JP2004232725A - トルクリミター - Google Patents

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JP2004232725A JP2003021645A JP2003021645A JP2004232725A JP 2004232725 A JP2004232725 A JP 2004232725A JP 2003021645 A JP2003021645 A JP 2003021645A JP 2003021645 A JP2003021645 A JP 2003021645A JP 2004232725 A JP2004232725 A JP 2004232725A
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Abstract

【課題】トルク伝達が確実に安定的に行え、過負荷によるトルク伝達の遮断時は、バネの弾発力によるトルク伝達用ボールの圧迫力が低減でき、摩耗を抑制し、耐久性が向上し、摩耗した部分の部品交換回数を低減でき、メンテナンスが容易で、経済的なトルクリミターを提供する。
【解決手段】トルクリミターの過負荷保護機構は、出力側回転プレートBの係止溝10と、入力側回転体Aのポケット部3と、トルク伝達用ボール8と、コーンプレート9と、バネ5とを具備し、コーンプレート9の内周側に第1傾斜面9aを、外周側に第2傾斜面9bを設け、トルク伝達用ボール8は、トルク伝達位置で第1傾斜面9aに接触し、過負荷によるトルク非伝達位置で第2傾斜面9bに接触し、第2傾斜面9bを含む面と対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面9aを含む面と対向係止面を含む面との交差角度より小さく構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、モータ及び原動機と被駆動装置の間に組込まれ、過負荷(オーバーロード)が被駆動側に生じた時に機械が破損するのを確実に防止できるようにしたもので、特に、過負荷時に於ける摩耗等を低減できるように工夫されたトルクリミターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のトルクリミターとしては、例えば、図10に示すようなものや、特許文献1に示すようなもの等がある。
例えば、図10に示すトルクリミターは、駆動原側の出力軸に連結される入力側回転体と、被駆動装置の入力軸に連結されると共に、前記入力側回転体に対して回動自在となるように装着される出力側回転プレートと、駆動原側からの被駆動装置側へのトルク伝達時にあって、被駆動装置側に過負荷が発生した際に、駆動原側から被駆動装置側へのトルク伝達を遮断する過負荷保護機構とを備えたもので、しかも、前記過負荷保護機構は、出力側回転プレートの対向係止面に略放射方向に沿って配設される係止溝50と、この係止溝50に対応するように入力側回転体の係止フランジ41外周縁に凹設されるポケット部42と、前記係止溝50内を移動可能で且つ前記ポケット部42内に係脱自在に収まるトルク伝達用ボール47と、出力側回転プレートの対向係止面に対峙するように配され、且つ前記トルク伝達用ボール47に常時接触するコーンプレート48と、このコーンプレート48を常時出力側回転プレート側に弾性的に圧迫して、トルク伝達用ボール47がコーンプレート48で常時圧迫されるように配するバネ44とを具備し、更に、コーンプレート48は、トルク伝達用ボール47との接触面を傾斜面49としたものである。尚、図中40は、入力側回転体の基体で、43は、入力側回転体に外装固定されるバネ支持体で、45は、入力側回転体に摺動自在に外装されるバネ受リングで、46は、バネ受リング45とコーンプレート48との間に介装されるスラストベアリングである。
しかして、トルク伝達時にあっては、バネ44の弾発力によって、トルク伝達用ボール47がコーンプレート48の傾斜面49によって常時押圧されて、入力側回転体の係止フランジ41のポケット部42に押しつけられた状態となっており、一方、出力側回転プレート側に過負荷が発生すると、バネ44の弾発力に抗して、トルク伝達用ボール47が入力側回転体の係止フランジ41のポケット部42から逸脱した状態となり、入力側回転体の回転トルクの伝達が遮断される。このとき、トルク伝達用ボール47は、バネ44の弾発力を受けながらコーンプレート48の傾斜面49を外周側に移動して、傾斜面を49を転動するように構成されている。
【0003】
