JP2004230708A - 画像処理装置 - Google Patents

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JP2004230708A
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Haruo Ishizuka
石塚  晴男
Katsumi Obana
克己 小花
Shigeyuki Sugiyama
杉山  茂行
Takayuki Nishinohara
隆行 西ノ原
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Abstract

【課題】装置を大型化することなく複数種類のカード状記憶媒体を利用可能とし、操作者によるカード状記憶媒体の挿入作業の容易化を図り、また、操作者が、いずれのカード状記憶媒体を利用する場合においても、対応するカード状記憶媒体の挿入開口部を分かりやすくして、利便性の向上を図った画像処理装置を提供する。
【解決手段】記録ヘッドが配設されるAと、コンタクトイメージセンサが配設される読取部Bと、操作部Eと、CFカードやスマートメディアなどの記憶媒体が挿入される複数の記憶媒体挿入部と、を備えた画像処理装置であって、記録ヘッドによって画像の記録がなされたシートを積載する排紙トレイ2よりも上方であって、かつ操作部Eの直下に、複数の記憶媒体挿入部が略水平に並べて配設されるようにする。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を読み取る機能と画像をシート上に記録する機能を兼ね備えた画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像処理装置としては、例えば、複写機やファクシミリ装置などがある。画像処理装置における画像記録方式には、写真印刷などのカラー画像の記録を好適に行うことのできる代表的な方式として、インクジェット記録方式がある。これは、記録媒体に画像情報に応じてインク滴を吐出して記録を行う方式である。
【0003】
インクジェット記録該方式を採用した装置における印字方式としてはシリアル印字方式を採用したものがある。このシリアル印字方式を採用した装置における記録部は、主として、記録ヘッドユニットと、各色に対応した複数のインクカートリッジと、これらを載置するキャリッジとから構成される。記録ヘッドユニットは、被記録媒体となるシートにインク滴を吐出することによって入力画像情報の記録を行う複数色に対応した複数の記録ヘッドを保持するものである。また、インクカートリッジは、記録ヘッドにインクを供給するものである。また、キャリッジは、これらの記録ヘッドユニットとインクカートリッジを載置して主走査方向に沿って往復移動するものである。以上の構成によって、シリアル印字方式を採用した装置においては、キャリッジを主走査方向に往復移動させつつ、シートを副走査方向に移動させることで、シート上にカラー画像の記録を行う。
【0004】
このような装置においては、記録部の略上方に、透明な原稿台(被読取対象物載置板,ガラス板)の原稿載置面(被読取対象物載置面)の反対側から、載置された原稿の文字や画像を読み取る画像読取手段(例えば、コンタクトイメージセンサ)を配設して、この画像読取手段で読み取った画像を上記の記録部でシート上に記録するようにしたものがある。
【0005】
また、このような画像記録に加えて、メモリカード(カード状記憶媒体)に記憶させた画像データを所定の制御によって展開して記録部に転送して記録するメモリカードからの直接記録をサポートしたものがある。
【0006】
メモリカードにはCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード、スマートメディア(商標)、SD(セキュア・デジタル)カード(商標)、メモリースティック(商標)など複数のサイズ・形状のものが存在している。上記のような機能を併せ持つ装置においては上記複数種類のメモリカードに対応するために、1つの挿入口にメモリカードを、アダプタを介して挿入するものや、2種類のメモリカードに合わせた挿入口をそれぞれ有しているもの(例えば、特許文献1参照)がある。
【0007】
ここで、アダプタを介して複数種類のメモリカードを挿入可能としたものは、使用するメモリカードの種類分アダプタを用意する必要がある。また、メモリカードを取り出して別の装置に使用する際にいちいちアダプタを取り外す必要があって不便な場合がある。
【0008】
また、異なる種類のメモリカードに合わせた挿入口を有している装置においては、それぞれの挿入口が所定の面積を占有するため対応するメモリカードの種類が増えると占有面積が増加して装置全体のサイズが大きくなりがちである。また、挿入口が多いため操作者がどの挿入口に挿せばよいのか分かりにくくなるといった問題点もある。
【0009】
更に、透明な原稿台の原稿載置面の反対側から画像を読み取る画像読取手段を配設した構成において、記録部側方にメモリカードの挿入口を設けた構成とした場合(例えば、特許文献1参照)には、読み取り部や操作部と挿入口が離れてしまい、操作範囲が広くなって使い勝手が悪くなる可能性があった。また、メモリカードの挿入口を、読取部上部に配置した場合(例えば、特許文献2参照)は挿入口を含んだメモリカード読取部分が読み取り操作の邪魔になる場合があった。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−067403号公報
【特許文献2】
特開平09−093376号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的の一つとしては、装置を大型化することなく複数種類のカード状記憶媒体を利用可能とすることが挙げられる。
【0012】
また、本発明の目的の一つとしては、操作者によるカード状記憶媒体の挿入作業の容易化を図り、利便性の向上を図ることが挙げられる。
【0013】
