JP2004234581A - 商品決済支援方法、商品決済支援プログラムおよび商品決済支援装置 - Google Patents

商品決済支援方法、商品決済支援プログラムおよび商品決済支援装置 Download PDF

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哲也 宮澤
Taiji Yamano
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Abstract

【課題】配送担当者に負荷をかけることなく、配送した商品の支払代金の決済処理を効率的にかつ適切なタイミングでおこなうこと。
【解決手段】トラックから送信された、トラックの商品搬出用扉が開かれた際のトラックの位置情報を受信する位置情報受信部601と、受信された位置情報に基づいて、商品の配送先を特定する配送先特定部604と、トラックから商品が搬出されたことが検出された時点から所定時間経過後に、送信された商品情報を受信する商品搬出情報受信部602と、商品が冷蔵庫に搬入されたことが検出された時点から所定時間が経過した後に、商品が冷蔵庫内に置かれている間の前記商品の温度に関する情報を受信する商品温度情報受信部603と、特定された配送先に関する情報または商品情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成部605と、を備える。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、配送された商品の支払代金の決済を支援する商品決済支援方法、商品決済支援プログラムおよび商品決済支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷凍技術および解凍技術の飛躍的進歩によって、いろいろな種類の食品を冷凍保存し、冷凍保存した状態で配送し、配送先で解凍することで、できたての食品を提供することができるようになってきている。
【0003】
これらの技術は、コンビニエンスストアやパンの製造販売業を含むチェーン店間において一般的におこなわれてきたが、これらの冷凍食品の、一般家庭や、ビジネスホテル、病院、喫茶店など小口の配送先への宅配の希望が高まってきている(たとえば、特許文献1参照。)。
【0004】
そして、このような小口の配送先への宅配において、商品の支払い代金の決済については、あらかじめ処理が完了していたり、あるいは、配送担当者によって、商品の受け渡しの際に決済がおこなわれていた。
【0005】
ところで、上記冷凍食品は、仕上がりを重視するため、冷凍保存時あるいは配送時の温度管理が厳格に要求される。特に冷凍パンの場合は他の冷凍食品と比較しても厳しく、所定の温度以上になると発酵が開始されてしまい、ふっくらしたパンに仕上がらないことがわかっている。したがって、配送担当者(商品運搬用車両の乗務員)は商品の配送には細心の注意を払う必要がある。
【0006】
また、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、たとえば、配送者が入力した配送完了通知をトリガとして決済を実施したり(たとえば、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照。)、車両にGPSとコード読取装置を設け、荷物出庫時に現在地を確認したり、荷下ろしの間違えを防止したり(たとえば、特許文献5、特許文献6参照。)するものがある。
【0007】
また、上記先行技術文献情報のうち、決済に関しては、電子レンジでタグ付き商品を調理開始時に、電子レンジが決済依頼を送信したり(たとえば、特許文献7参照。)、ネット家電が、各家電に対する食品の補充時に代金支払命令を送信したり(たとえば、特許文献8参照。)するものが存在する。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−317740号公報
【特許文献2】
特開2001−97513号公報
【特許文献3】
特開2002−42025号公報
【特許文献4】
特開2002−245383号公報
【特許文献5】
特開平9−115096号公報
【特許文献6】
特開2002−19921号公報
【特許文献7】
特開平8−291914号公報
【特許文献8】
特開2000−104927号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術における商品における宅配では、配送担当者に決済処理をおこなわせると、配送担当者に対して過度の負担を強いることになり、本来払わなければならない商品の配送への注意が散漫になってしまうばかりでなく、配送の遅延によって、配送過程における商品の品質劣化を招いてしまうという問題点があった。
【0010】
また、商品の配送前に決済を済ませてしまうと、商品の品質が劣化したものを配送してしまった場合に、その後処理が煩雑になるという問題点があった。このように、冷凍食品などの商品の場合には、運搬・配送時間をできるだけ短くかつ迅速におこなうことで、適切な温度管理を図ることが要求されることになる。
【0011】
この発明は上記従来技術による問題を解決するため、配送担当者に負荷をかけることなく、配送を効率的かつ迅速におこなうとともに、配送した商品の支払代金の決済処理を効率的にかつ適切なタイミングでおこなうことが可能な商品決済支援方法、商品決済支援プログラムおよび商品決済支援装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる商品決済支援方法は、商品運搬用車両の商品搬出用の扉部材が開かれたことを検出する検出工程と、前記検出工程によって検出された結果に基づいて、前記商品運搬用車両の位置に関する情報を取得する現在位置取得工程と、前記現在位置取得工程によって取得された位置に関する情報に基づいて、商品の配送先を特定する配送先特定工程と、前記配送先特定工程によって特定された配送先に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程とを含む。
【0013】
また、この発明にかかる商品決済支援方法は、商品運搬用車両から商品が搬出されたことを検出する搬出検出工程と、前記搬出検出工程によって搬出が検出された商品に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程とを含む。
【0014】
また、この発明にかかる商品決済支援方法は、商品が冷蔵庫に搬入されたことを検出する搬入検出工程と、前記商品が前記冷蔵庫内に置かれている間の前記商品の温度を検出する温度検出工程と、前記搬入検出工程によって搬入が検出された時点から所定時間が経過した後に、前記温度検出工程によって検出された温度に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程とを含む。
【0015】
