JP2004227634A - Cd−rディスクの記録装置および記録方法 - Google Patents

Cd−rディスクの記録装置および記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】CD−Rディスクにおいて、ピットとランドの間のエッジをシャープに形成し、またはピットの長さを正確に形成するCD−Rディスクの記録装置および記録方法を提供する。
【解決手段】CD−Rディスクに書込むEFM信号のパルスの先端の1Tの期間、またはEFM信号のパルスの後端の1Tの期間において、EFM信号のパルスの残りの部分の期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を断続的または周期的に照射する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD−R(Compact Disk Recordable)ディスクの記録装置および記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、データの追記が可能な情報記録媒体として、CD−Rディスクが実用に供用されている。
【0003】
このCD−Rディスクでは、基板上には、有機色素の記録層が形成されている。この有機色素は、レーザの熱によって融解し、穴状の記録マーク(ピット、凹部分)が形成される。
【0004】
CD−Rディスクの記録装置では、ピットとランド(凸部分)とをそれぞれ連続させないような特殊な変調方式であるEFM(Eight to Fourteen Modeulation)変調が施される。EFM変調は、8ビットの信号を14ビットに変換し、さらに、0と1が平均的に出現するように、3ビットを付加して17ビットのEFM信号を生成する。EFM信号のうちの14ビットをチャンネルビットという。図5に示すように、チャンネルビットの1が連続する期間(パルス幅)は、3Tから11Tまでの9種類ある。ここで、Tは1ビットの間隔で、約230nsである。
【0005】
ところで、このEFM信号がそのままCD−Rディスクに記録された場合には、熱干渉により、ピットとランドの間のエッジが鈍くなったり、ピットの後端部が膨らんで涙滴形状になって、ピットの後端の位置がずれてピットの長さが変化してしまう。
【0006】
そこで、従来から様々なパルスストラテジーが提案されている。ここで、パルスストラテジーとは、記録時におけるレーザパワーの制御のことをいう。CD−RWにおいては、たとえば、特許文献1に示されるように、記録層が結晶状態または非結晶状態の相変化材料でできており、オーバーライト用のパルスストラテジーであるマルチパルス発光方式が採用されている。
【0007】
CD−Rディスクでは、記録層が有機色素でできており、オーバーライトを行なうものではないので、このようなCD−RW用のパルスストラテジーは不向きで、CD−Rディスクに適した次のようなパルスストラテジーが採用されている。
【0008】
図6(a)は、3TのEFM信号をCD−Rディスクに書込むときの、CD−Rのパルスストラテジーの一例であるパワードを示す。同図に示すように、パワードでは、立ち上りエッジを鋭くするため、パルスの立ち上りから1Tの期間だけ、他の部分よりも大きいパワーのレーザを照射する。
【0009】
図6(b)は、3TのEFM信号をCD−Rディスクに書込むときの、CD−Rのパルスストラテジーの一例であるディレイドを示す。同図に示すように、ディレイドでは、ピットの後端部でピットの後端の位置を正確にするために、パルスの立ち下がりをα(たとえば、0.2T)だけ遅らせている。
【0010】
【特許文献1】
特開平09−115141号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような、パワード、またはディレイドのようなパルスストラテジーでは、ピットとランドの間のエッジが鈍くなったり、ピットの後端の位置がずれてピットの長さが変化してしまうという問題はそれほど改善されない。これは、余分の熱を一時に集中して与えてしまうことによるものである。
【0012】
そこで、本発明は、CD−Rディスクにおけるピットとランドの間のエッジを従来よりもシャープに形成し、または従来よりも正確な長さのピットを形成するCD−Rディスクの記録装置および記録方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るCD−R(Compact Disk