JP2004227423A - ビデオコンテンツ配信システム及びビデオコンテンツ送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カットに対する意味検索や、同一或いは類似する特徴量を持つカットへの自動リンクを行うことができ、よってユーザには気に入ったカットからカット、或いはシーンからシーンへとリンクを辿って、動画を観賞させることができるビデオコンテンツ配信システム及びビデオコンテンツ送受信方法を提供する。
【解決手段】ビデオコンテンツ配信サーバ10は、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量と、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報とを、カット単位のビデオコンテンツに付加して配信する。ビデオコンテンツ受信端末20は、リンク先情報を辿りながら前記ビデオコンテンツ配信サーバから少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信する。リンク先情報は、ある特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識するための情報である。
【選択図】 図1
【解決手段】ビデオコンテンツ配信サーバ10は、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量と、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報とを、カット単位のビデオコンテンツに付加して配信する。ビデオコンテンツ受信端末20は、リンク先情報を辿りながら前記ビデオコンテンツ配信サーバから少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信する。リンク先情報は、ある特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識するための情報である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して少なくともカット単位のビデオコンテンツを配信サーバから受信端末に配信するビデオコンテンツ配信システム及びビデオコンテンツ送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
音楽や音声データを伴った動画(いわゆる映画など)などのコンテンツは、例えば、CD、DVD、もしくは磁気テープなどの記録媒体に記録された状態でユーザに販売されてきた。
【0003】
近年では、これらのコンテンツを記録した記録媒体をユーザに販売するのみならず、例えば、インターネットなどの広域ネットワークを介して、コンテンツデータを直接ユーザに配信するサービスが始められている。
【0004】
インターネット上のウェブサイトやFTPサイト、パソコン通信のホスト・コンピュータなどから通信を介して、目的のコンテンツファイルをユーザのクライアントである下位コンピュータに転送するダウンロードサービスが広く知られている。
【0005】
また、ユーザがコンテンツファイルをダウンロードし終えてからこれを再生するのではなく、ダウンロードしながら再生するストリーミングサービスも実用化されている。ストリーミング配信を行うには回線速度がデータの量を上回っていなければならないが、インターネット回線は一般に低速なため、通常は各種コーデックを用いてデータを圧縮し、リアルタイムの送信を可能としている。
【0006】
現在のストリーミング技術としては、リアルネットワークス社が開発したRealPlayer(商標)や、アップル社のQuickTime(商標)などが知られている。これらのストリーミング技術により、待ち時間が大幅に短縮され、次々にデータを再生することができるようになった。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−320686
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のストリーミング及び動画ダウンロードでは、タイトルや付記された説明からしか素材の内容を推測することができなかった。例えば、配信側のホームページ上に羅列された動画のタイトル、サムネイル、内容説明から動画の内容を推測する等である。結局、最初から最後まで見て内容を確認しなければならなかった。
【0009】
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、カットに対する意味検索や、同一或いは類似する特徴量を持つカットへの自動リンクを行うことができ、よってユーザには気に入ったカットからカット、或いはシーンからシーンへとリンクを辿って、動画を観賞させることができるビデオコンテンツ配信システム及びビデオコンテンツ送受信方法の提供を目的とする。また、コンテンツ・クリエータには既存の動画素材からリンクを辿って、所望の素材を見つけさせることができるビデオコンテンツ配信システム及びビデオコンテンツ送受信方法の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るビデオコンテンツ配信システムは、前記課題を解決するために、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報を、前記特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信するビデオコンテンツ配信サーバと、前記リンク先情報を辿りながら前記ビデオコンテンツ配信サーバから少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信するビデオコンテンツ受信端末とからなる。このような構成によりビデオコンテンツ配信システムは、カットに対する意味検索や、同一或いは類似する特徴量を持つカットへの自動リンクを行うことができる。