また、この発明にかかる商品決済支援方法、商品決済支援プログラムまたは商品決済支援装置は、商品運搬用車両から送信された、前記商品運搬用車両の商品搬出用の扉部材が開かれた際の前記商品運搬用車両の位置に関する情報を受信し、受信された位置に関する情報に基づいて、商品の配送先を特定し、特定された配送先に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する。これによって、商品運搬用車両の商品搬出用扉が開かれることで、決済情報生成処理をおこなうことができる。
【0016】
また、この発明にかかる商品決済支援方法、商品決済支援プログラムまたは商品決済支援装置は、商品運搬用車両から商品が搬出されたことが検出された時点から所定時間経過後に前記商品運搬用車両から送信された前記商品に関する情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する。これによって、商品が商品運搬用車両から搬出されたことで、決済情報生成処理をおこなうことができる。
【0017】
また、この発明にかかる商品決済支援方法、商品決済支援プログラムまたは商品決済支援装置は、商品が冷蔵庫に搬入されたことが検出された時点から所定時間が経過した後に前記冷蔵庫から送信された、前記商品が前記冷蔵庫内に置かれている間の前記商品の温度に関する情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する。これによって、商品が冷蔵庫に所定時間置かれていたことで、決済情報生成処理をおこなうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる商品決済支援方法、商品決済支援プログラムおよび商品決済支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
(商品決済支援システムのシステム構成)
まず、この発明の本実施の形態にかかる商品決済支援装置を含む全体システムのシステム構成について説明する。図1は、この発明の本実施の形態にかかる商品決済支援装置を含む商品決済支援システムのシステム構成を示す説明図である。
【0020】
ここで、100は商品であり、101はネットワーク150に接続された商品決済支援装置(サーバー)であり、102は商品運搬用車両であり、103は、商品運搬用車両102に搭載された情報送信装置であり、104はネットワーク150との接続機能を有する冷蔵庫であり、105はGPS衛星であり、106は無線基地局であり、150は、サーバー101と、冷蔵庫104、無線基地局106を接続するネットワークである。また、商品100には、タグ110が付されている。
【0021】
商品100は、冷凍食品、たとえば冷凍パンなどである。商品運搬用車両102は、たとえばトラックであり、特に商品100が冷凍食品である場合は、冷蔵機能を備えたトラックである。商品運搬用車両102は、図示を省略するが商品搬出入用の扉を備えており、商品100はその扉を開いて荷室へ搬入され、また荷室から搬出される。そして、その扉の開閉を検出するセンサーを備えている。
【0022】
商品運搬用車両102の位置情報は、情報送信装置103がGPS衛星105からの信号を受信し、受信した信号に基づいて無線基地局106へ無線送信する。情報を受信した無線基地局106は、ネットワーク150を介して、サーバー101へ上記位置情報を送信する。ネットワーク150は、一般公衆回線でもよく、またインターネット、LAN、WANなどであってもよい。
【0023】
冷蔵庫104は、庫内に入れられた商品100の温度を一定に保つような温度位置機能を備えている。また、商品100に付されたタグ110の情報を読み取る読み取り部を備えている。そして、読み取った情報をネットワーク150を介してサーバー101へ送信する。サーバー101は、受信した位置情報あるいはタグ110の読み取り情報に基づいて、商品決算情報を生成する。
【0024】
ここで、タグ110は、シート状のそのシート内部にはICチップおよびデータ通信用のアンテナを搭載しており、シートの裏面の接着部材により商品の包装に貼り付けることができる。また、シートの表面には商品に関する情報(文字、数字、記号やバーコードなど)が印刷されている。また、商品が備えるべき3つの機能(通信機能、荷物ID管理機能、温度履歴管理機能)は、それぞれ別個のタグに備えられてもよいし、一つのタグ110にまとめて備えられていてもよい。
【0025】
(商品決済支援装置のハードウエア構成)
つぎに、この発明の本実施の形態にかかる商品決済支援装置(サーバー)101のハードウエア構成について説明する。図2は、この発明の本実施の形態にかかる商品決済支援装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0026】
図2において、商品決済支援装置(サーバー)101は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD(ハードディスクドライブ)204と、HD(ハードディスク)205と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)206と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)207と、ディスプレイ208と、I/F(インタフェース)209と、キーボード211と、マウス212と、スキャナ213と、プリンタ214と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
【0027】
ここで、CPU201は、商品決済支援装置(サーバー)101の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HDD204は、CPU201の制御にしたがってHD205に対するデータのリード/ライトを制御する。HD205は、HDD204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
【0028】
FDD206は、CPU201の制御にしたがってFD207に対するデータのリード/ライトを制御する。FD207は、FDD206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD207に記録されたデータを情報処理装置へ読み取らせたりする。着脱可能な記録媒体として、FD207のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital VersatileDisk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータに関するウインドウ(ブラウザ)を表示する。たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどである。
【0029】
I/F(インタフェース)209は、通信回線210を通じてネットワーク150に接続され、ネットワーク150を介して、他のサーバーや情報処理装置に接続される。そして、I/F209は、ネットワーク150と内部とのインタフェースを司り、他のサーバーや情報端末装置からのデータの入出力を制御する。I/F209は、たとえばモデムやLANボードなどである。
【0030】
