JP4096750B2 - Tape printer, label producing method, program, and storage medium - Google Patents

Tape printer, label producing method, program, and storage medium Download PDF

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを作成するテープ印刷装置、ラベル作成方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、テープ印刷装置において、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを作成する場合、例えば図４０に示すように、各印刷画像ＧＺ１〜ＧＺ３の印刷直後に各ラベルＬＺ１、ＬＺ２、ＬＺ３として完全に切り離す（フルカット：同図（ａ）参照）か、テープＴを構成する剥離紙テープ（剥離テープ）Ｔａを残して基材テープＴｂのみをカット（ハーフカット：同図（ｂ）参照）するようにしている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−１０４７１６号公報（図２、段落［００２１］）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記前者のフルカットでは、印刷直後に各ラベル毎に切り離されてバラバラになるので、一括で扱う（保管等）には不便であり、一方、後者のハーフカットでは、各ラベルを剥離テープのない状態でしか分離できないので、貼付寸前まで一括でしか扱えず、剥離テープ付きで個別に扱うには不便であり、都合に合わせて、一括でも個別でも扱いやすいものにしたい旨の要望があった。
【０００５】
本発明は、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、一括でも個別でも扱い易いように作成できるテープ印刷装置、ラベル作成方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１のテープ印刷装置は、表面を印刷対象面とし裏面を粘着面とする基材テープと前記粘着面を覆う剥離テープとを有する印刷テープを装着するテープ装着手段と、前記印刷テープの前記印刷対象面の長手方向に複数の印刷画像を並べて印刷する印刷手段と、前記印刷テープをその幅方向の一方の端である基準端側から他方の端である対向端側への正方向へカットする正方向カットと、前記対向端側から前記基準端側への逆方向へカットする逆方向カットと、が可能であり、且つ少なくとも前記剥離テープの幅方向の一部が連結部として連結された状態で残るようにカットする連結カットが可能なカット手段と、前記連結部の前記幅方向における位置を、複数の選択肢から連結位置として選択可能な連結位置選択手段と、前記カット手段を制御する制御手段と、を備え、前記連結位置の複数の選択肢には、前記基準端側で連結する基準端側連結と、前記対向端側で連結する対向端側連結と、中央部で連結する中央連結と、が含まれ、前記制御手段は、前記印刷テープに印刷された前記複数の印刷画像の相互間について、前記対向端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記対向端側連結となるように前記正方向カットを行う対向端側連結カットを、前記カット手段に行わせる対向端側連結カット制御手段と、前記基準端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記基準端側連結となるように前記逆方向カットを行う基準端側連結カットを、前記カット手段に行わせる基準端側連結カット制御手段と、前記中央連結が選択されたときに、前記連結部が前記中央連結となるように前記正方向カットおよび前記逆方向カットの双方を行う中央連結カットを、前記カット手段に行わせる中央連結カット制御手段と、前記連結部を残すカットのために、前記連結位置の選択結果に応じて、前記対向端側連結カット制御手段、前記基準端側連結カット制御手段および前記中央連結カット制御手段のいずれかを起動するカット制御起動手段と、を有することを特徴とする。
【０００７】
また、本発明のラベル作成方法は、表面を印刷対象面とし裏面を粘着面とする基材テープと前記粘着面を覆う剥離テープとを有する印刷テープを装着するテープ装着工程と、前記印刷テープの前記印刷対象面の長手方向に複数の印刷画像を並べて印刷する印刷工程と、前記印刷テープをその幅方向の一方の端である基準端側から他方の端である対向端側への正方向カットおよび前記対向端側から前記基準端側への逆方向へカットする逆方向カットにより、少なくとも前記剥離テープの幅方向の一部が連結部として連結された状態で残るようにカットするカット工程と、前記連結部の前記幅方向における連結位置を前記基準端側とする基準端側連結、前記対向端側とする対向端側連結、および中央部とする中央連結のいずれかを選択する連結位置選択工程と、を備え、前記カット工程では、前記印刷テープに印刷された前記複数の印刷画像の相互間について、前記対向端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記対向端側連結となるように前記正方向カットを行う対向端側連結カット工程、前記基準端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記基準端側連結となるように前記逆方向カットを行う基準端側連結カット工程、および前記中央連結が選択されたときに、前記連結部が前記中央連結となるように前記正方向カットおよび前記逆方向カットの双方を行う中央連結カット工程のいずれかの工程によりカットを行うことを特徴とする。
【０００８】
このテープ印刷装置およびラベル作成方法では、基材テープと剥離テープとを有する印刷テープに複数の印刷画像を並べて印刷し、印刷された複数の印刷画像の相互間について、少なくとも剥離テープの幅方向の一部が連結部として連結された状態で残るようにカット（連結カット）ができ、この場合、印刷直後の状態では連結部で連結されていて、各ラベルとなる各印刷画像の部分が切り離されていないため、バラバラになることもなく、一括保管・管理が楽になる。一方、各印刷画像の部分を各ラベルとして個別に分けるときには、連結部で繋がっているだけなので、手で引きちぎるなどによって容易に分離でき、改めてハサミ等によって各ラベルとして切り離す必要がない。したがって、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、一括でも個別でも扱い易いように作成できる。また、印刷テープの幅方向の一方の端（基準端）側から他方の端（対向端）側への正方向へカットする正方向カットと、対向端側から基準端側への逆方向へカットする逆方向カットができるので、印刷テープの幅方向の任意の位置に連結部を残してカット（連結カット）できる。さらに、連結部の幅方向の位置を、基準端側連結、対向端側連結、中央連結を含む複数の選択肢から、連結位置として選択すれば、連結部を残すカットのために、連結部が対向端側連結となるように正方向カット（対向端側連結カット）や、基準端側連結となるように逆方向カット（基準端側連結カット）や、中央連結となるように正方向カットと逆方向カットの双方（中央連結カット）など、連結位置の選択結果に応じたカットを行う。これらの場合、互いに連結位置は異なるが、いずれも印刷直後の状態では任意に連結位置を選択した連結部で連結されているので、そのまま一括でも扱い易いとともに、連結部で繋がっているだけなので、手で引きちぎるなどによって容易に分離でき、剥離テープ付きで個別でも扱い易いように、各ラベルを作成できる。
【０００９】
また、上述のテープ印刷装置において、前記連結部の前記幅方向における長さを、複数の選択肢から連結幅として選択可能な連結幅選択手段をさらに備えたことが好ましい。
【００１０】
このテープ印刷装置では、連結部の幅方向における長さを、複数の選択肢から連結幅として選択可能なので、切り離し易さその他の都合に合わせて、連結幅を任意に選択でき、所望の連結幅で連結された状態で各ラベルとなる各印刷画像（が印刷されたテープ）を取得できる。
【００１１】
また、上述のテープ印刷装置において、前記連結幅の複数の選択肢には、多め、普通および少なめが含まれ、メニュー形式で選択可能であることが好ましい。
【００１２】
このテープ印刷装置では、連結幅の複数の選択肢には、多め、普通および少なめが含まれ、メニュー形式で選択可能なので、これらのいずれかを連結幅として簡単に選択できる。
【００１５】
また、上述のテープ印刷装置において、前記連結位置の複数の選択肢には、前記幅方向の一方の端部、他方の端部および中央部が含まれ、メニュー形式で選択可能であることが好ましい。
【００１６】
このテープ印刷装置では、連結位置の複数の選択肢に、幅方向の一方の端部、他方の端部および中央部が含まれ、メニュー形式で選択可能なので、これらのいずれかを連結位置として簡単に選択できる。
【００１９】
また、上述のテープ印刷装置において、前記カット手段は、相互に逆の回転方向となる正転および逆転の一方によって前記正方向カットを駆動し、前記正転および逆転の他方によって前記逆方向カットを駆動する駆動モータを有し、前記制御手段は、前記駆動モータの回転を制御する回転制御手段を有することが好ましい。
【００２０】
このテープ印刷装置では、相互に逆の回転方向となる正転および逆転の一方によって正方向カットを駆動し、正転および逆転の他方によって逆方向カットを駆動する駆動モータの回転を制御することで、カット手段の正方向カットや逆方向カットを制御できる。
【００２１】
また、上述した正方向カットと逆方向カットが可能な各テープ印刷装置において、前記カット手段は、前記正方向と前記逆方向の双方にスライドカットが可能なカッタと、前記カッタを、前記印刷手段による前記印刷テープの送り経路から離間して位置するＡ状態と、前記送り経路に近接して且つ前記送り経路より前記基準端側に位置するＢ状態と、前記送り経路に近接して且つ前記送り経路より前記対向端側に位置するＣ状態と、の間で状態遷移させるカッタ作動手段と、を有し、前記Ｂ状態から前記Ｃ状態への直接の状態遷移の途中で前記正方向カットを実行し、前記Ｃ状態から前記Ｂ状態への直接の状態遷移の途中で前記逆方向カットを実行し、前記Ａ状態を介しての状態遷移によりカットを伴わない前記Ｂ状態と前記Ｃ状態との間の状態遷移を行うことが好ましい。
【００２２】
このテープ印刷装置では、スライド方式のカッタを、Ａ状態とＢ状態とＣ状態との間で状態遷移させ、Ｂ状態からＣ状態への直接の状態遷移の途中で正方向カット、Ｃ状態からＢ状態への直接の状態遷移の途中で逆方向カットができ、Ａ状態を介せばカットを伴わないＢＣ相互間の状態遷移ができるので、どの状態からどの状態へ遷移中かおよびその程度など、現在の状態だけ把握すれば良く、簡易なカット制御にできる。
【００２５】
また、上述した各テープ印刷装置において、前記カット手段は、前記基材テープのみを前記印刷テープの幅方向にカットするハーフカットを行うハーフカット手段と、前記基材テープおよび前記剥離テープの双方を前記幅方向にカットするフルカットを行うフルカット手段と、を有し、前記フルカット手段は、前記連結カットが可能な手段であることが好ましい。
【００２６】
このテープ印刷装置では、基材テープのみのカット（ハーフカット）と、基材テープおよび剥離テープの双方のカット（フルカット）ができ、フルカットによる連結カットが可能なので、各ラベルとなる各印刷画像の相互間を連結カットすることができるとともに、ハーフカットも可能なので、各印刷画像の相互間のハーフカットを組み合わせれば、基材テープ側については連結部を残さずにカットすることもでき、この場合、ラベルとして剥がすときに、基材テープの連結部を切り離す必要がなく、より端正にラベルとして剥がし易くなる。
【００２７】
また、上述のテープ印刷装置において、カット手段の制御によるカット方法を、ハーフカットのみを指示するハーフカット指示、連結カットを指示する連結カット指示、および、連結部が残らないようにフルカットを行う全カットを指示する全カット指示を含む複数の選択肢から、メニュー形式で選択可能なカット方法選択手段をさらに備えたことが好ましい。
【００２８】
このテープ印刷装置では、カット方法を、複数の選択肢からカット指示として選択可能なので、印刷画像が印刷されたテープをその後どのように扱うかなどの都合に合わせて、カット方法（を指示するカット指示）を任意に選択でき、これにより、所望のカット方法でカットされた状態で各印刷画像が印刷されたテープを取得できる。具体的には、カット指示の複数の選択肢には、ハーフカット指示、連結カット指示、全カット指示が含まれ、メニュー形式で選択可能なので、これらのいずれかをカット指示として簡単に選択できる。また、従来からのハーフカットや全カット（いわゆるフルカット）も選択できるので、従来機種に対する上位互換性も保有でき、従来からのユーザの使い勝手も確保できる。
【００３１】
また、上述のテープ印刷装置において、前記連結カット指示が選択されたときに、前記連結部については前記ハーフカットが行われることが好ましい。
【００３２】
このテープ印刷装置では、連結カット指示が選択されたときに、連結部についてはハーフカットが行われ、基材テープ側については連結部を残さずにカットされるので、基材テープの連結部を切り離す必要がなく、より端正にラベルとして剥がし易くなる。
【００３３】
また、上述した各テープ印刷装置において、前記複数の印刷画像は、同一画像であることが好ましい。
【００３５】
また、上述した各テープ印刷装置において、前記複数の印刷画像は、連続して関連する画像であることが好ましい。
【００３７】
また、上述のテープ印刷装置において、前記複数の印刷画像には、氏名、名称、住所および所属のうちの２以上が含まれることが好ましい。
【００３９】
また、本発明のプログラムは、プログラム処理可能なテープ印刷装置によって処理されることにより、上記したテープ印刷装置の各手段の機能を実行可能なことを特徴とする。
【００４０】
また、本発明の他のプログラムは、プログラム処理可能なテープ印刷装置によって処理されることにより、上記したラベル作成方法を実行可能なことを特徴とする。
【００４１】
これらのプログラムは、プログラム処理可能なテープ印刷装置によって処理されることにより、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、一括でも個別でも扱い易いように作成できる。
【００４２】
また、本発明の記憶媒体は、プログラム処理可能なテープ印刷装置によって読み出されて処理されることにより上記したテープ印刷装置の各手段の機能を実行可能なプログラムを、記憶することを特徴とする。
【００４３】
また、本発明の他の記憶媒体は、プログラム処理可能なテープ印刷装置によって読み出されて処理されることにより上記したラベル作成方法を実行可能なプログラムを、記憶することを特徴とする。
【００４４】
プログラム処理可能なテープ印刷装置において、これらの記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、一括でも個別でも扱い易いように作成できる。
【００４５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【００４６】
図１および図２に示すように、このテープ印刷装置１は、装置ケース（装置本体）２により外殻が形成され、その後部上面には、左側に開閉蓋２１が開閉自在に取り付けられており、開閉蓋２１の右隣には、それを開閉操作するための開閉釦２３が窪入して配設されている。また、前部中央面には、露出ランプ群を有する三日月形状部８が盛上り形成され、三日月形状部８の後方には、各種のキーからなるキーボード３が広く配設されている。また、キーボード３の上側には、これを開閉自在に覆う大型の蓋体９が前後中間部に取り付けられており、蓋体９の内側の面には、ディスプレイ４が組み込まれている。
【００４７】
蓋体９は、閉塞状態では、キーボード３を覆い隠して保護し、開蓋状態では、右後部のヒンジを中心に後上方斜め姿勢に開放され、手前にキーボード３を開放すると共に、正面にディスプレイ４を配置し、キーボード３による入力作業を可能状態とする。ディスプレイ４は、台形の形状の内側に長方形の表示画面４１を有しており、この表示画面４１にキーボード３からの入力結果等が表示されるようになっている。
【００４８】
また、図３に示すように、テープ印刷装置１は、基本的な構成として、キーボード３やディスプレイ４を有してユーザとのインタフェースを行う操作部１１と、印刷ヘッド（サーマルヘッド）７やテープ送り部１２０を有してポケット（カートリッジ装着部、テープ装着部）６内に装着したテープカートリッジＣの印刷テープ（以下単に「テープ」）Ｔに印刷を行う印刷部１２と、印刷後のテープＴの各種カットを行う切断部１３と、各種センサを有して各種検出を行う検出部１４と、各種ドライバを有して各部回路を駆動する駆動部２７０と、テープ印刷装置１内の各部を制御する制御部２００と、を備えている。
【００４９】
このため、装置ケース２の内部には、印刷部１２、切断部１３、検出部１４などの他、図外の回路基板が収納されている。この回路基板には、電源ユニットの他、駆動部２７０や制御部２００の各回路などが搭載され、ＡＣアダプタ接続口２４や外部から着脱可能なニッカド電池等の図外の電池に接続されている。
【００５０】
また、図４に示すように、テープＴは、剥離テープＴａと基材テープＴｂとを積層して成るものであり、基材テープＴｂは、印刷面となる表面（印刷対象面）側の受像層Ｔｃと、その裏面（粘着面）側に設けられた粘着層Ｔｄとで構成されている。印刷済みのテープＴ（ラベル要素（印刷画像）Ｇａまたはラベル領域Ｌａ）は、基材テープＴｂから剥離テープＴａを分離することで粘着層Ｔｄが露出し、この粘着層Ｔｄを介して貼着対象物に貼り付けて使用される。
【００５１】
図１および図３に示すように、印刷部１２には、開閉蓋２１の内側にポケット６が設けられていて、テープカートリッジＣは、この開閉蓋２１を開放した状態でポケット６に対して着脱される。また、装置ケース２の左側部には、ポケット６と装置外部とを連通してテープＴの印刷済み部分を送り出すためのテープ排出口２２が形成されている。
【００５２】
テープカートリッジＣは、カートリッジケース５１により外殻を形成され、その内部には、一定の幅（４．５ｍｍ〜４８ｍｍ程度）のテープＴとインクリボンＲが収容されており、印刷ヘッド７が臨む貫通開口５５が形成されている。テープＴは、剥離テープＴａを内側にしてテープリール５２に繰り出し自在に巻回され、インクリボンＲは、リボン繰出リール５３およびリボン巻取リール５４に巻回されている。そして、テープカートリッジＣには、収容するテープＴのテープ幅として、複数種類のものが用意されている。
【００５３】
また、テープＴとインクリボンＲとが重なる部分には、印刷ヘッド７に対応して、プラテンローラ（プラテン）５６が収納されている。テープカートリッジＣが装着された状態で、印刷ヘッド７が貫通開口５５から露出しているインクリボンＲの裏面に当たり、発熱駆動されて所望の文字などがテープＴの表面に印刷される。
【００５４】
また、テープカートリッジＣの裏面には、相異なる幅等のテープＴの種別を識別できるように小さな複数の検出孔（図示せず）が設けられ、これに対応して、ポケット６には、各検出孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサ１４１が設けられていて、テープＴの有無（正確にはテープカートリッジＣが装着されているか否か）およびテープＴの種別（正確にはテープカートリッジＣの種別）を検出できるようになっている。なお、複数の検出孔の代わりにビットパターンの検出ラベル等の貼付により種別を表し、それを光検出等によって検出しても良い。
【００５５】
また、ポケット６には、ＤＣモータから成る送りモータ１２１を駆動源として、プラテン５６に係合してこれを回転させるプラテン駆動軸６６と、同様にリボン巻取りリール５４に係合してこれを回転させる巻取り駆動軸６４と、位置決めピン６２とが、それぞれ立設されている。
【００５６】
テープ送り部１２０は、ポケット６の側方から下方に亘る空間に配設され、ポケット６の側方に配設された送りモータ１２１を動力（駆動）源として、上記のプラテン駆動軸６６および巻取り駆動軸６４を回転させるものであり、送りモータ１２１と、プラテン駆動軸６６と、巻取り駆動軸６４と、送りモータ１２１の動力を各駆動軸に伝達する図外の減速歯車列と、送りモータ１２１の回転数を検出するための図外のエンコーダと、を備えている。このエンコーダは、送りモータ１２１の主軸に固定されたウォームの同軸上の先端に固着され、円盤状の周方向の複数箇所に検出開口が形成されている。
【００５７】
検出部１４の送りモータ回転検出センサ１４２（後述のフルカッタモータ回転検出センサ１４３と同様なので図９参照）は、上記のエンコーダの検出開口に臨むように発光素子と受光素子とが対向配置された図外のフォトセンサを備え、発光素子の光が回転する検出開口を通過して受光素子に受光され、受光された光の明滅が光電変換され、パルス信号として制御部２００に出力され、そのパルス数より回転数が検出される。
【００５８】
ここで、テープ印刷装置１をユーザが使用する場合には、先ず、開閉釦２３により開閉蓋２１を開放する。ポケット６にテープカートリッジＣを装着すると、プラテン５６およびリボン巻取リール５４に、プラテン駆動軸６６および巻取駆動軸６４がそれぞれ係合し、且つテープＴおよびインクリボンＲがプラテン５６と印刷ヘッド７との間に挿入される。そして、開閉蓋２１を閉塞すると、テープＴおよびインクリボンＲを挟むように、テープ幅方向に発熱素子を列設した印刷ヘッド７が回動してプラテン５６を圧接し、印刷待機状態となる。
【００５９】
この状態で、蓋体９を開蓋して、キーボード３を開放し、正面に位置させたディスプレイ４を参照しながらキーボード３を操作して、所望の文字等のキャラクタの印刷情報を入力・編集して、印刷実行を指示する。これにより印刷処理が起動され、送りモータ１２１の駆動により繰り出されるテープＴとインクリボンＲとが、印刷ヘッド７の部分で重なって併走し、これに同期して印刷ヘッド７が発熱駆動され、インクリボンＲのインクがテープＴに熱転写して印刷が行われる。
【００６０】
印刷後のインクリボンＲは、リボン巻取リール５４に巻き取られ、印刷後のテープＴは、送り経路に沿ってテープ排出口２２に向かって送られ、印刷が終了すると、印刷済みのテープＴは、所定長さ分送られて停止し、後述の各種設定に応じて、切断部１３により各種カットが行われる（図４、図１４、図１５参照）。
【００６１】
次に、切断部１３には、ポケット６とテープ排出口２２との間に、送り経路に臨んでフルカット部（フルカット手段）１３Ｆが上流側に、ハーフカット部（ハーフカット手段）１３Ｈが下流側に配設されている。フルカット部１３Ｆは、テープＴの基材テープＴｂと剥離テープＴａとの双方をカット（フルカット）するものであり、例えばテープＴからその印刷済み部分であるラベル領域Ｌａを切り離すためのものである（図４（ｂ）参照）。一方、ハーフカット部１３Ｈは、最終的にラベルとして貼付される基材テープＴｂのみをカット（ハーフカット）し、テープＴとしては剥離テープＴａを介して連結した状態のまま残すためのものである（図４（ｃ）参照）。
【００６２】
フルカット部（フルカット手段）１３Ｆは、フルカッタ１３２と、ＤＣモータから成るフルカッタモータ１３１を駆動源としてフルカッタ１３２を作動させるカッタ作動機構３００（図１０等参照）と、を備えている。また、ハーフカット部（ハーフカット手段）１３Ｈは、ハーフカッタ１３４と、同じくＤＣモータから成るハーフカッタモータ１３３を駆動源としてハーフカッタ１３４を作動させるカッタ作動機構４００（図１０等参照）と、を備えている。
【００６３】
図５に示すように、フルカッタ１３２は、上下両方向にカット可能な斜刃且つ両刃のカッタ刃３１０とカッタホルダ３５０とから成り、カッタ刃３１０のカッタホルダ３５０からの突出量は、基材テープＴｂから剥離テープＴａまで十分にカット可能な突出量となるように調整され、キャリッジ３５７に装着され、この状態で、カッタ作動機構３００に実装される。キャリッジ３５７は、断面コ字状でカッタ刃３１０を被覆してカッタホルダ３５０を保持する保持部３５７ｂと、垂下片３５７ｃと、この下端部から保持部３５７ｂの反対側に直交方向に突出する係合突起３５７ｄと、抜止部３５７ｆとから成る。
【００６４】
また、ハーフカッタ１３４は、上方向にカット可能な斜刃且つ片刃のカッタ刃４１０とカッタホルダ４５０から成り、カッタ刃４１０のカッタホルダ４５０からの突出量は、基材テープＴｂのみカットするように調整され、上述のキャリッジ３５７と同様の保持部４５７ｂ、垂下片４５７ｃ、係合突起３５７ｄおよび抜止部３５７ｆとから成るキャリッジ４５７に装着され、この状態で、カッタ作動機構４００に実装される。
【００６５】
フルカット部１３Ｆのカッタ作動機構３００と、ハーフカット部１３Ｈのカッタ作動機構４００とは、上述した両カッタ１３２、１３４の構成と駆動源となるモータが異なる他は、基本構成が同一のスライド方式のカッタ作動機構として構成されている。なお、図示および以下の説明において、参照符号が３ｘｘ（３００番代）はカッタ作動機構３００側であり、括弧書きの参照符号４ｘｘ（４００番代）はカッタ作動機構４００側を示す。また、実際には、フルカット部１３ＦはテープＴの送り経路の上流側、ハーフカット部１３Ｈが下流側なので、図示上では異なる位置となるはずであるが、構成の説明の都合上、この相違は無視して説明する。
【００６６】
図６〜図１３に示すように、カッタ作動機構３００（４００）は、カッタ刃３１０（４１０）に対向して上下スライド方向に受け溝３４２（４４２）が形成されたテープ受け面３４１（４４１）を有するテープ受け板３４０（４４０）と、それに対向して配設されるテープ押え部材３２０（４２０）と、その鉛直方向に保持されているガイドシャフト３０２（４０２）と、それにスライド自在に装着されたフルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）と、ガイドシャフト３０２（４０２）の上下両端部に配設された一対の刃位置決め部材３３０（４３０）と、これらを作動させるカッタ作動系と、を備えている。
【００６７】
テープ押え部材３２０（４２０）は、上下に対向する上板３２１（４２１）及び底板３２２（４２２）と、これらの間を連結する隣り合う二つの側板３２３（４２３）、３２４（４２４）と、テープ受け板３４０（４４０）と対向するテープ押え面３２５（４２５）と、を有し、このテープ押え面３２５（４２５）により、テープＴをテープ受け板３４０（４４０）のテープ受け面３４１（４４１）に押し付けて固定することができ、切断時のテープＴの位置ずれを防止でき、ひいてはその切断後の印刷位置ずれを防止できる。
【００６８】
また、テープ押え部材３２０（４２０）の上板３２１（４２１）と底板３２２（４２２）には、長孔３２６（４２６）が開設され（上板側のみ図示）、ガイドシャフト３０２（４０２）は、その上下両端部が長孔３２６（４２６）内にスライド自在に嵌入され、テープ受け板３４０（４４０）に対して平行に配設されている。
【００６９】
また、上板３２１（４２１）と底板３２２（４２２）の内側には、板片で形成された一対の刃位置決め部材３３０（４３０）が、ガイドシャフト３０２（４０２）と一体に、且つそのためテープ受け板３４０（４４０）に対して離接自在に、配設されている。各刃位置決め部材３３０（４３０）には、バネ３８６（４８６）の一端を当接させるバネ受け面３３１（４３１）が形成され、バネ３８６（４８６）によってテープ受け板３４０（４４０）に弾性的に当接するよう付勢され、テープ押え部材３２０（４２０）から所定量だけ突出した当接部３３２（４３２）となっている。
【００７０】
次に、カッタ作動系は、回転運動する回転円板３６０（４６０）と、その回転運動を揺動運動に変換する入力プレート３７０（４７０）と、その揺動運動を往復直線運動に変換する支持ブロック３８０（４８０）と、回転円板３６０（４６０）の回転運動を揺動運動に変換する入力アーム３９０（４９０）と、を有している。
【００７１】
支持ブロック３８０（４８０）は、その基板３８１（４８１）の適宜箇所に横長の取付長孔３８７（４８７）が開設されており、図外のフレームにピン体等によって、テープ受け板３４０（４４０）に対して進退自在にスライドするよう配設されている。また、入力プレート３７０（４７０）を装着可能な入力プレート装着凹部３８８（４８８）が凹設され、その内側に縦長の係合凹部３８８ａ（４８８ａ）と、横長孔３８８ｂ（４８８ｂ）とが穿設されている。入力プレート装着凹部３８８（４８８）は、その内側で入力プレート３７０（４７０）が揺動できるように形成されている。さらに基板３８１（４８１）には、下方に、回転円板３６０（４６０）の回転軸３６１（４６１）を挿通する回転軸挿通穴３８９（４８９）が開設されている。
【００７２】
さらに支持ブロック３８０（４８０）は、基板３８１（４８１）のテープ押え部材３２０（４２０）側の端部の上下直交方向にフランジ３８２（４８２）を形成し、このフランジ３８２（４８２）とテープ押え部材３２０（４２０）の側板３２４（４２４）とを間隔をおいて対向させて、連結ピン３８３（４８３）により上下二箇所が連結されている。各連結ピン３８３（４８３）は、テープ押え部材３２０（４２０）のスライド方向に配設され、一端側は側板３２４（４２４）に固定され、他端側はフランジ３８２（４８２）に摺動自在に貫通し、先端に抜止部３８４（４８４）が形成されている。なお、下方の連結ピン３８２（４８３）は、回転軸挿通穴３８９（４８９）内に突出させて、その先端に抜止部３８４（４８４）が形成されている。