また、特許文献1の如きトルクリミターは、出力軸に固定されるハブと、モータ等の駆動源に連結されると共にハブに回動自在に装着されるプーリとを有し、ハブのフランジ部に設けた孔内にボールを配し、プーリに取付けたドライブプレートには、ボールの一部が収まる凹部を形成し、フランジ部のドライブプレートが位置する側とは反対側のハブの周面上に、軸方向に移動自在なスライドプレートを配置し、このスライドプレートには、ボールの一部が収まる球面状凹部を形成し、更に、スライドプレートには、ボールをドライブプレート側に圧迫するようにバネの弾発力が付勢されており、駆動源からプーリにトルクが入力されると、このトルクは、プーリのドライブプレートからボールを介してハブのフランジ部へ伝達されて、出力軸から出力されるように構成されている。一方、出力軸側が過負荷状態になると、スライドプレートのバネによる加圧力に抗してボールがドライブプレートの凹部より飛び出しながら、スライドプレートを軸方向バネ側へ移動させ、ボールはドライブプレート表面を転動して、ドライブプレートからのトルク伝達が遮断されるように構成されている。
【0004】
【特許文献1】
実開平5−8063号(図1、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のトルクリミターにあっては、出力側回転プレート側(出力軸)に過負荷が発生して、入力側回転体(プーリ)の回転トルクの伝達が遮断されたとき、トルク伝達用ボール(ボール)には、圧縮されたバネのより強い弾発力が加えられるようになり、トルク伝達用ボール(ボール)やコーンプレートの傾斜面(ドライブプレート)が摩耗し易く、摩耗した部分の部品交換等を比較的頻繁に行わなければならない等の難点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消し、トルク伝達が確実に且つ安定的に行えて、過負荷が発生したときには、トルク伝達が確実に遮断され、このとき、トルク伝達用ボール等の摩耗が抑制でき、しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、メンテナンスが容易で、量産に適し、低廉で、経済的なトルクリミターを提供すべく創出されたものである。
しかして、本発明の請求項1記載のトルクリミターにあっては、駆動原側の出力軸に連結される入力側回転体Aと、被駆動装置の入力軸に連結されると共に、前記入力側回転体Aに対して回動自在となるように装着される出力側回転プレートBと、駆動原側からの被駆動装置側へのトルク伝達時にあって、被駆動装置側に過負荷が発生した際に、駆動原側から被駆動装置側へのトルク伝達を遮断する過負荷保護機構とを備えたトルクリミターに於いて、前記過負荷保護機構は、出力側回転プレートBの対向係止面に略放射方向に沿って配設される係止溝10と、この係止溝10に対応するように入力側回転体Aの係止フランジ2外周縁に凹設されるポケット部3と、前記係止溝10内を移動可能で且つ前記ポケット部3内に係脱自在に収まるトルク伝達用ボール8と、出力側回転プレートBの対向係止面に対峙するように配され、且つ前記トルク伝達用ボール8に常時接触するコーンプレート9と、このコーンプレート9を常時出力側回転プレートB側に弾性的に圧迫して、トルク伝達用ボール8がコーンプレート9で常時圧迫されるように配するバネ5とを具備し、コーンプレート9のトルク伝達用ボール8との接触面に於いて、その内周側に第1傾斜面9aを設けると共に、その外周側に第2傾斜面9bを設け、前記第1傾斜面9aは、係止フランジ2からトルク伝達用ボール8を介して出力側回転プレートBにトルク伝達が可能となるトルク伝達位置で、トルク伝達用ボール8に接触するように形成され、前記第2傾斜面9bは、トルク伝達時に過負荷が発生した際に、トルク伝達用ボール8が係止フランジ2のポケット部3から逸脱したトルク非伝達位置で、トルク伝達用ボール8に接触するように形成され、第2傾斜面9bを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面9aを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度より小さくなるように構成する手段を採用した。
【0007】
また、請求項2記載のトルクリミターにあっては、第1傾斜面9a及び第2傾斜面9bを湾曲面で構成し、第2傾斜面9bに外接する面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面9aに外接する面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度より小さくなるように構成する手段を採用した。
【0008】