また、本発明の目的の一つとしては、操作者が、いずれのカード状記憶媒体を利用する場合においても、対応するカード状記憶媒体の挿入開口部を分かりやすくして、利便性の向上を図ることが挙げられる。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、
シート上に画像記録を行う画像記録手段が配設される画像記録手段配設部と、
原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取手段が配設される、前記画像記録手段配設部よりも上方に設けられた画像読取手段配設部と、
ユーザによって画像処理操作が行われる操作部と、
画像データを記憶したカード状の記憶媒体が挿入される、複数の記憶媒体挿入部と、を備え、
前記画像読取手段によって読み取られた画像、及び前記記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された画像を、前記画像記録手段によってシート上に記録可能な画像処理装置であって、
前記画像記録手段によって画像の記録がなされたシートを積載する積載部よりも上方であって、かつ前記操作部の直下に、前記複数の記憶媒体挿入部が略水平に並べて配設されることを特徴とする。
【0015】
本発明の構成により、操作部の直下に記憶媒体挿入部が水平に並べて配設されるため、装置が大型化することはない。また、記憶媒体挿入部は操作部の直下にあるので、記憶媒体の挿入作業は、画像処理の操作と一連の作業で行うことができ、当該作業を容易に行うことができる。
【0016】
前記操作部は、装置手前に突出された突出部の上面に設けられると共に、
前記記憶媒体挿入部の挿入開口部は、該突出部の手前側の正面に設けられると好適である。
【0017】
本構成により、操作部が装置手前に突出された突出部の上面にあるため操作が容易であり、かつ、この突出された部分に記憶媒体挿入部の挿入開口部があるため、記憶媒体挿入作業も容易である。そして、突出部に記憶媒体挿入部を設けることで、画像記録手段配設部や画像読取手段配設部などに影響を与えることなくデッドスペースを有効に利用できるため、装置の大型化を抑制できる。
【0018】
前記記憶媒体挿入部は、
内部に大サイズの1種類の記憶媒体に対応した第1コネクタを有する第1記憶媒体挿入部と、
内部に小サイズの複数種類の記憶媒体に対応した第2コネクタを有する第2記憶媒体挿入部と、を有するとよい。
【0019】
これにより、複数種類の記憶媒体に対して、2つの記憶媒体挿入部で対応することが可能となる。
【0020】
前記大サイズの1種類の記憶媒体は、使用され得る記憶媒体の中で、記憶媒体の挿入方向に対して最大の投影面積を有するとよい。
【0021】
前記小サイズの複数種類の記憶媒体は、前記大サイズの1種類の記憶媒体よりも、記憶媒体の挿入方向に対する投影面積が小さく、各記憶媒体は、該投影面積あるいは投影形状のうちの少なくともいずれか一方が異なっているとよい。
【0022】
前記第1コネクタ及び第2コネクタを並べて保持する基板を備えるとよい。
【0023】
前記第1記憶媒体挿入部の挿入開口部と前記第2記憶媒体挿入部の挿入開口部との間に、第1記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された画像データの送受信状態及び第2記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された画像データの送受信状態のいずれをも表示する唯一の表示部を備えるとよい。
【0024】
前記表示部は、画像データの送受信状態に応じた明滅を行う光源の光を装置外部に透過するとよい。
【0025】
前記第1記憶媒体挿入部の挿入開口部と前記第2記憶媒体挿入部の挿入開口部を有する外装部材を備え、該外装部材における第2記憶媒体挿入部の挿入開口部の内側に嵌合部を設け、該嵌合部に前記第2コネクタを嵌合させることで、前記基板の位置決め固定がなされるとよい。
【0026】
アースに接続された板金が前記基板に固定されると共に、該板金は前記第1コネクタ及び第2コネクタを覆うように配設されるとよい。
【0027】
このように構成すれば、操作者が記憶媒体を記憶媒体挿入部に挿入する際に、操作者に蓄積された静電気が基板に流れることを防止できる。
【0028】
前記表示部は前記外装部材に取り付けられる光源カバー部材に備えられると共に、該光源カバー部材は前記板金によって装置内部への移動が規制されているとよい。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0030】
図1〜図14を参照して、本発明の実施の形態に係る画像処理装置について説明する。まず、図1及び図2を参照して画像処理装置全体の構成等について説明する。図1及び図2は本発明の実施の形態に係る画像処理装置の外観斜視図であり、図1は原稿台が閉じられている状態を示し、図2は原稿台が開放されている状態を示している。
【0031】
図において、Aはインクジェット方式によりシート上に画像記録を行う画像記録手段が配設された記録部(画像記録手段配設部)であり、Bは原稿画像を光学的に読み取る画像読取手段が配設された読取部(画像読取手段配設部)であり、Cは読取部Bの上に置かれた原稿等を押さえる圧板であり、Dは装置全体を制御するための制御部とパソコン等からのデータを接続する接続部を1箇所にまとめた電装部であり、Eは表示部や操作キーが配設され、操作者が画像処理などの各種操作を行うための操作部であり、Fは装置電源部である。
【0032】
本図において、まず被記録材となるシートの流れについての概略説明を行う。本実施の形態では通常、シートとして定形のカット紙を用いており、カット紙は、複数枚重ねてオートシートフィーダー1に収納される。オートシートフィーダー1は不図示のスライダによってシートのサイズに合わせてシートの側面をガイドできるように構成されている。
【0033】
まず、オートシートフィーダー1に収納積載されたシートは、不図示の給紙ローラおよび不図示の分離パッドによって1枚だけ分離搬送される。その後、分離されたシートは記録部Aまで挟持搬送される。
【0034】
記録部Aでは不図示の記録ヘッドによってシート上に、画像記録が行なわれる。記録ヘッドの下流には、印字がなされたシートを装置の下流に搬送する不図示の排紙ロ−ラ、及び排紙ロ−ラの対向側にありシートの印字面に接触してもインクが転写されることの無い材質で構成された不図示の拍車が設けられている。
