JP2004225677A - Air cleaner for engine - Google Patents
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Abstract
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用エンジンの燃焼性を高め、燃焼効率の向上と併せ、窒素酸化物、一酸化炭素ガス低下とカーボン排出量の低下させる公害防止対策を目的としたマイナスイオンを含む空気を用いる自動車エンジン用エアークリーナーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来自動車エンジンの燃焼効率向上を図る手段としては、主として、燃料油であるガソリンや軽油中のパラフィン類、オレフィン類、芳香族炭化水素化合物に酸化燃焼を促進する触媒剤を添加した改良策が取られて来た。
また、自動車産業の各社は、環境対応策としてメタノール燃料を用いて排気ガスのクリーン化を行なったり、水素燃料電池搭載した、エンジンのシステム開発をして燃料の低減と排気ガス量の低下を目指したエンジン開発を行なって公害防止の対策を図っている。
【０００３】
近年では、エアークリーナーのクリーナーエレメントにトルマリン鉱石粉末のみを単独で練りこんだものとして、特許第３０３６６８２号と特開２００１−６５４１５号が開示され、また、放射性元素を含む鉱石を無機組成物単独でエアークリーナーに用いる提案が特開２００１−３５５５２６号に開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの提案のうち、電気石の微粉末を単独で用いた材料のみでは、マイナスイオン発生量は実際上きわめて少量であり、燃焼効果は低劣である。 また放射性元素を含む鉱石の微粉末単独では、γ線によるエネルギー放射量が強力すぎマイナスイオンは発生してなく、他の作用による。
これらはマイナスイオンを多量に発生する空気をつくるのに用いられる材料としては、多くの欠点がある。さらに、前記燃料油の改良や自動車エンジンの開発は、膨大な開発費とともに、長期間にわたる開発期間を必要とするものであり、特に昨今、緊急を迫られている課題は、軽油用エンジンから排出される排出ガス中の窒素酸化物と、カーボン排出量を大幅に低下する公害防止対策としての法的規制が下され、きわめて重要な社会問題となっている。
【０００５】
そこで、発明者らは、工場自家発電量動力エンジンや、自家用車自動車エンジン、運搬用ジーゼルエンジン等に対し、マイナスイオンを多量に発生する空気をつくり出す材料を用いることを試みることにより、燃焼効率の向上と二酸化窒素化合物および一酸化炭素の低減を併せ、カーボン排出量が著しく少量となることを確認した。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため鋭意研究の結果、エンジン用エアークリーナー室内に、マイナスイオンの発生量が３５０〜２０００個／ｃｍ３程度を含む空気をつくり出す材料として、天然ケイ酸塩鉱物である電気石と希土類元素含有化合物との混合微粉を合成樹脂化合物に練りこんだ塗料を用いた塗膜層を装備することにより、吸入空気が、該塗膜層を通過する際に、マイナスイオンを多量に含む空気が生成されることを見出した。
【０００７】
空気中に含まれる湿気意中の水分が特別な条件下におかれるとヒドロキシルマイナスイオンと言う酸素を放出しやすいマイナスイオンに変換されることが特許第３２８６３０７号に開示されており、本発明の酸素を放出しやすいマイナスイオンとは、前記特許第３２８６３０７号に開示されたヒドロキシルマイナスイオン（Ｈ３Ｏ２ −）を示す。
【０００８】
特許第３２８６３０７号には、マイナスイオンであるヒドロキシルマイナスイオン（Ｈ３Ｏ２ −）が、常温において還元剤である炭化水素化合物に出会うと、直ちに活性酸素を放出し、この活性酸素が炭化水素を酸化し、炭酸ガスと水に分解されることが開示されている。
【０００９】
本発明者らは、このマイナスイオンから発生する活性酸素をエンジン室の燃焼（吸引、爆発）に応用したところ、燃料消費量が１５〜２０％向上し、かつ排気ガス中の公害物質である一酸化炭素は０．０１ｐｐｍ以下、カーボン排出量は５％以下となり全く臭気のない排気ガスとなることを見出し、本発明を完成するに至った。
【００１０】
空気中のマイナスイオン発生について説明する。
空気中には水分は、湿気分として通常５０〜７０％程度含まれている。 この水分は電気特性を有する天然ケイ酸鉱物であるプラス極、マイナス極の極性結晶体をもつ電気石（トルマリン）に触れると直ちに水分子の小さなクラスターを含む空気となり、電気的にマイナス帯電したヒドロキシルマイナスイオン（Ｈ３Ｏ２ −）となる。式（１）（２）に示す通りである。
Ｈ２Ｏ → Ｈ＋ ＋ ＯＨ−・・・・・・・・・（１）
Ｈ２Ｏ＋ＯＨ− → Ｈ３Ｏ２ −・・・・・・・・・（２）
【００１１】
本発明ではこのヒドロキシルマイナスイオンの発生を活発化せしめるために、天然珪酸塩鉱石、好ましくは電気石９５〜５重量％と、希土類元素含有鉱物５〜９５％との混合粉体を用いることにより、極めて多量のマイナスイオンを発生する空気をつくり出すことを可能にした。本発明に用いる希土類元素含有鉱物とはランタン、セリウム、ネオジウム、サマリウム、カドリウムなどの酸化物を含む鉱石からなる混合鉱石粉体を指し、さらにジルコニウムケイ素、リンなどの酸化物にも同様の効果が認められる。
