JP2004234887A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子台が器具本体の基板に対し簡単且つ確実に取着され、施工後の端子台の取替作業も容易な照明器具を提供する。
【解決手段】器具本体Aの基板1に係止開口2を形成し、端子台3には係止開口2の開口縁部分に係止される対の係止凸片4を突設し、両係止凸片4を相互の間隔が狭まるように弾性変形させ係止開口2に挿入して各々係止開口2の相対向する開口縁部分に係止させることにより、端子台3を基板1に対しその表側から着脱自在に取着してなる照明器具において、係止開口2に連続して開口する解除具挿入用の解除開口5を基板1の端子台3が被さらない位置に形成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、器具本体の基板に表側から端子台が取着される照明器具、詳しくはその端子台の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、照明器具の端子台は器具本体内に納められている。しかしながら、照明器具が天井等に埋め込まれた状態に施工される埋め込み型である場合、端子台が器具本体内に納められていると、その点検や取替が困難となる。そこで、器具本体の基板に表側から端子台を取着して、この端子台を覆い隠すように反射板を取り付けた照明器具が提供されている。この場合、器具本体を天井等の施工個所から取り外すことなく反射板を取り外すだけで、端子台のメンテナンス作業を行うことができる。
【0003】
そして、器具本体の基板に表側から端子台を取着する照明器具には、図9に示す、端子台3を基板1に係止して取着するタイプのものと、図10に示す、端子台3を基板1にネジ止めして取着するタイプのものとがある。係止タイプの照明器具は、図9に示す如く、器具本体の基板1に係止開口2を形成し、端子台3に同係止開口2の開口縁部分に係止される対の係止凸片4を突設し、両係止凸片4を相互の間隔が狭まるように弾性変形させ係止開口2に挿入して各々同係止開口2の相対向する開口縁部分に係止させることにより、端子台3を基板1に対しその表側から取着するものである。
【0004】
この場合、両係止凸片4の先端部分外側に先端側から基端側へと徐々に高くなるよう傾斜して突出する凸起6を形成し、この両凸起6が係止開口2の相対向する開口縁部分に各々係止されるようになしている。又、端子台3の相対向する外側面3a、3b部分の各々で対の係止凸片4を端子台3より背方に突設し、対の係止凸片4は同端子台3の外側面3a、3bに沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものとなし、両対の係止凸片4と対応する位置各々で基板1には係止開口2を配置形成している。なお、端子台3の背面側の中程には位置決め用突起13とネジ取付孔14とアース用突起15とが並設されており、これ等と対応する位置で基板1には貫通孔16a、16b、16cが配置形成されている。
【0005】
一方、ネジ止めタイプの照明器具は、図10に示す如く、基板1の表側に端子台3を配置し、この端子台3の背面に形成されたネジ取付孔14に、同基板1の裏側から貫通孔16bを通して固定ネジ31を螺合させることにより、端子台3を基板1に対しその表側から取着するものである。この場合、位置決め用突起13或いはアース用突起15が貫通孔16a、16cに挿入係合されることで、端子台3は位置決めされ回動しないように固定される。
【0006】
しかしながら、上記いずれのタイプの照明器具にあっても、基板1の表側から端子台3を取り外し難いという問題がある。すなわち、図9に示す係止タイプのものでは、凸起6の傾斜面が係止開口2の開口縁部分に摺接することで、両係止凸片4は相互の間隔が狭まるように狭小動作して弾性変形され、これにより、両係止凸片4を係止開口2に挿入係止させる作業は容易に行われるが、逆に、両係止凸片4を係止開口2から抜き外そうとすると、同凸起6が係止開口2の開口縁部分に引っ掛かって容易には取り外すことができないものである。
【0007】
又、この場合、係止凸片4の凸起6と係止開口2の開口縁部分との係合をゆるく設定することで、抜き外し易くすることも可能であるが、そうすると、端子台3は基板1から不用意に脱落し易くなる。例えば、施工時に、端子台に外部配線である電源ケーブルが接続された後、その配線処理は行われるが、その際、電源ケーブルは引っ張られたり折り曲げられたりするもので、これにより、端子台に外力が作用してこの端子台は外れ易くなる。この場合、端子台はアース端子を備えていることが多いので、この端子台の外れは重大な問題となる恐れがある。
【0008】
又、図10に示すネジ止めタイプのものは、端子台3が基板1の表側に取着されるものではあるが、ここでは、基板1の裏側から固定ネジ31を螺合させるものであるため、端子台3を基板1に取着した後でないと器具本体を埋め込み施工することができないものである。そして、この場合、端子台3が基板1に対して確実強固に取着固定されるものではあるが、施工後に基板1から端子台3を取り外そうとすると、基板1の裏側から固定ネジ31を外す作業を必要とするため、器具本体を天井等の施工個所から取り外さなければならず、端子台3の取替作業が極めて困難となるものである。
