JP2004225671A - 燃料供給装置 - Google Patents

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JP2004225671A JP2003017754A JP2003017754A JP2004225671A JP 2004225671 A JP2004225671 A JP 2004225671A JP 2003017754 A JP2003017754 A JP 2003017754A JP 2003017754 A JP2003017754 A JP 2003017754A JP 2004225671 A JP2004225671 A JP 2004225671A
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fuel supply
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Masato Nakane
正人 中根
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】燃料供給装置において、簡単な構成および低コストで、燃料の圧力脈動を低減でき、インジェクタの燃料噴射量のばらつきを低減し、燃焼悪化や騒音発生等を防止する燃料供給装置を提供すること。
【解決手段】燃料供給通路3を有するデリバリパイプ(デリバリ部材)2に、燃料供給通路3に連通させてインジェクタ5を装着する燃料供給装置1において、燃料供給通路3内に多孔部材10を装着した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料供給通路を有するデリバリ部材にインジェクタを装着して成る燃料供給装置に関し、特に燃料の圧力脈動を低減できる燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料供給装置は、燃料タンクから燃料ポンプを介して燃料噴射装置に至る燃料供給通路内にハウジングを設け、ハウジング内にスプリングで付勢されて往復動するバルブを配置し、バルブにオリフィスを設けて燃料の圧力脈動を低減するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、燃料供給通路とインジェクタの間に容積部を設け燃料供給通路と容積部の間を細い通路で連通させ、細い通路を穿孔する作業穴を止栓ねじにて閉止して燃料の圧力脈動を低減するものがある。(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−99301号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2000−8994号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の燃料供給装置は、バルブやスプリングのハウジング内への組付けが複雑であり、バルブにはオリフィスの加工が必要であり、組付費および部品費が多くなり、コスト高となる。
【0007】
また、特許文献2の燃料供給装置は、各インジェクタ毎に細い通路を穿孔し、作業穴を止栓ねじにて閉止するるため、止栓ねじが多く必要であり、細い通路の加工、作業穴のねじ加工も必要であり、部品費および加工費が多くなり、コスト高となる。
【0008】
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑み、簡単な構成および低コストで、燃料の圧力脈動を低減でき、インジェクタの燃料噴射量のばらつきを低減し、燃焼悪化や騒音発生等を防止する燃料供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した技術的課題を解決するために請求項1の発明にて講じた技術的手段は、燃料供給通路を有するデリバリ部材に、前記燃料供給通路に連通させてインジェクタを装着する燃料供給装置において、前記燃料供給通路内に多孔部材を装着したことである。
【0010】
上記した手段によれば、燃料供給通路内に多孔部材を装着したことにより、簡単な構成で、インジェクタの開閉作動により発生する燃料供給通路内の燃料の圧力脈動を低減できる。
【0011】
上記した技術的課題を解決するために請求項2の発明にて講じた技術的手段は、前記多孔部材と燃料との間にストレーナを介在させたことである。
【0012】
この手段によれば、多孔部材と燃料との間にストレーナを介在させたことにより、簡単な構成で、インジェクタの開閉作動により発生する燃料供給通路内の燃料の圧力脈動を低減できると共に、多孔部材が破損した場合、燃料に多孔部材の異物が混入することを防止でき、インジェクタ等への異物の噛み込みを防止できる。
【0013】
上記した技術的課題を解決するために請求項3の発明にて講じた技術的手段は、前記多孔部材を前記燃料供給通路の導入部に装着し、前記多孔部材と燃料との間にストレーナを介在させたことである。
【0014】
この手段によれば、多孔部材を燃料供給通路の導入部に装着し、多孔部材と燃料との間にストレーナを介在させたことにより、簡単な構成で、インジェクタの開閉作動により発生する燃料供給通路内の燃料の圧力脈動を低減できると共に、燃料を圧送する燃料ポンプによる燃料供給通路内への燃料の圧力脈動の伝播を低減でき、また、燃料供給通路内の燃料に異物が侵入することを防止することができ、インジェクタ等への異物の噛み込みを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を図1を参照して説明する。
【0016】
図1は本発明の燃料供給通路3を有するデリバリパイプ(デリバリ部材)2に、燃料供給通路3に連通させてインジェクタ5を装着する燃料供給装置1において、燃料供給通路3内に多孔部材10を装着した燃料供給装置1を示す概略断面図である。デリバリパイプ2に形成された燃料供給通路3は、図示省略の燃料ポンプと燃料パイプ20を介して接続されており、図示省略の燃料タンクの燃料は、燃料ポンプから吐出されて、燃料パイプ20を通してデリバリパイプ2に圧送される。
【0017】
デリバリパイプ2には、複数のインジェクタ5の取付孔4が形成されており、取付孔4にはインジェクタ5が挿入さて図示省略の固定部材により固定されている。インジェクタ5は、エンジンの作動状態に応じたタイミングで、図示省略の制御ユニットにより開閉作動が制御されている。
【0018】
