JP2004225905A - 電磁式流体自動開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】気体又は液体を供給する配管やハウジングに内蔵され、外部の電気的信号に応じて自動的に流体を遮断するもので、流路上に直接対面するように配置されることにより、小型化が可能で製造が容易であって製造コストを節減させることが可能な電磁式流体自動開閉装置を提供する。
【解決手段】流体の流路を形成する配管又はハウジングに同軸となるように内蔵されるフレーム部と、前記フレーム部に流路を形成するように1つ以上のホールを有する貫通部と、前記フレーム部の内側に配置され、電磁気力を発生させる1つ以上のコイル部と、前記コイル部から発生した電磁気力との相互作用により流路が開閉されるように前記フレーム部と対面している、磁力を有する回動子と、前記回動子を支持するシャフトと、前記フレーム部を支持して外形を成すケースとを含んでなる。
【選択図】図7
【解決手段】流体の流路を形成する配管又はハウジングに同軸となるように内蔵されるフレーム部と、前記フレーム部に流路を形成するように1つ以上のホールを有する貫通部と、前記フレーム部の内側に配置され、電磁気力を発生させる1つ以上のコイル部と、前記コイル部から発生した電磁気力との相互作用により流路が開閉されるように前記フレーム部と対面している、磁力を有する回動子と、前記回動子を支持するシャフトと、前記フレーム部を支持して外形を成すケースとを含んでなる。
【選択図】図7
Description
本発明は、気体又は液体を供給する配管やハウジング内に開閉可能に設置され、外部からの信号に応じて気体又は液体の供給を調節することが可能な電磁式流体自動開閉装置に関する。さらに詳しくは、流体を供給する配管又はハウジング内の流路上にフレームが流体と直接対面するように設置され、前記フレームには流路を形成するための貫通部が設けられ、前記フレームの貫通部の流路を開閉するために、磁力を有する回動子が遊動可能にフレームの間に設置され、磁力を有する回動子を制御するためにフレーム内にコイル部が設けられ、既存の接触式開閉装置とは異なり、無線或いは有線の電気信号によって自動開閉できるようにすることにより、構造が簡単で製造が容易であって製品の小型化だけでなく、製造コストの節減が図れる効果と、配管の外部に突設される従来の手動レバー式開閉装置のレバーの微操作又は磨耗による流体の漏洩が予防される効果と、外部の電気的信号に基づいた自動開閉により危険な要素が除去されて安全性が極大化される効果と、外部の電気的信号に応じて開閉されるように制御部に連結されると、無線又は有線上の動作によってリモートコントロールが可能であって生活の便利性が図れる効果などを提供する電磁式流体自動開閉装置に関する。
従来の手動式開閉装置は、配管又はハウジングの外部に突出した手動レバーの操作により開閉が行われるようになっているため流路に内蔵することができなかった。また、従来の手動式開閉装置は、構造が複雑であり、製品の小型化が難しく、製造コストが高くかかるうえ、接触式手動レバーの微操作又はレバーの磨耗によって漏洩が発生するという問題点がある。
さらに、従来の手動式開閉装置は、ガス等の流体安全システムが設置された場合、屋外に設置することも可能な本発明の開閉装置とは異なり屋内に設置するため、漏洩警報と同時に自動的に流体が遮断されないといった危険などに常時晒されており、使用上にも不便であるという問題点があり、配管の切断などによる過流が発生する際、回動子が過流によって遮断位置に移動しない或いは遮断されないことにより、安全な流体供給が行われないという問題点もある。
一方、従来の電磁式開閉装置として、配管又はハウジングの外部に突設され、モータ或いはソレノイドを駆動源として用いて開閉するものがある。ところが、このような従来の電磁式開閉装置は、構造が複雑であるうえに、高価で電力の消費が多いため、現在適用される例が少ない。
従って、従来の開閉装置は、ある程度安全性及び効率性に問題があり、使用上の信頼度が極小化されるという問題点を常に抱えている。