【0009】
ところで、実開昭56−70903号公報や実開平2−42315号公報等に示される如く、器具本体の基板に端子台を着脱自在に取着した照明器具も知られている。しかしながら、これ等いずれのものも、端子台を基板に別部材を介して取着したものであり、別部材(実開昭56−70903号公報に示されるものではばね(20)、実開平2−42315号公報に示されるものではホルダ(8))を必要として部材点数が増えコストアップにもなり、端子台の取着に関連する構造が複雑化してここでの組立作業も困難になるという問題を有している。
【0010】
【特許文献1】
実開昭56−70903号公報
【0011】
【特許文献2】
実開平2−42315号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の技術における問題を悉く解決するために発明されたもので、その課題は、端子台が器具本体の基板に対し簡単且つ確実に取着され、施工後の端子台の取替作業も容易な照明器具を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の照明器具は、器具本体の基板に係止開口を形成し、端子台には同係止開口の開口縁部分に係止される対の係止凸片を突設し、両係止凸片を相互の間隔が狭まるように弾性変形させ係止開口に挿入して各々同係止開口の相対向する開口縁部分に係止させることにより、端子台を基板に対しその表側から着脱自在に取着してなる照明器具であって、係止開口に連続して開口する解除具挿入用の解除開口を基板の端子台が被さらない位置に形成してなるものである。
【0014】
したがって、この場合、両係止凸片を相互の間隔が狭まるように弾性変形させて係止開口に挿入し、この両係止凸片各々を同係止開口の相対向する開口縁部分に係止させることによって、端子台を基板に対しその表側から簡単に取着することができ、そこでの組立作業性は良好となる。そして、取着された状態では、両係止凸片がその弾性復元力で係止開口の相対向する開口縁部分に係止されることで、端子台は基板に対し安定して確実に取着固定されており、施工時及び施工後においても同端子台が不用意に外れることはない。
【0015】
ここにおいて、基板には解除具挿入用の解除開口が形成されているので、施工後であっても、解除開口に表側からドライバーやニッパー等の工具を解除具としてその先端部分を挿入し、この解除具によって基板の裏側で係止開口の相対向する開口縁部分に係止されている両係止凸片を外すことができる。しかも、解除開口は係止開口に連続して開口され、基板の端子台が被さらない位置に形成されているので、解除具で両係止凸片を外す作業を行う際、解除開口の口縁部分や端子台は邪魔にならず、そのため、端子台を基板から容易に取り外すことができ、端子台の取替作業も器具本体を施工個所から取り外すことなく、その基板の表側から容易に行えるものとなる。
【0016】
本発明の請求項2記載の照明器具は、上記請求項1記載の照明器具において、基板を金属板材料で形成し、係止凸片を端子台と一体に合成樹脂材料で形成したことを特徴とするものである。
【0017】
したがって、この場合は特に、基板が金属板材料で形成されるので、この基板に打ち抜きプレス加工等を施すことによって、係止開口や解除開口等を簡単に形成することができ、又、係止凸片は端子台と一体に合成樹脂材料で形成されるので、部品点数を増加させることなく係止凸片を簡単に形成することができて、同係止凸片には合成樹脂材による適切な弾性も付与される。
【0018】
本発明の請求項3記載の照明器具は、上記請求項1又は2記載の照明器具において、両係止凸片の先端部分外側に先端側から基端側へと徐々に高くなるよう傾斜して突出する凸起を形成し、この両凸起が係止開口の相対向する開口縁部分に各々係止されるようになしたことを特徴とするものである。
【0019】
したがって、この場合は特に、両係止凸片を係止開口に挿入係止させる際、凸起の傾斜面が係止開口の開口縁部分に摺接することで、両係止凸片は相互の間隔が狭まるように狭小動作して弾性変形され、これにより、両係止凸片を係止開口に対しスムーズに挿入係止させることができる。又、取着された状態では、凸起の高い部分が係止開口の開口縁部分に係止されて、両係止凸片は係止開口から抜け外れ難く、この状態であっても、解除開口から挿入される解除具を同係止開口の開口縁部分に係止された凸起に押し当てて、両係止凸片を容易に外すことができる。
【0020】
本発明の請求項4記載の照明器具は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の照明器具において、端子台の相対向する外側面部分の各々で対の係止凸片を端子台より背方に突設し、対の係止凸片は同端子台の外側面に沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものとなし、両対の係止凸片と対応する位置各々で基板には係止開口を配置形成し、両係止開口の相反する外側の開口縁部分に連続させて各々で各係止開口よりも大きく開口する解除開口を形成したことを特徴とするものである。
【0021】