キーボード211は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス212は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様の機能を備えるものであれば、トラックボール、ジョイスティック、十字キー、ジョグダイヤルなどであってもよい。
【0031】
スキャナ213は、画像を光学的に読み取り、情報処理装置内に画像データを取り込む。また、プリンタ214は、画像データや文書データを印刷する。たとえば、レーザプリンタ、インクジェットプリンタなどである。
【0032】
(情報送信装置のハードウエア構成)
つぎに、図3は、情報送信装置103のハードウエア構成について説明する。図3は、情報送信装置103のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図3において、情報送信装置103は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、ディスプレイ304と、GPS制御部305と、通信制御部306と、テンキー307と、カーソル指示部308と、扉開閉センサー309と、タグ読取部310と、タイマー311を備えている。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
【0033】
ここで、CPU301は、情報送信装置103の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。ディスプレイ304は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。たとえば、TFT液晶ディスプレイなどである。
【0034】
GPS制御部305は、GPS衛星105からの電波を受信し、GPS衛星105との幾何学的位置を求めるものであり、地球上どこでも計測可能である。電波としては、1.575.42MHzの搬送波で、C/A(Coarse and Access)コードおよび航法メッセージが乗っているL1電波を用いておこなわれる。C/Aコードはビット率1.023Mbpsで、コードの長さは1023bit=1msである。また、航法メッセージはビット率50bpsで、コードの長さは、サブフレームが200bit=6sであり、メインフレームが1500bit=20sであり、5サブフレームが1メインフレームであり、25メインフレームが1マスターフレームである。
【0035】
通信制御部306は、無線基地局106との電波の送受信を制御し、ネットワーク150に接続され、ネットワーク150を介して、商品決済支援装置(サーバー)101に接続される。そして、通信制御部306は、ネットワーク150と内部とのインタフェースを司り、サーバー101とのデータの入出力を制御する。
【0036】
テンキー307は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。カーソル指示部308は、カーソルの移動や範囲選択などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様の機能を備えるものであれば、十字キー、ジョグダイヤルなどであってもよい。扉開閉センサー309は、商品運搬用車両102の商品搬出入扉の開閉を検出する。タグ読取部310は、商品100に付されたタグ110から送信される情報を読み取る。タグ読取部310は、たとえば非接触型のセンサーなどで構成され、商品運搬用車両102の搬出口の近傍に設置される。そして、商品100が搬出口を通って搬出される際に、商品100に付されたタグ110のデータを読み取る。タイマー311は、タグ110の情報が読み取られてからの所定時間を計時する。
【0037】
(冷蔵庫のハードウエア構成)
つぎに、冷蔵庫104のハードウエア構成について説明する。図4は、冷蔵庫104のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図4において、冷蔵庫104は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、通信制御部404と、タグ読取部405と、タイマー406を備えている。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続されている。
【0038】
ここで、CPU401は、冷蔵庫104の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。通信制御部404は、無線基地局106との電波の送受信を制御し、ネットワーク150に接続され、ネットワーク150を介して、商品決済支援装置(サーバー)101に接続される。そして、通信制御部404は、ネットワーク150と内部とのインタフェースを司り、サーバー101とのデータの入出力を制御する。タグ読取部405は、商品100に付されたタグ110から送信される情報を読み取る。たとえば、タグ読取部405は、たとえば非接触型のセンサーなどで構成され、冷蔵庫104の入庫口の近傍に設置される。そして、商品100が入庫口を通って入庫される際に、商品100に付されたタグ110のデータを読み取る。タイマー406は、タグ110の情報が読み取られてからの所定時間を計時する。
【0039】
(タグのハードウエア構成)
つぎに、タグ110のハードウエア構成について説明する。図5は、タグ110のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図5において、タグ105は、CPU501と、ROM502と、RAM503と、温度センサー504と、データ送信部505を備えている。また、各構成部はバス500によってそれぞれ接続されている。
【0040】
ここで、CPU501は、タグ110の全体の制御を司る。ROM502は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。荷物IDは、タグ110の製造段階においてあらかじめROM502に記憶されていてもよく、また、その後にRAM503に書き込まれてもよい。
【0041】
温度センサー504は、当該タグ110が付された商品の温度を検出する。具体的には、所定の温度以上になった場合には、その旨を通知する信号を出力する。データ送信部505は、タグ110内で出力されるデータをタグ読取装置310,405に読み取り可能に送信する。もしくは、温度センサー504が検出した温度情報をRAM503に記録し、データ送信部505はRAM503に記録され蓄積された温度情報を送信してもよい。
【0042】
(商品決済支援装置の機能的構成)
つぎに、この発明の本実施の形態にかかる商品決済支援装置の機能的構成について説明する。図6は、この発明の実施の形態にかかる商品決済支援装置(サーバー)の機能的構成を示すブロック図である。図6において、商品決済支援装置(サーバー)101は、位置情報受信部601と、商品搬出情報受信部602と、商品温度情報受信部603と、配送先特定部604と、決済情報生成部605と、を含む構成となっている。また、顧客マスター610、位置マスター611、受注データ612、出荷データ613はサーバー101内にある。これらのマスターは、ネットワーク150で接続された他のサーバー内に備えていてもよい。
