliation, and the like may be included. Also in this case, the connection width (cut width) can be adjusted (see FIG. 27).
[0138]
In addition, the label creation method of the tape printer 1 described above can be applied as a program processed by a tape printer capable of processing a program, and can also be applied to a storage medium such as a CD for storing such a program. By storing such a program or reading it out from a storage medium and executing it, a plurality of print images are continuously printed on a tape, and each label of each print image is individually managed collectively. Can be created for easy management. Of course, other changes can be made as appropriate without departing from the scope.
[0139]
By the way, as described above, if the cut of the connecting portion is combined with the half cut, each label can be completed neatly. However, in consideration of the fact that the connecting portion is torn by hand, the peeling tape Ta side tears violently. It can bend. In such a case, the release tape Ta covering the end of each label may be missing.
[0140]
Therefore, in the following, a label producing method capable of reducing and preventing chipping of the peeling tape Ta covering the printed image (that is, the part to be a label) printed on the base tape Tb even if the connecting portion is roughly torn off is described below. A description will be given as two embodiments.
[0141]
In the tape printing apparatus 1 according to the (second) embodiment, a second connected cut (hereinafter referred to as “composite cut”) that is not the above-described “connected cut” that simply leaves a connected portion between a plurality of print images in the connected printing. Cut)). In the label creation method using the “composite cut”, printing is performed with a predetermined margin provided between print images, and the margin is not required to be accompanied by the “connection cut” (however, the half cut hc is required) using the above-described full cut fc. ) And a half-cut hc is applied to the edges of each printed image (ie, both ends of the margin: the boundary between each printed image and the margin) (see FIG. 22).
[0142]
In the present embodiment, as shown in FIG. 21, “Yes” is selected on the selection screen of “Auto cut” in “Continuous printing” (D20: Same as D13 in FIG. 17: The same applies to the processing of D10 to D13). Then (D20), as in the first embodiment, a transition is made to a lower hierarchical operation screen (here, a selection screen), and “full cutting”, “half cutting” as “cutting method” of “automatic cutting” of “continuous printing”. Options such as "cut" and "composite cut" are displayed (D21).
[0143]
The selection screen (D21) also selects the cutting method of the intermediate cut, and the final cut may be fixed to “full cut” as in the first embodiment, or a selection screen may be provided to enable selection. Alternatively, it may be used in combination with the selection of the “single print” cutting method. Also, the processing when “not printing” (ie, “single printing”) of “continuous printing” is selected (D11 in FIG. 17) is the same as in the first embodiment.
[0144]
Here, when "composite cut" is selected (D21), the screen transitions to a further lower layer selection screen, and the type of "composite cut" is "half cut + all cut" (FIG. 4D). (See FIG. 22 (a)-(c)) and other options are displayed (D22).
[0145]
Among these, the latter option “half cut + partial cut” is an option showing the feature of the present embodiment. Here, when “half cut + partial cut” is selected (D23), the lower order is selected. The screen transitions to the hierarchy selection screen, and options such as "up", "middle", and "down" are displayed as the "connection position"("partial cut connection position") as in the first embodiment (D23). The choices "upper", "middle", and "lower" indicate "upper connection", "center connection", and "lower connection", respectively, as described above.
[0146]
Next, similarly, when "up" is selected (D23), the screen shifts to a similar lower selection screen, and the "connection width" of "partial cut" is set to "large", "normal", "low" or the like. The options are displayed (D16: see FIGS. 23A to 23C and FIG. 27). Hereinafter, similarly, for example, “normal” is selected (D24), and “execute” of “continuous printing” is selected (Yes) (D25). Next, a “printing” message is displayed and As shown in FIG. 22A, three (three) print images G21 to G23 of “ABCDE” are sequentially and sequentially printed, and the cut positions P1 and P2 corresponding to the boundary positions of the print images are provided at the cut positions P1 and P2. Then, a “composite cut” of “upper connection” with the upper side in the drawing as a connection portion is performed, and when these are completed, the screen returns to the original text editing screen.
[0147]
For this reason, thereafter, as shown in FIG. 22 (b), each label part is torn off as necessary, and at this time, the peeling tape Ta can be easily separated while leaving a wide area including a margin. As shown in FIG. 3C, the individual labels L21 to L23 can be peeled off from the peeling tape Ta just before sticking, and can be stuck.
[0148]
As described above, in the state shown in FIG. 22A immediately after printing by “continuous printing”, since the sheets are not connected and disconnected at the connecting portion, batch storage / management becomes easy when they are not immediately attached. On the other hand, when the labels L21 to L23 are individually separated, they are simply connected by the connecting portion. Therefore, as shown in FIG. 22B, the labels L21 to L23 can be easily separated by tearing by hand or the like, and the peeling tape Ta is used as a blank. Since the labels are widely left, the release tape Ta covering the end of each label can be separated without chipping. Further, since the half cut is performed, as shown in FIG. 22 (c), at the time of sticking, only the labels which are cut at the edges and have good appearance can be easily peeled off from the peeling tape Ta, and can be easily stuck. it can. That is, a plurality of print images G21 to G23 are continuously printed on the tape T, and the labels L21 to L23 of the print images G21 to G23 can be created neatly so as to be easily managed collectively and individually.
[0149]
The advantage that various elements related to cutting such as “cutting method”, “connection position”, and “connection width” can be easily and arbitrarily selected in a menu format is the same as in the first embodiment. Similarly, in the “center connection” (select “middle”) or the “lower connection” (select “lower”) of the “connection position” not selected above, each of the labels L21 to L23 is similarly designated. They can be created so that they can be managed collectively or individually. Also, instead of the same print key as “single print”, a continuous print key or the like may be provided to activate “sequential print” separately, or to be activated by a continuous print setting key and continuous print execution key, etc. May be.