【0011】
本発明に係るビデオコンテンツ送受信方法は、前記課題を解決するために、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報を、前記特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信するビデオコンテンツ配信工程と、前記ビデオコンテンツ配信工程から配信される前記リンク先情報を辿りながら少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信するビデオコンテンツ受信工程とを備える。このような構成により、ビデオコンテンツ送受信方法は、カットに対する意味検索や、同一或いは類似する特徴量を持つカットへの自動リンクを行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。この実施の形態は、例えば図1に示すように、インターネット等のネットワーク1を介して接続されるビデオコンテンツ配信サーバ10と複数のビデオコンテンツ受信端末20,30A,30Bとからなるビデオコンテンツ配信システム100である。
【0013】
このビデオコンテンツ配信システム100において、ビデオコンテンツ配信サーバ10は、ルータ11を介してネットワーク1に接続されている。ビデオコンテンツ受信端末20は、ネットワーク1に接続されたインターネットサービスプロバイダ22にモデムやISDNルータ21などを介して接続されるようになっている。さらに、ビデオコンテンツ受信端末30A,30Bは、ネットワーク1にルータ32を介して接続されたLANなどに接続されている。
【0014】
ビデオコンテンツ配信サーバ10は、図2に示すように、バス111を介して接続されたCPU112、ビデオインターフェース回路113、ネットワークインターフェース回路114、ハードディスク115、メモリ116等からなるワークステーションであって、ネットワークインターフェース回路114がルータ11に接続されている。
【0015】
また、ビデオコンテンツ受信端末20は、図3に示すように、バス121を介して接続されたCPU122、デコーダ123、ビデオインターフェース回路124、ネットワークインターフェース回路125、ハードディスク126、メモリ127等から構成されている。なお、各ビデオコンテンツ受信端末30A,30Bは、ビデオコンテンツ受信端末20と同様に構成されている。
【0016】
ビデオコンテンツ配信サーバ10は、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量と、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報とを、カット単位のビデオコンテンツに付加して配信する。ビデオコンテンツ受信端末20は、リンク先情報を辿りながら前記ビデオコンテンツ配信サーバから少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信する。リンク先情報は、詳細を後述するが、ある特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識するための情報である。
【0017】
カットは、映像を撮影しているカメラが切り替わるまでの一つの単位である。例えば、カメラAで撮影していたカット1と、カメラBで撮影したカット2は異なったカットである。これらのカットは映像の管理単位となる。映画の登場人物を正面からカメラAで撮影したカット1、後ろからカメラBで撮影したカット2という例がある。よって、カット1とカット2は、撮影時間は異なるし、カットID、カメラ位置/動き、著作権情報、カットを構成するオブジェクト及びその属性も各カット毎に固有にある。
【0018】
特徴量のデータは、ビデオコンテンツ配信サーバ側にてカットを確認しながらマニュアルで入力する。図4には、特徴量データの構造を示す。ここに示した特徴量データは、あくまでも例であり、限定するものではない。
【0019】
ユニバーサル・カット・アイデンティファイア“Universal Cut Identifier:UCI”は、カットを一意に認識するIDである。タイム・コード“Time Code”は、動画素材先頭から当該カットまでの時間である。ジュレーション“Duration”は、カットの持続時間である。ビデオ・ビット・レート“Video bit rate”は、動画のビットレートである。平均時間毎にどれくらいの映像データ量を再生するかという単位である。カラー“Color”は、映像がカラーであるか又は白黒であるかの区別を示す。
【0020】
カメラ・ポジション“Camera Position”は、カメラにおけるカメラの位置を示す。例えば、俯瞰的に撮影したときのカメラの位置とか、横から撮影したときのカメラの位置という情報である。カメラ・モーション“Camera Motion”は、カットにおけるカメラの動きを示す。クローズアップであるとか、パンであるとかの情報である。
【0021】
コピー・ライト・インフォメーション“Copy Right Information”は、著作権情報を示す。例えば、著作権社名や、著作権の及ぶ年数や、上映場所の制限などである。
【0022】
オブジェクト“Object”は、カットに含まれるオブジェクトに関する情報である。オブジェクトは、例えば人物であったり、建物、タワー、橋等の建造物であったり、車、船、飛行機などの乗り物であったり、空、雲である。オブジェクトの要因としては以下のものがある。シェープ“Shape”は、カットに含まれるオブジェクトの形を示す。カットに出てくるオブジェクトの数に対応して複数となることもある。また、カラー“Color”は、オブジェクトの色を示す。これも複数となることもある。また、モーション“Motion”は、オブジェクトの動きを示す。これも複数となることもある。また、テクスチャー“Texture”は、カットに含まれるオブジェクトの構造パターンを示す。これも複数可である。もちろん、一つのオブジェクトについて以上の要因があるので、複数のオブジェクトがあればその分だけ上記要因があるのはもちろんである。
