JP2004227019A - Communication system - Google Patents

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JP2004227019A
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Fukuji Tomori
福治 戸森
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Nichido Fire and Marine Insurance Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a highly efficient communication system using a message exchange system. <P>SOLUTION: The communication system is provided with a message exchange server exchanging a message with a plurality of users. The message exchange server is provided with a unit browsing information management means, a unit browsing information generation supporting means, an access right management means and an access control means. When a user being object of management supplies risk management base information through unit browsing information for information supply, unit browsing information including at least description of a risk management plan is automatically generated. An access identifier for accessing unit browsing information which is automatically generated is transmitted to the user being the object of management through unit browsing information for information supply. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信システムに関し、例えば、Webページを利用して、リスクマネジメントを行う場合などに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
通常の個人または法人(以下[利用者」)は、自身を取リ巻く各種のリスク(財物、賠償責任、傷害・疾病、死亡、生存、保証、各種費用など)を正しく認識・把握していないことも多い。一例として、生存のリスクでは、個人利用者が通常より長生きしすぎることによって、老後の生活設計に問題が生じる場合などを取り扱うが、それらリスクのマネジメント方法について、熟知している者は少ないのが実態である。
【0003】
そのため、保険会社、その代理店、リスク・コンサルティング会社など(これらを、以下「リスク・マネジャー」という。)に所属する提案者(以下「専門アドバイザ」)が、営業活動を通じて、リスク存在の啓蒙活動およびリスクに対処するための保険販売やリスク回避・軽減のアドバイスを行っている。
【0004】
それら専門アドバイザが、それぞれの顧客である前記利用者に対して、利用者を取り巻く各種リスクについて包括的かつ網羅的に説明し、それらを良好に反映したリスクの対処方法を提案することが理想的な営業形態である。このような営業形態を、トータル・リスク・コンサルティングと呼ぶ。
【0005】
トータル・リスク・コンサルティングを実現するには、利用者を取り巻くリスクの全体像を把握する必要があるから、当該利用者に関し、各保険会社との保険契約の内容などを、詳細かつ網羅的に調べる必要がある。
【0006】
最近、利用者を取り巻くすべてのリスクについて、コンサルティングしながらその利用者のための商品設計を行う保険商品(トータルリスク商品)も登場した。このようなトータルリスク商品は、トータル・リスク・コンサルティングを具現化した例とみることができる。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−243281号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記専門アドバイザのアドバイスを受けるために保険会社、代理店、リスク・コンサルティング会社などの店舗に出向き、専門アドバイザと対面して(Face to Faceで)相談を行うことは、前記利用者にとって、時間や手間がかかり、効率的ではない。
【0009】
専門アドバイザのなかでも、経験や熟練度に優れ、真に適切なアドバイスを行うことのできる者(高度専門アドバイザ)の割合は決して多くはないため、利用者がそのような高度専門アドバイザに出会うまでには、多大な労力と時間と資産が消費されることが多い。
【0010】
組織としてのリスクマネージャの側からみた場合、真の高度専門アドバイザのみが多くの利用者から、大きな信頼を、長期間にわたって得ることが可能であるため、少ない高度専門アドバイザを効率的に活用することが有利であるが、対面による相談を行うかぎり、効率アップにも限界がある。
【0011】
一方、専門アドバイザが有能であってもなくても、前記トータル・リスク・コンサルティングを実現するには、当該利用者に関し、各保険会社との保険契約の内容などを、詳細かつ網羅的に把握する必要があるから、利用者にとっても専門アドバイザにとっても煩雑な作業が長時間おこなわれることになる。この作業があまりに煩雑で、専門アドバイザにも利用者にも敬遠される傾向が強いため、トータル・リスク・コンサルティングを理想としながらも、実際には、このような煩雑さがはるかに少ない、火災や自動車など限定的なリスクだけに対応した在来型の保険商品だけを販売して済ませることも多く、トータル・リスク・コンサルティングが実現されているとはいえない状況にある。
【0012】
また、前記トータル・リスク商品についても、このような煩雑さが販売増進の妨げになる可能性が高い。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本発明では、複数のユーザのあいだのメッセージ交換を行うためのメッセージ交換サーバを備えた通信システムにおいて、当該メッセージ交換サーバは、(1)前記ユーザのうち損害発生に関連するリスクマネジメント案の提供を受けるマネジメント対象ユーザのため、前記リスクマネジメント案、および/またはそのリスクマネジメント案の基礎となったリスクマネジメント基礎情報の記述を含む単位閲覧情報を生成し、管理する単位閲覧情報管理手段と、(2)当該マネジメント対象ユーザに関するリスクマネジメント基礎情報を、収集し、識別して、前記単位閲覧情報管理手段に供給することで、前記単位閲覧情報の生成を支援する単位閲覧情報生成支援手段と、(3)前記ユーザのうち、前記マネジメント対象ユーザに対し前記リスクマネジメント案を前記単位閲覧情報に記述することによって提案するマネジメント提案ユーザにつき、前記単位閲覧情報に対するアクセス権限を管理するアクセス権限管理手段と、(4)前記マネジメント対象ユーザからの指示に応じて、当該マネジメント対象ユーザのための単位閲覧情報に対する各マネジメント提案ユーザのアクセス権限を動的に変更するアクセス制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
(A)実施形態
以下、本発明にかかる通信システムを、ECサイトに適用した場合を例に、実施形態について説明する。
【0015】
このECサイトは、前記利用者との関係では主としてBtoCのECサイトであり、前記保険会社等(あるいは専門アドバイザ)などとの関係では主としてBtoBのECサイトであるといえる。
【0016】
(A−1)実施形態の構成
本実施形態にかかるECシステム10の全体構成例を図1に示す。
【0017】
図1において、当該ECシステム10は、情報提供端末8,9と、提案端末13,14と、利用者端末15,16と、ネットワーク17と、ECサイト18とを備えている。
【0018】
このうちネットワーク17はLAN(ローカルエリアネットワーク)などであってもかまわないが、ここではインターネットであるものとする。
【0019】
また、ECサイト18は、EC(電子商取引)を実行する会員制のサイトで、Webサーバ11と、データベースサーバ12を備えている。なお、図1上は省略してあるが、ECサイト18内にルータや、ファイアウオールなどの各種ネットワーク機器や、DNSサーバなどのサーバ類が適宜配置されることは当然である。また、本実施形態では、情報提供端末8,9から供給される多量の情報を受信するために、ECサイト18内にFTPサーバを設けることも望ましい。その場合、FTPサーバが受信した情報は、前記データベース12に格納され得る。
【0020】
当該ECサイト18にアクセスしてくる会員ユーザは大きく分けて3種類ある。その第1は前記利用者で、第2は当該利用者に対してリスクマネジメントのアドバイス(すなわち、提案リスクマネジメントの提供)を行う専門アドバイザ(高度専門アドバイザも含む)で、第3は、前記利用者に関する保険契約の内容などを提供してくれる情報提供ユーザである。
【0021】
ここで、リスクとは、損害発生に関する不確実性のことをいう。そして、リスクマネジメントとは、損害発生の結果、利用者に生ずる可能性のある経済的損失を最小化するのに必要な処理のことで、具体的には、次の手続き(1)〜(4)のいずれか、または手続き(1)〜(4)を連続的に実行することによって実現され得る。
【0022】
(1)損害を発生させる可能性があるリスクの特定とその説明
(2)損害発生時の予想損害額の測定
(3)損害発生の原因となるリスクに対する適切な対処方法(複数の対処方法の組み合わせを含む。)の選定
(4)上記(1)〜(3)の手続きの管理(上記(3)の「リスクに対する適切な対処方法」の実行を含む。)
また、前記提案リスクマネジメントには、損害の原因となり得る事象が発生した場合に備えた保険商品の購入などを勧めることのほか、損害の原因となり得る事象の発生自体を防止するための措置などの提案も含まれ得る。
【0023】
利用者(例えば、U11,U12)は利用者端末15,16を利用して当該ECサイト18へアクセスし、専門アドバイザ(例えば、U21,U22)は提案端末13,14を利用して当該ECサイト18へアクセスし、情報提供ユーザ(例えば、U31,U32)は情報提供端末8,9を利用して当該ECサイト18へアクセスする。
【0024】
利用者端末15,16、提案端末13,14、および、情報提供端末8,9は、基本的に、ネットワーク機能、ディスプレイ装置、キーボード、マウス、ハードディスク、RAMなどを備えた通常のパーソナルコンピュータであってよい。ただし、本実施形態の構成上、端末13〜16が、Webページの閲覧などに利用するクライアントソフトであるWebブラウザを搭載していることは必須であり、必要に応じて、電子メールの送受信や読み書きに使用するメーラも搭載している。
【0025】
また、前記ハードディスクの一部の領域には、当該Webブラウザの制御下にあるキャッシュ領域が設けられ、利用者U11がこれまで閲覧したECサイト18のWebページを、そのキャッシュ領域の容量が許すかぎり保存する。
【0026】
情報提供端末8,9の場合、利用者端末15,16や提案端末13,14と同様に構成し、情報提供ユーザU31などの指示に応じて情報提供を行うようにしてもよいが、情報提供ユーザU31などの指示によらず自動で定期的に情報提供を行うように構成することも望ましい。その場合には、必ずしも情報提供ユーザU31,U32は必要ではないし、ディスプレイ装置、キーボード、マウスなどのユーザインタフェースも省略可能である。
【0027】
図1の例では、利用者も専門アドバイザも二人ずつ図示しているが、この数は二人ずつに限定するものではないことは当然である。特に、ECシステム10が実際に運用された場合、数千人〜数万人程度あるいはそれ以上の利用者の会員登録およびアクセスが期待できるものと考えられる。会員登録する専門アドバイザの数は、利用者の数よりは少なくなる可能性が高いが、数十人から数百人、あるいはそれ以上にはなることが期待できる。
【0028】
情報提供ユーザについても同様であるが、専門アドバイザが1つの組織(前記リスクマネジャーなど)に複数存在し得るのに対し、単に情報の提供だけを行う情報提供ユーザの数は1組織に一人で十分であると考えられるため、情報提供ユーザの数は、専門アドバイザの数よりもさらに少なくなる可能性が高い。
【0029】
上述したトータル・リスク・コンサルティングを実現するためには、専門アドバイザ(例えば、U21)が利用者(例えば、U11)を取り巻くリスクの全体像を把握する必要がある。専門アドバイザはWebサーバ11の提供するWebページを介してこの全体像を認識することになるため、Webサーバ11に接続されたデータベース12内には、当該全体像を把握するのに十分な情報が蓄積されている必要がある。そのため、各保険会社(例えば、M2)などに設置された情報提供端末(例えば、8)は、利用者の保険契約の内容などを事業者提供情報としてECサイト18に提供することになる。
【0030】
この場合、情報提供端末8,9を設置してECサイト18に情報提供を行う保険会社等を、情報提供事業者と呼ぶ。
【0031】
このような情報提供を行うためにもし必要であれば、情報提供事業者等は、予め、利用者からの承諾を得ておくようにしてもよい。
【0032】
ただし、例えば、ECサイト18を運営する事業者M1と当該保険会社等が同一である場合などには、そのような承諾は不要であると考えられる。
【0033】
ECサイト18を運営する事業者M1と、専門アドバイザが所属するリスクマネジャーM4,M5のあいだ、あるいは、事業者M1と情報提供事業者M2,M3のあいだには、いわゆる系列関係などが存在していてもかまわないが、事業者M1はいずれの系列にも属さない独立系の事業者であってもよい。
【0034】
利用者は自然人であっても法人であってもかまわないが、たとえ法人の場合でも、実際に利用者端末15などを操作してECサイト18にアクセスしてくるのは、当該法人のリスクマネジメント担当者などの自然人であることは当然である。したがって以下の説明では、実際にこの利用者端末を操作している者U11またはU12などのことを利用者と呼ぶことにする。
【0035】
この点、専門アドバイザU21,U22についても同様である
専門アドバイザ(例えば、U21)が所属するリスクマネジャー(ここでは、M4)が利用者(例えば、U11)が保険契約を実際に行っている保険会社(すなわち、情報提供事業者M2,M3)などと一致することがあってもよく、このような一致は本実施形態の構成上、望ましいものである。
【0036】
すなわち、図1では、情報提供事業者M2,M4と、リスクマネジャーM4,M5を別なものとして図示しているが、これらは同一であってもよい。
【0037】
また、リスクマネジャー以外の保険会社等も情報提供事業者となってよいことは当然である。
【0038】
上述したECサイト18の内部構成は、例えば、図2に示す通りである。
【0039】
(A−1−1)ECサイトの内部構成例
図2において、当該ECサイト18は、通信部20と、ユーザ認証部21と、情報収集部22と、ページ生成部23と、ページ読み出し部24と、情報集約部25と、決済処理部26と、データベース27とを備えている。
【0040】
このうちデータベース(前記データベースサーバ12の配下にある)27以外の構成要素20〜26は、前記Webサーバ11に包含されるものである。
【0041】
通信部20は、前記端末13〜16のWebブラウザと通信を行う部分で、HTTPプロトコルに対応した処理を実行する。当該通信部20は、前記ページ生成部23やページ読み出し部24とともに、ある会員ユーザ(例えば、U11)からの一連のアクセスに対して、矛盾のない応答や処理を行うため、必要に応じて、セッション管理を行う。セッション管理の実現法には様々なものがあるが、例えば、クッキーを利用する方法や、SSLセッションIDを利用する方法などを用いることができる。
【0042】
ユーザ認証部21は、ECサイト18にアクセスしてきた利用者U11〜U22に対して、会員登録時に設定したユーザIDやパスワードなどを入力させユーザ認証を実行する部分である。ユーザ認証の結果が肯定的なものでなければ、以降の処理へ進むことはできない。ユーザ認証の結果が否定的な場合、このユーザ認証部21からの制御に応じて、アクセスしてきた者(非会員)に対し、会員登録を促すメッセージなどを閲覧させるようにしてもよい。
【0043】
ページ読み出し部24は、所定のURLでアクセスしてきたユーザに対し、当該URLに対応するWebページを閲覧させるためにデータベース27に格納されている各種のファイル(HTMLファイルや画像ファイルなど)を読み出し、通信部20を介して送信させる部分である。1つのWebページは通常、基本となるHTMLファイルのほか、1または複数の各種ファイル(画像ファイルなど)によって構成されるため、1回のアクセスに対して複数のファイルが読み出されることが多い。
【0044】
非会員がアクセスしてきた場合、会員登録を行わなければ、当該ページ読み出し部24がトップページのログイン画面(これもHTMLファイル)や会員登録を促すメッセージを表示するWebページだけしか読み出さないため、それ以外のWebページを閲覧することはできない。仮に、このような非会員がECサイト内に実在するURL(例えば、URL11(図5参照))を指定してアクセスしてきたとしても、その場合には、前記通信部20が所定のアクセス拒否のステータスコードを返す。
【0045】
アクセスしてきたのが会員登録済みの前記利用者のうちの一人(例えば、U11)であるとすると、ログイン以降の処理で当該利用者が閲覧できるのは、基本的に、自身のために用意された個人用のWebページPP1だけであるから、ページ読み出し部24は、当該利用者U11のための個人用WebページPP1をデータベース27から読み出し、前記通信部20からインターネット17経由で利用者端末15へ送信することになる。
【0046】
もちろん、当該利用者U11のための個人用WebページPP1が複数ページにおよんでいてもよく、複数ファイルから構成されていてもよいことは当然である。
【0047】
ただし、この個人用WebページPP1には、利用者U11の保険契約の内容などの個人情報が記述されているため、他の利用者(例えば、U12)はU11のための個人用Webページにアクセスすることはできない。
【0048】
反対に、利用者U11が利用者U12のための個人用WebページPP2にアクセスすることもできない。
【0049】
要するに、データベース27内に蓄積されている膨大な数の個人用Webページ(PP1,PP2はその一部)のうち、各利用者がアクセス(閲覧や情報の書き込み)できるのは、自身のための個人用Webページだけである。
【0050】
他人の個人用Webページにアクセスしようとして実在のURLを指定した場合には、たとえ会員登録された正規の利用者であっても、上述した非会員の場合と同様、前記通信部20からアクセス拒否のステータスコードを受け取ることになる。
【0051】
ある利用者(例えば、U11)のための個人用WebページPP1は、利用者U11が閲覧するためのWebページと、その利用者に対して提案リスクマネジメントを提案しようとする専門アドバイザ(例えば、U21など)が閲覧するWebページとを同一としてもよいが、本実施形態では、両者は一致しないものとする。また、利用者U11が閲覧する個人用Webページとその専門アドバイザが閲覧するWebページがそれぞれ複数ある場合、一部のWebページは重複していてもよいが、本実施形態ではまったく重複がなく、すべてのWebページは別個であるものとする。
