JP2004229786A - マッサージ装置 - Google Patents

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JP2004229786A
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rotor
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sun gear
treatment
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Takamichi Nishimoto
孝道 西本
Masao Yamamoto
征夫 山元
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】マッサージの効果を向上させる。
【解決手段】モータ5の駆動によって回転する回転子11の回転中心から偏心した位置に、駆動軸22が回転自在かつ軸線方向への移動が可能に支持されている。駆動軸22の中央部には太陽歯車24が軸着され、先端部には施療子35を回転自在に保持するホルダー34が取り付けられている。回転子11の中心から離間した部位に植設された長軸18には、太陽歯車24と噛合する遊星歯車19が回転自在に支持されている。太陽歯車24と一体的に回転するプレート26には、環状カム25のカム面25aに対接するカムフォロア30が回転自在に支持されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手の平や足の裏等の施療部位(つぼ)を押圧するマッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のマッサージ装置は、手の平の施療部位を押圧する押子を駆動部によって反復的に変位させるものがある。(例えば、特許文献1参照。)
また、多数の押圧用突起を摺動プレートの昇降用カムによって、上下動させて足の裏の施療部位を押圧するものもある。(例えば、特許文献2参照。)。
また、回転軸に偏心カム部を介して取り付けた押圧体の偏心量によって手の平の施療部位を押圧するものもある。(例えば、特許文献3参照。)。
【0003】
なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
【0004】
【特許文献1】
実公平3−30105号公報(2頁右欄第38〜39行、第3図)
【特許文献2】
実開平4−15931号公報(4頁、第1図)
【特許文献3】
特開2002−52058号公報(段落0014、図11)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のマッサージ装置においては、いずれも施療部位を施療子で押圧するだけの構造であり施療子を施療部位の周りを公転させるものではないため、血行の促進という観点からは必ずしも充分なマッサージ効果が得られないという問題があった。また、施療子が単に往復動するだけの構造であるため、施療子が施療部位から外れやすいという問題もあった。
【0006】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところはマッサージの効果を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、施療子が一端に設けられた駆動軸と、この駆動軸の他端側を軸線方向に上下動自在に支持する回転子と、この回転子の回転に追従して前記施療子を前記駆動軸の軸線方向に上下動させる環状カムとによって構成し、前記駆動軸の軸芯を前記回転子の軸芯から偏心させたものである。
したがって、回転子が回転すると施療子は施療部位の周りを公転する。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記施療子を球体とし、この球体を前記駆動軸に回転自在に保持したものである。
したがって、公転しながら施療部位を押圧する施療子が遊転する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係るマッサージ装置の一部を破断して示す正面図、図2は図1においてカバーを取り除いた状態におけるII−II 線断面図、図3は同じく要部を拡大して示す断面図、図4は同じくマッサージされる部位を説明するための手の平の図である。
【0010】
図1で全体を符号1で示すマッサージ装置においては、円板状に形成されたベース板2と、このベース板2を覆うドーム状に形成されたカバー3とによって装置の筺体が備えられており、カバー3の頂部には平面視円形の穴4が穿孔されている。ベース板2上には、ブラケット6を介してモータ5が固定されており、このモータ5のモータ軸(図示せず)にはウォーム7が軸着されている。
【0011】
ベース板2上の中央部には、円筒状に形成された支持壁8が立設されており、この支持壁8の内周面の上部側には、図3に示すように、略有底円筒状に形成され底部に貫通穴10が設けられた保持部材9が固定されている。この保持部材9の内側には、軸受15,16を介して略円柱状に形成された回転子11が回転自在に支持されており、この回転子11の底面の中央部には回転軸部12が下方に一体に突設されている。
【0012】
また、この回転子11の上面の略中央部には、めくら穴状に形成された軸受穴13が凹設され、この軸受穴13から離間した部位には、めくら穴状に形成された軸穴14が凹設されている。軸受穴13の軸芯は、上記した回転軸部12の軸芯から間隔δだけ偏心した位置に位置付けられている。この軸受穴13には、軸受21を介して駆動軸22が回転自在、かつ軸線方向に上下動自在に支持されており、この駆動軸22は上方に延設され、中央部には太陽歯車24が軸着され、上端部に長孔23が設けられている。
【0013】
前記軸穴14には軸18が植設されており、この軸18には太陽歯車24と噛合する遊星歯車19が回転自在に支持されている。20は円環状に形成された内歯車であって、遊星歯車19と噛合するように後述する環状カム25を介して支持壁8の内側に固定されている。環状カム25は円環状に形成され支持壁8の内側に固定されており、上面には円周方向に180°位相がずれるように波状に形成されたカム面25aが設けられている。
【0014】