【0023】
また、オーディオ・フューチャー“Audio Feature”は、カットに対応する音声トラックを示す。これも、複数可である。例えば、一つの映像に対する音は、人物の声、動作に伴う音、扉の開閉の音、さらには背景の音等さまざまであり、これに合わせて音声トラックは複数ある。オーディオ・フューチャーの要因は、以下のとおりである。フォーマット“Format”は、音声のエンコード・フォーマットである。例えば、ATRACとか、MPEG4とかがある。ビット・レート“Bit Rate”は、音声のビットレートを示す。エンコード・フォーマットによって異なる。ステレオ/モノホニック“Stereo/Monohonic”は、ステレオ/モノラルの区別を示す。さらにここに例えば、5.1や、6チャンネルなどのマルチチャンネルであるか否かの区別を入れてもよい。ミュージック・ネーム“Music Name”は、曲名である。コンポーザ/ソングライター“Composer/Songwriter”は、作曲家/作詞家に関する情報を示す。プレイヤー“Player”は、演奏者に関する情報である。また、ナレーションであればナレータに関する情報である。
【0024】
さらに、本発明では、上記特徴量のデータに、ユニバーサル・カット・ロケータ“Universal Cut Locator:UCL”も含める。このUCLは、カット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報である。もちろん、一つのカットに対して、複数個用意されることもある。
【0025】
また、特徴量データには、ユーザ・データ“User Data”という拡張エリアが含まれる。このカットは、どういう場面であるとか、誰のために作ったとか、どのような使われがあるとかの情報が記録される。
【0026】
ここで、このビデオコンテンツ配信システムにおいて取り扱う動画コンテンツは、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)1又はMPEG2の動画及び音声データの含まれたデータであり、キャプチャデバイスなどを使用して動画を取り込み、ハードディスクドライブ115に動画ファイルデータとして蓄積されている。そして、これらの動画ファイルデータを再生しながら、動画ファイルに含まれる、全てのカットの特徴量データが生成され、全てのカットの特徴量データ構造を含んだファイルが、動画ファイルに対応して別途に作成される。
【0027】
カットのリンク先を示すデータである前記UCLは、図5に示すようなデータ構造である。ネットワーク・プロトコル(network protocol)は、カットのハイパーリンクを辿るためのプロトコルを示すものである。それに、ノード・ネーム(node name)が続き、ディレクトリ(directory)が階層的に記述され、ファイル・ネーム(file name)が付加される。特徴量が関連するカットとは、タイムコードが近接するカットであったり、登場人物が歌っているカットであったり、同じ曲が流れているカットであったり、ある登場人物が出てくるカットである。これらの関連カットは、前記UCLによってリンク先が予め登録されている。
【0028】
ネットワーク・プロトコルは、本発明では、カット・トラバーサル・プロトコル“Cut Traversal Protocol”と称する。既存のプロトコル、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)やRTSP(Real Time Streaming Protocol)を拡張することによって、容易に実現できるものである。
【0029】
ビデオコンテンツ受信端末20では、図6に示すように、HTTPのGetコマンド、或いはRTSPのDescribeコマンドによって、UCLを受け取る。そして、UCLのファイル・ネーム(file name)を見て、再生/ダウンロードするファイルを認識し、再生/ダウンロードの準備を行う。
【0030】
再生/ダウンロードするファイルに対応する特徴量データファイルを読み込み、UCLに指定されたUCI(Universal Cut Identifier)から、図7に示す対応するカットの情報を取り出す。そこにタイムコード(Time Code)及びDurationが含まれるので、それをもとに指定したカットを再生或いはダウンロードする。
【0031】
また、特徴量データに含まれている、他のカットへのリンク情報(UCL)によって、関連するカットにジャンプ(Jump)することもできる。
【0032】
また、ビデオコンテンツ受信端末20では、HTTPのGetコマンド、或いはRTSPのDescribeコマンドによって受け取ったUCLから、再生/ダウンロードするファイルに対する特徴量データファイルを読み込み、該当カットの特徴量を抽出し、ポップアップ・ダイアログウィンドウなどによって、図8に示すように特徴量を表示するようにしてもよい。この特徴量ダイアログウィンドウには各カットの特徴量と、それに関連した特徴量を持つ関連カットのリンク先情報であるUCLが複数記載されている。
【0033】
以下には、ビデオコンテンツ配信システム10の具体例について説明する。図9にはビデオコンテンツ配信システム10の具体例の概略構成を示す。ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションは、図10に示すように、ビデオコンテンツ配信サーバ101が提供する複数の動画コンテンツのタイトルをGUI画面200に表示し、ユーザに選択させる。GUI画面200には、ホスト名表示窓201、コンテンツメニュー表示窓202、各種操作ボタン203が設けられている。この他に、音量調整用のスライダや、音量バランス調整用のスライダなどが設けられていてもよい。
【0034】