【0052】
そして当該利用者U11が閲覧するための1または複数ページの個人用Webページ(利用者用Webページ)をPP11とし、専門アドバイザが閲覧するための利用者U11に関する1または複数ページの個人用Webページ(専門アドバイザ用Webページ)をPP12とする。
【0053】
同様に、利用者U12のための利用者用WebページをPP21とし、専門アドバイザが閲覧するための利用者U12に関する専門アドバイザ用WebページをPP22とする。
【0054】
利用者用WebページPP11やPP21には、その利用者自身が入力し提供した自己提供情報(例えば、保険契約などに関する個人情報など)と、専門アドバイザが提案した提案リスクマネジメントの内容を表示し、専門アドバイザ用Webページには、利用者が入力した自己提供情報だけでなく、利用者が入力していない情報(情報提供事業者M2,M3などから提供された事業者提供情報など)も含めて表示する。利用者が入力していない情報のなかには、Webサーバ11とのやり取りで、利用者が入力を拒否した情報も含まれる。
【0055】
入力を拒否した情報までECサイト18側が勝手に収集してWebページ上に表示することは利用者に不快感を与える可能性が高いが、入力を拒否した情報も、高品質な提案リスクマネジメントを作成するためには重要な情報であることもあり得る。利用者は、たとえ、その作成に自身が入力を拒否した情報を利用していたとしても、真に、自身にとって有益な提案リスクマネジメントであると判断すれば、その提案リスクマネジメントを受け入れる可能性が高い。
【0056】
なお、同一の利用者(例えば、U11)に対して、複数の専門アドバイザが提案リスクマネジメントを提案してもよいことは当然である。また、提案リスクマネジメントの提案は、無料で行ってもよく、有料で行ってもよい。
【0057】
データベース27内には、ECサイト18に会員登録した膨大な数の利用者のため、膨大な数の個人用Webページが蓄積されているが、その中から、ページ読み出し部24が当該利用者U11の個人用Webページを特定するには、前記ログイン画面で入力させたユーザIDやパスワードを利用することができる。
【0058】
一方、アクセスしてきたのが会員登録済みの前記専門アドバイザのうちの一人(例えば、U21)であるとすると、ログイン以降の処理で当該専門アドバイザU21が最初に閲覧するのは、自身のために用意されたアドバイザ用トップページPA1であり、つづいて、必要ならば、当該アドバイザ用トップページPA1の後述する機能を利用して、各個人用Webページ(例えば、前記PP1)に属する前記専門アドバイザ用Webページ(例えば、PP12)を閲覧することになる。
【0059】
そのため、専門アドバイザからのアクセスに対しては、ページ読み出し部24は、前記ログイン画面(当然、認証結果は肯定的)の次に当該アドバイザ用トップページPA1を読み出して提案端末13に送信することになる。ここでも、会員登録した多数の専門アドバイザ(U21,U22はその一部)のなかから当該専門アドバイザU21のためのアドバイザ用トップページPA1を特定するために、前記ログイン画面で当該専門アドバイザが入力したユーザIDやパスワードを利用することになる。
【0060】
なお、Webサーバ11の処理上、利用者と専門アドバイザは区別する必要があるが、その区別は、会員登録時に、利用者として登録するか、専門アドバイザとして登録するかを、各ユーザに選択させ、その選択の結果をデータベース27の専門アドバイザ管理テーブルTA内で保存することによって実現可能である。一例として、会員登録時に利用者に付与するユーザIDと、専門アドバイザに付与するユーザIDに、異なる特徴を持たせることにようにすることも簡便である。
【0061】
前記ページ生成部23は、前記個人用Webページ(例えば、PP1)やアドバイザ用トップページ(例えば、PA1)などのWebページを生成する機能を持つ部分で、生成したWebページは、新規に、あるいは、既存の対応するWebページを更新する形で、データベース27に蓄積する。
【0062】
データベース27へWebページを新規に蓄積するのは、新たな会員登録が行われ、その会員のために、個人用Webページや、専門アドバイザ用トップページを生成した場合であり、更新する形で蓄積するのは、すでにデータベース27に蓄積されている個人用Webページや専門アドバイザ用トップページの内容の一部を変更した場合である。このような変更は、例えば、個人用Webページに記述されている提案リスクマネジメントを変更する場合などに発生する。
【0063】
ページ生成部23による当該WebページPP11やPP12などのWebページの生成は、情報収集部22が収集した情報に基づいて行われる。
【0064】
専門アドバイザが各利用者のために作成した提案リスクマネジメントの内容も、当該ページ生成部23により、所定のWebページ(提案リスクマネジメントページ)として生成され、その利用者(例えば、U11)の個人用WebページPP1の一構成要素となる。
【0065】
情報収集部22は、いわゆるフォームの機能を利用して、利用者や専門アドバイザが入力した情報を収集し、データベース27に一時的に保存する部分である。一時的に保存した情報は、ページ生成部23によるWebページの生成に利用されたあと削除されるものであってよい。なお、必要に応じて、収集した情報はデータベース27に保存することなく、直接、ページ生成部23に渡し、ページ生成部23が直ちにその情報に基づいてWebページを生成するようにしてもよい。
【0066】
必要ならば、情報提供ユーザ(U31など)もフォームを利用して、前記事業者提供情報をECサイト18へ提供するようにしてもよい。
【0067】
フォームは、テキストボックス、テキストエリア、ラジオボタンなどの各種フィールドを備えたHTMLファイルである。利用者U11や、専門アドバイザU21、情報提供ユーザU31などが端末15,13のWebブラウザを介して閲覧中のフォームの各フィールドに入力した情報(前記事業者提供情報も含む)は、インターネット17を介してWebサーバ11に送信されるため、Webサーバ18内の情報収集部22へ到達する。
【0068】
入力する情報のサイズが大きい場合などには、フォームではなく、FTPプロトコルを利用して各端末15,13、8などから送信するようにしてもよい。そのためには、ECサイト18側で前記FTPサーバを用意する必要があるが、現在、広く使用されている多くのWebブラウザはFTPクライアントの機能も備えているため、利用者、専門アドバイザ、情報提供ユーザなどの会員ユーザ側では、端末8,9、13〜16に特段の機能追加などを行う必要が生じる可能性は低い。
【0069】
FTPプロトコルを利用する場合などには、前記事業者提供情報は、CSV形式のファイル(CSVファイル)に収容して送信することも望ましい。
【0070】
情報集約部25は、前記情報提供端末8,9から供給される事業者提供情報を集約処理することにより、注目している利用者(例えば、U11)に関してリスクの全体像の把握を容易化する部分で、効率的なトータル・リスク・コンサルティングを可能にする。
【0071】
事業者提供情報の提供元である事業者M2,M3などは多くの場合、事業者M1や、いずれか1つのリスクマネジャーとは別な事業者であるため、同一の利用者(例えば、U11)に対しても異なるユーザIDを付与するなどの相違があり、そのままでは、ECサイト18に提供された事業者提供情報のうち、どの事業者提供情報が利用者U11の保険契約内容を示す情報であるかさえ識別できないなどの不便がある。この不便を解消するのが、当該情報集約部25の行う集約処理である。
【0072】
したがって集約処理には様々な処理が含まれ得るが、本実施形態では、個々の利用者を識別して、当該利用者に関する事業者提供情報をまとめる処理(第1の集約処理)と、第1の集約処理を実行したあと各事業者提供情報に含まれる多様な情報のなかから対応する情報を特定してその作用をまとめる処理(第2の集約処理)と、当該利用者に関する所定範囲の近親者(例えば、配偶者など)に関しても当該第1および第2の集約処理を実行しその実行結果を当該利用者に関する事業者提供情報の一部として整理する処理(第3の集約処理)とから、集約処理が構成されるものとする。
【0073】
第1の集約処理は、個々の利用者に関する提案リスクマネジメントを作成する際には、必要不可欠な前提となる
第1の集約処理を実行する場合、一般的には、事業者M2,M3などで利用者に付与される各ユーザIDの表記規則さえ分かっていれば、その表記規則に合わせた解釈処理を行うことによってECサイト18側でも当該ユーザIDの指定する利用者を特定することも可能である。また、必要に応じて、ユーザID以外の識別情報を利用することも望ましい。
【0074】
例えば、電話番号(住所などでも可)と氏名が特定できれば、ほとんどの場合、利用者をグローバルに、なおかつ一意に特定できる。
【0075】
また、第2の集約処理や第3の集約処理も、精度の良いリスクマネジメントを行うためには、実行することが望ましい。
【0076】
必要ならば、前記利用者用Webページ(例えば、PP11など)には、提案リスクマネジメントとともに、その提案リスクマネジメントを利用者が採用した場合のシミュレーション情報を表示するようにしてもよい。シミュレーション情報は、その提案リスクマネジメントを採用した場合、所定時間後(例えば、1ヶ月後、3ヶ月後、1年後、10年後など)に、その利用者の資産状況、生活状況、営業活動状況などがどのように変化するかをシミュレーションによって予測した情報である。
【0077】
そのためには、当該シミュレーションを実行する機能を、ECサイト18の内部または外部に設けることになる。
【0078】
決済処理部26は、前記専門アドバイザが所属するリスクマネジャーなどを含むリスクマネジャーと利用者のあいだ、利用者とECサイト18を運営する事業者M1のあいだ、および当該リスクマネジャーと当該事業者M1のあいだ等における決済の状況を監視し、適切な決済が行われたか否かを管理する部分である。
【0079】
保険商品の購入(契約)や解約などの場合、オンラインショップや、インターネットオークションなどのように、物品としての商品の引き渡しを伴わないため、決済方法に求められる条件はかなり緩やかで、様々な決済方法を使用可能である。
【0080】
例えば、ある提案リスクマネジメントにしたがって、利用者U11などが前記専門アドバイザU21などが所属するリスクマネジャーが取り扱う保険商品を購入する場合などには、提案端末13側に決済用のサーバ機能を用意しておけばECシステム10の内部だけで決済を完結することができる。
【0081】
ただしこの際、代理店の紹介などを行い、利用者用WebページPP11に当該代理店のWebページ(図示せず)へのリンク、または保険会社としてのリスクマネジャーのWebページ(図示せず)ヘのリンクを設けておくことも望ましい。
【0082】
その決済では、必要に応じて、ECシステム10外のクレジットカード会社などを介するクレジットカード決済なども利用可能である。
【0083】
このように個人用Webページや代理店などのWebページ上で、保険契約を完結する場合は、保険会社や代理店の側にも、販売活動を効率化できる利点があるため、範囲料率などを活用し通常の契約よりも保険料を割り引くようにしてもよい。
【0084】
利用者が利用者用Webページ上で保険を契約・解約した場合はもとより、当該利用者用Webページ上以外で保険を契約・解約した場合(当該利用者用Webページにリンクされた代理店などのWebページ上で保険を契約・解約した場合や、店舗に出向いて対面で保険を契約・解約した場合など)も、その内容が保険会社または代理店のコンピュータに入力・計上され、そのコンピュータから当該入力・計上の結果が電送された時点で、その結果を、利用者用WebページPP11や専門アドバイザ用WebページPP12、代理店のWebページなどに表示されている、利用者の保険加入状況に反映させることも望ましい。
【0085】
当該入力・計上の結果を電送するために必要ならば、ECサイト18と各保険会社または代理店のコンピュータとを専用線やIP網(通信事業者が構築した閉じたIPネットワーク(IP−VPN網なども含む))などで接続するようにしてもよい。
【0086】
インターネット17経由の通信では、通信品質が保証されておらず、十分な即時性を確保することが難しいことも多いが、専用線やIP網などでは、通信品質を保証することができるため、即時性を確保し、前記入力・計上の結果を個人用WebページPP1の内容に速やかに反映させることが可能になる。
【0087】
また、前記入力に応じた保険会社または代理店のコンピュータ上での計上と、当該入力に応じて、前記ECサイト18上で行う個人用WebページPP1の書き換えとを、一体不可分な1つのトランザクション(オンライントランザクション)内の操作として処理することにより、論理的に即時性を確保することも可能である。例えば、個人用WebページPP1の書き換えが完了したあとでなければ、保険会社または代理店のコンピュータ上での計上が行えないように当該トランザクションを構成することにより、個人用WebページPP1の内容と保険会社等のコンピュータの計上の内容の整合性を常に保証することができる。
【0088】
1つのトランザクションはトランザクション中の全ての操作を完全に行うか、1つの操作も行わないかのいずれかの終了形態しか許されないオール・オア・ナッシングの処理であり、何らかの障害で、もし個人用WebページPP1の内容を書き換えることができなければ、保険会社等のコンピュータへの計上も行うことができないからである。
【0089】
なお、前記決済のための通信を含め、ECシステム10内でインターネット17を経由して行われる通信は、基本的にすべて、暗号化によって秘匿性を確保する必要がある。インターネット17経由の通信でやり取りされる情報は、利用者の保険契約の内容など、そのほとんどが、個人情報に属するものだからである。さらに、必要に応じて、秘匿性を確保するだけでなく、なりすましや、改ざんの検出、防止にも配慮する必要がある。
【0090】
端末13〜16、8,9のWebブラウザとWebサーバ11(前記FTPサーバも含む)のあいだの通信の暗号化には、前記FTPによるファイル転送なども含め、SSLが使用でき、クレジットカード会社を介するクレジットカード決済の暗号化では、SETやSECEなどのプロトコルが利用できる。
【0091】
ECサイト18を運営する事業者M1は、当該ECサイト18を利用して利用者(例えば、U11)が保険商品を購入した保険会社などが、会員登録した専門アドバイザの所属するリスクマネジャー等であれば、そのリスクマネジャーから、所定の手数料などサービス提供の対価を電子商取引によって、自動的に受け取ることができるようにしてもよい。
【0092】
なお、必要に応じて、ECサイト18はこのような対価を要求しない無料サイトとすることも可能である。すべての会員ユーザに対して対価を要求しないようにしてもよいが、一部のユーザには対価を要求するようにしてもよい。例えば、利用者(U11など)に対しては対価を要求せず、リスクマネジャー(M4など)に対しては対価を要求したり、その反対に、利用者(U11など)に対しては対価を要求し、リスクマネジャー(M4など)に対しては対価を要求しないようにしてもよい。
【0093】
一方、前記データベース27には、上述したPP1,PP2,PA1,PA2などのWebページ群のほか、各ユーザを管理するための管理テーブルTAとTSと、前記事業者提供情報を格納するための事業者提供情報テーブルDT1と、当該事業者提供情報テーブルDT1内の事業者提供情報に対し、前記情報集約部25で集約処理を施した結果を格納する集約結果テーブルDT2が蓄積されいる。
【0094】
管理テーブルTAは、専門アドバイザを管理するためのテーブルで、管理テーブルTSは利用者を管理するためのテーブルである。同じ管理テーブルで専門アドバイザと利用者を管理してもかまわないが、専門アドバイザと利用者では管理のためのデータ項目が異なることから、ここでは、別な管理テーブルを設けることとした。
【0095】
利用者管理テーブルTSの構成例は図5に示すとおりである。
【0096】
図5において、当該利用者管理テーブルTSは、データ項目(列名)として、「ユーザID」、「パスワード」、「アクセス許容アドバイザ」、「料金支払状況」、「URL」を備えている。
【0097】
「ユーザID」は、ECシステム10内において各ユーザ(利用者および専門アドバイザ)を一意に識別するための識別子である。ユーザIDの具体的な値を構成する文字列の全部または一部は、ECサイト18側で自動的に生成してもかまわないが、ログイン時に各ユーザに入力させる必要があるため、ユーザIDの内容は該当する各ユーザに伝えておく必要がある。
【0098】
「パスワード」は、各ユーザがECサイト18にログインする際、前記ユーザIDとともに入力する必要のある文字列である。
【0099】
「アクセス許容アドバイザ」は、各利用者が、自身のための個人用Webページ(例えば、PP1)へアクセスすることを許容する専門アドバイザを指定する情報である。この指定を行うのは、利用者自身であり、指定の内容は利用者がいつでも自由に変更することができる。
【0100】
ここで指定するのは、各専門アドバイザが所属するリスクマネジャーの名称などではなく、専門アドバイザの個人名とするのが望ましい。同じリスクマネジャーに所属する専門アドバイザであっても、経験や熟練度に優れ、真に信頼するに値すると利用者(例えば、U11)が認めた者だけにしか当該利用者の個人用Webページ(ここでは、PP1)にアクセスさせないようにすることが望ましいからである。
【0101】
したがって、専門アドバイザ(例えば、U21)が各利用者の資産状況などに応じて提案する上述した提案リスクマネジメントも、リスクマネジャー名ではなく、専門アドバイザの個人名で提案されることが望ましい。
【0102】
なお、専門アドバイザの個人名(個人の姓名)だけでは一意性を確保できない可能性がある場合などには、個人名に換えて、あるいは個人名とともに、所属するリスクマネジャー名や、専門アドバイザのユーザID(テーブルTAで管理するユーザIDとは別に、利用者による指定用のユーザIDを用意してもよい)などを用いるようにしてもよい。
【0103】
ECサイト18に会員登録した専門アドバイザの数が、上述した数百人であるとすると、一人の利用者のアクセス許容アドバイザとして、多い場合には、数百人分の個人名が並ぶ可能性がある。
【0104】
「料金支払い状況」は、各利用者が、ECサイト18に対する料金の支払いを適切に行っているか否か等を示す情報である。必要に応じて、前記決済処理部26が管理する前記専門アドバイザが所属するリスクマネジャー、利用者、事業者M1の相互間で、決済が適切に行われているか否かの管理も、この料金支払い状況を用いて行うようにしてもよい。
【0105】
「URL」は、各利用者の前記個人用Webページ(例えば、PP1など)を指定するURLである。個人用Webページが複数ページにおよぶ場合、最初にアクセスさせたいページ(例えば、前記PP11)のURLであってよい。
【0106】
図5中、最上部のU11ID、PW11,U21,適、UR11の行L11は、前記利用者U11に対応する行で、上から2番目の行L12は、前記利用者U12に対応する行である。
【0107】
次に、前記専門アドバイザ管理テーブルTAの構成例は、図6に示す。
【0108】
図6において、当該専門アドバイザ管理テーブルTAは、データ項目(列名)として、「ユーザID」、「パスワード」、「対象利用者」、「対象URL」、「料金支払状況」を備えている。
【0109】
この「ユーザID」、「パスワード」、「料金支払い状況」は、図5に示した利用者管理テーブルTSと同様である。
【0110】
「対象利用者」は、前記利用者管理テーブルTSのデータ項目「アクセス許容アドバイザ」に対応するデータ項目で、各専門アドバイザが対象とすることのできる(すなわち、個人用Webページを閲覧して提案リスクマネジメントの提案を行うことのできる)利用者の集合を示す。
【0111】