Recordable)ディスクの記録装置は、CD−Rディスクへの記録時に、第1の論理値をとる第1の制御信号を生成し、CD−Rディスクへ書込む信号のパルスの幅に相当する期間だけ第2の論理値をとる第2の制御信号を生成し、前記パルスの先端の所定部分に相当する期間、および前記パルスの後端の所定部分に相当する期間において、第3の論理値および第4の論理値を周期的に変化させてとり、前記パルスの残りの部分に相当する期間において、前記第4の論理値をとる第3の制御信号を生成する制御部と、第1の電流を出力する第1の定電流源と、第2の電流を出力する第2の定電流源と、第3の電流を出力する第3の定電流源と、前記第1の定電流源と接続され、前記第1の制御信号が前記第1の論理値をとるときに、前記第1の電流を通す第1のスイッチと、前記第2の定電流源と接続され、前記第2の制御信号が前記第2の論理値をとるときに、前記第2の電流を通す第2のスイッチと、前記第3の定電流源と接続され、前記第3の制御信号が前記第3の論理値をとるときに、前記第3の電流を通す第3のスイッチとを含み、前記第1のスイッチ、前記第2のスイッチ、および前記第3のスイッチとが共通接続されて、当該接続点から前記各スイッチからの電流の総和を出力するレーザ駆動部と、前記レーザ駆動部からの出力電流の大きさに比例したパワーのレーザ光をCD−Rディスクの記録面に照射する半導体レーザとを備える。
【0014】
また、本発明に係るCD−R(Compact Disk Recordable)ディスクの記録装置は、CD−Rディスクへの記録時に、第1の論理値をとる第1の制御信号を生成し、CD−Rディスクへ書込む信号のパルスの幅に相当する期間だけ第2の論理値をとる第2の制御信号を生成し、前記パルスの先端の所定部分に相当する期間において、第3の論理値および第4の論理値を周期的に変化させてとり、前記パルスの残りの部分に相当する期間において、前記第4の論理値をとる第3の制御信号を生成する制御部と、第1の電流を出力する第1の定電流源と、第2の電流を出力する第2の定電流源と、第3の電流を出力する第3の定電流源と、前記第1の定電流源と接続され、前記第1の制御信号が前記第1の論理値をとるときに、前記第1の電流を通す第1のスイッチと、前記第2の定電流源と接続され、前記第2の制御信号が前記第2の論理値をとるときに、前記第2の電流を通す第2のスイッチと、前記第3の定電流源と接続され、前記第3の制御信号が前記第3の論理値をとるときに、前記第3の電流を通す第3のスイッチとを含み、前記第1のスイッチ、前記第2のスイッチ、および前記第3のスイッチとが共通接続されて、当該接続点から前記各スイッチからの電流の総和を出力するレーザ駆動部と、前記レーザ駆動部からの出力電流の大きさに比例したパワーのレーザ光をCD−Rディスクの記録面に照射する半導体レーザとを備える。
【0015】
また、本発明に係るCD−R(Compact Disk Recordable)ディスクの記録装置は、CD−Rディスクへの記録時に、第1の論理値をとる第1の制御信号を生成し、CD−Rディスクへ書込む信号のパルスの幅に相当する期間だけ第2の論理値をとる第2の制御信号を生成し、前記パルスの後端の所定部分に相当する期間において、第3の論理値および第4の論理値を周期的に変化させてとり、前記パルスの残りの部分に相当する期間において、前記第4の論理値をとる第3の制御信号を生成する制御部と、第1の電流を出力する第1の定電流源と、第2の電流を出力する第2の定電流源と、第3の電流を出力する第3の定電流源と、前記第1の定電流源と接続され、前記第1の制御信号が前記第1の論理値をとるときに、前記第1の電流を通す第1のスイッチと、前記第2の定電流源と接続され、前記第2の制御信号が前記第2の論理値をとるときに、前記第2の電流を通す第2のスイッチと、前記第3の定電流源と接続され、前記第3の制御信号が前記第3の論理値をとるときに、前記第3の電流を通す第3のスイッチとを含み、前記第1のスイッチ、前記第2のスイッチ、および前記第3のスイッチとが共通接続されて、当該接続点から前記各スイッチからの電流の総和を出力するレーザ駆動部と、前記レーザ駆動部からの出力電流の大きさに比例したパワーのレーザ光をCD−Rディスクの記録面に照射する半導体レーザとを備える。
【0016】
また、本発明に係るCD−R(Compact Disk Recordable)ディスクの記録方法は、CD−Rディスクに書込む信号のパルスの先端の所定部分に相当する期間、および前記パルスの後端の所定部分に相当する期間において、前記パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を断続的に照射する。
【0017】
また、本発明に係るCD−R(Compact Disk Recordable)ディスクの記録方法は、CD−Rディスクに書込む信号のパルスの先端の所定部分に相当する期間において、前記パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を断続的に照射する。
【0018】
また、本発明に係るCD−R(Compact Disk Recordable)ディスクの記録方法は、CD−Rディスクに書込む信号のパルスの後端の所定部分に相当する期間において、前記パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を断続的に照射する。
【0019】
以上のように、本発明に係るCD−Rディスクの記録装置および記録方法によれば、CD−Rディスクにおいてピットとランドの間のエッジをシャープに形成し、または正確な長さのピットを形成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0021】