[0150]
In FIG. 19, specifications such as the above-described “serial number printing” may be used (see FIGS. 22 (d) to (f)). , A series of related print images (for example, print images G31 to G35 in FIG. 24B) of names, affiliations, etc. (hereinafter, “addresses, etc.”), and arbitrarily arrange the lines (eg, business cards, It may be adjusted (according to the size of the object to be pasted such as a postcard or an envelope) (see FIG. 25).
[0151]
Note that the label creation method described above can be applied to a program and a storage medium that stores the same as in the first embodiment, and a plurality of print images can be stored or read out from a storage medium in advance and executed. Can be continuously printed on a tape, and the labels of each print image can be neatly created so that they can be easily managed collectively and individually.
[0152]
By the way, unlike the “connecting cut” of the first embodiment or the “composite cut” of the second embodiment, unlike the conventional full-width full cut, the same applies to all tape widths. Can not be cut. That is, for example, as shown in FIG. 26 (c), if the cutter driving range is such that a sufficient connection width can be secured for a thick tape, the connection width cannot be secured for a thin tape. In this case, the amount of cutting with a thick tape is insufficient, and it is not easy to tear off each label.
[0153]
Therefore, in the following, the cut amount (cut length: see FIG. 27) is adjusted in accordance with the tape width, and as shown in FIGS. 26 (a) and 26 (b) and FIG. A label creation method capable of performing the remaining cut will be described as a third embodiment. In addition, as shown in the drawing, a cut (hereinafter, a “cut cut”) leaving a connecting portion described below is a cut similar to the “connecting cut” of the “upper connecting” in the first embodiment.
[0154]
In the present embodiment, as shown in FIG. 29, on the selection screen of “automatic cut” in “continuous printing” (D30: the same as D13 in FIG. 17 and D20 in FIG. 21; the processing in D10 to D13 is the same) When "Yes" is selected (D30), the screen changes to a lower layer selection screen as in the above-described embodiments, and "Full cut", "Half cut" is set as the "cut method" of "Automatic cut" of "Continuous printing". Options such as "cut" and "cut cut" are displayed (D31).
[0155]
Here, when "cutting cut" is selected (D31), a transition is made to a lower selection screen, and options such as "long", "normal", and "short" are set as the "cut length" of "cutting cut". It is displayed (D32: see FIGS. 27 to 28).
[0156]
Note that the cut length options here are not absolute cut length options indicating numerical values based on length units, but are relatively “long”, “normal”, and “short” with respect to the entire width of the tape width. It is an option for the relative depth of cut indicating the ratio to the total width, so to speak, and it is not a concrete numerical value, so it is an option for an abstract depth of cut. It is defined as a specific cut length (converted into a cut drive range) (see FIG. 27).
[0157]
Here, for example, when “normal” is selected (D32), the tape printer 1 identifies the tape type by the tape identification sensor 141 (see FIG. 3), and according to the tape width of that type, the cutter in the ROM 220 The drive range setting table (see FIG. 27) is searched to set the cutter drive range of the cut length “normal” according to the tape width, and transits to a lower selection screen (D33).
[0158]
Hereinafter, similarly, when "Yes" of "Execute" of "Continuous printing" is selected (D33: Same as D17 of FIG. 18 and D25 of FIG. 21: The processes of D18 to D19 are the same), "During printing" And prints three (three) print images G21 to G23 of the above-mentioned "ABCDE" sequentially and continuously (see FIG. 19A), and the "upper link" is displayed at the cut positions P1 and P2. Is performed, and when these are completed, the screen returns to the original text editing screen.
[0159]
For this reason, as in the first embodiment, in the state of FIG. 19A immediately after printing, since it is connected and disconnected at the connecting portion, batch storage / management becomes easy, while only the connecting portion connects. Therefore, as shown in FIG. 19B, the labels can be easily separated from each other by tearing them off by hand or the like and can be easily attached. Further, in the present embodiment, since the tape width is detected and the cutter driving range is set in accordance with the tape width, as shown in FIGS. 27 to 28, cuts leaving a connection portion having an appropriate connection width according to the tape width may be performed. it can. That is, a plurality of print images can be continuously printed on a tape, and each label of each print image can be created so as to be easily managed collectively or individually according to the tape width.
[0160]
The above-mentioned cutting method selection screen (D31) also selects the cutting method of the intermediate cutting, and the final cutting may be fixed to “full cutting” as in the above-described embodiments, or the selection screen may be changed. It may be provided so as to be selectable, or may be used also as the selection of the cutting method of “single printing”. Also, the processing when “not printing” (ie, “single printing”) of “continuous printing” is selected (D11 in FIG. 17) is the same as in the first embodiment.
[0161]
The “connection position” of the above “cut” is “upper connection”. However, as in the above-described embodiments, “upper connection”, “center” It is also possible to make it possible to select "link" or "lower link". Similarly, in "center link" or "lower link", each label of each print image can be easily managed collectively or individually according to the tape width. Can be created. Further, the advantage when various elements related to cutting such as “cutting method” and “connection position” can be easily and arbitrarily selected in a menu format is also the same as in the above-described embodiments. Alternatively, “single print”, “continuous print setting”, “continuous print execution”, and the like may be activated separately with keys or the like. Further, specifications such as "serial number printing" (see FIGS. 19 (d) to (f) and FIGS. 22 (d) to (e)) or specifications such as "group printing" may be employed. 24 to 25).