ECサイト18に会員登録した利用者の数が、上述した数万人であるとすると、一人の専門アドバイザの対象利用者として、多い場合には、数万人分の個人名が並ぶ可能性がある。
【0112】
この利用者の個人名に関しても、前記「アクセス許容アドバイザ」の個人名と同様、一意性を確保するために、個人名に換えて、あるいは個人名とともに、利用者が所属する法人の名称や、利用者のユーザID(テーブルTSで管理するユーザIDとは別に、専用のユーザIDを用意してもよい)などを用いるようにしてもよい。
【0113】
「対象URL」は各専門アドバイザが対象とすることのできる(すなわち、閲覧することのできる)個人用Webページ(例えば、PP1)のURLを示すデータ項目である。各専門アドバイザに関する当該「対象URL」の具体的な値は、前記利用者管理テーブルTSの「アクセス許容アドバイザ」の具体値と、「URL」の具体値に基づいて決定されるから、利用者が「アクセス許容アドバイザ」の値を変更すると、その変更に連動して、当該「対象URL」の具体値も変更される。この点は、前記データ項目「対象利用者」についても同様である。
【0114】
もっとも、個人用Webページ(例えば、PP1)が複数ページから構成される場合、アクセスを許可した専門アドバイザであっても必ずしもすべてのページを閲覧できるようにする必要はないし、ページ単位で閲覧できるようにする必要もない。例えば、個人用Webページ(例えば、PP1)を構成する複数のWebページのうち、一部のWebページのURLだけを当該「対象URL」に記述してそのWebページにのみアクセスできるようにしてもよく、あるWebページ中の一部の情報だけをもとに新たなWebページを、前記ページ生成部23に生成させ、そのWebページを専門アドバイザに閲覧させるようにしてもよい。
【0115】
なお、前記「対象利用者」と同様、この「対象URL」に記述されるURLの数は、会員登録された利用者の数に応じて、多い場合には、例えば、上述した数万(あるいは、その数倍)におよぶ可能性がある。
【0116】
図6中、最上部のU21ID、PW21,U11,U12,URL11,URL12,適の行L21は、前記専門アドバイザU21に対応する行で、上から2番目の行L22は、前記専門アドバイザU22に対応する行である。
【0117】
以下、上記のような構成を有する本実施形態の動作について、図3,図4,図7を用いて説明する。
【0118】
図7は、前記情報集約部25の処理、あるいは情報集約部25の処理に関連して情報提供事業者(M2など)が行う処理を示すシステムフローで、S10〜S20の各ステップを有する。
【0119】
また、図3,図4は、当該情報集約部25の処理を説明するための図である。
【0120】
(A−2)実施形態の動作
上述した利用者U11とU12、および専門アドバイザU21とU22がそれぞれECサイト18に対する会員登録を済ませ、前記利用者管理テーブルTSが図5に示す状態で、専門アドバイザ管理テーブルTAが図6に示す状態であるとする。
【0121】
この場合、データ項目「アクセス許可アドバイザ」の値から、利用者U12は、専門アドバイザU21とU22に自身の個人用Webページに対するアクセスを認めており、利用者U11は専門アドバイザU22のアクセスは拒否し、専門アドバイザU21のアクセスだけを認めていることがわかる。
【0122】
したがって、利用者U22の個人用WebページPP2のうち、「対象URL」で指定されたWebページに対しては、専門アドバイザU21とU22の双方がアクセスでき、利用者U21の個人用WebページPP1のうち、「対象URL」で指定されたWebページに対しては、専門アドバイザU21だけしかアクセスすることはできない。
【0123】
これにより、利用者U11は、信頼が置けないと判断した専門アドバイザU22に、自身の保険契約の内容を知られたり、提案リスクマネジメントを提供されることがなくなる。適切な提案リスクマネジメントを提供する能力に疑問があると利用者(U11など)がみなした専門アドバイザは、このようにして各利用者から、個人用Webページへのアクセスを拒否される。
【0124】
一方、利用者(氏名は、日動太郎で、配偶者が日動花子)U11が保険会社等である前記情報提供事業者M2,M3とのあいだで保険契約を締結しているものとすると、情報提供事業者M2,M3側では、保険の種類(例えば、医療保険、自動車保険など)単位にまとめた保険契約データDT11〜DT14ごと、あるいは、保険契約データ中の各データ項目(例えば、氏名、保険の種類、保険の支払額(医療保険の場合なら、入院日額))ごとに、契約データIDを付与している(S10,S12)。
【0125】
図7では、保険契約データDT11〜DT14ごとのIDは図示していないので、当該契約データIDは、保険契約データ中の各データ項目を識別するためのIDである。
【0126】
さらに各情報提供事業者M2,M3では、リスクの種類ごとに、リスクIDも付与している(S11,S13)。リスクの種類は通常、保険の種類に対応する。例えば、医療保険や生命保険ならば、通常、利用者(例えば、U11)が入院した場合に保険金が支給され、入院というリスクに対して同質の作用を持つから、同じリスクID(図7では、R01)を付与することになる。
【0127】
図7から明らかなように、当該保険契約データDT11〜DT14のうち、DT11、DT12,DT14は、情報提供事業者M2から提供されるものであり、DT13は情報提供事業者M3から提供されるものである。また、DT11〜DT13は利用者U11本人に関する保険契約データであり、DT14は利用者U11の配偶者に関する保険契約データである。
【0128】
これら保険契約データDT11〜DT14を含む事業者提供情報を受け取った事業者M1のECサイト18では、当該保険契約データDT11〜DT14を前記事業者提供情報テーブルDT1に格納したあと、前記情報集約部25が動作する。
【0129】
事前に取り決め等を行っておかなければ、前記契約データIDやリスクIDは、各情報提供事業者(例えば、M2)の内部でのみ通用するローカルな識別情報になるのが普通であるが、ここでは、グローバルな(少なくとも、通信システム10の内部では一意性の保証された)識別情報としている。このようなグローバルな契約データIDを付与するためには、各情報提供事業者間(例えば、M2,M3のあいだ)で、取り決めを行い、システムも、契約データIDの表記規則などが同じになるように構成しておくことが必要である。
【0130】
事業者提供情報の提供を受けた時点で、このようなグローバルな識別情報が付与されていれば、前記情報集約部25が実行する集約処理は簡単なものとなる。
【0131】
当該情報集約部25が実行する集約処理の内容には様々なものがあり得るが、ここでは、最初に、仮のファミリIDと個人IDを付与している(S14,S15)。ファミリIDは、前記利用者の家族を識別する情報であり、個人IDは前記利用者を含む家族のメンバを個別に識別する情報である。図7から明らかなように、ここでは、一例として、ファミリIDには7桁の10進数を用い、当該ファミリIDの末尾に2桁の10進数を結合したものを個人IDとしている。
【0132】
次に、上述したグローバルな契約データIDを照合して名寄せを行う(S16)。
【0133】
ここでは、前記契約データのデータ項目のうち氏名、郵便番号、住所、生年月日の契約データIDを照合することによって名寄せを行っているが、必要ならば、IDを用いずに、直接、これらの契約データ本体を照合して名寄せを行うことも可能である。その場合には、表記のゆれなどを吸収するための対策を講じる必要があるものの、情報提供事業者M2,M3がグローバルな契約データIDを付与する必要はなくなるため、事前に情報提供事業者間で取り決めを行ったり、契約データIDの表記規則などが同じになるようにシステムを構成する必要もなくなる。また、場合によっては、契約データIDそのものを省略できる可能性もある。
【0134】
また、ここでは、氏名、郵便番号、住所、生年月日の契約データIDを照合しているが、その一部は省略したり、他の識別情報と置換することも可能である。例えば、郵便番号や生年月日は省略し、住所と氏名の契約データIDだけを用いても、ほとんどの場合、一意性は確保され、問題は生じないものと考えられる。
【0135】
ステップS16の名寄せが完了すると、前記ステップS14,S15では異なるファミリIDや個人IDであったものが1つに集約される(S17、S18)。これにより、家族単位、個人単位の集約が実現され、例えば、契約データDT11〜DT14が1つの家族(利用者U11の家族)に対応する事業者提供情報であり、なかでも、DT11,DT12,DT14は利用者U11本人の保険契約内容であり、D14は利用者U11の家族に属する利用者U11以外のメンバ(ここでは、配偶者)の保険契約内容であることが分かる。さらなる処理を行うことにより、例えば、契約データDT14が利用者U11の配偶者であることまで特定することも可能である。
【0136】
次に、前記リスクIDを照合し(S19)、同じリスクIDの作用(保障)を合成することにより、当該利用者(例えば、U11)の当該リスクに関するトータルな作用(保障)の大きさを算出することができる(S20)。このステップS20で、情報集約部25が行う集約処理は完了する。
【0137】
なお、上述したステップS10〜S18までの処理を、別なケースを例に取って説明したのが、図3(A)〜(C)である。
【0138】
図3は、情報提供事業者が4つの保険会社であるケースを示している。
【0139】
また、前記ステップS19〜S20の処理を、別なケースを例に取って説明したのが、図4(A)および(B)である。
【0140】
図7では入院保障に関してのみトータルな保障の大きさを算出したが、図4(A)、(B)では、個人賠償責任、傷害死亡、疾病死亡など、その他の保障に関しても、複数の保険会社によるトータルな保障の大きさを算出している。
【0141】
以上のような集約処理によって、事業者提供情報テーブルDT1に格納されている事業者提供情報の内容を整理、集約し、集約結果を集約結果テーブルDT2に格納しておけば、利用者U11の個人用WebページPP1のうち前記専門アドバイザ用WebページPP12には、利用者U11に関する保険契約の内容を、分かりやすく整理して表示できるから、専門アドバイザU21は、利用者U11を取り巻くリスクの全体像を短時間で効率的に把握することができる。
【0142】
これにより専門アドバイザU21は、専門アドバイザ用WebページPP12を介して良質な提案リスクマネジメントを提供することができるから、従来は実現困難であったトータル・リスク・コンサルティングを容易に実現することが可能になる。
【0143】
なお、専門アドバイザ用WebページPP12に専門アドバイザU21が記述した提案リスクマネジメントを、利用者用WebページPP1の記述内容に反映させること等は、前記ページ生成部23にCGIプログラムなどを実装すること等によって容易に実現可能である。
【0144】
また本実施形態では、利用者U11のほうでも、当該トータル・リスク・コンサルティングの実現のために多くの時間や労力を要することがない。
【0145】
利用者U11は、専門アドバイザU21が提案した提案リスクマネジメントやそのシミュレーション情報などを閲覧することで、必要性を感じれば、基本的にいつでも、新たな保険商品を購入などを行うことができる。この購入をECサイト18経由で行ってもよいことは当然である。
【0146】
ECサイト18経由の購入では、前記決済処理部26の機能や、SETやSECEなどのプロトコルによるクレジットカード決済などを利用できるため、利用者U11は、保険会社の店舗などへ出向くことなく、利用者端末15を操作するだけでよい。
【0147】
なお、新たな提案リスクマネージが提案されたことや、シミュレーション情報が生成され、データベース27に蓄積されたことを利用者U11に通知するため、ECサイト18から利用者端末15に宛てて電子メールを送信するようにしてもよい。
【0148】
この場合、ECサイト18内にメールサーバを設けたり、このような電子メールを自動的に生成する機能を設けることが望ましい。また、当該電子メールは、利用者端末15宛てではなく、利用者U11の携帯電話機(図示せず)などに宛てて行うようにしてもよい。携帯電話機の電子メールシステムでは、利用者U11がどこにいても、電子メールの着信を、着信音やバイブレーションによって即座に利用者U11に伝えることができるため、ECサイト18側では、利用者U11からの速やかな応答が期待できる。
【0149】
一方、前記専門アドバイザU21がU11などの利用者の個人用Webページにアクセスする場合、その前に、前記アドバイザ用トップページPA1を閲覧することになる。
【0150】
このアドバイザ用トップページは、1または複数のハイパーリンクや、当該アドバイザ用トップページに関連づけられたプログラムを伴う。ハイパーリンクは、図6に示す「対象URL」の値URL11,URL12で、それを利用者U11が利用者端末15のWebブラウザを介して操作(クリックなど)することにより、該当する利用者(例えば、URL11に対しては利用者U11)の個人用Webページ(例えば、PP1)にアクセスすることができる。
【0151】
これにより、専門アドバイザU21はクリックなどの簡単な操作を行うだけで個人用WebページPP1にアクセスできる。
【0152】
当該アドバイザ用トップページも、Webブラウザの制御下にある前記キャッシュ領域に保存されるので、Webブラウザの機能によって、その都度、このアドバイザ用トップページを読み出して画面表示すれば、アドバイザ用トップページ上のハイパーリンクが複数存在し複数の利用者の個人用Webページに専門アドバイザU21がアクセスする必要がある場合にも対応可能である。
【0153】
これにより、上述したアクセス拒否などのステータスコードをWebサーバ11の通信部20から送信される可能性もなくなり、操作性が極めて良好であるため、専門アドバイザU21は、提案リスクマネジメントの作成だけに専念することができる。
【0154】
さらに、良好な操作性を求める場合には、前記プログラムの機能や、Webブラウザに新たな機能を追加するためのプラグインソフトの機能、フレームの機能などを利用して、逐一、キャッシュ領域からアドバイザ用トップページを読み出して画面表示させるための操作を行わなくても、クリックなどの簡単な操作だけで、複数の個人用Webページに次々とアクセスできるようにすることも可能である。
【0155】
一例としては、メニューを置いたフレームを利用し、当該専門アドバイザ(例えば、U21)にアクセスを許可している複数の利用者(例えば、U11)の個人用Webページ(例えば、PP12)のURLをメニュー内のハイパーリンクとして埋め込む構成とするのも、効率的である。ただしこの場合、提案端末13,14などがフレーム対応のWebブラウザを搭載していることを要する。
【0156】
多数の利用者に対する提案リスクマネジメントの提供を効率的に行うためには、このようなアドバイザ用トップページの機能が重要である。
【0157】
アドバイザ用トップページによれば、対面でアドバイスを行う場合に比べて、はるかに効率的にアドバイスを行うことができるため、リスクマネジャーの側からみても、少数の高度専門アドバイザを効率的に活用できる利点がある。
【0158】
なお、アドバイスの効率性をいっそう高めるため、所定の条件に該当する複数の利用者に対し、一人の専門アドバイザから、一括して、同じ提案リスクマネジメントを提供することのできる仕組みを構築することも望ましい。
【0159】
例えば、多数の利用者に関する集約結果テーブル(例えば、前記DT2)に対する検索処理により、所定の条件に該当する保険契約内容の利用者集団を特定することができるため、その利用者集団を構成する各利用者にとって、より重要な提案リスクマネジメントを提供し、当該提案リスクマネジメントを介して、保険商品の購入を一括して勧めることができる。
【0160】
一例として、各利用者が締結している生命保険A1の契約内容と同じ内容の生命保険契約を結ぶことができ、なおかつ、掛け金がその契約内容に対応する生命保険A1の掛け金よりも有利な保険商品A2の購入を、前記検索処理によって得られた複数の利用者に勧めること等が可能になる。
【0161】
この方法であれば、専門アドバイザは効率的に提案リスクマネジメントを提案できるため、一人の専門アドバイザ(例えば、U21)が例えば数万人の利用者に対して提案リスクマネジメントを同時に提供することも容易である。
【0162】
また、商品を提供する保険会社としてのリスクマネジャーの側では、利用者の資産状況などに応じて選別を行い、選別した利用者にだけ、自社の高度専門アドバイザの提案リスクマネジメントを提供すること等が可能になる。
【0163】
画期的な保険商品を開発した場合などには、高度専門アドバイザにその保険商品の購入を含む提案リスクマネジメントを作成させること等により、その保険商品の売り込みを行うことができる。
【0164】
反対に、利用者の側からは、少数の高度専門アドバイザによる提案リスクマネジメントの提供を受けられる可能性がいっそう高くなるという利点がある。
【0165】
(A−3)実施形態の効果
本実施形態によれば、利用者にとっても、専門アドバイザにとっても効率的なECシステムを提供することができる。
【0166】
この効率性は、利用者にとって、少数の高度専門アドバイザによる適切なアドバイス(提案リスクマネジメントの提供)を得られる可能性アップにつながる。
【0167】
また、このような高度専門アドバイザの所属するリスクマネジャーなどにとっては、少ない高度専門アドバイザを効率的に活用することで、利用者から、大きな信頼を、長期間、得ることができる利点がある。
【0168】
さらに、従来は実現困難であったトータル・リスク・コンサルティングを実現することも容易となる。
【0169】
なお、本実施形態は、前記トータル・リスク商品の販売に際して利用しても有効である。
【0170】
(B)他の実施形態
なお、上記実施形態では、フォームなどを用いて前記利用者から収集した情報によらずに、前記事業者提供情報だけに基づいて前記専門アドバイザに提案リスクマネジメントを提供させ、その提案リスクマネジメントを記述した前記個人用Webページ(PP1など)を生成することがあってもよいが、その場合には、当該個人用WebページのURLを当該利用者に通知する必要がある。
【0171】
この通知には、プッシュ型の通信を用いることができる。プッシュ型の通信には、例えば、電子メールなどのネットワーク経由の通信のほか、郵便なども含まれるものであってよい。
【0172】
電子メールの場合、利用者がリンクに対応したメーラを使用していれば、電子メールの本文に記述された当該リンク(URL)を操作(クリック)するだけで自動的にWebブラウザが起動して当該URLで指定される個人用Webページへアクセスすることが可能となる。
【0173】
また、フォームなどのWebページを用いて前記利用者から収集した自己提供情報をもとに前記専門アドバイザが提案リスクマネジメントを提供し、その提案リスクマネジメントを記述した個人用Webページが生成された場合にも、当該個人用WebページのURLを利用者に閲覧させるとよい。
【0174】
ただしこの場合には、利用者は前記フォームへ入力するためにWebページを閲覧中であるため、前記電子メールなどのプッシュ型通信を利用しなくても、通常のWebブラウジングと同様なプル型の通信、すなわち、フォームの入力内容を利用者側からWebサーバ側へ送信するHTTPリクエストに応えるHTTPレスポンスの形で、当該URLを利用者に閲覧させることができる。
【0175】
このとき、予め専門アドバイザ側から、利用者の前記全体像に関する所定の条件とその条件に該当する利用者に対して提案する提案リスクマネジメントに関する情報を得ておき、WebサーバがHTTPリクエストを受け取った場合には、当該情報をもとに即座に個人用Webページを生成してそのURLを決定し、前記HTTPレスポンスを返すようにするとよい。このような処理は、Webサーバ側に搭載するCGIプログラムなどによって実現可能である。
【0176】
また、当該URLは、それ自体を利用者に目視させず、当該URLに対応したボタンなどの表示部品を目視させ、当該ボタンなどの操作に応じて、当該URLで指定される個人用Webページへ当該利用者がアクセスできるようにしてもよいことは当然である。