本発明は、かかる従来の技術の諸般問題点を解決するためのもので、その目的は、気体又は液体を供給する配管やハウジングに内蔵され、外部の電気的信号に応じて自動的に流体を遮断するもので、流路上に直接対面するように配置されることにより、小型化が可能で製造が容易であって製造コストを節減させることが可能な電磁式流体自動開閉装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、配管の外部に突設されている手動レバー式開閉装置において発生しうるレバーの微操作又は磨耗によって流体が漏洩することを防止するために外部の電気的信号に応じて自動的に開閉されるようにすることにより、危険の要素を除去することが可能な電磁式流体自動開閉装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、配管の切断などによる過流発生の際に遮断機能がなくて危険に晒される場合を防止するため、過流時に回動子が自動的に閉鎖動作を行って流体を遮断するようにすることにより、使用上の安全性を高めた電磁式流体自動開閉装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、外部の電気的信号に応じて開閉動作を行うときにのみ電源が印加されるようにすることにより、電力の消費を最小化することが可能な電磁式流体自動開閉装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、外部の電気的信号に応じて開閉されるように制御部に連結すると、無線又は有線の動作によりリモートコントロールができるようにして生活の便利さを図った電磁式流体自動開閉装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、流体の流路を形成する配管又はハウジングに同軸となるように内蔵されるフレーム部と、前記フレーム部に流路を形成するように1つ以上のホールを有する貫通部と、前記フレーム部の内側に配置され、電磁気力を発生させる1つ以上のコイル部と、前記コイル部から発生した電磁気力との相互作用により流路が開閉されるように前記フレーム部と対面している、磁力を有する回動子と、前記回動子を支持するシャフトと、前記フレーム部を支持して外形を成すケースとを含んでなる、電磁式流体自動開閉装置を提供する。
本発明は、流体を供給する配管又はハウジングに内蔵されるように、流路上にフレームが流体と直接対面するように設置され、前記フレームには流路を形成するための貫通部が設けられ、前記フレームの貫通部の流路を開閉するために、磁力を有する回動子が遊動可能にフレームの間に設置され、磁力を有する回動子を制御するためにフレーム内にコイル部が設けられ、既存の接触式開閉装置とは異なり、無線或いは有線の電気信号によって自動開閉できるようにすることにより、構造が簡単で製造が容易であって製品の小型化だけでなく、製造コストの節減が図れる効果と、レバーの微操作又は磨耗による流体の漏洩が予防される効果と、外部の電気的信号に基づいた自動開閉により危険な要素が除去されて安全性が極大化される効果と、外部の電気的信号がある場合にのみ電源が印加されることにより、電力の消費が最小化される効果と、外部の電気的信号に応じて開閉されるように制御部に連結されると、無線又は有線上の動作によってリモートコントロールが可能であって生活の便利性が提供される効果などを同時に得ることができる、非常に有用な発明である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。以下に本発明の実施形態について説明するにあたり、関連した公知機能又は構成の具体的な説明については省略する。
また、以下の説明に使用する用語は、本発明における機能を考慮して設定された用語であって、これは生産者の意図又は慣例によって異なる可能性があるので、その定義は本発明の全般にわたった内容に基づいて下されるべきである。
図1は、本発明の実施形態にかかる電磁式流体自動開閉装置の外観を示す斜視図、図2は、本発明の実施形態にかかる貫通部を説明するための平面図、図3は本発明の一実施形態にかかる開閉装置における遮断時の構造を示す断面図、図4は、本発明の一実施形態にかかる開閉装置における開放時の構造を説明するために一部を切開して示す断面図、図5は、本発明の開閉装置の内部構成を示す分解斜視図、図6は、本発明の実施形態にかかる開閉装置が内蔵されるハウジングを説明するための断面図、図7は、本発明の他実施形態にかかる電磁式流体自動開閉装置の断面図である。
本発明の実施形態にかかる電磁式流体自動開閉装置1(以下に説明する一実施形態、及び他実施形態にかかる電磁式流体自動開閉装置1)は、図1ないし図7に示すように、流体の流路を形成する配管又はハウジングに同軸となるように内蔵されるフレーム部11と、前記フレーム部11に流路を形成するように1つ以上のホールを有する貫通部8と、前記フレーム部11の内側に配置され、電磁気力を発生させる1つ以上のコイル部3と、前記コイル部3から発生した電磁気力との相互作用により流路が開閉されるように前記フレーム部11と対面している、磁力を有する回動子9と、前記回動子9を支持するシャフト6と、前記フレーム部11を支持して外形を成すケース5とを含んでなる。