そして、ビデオコンテンツ配信サーバ101は、クライアント20にてコンテンツBが選択されると、Bコンテンツのカット1に、その特徴量データと、リンク先情報を付加してクライアント20に送る。
【0035】
クライアント20は、アプリケーションにより、図11に示すようにGUI画面200と特徴量表示ダイアログウィンドウ210を表示する。特徴量表示ダイアログウィンドウ210には、上述したように、カット1の特徴量と、それに関連した特徴量を持つ関連カットのリンク先情報であるUCLが複数記載されている。GUI画面200には、コンテンツ・メニュー表示窓204と、カットのUCL表示窓205と、カット表示部206が表示される。
【0036】
例えば、クライアント20にて、ユーザが特徴量表示ダイアログウィンドウ210からリンク先4のUCLを選択すると、リンク先4のUCLを持つ、例えば、ビデオコンテンツ配信サーバ102内のカット4が指定される。すると、ビデオコンテンツ配信サーバ102は、クライアント20に、Bコンテンツのカット4に、その特徴量データと、リンク先情報を付加して送る。
【0037】
クライアント20には、図12に示すような情報が表示される。すなわち、特徴量表示ダイアログウィンドウ210には、上述したように、カット4の特徴量と、それに関連した特徴量を持つ関連カットのリンク先情報であるUCLが複数表示される。また、GUI画面200のUCL表示窓205には、カット4のUCLが、またカット表示部206にはカット4が表示される。
【0038】
次に、クライアント20にて、ユーザが特徴量表示ダイアログウィンドウ210からリンク先99のUCLを選択すると、リンク先4のUCLを持つ、例えば、ビデオコンテンツ配信サーバ103内のカット99が指定される。すると、ビデオコンテンツ配信サーバ103は、クライアント20に、Bコンテンツのカット99に、その特徴量データと、リンク先情報を付加して送る。
【0039】
クライアント20には、図13に示すような情報が表示される。すなわち、特徴量表示ダイアログウィンドウ210には、上述したように、カット99の特徴量と、それに関連した特徴量を持つ関連カットのリンク先情報であるUCLが複数表示される。GUI画面200のUCL表示窓205には、カット99のUCLが、またカット表示部206にはカット99が表示される。
【0040】
もちろん、前記カット4,99等は、一つのビデオコンテンツ配信サーバ101だけに格納されていることもある。
【0041】
また、ビデオコンテンツ配信サーバは、一つのカットのUCLが指定されたときに、複数のカットからなるシーンを配信するようにしてもよい。この場合、ビデオコンテンツ受信端末では、もちろん指定したカットを含むシーンが再生されることになる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報を、ビデオコンテンツ配信サーバが特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信し、ビデオコンテンツ受信端末がリンク先情報を辿りながらビデオコンテンツ配信サーバから少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信するので、カットに対する意味検索や、同一或いは類似する特徴量を持つカットへの自動リンクを行うことができ、よってユーザには気に入ったカットからカット、或いはシーンからシーンへとリンクを辿って、動画を観賞させることができる。また、コンテンツ・クリエータには既存の動画素材からリンクを辿って、所望の素材を見つけさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオコンテンツ配信システムの構成を示す図である。
【図2】ビデオコンテンツ配信サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】ビデオコンテンツ受信端末の構成を示すブロック図である。
【図4】特徴量データを示す図である。
【図5】UCLのデータフォーマット図である。
【図6】CTPを説明するための図である。
【図7】カットを示す図である。
【図8】特徴量表示ダイアログを示す図である。
【図9】ビデオコンテンツ配信システムの具体例の概略構成を示す図である。
【図10】ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションによるGUI画面例を示す図である。
【図11】ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションによるカット1のGUI画面例と、特徴量表示ダイアログを示す図である。
【図12】ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションによるカット4のGUI画面例と、特徴量表示ダイアログを示す図である。
【図13】ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションによるカット99のGUI画面例と、特徴量表示ダイアログを示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット、10 ビデオコンテンツ配信サーバ、20,30A,30B ビデオコンテンツ受信端末
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して少なくともカット単位のビデオコンテンツを配信サーバから受信端末に配信するビデオコンテンツ配信システム及びビデオコンテンツ送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
音楽や音声データを伴った動画(いわゆる映画など)などのコンテンツは、例えば、CD、DVD、もしくは磁気テープなどの記録媒体に記録された状態でユーザに販売されてきた。
【0003】
近年では、これらのコンテンツを記録した記録媒体をユーザに販売するのみならず、例えば、インターネットなどの広域ネットワークを介して、コンテンツデータを直接ユーザに配信するサービスが始められている。