【００７３】
回転円板３６０（４６０）は、上記の回転軸挿通孔３８９（４８９）を貫通する回転軸３６１（４６１）を中心に回転し、一面に端面カム溝３６２（４６２）を、他面にクランク突起３６３（４６３）を有している。また、回転円板３６０（４６０）の周面には、検知凹部３６４（４６４）が凹設され、それを検出（検知）するためにマイクロスイッチ等のフルカッタホーム位置検出センサ１４４（ハーフカッタホーム位置検出センサ１４６）が周面近傍に配設されている。
【００７４】
端面カム溝３６２（４６２）は、小径円弧溝３６２ａ（４６２ａ）とそれより大径の大径円弧溝３６２ｂ（４６２ｂ）とを連続させて環状に形成され、支持ブロック３８０（４８０）の往復動直線運動、すなわちテープ受け板３４０（４４０）に対する進退運動、を間欠的に行なわせることができる。
【００７５】
回転円板３６０（４６０）の駆動機構は、フルカッタモータ１３１（ハーフカッタモータ１３３）と、その回転力を回転円板３６０（４６０）に伝達するギヤ列３６７（４６７）と、を有している。ギヤ列３６７（４６７）は、ウォームギヤ３６７ａ（４６７ａ）と、ウォームホイール３６７ｂ（４６７ｂ）と、中間ギヤ３６７ｃ（４６７ｃ）と、を有し、中間ギヤ３６７ｃ（４６７ｃ）の回転力は、回転円板３６０（４６０）に一体に形成された駆動ギヤ３６８（４６８）を介して回転円板３６０（４６０）に伝達される。
【００７６】
なお、フルカッタモータ１３１（ハーフカッタモータ１３３）の主軸に固定されたウォームの同軸上の先端には、円盤状の周方向に複数の検出開口が形成されたエンコーダ１４３ａ（１４５ａ）が設けられている。検出部１４（図３参照）のフルカッタモータ回転検出センサ１４３（ハーフカッタモータ回転検出センサ１４５）は、上記のエンコーダ１４３ａ（１４５ａ）と、その検出開口に臨むように発光素子と受光素子とが対向配置されたフォトセンサ１４３ｂ（１４５ｂ）と、を有し、回転する検出開口を通過して受光素子に受光された光の明滅が光電変換され、パルス信号として制御部２００に出力され、そのパルス数より回転数が検出される。
【００７７】
次に、入力プレート３７０（４７０）は、三角形等の外形を有する基板３７１（４７１）の一面に、回転円板３６０（４６０）の端面カム溝３６２（４６２）に係合して端面カム機構を構成するカム突起３７２（４７２）が突設され、背面側に、支軸３７３（４７３）と係合突起３７４（４７４）とが突設されている。支軸３７３（４７３）は、支持ブロック３８０（４８０）の横長孔３８８ｂ（４８８ｂ）を貫通して、回転円板３６０（４６０）の回転軸３６１（４６１）と平行に固定され、入力プレート３７０（４７０）は、この支軸３７３（４７３）を中心に揺動自在に構成されている。また、係合突起３７４（４７４）は、支持ブロック３８０（４８０）の係合凹部３８８ａ（４８８ａ）に、上下動自在に嵌入されている。
【００７８】
入力アーム３９０（４９０）は、その基端部が、回転軸３６１（４６１）と平行な支軸３９１（４９１）により軸支されている。入力アーム３９０（４９０）の中間部には、回転円板３６０（４６０）のクランク突起３６３（４６３）が係合して揺動クランク機構を構成するクランク長穴３９２（４９２）を有し、先端部には揺動半径方向に沿って長孔３９３（４９３）が開設されている。
【００７９】
クランク長穴３９２（４９２）には、その中間部に、回転円板３６０（４６０）の回転力が入力アーム３９０（４９０）に伝達しない動力非伝達部３９４（４９４）が形成され、両端に、動力伝達が可能な動力伝達部３９５（４９５）および３９６（４９６）が形成されている。また、長孔３９３（４９３）には、前述のキャリッジ３５７（４５７）の係合突起３５７ｄ（４５７ｄ）が、入力アーム３９０（４９０）の揺動半径方向にスライド自在に枢着されている。
【００８０】
ここで、カッタ作動機構３００（４００）の状態のうち、図１０に示すフルカッタホーム位置検出センサ１４４（ハーフカッタホーム位置検出センサ１４６）による検出位置（以下「ホーム位置」）にある状態（基準端側離間状態）を、状態３００Ａ（４００Ａ）とし、その状態３００Ａ（４００Ａ）から回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転して、図１１に示すように、テープ受け板３４０（４４０）にテープ押え部材３２０（４２０）を当接した状態（すなわちテープＴを押さえた状態：基準端側近接状態）を、状態３００Ｂ（４００Ｂ）とする。
【００８１】
また、同じくテープ押え部材３２０（４２０）を当接した状態のままさらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転して、図１２に示すように、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）が上端に移動した状態（対向端側近接状態）を、状態３００Ｃ（４００Ｃ）とし、さらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転して、図１３に示すように、テープ押え部材３２０（４２０）がテープ受け板３４０（４４０）から離間した状態（すなわちテープＴを解放した状態：対向端側離間状態）を、状態３００Ｄ（４００Ｄ）とする。
【００８２】
この場合、フルカッタモータ１３１（ハーフカッタモータ１３３）を駆動源として回転円板３６０（４６０）を図示時計方向に回転させると、上記の状態３００Ａ（４００Ａ）→状態３００Ｂ（４００Ｂ）→状態３００Ｃ（４００Ｃ）→状態３００Ｄ（４００Ｄ）→状態３００Ａ（４００Ａ）のように循環して状態が遷移し、この状態遷移を行うように制御することによって、上方向へのカット動作を繰り返すことができる。
【００８３】
まず、状態３００Ａ（４００Ａ）は、いわゆる待機位置（ホーム位置）にある状態であり、テープ押え部材３２０（４２０）がテープＴを解放し、搬送・印刷が可能な状態であり、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）は、テープ受け板３４０（４４０）から離れた切断待機位置にある状態である。
【００８４】
ここで、回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転すると、状態３００Ａ（４００Ａ）→状態３００Ｂ（４００Ｂ）の動作（状態遷移）では、クランク突起２６３（４６３）が動力非伝達部３９４（４９４）内を移動するだけなので、入力アーム３９０（４９０）は上下動せず、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）の上下動もないが、入力プレート３７０（４７０）を介して、支持ブロック３８０（４８０）をテープ受け板３４０（４４０）に近接させ、テープ押え部材３２０（４２０）とテープ受け板３４０（４４０）とでテープＴを挟んで固定する。また、これにより、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）が切断開始位置まで切断準備移動し、一対の刃位置決め部材３３０（４３０）がテープ受け板３４０（４４０）に当接することによって位置決めされる。
【００８５】
次に、さらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転すると、状態３００Ｂ（４００Ｂ）→状態３００Ｃ（４００Ｃ）の動作では、クランク突起３６３（４６３）がクランク長穴３９２（４９２）の動力伝達部３９５（４９５）と係合した状態で回動し、回転円板３６０（４６０）の回転運動が入力アーム３９０（４９０）の下から上への揺動運動に変換され、さらにカッタホルダ３５０（４５０）がキャリッジ３５７（４５７）を介してガイドシャフト３０２（４０２）に沿って上昇する往路直線運動に変換され、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）に下から上への（上方向への）カット動作を行わせる。
【００８６】
次に、さらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転すると、状態３００Ｃ（４００Ｃ）→状態３００Ｄ（４００Ｄ）の動作では、クランク突起３６３（４６３）が動力非伝達部３９４（４９４）内を移動し、入力アーム３９０（４９０）やフルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）の上下動はないが、入力プレート３７０（４７０）を介して、支持ブロック３８０（４８０）をテープ受け板３４０（４４０）から離間させ、テープ押え部材３２０（４２０）やフルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）も追従して離間させる。これによって、再びテープＴはテープ押え部材３２０（４２０）から解放され、搬送・印刷が可能になる。
【００８７】
次に、さらに回転円板３６０（４６０）が図示時計方向に回転すると、状態３００Ｄ（４００Ｄ）→状態３００Ａ（４００Ａ）の動作では、クランク突起３６３（４６３）がクランク長穴３９２（４９２）の動力伝達部３９６（４９６）と係合した状態で回動し、その回転運動が入力アーム３９０（４９０）の上から下への揺動運動に変換され、さらにカッタホルダ３５０（４５０）が下降する復路直線運動に変換され、この間、テープ押え部材３２０（４２０）やフルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）は、テープ受け板３４０（４４０）から離間しているので、カット動作を伴わずに、フルカッタ１３２（ハーフカッタ１３４）が上から下へ（下方向へ）移動する。
【００８８】
上述のように、カッタ作動機構３００（４００）では、フルカッタモータ１３１（ハーフカッタモータ１３３）を駆動源として回転円板３６０（４６０）を図示時計方向に回転させ、状態３００Ａ（４００Ａ）→状態３００Ｂ（４００Ｂ）→状態３００Ｃ（４００Ｃ）→状態３００Ｄ（４００Ｄ）→状態３００Ａ（４００Ａ）の循環状態遷移となるように制御することによって、上方向へのカット動作を繰り返すことができる。
【００８９】
ところで、本実施形態のフルカッタモータ１３１は、上述の回転円板３６０を図示時計方向に回転させる回転方向を正転とすると、その逆の方向への回転（逆転）が可能なモータであり、かつ、図５で前述のように、フルカッタ１３２は、上下両方向にカット可能なカッタなので、カッタ作動機構３００では、上述の上方向（正方向）へのカット動作ばかりでなく、上から下への下方向（逆方向）へ）のカット動作が可能になっている。以下、この点について説明する。
【００９０】
すなわち、この場合、フルカッタモータ１３１を駆動源として回転円板３６０を図示反時計方向に回転させると、上記の状態３００Ａ→状態３００Ｄ→状態３００Ｃ→状態３００Ｂ→状態３００Ａのように循環して状態が遷移し、この状態遷移を行うように制御することによって、下方向へのカット動作を繰り返すことができる。
【００９１】
まず、状態３００Ａ→状態３００Ｄの動作では、待機位置（ホーム位置）の状態３００Ａから回転円板３６０が図示反時計方向に回転し、クランク突起３６３が動力伝達部３９６と係合して回動し、入力アーム３９０の下から上への揺動運動によりフルカッタ１３２が上昇し、この間、テープ押え部材３２０等とともにテープ受け板３４０から離間しているので、カット動作を伴わずに上方向へ移動する。
【００９２】
次に、状態３００Ｄ→状態３００Ｃの動作では、さらに回転円板３６０が図示反時計方向に回転し、クランク突起３６３が動力非伝達部３９４内を移動するので、入力アーム３９０やフルカッタ１３２の上下動はないが、入力プレート３７０を介して支持ブロック３８０がテープ受け板３４０に近接し、テープ押え部材３２０とテープ受け板３４０とでテープＴを挟んで固定し、フルカッタ１３２が切断開始位置まで切断準備移動し、一対の刃位置決め部材３３０がテープ受け板３４０に当接して位置決めする。
【００９３】
次に、状態３００Ｃ→状態３００Ｂの動作では、さらに回転円板３６０が図示反時計方向に回転し、クランク突起３６３が動力伝達部３９５と係合して回動し、入力アーム３９０の上から下への揺動運動により、フルカッタ１３２に下方向へのカット動作を行わせる。
【００９４】
次に、状態３００Ｂ→状態３００Ａの動作では、さらに回転円板３６０が図示反時計方向に回転し、クランク突起３６３が動力非伝達部３９４内を移動するので、入力アーム３９０やフルカッタ１３２の上下動はないが、入力プレート３７０を介して支持ブロック３８０がテープ受け板３４０から離間し、テープ押え部材３２０やフルカッタ１３２も追従して離間する。これによって、再びテープＴはテープ押え部材３２０から解放され、搬送・印刷が可能になる。
【００９５】
上述のように、カッタ作動機構３００では、フルカッタモータ１３１を駆動源として回転円板３６０を図示反時計方向に回転させ、状態３００Ａ→状態３００Ｄ→状態３００Ｃ→状態３００Ｂ→状態３００Ａの循環状態遷移となるように制御することによって、下方向へのカット動作を繰り返すことができる。
【００９６】
ところで、さらにカッタ作動機構３００では、上述の上下両方向へのカット動作を利用して、さらに多様なカット動作が可能になっている。以下、この点について説明する。
【００９７】
例えば上述の状態３００Ｂ→状態３００Ｃの動作では、回転円板３６０の図示時計方向の回転（以下「正転」）により、フルカッタ１３２に上方向（正方向）へのカット動作を行わせるが、これを途中でストップして回転円板３６０の図示反時計方向の回転（以下「逆転」）により戻せば、例えば図１４（ａ）（ｂ）に示すように、上側に連結部（基材テープＴｂの連結部Ｔｂｒ＋剥離テープＴａの連結部Ｔａｒ）を残して、下側（基材テープＴｂのカット部Ｔｂｃ＋剥離テープＴａのカット部Ｔａｃ：図示斜線部）のみカットする特殊なカット（以下「上側連結の連結カット」または「上側連結カット」）ができる。
【００９８】
同様に、例えば上述の状態３００Ｃ→状態３００Ｂの動作では、回転円板３６０の逆転により、フルカッタ１３２に下方向（逆方向）へのカット動作を行わせるが、これを途中でストップして正転により戻せば、例えば図１４（ｃ）に示すように、下側に連結部（連結部Ｔｂｒ＋連結部Ｔａｒ）を残して、上側（カット部Ｔｂｃ＋カット部Ｔａｃ）のみカットする特殊なカット（以下「下側連結の連結カット」または「下側連結カット」）ができる。
【００９９】
そして、上述した下側からの上方向カット（状態３００Ｂ→状態３００Ｃの途中までの動作）と上側からの下方向カット（状態３００Ｃ→状態３００Ｂの途中までの動作）とを組み合わせて、例えば図１４（ｄ）に示すように、中央に連結部（連結部Ｔｂｒ＋連結部Ｔａｒ）を残して、上側（カット部Ｔｂｃ１＋カット部Ｔａｃ１）と下側（カット部Ｔｂｃ２＋カット部Ｔａｃ２）のみカットする特殊なカット（以下「中央連結の連結カット」または「中央連結カット」）ができる。
【０１００】
さらに、上述の「上側連結の連結カット」「下側連結の連結カット」「中央連結の連結カット」では、基材テープＴｂと剥離テープＴａとを同様にカット（フルカット）したが、図１５に示すように、ハーフカットｈｃを組み合わせて、基材テープＴｂ側については連結部を残さずにカットすることもでき、この場合、ラベルとして剥がすときに、基材テープＴｂの連結部Ｔｂｒを切り離す必要がなく、より端正にラベルとして剥がし易くなり、便利である。
【０１０１】
このため、以下では、図１５に示すハーフカットｈｃを組み合わせたものを「連結カット」として採用する。すなわち、同図（ａ）（ｂ）は「上側連結の連結カット」、同図（ｃ）は「下側連結の連結カット」、同図（ｄ）は「中央連結の連結カット」を示すものとする。
【０１０２】
なお、本実施形態では、フルカット部１３Ｆとハーフカット部１３Ｈとを別に設けるが、上述のフルカッタ１３２のテープ受け板３４０への近接を調整可能な構成として、フルカット部１３Ｆとハーフカット部１Ｈとを兼用できるようにしても良い。また、ハーフカット部１３Ｈでもモータ逆転や逆方向のカット動作を可能にしても良い。
【０１０３】
ここで、装置全体の説明に戻す。図３に示すように、検出部１４は、それぞれ前述のテープ識別センサ１４１と、送りモータ回転検出センサ１４２と、フルカッタモータ回転検出センサ１４３と、フルカッタホーム位置検出センサ１４４と、ハーフカッタモータ回転検出センサ１４５と、ハーフカッタホーム位置検出センサ１４６と、を備えている。なお、実状に合わせて、これらを省略した構成とすることもできる。
【０１０４】
次に、駆動部２７０は、ディスプレイドライバ２７１と、ヘッドドライバ２７２と、モータドライバ２７３と、を備えている。ディスプレイドライバ２７１は、制御部２００から出力される制御信号に基づき、その指示にしたがって、操作部１１のディスプレイ４を駆動する。同様に、ヘッドドライバ２７２は、制御部２００の指示にしたがって、印刷部１２の印刷ヘッド７を駆動する。また、モータドライバ２７３は、印刷部１２の送りモータ１２１を駆動する送りモータドライバ２７３ａと、切断部１３のフルカッタモータ１３１を駆動するフルカッタモータドライバ２７３ｂと、同じく切断部１３のハーフカッタモータ１３３を駆動するハーフカッタモータドライバ２７３ｃとを有し、同様に制御部２００の指示にしたがって、各モータを駆動する。
【０１０５】
次に、操作部１１は、キーボード３とディスプレイ４とを備えている。ディスプレイ４は、横方向（Ｘ方向）約６cm×縦方向（Ｙ方向）４cmの長方形の形状の内側に、９６ドット×６４ドットの表示画像データを表示可能な表示画面４１を有し、ユーザがキーボード３からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード３から各種指令・選択指示等を入力したりする際などに用いられる。
【０１０６】
キーボード３には、アルファベットキー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む文字キー群３１の他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群３２などが配列され、種々の指示およびデータを制御部２００に入力する。機能キー群３２には、電源キー、印刷処理に関する指示をするための印刷キー、テキスト入力時のデータ確定や改行および選択画面における選択指示のための選択キー、並びに、それぞれ上下左右の方向へのカーソル移動や表示画面４１の表示範囲を移動させるための４個のカーソルキーなどが含まれる。なお、これらは、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。
【０１０７】
次に、制御部２００は、ＣＰＵ２１０、ＲＯＭ２２０、キャラクタジェネレータＲＯＭ（ＣＧ−ＲＯＭ）２３０、ＲＡＭ２４０、周辺制御回路（Ｐ−ＣＯＮ）２５０を備え、互いに内部バス２６０により接続されている。
【０１０８】
ＲＯＭ２２０は、ＣＰＵ２１０で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域２２１の他、色変換テーブル、文字修飾テーブル、後述のカッタ駆動範囲設定テーブル（図２７参照）などを含む制御データを記憶する制御データ領域２２２を有している。ＣＧ−ＲＯＭ２３０は、テープ印刷装置１に用意されている文字等（数字、記号、図形等を含む）のフォントデータを記憶していて、文字等を特定するコードデータが与えられたときに、対応するフォントデータを出力する。
【０１０９】
ＲＡＭ２４０は、電源オフ時のバックアップがされていて、各種フラグ・レジスタ群２４１、テキストデータ領域２４２、表示画像データ領域２４３、印刷画像データ領域２４４、描画登録画像データ領域２４５、外字登録画像データ領域２４６、文字展開バッファ、印刷バッファなどの各種バッファ領域２４７などの領域を有し、制御処理のための作業領域として使用される。
【０１１０】
なお、テープ印刷装置１では、キーボード３によりテキストデータをキー入力・編集する状態（テキスト編集状態）において、入力されたテキストデータをＲＡＭ２４０のテキストデータ領域２４２に格納すると同時に、それを画像展開して表示用の画像データ（表示画像データ）として表示画像データ領域２４３に格納し、随時、ディスプレイ４の表示画面４１に出力して表示する（このテキストデータ入力・編集時の表示画面４１の状態を、以下「テキスト編集画面」という）。また、このテキスト編集画面その他の画面表示状態で、各種設定に応じて編集した結果を印刷用の画像データ（印刷画像データ）として印刷画像データ領域２４４に格納する。
【０１１１】
Ｐ−ＣＯＮ２５０には、ＣＰＵ２１０の機能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムＬＳＩなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種々の計時を行うタイマ２５１などもＰ−ＣＯＮ２５０内の機能として組み込まれている。このため、Ｐ−ＣＯＮ２５０は、検出部１４の各種センサやキーボード３と接続され、検出部１４からの前述した各種検出信号およびキーボード３からの各種指示や入力データなどをそのままあるいは加工して内部バス２６０に取り込むとともに、ＣＰＵ２１０と連動して、ＣＰＵ２１０等から内部バス２６０に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部２７０に出力する。
【０１１２】
そして、ＣＰＵ２１０は、上記の構成により、ＲＯＭ２２０内の制御プログラムにしたがって、Ｐ−ＣＯＮ２５０を介して各種検出信号、各種指示信号、各種データ等を入力し、ＣＧ−ＲＯＭ２３０からのフォントデータ、ＲＡＭ２４０内の各種データ等を処理し、Ｐ−ＣＯＮ２５０を介して駆動部２７０に制御信号を出力することにより、印刷ヘッド７を制御して所定の印刷条件でテープＴに印刷するとともに、その印刷の位置制御やテープＴの各種切断（カット）制御あるいは表示画面４１の表示制御など、テープ印刷装置１全体を制御している。
【０１１３】
次に、テープ印刷装置１の制御全体の処理フローについて、図１６を参照して説明する。電源キーを押すこと（電源オン）により処理が開始すると、同図に示すように、まず、前回の電源オフ時の状態に戻すために、退避していた各制御フラグを復旧するなどの初期設定を行い（Ｓ１）、次に、前回の表示画面を初期画面として表示する（Ｓ２）。
【０１１４】
同図のその後の処理、すなわちキー入力か否かの判断分岐（Ｓ３）および各種割込処理（Ｓ４）は、概念的に示した処理である。実際には、テープ印刷装置１では、初期画面表示（Ｓ２）が終了すると、キー入力その他による割込を許可し、何らかの割込が発生するまでは、そのままの状態を維持し（Ｓ３：Ｎｏ）、何らかの割込が発生すると（Ｓ３：Ｙｅｓ）、それぞれの割込処理に移行して（Ｓ４）、その割込処理が終了すると、再度、その状態を維持する（Ｓ３：Ｎｏ）。
【０１１５】
上述のように、テープ印刷装置１では、主な処理を割込処理により行うので、印刷画像作成などの準備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷指示を行うことにより、印刷指示割込が発生して、印刷処理が起動され、印刷画像データに基づいて印刷画像の印刷ができる。すなわち、印刷に至るまでの操作手順は、ユーザが任意に選択できる。
【０１１６】
次に、テープ印刷装置１のラベル作成方法について、カット機能に関連した典型的な操作例について、ディスプレイ４の画面表示を参照して説明する。
【０１１７】
例えば図１７に示すように、テキスト編集画面において、ユーザにより１行目の文字（キャラクタ）列「ＡＢＣＤＥ」が入力されると、図示の表示状態（画面Ｄ１０：以下、表示画面４１の状態を画面Ｄｘｘとし、Ｄｘｘのみで説明および図示する。）となる。画面中の「▲１▼」は、１行目のテキスト入力であることを示し、これに続いて、ユーザによりキー入力されたテキスト「ＡＢＣＤＥ」（に対応するキャラクタ列画像）が表示されている。また、「Ｅ」には、カーソル位置を示すマーク（カーソルＫ）が付されている。
【０１１８】
なお、以下において、「単独印刷」とは、１つのテキストデータ（テキストファイル）に基づいて印刷される単一の印刷画像の印刷であり、ここではテキスト編集画面に表示されたキャラクタ列「ＡＢＣＤＥ」を１回（１個）だけ印刷する。一方、「連続印刷」では、複数回（複数個）分だけ（図１９（ａ）の例では３回（３個）の印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３）を、順次連続的に印刷する。
【０１１９】
図１７に示すように、上記のテキスト編集画面表示の状態で（Ｄ１０）、ユーザにより印刷キーが押されると（操作されると）、「連続印刷」の有無を選択する選択画面を表示する（Ｄ１１）。なお、テープ印刷装置１では、ユーザは、キー入力による各種指示を取消キーにより取り消すことができ、上述の状態（Ｄ１１）から取消キーを押すことにより、元のテキスト編集画面の表示状態（Ｄ１０）に戻すことができる（以下でも同様なので説明省略）。
【０１２０】
上記の選択画面（Ｄ１１）では、「しない」「する」などの選択肢が表示され、ユーザは、これらの選択肢の中から、いずれかの選択肢をカーソルキーを操作して選択・指定することができる。
【０１２１】
例えば、「しない」がカーソル指定（以下「選択表示」）された状態から、カーソルキー「↓または→」が１回押されると、「する」が選択表示された状態となり、その状態からカーソルキー「↑または←」が押されると、「しない」が選択表示される。また、例えば「しない」が選択表示された状態で、選択キーが押されると、「連続印刷」を「しない」こと、すなわち「連続印刷」ではなく「単独印刷」が選択され、「単独印刷」における下位階層の操作画面に遷移する（Ｄ１３Ｓ）。
【０１２２】
ここでは、「する」が選択表示された状態から（Ｄ１１）、選択キーが押されるものとすると、「連続印刷」の「する」が選択され、「連続印刷」における下位階層の操作画面（ここでは入力画面）に遷移し、カーソルＫにより「印刷枚数」の入力を促す。この状態から、例えば「３」と入力されると（Ｄ１２）、さらに下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、この選択画面では、「連続印刷」における「自動カット」の「しない」「する」の選択肢が表示される（Ｄ１３）。
【０１２３】
ここでも、「する」が選択表示され（Ｄ１３）、選択キーが押されると、「連続印刷」の「自動カット」の「する」が選択され（以下単に「選択されると」と表現）、次に、さらに下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」のうちの「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「連結カット」などの選択肢が表示される（Ｄ１４）。なお、この選択画面（Ｄ１４）では、「連続印刷」における途中（印刷画像の間）のカット（以下「中間カット」）のカット方法を選択できるが、最後の印刷画像の後のカット（以下「最終カット」）は「フルカット」とする。
【０１２４】
ここで、「連結カット」がそのまま選択されると（Ｄ１４）、次に、さらに下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」のうちの「連結カット」の「連結位置」（図１４および図１５で前述の連結部Ｔａｒ等の位置）として、「上」「中」「下」などの選択肢が表示される（Ｄ１５：図１７と図１８で共通）。これらのうち、選択肢「上」は前述の「上側連結の連結カット」（図１５（ａ）（ｂ）参照）、選択肢「中」は「中央連結の連結カット」（同図（ｄ）参照）、選択肢「下」は「下側連結の連結カット」（同図（ｃ）参照）を示している。
【０１２５】
次に、図１８に示すように、上記の選択画面で（Ｄ１５）、「上」が選択されると、次に、さらに下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」の「連結カット」の「連結幅」（前述の連結部Ｔａｒ等のテープ幅方向のサイズ）として、「多い」「普通」「少ない」などの選択肢が表示される（Ｄ１６）。これらは、上記の「上側連結の連結カット」における連結部として残す量（テープ幅方向の長さ）の設定であり、「多い」「普通」「少ない」に応じて連結幅（逆に言えばカット幅）を調整する（図２０（ａ）〜（ｃ）および図２７参照）。
【０１２６】
ここで、例えば「普通」がそのまま選択されると（Ｄ１６）、次の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」を「実行」するか否か、すなわち「連続印刷」の「実行」の「しない」「する」の選択肢が表示される（Ｄ１７）。
【０１２７】
ここで、「しない」が選択されると（Ｄ１７）、元のテキスト編集画面に戻り（Ｄ１９：Ｄ１０と同じ）、「する」がそのまま選択されると（Ｄ１７）、次に、「印刷中」のメッセージの表示とともに、図１９（ａ）に示すように、「ＡＢＣＤＥ」の３回（３個）の印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３を順次連続的に印刷し、各印刷画像の相互間の境界位置に相当するカット位置Ｐ１、Ｐ２には、図示上側を連結部とする前述の「上側連結の連結カット」が施され、これらが終了してから、元のテキスト編集画面に戻る（Ｄ１９）。このため、この後は、図１９（ｂ）に示すように、必要に応じて、各ラベルＬ１１〜Ｌ１３として容易に切り離すことができる。
【０１２８】