【００１２】
このヒドロキシルマイナスイオン（Ｈ３Ｏ２ −）は、還元剤に出会うと直ちに式（３）に示すように分解し、発生期の酸素を発生する。発生期の酸素は極めて強力な活性作用を有する。
４（Ｈ３Ｏ２ −） → ６Ｈ２Ｏ ＋ Ｏ２・・・（３）
【００１３】
一方、燃料油である石油類の主成分であるノルマルパラフィン（ＣｎＨ２ｎ＋２）、オレフィン（ＣｎＨ２ｎ）、芳香族ハイドロカーボン（（Ｃ６Ｈ６）ｎ）等の炭化水素化合物の酸化燃焼反応による反応過程は、複雑で、単純なものではないが、ヒドロキシルマイナスイオン（Ｈ３Ｏ２ −）の分解によって生じた発生期の酸素により、たとえばノルマルパラフィンの場合の空気中の酸素および発生期の活性酸素は下記反応式のように完全酸化に近い燃焼を示す。
ＣｎＨ２ｎ＋（ｎ＋１）Ｏ２ → ｎＣＯ２＋ｎＨ２Ｏ
【００１４】
エンジン室内における、炭化水素の燃焼は、当然空気中の酸素によることが主たる反応であるが、マイナスイオンにより発生する発生期の酸素による活性酸化反応により酸化が促進されることが、実測値の結果により推測される。
空気中の酸素のみでは完全燃焼は遂げられないので、燃料油の中に酸化促進剤を添加して、完全燃焼の工夫をしているが、燃料油の酸化促進剤の工夫のみでは完全燃焼は不足である。
【００１５】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。
本発明に使用するマイナスイオンを発生する空気をつくる材料は、天然ケイ酸塩鉱物と希土類元素含有鉱物との混合微粉体を合成樹化合物に練りこんだ塗料であって、該塗料により塗膜層を形成し、該塗膜層を、空気吸入用導管およびエアークリーナー室内に装備し、または、マイナスイオンを発生する空気をつくる材料が電気石と希土類元素含有鉱物の混合微粉末含有繊維または紙類であって、該繊維または紙類をエアークリーナー室内装備して、所定の空気を吸入すると、マイナスイオン発生材料に触れた空気中の水分がマイナスイオンであるヒドロキシルマイナスイオンに、直ちに変換することが可能となる。
【００１６】
本発明の天然ケイ酸塩鉱物はマイナスイオンを発生する天然ケイ酸塩鉱物であれば、電気石、麦飯石、ゼオライト、ヒル石等を用いても差しつかえない。
希土類元素含有鉱物は天然ケイ酸塩鉱物のマイナスイオン発生量を促進増加させるため混合添加している。鉱物中に含有される主として希土類元素のランタン、セリウム、ネオジウム等の金属酸化物が前記した天然ケイ酸塩鉱物のマイナスイオン発生作用を励起していることと推測される。
【００１７】
天然ケイ酸塩鉱物と希土類元素を含有する鉱物の微粉体を練りこむ合成樹脂化合物としては、水性塗料、油性塗料の他、マイナスイオンを発生する作用を阻止する塗料を除いていずれの塗料も使用される。
【００１８】
本発明に用い、マイナスイオンを発生する空気を作る材料の塗料への添加含有濃度は、電気石９５〜５重量％、希土類元素含有鉱石５〜９５重量％であり、常温での、マイナスイオン発生量が１立方センチ当り３５０〜２０００個程度となるような範囲である。
マイナスイオン発生量が低いと多面積の塗膜層が必要であり、マイナスイオン発生量が低すぎると、燃料油の燃焼効果が出ない。有効的なマイナスイオン発生量は１立方センチメートルに当り６００〜２０００個程度あればよい。
【００１９】
また、マイナスイオンを発生する空気は本発明の材料以外、電気を用いたプラズマ（コロナ）放電方式によるマイナスイオンを、空気に吸入用導管からエンジン室に導くことによっても、本発明と同様の効果を示すことが可能である。
【００２０】
本発明をさらに詳しく実施例により以下に説明する。
【実施例１】
水性樹脂として、アクリル酸重合エマルジョン樹脂（固形分２５％）、１００重量部に対し、黒色トルマリン（鉄電気石７０重量％、希土類含有鉱物３０重量％からなる混合微粉末、平均粒度３０重量％からなる混合微粉末、平均粒度３〜５μｍを２０重量部を添加し、充分攪拌、混合して水性エマルジョンを作製した。該塗料を綿布にスプレイガンにより２８０ｇ／ｍ２塗布し、マイナスイオン発生塗膜面を有する綿布を作製した。該塗布綿は静止常態で、１立方センチメートル当り、９３０個のマイナスイオン量となる値を得た。マイナスイオン発生量の測定は、（株）シグマティック社ＭＯＤＥＬＳＣ−５０を用いた。
該マイナスイオン発生塗膜面を有する綿布を用いて、エンジンクリーナー室内のフィルタ以外の全内面に接着剤により張り付けた。張り付総面積は０．１７６ｍ２であった。
【００２１】
該マイナスイオン発生綿布を張り付け装備したエアークリーナーを用い、ガソリン車（トヨタ、マークＩＩ：平成８年登録、走行距離６万ｋｍ）について、ＣＯ発生量は、塗布前０．０５ｐｐｍ、塗布後０．０３ｐｐｍ、ＨＣの発生量は塗布前３０ｐｐｍ、塗布後１３ｐｐｍ、燃料消費量は塗布前６．５ｋｍ／Ｌ、塗布後８．８ｋｍ／Ｌとなり、２０％の燃費向上となった。
【００２２】
【実施例２】
実施例１と同様、アクリル酸共重合エマルジョン樹脂（水分７５、固形分２５％）１００重量部に対し該電気石８０重量％、希土類含有鉱物２０重量％からなる混合微粉末をそれぞれ、５０、４０、３０、２０、１０、５重量部を添加し、水性エマルジョン塗料を作成した。該塗料をそれぞれ綿布に２５０〜２８０ｇ／ｍ２塗布した。乾燥後のマイナスイオンの発生量を測定した値を表１に示す。
【００２３】
【表１】
表１のＮｏ．６の塗料を用い、実施例１に実施した同じ方法でエアークリーナーにマイナスイオンを発生する綿布を張り付けた。同じ車種によりテストを試みた。