したがって、この場合は特に、対の係止凸片と対の係止開口とが端子台の両側各々で係止されることになるので、基板に対し同端子台はより安定した状態で確実に取着固定される。しかも、対の係止凸片は端子台の外側面に沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものであり、基板の解除開口が係止開口よりも大きく開口するもので同外側面に沿って形成されることになるため、大きな解除開口から挿入される解除具で両係止凸片を容易に狭小動作させるよう弾性変形させることができて、両係止凸片を外す係止解除作業はより簡単となる。
【0022】
本発明の請求項5記載の照明器具は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の照明器具において、端子台の一外側面部分で対の係止凸片を端子台より背方に突設し、この対の係止凸片は同端子台の外側面に沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものとなし、同対の係止凸片と対応する位置で基板には係止開口を形成し、この係止開口の外側の開口縁部分に連続させて同係止開口よりも大きく開口する解除開口を形成し、端子台の前記一外側面部分の反対側では端子台より背方に抜け止め係止体を突設し、基板には端子台を前記係止開口側へ向かう方向にスライド移動させることにより同抜け止め係止体が抜け止め係止される係止受け開口を形成したことを特徴とするものである。
【0023】
したがって、この場合は特に、対の係止凸片と係止開口とが端子台の片側で係止され、ここでは、対の係止凸片が端子台の外側面に沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものであり、基板の解除開口は係止開口よりも大きく開口するもので同外側面に沿って形成されることになるため、大きな解除開口から挿入される解除具で両係止凸片を容易に狭小動作させるよう弾性変形させることができて、両係止凸片を外す係止解除作業はより簡単となる。
【0024】
又、端子台の反対側では、抜け止め係止体が基板の係止受け開口にスライドされて抜け止め係止されるので、前記両係止凸片と係止開口との係止状態にあっては、同抜け止め係止体がスライドできず係止受け開口からは抜け外れることがないものである。そのため、端子台の両側での抜け止め係止体による係止及び前記両係止凸片による係止がより外れ難い状態となって、基板に対し同端子台はより安定した状態で確実に取着固定される。
【0025】
しかも、端子台を係止開口側へ向かう方向にスライド移動させることで、抜け止め係止体を係止受け開口に抜け止め係止させた後に、両係止凸片を係止開口に挿入係止させ、或いは、端子台の片側のみにおいて解除具で両係止凸片を係止開口から外し、その後、端子台を前記と反対方向にスライド移動させることで、抜け止め係止体を係止受け開口から抜き外し、このようにして、端子台の基板に対する着脱作業をより簡単且つ確実に行うことができる。
【0026】
本発明の請求項6記載の照明器具は、上記請求項5記載の照明器具において、抜け止め係止体を係止凸片と同形状の対の抜け止め片で形成し、係止受け開口には抜け止め係止体が出し入れされる大開口部と同抜け止め係止体が抜け止め係止される小開口部とを配設して、この小開口部の開口縁部分に両抜け止め片が相互に狭小動作するのを阻止するストッパー片を突設したことを特徴とするものである。
【0027】
したがって、この場合は特に、前記抜け止め係止体が係止凸片と同形状の対の抜け止め片で形成されるので、同抜け止め係止体は両係止凸片と形状が統一されて設計容易なものとなる。しかも、ここでは、抜け止め係止体が係止受け開口の大開口部から出し入れされ、同係止受け開口の小開口部で抜け止め係止されるものであり、この抜け止め係止状態で、小開口部の開口縁部分に突設されるストッパー片が両抜け止め片相互の狭小動作を阻止するため、抜け止め係止体は係止受け開口から抜け外れないようより確実に係止される。
【0028】
本発明の請求項7記載の照明器具は、上記請求項1〜6のいずれか一つに記載の照明器具において、基板の表側に端子台を覆い隠すよう反射板を取り外し得るようにして取着し、この反射板よりも表側で照明ランプを器具本体に接続保持させたことを特徴とするものである。
【0029】
したがって、この場合は特に、基板の表側に取着される端子台が反射板で覆い隠されて外観良く保護され、しかも、天井等に埋め込まれた状態に施工される埋め込み型であっても、器具本体を施工個所から取り外すことなく、同反射板を取り外して端子台のメンテナンスや取替作業を簡単に行うことができる。又、照明ランプは反射板よりも表側で接続保持されていて、支障なく照明作用をなすもので、その交換も容易なものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1、2は、本発明の請求項1〜4、7に対応した第一の実施形態である照明器具を示している。この実施形態の照明器具は、器具本体Aの基板1に係止開口2を形成し、端子台3には同係止開口2の開口縁部分2aに係止される対の係止凸片4を突設したものである。そして、両係止凸片4を相互の間隔が狭まるように弾性変形させ係止開口2に挿入して各々同係止開口2の相対向する開口縁部分2aに係止させることにより、端子台3を基板1に対しその表側から着脱自在に取着してなるものである。この場合に、係止開口2に連続して開口する解除具挿入用の解除開口5を基板1の端子台3が被さらない位置に形成している。