【0004】
インターネット上のウェブサイトやFTPサイト、パソコン通信のホスト・コンピュータなどから通信を介して、目的のコンテンツファイルをユーザのクライアントである下位コンピュータに転送するダウンロードサービスが広く知られている。
【0005】
また、ユーザがコンテンツファイルをダウンロードし終えてからこれを再生するのではなく、ダウンロードしながら再生するストリーミングサービスも実用化されている。ストリーミング配信を行うには回線速度がデータの量を上回っていなければならないが、インターネット回線は一般に低速なため、通常は各種コーデックを用いてデータを圧縮し、リアルタイムの送信を可能としている。
【0006】
現在のストリーミング技術としては、リアルネットワークス社が開発したRealPlayer(商標)や、アップル社のQuickTime(商標)などが知られている。これらのストリーミング技術により、待ち時間が大幅に短縮され、次々にデータを再生することができるようになった。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−320686
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のストリーミング及び動画ダウンロードでは、タイトルや付記された説明からしか素材の内容を推測することができなかった。例えば、配信側のホームページ上に羅列された動画のタイトル、サムネイル、内容説明から動画の内容を推測する等である。結局、最初から最後まで見て内容を確認しなければならなかった。
【0009】
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、カットに対する意味検索や、同一或いは類似する特徴量を持つカットへの自動リンクを行うことができ、よってユーザには気に入ったカットからカット、或いはシーンからシーンへとリンクを辿って、動画を観賞させることができるビデオコンテンツ配信システム及びビデオコンテンツ送受信方法の提供を目的とする。また、コンテンツ・クリエータには既存の動画素材からリンクを辿って、所望の素材を見つけさせることができるビデオコンテンツ配信システム及びビデオコンテンツ送受信方法の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るビデオコンテンツ配信システムは、前記課題を解決するために、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報を、前記特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信するビデオコンテンツ配信サーバと、前記リンク先情報を辿りながら前記ビデオコンテンツ配信サーバから少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信するビデオコンテンツ受信端末とからなる。このような構成によりビデオコンテンツ配信システムは、カットに対する意味検索や、同一或いは類似する特徴量を持つカットへの自動リンクを行うことができる。
【0011】
本発明に係るビデオコンテンツ送受信方法は、前記課題を解決するために、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報を、前記特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信するビデオコンテンツ配信工程と、前記ビデオコンテンツ配信工程から配信される前記リンク先情報を辿りながら少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信するビデオコンテンツ受信工程とを備える。このような構成により、ビデオコンテンツ送受信方法は、カットに対する意味検索や、同一或いは類似する特徴量を持つカットへの自動リンクを行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。この実施の形態は、例えば図1に示すように、インターネット等のネットワーク1を介して接続されるビデオコンテンツ配信サーバ10と複数のビデオコンテンツ受信端末20,30A,30Bとからなるビデオコンテンツ配信システム100である。
【0013】
このビデオコンテンツ配信システム100において、ビデオコンテンツ配信サーバ10は、ルータ11を介してネットワーク1に接続されている。ビデオコンテンツ受信端末20は、ネットワーク1に接続されたインターネットサービスプロバイダ22にモデムやISDNルータ21などを介して接続されるようになっている。さらに、ビデオコンテンツ受信端末30A,30Bは、ネットワーク1にルータ32を介して接続されたLANなどに接続されている。
【0014】
ビデオコンテンツ配信サーバ10は、図2に示すように、バス111を介して接続されたCPU112、ビデオインターフェース回路113、ネットワークインターフェース回路114、ハードディスク115、メモリ116等からなるワークステーションであって、ネットワークインターフェース回路114がルータ11に接続されている。
【0015】
また、ビデオコンテンツ受信端末20は、図3に示すように、バス121を介して接続されたCPU122、デコーダ123、ビデオインターフェース回路124、ネットワークインターフェース回路125、ハードディスク126、メモリ127等から構成されている。なお、各ビデオコンテンツ受信端末30A,30Bは、ビデオコンテンツ受信端末20と同様に構成されている。
【0016】
ビデオコンテンツ配信サーバ10は、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量と、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報とを、カット単位のビデオコンテンツに付加して配信する。ビデオコンテンツ受信端末20は、リンク先情報を辿りながら前記ビデオコンテンツ配信サーバから少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信する。リンク先情報は、詳細を後述するが、ある特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識するための情報である。