【0035】
排紙ロ−ラと拍車によって搬送されたシートは装置本体の前部に設けられた排紙トレイ2上に排出される。
【0036】
次に、原稿画像の読取機能を備えたフラットベッドスキャナ(読取部Bに相当する)について説明する。当該スキャナは、画像読取手段としての不図示の密着型イメージセンサを備えている。このイメージセンサは不図示のキャリッジに支持されており、キャリッジによって副走査方向に沿って移動可能に構成されている。キャリッジの移動は不図示のモータから駆動を受けた不図示のタイミングベルトによって行われる。そして、イメージセンサは不図示の光源とレンズと光電変換素子を内蔵しており、原稿載置台である不図示のコンタクトガラスの裏面に対して一定の距離を保ちながら移動する。このイメージセンサによって読み取られた画像はフレキシブルケーブル等により本体画像処理部(制御部)に電送される。
【0037】
読取部Bは装置奥部に回動中心3を有し、この回動中心3を軸として回動可能に構成されている。読取部Bを装置後方に回動することにより、記録ヘッドの交換およびインクタンク4の交換に要する空間が開放される。
【0038】
次に本実施の形態における記録部Aの構成を詳細に説明する。
【0039】
本実施の形態で用いる記録ヘッドは、ノズル内に設けた電気熱変換素子の発熱によってインク中に生じた膜沸騰の圧力によってノズル先端の吐出口よりインクを吐出するものである。
【0040】
ここで、記録ヘッドの吐出原理について説明する。インクジェット記録装置に適用される記録ヘッド部は、一般に、微細な液体吐出口(オリフィス)と、液路およびこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部と、この作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段とを備えている。そして、この記録ヘッドは装置本体に対して交換可能に構成されている。
【0041】
このようなエネルギーを発生するエネルギー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用いたもの、レ−ザ等の電磁波を照射して、そこにある液体に吸収させて発熱させ、この発熱作用で液滴を吐出,飛翔させるようにしたもの、あるいは電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出させるようにしたもの等がある。その中でも熱エネルギーによって液体を吐出させるインクジェット記録方式に用いられる記録ヘッド部は、記録用の液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するための液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列することができるために高解像力の記録をすることが可能である。
【0042】
また、電気熱変換体をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッド部は、記録ヘッド部の全体的なコンパクト化も容易で、かつ、最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用できる。これにより、このような記録ヘッド部は、長尺化及び面状化(2元化)が容易であること等から、マルチノズル化,高密度実装化が容易で、しかも大量生産性もよく、製造コストも安価なインクジェット記録用ヘッド部を提供することが可能である。
【0043】
このようにエネルギー発生手段に電気熱変換体を用い、半導体製造プロセスを経て製造されたインクジェット用記録ヘッド部の一般的な構造について説明する。当該記録ヘッド部は、各インク吐出口に対応した液路が備えられ、液路ごとに液路を満たす液体に熱エネルギーを作用させて、対応するインク吐出口から液体を吐出して飛翔用液滴を形成する手段としての電気熱変換体が設けられる。そして、各液路には、各液路に連通している共通液室から液体が供給される構造となっている。
【0044】
次に本実施の形態における電装部Dの構成を詳細に説明する。
【0045】
電装部Dは、主に装置全体のシステムを制御するシステムコントロール基板と、主に記録系を制御するプリンタコントロール基板と、操作パネルのキーやLEDを実装しているオペレーションコントロール基板等を備えている。このうちオペレーションコントロール基板は、操作部Eとして装置操作性の観点から、装置前面に突出された突出部の上面に手前側に向かって斜め下方に傾斜して配置されている。システムコントロール基板は読取部Bの下部に配置されており、こうすることで電装基板類をつなぐケーブル類を短くでき、かつ装置設置面積を小さくすることができる。電装部Dは装置に電源を供給する電源部Fに配置された電源ユニットにより電気が供給される。
【0046】
次に本実施の形態に係る画像処理装置の制御構成を図3のブロック図を用いて説明する。図3は本発明の実施の形態に係る画像処理装置の制御構成を示すブロック図である。
【0047】
図3において、101は装置全体を制御するマイクロプロセッサユニット(MPU)であり、これによりシステムバス102を介して装置全体の制御を行う。103はMPU101の動作のためのプログラムコード,初期値データ,テーブルデータ等を格納したROMである。104は画像バッファ及び画像メモリ等に使用されるDRAMであり、情報処理端末131と送受信する際のデータを一時的に保持するバッファとして使用される。また、DRAM104は通信部121を介して受信された画像データ,読取部106により読み取られた画像データ、及び情報処理端末131から送られてきた画像データをファイルとして蓄積するためのメモリとしても使用される。105はユーザ登録データエリア,ワークエリア等に使用されるSRAMである。DRAM104とSRAM105はそれぞれバッテリバックアップによって停電等の不慮の障害から保護されている。
【0048】