【0031】
又、この実施形態の照明器具では、基板1を金属板材料で形成し、係止凸片4を端子台3と一体に合成樹脂材料で形成している。しかも、この場合、両係止凸片4の先端部分外側に先端側から基端側へと徐々に高くなるよう傾斜して突出する凸起6を形成し、この両凸起6が係止開口2の相対向する開口縁部分2aに各々係止されるようになしている。
【0032】
更には、端子台3の相対向する外側面3a、3b部分の各々で対の係止凸片4を端子台3より背方に突設し、対の係止凸片4は同端子台3の外側面3a、3bに沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものとなしている。そして、両対の係止凸片4と対応する位置各々で基板1には係止開口2を配置形成し、両係止開口2の相反する外側の開口縁部分に連続させて各々で各係止開口2よりも大きく開口する解除開口5を形成している。
【0033】
以下、この実施形態の照明器具を、より具体的に説明する。端子台3はその外殻が合成樹脂材料で中空略直方体形状に形成されたもので、その表面側には電源端子やアース端子等の複数の端子孔(図示せず)が配設されており、電源端子となる端子孔には外部配線である電源ケーブル19(後述する)が接続される。そして、端子台3の相対向する両側の外側面3a、3bには、各々で対の係止凸片4が一体に突設されている。係止凸片4は端子台3の両側で計二対配置されており、いずれの係止凸片4もその先端部分が各外側面3a、3bから同端子台3の背面よりも背方へ突出するように突設されている。
【0034】
対となる両係止凸片4は合成樹脂材料で形成されていることで適度な弾性を有し、相互に間隔が広まったり狭まったりするように拡開狭小動作して弾性変形されるもので、その拡開狭小動作する方向は端子台3の各外側面3a、3bに沿った方向となる。又、両係止凸片4の前記端子台3の背面よりも背方へ突出する先端部分には、その外側に先端側から基端側へと徐々に高くなるように傾斜した略片側矢尻三角形状の凸起6が突出形成されている。
【0035】
前記凸起6は、係止凸片4が後記基板1の係止開口2に挿入される際に、その傾斜した外側面が同係止開口2の開口縁部分2aに摺接されるものである。又、係止凸片4が係止開口2内で係止された状態では、凸起6の高く突出した側の端縁部分が同係止開口2の開口縁部分2aに係止されるものである。その際、両係止凸片4はその弾性により狭小された状態から拡開するように復元し、この弾性復元力によって凸起6が係止開口2の開口縁部分2aに安定状態で抜け外れないよう係止される。この場合に、係止凸片4の凸起6以外の外側面が係止開口2の開口縁部分2aに弾性的に当接されればより安定した係止状態となるが、必ずしも当接されなければならないものではない。
【0036】
又、端子台3の背面側の中程には、位置決め用突起13とネジ取付孔14とアース用突起15とが、この順で前記両外側面3a、3bに沿った方向に並設されている。この構造は、上記従来の技術として図9で示した端子台3をそのまま採用しているために存在するものであり、本発明の照明器具では、位置決め用突起13やネジ取付孔14等が不要となる。ただ、ネジ取付孔14については、端子台3が取り外されることのない施工現場であるような場合に、上記図10で説明した如く、このネジ取付孔14に固定ネジ31を螺合させて、同端子台3を取着固定してもよい。位置決め用突起13についても、端子台3の位置決めをより確実に行おうとする場合には、この位置決め用突起13を残存させて用いてもよい。
【0037】
基板1は後記器具本体Aの中程平坦部分を構成するもので、鋼板等の金属板材で形成されている。基板1には、前記端子台3の二対の係止凸片4を各対ごとで挿入係止する略矩形状の係止開口2が形成されている。両係止開口2の相反する外側の開口縁部分には、これに連続し同係止開口2よりも大きく開口する略矩形状の解除開口5が形成されている。よって、係止開口2と解除開口5とが連続した開口全体は、基板1の中程両側で対称形状となる。
【0038】
そして、この場合、係止開口2の係止凸片4が係止される両開口縁部分2aに隣接する片側の開口縁部分を、その辺全長にわたって解除開口5と連通開口させており、この解除開口5は同係止開口2の両開口縁部分2a間の巾寸法よりも大きな巾寸法となるように開口形成されている。又、係止開口2及び解除開口5は、基板1に打ち抜きプレス加工等を施すことにより、一連の開口として同時に形成されるものである。
【0039】
基板1の中程には、前記両側の係止開口2及び解除開口5の間で、前記端子台3の位置決め用突起13、ネジ取付孔14、アース用突起15と対応する位置に貫通孔16a、16b、16cが配置形成されている。この基板1に前記端子台3を取着する場合には、位置決め用突起13及びアース用突起15が貫通孔16a、16cに挿入係合されて納められ、これにより、同端子台3は回動しないよう位置決めされる。なお、この構造についても、上記従来の技術として図9で示した端子台3をそのまま採用しているためのものであり、本発明の照明器具では不要となる。