更に、請求項3記載のトルクリミターにあっては、駆動原側の出力軸に連結される入力側回転体Aと、被駆動装置の入力軸に連結されると共に、前記入力側回転体Aに対して回動自在となるように装着される出力側回転プレートBと、駆動原側からの被駆動装置側へのトルク伝達時にあって、被駆動装置側に過負荷が発生した際に、駆動原側から被駆動装置側へのトルク伝達を遮断する過負荷保護機構とを備えたトルクリミターに於いて、前記過負荷保護機構は、出力側回転プレートBの対向係止面に配設される係止凹部30と、この係止凹部30に対応するように入力側回転体Aの係止フランジ21に穿設されるポケット孔22と、前記係止凹部30に係脱自在に収まると共に、前記ポケット孔22内に遊挿されるトルク伝達用ボール28と、出力側回転プレートBの対向係止面に対峙するように配され、且つ前記トルク伝達用ボール28に常時接触するコーンプレート29と、出力側回転プレートBの回転中心線に沿って摺動自在となるように出力側回転プレートBに装着されるバネ受スライドプレート25と、このバネ受スライドプレート25とコーンプレート29の間に介装される押圧ボール27と、バネ受スライドプレート25を常時出力側回転プレートB側に弾性的に圧迫して、押圧ボール27及びコーンプレート29を介してトルク伝達用ボール28がコーンプレート29で常時圧迫されるように設けたバネ24とを具備し、コーンプレート29の押圧ボール27との接触面に於いて、その内周側に第2傾斜面29bを設け、この第2傾斜面29bより稍外周側に第1傾斜面29aを設け、バネ受スライドプレート25の押圧ボール27との接触面に、前記第1傾斜面29a及び第2傾斜面29bに対峙するような傾斜面26を設け、第1傾斜面29aは、係止フランジ21からトルク伝達用ボール28を介して出力側回転プレートBにトルク伝達が可能となるトルク伝達状態で、押圧ボール27に接触するように形成され、第2傾斜面29bは、トルク伝達時に過負荷が発生した際に、トルク伝達用ボール28が出力側回転プレートBの係止凹部30から逸脱したトルク非伝達状態で、押圧ボール27に接触するように形成され、第2傾斜面29bを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面29aを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度より大きくなるように構成する手段を採用した。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本発明は、例えば、駆動原側となるモータや原動機と適宜被駆動装置の間に組込まれて、過負荷(オーバーロード)が被駆動装置側に生じた時に機械が破損するのを確実に防止でき、しかも、過負荷時に於ける摩耗等を低減できるようにしたトルクリミターで、このトルクリミターは、例えば、駆動原側の出力軸にキー等を介して連結される略ハブ状の入力側回転体Aと、被駆動装置の入力軸に連結(或いは連繋)されると共に、前記入力側回転体Aに対してベアリング等を介して回動自在となるように装着される略円盤状の出力側回転プレートBと、駆動原側からの被駆動装置側へのトルク伝達時にあって、被駆動装置側に過負荷が発生した際に、駆動原側から被駆動装置側へのトルク伝達を遮断する過負荷保護機構とを備えたものである。
【0010】
そして、図1乃至図5に示すようなトルクリミターには、出力側回転プレートBの略円形表面となる対向係止面に略放射方向に沿って複数配設される係止溝10と、この係止溝10に対応するように入力側回転体Aの係止フランジ2外周縁に複数凹設される略円弧凹面状のポケット部3と、前記係止溝10内をその一部が移動(転動)可能で且つ前記ポケット部3内にその一部が係脱自在に収まる複数のトルク伝達用ボール8と、出力側回転プレートBの対向係止面に対峙するように配され、且つ前記トルク伝達用ボール8に常時接触する全体略リング状のコーンプレート9と、このコーンプレート9を出力側回転プレートB側に(及び入力側回転体Aの回転中心線に向って)常時弾性的に圧迫して、トルク伝達用ボール8がコーンプレート9で常時圧迫されるように配される適数のバネ5とを具備する過負荷保護機構が設けられている。
【0011】
更に、前記過負荷保護機構は、コーンプレート9のトルク伝達用ボール8との接触面に於いて、その内周側に第1傾斜面9aを設けると共に、その外周側に第2傾斜面9bを設けてある。
しかも、前記第1傾斜面9aは、係止フランジ2からトルク伝達用ボール8を介して出力側回転プレートBにトルク伝達が可能となるトルク伝達位置で、トルク伝達用ボール8に接触するように形成され、前記第2傾斜面9bは、トルク伝達時に過負荷が発生した際に、トルク伝達用ボール8が係止フランジ2のポケット部3から逸脱したトルク非伝達位置で、トルク伝達用ボール8に接触するように形成されており、第2傾斜面9bを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面9aを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度より小さくなるように構成されている。