106は読取部(図1に示す読取部B)であり、コンタクトセンサ(CS)107、読取画像補正部108,読取画像処理部109,読取駆動部110,SRAM111等により構成される。読取部106では、読取駆動部110によってCS107を駆動して、CS107によって原稿画像を光学的に読み取って、工学的画像情報を電気的な画像信号に変換する。この信号を読取画像補正部108でシェーディング補正等を行い、更に読取画像処理部109で画像処理を行って高精細な画像データを出力する。SRAM111は画像処理を行う際のバッファとして使用される。
【0049】
112はインクジェット方式記録部(図1に示す記録部A)であり、SRAM111,記録画像復号化部113,記録画像処理部114,プリンタ制御用マイコン115,プリンタエンジン116,記録インターフェイス部117等により構成されている。記録画像復号化部113はランレングス形式の画像データを生画像データにデータ変換する。記録画像処理部114は生画像データに対して、解像度変換,画像の変倍,スムージング,濃度補正等の画像処理を施して高精細な画像データに変換する。SRAM111はこれらデータ変換の際のバッファとして使用される。プリンタ制御用マイコン115はインクジェット方式記録部112の各動作の制御を行う記録制御用MPU,記録制御を行うための各種インストラクションを記述したROMやROMよりインストラクションを読み出す手段,読み出したインストラクションを処理する処理手段,処理手段が必要とする情報を記憶しておくための入力が可能なRAM,処理手段によって作り出された信号を出力する出力手段等からなる。これらによってプリンタエンジン116の記録制御を行うための信号の入出力が行われる。記録インターフェイス部117はプリンタ制御用マイコン115とMPU101の間で連携をとるためのインターフェイスである。
【0050】
118は操作部であり、テンキー等の各種キースイッチ等により構成され、操作者によって装置の動作指示及び各種情報の入力が行われる。119は表示部であり、LCDやLED等が備えられており、装置状態等の表示を行う。120はパネルインターフェイス部であり、MPU101と操作部118及び表示部119の連携を取るためのインターフェイスである。
【0051】
121は通信部であり、回線接続装置等の通信接続部122、変復調装置等の通信制御部123により構成され、回線制御を行うものである。124は通信網であり、125は電話器である。126は音響装置であり、スピーカ等により構成され、各種状態を音響により装置使用者に通知するものである。127は外部インターフェイス部であり、MPU101等と情報処理端末131との間のデータ送受信を行って情報処理端末131から装置を制御する。
【0052】
128は不揮発性記憶装置であり、画像情報等の保存に使用される大容量の不揮発性のメモリである。これは、電源が切れても情報が消えることはない。不揮発性記憶装置はフラッシュメモリ,ハードディスク,バッテリバックアップ付のRAMなどにより構成される。
【0053】
129は画像データの符号化及び復号化を行うための画像符号/復号部であり、画像復号化部129a,画像符号化部129b,内部SRAM129cから構成される。130は装置本体に電源を供給する電源供給部である。131は外部に接続されるコンピュータ等の情報処理端末である。132はフラッシュメモリ等を内蔵した取り外し可能なメモリカード133との通信を行うメモリカードインターフェイス部である。
【0054】
次に、本実施の形態における動作を、コピー動作,ファクシミリ受信動作,プリンタ動作,メモリカード動作のそれぞれについて説明する。
【0055】
(コピー動作)
読取部106のCS107で読み取られた原稿の画像情報は読取画像補正部108によってシェーディング補正等の処理が行われ、更に読取画像処理部109によって2値化及び画像変換処理が行われて画像符号/復号部129の画像符号化部129bに入力される。入力された画像データは内部SRAM129cに展開され、画像符号化部129bによって圧縮符号化され、DRAM104に蓄積される。また同時にその画像データの管理情報がSRAM105に格納される。DRAM104に蓄積された画像符号化データは画像符号/復号部129の画像復号化部129aによって伸長復号化され、内部SRAM129cに画像データとして展開される。展開された画像データは記録画像処理部114によって補正及び画像変換処理が行われた後、プリンタ制御用マイコン115の制御のもとプリンタエンジン116によってシートに印字出力される。
【0056】
(ファクシミリ受信動作)
画像データの着信があると、受信された受信データは通信接続部122を通して通信制御部123に入力される。そして、ファクシミリ通信の手順信号の送受信を行い、その後画像データの受信を開始する。画像データは通信制御部123で復調され、通信制御部123からの入力割込み信号に応じてMPU101による制御のもと1バイトずつDRAM104の受信バッファに転送される。受信バッファに転送された受信データは画像符号/復号部129の画像復号化部129aによって伸長復号化して画像誤りを検査し、内部SRAM129cに画像データとして展開される。展開された画像データは記録画像処理部114によって補正及び画像変換処理が行われた後、プリンタ制御用マイコン115の制御のもとプリンタエンジン116によってシートSに印字出力される。
【0057】
(プリンタ動作)
情報処理端末131から外部インターフェイス部127に対してコマンド及び受信パラメータを1バイトずつ送出する。外部インターフェイス部127で受けたコマンド及び受信パラメータは、外部インターフェイス部127からの入力割込み信号に応じてMPU101の制御のもと、1バイトずつDRAM104の受信バッファに転送される。コマンドには各コマンドを識別するためのコマンドコード、及び次に続く受信パラメータのサイズ等が格納されており、また受信パラメータ内には各コマンドに対する動作を実行するために必要な設定値や画像データが格納されている。受信バッファに転送されたコマンド及び画像データを除く受信パラメータはMPU101によって処理される。
【0058】