一方、前述のように、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されると（図１７のＤ１１）、「単独印刷」における下位階層の操作画面（選択画面）に遷移するが、この選択画面では、「単独印刷」における「自動カット」（いわゆるオートカット）の「しない」「する」の選択肢が表示される（Ｄ１３Ｓ）。ここで、いずれかが選択されると、それを設定した後、「印刷中」のメッセージの表示とともに、文字列「ＡＢＣＤＥ」の文字列画像を単独印刷の印刷画像として印刷し（図１８のＤ１８）、印刷が終了すると、元のテキスト編集画面に戻る（Ｄ１９：Ｄ１０と同じ）。
【０１２９】
上述のように、「連続印刷」により印刷した直後の図１９（ａ）の状態では、連結部で連結されていて各ラベルＬ１１〜Ｌ１３毎に切り離されていないので、バラバラになることもなく、飛び散った各ラベルを揃えるなどの面倒がなく、このため、すぐに貼付しないときには、一括保管・管理が楽になる。一方、各ラベルＬ１１〜Ｌ１３を個別に分けるときには、連結部で繋がっているだけなので、手で引きちぎるなどによって容易に分離でき、改めてハサミ等によって各ラベルとして切り離す必要がない。
【０１３０】
すなわち、複数の印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３をテープＴに連続的に印刷して、各印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３の各ラベルＬ１１〜Ｌ１３を、一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。また、特に各ラベル間をフルカット（ｆｃ：図１４（ａ）参照）するだけでなく、ハーフカット（ｈｃ：図１５（ａ）参照）を組み合わせれば、剥離テープＴａのみ引きちぎれば良く、また、各ラベルの端（基材テープＴｂの端）はハーフカットによって端正にカットされるので、見栄えが良くなる。
【０１３１】
また、連結部の幅方向における位置を、図示の「上」（上側連結：幅方向の一方の端部）、「下」（下側：他方の端部）および「中」（中央連結：中央部）などの複数の選択肢から、メニュー形式で「連結位置」として選択可能なので、これらの選択肢から簡単且つ任意に選択した所望の連結位置で連結された状態で、各ラベルとなる各印刷画像（が印刷されたテープ）を取得できる。なお、上述の例では、「上側連結」を例示（Ｄ１５で「上」を選択）したが、「中央連結」（「中」を選択）でも、「下側連結」（「下」を選択）でも、同様に、各ラベルＬ１１〜Ｌ１３を、一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。
【０１３２】
また、連結部の幅方向における長さを、「多め」「普通」「少なめ」などの複数の選択肢から、メニュー形式で連結幅として選択可能なので、切り離し易さその他の都合に合わせて、連結幅を簡単且つ任意に選択でき、所望の連結幅で連結された状態で各ラベルとなる各印刷画像（が印刷されたテープ）を取得できる。
【０１３３】
また、カット方法を、「ハーフカット」（ハーフカット指示）、「フルカット」（全カット指示）、「連結カット」（連結カット指示）などの複数の選択肢から、メニュー形式でカット指示として選択可能なので、印刷画像が印刷されたテープをその後どのように扱うかなどの都合に合わせて、カット方法（を指示するカット指示）を簡単且つ任意に選択でき、これにより、所望のカット方法でカットされた状態で各印刷画像が印刷されたテープを取得できる。また、従来からの「ハーフカット」や「フルカット」も選択できるので、従来機種に対する上位互換性も保有でき、従来からのユーザの使い勝手も確保できる。
【０１３４】
なお、上述のカット方法の選択画面（Ｄ１４）は、中間カットのカット方法の選択であって、最終カットは「フルカット」としたが、最終カットについても同様の選択画面を設けて選択可能にしても良い。また、この最終カットのカット方法の選択を「単独印刷」のカット方法の選択と兼用しても良い。
【０１３５】
この場合、例えば「連続印刷」の「しない」が選択されると（Ｄ１１）、「単独印刷」における「自動カット」の選択画面（Ｄ１３Ｓ）の代わりに、同様の「しない」「する」を選択肢とする「最終印刷後自動カット」（以下「最終自動カット」）の選択画面を表示し、いずれかを選択・設定後、「印刷中」の表示とともに、「ＡＢＣＤＥ」の印刷画像を印刷し且つ設定された「最終カット」を施してから（Ｄ１８）、元のテキスト編集画面に戻る（Ｄ１９）。そして、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されたときに（Ｄ１７）、上記の「最終自動カット」の選択画面を兼用して表示し、同様の「しない」「する」のいずれかを選択・設定できるようにすれば良い。この場合、続いて「印刷中」の表示とともに、３つの印刷画像Ｇ１１〜Ｇ１３の「連続印刷」や「連結カット」や設定された「最終カット」を施してから（Ｄ１８）、元のテキスト編集画面に戻る（Ｄ１９）ことになる。
【０１３６】
なお、上述の例では、「連続印刷」の各種設定・実行を「単独印刷」と同じ印刷キーの押下により開始（処理を起動）したが、例えば連続印刷キー等を設けて「連続印刷」を区別して起動させても良いし、さらには「連続印刷」の各種設定と実行とを個別のキー（例えば連続印刷設定キーと連続印刷実行キー）等で区別して起動させても良い。
【０１３７】
また、上述の例では、（テキスト編集画面に表示された）印刷画像を１個だけ連続印刷の対象（要素）として、印刷枚数を多数枚（上記の例では３枚）指定することによって、全く同一（上記の「ＡＢＣＤＥ」等）の印刷画像を連続印刷したので、同一ラベルの多数枚一括作成に利用できるが、異なる仕様とすることもできる。
【０１３８】
例えば「ＡＢＣＤ１」のようにキャラクタ列内に数字がある場合の「連続印刷」の仕様を、図１９（ｂ）に示す「ＡＢＣＤ１」「ＡＢＣＤ２」「ＡＢＣＤ３」の３個の印刷画像Ｇ１４〜Ｇ１６のように、順次連続的に番号を変えながら（連ねながら）印刷する仕様としても良い。あるいは別タイプの「連続印刷」として例えば「連番印刷」等の名前で新機能として新設しても良い。もちろん、この場合も同様に、この後は、図１９（ｄ）に示すように、必要に応じて、各ラベルＬ１４〜Ｌ１６として容易に切り離すことができる。また、「多い」「普通」「少ない」など連結幅（カット幅）を調整することもできる（図２０（ｄ）〜（ｆ）および図２７参照）。
【０１３９】
また、「連続印刷」の仕様を、複数のテキストデータのそれぞれに基づいて印刷される複数の印刷画像の連続的な印刷とすることもできる。あるいは別タイプの「連続印刷」として例えば「グループ印刷」等の名前で新機能として新設しても良い。この場合、例えば予め「ＡＢＣＤＥ」「ＡＢＣＤＥ」「ＡＢＣＤＥ」を３個として同一グループ内にグループ的に登録しておき、この種の連続印刷（グループ印刷）の実行を指示すれば、図１９（ａ）の例のように印刷でき、予め「ＡＢＣＤ１」「ＡＢＣＤ２」「ＡＢＣＤ３」の３個を登録しておけば、同図（ｂ）の例のように印刷でき、汎用的に用いることができる（汎用性が得られる）。
【０１４０】
なお、この「グループ印刷」のような仕様の場合、印刷枚数の多数枚指定に対応して、同一グループ内に登録されたキャラクタ列を先頭から順に（または循環指定して）、その指定枚数分だけ印刷するようにもできる。また、この仕様の場合、例えば図２４（ａ）および図２５に示すように、同一グループ内に「長野県」「諏訪市」「大和」「３丁目」「３番５号」などの一連の住所の記載を登録しておき、印刷画像Ｇ３１〜Ｇ３５等として連続印刷することができ、それらの各ラベルＧ３１〜Ｇ３５を貼付するときに、各行の配置等を任意に（例えば名刺、ハガキ、封筒などの貼付対象物のサイズ等に応じて）調整して貼ることができる（図２５参照）。このほか、例えば氏名、名称、所属等を含めても良い。また、この仕様の場合においても、連結幅（カット幅）を調整できる（図２７参照）。
【０１４１】
なお、上述のテープ印刷装置１のラベル作成方法は、プログラム処理可能なテープ印刷装置によって処理されるプログラムとして適用でき、その種のプログラムを記憶するための例えばＣＤ等の記憶媒体にも適用でき、この種のプログラムを記憶しておいて、あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。もちろん、その他、要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【０１４２】
ところで、上述のように、連結部分のカットにハーフカットを組み合わせておけば、各ラベルは端正に完成できるが、連結部分を手で引きちぎることを考慮した場合、剥離テープＴａ側は、乱暴に引きちぎることで曲がったりすることがあり得る。このような場合、各ラベルの端部を覆う剥離テープＴａが欠けることがある。
【０１４３】
そこで、以下では、連結部をラフに引きちぎっても、基材テープＴｂに印刷された印刷画像（すなわちラベルとなる部分）を覆う剥離テープＴａが欠けることを低減・防止できるラベル作成方法について、第２実施形態として、説明する。
【０１４４】
この（第２）実施形態のテープ印刷装置１では、連結印刷における複数の印刷画像の相互間に対して、単に連結部を残す上述の「連結カット」ではない第２の連結カット（以下「複合カット」）を施す。この「複合カット」によるラベル作成方法は、印刷画像相互間に所定の余白を設けて印刷するとともに、その余白に上述のフルカットｆｃによる「連結カット」（ただしハーフカットｈｃは伴わなくても良い）を施し、且つ印刷された各印刷画像の端（すなわち上記余白の両端：各印刷画像と余白との境界）には、ハーフカットｈｃを施す方法である（図２２参照）。
【０１４５】
本実施形態では、図２１に示すように、「連続印刷」における「自動カット」の選択画面において（Ｄ２０：図１７のＤ１３と同じ：Ｄ１０〜Ｄ１３の処理も同じ）、「する」が選択されると（Ｄ２０）、第１実施形態と同様に、下位階層の操作画面（ここでは選択画面）に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」の「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「複合カット」などの選択肢が表示される（Ｄ２１）。
【０１４６】
なお、この選択画面（Ｄ２１）も中間カットのカット方法を選択するものとし、最終カットについては、第１実施形態と同様に「フルカット」固定としても良いし、選択画面を設けて選択可能にしても良いし、「単独印刷」のカット方法の選択と兼用しても良い。また、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されたとき（図１７のＤ１１）の処理も、第１実施形態と同じとする。
【０１４７】
ここで、「複合カット」が選択されると（Ｄ２１）、次に、さらに下位階層の選択画面に遷移し、「複合カット」の種類として、「ハーフカット＋全カット」（図４（ｄ）参照）「ハーフカット＋部分カット」（図２２（ａ）〜（ｃ）参照）などの選択肢が表示される（Ｄ２２）。
【０１４８】
これらのうち、後者の選択肢「ハーフカット＋部分カット」が本実施形態の特徴を示す選択肢であり、ここで、「ハーフカット＋部分カット」が選択されると（Ｄ２３）、次に、さらに下位階層の選択画面に遷移し、第１実施形態と同様の「連結位置」（「部分カット連結位置」）として、「上」「中」「下」などの選択肢が表示される（Ｄ２３）。選択肢「上」「中」「下」は前述同様にそれぞれ「上側連結」「中央連結」「下側連結」を示している。
【０１４９】
次に、同様に、「上」が選択されると（Ｄ２３）、同様の下位の選択画面に遷移し、「部分カット」の「連結幅」として、「多い」「普通」「少ない」などの選択肢が表示される（Ｄ１６：図２３（ａ）〜（ｃ）および図２７参照）。以下、同様にして、例えば「普通」が選択され（Ｄ２４）、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されると（Ｄ２５）、次に、「印刷中」のメッセージ表示とともに、図２２（ａ）に示すように、「ＡＢＣＤＥ」の３回（３個）の印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３を順次連続的に印刷し、各印刷画像の境界位置に相当するカット位置Ｐ１、Ｐ２には、図示上側を連結部とする「上側連結」の「複合カット」が施され、これらが終了すると、元のテキスト編集画面に戻る。
【０１５０】
このため、この後は、図２２（ｂ）に示すように、必要に応じて、各ラベル部を引きちぎって、この時点では剥離テープＴａは余白を含めて広く残したまま、容易に切り離せると共に、同図（ｃ）に示すように、貼付寸前に剥離テープＴａから個別の各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を剥離して貼付できる。
【０１５１】
上述のように、「連続印刷」により印刷直後の図２２（ａ）の状態では、連結部で連結され切り離されていないので、すぐに貼付しないときには、一括保管・管理が楽になる。一方、各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を個別に分けるときには、連結部で繋がっているだけなので、図２２（ｂ）に示すように、手で引きちぎるなどによって容易に分離でき、且つ、剥離テープＴａを余白として広く残しているので、各ラベルの端部を覆う剥離テープＴａが欠けることなく分離できる。また、ハーフカットを施しているので、図２２（ｃ）に示すように、貼付するときには、端が端正にカットされて見栄えの良い各ラベルのみを剥離テープＴａから容易に剥離でき、容易に貼付できる。すなわち、複数の印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３をテープＴに連続的に印刷して、各印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３の各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を、一括管理も個別管理もしやすいように且つ端正に作成できる。
【０１５２】
なお、「カット方法」「連結位置」「連結幅」などのカットに関する諸要素をメニュー形式で簡単且つ任意に選択できる利点は、第１実施形態と同様である。また、上述で選択しなかった「連結位置」の「中央連結」（「中」を選択）でも、「下側連結」（「下」を選択）でも、同様に、各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を、一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。また、「単独印刷」と同一の印刷キーでなく、連続印刷キー等を設けて「連続印刷」を区別して起動させても良いし、連続印刷設定キーと連続印刷実行キー等で区別して起動させても良い。
【０１５３】
また、図１９で前述の「連番印刷」のような仕様にしても良いし（図２２（ｄ）〜（ｆ）参照）、前述の「グループ印刷」のような仕様にして、住所、氏名、名称、所属等（以下「住所等」）の一連の関連する印刷画像（例えば図２４（ｂ）の印刷画像Ｇ３１〜Ｇ３５）を連続印刷して、各行の配置等を任意に（例えば名刺、ハガキ、封筒などの貼付対象物のサイズ等に応じて）調整して貼れるようにしても良い（図２５参照）。
【０１５４】
なお、上述のラベル作成方法も、第１実施形態と同様に、プログラムにもそれを記憶する記憶媒体にも適用でき、予め記憶あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、一括管理も個別管理もしやすいように且つ端正に作成できる。
【０１５５】
ところで、上述した第１実施形態の「連結カット」であっても、あるいは第２実施形態の「複合カット」であっても、従来からの全幅フルカットと異なり、全てのテープ幅に対して同様にカットすることはできない。すなわち、例えば図２６（ｃ）に示すように、太いテープに対しては十分な連結幅を確保できるカッタ駆動範囲とすれば、細いテープに対しては連結幅を確保できないし、逆に細いテープに合わせれば、太いテープでのカット量が不足して、各ラベルにするために引きちぎることが容易でなくなる。
【０１５６】
そこで、以下では、テープ幅に応じて切込み量（切込み長さ：図２７参照）を調整して、図２６（ａ）（ｂ）および図２８に示すように、適切な連結幅の連結部を残したカットができるラベル作成方法について、第３実施形態として、説明する。なお、以下で説明する連結部を残したカット（以下「切込みカット」）は、図示のように、第１実施形態の「上側連結」の「連結カット」と同様のカットとする。
【０１５７】
本実施形態では、図２９に示すように、「連続印刷」における「自動カット」の選択画面において（Ｄ３０：図１７のＤ１３および図２１のＤ２０と同じ：Ｄ１０〜Ｄ１３の処理も同じ）、「する」が選択されると（Ｄ３０）、前述の各実施形態と同様に、下位階層の選択画面に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」の「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「切込みカット」などの選択肢が表示される（Ｄ３１）。
【０１５８】
ここで、「切込みカット」が選択されると（Ｄ３１）、さらに下位の選択画面に遷移し、「切込みカット」の「カット長さ」として、「長い」「普通」「短い」などの選択肢が表示される（Ｄ３２：図２７〜図２８参照）。
【０１５９】
なお、ここでの切込み長さの選択肢は、長さの単位に基づく数値を示す絶対的な切込み長さの選択肢ではなく、テープ幅の全幅に対して比較的「長い」「普通」「短い」など、全幅に対する比率を示すいわば相対的な切込み長さの選択肢であるととともに、具体的な数値でもないので、抽象的な切込み長さの選択肢であり、各テープ幅との組合せにより絶対的かつ具体的な切込み長さとして（カット駆動範囲に換算されて）規定されている（図２７参照）。
【０１６０】
ここで、例えば「普通」が選択されると（Ｄ３２）、テープ印刷装置１では、テープ識別センサ１４１（図３参照）によりテープ種別を識別し、その種別のテープ幅に応じてＲＯＭ２２０内のカッタ駆動範囲設定テーブル（図２７参照）を検索して、テープ幅に応じた切込み長さ「普通」のカッタ駆動範囲を設定するとともに、さらに下位の選択画面に遷移する（Ｄ３３）。
【０１６１】
以下、同様にして、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されると（Ｄ３３：図１８のＤ１７および図２１のＤ２５と同じ：Ｄ１８〜Ｄ１９の処理も同じ）、「印刷中」の表示とともに前述の「ＡＢＣＤＥ」の３回（３個）の印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３を順次連続的に印刷し（図１９（ａ）参照）、カット位置Ｐ１、Ｐ２には、「上側連結」の「切込みカット」が施され、これらが終了すると、元のテキスト編集画面に戻る。
【０１６２】
このため、第１実施形態と同様に、印刷直後の図１９（ａ）の状態では、連結部で連結され切り離されていないので、一括保管・管理が楽になる一方、連結部で繋がっているだけなので、図１９（ｂ）に示すように、手で引きちぎるなどによって各ラベルに容易に分離でき、容易に貼付できる。さらに本実施形態では、テープ幅を検出してそれに応じたカッタ駆動範囲を設定するので、図２７〜図２８に示すように、テープ幅に応じた適切な連結幅の連結部を残したカットができる。すなわち、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。
【０１６３】
なお、上述のカット方法の選択画面（Ｄ３１）も中間カットのカット方法を選択するものとし、最終カットについては、前述の各実施形態と同様に「フルカット」固定としても良いし、選択画面を設けて選択可能にしても良いし、「単独印刷」のカット方法の選択と兼用しても良い。また、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されたとき（図１７のＤ１１）の処理も、第１実施形態と同じとする。
【０１６４】
また、上述の「切込みカット」の「連結位置」は、「上側連結」としたが、前述の各実施形態と同様に「上」「中」「下」などの選択肢により「上側連結」「中央連結」「下側連結」を選択可能にしても良く、「中央連結」でも「下側連結」でも同様に、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。また、「カット方法」「連結位置」などのカットに関する諸要素をメニュー形式で簡単且つ任意に選択可能にしたときの利点も、前述の各実施形態と同様である。また、「単独印刷」「連続印刷設定」「連続印刷実行」等をキー等で区別して起動させても良い。また、「連番印刷」のような仕様にしたり（図１９（ｄ）〜（ｆ）および図２２（ｄ）〜（ｅ）参照）、「グループ印刷」のような仕様にしても良い（図２４〜図２５等参照）。
【０１６５】
なお、上述のラベル作成方法も、前述の各実施形態と同様に、プログラムにもそれを記憶する記憶媒体にも適用でき、予め記憶あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。
【０１６６】
なお、上述の「切込みカット」は、第１実施形態の「連結カット」に合わせたが、印刷画像相互間に所定の余白を設けてハーフカットと組み合わせた第２実施形態の「複合カット」と同様のカットとしても良い。また、これらを選択可能としても良い。また、テープ幅に応じた切込み量調整付きの「連結カット」や「複合カット」を、例えば「連結切込みカット」や「複合切込みカット」等とし、前述の元の「連結カット」や「複合カット」と区別して、これらを選択可能としても良い。
【０１６７】
そこで、以下では、例えば上記の「連結切込みカット」や「複合切込みカット」等を「連結カット」や「複合カット」として採用し、これらと「フルカット」「ハーフカット」等を選択可能なラベル作成方法を、第４実施形態として、説明する。
【０１６８】
本実施形態では、図３０に示すように、「連続印刷」における「自動カット」の選択画面において、「する」が選択されると（Ｄ３０：図２９と同じ）、下位階層の選択画面に遷移し、「連続印刷」の「自動カット」の「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「連結カット」「複合カット」などの選択肢が表示される（Ｄ４０〜Ｄ４１）。
【０１６９】
すなわち、本（第４）実施形態では、連結部を残さずにテープ幅の全幅をカット（全カット）する「フルカット」と、全幅であるが基材テープＴｂのみカットする「ハーフカット」と、複数の印刷画像をその相互間に余白を設けずに印刷し、印刷画像の相互間（境界）を連結部を残して（ただしここではテープ幅に応じて切込み長さを調整して）カットする「連結カット」（上記の「連結切込みカット」）と、印刷画像相互間に所定の余白を設けて印刷するとともに、その余白に上述の「連結カット」を施し、且つ印刷された各印刷画像の端（すなわち各印刷画像と余白との境界）にはハーフカットを施す「複合カット」（上記の「複合切込みカット」）と、のいずれかを中間カットのカット方法として選択できる。
【０１７０】
なお、最終カットについては、前述の各実施形態と同様に、「フルカット」固定としても良いし、選択画面を設けて選択可能にしても良いし、「単独印刷」のカット方法の選択と兼用しても良い。また、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されたとき（図１７のＤ１１）の処理も、前述の各実施形態と同じとする。
【０１７１】
ここで、上述の選択画面の状態（Ｄ４０）から、例えばカーソル操作後、「複合カット」が選択されると（Ｄ４１）、第２実施形態と同様に、さらに下位階層の選択画面に遷移し、「複合カット」の種類として、「ハーフカット＋全カット」（図４（ｄ）参照）「ハーフカット＋部分カット」（図２２参照）などの選択肢が表示され、ここで、「ハーフカット＋部分カット」が選択されると（Ｄ４２：図２１のＤ２２と同じ）、さらに下位階層の選択画面に遷移し、「連結位置」として、「上」「中」「下」などの選択肢が表示される（Ｄ４３：図１８のＤ１５と同じおよび図２１のＤ２３と同様）。選択肢「上」「中」「下」は前述同様にそれぞれ「上側連結」「中央連結」「下側連結」を示している。
【０１７２】
次に、同様に、「上」が選択されると（Ｄ４３）、次に、下位の選択画面に遷移して、「部分カット」の「連結幅」として、「多い」「普通」「少ない」などの選択肢が表示される（Ｄ４４：図１８のＤ１６と同じ：以下の表示・操作もＤ１７〜Ｄ１９も同じ）。
【０１７３】
ただし、本実施形態における「連結カット」や「複合カット」は、テープ幅に応じた切込み量調整付きの「連結切込みカット」や「複合切込みカット」なので、「連結幅」の各選択肢「多い」「普通」「少ない」はそれぞれテープ幅に対応して、図２７に示すようにカッタ駆動範囲が規定されていて、ここで、例えば「普通」が選択されると（Ｄ４４）、テープ識別センサ１４１（図３参照）により検出したテープ種別に対応するテープ幅に応じて、カッタ駆動範囲設定テーブルを検索して、「連結幅」の「普通」に対応して、テープ幅に応じたカッタ駆動範囲を設定する。
【０１７４】
以下、同様にして、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されると、「印刷中」の表示とともに、「ＡＢＣＤＥ」の３回（３個）の印刷画像Ｇ２１〜Ｇ２３を順次連続的に印刷し（図２２（ａ）参照）、各印刷画像の境界位置に相当するカット位置Ｐ１、Ｐ２には、「上側連結」の「複合カット」が施され、これらが終了すると、元のテキスト編集画面に戻る。
【０１７５】
このため、この後は、必要に応じて、各ラベル部を引きちぎって、この時点では剥離テープＴａは余白を含めて広く残したまま、容易に切り離せると共に（図２２（ｂ）参照）、貼付寸前に剥離テープＴａから個別の各ラベルＬ２１〜Ｌ２３を剥離して貼付できる（図２２（ｃ）参照）。
【０１７６】
一方、上述の選択画面で、「連結カット」がそのまま選択されると（Ｄ４０）、第１実施形態と同様に下位階層の選択画面に遷移し、「連結位置」として、「上」「中」「下」などの選択肢が表示され、「上」が選択されると（Ｄ４３）、次に、下位の選択画面に遷移して、「連結カット」の「連結幅」として、「多い」「普通」「少ない」などの選択肢が表示される（Ｄ４４）。以下、同様にして、例えば「普通」が選択され、「連続印刷」の「実行」の「する」が選択されると、「印刷中」の表示とともに、連続印刷と「上側連結」の「連結カット」が施されてから（図１９（ａ）参照）、元のテキスト編集画面に戻る。このため、この後は、必要に応じて、各ラベル部として容易に切り離すことができる（図１９（ｂ）参照）。
【０１７７】
上述のように、本実施形態では、第１実施形態と同様の「連結カット」や第２実施形態と同様の「複合カット」などを、カット方法として選択できるので、多様なカットが可能であるとともに、一括管理も個別管理もしやすいように、各ラベルを作成できる。また、テープ幅に応じた切込み量調整付きの「連結カット」や「複合カット」を採用することにより、テープ幅に応じた適切な連結幅の連結部を残したカットができ、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように各ラベルを作成できる。
【０１７８】
なお、上述の「連結幅」の選択画面（Ｄ４４）の代わりに、第３実施形態と同様の「切込みカット長さ」の選択画面（Ｄ４５：図２９のＤ３２と同じ）としても良い。この場合も同様に、テープ幅に応じた適切な連結幅の連結部を残したカットができ、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように各ラベルを作成できる。また、上述の「連結位置」は、「上側連結」としたが、「中央連結」でも「下側連結」でも同様に、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に応じて一括管理も個別管理もしやすいように作成できる。また、「連番印刷」のような仕様や「グループ印刷」のような仕様を採用しても良い（図１９（ｄ）〜（ｆ）、図２２（ｄ）〜（ｅ）、図２４〜図２５等参照：本実施形態では図２４（ａ）（ｂ）共に可能）。
【０１７９】
また、上述のラベル作成方法も、前述の各実施形態と同様に、プログラムにもそれを記憶する記憶媒体にも適用でき、予め記憶あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に対応して一括管理も個別管理もしやすいように且つ端正に作成できる。
【０１８０】
なお、上述した各実施形態では、テキスト編集画面から印刷キーの押下により連続印刷の設定画面に遷移し（図１７のＤ１１）、その下位階層への画面遷移により「連続印刷」の「カット方法」「連結位置」「連結幅」等の選択画面を表示させたが、前述のように、「単独印刷」「連続印刷設定」「連続印刷実行」等をキー等で区別して起動させても良い。
【０１８１】
また、連続印刷におけるカットについてのみ例えば「連続印刷カット設定キー」等の押下により単独で設定できるようにしても良い。以下、これを第５実施形態として、説明する。
【０１８２】
この場合、例えば図３１に示すように、テキスト編集画面表示の状態で（Ｄ１０）、ユーザにより上記の連続印刷カット設定キーが押されると、図２９で前述の第３実施形態の選択画面（Ｄ３１）と同様の選択画面に遷移し、「連続印刷」の「カット方法」として「フルカット」「ハーフカット」「切込みカット」などの選択肢が表示される（Ｄ５０）。
【０１８３】
以下、同様にして、例えばここで、「切込みカット」が選択されると（Ｄ５０）、さらに下位の選択画面に遷移し、「切込みカット」の「カット長さ」として、「長い」「普通」「短い」などの選択肢が表示され、例えば「普通」が選択されると（Ｄ５１：図２９のＤ３２と同じ）、同様にカッタ駆動範囲設定テーブル（図２７参照）を検索して、テープ幅に応じた切込み長さ「普通」のカッタ駆動範囲を設定する。