すなわち、出力側回転プレートB側に過負荷が発生して、入力側回転体Aのトルク伝達が遮断されると、コーンプレート9の第1傾斜面9aに接触していたトルク伝達用ボール8は、その交点部分を乗り越えて第2傾斜面9bに接触するようになり、バネ5の弾発力によるトルク伝達用ボール8への圧迫力が低減され、トルク伝達用ボール8やコーンプレート9や出力側回転プレートBの摩耗が抑制されるようになる。
【0012】
前記入力側回転体Aは、内周面にキー溝等を有する略円筒状の基体1と、この基体1の外周面の適宜位置に周設される略短円環状の係止フランジ2とからなり、この係止フランジ2の外周縁部分に複数のポケット部3が適宜位置に凹設されている。
【0013】
前記バネ5は、その基端側が、入力側回転体Aの外表面に外装螺着されるバネ支持体4によって保持されており、その先端側が、入力側回転体Aの外表面に摺動且つ回動自在に外装されるバネ受リング6に当接して、自身の弾発力がバネ受リング6を出力側回転プレートB側に常時押圧するように付勢されている。尚、バネ5は、コイルスプリング状であっても良いし、サラバネ状であっても良いし、その他適宜自由に設定できるものである。
【0014】
前記トルク伝達用ボール8は、略完全球体状を呈し、その一部が出力側回転プレートBの係止溝10に収まり、その一部が入力側回転体Aのポケット部3に係脱自在に収まるように形成されている。ところで、トルク伝達用ボール8(係止溝10、ポケット部3)は、その配設位置を自由に設定することができるが、例えば、図2のようにランダムに配置したり、等間隔に配置することもできる。
【0015】
前記コーンプレート9は、スラストベアリング7を介してバネ受リング6からバネ5の弾発力を受けるように構成されており、入力側回転体Aの回転中心線に沿ってスムーズに移動できるように保持されている。
【0016】
また、図6に示すようなトルクリミターは、コーンプレート9の第1傾斜面9a及び第2傾斜面9bを湾曲面で構成し、第2傾斜面9bに外接する面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面9aに外接する面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度より小さくなるように構成されている。
【0017】
更に、図7乃至図9に示すようなトルクリミターには、出力側回転プレートBの対向係止面に複数配設される略球面凹状の係止凹部30と、この係止凹部30に対応するように入力側回転体Aの係止フランジ21に複数穿設される略円孔状のポケット孔22と、前記係止凹部30にその一部が係脱自在に収まると共に、前記ポケット孔22内に遊挿される複数のトルク伝達用ボール28と、出力側回転プレートBの対向係止面に対峙するように配され、且つ前記トルク伝達用ボール28に常時接触する全体略リング状のコーンプレート29と、出力側回転プレートBの回転中心線に沿って摺動自在となるように出力側回転プレートBに装着されるバネ受スライドプレート25と、このバネ受スライドプレート25とコーンプレート29の間に介装される複数の押圧ボール27と、バネ受スライドプレート25を常時出力側回転プレートB側に弾性的に圧迫して、押圧ボール27及びコーンプレート29を介してトルク伝達用ボール28がコーンプレート29で常時圧迫されるように設けた適数のバネ24とを具備する過負荷保護機構が設けられている。
【0018】
更に、前記過負荷保護機構は、コーンプレート29の押圧ボール27との接触面に於いて、その内周側に第2傾斜面29bを設け、この第2傾斜面29bより稍外周側に第1傾斜面29aを設けてあり、しかも、バネ受スライドプレート25の押圧ボール27との接触面には、前記第1傾斜面29a及び第2傾斜面29bに対峙するような傾斜面26を設けてある。
加えて、第1傾斜面29aは、係止フランジ21からトルク伝達用ボール28を介して出力側回転プレートBにトルク伝達が可能となるトルク伝達状態で、押圧ボール27に接触するように形成され、第2傾斜面29bは、トルク伝達時に過負荷が発生した際に、トルク伝達用ボール28が出力側回転プレートBの係止凹部30から逸脱したトルク非伝達状態で、押圧ボール27に接触するように形成されており、第2傾斜面29bを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面29aを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度より大きくなるように構成されている。