【0043】
ここで、位置情報受信部601は、商品運搬用車両102に搭載された情報送信装置103から送信された情報であって、商品運搬用車両102の商品搬出用扉が開かれた際の商品運搬用車両102の位置に関する情報を受信する。この位置に関する詳細な情報の内容については後述する。位置情報受信部601は、具体的には、たとえば図2に示したI/F209によってその機能を実現する。
【0044】
また、商品搬出情報受信部602は、商品運搬用車両102に搭載された情報送信装置103から送信された商品100に関する情報を受信する。その情報は、商品運搬用車両102から商品100が搬出されたことが検出された時点から所定時間経過後に情報送信装置103から送信された情報である。この商品100に関する情報の詳細な内容については後述する。商品搬出情報受信部602は、具体的には、たとえば図2に示したI/F209によってその機能を実現する。
【0045】
また、商品温度情報受信部603は、商品100が冷蔵庫104内に置かれている間の商品100の温度に関する情報を受信する。その情報は、商品100が冷蔵庫104に搬入されたことが検出された時点から所定時間が経過した後に冷蔵庫104から送信された情報である。この温度に関する情報の詳細な内容については後述する。商品温度情報受信部603は、具体的には、たとえば図2に示したI/F209によってその機能を実現する。
【0046】
また、配送先特定部604は、位置情報受信部601によって受信された位置に関する情報に基づいて、顧客マスター610および位置マスター611を用いて商品100の配送先を特定する。配送先特定部604は、具体的には、たとえば図2に示したROM202、RAM203、HD205、FD207などに格納されたプログラムをCPU201が実行することによってその機能を実現する。
【0047】
また、決済情報生成部605は、配送先特定部604によって特定された配送先に関する情報に基づいて、顧客マスター610、受注データ612および出荷データ613を用いて商品100の支払代金の決済に必要な情報を生成する。そして、その情報に基づいて実際の決済処理が実行される。決済情報生成部605は、具体的には、たとえば図2に示したROM202、RAM203、HD205、FD207などに格納されたプログラムをCPU201が実行することによってその機能を実現する。
【0048】
また、決済情報生成部605は、商品搬出情報受信部602によって受信された情報に基づいて、商品100の支払代金の決済に必要な情報を生成するようにしてもよい。また、決済情報生成部605は、商品温度情報受信部603によって受信された情報に基づいて、商品100の支払代金の決済に必要な情報を生成するようにしてもよい。さらに、上記3つの生成方法を顧客に応じて選択的におこなうようにしてもよい。
【0049】
(各マスターの内容)
つぎに、顧客マスター610および位置マスター611の各マスターの内容について説明する。顧客マスター610および位置マスター611は、商品決済支援装置101のHD205に記憶される。また、商品決済支援装置101にネットワーク150によって接続された、図示を省略する別の情報処理装置内に記憶されていてもよい。図7は、顧客マスター610の内容を示す説明図である。図7において、顧客マスター610は、顧客ごとに付与されたID(「客ID」)と、そのIDに対応する顧客の「氏名」、「住所」、「支払情報」の各項目からなる。ここで、「支払情報」としては、クレジットカードの情報や引き落とし用の銀行口座番号など、支払いに必要な情報を登録しておく。
【0050】
また図8は、位置マスター611の内容を示す説明図である。図8において、位置マスター611は、顧客マスター610の「客ID」に対して、その顧客の所在地(商品配送先の所在地)の緯度経度に関する情報が「緯度経度」の項目に登録されている。したがって、配送先特定部604は、位置情報受信部601によって受信された位置情報と、位置マスター611の「緯度経度」項目に登録されている各情報と比較して、配送先の顧客IDを抽出する。また、この際、出荷データ613から、比較する対象となる顧客を、あらかじめ配送の対象となっている顧客に絞り込んでおいてもよい。
【0051】
(各データの内容)
つぎに、受注データ612および出荷データ613の各データの内容について説明する。受注データ612および出荷データ613は、商品決済支援装置101のHD205に記憶される。また、商品決済支援装置101にネットワーク150によって接続された、図示を省略する別の情報処理装置内に記憶されていてもよい。図9は、受注データ612の内容を示す説明図である。図9において、受注データ612は、顧客マスター610の「客ID」に対して、受注があった商品のIDである「商品ID」の項目と、受注商品の個数である「個数」の項目と、受注商品の届出日である「届け日」の項目と、決済の可否に関する情報である「決済可否」の項目を含んでいる。
【0052】
受注データ612は、顧客からの注文に応じて生成する。「届け日」項目には、配送をおこなう日にちを登録する。また「決済可否」項目には、決済をおこなってよい場合には『1』を立て、それ以外の場合は『0』とする。
【0053】
また図10は、出荷データ613の内容を示す説明図である。図10において、出荷データ613は、「荷物ID」の項目と、それに対応する「客ID」の項目と、「商品ID」の項目と、「決済可否」の項目を含んでいる。出荷データ613は、顧客からの注文に応じて、配送が決定した時点で生成される。ここで、「荷物ID」の項目には、各荷物(商品)ごとにユニークな番号が付されて登録される。また、「客ID」、「商品ID」の項目は、受注データ612と一致する。また、「決済可否」の項目には、決済をおこなってよい場合に『1』を立て、それ以外の場合は『0』とする。
【0054】
決済情報生成部605は、配送先特定部604、商品搬出情報受信部602または商品温度情報受信部603が各情報を受信した場合に、この「決済可否」項目をチェックし、決済可否が『1』となっているデータを対象として決済情報の生成をおこなう。
【0055】
(商品決済支援方法の処理(その1)の内容)
つぎに、商品決済支援方法の処理の内容について説明する。図11は、情報送信装置103の処理の手順を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、商品運搬用車両102の商品100の搬出用扉が開かれたか否かを判断する(ステップS1101)。
【0056】
ここで、搬出用扉が開かれるのを待って、開かれた場合(ステップS1101:Yes)は、商品運搬用車両102の車速がゼロであるか否かを判断する(ステップS1102)。車速については、たとえば図示を省略する車速センサーによって検出する。ここで、車速がゼロでない場合、すなわち搬出用扉が開かれた時点で商品運搬用車両102が移動している場合(ステップS1102:No)は、搬出用扉自体または搬出用扉の扉開閉センサー409が異常(故障など)であると判断し、エラー処理をおこない、場合によってはそれ以降の商品100の配送を中止する。