ここで受信パラメータの内容が画像データの場合、その画像データを構成する符号データ若しくは生データは予め受信した受信パラメータが示す画像データ形式情報にしたがって画像符号/復号部129の画像復号化部129aによって伸長復号化され、内部SRAM129cに画像データとして展開される。展開された画像データは画像符号/復号部129の画像符号化部129bによって圧縮符号化され、DRAM104に蓄積されると共に、その画像データの管理情報がDRAM104に格納される。展開された画像データはプリンタ制御用マイコン115の制御のもとプリンタエンジン116によってシートSに印字出力される。
【0059】
コマンド受信後は前記コマンドに対するレスポンス及び送出パラメータを生成して送出する。レスポンスには受信したコマンドが受け入れられたことを示すOKレスポンス,受信したコマンドが間違っていたため受け付けられなかったことを示すNGレスポンス,及び動作中等の理由により受信したコマンドが現在受け付けられないことを示すBUSYレスポンスがある。また、送出パラメータには送信やプリントの結果、ファイルやページの属性、指示されたコマンドに対応した装置情報、中止要求や再送要求等が格納されている。レスポンスはMPU101によってDRAM104の送信バッファにセットされ、外部インターフェイス部127からの入力割込み信号に応じてMPU101の制御のもと1バイトずつ外部インターフェイス部127に転送された後、情報処理端末131に送出される。
【0060】
(メモリカード動作)
メモリカードインターフェイス部132はカード状の記憶媒体であるメモリカード133が接続されるまで待機し、メモリカード133が接続されると、設定モードに応じて下記のように内部データを参照して動作する。
【0061】
<ダイレクト記録モード>
装置がダイレクト記録モードに設定されている場合はメモリカード133内の画像データファイル(たとえばJPEGフォーマットの画像データファイル)が所定のルールにしたがって検索される。次に検索により抽出された画像データファイルに所定の管理番号が設定される。その後、画像データは、操作部118の操作入力に従い所定のサイズとなるようにMPU101の制御のもと展開されて、プリンタ制御用マイコン115の制御のもとプリンタエンジン116によってシートSに印字出力される。出力される画像データは抽出した画像データファイルの一覧または単体画像である。
【0062】
<メモリカードリーダライタモード>
装置がメモリカードリーダライタモードに設定されている場合は、情報処理端末131からの要求に応じてメモリカード133内のデータファイルは情報処理端末131に対して転送されたり、情報処理端末131から入力されたデータファイルがメモリカード133内に書き込まれたりする。MPU101は情報処理端末131と所定の制御コマンドによって通信を行い、メモリカード133に対するデータファイル取り出し及び書き込み制御をメモリカードインターフェイス部132に対して行う。
【0063】
なお、本実施の形態における画像処理装置は、制御手段としてのCPUと接続され、CPU内に作成された画像記録データを転送して画像記録を行うものである。ただし、本発明の画像処理装置には、例えば複写機のように記録画像を読み取った後、その画像を記録するものも含まれるものとする。
【0064】
次に図4〜14を用いてメモリカードインターフェイス部132の詳細を説明する。図4は操作部E周辺部の部品構成を示す展開斜視図である。図5は装置の略中央部分を右方向から見た透視図である。図6はメモリカードの挿入方向を示す操作部E周辺の斜視図である。図7はメモリカード(CFカード)が挿入された状態を示す側面図である。図8はメモリカード挿入口周辺の詳細図である。図9はメモリカード挿入口がある操作下カバーの装置後方から見た説明図である。図10は操作下カバーにLEDカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。図11はLEDカバーとカードリーダ板金の位置関係を示す配置図である。図12はカードリーダ板金がない状態でのカードリーダ基板周辺の説明図である。図13は正規の組立状態におけるカードリーダ基板周辺の説明図である。図14はカードリーダ基板周辺の詳細図である。
【0065】
図中、11は操作カバー,12は操作部基板,13はカードリーダユニット,14a,14bは絶縁シート,15は操作下カバー,16はカードリーダ板金,17はカード基板,18は乳白色の半透明の樹脂からなるアクセスランプの表示面としてのLEDカバー,19はCF(コンパクトフラッシュ)カード,20はスマートメディア(商標)である。また、15aは操作下カバー15に設けられたCFカード挿入口,15bはスマートメディア,SD(セキュア・デジタル)カード(商標),メモリースティック(商標)など複数の小型メモリカードに対応したマルチカード挿入口,15cはコネクタ規制リブ,15dは基板規制溝,15eはLEDカバー用穴,15fはLEDカバー用ボス,15gはLEDカバーガイドリブ,15hはカードリーダ位置決めボスである。16aはカードリーダ板金のLEDカバー規制部,16bはカードリーダ板金16とカード基板17を締結するビス,16cはカードリーダユニット13を操作下カバー15に締結するビス,16dはカードリーダユニット13の位置規制穴である。17aはCFカード用コネクタ,17bはCFカードとの接点部,17cはスマートメディア用接点部17d,SDカード用接点部17e,メモリースティック用接点部17fを有するマルチカードコネクタ,17gはメモリカードへのアクセス時に点滅するアクセスランプの光源としてのLED,17hは主制御基板との接続用コネクタ,17iは図示しないカードリーダ板金16と嵌合する位置決め穴,17jは締結ビス16bが通る固定穴である。18aはLEDカバー18の位置決め穴、18bは円柱形状の導光部,18cは組立用ガイド部である。
【0066】
次に、カードリーダユニット13に関して説明する。
【0067】
カードリーダユニット13は、概略、カード基板17にカードリーダ板金16を組み付けて構成されている。このように構成されるカードリーダユニット13は操作部Eの下部に配置される。
【0068】