すなわち、出力側回転プレートB側に過負荷が発生して、入力側回転体Aのトルク伝達が遮断されると、コーンプレート29の第1傾斜面29aに接触していた押圧ボール27は、その交点部分を乗り越えて第2傾斜面29bに接触するようになり、バネ24の弾発力によるトルク伝達用ボール28への圧迫力が低減され、トルク伝達用ボール28やコーンプレート29や出力側回転プレートBや押圧ボール27の摩耗が抑制されるようになる。
【0019】
前記入力側回転体Aは、内周面にキー溝等を有する略円筒状の基体20と、この基体20の外周面の適宜位置に周設される略円環状の係止フランジ21とからなり、この係止フランジ21の外周縁寄り部分に複数のポケット孔22が適宜位置に穿設されている。
【0020】
前記バネ24は、その基端側が、入力側回転体Aの外表面に外装螺着されるバネ支持体23によって保持されており、その先端側が、入力側回転体Aの外表面に摺動且つ回動自在に外装されるバネ受スライドプレート25に当接して、自身の弾発力がバネ受スライドプレート25を出力側回転プレートB側に常時押圧するように付勢されている。尚、バネ24は、コイルスプリング状であっても良いし、サラバネ状であっても良いし、その他適宜自由に設定できるものである。
【0021】
前記押圧ボール27は、略完全球体状を呈し、バネ受スライドプレート25の出力側回転プレートBに対向する側の内周寄り面に設けた傾斜面26に接触するように複数周設されている。しかも、コーンプレート29の第1傾斜面29a及び第2傾斜面29bと傾斜面26とで挟まれるように配置されている。
【0022】
前記トルク伝達用ボール28は、略完全球体状を呈し、その一部が出力側回転プレートBの係止凹部30に係脱自在に収まり、その殆どが入力側回転体Aのポケット孔22に収まるように形成されている。ところで、トルク伝達用ボール28(係止凹部30、ポケット孔22)は、その配設位置を自由に設定することができ、例えば、ランダムに配置したり、等間隔に配置することもできる。
【0023】
前記コーンプレート29は、複数の押圧ボール27を介してバネ受スライドプレート25からバネ24の弾発力を受けるように構成されており、入力側回転体Aの回転中心線に沿ってスムーズに移動できるように保持されている。
【0024】
ところで、トルクリミターの具体的構成、入力側回転体Aの具体的構成、形状、寸法、材質、出力側回転プレートBの具体的構成、形状、寸法、材質、基体1の具体的構成、形状、寸法、材質、係止フランジ2の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ポケット部3の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、バネ支持体4の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、バネ5の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、バネ受リング6の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、スラストベアリング7の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、トルク伝達用ボール8の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、コーンプレート9の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、第1傾斜面9aの具体的構成、形状、寸法、第2傾斜面9bの具体的構成、形状、寸法、係止溝10の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、基体20の具体的構成、形状、寸法、材質、係止フランジ21の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ポケット孔22の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、バネ支持体23の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、バネ24の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、バネ受スライドプレート25の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