【0040】
ところで、この実施形態の照明器具は、例えば、図3に示す如き構造としてその全体が施工されるものである。この場合、天井Bに略矩形状の取付用開口17が形成され、器具本体Aは同取付用開口内17に埋め込まれた状態に施工される。取付用開口17内には吊り下げ用の取付ボルト18が垂設されており、又、同取付用開口17からは外部配線である電源ケーブル19が導出され、この電源ケーブル19は器具本体Aとなる基板1を貫通して前記端子台3に接続される。
【0041】
器具本体Aは下方に開口した略矩形箱状であり、その長手方向で相対向する両側内面に対のソケット20が配設されており、同器具本体Aの底板部分となる基板1の下面には安定器21が設置固定され、この安定器21と接続される前記端子台3も同基板1の下面に取着されている。そして、器具本体Aは前記取付用開口17に下方から嵌め込まれて施工されるもので、その際、同器具本体Aの基板1に形成された取付孔22に前記取付ボルト18が挿通され、この取付ボルト18には取付ナット23が螺合され、この取付ナット23をワッシャ24を介し同基板1の下面に対して締め付けることにより、器具本体Aは天井B内に埋め込み施工されて吊り下げ固定される。
【0042】
更に、ここでは、基板1の表側に端子台3を覆い隠すよう反射板25を取り外し得るようにして取着し、この反射板25よりも表側で照明ランプ26を器具本体Aに接続保持させている。この場合、反射板25は断面略V字状に折曲した長板状に形成されており、基板1の中程部分にその長手方向に沿ってネジ止め等により取着固定されて、前記端子台3及び安定器21等の電気部品や取付ボルト18と取付ナット23との螺合部位を覆い隠すものである。そして、反射板25の両側各々では直管型の蛍光灯である照明ランプ26が、前記器具本体Aに配設されたソケット20に接続保持されることによって装着される。
【0043】
又、この実施形態の照明器具は、図4に示す如き構造としてその全体が施工されてもよい。この場合、器具本体Aは矩形平板状の基板1で形成され、その両側に複数対の取着片27が突設されている。又、反射板25は下方に開口した略矩形箱状に形成され、その底板部分の中程に断面略V字状に折曲された部分が形成されており、この断面略V字状に折曲した部分にて前記端子台3及び安定器21等の電気部品や取付ボルト18と取付ナット23との螺合部位が覆い隠されるもので、同反射板25は天井Bの取付用開口17に下方から嵌め込まれて器具本体Aに取着固定されるものである。
【0044】
その際、器具本体Aとなる基板1の長手方向の両端部分各々で対にして垂設されるソケット20が反射板25を貫通してその下方に突設され、この状態で、同反射板25は前記器具本体Aの各取着片27に対してツマミネジ28で取着固定される。そして、反射板25の下方に突設された各対のソケット20に、照明ランプ26が接続保持されることによって装着される。なお、それ以外の構造は、前記図3に示したものと同様であり、ここではその説明を省略する。
【0045】
したがって、この実施形態の照明器具においては、両係止凸片4を相互の間隔が狭まるように弾性変形させて係止開口2に挿入した後、この両係止凸片4各々をその弾性復元力で同係止開口2の相対向する開口縁部分2aに係止させることによって、端子台3を基板1に対しその表側から簡単に取着することができ、そこでの組立作業性は良好となる。そして、両係止凸片4がその弾性復元力で拡開動作して係止開口2の相対向する開口縁部分2aに係止されることにより、取着された状態では、端子台3が基板1に対し安定した状態で確実に取着固定されることになって、施工時に配線処理している際や器具本体Aの埋め込み施工後においても同端子台3が不用意に外れることはない。
【0046】
この場合、基板1には解除具挿入用の解除開口5が形成されているので、施工後であっても、解除開口5に表側からドライバーやニッパー等の工具を解除具としてその先端部分を挿入し、この解除具によって基板1の裏側で係止開口2の相対向する開口縁部分2aに係止されている両係止凸片4の各係止部分を外すことができる。しかも、解除開口5は係止開口2に連続して開口されると共に、基板1の端子台3が被さらない位置に形成されているので、解除具で両係止凸片4を外す作業を行っている際に、解除開口5の口縁部分や端子台3は邪魔にならず、それ故、端子台3を基板1から容易に取り外すことができ、端子台3を交換する取替作業も器具本体Aを施工個所から取り外すことなく、その基板1の表側から容易に行えるものとなる。
【0047】
又、この実施形態の照明器具においては、基板1が鋼板等の金属板材料で形成されるので、この基板1に打ち抜きプレス加工等を施すことによって、係止開口2や解除開口5等の開口を簡単に形成することができる。しかも、両係止凸片4は端子台3と一体に合成樹脂材料で形成されるので、部品点数を増加させることなく両係止凸片4を簡単に形成することができて、各係止凸片4には合成樹脂材による適切な弾性も付与される。
【0048】