【0177】
なお、上記実施形態では、端末13〜15、8,9とECサイト18のあいだはすべて、インターネットで接続されていたが、必要に応じてその全部または一部が専用線で接続されるようにしてもよいことは当然である。
【0178】
例えば、提案端末(13など)とECサイト18のあいだは専用線で接続するようにしてもよい。
【0179】
さらに、ECサイト18と各端末(15など)とのあいだの通信の暗号化には、SSLのほかに、IPsec(VPN)なども利用可能である。
【0180】
上記実施形態では、端末13〜16はパーソナルコンピュータとしたが、このパーソナルコンピュータは、PDA端末、PHS端末、携帯電話機などのモバイル端末、あるいは、デジタルテレビ端末などにも置換可能である。また、これらの汎用的な端末ではなく、専用の端末を利用するようにしてもよい。
【0181】
上記実施形態では、ハイパーテキストシステムを利用したが、メーリングリストシステムなどを活用することも可能である。
【0182】
また、上記実施形態においても多くの変形例を記載したが、さらに、以下のような変形例(V1)〜(V7)を使用することも望ましい。
【0183】
(V1) 前記利用者用Webページ(例えば、PP1)へ利用者が自身で入力した自己提供情報(例えば、自動車運転者の年齢、自動車保有台数、住宅の再調達価格などの個人情報)が、適切な提案リスクマネジメントを作成するために十分でない場合には、当該入力のために利用者が閲覧している画面を通じて、即座に、不足している情報の入力を促すようにする入力促進システム。
【0184】
この場合、入力された自己提供情報が適切な提案リスクマネジメントを作成するために十分であるか否かは、Webサーバ11側のCGIプログラムなどを利用して判断することができる。
【0185】
また、不足している情報の入力をそのWebページの閲覧中に即座に促すには、当該Webページを介した対話的な処理を行うことになるが、ある程度の時間がかかってもかまわない場合などには、電子メールや、紙媒体を用いるダイレクトメール、保険証券などを利用して入力を促すこともできる。さらに、前記プッシュ型通信を利用して入力を促すことも可能であるが、プッシュ型通信の場合には、その詳細な仕様により、即座に促すタイプと、一定時間の後に促すタイプの2通りがあり得る。
【0186】
ECサイト18が前記事業者提供情報の入力を受けた場合もこれと同様である。不足している情報の入力を促すことは、自己提供情報の入力を受けた場合だけでなく、前記事業者提供情報の入力を受けた場合にも起こり得るからである。
【0187】
情報提供事業者(例えば、M2など)側のシステムの運用負担などを考慮すると、現実には、事業者提供情報は、前記FTPプロトコルなどを利用して、一括して大量に転送される形式になる可能性が高いと考えられるが、もしも事業者提供情報がWebページのフォームなどを利用して対話的に転送される場合には、ECサイト18側から情報提供事業者に対し、不足している情報の入力を即座に促すことも可能である。
【0188】
また、事業者提供情報を対話的に提供する場合でも、FTPプロトコルなどを利用して一方的に転送する場合でも、前記電子メールやプッシュ型通信によって、不足している情報の入力を促すことは可能である。
【0189】
なお、情報(自己提供情報または事業者提供情報)の提供元に対して不足している情報の入力を促すのが基本であるが、必要ならば、提供元とは異なる相手に不足している情報の入力を促すようにしてもかまわない。例えば、情報提供事業者M1が提供した事業者提供情報が、適切な提案リスクマネジメントを作成するために十分でない場合に、当該情報提供事業者M1ではなく、他の情報提供事業者(例えば、M2)にその情報の提供を促したり、利用者(例えば、U11)にその情報の提供を促すようにしてもよい。
【0190】
ECサイト18側にとって(または、リスクマネジャーにとって)、基本的に、その情報の提供元がどこであるかや、どのような収集方法を用いたかは重要ではなく、必要な情報が揃っていることが重要だからである。
【0191】
(V2) 利用者が現在保有している保険の満期の一定期間(例えば2ヶ月)前に、一定期間後に満期になる旨を、個人用Webページヘの表示または/および電子メールにて利用者に通知する満期予告システム。
【0192】
これによって、保険切れのリスクを軽減できる。
【0193】
ただし、個人用Webページを介した通信はプル型の通信であるため、利用者が当該一定期間のあいだに当該個人用Webページを閲覧しなければ満期を予告することができない。
【0194】
一例として、プッシュ型の通信を利用すれば、利用者に対して能動的に満期を予告することが可能である。様々な専用アプリケーションを利用してこのようなプッシュ型の通信を実現することができる。当該専用アプリケーションの機能により、利用者(例えば、U11)が通信端末(例えば、15)に対し何ら操作を行わなくても、例えば、Webブラウザ、壁紙、スクリーンセーバなどを媒介として、警告用のウインドウを開き、当該ウインドウ内に、満期を予告するメッセージを表示すること等が可能である。
【0195】
また、電子メール(プッシュ型通信手段の一種)などを利用して満期を予告することも簡便である。メーラは普及率の高いクライアントソフトであるため、電子メールによる満期予告は、実現性の点で有利である。
【0196】
(V3) 前記利用者用Webぺージ(例えば、PP1)を利用して、利用者(例えば、U11)が入力した自己提供情報や提案リスクマネジメントのほかに、付随的な各種の情報(付随情報)を利用者に伝える付随情報提供システム。
【0197】
この付随情報のなかには、利用者に有益と思われるあらゆる情報を含めることができる。
【0198】
当該付随情報として、前記リスク・マネジャーから利用者に対する連絡・メッセージなどを伝えることも望ましい。
【0199】
(V4) リスク・マネジャーが、利用者に対してリスク・マネジメントに関する提案を定期的または随時行うシステム。
【0200】
上記実施形態でも、提案リスクマネジメントを定期的に、または随時、提供することは基本的にリスク・マネジャー(または専門アドバイザ)側の自由であり、ECサイト18側では例えばユーザ認証部21などで、定期的にまたは随時、専門アドバイザが各個人用Webページ(例えば、PP1)へアクセスし、新たな提案リスクマネジメントを記述することを禁止しないようにするだけでよい。
【0201】
ただし、もっと積極的にECサイト18側が、前記提案リスクマネジメントの提供の定期性を確保するための機能を備えるようにしてもよい。
【0202】
例えば、提案リスクマネジメントを提供するべき時期が近づいたら、そのことをECサイト18側から専門アドバイザに通知することも望ましい。この通知には、電子メールなどの前記プッシュ型通信を利用することができる。
【0203】
定期性を保証して、例えば、一定の期間(許容期間)だけ新たな提案リスクマネジメントの提供を許し、他の期間(禁止期間)には許さないようにして、当該許容期間と禁止期間を厳密に周期的に繰り返すようにすれば、利用者の立場からみて、新たな提案リスクマネジメントが自身の個人用Webページに記述される可能性の高い時期を、ある程度、特定することができ、その時期に集中的に個人用Webページにアクセスすればよいから、新たな提案リスクマネジメントがいつ提案されるかわからない場合に比べ、より効率的な利用が可能となる。
【0204】
また、専門アドバイザ側からみても、前記許容期間に合わせて、提案リスクマネジメントの作成に必要な様々な業務のスケジュールを決めることができ、なおかつ、自身が作成した提案リスクマネジメントを利用者に閲覧してもらえる確率が高まるという利点がある。
【0205】
(V5) 利用者の保険事故の発生・保険金の支払状況に関して、その内容が保険会社または代理店のコンピュータに入力・計上され、そのコンピュータから当該入力・計上の結果が電送された時点で、前記利用者用Webページ(例えば、PP11)や専門アドバイザ用Webページ(例えば、PP12)、または代理店のWebページなどに表示されている利用者情報に反映させる事故関連反映システム。
【0206】
これにより、ある利用者に関する保険事故の発生などを、当該利用者に提案リスクマネジメントを提案しようとする全リスクマネジャーに周知させることができる。保険事故の発生や保険金の支払いは、利用者を取り巻く環境に劇的な変化を与え、前記全体像を大きく変貌させる可能性があるため、提案リスクマネジメントを提供する上でも重要な情報となる。
【0207】
(V6) 個人用Webぺージ上に表示されている、保険関連以外の利用者情報の変動に対するメンテナンスは、利用者が修正専用Webページ(入力画面に入力した利用者情報を修正するページ)にアクセスし、同ページ上で行う修正制御システム。
【0208】
上記実施形態でも、利用者用Webページ(例えば、PP11)の記述内容の変更を認めることによって、利用者自身による利用者情報の動的な変更(メンテナンス)は可能であるが、利用者用Webページ(例えば、PP11)は入力および/または閲覧専用のWebページとし、いったん入力した記述内容の利用者による変更は修正専用Webページを介してしか行えない構成とすれば、前記ユーザ認証部21などの機能を利用して、前記修正専用Webページへのアクセスを制御、管理することにより、ECサイト18側が、利用者用Webページの内容の管理や、利用者情報の管理を効率的に行うことができる。
【0209】
(V7) 前記個人用Webページ(例えば、PP1)に対して提案リスクマネジメントが記述され、その記述の内容を利用者(例えば、U11)が閲覧すると、所定のキャラクタ(人物、動物、架空の者など)が利用者に文字または/および音声で語りかけるキャラクタシステム。
【0210】
楽しい動物などのキャラクタを介した説明により、親しみのあるWebページを提供でき、分かりやすく提案リスクマネジメントの内容を伝えることが可能になる。例えば、「利用者が抱えるリスクの説明」や「リスク別のベストな対処方法の提案・アドバイス」などの具体的な内容を、当該キャラクタが音声や文字表現などによって説明する構成となる。
【0211】
当該キャラクタの姿を示す画像の定義や、当該キャラクタが発する音声の定義、キャラクタが発する文字によるメッセージの微妙な表現の定義および当該キャラクタが当該画像、音声、文字表現などを利用して実行する説明の内容は、ECサイト18側で管理しておく。そして、実際にキャラクタの画像を利用者端末(15など)の表示部に画面表示したり、スピーカから音声出力したりするのは、前記利用者用Webページにリンクされたプログラムなどの機能による。
【0212】
キャラクタの画像は二次元でも良いが、三次元の立体的なものが望ましい。
【0213】
また、キャラクタは単数でも良いし、複数でも良い、特に、1利用者あたりのキャラクタ数が複数である場合は、キャラクタ間の対話を通じて、利用者に対する説明や提案・アドバイスを効果的に行うことができる。
【0214】
さらに、選択候補となるキャラクタを複数用意し、個人用Webぺージ上で使用するキャラクタを利用者が選択できるようにしてもよい。その場合、1利用者が複数キャラクタを選択できるようにしてもよい。利用者がいったん行った選択の内容は、例えば、前記利用者管理テーブルTSにそのためのデータ項目(列名)を用意してユーザ管理の情報の1つとして記憶しておくことができるから、利用者が個人用Webページにアクセスするたびに、同じキャラクタに、利用者への対応を行わせることができる。
【0215】
なお、これらの変形例(V1)〜(V7)においても、上記実施形態と同様に、ある利用者(例えば、U11)のための個人用Webページ(例えば、PP1)は、当該利用者が閲覧するためのWebページと、その利用者に対して提案リスクマネジメントを提案しようとする専門アドバイザ(例えば、U21など)が閲覧するWebページとを同一としてもよく、別なものとしてもよい。また、一部のWebページだけが同一であってもよい。
【0216】
以上の説明では主としてハードウエア的に本発明を実現したが、本発明はソフトウエア的に実現することも可能である。
【0217】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、マネジメント対象ユーザにとってもマネジメント提案ユーザにとっても効率的な通信システムを提供することができる。
【0218】
これにより、例えば、従来は実現困難であったトータル・リスク・コンサルティングを容易に実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るECシステムの全体構成例を示す概略図である。
【図2】実施形態で使用するECサイトの内部構成例を示す概略図である。
【図3】実施形態の動作説明図である。
【図4】実施形態の動作説明図である。
【図5】実施形態で使用する利用者管理テーブルの構成例を示す概略図である。
【図6】実施形態で使用する専門アドバイザ管理テーブルの構成例を示す概略図である。
【図7】実施形態の動作説明図である。
【符号の説明】
10…ECシステム、11…Webサーバ、12…データベースサーバ、13、14…提案端末、15,16…利用者端末、17…ネットワーク、20…通信部、21…ユーザ認証部、22…情報収集部、23…ページ生成部、24…ページ読み出し部、25…情報集約部、26…決済処理部、27…データベース、PP1,PP2…個人用Webページ、PA1,PA2…アドバイザ用トップページ、TA…専門アドバイザ管理テーブル、TS…利用者管理テーブル。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a communication system, and is preferably applied to, for example, a case where risk management is performed using a Web page.
[0002]
[Prior art]
Normal individuals or corporations (hereinafter referred to as “users”) do not properly recognize and understand the various risks surrounding them (property, liability, injury / illness, death, survival, warranty, various costs, etc.) Often. As an example, the risk of survival deals with cases in which individual users live longer than usual, causing problems in their retirement life planning.However, few people are familiar with these risk management methods. It is a reality.
[0003]
For this reason, proposers (hereinafter referred to as “specialized advisors”) belonging to insurance companies, their agents, risk consulting companies, etc. (hereinafter referred to as “risk managers”) are encouraged to raise awareness of the existence of risks through sales activities. It also provides insurance sales and risk avoidance / mitigation advice to deal with risks.
[0004]
Ideally, these specialized advisors comprehensively and comprehensively explain the various risks surrounding users to each of the customers, who are the customers, and propose ways to deal with the risks that reflect those risks. Business style. This type of business is called total risk consulting.
[0005]
In order to realize total risk consulting, it is necessary to have an overall picture of the risks surrounding users, so for the users concerned, examine the details of insurance contracts with each insurance company in detail and comprehensively There is a need.
[0006]
Recently, insurance products (total risk products) that design products for users while consulting on all risks surrounding users have also emerged. Such a total risk product can be regarded as an example that embodies total risk consulting.
[0007]
[Patent Document 1]
JP 2001-243281 A
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, going to a store such as an insurance company, an agency, or a risk consulting company to receive the advice of the specialized advisor and face-to-face consultation with the specialized advisor (in a face-to-face manner) requires the user to: It takes time, effort, and is not efficient.
[0009]
Since the percentage of expert advisors who are highly experienced and skilled and can provide truly appropriate advice (advanced advisors) is by no means large, until the user encounters such an advisor Often consumes a lot of effort, time and resources.
[0010]
From the point of view of the risk manager as an organization, since only true advanced advisors can obtain great trust from many users over a long period of time, it is possible to efficiently utilize fewer advanced advisors. Although it is advantageous, there is a limit to efficiency improvement as long as face-to-face consultation is performed.