[0162]
Note that the label creation method described above can be applied to a program and a storage medium that stores the program, as in the above-described embodiments. Images can be continuously printed on a tape, and each label of each printed image can be created according to the tape width so that it can be easily managed collectively or individually.
[0163]
In addition, the above-mentioned "cutting cut" is matched with the "connecting cut" of the first embodiment, but the "combined cut" of the second embodiment is combined with a half cut by providing a predetermined margin between print images. Similar cuts may be made. Also, these may be selectable. Also, the “connecting cut” or “composite cut” with the cut amount adjustment according to the tape width is referred to as “connecting cut cut” or “composite cut cut”, for example. And may be made selectable.
[0164]
Therefore, in the following, for example, the above-mentioned “connecting cut cut” or “composite cut cut” or the like is adopted as “connecting cut” or “composite cut”, and a label capable of selecting “full cut”, “half cut”, etc. A creation method will be described as a fourth embodiment.
[0165]
In the present embodiment, as shown in FIG. 30, when “Yes” is selected on the “automatic cut” selection screen in “continuous printing” (D30: the same as in FIG. 29), the display transits to the lower hierarchy selection screen. Then, options such as "full cut", "half cut", "connection cut", and "composite cut" are displayed as "cutting method" of "automatic cutting" of "continuous printing" (D40 to D41).
[0166]
That is, in the present (fourth) embodiment, “full cut” in which the entire width of the tape is cut without leaving the connecting portion (full cut), and “half cut” in which only the base tape Tb is cut in the entire width. , Print multiple print images without any space between them, and cut between the print images (boundary) leaving the connecting part (however, adjust the cutting length according to the tape width here) Each of the printed print images is printed by providing a predetermined margin between printed images (the above-described “connecting cut”) (the above-described “connecting cut cut”) and a predetermined margin between printed images, and performing the above-described “connecting cut” on the margin. (Ie, the boundary between each print image and the margin), a “composite cut” (the above-mentioned “composite cut”) in which a half cut is performed can be selected as the intermediate cut method.
[0167]
Note that the final cut may be fixed to “full cut”, may be selectable by providing a selection screen, and may be shared with the selection of the “single print” cutting method, as in the above-described embodiments. You may. Also, the processing when “not printing” (ie, “single printing”) of “continuous printing” is selected (D11 in FIG. 17) is the same as in the above-described embodiments.
[0168]
Here, from the above-described state of the selection screen (D40), for example, after the cursor operation, if “composite cut” is selected (D41), as in the second embodiment, a transition is made to a lower-level selection screen, As the type of the “composite cut”, options such as “half cut + all cut” (see FIG. 4D), “half cut + partial cut” (see FIG. 22), etc. are displayed. When “Cut” is selected (D42: the same as D22 in FIG. 21), the screen transitions to a lower-level selection screen, and options such as “top”, “middle”, and “bottom” are displayed as the “connection position”. (D43: the same as D15 in FIG. 18 and the same as D23 in FIG. 21). The choices "upper", "middle", and "lower" indicate "upper connection", "center connection", and "lower connection", respectively, as described above.
[0169]
Next, similarly, when "up" is selected (D43), the screen shifts to a lower selection screen, and the "connection width" of the "partial cut" is set to "high", "normal", and "low". Are displayed (D44: Same as D16 in FIG. 18: The following display / operation is the same for D17 to D19).
[0170]
However, since the “connecting cut” and the “composite cut” in the present embodiment are the “connecting cut cut” and the “composite cut cut” with a cut amount adjustment according to the tape width, each option of the “connecting width” is “many” "Normal" and "less" correspond to the tape width, respectively, and the cutter drive range is defined as shown in FIG. 27. Here, for example, when "normal" is selected (D44), the tape identification sensor 141 A cutter drive range setting table is searched according to the tape width corresponding to the tape type detected by (refer to FIG. 3), and the cutter drive range according to the tape width corresponding to "normal" of the "connection width". Set.
[0171]
In the same manner, when "Yes" of "Execute" of "Continuous printing" is selected, "Printing" is displayed, and three (three) print images G21 to G23 of "ABCDE" are sequentially displayed. The printing is continuously performed (see FIG. 22A), and the cut positions P1 and P2 corresponding to the boundary positions of the respective print images are subjected to the “composite cut” of “upper link”. Return to the text editing screen.
[0172]
For this reason, thereafter, each label part is torn off as needed, and at this time, the peeling tape Ta can be easily separated while leaving a wide space including a margin (see FIG. 22 (b)) and pasted. Immediately before, the individual labels L21 to L23 can be peeled off from the release tape Ta and attached (see FIG. 22C).
[0173]
On the other hand, if the “connection cut” is selected as it is on the above selection screen (D40), the screen transitions to the lower layer selection screen as in the first embodiment, and the “connection position” is set to “up” or “medium”. When an option such as “bottom” is displayed and “top” is selected (D43), the screen shifts to a lower-level selection screen, and the “connection width” of “connection cut” is set to “many” or “normal”. Options such as "" and "less" are displayed (D44). Hereinafter, similarly, for example, when “normal” is selected, and “execute” of “continuous printing” is selected, “printing” is displayed, and continuous printing and “upper link” of “upper link” are displayed. After the “cut” is performed (see FIG. 19A), the screen returns to the original text editing screen. For this reason, after that, it can be easily separated as each label portion as necessary (see FIG. 19B).
[0174]
As described above, in the present embodiment, a “connection cut” similar to the first embodiment, a “composite cut” similar to the second embodiment, and the like can be selected as a cutting method, so that various cuts are possible. In addition, each label can be created so that it can be easily managed collectively and individually. In addition, the adoption of a "joint cut" or "composite cut" with a cut amount adjustment according to the tape width enables cuts that leave a joint with an appropriate joint width according to the tape width. Each label can be created so that it can be easily managed collectively or individually.