又、この実施形態の照明器具においては、両係止凸片4を係止開口2に挿入係止させる際に、両側の凸起6の傾斜した外側面が係止開口2の相対向する両開口縁部分2aに摺接することで、両係止凸片4は相互の間隔が狭まるように狭小動作して弾性変形され、これにより、両係止凸片4を係止開口2に対してスムーズに挿入係止させることができる。又、取着された状態では、各凸起6の高い部分が係止開口2の開口縁部分2aに係止されて、両係止凸片4は係止開口2から抜け外れ難く、この係止取着状態であっても、解除開口5から挿入される解除具を同係止開口2の開口縁部分に係止された各凸起6に押し当てて、両係止凸片4を容易に外すことができる。
【0049】
更に、この場合、対の係止凸片4と対の係止開口2とが端子台3の両側各々で係止されることになるので、基板1に対して同端子台3はより安定した状態で確実に取着固定される。しかも、対の係止凸片4は端子台3の外側面3a、3bに沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものであり、基板1の解除開口5が係止開口2よりも大きく開口するもので同外側面3a、3bに沿って形成されることになるため、大きな解除開口5から挿入される解除具で両係止凸片4を容易に狭小動作させるよう弾性変形させることができて、両係止凸片4を外す係止解除作業はより簡単となる。
【0050】
又、この実施形態の照明器具においては、基板1の表側に取着される端子台3や安定器21等が、反射板25で覆い隠されて外観良く保護されるものであり、しかも、天井Bに埋め込まれた状態に施工される埋め込み型であっても、器具本体Aを施工個所から取り外すことなく、同反射板25を取り外して端子台3のメンテナンスや取替作業を簡単に行うことができるものである。又、照明ランプ26は反射板25よりも表側で接続保持されていて、支障なく照明作用をなすもので、その交換も容易なものである。
【0051】
図5〜8は、本発明の請求項1〜3、5〜7に対応した第二の実施形態である照明器具を示している。この実施形態の照明器具では、図5、6に示す如く、端子台3の一外側面3a部分で対の係止凸片4を端子台3より背方に突設し、この対の係止凸片4は同端子台3の外側面3aに沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものとなし、同対の係止凸片4と対応する位置で基板1には係止開口2を形成し、この係止開口2の外側の開口縁部分に連続させて同係止開口2よりも大きく開口する解除開口5を形成している。
【0052】
そして、端子台3の前記一外側面3a部分の反対側の外側面3bでは、端子台3より背方に抜け止め係止体7を突設し、基板1には端子台3を前記係止開口2側へ向かうα方向にスライド移動させることにより同抜け止め係止体7が抜け止め係止される係止受け開口8を形成している。ここでは、抜け止め係止体7を前記係止凸片4と同形状の対の抜け止め片9で形成し、係止受け開口8には抜け止め係止体7が出し入れされる大開口部10と同抜け止め係止体7が抜け止め係止される小開口部12とを配設して、この小開口部12の開口縁部分に両抜け止め片9が相互に狭小動作するのを阻止するストッパー片12を突設してもいる。
【0053】
この場合、係止受け開口8となる大開口部10及び小開口部11は、いずれも略矩形状で相互に隣接して連通開口されており、同小開口部11の大開口部10と連通する側とは反対側の開口縁部分の中程位置に略矩形板状のストッパー片12が一体に延設されている。そのため、図6に示す如く、係止受け開口8の小開口部11側では、ストッパー片12の両側に大開口部10へと開口したスリット29が形成され、この両スリット29に端子台3の両抜け止め片9をα方向にスライドさせて抜け止め係止させることができる。
【0054】
ここで、この実施形態の照明器具における端子台3の着脱動作を、図7、8に基づいて説明する。図7は、端子台3を基板1に着脱させている途中の状態を示し、図8は、端子台3を基板1に取着固定した状態を示している。端子台3を基板1に取着する場合、図7に示す如く、まず、抜け止め係止体7を係止受け開口8に大開口部10の位置で挿入して端子台3をa方向にスライドさせる。これによって、抜け止め係止体7は係止受け開口8内で大開口部10から小開口部11へとスライド移動し、同小開口部11にてその開口縁部分に凸起6が係止すると共に、両抜け止め片9相互の狭小動作がストッパー片12にて阻止され、同抜け止め係止体7は係止受け開口8に抜け外れないよう係止される。
【0055】
前記抜け止め係止体7が係止受け開口8に抜け止め係止された状態で、この係止部位を中心にして端子台3をb方向に回動させることにより、両係止凸片4は係止開口2に挿入係止されて、図8に示す如く、端子台3が基板1に取着固定された状態となる。逆に、端子台3を基板1から取り外す場合には、同基板1の表側から解除開口5にドライバーやニッパー等の工具を解除具30としてその先端部分を挿入し、この解除具30を係止開口2の裏側で係止されている凸起6に押し当てて、この凸起6による両係止凸片4の係止部分を外し、図7に示す如く、端子台3を抜け止め係止体7の係止部位を中心にしてc方向に回動させ、続いて、同端子台3をd方向にスライドさせることで、前記抜け止め係止された抜け止め係止体7は係止受け開口8内で小開口部11から大開口部10へとスライド移動して同係止受け開口8から抜き外される。