【００２５】
ＣＯ発生量は塗布前０．０５ｐｐｍ、塗布後０．０３ｐｐｍ、ＨＣ発生量は塗布前３０ｐｐｍ、塗布後２０ｐｐｍ、燃料消費量は塗布前６．５ｋｍ／Ｌ、塗布後７．５ｋｍ／Ｌとなった。
【００２６】
【実施例３】
実施例２の表１、ＮＯ．２のマイナスイオン発生量を示す塗料を用い、ディーゼルエンジン（日産ディーゼル：１００Ｕ−ＣＷ５２０ＳＮＤ、平成４年登録）のエアークリーナーの内面（エアーフィルターを除く）全てに羽毛で塗布した。燃料消費量は塗布前２．５ｋｍ／Ｌ、塗布後２．７ｋｍ／Ｌとなり坂道は２速でも３速でも発進するようになり、黒煙発生量はほとんど無くなり、アイドリング時のＰ．Ｍ（カーボンミスト）量は１５ｃｍ離れたところでテストしたところ、５％以下となり、極めて効果の顕著であることがわかった。
【００２７】
【効果】
以上説明で明らかなように本発明のマイナスイオンを発生するエンジン用エアークリーナーを用いることによりマイナスイオンから発生する発明の活性酸素により燃料成分が完全に酸化される状態となり完全燃焼が行われると併せ、一酸化炭素の低下とカーボン排出量の低下をさせる公害防止対策として効果は顕著である。さらに、既存の使用車をそのままの状態でエアークリーナーについての塗膜加工のみによって、改良がおこなわれるのでミストが極めて低く実用的である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention uses air containing negative ions for the purpose of preventing the pollution by reducing the nitrogen oxides and carbon monoxide gas and reducing the carbon emission amount, in addition to improving the combustibility of the automobile engine and improving the combustion efficiency. The present invention relates to an air cleaner for an automobile engine.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a means of improving the combustion efficiency of an automobile engine, improvement measures have been taken mainly by adding a catalytic agent that promotes oxidizing combustion to paraffins, olefins, and aromatic hydrocarbon compounds in gasoline or light oil as fuel oil. I came.
In addition, companies in the automobile industry are pursuing environmental measures to reduce exhaust gas by using methanol fuel to clean exhaust gas, and by developing an engine system equipped with a hydrogen fuel cell to reduce fuel and exhaust gas volume. The company has been developing engines to prevent pollution.
[0003]
In recent years, Patent No. 3036682 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-65415 have been disclosed as those in which only tourmaline ore powder is kneaded alone into a cleaner element of an air cleaner, and the ore containing a radioactive element is made of an inorganic composition alone. A proposal for use in an air cleaner is disclosed in JP-A-2001-355526.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, among these proposals, only the material using the fine powder of tourmaline alone produces an extremely small amount of negative ions, and the combustion effect is poor. Further, in the case of fine powder of ore containing a radioactive element alone, the amount of energy emitted by gamma rays is too strong and no negative ions are generated.