[0175]
It should be noted that instead of the selection screen (D44) for the “connection width” described above, a selection screen (D45: the same as D32 in FIG. 29) similar to the third embodiment may be used. Also in this case, similarly, it is possible to make a cut while leaving a connection portion having an appropriate connection width according to the tape width, and to create each label according to the tape width so that collective management and individual management are easy. In addition, although the above-mentioned "connection position" is set to "upper connection", similarly for "center connection" and "lower connection", collectively managing each label of each print image according to the tape width is also individually managed. Can be created to be easy. Further, a specification such as “serial number printing” or a specification such as “group printing” may be adopted (FIGS. 19 (d) to (f), FIGS. 22 (d) to (e), and FIGS. (See FIG. 25 and the like: In this embodiment, both FIGS. 24A and 24B are possible.)
[0176]
Also, the label creation method described above can be applied to a program and a storage medium for storing the same as in the above-described embodiments. Images can be continuously printed on a tape, and each label of each printed image can be neatly created according to the tape width so that it can be easily managed collectively or individually.
[0177]
In each of the above-described embodiments, when the print key is pressed from the text editing screen, the screen is changed to a continuous printing setting screen (D11 in FIG. 17). Although the selection screen such as “connection position” and “connection width” is displayed, as described above, “single print”, “continuous print setting”, “continuous print execution”, and the like may be activated separately by keys or the like.
[0178]
Further, only the cut in the continuous printing may be set independently by pressing a “continuous print cut setting key”, for example. Hereinafter, this will be described as a fifth embodiment.
[0179]
In this case, as shown in FIG. 31, for example, when the user presses the continuous print cut setting key in the state of displaying the text edit screen (D10), the selection screen (D31) of the third embodiment described above with reference to FIG. The screen transitions to the same selection screen as in (1), and options such as "full cut", "half cut", and "cut cut" are displayed as the "cutting method" of "continuous printing" (D50).
[0180]
Hereinafter, similarly, for example, when "cutting cut" is selected here (D50), the screen shifts to a further lower selection screen, and "cut length" of "cutting cut" is set to "long" or "normal". When an option such as "short" is displayed, and "normal" is selected (D51: the same as D32 in FIG. 29), the cutter drive range setting table (see FIG. 27) is similarly searched to determine the tape width. Set the cutter drive range of the “cut” length corresponding to the cut length.
[0181]
However, in the present embodiment, since the processing is performed independently of the “execution” and other processing of “continuous printing”, when the setting of the cutter driving range is completed (D51), the screen returns to the text editing screen (D53: same as D10) ).
[0182]
In the above-described example, the “cut length” (“cut length” in the display) is selected at the time of “cut cut”, but is similar to the selection screen of the first, second, and fourth embodiments. The selection screen of "connection width" (D55: the same as D16 in the figure and D44 in FIG. 30) is adopted, and the cutter drive range setting table (see FIG. 27) is similarly searched based on the "connection width". Alternatively, the cutter driving range according to the tape width may be set.
[0183]
In the above-described example, as the “cutting method” of “continuous printing”, “full cut”, “half cut”, “cut cut”, and “cut length” (ie, cutter driving range) are set. Further, the “connection position” and the like may be selected and set on the selection screen, or these may be further finely distinguished and individually set by providing an individual key or the like.
[0184]
Further, the "cutting method" may be not the "cutting cut" but the above-mentioned "connection cut" or "composite cut", or a combination of these, as in the fourth embodiment, "full cut", "half cut", "half cut" An option such as a “coupled cut” or a “composite cut” may be provided. Further, in the case where “connecting cut” and “composite cut” can be selected, not only the “cutting method” but also the printing method (whether or not to provide a margin between print images) is changed. The key may be provided as a “continuous print setting key” or the like.
[0185]
By the way, in each of the above-described embodiments, the setting method of various cutting methods and the result of continuous printing after the setting have been described. Therefore, the following description is based on the data set by the above-described various settings (hereinafter, “setting data”). An example of the “printing process” started and executed will be described in detail.
[0186]
For example, when the user selects “Yes” on the selection screen of “Execute” of “Continuous Printing” (D17 in FIG. 18, D25 in FIG. 21, D33 in FIG. 29, etc.), or individual execution of “Continuous Printing” When a key (continuous printing execution key) is provided, the continuous printing execution key is pressed, or when an individual key (single printing key) for instructing single printing is provided, the single printing key is pressed. If there is a print instruction such as, as described above, a print instruction interrupt occurs and the print process is started, so if the print image creation is ready by that time, the print image data The print image can be printed based on the
[0187]
Specifically, when the above-described print instruction interruption occurs, for example, as shown in FIG. 32, the print processing (S20) is started, and first, the cutter drive range setting processing is performed (S21).
[0188]
In the cutter drive range setting process (S30: S21 process), as shown in FIG. 33, first, the tape width is obtained based on the detection result of the tape identification sensor 141 (S31), and then each of the above-described operations is performed. The selection / setting result of the cutting method based on the various settings of the form is acquired as cutting method setting data (S32), and based on that, cut setting data relating to the intermediate cut (hereinafter, “intermediate cut setting data”) is created (S33). Subsequently, cut setting data relating to the final cut (hereinafter, “final cut setting data”) is created (S33), and the process (S30) is ended (S35).