、傾斜面26の具体的構成、形状、寸法、押圧ボール27の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、トルク伝達用ボール28の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、コーンプレート29の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、第1傾斜面29aの具体的構成、形状、寸法、第2傾斜面29bの具体的構成、形状、寸法、係止凹部30の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
【0025】
【発明の効果】
従って、本発明の請求項1記載のトルクリミターは、駆動原側の出力軸に連結される入力側回転体Aと、被駆動装置の入力軸に連結されると共に、前記入力側回転体Aに対して回動自在となるように装着される出力側回転プレートBと、駆動原側からの被駆動装置側へのトルク伝達時にあって、被駆動装置側に過負荷が発生した際に、駆動原側から被駆動装置側へのトルク伝達を遮断する過負荷保護機構とを備えたトルクリミターに於いて、前記過負荷保護機構は、出力側回転プレートBの対向係止面に略放射方向に沿って配設される係止溝10と、この係止溝10に対応するように入力側回転体Aの係止フランジ2外周縁に凹設されるポケット部3と、前記係止溝10内を移動可能で且つ前記ポケット部3内に係脱自在に収まるトルク伝達用ボール8と、出力側回転プレートBの対向係止面に対峙するように配され、且つ前記トルク伝達用ボール8に常時接触するコーンプレート9と、このコーンプレート9を常時出力側回転プレートB側に弾性的に圧迫して、トルク伝達用ボール8がコーンプレート9で常時圧迫されるように配するバネ5とを具備し、コーンプレート9のトルク伝達用ボール8との接触面に於いて、その内周側に第1傾斜面9aを設けると共に、その外周側に第2傾斜面9bを設け、前記第1傾斜面9aは、係止フランジ2からトルク伝達用ボール8を介して出力側回転プレートBにトルク伝達が可能となるトルク伝達位置で、トルク伝達用ボール8に接触するように形成され、前記第2傾斜面9bは、トルク伝達時に過負荷が発生した際に、トルク伝達用ボール8が係止フランジ2のポケット部3から逸脱したトルク非伝達位置で、トルク伝達用ボール8に接触するように形成され、第2傾斜面9bを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面9aを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度より小さくなるように構成したので、入力側回転体Aから出力側回転プレートBへのトルク伝達が確実に且つ安定的に行え、また、被駆動装置側に過負荷(オーバーロード)が生じた時に過負荷保護機構が作動して機械が破損するのを確実に防止できるようになる。
【0026】
特に、出力側回転プレートB側に過負荷が発生して、入力側回転体Aのトルク伝達が遮断されたときにあっては、トルク伝達用ボール8はコーンプレート9の第2傾斜面9bに接触するようになるため、バネ5の弾発力によってトルク伝達用ボール8が出力側回転プレートBの対向係止面側に圧迫される力を、低減できるようになり、トルク伝達用ボール8やコーンプレート9や出力側回転プレートBの摩耗を抑制できるようになり、その耐久性が向上するものとなる。ひいては、摩耗した部分の部品交換等の回数も少なくなり、メンテナンスも容易となって、経済的なトルクリミターとなる。しかも、トルクリミター自体の構成が簡素で、量産に適し、低廉に提供できるようになる。
【0027】
また、請求項2記載のトルクリミターは、第1傾斜面9a及び第2傾斜面9bを湾曲面で構成し、第2傾斜面9bに外接する面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面9aに外接する面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度より小さくなるように構成したので、出力側回転プレートB側に過負荷が発生して、入力側回転体Aのトルク伝達が遮断されたときにあっては、トルク伝達用ボール8はコーンプレート9の第2傾斜面9bに接触するようになるため、バネ5の弾発力によってトルク伝達用ボール8が出力側回転プレートBの対向係止面側に圧迫される力を、低減できるようになり、トルク伝達用ボール8やコーンプレート9や出力側回転プレートBの摩耗を抑制できるようになり、その耐久性が向上するものとなる。ひいては、摩耗した部分の部品交換等の回数も少なくなり、メンテナンスも容易となって、経済的なトルクリミターとなる。