【0057】
ステップS1102において、車速がゼロである場合(ステップS1102:Yes)は、配送先に到着して搬出用扉が開かれたと判断し、複数のGPS衛星105から送信されている信号を受信する(ステップS1103)。そして、受信された信号から、現在位置の緯度経度情報を算出する(ステップS1104)。ここで、配送先の駐車位置が建物の地下などにある場合には、GPS衛星105から送信されている信号を所定時間間隔で断続的に受信しておく。そして、搬出用扉が開かれた際に、GPS衛星105からの信号が受信できない場合は、GPS衛星105から送信されている信号が受信できなくなる直前の信号に基づいて現在の緯度経度情報を算出するようにしてもよい。その場合に、図8に示した位置マスター611の「経度緯度」の項目の情報をあわせて変更しておくとよい。
【0058】
つぎに、算出された緯度経度情報をサーバー101へ送信する(ステップS1105)。その後、搬出用扉が閉じられたか否かを判断する(ステップS1106)。ここで、搬出用扉が閉じられていない場合(ステップS1106:No)は、車速を判断し、車速がゼロである場合(ステップS1107:Yes)は、ステップS1106へ戻る。一方、車速がゼロでない場合(ステップS1107:No)は、上記と同様にエラー処理をおこなう。ステップS1106において、搬出用扉が閉じられた場合(ステップS1106:Yes)は、一連の処理を終了する。情報送信装置103は、商品運搬用車両102が配送先へ移動するたびに、上記の処理を繰り返しおこなう。
【0059】
図12は、商品決済支援装置(サーバー)101の処理の手順を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、情報送信装置103から商品運搬用車両102の位置を示す緯度経度情報を受信したか否かを判断する(ステップS1201)。ここで、緯度経度情報が受信されるのを待って、受信された場合(ステップS1201:Yes)は、位置マスター611から、受信された緯度経度情報に一致する緯度経度となっている顧客の「客ID」を抽出する(ステップS1202)。
【0060】
ここで、位置マスター611と受信された緯度経度情報とを比較する際に、位置マスター611に登録されている緯度経度に所定の値をプラスマイナスした値の範囲(具体的には、たとえば半径20メートル程度)に、受信された緯度経度が含まれているか判断するようにするとよい。これによって、交通事情などによって通常の配送先の停車予定位置から少し離れたところに商品配送用車両102を停車した場合にでも配送先の顧客を容易に特定することができる。
【0061】
つぎに、抽出された「客ID」のうち、受注データ612において、「届け日」と合致するデータを抽出する(ステップS1203)。そして、抽出された顧客に対して該当する商品100の配送が完了したものと判断して、その商品100について当該顧客に対して決済情報生成処理をおこない、受注データ612の「決済可否」に『1』を設定し(ステップS1204)、一連の処理を終了する。商品決済支援装置101は、商品運搬用車両102が配送先へ移動するたびに、上記の処理を繰り返しおこなう。
【0062】
このように処理することによって、商品運搬用車両102の商品搬出用扉が開かれることで、商品100の決済情報生成処理をおこなうことができる。したがって、商品運搬用車両102の乗務員は、商品100の決済を一切考慮する必要がなく、商品100の配送のみに専念すればよい。
【0063】
(商品決済支援方法の処理(その2)の内容)
つぎに、商品決済支援方法の別の処理の内容について説明する。図13は、情報送信装置103の別の処理の手順を示すフローチャートである。図13のフローチャートにおいて、まず、商品運搬用車両102の商品100の搬出口から商品100が搬出されたか否か、いわゆる“荷下ろし”がなされたか否かを判断する(ステップS1301)。ここで、商品100が搬出されたか否かは、搬出口近傍に設置されたタグ読取部310によっておこなわれる。したがって、商品100が搬出口から搬出される際に、タグ読取部310の近傍を通過し、その際にタグ読取部310は搬出された商品100の商品情報をタグ110から読み取る。
【0064】
ここで、“荷下ろし”の判断には以下のバリエーションが考えられる。第1に、タグ読取部310が読み取ったタグ110の荷物IDが初めて読み取るものであれば、荷下ろしと判断することができる。第2に、商品運搬用車両102の乗務員が図示を省略する車載端末装置を操作することによって、「到着」ボタンが押下された後に、タグ読取部310がタグ110の荷物IDを読み取れば、荷下ろしと判断することができる。
【0065】
ステップS1301において、商品が搬出されるのを待って、搬出された場合(ステップS1301:Yes)は、その時点からタイマー311によって、所定時間の計時を開始する(ステップS1302)。所定時間とは、たとえば15分程度である。それは、配送先が不在などによって搬出した商品100を持ち帰って、荷室に再搬入するのに要する時間を考慮して定められている。この所定時間は、任意に設定することができ、また、配送先によってそれぞれ異なる時間を設定するようにしてもよい。
【0066】
つぎに、上記所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1303)。ここで、未だ所定時間が経過していない場合(ステップS1303:No)は、当該搬出された商品100が再び荷室に搬入されたか否か、いわゆる“再積載”がなされたか否かを判断する(ステップS1304)。“再積載”の判断には以下のバリエーションが考えられる。
【0067】
第1に、所定の時間内に同じIDが再度読み取られれば、再積載と判断することができる。第2に、タグ読取部310がタグ110の荷物IDを読み取った後、所定時間内(たとえば1分程度)に商品運搬用車両102の乗務員が上記車載端末装置を操作することによって、「出発」ボタンが押下された場合に、再積載と判断することができる。第3に、タグ読取部310がタグ110の荷物IDを読み取った後、所定時間内(たとえば1分程度)に商品運搬用車両102の車速が所定以上になった場合(たとえば、5km/h以上)に、再積載と判断することができる。
【0068】
ステップS1304において、搬出された商品100が搬入されない場合(ステップS1304:No)は、ステップS1303へ戻る。一方、搬出された商品100が搬入された場合(ステップS1304:Yes)は、商品100の配送が完了していないので、商品情報を送信しない。したがって、何もせずに処理を終了する。
【0069】
ステップS1303において、所定時間が経過した場合(ステップS1303:Yes)は、商品100の配送が完了したものと判断して、当該商品100の商品情報、より具体的には荷物IDを商品決済支援装置(サーバー)101へ送信し(ステップS1305)、一連の処理を終了する。情報送信装置103は、商品運搬用車両102が配送先へ移動するたびに、上記の処理を繰り返しおこなう。
【0070】