【０１８４】
ただし、本実施形態では、「連続印刷」の「実行」その他の処理とは独立して処理するので、カッタ駆動範囲の設定が終了すると（Ｄ５１）、テキスト編集画面に戻る（Ｄ５３：Ｄ１０と同じ）。
【０１８５】
なお、上述の例では、「切込みカット」のときには「切込み長さ」（表示上は「切込みカット長さ」）の選択をしたが、第１、第２、第４実施形態の選択画面と同様に「連結幅」の選択画面（Ｄ５５：図のＤ１６および図３０のＤ４４と同じ）を採用して、「連結幅」に基づいて同様にカッタ駆動範囲設定テーブル（図２７参照）を検索して、テープ幅に応じたカッタ駆動範囲を設定しても良い。
【０１８６】
また、上述の例では、「連続印刷」の「カット方法」として、「フルカット」「ハーフカット」「切込みカット」の別と、「切込み長さ」（すなわちカッタ駆動範囲）を設定したが、さらに「連結位置」等をその選択画面において選択・設定しても良いし、これらをさらに細かく区別して個別キー等を設けて個別に設定できるようにしても良い。
【０１８７】
また、「カット方法」として「切込みカット」ではなく、前述の「連結カット」や「複合カット」としても良いし、これらを組み合わせて第４実施形態と同様に「フルカット」「ハーフカット」「連結カット」「複合カット」などの選択肢を設けても良い。また、「連結カット」と「複合カット」とを選択可能とする場合、「カット方法」だけではなく、印刷方法（印刷画像間に余白を設けるか否か）も代わるので、「連続印刷カット設定キー」でなく、「連続印刷設定キー」等として設けても良い。
【０１８８】
ところで、上述の各実施形態では、各種のカット方法の設定方法や設定後の連続印刷の結果について説明したので、以下では、上述の各種設定により設定されたデータ（以下「設定データ」）に基づいて起動され実行される「印刷処理」について、一例を詳述する。
【０１８９】
ユーザにより、例えば「連続印刷」の「実行」の選択画面（図１８のＤ１７、図２１のＤ２５、図２９のＤ３３等）において「する」が選択されたとき、あるいは「連続印刷実行」の個別キー（連続印刷実行キー）が設けられたときにはその連続印刷実行キーが押下されたとき、あるいは単独印刷を指示する個別キー（単独印刷キー）が設けられたときにはその単独印刷キーが押下されたとき、などの印刷指示があると、前述のように、印刷指示割込が発生して、印刷処理が起動されるので、その時点までに印刷画像作成などの準備ができていれば、印刷画像データに基づいて印刷画像の印刷ができる。
【０１９０】
具体的には、上記の印刷指示割込が発生すると、例えば図３２に示すように、印刷処理（Ｓ２０）が起動され、まず、カッタ駆動範囲設定処理を行う（Ｓ２１）。
【０１９１】
このカッタ駆動範囲設定処理（Ｓ３０：Ｓ２１の処理）では、図３３に示すように、まず、テープ識別センサ１４１の検出結果に基づいてテープ幅を取得し（Ｓ３１）、次に、上述の各実施形態の各種設定によるカット方法の選択・設定結果をカット方法設定データとして取得し（Ｓ３２）、それに基づいて、中間カットに関するカット設定データ（以下「中間カット設定データ」）を作成し（Ｓ３３）、続いて、最終カットに関するカット設定データ（以下「最終カット設定データ」）を作成して（Ｓ３３）、処理（Ｓ３０）を終了する（Ｓ３５）。
【０１９２】
ここで、カット方法設定データには、例えば「連結カット」や「複合カット」等の選択結果を初めとして、その下位の「連結位置」や「連結幅」の選択結果など、カット方法に関する各種設定結果を示す設定データが含まれる。また、このカット方法設定データに基づいて作成される中間カット設定データや最終カット設定データには、上述の各種設定結果を示す設定データの他、テープ種別（特にテープ幅）などの検出データが含まれ、後述のフルカッタ駆動処理（Ｓ５０：図３５参照）において、フルカットの開始位置や方向やその距離（フルカッタモータ１３１の回転数）を設定するためのデータとなる。
【０１９３】
図３２に示すように、カッタ駆動範囲設定処理を終了すると（Ｓ２１）、次に、印刷画像を準備して印刷する（Ｓ２２）。ここでは、例えば前述の「ＡＢＣＤＥ」のキャラクタ列画像を印刷画像データ領域２４４から印刷バッファに移して印刷の準備をして印刷する。
【０１９４】
なお、前述の「連番印刷」タイプのときには、例えば前述の「ＡＢＣＤ１」「ＡＢＣＤ２」「ＡＢＣＤ３」のうち最初の印刷画像となる「ＡＢＣＤ１」のキャラクタ列画像を印刷バッファに画像展開して準備して印刷する。また、前述の「グループ印刷」タイプのときには、例えば前述の「長野県」「諏訪市」「大和」「３丁目」「３番５号」のうち最初の印刷画像となる「長野県」のキャラクタ列画像を、（テキストデータ領域２４２内の）登録先から印刷バッファに画像展開して準備して印刷する。
【０１９５】
印刷画像準備・印刷が終了すると（Ｓ２２）、次に、「連続印刷」か否かを判別し（Ｓ２３）、「連続印刷」のときには「最終印刷終了」か否かを判別して（Ｓ２４）、「連続印刷」であって「最終印刷終了」ではないときには（Ｓ２３：Ｙｅｓ＆Ｓ２４：Ｎｏ）、「中間自動カット」か否かを判別する（Ｓ２５）。
【０１９６】
ここで、例えば「連続印刷」の「自動カット」の選択画面（図１７のＤ１３、図２１のＤ２０、図２９および図３０のＤ３０）で「する」が選択されていれば、「中間自動カット」と判別して（Ｓ２５：Ｙｅｓ）、中間カット設定データに基づいて中間カットに関するカット駆動処理（（中間）カット駆動処理：詳細は後述：図３４参照）を行った後（Ｓ２６）、次の印刷画像準備・印刷（Ｓ２２）の処理に移行し、「連続印刷」の「自動カット」の「しない」が選択されていれば、「中間自動カット」ではないと判別して（Ｓ２５：Ｎｏ）、そのまま次の印刷画像準備・印刷（Ｓ２２）の処理に移行する。
【０１９７】
２回目（２個目、２枚目）についても同様に処理（Ｓ２２〜Ｓ２６のループ処理）し、最終の印刷画像となる３回目（３個目）の印刷画像準備・印刷が終了すると（Ｓ２２）、「連続印刷」であって且つ「最終印刷終了」なので（Ｓ２３：Ｙｅｓ＆Ｓ２４：Ｙｅｓ）、次に、「最終自動カット」か否かを判別する（Ｓ２７）。
【０１９８】
前述の例では、「最終カット」は「フルカット」としていたので、ここでは、「最終自動カット」と判別して（Ｓ２７：Ｙｅｓ）、最終カット設定データに基づいて最終カットに関するカット駆動処理（（最終）カット駆動処理）を行った後（Ｓ２８）、処理（Ｓ２０）を終了する（Ｓ２９）。
【０１９９】
一方、「連続印刷」を「しない」こと（すなわち「単独印刷」）が選択されると（図１７のＤ１１）、あるいは単独印刷を指示する単独印刷キーが設けられその単独印刷キーが押下されたときには、例えば前述の「ＡＢＣＤＥ」のキャラクタ列画像の印刷画像準備・印刷が終了すると（Ｓ２２）、次に、「連続印刷」か否かを判別し、「連続印刷」ではないので（Ｓ２３：Ｎｏ）、次に、「最終自動カット」か否かを判別する（Ｓ２７）。
【０２００】
ここで、例えば「単独印刷」の「自動カット」の選択画面（図１７のＤ１３Ｓ）で「する」が選択されていれば、「最終自動カット」と判別して（Ｓ２７：Ｙｅｓ）、（最終）カット駆動処理を行った後（Ｓ２８）、処理（Ｓ２０）を終了し（Ｓ２９）、「単独印刷」の「自動カット」の「しない」が選択されていれば、「最終自動カット」ではないと判別して（Ｓ２７：Ｎｏ）、そのまま処理（Ｓ２０）を終了する（Ｓ２９）。
【０２０１】
なお、前述のように、「連続印刷」における「最終カット」についても「する」「しない」を初めとしてそのカット方法等を選択可能にでき、この場合、「しない」を選択すれば、上述の「最終自動カット」ではないと判別して（Ｓ２７：Ｎｏ）、そのまま処理（Ｓ２０）を終了するし（Ｓ２９）、また、「する」が選択され、「最終自動カット」と判別される場合には（Ｓ２７：Ｙｅｓ）、（最終）カット駆動処理（Ｓ２８）において、各種のカット方法が可能になる。
【０２０２】
次に、上述の中間あるいは最終におけるカット駆動処理について詳述する。カット駆動処理（Ｓ４０：中間ではＳ２６の処理、最終ではＳ２８の処理）が起動されると、図３４に示すように、まず、前述のカッタ駆動範囲設定処理（図３３のＳ３０：図３２のＳ２１の処理）で作成したカット設定データを取得する（Ｓ４１）。より具体的には、中間のカット駆動処理として起動されたか否かを判別し（Ｓ４１１）、中間であるときには（Ｓ４１１：Ｙｅｓ）、中間カット設定データを取得し（Ｓ４１２）、中間でない（すなわち最終である）ときには（Ｓ４１１：Ｎｏ）、最終カット設定データを取得する（Ｓ４１３）。
【０２０３】
カット設定データ取得が終了すると（Ｓ４１）、取得したカット設定データに基づいて、フルカット部１３Ｆがハーフカット部１３Ｈよりテープ送りの上流側なので（図１参照）、まず、フルカット部１３Ｆにより、フルカッタ駆動処理（詳細は後述：図３５参照）を行ってから（Ｓ４２）、次にハーフカット部１３Ｈによりハーフカット処理を行う（Ｓ４３）。
【０２０４】
ここで、さらに「複合カット」が選択されているか否かを判別して（Ｓ４４）、「複合カット」のときには（Ｓ４４：Ｙｅｓ）、フルカット（連結カット）位置を挟んで前後２箇所にハーフカットを施す（例えば図２２（ａ）のカット位置Ｐ１はフルカットｆｃを挟んだ２箇所にハーフカットｈｃを施す）ので、さらに残る１箇所のハーフカット処理を行ってから（Ｓ４５）、処理（Ｓ４０）を終了し（Ｓ４６）、「複合カット」でないときには（Ｓ４４：Ｎｏ）、そのまま処理（Ｓ４０）を終了する（Ｓ４６）。
【０２０５】
上述のフルカッタ駆動処理（Ｓ４２）は、常にテープ全幅をカット対象とするハーフカット処理（Ｓ４３）や単なるフルカット処理とは異なるので、以下に詳述する。
【０２０６】
フルカッタ駆動処理（Ｓ５０：図３４のＳ４２の処理）が起動されると、図３５に示すように、まず、カット設定データ取得（図３４のＳ４１）で取得したカット設定データに基づいて、フルカットの開始位置や方向やその距離（フルカッタモータ１３１の回転数）を設定し（Ｓ５１）、続いて、「カット方向」を判別して（Ｓ５２）、その「カット方向」に応じたフルカッタ駆動処理を起動し（Ｓ５３〜Ｓ５６）、それらが終了すると、処理（Ｓ５０）を終了する（Ｓ５７）。
【０２０７】
具体的に、まず、前述の「連結カット」や「複合カット」における「連結位置」として（図１７〜図１８のＤ１５、図２１のＤ２３、図３０のＤ４３等参照）、例えば「中」（中央連結）が選択されたときには、「中央連結カット」として、下から上への上方向にフルカッタ１３２を駆動して上方向（正方向）カットを行う上方向フルカッタ駆動処理（詳細は後述：図３６参照）を行ってから（Ｓ５３）、逆に上から下への下方向（逆方向）カットを行う下方向フルカッタ駆動処理（詳細は後述：図３７参照）を行う（Ｓ５４）。
【０２０８】
また、「連結カット」でなく単に「フルカット」が選択された場合には「全カット」（または全幅カット）として、あるいは上記同様の「連結位置」として「上」（上側連結：対向端側連結）が選択されたときには、「上側連結カット」（対向端側連結カット）として、同様の上方向フルカッタ駆動処理を行う（Ｓ５５：Ｓ５３と同処理）。また、同様に、「連結位置」として「下」（下側連結：基準端側連結）が選択されたときには、「下側連結カット」（基準端側連結カット）として、下方向フルカッタ駆動処理を行う（Ｓ５６：Ｓ５４と同処理）。
【０２０９】
さらに具体的に、上述の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０：図３５のＳ５３およびＳ５５の処理）が起動されると、図３６に示すように、まず、フルカッタモータ１３１の正転を開始させる（Ｓ６１）。ここで、「正転」は、図１０〜図１３で前述のように、状態３００Ａ→状態３００Ｂ→状態３００Ｃ→状態３００Ｄ→状態３００Ａの循環状態遷移となるように、回転円板３６０を図示時計方向に回転させる回転方向であり、状態３００Ｂ→状態３００Ｃの動作により上方向（正方向）のカット処理が行われる。
【０２１０】
なお、ここでの回転開始位置は、状態３００Ａのホーム位置、すなわちフルカッタホーム位置検出センサ１４４（図３および図１０〜図１３参照）による検出位置であり、カット設定データに基づいて、カッタ駆動の開始位置は、基本的にホーム位置に設定され、その距離は、ホーム位置から目標位置までの状態遷移をさせるために必要なフルカッタモータ１３１の回転数によって設定される。また、この場合の目標位置は、図２７で前述のように、検出されたテープ幅や「連結幅」（または「切込み長さ」）に基づいて決定される。
【０２１１】
そこで、フルカッタモータ正転が開始すると（Ｓ６１）、その正転により設定された回転数に基づいて上方向のフルカットを実行する（Ｓ６２）。より具体的には、フルカッタモータ回転検出センサ１４３（図３および図９参照）による回転検出信号（パルス信号）を入力して、パルス数より回転数を検出し（Ｓ６２１）、状態３００Ａ→状態３００Ｂ→状態３００Ｃの方向に沿って、設定された目標位置（回転数）に至ったか否かを判別し（Ｓ６２２）、目標位置に至る（Ｓ６２２：Ｙｅｓ）まで、正転を維持し（Ｓ６２２：Ｙｅｓ〜Ｓ６２１）、目標位置に至った時点で（Ｓ６２２：Ｙｅｓ）、正転を制動制止して、フルカッタモータ１３１の逆転を開始させる（Ｓ６３）。
【０２１２】
上記のフルカット実行処理（Ｓ６２）において、例えば状態３００Ｃとなるまで（あるいはホーム位置の状態３００Ａとなるまで）正転を続ければ、図３５の「全カット」が実行でき、状態３００Ｂ→状態３００Ｃの途中に設定された目標位置で止めれば、「上側連結カット」が実行でき、同様に、状態３００Ｂ→状態３００Ｃの途中の中央より下の目標位置で止めれば、「中央連結カット」の下側のカットが実行できる。
【０２１３】
次に、フルカッタモータ１３１の「逆転」は、図１０〜図１３で前述のように、状態３００Ａ→状態３００Ｄ→状態３００Ｃ→状態３００Ｂ→状態３００Ａの循環状態遷移となるように、回転円板３６０を図示反時計方向に回転させる回転方向であり、状態３００Ｃ→状態３００Ｂの動作により下方向のカット処理が行われる。
【０２１４】
ただし、ここでは、その逆転により、上記の制止状態→状態３００Ｂ→状態３００Ａの方向に沿って、ホーム復帰のみ行う（Ｓ６４）。すなわち、フルカット実行処理（Ｓ６２）において、正転させた分だけ、同様に回転検出信号を入力して（Ｓ６４２）、フルカッタホーム位置検出センサ１４４によりホーム位置を検出するまで、すなわちホーム位置に至る（Ｓ６４２：Ｙｅｓ）まで、逆転を維持し（Ｓ６４２：Ｙｅｓ〜Ｓ６４１）、ホーム位置に至った時点で（Ｓ６４２：Ｙｅｓ）、逆転を制動制止して、処理（Ｓ６０）を終了する（Ｓ６５）。この結果、フルカッタ１３２のカッタ作動機構３００を、目標位置からホーム位置に復帰させて、処理を終了できる。
【０２１５】
なお、上述のホーム復帰処理（Ｓ６４）では、ホーム位置の検出のみ、すなわちホーム位置に至る（Ｓ６４２：Ｙｅｓ）までとして、フルカッタモータ回転検出信号入力（Ｓ６４１）の処理を省略することもできるし、あるいは逆にホーム位置検出を省略して、フルカッタモータ回転検出信号入力（Ｓ６４１）により、設定された（正転した）回転数に至るまで逆転させること（すなわちフルカット実行処理（Ｓ６２）と同様の処理にすること）もできる。
【０２１６】
また、図３の「全カット」のときには、正転のみ（あるいは逆転のみ）で可能なので、上記のフルカッタモータ正転開始（Ｓ６１）とフルカット実行処理（Ｓ６２）のみ、あるいはフルカッタモータ正転開始（Ｓ６１）とホーム復帰処理（Ｓ６４）のみ、のフルカット駆動処理にしても良いし、正転でなく逆転でも可能なので、下記の下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０）で対応することもできる。
【０２１７】
次に、下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０：図３５のＳ５４およびＳ５６の処理）は、図３７に示すように、図３６で上述の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）におけるモータの回転方向を逆にしたものである。
【０２１８】
すなわち、この処理（Ｓ７０）が起動されると、まず、フルカッタモータ１３１の逆転を開始させ（Ｓ７１）、状態３００Ａ→状態３００Ｄ→状態３００Ｃ→状態３００Ｂの方向に沿って、設定された目標位置（回転数）に至る（Ｓ７２２：Ｙｅｓ）まで、逆転を維持して（Ｓ７２２：Ｙｅｓ〜Ｓ７２１）から、逆転を制動制止することにより、目標位置までの下方向のフルカットを実行して（Ｓ７２）、その後、正転を開始させ（Ｓ７３）、その正転により、上記の制止状態→状態３００Ｃ→状態３００Ｄ→状態３００Ａの方向に沿って、ホーム復帰のみ行う（Ｓ７４）。この結果、フルカッタ１３２のカッタ作動機構３００を、目標位置からホーム位置に復帰させて、処理を終了できる。
【０２１９】
なお、ここでの回転開始位置も前述の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）と同様に状態３００Ａのホーム位置であり、カッタ駆動の開始位置はホーム位置に設定され、その距離は、ホーム位置から目標位置までの回転数によって設定され、目標位置は、図２７で前述のテープ幅や「連結幅」（または「切込み長さ」）に基づいて決定される。
【０２２０】
そして、上記のフルカット実行処理（Ｓ７２）において、例えば状態３００Ｃとなるまで（あるいはホーム位置の状態３００Ａとなるまで）正転を続ければ、図３５の「全カット」が実行でき、状態３００Ｃ→状態３００Ｂの途中に設定された目標位置で止めれば、「下側連結カット」が実行できる。
【０２２１】
また、同様に、状態３００Ｃ→状態３００Ｂの途中の中央より上の目標位置で止めれば、「中央連結カット」の上側のカットが実行できる。このため、図３５で前述のように、上方向フルカッタ駆動処理（図３６のＳ６０）と下方向フルカッタ駆動処理（図３７のＳ７０）とを組み合わせて、下側および上側の双方のカットを実行することにより、テープ幅方向中央部を連結部とする「中央連結カット」を完遂できる。
【０２２２】
なお、上述の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）と下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０）との双方ともに、フルカッタ１３２のカッタ作動機構３００を、目標位置からホーム位置に復帰させて、処理を終了するので、いずれの処理も任意の時点で起動でき、このため、例えば上述の「中央連結カット」においても、上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）と下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０）との処理順を逆にすることもできる。
【０２２３】
また、上述のホーム復帰処理（Ｓ７４）においても、フルカッタモータ回転検出信号入力（Ｓ７４１）の処理を省略したり、逆にホーム位置検出を省略して、フルカット実行処理（Ｓ７２）と同様の処理にすることもできる。
【０２２４】
また、上述の例は、フルカッタモータ１３１がＤＣモータから成ることを前提としたので、フルカッタモータ回転検出センサ１４３による回転検出信号入力やフルカッタホーム位置検出センサ１４４によるホーム位置検出を使用したが、フルカッタモータ１３１をステップモータ（ステッピングモータ、パルスモータ）等で構成することもできる。
【０２２５】
この場合、上述の図３６の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ６０）および図３７の下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ７０）は、それぞれ図３８の上方向フルカッタ駆動処理（Ｓ８０）および図３９の下方向フルカッタ駆動処理（Ｓ９０）で代替えできる。すなわち、これらの場合、目標位置までの回転数分に応じたパルスで、正転（図３８のＳ８１、図３９のＳ９２）および逆転（図３８のＳ８２、図３９のＳ９１）するように、フルカッタモータ１３１を駆動制御して、上方向および下方向のフルカッタ駆動処理を行うことができる。
【０２２６】
また、上述の各実施形態において、フルカット部１３Ｆには、上下両方向にカット可能なスライド方式のフルカッタ１３２を採用したが、「連結位置」を「上側連結」あるいは「下側連結」のいずれかのみとして、ハサミ方式を採用しても良い。また、ハサミ方式の上方向へのフルカッタと下方向へのフルカッタとの対で構成して、「連結位置」として「上側連結」「下側連結」「中央連結」の全てを可能にしても良い。
【０２２７】
なお、図３２〜図３９の全体で上述の印刷処理（方法）や、主に図３４〜図３９で上述のカット駆動処理や、さらにはこれらによるラベル作成方法も、プログラムにもそれを記憶する記憶媒体にも適用でき、プログラム処理可能なテープ印刷装置に予め記憶あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、複数の印刷画像をテープに連続的に印刷して、各印刷画像の各ラベルを、テープ幅に対応して一括管理も個別管理もしやすいように且つ端正に作成できる。もちろん、その他、要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【０２２８】
【発明の効果】
上述のように、本発明のテープ印刷装置、ラベル作成方法、プログラムおよび記憶媒体によれば、テープに連続的に印刷した複数の各印刷画像の各ラベルを、一括でも個別でも扱い易いように作成できる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外観平面図である。
【図２】テープ印刷装置の外観斜視図であり、蓋体を起こした状態を示す図である。
【図３】テープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図４】印刷結果や切断結果の一例を示す説明図である。
【図５】フルカッタ、ハーフカッタ、およびそれぞれのキャリッジの説明図である。
【図６】カッタ作動機構の、主にキャリッジ、テープ受け部材およびテープ押さえ部材、並びにテープカートリッジＣに対する概略位置関係を示す説明図である。
【図７】カッタ作動機構の、主にキャリッジ、テープ押さえ部材および支持ブロック並びにそれらの位置関係を示す説明図である。
【図８】カッタ作動機構の、主にテープ押さえ部材と支持ブロックとそれらの位置関係を示す説明図である。
【図９】カッタ作動機構の、主に駆動機構を示す説明図である。
【図１０】フルカット部およびハーフカット部のカッタ作動機構のホーム位置となる状態Ａのときの説明図である。
【図１１】図１０と同じカッタ作動機構の状態Ｂのときの説明図である。
【図１２】図１０と同じカッタ作動機構の状態Ｃのときの説明図である。
【図１３】図１０と同じカッタ作動機構の状態Ｄのときの説明図である。
【図１４】ハーフカットを伴わない各種の連結カットを施す場合のテープのカットイメージおよびその断面を示す説明図である。
【図１５】ハーフカットを伴なう一例を示す、図１４と同様の説明図である。
【図１６】テープ印刷装置の制御全体の概略処理を示すフローチャートである。
【図１７】印刷関連設定において、連続印刷を指示し、連結カットを指定するときの一例を示す、表示画面およびその表示画面上での典型的な操作の説明図である。
【図１８】図１７に続く、図１７と同様の説明図である。
【図１９】図１７〜図１８に対応して、連続印刷で連結カットを指定したときの印刷結果、カット結果および分離した各ラベルの一例を示す説明図である。
【図２０】連結カットの連結幅が異なるカット結果の一例を示す説明図である。
【図２１】第２実施形態として、連続印刷を指示し、複合カットを指定するときの一例を示す、図１７〜図１８と同様の説明図である。
【図２２】図２１に対応して、連続印刷で複合カットを指定したときの印刷結果、カット結果および分離した各ラベルの一例を示す説明図である。
【図２３】複合カットの連結幅が異なるカット結果の一例を示す説明図である。
【図２４】連続して関連する印刷画像を印刷した場合の一例を示す図１９および図２２と同様の説明図である。
【図２５】図２４の各ラベルを名刺、ハガキおよび封筒に貼付した場合の一例を示す説明図である。
【図２６】連結カットまたは複合カットにおけるテープ幅とカッタ駆動範囲との関係を示す説明図である。
【図２７】カッタ駆動範囲設定テーブルの一例を示す説明図である。
【図２８】図２７のカッタ駆動範囲設定テーブルの規定に従って連結切込みカットした場合の切込み長さとテープ幅とカッタ駆動範囲との関係を示す説明図である。
【図２９】第３実施形態として、連続印刷を指示し、切込みカットを指定するときの一例を示す、図２１と同様の説明図である。
【図３０】第４実施形態として、連続印刷を指示し、連結（切込み）カットおよび複合（切込み）カットを指定可能な一例を示す、図２１と同様の説明図である。
【図３１】第５実施形態として、連続印刷のカット方法のみを独立して設定する一例を示す、図１７と同様の説明図である。
【図３２】印刷処理を示すフローチャートである。
【図３３】カッタ駆動範囲決定処理を示すフローチャートである。
【図３４】カット駆動処理を示すフローチャートである。
【図３５】フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図３６】上方向フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図３７】下方向フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図３８】別の一例として駆動モータがステップモータの場合の、図３６と同様の上方向フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図３９】図３８の例に対応する、図３７と同様の下方向フルカッタ駆動処理を示すフローチャートである。
【図４０】従来の連続印刷による印刷結果およびテープのカットイメージの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
１ テープ印刷装置
２ 装置ケース
３ キーボード
４ ディスプレイ
７ 印刷ヘッド
１１ 操作部
１２ 印刷部
１３ 切断部
１３Ｆ フルカット部
１３Ｈ ハーフカット部
１４ 検出部
２００ 制御部
２７０ 駆動部
ｆｃ フルカット
Ｃ テープカートリッジ
Ｇｘｘ …… 印刷画像
ｈｃ ハーフカット
Ｌｘｘ …… ラベル
Ｒ インクリボン
Ｔ テープ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tape printing apparatus, a label creating method, a program, and a storage medium that create each label of a plurality of printed images that are continuously printed on a tape.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when each label of a plurality of print images continuously printed on a tape is created in a tape printer, for example, as shown in FIG. 40, each label LZ1, LZ2 immediately after printing of each print image GZ1 to GZ3. , LZ3 is completely cut off (full cut: see FIG. 1A) or only the base tape Tb is cut leaving the release paper tape (release tape) Ta constituting the tape T (half cut: FIG. 1B) (See, for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laying-Open No. 2002-104716 (FIG. 2, paragraph [0021])
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the former full cut, each label is separated and separated immediately after printing, which is inconvenient for handling in batch (storage, etc.). On the other hand, in the latter half cut, each label is peeled off from the tape. Since it can be separated only in the absence of an adhesive, it can only be handled in batches until just before application, and it is inconvenient to handle individually with a release tape, and there is a request that it should be easy to handle in batches or individually for convenience. It was.