[0189]
Here, the cutting method setting data includes various settings related to the cutting method, such as the selection results of “connection cut” and “composite cut” and the selection results of the lower “connection position” and “connection width”. Setting data indicating the result is included. Further, the intermediate cut setting data and the final cut setting data created based on the cutting method setting data include not only the setting data indicating the various setting results described above but also detection data such as a tape type (particularly, a tape width). In the full cutter driving process (S50: see FIG. 35) described later, the data is used to set the start position and direction of the full cut and its distance (the rotation speed of the full cutter motor 131).
[0190]
As shown in FIG. 32, when the cutter drive range setting process is completed (S21), a print image is prepared and printed (S22). Here, for example, the character string image of “ABCDE” is transferred from the print image data area 244 to the print buffer, and is prepared for printing and printed.
[0191]
In the case of the above-mentioned "serial number printing" type, for example, the character string image of "ABCD1" which is the first print image among the above-mentioned "ABCD1,""ABCD2," and "ABCD3" is developed in the print buffer and prepared. Print. In the case of the above-mentioned "group printing" type, for example, the character of "Nagano prefecture" which is the first print image among the above-mentioned "Nagano prefecture", "Suwa city", "Yamato", "3-chome" and "3-5" A column image is prepared and printed from the registration destination (in the text data area 242) in the print buffer.
[0192]
When the print image preparation / printing is completed (S22), it is next determined whether or not "continuous printing" (S23), and if "continuous printing", it is determined whether or not "final printing is completed" (S24). If "continuous printing" is not "final printing end" (S23: Yes & S24: No), it is determined whether or not "intermediate automatic cutting" is performed (S25).
[0193]
Here, for example, if “Yes” is selected on the “automatic cut” selection screen of “continuous printing” (D13 in FIG. 17, D20 in FIG. 21, and D30 in FIG. 29 and FIG. 30), “intermediate automatic cut” is selected. (S25: Yes), and after performing cut drive processing ((intermediate) cut drive processing: details will be described later with reference to FIG. 34) based on the intermediate cut setting data (S26), The process proceeds to the print image preparation / printing (S22) processing, and if "NO" is selected for "AUTO CUT" in "CONTINUOUS PRINT", it is determined that it is not "intermediate automatic cut" (S25: No). Then, the process proceeds to the next print image preparation / print (S22) processing.
[0194]
The same processing (loop processing of S22 to S26) is performed for the second time (second and second sheets), and when the third (third) print image preparation and printing to be the final print image is completed (S22). ), Since it is "continuous printing" and "final printing completed" (S23: Yes & S24: Yes), it is next determined whether or not "final automatic cutting" (S27).
[0195]
In the above-described example, since “final cut” is “full cut”, it is determined here as “final automatic cut” (S27: Yes), and the cut drive processing (step S27) for the final cut is performed based on the final cut setting data. After performing (final) cut drive processing (S28), the processing (S20) ends (S29).
[0196]
On the other hand, when "not print" is selected for "continuous printing" (that is, "single printing") (D11 in FIG. 17), or a single printing key for instructing single printing is provided and the single printing key is pressed. In some cases, for example, when the print image preparation / printing of the character string image of “ABCDE” is completed (S22), next, it is determined whether or not “continuous printing” is performed, and it is not “continuous printing” (S23: No). Next, it is determined whether or not "final automatic cutting" is performed (S27).
[0197]
Here, for example, if "Yes" is selected on the selection screen (D13S in FIG. 17) of the "automatic cut" of "single print", it is determined as "final automatic cut" (S27: Yes), and After the cut drive processing is performed (S28), the processing (S20) is terminated (S29), and if "NO" is selected for "automatic cut" of "single print", it is not "final automatic cut". Is determined (S27: No), and the process (S20) ends as it is (S29).
[0198]
As described above, for the “final cut” in the “continuous printing”, the cutting method and the like such as “Yes” and “No” can be made selectable. In this case, if “No” is selected, If it is determined that it is not “final automatic cut” (S27: No), the process (S20) is ended as it is (S29), and “Yes” is selected and it is determined that “final automatic cut”. (S27: Yes), various cut methods are possible in the (final) cut drive processing (S28).
[0199]
Next, the above-described intermediate or final cut drive processing will be described in detail. When the cut drive process (S40: the process of S26 in the middle, the process of S28 in the end) is started, first, as shown in FIG. 34, the above-described cutter drive range setting process (S30 in FIG. 33: S21 in FIG. 32). Then, the cut setting data created in the above process is acquired (S41). More specifically, it is determined whether or not the process has been started as an intermediate cut drive process (S411). If the process is intermediate (S411: Yes), intermediate cut setting data is acquired (S412), and it is not intermediate (that is, final ) (S411: No), the final cut setting data is acquired (S413).
[0200]
When the cut setting data acquisition is completed (S41), the full cut portion 13F is on the upstream side of the tape feed from the half cut portion 13H based on the acquired cut setting data (see FIG. 1). After performing the full cutter driving process (for details, see FIG. 35) (S42), the half cutting unit 13H performs a half cutting process (S43).
[0201]
Here, it is further determined whether or not the “composite cut” is selected (S44). If the “composite cut” is selected (S44: Yes), half of the full cut (connecting cut) position is set between the front and rear positions. Since the cut is performed (for example, the cut position P1 in FIG. 22A is subjected to the half cut hc at two positions across the full cut fc), the remaining one half cut process is performed (S45), and the process (S45) is performed. The process (S40) is ended (S46), and if it is not “composite cut” (S44: No), the process (S40) is ended as it is (S46).
[0202]
The above-described full cutter driving process (S42) is different from the half-cut process (S43) in which the entire width of the tape is always cut and the simple full-cut process, and will be described in detail below.
