JP2004243495A - 手動式野菜乱切り器 - Google Patents

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Norihiko Enomura
紀彦 榎村
Shizuo Ito
静夫 伊藤
Kazuhiko Ayaori
一彦 綾織
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EMURA MACHINERY WORKS
EMURA TEKKOSHO KK
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EMURA MACHINERY WORKS
EMURA TEKKOSHO KK
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Abstract

【課題】簡素な構成で使い勝手に優れた手動式野菜乱切り器を提供すること。
【解決手段】所定角度に傾斜させた刃物支持部5を備えたスタンド1の上部にハンドル8を設け、そのハンドルに吊り下げ状に取り付けられた連結部材11に、多数個の突起16が下面に列設された押し切り部材15を設け、刃物支持部5の傾斜角度と同一角度に形成された多数の挿入溝22a,22bに刃先を上に向けて刃物片25,26を夫々装着し、かつ、それらの刃物片が上から見て交互にV字形と逆V字形に配列されるように設けられた刃物体20を、刃物支持部5に載置及び取り外し可能に設け、刃物支持部に載置された刃物体20の上に供給される野菜に向かってハンドル8を押し下げることにより、野菜が押し切り部材15によって刃物片25,26に押し付けられて乱切りを施されるように構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キュウリや蓮根等を乱切り加工する手動式野菜乱切り器に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭や小規模の料理店では、包丁を用いて手で掴んだキュウリや蓮根等の野菜を交互に斜めの切断角度を変えて乱切りを施すことが行われている。その乱切り加工を能率よく行うために開発された半自動化乱切り装置に関し、本件出願人は第2602774号特許を所有している。その野菜類乱切り装置は、傾斜させた刃物取り付け部材にV字形に配列して固定された刃物の上に、キュウリ等の野菜を置き、シリンダの駆動制御により押し切り部材を野菜の上から押し付けることにより乱切りを施す構造とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記半自動化された野菜類乱切り装置は、多量の野菜の乱切りを迅速に処理することができるところ、押し切り部材をシリンダの駆動制御により昇降させる構造とされているために、装置自体が複雑化し、価格も高くならざるを得ない。ところで、半自動化乱切り装置によるほど処理能力を要しないとか、設備投資を少なくしたいという需要者においては、もっと手軽に取り扱える簡単な構造の乱切り器の出現が望まれていた。
【0004】
この発明の目的は、簡素な構成で使い勝手に優れた手動式野菜乱切り器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、所定角度に傾斜させた刃物支持部を備えたスタンドの上部に、一端を軸支されて上下方向に移動自由とされたハンドルを設け、そのハンドルの中間位置に吊り下げ状に取り付けられた連結部材の下端部に、多数個の突起が下面に列設された押し切り部材を設け、かつ、それらの突起の先端部を結ぶことによる仮想平面が前記刃物支持部の傾斜とほぼ平行となるように該押し切り部材を配置し、前記刃物支持部の傾斜角度と同一角度に形成された多数の挿入溝に刃先を上に向けて刃物片を夫々装着し、かつ、それらの刃物片が上から見て交互にV字形と逆V字形に配列されるように設けられた刃物体を、前記刃物支持部に載置及び取り外し可能に設け、前記刃物支持部に載置された該刃物体の上に供給される細長い形態の野菜に向かって前記ハンドルを押し下げることにより、その野菜が押し切り部材の突起群によって刃物片に押し付けられて乱切りを施されるように構成したことを特徴とする。
【0006】
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の手動式野菜乱切り器において、前記刃物支持部は、前記ハンドルの軸支部分側を低く、同ハンドルの自由端(把持部)側を高くした上がり傾斜に設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の手動式野菜乱切り器において、前記押し切り部材は、その一部を前記スタンドの内面に摺接して移動案内されるように設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
同様の目的を達成するために請求項4に記載した発明は、請求項1〜3の何れかに記載の手動式野菜乱切り器において、前記押し切り部材が、前記連結部材の下端部に垂直方向に回動可能に設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の作用及び効果】
(請求項1の発明)
ハンドルを持ち上げると、これと一緒に押し切り部材が上昇して刃物体と当該押し切り部材との間に空間部を生ずる。その状態において、刃物体の上に細長い形態の野菜を載置してハンドルを一気に押し下げる。しかして、その野菜は、押し切り部材の突起群によって刃物片に強く押し付けられて切断され、ほぼ一定の大きさに乱切りを施される。
【0010】
この手動式野菜乱切り器は、簡素な構成であるので清掃や取り扱いが容易に行え、使い勝手が良い。
【0011】
(請求項2の発明)
刃物支持部は、ハンドルの軸支部分側を低く、同ハンドルの自由端(把持部)側を高くした上がり傾斜に設けられ、押し切り部材は当該刃物支持部の傾斜とほぼ平行に配置されている。これにより、この手動式野菜乱切り器は、押し切り部材が刃物体の上に置かれた野菜を刃物片に押し付けたときに、その反力に抗して押し切り動作を円滑に安定して行うことができる。
【0012】
(請求項3の発明)