[0005]
It is an object of the present invention to provide a tape printing apparatus, a label creating method, a program, and a storage medium that can create each label of a plurality of printed images continuously printed on a tape so as to be easily handled either collectively or individually. To do.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  The tape printer according to claim 1 of the present invention is a tape mounting means for mounting a printing tape having a base tape having a front surface to be printed and a back surface as an adhesive surface, and a release tape covering the adhesive surface, and the printing Printing means for arranging and printing a plurality of print images in the longitudinal direction of the printing target surface of the tape, and the width direction of the printing tapeA forward cut that cuts in the forward direction from the reference end side as one end to the opposite end side as the other end, and a reverse cut that cuts in the reverse direction from the opposite end side to the reference end side , And at least a part of the peeling tape in the width direction can be cut so as to remain in a state of being connected as a connecting portion.Cutting means;A connecting position selecting means capable of selecting the position in the width direction of the connecting portion as a connecting position from a plurality of options;Control means for controlling the cutting means,The plurality of options of the connection position includes a reference end side connection connected at the reference end side, an opposite end side connection connected at the opposite end side, and a central connection connected at the center portion,The control means, between the plurality of print images printed on the printing tape,When the opposed end side connection is selected, the opposed end side connection cut control that causes the cutting means to perform an opposed end side connection cut that performs the forward cut so that the connecting portion becomes the opposed end side connection. And a reference end side for causing the cutting means to perform a reference end side connection cut for performing the reverse cut so that the connection portion becomes the reference end side connection when the reference end side connection is selected. When the connection cut control means and the center connection are selected, the cutting means performs a center connection cut that performs both the forward direction cut and the reverse direction cut so that the connection portion becomes the center connection. A central connection cut control means, a cut for leaving the connection portion, and depending on a selection result of the connection position, the opposing end side connection cut control means, the reference end side connection cut control means, and And cutting control activation means for activating any key center connection cutting control means, characterized by having a.
[0007]
  Further, the label producing method of the present invention includes a tape mounting step of mounting a printing tape having a base tape having a front surface as a printing target surface and a back surface as an adhesive surface and a release tape covering the adhesive surface; A printing step of printing a plurality of print images side by side in the longitudinal direction of the printing target surface, and the width direction of the printing tapeAt least of the peeling tape by a forward cut from the reference end side which is one end of the tape to the opposite end side which is the other end and a reverse cut which cuts the reverse direction from the opposite end side to the reference end side. A part in the width direction remains as a connected partCutting process to cut,A connection position selection step of selecting any one of a reference end side connection in which the connection position in the width direction of the connection portion is the reference end side, an opposing end side connection in the opposite end side, and a central connection in the center portion. When,In the cutting step, between the plurality of print images printed on the printing tape,When the opposite end side connection is selected, the opposite end side connection cut step for performing the forward cut so that the connecting portion becomes the opposite end side connection, when the reference end side connection is selected, The reference end side connection cutting step for performing the reverse cut so that the connection portion becomes the reference end side connection, and the normal connection so that the connection portion becomes the center connection when the center connection is selected. By any process of the central connection cutting process that performs both the direction cut and the reverse direction cutIt is characterized by performing cutting.
[0008]
  In this tape printing apparatus and label producing method, a plurality of printed images are printed side by side on a printing tape having a base tape and a peeling tape, and at least the width direction of the peeling tape is between the printed images. A cut (connection cut) can be made so that a part remains in a connected state as a connecting portion. In this case, in the state immediately after printing, the connected portion is connected at the connecting portion, and the portion of each printed image that becomes each label is cut off. Because it does not fall apart, it will be easy to store and manage all at once. On the other hand, when the portions of each print image are individually separated as each label, they are simply connected by a connecting portion, so that they can be easily separated by tearing by hand or the like, and there is no need to separate them as scissors again. Therefore, each label of a plurality of print images continuously printed on the tape can be created so as to be easy to handle either collectively or individually.Also, a forward cut that cuts in the positive direction from one end (reference end) side to the other end (opposite end) side in the width direction of the printing tape and a reverse cut from the opposite end side to the reference end side Therefore, it is possible to cut (connecting cut) while leaving the connecting portion at an arbitrary position in the width direction of the printing tape. Furthermore, if the position in the width direction of the connecting portion is selected as a connecting position from a plurality of options including a reference end side connection, an opposite end side connection, and a central connection, the connecting portion faces to cut the remaining connecting portion. Reverse direction cut (forward end side connection cut) to be end side connection, reverse direction cut (reference end side connection cut) to be reference end side connection, and forward direction cut to be center connection Cut according to the selection result of the connection position, such as both direction cuts (center connection cut). In these cases, the connection positions are different from each other, but since they are connected by a connection part that arbitrarily selects the connection position in the state immediately after printing, it is easy to handle as it is, and it is only connected by the connection part. Each label can be created so that it can be easily separated by hand tearing, etc., and can be easily handled individually with a release tape.
[0009]
In the above-described tape printer, it is preferable that the tape printing apparatus further includes a connection width selection unit that can select a length in the width direction of the connection portion as a connection width from a plurality of options.
[0010]
In this tape printer, since the length in the width direction of the connecting portion can be selected as a connecting width from a plurality of options, the connecting width can be arbitrarily selected according to the ease of separation and other conveniences, with a desired connecting width. Each print image (tape on which the label is printed) that becomes each label in the connected state can be acquired.
[0011]
Further, in the above-described tape printer, it is preferable that the plurality of options for the connection width include large, normal, and small options and can be selected in a menu format.
[0012]
In this tape printer, a plurality of options for the connection width include more, normal, and less, and can be selected in a menu format, so any one of these can be easily selected as the connection width.
[0015]
In the above-described tape printer, it is preferable that the plurality of options of the connection position include one end portion, the other end portion, and the center portion in the width direction, and can be selected in a menu format.
[0016]
In this tape printing apparatus, one of the end portions in the width direction, the other end portion, and the center portion are included in the plurality of options for the connecting position, and can be selected in a menu format. You can choose.
[0019]
Further, in the above tape printer, the cutting means drives the forward direction cut by one of forward rotation and reverse rotation that are in mutually opposite rotation directions, and performs the reverse direction cut by the other of the forward rotation and reverse rotation. It is preferable to have a drive motor for driving, and the control means includes a rotation control means for controlling the rotation of the drive motor.
[0020]
In this tape printer, the forward cut is driven by one of the forward rotation and the reverse rotation that are opposite to each other, and the rotation of the drive motor that drives the reverse cut by the other of the forward rotation and the reverse rotation is controlled. The forward cut and reverse cut of the cutting means can be controlled.
[0021]
Further, in each of the tape printers capable of forward cut and reverse cut as described above, the cutting means includes a cutter capable of sliding cut in both the forward direction and the reverse direction, and the cutter as the printing means. A state located away from the feed path of the printing tape by the A state, a B state located close to the feed path and closer to the reference end than the feed path, and close to the feed path and the feed A cutter operating means for making a state transition between the C state located on the opposite end side of the path and performing the forward cut in the middle of the direct state transition from the B state to the C state. In the middle of the direct state transition from the C state to the B state, the reverse cut is executed, and the state transition between the B state and the C state is not accompanied by the state transition through the A state. of It is preferable to perform the state transition.
[0022]
In this tape printing apparatus, the slide type cutter is caused to transition between the A state, the B state, and the C state, and the forward cut is performed during the direct state transition from the B state to the C state. In the middle of a direct state transition to a state, a reverse cut can be made, and a state transition between BCs without a cut can be made via the A state. It is only necessary to grasp the current state, and simple cut control can be performed.
[0025]
In each of the tape printers described above, the cutting means includes a half-cut means for performing a half-cut for cutting only the base tape in the width direction of the printing tape, and both the base tape and the release tape. It is preferable that a full cut means for performing a full cut for cutting in the width direction is provided, and the full cut means is a means capable of the connection cut.
[0026]
This tape printer can cut only the base tape (half cut) and cut both the base tape and the release tape (full cut). Since it is possible to cut cuts between images, and half cuts are also possible, combining the half cuts between print images allows cutting without leaving a link on the base tape side. In this case, when peeling off as a label, it is not necessary to disconnect the connecting portion of the base tape, and it becomes easier to peel off as a label neatly.
[0027]
  Further, in the above-described tape printing apparatus, the cutting method controlled by the cutting means is performed as a half cut instruction for instructing only a half cut, a connection cut instruction for instructing a connection cut, and a full cut so that no connection portion remains. It is preferable to further include a cutting method selection means that can be selected in a menu format from a plurality of options including a full cut instruction for instructing a full cut.
[0028]
  In this tape printing apparatus, the cutting method can be selected from a plurality of options as a cutting instruction. Therefore, the cutting instruction (indicating the cutting method) is selected in accordance with the convenience of how to handle the tape on which the printed image is printed. ) Can be arbitrarily selected, whereby a tape on which each print image is printed in a state of being cut by a desired cutting method can be obtained. Specifically, the plurality of cut instruction options include a half cut instruction, a connected cut instruction, and an all cut instruction, which can be selected in a menu format, and any of these can be easily selected as a cut instruction. In addition, since conventional half cuts and full cuts (so-called full cuts) can be selected, it is possible to maintain upward compatibility with conventional models and to ensure the convenience of conventional users.
[0031]
In the above-described tape printer, it is preferable that the half cut is performed on the connecting portion when the connecting cut instruction is selected.
[0032]
In this tape printer, when the connection cut instruction is selected, half cut is performed on the connection part, and the base tape side is cut without leaving the connection part. There is no need to separate it, and it becomes easier to peel off as a label neatly.
[0033]
In each of the tape printing apparatuses described above, it is preferable that the plurality of print images are the same image.
[0035]
In each of the tape printing apparatuses described above, it is preferable that the plurality of print images are images that are continuously related.
[0037]
In the above-described tape printing apparatus, it is preferable that the plurality of print images include two or more of a name, a name, an address, and an affiliation.
[0039]
  In addition, the program of the present invention is characterized by being capable of executing the functions of the respective means of the tape printer described above by being processed by a program-capable tape printer.
[0040]
  Another program of the present invention is characterized in that the above-described label producing method can be executed by being processed by a program-processable tape printer.
[0041]
These programs are processed by a program-capable tape printing apparatus, so that each label of a plurality of print images continuously printed on the tape can be created so as to be easily handled either collectively or individually.
[0042]
  The storage medium of the present invention stores a program that can be read and processed by a program-capable tape printing apparatus to execute the functions of the respective units of the tape printing apparatus described above. .
[0043]
  Another storage medium of the present invention stores a program that can be read and processed by a program-capable tape printer to execute the above-described label producing method.
[0044]
By reading and executing programs stored in these storage media in a program-capable tape printer, it is easy to handle each label of a plurality of print images continuously printed on a tape, either collectively or individually. Can be created.
[0045]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a tape printer according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0046]
As shown in FIGS. 1 and 2, the tape printing apparatus 1 has an outer case formed by an apparatus case (apparatus body) 2, and an open / close lid 21 is attached to the left side of the rear part so as to be openable and closable. An opening / closing button 23 for opening / closing the opening / closing lid 21 is provided in the recess to the right of the opening / closing lid 21. In addition, a crescent-shaped portion 8 having an exposed lamp group is formed on the center surface of the front portion, and a keyboard 3 made up of various keys is widely disposed behind the crescent-shaped portion 8. A large lid 9 that covers the keyboard 3 so as to be openable and closable is attached to the front and rear intermediate portion, and a display 4 is incorporated on the inner surface of the lid 9.
[0047]
The lid 9 covers and protects the keyboard 3 in the closed state, and in the opened state, the lid 9 is opened in a rear-upper oblique position centering on the hinge at the right rear, and the keyboard 3 is opened in front and a display is displayed on the front. 4 is placed, and the input operation with the keyboard 3 is made possible. The display 4 has a rectangular display screen 41 inside the trapezoidal shape, and an input result from the keyboard 3 and the like are displayed on the display screen 41.
[0048]
As shown in FIG. 3, the tape printer 1 has, as a basic configuration, an operation unit 11 that has a keyboard 3 and a display 4 to interface with a user, a print head (thermal head) 7 and a tape. A printing unit 12 that has a feeding unit 120 and performs printing on a printing tape (hereinafter simply referred to as “tape”) T of a tape cartridge C mounted in a pocket (cartridge mounting unit, tape mounting unit) 6, and a tape T after printing A cutting unit 13 that performs various cuts, a detection unit 14 that includes various sensors and performs various detections, a drive unit 270 that includes various drivers and drives each circuit, and controls each unit in the tape printer 1. And a control unit 200.
[0049]
For this reason, a circuit board (not shown) is housed in the apparatus case 2 in addition to the printing unit 12, the cutting unit 13, the detection unit 14, and the like. In addition to the power supply unit, each circuit of the drive unit 270 and the control unit 200 is mounted on this circuit board, and is connected to an AC adapter connection port 24 or a battery (not shown) such as a nickel-cadmium battery detachable from the outside. .
[0050]
As shown in FIG. 4, the tape T is formed by laminating a peeling tape Ta and a base tape Tb, and the base tape Tb is an image receiving surface on the surface (print target surface) side that becomes a printing surface. It is comprised by layer Tc and the adhesion layer Td provided in the back surface (adhesion surface) side. The printed tape T (label element (printed image) Ga or label region La) is exposed by separating the release tape Ta from the base tape Tb, and the adhesive layer Td is exposed. Used by sticking to objects.
[0051]
As shown in FIGS. 1 and 3, the printing unit 12 is provided with a pocket 6 inside the opening / closing lid 21, and the tape cartridge C is attached to and detached from the pocket 6 with the opening / closing lid 21 opened. Is done. In addition, a tape discharge port 22 is formed on the left side of the device case 2 for communicating the pocket 6 and the outside of the device to send out the printed portion of the tape T.
[0052]
The tape cartridge C has an outer shell formed by a cartridge case 51, in which a tape T and an ink ribbon R having a certain width (about 4.5 mm to 48 mm) are accommodated, and the print head 7 faces through. An opening 55 is formed. The tape T is wound around the tape reel 52 with the release tape Ta inside, and the ink ribbon R is wound around the ribbon feeding reel 53 and the ribbon take-up reel 54. In the tape cartridge C, a plurality of types of tape widths of the tape T to be accommodated are prepared.
[0053]
A platen roller (platen) 56 corresponding to the print head 7 is accommodated in a portion where the tape T and the ink ribbon R overlap. With the tape cartridge C mounted, the print head 7 hits the back surface of the ink ribbon R exposed from the through opening 55 and is driven to generate heat so that desired characters and the like are printed on the surface of the tape T.
[0054]
A plurality of small detection holes (not shown) are provided on the back surface of the tape cartridge C so that the types of the tape T having different widths can be identified. A tape identification sensor 141 such as a micro switch for detecting the presence or absence of a detection hole is provided, and the presence or absence of the tape T (exactly whether the tape cartridge C is mounted) and the type of the tape T (exactly tape The type of cartridge C) can be detected. In addition, instead of a plurality of detection holes, the type may be expressed by sticking a detection label or the like of a bit pattern, and it may be detected by light detection or the like.
[0055]
The pocket 6 has a feed motor 121 made of a DC motor as a drive source, a platen drive shaft 66 that engages and rotates the platen 56, and a ribbon take-up reel 54 that engages the platen drive shaft 66. A winding drive shaft 64 to be rotated and a positioning pin 62 are provided upright.
[0056]
The tape feeding unit 120 is disposed in a space extending from the side of the pocket 6 to the lower side, and the feed motor 121 disposed on the side of the pocket 6 is used as a power (driving) source to drive the platen drive shaft 66 and the winding unit. A take-up drive shaft 64, a feed motor 121, a platen drive shaft 66, a take-up drive shaft 64, a reduction gear train (not shown) that transmits the power of the feed motor 121 to each drive shaft, And an encoder (not shown) for detecting the number of rotations of the motor 121. This encoder is fixed to the coaxial end of a worm fixed to the main shaft of the feed motor 121, and has detection openings formed at a plurality of disc-shaped circumferential positions.
[0057]
The feed motor rotation detection sensor 142 (refer to FIG. 9 since it is the same as a full cutter motor rotation detection sensor 143 described later) of the detection unit 14 has a light emitting element and a light receiving element facing each other so as to face the detection opening of the encoder. A photosensor (not shown) is provided, and the light of the light emitting element passes through a rotating detection opening and is received by the light receiving element. The flickering of the received light is photoelectrically converted and output to the control unit 200 as a pulse signal. The number of rotations is detected from the number.
[0058]
Here, when the user uses the tape printer 1, first, the opening / closing lid 21 is opened by the opening / closing button 23. When the tape cartridge C is mounted in the pocket 6, the platen drive shaft 66 and the take-up drive shaft 64 are engaged with the platen 56 and the ribbon take-up reel 54, respectively, and the tape T and the ink ribbon R are brought into contact with the platen 56 and the print head 7. Inserted between. When the open / close lid 21 is closed, the print head 7 in which the heating elements are arranged in the tape width direction rotates so as to sandwich the tape T and the ink ribbon R, and presses the platen 56 to be in a print standby state.
[0059]
In this state, the lid body 9 is opened, the keyboard 3 is opened, and the keyboard 3 is operated while referring to the display 4 positioned in front to input / edit print information of a desired character or other character. To instruct printing execution. As a result, the printing process is started, and the tape T and the ink ribbon R fed out by the driving of the feed motor 121 are overlapped with each other at the print head 7, and the print head 7 is driven to generate heat in synchronism with this. The ink on the ribbon R is thermally transferred to the tape T and printing is performed.
[0060]
The ink ribbon R after printing is taken up by the ribbon take-up reel 54, and the tape T after printing is sent toward the tape discharge port 22 along the feeding path. When printing is completed, the printed tape T is printed. Is sent for a predetermined length and stopped, and various cuts are performed by the cutting unit 13 according to various settings described later (see FIGS. 4, 14, and 15).
[0061]
Next, the cut portion 13 has a full cut portion (full cut means) 13F on the upstream side and a half cut portion (half cut means) 13H facing the feed path between the pocket 6 and the tape discharge port 22. It is arranged on the downstream side. The full cut portion 13F is for cutting (full cut) both the base tape Tb and the release tape Ta of the tape T, for example, for separating the label area La which is the printed portion from the tape T. Yes (see FIG. 4B). On the other hand, the half-cut portion 13H is for cutting only the base tape Tb to be finally attached as a label (half-cut) and leaving the tape T in a state of being connected via the peeling tape Ta. (See FIG. 4 (c)).
[0062]
The full cut portion (full cut means) 13F includes a full cutter 132 and a cutter operating mechanism 300 (see FIG. 10 and the like) that operates the full cutter 132 using a full cutter motor 131 formed of a DC motor as a drive source. The half-cut portion (half-cut means) 13H includes a half-cutter 134 and a cutter operating mechanism 400 (see FIG. 10 and the like) that operates the half-cutter 134 using a half-cutter motor 133 that is also a DC motor as a drive source. I have.
[0063]
As shown in FIG. 5, the full cutter 132 includes a slant blade that can be cut in both the upper and lower directions and a cutter blade 310 and a cutter holder 350 that are both blades. The protruding amount of the cutter blade 310 from the cutter holder 350 is peeled off from the base tape Tb. The protruding amount is adjusted so that the tape Ta can be cut sufficiently, and is mounted on the carriage 357, and in this state, mounted on the cutter operating mechanism 300. The carriage 357 has a U-shaped cross section, covers the cutter blade 310 and holds the cutter holder 350, a hanging piece 357c, and an engaging protrusion that protrudes in the orthogonal direction from the lower end to the opposite side of the holding part 357b. 357d and a retaining portion 357f.
[0064]
Further, the half cutter 134 is composed of a slant blade that can be cut upward and a one-sided cutter blade 410 and a cutter holder 450, and the protruding amount of the cutter blade 410 from the cutter holder 450 is adjusted so as to cut only the base tape Tb. These are mounted on a carriage 457 including a holding portion 457b, a hanging piece 457c, an engaging protrusion 357d, and a retaining portion 357f similar to the above-described carriage 357, and mounted in the cutter operating mechanism 400 in this state.
[0065]
The cutter operating mechanism 300 of the full cut portion 13F and the cutter operating mechanism 400 of the half cut portion 13H have the same basic configuration except that the configurations of the cutters 132 and 134 described above and the motor as a driving source are different. The cutter operating mechanism is configured. In the drawings and the following description, reference numeral 3xx (No. 300) indicates the cutter operating mechanism 300 side, and reference numeral 4xx (No. 400) in parentheses indicates the cutter operating mechanism 400 side. Further, in practice, the full cut portion 13F should be at a different position in the figure because the upstream side of the feeding path of the tape T and the half cut portion 13H are on the downstream side. Ignore and explain.
[0066]
As shown in FIGS. 6 to 13, the cutter operating mechanism 300 (400) has a tape receiving surface 341 (441) in which receiving grooves 342 (442) are formed in the vertical sliding direction so as to face the cutter blade 310 (410). A tape receiving plate 340 (440) having a tape holding member 320 (420) disposed opposite to the tape receiving plate 340, a guide shaft 302 (402) held in the vertical direction thereof, and slidably mounted thereon. The full cutter 132 (half cutter 134), a pair of blade positioning members 330 (430) disposed at both upper and lower ends of the guide shaft 302 (402), and a cutter operating system for operating them.
[0067]
The tape pressing member 320 (420) includes an upper plate 321 (421) and a bottom plate 322 (422) that are vertically opposed to each other, two side plates 323 (423) and 324 (424) that are adjacent to each other, and a tape. And a tape holding surface 325 (425) facing the receiving plate 340 (440). The tape holding surface 325 (425) allows the tape T to be attached to the tape receiving surface 341 (441) of the tape receiving plate 340 (440). The tape T can be prevented from being displaced at the time of cutting, and consequently the printing position can be prevented from being displaced after cutting.
[0068]
Further, a long hole 326 (426) is formed in the upper plate 321 (421) and the bottom plate 322 (422) of the tape pressing member 320 (420) (only the upper plate side is shown), and the guide shaft 302 (402) is The upper and lower ends thereof are slidably fitted into the long hole 326 (426), and are arranged in parallel to the tape receiving plate 340 (440).
[0069]
Further, inside the upper plate 321 (421) and the bottom plate 322 (422), a pair of blade positioning members 330 (430) formed of plate pieces are integrated with the guide shaft 302 (402), and thus are tape-receiving. The plate 340 (440) is disposed so as to be detachable. Each blade positioning member 330 (430) is formed with a spring receiving surface 331 (431) that abuts one end of the spring 386 (486), and is elastically applied to the tape receiving plate 340 (440) by the spring 386 (486). The contact portion 332 (432) is urged to contact and protrudes from the tape pressing member 320 (420) by a predetermined amount.
[0070]
Next, the cutter operating system includes a rotating disc 360 (460) that rotates, an input plate 370 (470) that converts the rotating motion into a swinging motion, and a support that converts the swinging motion into a reciprocating linear motion. A block 380 (480) and an input arm 390 (490) for converting the rotational motion of the rotary disk 360 (460) into a swing motion are included.
[0071]
The support block 380 (480) is provided with a laterally long attachment long hole 387 (487) at an appropriate position of the substrate 381 (481). The tape receiving plate 340 (440) is formed by a pin body or the like on a frame not shown. It is arranged so as to slide forward and backward. Further, an input plate mounting recess 388 (488) into which the input plate 370 (470) can be mounted is formed, and a vertically long engagement recess 388a (488a) and a laterally long hole 388b (488b) are formed therein. ing. The input plate mounting recess 388 (488) is formed so that the input plate 370 (470) can swing inside thereof. Further, a rotation shaft insertion hole 389 (489) through which the rotation shaft 361 (461) of the rotation disk 360 (460) is inserted is opened in the substrate 381 (481).
[0072]
Further, the support block 380 (480) forms a flange 382 (482) in the vertical direction of the end of the substrate 381 (481) on the tape pressing member 320 (420) side, and the flange 382 (482) and the tape pressing member are formed. The upper and lower portions are connected by connecting pins 383 (483) with the side plates 324 (424) of 320 (420) facing each other with a gap therebetween. Each connecting pin 383 (483) is arranged in the sliding direction of the tape pressing member 320 (420), one end side is fixed to the side plate 324 (424), and the other end side is slidable on the flange 382 (482). The stopper 384 (484) is formed at the tip. The lower connecting pin 382 (483) protrudes into the rotary shaft insertion hole 389 (489), and a stopper 384 (484) is formed at the tip thereof.
[0073]
The rotating disk 360 (460) rotates around the rotating shaft 361 (461) passing through the rotating shaft insertion hole 389 (489), and has an end face cam groove 362 (462) on one surface and a crank protrusion on the other surface. 363 (463). Further, a detection recess 364 (464) is provided in the peripheral surface of the rotating disk 360 (460), and a full cutter home position detection sensor 144 (half cutter home) such as a microswitch is used to detect (detect) it. A position detection sensor 146) is disposed in the vicinity of the peripheral surface.
[0074]
The end face cam groove 362 (462) is formed in an annular shape by connecting a small-diameter arc groove 362a (462a) and a larger-diameter arc groove 362b (462b) larger than the end-diameter groove 362, so that the support block 380 (480) is linearly reciprocated. The movement, that is, the forward / backward movement with respect to the tape receiving plate 340 (440) can be intermittently performed.
[0075]
The drive mechanism of the rotating disk 360 (460) includes a full cutter motor 131 (half cutter motor 133) and a gear train 367 (467) that transmits the rotational force to the rotating disk 360 (460). Yes. The gear train 367 (467) has a worm gear 367a (467a), a worm wheel 367b (467b), and an intermediate gear 367c (467c), and the rotational force of the intermediate gear 367c (467c) is the rotating disk 360. (460) is transmitted to the rotating disk 360 (460) via a drive gear 368 (468) formed integrally.