前記フレーム部11は、上側と下側にそれぞれ設置される上側フレーム11aと下側フレーム11bを含み、上側フレーム11aに位置したコイル部3aと下側フレーム11bに位置したコイル部3bとが直列に結線され、前記回動子9に対する反発力及び引力が同時に発生するように構成される。
該フレーム部11は、上側フレーム11a又は下側フレーム11bの少なくとも何れか一方がコイル部3(3a,3b)を備え、前記回動子9が(コイル部3からの磁力作用による)反発力又は引力によって開閉動作を行うように構成される。該フレーム部11は、コイル部3の内側にコア2を設置し、コイル部3から発生した電磁気力の磁路を形成し且つ電源遮断時に回動子9のホールド動作を行うように構成されている。
該フレーム部11は、樹脂で一体に成形されて耐久性を高め、貫通部8以外の流路が形成されないように密閉するようになっている。該フレーム部11は、遮断時に流体の漏洩を防止するために前記回動子9の一側面と接触する前記フレーム部11の上面に平面又は1つ以上の円形突起又は遮蔽部材を備える。該フレーム部11は、回動子9が支持されるシャフト6を回動可能に支持することが可能なシャフトガイドホールを中心に有する。
前記回動子9は、一側面には遮断時に流体の漏洩を防止するために前記フレーム部11と気密又は液密に接触する平面又は1つ以上の円形突起又は遮蔽部材を備えており(各図において、回動子9の一側面は平面になっている)、流体の流路を成すために他側面には低面と高面が同一円上に存在するように突出部9aが形成されている。該回動子9は、シャフト6の軸心方向に移動可能に構成されている。これにより、回動子9は、突出部9aが上側フレーム11aに接触した状態(流路が連通した状態)と、一側面が下側フレーム11bに接触した状態(流路を遮断した状態)とに切り替わるようになっている。なお、本発明の構成は、様々に変形することができ、いろいろの形を取ることができ、本発明は、前記の詳細な説明で言及される特別な形に限定されるものではないと理解されるべきであり、むしろ特許請求の範囲によって定義される本発明の精神と範囲内にある全ての変形物、均等物及び代替物を含むものと理解されるべきである。
本発明の一実施形態にかかる電磁式流体自動開閉装置1は、図1乃至6に示す如く、大きくフレーム部11、回動子9、及び前記フレーム部11を支持するケース5を含んでなるものである。前記フレーム部11は上側フレーム11aと下側フレーム11bからなる。上側フレーム11a、及び下側フレーム11bには、後述する貫通部8、及びガイドホールとが形成されている。本発明の電磁式流体自動開閉装置1は、配管又はハウジングに形成された流路と連通した流路を形成するための1つ以上のホールからなる前記貫通部8と、外部から電源が印加されると、電磁気力を発生させるコイル部3と、該コイル部3を支持し且つ磁路を形成するコア2と、回動子9が回動可能に支持されるようにシャフト6を挿着するための前記ガイドホールとを含んでなり、耐久性を増加させ且つ短絡時の火花を防止するように密閉させるために樹脂で一体に成形する。
前記回動子9は、磁力を持つようにプラスチックマグネットで一体に成形され、中心にシャフト6をインサート射出又は圧入させて回動可能に支持させ、他側面としての上部面には低面と高面を有する1つ以上の突出部9aを設けて開放動作時に流路を形成し、一側面としての下部面には遮断動作時に流体が遮断されるように前記フレーム部11と接触する平面又は1つ以上の円形突起又は遮蔽部材を形成するものである。
また、前記フレーム部11の下側フレーム11bの上面(前記回動子9の一側面と接触する面)には、遮断動作時に流体の漏洩を防止すべく、平面又は1つ以上の円形突起又は遮蔽部材7が設けられる。前記ケース5は、上側フレーム11a及び下側フレーム11bが支持されて組み立てられるように円筒形にし、磁路を形成し且つ外力から内部物を保護するという役割を行うようになっている。
前記電磁式流体自動開閉装置1は、流体の流路上に内蔵させるために配管に直接装着させたり、別途のハウジング10を設けた後、このハウジング10内に固着した後、配管に連結させたりすることができる(図6参照)。
上述したように、配管又はハウジング10に内蔵させて設置するためには、前記フレーム部11上に流体が通過するように貫通部8が設けなければならず、前記フレーム部11の外部に流体が漏れないように密封剤又はシリコンのような遮蔽部材7を用いて配管とフレーム部11の外部が密閉されなければならい。