押し切り部材は、その一部をスタンドの内面に摺接して移動案内されるように設けられている。これにより、この手動式野菜乱切り器は、ハンドルを操作したときに、押し切り部材を安定した姿勢で上下方向に移動させることができる。
【0013】
(請求項4の発明)
押し切り部材は、連結部材の下端部に垂直方向に回動可能とされている。これにより、この手動式野菜乱切り器は、押し切り部材の突起群が刃物体の上に置かれた野菜に沿って当接しやすくなり、当該野菜を刃物片に安定して押し付けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1は手動式野菜乱切り器の側面図、図2は同、平面図、図3は刃物体の斜視図、図4は刃物体の分解図、図5は左右対称形の刃物片(イ)、(ロ)の斜視図、図6は手動式野菜乱切り器に野菜をセットした状態を示す説明図である。
【0015】
図1において、本発明の手動式野菜乱切り器Cのスタンド1は、テーブル等に置かれる台板2に、所定間隔を置いて断面コ字形の支柱3,4を背中合わせにして平行に立設している。それらの支柱3,4の両側部には、一方の支柱3の側を低く、他方の支柱4の側を高くするように、上面5aを傾斜させたアングル形状の左右一対の刃物支持部5,5を設けている。その傾斜角度については、ここでは約30°の角度とする。
【0016】
一方の支柱3の上部3aには、棒状のハンドル8の一端8aをネジ軸9により軸支して同ハンドル8の把持部8bを上下方向に回転移動自由に設けている。10はネジ軸9に螺着した蝶ナットである。そのハンドル8には、その中間位置にリンク形の連結部材11をネジ軸12により軸支して吊り下げ状に取り付ける。13はネジ軸12に螺着した蝶ナットである。その連結部材11の下端部11aには、断面コ字形の押し切り部材15をピン14により軸支して垂直方向に回動可能に設ける。
【0017】
上記押し切り部材15の下面15aには、多数個の突起16の軸部17を長手方向に2列に配置して夫々固定を施し、それらの突起16の先端部16aを結ぶことによる仮想平面が前記刃物支持部5,5の傾斜とほぼ平行となるように設けている。また、押し切り部材15の支柱3の側の端部15bには、合成樹脂製の摺動片18を取り付け、その摺動片18を支柱3の内面3bに摺接させて当該押し切り部材15を移動案内するように設けられている。
【0018】
なお、前記突起16については、押し切り部材15の全体を金属又は合成樹脂材料により一体成形することにより設ける形態とすることも可能である。
【0019】
20は前記刃物支持部5,5に載置及び取り外し可能に設けられた刃物体である。図3、図4に示すように、この刃物体20は、扁平な長方形の刃物枠21の左右の側壁部21a,21bに、前記刃物支持部5,5の傾斜角度と同一角度で一定間隔で交互に多数の挿入溝22a,22bを形成し、同刃物枠21の前後の壁部21c,21dを刃物支持部5,5の傾斜角度と同一角度に設けている。その前壁部21cには、端部23aを側壁部21a,21bから夫々少し突出させるようにしたストッパー片23を設けている。
【0020】
各々の挿入溝22a,22bには、図5に示す左右対称で平面から見て「ヘ」の字形に設けられた刃物片25,26を各刃先25a,26aを上に向けて交互に重ね、かつ、図4に示すように、上から見て交互に連続してV字形と逆V字形に配列されるように装着している。
【0021】
前記刃物片25,26は各々の挿入溝22a,22bに装着され、当て板片31,32と逆L字形の押え片33,34を支持突部21e,21fに順に載せてから、ビス35により締め付けて外れないように設けられている。
【0022】
しかして、刃物体20は前記刃物支持部5に載置されたときに、そのストッパー片23が当該刃物支持部5の上面5aに当接すると共に、後壁部21dを支柱4の内面4aに凭れさせるようにして固定される。
【0023】
なお、刃物体20の刃物片25,26の群により構成される前記V字形と逆V字形の内空間部には、前記押し切り部材15の突起16が各々対応して臨むことができるように構成されている。
【0024】
37,38は投入される野菜を案内するための案内板である。これらの案内板37,38は、支柱3,4の両側部に夫々設けた係止片6,7に着脱可能に設けられている。また、案内板37,38を係止片6,7に取り付けたときには、前記刃物支持部5,5の傾斜角度と同一角度になるように設けられている。
【0025】
以上により、手動式野菜乱切り器Cが構成される。つぎに、この手動式野菜乱切り器Cの使用方法及び取り扱い方について説明する。
【0026】
手動式野菜乱切り器Cのハンドル8を持ち上げると、これと一緒に押し切り部材15が上昇する。しかして、刃物体20と押し切り部材15との間に空間部を生ずるので、図6に示すように、キュウリ等の野菜vを刃物体20の上に載置し、ハンドルを一気に押し下げる。これにより、その野菜vは、押し切り部材15の突起16によって刃物片25,26に強く押し付けられて切断され、ほぼ一定の大きさに乱切りを施される。
【0027】
上記案内板37,38、刃物体20については、スタンド1から簡単に取り外すことができるように構成されているので、手動式野菜乱切り器Cの使用後には、案内板37,38、刃物体20の洗浄や手入れを行うのに便利である。
【0028】
以上の通り、この手動式野菜乱切り器は、簡素な構成であるので清掃や取り扱いを容易に行うことができ、大変使い勝手が良いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】手動式野菜乱切り器の側面図
【図2】同、平面図
【図3】刃物体の斜視図
【図4】刃物体の分解図
【図5】左右対称形の刃物片(イ)、(ロ)の斜視図
【図6】手動式野菜乱切り器に野菜をセットした状態を示す説明図
【符号の説明】
C・・・手動式野菜乱切り器
1・・・スタンド
3,4・・・支柱
5,5・・・刃物支持部
8・・・ハンドル
8a・・・ハンドルの一端
11・・・連結部材
15・・・押し切り部材
16・・・突起
16a・・・突起の先端部
18・・・摺動片
20・・・刃物体
21・・・刃物枠
22a,22b・・・挿入溝
25,26・・・刃物片
25a,26a・・・刃先