図14は、商品決済支援装置(サーバー)101の別の処理の手順を示すフローチャートである。図14のフローチャートにおいて、まず、情報送信装置103から商品情報(荷物ID情報)を受信したか否かを判断する(ステップS1401)。ここで、商品情報が受信されるのを待って、受信された場合(ステップS1401:Yes)は、受信された「荷物ID」と、出荷データ613において合致するデータを抽出する(ステップS1402)。
【0071】
そして、荷物IDに対応する商品100の配送が完了したものと判断して、その商品100について当該顧客に対して決済情報生成処理をおこない、出荷データ613の「決済可否」に『1』を設定し(ステップS1403)、一連の処理を終了する。商品決済支援装置101は、商品運搬用車両102が配送先へ移動するたびに、上記の処理を繰り返しおこなう。
【0072】
(商品決済支援方法の処理(その3)の内容)
つぎに、商品決済支援方法の別の処理の内容について説明する。図15は、冷蔵庫104の処理の手順を示すフローチャートである。図15のフローチャートにおいて、まず、冷蔵庫104の扉が開かれたか否かを判断する(ステップS1501)。ここで、冷蔵庫104の扉が開かれるのを待って、開かれた場合(ステップS1501:Yes)は、つぎに、商品100が冷蔵庫104へ入庫されたか否かを判断する(ステップS1502)。
【0073】
ステップS1502において、商品100が入庫されなかった場合(ステップS1502:No)は、何もせずに処理を終了する。一方、ここで商品100が入庫された場合(ステップS1502:Yes)は、その商品100の荷物IDおよび温度履歴情報を読み取る(ステップS1503)。そして、読み取った温度履歴が正常であるか、すなわち、商品100が所定の温度以下に保たれていたか否かを判断する(ステップS1504)。
【0074】
ステップS1504において、温度履歴が正常でない場合(ステップS1504:No)は、何もせずに処理を終了する。このような場合は、品質が保てなかったため、決済の対象とはならない。また、このような場合は、商品100の運搬過程において温度を正常に保てなかった原因があると判断する。一方、ステップS1504において、温度履歴が正常である場合(ステップS1504:Yes)は、その時点からタイマー406によって、所定時間の計時を開始する(ステップS1505)。
【0075】
所定時間とは、たとえば5〜6時間程度である。この所定時間とは、製造者あるいは配送者によるいわゆる保証期間である。特に冷蔵庫104がレンタルされた業務用冷蔵庫の場合に、この保証期間を設けることは有効である。所定時間経過後に温度異常が発生した場合でも、それは顧客の責任によるものと判断し、決済はおこなわれる。この所定時間は、任意に設定することができ、また配送先によって、冷蔵庫104の種類や規模などを勘案してそれぞれ異なる時間を設定するようにしてもよい。
【0076】
つぎに、上記所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1506)。ここで、未だ所定時間が経過していない場合(ステップS1506:No)は、当該商品100が冷蔵庫104から出庫されたか否かを判断する(ステップS1507)。
【0077】
ステップS1507において、入庫された商品100が出庫されずに冷蔵庫内に残っている場合(ステップS1507:No)は、ステップS1506へ戻る。一方、入庫された商品100がすでに出庫された場合(ステップS1507:Yes)は、商品100が消費されたと判断して、ステップS1510へ移行し、当該商品100の商品情報、より具体的には荷物IDを商品決済支援装置(サーバー)101へ送信し(ステップS1510)、一連の処理を終了する。
【0078】
ステップS1506において、所定時間が経過した場合(ステップS1506:Yes)は、つぎに、その商品100の荷物IDおよび温度履歴情報を再び読み取る(ステップS1508)。そして、読み取った温度履歴が正常であるか、すなわち、商品100が所定の温度以下に保たれていたか否かを判断する(ステップS1509)。
【0079】
ステップS1509において、温度履歴が正常でない場合(ステップS1509:No)は、何もせずに処理を終了する。このような場合は、やはり品質が保てなかったため、決済の対象とはならない。また、このような場合は、商品100の冷蔵保存過程において温度を正常に保てなかった原因があると判断する。一方、ステップS1509において、温度履歴が正常である場合(ステップS1509:Yes)は、当該商品100の商品情報、より具体的には荷物IDを商品決済支援装置(サーバー)101へ送信し(ステップS1510)、一連の処理を終了する。冷蔵庫104は、冷蔵庫104への商品100の入庫がおこなわれるたびに、上記の処理を繰り返しおこなう。
【0080】
なお、上記商品情報を受信する商品決済支援装置(サーバー)101の処理は、図14に示したフローチャートに示した処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0081】
以上説明したように、本実施の形態によれば、情報送信装置103が、商品運搬用車両102の商品搬出用の扉部材が開かれたことを検出する扉開閉センサー309と、検出された結果に基づいて、商品運搬用車両102の位置に関する情報を取得するGPS制御部305と、その位置情報を送信する通信制御部306とを備え、商品決済支援装置101が、その位置情報を受信する位置情報受信部601と、受信された位置に関する情報に基づいて、商品100の配送先を特定する配送先特定部604と、特定された配送先に関する情報に基づいて商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成部605と、を備えるため、商品運搬用車両102の商品搬出用扉が開かれることで、決済情報生成処理をおこなうことができるようになる。
【0082】
また、本実施の形態によれば、情報送信装置103が、商品運搬用車両102から商品100が搬出されたことを検出するタグ読取部310と、搬出が検出された時点から所定時間経過後に、商品100に関する情報を商品運搬用車両102から送信する通信制御部306とを備え、商品決済支援装置101が、送信された情報を受信する商品搬出情報受信部602と、受信された情報に基づいて、商品100の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成部605と、を備えるため、商品100が商品運搬用車両100から搬出されたことで、決済情報生成処理をおこなうことができるようになる。
【0083】
さらに、タグ読取部310が、搬出されたことが検知された商品が商品運搬用車両102へ搬入されたこと、すなわち再積載されたことを検出し、通信制御部306が、搬入が検知された商品に関する情報の送信をおこなわないので、配送されなかった商品に関しては決済情報生成処理はおこなわれない。
【0084】