26は平面視矩形状に形成された回転板であって、中央部に上記駆動軸22が遊挿される穴26aが設けられているとともに、周縁部には上記軸18が遊挿される穴26bが設けられている。この回転板26の両端部は、互いに対向するように下方に直角に折り曲げられており、この折曲部27,27には軸29,29が植設され、これら軸29,29にはカムフォロア30,30が回転自在に支持されている。
【0015】
31は小円筒状に形成されたばね受け子であって、上記太陽歯車24とともに回転板26を挟持するように駆動軸22に軸着されており、このばね受け子31と太陽歯車24とによって回転板26のカムフォロア30が環状カム25のカム面25aに対接し、かつ回転板26が太陽歯車24と一体的に回転するように構成されている。32は略小円柱状に形成された連結子であって、上側にフランジ部32bが一体に設けられているとともに、下面の中央部に上記駆動軸22の上端部が嵌挿されフランジ部32bに臨む嵌挿穴32aが設けられている。
【0016】
この連結子32には嵌挿穴32aを横切るようにピン33が横架され、このピン33が嵌挿穴32aに嵌挿された駆動軸22の長孔23内に係入されることにより、連結子32は駆動軸22に長孔23の全長分だけ上下方向に摺動自在に支持される。34は略円筒状に形成されたホルダーであって、下部の開口部には連結子32のフランジ部32bに嵌合固定されており、上端の開口縁には内側に向かって突設した係止部34aが形成されている。このホルダー34内には、球体に形成された施療子35が係止部34aによって、ホルダー34内からの脱落が規制された状態で回転自在に保持されている。
【0017】
連結子32のフランジ部32bと上記ばね受け子31との間には圧縮コイルばね36が弾装されている。この圧縮コイルばね36の弾発力によって、連結子32は常時上方に付勢されており、この状態で連結子32の嵌挿穴32aの上面と駆動軸22の上端との間には間隔Lが形成されているとともに、施療子35がカバー3の穴4から突出している。
【0018】
次に、このような構成のマッサージ装置におけるマッサージ動作を説明する。
図1に示すように、手の平40の施療部位を施療子35上に載置する。モータ5を駆動すると、モータ軸の回転と一体的にウォーム7が回転し、図3に示すように、この回転はウォームホィール17を介して回転軸部12に伝達され回転子11が回転する。回転子11が回転すると、駆動軸22の軸芯が回転子11の回転軸部12の軸芯からδだけ偏心していることにより、駆動軸22が回転軸部12の軸芯の周りを公転する。
【0019】
同時に、軸18に回転自在に支持された遊星歯車19は、回転子11の回転と一体的に回転軸部12の周りを公転し、支持壁8に固定されている内歯車20に噛合していることにより軸18の周りを自転する。したがって、この遊星歯車19に噛合している太陽歯車24が駆動軸22を回転中心として自転するため、太陽歯車24が軸着されている駆動軸22も一体的に自転する。
【0020】
駆動軸22が自転することにより、太陽歯車24およびばね受け子31と一体的に回転板26が回転することにより、カムフォロア30が環状カム25のカム面25a上を走行するから回転板26が図中上下動する。
【0021】
したがって、駆動軸22が太陽歯車24およびばね受け子31を介して軸線方向に上下動するため、施療子35も上下動するとともに、上述したように駆動軸22が公転していることより、施療子35は図4に符号35で示すような軌跡上を公転し、手の平40を押圧してマッサージする。このとき、連結子32とばね受け子31との間に圧縮コイルばね36を弾装したことにより、施療子35による手の平40への押圧力がこの圧縮コイルばね36によって適度に緩和されるため、施療子35からの押圧力が手の平40に不快な感触を与えることがない。
【0022】
このように、施療子35が施療部位の周りを公転することにより、施療部位の周りも併せてマッサージできるため施療部位の血行がより促進されるためマッサージ効果が向上する。さらに、施療子35を球体に形成し、かつホルダー34内に回転自在に保持したことにより、施療子35が公転するときに、手のひら40に押圧された施療子35が遊転するため施療部位との間に摩擦が発生したり、施療子35によって施療部位の表面に傷を付けたりするようなことがない。
【0023】
なお、本実施の形態においては、モータ5の駆動を一方向のみとしたが、必要に応じて逆方向に駆動するようにしてもよく、その場合にはさらにマッサージ効果が向上する。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、施療部位のみならず施療部位の周りも併せてマッサージできるため施療部位の血行がより促進され、マッサージ効果が向上する。
【0025】
また、請求項2に係る発明によれば、施療子と施療部位との間に摩擦が発生したり、施療子によって施療部位の表面に傷を付けたりするようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ装置の一部を破断して示す正面図である。
【図2】図1においてカバーを取り除いた状態におけるII−II 線断面図である。
【図3】本発明に係るマッサージ装置における要部を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明に係るマッサージ装置によって、マッサージされる部位を説明するための手の平の図である。
【符号の説明】
1…マッサージ装置、2…ベース板、3…カバー、5…モータ、11…回転子、12…回転軸部、19…遊星歯車、20…内歯車、22…駆動軸、23…長孔、24…太陽歯車、25…環状カム、26…回転板、30…カムフォロア、32…連結子、33…ピン、34…ホルダー、35…施療子、36…圧縮コイルばね、40…手の平、43…施療子の公転の軌跡。

Claims (2)

  1. 施療子が一端に設けられた駆動軸と、この駆動軸の他端側を軸線方向に上下動自在に支持する回転子と、この回転子の回転に追従して前記施療子を前記駆動軸の軸線方向に上下動させる環状カムとによって構成し、前記駆動軸の軸芯を前記回転子の軸芯から偏心させたことを特徴とするマッサージ装置。
  2. 請求項1記載のマッサージ装置において、前記施療子を球体とし、この球体を前記駆動軸に回転自在に保持したことを特徴とするマッサージ装置。
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