[0011]
On the other hand, whether or not a specialized advisor is competent, in order to realize the above-mentioned total risk consulting, the details of the insurance contract with each insurance company for the relevant user should be grasped in detail and comprehensively. Therefore, complicated work for both the user and the specialized advisor is performed for a long time. This task is too cumbersome and tends to be avoided by both professional advisors and users.Thus, while total risk consulting is ideal, in practice, such complications are much less common, such as fire and fire. In many cases, only conventional insurance products that deal with limited risks, such as automobiles, are sold, and total risk consulting has not been realized.
[0012]
Also, for the total risk product, such complexity is likely to hinder sales promotion.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such a problem, according to the present invention, in a communication system including a message exchange server for exchanging messages between a plurality of users, the message exchange server (1) is configured to: A unit for generating and managing unit browsing information including a description of the risk management plan and / or risk management basic information on which the risk management plan is based for a managed user who is provided with a related risk management plan. A browsing information management unit, and (2) a unit browsing that supports generation of the unit browsing information by collecting, identifying, and supplying risk management basic information on the management target user to the unit browsing information management unit. Information generation support means; and (3) said management among said users. Access right management means for managing an access right to the unit browsing information for a management proposed user who proposes the risk management plan to the target browsing user by describing the risk management plan in the unit browsing information; And an access control unit that dynamically changes the access authority of each management proposal user to the unit browsing information for the management target user in response to the instruction.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(A) Embodiment
Hereinafter, an embodiment will be described with an example in which the communication system according to the present invention is applied to an EC site.
[0015]
This EC site is mainly a BtoC EC site in relation to the user, and is mainly a BtoB EC site in relation to the insurance company (or specialized advisor).
[0016]
(A-1) Configuration of the embodiment
FIG. 1 shows an overall configuration example of an EC system 10 according to the present embodiment.
[0017]
1, the EC system 10 includes information providing terminals 8 and 9, proposal terminals 13 and 14, user terminals 15 and 16, a network 17, and an EC site 18.
[0018]
The network 17 may be a LAN (local area network) or the like, but is assumed to be the Internet here.
[0019]
The EC site 18 is a membership site that executes EC (electronic commerce), and includes a Web server 11 and a database server 12. Although omitted in FIG. 1, it is natural that various network devices such as a router and a firewall, and servers such as a DNS server are appropriately arranged in the EC site 18. Further, in the present embodiment, it is desirable to provide an FTP server in the EC site 18 in order to receive a large amount of information supplied from the information providing terminals 8 and 9. In that case, the information received by the FTP server may be stored in the database 12.
[0020]
The member users accessing the EC site 18 are roughly classified into three types. The first is the user, the second is a specialized advisor (including a highly specialized advisor) for giving risk management advice (that is, providing a proposed risk management) to the user, and the third is the above-mentioned user. This is an information providing user who provides the contents of the insurance contract etc. for the person.
[0021]
Here, the risk refers to uncertainty regarding the occurrence of damage. The risk management is a process required to minimize the economic loss that may occur to the user as a result of the occurrence of the damage. Specifically, the following procedures (1) to (4) ), Or by successively executing the procedures (1) to (4).
[0022]
(1) Identify and explain risks that may cause damage
(2) Measurement of expected damage amount when damage occurs
(3) Selection of appropriate countermeasures (including a combination of multiple countermeasures) for risks that cause damage
(4) Management of the above procedures (1) to (3) (including execution of the “appropriate risk coping method” of the above (3))
In addition, in the proposed risk management, in addition to encouraging the purchase of insurance products in case an event that could cause damage occurs, measures such as measures to prevent the occurrence of the event that could cause damage itself, etc. Suggestions may also be included.
[0023]
Users (for example, U11 and U12) access the EC site 18 using the user terminals 15 and 16, and specialized advisors (for example, U21 and U22) use the EC terminals 18 and 17 for proposal terminals 13. The information providing users (for example, U31 and U32) access the EC site 18 using the information providing terminals 8 and 9, respectively.
[0024]
The user terminals 15 and 16, the proposal terminals 13 and 14, and the information providing terminals 8 and 9 are basically ordinary personal computers having a network function, a display device, a keyboard, a mouse, a hard disk, a RAM, and the like. May be. However, in the configuration of the present embodiment, it is essential that the terminals 13 to 16 are equipped with a Web browser which is client software used for browsing Web pages and the like. It also has a mailer used for reading and writing.
[0025]
Further, a cache area under the control of the Web browser is provided in a partial area of the hard disk, and Web pages of the EC site 18 that the user U11 has browsed so far can be used as long as the capacity of the cache area allows. save.
[0026]
In the case of the information providing terminals 8 and 9, the information providing terminals 8 and 9 may be configured in the same manner as the user terminals 15 and 16 and the suggestion terminals 13 and 14, and may provide information according to an instruction from the information providing user U31 or the like. It is also desirable to provide a configuration in which information is provided automatically and periodically without the instruction of the user U31 or the like. In that case, the information providing users U31 and U32 are not necessarily required, and user interfaces such as a display device, a keyboard, and a mouse can be omitted.
[0027]
In the example of FIG. 1, both the user and the specialized advisor are illustrated by two, but it is obvious that the number is not limited to two. In particular, when the EC system 10 is actually operated, it can be expected that thousands to tens of thousands of users or more or more members can be registered and accessed. Although the number of specialized advisors to be registered is likely to be smaller than the number of users, it can be expected to be tens to hundreds or more.
[0028]
The same applies to the information providing user, but a plurality of specialized advisors can exist in one organization (such as the risk manager), whereas the number of information providing users who merely provide information is sufficient for one organization. Therefore, the number of information providing users is likely to be even smaller than the number of specialized advisors.
[0029]
In order to realize the total risk consulting described above, it is necessary for a specialized advisor (for example, U21) to grasp the entire picture of the risks surrounding the user (for example, U11). Since the expert advisor recognizes the whole picture through the web page provided by the web server 11, the database 12 connected to the web server 11 has enough information to grasp the whole picture. Must be accumulated. Therefore, the information providing terminal (for example, 8) installed in each insurance company (for example, M2) provides the EC site 18 with the contents of the user's insurance contract and the like as business provider information.
[0030]
In this case, an insurance company or the like that installs the information providing terminals 8 and 9 and provides information to the EC site 18 is called an information provider.
[0031]
If it is necessary to provide such information, the information provider or the like may obtain the consent of the user in advance.
[0032]
However, for example, when the business operator M1 that operates the EC site 18 and the insurance company are the same, it is considered that such consent is unnecessary.
[0033]
There is a so-called affiliate relationship between the operator M1 that operates the EC site 18 and the risk managers M4 and M5 to which the specialized advisor belongs, or between the operator M1 and the information providers M2 and M3. Although it does not matter, the operator M1 may be an independent operator that does not belong to any of the affiliates.
[0034]
The user may be a natural person or a corporation, but even in the case of a corporation, actually accessing the EC site 18 by operating the user terminal 15 or the like is based on the risk management of the corporation. It is natural that he is a natural person such as a person in charge. Therefore, in the following description, the person U11 or U12 actually operating the user terminal will be referred to as a user.
[0035]
In this regard, the same applies to the specialized advisors U21 and U22.
The risk manager (here, M4) to which the specialized advisor (for example, U21) belongs is in contact with the insurance company (that is, the information provider M2, M3) with which the user (for example, U11) actually makes an insurance contract. There may be a match, and such a match is desirable in the configuration of the present embodiment.
[0036]
That is, in FIG. 1, the information providers M2 and M4 and the risk managers M4 and M5 are shown as different entities, but they may be the same.
[0037]
In addition, it is natural that an insurance company other than the risk manager may be the information provider.
[0038]
The internal configuration of the EC site 18 described above is, for example, as shown in FIG.
[0039]
(A-1-1) Internal configuration example of EC site
2, the EC site 18 includes a communication unit 20, a user authentication unit 21, an information collection unit 22, a page generation unit 23, a page reading unit 24, an information aggregation unit 25, a payment processing unit 26, , A database 27.
[0040]
The components 20 to 26 other than the database (subordinate to the database server 12) 27 are included in the Web server 11.
[0041]
The communication unit 20 is a part that communicates with the Web browsers of the terminals 13 to 16 and executes processing corresponding to the HTTP protocol. The communication unit 20, together with the page generation unit 23 and the page readout unit 24, performs a consistent response and processing for a series of accesses from a member user (for example, U11). Perform session management. There are various methods for realizing session management. For example, a method using a cookie, a method using an SSL session ID, and the like can be used.
[0042]
The user authentication unit 21 is a part that allows the users U11 to U22 who have accessed the EC site 18 to input a user ID and a password set at the time of member registration and execute user authentication. If the result of the user authentication is not positive, the process cannot proceed to the subsequent processes. If the result of the user authentication is negative, the accessing person (non-member) may be allowed to view a message for prompting a member registration or the like according to the control from the user authentication unit 21.
[0043]
The page reading unit 24 reads various files (HTML files, image files, and the like) stored in the database 27 in order to allow a user who accesses with a predetermined URL to browse a Web page corresponding to the URL, This is a part to be transmitted via the communication unit 20. One Web page is usually composed of one or a plurality of various files (such as image files) in addition to a basic HTML file, so that a plurality of files are read in one access in many cases.
[0044]
If a non-member accesses, if the member registration is not performed, the page reading unit 24 reads only the login page (also an HTML file) of the top page and only the Web page displaying a message prompting the member registration. Other web pages cannot be browsed. Even if such a non-member accesses by specifying a URL (for example, URL 11 (see FIG. 5)) that actually exists in the EC site, in this case, the communication unit 20 rejects the predetermined access. Returns status code.
[0045]
If it is assumed that the user who has accessed is one of the registered users (for example, U11), what the user can view in the processing after login is basically prepared for himself / herself. The page reading unit 24 reads the personal Web page PP1 for the user U11 from the database 27, and sends the personal Web page PP1 for the user U11 to the user terminal 15 via the Internet 17 from the communication unit 20. Will be sent.
[0046]
Of course, it goes without saying that the personal Web page PP1 for the user U11 may cover a plurality of pages or may be composed of a plurality of files.
[0047]
However, since the personal Web page PP1 describes personal information such as the contents of the insurance contract of the user U11, other users (for example, U12) access the personal Web page for U11. I can't.
[0048]
Conversely, the user U11 cannot access the personal Web page PP2 for the user U12.
[0049]
In short, of the huge number of personal Web pages (PP1 and PP2 are part of them) stored in the database 27, each user can access (browse and write information) for himself / herself. There is only a personal Web page.
[0050]
If a real URL is specified to access another person's personal web page, even if the user is a registered user, access is rejected from the communication unit 20 in the same manner as in the case of a non-member. You will receive a status code.
[0051]
The personal Web page PP1 for a certain user (for example, U11) includes a Web page for the user U11 to browse, and a specialized advisor (for example, U21) that proposes a proposal risk management to the user. ) May be the same as the web page viewed by the user, but in the present embodiment, the two do not match. Further, when there are a plurality of personal Web pages browsed by the user U11 and a plurality of Web pages browsed by the specialized advisor, some of the Web pages may overlap, but in the present embodiment, there is no overlap, All Web pages are assumed to be distinct.
[0052]
One or more personal Web pages (Web pages for user) for the user U11 to browse are designated as PP11, and one or more personal Web pages for the user U11 for the professional advisor to browse. (Web page for specialized advisor) is PP12.
[0053]
Similarly, the user Web page for the user U12 is referred to as PP21, and the Web page for the specialized advisor regarding the user U12 to be browsed by the specialized advisor is designated as PP22.
[0054]
On the user Web pages PP11 and PP21, self-provided information (for example, personal information relating to insurance contracts and the like) input and provided by the user and contents of the proposed risk management proposed by the expert advisor are displayed. The Web page for professional advisors includes not only the self-provided information input by the user but also information not input by the user (information provided by the information providers M2 and M3, etc.). indicate. The information that has not been input by the user includes information that the user has refused to input in exchange with the Web server 11.
[0055]
It is highly likely that the EC site 18 will collect and display on the Web page the information that has been refused input without permission, but the information that has been refused input also requires high-quality proposal risk management. It can be important information to create. Even if the user uses the information that he refused to enter in the creation, he may accept the proposed risk management if he / she determines that the proposed risk management is truly beneficial. high.
[0056]
Note that a plurality of specialized advisors may propose the proposed risk management to the same user (for example, U11). The proposal of the proposal risk management may be made free of charge or may be made for a fee.
[0057]
In the database 27, an enormous number of personal Web pages are stored for an enormous number of users who have registered as members on the EC site 18, and the page reading unit 24 reads out the user U11 from among them. In order to specify the personal Web page, the user ID and the password input on the login screen can be used.
[0058]
On the other hand, if it is assumed that the user who has accessed is one of the registered specialized advisors (for example, U21), the first time the specialized advisor U21 browses in the processing after login is prepared for himself / herself. The advisor's top page PA1 and, if necessary, by utilizing the functions described later of the advisor's top page PA1 and belonging to the individual advisor's Web page (for example, the PP1). The user browses a page (for example, PP12).
[0059]
Therefore, in response to the access from the specialized advisor, the page reading unit 24 reads the advisor's top page PA1 after the login screen (of course, the authentication result is positive) and transmits it to the suggestion terminal 13. Become. Again, in order to identify the advisor top page PA1 for the specialized advisor U21 from among a large number of advisors registered as members (U21 and U22 are part thereof), the advisor input on the log-in screen. The user ID and password will be used.
[0060]
In the processing of the Web server 11, it is necessary to distinguish between a user and a specialized advisor, and the distinction is made at the time of member registration by allowing each user to select whether to register as a user or to register as a specialized advisor. This can be realized by storing the result of the selection in the specialized advisor management table TA of the database 27. As an example, it is also convenient to give different features to the user ID assigned to the user at the time of member registration and the user ID assigned to the specialized advisor.
[0061]
The page generation unit 23 has a function of generating a Web page such as the personal Web page (for example, PP1) or the top page for advisors (for example, PA1). The generated Web page is newly or Is stored in the database 27 in such a manner that the existing corresponding Web page is updated.
[0062]
A new Web page is stored in the database 27 when a new member registration is performed and a personal Web page or a top page for a specialized advisor is generated for the member, and the Web page is stored in an updated form. This is done when a part of the content of the personal Web page or the top page for the specialized advisor already stored in the database 27 is changed. Such a change occurs, for example, when the proposed risk management described on the personal Web page is changed.
[0063]
The generation of Web pages such as the Web pages PP11 and PP12 by the page generation unit 23 is performed based on the information collected by the information collection unit 22.
[0064]
The content of the proposed risk management created for each user by the specialized advisor is also generated as a predetermined Web page (suggested risk management page) by the page generation unit 23, and is used by the user (for example, U11) for personal use. It is one component of the Web page PP1.
[0065]
The information collecting unit 22 is a part that collects information input by a user or a specialized advisor using a so-called form function, and temporarily stores the information in the database 27. The temporarily stored information may be deleted after being used for generation of a Web page by the page generation unit 23. If necessary, the collected information may be directly passed to the page generation unit 23 without being stored in the database 27, and the page generation unit 23 may immediately generate a Web page based on the information.
[0066]
If necessary, the information providing user (U31 or the like) may provide the business providing information to the EC site 18 using a form.
[0067]
The form is an HTML file having various fields such as a text box, a text area, and a radio button. Information input to each field of the form being viewed by the user U11, the specialized advisor U21, the information providing user U31, and the like via the Web browsers of the terminals 15 and 13 (including the information provided by the business operator) is transmitted through the Internet 17. The information is transmitted to the Web server 11 via the Web server 11 and reaches the information collecting unit 22 in the Web server 18.
[0068]
When the size of the information to be input is large, the information may be transmitted from each terminal 15, 13, 8, or the like using the FTP protocol instead of the form. To this end, it is necessary to prepare the FTP server on the EC site 18 side. However, since many Web browsers widely used at present also have an FTP client function, users, specialized advisors, and information provision It is unlikely that a member user such as a user will need to add a special function to the terminals 8, 9, 13 to 16.
[0069]
In the case where the FTP protocol is used, it is desirable that the provider-provided information be accommodated in a CSV format file (CSV file) and transmitted.
[0070]
The information aggregating unit 25 performs an aggregation process on the provider information supplied from the information providing terminals 8 and 9, thereby facilitating the understanding of the overall risk image with respect to the user of interest (for example, U11). Partially enables efficient total risk consulting.
[0071]
In many cases, the providers M2, M3, etc., which are the providers of the provider-provided information, are different from the provider M1 or any one of the risk managers, and therefore are the same user (for example, U11). There is a difference such as giving a different user ID to the user, and as it is, out of the provider information provided to the EC site 18, which provider information is information indicating the insurance contract content of the user U11. There are inconveniences such as not being able to be identified. What solves this inconvenience is the aggregation processing performed by the information aggregation unit 25.
[0072]
Therefore, various processes may be included in the consolidation process. In the present embodiment, a process of identifying individual users and compiling the provider-provided information on the users (first consolidation process) and a first process are described. After executing the aggregation process of (1), a process of identifying corresponding information from among various information included in each provider-provided information and summarizing the operation (second aggregation process), and a close relative of a predetermined range related to the user (For example, a spouse), the first and second aggregation processes are executed, and the execution results are arranged as a part of the provider-provided information on the user (the third aggregation process). , An aggregation process is configured.