また、本実施の形態によれば、タグ110が、商品100が冷蔵庫104内に置かれている間の商品100の温度を検出する温度センサー504を備え、冷蔵庫104が、商品100が冷蔵庫104に搬入されたことを検出するタグ読取部405と、搬入が検出された時点から所定時間が経過した後に、検出された温度に関する情報を冷蔵庫104から送信する通信制御部404とを備え、商品決済支援装置101が、送信された情報を受信する商品搬出情報受信部602と、受信された情報に基づいて、商品100の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成部605とを備えるため、商品100が冷蔵庫104に所定時間置かれていたことで、決済情報生成処理をおこなうことができる。
【0085】
なお、本実施の形態における商品決済支援方法は、あらかじめ用意されたコンピュータ読み取り可能なプログラムであってもよく、またそのプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現される。このプログラムは、HD(ハードディスク)、FD(フレキシブルディスク)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【0086】
(付記1)商品運搬用車両の商品搬出用の扉部材が開かれたことを検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出された結果に基づいて、前記商品運搬用車両の位置に関する情報を取得する現在位置取得工程と、
前記現在位置取得工程によって取得された位置に関する情報に基づいて、商品の配送先を特定する配送先特定工程と、
前記配送先特定工程によって特定された配送先に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程と、
を含んだことを特徴とする商品決済支援方法。
【0087】
(付記2)商品運搬用車両から送信された、前記商品運搬用車両の商品搬出用の扉部材が開かれた際の前記商品運搬用車両の位置に関する情報を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された位置に関する情報に基づいて、商品の配送先を特定する配送先特定工程と、
前記配送先特定工程によって特定された配送先に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程と、
を含んだことを特徴とする商品決済支援方法。
【0088】
(付記3)商品運搬用車両から商品が搬出されたことを検出する搬出検出工程と、
前記搬出検出工程によって搬出が検出された商品に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程と、
を含んだことを特徴とする商品決済支援方法。
【0089】
(付記4)前記決済情報生成工程は、前記検出工程によって前記商品の搬出が検出された時点から所定の時間が経過したときに、前記商品の支払代金の決済に必要な情報の生成を開始することを特徴とする付記3に記載の商品決済支援方法。
【0090】
(付記5)前記搬出検出工程によって搬出されたことが検出された商品が前記商品運搬用車両へ搬入されたことを検出する搬入検出工程を含み、
前記決済情報生成工程は、前記搬入検出工程によって搬入が検知された商品の支払代金の決済に必要な情報の生成をおこなわないことを特徴とする付記3に記載の商品決済支援方法。
【0091】
(付記6)商品運搬用車両から商品が搬出されたことを検出する搬出検出工程と、
前記搬出検出工程によって搬出が検出された時点から所定時間経過後に、前記商品に関する情報を前記商品運搬用車両から送信する送信工程と、
前記送信工程によって送信された情報を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程と、
を含んだことを特徴とする商品決済支援方法。
【0092】
(付記7)前記搬出工程によって搬出されたことが検知された商品が前記商品運搬用車両へ搬入されたことを検出する搬入検出工程を含み、
前記送信工程は、前記搬入検出工程によって搬入が検知された商品に関する情報の送信をおこなわないことを特徴とする付記6に記載の商品決済支援方法。
【0093】
(付記8)商品が冷蔵庫に搬入されたことを検出する搬入検出工程と、
前記商品が前記冷蔵庫内に置かれている間の前記商品の温度を検出する温度検出工程と、
前記搬入検出工程によって搬入が検出された時点から所定時間が経過した後に、前記温度検出工程によって検出された温度に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程と、
を含んだことを特徴とする商品決済支援方法。
【0094】
(付記9)商品が冷蔵庫に搬入されたことを検出する搬入検出工程と、
前記商品が前記冷蔵庫内に置かれている間の前記商品の温度を検出する温度検出工程と、
前記搬入検出工程によって搬入が検出された時点から所定時間が経過した後に、前記温度検出工程によって検出された温度に関する情報を前記冷蔵庫から送信する送信工程と、
前記送信工程によって送信された情報を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程と、
を含んだことを特徴とする商品決済支援方法。
【0095】
(付記10)前記温度検出工程は、前記商品の包装に付されたICチップ搭載のタグによって前記商品の温度を検出することを特徴とする付記8または9に記載の商品決済支援方法。
【0096】
(付記11)前記商品は冷凍食品であることを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の商品決済支援方法。
【0097】
(付記12)商品運搬用車両から送信された、前記商品運搬用車両の商品搬出用の扉部材が開かれた際の前記商品運搬用車両の位置に関する情報を受信させる受信工程と、
前記受信工程によって受信された位置に関する情報に基づいて、商品の配送先を特定させる配送先特定工程と、
前記配送先特定工程によって特定された配送先に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成させる決済情報生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする商品決済支援プログラム。
【0098】
(付記13)商品運搬用車両から商品が搬出されたことが検出された時点から所定時間経過後に前記商品運搬用車両から送信された前記商品に関する情報を受信させる受信工程と、
前記受信工程によって受信された情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成させる決済情報生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする商品決済支援プログラム。
【0099】
(付記14)商品が冷蔵庫に搬入されたことが検出された時点から所定時間が経過した後に前記冷蔵庫から送信された、前記商品が前記冷蔵庫内に置かれている間の前記商品の温度に関する情報を受信させる受信工程と、