【0017】
カットは、映像を撮影しているカメラが切り替わるまでの一つの単位である。例えば、カメラAで撮影していたカット1と、カメラBで撮影したカット2は異なったカットである。これらのカットは映像の管理単位となる。映画の登場人物を正面からカメラAで撮影したカット1、後ろからカメラBで撮影したカット2という例がある。よって、カット1とカット2は、撮影時間は異なるし、カットID、カメラ位置/動き、著作権情報、カットを構成するオブジェクト及びその属性も各カット毎に固有にある。
【0018】
特徴量のデータは、ビデオコンテンツ配信サーバ側にてカットを確認しながらマニュアルで入力する。図4には、特徴量データの構造を示す。ここに示した特徴量データは、あくまでも例であり、限定するものではない。
【0019】
ユニバーサル・カット・アイデンティファイア“Universal Cut Identifier:UCI”は、カットを一意に認識するIDである。タイム・コード“Time Code”は、動画素材先頭から当該カットまでの時間である。ジュレーション“Duration”は、カットの持続時間である。ビデオ・ビット・レート“Video bit rate”は、動画のビットレートである。平均時間毎にどれくらいの映像データ量を再生するかという単位である。カラー“Color”は、映像がカラーであるか又は白黒であるかの区別を示す。
【0020】
カメラ・ポジション“Camera Position”は、カメラにおけるカメラの位置を示す。例えば、俯瞰的に撮影したときのカメラの位置とか、横から撮影したときのカメラの位置という情報である。カメラ・モーション“Camera Motion”は、カットにおけるカメラの動きを示す。クローズアップであるとか、パンであるとかの情報である。
【0021】
コピー・ライト・インフォメーション“Copy Right Information”は、著作権情報を示す。例えば、著作権社名や、著作権の及ぶ年数や、上映場所の制限などである。
【0022】
オブジェクト“Object”は、カットに含まれるオブジェクトに関する情報である。オブジェクトは、例えば人物であったり、建物、タワー、橋等の建造物であったり、車、船、飛行機などの乗り物であったり、空、雲である。オブジェクトの要因としては以下のものがある。シェープ“Shape”は、カットに含まれるオブジェクトの形を示す。カットに出てくるオブジェクトの数に対応して複数となることもある。また、カラー“Color”は、オブジェクトの色を示す。これも複数となることもある。また、モーション“Motion”は、オブジェクトの動きを示す。これも複数となることもある。また、テクスチャー“Texture”は、カットに含まれるオブジェクトの構造パターンを示す。これも複数可である。もちろん、一つのオブジェクトについて以上の要因があるので、複数のオブジェクトがあればその分だけ上記要因があるのはもちろんである。
【0023】
また、オーディオ・フューチャー“Audio Feature”は、カットに対応する音声トラックを示す。これも、複数可である。例えば、一つの映像に対する音は、人物の声、動作に伴う音、扉の開閉の音、さらには背景の音等さまざまであり、これに合わせて音声トラックは複数ある。オーディオ・フューチャーの要因は、以下のとおりである。フォーマット“Format”は、音声のエンコード・フォーマットである。例えば、ATRACとか、MPEG4とかがある。ビット・レート“Bit Rate”は、音声のビットレートを示す。エンコード・フォーマットによって異なる。ステレオ/モノホニック“Stereo/Monohonic”は、ステレオ/モノラルの区別を示す。さらにここに例えば、5.1や、6チャンネルなどのマルチチャンネルであるか否かの区別を入れてもよい。ミュージック・ネーム“Music Name”は、曲名である。コンポーザ/ソングライター“Composer/Songwriter”は、作曲家/作詞家に関する情報を示す。プレイヤー“Player”は、演奏者に関する情報である。また、ナレーションであればナレータに関する情報である。
【0024】
さらに、本発明では、上記特徴量のデータに、ユニバーサル・カット・ロケータ“Universal Cut Locator:UCL”も含める。このUCLは、カット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報である。もちろん、一つのカットに対して、複数個用意されることもある。
【0025】
また、特徴量データには、ユーザ・データ“User Data”という拡張エリアが含まれる。このカットは、どういう場面であるとか、誰のために作ったとか、どのような使われがあるとかの情報が記録される。
【0026】
ここで、このビデオコンテンツ配信システムにおいて取り扱う動画コンテンツは、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)1又はMPEG2の動画及び音声データの含まれたデータであり、キャプチャデバイスなどを使用して動画を取り込み、ハードディスクドライブ115に動画ファイルデータとして蓄積されている。そして、これらの動画ファイルデータを再生しながら、動画ファイルに含まれる、全てのカットの特徴量データが生成され、全てのカットの特徴量データ構造を含んだファイルが、動画ファイルに対応して別途に作成される。
【0027】