[0203]
When the full cutter driving process (S50: the process of S42 in FIG. 34) is started, first, as shown in FIG. 35, the full cut is performed based on the cut setting data acquired in the cut setting data acquisition (S41 in FIG. 34). Is set (S51), the "cut direction" is determined (S52), and the full-cutter drive processing according to the "cut direction" is performed. Are activated (S53 to S56), and when they are completed, the process (S50) is terminated (S57).
[0204]
Specifically, first, as the “connection position” in the above “connection cut” or “composite cut” (see D15 in FIGS. 17 to 18, D23 in FIG. 21, D43 in FIG. 30, and the like), for example, “medium” ( When “center connection” is selected, as “center connection cut”, an upward full cutter driving process of driving the full cutter 132 upward from the bottom to perform an upward (forward) cut (details will be described later with reference to FIG. 36 (S53), and then performs a downward full-cutter driving process (see FIG. 37 for details) for performing a downward (reverse) cut from top to bottom (S54).
[0205]
When “full cut” is selected instead of “connecting cut”, “upper” (upper connecting: facing end side) is set as “all cutting” (or full width cutting) or “connecting position” similar to the above. When the “connection” is selected, the same upward full cutter driving process is performed as “upper connection cut” (opposite end side connection cut) (S55: same process as S53). Similarly, when "lower" (lower side connection: reference end side connection) is selected as the "connection position", the lower full cutter driving process is performed as "lower side connection cut" (reference end side connection cut). (S56: Same processing as S54).
[0206]
More specifically, when the above-described upward full cutter driving process (S60: the processes of S53 and S55 in FIG. 35) is started, first, the normal rotation of the full cutter motor 131 is started as shown in FIG. 36 ( S61). Here, as described above with reference to FIGS. 10 to 13, “forward rotation” indicates the rotating disk 360 so that the circulation state transition of the state 300A → the state 300B → the state 300C → the state 300D → the state 300A is performed. This is a rotating direction in which the cutting operation is performed in the direction, and the upward (positive) cutting process is performed by the operation from the state 300B to the state 300C.
[0207]
The rotation start position here is the home position in the state 300A, that is, the position detected by the full cutter home position detection sensor 144 (see FIGS. 3 and 10 to 13), and the cutter drive is performed based on the cut setting data. Is basically set to the home position, and the distance is set by the number of rotations of the full cutter motor 131 necessary to make a state transition from the home position to the target position. Further, the target position in this case is determined based on the detected tape width and the "connection width" (or "cut length") as described above with reference to FIG.
[0208]
Then, when the full-cutter motor normal rotation starts (S61), an upward full cut is executed based on the number of rotations set by the normal rotation (S62). More specifically, a rotation detection signal (pulse signal) from the full-cutter motor rotation detection sensor 143 (see FIGS. 3 and 9) is input, the rotation number is detected from the pulse number (S621), and the state 300A → state. Along the direction from 300B to state 300C, it is determined whether or not a set target position (rotational speed) has been reached (S622), and normal rotation is maintained until the target position is reached (S622: Yes) (S622: (Yes to S621), when the target position is reached (S622: Yes), the normal rotation is braked and the full cutter motor 131 starts to rotate in the reverse direction (S63).
[0209]
In the above-described full cut execution processing (S62), if the normal rotation is continued until, for example, the state 300C is reached (or the home position state 300A is reached), the "all cut" of FIG. 35 can be executed, and the state 300B → the state 300C If the stop is at the target position set in the middle, the "upper connection cut" can be executed. Similarly, if the stop is at the target position lower than the center in the middle of the state 300B → the state 300C, the lower side of the "center connection cut" can be executed. Can be cut.
[0210]
Next, the "reverse rotation" of the full-cutter motor 131 is performed by rotating the rotating disk so that the circulation state transition of the state 300A → the state 300D → the state 300C → the state 300B → the state 300A as described above with reference to FIGS. This is a rotation direction in which 360 is rotated in the counterclockwise direction in the figure, and a downward cutting process is performed by the operation from the state 300C to the state 300B.
[0211]
However, here, only the home return is performed along the direction of the above-mentioned stopped state → state 300B → state 300A due to the reverse rotation (S64). That is, in the full-cut execution process (S62), a rotation detection signal is input similarly for the forward rotation (S642), and the home position is detected by the full-cutter home position detection sensor 144, that is, the home position is detected. The reverse rotation is maintained until it reaches (S642: Yes) (S642: Yes to S641), and when the home position is reached (S642: Yes), the reverse rotation is braked and the process (S60) ends (S65). . As a result, the cutter operating mechanism 300 of the full cutter 132 is returned from the target position to the home position, and the process can be completed.
[0212]
In the home return process (S64), the process of inputting the full-cutter motor rotation detection signal (S641) may be omitted only when the home position is detected, that is, until the home position is reached (S642: Yes). Or, conversely, the home position detection is omitted, and the rotation is reversed up to the set (normally rotated) rotation number by the full cutter motor rotation detection signal input (S641) (that is, the full cut execution processing (S62) The same processing can be performed).
[0213]
In the case of “all cuts” in FIG. 3, only the forward rotation (or only the reverse rotation) is possible, so the full cutter motor normal rotation start (S61) and the full cut execution processing (S62) only, or the full cutter motor The full-cut drive processing of only the start of rotation (S61) and the home return processing (S64) may be performed, or the rotation may be reversed instead of forward rotation. Therefore, the following downward full-cutter drive processing (S70) may be used. .
[0214]
Next, in the downward full cutter driving process (S70: the processes of S54 and S56 in FIG. 35), the rotation direction of the motor in the upward full cutter driving process (S60) described above with reference to FIG. It was done.