These have many disadvantages as materials used to create air that generates a large amount of negative ions. Further, the improvement of the fuel oil and the development of an automobile engine require a long development period with enormous development costs. In particular, an urgent issue in recent years is emission from a diesel engine. The legal regulations as pollution control measures that significantly reduce the amount of nitrogen oxides and carbon emissions in the exhaust gas that is emitted have become a very important social issue.
[0005]
Therefore, the inventors attempted to use a material that generates air that generates a large amount of negative ions for a factory-owned power generation engine, a private car automobile engine, a diesel engine for transportation, and the like, thereby improving the combustion efficiency. It was confirmed that the amount of carbon emission was significantly reduced by combining the improvement with the reduction of the nitrogen dioxide compound and carbon monoxide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made as a result of intensive studies to solve the above-mentioned problems. As a material for producing air containing about 350 to 2,000 ions / cm 3 in the air cleaner chamber for an engine, natural silicate minerals have been developed. By equipping a coating layer using a paint prepared by kneading mixed fine powder of tourmaline and a rare earth element-containing compound into a synthetic resin compound, when the intake air passes through the coating layer, negative ions It was found that air containing a large amount of was produced.
[0007]
It is disclosed in Japanese Patent No. 3286307 that the moisture contained in the air is converted into a negative ion which easily releases oxygen called hydroxyl negative ion under a special condition. The negative ion that easily releases oxygen is the hydroxyl negative ion (H 3 O 2 − ) disclosed in the aforementioned Japanese Patent No. 3286307.
[0008]
Japanese Patent No. 3286307 discloses that, when hydroxyl anion (H 3 O 2 − ), which is an anion, encounters a hydrocarbon compound as a reducing agent at ordinary temperature, active oxygen is immediately released, and this active oxygen converts the hydrocarbon. It is disclosed that it oxidizes and is decomposed into carbon dioxide and water.