図1は、この発明の実施の形態による記録装置の構成を示す。同図を参照して、この記録装置は、スピンドルモータ12と、スピンドルサーボ回路13と、スレッドモータ14と、スレッドサーボ回路15と、光ピックアップ20と、フォーカスサーボ回路16と、トラッキングサーボ回路17と、レーザ駆動部18と、記録パルス生成回路19と、記録回路30と、再生回路31とを含む。
【0022】
スピンドルモータ12は、CD−Rディスク11を所定の速度で回転駆動する。
【0023】
スピンドルサーボ回路13は、スピンドルモータ12の回転数を制御する。
光ピックアップ20は、光学系22と駆動系21とを含む。
【0024】
光学系22は、半導体レーザ(Laser Diode:LD)23と、図示しないレンズ類(カップリングレンズ、集光レンズ、対物レンズ)と、図示しないプリズム類(ビームスプリッタ)と、図示しない1/4波長板と、図示しないフォトダイオードとから構成される。光学系22は、半導体レーザ23からのレーザ光を集光して、CD−Rディスクの記録面の目的の位置に照射することによって、記録を行なう。また、光学系22は、このようにして照射したレーザ光の反射光を電気信号に変換することで、CD−Rディスクの記録面のデータを読取る。また、光学系22は、対物レンズのトラッキング方向のずれ(光ディスクの半径方向のずれ)を示すトラッキングエラー信号と、対物レンズのフォーカス方向のずれ(レーザ光の光軸のずれ)を示すフォーカスエラー信号を出力する。
【0025】
駆動系21は、図示は省略するが、マグネット、コイル、および支持部材から構成される。駆動系21は、フォーカスサーボ回路16およびトラッキングサーボ回路17による制御によって、対物レンズのトラッキング方向のずれ、およびフォーカス方向のずれがなくなるように対物レンズを駆動することで、CD−Rディスクの記録面にレーザ光が照射される位置を一定に保つ。
【0026】
スレッドモータ14は、光ピックアップ20をCD−Rディスク11の任意の位置に移動させる。
【0027】
スレッドサーボ回路15は、スレッドモータ14を制御する。
フォーカスサーボ回路16は、光学系22から出力されるフォーカスエラー信号に基づいて、駆動系21を制御して、対物レンズをフォーカス方向に駆動させる。。
【0028】
トラッキングサーボ回路17は、光学系22から出力されるトラッキングエラー信号に基づいて、駆動系21を制御して、対物レンズをトラッキング方向に駆動させる。
【0029】
再生回路31は、光ピックアップ20から読取った信号を増幅した後、EFM復調して再生信号を生成して、パソコンなどの外部へ出力する。
【0030】
記録回路30は、パソコンなどの外部より与えられた記録信号をEFM変調して、記録パルス生成回路19に送る。
【0031】
記録パルス生成回路19は、記録回路30から送られたEFM信号に基づいて、制御信号RP1、WP2、およびWP3を生成してレーザ駆動部18へ出力する。
【0032】
すなわち、記録パルス生成回路19は、図2(a)に示すように、記録時には、常に「H」レベルをとる制御信号RP1を出力する。
【0033】
また、記録パルス生成回路19は、図2(b)に示すように、EFM信号のパルス幅に相当する期間だけ、「H」レベルをとる制御信号WP2を出力する。
【0034】
また、記録パルス生成回路19は、図2(c)に示すように、EFM信号のパルスの先端の1Tの期間と後端の1Tの期間とにおいて、一定の周期で「H」レベルと「L」レベルとを変化させてとり、EFM信号のパルスの残りの期間において、「L」レベルをとる制御信号WP3を出力する。ここで、先端とは、時間的に先に書込まれる部分で、後端とは、時間的に後で書込まれる部分をいう。
【0035】
図3は、レーザ駆動部18の詳細な構成を示す。レーザ駆動部18は、定電流源41,42,43と、スイッチSW1,SW2,SW3とを含む。
【0036】
定電流源41は、電流Irを出力し、定電流源42は、電流Iwを出力し、定電流源43は、電流Icを出力する。
【0037】
スイッチSW1は、定電流源41と接続し、制御信号RP1が「H」のときに導通して電流Irを通す。
【0038】
スイッチSW2は、定電流源42と接続し、制御信号WP2が「H」のときに導通して電流Iwを通す。
【0039】
スイッチSW3は、定電流源43と接続し、制御信号WP3が「H」のときに導通して電流Icを通す。
【0040】
スイッチSW1、SW2、およびSW3は、共通接続されて、これらのスイッチSW1,SW2,SW3からの電流の総和が駆動電流として、光ピックアップ20のLD23に送られる。
【0041】
半導体レーザ23は、この駆動電流の大きさに比例したパワーのレーザ光を射出する。このレーザ光は、レンズ類を介して、CD−Rディスク11の記録面に照射される。記録パルス生成回路19において、図2に示すような制御信号RP1、WP2、およびWP3が生成された場合には、レーザ光のパワーは、図4に示すものとなる。