[0076]
In addition, an encoder 143a (145a) having a plurality of detection openings formed in a disk-like circumferential direction is provided at the coaxial tip of the worm fixed to the main shaft of the full cutter motor 131 (half cutter motor 133). Yes. The full cutter motor rotation detection sensor 143 (half cutter motor rotation detection sensor 145) of the detection unit 14 (see FIG. 3) includes the encoder 143a (145a) and a light emitting element and a light receiving element so as to face the detection opening. Photosensors 143b (145b) arranged opposite to each other, and the flickering of the light received by the light receiving element through the rotating detection aperture is photoelectrically converted and output to the control unit 200 as a pulse signal. The number of rotations is detected from the number.
[0077]
Next, the input plate 370 (470) is engaged with the end surface cam groove 362 (462) of the rotating disk 360 (460) on one surface of the substrate 371 (471) having an outer shape such as a triangle, etc. The cam protrusion 372 (472) which comprises is protrudingly provided, and the support shaft 373 (473) and the engaging protrusion 374 (474) are protrudingly provided on the back side. The support shaft 373 (473) passes through the horizontally long hole 388b (488b) of the support block 380 (480), is fixed in parallel with the rotation shaft 361 (461) of the rotating disk 360 (460), and is input to the input plate 370 ( 470) is configured to be swingable about the support shaft 373 (473). Further, the engagement protrusion 374 (474) is fitted into the engagement recess 388a (488a) of the support block 380 (480) so as to be movable up and down.
[0078]
The base end of the input arm 390 (490) is pivotally supported by a support shaft 391 (491) parallel to the rotation shaft 361 (461). An intermediate portion of the input arm 390 (490) has a crank elongated hole 392 (492) that engages with a crank protrusion 363 (463) of the rotary disk 360 (460) to form a swing crank mechanism, A long hole 393 (493) is formed in the part along the rocking radial direction.
[0079]
The crank elongated hole 392 (492) is formed with a power non-transmitting portion 394 (494) that does not transmit the rotational force of the rotating disk 360 (460) to the input arm 390 (490) at the middle portion thereof, Power transmission portions 395 (495) and 396 (496) capable of transmitting power are formed. Further, the engagement protrusion 357d (457d) of the above-described carriage 357 (457) is pivotally attached to the long hole 393 (493) in a slidable radial direction of the input arm 390 (490).
[0080]
Here, among the states of the cutter operating mechanism 300 (400), a state (reference) that is in a detection position (hereinafter referred to as “home position”) by the full cutter home position detection sensor 144 (half cutter home position detection sensor 146) shown in FIG. The end side separation state is set to the state 300A (400A), and the rotating disk 360 (460) rotates in the clockwise direction from the state 300A (400A), and as shown in FIG. 11, the tape receiving plate 340 (440 ) Is in a state where the tape pressing member 320 (420) is in contact (that is, a state where the tape T is pressed: a state close to the reference end side) is a state 300B (400B).
[0081]
Further, the rotary disc 360 (460) is further rotated in the clockwise direction as shown in FIG. 12 while the tape pressing member 320 (420) is in contact with the full cutter 132 (half cutter 134) as shown in FIG. The state (adjacent end side proximity state) moved to state 300C (400C), and further, the rotating disk 360 (460) rotates clockwise as shown in the figure, and as shown in FIG. ) Is separated from the tape receiving plate 340 (440) (that is, the state where the tape T is released: the opposed end side separated state) is defined as a state 300D (400D).
[0082]
In this case, when the rotary disc 360 (460) is rotated clockwise with the full cutter motor 131 (half cutter motor 133) as a drive source, the above state 300A (400A) → state 300B (400B) → state 300C ( 400C) .fwdarw.state 300D (400D) .fwdarw.state 300A (400A), the state is changed in a circulating manner, and the cutting operation in the upward direction can be repeated by controlling to perform this state transition.
[0083]
First, the state 300A (400A) is a state at a so-called standby position (home position), in which the tape pressing member 320 (420) releases the tape T and can be conveyed and printed. The cutter 134) is in a cutting standby position away from the tape receiving plate 340 (440).
[0084]
Here, when the rotating disk 360 (460) rotates in the clockwise direction in the figure, in the operation (state transition) from the state 300A (400A) to the state 300B (400B), the crank protrusion 263 (463) is moved to the power non-transmitting portion 394 ( 494), the input arm 390 (490) does not move up and down, and the full cutter 132 (half cutter 134) does not move up and down. However, the support block 380 (480) is interposed via the input plate 370 (470). ) Is brought close to the tape receiving plate 340 (440), and the tape T is sandwiched and fixed between the tape pressing member 320 (420) and the tape receiving plate 340 (440). Accordingly, the full cutter 132 (half cutter 134) moves to the cutting start position and is positioned by the pair of blade positioning members 330 (430) coming into contact with the tape receiving plate 340 (440).
[0085]
Next, when the rotating disc 360 (460) further rotates in the clockwise direction in the figure, in the operation from the state 300B (400B) to the state 300C (400C), the crank protrusion 363 (463) is the power of the crank long hole 392 (492). It rotates in a state where it is engaged with the transmission portion 395 (495), and the rotational motion of the rotating disk 360 (460) is converted into a swinging motion from the bottom to the top of the input arm 390 (490), and the cutter holder 350 ( 450) is converted into an outward linear motion that rises along the guide shaft 302 (402) via the carriage 357 (457), and the full cutter 132 (half cutter 134) performs a cutting operation from bottom to top (upward). To do.
[0086]
Next, when the rotating disc 360 (460) further rotates in the clockwise direction in the figure, in the operation from the state 300C (400C) to the state 300D (400D), the crank protrusion 363 (463) is moved into the power non-transmitting portion 394 (494). The input arm 390 (490) and the full cutter 132 (half cutter 134) do not move up and down, but the support block 380 (480) is removed from the tape receiving plate 340 (440) via the input plate 370 (470). The tape pressing member 320 (420) and the full cutter 132 (half cutter 134) are also followed and separated. As a result, the tape T is again released from the tape pressing member 320 (420), and can be conveyed and printed.
[0087]
Next, when the rotating disc 360 (460) further rotates in the clockwise direction in the drawing, in the operation from the state 300D (400D) to the state 300A (400A), the crank protrusion 363 (463) is driven by the crank slot 392 (492). It rotates in a state engaged with the transmission portion 396 (496), and its rotational motion is converted into a swinging motion from the top to the bottom of the input arm 390 (490), and the cutter holder 350 (450) is further lowered. During this time, since the tape pressing member 320 (420) and the full cutter 132 (half cutter 134) are separated from the tape receiving plate 340 (440), the full cutter 132 (half cutter) is not involved in the cutting operation. 134) moves from top to bottom (downward).
[0088]
As described above, in the cutter operating mechanism 300 (400), the rotary disc 360 (460) is rotated in the clockwise direction in the figure using the full cutter motor 131 (half cutter motor 133) as a drive source, and the state 300A (400A) → state By performing control so as to be a cyclic state transition of 300B (400B) → state 300C (400C) → state 300D (400D) → state 300A (400A), the upward cutting operation can be repeated.
[0089]
By the way, the full cutter motor 131 of the present embodiment is a motor that can rotate (reverse) in the opposite direction when the rotation direction for rotating the rotating disk 360 in the clockwise direction in the drawing is normal rotation. Further, as described above with reference to FIG. 5, the full cutter 132 is a cutter that can be cut in both the upper and lower directions. Therefore, the cutter operating mechanism 300 not only performs the above-described cutting operation in the upward direction (positive direction) but also from the top to the bottom. Cut operation in the downward direction (reverse direction) is possible. Hereinafter, this point will be described.
[0090]
That is, in this case, when the rotary disc 360 is rotated counterclockwise in the figure using the full cutter motor 131 as a drive source, the state is circulated in the state 300A → state 300D → state 300C → state 300B → state 300A. And a cut operation in the downward direction can be repeated by performing control so as to perform this state transition.
[0091]
First, in the operation from the state 300A to the state 300D, the rotating disc 360 rotates counterclockwise from the standby position (home position) state 300A, and the crank protrusion 363 engages with the power transmission unit 396 and rotates. The full cutter 132 is lifted by the swinging motion from the bottom to the top of the input arm 390. During this time, the full cutter 132 is separated from the tape receiving plate 340 together with the tape pressing member 320 and the like, so that it moves upward without being cut. .
[0092]
Next, in the operation from the state 300D to the state 300C, the rotating disk 360 further rotates counterclockwise as shown in the figure, and the crank protrusion 363 moves in the power non-transmitting portion 394, so that the input arm 390 and the full cutter 132 move up and down. However, the support block 380 comes close to the tape receiving plate 340 via the input plate 370 and is fixed with the tape T between the tape pressing member 320 and the tape receiving plate 340, and the full cutter 132 is ready for cutting to the cutting start position. The pair of blade positioning members 330 moves and contacts the tape receiving plate 340 for positioning.
[0093]
Next, in the operation from the state 300C to the state 300B, the rotating disk 360 further rotates counterclockwise in the figure, the crank protrusion 363 engages with the power transmission unit 395 and rotates, and the input arm 390 is moved from above to below. The full cutter 132 is caused to perform a downward cutting operation by the swinging motion.
[0094]
Next, in the operation from the state 300B to the state 300A, the rotating disk 360 further rotates counterclockwise as shown in the figure, and the crank protrusion 363 moves in the power non-transmitting portion 394, so that the input arm 390 and the full cutter 132 move up and down. However, the support block 380 is separated from the tape receiving plate 340 via the input plate 370, and the tape pressing member 320 and the full cutter 132 are also moved away. As a result, the tape T is again released from the tape pressing member 320 and can be conveyed and printed.
[0095]
As described above, in the cutter operating mechanism 300, the rotary disc 360 is rotated counterclockwise in the figure using the full cutter motor 131 as a drive source, and the circulation state transition of the state 300A → the state 300D → the state 300C → the state 300B → the state 300A. By controlling so as to become, it is possible to repeat the downward cutting operation.
[0096]
By the way, the cutter operating mechanism 300 further enables various cutting operations using the above-described cutting operations in both the upper and lower directions. Hereinafter, this point will be described.
[0097]
For example, in the operation from the state 300B to the state 300C described above, the full cutter 132 performs a cutting operation in the upward direction (forward direction) by the clockwise rotation of the rotating disk 360 (hereinafter referred to as “forward rotation”). Is stopped in the middle and returned by the counterclockwise rotation (hereinafter referred to as “reverse rotation”) of the rotating disk 360, for example, as shown in FIGS. 14 (a) and 14 (b), the connecting portion (base tape Tb) A special cut that cuts only the lower side (the cut portion Tbc of the base tape Tb + the cut portion Tac of the peeling tape Ta: the hatched portion in the figure), leaving the connecting portion Tbr of the peeling tape Ta and the connecting portion Tar of the peeling tape Ta. ”Or“ upper connection cut ”).
[0098]
Similarly, for example, in the operation from the state 300C to the state 300B described above, the full cutter 132 performs a cutting operation in the downward direction (reverse direction) by the reverse rotation of the rotating disk 360. 14 (c), for example, as shown in FIG. 14C, a special cut that cuts only the upper side (the cut portion Tbc + the cut portion Tac) while leaving the connecting portion (the connecting portion Tbr + the connecting portion Tar) on the lower side (hereinafter, “ "Lower connection cut" or "lower connection cut").
[0099]
Then, the above-described upward cut from the lower side (operation from the state 300B to the state 300C) and the downward cut from the upper side (operation from the state 300C to the middle of the state 300B) are combined, for example, FIG. As shown in (d), a special cut that cuts only the upper side (cut portion Tbc1 + cut portion Tac1) and the lower side (cut portion Tbc2 + cut portion Tac2) leaving the connecting portion (connecting portion Tbr + connecting portion Tar) in the center. (Hereinafter referred to as “center connection cut” or “center connection cut”).
[0100]
Further, in the above-described “upper connection connection cut”, “lower connection connection cut”, and “center connection connection cut”, the base tape Tb and the release tape Ta were similarly cut (full cut). As shown in Fig. 5, the half-cut hc can be combined to cut the base tape Tb without leaving the connecting portion. In this case, when peeling off as a label, the connecting portion Tbr of the base tape Tb is cut off. There is no need, and it becomes easier to peel off neatly as a label, which is convenient.
[0101]
For this reason, below, what combined the half cut hc shown in FIG. 15 is employ | adopted as a "connection cut." That is, (a) and (b) in the figure show "upper connection connection cut", (c) shows "lower connection connection cut", and (d) shows "middle connection connection cut". And
[0102]
In the present embodiment, the full cut portion 13F and the half cut portion 13H are separately provided. However, the full cut portion 13F and the half cut portion 1H can be adjusted to adjust the proximity of the full cutter 132 to the tape receiving plate 340. And may be used in combination. Further, the half-cut portion 13H may allow the motor reverse rotation or the reverse cut operation.
[0103]
Now, let us return to the description of the entire apparatus. As shown in FIG. 3, the detection unit 14 includes the tape identification sensor 141, the feed motor rotation detection sensor 142, the full cutter motor rotation detection sensor 143, the full cutter home position detection sensor 144, and the half cutter motor, respectively. A rotation detection sensor 145 and a half cutter home position detection sensor 146 are provided. In addition, it can also be set as the structure which abbreviate | omitted these according to the actual condition.
[0104]
Next, the drive unit 270 includes a display driver 271, a head driver 272, and a motor driver 273. The display driver 271 drives the display 4 of the operation unit 11 according to the instruction based on the control signal output from the control unit 200. Similarly, the head driver 272 drives the print head 7 of the printing unit 12 in accordance with an instruction from the control unit 200. The motor driver 273 includes a feed motor driver 273 a that drives the feed motor 121 of the printing unit 12, a full cutter motor driver 273 b that drives the full cutter motor 131 of the cutting unit 13, and a half cutter motor 133 of the cutting unit 13. And a half cutter motor driver 273c for driving the motor, and similarly, each motor is driven in accordance with an instruction from the control unit 200.
[0105]
Next, the operation unit 11 includes a keyboard 3 and a display 4. The display 4 has a display screen 41 capable of displaying 96 dot × 64 dot display image data inside a rectangular shape of about 6 cm in the horizontal direction (X direction) × 4 cm in the vertical direction (Y direction). When inputting data from the keyboard 3 to create / edit print image data such as character string image data, visually confirming the result, etc., inputting various commands / selection instructions, etc. from the keyboard 3 Used.
[0106]
The keyboard 3 includes an alphabet key group, a numeric key group, a kana key group such as hiragana and katakana, a character key group 31 including an external character key group for calling and selecting an external character, and various operation modes. A function key group 32 and the like for designating are arranged, and various instructions and data are input to the control unit 200. The function key group 32 includes a power key, a print key for instructing print processing, a selection key for data confirmation at the time of text input, a line feed, and a selection instruction on a selection screen, Four cursor keys for moving the cursor and moving the display range of the display screen 41 are included. These may be input by providing a key for each key input, or may be input using a smaller number of keys in combination with a shift key or the like.
[0107]
Next, the control unit 200 includes a CPU 210, a ROM 220, a character generator ROM (CG-ROM) 230, a RAM 240, and a peripheral control circuit (P-CON) 250, which are connected to each other via an internal bus 260.
[0108]
The ROM 220 is a control data area for storing control data including a color conversion table, a character modification table, a cutter drive range setting table (see FIG. 27), and the like, in addition to a control program area 221 for storing a control program processed by the CPU 210. 222. The CG-ROM 230 stores font data such as characters (including numbers, symbols, figures, etc.) prepared in the tape printer 1 and responds when code data for specifying the characters is given. Output font data.
[0109]
The RAM 240 is backed up when the power is turned off, and includes various flag / register groups 241, text data area 242, display image data area 243, print image data area 244, drawing registration image data area 245, and external character registration image data area 246. And various buffer areas 247 such as a character expansion buffer and a print buffer, and used as a work area for control processing.
[0110]
The tape printer 1 stores the input text data in the text data area 242 of the RAM 240 in a state where the text data is key-input / edited with the keyboard 3 (text editing state), and at the same time, expands the image. It is stored in the display image data area 243 as display image data (display image data), and is output and displayed on the display screen 41 of the display 4 at any time (the state of the display screen 41 at the time of this text data input / editing is Hereinafter referred to as “text editing screen”). Further, the result of editing according to various settings in the text editing screen and other screen display states is stored in the print image data area 244 as image data for printing (print image data).
[0111]
In the P-CON 250, a logic circuit that complements the function of the CPU 210 and handles interface signals with peripheral circuits is configured and configured by a gate array, a custom LSI, or the like. For example, a timer 251 that performs various timings is incorporated as a function in the P-CON 250. For this reason, the P-CON 250 is connected to the various sensors of the detection unit 14 and the keyboard 3, and the various buses described above from the detection unit 14 and the various instructions and input data from the keyboard 3 are used as they are or after being processed. The data and control signals output from the CPU 210 and the like to the internal bus 260 are output to the drive unit 270 as they are or after being processed in conjunction with the CPU 210.
[0112]
With the above configuration, the CPU 210 inputs various detection signals, various instruction signals, various data, etc. via the P-CON 250 in accordance with the control program in the ROM 220, and the font data from the CG-ROM 230, the RAM 240 By processing various data and outputting a control signal to the drive unit 270 via the P-CON 250, the print head 7 is controlled to print on the tape T under predetermined printing conditions. The entire tape printer 1 is controlled such as various cutting (cutting) control of the tape T or display control of the display screen 41.
[0113]
Next, the processing flow of the entire control of the tape printer 1 will be described with reference to FIG. When processing starts by pressing the power key (power on), as shown in the figure, first, initial settings such as restoring each saved control flag to return to the previous power-off state Next, the previous display screen is displayed as an initial screen (S2).
[0114]
Subsequent processing in FIG. 8, that is, a determination branch (S3) as to whether or not key input and various interrupt processing (S4) are processing conceptually shown. Actually, in the tape printer 1, when the initial screen display (S2) is completed, the interruption by the key input or the like is permitted, and the state is maintained until any interruption occurs (S3: No). When any interrupt occurs (S3: Yes), the process proceeds to each interrupt process (S4), and when the interrupt process is completed, the state is maintained again (S3: No).
[0115]
As described above, in the tape printer 1, the main process is performed by the interrupt process. Therefore, if the user is ready to create a print image or the like, the user can issue a print instruction at an arbitrary point of time. Occurs, print processing is started, and a print image can be printed based on the print image data. In other words, the user can arbitrarily select the operation procedure up to printing.
[0116]
Next, a typical operation example related to the cutting function will be described with reference to the screen display of the display 4 for the label producing method of the tape printer 1.
[0117]
For example, as shown in FIG. 17, when the user inputs a character (character) string “ABCDE” in the first row on the text editing screen, the display state (screen D10: hereinafter, the state of the display screen 41 is displayed on the screen). Dxx, and only Dxx will be described and illustrated.) “▲ 1 ▼” in the screen indicates text input on the first line, followed by text “ABCDE” (corresponding character string image) key-input by the user. . Further, “E” has a mark (cursor K) indicating the cursor position.
[0118]
In the following, “single print” is a print of a single print image printed based on one text data (text file), and here, a character string “ABCDE” displayed on the text editing screen. Is printed only once. On the other hand, in the “continuous printing”, the print images G11 to G13 three times (in the example of FIG. 19A, three times (three) in the example of FIG. 19A) are successively printed.
[0119]
As shown in FIG. 17, in the state of the text editing screen display (D10), when the print key is pressed (operated) by the user, a selection screen for selecting the presence / absence of “continuous printing” is displayed ( D11). In the tape printer 1, the user can cancel various instructions by key input with the cancel key, and the original text editing screen display state (D10) by pressing the cancel key from the above state (D11). (The same applies below, so the explanation is omitted.)
[0120]
On the selection screen (D11), choices such as “do not” and “do” are displayed, and the user can select / designate one of these choices by operating the cursor key. .
[0121]
For example, if the cursor key “↓ or →” is pressed once from the state where “No” is specified as the cursor (hereinafter “selection display”), “Yes” is selected and displayed. When “↑ or ←” is pressed, “No” is selected and displayed. Further, for example, when the selection key is pressed in a state where “NO” is selected and displayed, “NO” is selected for “CONTINUOUS PRINT”, that is, “NORMAL PRINT” is selected instead of “CONTINUOUS PRINT”. Transition to the operation screen of the lower hierarchy in (D13S).
[0122]
Here, from the state where “Yes” is selected and displayed (D11), if the selection key is pressed, “Yes” of “Continuous Print” is selected, and the operation screen (here) Then, the screen changes to an input screen), and the cursor K prompts the user to input the “number of prints”. For example, when “3” is input from this state (D12), the screen further transitions to an operation screen of a lower hierarchy (here, a selection screen). In this selection screen, “automatic cut” in “continuous printing” is “not performed”. “Yes” is displayed (D13).
[0123]
Again, “Yes” is selected and displayed (D13), and when the selection key is pressed, “Yes” of “Automatic cut” of “Continuous printing” is selected (hereinafter simply expressed as “Selected”). Next, go to the lower level operation screen (in this case, the selection screen) and select “Full cut”, “Half cut”, “Linked cut”, etc. as “Cut method” in “Auto cut” of “Continuous printing” Options are displayed (D14). In this selection screen (D14), a cutting method in the middle of “continuous printing” (between print images) (hereinafter referred to as “intermediate cut”) can be selected. “Final cut”) shall be “full cut”.
[0124]
Here, when “connected cut” is selected as it is (D14), the screen further moves to an operation screen of a lower hierarchy (here, a selection screen), and “connected” of “automatic cut” of “continuous printing”. Options such as “upper”, “middle”, and “lower” are displayed as the “connection position” of “cut” (the position of the aforementioned connection part Tar etc. in FIGS. 14 and 15) (D15: FIGS. 17 and 18). Common). Among these, the option “upper” is the above-mentioned “upper connection connection cut” (see FIGS. 15A and 15B), and the option “middle” is “the center connection connection cut” (see FIG. 15D). The option “below” indicates “a connection cut of the lower connection” (see FIG. 10C).
[0125]
Next, as shown in FIG. 18, when “Up” is selected on the above selection screen (D15), the screen further transitions to an operation screen of a lower hierarchy (here, the selection screen). As the “connection width” of “connection cut” (the size in the tape width direction of the above-described connection portion Tar or the like), options such as “large”, “normal”, and “small” are displayed (D16). These are the settings of the amount (the length in the tape width direction) to be left as the connection portion in the above-mentioned “upper connection connection cut”, and the connection width (in other words, depending on “large”, “normal”, and “small”) (Cut width) is adjusted (see FIGS. 20A to 20C and FIG. 27).
[0126]
Here, for example, when “normal” is selected as it is (D16), the screen shifts to the next operation screen (in this case, the selection screen), and whether or not to execute “continuous printing”, that is, “continuous printing”. “Do not” and “do” options of “execute” are displayed (D17).
[0127]
Here, when “NO” is selected (D17), the original text editing screen is returned (same as D19: D10). When “YES” is selected as it is (D17), next, “printing” is performed. 19A, as shown in FIG. 19A, three (three) print images G11 to G13 of “ABCDE” are sequentially printed in succession at the boundary position between the print images. The corresponding cut positions P1 and P2 are subjected to the above-described “upper connection cut” with the upper side in the figure as the connection portion. After these are finished, the original text editing screen is displayed again (D19). For this reason, after this, as shown in FIG.19 (b), it can separate easily as each label L11-L13 as needed.
[0128]
On the other hand, as described above, when “no” (that is, “single printing”) is selected for “continuous printing” (D11 in FIG. 17), the operation screen (selection screen) in the lower hierarchy in “single printing” is displayed. In this selection screen, “automatic cut” (so-called autocut) “no” and “yes” options in “single print” are displayed (D13S). Here, when any one is selected, after setting it, the message “printing” is displayed, and the character string image of the character string “ABCDE” is printed as a single print image (D18 in FIG. 18). ) When printing is completed, the original text editing screen is restored (D19: same as D10).
[0129]
As described above, in the state shown in FIG. 19A immediately after printing by “continuous printing”, the labels are connected by the connecting portion and are not separated for each of the labels L11 to L13. There is no hassle of aligning the scattered labels, which makes it easier to store and manage them when they are not applied immediately. On the other hand, when the labels L11 to L13 are individually separated, they are simply connected by a connecting portion, so that they can be easily separated by hand tearing or the like, and it is not necessary to separate them as scissors again.
[0130]
That is, a plurality of print images G11 to G13 can be continuously printed on the tape T, and the labels L11 to L13 of the print images G11 to G13 can be created so as to be easily managed in a batch or individually. Further, in particular, not only the full cut between the labels (fc: see FIG. 14 (a)) but also the combination with half cut (hc: see FIG. 15 (a)), it is sufficient to tear only the release tape Ta. Since the end of each label (the end of the base tape Tb) is neatly cut by half-cutting, the appearance is improved.
[0131]
In addition, the position of the connecting portion in the width direction is shown as “up” (upper connection: one end in the width direction), “lower” (lower: the other end) and “middle” (center connection: center). From a plurality of options such as (part)), it is possible to select as a “connection position” in a menu format. Therefore, each print image (label) is connected in a desired connection position selected easily and arbitrarily from these options. Can be obtained. In the above example, “upper link” is exemplified (“upper” is selected in D15), but “lower link” (“lower” is selected) even in “middle link” (“middle” is selected). However, similarly, each of the labels L11 to L13 can be created so as to be easy to perform collective management and individual management.
[0132]
In addition, the length in the width direction of the connecting part can be selected as a connecting width in a menu format from multiple options such as "large", "normal", and "less", so the connecting width can be selected according to the ease of separation and other conveniences. Can be selected easily and arbitrarily, and each print image (tape on which the label is printed) can be obtained as each label in a state of being connected with a desired connection width.
[0133]
The cutting method can be selected as a cut instruction in a menu format from multiple options such as “half cut” (half cut instruction), “full cut” (all cut instruction), and “connected cut” (connected cut instruction). Therefore, the cutting method can be selected easily and arbitrarily according to the circumstances such as how to handle the tape on which the printed image has been printed, so that the tape can be cut with the desired cutting method. In this state, a tape on which each print image is printed can be obtained. In addition, since the conventional “half cut” and “full cut” can be selected, it is possible to maintain upward compatibility with the conventional model, and it is possible to secure the conventional user-friendliness.
[0134]
The above-described cutting method selection screen (D14) is for selecting the cutting method for intermediate cutting, and the final cutting is “full cutting”. However, the same selection screen is provided for the final cutting so that the selection can be made. May be. The selection of the cutting method for the final cut may be combined with the selection of the cutting method for “single printing”.
[0135]
In this case, for example, when “No” in “Continuous printing” is selected (D11), the same “No” or “Yes” is selected instead of the “Automatic cut” selection screen (D13S) in “Single printing”. “Automatic cut after final printing” (hereinafter referred to as “final automatic cut”) is displayed, and after selecting and setting one of them, “Printing” is displayed and a print image of “ABCDE” is printed. After applying the set “final cut” (D18), the screen returns to the original text editing screen (D19). When “execution” “execution” of “continuous printing” is selected (D17), the above-mentioned “final automatic cut” selection screen is also displayed, and the same “do not” “do” is displayed. Any one can be selected and set. In this case, after “printing” is subsequently displayed, “continuous printing”, “connected cut”, and the set “final cut” of the three print images G11 to G13 are performed (D18), and then the original text editing is performed. Return to the screen (D19).