[0215]
That is, when the process (S70) is started, first, the reverse rotation of the full cutter motor 131 is started (S71), and the set target position is set along the direction of the state 300A → the state 300D → the state 300C → the state 300B. (S722: Yes to S721) until the rotation speed reaches (rotation speed) (S722: Yes to S721), and then the reverse rotation is brake-suppressed to execute a downward full cut to the target position (S72). ) Then, normal rotation is started (S73), and only the home return is performed in the direction of the above-mentioned stopped state → state 300C → state 300D → state 300A by the normal rotation (S74). As a result, the cutter operating mechanism 300 of the full cutter 132 is returned from the target position to the home position, and the process can be completed.
[0216]
The rotation start position here is also the home position in the state 300A as in the above-described upward full cutter drive processing (S60), and the start position of the cutter drive is set to the home position, and the distance is set from the home position to the target position. The target position is set based on the number of rotations up to the position, and the target position is determined based on the tape width and the “connection width” (or “cut length”) described above in FIG.
[0219]
Then, in the above-described full cut execution processing (S72), if the normal rotation is continued until, for example, the state 300C is reached (or until the home position state 300A is reached), the “all cut” in FIG. 35 can be executed, and the state 300C → By stopping at the target position set in the middle of the state 300B, the "lower side connection cut" can be executed.
[0218]
Similarly, by stopping at a target position above the center in the middle from the state 300C to the state 300B, the upper cut of the "center connection cut" can be executed. For this reason, as described above with reference to FIG. 35, both upper and lower cuts are executed by combining the upward full cutter driving process (S60 in FIG. 36) and the downward full cutter driving process (S70 in FIG. 37). This makes it possible to complete a "center connection cut" in which the center portion in the tape width direction is a connection portion.
[0219]
In both the upward full cutter driving process (S60) and the downward full cutter driving process (S70), the cutter operating mechanism 300 of the full cutter 132 is returned from the target position to the home position, and the process ends. Any of the processes can be started at any time. Therefore, for example, in the above-described “center connection cut”, the process order of the upward full cutter driving process (S60) and the downward full cutter driving process (S70) is reversed. You can also.
[0220]
Also in the home return processing (S74), the processing of the input of the full cutter motor rotation detection signal (S741) is omitted, and conversely, the home position detection is omitted, and the same as the full cut execution processing (S72). It can also be a process.
[0221]
In the above example, since the full cutter motor 131 is assumed to be a DC motor, the rotation detection signal input by the full cutter motor rotation detection sensor 143 and the home position detection by the full cutter home position detection sensor 144 are used. However, the full-cutter motor 131 may be constituted by a step motor (stepping motor, pulse motor) or the like.
[0222]
In this case, the above-described upward full cutter driving process (S60) in FIG. 36 and the downward full cutter driving process (S70) in FIG. 37 are respectively performed in the upward full cutter driving process (S80) in FIG. 38 and the downward full cutter driving in FIG. It can be replaced by the process (S90). That is, in these cases, full rotation is performed so as to rotate forward (S81 in FIG. 38, S92 in FIG. 39) and reverse (S82 in FIG. 38, S91 in FIG. 39) with a pulse corresponding to the number of rotations to the target position. By driving and controlling the cutter motor 131, an upward and downward full cutter driving process can be performed.
[0223]
Further, in each of the above-described embodiments, the full-cut portion 13F employs the slide-type full cutter 132 that can be cut in both the up and down directions, but the “connection position” is set to either “upper connection” or “lower connection”. Alternatively, a scissor method may be adopted. In addition, a pair of a scissor-type full cutter in an upward direction and a full cutter in a downward direction may be configured to enable all of “upper connection”, “lower connection”, and “center connection” as the “connection position”. .
[0224]
It should be noted that the print processing (method) described above in FIGS. 32 to 39 as a whole, the cut drive processing mainly described in FIGS. 34 to 39, and the label creation method based thereon are also stored in the program. It is also applicable to a storage medium, and a plurality of print images are continuously printed on a tape by storing in advance or reading from a storage medium or the like in a tape printer capable of processing a program, and executing each label of each print image Can be neatly created according to the width of the tape so that both batch management and individual management are easy. Of course, other changes can be made as appropriate without departing from the scope.
[0225]
【The invention's effect】
As described above, according to the tape printing apparatus, the program, and the storage medium of the present invention, each label of a plurality of print images continuously printed on a tape is handled collectively or individually using various cutting methods. There are effects such as easy and neat creation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external plan view of a tape printing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an external perspective view of the tape printer, showing a state in which a lid is raised.
FIG. 3 is a block diagram of a control system of the tape printing apparatus.
FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating an example of a printing result and a cutting result.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a full cutter, a half cutter, and respective carriages.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a schematic positional relationship of a cutter operating mechanism mainly with respect to a carriage, a tape receiving member and a tape pressing member, and a tape cartridge C;
FIG. 7 is an explanatory diagram mainly showing a carriage, a tape pressing member, a support block, and a positional relationship among the cutter operation mechanism.
FIG. 8 is an explanatory diagram mainly showing a tape pressing member, a support block, and a positional relationship between the tape operating member and the cutter operating mechanism.
FIG. 9 is an explanatory view mainly showing a driving mechanism of the cutter operating mechanism.
FIG. 10 is an explanatory diagram in a state A in which a home position of a cutter operating mechanism of a full cut portion and a half cut portion.
11 is an explanatory diagram of the same cutter operating mechanism as in FIG. 10 in a state B. FIG.
FIG. 12 is an explanatory view of the same cutter operating mechanism as in FIG. 10 in a state C.
13 is an explanatory diagram of the same cutter operation mechanism in FIG. 10 in a state D. FIG.