そして、CFカード挿入口15aとマルチカード挿入口15bは略水平方向に配置されている。また、その間にLED17gが点灯することによって光るLEDカバー18が配置されている。このように配置することで操作者は操作カバー11上のキーなどから大きく視線をそらさずにメモリカードをCFカード挿入口15aまたはマルチカード挿入口15bに挿入することができる。また、画像処理操作とカード挿入操作を、姿勢を大きく動かすことなく、一連の動きの中で行うことができる。更に、操作者は挿入方向に対して一番大きな投影面積を有し、他の種類のカードと区別が容易なCFカード以外のカードは全てマルチカード挿入口15bに挿入すればよい。従って、例えば類似の投影面積を有するメモリースティックと、SDカードについて挿入口を特に意識することなく使用できるので分かりやすい。
【0069】
また、2つの挿入口の間にLEDカバー18があるので1つのLEDでCFカード挿入口15aまたはマルチカード挿入口15bのいずれかに挿入されているメモリカードにアクセスしていることが判別できる。さらに、2つの挿入口を略水平方向に配置したのでカードリーダユニット13が高さをとらないため操作部Eと排紙トレイ2の間に、十分な間隔を、装置サイズを高くすることなく確保でき、装置が大型化することなく操作性が向上する。カードリーダユニット13はカードリーダ板金16をカード基板17の上部に配置して装置下方向からビス止めされていることでビス足が下方に突出することがなく操作下カバー15に近い位置に配置できる。またLED17gは、図12に示すようにリード線部分を90度曲げることによって通常基板面に対して直交する方向に発光方向をもつ一般的なLEDを基板に対して平行に発行させるようにして使用する。このことにより安価なLEDを使用可能にしている。このような構成では組立時にLED17gに機械的ストレスを与えてしまうとリード線部分が曲がって発光方向が変化してしまうことがある。発光方向が変化するとLED17gから照射された光が正確に導光部18bに当たらずLEDカバー18の光り方にムラが出る可能性がある。本実施例ではLED17gを2つのコネクタ17a,17cの間に配置して基板面と平行な方向から、上方及び装置前方方向にカードリーダ板金16があることで基板面と直行する方向とLED17gの発光方向からの機械的ストレスを受けにくいように構成している。このためカードリーダユニット13に組立が終了した状態では組立者がLED17gに触れて光軸のずれを発生させてしまうことがない。このためカードリーダユニット13を装置に組み込む際は組立者がLED17gに触れて機械的ストレスを与えて光軸のずれを発生させることを気にすることなくカードリーダユニット13を取り扱うことが可能となり組立時の生産性が向上する。
【0070】
次にカードリーダユニット13の位置決めについて説明する。
【0071】
カードリーダユニット13は、その装置左右方向と上方向が、マルチカードコネクタ17cの外形部がコネクタ規制リブ15c部に嵌め込まれることで規制される。その際、CFカード用コネクタ17aは直接規制されないようにされ、かつカード基板17が大きく上下方向に移動しないように、カード基板17は基板規制溝15dによって規制される。
【0072】
このような位置決め構成とすることで、対応するメモリカードが小さく、複数あることで形状が複雑で組み込み済の状態で位置がずれた場合、マルチカード挿入口15bとカードがこすれる等によってカードの挿抜性が悪くなりがちなマルチカード挿入口15bと、マルチカードコネクタ17cの位置ずれを最小限にすることができる。
【0073】
また、装置奥行き方向はカードリーダユニット13の位置規制穴16dの直径をカードリーダ位置決めボス15hの直径より若干大きめにすることで組立時におおまかな位置決めを行うためのガイドとなり、かつ上記の直径の差分の自由度を使用してカードリーダユニット13を装置前方に引き寄せた位置に移動させた状態でビス16cで締結することで2つの挿入口とコネクタに隙間を最小にした状態で固定することができるので2つの挿入口とコネクタの隙間にカードの角部が引っかかる等の不具合が発生しない。
【0074】
次にLEDカバー18の固定について説明する。
【0075】
LEDカバー18は、組立用ガイド部18cがLEDカバーガイドリブ15gにガイドされた状態で、位置決め穴18aをLEDカバー用ボス15fに嵌合させることで位置決めされる。そして、円柱形状の導光部18bの周囲にLEDカバー規制部16aが来るようにカードリーダユニット13を固定することで装置奥行き方向の移動を規制する。LEDカバー18が装置奥行き方向に押された場合でもカードリーダ板金16が移動を規制しているのでLEDカバー18が装置内部に押し込まれることはない。
【0076】
次に静電気対策について説明する。CFカード挿入口15aとマルチカード挿入口15bの挿入口部分の内側直上部には、カードリーダ板金16の先端16eが配置されている。また、LEDカバー18からLED17gの間には前述のようにカードリーダ板金16のLEDカバー規制部16aが配置されている。また、カードリーダ板金16は図示しないGND線で装置のアース部に接続されている。
【0077】
以上の構成により、カード挿入口やLEDカバー18部に、帯電した操作者が触れても静電気はカード基板17でなくカードリーダ板金16を通してアースに移動するためカード基板17上の制御部が影響を受けにくくなっている。特に、LEDカバー18とLEDカバー用穴15eの間から進入する可能性のある静電気に対してLEDカバー規制部16aがLED17gの光を遮らずに静電気を誘導することができるため有利である。
【0078】
また、カードリーダ板金16上方には絶縁シート14bが配置されているのでカードリーダ板金16から操作部基板12に放電することがないようになっている。
【0079】
また、本発明の実施の形態には、次の実施態様も含まれる。
【0080】
(実施態様1)
シート上に画像記録を行う画像記録手段(上記実施の形態では、主として、記録ヘッドに相当)が配設される画像記録手段配設部(上記実施の形態では記録部Aに相当)と、