[0073]
The first aggregation process is an essential prerequisite when creating a proposed risk management for individual users.
When the first aggregation process is executed, generally, if only the notation rule of each user ID assigned to the user by the business operators M2 and M3 is known, the interpretation process is performed in accordance with the notation rule. Thus, the EC site 18 can also specify the user specified by the user ID. It is also desirable to use identification information other than the user ID as needed.
[0074]
For example, if a telephone number (an address or the like) and a name can be specified, in most cases, a user can be specified globally and uniquely.
[0075]
Further, it is desirable to execute the second aggregation processing and the third aggregation processing in order to perform accurate risk management.
[0076]
If necessary, the user Web page (for example, PP11) may display simulation information when the user adopts the proposed risk management along with the proposed risk management. When the proposed risk management is adopted, the simulation information is obtained after a predetermined time (for example, one month, three months, one year, ten years, or the like), the user's asset status, living status, and sales activity. This is information obtained by predicting how a situation or the like changes by simulation.
[0077]
For that purpose, the function of executing the simulation is provided inside or outside the EC site 18.
[0078]
The settlement processing unit 26 is provided between the risk manager including the risk manager to which the specialized advisor belongs and the user, between the user and the company M1 that operates the EC site 18, and between the risk manager and the company M1. It is a part that monitors the status of settlement during a period or the like and manages whether or not appropriate settlement has been performed.
[0079]
In the case of purchasing (contracting) or canceling insurance products, unlike online shops and internet auctions, which do not involve the delivery of goods as goods, the conditions required for settlement methods are fairly modest, and various settlement methods are used. Can be used.
[0080]
For example, in the case where the user U11 or the like purchases insurance products handled by the risk manager to which the specialized advisor U21 or the like belongs according to a certain proposed risk management, a server function for settlement is prepared on the proposed terminal 13 side. If it does, settlement can be completed only inside EC system 10.
[0081]
However, at this time, the agency is introduced, and a link to the agency's web page (not shown) or the risk manager's web page (not shown) as an insurance company is provided on the user web page PP11. It is also desirable to provide a link.
[0082]
In the settlement, a credit card settlement via a credit card company or the like outside the EC system 10 can be used as necessary.
[0083]
As described above, when an insurance contract is completed on a personal Web page or a Web page of an agency or the like, the insurance company or the agency also has the advantage of making sales activities more efficient. Utilization may be used to reduce insurance premiums compared to normal contracts.
[0084]
When a user contracts or cancels insurance on the user Web page, or contracts or cancels insurance other than on the user Web page (such as an agency linked to the user Web page). Contracted / cancelled insurance on the web page, or went to a store and contracted / cancelled insurance face-to-face, etc.), the contents were entered and recorded on the computer of the insurance company or agent, and the computer When the result of the input and accounting is transmitted, the result is added to the user's insurance enrollment status displayed on the user Web page PP11, the professional advisor Web page PP12, the agency Web page, and the like. It is also desirable to reflect it.
[0085]
If necessary to transmit the results of the input and accounting, if necessary, the EC site 18 and the computer of each insurance company or agent are connected to a dedicated line or an IP network (a closed IP network (IP-VPN network constructed by a communication carrier). May also be connected).
[0086]
In communication via the Internet 17, communication quality is not guaranteed, and it is often difficult to ensure sufficient immediacy. However, in a dedicated line or an IP network, communication quality can be ensured. And the results of the input and accounting can be promptly reflected in the contents of the personal Web page PP1.
[0087]
In addition, the accounting on the computer of the insurance company or the agency in response to the input and the rewriting of the personal Web page PP1 performed on the EC site 18 in response to the input are one transaction (integrally inseparable). By processing as an operation within an online transaction, it is also possible to logically ensure immediacy. For example, by configuring the transaction so that accounting on the computer of the insurance company or agent cannot be performed until after rewriting of the personal Web page PP1 is completed, the contents of the personal Web page PP1 and the insurance It is possible to always guarantee the consistency of the contents of the accounting of the computer of the company or the like.
[0088]
One transaction is an all-or-nothing process in which either all operations in the transaction are completely performed or one operation is not performed, and only a termination form is permitted. This is because if the contents of the page PP1 cannot be rewritten, accounting on a computer such as an insurance company cannot be performed.
[0089]
Basically, all communications performed via the Internet 17 in the EC system 10, including the communications for settlement, need to secure confidentiality by encryption. This is because most of the information exchanged by communication via the Internet 17 belongs to personal information, such as the contents of a user's insurance contract. Furthermore, if necessary, it is necessary to consider not only ensuring confidentiality but also detecting and preventing spoofing and tampering.
[0090]
SSL can be used for encrypting communication between the Web browsers of the terminals 13 to 16, 8, and 9 and the Web server 11 (including the FTP server), including the file transfer by the FTP, etc. In the encryption of credit card settlement via the Internet, protocols such as SET and SECE can be used.
[0091]
The company M1 that operates the EC site 18 may be a risk manager or the like to which an insurer or the like who has purchased an insurance product by a user (for example, U11) using the EC site 18 belongs to a specialized advisor registered as a member. For example, it may be possible to automatically receive a fee for providing a service such as a predetermined fee from the risk manager by electronic commerce.
[0092]
If necessary, the EC site 18 can be a free site that does not require such consideration. The fee may not be required for all the member users, but may be required for some of the users. For example, the user (U11 or the like) is not required to pay a fee, the risk manager (M4 or the like) is required to pay a fee, or vice versa. A request may be made, and the risk manager (M4 or the like) may not be charged.
[0093]
On the other hand, in the database 27, in addition to the Web pages such as PP1, PP2, PA1, and PA2 described above, a management table TA and TS for managing each user, and a business for storing the provider-provided information. A provider-provided information table DT1 and an aggregation result table DT2 that stores the result of performing the aggregation process on the provider-provided information in the provider-provided information table DT1 by the information aggregating unit 25 are stored.
[0094]
The management table TA is a table for managing specialized advisors, and the management table TS is a table for managing users. The specialized advisor and the user may be managed using the same management table. However, since the data items for management are different between the specialized advisor and the user, another management table is provided here.
[0095]
A configuration example of the user management table TS is as shown in FIG.
[0096]
In FIG. 5, the user management table TS includes “user ID”, “password”, “access permitted advisor”, “payment status”, and “URL” as data items (column names).
[0097]
The “user ID” is an identifier for uniquely identifying each user (user and specialized advisor) in the EC system 10. The whole or a part of the character string constituting the specific value of the user ID may be automatically generated on the EC site 18 side. However, since it is necessary to input each user at the time of login, the user ID The content must be communicated to each applicable user.
[0098]
“Password” is a character string that needs to be entered together with the user ID when each user logs in to the EC site 18.
[0099]
The “access permission advisor” is information that specifies a specialized advisor that allows each user to access his or her own personal Web page (for example, PP1). It is the user who makes this designation, and the content of the designation can be freely changed by the user at any time.
[0100]
Here, it is desirable to specify not the name of the risk manager to which each specialized advisor belongs but the personal name of the specialized advisor. Even if it is a specialized advisor belonging to the same risk manager, only a person (for example, U11) who has excellent experience and skill and deemed to be truly trustworthy can approve the user's personal Web page ( Here, it is desirable not to allow access to PP1).
[0101]
Therefore, it is desirable that the above-mentioned proposed risk management proposed by the professional advisor (for example, U21) according to the asset status of each user or the like is proposed not by the risk manager name but by the personal name of the professional advisor.
[0102]
If there is a possibility that uniqueness cannot be ensured only by the personal name of the expert advisor (the individual's first and last name), the name of the risk manager to which the expert advisor belongs or the user of the expert advisor instead of or together with the individual name An ID (a user ID for designation by the user may be prepared separately from the user ID managed in the table TA) may be used.
[0103]
Assuming that the number of specialized advisors registered on the EC site 18 is several hundreds as described above, if there are many advisors that allow access for one user, there is a possibility that several hundred individual names will be lined up. is there.
[0104]
The “payment status” is information indicating whether or not each user has appropriately paid a fee to the EC site 18. If necessary, the management of whether or not the settlement is properly performed between the risk manager, the user, and the business entity M1 to which the specialized advisor managed by the settlement processing unit 26 belongs also includes the payment of the fee. You may make it perform using a situation.
[0105]
“URL” is a URL that specifies the personal Web page (for example, PP1 or the like) of each user. In the case where the number of personal Web pages reaches a plurality of pages, the URL may be the URL of the page to be accessed first (for example, the PP11).
[0106]
In FIG. 5, a row L11 of U11ID, PW11, U21, appropriate, and UR11 at the top is a row corresponding to the user U11, and a second row L12 from the top is a row corresponding to the user U12. .
[0107]
Next, FIG. 6 shows a configuration example of the specialized advisor management table TA.
[0108]
In FIG. 6, the specialized advisor management table TA includes “user ID”, “password”, “target user”, “target URL”, and “fee payment status” as data items (column names).
[0109]
The “user ID”, “password”, and “payment status” are the same as those in the user management table TS shown in FIG.
[0110]
The “target user” is a data item corresponding to the data item “access permitted advisor” in the user management table TS, and can be targeted by each specialized advisor (that is, a proposal is made by browsing a personal Web page). Indicates a set of users (who can make risk management proposals).
[0111]
Assuming that the number of users registered as a member on the EC site 18 is tens of thousands as described above, if the number of users targeted by one specialized advisor is large, there is a possibility that tens of thousands of individual names will be lined up. is there.
[0112]
As for the personal name of the user, similarly to the personal name of the above-mentioned "access permission advisor", in order to ensure uniqueness, instead of or together with the personal name, the name of the corporation to which the user belongs, A user ID of the user (a dedicated user ID may be prepared separately from the user ID managed in the table TS) may be used.
[0113]
The “target URL” is a data item indicating the URL of a personal Web page (for example, PP1) that can be targeted (ie, browsed) by each specialized advisor. The specific value of the “target URL” for each specialized advisor is determined based on the specific value of “access permitted advisor” and the specific value of “URL” in the user management table TS. When the value of the “access permitted advisor” is changed, the specific value of the “target URL” is changed in conjunction with the change. This is the same for the data item “target user”.
[0114]
However, when the personal Web page (for example, PP1) is composed of a plurality of pages, it is not always necessary to allow all specialized pages to be browsed even by a specialized advisor to which access is permitted, and it is possible to browse per page. It is not necessary to For example, among a plurality of Web pages constituting a personal Web page (for example, PP1), only URLs of some Web pages are described in the “target URL” so that only the Web pages can be accessed. Alternatively, a new Web page may be generated by the page generation unit 23 based on only a part of the information in a certain Web page, and the Web page may be browsed by the specialized advisor.
[0115]
Note that, like the “target user”, if the number of URLs described in the “target URL” is large according to the number of registered users, for example, the above-mentioned tens of thousands (or , Several times that number).
[0116]
In FIG. 6, the uppermost U21 ID, PW21, U11, U12, URL11, URL12, and the appropriate row L21 correspond to the specialized advisor U21, and the second row L22 from the top corresponds to the specialized advisor U22. Line
[0117]
Hereinafter, the operation of the present embodiment having the above configuration will be described with reference to FIGS. 3, 4, and 7. FIG.
[0118]
FIG. 7 is a system flow showing the processing of the information aggregating section 25 or the processing performed by the information provider (M2 or the like) in connection with the processing of the information aggregating section 25, and has respective steps of S10 to S20.
[0119]
FIGS. 3 and 4 are diagrams for explaining the processing of the information aggregating unit 25.
[0120]
(A-2) Operation of the embodiment
The above-mentioned users U11 and U12 and the specialized advisors U21 and U22 have completed the membership registration with the EC site 18, respectively. The user management table TS is in the state shown in FIG. 5, and the specialized advisor management table TA is in the state shown in FIG. And
[0121]
In this case, based on the value of the data item “access permission advisor”, the user U12 allows the specialized advisors U21 and U22 to access their own personal Web page, and the user U11 denies the access of the specialized advisor U22. It can be seen that only the access of the specialized advisor U21 is permitted.
[0122]
Accordingly, of the personal Web page PP2 of the user U22, the Web page specified by the “target URL” can be accessed by both the professional advisors U21 and U22, and the personal Web page PP1 of the user U21 can be accessed. Of these, only the specialized advisor U21 can access the Web page specified by the "target URL".
[0123]
As a result, the user U11 does not need to know the contents of his or her insurance contract or be provided with the proposed risk management to the specialized advisor U22 who has determined that the user U11 cannot be trusted. Specialized advisors deemed by the user (such as U11) to be questionable in their ability to provide appropriate proposed risk management are thus denied access by each user to the personal web page.
[0124]
On the other hand, if the user (name is Taro Nichido and the spouse is Hanako Nichido) U11 has concluded an insurance contract with the information provider M2 or M3, which is an insurance company, etc. On the side of the business operators M2 and M3, each of the insurance contract data DT11 to DT14 summarized in units of insurance (for example, medical insurance, car insurance, etc.), or each data item (for example, name, insurance A contract data ID is assigned to each type and insurance payment (in the case of medical insurance, the hospitalization daily amount) (S10, S12).
[0125]
In FIG. 7, since the ID for each insurance contract data DT11 to DT14 is not shown, the contract data ID is an ID for identifying each data item in the insurance contract data.
[0126]
Furthermore, each information provider M2, M3 also assigns a risk ID for each type of risk (S11, S13). The type of risk usually corresponds to the type of insurance. For example, in the case of medical insurance or life insurance, an insurance money is usually paid when a user (for example, U11) is hospitalized, and has the same effect on the risk of hospitalization. , R01).
[0127]
As is clear from FIG. 7, of the insurance contract data DT11 to DT14, DT11, DT12, and DT14 are provided by the information provider M2, and DT13 is provided by the information provider M3. It is. DT11 to DT13 are insurance contract data relating to the user U11, and DT14 is insurance contract data relating to the spouse of the user U11.
[0128]
The EC site 18 of the company M1 that has received the business providing information including the insurance contract data DT11 to DT14 stores the insurance contract data DT11 to DT14 in the business providing information table DT1, and then stores the information aggregating unit 25. Works.
[0129]
Unless an agreement or the like is made in advance, the contract data ID and the risk ID are usually local identification information that can be used only inside each information provider (for example, M2). Is global (at least, uniqueness is guaranteed inside the communication system 10). In order to assign such a global contract data ID, an agreement is made between the information providers (for example, between M2 and M3), and the notation rules of the contract data ID are the same in the system. It is necessary to be configured as follows.
[0130]
If such global identification information is provided when the provider-provided information is provided, the aggregation processing performed by the information aggregation unit 25 is simplified.
[0131]
Although there may be various contents of the aggregation processing executed by the information aggregation unit 25, here, a temporary family ID and a personal ID are first given (S14, S15). The family ID is information for identifying the family of the user, and the personal ID is information for individually identifying members of the family including the user. As is clear from FIG. 7, here, as an example, a seven-digit decimal number is used for the family ID, and the personal ID is obtained by combining a two-digit decimal number at the end of the family ID.
[0132]
Next, the above-mentioned global contract data IDs are collated to perform name identification (S16).
[0133]
Here, the name identification, the postal code, the address, and the contract data ID of the date of birth among the data items of the contract data are collated, but if necessary, these are directly used without using the ID. It is also possible to perform name identification by collating the contract data body. In such a case, although it is necessary to take measures to absorb the fluctuation of the notation, the information providers M2 and M3 do not need to assign a global contract data ID, so that the And the system does not need to be configured so that the notation rules of the contract data ID are the same. In some cases, the contract data ID itself may be omitted.
[0134]
Although the name, zip code, address, and contract data ID of the date of birth are collated here, some of them can be omitted or replaced with other identification information. For example, even if the postal code and the date of birth are omitted and only the contract data ID of the address and the name are used, in most cases, uniqueness is ensured and no problem is considered.
[0135]
When the name identification in step S16 is completed, those having different family IDs or individual IDs in steps S14 and S15 are collected into one (S17, S18). As a result, the aggregation of family units and individual units is realized. For example, the contract data DT11 to DT14 are provider-provided information corresponding to one family (family of the user U11), and among them, DT11, DT12, DT14 Indicates that the insurance policy is for the user U11, and D14 is the insurance policy for a member other than the user U11 (here, a spouse) belonging to the family of the user U11. By performing further processing, for example, it is possible to specify that the contract data DT14 is a spouse of the user U11.
[0136]
Next, the risk ID is collated (S19), and the action (guarantee) of the same risk ID is synthesized to calculate the magnitude of the total action (guarantee) of the user (for example, U11) regarding the risk. Can be performed (S20). In step S20, the aggregation process performed by the information aggregation unit 25 is completed.
[0137]
FIGS. 3A to 3C illustrate the processing of steps S10 to S18 described above using another case as an example.
[0138]
FIG. 3 shows a case where the information provider is four insurance companies.
[0139]
FIGS. 4A and 4B illustrate the processing of steps S19 to S20 taking another case as an example.
[0140]
In FIG. 7, the size of the total security was calculated only for the hospitalization security. However, in FIGS. 4 (A) and 4 (B), multiple insurance companies also cover other security such as personal liability, death from injury and illness. To calculate the size of the total security.