これは前記フレーム部11の貫通部8からなる流路のみが開閉制御できるためである。前記フレーム部11内に流路を形成する前記貫通部8は、流圧と流量を考慮して貫通孔の個数と面積を設計することが好ましい。
また、前記コイル部3は、環状に形成されており、外部から印加された電力(電流)により電磁気力を発生させ、磁力を有する回動子9との引力又は反発力を起こすことにより、開放動作と遮断動作を制御する役割を果たすようになっている。本実施形態の如く、前記上側フレーム11aと下側フレーム11bを同時に有するデュアルフレーム構造では、上側コイル部3aの終端コイル線と下側コイル部3の先端コイル線とを結線し、上側コイル部3aの先端コイル線及び下側コイル部3bの終端コイル線を外部電源に結線すると、開放動作と遮断動作時に回動子9との引力と反発力が同時に発生して正確な動作が可能になる。
すなわち、上側フレーム11aと回動子9の上面(他側面)で引力が発生すると、下側フレーム11bと回動子9の下面(一側面)では反発力が発生して確実な開閉動作が可能になる。前記フレーム部においてコイルに電源を供給する方法は、コアの内側上面にプリント回路基板を備えて外部電源とリード線又はフレキシブル基板で接続することが可能である。
前記コイル部3の内側に配置固定されるコア2は、断面「L」字状からなることが好ましい。これはコイル部3から発生する磁束の磁路を形成するためにケース5と直接接触させるためである。
一方、前記コア2とケース5間のエアギャップが大きい場合、磁気抵抗が増加して回動子9との引力又は反発力が弱くなる。また、前記コア2は、コイル部3への電力供給が絶たれる場合、回動子9を電源遮断前の位置に保持させる役割を果たす。従って、本実施形態の電磁式流体自動開閉装置は、電力が引き続き供給(印加)されなければ動作が保たれないので、従来の開閉装置に比べて電力消費を減らすことができるものである。すなわち、開放動作及び遮断動作時にのみ電源が印加されるようにして開閉装置1の効率を高めるものである。
また、他のコア2は、コイル部3及びコア2を密閉させるためにフレーム部11を樹脂で一体化して成形する場合、コイルを支持固定し、コイル部3のコイルの変形を防止する役割を果たすものである。これは、コイル部3(コイル)の断線を防止し且つフレームの内部を補強することにより耐久性を持たせるものである。
前記フレーム部11(上側フレーム11a、及び下側フレーム11b)の中心には、シャフト6が支持されるように前記ガイドホールが設けられる。前記ガイドホールは、シャフト固定型の軸系構造又はシャフト回動型の軸系構造に合わせて設計可能であるが、製造上、シャフト回動型の軸系構造が好ましい。
実質的に開閉動作を行う回動子9は、磁力を有するために永久磁石が使用されており、流圧が高い場合には、NdFeBのようなエネルギー積の高い磁石を使用することが好ましく、ガス配管のような高流圧の配管に使用される開閉装置には、プラスチックマグネットのような成形品を使用することが好ましい。
前記回動子9の磁力が高過ぎる場合、開閉動作の制御は円滑であるが、過流時に自動遮断制御が難しくなるので、流圧に応じて回動子9の磁石材料及び製造方法を決定することが望ましい。
すなわち、これは、前記コア2と回動子9の引力でホールドされた状態で過流が発生した場合、増加した流圧に比べてコア2と回動子9の引力が大きければ、過流遮断になる可能性がなく、コア2と回動子9の引力が弱ければ、外力又は弱い流圧の変動でも遮断動作が行われて開閉装置の誤動作を誘発するためである。
前記回動子9の他側面には低面と高面が同一円上に存在するように突出部9aを設けることにより、前記フレーム部11の貫通部8によって形成された流路が保たれるようにし、前記低面と高面の幅及び高さは流圧と流量を考慮して設計することが好ましい。
また、前記回動子9の一側面には前記フレーム部と接触する屈曲のない平面又は1つ以上の円形突起又は遮蔽部材を設けることにより、遮断動作時に流体の漏洩を防止し、前記回動子の他側面の突出部9aと上側フレーム11aのホールド力のバランスを取るために、回動子9の一側面の一部に低面部を形成することもできる。
また、前記回動子9は、中心に備えられたシャフト6によって回動可能に支持し、その外径は、フレーム部11の貫通部8と回動子9の低面を十分考慮して設計することがよい。すなわち、開放動作の際には、流体がフレーム部11の貫通部8を介して開閉装置に流入され、前記回動子9の低面を介して流路が形成され、前記ケース5と回動子9の外側の流路を介して下側フレーム11bの貫通部8に流出される。一方、遮断動作の際には、回動子9の下面(一側面)又は下側フレーム11bの上面に設置されたシリコンのような遮蔽部材7に密着して流体の流路が遮断される。