原稿台(上記実施の形態ではコンタクトガラスに相当)上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取手段(上記実施の形態ではコンタクトイメージセンサ、略して、イメージセンサあるいはコンタクトセンサに相当)が配設される、前記画像記録手段配設部よりも上方に設けられた画像読取手段配設部(上記実施の形態では読取部Bに相当)と、
ユーザによって画像処理操作が行われる操作部(上記実施の形態では操作部Eに相当)と、
画像データを記憶したカード状の記憶媒体(上記実施の形態ではCFカード,スマートメディア,SDカード,メモリースティックに相当)が挿入される、複数の記憶媒体挿入部(上記実施の形態ではCFカード挿入口15aを介して挿入される部分、及びマルチカード挿入口15bを介して挿入される部分に相当)と、を備え、
前記画像読取手段によって読み取られた画像、及び前記記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された画像を、前記画像記録手段によってシート上に記録可能な画像処理装置であって、
前記画像記録手段によって画像の記録がなされたシートを積載する積載部(上記実施の形態では排紙トレイ2に相当)よりも上方であって、かつ前記操作部の直下に、前記複数の記憶媒体挿入部が略水平に並べて配設されることを特徴とする画像処理装置。
【0081】
(実施態様2)
前記操作部は、装置手前に突出された突出部の上面に設けられると共に、
前記記憶媒体挿入部の挿入開口部(上記実施の形態ではCFカード挿入口15a及びマルチカード挿入口15bに相当)は、該突出部の手前側の正面に設けられることを特徴とする実施態様1に記載の画像処理装置。
【0082】
(実施態様3)
前記記憶媒体挿入部は、
内部に大サイズの1種類の記憶媒体(上記実施の形態ではCFカードに相当)に対応した第1コネクタ(上記実施の形態ではCFカード用コネクタ17aに相当)を有する第1記憶媒体挿入部(上記実施の形態ではCFカード挿入口15aを介して挿入される部分に相当)と、
内部に小サイズの複数種類の記憶媒体(上記実施の形態ではスマートメディア,SDカード,メモリースティックに相当)に対応した第2コネクタ(上記実施の形態ではマルチカードコネクタ17bに相当)を有する第2記憶媒体挿入部(上記実施の形態ではマルチカード挿入口15bを介して挿入される部分に相当)と、を有することを特徴とする実施態様1または2に記載の画像処理装置。
【0083】
(実施態様4)
前記大サイズの1種類の記憶媒体は、使用され得る記憶媒体の中で、記憶媒体の挿入方向に対して最大の投影面積を有することを特徴とする実施態様3に記載の画像処理装置。
【0084】
(実施態様5)
前記小サイズの複数種類の記憶媒体は、前記大サイズの1種類の記憶媒体よりも、記憶媒体の挿入方向に対する投影面積が小さく、各記憶媒体は、該投影面積あるいは投影形状のうちの少なくともいずれか一方が異なっていることを特徴とする実施態様3または4に記載の画像処理装置。
【0085】
(実施態様6)
前記第1コネクタ及び第2コネクタを並べて保持する基板(上記実施の形態ではカード基板17に相当)を備えることを特徴とする実施態様3,4または5に記載の画像処理装置。
【0086】
(実施態様7)
前記第1記憶媒体挿入部の挿入開口部と前記第2記憶媒体挿入部の挿入開口部との間に、第1記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された画像データの送受信状態及び第2記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された画像データの送受信状態のいずれをも表示する唯一の表示部(上記実施の形態ではLEDカバー18のカバーの導光部18bに相当)を備えることを特徴とする実施態様3〜6のいずれか一つに記載の画像処理装置。
【0087】
(実施態様8)
前記表示部は、画像データの送受信状態に応じた明滅を行う光源(上記実施の形態ではLED17cに相当)の光を装置外部に透過することを特徴とする実施態様7に記載の画像処理装置。
【0088】
(実施態様9)
前記第1記憶媒体挿入部の挿入開口部と前記第2記憶媒体挿入部の挿入開口部を有する外装部材(上記実施の形態では操作下カバー15に相当)を備え、該外装部材における第2記憶媒体挿入部の挿入開口部の内側に嵌合部(上記実施の形態ではコネクタ規制リブ15cに相当)を設け、該嵌合部に前記第2コネクタを嵌合させることで、前記基板の位置決め固定がなされることを特徴とする実施態様6,7または8に記載の画像処理装置。
【0089】
(実施態様10)
アースに接続された板金(上記実施の形態ではカードリーダ板金16に相当)が前記基板に固定されると共に、該板金は前記第1コネクタ及び第2コネクタを覆うように配設されることを特徴とする実施態様6〜9のいずれか一つに記載の画像処理装置。
【0090】
(実施態様11)
前記表示部は前記外装部材に取り付けられる光源カバー部材(上記実施の形態ではLEDカバー18に相当)に備えられると共に、該光源カバー部材は前記板金によって装置内部への移動が規制されていることを特徴とする実施態様10に記載の画像処理装置。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、装置を大型化することなく複数種類のカード状記憶媒体を利用可能である。また、操作者によるカード状記憶媒体の挿入作業の容易化を図り、利便性の向上を図ることができる。また、操作者が、いずれのカード状記憶媒体を利用する場合においても、対応するカード状記憶媒体の挿入開口部を分かりやすくして、利便性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の外観斜視図(原稿台が閉じられている状態)である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の外観斜視図(原稿台が開放されている状態)である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の制御構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係る画像処理装置における操作部周辺部の部品構成を示す展開斜視図である。