【0056】
したがって、この実施形態の照明器具においては、対の係止凸片4と係止開口2とが端子台3の片方の外側面3a側で係止され、ここでは、上記第1の実施形態におけると同様に、対の係止凸片4が端子台3の外側面3aに沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものであり、基板1の解除開口5は係止開口2よりも大きく開口するもので同外側面3aに沿って形成されることになるため、大きな解除開口5から挿入される解除具30で両係止凸片4を容易に狭小動作させるよう弾性変形させることができて、両係止凸片4を外す係止解除作業はより簡単となる。
【0057】
又、端子台3の反対側の外側面3b側では、抜け止め係止体7が基板1の係止受け開口8にスライドされて抜け止め係止されるので、前記両係止凸片4と係止開口2との係止状態にあっては、同抜け止め係止体7がスライドできず係止受け開口8からは抜け外れることがないものである。そのため、端子台3の両側での抜け止め係止体7による係止及び前記両係止凸片4による係止が、より外れ難い係止状態となって、基板1に対し同端子台3はより安定した状態で確実に取着固定される。
【0058】
しかも、図7、8に示す如く、端子台3を係止開口2側へ向かうa方向にスライド移動させることで、抜け止め係止体7を係止受け開口8に抜け止め係止させた後に、両係止凸片4を係止開口2に挿入係止させ、或いは、端子台3の片側のみにおいて解除具30で両係止凸片4を係止開口2から外し、その後、端子台3を前記と反対のd方向にスライド移動させることで、抜け止め係止体7を係止受け開口8から抜き外し、このようにして、端子台3の基板1に対する着脱作業をより簡単且つ確実に行うことができる。
【0059】
又、この実施形態の照明器具においては、前記抜け止め係止体7が係止凸片4と同形状の対の抜け止め片9で形成されるので、同抜け止め係止体7は両係止凸片4と形状が統一されて設計容易なものとなっている。しかも、ここでは、抜け止め係止体7が係止受け開口8の大開口部10から出し入れされて、同係止受け開口8の小開口部11で強固に抜け止め係止されるものであり、この抜け止め係止状態では、小開口部11の開口縁部分に突設されるストッパー片12が両抜け止め片9相互の狭小動作を阻止するため、抜け止め係止体7は係止受け開口8から抜け外れないようより確実に係止される。
【0060】
なお、それ以外は、上記第一の実施形態と同様に構成されており、同第一の実施形態におけると同様の作用効果が奏されるので、ここではそれ等の説明を省略する。又、照明器具全体の施工構造としても、上記図3、4のいずれの全体施工構造であってもよいものである。
【0061】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の請求項1記載の照明器具においては、端子台を基板に対しその表側から簡単に取着することができ、そこでの組立作業性も良好で、取着状態では、端子台が基板に対し安定して確実に取着固定されており、不用意に外れることはない。しかも、解除開口に表側から解除具を挿入し、この解除具で基板の裏側で係止されている両係止凸片を外すことができ、施工後にあっても、端子台を基板から容易に取り外すことができる。
【0062】
又、本発明の請求項2記載の照明器具においては、特に、金属板材料で形成される基板に打ち抜きプレス加工等を施すことで、係止開口や解除開口等を簡単に形成することができ、しかも、係止凸片は端子台と一体に合成樹脂材料で形成されており、部品点数を増加させることなく係止凸片を簡単に形成することができて、同係止凸片には合成樹脂材による適切な弾性も付与される。
【0063】
又、本発明の請求項3記載の照明器具においては、特に、凸起の傾斜面が係止開口の開口縁部分に摺接されることで、両係止凸片は係止開口に対してスムーズに挿入係止され、しかも、取着状態では、同凸起の高い部分が係止開口の開口縁部分に係止されて、両係止凸片は係止開口から抜け外れ難く、この状態であっても、解除開口から挿入される解除具で両係止凸片を容易に外すことができる。
【0064】
又、本発明の請求項4記載の照明器具においては、特に、対の係止凸片と対の係止開口とが端子台の両側各々で係止されて、基板に対し同端子台はより安定した状態で確実に取着固定される。しかも、大きな解除開口から挿入される解除具で両係止凸片を容易に狭小動作させるよう弾性変形させることができて、両係止凸片を外す係止解除作業はより簡単となる。
【0065】
又、本発明の請求項5記載の照明器具においては、特に、対の係止凸片と係止開口とが係止される端子台の片側では、大きな解除開口から挿入される解除具で両係止凸片を容易に狭小動作させるよう弾性変形させることができて、両係止凸片を外す係止解除作業はより簡単となる。そして、端子台の反対側では、抜け止め係止体が係止受け開口に抜け止め係止され、前記両係止凸片と係止開口との係止状態では、同抜け止め係止体が抜け外れることはなく、そのため、基板に対し端子台がより安定した状態で確実に取着固定される。しかも、端子台の片側のみで解除具を用いればよく、端子台の基板に対する着脱作業をより簡単且つ確実に行うことができる。