図7に示すように、本発明の他実施形態にかかる電磁式流体自動開閉装置は、前記上側フレーム11aのみにコイル部3を設け、電源に結線させて前記回動子9との引力又は反発力のみが発生するようにして開閉動作を制御するものである。
すなわち、前記コイル部3に「+」極の電流を流す場合には回動子9との引力が発生して開放動作が行われ、「−」極の電流を流す場合には反発力が発生して回動子9が遮断位置に移動されるものである。このように構成可能な理由は、流体の流圧と流量が少ない場合には、下側フレーム11bのコイル部3を除去しても開閉動作には問題がないためである。
尚、本発明の電磁式流体自動開閉装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1…電磁式流体自動開閉装置、2…コア、3…コイル部、5…ケース、6…シャフト、7…遮蔽部材、8…貫通部、9…回動子、9a…回動子の突出部、10…ハウジング、11…フレーム部、11a…上側フレーム、11b…下側フレーム
Claims (8)
- 流体の流路を形成する配管又はハウジングに同軸となるように内蔵されるフレーム部(11)と、前記フレーム部(11)に流路を形成するように1つ以上のホールを有する貫通部(8)と、前記フレーム部(11)の内側に配置され、電磁気力を発生させる1つ以上のコイル部(3)と、前記コイル部(3)から発生した電磁気力との相互作用により流路が開閉されるように前記フレーム部(11)と対面している、磁力を有する回動子(9)と、前記回動子(9)を支持するシャフト(6)と、前記フレーム部(11)を支持して外形を成すケース(5)とを含んでなることを特徴とする電磁式流体自動開閉装置。
- 前記フレーム部(11)は、上側と下側にそれぞれ設置される上側フレーム(11a)と下側フレーム(11b)を含み、前記コイル部(3)は、上側フレーム(11a)に位置したコイル部(3a)と下側フレーム(11b)に位置したコイル部(3b)とで構成されるとともに、上側フレーム(11a)に位置したコイル部(3a)と下側フレーム(11b)に位置したコイル部(3b)とが直列に結線され、前記回動子(9)に対する反発力及び引力が同時に発生するように構成されることを特徴とする請求項1記載の電磁式流体自動開閉装置。
- 前記フレーム部(11)は、上側と下側にそれぞれ設置される上側フレーム(11a)と下側フレーム(11b)を含み、上側フレーム(11a)又は下側フレーム(11b)のいずれか一つのみがコイル部(3)を備え、前記回動子(9)が反発力又は引力によって開閉動作を行うように構成されることを特徴とする請求項1記載の電磁式流体自動開閉装置。
- 前記フレーム部(11)は、コイル部(3)の内側にコア(2)を設置し、コイル部(3)から発生した電磁気力の磁路を形成し且つ電源遮断時に回動子(9)がホールド動作を行うように構成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電磁式流体自動開閉装置。
- 前記フレーム部(11)は、樹脂で一体に成形されて耐久性を高め、貫通部(8)以外の流路が形成されないように密閉させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電磁式流体自動開閉装置。
- 前記フレーム部(11)は、遮断時に流体の漏洩を防止するために前記回動子(9)の一側面と接触する前記フレーム部(11)の上面に平面又は1つ以上の円形突起又は遮蔽部材(7)を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電磁式流体自動開閉装置。
- 前記フレーム部(11)は、前記シャフト(6)を回動可能に支持するシャフトガイドホールを中心に有することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電磁式流体自動開閉装置。
- 前記回動子(9)は、一側面には遮断時に流体の漏洩を防止するために前記フレーム部(11)と接触する平面又は1つ以上の円形突起又は遮蔽部材を備え、流体の流路を成すために他側面には低面と高面が同一円上に存在するように突出部(9a)が形成されたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の電磁式流体自動開閉装置。
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