【0042】
同図において、リードパワーPrは、電流Irによって出力されるレーザ光のパワーであって、CD−Rディスクから信号を読出すときのパワーと同一のパワーである。ライトパワーPwは、電流Iwによって出力されるレーザ光のパワーであって、CD−Rディスクに信号を書込みときに付加される通常のパワーである。キャリブレーションパワーPcは、電流Icによって出力されるレーザ光のパワーであって、本実施の形態特有のパワーである。
【0043】
リードパワーPrと、ライトパワーPwと、キャリブレーションパワーPcとの和のパワーをもつレーザ光がCD−Rディスク11に照射される。
【0044】
以上のように本実施の形態に係る記録装置によれば、EFM信号のパルスの先端の1Tの期間において、パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を周期的に照射することによって、余分の熱が一時に集中して与えられないようにしたので、CD−Rディスクにおけるピットとランドの間のエッジをシャープに形成することができる。
【0045】
また、EFM信号のパルスの後端の1Tに相当する期間において、パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を周期的に照射することによって、余分の熱が一時に集中して与えられないようにしたので、CD−Rディスクにおいて正確な長さのピットを形成することができる。
【0046】
なお、本実施の形態では、キャリブレーションパワーは、周期的に与えられるものとしたが、これに限定されるものでない。余分の熱を一時に集中して与えなければ、周期的でなくても、単に断続して与えるものとしてもよい。
【0047】
たとえば、キャリブレーションパワーを最初の0.2Tの期間に与えて、次の0.3Tの期間に与えず、次の0.1Tの期間に与えて、次の0.05Tの期間に与えず、次の0.3Tの期間に与えて、次の0.1Tの期間に与えずというような与え方であってもよい。
【0048】
また、キャリブレーションパワーを与える周期は、固定したものでなくて、可変で調整できるものであってもよい。
【0049】
また、キャリブレーションパワーを先端の一部の1Tおよび後端の一部の1Tに与えるものとしたが、これに限定するものではなく、先端の一部の1Tにだけ、あるいは後端の一部の1Tにだけ与えるものであってもよい。さらに、先端の一部および後端の一部は、1Tに限定されるものではない。その他の時間幅であってもよく、この時間幅も可変で調整できるものであってもよい。
【0050】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0051】
【発明の効果】
この発明に係わるCD−Rディスクの記録装置および記録方法によれば、書込むべき信号のパルスの先端の所定部分に相当する期間において、前記パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を断続的または周期的に照射するので、余分の熱が一時に集中して与えられないようにすることができ、CD−Rディスクにおけるピットとランドの間のエッジをシャープに形成することができる。
【0052】
また、書込むべきパルスの後端の所定部分に相当する期間において、前記パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を断続的または周期的に照射するので、余分の熱が一時に集中して与えられないようにすることができ、CD−Rディスクにおいて正確な長さのピットを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録装置の構成を示す図である。
【図2】(a)は、制御信号RP1を示す図であり、(b)は、制御信号WP2を示し、(c)は、制御信号WP3を示す図である。
【図3】レーザ駆動部18の構成を示す図である。
【図4】レーザのパワーを示す図である。
【図5】EFM信号のを示す図である。
【図6】(a)は、CD−Rのパルスストラテジーの一例であるパワードを示し、(b)は、CD−Rのパルスストラテジーの一例であるディレイドを示す図である。
【符号の説明】
11 CD−Rディスク、12 スピンドルモータ、13 スピンドルサーボ回路、14 スレッドモータ、15 スレッドサーボ回路、16 フォーカスサーボ回路、17 トラッキングサーボ回路、18 レーザ駆動部、19 記録パルス生成回路、20 光ピックアップ、21 光学系、22 駆動系、23 半導体レーザ、30 記録回路、31 再生回路、41,42,43 定電流源、SW1,SW2,SW3 スイッチ。

Claims (6)

  1. CD−R(Compact Disk Recordable)ディスクへの記録時に、第1の論理値をとる第1の制御信号を生成し、CD−Rディスクへ書込む信号のパルスの幅に相当する期間だけ第2の論理値をとる第2の制御信号を生成し、前記パルスの先端の所定部分に相当する期間、および前記パルスの後端の所定部分に相当する期間において、第3の論理値および第4の論理値を周期的に変化してとり、前記パルスの残りの部分に相当する期間において、前記第4の論理値をとる第3の制御信号を生成する制御部と、