【図5】本実施の形態に係る画像処理装置の略中央部分を右方向から見た透視図である。
【図6】本実施の形態に係る画像処理装置におけるメモリカードの挿入方向を示す操作部E周辺の斜視図である。
【図7】本実施の形態に係る画像処理装置におけるメモリカード(CFカード)が挿入された状態を示す側面図である。
【図8】本実施の形態に係る画像処理装置におけるメモリカード挿入口周辺の詳細図である。
【図9】本実施の形態に係る画像処理装置におけるメモリカード挿入口がある操作下カバーの装置後方から見た説明図である。
【図10】本実施の形態に係る画像処理装置における操作下カバーにLEDカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図11】本実施の形態に係る画像処理装置におけるLEDカバーとカードリーダ板金の位置関係を示す配置図である。
【図12】本実施の形態に係る画像処理装置におけるカードリーダ板金がない状態でのカードリーダ基板周辺の説明図である。
【図13】本実施の形態に係る画像処理装置における正規の組立状態におけるカードリーダ基板周辺の説明図である。
【図14】本実施の形態に係る画像処理装置におけるカードリーダ基板周辺の詳細図である。
【符号の説明】
11 操作カバー
12 操作部基板
13 カードリーダユニット
15 操作下カバー
15a CFカード挿入口
15b マルチカード挿入口
15c コネクタ規制リブ
15d 基板規制溝
16 カードリーダ板金
17 カード基板
17a CFカード用コネクタ
17b マルチカードコネクタ
17g LED
18 LEDカバー
19 CF(コンパクトフラッシュ)カード
20 スマートメディア
A 記録部
B 読取部
C 圧板
D 電装部
E 操作部
F 装置電源部

Claims (11)

  1. シート上に画像記録を行う画像記録手段が配設される画像記録手段配設部と、
    原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取手段が配設される、前記画像記録手段配設部よりも上方に設けられた画像読取手段配設部と、
    ユーザによって画像処理操作が行われる操作部と、
    画像データを記憶したカード状の記憶媒体が挿入される、複数の記憶媒体挿入部と、を備え、
    前記画像読取手段によって読み取られた画像、及び前記記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された画像を、前記画像記録手段によってシート上に記録可能な画像処理装置であって、
    前記画像記録手段によって画像の記録がなされたシートを積載する積載部よりも上方であって、かつ前記操作部の直下に、前記複数の記憶媒体挿入部が略水平に並べて配設されることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記操作部は、装置手前に突出された突出部の上面に設けられると共に、
    前記記憶媒体挿入部の挿入開口部は、該突出部の手前側の正面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記記憶媒体挿入部は、
    内部に大サイズの1種類の記憶媒体に対応した第1コネクタを有する第1記憶媒体挿入部と、
    内部に小サイズの複数種類の記憶媒体に対応した第2コネクタを有する第2記憶媒体挿入部と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記大サイズの1種類の記憶媒体は、使用され得る記憶媒体の中で、記憶媒体の挿入方向に対して最大の投影面積を有することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記小サイズの複数種類の記憶媒体は、前記大サイズの1種類の記憶媒体よりも、記憶媒体の挿入方向に対する投影面積が小さく、各記憶媒体は、該投影面積あるいは投影形状のうちの少なくともいずれか一方が異なっていることを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1コネクタ及び第2コネクタを並べて保持する基板を備えることを特徴とする請求項3,4または5に記載の画像処理装置。
  7. 前記第1記憶媒体挿入部の挿入開口部と前記第2記憶媒体挿入部の挿入開口部との間に、第1記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された画像データの送受信状態及び第2記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された画像データの送受信状態のいずれをも表示する唯一の表示部を備えることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  8. 前記表示部は、画像データの送受信状態に応じた明滅を行う光源の光を装置外部に透過することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1記憶媒体挿入部の挿入開口部と前記第2記憶媒体挿入部の挿入開口部を有する外装部材を備え、該外装部材における第2記憶媒体挿入部の挿入開口部の内側に嵌合部を設け、該嵌合部に前記第2コネクタを嵌合させることで、前記基板の位置決め固定がなされることを特徴とする請求項6,7または8に記載の画像処理装置。
  10. アースに接続された板金が前記基板に固定されると共に、該板金は前記第1コネクタ及び第2コネクタを覆うように配設されることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  11. 前記表示部は前記外装部材に取り付けられる光源カバー部材に備えられると共に、該光源カバー部材は前記板金によって装置内部への移動が規制されていることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
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