カットのリンク先を示すデータである前記UCLは、図5に示すようなデータ構造である。ネットワーク・プロトコル(network protocol)は、カットのハイパーリンクを辿るためのプロトコルを示すものである。それに、ノード・ネーム(node name)が続き、ディレクトリ(directory)が階層的に記述され、ファイル・ネーム(file name)が付加される。特徴量が関連するカットとは、タイムコードが近接するカットであったり、登場人物が歌っているカットであったり、同じ曲が流れているカットであったり、ある登場人物が出てくるカットである。これらの関連カットは、前記UCLによってリンク先が予め登録されている。
【0028】
ネットワーク・プロトコルは、本発明では、カット・トラバーサル・プロトコル“Cut Traversal Protocol”と称する。既存のプロトコル、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)やRTSP(Real Time Streaming Protocol)を拡張することによって、容易に実現できるものである。
【0029】
ビデオコンテンツ受信端末20では、図6に示すように、HTTPのGetコマンド、或いはRTSPのDescribeコマンドによって、UCLを受け取る。そして、UCLのファイル・ネーム(file name)を見て、再生/ダウンロードするファイルを認識し、再生/ダウンロードの準備を行う。
【0030】
再生/ダウンロードするファイルに対応する特徴量データファイルを読み込み、UCLに指定されたUCI(Universal Cut Identifier)から、図7に示す対応するカットの情報を取り出す。そこにタイムコード(Time Code)及びDurationが含まれるので、それをもとに指定したカットを再生或いはダウンロードする。
【0031】
また、特徴量データに含まれている、他のカットへのリンク情報(UCL)によって、関連するカットにジャンプ(Jump)することもできる。
【0032】
また、ビデオコンテンツ受信端末20では、HTTPのGetコマンド、或いはRTSPのDescribeコマンドによって受け取ったUCLから、再生/ダウンロードするファイルに対する特徴量データファイルを読み込み、該当カットの特徴量を抽出し、ポップアップ・ダイアログウィンドウなどによって、図8に示すように特徴量を表示するようにしてもよい。この特徴量ダイアログウィンドウには各カットの特徴量と、それに関連した特徴量を持つ関連カットのリンク先情報であるUCLが複数記載されている。
【0033】
以下には、ビデオコンテンツ配信システム10の具体例について説明する。図9にはビデオコンテンツ配信システム10の具体例の概略構成を示す。ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションは、図10に示すように、ビデオコンテンツ配信サーバ101が提供する複数の動画コンテンツのタイトルをGUI画面200に表示し、ユーザに選択させる。GUI画面200には、ホスト名表示窓201、コンテンツメニュー表示窓202、各種操作ボタン203が設けられている。この他に、音量調整用のスライダや、音量バランス調整用のスライダなどが設けられていてもよい。
【0034】
そして、ビデオコンテンツ配信サーバ101は、クライアント20にてコンテンツBが選択されると、Bコンテンツのカット1に、その特徴量データと、リンク先情報を付加してクライアント20に送る。
【0035】
クライアント20は、アプリケーションにより、図11に示すようにGUI画面200と特徴量表示ダイアログウィンドウ210を表示する。特徴量表示ダイアログウィンドウ210には、上述したように、カット1の特徴量と、それに関連した特徴量を持つ関連カットのリンク先情報であるUCLが複数記載されている。GUI画面200には、コンテンツ・メニュー表示窓204と、カットのUCL表示窓205と、カット表示部206が表示される。
【0036】
例えば、クライアント20にて、ユーザが特徴量表示ダイアログウィンドウ210からリンク先4のUCLを選択すると、リンク先4のUCLを持つ、例えば、ビデオコンテンツ配信サーバ102内のカット4が指定される。すると、ビデオコンテンツ配信サーバ102は、クライアント20に、Bコンテンツのカット4に、その特徴量データと、リンク先情報を付加して送る。
【0037】
クライアント20には、図12に示すような情報が表示される。すなわち、特徴量表示ダイアログウィンドウ210には、上述したように、カット4の特徴量と、それに関連した特徴量を持つ関連カットのリンク先情報であるUCLが複数表示される。また、GUI画面200のUCL表示窓205には、カット4のUCLが、またカット表示部206にはカット4が表示される。
【0038】
次に、クライアント20にて、ユーザが特徴量表示ダイアログウィンドウ210からリンク先99のUCLを選択すると、リンク先4のUCLを持つ、例えば、ビデオコンテンツ配信サーバ103内のカット99が指定される。すると、ビデオコンテンツ配信サーバ103は、クライアント20に、Bコンテンツのカット99に、その特徴量データと、リンク先情報を付加して送る。
【0039】
クライアント20には、図13に示すような情報が表示される。すなわち、特徴量表示ダイアログウィンドウ210には、上述したように、カット99の特徴量と、それに関連した特徴量を持つ関連カットのリンク先情報であるUCLが複数表示される。GUI画面200のUCL表示窓205には、カット99のUCLが、またカット表示部206にはカット99が表示される。
【0040】
もちろん、前記カット4,99等は、一つのビデオコンテンツ配信サーバ101だけに格納されていることもある。
【0041】