    第1の電流を出力する第1の定電流源と、第2の電流を出力する第2の定電流源と、第3の電流を出力する第3の定電流源と、前記第1の定電流源と接続され、前記第1の制御信号が前記第1の論理値をとるときに、前記第1の電流を通す第1のスイッチと、前記第2の定電流源と接続され、前記第2の制御信号が前記第2の論理値をとるときに、前記第2の電流を通す第2のスイッチと、前記第3の定電流源と接続され、前記第3の制御信号が前記第3の論理値をとるときに、前記第3の電流を通す第3のスイッチとを含み、前記第1のスイッチ、前記第2のスイッチ、および前記第3のスイッチとが共通接続されて、当該接続点から前記各スイッチからの電流の総和を出力するレーザ駆動部と、
    前記レーザ駆動部からの出力電流の大きさに比例したパワーのレーザ光をCD−Rディスクの記録面に照射する半導体レーザとを備えたCD−Rディスクの記録装置。
  2. CD−R(Compact Disk Recordable)ディスクへの記録時に、第1の論理値をとる第1の制御信号を生成し、CD−Rディスクへ書込む信号のパルスの幅に相当する期間だけ第2の論理値をとる第2の制御信号を生成し、前記パルスの先端の所定部分に相当する期間において、第3の論理値および第4の論理値を周期的に変化してとり、前記パルスの残りの部分に相当する期間において、前記第4の論理値をとる第3の制御信号を生成する制御部と、
    第1の電流を出力する第1の定電流源と、第2の電流を出力する第2の定電流源と、第3の電流を出力する第3の定電流源と、前記第1の定電流源と接続され、前記第1の制御信号が前記第1の論理値をとるときに、前記第1の電流を通す第1のスイッチと、前記第2の定電流源と接続され、前記第2の制御信号が前記第2の論理値をとるときに、前記第2の電流を通す第2のスイッチと、前記第3の定電流源と接続され、前記第3の制御信号が前記第3の論理値をとるときに、前記第3の電流を通す第3のスイッチとを含み、前記第1のスイッチ、前記第2のスイッチ、および前記第3のスイッチとが共通接続されて、当該接続点から前記各スイッチからの電流の総和を出力するレーザ駆動部と、
    前記レーザ駆動部からの出力電流の大きさに比例したパワーのレーザ光をCD−Rディスクの記録面に照射する半導体レーザとを備えたCD−Rディスクの記録装置。
  3. CD−R(Compact Disk Recordable)ディスクへの記録時に、第1の論理値をとる第1の制御信号を生成し、CD−Rディスクへ書込む信号のパルスの幅に相当する期間だけ第2の論理値をとる第2の制御信号を生成し、前記パルスの後端の所定部分に相当する期間において、第3の論理値および第4の論理値を周期的に変化してとり、前記パルスの残りの部分に相当する期間において、前記第4の論理値をとる第3の制御信号を生成する制御部と、
    第1の電流を出力する第1の定電流源と、第2の電流を出力する第2の定電流源と、第3の電流を出力する第3の定電流源と、前記第1の定電流源と接続され、前記第1の制御信号が前記第1の論理値をとるときに、前記第1の電流を通す第1のスイッチと、前記第2の定電流源と接続され、前記第2の制御信号が前記第2の論理値をとるときに、前記第2の電流を通す第2のスイッチと、前記第3の定電流源と接続され、前記第3の制御信号が前記第3の論理値をとるときに、前記第3の電流を通す第3のスイッチとを含み、前記第1のスイッチ、前記第2のスイッチ、および前記第3のスイッチとが共通接続されて、当該接続点から前記各スイッチからの電流の総和を出力するレーザ駆動部と、
    前記レーザ駆動部からの出力電流の大きさに比例したパワーのレーザ光をCD−Rディスクの記録面に照射する半導体レーザとを備えたCD−Rディスクの記録装置。
  4. CD−R(Compact Disk Recordable)ディスクに書込む信号のパルスの先端の所定部分に相当する期間、および前記パルスの後端の所定部分に相当する期間において、前記パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を断続的に照射するCD−Rディスクの記録方法。
  5. CD−R(Compact Disk Recordable)ディスクに書込む信号のパルスの先端の所定部分に相当する期間において、前記パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を断続的に照射するCD−Rディスクの記録方法。
  6. CD−R(Compact Disk Recordable)ディスクに書込む信号のパルスの後端の所定部分に相当する期間において、前記パルスの残りの部分に相当する期間に与えるよりも大きなパワーのレーザ光を断続的に照射するCD−Rディスクの記録方法。
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