【0028】
更に、請求項3記載のトルクリミターは、駆動原側の出力軸に連結される入力側回転体Aと、被駆動装置の入力軸に連結されると共に、前記入力側回転体Aに対して回動自在となるように装着される出力側回転プレートBと、駆動原側からの被駆動装置側へのトルク伝達時にあって、被駆動装置側に過負荷が発生した際に、駆動原側から被駆動装置側へのトルク伝達を遮断する過負荷保護機構とを備えたトルクリミターに於いて、前記過負荷保護機構は、出力側回転プレートBの対向係止面に配設される係止凹部30と、この係止凹部30に対応するように入力側回転体Aの係止フランジ21に穿設されるポケット孔22と、前記係止凹部30に係脱自在に収まると共に、前記ポケット孔22内に遊挿されるトルク伝達用ボール28と、出力側回転プレートBの対向係止面に対峙するように配され、且つ前記トルク伝達用ボール28に常時接触するコーンプレート29と、出力側回転プレートBの回転中心線に沿って摺動自在となるように出力側回転プレートBに装着されるバネ受スライドプレート25と、このバネ受スライドプレート25とコーンプレート29の間に介装される押圧ボール27と、バネ受スライドプレート25を常時出力側回転プレートB側に弾性的に圧迫して、押圧ボール27及びコーンプレート29を介してトルク伝達用ボール28がコーンプレート29で常時圧迫されるように設けたバネ24とを具備し、コーンプレート29の押圧ボール27との接触面に於いて、その内周側に第2傾斜面29bを設け、この第2傾斜面29bより稍外周側に第1傾斜面29aを設け、バネ受スライドプレート25の押圧ボール27との接触面に、前記第1傾斜面29a及び第2傾斜面29bに対峙するような傾斜面26を設け、第1傾斜面29aは、係止フランジ21からトルク伝達用ボール28を介して出力側回転プレートBにトルク伝達が可能となるトルク伝達状態で、押圧ボール27に接触するように形成され、第2傾斜面29bは、トルク伝達時に過負荷が発生した際に、トルク伝達用ボール28が出力側回転プレートBの係止凹部30から逸脱したトルク非伝達状態で、押圧ボール27に接触するように形成され、第2傾斜面29bを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面29aを含む面と出力側回転プレートBの対向係止面を含む面との交差角度より大きくなるように構成したので、入力側回転体Aから出力側回転プレートBへのトルク伝達が確実に且つ安定的に行え、また、被駆動装置側に過負荷(オーバーロード)が生じた時に過負荷保護機構が作動して機械が破損するのを確実に防止できるようになる。
【0029】
特に、出力側回転プレートB側に過負荷が発生して、入力側回転体Aのトルク伝達が遮断されたときにあっては、押圧ボール27はコーンプレート29の第2傾斜面29bに接触するようになるため、バネ24の弾発力によってトルク伝達用ボール28が出力側回転プレートBの対向係止面側に圧迫される力を、かなり低減できるようになり、トルク伝達用ボール28やコーンプレート29や出力側回転プレートBや押圧ボール27の摩耗を抑制でき、その耐久性が向上するものとなる。ひいては、摩耗した部分の部品交換等の回数も少なくなり、メンテナンスも容易となって、経済的なトルクリミターとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトルクリミターを例示する縦断側面図である。
【図2】本発明のトルクリミターを例示する部分切欠正面図である。
【図3】本発明のトルクリミターを例示する一部切欠部分平面図である。
【図4】本発明のトルクリミターの作動状態を例示する縦断部分側面図である。
【図5】本発明のトルクリミターの作動状態を例示する縦断部分側面図である。
【図6】本発明の他のトルクリミターの作動状態を例示する縦断部分側面図である。
【図7】本発明の他のトルクリミターを例示する縦断側面図である。
【図8】本発明の他のトルクリミターを例示する縦断側面図である。
【図9】本発明の他のトルクリミターの作動状態を例示する縦断部分側面図である。
【図10】従来のトルクリミターを例示する縦断部分側面図である。
【符号の説明】
A 入力側回転体 B 出力側回転プレート
1 基体 2 係止フランジ
3 ポケット部 4 バネ支持体
5 バネ 6 バネ受リング
7 スラストベアリング 8 トルク伝達用ボール
9 コーンプレート
9a 第1傾斜面 9b 第2傾斜面
10 係止溝
20 基体 21 係止フランジ
22ポケット孔 23 バネ支持体
24 バネ 25 バネ受スライドプレート
26 傾斜面 27 押圧ボール
28 トルク伝達ボール 29 コーンプレート
29a 第1傾斜面 29b 第2傾斜面