[0136]
In the above example, various settings / execution of “continuous printing” are started by pressing the same print key as “single printing” (processing is started). For example, a continuous printing key or the like is provided to perform “continuous printing”. Different types of “continuous printing” settings and execution may be activated using individual keys (for example, a continuous printing setting key and a continuous printing execution key) or the like.
[0137]
Further, in the above example, by specifying only one print image (displayed on the text editing screen) as an object (element) for continuous printing and specifying a large number of prints (three in the above example), the print image is completely displayed. Since the same print image (such as “ABCDE” described above) is continuously printed, it can be used for batch production of a large number of identical labels, but different specifications can also be used.
[0138]
For example, the specification of “continuous printing” in the case where there is a number in the character string such as “ABCD1” is the same as that of three print images G14 to G16 of “ABCD1”, “ABCD2”, and “ABCD3” shown in FIG. In this way, the specification may be such that printing is performed while sequentially changing the numbers (continuously). Alternatively, another type of “continuous printing” may be newly provided as a new function with a name such as “sequential number printing”. Of course, in this case as well, thereafter, as shown in FIG. 19D, the labels L14 to L16 can be easily separated as required. Further, the connection width (cut width) such as “large”, “normal”, and “small” can be adjusted (see FIGS. 20D to 20F and FIG. 27).
[0139]
Further, the specification of “continuous printing” may be continuous printing of a plurality of print images printed based on each of a plurality of text data. Alternatively, another type of “continuous printing” may be newly provided as a new function with a name such as “group printing”. In this case, for example, if “ABCDE”, “ABCDE”, and “ABCDE” are registered as a group in the same group in advance, and execution of this kind of continuous printing (group printing) is instructed, FIG. ) And can be printed as shown in the example of FIG. 4B and used for general purposes (3) if “ABCD1”, “ABCD2” and “ABCD3” are registered in advance. Versatility).
[0140]
In the case of a specification such as “group printing”, corresponding to the designation of a large number of prints, the character strings registered in the same group are sequentially (or cyclically designated) for the designated number of prints. You can also just print. In the case of this specification, for example, as shown in FIG. 24 (a) and FIG. 25, a series of “Nagano Prefecture”, “Suwa City”, “Yamato”, “3-chome”, “No. 3-5”, etc. in the same group. The address description is registered and can be continuously printed as print images G31 to G35, etc. When the labels G31 to G35 are pasted, the arrangement of each row is arbitrarily set (for example, business cards, postcards, envelopes) It can be adjusted and pasted (according to the size of the object to be pasted, etc.) (see FIG. 25). In addition, for example, name, name, affiliation, and the like may be included. Also in the case of this specification, the connection width (cut width) can be adjusted (see FIG. 27).
[0141]
The label producing method of the tape printer 1 described above can be applied as a program processed by a program-capable tape printer, and can also be applied to a storage medium such as a CD for storing such a program, By storing this type of program or reading it from a storage medium and executing it, a plurality of print images can be continuously printed on a tape, and each label of each print image can be managed individually. Can be created for easy management. Of course, other modifications can be made as appropriate without departing from the scope of the invention.
[0142]
By the way, as described above, if a half cut is combined with the cut of the connecting portion, each label can be neatly completed. However, when considering that the connecting portion is torn off by hand, the peeling tape Ta side is torn off roughly. Can be bent. In such a case, the peeling tape Ta covering the end of each label may be missing.
[0143]
Therefore, in the following, a label producing method that can reduce and prevent the peeling tape Ta covering the printed image (that is, the portion to be a label) printed on the base tape Tb from being chipped even if the connecting portion is torn roughly. A second embodiment will be described.
[0144]
In the tape printing apparatus 1 of the (second) embodiment, the second connection cut (hereinafter referred to as “composite cut”) that is not the above-described “connection cut” that simply leaves a connection portion between a plurality of print images in connection printing. Cut "). In this “composite cut” label creation method, printing is performed with a predetermined margin between printed images, and the above-described full cut fc “joint cut” (however, the half cut hc does not have to be accompanied). ) And a half cut hc is applied to the ends of each printed image (that is, both ends of the margin: the boundary between each printed image and the margin) (see FIG. 22).
[0145]
In the present embodiment, as shown in FIG. 21, “Yes” is selected on the “automatic cut” selection screen in “continuous printing” (D20: the same as D13 in FIG. 17: the same processes D10 to D13). Then, (D20), as in the first embodiment, the screen shifts to a lower level operation screen (in this case, the selection screen), and “full cut” “half” is selected as the “cut method” of “automatic cut” of “continuous printing”. Options such as “Cut” and “Composite Cut” are displayed (D21).
[0146]
This selection screen (D21) also selects the cutting method of the intermediate cut, and the final cut may be fixed to “full cut” as in the first embodiment, or can be selected by providing a selection screen. Alternatively, it may be combined with the selection of the “single print” cutting method. The processing when “not perform” (that is, “independent printing”) is selected for “continuous printing” (D11 in FIG. 17) is also the same as in the first embodiment.
[0147]
Here, when “composite cut” is selected (D21), the screen further shifts to a selection screen of a lower layer, and “half cut + all cut” (FIG. 4D) is selected as the type of “composite cut”. Reference) Options such as “half cut + partial cut” (see FIGS. 22A to 22C) are displayed (D22).
[0148]
Among these, the latter option “half cut + partial cut” is an option indicating the characteristics of the present embodiment. When “half cut + partial cut” is selected here (D23), then the lower order is further subordinate. The screen changes to a hierarchy selection screen, and options such as “upper”, “middle”, and “lower” are displayed as “connection position” (“partial cut connection position”) as in the first embodiment (D23). The options “upper”, “middle”, and “lower” indicate “upper connection”, “center connection”, and “lower connection”, respectively.
[0149]
Next, similarly, when “upper” is selected (D23), the screen shifts to the same lower selection screen, and “partial cut” “connection width” is “large”, “normal”, “small”, etc. Options are displayed (D16: see FIGS. 23A to 23C and FIG. 27). In the same manner, for example, “normal” is selected (D24), and “execution” of “continuous printing” is selected “Done” (D25). Next, along with the message “printing”, As shown in FIG. 22A, three (3) print images G21 to G23 of “ABCDE” are sequentially printed in succession, and the cut positions P1 and P2 corresponding to the boundary positions of the print images are displayed. Then, “composite cut” of “upper side connection” with the upper side in the figure as a connecting part is performed, and when these are finished, the original text editing screen is restored.
[0150]
Therefore, after this, as shown in FIG. 22B, each label portion is torn off as necessary, and at this point, the peeling tape Ta can be easily separated while leaving a wide space including a margin. As shown in FIG. 5C, the individual labels L21 to L23 can be peeled off and pasted from the peeling tape Ta just before sticking.
[0151]
As described above, in the state of FIG. 22A immediately after printing by “continuous printing”, since it is connected and disconnected by the connecting portion, collective storage / management becomes easier when not immediately attached. On the other hand, when each of the labels L21 to L23 is individually separated, it is simply connected by a connecting portion, so that it can be easily separated by hand tearing as shown in FIG. 22 (b), and the peeling tape Ta is used as a blank. Since it is widely left, it is possible to separate without peeling off the peeling tape Ta covering the end of each label. Also, as shown in FIG. 22 (c), since the half-cut is applied, only the labels that are neatly cut and have good appearance can be easily peeled off from the peeling tape Ta and stuck easily. it can. That is, a plurality of print images G21 to G23 can be continuously printed on the tape T, and the labels L21 to L23 of the print images G21 to G23 can be neatly created so as to be easily managed and individually managed.
[0152]
The advantage that various elements relating to cutting such as “cutting method”, “connection position”, and “connection width” can be easily and arbitrarily selected in a menu format is the same as in the first embodiment. In addition, the labels L21 to L23 are similarly assigned to the “link position” not selected in the above-mentioned “center link” (select “middle”) or “lower link” (select “down”). It can be created to facilitate both batch management and individual management. Also, instead of using the same print key as “single print”, a continuous print key or the like may be provided to distinguish and start “continuous print”. Alternatively, a continuous print setting key and a continuous print execution key may be used to activate. May be.
[0153]
In addition, the specification such as “Sequential number printing” described in FIG. 19 may be used (see FIGS. 22D to 22F), or the specification such as “Group printing” described above may be used. A series of related print images (for example, print images G31 to G35 in FIG. 24B) of name, affiliation, etc. (hereinafter, “address etc.”) are continuously printed, and the arrangement of each row is arbitrarily set (for example, a business card, It may be adjusted and pasted (according to the size or the like of a pasting object such as a postcard or envelope) (see FIG. 25).
[0154]
The label creation method described above can also be applied to a program and a storage medium that stores the program, as in the first embodiment. A plurality of print images can be obtained by reading from a storage or storage medium in advance and executing the program. Can be continuously printed on a tape, and each label of each printed image can be neatly created so that it can be easily managed in a batch or individually.
[0155]
By the way, even if it is the "connected cut" of the first embodiment described above or the "composite cut" of the second embodiment, unlike the conventional full width full cut, the same applies to all tape widths. Can not be cut. That is, for example, as shown in FIG. 26 (c), if the cutter driving range can secure a sufficient connection width for a thick tape, the connection width cannot be ensured for a thin tape, and conversely a thin tape. If it matches, the amount of cutting with a thick tape will be insufficient, and it will not be easy to tear to make each label.
[0156]
Therefore, in the following, the cutting amount (cutting length: see FIG. 27) is adjusted in accordance with the tape width, and as shown in FIGS. 26 (a), (b) and FIG. A label producing method capable of performing the remaining cut will be described as a third embodiment. In addition, the cut (hereinafter referred to as “cut cut”) leaving the connecting portion described below is the same cut as the “connected cut” of “upper connection” in the first embodiment, as illustrated.
[0157]
In the present embodiment, as shown in FIG. 29, in the “automatic cut” selection screen in “continuous printing” (D30: same as D13 in FIG. 17 and D20 in FIG. 21; the processing of D10 to D13 is also the same), “ When “Yes” is selected (D30), as in the above-described embodiments, the screen shifts to the selection screen of the lower layer, and “Full cut” “Half” is selected as the “Cut method” of “Automatic cut” of “Continuous printing”. Options such as “Cut” and “Cut cut” are displayed (D31).
[0158]
Here, when “cut cut” is selected (D31), the screen changes to a lower selection screen, and options such as “long”, “normal”, and “short” are selected as the “cut length” of “cut cut”. Is displayed (D32: see FIGS. 27 to 28).
[0159]
Note that the selection of the cut length here is not an absolute cut length option indicating a numerical value based on the unit of length, but relatively “long”, “normal”, and “short” with respect to the entire width of the tape. In other words, it is a relative cut length option that indicates the ratio to the total width, and it is not a specific numerical value, so it is an abstract cut length option. It is defined as a specific cut length (converted to a cut drive range) (see FIG. 27).
[0160]
Here, for example, when “normal” is selected (D32), the tape printer 1 identifies the tape type by the tape identification sensor 141 (see FIG. 3), and the cutter in the ROM 220 according to the tape width of the type. The drive range setting table (see FIG. 27) is searched to set a cutter drive range having a cut length of “normal” according to the tape width, and the screen is further shifted to a lower selection screen (D33).
[0161]
Similarly, when “execution” of “continuous printing” is selected as “execution” (D33: same as D17 in FIG. 18 and D25 in FIG. 21; the processing of D18 to D19 is also the same), “printing in progress” "ABCDE" three times (three) of the print images G21 to G23 are sequentially printed in succession (see FIG. 19A), and the upper positions are connected to the cut positions P1 and P2. After “cutting” is performed, when these are finished, the original text editing screen is restored.
[0162]
For this reason, as in the first embodiment, in the state of FIG. 19A immediately after printing, since it is connected and disconnected at the connecting portion, collective storage and management become easier, but only connected at the connecting portion. Therefore, as shown in FIG. 19B, each label can be easily separated by hand tearing or the like, and can be easily attached. Furthermore, in this embodiment, since the tape width is detected and the cutter driving range is set accordingly, as shown in FIGS. 27 to 28, the cut that leaves the connection portion having an appropriate connection width according to the tape width is performed. it can. That is, a plurality of print images can be continuously printed on a tape, and each label of each print image can be created so as to be easily managed collectively or individually according to the tape width.
[0163]
Note that the cut method selection screen (D31) also selects the intermediate cut method, and the final cut may be fixed to “full cut” as in the above-described embodiments. It may be provided and selectable, or may be combined with the selection of the cutting method of “single printing”. The processing when “not perform” (that is, “independent printing”) is selected for “continuous printing” (D11 in FIG. 17) is also the same as in the first embodiment.
[0164]
In addition, the “connection position” of the above “cutting cut” is “upper connection”, but “upper connection” and “center” can be selected according to options such as “upper”, “middle”, and “lower” as in the above embodiments. “Link” and “Lower Link” may be selectable, and “Label Link” and “Lower Link” are the same, so that each label of each print image can be easily managed collectively or individually according to the tape width. Can be created. Further, the advantages when various elements relating to cutting such as “cutting method” and “connection position” can be easily and arbitrarily selected in the menu format are the same as those in the above-described embodiments. Further, “single print”, “continuous print setting”, “continuous print execution”, etc. may be activated with a key or the like. Also, a specification such as “serial number printing” (see FIGS. 19D to 19F and FIGS. 22D to 22E) or a specification such as “group printing” may be used (see FIG. 19). 24 to 25 etc.).
[0165]
Note that the label creation method described above can also be applied to a program and a storage medium that stores the program, as in the above-described embodiments. A plurality of prints can be obtained by reading from a storage or storage medium in advance and executing the program. Images can be continuously printed on a tape, and each label of each print image can be created so that it can be easily managed collectively or individually according to the tape width.
[0166]
The above-mentioned “cutting cut” is matched with the “connected cut” in the first embodiment, but the “composite cut” in the second embodiment in which a predetermined margin is provided between the printed images and combined with the half cut. A similar cut may be used. These may be selectable. Also, the “connected cut” and “composite cut” with the cut amount adjustment according to the tape width are, for example, “connected cut” and “composite cut”. These may be selected separately.
[0167]
Therefore, in the following, for example, the above-mentioned “connected cut” and “composite cut” are adopted as “connected cut” and “composite cut”, and these can be selected as “full cut”, “half cut”, etc. A creation method will be described as a fourth embodiment.
[0168]
In this embodiment, as shown in FIG. 30, when “Yes” is selected on the “automatic cut” selection screen in “continuous printing” (D30: the same as FIG. 29), the screen transitions to the selection screen of the lower hierarchy. Then, options such as “full cut”, “half cut”, “joint cut”, and “composite cut” are displayed as the “cut method” of “automatic cut” of “continuous printing” (D40 to D41).
[0169]
That is, in the present (fourth) embodiment, “full cut” that cuts the full width of the tape without leaving the connecting portion (full cut), and “half cut” that cuts only the base tape Tb although it is full width. , Print multiple print images without any margins between them, and cut the print images between each other (boundary) leaving the connecting part (however, the cut length is adjusted according to the tape width) Each of the printed images is printed with a predetermined margin between the printed images and the above-described “connected cut”. One of “composite cut” (the above-mentioned “composite cut cut”) in which half-cutting is performed at the edge of the image (that is, the boundary between each printed image and the margin) can be selected as the intermediate cut method.
[0170]
The final cut may be fixed to “full cut” as in the above-described embodiments, or may be selectable by providing a selection screen, or combined with the selection of the “single print” cut method. You may do it. In addition, the processing when “do not” “continuous printing” (that is, “single printing”) is selected (D11 in FIG. 17) is the same as that in each of the above-described embodiments.
[0171]
Here, from the above-described selection screen state (D40), for example, when “composite cut” is selected after a cursor operation (D41), as in the second embodiment, the screen further transitions to a selection screen of a lower hierarchy, Options such as “half cut + all cut” (see FIG. 4D) and “half cut + partial cut” (see FIG. 22) are displayed as the type of “composite cut”. Here, “half cut + part” When “Cut” is selected (D42: the same as D22 in FIG. 21), the screen further transitions to a selection screen of a lower hierarchy, and options such as “upper”, “middle”, and “lower” are displayed as “connection position”. (D43: same as D15 in FIG. 18 and D23 in FIG. 21). The options “upper”, “middle”, and “lower” indicate “upper connection”, “center connection”, and “lower connection”, respectively.
[0172]
Next, similarly, when “upper” is selected (D43), the screen changes to a lower selection screen, and “large”, “normal”, and “small” are set as the “connection width” of “partial cut”. (D44: same as D16 in FIG. 18: the following display / operation is the same for D17 to D19).
[0173]
However, since “connected cut” and “composite cut” in this embodiment are “connected cut” and “composite cut” with a cut amount adjustment according to the tape width, each option of “connected width” is “large”. “Normal” and “Low” correspond to the tape width, respectively, and the cutter driving range is defined as shown in FIG. 27. Here, for example, when “Normal” is selected (D44), the tape identification sensor 141 is selected. The cutter driving range setting table is searched according to the tape width corresponding to the tape type detected by (see FIG. 3), and the cutter driving range corresponding to the tape width is corresponding to “normal” of “connection width”. Set.
[0174]
Similarly, when “execute” of “continuous printing” is selected, “printing” is displayed, and “ABCDE” three times (three) of print images G21 to G23 are sequentially displayed. Printing is performed continuously (see FIG. 22A), and “combined cuts” of “upper connection” are applied to the cut positions P1 and P2 corresponding to the boundary positions of the respective print images. Return to the text editing screen.
[0175]
Therefore, after that, if necessary, each label portion is torn off, and at this point, the peeling tape Ta can be easily separated while leaving a wide space including the blank (see FIG. 22 (b)). The individual labels L21 to L23 can be peeled off from the peeling tape Ta and attached (see FIG. 22C).
[0176]
On the other hand, when “connected cut” is selected as it is on the above selection screen (D40), the screen is shifted to a lower layer selection screen as in the first embodiment, and “upper” and “middle” are set as “connected positions”. When an option such as “below” is displayed and “upper” is selected (D43), the screen shifts to a lower selection screen, and “joint width” of “joint cut” is “large” or “normal”. Options such as “less” are displayed (D44). Similarly, for example, when “normal” is selected, and “execution” of “continuous printing” is selected, “printing” is displayed, and “continuous printing” and “upper connection” “connection” are displayed. After the “cut” is performed (see FIG. 19A), the original text editing screen is restored. For this reason, after this, it can separate easily as each label part if needed (refer to Drawing 19 (b)).
[0177]
As described above, in the present embodiment, “connected cut” similar to the first embodiment, “composite cut” similar to the second embodiment, and the like can be selected as the cutting method, and thus various cuts are possible. At the same time, each label can be created for easy batch management and individual management. In addition, by adopting “connection cut” and “composite cut” with cut depth adjustment according to the tape width, it is possible to cut without leaving the connection part of the appropriate connection width according to the tape width, depending on the tape width Each label can be created for easy batch management and individual management.
[0178]
Instead of the above-described “connection width” selection screen (D44), a “cut cut length” selection screen (D45: the same as D32 in FIG. 29) similar to the third embodiment may be used. Similarly, in this case, it is possible to perform cutting while leaving a connection portion having an appropriate connection width according to the tape width, and it is possible to create each label so that collective management and individual management can be easily performed according to the tape width. In addition, although the above-mentioned “connection position” is “upper connection”, both “central connection” and “lower connection” are the same, and each label of each print image is managed collectively and individually according to the tape width. If you want to make it easier. Further, a specification such as “sequential number printing” or a specification such as “group printing” may be employed (FIGS. 19D to 19F, 22D to 22E, and FIGS. Refer to FIG. 25, etc .: In this embodiment, both FIGS. 24A and 24B are possible).
[0179]
The label creation method described above can also be applied to a program and a storage medium that stores the program, as in the above-described embodiments. A plurality of prints can be obtained by reading from the storage or the storage medium in advance and executing the program. Images are continuously printed on a tape, and each label of each printed image can be neatly created so as to be easily managed in a batch or individually according to the tape width.
[0180]
In each of the above-described embodiments, a transition from the text editing screen to the continuous printing setting screen is performed by pressing the print key (D11 in FIG. 17), and the “cutting method” of “continuous printing” is performed by screen transition to the lower layer. Although the selection screen for “connection position”, “connection width”, and the like is displayed, as described above, “single print”, “continuous print setting”, “continuous print execution”, and the like may be activated with a key or the like.
[0181]
Only cuts in continuous printing may be set independently by pressing a “continuous printing cut setting key”, for example. Hereinafter, this will be described as a fifth embodiment.
[0182]
In this case, for example, as shown in FIG. 31, when the user presses the continuous print cut setting key in the text editing screen display state (D10), the selection screen (D31) of the third embodiment described above with reference to FIG. ), And a selection such as “full cut”, “half cut”, and “cut cut” is displayed as the “cut method” of “continuous printing” (D50).
[0183]
Hereinafter, similarly, for example, when “cut cut” is selected here (D50), the screen is further shifted to a lower selection screen, and “long” or “normal” is set as the “cut length” of “cut cut”. When an option such as “Short” is displayed, for example, when “Normal” is selected (D51: same as D32 in FIG. 29), the cutter driving range setting table (see FIG. 27) is similarly searched for the tape width. A cutter driving range having a corresponding cutting length of “normal” is set.
[0184]
However, in this embodiment, since “execution” of “continuous printing” and other processing are performed independently, when the cutter drive range setting is completed (D51), the screen returns to the text editing screen (same as D53: D10). ).
[0185]
In the above example, the “cut length” (“cut cut length” on the display) is selected in the case of “cut cut”, but it is the same as the selection screen of the first, second, and fourth embodiments. In the same way, the selection screen of “connection width” (D55: same as D16 in the figure and D44 in FIG. 30) is adopted, and the cutter driving range setting table (see FIG. 27) is similarly searched based on “connection width”. A cutter driving range corresponding to the tape width may be set.
[0186]
In the above example, as the “cut method” of “continuous printing”, “full cut”, “half cut”, and “cut cut” and “cut length” (that is, cutter driving range) are set. Further, the “connection position” or the like may be selected and set on the selection screen, or these may be further finely distinguished and provided individually by setting individual keys or the like.
[0187]
Further, the “cut method” is not limited to “cut cut” but may be “connected cut” or “composite cut” described above, or a combination of these, “full cut”, “half cut”, “ Options such as “connected cut” and “composite cut” may be provided. In addition, when “connected cut” and “composite cut” can be selected, not only the “cut method” but also the print method (whether or not to provide a margin between print images) is replaced. Instead of “key”, it may be provided as “continuous printing setting key” or the like.
[0188]
By the way, in each of the above-described embodiments, the setting method of various cutting methods and the result of continuous printing after the setting have been described. Hereinafter, based on data set by the above-described various settings (hereinafter, “setting data”). An example of the “printing process” that is started and executed will be described in detail.
[0189]
For example, when “Yes” is selected by the user on the “execution” selection screen for “continuous printing” (D17 in FIG. 18, D25 in FIG. 21, D33 in FIG. 29, etc.), or “continuous printing execution” individually When a key (continuous printing execution key) is provided, when the continuous printing execution key is pressed, or when an individual key (single printing key) for specifying single printing is provided, when the single printing key is pressed If there is a print instruction such as, the print instruction interrupt is generated as described above, and the print processing is started. The print image can be printed based on the above.
[0190]
Specifically, when the above print instruction interrupt occurs, for example, as shown in FIG. 32, a printing process (S20) is started, and a cutter driving range setting process is first performed (S21).
[0191]
In this cutter drive range setting process (S30: S21 process), as shown in FIG. 33, first, the tape width is acquired based on the detection result of the tape identification sensor 141 (S31), and then each of the above-described implementations. The cutting method selection / setting result according to various settings of the form is acquired as cutting method setting data (S32), and cut setting data relating to the intermediate cutting (hereinafter referred to as “intermediate cutting setting data”) is created based on the cutting method setting data (S33) Subsequently, cut setting data relating to the final cut (hereinafter, “final cut setting data”) is created (S33), and the process (S30) is terminated (S35).
[0192]
Here, the cutting method setting data includes various settings related to the cutting method, such as the selection result of the “connection cut” and “combination width”, and the selection result of the lower “connection position” and “connection width”. Setting data indicating the result is included. In addition, the intermediate cut setting data and final cut setting data created based on the cutting method setting data include detection data such as tape type (particularly tape width) in addition to the setting data indicating the various setting results described above. In the full cutter driving process (S50: see FIG. 35), which will be described later, this is data for setting the start position and direction of full cut and the distance (the number of rotations of the full cutter motor 131).
[0193]
As shown in FIG. 32, when the cutter driving range setting process is completed (S21), a print image is prepared and printed (S22). Here, for example, the character string image “ABCDE” described above is transferred from the print image data area 244 to the print buffer, and is prepared for printing and printed.
[0194]
In the case of the above-mentioned “serial number printing” type, for example, the character string image of “ABCD1”, which is the first print image among the above-mentioned “ABCD1”, “ABCD2”, and “ABCD3”, is developed and prepared in a print buffer. Print. In the case of the above-mentioned “group printing” type, for example, the character “Nagano Prefecture” that is the first print image of the above-mentioned “Nagano Prefecture”, “Suwa City”, “Yamato”, “3 Chome”, “No. 3-5” is used. A column image is developed from the registration destination (in the text data area 242) to the print buffer, prepared, and printed.
[0195]
When the print image preparation / printing is completed (S22), it is next determined whether or not “continuous printing” is performed (S23). If “continuous printing” is determined, it is determined whether or not “final printing is completed” (S24). When “continuous printing” is not “final printing end” (S23: Yes & S24: No), it is determined whether or not “intermediate automatic cut” is set (S25).
[0196]
Here, for example, if “Yes” is selected on the “automatic cut” selection screen for “continuous printing” (D13 in FIG. 17, D20 in FIG. 21, D30 in FIGS. 29 and 30), “intermediate automatic cut” ”(S25: Yes), and after performing the cut drive process ((intermediate) cut drive process: see FIG. 34 for details later) regarding the intermediate cut based on the intermediate cut setting data (S26), the next The process proceeds to print image preparation / printing (S22), and if “not” is selected for “automatic cut” in “continuous printing”, it is determined that it is not “intermediate automatic cut” (S25: No). Then, the process proceeds to the next print image preparation / printing (S22).
[0197]
The same processing is performed for the second time (second and second sheets) (loop processing of S22 to S26), and when the third (third) print image preparation and printing that is the final print image is completed (S22). ) Since it is “continuous printing” and “end of final printing” (S23: Yes & S24: Yes), it is next determined whether or not it is “final automatic cut” (S27).
[0198]
In the above-described example, since “final cut” is “full cut”, it is determined as “final automatic cut” (S27: Yes), and cut drive processing (FIG. 5) regarding the final cut is performed based on the final cut setting data. After (final) cut drive processing) is performed (S28), the processing (S20) is terminated (S29).
[0199]
On the other hand, when “no” (that is, “single print”) is selected for “continuous printing” (D11 in FIG. 17), or a single print key for instructing single print is provided and the single print key is pressed. Sometimes, for example, when the print image preparation / printing of the character string image of “ABCDE” is completed (S22), it is next determined whether or not “continuous printing” is performed, and is not “continuous printing” (S23: No). Next, it is determined whether or not “final automatic cut” is set (S27).
[0200]
Here, for example, if “Yes” is selected on the “automatic cut” selection screen (D13S in FIG. 17) of “single print”, it is determined as “final automatic cut” (S27: Yes), and (final) ) After performing the cut drive process (S28), the process (S20) is terminated (S29), and if "NO" is selected for "Automatic cut" in "Single printing", it is not "Final automatic cut". (S27: No) and the process (S20) is terminated as it is (S29).