[0009]
The present inventors applied the active oxygen generated from the negative ions to combustion (suction, explosion) in the engine room. As a result, the fuel consumption was improved by 15 to 20% and one of the pollutants contained in the exhaust gas was reduced. It has been found that the carbon dioxide is 0.01 ppm or less and the carbon emission is 5% or less, and that the exhaust gas has no odor, and the present invention has been completed.
[0010]
The generation of negative ions in the air will be described.
Moisture is usually contained in the air at about 50 to 70% as moisture. This water is converted into air containing small clusters of water molecules as soon as it comes into contact with tourmaline, which is a natural silicate mineral having positive and negative polar crystals, which has electrical properties. It becomes a negative ion (H 3 O 2 − ). This is as shown in equations (1) and (2).
H 2 O → H + + OH - ········· (1)
H 2 O + OH − → H 3 O 2 − (2)
[0011]
In the present invention, in order to activate the generation of hydroxyl anions, a mixed powder of a natural silicate ore, preferably 95 to 5% by weight of tourmaline and 5 to 95% of a rare earth element-containing mineral is used. It has made it possible to create air that generates an extremely large amount of negative ions. The rare earth element-containing mineral used in the present invention refers to a mixed ore powder composed of an ore containing an oxide such as lanthanum, cerium, neodymium, samarium, and cadmium, and a zirconium silicon and an oxide such as phosphorus have the same effect. Is recognized.
[0012]
This hydroxyl anion (H 3 O 2 − ), upon encountering the reducing agent, is immediately decomposed as shown in the formula (3) to generate nascent oxygen. Nascent oxygen has a very strong active action.
4 (H 3 O 2 − ) → 6H 2 O + O 2 (3)
[0013]
On the other hand, normal paraffin (C n H 2n + 2) is the main component of petroleum as fuel oil, the oxidation of olefins (C n H 2n), hydrocarbon compounds such as aromatic hydrocarbon ((C 6 H 6) n ) The reaction process by the combustion reaction is complicated and not simple, but due to the nascent oxygen generated by the decomposition of hydroxyl negative ions (H 3 O 2 − ), for example, oxygen in the air in the case of normal paraffin and the generation of oxygen The active oxygen in the period shows combustion close to complete oxidation as shown in the following reaction formula.
C n H 2n + (n + 1) O 2 → nCO 2 + nH 2 O
[0014]
The main reaction of combustion of hydrocarbons in the engine room is naturally oxygen in the air, but the oxidation is promoted by the active oxidation reaction of the nascent oxygen generated by negative ions. Guessed by
Since complete combustion cannot be achieved only with oxygen in the air, an oxidation promoter is added to the fuel oil to devise complete combustion.However, complete combustion can be achieved only by devising a fuel oil oxidation promoter. Not enough.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described.
The material for producing air that generates negative ions used in the present invention is a coating obtained by kneading a mixed fine powder of a natural silicate mineral and a mineral containing a rare earth element into a synthetic resin compound, and the coating layer is formed by the coating. And the coating layer is provided in an air suction conduit and an air cleaner chamber, or the material for producing air that generates negative ions is a mixed powder of tourmaline and a rare earth element-containing mineral, a fine powder-containing fiber or paper. When the fibers or papers are installed in an air cleaner room and the predetermined air is inhaled, moisture in the air that has come into contact with the negative ion generating material can be immediately converted to hydroxyl negative ions which are negative ions. It becomes possible.
[0016]
As the natural silicate mineral of the present invention, as long as it is a natural silicate mineral that generates negative ions, tourmaline, maltite, zeolite, hillite, or the like may be used.
Rare earth element-containing minerals are mixed and added to promote and increase the amount of negative ions generated by natural silicate minerals. It is presumed that metal oxides mainly contained in the mineral, such as lanthanum, cerium, and neodymium, which are rare earth elements, excite the negative ion generating action of the natural silicate mineral.
[0017]
As a synthetic resin compound into which fine powders of natural silicate minerals and minerals containing rare earth elements are kneaded, all paints are used except for water-based paints, oil-based paints, and paints that block the action of generating negative ions. Is done.
[0018]
The concentration of the air-generating material used in the present invention for producing the negative ions is 95 to 5% by weight of tourmaline and 5 to 95% by weight of ore containing rare earth element. The amount is in the range of about 350 to 2000 per cubic centimeter.