FIG. 14 is an explanatory diagram showing a cut image of a tape and a cross section of the tape when various connection cuts without a half cut are performed.
FIG. 15 is an explanatory diagram similar to FIG. 14, showing an example involving half cutting.
FIG. 16 is a flowchart illustrating a schematic process of overall control of the tape printing apparatus.
FIG. 17 is an explanatory diagram of a display screen and a typical operation on the display screen, showing an example when continuous printing is instructed and a linked cut is designated in the print-related settings.
18 is an explanatory view following FIG. 17 and similar to FIG. 17;
FIG. 19 is an explanatory diagram corresponding to FIGS. 17 and 18, showing an example of a print result, a cut result, and each separated label when a continuous cut is designated in continuous printing.
FIG. 20 is an explanatory diagram showing an example of a cut result in which the connection width of the connection cut is different.
FIG. 21 is an explanatory diagram similar to FIGS. 17 and 18, showing an example when continuous printing is instructed and a composite cut is designated as a second embodiment.
FIG. 22 is an explanatory diagram corresponding to FIG. 21, showing an example of a print result, a cut result, and each separated label when a composite cut is designated in continuous printing.
FIG. 23 is an explanatory diagram illustrating an example of a cut result in which the connection width of the composite cut is different.
FIG. 24 is an explanatory diagram similar to FIGS. 19 and 22, showing an example of a case where related print images are successively printed.
FIG. 25 is an explanatory diagram showing an example in which each label of FIG. 24 is attached to a business card, a postcard and an envelope.
FIG. 26 is an explanatory diagram showing a relationship between a tape width and a cutter driving range in a connection cut or a composite cut.
FIG. 27 is an explanatory diagram showing an example of a cutter driving range setting table.
FIG. 28 is an explanatory diagram showing a relationship between a cutting length, a tape width, and a cutter driving range in a case where a connection cutting is performed according to a rule of a cutter driving range setting table of FIG. 27;
FIG. 29 is an explanatory diagram similar to FIG. 21, showing an example when a continuous printing is instructed and a cut is designated as a third embodiment.
FIG. 30 is an explanatory diagram similar to FIG. 21, showing an example in which continuous printing is instructed and a combined (cut) cut and a combined (cut) cut can be designated as a fourth embodiment.
FIG. 31 is an explanatory view similar to FIG. 17, showing an example in which only a continuous printing cutting method is independently set as a fifth embodiment;
FIG. 32 is a flowchart illustrating a printing process.
FIG. 33 is a flowchart illustrating cutter drive range determination processing.
FIG. 34 is a flowchart showing a cut driving process.
FIG. 35 is a flowchart showing a full cutter driving process.
FIG. 36 is a flowchart showing an upward full cutter driving process.
FIG. 37 is a flowchart showing a downward full cutter driving process.
FIG. 38 is a flowchart showing an upward full cutter driving process similar to FIG. 36 when the driving motor is a step motor as another example.
39 is a flowchart corresponding to the example of FIG. 38 and illustrating the same downward full-cutter driving process as in FIG. 37.
FIG. 40 is an explanatory diagram showing an example of a print result and tape cut image by conventional continuous printing.
[Explanation of symbols]
1 Tape printer
2 Equipment case
3 keyboard
4 Display
7 Print head
11 Operation unit
12 printing section
13 Cutting part
13F Full cut section
13H Half cut part
14 Detector
200 control unit
270 drive unit
fc full cut
C tape cartridge
Gxx Print image
hc half cut
Lxx …… Label
R ink ribbon
T tape

Claims

A plurality of print images are arranged and printed in the longitudinal direction of a printing tape having a base tape having a front surface as a printing surface and a back surface as an adhesive surface and a release tape covering the adhesive surface, and in a width direction of the printing tape after printing. A tape printer that cuts each print image,
Half-cut means capable of half-cut in the width direction to cut only the base tape,
A full cut in the width direction that cuts both the base tape and the release tape is possible, and a connection full cut that leaves a part in the width direction as a connection part by the full cut is possible. Full cut means,
Performing both the combined full cut and the half cut on the boundary between the plurality of print images, the composite cut including the connected full cut and the half cut on each of the vicinity of both sides of the boundary; Cutting method selecting means for selecting a cutting method from a plurality of options including a linked cut,
Control means for controlling the half-cut means and the full-cut means according to the selected cutting method,
A tape printing device comprising:

The plurality of print images, when the composite cut is selected, is printed with a non-print portion including the boundary and the vicinity of both sides between the two,
The tape printing apparatus according to claim 1, wherein the composite cut is performed on the non-printing portion.

The plurality of options of the cutting method further includes an option of instructing only the half cut, and an option of instructing all cuts to perform the full cut so that the connecting portion does not remain. The tape printing apparatus according to claim 1.

The tape printing apparatus according to any one of claims 1 to 3, further comprising a connection width selection unit that can select a length in the width direction of the connection unit as a connection width from a plurality of options. .

The full cut means,
A slide cutter that performs the full cut by sliding in the width direction,
Cutter operating means for causing the slide cutter to perform the slide movement;
Has,
The half cut means,
A slide half cutter for performing the half cut by the slide movement in the width direction,
Half cutter operating means for causing the slide half cutter to perform the slide movement,
Has,
The slide half cutter has the same structure as the slide cutter in which the cutting depth is set shallow,
The tape printing apparatus according to any one of claims 1 to 4, wherein the half cutter operating means has the same structure as the cutter operating means.

A non-transitory computer-readable storage medium storing a program that causes each unit of the tape printing apparatus according to claim 1 to function.

A storage medium storing the program according to claim 6 so as to be readable by the tape printer.