また、ビデオコンテンツ配信サーバは、一つのカットのUCLが指定されたときに、複数のカットからなるシーンを配信するようにしてもよい。この場合、ビデオコンテンツ受信端末では、もちろん指定したカットを含むシーンが再生されることになる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報を、ビデオコンテンツ配信サーバが特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信し、ビデオコンテンツ受信端末がリンク先情報を辿りながらビデオコンテンツ配信サーバから少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信するので、カットに対する意味検索や、同一或いは類似する特徴量を持つカットへの自動リンクを行うことができ、よってユーザには気に入ったカットからカット、或いはシーンからシーンへとリンクを辿って、動画を観賞させることができる。また、コンテンツ・クリエータには既存の動画素材からリンクを辿って、所望の素材を見つけさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオコンテンツ配信システムの構成を示す図である。
【図2】ビデオコンテンツ配信サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】ビデオコンテンツ受信端末の構成を示すブロック図である。
【図4】特徴量データを示す図である。
【図5】UCLのデータフォーマット図である。
【図6】CTPを説明するための図である。
【図7】カットを示す図である。
【図8】特徴量表示ダイアログを示す図である。
【図9】ビデオコンテンツ配信システムの具体例の概略構成を示す図である。
【図10】ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションによるGUI画面例を示す図である。
【図11】ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションによるカット1のGUI画面例と、特徴量表示ダイアログを示す図である。
【図12】ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションによるカット4のGUI画面例と、特徴量表示ダイアログを示す図である。
【図13】ビデオコンテンツ受信端末(クライアント)20のアプリケーションによるカット99のGUI画面例と、特徴量表示ダイアログを示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット、10 ビデオコンテンツ配信サーバ、20,30A,30B ビデオコンテンツ受信端末
Claims (8)
- ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報を、前記特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信するビデオコンテンツ配信サーバと、
前記リンク先情報を辿りながら前記ビデオコンテンツ配信サーバから少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信するビデオコンテンツ受信端末と
からなることを特徴とするビデオコンテンツ配信システム。 - 前記ビデオコンテンツ配信サーバは、カット識別番号、撮影カメラの位置/動き、著作権情報、カットを構成するオブジェクト及びその属性がカット毎に設定された特徴量を前記リンク先情報とともに前記カット単位のビデオコンテンツに付加して配信することを特徴とする請求項1記載のビデオコンテンツ配信システム。
- 前記ビデオコンテンツ配信サーバは、前記リンク先情報を少なくとも一つ前記特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信することを特徴とする請求項1記載のビデオコンテンツ配信システム。
- 前記ビデオコンテンツ受信端末は、前記カット毎の特徴量と前記リンク先情報とを表示することを特徴とする請求項1記載のビデオコンテンツ配信システム。
- ビデオコンテンツのカット毎に設定された特徴量に関連した特徴量を持つ関連カットを一意に認識し、ハイパーリンクを張るためのリンク先情報を、前記特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信するビデオコンテンツ配信工程と、
前記ビデオコンテンツ配信工程から配信される前記リンク先情報を辿りながら少なくともカット単位のビデオコンテンツを受信するビデオコンテンツ受信工程と
を備えることを特徴とするビデオコンテンツ送受信方法。 - 前記ビデオコンテンツ配信工程は、カット識別番号、撮影カメラの位置/動き、著作権情報、カットを構成するオブジェクト及びその属性がカット毎に設定された特徴量を前記リンク先情報とともに前記カット単位のビデオコンテンツに付加して配信することを特徴とする請求項5記載のビデオコンテンツ送受信方法。
- 前記ビデオコンテンツ配信工程は、前記リンク先情報を少なくとも一つ前記特徴量と共にカット単位のビデオコンテンツに付加して配信することを特徴とする請求項5記載のビデオコンテンツ送受信方法。
- 前記ビデオコンテンツ受信工程は、前記カット毎の特徴量と前記リンク先情報とを受信し、表示することを特徴とする請求項5記載のビデオコンテンツ送受信方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009157403A1 (ja) * | 2008-06-26 | 2009-12-30 | 日本電気株式会社 | コンテンツ再生順序決定システムと、その方法及びプログラム |
US8693843B2 (en) | 2007-05-15 | 2014-04-08 | Sony Corporation | Information processing apparatus, method, and program |
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-
2003
- 2003-01-24 JP JP2003016627A patent/JP2004227423A/ja not_active Withdrawn
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