Claims (4)

  1. 所定角度に傾斜させた刃物支持部を備えたスタンドの上部に、一端を軸支されて上下方向に移動自由とされたハンドルを設け、そのハンドルの中間位置に吊り下げ状に取り付けられた連結部材の下端部に、多数個の突起が下面に列設された押し切り部材を設け、かつ、それらの突起の先端部を結ぶことによる仮想平面が前記刃物支持部の傾斜とほぼ平行となるように該押し切り部材を配置し、前記刃物支持部の傾斜角度と同一角度に形成された多数の挿入溝に刃先を上に向けて刃物片を夫々装着し、かつ、それらの刃物片が上から見て交互にV字形と逆V字形に配列されるように設けられた刃物体を、前記刃物支持部に載置及び取り外し可能に設け、前記刃物支持部に載置された該刃物体の上に供給される細長い形態の野菜に向かって前記ハンドルを押し下げることにより、その野菜が押し切り部材の突起群によって刃物片に押し付けられて乱切りを施されるように構成したことを特徴とする手動式野菜乱切り器。
  2. 前記刃物支持部は、前記ハンドルの軸支部分側を低く、同ハンドルの自由端(把持部)側を高くした上がり傾斜に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の手動式野菜乱切り器。
  3. 前記押し切り部材は、その一部を前記スタンドの内面に摺接して移動案内されるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の手動式野菜乱切り器。
  4. 前記押し切り部材が、前記連結部材の下端部に垂直方向に回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の手動式野菜乱切り器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096330A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Q P Corp 長芋の乱切り切断機
CN106737902A (zh) * 2016-11-30 2017-05-31 苏州市经纬农产品有限公司 一种家用蘑菇切片机
CN109176697A (zh) * 2018-11-17 2019-01-11 郭墨渊 一种多功能切菜机
CN109465880A (zh) * 2018-12-26 2019-03-15 董承 一种切菜器

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