前記受信工程によって受信された情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成させる決済情報生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする商品決済支援プログラム。
【0100】
(付記15)商品運搬用車両から送信された、前記商品運搬用車両の商品搬出用の扉部材が開かれた際の前記商品運搬用車両の位置に関する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された位置に関する情報に基づいて、商品の配送先を特定する配送先特定手段と、
前記配送先特定手段によって特定された配送先に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成手段と、
を備えたことを特徴とする商品決済支援装置。
【0101】
(付記16)商品運搬用車両から商品が搬出されたことが検出された時点から所定時間経過後に前記商品運搬用車両から送信された前記商品に関する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成手段と、
を備えたことを特徴とする商品決済支援装置。
【0102】
(付記17)商品が冷蔵庫に搬入されたことが検出された時点から所定時間が経過した後に前記冷蔵庫から送信された、前記商品が前記冷蔵庫内に置かれている間の前記商品の温度に関する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成手段と、
を備えたことを特徴とする商品決済支援装置。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、配送担当者に負荷をかけることなく、配送を効率的かつ迅速におこなうとともに、配送した商品の支払代金の決済処理を効率的にかつ適切なタイミングでおこなうことが可能な商品決済支援方法、商品決済支援プログラムおよび商品決済支援装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる商品決済支援装置101を含む商品決済支援システムのシステム構成を示す説明図である。
【図2】この発明の本実施の形態にかかる商品決済支援装置101のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【図3】情報送信装置103のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【図4】冷蔵庫104のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【図5】タグ110のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態にかかる商品決済支援装置101の機能的構成を示すブロック図である。
【図7】顧客マスター610の内容を示す説明図である。
【図8】位置マスター611の内容を示す説明図である。
【図9】受注データ612の内容を示す説明図である。
【図10】出荷データ613の内容を示す説明図である。
【図11】情報送信装置103の処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】商品決済支援装置101の処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】情報送信装置103の別の処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】商品決済支援装置101の別の処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】冷蔵庫104の処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 商品
101 商品決済支援装置(サーバー)
102 商品運搬用車両
103 情報送信装置
104 冷蔵庫
105 GPS衛星
106 無線基地局
110 タグ
150 ネットワーク
601 位置情報受信部
602 商品搬出情報受信部
603 商品温度情報受信部
604 配送先特定部
605 決済情報生成部
610 顧客マスター
611 位置マスター
612 受注データ
613 出荷データ

Claims (5)

  1. 商品運搬用車両の商品搬出用の扉部材が開かれたことを検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された結果に基づいて、前記商品運搬用車両の位置に関する情報を取得する現在位置取得工程と、
    前記現在位置取得工程によって取得された位置に関する情報に基づいて、商品の配送先を特定する配送先特定工程と、
    前記配送先特定工程によって特定された配送先に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程と、
    を含んだことを特徴とする商品決済支援方法。
  2. 商品運搬用車両から商品が搬出されたことを検出する搬出検出工程と、
    前記搬出検出工程によって搬出が検出された商品に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程と、
    を含んだことを特徴とする商品決済支援方法。
  3. 商品が冷蔵庫に搬入されたことを検出する搬入検出工程と、前記商品が前記冷蔵庫内に置かれている間の前記商品の温度を検出する温度検出工程と、
    前記搬入検出工程によって搬入が検出された時点から所定時間が経過した後に、前記温度検出工程によって検出された温度に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成工程と、
    を含んだことを特徴とする商品決済支援方法。
  4. 商品運搬用車両から送信された、前記商品運搬用車両の商品搬出用の扉部材が開かれた際の前記商品運搬用車両の位置に関する情報を受信させる受信工程と、
    前記受信工程によって受信された位置に関する情報に基づいて、商品の配送先を特定させる配送先特定工程と、
    前記配送先特定工程によって特定された配送先に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成させる決済情報生成工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする商品決済支援プログラム。
  5. 商品運搬用車両から送信された、前記商品運搬用車両の商品搬出用の扉部材が開かれた際の前記商品運搬用車両の位置に関する情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された位置に関する情報に基づいて、商品の配送先を特定する配送先特定手段と、
    前記配送先特定手段によって特定された配送先に関する情報に基づいて、前記商品の支払代金の決済に必要な情報を生成する決済情報生成手段と、
    を備えたことを特徴とする商品決済支援装置。
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