30 係止凹部
40 基体 41 係止フランジ
42 ポケット部 43 バネ支持体
44 バネ 45 バネ受リング
46 スラストベアリング 47 トルク伝達用ボール
48 コーンプレート 49 傾斜面
50 係止溝

Claims (3)

  1. 駆動原側の出力軸に連結される入力側回転体と、被駆動装置の入力軸に連結されると共に、前記入力側回転体に対して回動自在となるように装着される出力側回転プレートと、駆動原側からの被駆動装置側へのトルク伝達時にあって、被駆動装置側に過負荷が発生した際に、駆動原側から被駆動装置側へのトルク伝達を遮断する過負荷保護機構とを備えたトルクリミターに於いて、前記過負荷保護機構は、出力側回転プレートの対向係止面に略放射方向に沿って配設される係止溝と、この係止溝に対応するように入力側回転体の係止フランジ外周縁に凹設されるポケット部と、前記係止溝内を移動可能で且つ前記ポケット部内に係脱自在に収まるトルク伝達用ボールと、出力側回転プレートの対向係止面に対峙するように配され、且つ前記トルク伝達用ボールに常時接触するコーンプレートと、このコーンプレートを常時出力側回転プレート側に弾性的に圧迫して、トルク伝達用ボールがコーンプレートで常時圧迫されるように配するバネとを具備し、コーンプレートのトルク伝達用ボールとの接触面に於いて、その内周側に第1傾斜面を設けると共に、その外周側に第2傾斜面を設け、前記第1傾斜面は、係止フランジからトルク伝達用ボールを介して出力側回転プレートにトルク伝達が可能となるトルク伝達位置で、トルク伝達用ボールに接触するように形成され、前記第2傾斜面は、トルク伝達時に過負荷が発生した際に、トルク伝達用ボールが係止フランジのポケット部から逸脱したトルク非伝達位置で、トルク伝達用ボールに接触するように形成され、第2傾斜面を含む面と出力側回転プレートの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面を含む面と出力側回転プレートの対向係止面を含む面との交差角度より小さくなるように構成したことを特徴とするトルクリミター。
  2. 第1傾斜面及び第2傾斜面を湾曲面で構成し、第2傾斜面に外接する面と出力側回転プレートの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面に外接する面と出力側回転プレートの対向係止面を含む面との交差角度より小さくなるように構成したことを特徴とする請求項1記載のトルクリミター。
  3. 駆動原側の出力軸に連結される入力側回転体と、被駆動装置の入力軸に連結されると共に、前記入力側回転体に対して回動自在となるように装着される出力側回転プレートと、駆動原側からの被駆動装置側へのトルク伝達時にあって、被駆動装置側に過負荷が発生した際に、駆動原側から被駆動装置側へのトルク伝達を遮断する過負荷保護機構とを備えたトルクリミターに於いて、前記過負荷保護機構は、出力側回転プレートの対向係止面に配設される係止凹部と、この係止凹部に対応するように入力側回転体の係止フランジに穿設されるポケット孔と、前記係止凹部に係脱自在に収まると共に、前記ポケット孔内に遊挿されるトルク伝達用ボールと、出力側回転プレートの対向係止面に対峙するように配され、且つ前記トルク伝達用ボールに常時接触するコーンプレートと、出力側回転プレートの回転中心線に沿って摺動自在となるように出力側回転プレートに装着されるバネ受スライドプレートと、このバネ受スライドプレートとコーンプレートの間に介装される押圧ボールと、バネ受スライドプレートを常時出力側回転プレート側に弾性的に圧迫して、押圧ボール及びコーンプレートを介してトルク伝達用ボールがコーンプレートで常時圧迫されるように設けたバネとを具備し、コーンプレートの押圧ボールとの接触面に於いて、その内周側に第2傾斜面を設け、この第2傾斜面より稍外周側に第1傾斜面を設け、バネ受スライドプレートの押圧ボールとの接触面に、前記第1傾斜面及び第2傾斜面に対峙するような傾斜面を設け、第1傾斜面は、係止フランジからトルク伝達用ボールを介して出力側回転プレートにトルク伝達が可能となるトルク伝達状態で、押圧ボールに接触するように形成され、第2傾斜面は、トルク伝達時に過負荷が発生した際に、トルク伝達用ボールが出力側回転プレートの係止凹部から逸脱したトルク非伝達状態で、押圧ボールに接触するように形成され、第2傾斜面を含む面と出力側回転プレートの対向係止面を含む面との交差角度が、第1傾斜面を含む面と出力側回転プレートの対向係止面を含む面との交差角度より大きくなるように構成したことを特徴とするトルクリミター。
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