【0066】
又、本発明の請求項6記載の照明器具においては、特に、前記抜け止め係止体が係止凸片と同形状の対の抜け止め片で形成され、同抜け止め係止体は両係止凸片と形状が統一されて設計容易なものとなる。しかも、抜け止め係止体が係止受け開口に抜け止め係止された状態で、ストッパー片が両抜け止め片相互の狭小動作を阻止して、抜け止め係止体は係止受け開口により確実に係止される。
【0067】
又、本発明の請求項7記載の照明器具においては、特に、端子台が反射板で覆い隠されて外観良く保護され、埋め込み型であっても器具本体を施工個所から取り外すことなく、同反射板を取り外して端子台のメンテナンスや取替作業を簡単に行うことができ、しかも、照明ランプは反射板よりも表側で接続保持されていて、支障なく照明作用をなすもので、その交換も容易なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態である照明器具の要部を示す分解斜視図。
【図2】同照明器具における基板の要部を示す平面図。
【図3】同照明器具の全体構造を例示する分解斜視図。
【図4】同照明器具の異なる全体構造を例示する分解斜視図。
【図5】本発明の第二の実施形態である照明器具の要部を示す分解斜視図。
【図6】同照明器具における基板の要部を示す平面図。
【図7】同照明器具における端子台の着脱状態を示す基板を断面にした側面図。
【図8】同照明器具における端子台の取着状態を示す基板を断面にした側面図。
【図9】従来例である照明器具の要部を示し、(a)はその分解斜視図、(b)はその基板の平面図。
【図10】別の従来例である照明器具の要部を示し、(a)はその分解斜視図、(b)はその基板の平面図。
【符号の説明】
1 器具本体
2 係止開口
2a 開口縁部分
3 端子台
3a 端子台の相対向する一方の外側面
3b 端子台の相対向する他方の外側面
4 係止凸片
5 解除開口
6 凸起
7 抜け止め係止体
8 係止受け開口
9 抜け止め片
10 大開口部
11 小開口部
12 ストッパー片
25 反射板
26 照明ランプ
A 器具本体

Claims (7)

  1. 器具本体の基板に係止開口を形成し、端子台には同係止開口の開口縁部分に係止される対の係止凸片を突設し、両係止凸片を相互の間隔が狭まるように弾性変形させ係止開口に挿入して各々同係止開口の相対向する開口縁部分に係止させることにより、端子台を基板に対しその表側から着脱自在に取着してなる照明器具であって、係止開口に連続して開口する解除具挿入用の解除開口を基板の端子台が被さらない位置に形成してなる照明器具。
  2. 基板を金属板材料で形成し、係止凸片を端子台と一体に合成樹脂材料で形成したことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 両係止凸片の先端部分外側に先端側から基端側へと徐々に高くなるよう傾斜して突出する凸起を形成し、この両凸起が係止開口の相対向する開口縁部分に各々係止されるようになしたことを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
  4. 端子台の相対向する外側面部分の各々で対の係止凸片を端子台より背方に突設し、対の係止凸片は同端子台の外側面に沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものとなし、両対の係止凸片と対応する位置各々で基板には係止開口を配置形成し、両係止開口の相反する外側の開口縁部分に連続させて各々で各係止開口よりも大きく開口する解除開口を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の照明器具。
  5. 端子台の一外側面部分で対の係止凸片を端子台より背方に突設し、この対の係止凸片は同端子台の外側面に沿った方向で相互に拡開狭小動作して弾性変形されるものとなし、同対の係止凸片と対応する位置で基板には係止開口を形成し、この係止開口の外側の開口縁部分に連続させて同係止開口よりも大きく開口する解除開口を形成し、端子台の前記一外側面部分の反対側では端子台より背方に抜け止め係止体を突設し、基板には端子台を前記係止開口側へ向かう方向にスライド移動させることにより同抜け止め係止体が抜け止め係止される係止受け開口を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の照明器具。
  6. 抜け止め係止体を係止凸片と同形状の対の抜け止め片で形成し、係止受け開口には抜け止め係止体が出し入れされる大開口部と同抜け止め係止体が抜け止め係止される小開口部とを配設して、この小開口部の開口縁部分に両抜け止め片が相互に狭小動作するのを阻止するストッパー片を突設したことを特徴とする請求項5記載の照明器具。
  7. 基板の表側に端子台を覆い隠すよう反射板を取り外し得るようにして取着し、この反射板よりも表側で照明ランプを器具本体に接続保持させたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の照明器具。
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