[0201]
As described above, the “final cut” in “continuous printing” can be selected from “cut” and “do not” at the beginning, and in this case, if “do not” is selected, the above-described cut method can be selected. When it is determined that it is not “final automatic cut” (S27: No), the process (S20) is terminated as it is (S29), and “Yes” is selected and it is determined that “final automatic cut” is selected. (S27: Yes), in the (final) cut driving process (S28), various cutting methods are possible.
[0202]
Next, the intermediate or final cut driving process will be described in detail. When the cut driving process (S40: S26 in the middle, and finally S28) is started, as shown in FIG. 34, first, the cutter driving range setting process (S30 in FIG. 33: S21 in FIG. 32) is performed. Cut setting data created in step (S41) is acquired (S41). More specifically, it is determined whether or not it has been started as an intermediate cut drive process (S411). If it is intermediate (S411: Yes), intermediate cut setting data is acquired (S412), and it is not intermediate (that is, the final) (S411: No), the final cut setting data is acquired (S413).
[0203]
When the cut setting data acquisition is completed (S41), based on the acquired cut setting data, since the full cut portion 13F is upstream of the tape feed from the half cut portion 13H (see FIG. 1), first, by the full cut portion 13F, A full cutter drive process (details will be described later: see FIG. 35) is performed (S42), and then a half cut process is performed by the half cut unit 13H (S43).
[0204]
Here, it is further determined whether or not “composite cut” is selected (S44). If “composite cut” is selected (S44: Yes), half of the full cut (connected cut) position is halfway between the two. Since the cut is performed (for example, the cut position P1 in FIG. 22A is subjected to the half cut hc at two places sandwiching the full cut fc), the remaining half cut process is performed (S45), and the process ( S40) is terminated (S46), and if it is not “composite cut” (S44: No), the process (S40) is terminated as it is (S46).
[0205]
The above-described full cutter driving process (S42) is different from the half-cut process (S43) and the simple full-cut process that always cut the entire tape width, and will be described in detail below.
[0206]
When the full cutter driving process (S50: the process of S42 in FIG. 34) is started, as shown in FIG. 35, first, based on the cut setting data acquired in the cut setting data acquisition (S41 of FIG. 34), the full cut Is set (S51), then the "cut direction" is determined (S52), and the full cutter driving process corresponding to the "cut direction" is set. Are started (S53 to S56), and when these are finished, the processing (S50) is finished (S57).
[0207]
Specifically, first, as the “connection position” in the above-mentioned “connection cut” and “composite cut” (see D15 in FIGS. 17 to 18, D23 in FIG. 21, D43 in FIG. 30, etc.), for example, “medium” ( When “center connection” is selected, an “upward full cutter driving process (details will be described later: FIG. 5) is performed as a“ center connection cut ”in which the full cutter 132 is driven upward from the bottom to the top to perform an upward (positive direction) cut. 36) (S53), a downward full cutter driving process (details will be described later: see FIG. 37) for performing a downward (reverse) cut from top to bottom is performed (S54).
[0208]
If “Full Cut” is selected instead of “Connected Cut”, “Full Cut” (or Full Width Cut) or “Up” (Upper Connection: Opposite End Side) as “Connection Position” as described above When “link” is selected, the same upward full cutter drive processing is performed as “upper link cut” (opposing end-side link cut) (S55: same process as S53). Similarly, when “down” (lower side connection: reference end side connection) is selected as the “connection position”, the downward full cutter driving process is performed as “lower side connection cut” (reference end side connection cut). (S56: Same processing as S54).
[0209]
More specifically, when the above-described upward full cutter driving process (S60: the processes of S53 and S55 in FIG. 35) is started, first, as shown in FIG. 36, the full cutter motor 131 starts to rotate forward ( S61). Here, as described above with reference to FIGS. 10 to 13, the “forward rotation” indicates the rotating disk 360 so that the rotation state transition is from the state 300A → the state 300B → the state 300C → the state 300D → the state 300A. The direction of rotation is the rotation direction, and the cutting process in the upward direction (positive direction) is performed by the operation from the state 300B to the state 300C.
[0210]
The rotation start position here is a home position in the state 300A, that is, a detection position by the full cutter home position detection sensor 144 (see FIGS. 3 and 10 to 13), and is driven by the cutter based on the cut setting data. The start position is basically set to the home position, and the distance is set by the number of rotations of the full cutter motor 131 necessary for causing a state transition from the home position to the target position. In addition, the target position in this case is determined based on the detected tape width and “connection width” (or “cut length”) as described above with reference to FIG.
[0211]
Thus, when full cutter motor normal rotation is started (S61), an upward full cut is executed based on the rotation speed set by the normal rotation (S62). More specifically, a rotation detection signal (pulse signal) from the full cutter motor rotation detection sensor 143 (see FIG. 3 and FIG. 9) is input, and the rotation number is detected from the pulse number (S621). It is determined whether or not the set target position (rotation speed) has been reached along the direction of 300B → state 300C (S622), and normal rotation is maintained until the target position is reached (S622: Yes) (S622: (Yes to S621) When the target position is reached (S622: Yes), the forward rotation is braked and the reverse rotation of the full cutter motor 131 is started (S63).
[0212]
In the above-described full cut execution processing (S62), for example, if the normal rotation is continued until the state 300C is reached (or until the home position state 300A is reached), the “all cut” of FIG. 35 can be executed, and the state 300B → the state 300C. If it stops at the target position set in the middle, the “upper connection cut” can be executed. Similarly, if it stops at the target position below the middle of the state 300B → the state 300C, the lower side of the “center connection cut” Can be cut.
[0213]
Next, the “reverse rotation” of the full cutter motor 131 is a rotating disk so that the state of the circulation changes from state 300A → state 300D → state 300C → state 300B → state 300A as described above with reference to FIGS. 360 is a counterclockwise rotation direction, and a downward cutting process is performed by the operation from state 300C to state 300B.
[0214]
However, here, due to the reverse rotation, only the return to home is performed along the direction of the above-described restrained state → state 300B → state 300A (S64). That is, in the full cut execution process (S62), the rotation detection signal is similarly input for the amount of forward rotation (S642) until the home position is detected by the full cutter home position detection sensor 144, that is, the home position is set. Until it reaches (S642: Yes) (S642: Yes to S641), and when reaching the home position (S642: Yes), the reverse rotation is braked and the process (S60) is terminated (S65). . As a result, the cutter operation mechanism 300 of the full cutter 132 is returned from the target position to the home position, and the processing can be completed.
[0215]
In the above-described home return process (S64), the full cutter motor rotation detection signal input (S641) process can be omitted only when the home position is detected, that is, until the home position is reached (S642: Yes). Alternatively, the home position detection is omitted, and reverse rotation is performed until the set (forward rotation) rotation speed is reached by the full cutter motor rotation detection signal input (S641) (that is, full cut execution processing (S62) and The same processing can also be performed.
[0216]
Further, in the case of “full cut” in FIG. 3, since only forward rotation (or only reverse rotation) is possible, only full cutter motor forward rotation start (S61) and full cut execution processing (S62) or full cutter motor normal The full cut drive process may be performed only for the rotation start (S61) and the home return process (S64), or may be reversed instead of normal rotation, and can be handled by the downward full cutter drive process (S70) described below. .
[0217]
Next, in the downward full cutter driving process (S70: S54 and S56 in FIG. 35), as shown in FIG. 37, the rotation direction of the motor in the upward full cutter driving process (S60) described above in FIG. 36 is reversed. It is a thing.
[0218]
That is, when this process (S70) is started, first, the reverse rotation of the full cutter motor 131 is started (S71), and the set target position along the direction of state 300A → state 300D → state 300C → state 300B. The reverse rotation is maintained (S722: Yes to S721) until the (rotation speed) is reached (S722: Yes), and the full rotation in the downward direction to the target position is executed by braking the reverse rotation (S72). Then, normal rotation is started (S73), and by the normal rotation, only home return is performed along the direction of the above-described stopped state → state 300C → state 300D → state 300A (S74). As a result, the cutter operation mechanism 300 of the full cutter 132 is returned from the target position to the home position, and the processing can be completed.
[0219]
Note that the rotation start position here is also the home position in the state 300A as in the above-described upward full cutter drive process (S60), the cutter drive start position is set to the home position, and the distance from the home position to the target position. The target position is determined based on the tape width and the “connection width” (or “cutting length”) described above with reference to FIG.
[0220]
Then, in the full cut execution process (S72), for example, if the normal rotation is continued until the state 300C is reached (or until the home position state 300A is reached), the “all cut” of FIG. 35 can be executed, and the state 300C → If it stops at the target position set in the middle of the state 300B, the “lower connection cut” can be executed.
[0221]
Similarly, if it is stopped at a target position above the middle in the middle of the state 300C → the state 300B, the upper cut of the “center connection cut” can be executed. For this reason, as described above with reference to FIG. 35, the upper full cutter driving process (S60 in FIG. 36) and the lower full cutter driving process (S70 in FIG. 37) are combined to execute both lower and upper cuts. Thus, the “center coupling cut” with the central portion in the tape width direction as the coupling portion can be completed.
[0222]
In both the above-described upward full cutter driving process (S60) and downward full cutter driving process (S70), the cutter operating mechanism 300 of the full cutter 132 is returned from the target position to the home position, and the process is completed. Any processing can be started at any point of time. For this reason, for example, also in the above-mentioned “center connection cut”, the processing order of the upward full cutter driving process (S60) and the downward full cutter driving process (S70) is reversed. You can also
[0223]
Also, in the above-described home return process (S74), the process of the full cutter motor rotation detection signal input (S741) is omitted or, conversely, the home position detection is omitted and the same as the full cut execution process (S72). It can also be processed.
[0224]
Further, since the above example is based on the premise that the full cutter motor 131 is a DC motor, the rotation detection signal input by the full cutter motor rotation detection sensor 143 and the home position detection by the full cutter home position detection sensor 144 are used. However, the full cutter motor 131 can also be constituted by a step motor (stepping motor, pulse motor) or the like.
[0225]
In this case, the above-described upward full cutter driving process (S60) in FIG. 36 and the downward full cutter driving process (S70) in FIG. 37 are respectively performed in the upward full cutter driving process (S80) in FIG. 38 and the downward full cutter driving in FIG. It can be replaced by processing (S90). That is, in these cases, full rotation is performed so that forward rotation (S81 in FIG. 38, S92 in FIG. 39) and reverse rotation (S82 in FIG. 38, S91 in FIG. 39) are performed with a pulse corresponding to the number of rotations up to the target position. The cutter motor 131 can be driven and controlled to perform full cutter drive processing in the upward and downward directions.
[0226]
Further, in each of the above-described embodiments, the full-cut portion 13F employs the slide-type full cutter 132 that can be cut in both the upper and lower directions, but the “connection position” is either “upper connection” or “lower connection”. For example, the scissors method may be adopted. Further, the scissors method may be composed of a pair of full cutters in the upward direction and full cutters in the downward direction to enable all of “upper connection”, “lower connection” and “center connection” as the “connection position”. .
[0227]
The above-described printing process (method) in FIGS. 32 to 39 as a whole, the cut driving process described above mainly in FIGS. 34 to 39, and the label creation method using these processes are also stored in the program. It can also be applied to storage media, and it is stored in advance in a programmable tape printing device or read from the storage medium etc. and executed to print a plurality of print images continuously on the tape, and each label of each print image Can be created neatly so as to facilitate both batch management and individual management according to the tape width. Of course, other modifications can be made as appropriate without departing from the scope of the invention.
[0228]
【The invention's effect】
As described above, according to the tape printing apparatus, the label producing method, the program, and the storage medium of the present invention, each label of a plurality of printed images continuously printed on the tape is created so as to be easily handled in a batch or individually. There are effects such as being able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external plan view of a tape printer according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an external perspective view of the tape printer, showing a state where a lid is raised.
FIG. 3 is a block diagram of a control system of the tape printer.
FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating an example of a printing result and a cutting result.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a full cutter, a half cutter, and respective carriages.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a schematic positional relationship of the cutter operating mechanism mainly with respect to the carriage, the tape receiving member and the tape pressing member, and the tape cartridge C;
FIG. 7 is an explanatory diagram mainly showing a carriage, a tape pressing member, a support block, and a positional relationship thereof, of the cutter operating mechanism.
FIG. 8 is an explanatory diagram mainly showing a tape pressing member, a support block, and a positional relationship between them in the cutter operating mechanism.
FIG. 9 is an explanatory diagram mainly showing a drive mechanism of the cutter operating mechanism.
FIG. 10 is an explanatory view in a state A that is a home position of a cutter operating mechanism of a full cut portion and a half cut portion.
11 is an explanatory diagram of the same cutter operating mechanism as in FIG. 10 in a state B. FIG.
12 is an explanatory diagram of the same cutter operating mechanism as in FIG. 10 in a state C. FIG.
13 is an explanatory diagram of the same cutter operating mechanism as in FIG. 10 in a state D. FIG.
FIG. 14 is an explanatory diagram showing a cut image of a tape and a cross section thereof when various connection cuts not accompanied by a half cut are performed.
15 is an explanatory view similar to FIG. 14, showing an example with a half cut. FIG.
FIG. 16 is a flowchart showing a schematic process of the entire control of the tape printer.
FIG. 17 is an explanatory diagram of a display screen and typical operations on the display screen, showing an example when continuous printing is instructed and a connection cut is specified in print-related settings.
18 is an explanatory view similar to FIG. 17, continued from FIG. 17;
FIG. 19 is an explanatory diagram illustrating an example of a print result, a cut result, and separated labels when continuous cut is designated in continuous printing, corresponding to FIGS. 17 to 18;
FIG. 20 is an explanatory diagram showing an example of a cut result with different connection widths of connection cuts.
FIG. 21 is an explanatory view similar to FIGS. 17 to 18, showing an example when continuous printing is instructed and a composite cut is designated as the second embodiment.
FIG. 22 is an explanatory diagram showing an example of a print result, a cut result, and separated labels when a composite cut is designated by continuous printing, corresponding to FIG. 21;
FIG. 23 is an explanatory diagram illustrating an example of a cut result with different connection widths of composite cuts.
FIG. 24 is an explanatory view similar to FIGS. 19 and 22, showing an example in which related print images are continuously printed.
25 is an explanatory diagram showing an example of a case where each label of FIG. 24 is affixed to a business card, a postcard, and an envelope.
FIG. 26 is an explanatory diagram showing a relationship between a tape width and a cutter driving range in a connection cut or a composite cut.
FIG. 27 is an explanatory diagram showing an example of a cutter driving range setting table.
FIG. 28 is an explanatory diagram showing the relationship between the cutting length, the tape width, and the cutter driving range when the connection cutting is performed according to the rules of the cutter driving range setting table of FIG.
FIG. 29 is an explanatory view similar to FIG. 21 showing an example when continuous printing is instructed and a cut cut is designated as the third embodiment.
30 is an explanatory view similar to FIG. 21, showing an example in which continuous printing is instructed and a connection (cutting) cut and a combined (cutting) cut can be designated as a fourth embodiment.
FIG. 31 is an explanatory diagram similar to FIG. 17 showing an example in which only the continuous printing cutting method is independently set as the fifth embodiment.
FIG. 32 is a flowchart illustrating a printing process.
FIG. 33 is a flowchart showing cutter driving range determination processing;
FIG. 34 is a flowchart showing a cut drive process.
FIG. 35 is a flowchart showing a full cutter driving process.
FIG. 36 is a flowchart showing an upward full cutter drive process.
FIG. 37 is a flowchart showing a downward full cutter driving process.
FIG. 38 is a flowchart showing an upward full cutter drive process similar to FIG. 36 when the drive motor is a step motor as another example.
FIG. 39 is a flowchart corresponding to the example of FIG. 38 and showing the downward full cutter driving process similar to FIG.
FIG. 40 is an explanatory diagram showing an example of a printing result and a cut image of a tape by conventional continuous printing.
[Explanation of symbols]
1 Tape printer
2 Device case
3 Keyboard
4 display
7 Print head
11 Operation unit
12 Printing department
13 Cutting part
13F Full cut part
13H half cut part
14 detector
200 Control unit
270 Drive unit
fc full cut
C tape cartridge
Gxx ... Print image
hc half cut
Lxx ... label
R ink ribbon
T tape

Claims (12)

表面を印刷対象面とし裏面を粘着面とする基材テープと前記粘着面を覆う剥離テープとを有する印刷テープを装着するテープ装着手段と、
前記印刷テープの前記印刷対象面の長手方向に複数の印刷画像を並べて印刷する印刷手段と、
前記印刷テープをその幅方向の一方の端である基準端側から他方の端である対向端側への正方向へカットする正方向カットと、前記対向端側から前記基準端側への逆方向へカットする逆方向カットと、が可能であり、且つ少なくとも前記剥離テープの幅方向の一部が連結部として連結された状態で残るようにカットする連結カットが可能なカット手段と、
前記連結部の前記幅方向における位置を、複数の選択肢から連結位置として選択可能な連結位置選択手段と、
前記カット手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記連結位置の複数の選択肢には、前記基準端側で連結する基準端側連結と、前記対向端側で連結する対向端側連結と、中央部で連結する中央連結と、が含まれ、
前記制御手段は、前記印刷テープに印刷された前記複数の印刷画像の相互間について、前記対向端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記対向端側連結となるように前記正方向カットを行う対向端側連結カットを、前記カット手段に行わせる対向端側連結カット制御手段と、
前記基準端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記基準端側連結となるように前記逆方向カットを行う基準端側連結カットを、前記カット手段に行わせる基準端側連結カット制御手段と、
前記中央連結が選択されたときに、前記連結部が前記中央連結となるように前記正方向カットおよび前記逆方向カットの双方を行う中央連結カットを、前記カット手段に行わせる中央連結カット制御手段と、
前記連結部を残すカットのために、前記連結位置の選択結果に応じて、前記対向端側連結カット制御手段、前記基準端側連結カット制御手段および前記中央連結カット制御手段のいずれかを起動するカット制御起動手段と、
を有することを特徴とするテープ印刷装置。Tape mounting means for mounting a printing tape having a base tape having a front surface as a printing target surface and a back surface as an adhesive surface and a release tape covering the adhesive surface;
Printing means for printing a plurality of print images side by side in the longitudinal direction of the printing target surface of the printing tape;
A forward cut that cuts the printing tape in a forward direction from a reference end side that is one end in the width direction to a facing end side that is the other end, and a reverse direction from the facing end side to the reference end side A cutting means capable of performing a cut in a reverse direction and capable of performing a cut to be cut so that at least a part of the width direction of the peeling tape remains connected in a state of being connected as a connecting portion ;
A connecting position selecting means capable of selecting the position in the width direction of the connecting portion as a connecting position from a plurality of options;
Control means for controlling the cutting means;
With
The plurality of options of the connection position includes a reference end side connection connected at the reference end side, an opposite end side connection connected at the opposite end side, and a central connection connected at the center portion,
The control means is configured so that, when the opposing end side connection is selected between the plurality of print images printed on the printing tape, the connecting portion becomes the opposing end side connection. Opposing end-side coupling cut control means for causing the cutting means to perform opposing end-side coupling cut, and
When the reference end side connection is selected, a reference end side connection cut control that causes the cutting means to perform a reference end side connection cut that performs the reverse direction cut so that the connection portion becomes the reference end side connection. Means,
When the center connection is selected, a center connection cut control means for causing the cutting means to perform a center connection cut that performs both the forward direction cut and the reverse direction cut so that the connection portion becomes the center connection. When,
For the cut to leave the connecting portion, one of the opposing end side connecting cut control means, the reference end side connecting cut control means, and the central connection cut control means is activated according to the selection result of the connecting position. Cutting control starting means;
A tape printer characterized by comprising: 前記連結部の前記幅方向における長さを、複数の選択肢から連結幅として選択可能な連結幅選択手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項１に記載のテープ印刷装置。  The tape printing apparatus according to claim 1, further comprising a connection width selection unit capable of selecting a length in the width direction of the connection portion as a connection width from a plurality of options. 前記カット手段は、相互に逆の回転方向となる正転および逆転の一方によって前記正方向カットを駆動し、前記正転および逆転の他方によって前記逆方向カットを駆動する駆動モータを有し、
前記制御手段は、前記駆動モータの回転を制御する回転制御手段を有することを特徴とする、請求項１または２に記載のテープ印刷装置。The cutting means has a drive motor that drives the forward direction cut by one of forward rotation and reverse rotation that are in mutually opposite rotational directions, and that drives the reverse direction cut by the other of the forward rotation and reverse rotation,
3. The tape printer according to claim 1, wherein the control unit includes a rotation control unit that controls rotation of the drive motor. 前記カット手段は、
前記正方向と前記逆方向の双方にスライドカットが可能なカッタと、
前記カッタを、前記印刷手段による前記印刷テープの送り経路から離間して位置するＡ状態と、前記送り経路に近接して且つ前記送り経路より前記基準端側に位置するＢ状態と、前記送り経路に近接して且つ前記送り経路より前記対向端側に位置するＣ状態と、の間で状態遷移させるカッタ作動手段と、
を有し、
前記Ｂ状態から前記Ｃ状態への直接の状態遷移の途中で前記正方向カットを実行し、前記Ｃ状態から前記Ｂ状態への直接の状態遷移の途中で前記逆方向カットを実行し、前記Ａ状態を介しての状態遷移によりカットを伴わない前記Ｂ状態と前記Ｃ状態との間の状態遷移を行うことを特徴とする、請求項１ないし３のいずれかに記載のテープ印刷装置。The cutting means is
A cutter capable of slide cutting in both the forward direction and the reverse direction;
A state where the cutter is positioned apart from the feeding path of the printing tape by the printing means, a B state which is located close to the feeding path and closer to the reference end than the feeding path, and the feeding path A cutter operating means for making a state transition between a C state adjacent to the feed path and located on the opposite end side from the feed path;
Have
The forward direction cut is performed in the middle of the direct state transition from the B state to the C state, the reverse direction cut is performed in the middle of the direct state transition from the C state to the B state, and the A 4. The tape printing apparatus according to claim 1, wherein a state transition between the B state and the C state without cutting is performed by a state transition through a state. 前記カット手段は、
前記基材テープのみを前記印刷テープの幅方向にカットするハーフカットを行うハーフカット手段と、
前記基材テープおよび前記剥離テープの双方を前記幅方向にカットするフルカットを行うフルカット手段と、
を有し、
前記フルカット手段は、前記連結カットが可能な手段であることを特徴とする、請求項１ないし４のいずれかに記載のテープ印刷装置。The cutting means is
Half cut means for performing a half cut for cutting only the base tape in the width direction of the printing tape;
Full cut means for performing a full cut to cut both the base tape and the release tape in the width direction;
Have
The tape printer according to any one of claims 1 to 4 , wherein the full-cut means is means capable of the connection cut. 前記カット手段の制御によるカット方法を、前記ハーフカットのみを指示するハーフカット指示、前記連結カットを指示する連結カット指示、および、前記連結部が残らないように前記フルカットを行う全カットを指示する全カット指示を含む前記複数の選択肢から、メニュー形式で選択可能なカット方法選択手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項５に記載のテープ印刷装置。The cutting method controlled by the cutting means includes a half cut instruction for instructing only the half cut, a connection cut instruction for instructing the connection cut, and an entire cut for performing the full cut so that the connection portion does not remain. 6. The tape printing apparatus according to claim 5 , further comprising a cutting method selection means that can be selected in a menu format from the plurality of options including all cutting instructions to be performed. 前記連結カット指示が選択されたときに、前記連結部については前記ハーフカットが行われることを特徴とする、請求項６に記載のテープ印刷装置。The tape printer according to claim 6 , wherein when the connection cut instruction is selected, the half cut is performed on the connection portion. 表面を印刷対象面とし裏面を粘着面とする基材テープと前記粘着面を覆う剥離テープとを有する印刷テープを装着するテープ装着工程と、
前記印刷テープの前記印刷対象面の長手方向に複数の印刷画像を並べて印刷する印刷工程と、
前記印刷テープをその幅方向の一方の端である基準端側から他方の端である対向端側への正方向カットおよび前記対向端側から前記基準端側への逆方向へカットする逆方向カットにより、少なくとも前記剥離テープの幅方向の一部が連結部として連結された状態で残るようにカットするカット工程と、
前記連結部の前記幅方向における連結位置を前記基準端側とする基準端側連結、前記対向端側とする対向端側連結、および中央部とする中央連結のいずれかを選択する連結位置選択工程と、
を備え、
前記カット工程では、前記印刷テープに印刷された前記複数の印刷画像の相互間について、前記対向端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記対向端側連結となるように前記正方向カットを行う対向端側連結カット工程、前記基準端側連結が選択されたときに、前記連結部が前記基準端側連結となるように前記逆方向カットを行う基準端側連結カット工程、および前記中央連結が選択されたときに、前記連結部が前記中央連結となるように前記正方向カットおよび前記逆方向カットの双方を行う中央連結カット工程のいずれかの工程によりカットを行うことを特徴とするラベル作成方法。A tape mounting step of mounting a printing tape having a base tape having a front surface as a print target surface and a back surface as an adhesive surface and a release tape covering the adhesive surface;
A printing step of printing a plurality of print images side by side in the longitudinal direction of the printing target surface of the printing tape;
A forward cut that cuts the printing tape in the forward direction from the reference end side that is one end in the width direction to the opposite end side that is the other end and in the reverse direction from the opposite end side to the reference end side By the cutting step of cutting so that at least a part of the width direction of the release tape remains connected in the connected state ,
A connection position selection step of selecting any one of a reference end side connection in which the connection position in the width direction of the connection portion is the reference end side, an opposing end side connection in the opposite end side, and a central connection in the center portion. When,
With
In the cutting step, when the opposing end side connection is selected between the plurality of print images printed on the printing tape, the forward direction is set so that the connecting portion becomes the opposing end side connection. An opposing end side connection cutting step of performing a cut, a reference end side connection cutting step of performing the reverse cut so that the connection portion becomes the reference end side connection when the reference end side connection is selected; and When the central connection is selected, the cutting is performed by any one of the central connection cut processes in which both the forward direction cut and the reverse direction cut are performed so that the connection portion becomes the central connection. How to create a label. プログラム処理可能なテープ印刷装置によって処理されることにより、請求項１ないし７のいずれかに記載のテープ印刷装置の各手段の機能を実行可能なことを特徴とするプログラム。A program capable of executing the functions of the respective means of the tape printer according to any one of claims 1 to 7 by being processed by a tape printer capable of program processing. プログラム処理可能なテープ印刷装置によって処理されることにより、請求項８に記載のラベル作成方法を実行可能なことを特徴とするプログラム。9. A program capable of executing the label producing method according to claim 8 by being processed by a tape printer capable of program processing. プログラム処理可能なテープ印刷装置によって読み出されて処理されることにより請求項１ないし７のいずれかに記載のテープ印刷装置の各手段の機能を実行可能なプログラムを、記憶することを特徴とする記憶媒体。A program capable of executing the function of each unit of the tape printer according to any one of claims 1 to 7 by being read and processed by a program-capable tape printer is stored. Storage medium. プログラム処理可能なテープ印刷装置によって読み出されて処理されることにより請求項８に記載のラベル作成方法を実行可能なプログラムを、記憶することを特徴とする記憶媒体。A storage medium for storing a program capable of executing the label producing method according to claim 8 by being read and processed by a programmable tape printer.
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