[0141]
With the above-described aggregation processing, the contents of the provider information stored in the provider information table DT1 are arranged and aggregated, and the aggregation result is stored in the aggregation result table DT2. The contents of the insurance contract relating to the user U11 can be displayed in an easy-to-understand manner on the specialized advisor Web page PP12 of the specialized Web page PP1, so that the specialized advisor U21 provides an overview of the risks surrounding the user U11. It can be grasped efficiently in a short time.
[0142]
Thereby, the specialized advisor U21 can provide high-quality proposed risk management via the specialized advisor Web page PP12, and thus can easily realize the total risk consulting which has been difficult to realize conventionally. Become.
[0143]
In order to reflect the proposed risk management described by the specialized advisor U21 on the specialized advisor Web page PP12 in the description content of the user Web page PP1, it is necessary to implement a CGI program or the like in the page generator 23. This can be easily realized.
[0144]
Further, in the present embodiment, the user U11 does not require much time and labor to realize the total risk consulting.
[0145]
The user U11 can purchase a new insurance product basically at any time if he feels the necessity by browsing the proposed risk management proposed by the specialized advisor U21 and simulation information thereof. Naturally, this purchase may be made via the EC site 18.
[0146]
In the purchase via the EC site 18, since the function of the settlement processing unit 26 and the credit card settlement by a protocol such as SET or SECE can be used, the user U11 can use the user U11 without going to an insurance company store. All that is required is to operate the terminal 15.
[0147]
In order to notify the user U11 that a new proposal risk management has been proposed or that simulation information has been generated and stored in the database 27, an e-mail is sent from the EC site 18 to the user terminal 15. You may make it transmit.
[0148]
In this case, it is desirable to provide a mail server in the EC site 18 or a function of automatically generating such an e-mail. Further, the electronic mail may be addressed not to the user terminal 15 but to a mobile phone (not shown) of the user U11. In the e-mail system of the mobile phone, the arrival of the e-mail can be immediately transmitted to the user U11 by a ring tone or vibration, regardless of where the user U11 is. A quick response can be expected.
[0149]
On the other hand, when the specialized advisor U21 accesses a personal Web page of a user such as U11, the expert advisor U21 browses the advisor top page PA1 before that.
[0150]
The advisor top page is accompanied by one or more hyperlinks and a program associated with the advisor top page. The hyperlink is a value “URL 11” or “URL 12” of “target URL” shown in FIG. 6, and is operated by the user U11 via the Web browser of the user terminal 15 (click, etc.), and the corresponding user (eg, , URL 11 can access the personal Web page (for example, PP1) of the user U11).
[0151]
As a result, the specialized advisor U21 can access the personal Web page PP1 only by performing a simple operation such as clicking.
[0152]
The top page for the advisor is also stored in the cache area under the control of the web browser. Therefore, the top page for the advisor can be read out and displayed on the screen by the function of the web browser each time. It is also possible to cope with the case where there are a plurality of hyperlinks and the specialized advisor U21 needs to access the personal Web pages of a plurality of users.
[0153]
As a result, the possibility that the status code such as the access denial described above is transmitted from the communication unit 20 of the Web server 11 is eliminated, and the operability is extremely good. Therefore, the specialized advisor U21 concentrates only on creating the proposal risk management. can do.
[0154]
Further, when good operability is demanded, the advisors are read from the cache area one by one by utilizing the functions of the program, the functions of plug-in software for adding new functions to the Web browser, and the functions of frames. It is also possible to make it possible to successively access a plurality of personal Web pages only by a simple operation such as a click, without performing an operation for reading out the home top page and displaying it on the screen.
[0155]
As an example, the URL of a personal Web page (for example, PP12) of a plurality of users (for example, U11) who have permitted access to the specialized advisor (for example, U21) is used by using a frame in which a menu is placed. It is also efficient to embed it as a hyperlink in the menu. However, in this case, it is necessary that the proposed terminals 13 and 14 are equipped with a frame-compatible Web browser.
[0156]
In order to efficiently provide the proposed risk management to a large number of users, such a function of the top page for the advisor is important.
[0157]
According to the top page for advisors, advice can be provided much more efficiently than when face-to-face advice is given, so even from the perspective of a risk manager, a small number of highly specialized advisors can be used efficiently. There are advantages.
[0158]
In order to further improve the efficiency of advice, it is also possible to build a system that can provide the same proposed risk management to multiple users who meet the specified conditions from a single expert advisor in a lump. desirable.
[0159]
For example, by performing a search process on an aggregation result table (for example, the DT2) relating to a large number of users, it is possible to specify a group of users whose insurance contract content meets a predetermined condition. The user can be provided with more important proposed risk management and can collectively recommend purchase of insurance products through the proposed risk management.
[0160]
As an example, each user can conclude a life insurance contract having the same contents as the life insurance A1 contracted, and the premium is more advantageous than the life insurance A1 premium corresponding to the policy. It is possible to recommend the purchase of the product A2 to a plurality of users obtained by the search processing.
[0161]
According to this method, the expert advisor can efficiently propose the proposed risk management, so that one expert advisor (for example, U21) can simultaneously provide the proposed risk management to, for example, tens of thousands of users. It is.
[0162]
In addition, the risk manager, as an insurance company that provides products, conducts screening according to the user's asset status, etc., and provides only the selected users with proposal risk management of their own highly specialized advisors, etc. Becomes possible.
[0163]
When an innovative insurance product is developed, the highly specialized advisor can sell the insurance product by, for example, creating a proposal risk management including the purchase of the insurance product.
[0164]
Conversely, there is the advantage that the user is more likely to be offered the proposed risk management by a small number of highly specialized advisors.
[0165]
(A-3) Effects of the embodiment
According to the present embodiment, it is possible to provide an efficient EC system for both the user and the professional advisor.
[0166]
This efficiency increases the possibility that the user can obtain appropriate advice (provision of proposed risk management) from a small number of highly specialized advisors.
[0167]
In addition, for a risk manager or the like to which such a highly specialized advisor belongs, there is an advantage that a large amount of trust can be obtained from a user for a long period of time by efficiently utilizing a small number of highly specialized advisers.
[0168]
Further, it becomes easy to realize total risk consulting, which has been difficult to realize in the past.
[0169]
Note that the present embodiment is also effective when used for selling the total risk product.
[0170]
(B) Other embodiments
Note that, in the above embodiment, the professional advisor is provided with the proposed risk management based only on the information provided by the business operator, without using the information collected from the user using a form or the like, and the proposed risk management is described. The personal Web page (PP1 or the like) may be generated, but in this case, it is necessary to notify the URL of the personal Web page to the user.
[0171]
For this notification, push-type communication can be used. The push-type communication may include, for example, postal communication in addition to communication via a network such as e-mail.
[0172]
In the case of e-mail, if the user uses a mailer corresponding to the link, the web browser is automatically activated by simply operating (clicking) the link (URL) described in the body of the e-mail. It is possible to access the personal Web page specified by the URL.
[0173]
Also, when the expert advisor provides a proposal risk management based on self-provided information collected from the user using a web page such as a form, and a personal Web page describing the proposal risk management is generated. Also, the user may browse the URL of the personal Web page.
[0174]
However, in this case, since the user is browsing the Web page to fill in the form, the user can use the same pull-type communication as the normal Web browsing without using the push-type communication such as the e-mail. The URL can be viewed by the user in the form of a communication, that is, an HTTP response in response to an HTTP request for transmitting the input contents of the form from the user side to the Web server side.
[0175]
At this time, the Web server receives the HTTP request from the specialized advisor side in advance by obtaining predetermined conditions relating to the overall image of the user and information on proposed risk management to be proposed to the user corresponding to the predetermined conditions. In this case, a personal Web page may be immediately generated based on the information, the URL thereof may be determined, and the HTTP response may be returned. Such processing can be realized by a CGI program or the like installed on the Web server side.
[0176]
In addition, the URL does not allow the user to view the URL itself, but allows the user to view a display component such as a button corresponding to the URL, and according to the operation of the button or the like, to a personal Web page designated by the URL. Obviously, the user may be allowed to access.
[0177]
In the above embodiment, the terminals 13 to 15, 8, and 9 and the EC site 18 are all connected via the Internet. However, if necessary, all or a part of the terminals may be connected via a dedicated line. Of course, it may be.
[0178]
For example, a connection between the proposed terminal (13 or the like) and the EC site 18 may be established by a dedicated line.
[0179]
Further, in addition to SSL, IPsec (VPN) or the like can be used for encrypting communication between the EC site 18 and each terminal (such as 15).
[0180]
In the above embodiment, the terminals 13 to 16 are personal computers. However, the personal computers can be replaced with mobile terminals such as PDA terminals, PHS terminals, mobile phones, and digital television terminals. Further, instead of these general-purpose terminals, dedicated terminals may be used.
[0181]
Although the hypertext system is used in the above embodiment, a mailing list system or the like can be used.
[0182]
Although many modifications have been described in the above embodiment, it is also desirable to use the following modifications (V1) to (V7).
[0183]
(V1) Self-provided information (for example, personal information such as the age of a car driver, the number of cars owned, and the repurchase price of a house) input by the user to the user Web page (for example, PP1) is: An input facilitation system that prompts the user to promptly input missing information through the screen that the user is browsing for if the input is not sufficient to create appropriate proposal risk management.
[0184]
In this case, whether or not the input self-provided information is sufficient to create appropriate proposal risk management can be determined using a CGI program or the like on the Web server 11 side.
[0185]
In order to promptly input missing information while browsing the Web page, interactive processing via the Web page is performed, but it may take some time. For example, an e-mail, a direct mail using a paper medium, an insurance policy, or the like can be used to prompt input. Further, it is possible to prompt the input using the push-type communication. However, in the case of the push-type communication, there are two types, a type prompting the user immediately and a type prompting the user after a certain period of time, depending on the detailed specifications. possible.
[0186]
The same applies to the case where the EC site 18 receives the input of the provider information. This is because prompting for input of the missing information may occur not only when the input of the self-provided information is received but also when the input of the provider-provided information is received.
[0187]
Considering the operation burden of the system of the information provider (for example, M2, etc.), in reality, the information provided by the provider is transferred in a large amount in a lump using the FTP protocol or the like. However, if the provider-provided information is transferred interactively using a web page form or the like, the EC site 18 may provide the information provider with insufficient information. It is possible to promptly input the information that is present.
[0188]
In addition, whether the information provided by the provider is provided interactively or unilaterally transferred using the FTP protocol or the like, it is not possible to prompt the input of the missing information by the e-mail or the push-type communication. It is possible.
[0189]
Basically, it is necessary to prompt the input source of the information (self-provided information or the information provided by the business operator) to input the missing information. You may be prompted to enter information. For example, if the provider information provided by the information provider M1 is not sufficient to create an appropriate proposal risk management, the information provider M1 is not replaced by another information provider (eg, M2). ) May be prompted to provide the information, or a user (for example, U11) may be prompted to provide the information.
[0190]
For the EC site 18 (or for the risk manager), basically, it is not important where the information is provided from or what collection method is used, and it is important that the necessary information is available. Because it is important.
[0191]
(V2) Prior to the expiration (for example, 2 months) of the expiration of the insurance currently held by the user, a notice to the effect that the expiration will occur after a certain period is displayed on a personal Web page or / and by e-mail to the user. Expiration notice system to notify.
[0192]
This can reduce the risk of running out of insurance.
[0193]
However, since the communication via the personal Web page is a pull-type communication, the expiration date cannot be announced unless the user browses the personal Web page during the certain period.
[0194]
As an example, if push-type communication is used, it is possible to actively notify the user of the expiration date. Such push-type communication can be realized using various dedicated applications. Even if the user (for example, U11) does not perform any operation on the communication terminal (for example, 15) by the function of the dedicated application, for example, a warning window is opened via a Web browser, wallpaper, a screen saver, or the like. It is possible to open the window and display a message to announce the expiration date in the window.
[0195]
It is also convenient to use a mail (a type of push-type communication means) to notify the user of the expiration date. Since the mailer is a client software with a high penetration rate, expiration notice by e-mail is advantageous in terms of feasibility.
[0196]
(V3) In addition to the self-provided information and the proposed risk management input by the user (for example, U11) by using the user Web page (for example, PP1), various additional information (for accompanying information) ) To the user.
[0197]
This ancillary information can include any information that may be useful to the user.
[0198]
It is also desirable that the risk manager transmits a message or message to the user from the risk manager.
[0199]
(V4) A system in which the risk manager periodically or occasionally makes proposals on risk management to users.
[0200]
Also in the above embodiment, it is basically up to the risk manager (or expert advisor) to provide the proposed risk management regularly or as needed, and on the EC site 18 side, for example, by the user authentication unit 21 or the like, It is only necessary to ensure that, on a regular or occasional basis, the expert advisor does not access each personal web page (eg PP1) and describes a new proposed risk management.
[0201]
However, the EC site 18 may be more actively provided with a function for ensuring the regularity of the provision of the proposed risk management.
[0202]
For example, when it is almost time to provide the proposed risk management, it is also desirable that the EC site 18 notifies the specialized advisor of that fact. For this notification, the push-type communication such as an e-mail can be used.
[0203]
To ensure regularity, for example, allow the provision of a new proposed risk management for a certain period (permissible period) and not allow it for other periods (prohibited period), and strictly limit the permissible period and prohibited period. From the user's point of view, it is possible to identify, to some extent, the period when the new proposed risk management is likely to be described on his or her personal Web page. Since it is sufficient to access the personal Web page intensively, more efficient use is possible compared to a case where it is not known when a new proposed risk management is proposed.
[0204]
Also, from the point of view of the expert advisor, it is possible to determine the various business schedules required for creating the proposed risk management in accordance with the allowable period, and to view the proposed risk management created by the user to the user. There is an advantage that the probability of receiving is increased.
[0205]
(V5) When the details of the occurrence of the insurance accident and the payment of the insurance money by the user are entered and recorded in the computer of the insurance company or the agency, and when the result of the input and recording is transmitted from the computer, An accident-related reflection system for reflecting on user information displayed on the user Web page (for example, PP11), the professional advisory Web page (for example, PP12), or the agency Web page.
[0206]
As a result, the occurrence of an insurance accident with respect to a certain user can be notified to all risk managers who intend to propose the proposed risk management to the user. The occurrence of insurance accidents and the payment of insurance claims have a dramatic change in the environment surrounding users and can significantly change the overall picture, and are therefore important information in providing proposed risk management. .
[0207]
(V6) Maintenance for changes in non-insurance-related user information displayed on the personal Web page is performed by the user on a correction-only Web page (a page for correcting the user information input on the input screen). A modification control system that accesses and performs on the same page.
[0208]
Also in the above-described embodiment, the user can dynamically change (maintenance) the user information by allowing the user to change the description content of the user Web page (for example, PP11). If the page (for example, PP11) is a Web page dedicated to input and / or browsing, and the user can change the description once input only through the Web page dedicated to correction, the user authentication unit 21 and the like can be used. The EC site 18 can efficiently manage the contents of the user Web page and manage the user information by controlling and managing the access to the correction-specific Web page using the functions described above. Can be.
[0209]
(V7) Proposed risk management is described for the personal Web page (for example, PP1), and when a user (for example, U11) views the contents of the description, a predetermined character (person, animal, fictitious person) is viewed. Etc.) speaks to the user in characters and / or voice.
[0210]
By providing explanations through characters such as fun animals, a friendly Web page can be provided, and the contents of the proposed risk management can be conveyed in an easy-to-understand manner. For example, a specific content such as "explanation of risk held by the user" or "proposal / proposal of the best coping method for each risk" is described by the character by voice or character expression.
[0211]
Definition of an image showing the appearance of the character, definition of a sound emitted by the character, definition of a delicate expression of a message by a character emitted by the character, and description that the character executes using the image, sound, character expression, etc. Are managed on the EC site 18 side. Actually, the image of the character is displayed on the display unit of the user terminal (15 or the like) on the screen, or the sound is output from the speaker by a function such as a program linked to the user Web page.
[0212]
The image of the character may be two-dimensional, but is preferably a three-dimensional image.
[0213]
In addition, when the number of characters may be singular or plural, particularly when the number of characters per user is plural, it is possible to effectively provide explanations, suggestions and advices to the users through dialogue between the characters. it can.
[0214]
Furthermore, a plurality of selection candidate characters may be prepared so that the user can select a character to be used on the personal Web page. In that case, one user may be allowed to select a plurality of characters. The content of the selection once made by the user can be stored in the user management table TS as one piece of user management information by preparing a data item (column name) for that purpose, for example. Each time the user accesses the personal Web page, the same character can be made to respond to the user.
[0215]
In addition, in these modified examples (V1) to (V7), similarly to the above embodiment, a personal Web page (for example, PP1) for a certain user (for example, U11) is viewed by the user. The web page to be used may be the same as the web page browsed by a specialized advisor (for example, U21, etc.) who proposes the proposed risk management to the user, or may be different. Further, only some of the Web pages may be the same.
[0216]
In the above description, the present invention is mainly realized by hardware, but the present invention can also be realized by software.
[0219]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide an efficient communication system for both a management target user and a management proposal user.
[0218]
This makes it possible to easily realize, for example, total risk consulting, which was conventionally difficult to realize.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating an example of the overall configuration of an EC system according to an embodiment.
FIG. 2 is a schematic diagram showing an example of an internal configuration of an EC site used in the embodiment.