When the amount of generated negative ions is low, a coating layer having a large area is required. When the amount of generated negative ions is too low, the effect of burning fuel oil is not obtained. The effective negative ion generation amount may be about 600 to 2,000 per cubic centimeter.
[0019]
In addition to the material of the present invention, the same effect as the present invention can be obtained by introducing negative ions generated by a plasma (corona) discharge method using electricity into the engine chamber from the intake pipe to the air other than the material of the present invention. It is possible to indicate
[0020]
The present invention will be described below in more detail by way of examples.
Embodiment 1
As an aqueous resin, 100 parts by weight of acrylic acid polymerized emulsion resin (solid content: 25%), black tourmaline (70% by weight of iron tourmaline, 30% by weight of rare earth-containing mineral, mixed fine powder, average particle size of 30% by weight) the fine powder comprising, by adding 20 parts by weight of average particle size of 3 to 5 [mu] m, thoroughly stirred, mixed to prepare an aqueous emulsion. paint 280 g / m 2 was applied by spray gun to the cotton cloth, negative ion generator coating The coated cotton obtained a value of 930 negative ions per cubic centimeter in a stationary state, and the amount of negative ions generated was measured by MODELSC-50 of Sigma-Tech Co., Ltd. Was used.
Using the cotton cloth having the surface of the negative ion generating coating film, an adhesive was attached to all inner surfaces except for the filter in the engine cleaner room. The total attached area was 0.176 m 2 .
[0021]
Using an air cleaner equipped with the anion-generating cotton cloth, a gasoline-powered vehicle (Toyota, Mark II: registered in 1996, mileage: 60,000 km), the amount of generated CO was 0.05 ppm before application and 0.1 ppm after application. The amount of generated HC was 30 ppm before application, 13 ppm after application, 13 ppm after application, and the fuel consumption was 6.5 km / L before application and 8.8 km / L after application, which resulted in a 20% improvement in fuel efficiency.
[0022]
Embodiment 2
As in Example 1, mixed powders of 80% by weight of the tourmaline and 20% by weight of the rare earth-containing mineral were mixed with 100 parts by weight of an acrylic acid copolymer emulsion resin (water content: 75, solid content: 25%). , 30, 20, 10, and 5 parts by weight were added to prepare an aqueous emulsion paint. Each of the paints was applied to a cotton cloth in an amount of 250 to 280 g / m 2 . Table 1 shows the measured values of the amount of negative ions generated after drying.
[0023]
[Table 1]
No. 1 in Table 1. Using the paint No. 6, a cotton cloth generating negative ions was attached to the air cleaner in the same manner as in Example 1. Tested with the same model.
[0025]
The amount of CO generated was 0.05 ppm before application, 0.03 ppm after application, the amount of HC generated was 30 ppm before application, 20 ppm after application, and the fuel consumption was 6.5 km / L before application and 7.5 km / L after application. .
[0026]
Embodiment 3
Table 1 of Example 2, NO. Using a paint showing the amount of negative ions generated in No. 2, the inner surface (excluding the air filter) of an air cleaner of a diesel engine (Nissan Diesel: 100U-CW520SND, registered in 1992) was applied with feathers. The fuel consumption is 2.5 km / L before application and 2.7 km / L after application, the hill starts to run at 2nd and 3rd speed, black smoke generation is almost eliminated, and P.D. When the M (carbon mist) amount was tested at a distance of 15 cm, it was found to be 5% or less, and the effect was extremely remarkable.
[0027]
【effect】
As is clear from the above description, the use of the engine air cleaner for generating negative ions of the present invention makes it possible to completely oxidize the fuel component by the active oxygen of the present invention generated from negative ions, and complete combustion. However, the effect is remarkable as an anti-pollution measure for reducing carbon monoxide and carbon emissions. Furthermore, since the improvement is performed only by coating the air cleaner with the existing vehicle as it is, the mist is extremely low and practical.
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Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| JP2006220126A (en) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Akihiro Terada | Combustion efficiency-improving agent for engine for vehicle, combustion efficiency-improving agent injection device for engine for vehicle, and combustion efficiency-improving method for engine for vehicle |
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