FIG. 3 is an operation explanatory diagram of the embodiment.
FIG. 4 is an operation explanatory diagram of the embodiment.
FIG. 5 is a schematic diagram illustrating a configuration example of a user management table used in the embodiment.
FIG. 6 is a schematic diagram showing a configuration example of a specialized advisor management table used in the embodiment.
FIG. 7 is an operation explanatory diagram of the embodiment.
[Explanation of symbols]
10 EC system, 11 Web server, 12 Database server, 13, 14 Proposal terminal, 15, 16 User terminal, 17 Network, 20 Communication unit, 21 User authentication unit, 22 Information collection unit , 23 ... Page generation unit, 24 ... Page reading unit, 25 ... Information aggregation unit, 26 ... Payment processing unit, 27 ... Database, PP1, PP2 ... Personal Web page, PA1, PA2 ... Advisor top page, TA ... Specialty Advisor management table, TS: user management table.

Claims (27)

複数のユーザのあいだのメッセージ交換を行うためのメッセージ交換サーバを備えた通信システムにおいて、
当該メッセージ交換サーバは、
前記ユーザのうち損害発生に関連するリスクマネジメント案の提供を受けるマネジメント対象ユーザのため、前記リスクマネジメント案、および/またはそのリスクマネジメント案の基礎となったリスクマネジメント基礎情報の記述を含む単位閲覧情報を生成し、管理する単位閲覧情報管理手段と、
当該マネジメント対象ユーザに関するリスクマネジメント基礎情報を、収集し、識別して、前記単位閲覧情報管理手段に供給することで、前記単位閲覧情報の生成を支援する単位閲覧情報生成支援手段と、
前記ユーザのうち、前記マネジメント対象ユーザに対し前記リスクマネジメント案を前記単位閲覧情報に記述することによって提案するマネジメント提案ユーザにつき、前記単位閲覧情報に対するアクセス権限を管理するアクセス権限管理手段と、
前記マネジメント対象ユーザからの指示に応じて、当該マネジメント対象ユーザのための単位閲覧情報に対する各マネジメント提案ユーザのアクセス権限を動的に変更するアクセス制御手段とを備えたことを特徴とする通信システム。
In a communication system including a message exchange server for exchanging messages between a plurality of users,
The message exchange server,
Unit browsing information including a description of the risk management plan and / or risk management basic information on which the risk management plan is based, for the user to be managed who receives the risk management plan related to the occurrence of damages among the users. Unit browsing information management means for generating and managing
Risk management basic information related to the management target user, collecting and identifying, by supplying to the unit browsing information management means, unit browsing information generation support means to support the generation of the unit browsing information,
Among the users, for a management proposal user who proposes the risk management plan by describing the risk management plan in the unit browsing information for the management target user, an access right managing unit that manages an access right to the unit browsing information,
A communication system comprising: an access control unit that dynamically changes an access right of each management proposal user to unit browsing information for the management target user in response to an instruction from the management target user.
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報管理手段は、
前記マネジメント対象ユーザが、情報提供用の単位閲覧情報を介して、前記リスクマネジメント基礎情報を提供した場合、少なくとも前記リスクマネジメント案の記述を含む単位閲覧情報を自動的に生成し、自動的に生成したこの単位閲覧情報にアクセスするためのアクセス識別子を、前記情報提供用の単位閲覧情報を介して当該マネジメント対象ユーザに伝えることを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browsing information management means,
When the management target user provides the risk management basic information via the unit browsing information for information provision, unit browsing information including at least the description of the risk management plan is automatically generated and automatically generated. A communication system for transmitting an access identifier for accessing the unit browsing information to the management target user via the information providing unit browsing information.
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報管理手段は、
前記マネジメント対象ユーザからの直接的な提供によらずに、前記リスクマネジメント基礎情報を収集しておき、当該リスクマネジメント基礎情報を閲覧した前記マネジメント提案ユーザから前記リスクマネジメント案の提供を受けた場合、当該リスクマネジメント案を記述した単位閲覧情報を自動的に生成すると共に、自動的に生成したこの単位閲覧情報にアクセスするためのアクセス識別子を、プッシュ型の通信手段を用いて、当該マネジメント対象ユーザまたはマネジメント提案ユーザに伝えることを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browsing information management means,
Without directly providing from the management target user, if the risk management basic information is collected and the risk management proposal is received from the management proposal user who browsed the risk management basic information, The unit browsing information describing the risk management plan is automatically generated, and an access identifier for accessing the automatically generated unit browsing information is specified using the push-type communication means, by the management target user or A communication system, wherein the communication is transmitted to a management proposal user.
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報生成支援手段は、
前記リスクマネジメント基礎情報の構成要素である各要素情報を収集する際、各要素情報に1または複数の事業者が付与した異なる要素識別子を所定の手順で解釈処理し、同一のマネジメント対象ユーザに関する要素情報を識別して、集約することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browse information generation support means,
When collecting each element information which is a constituent element of the risk management basic information, different element identifiers assigned by one or more operators are interpreted and processed in a predetermined procedure to each element information, and elements relating to the same management target user are collected. A communication system for identifying and aggregating information.
請求項4の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報生成支援手段は、
前記リスクマネジメント基礎情報として、前記マネジメント対象ユーザの所定範囲の近親者に関するリスクマネジメント基礎情報も含め、個々の近親者に関するリスクマネジメント情報も識別して集約することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 4,
The unit browse information generation support means,
A communication system, wherein the risk management basic information includes risk management basic information regarding a close relative in a predetermined range of the management target user, and also identifies and aggregates risk management information regarding individual close relatives.
請求項4の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報生成支援手段は、
前記要素識別子の解釈処理の過程で、前記要素情報の種類も識別することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 4,
The unit browse information generation support means,
A communication system, wherein the type of the element information is also identified in the process of interpreting the element identifier.
請求項4の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報生成支援手段は、
前記リスクマネジメント基礎情報を提供してくれる収集先とのあいだで、付与すべき要素識別子の表現規則を予め決定しておくことにより、前記解釈処理を簡略化することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 4,
The unit browse information generation support means,
A communication system, wherein the interpretation process is simplified by previously determining the expression rule of an element identifier to be assigned to a collection destination that provides the risk management basic information.
請求項4の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報生成支援手段は、
前記要素情報を、前記損害発生の要因別に分析し、その分析結果を、前記リスクマネジメント基礎情報として前記単位閲覧情報管理手段に供給し、
当該単位閲覧情報管理手段は、この分析結果に応じて単位閲覧情報の生成を行い、
前記マネジメント提案ユーザは、当該単位閲覧情報を閲覧して、前記リスクマネジメント案を決定し記述することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 4,
The unit browse information generation support means,
The element information is analyzed for each of the causes of the damage, and the analysis result is supplied to the unit browsing information management means as the risk management basic information,
The unit browsing information management means generates unit browsing information according to the analysis result,
The communication system, wherein the management proposal user browses the unit browsing information to determine and describe the risk management plan.
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報管理手段は、単一のマネジメント対象ユーザにつき複数の単位閲覧情報を用意し、その一部はマネジメント対象ユーザに閲覧させるための対象ユーザ用単位閲覧情報、残りは、前記マネジメント提案ユーザに閲覧させるための提案ユーザ用単位閲覧情報としておき、当該提案ユーザ用単位閲覧情報には、前記単位閲覧情報生成支援手段が収集し、識別した当該マネジメント対象ユーザに関するリスクマネジメント基礎情報を含むことを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browsing information management means prepares a plurality of unit browsing information for a single management target user, a part of which is the target user unit browsing information for allowing the management target user to browse, and the rest is the management proposal user. The unit browsing information for the proposed user is set as the unit browsing information for the proposed user, and the unit browsing information for the proposed user includes the risk management basic information about the management target user collected and identified by the unit browsing information generation support means. Communication system characterized by the following.
請求項9の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報管理手段は、
前記リスクマネジメント基礎情報を構成する要素情報のうち、前記メッセージ交換サーバに対してマネジメント対象ユーザが提供を拒否した要素情報については、前記対象ユーザ用単位閲覧には記述せず、前記提案ユーザ用単位閲覧情報に記述することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 9,
The unit browsing information management means,
Of the element information constituting the risk management basic information, the element information for which the management target user has refused to provide the message exchange server is not described in the target user unit browsing, but the proposed user unit. A communication system which is described in browsing information.
請求項10の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報管理手段は、
前記提案ユーザ用単位閲覧情報の記述に基づいてマネジメント提案ユーザが提案したリスクマネジメント案を、前記対象ユーザ用単位閲覧情報に記述することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 10,
The unit browsing information management means,
A communication system, wherein a risk management plan proposed by a management proposal user based on the description of the proposed user unit browsing information is described in the target user unit browsing information.
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報生成支援手段は、
前記リスクマネジメント基礎情報のうち所定の事業者が提供し、予め個人単位に整理された個人単位リスクマネジメント基礎情報につき、仮に、第1の識別情報を付与し、
次に、当該個人単位リスクマネジメント基礎情報の内容をもとに名寄せ処理を行い、
この名寄せ処理の結果に応じて、前記第1の識別情報を第2の識別情報に修正し、
当該第2の識別情報を利用して前記個人単位リスクマネジメント基礎情報を集約することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browse information generation support means,
Of the risk management basic information, provided by a predetermined business operator, for the individual unit risk management basic information pre-arranged on an individual basis, temporarily provision the first identification information,
Next, perform name identification processing based on the content of the individual risk management basic information,
The first identification information is corrected to the second identification information according to a result of the name identification processing,
A communication system wherein the individual unit risk management basic information is aggregated using the second identification information.
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報生成支援手段は、
前記リスクマネジメント基礎情報を提供してくれる収集先または前記マネジメント対象ユーザ自身が提供したリスクマネジメント基礎情報が、前記リスクマネジメント案を作成するために十分であるか否かを判定し、十分でないとの判定結果を得た場合には、前記マネジメント対象ユーザに対して、さらなるリスクマネジメント基礎情報の提供を促すことを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browse information generation support means,
It is determined whether the collection destination that provides the risk management basic information or the risk management basic information provided by the managed user himself is sufficient to create the risk management plan, and that the risk management basic information is not sufficient. A communication system characterized by prompting the management target user to further provide basic risk management information when a determination result is obtained.
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報生成支援手段は、
前記リスクマネジメント基礎情報のうち保険契約上の有効期限の存在するものについては、満期のスケジュールを管理し、満期の所定期間前には、満期の予告を伝える満期予告メッセージを発信して保険切れのリスクを低減することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browse information generation support means,
Of the risk management basic information, for those for which an expiration date exists in the insurance contract, the maturity schedule is managed, and before a predetermined period of the maturity, an expiration notice message is transmitted to notify the maturity notice, and the expiration notice message is transmitted. A communication system characterized by reducing a risk.
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報管理手段は、
前記リスクマネジメント案またはリスクマネジメント基礎情報以外に、所定の付随情報を前記単位閲覧情報に記述して、前記マネジメント対象ユーザに閲覧させることを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browsing information management means,
A communication system characterized in that predetermined additional information other than the risk management plan or the risk management basic information is described in the unit browsing information, and the management target user browses the unit.
請求項15の通信システムにおいて、
前記付随情報には、
前記マネジメント提案ユーザからマネジメント対象ユーザに宛てた連絡用のメッセージまたは、マネジメント対象ユーザにとって有益なメッセージを含むことを特徴とする通信システム。
The communication system of claim 15,
The accompanying information includes
A communication system including a message for contact from the management proposal user to the management target user or a message useful for the management target user.
請求項1の通信システムにおいて、
前記アクセス制御手段は、
前記マネジメント対象ユーザがアクセス禁止を指示しない限り、当該マネジメント対象ユーザのための単位閲覧情報に対するマネジメント提案ユーザの複数回のアクセスを許容することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The access control means,
A communication system wherein a management proposal user is allowed to access a plurality of times for unit browsing information for the management target user unless the management target user instructs access prohibition.
請求項17の通信システムにおいて、
前記アクセス制御手段は、
前記マネジメント対象ユーザがアクセス禁止を指示しない限り、所定の周期にしたがい、当該マネジメント対象ユーザのための単位閲覧情報に対するマネジメント提案ユーザのアクセスを許可する許可期間と許可しない不許可期間とを、周期的に繰り返すことを特徴とする通信システム。
The communication system of claim 17,
The access control means,
Unless the management target user instructs to prohibit access, according to a predetermined cycle, a permission period for permitting access of the management proposal user to the unit browsing information for the management target user and a non-permission period for not permitting are periodically set. A communication system characterized by repeating the above.
請求項1の通信システムにおいて、
前記メッセージ交換サーバは、
複数のマネジメント対象ユーザに関する属性情報を格納した対象ユーザ管理手段を備え、
前記マネジメント提案ユーザが、当該対象ユーザ管理手段を検索した結果に基づき、複数のマネジメント対象ユーザのための単位閲覧情報に対し、一括して、同じ内容のリスクマネジメント案を提供することを許容することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The message exchange server,
A target user management unit storing attribute information on a plurality of management target users,
Permitting the management proposal user to provide the same content of a risk management plan collectively for unit browsing information for a plurality of management target users based on a result of searching for the target user management means. A communication system comprising:
請求項1の通信システムにおいて、
前記メッセージ交換サーバは、
前記マネジメント対象ユーザが、自身の単位閲覧情報に記述されたリスクマネジメント案に応じて当該単位閲覧情報上で保険の契約または解約を開始または完結するための契約関連処理手段を備えたことを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The message exchange server,
The management target user further includes a contract-related processing unit for starting or completing an insurance contract or cancellation on the unit browsing information according to the risk management plan described in the unit browsing information of the user. Communication system.
請求項20の通信システムにおいて、
当該単位閲覧情報上でマネジメント対象ユーザが保険の契約または解約を開始または完了する場合はもとより、前記メッセージ交換サーバの外部に存在する外部サーバ上で保険の契約または解約を完了する場合も、その契約または解約の完了を、当該単位閲覧情報上のリスクマネジメント基礎情報に反映させることを特徴とする通信システム。
The communication system of claim 20,
Not only when the management target user starts or completes the insurance contract or cancellation on the unit browsing information, but also when the insurance contract or cancellation is completed on an external server existing outside the message exchange server, the contract is not changed. Alternatively, a communication system wherein the completion of cancellation is reflected in risk management basic information on the unit browsing information.
請求項21の通信システムにおいて、
前記外部サーバ上で実行される保険の契約または解約の完了操作と、前記単位閲覧情報側で実行されるリスクマネジメント基礎情報の変更操作とを、1つのトランザクション処理に収容することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 21,
A communication characterized by accommodating an insurance contract or cancellation completion operation performed on the external server and a risk management basic information change operation performed on the unit browsing information side in one transaction process. system.
請求項1の通信システムにおいて、
前記メッセージ交換サーバは、
複数のマネジメント対象ユーザに関する属性情報を格納した対象ユーザ管理手段を備え、
前記マネジメント対象ユーザに関する保険事故の発生または保険金の支払状況に応じて、前記対象ユーザ管理手段内の当該マネジメント対象ユーザに関する属性情報の値を変更し、その変更を単位閲覧情報の記述に反映させることを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The message exchange server,
A target user management unit storing attribute information on a plurality of management target users,
In accordance with the occurrence of an insurance accident or the payment of insurance money for the management target user, the value of the attribute information for the management target user in the target user management means is changed, and the change is reflected in the description of the unit browsing information. A communication system, comprising:
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報管理手段は、
前記リスクマネジメント基礎情報のうち保険関連以外の利用者情報に関する記述の変更を、前記マネジメント対象ユーザ自身が行うための記述変更用単位閲覧情報を生成し、
当該記述変更用単位閲覧情報を介してのみ、前記マネジメント対象ユーザによる前記利用者情報の記述の変更を許容することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browsing information management means,
Of the risk management basic information, the description of user information other than insurance-related changes, to generate description change unit browsing information for the managed user himself,
A communication system, wherein the management target user is allowed to change the description of the user information only through the description change unit browsing information.
請求項1の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報管理手段は、
前記単位閲覧情報に関連付けられた所定のキャラクタプログラムを生成し、
前記マネジメント対象ユーザが当該単位閲覧情報を閲覧するときには、当該キャラクタプログラムがマネジメント対象ユーザに提供するキャラクタを介して、当該単位閲覧情報に記述された提案リスクマネジメントに関する説明を提供することを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The unit browsing information management means,
Generate a predetermined character program associated with the unit browsing information,
When the management target user views the unit browsing information, the character program provides a description about the proposed risk management described in the unit browsing information via a character provided to the management target user. Communications system.
請求項1の通信システムにおいて、
前記メッセージ交換サーバは、
当該メッセージ交換サーバを運営する運営事業者が、前記マネジメント対象ユーザまたは/およびリスクマネジメント提案ユーザから、サービス利用料を自動的に受け取るための決済手段を備えたことを特徴とする通信システム。
The communication system according to claim 1,
The message exchange server,
A communication system, wherein an operating company that operates the message exchange server includes a settlement unit for automatically receiving a service usage fee from the management target user and / or the risk management proposal user.
請求項1〜26の通信システムにおいて、
前記単位閲覧情報として、Webページを利用することを特徴とする通信システム。
27. The communication system of claims 1-26,
A communication system using a Web page as the unit browsing information.
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