燃料供給通路3の燃料パイプ20の取付側と反対側には、多孔部材10が装着されている。この多孔部材10と燃料供給通路3内の燃料との間にはストレーナ11が介在している。デリバリパイプ2の軸方向に多孔部材10に隣接してストレーナ11は燃料供給通路3に圧入され固定されている。多孔部材10は例えばウレタン材や焼結材からなり、ストレーナ11は図3に示すように、燃料供給通路内に圧入固定される環状部11aと多孔部材10の異物を補足できるフィルタ部11b(メッシュサイズ20μm〜30μm)とから構成されている。
【0019】
次に本第1実施形態の作用について説明する。
【0020】
燃料ポンプから吐出されて、燃料パイプ20を通してデリバリパイプ2に圧送され燃料供給通路3内に貯留され燃料ポンプにより与圧された燃料は、インジェクタ5の開閉作動によりシリンダヘッド6に形成された燃焼室7に燃料を噴射する。この時、インジェクタ5の開閉作動により燃料供給通路3内の燃料に圧力脈動が発生する。この圧力脈動が大きいとインジェクタ5の開時において燃料噴射量のばらつきが大きくなり、ひいては燃焼悪化や騒音発生の問題が発生する可能性がある。しかしながら、燃料供給通路3内に多孔部材10が装着されているので、燃料の圧力脈動が減衰される。これは、インジェクタ5の開閉作動により発生した圧力脈動が多孔部材10に形成される孔で吸収されて減衰されるためである。このため、インジェクタ5の開時において安定した燃料噴射量を得ることができる。また、ストレーナ11が、多孔部材10と燃料供給通路3内の燃料との間に介在していることにより、多孔部材10が破損した場合であっても、ストレーナ11により燃料に多孔部材10の異物が混入することを防止できる。
【0021】
次に本発明の第2実施形態を図2を参照して説明する。
【0022】
図2は多孔部材210をデリバリパイプ202の燃料供給通路203の導入部203aに装着し、多孔部材210の燃料供給通路203側と燃料パイプ燃料220側の燃料との間、つまり、多孔部材210の両側にストレーナ211、211をそれぞれ介在させた燃料供給装置201を示す概略断面図である。第2実施形態は多孔部材210とストレーナ211、211の配置が第1実施形態と異なるのみで、これ以外の構成は第1実施形態と同じであるため、同じ符番を付与し、説明は省略する。
【0023】
次に本第2実施形態の作用について説明する。
【0024】
燃料ポンプから吐出されて、燃料パイプ220を通してデリバリパイプ202に圧送され燃料供給通路203内に貯留され燃料ポンプにより与圧された燃料は、インジェクタ5の開閉作動によりシリンダヘッド6に形成された燃焼室7に燃料を噴射する。この時、インジェクタ5の開閉作動により燃料供給通路3内の燃料に圧力脈動が発生したり、燃料ポンプの吐出による燃料の圧力脈動が燃料供給通路3内の燃料に伝播しようとするが、導入部203aに多孔部材210が装着されているので、燃料供給通路3内の燃料の圧力脈動が減衰されると共に、燃料ポンプによる燃料の圧力脈動の伝播が減衰される。このため、インジェクタ5の開時において安定した燃料噴射量を得ることができる。
【0025】
また、燃料パイプ220を介して供給される燃料は、ストレーナ11、多孔部材210およびフィルタ11を通して燃料供給通路203内に流入する。このため、燃料パイプ220からの燃料の異物はフィルタ11、多孔部材210およびフィルタ11により濾過される。これにより、インジェクタ5の開閉作動時における異物の噛み込みを防止できる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明にて講じた技術的手段によれば、燃料供給通路内に多孔部材を装着したことにより、簡単な構成で、インジェクタの開閉作動により発生する燃料供給通路内の燃料の圧力脈動を低減できる。
【0027】
また、請求項2の発明にて講じた技術的手段によれば、多孔部材と燃料との間にストレーナを介在させたことにより、簡単な構成で、インジェクタの開閉作動により発生する燃料供給通路内の燃料の圧力脈動を低減できると共に、多孔部材が破損した場合、燃料に多孔部材の異物が混入することを防止でき、インジェクタ等への異物の噛み込みを防止できる。
【0028】
また、請求項3の発明にて講じた技術的手段によれば、多孔部材を燃料供給通路の導入部に装着し、多孔部材と燃料との間にストレーナを介在させたことにより、簡単な構成で、インジェクタの開閉作動により発生する燃料供給通路内の燃料の圧力脈動を低減できると共に、燃料を圧送する燃料ポンプによる燃料供給通路内への燃料の圧力脈動の伝播を低減でき、また、燃料供給通路内の燃料に異物が侵入することを防止することができ、インジェクタ等への異物の噛み込みを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる燃料供給装置を示す概略断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係わる燃料供給装置を示す概略断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係わるストレーナを示す概略図である。
【符号の説明】
1,201・・・燃料供給装置
2,202・・・デリバリパイプ(デリバリ部材)
2a・・・導入部
3,203・・・燃料供給通路
5・・・インジェクタ
10・・・多孔部材
11・・・ストレーナ

Claims (3)

  1. 燃料供給通路を有するデリバリ部材に、前記燃料供給通路に連通させてインジェクタを装着する燃料供給装置において、前記燃料供給通路内に多孔部材を装着したことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記多孔部材と燃料との間にストレーナを介在させたことを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記多孔部材を前記燃料供給通路の導入部に装着し、前記多孔部材と燃料との間にストレーナを介在させたことを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
JP2003017754A 2003-01-27 2003-01-27 燃料供給装置 Pending JP2004225671A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542625A (ja) * 2005-06-10 2008-11-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 絞りエレメント及びフィルタエレメントを組み込まれた高圧アキュムレータ

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JP2008542625A (ja) * 2005-06-10 2008-11-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 絞りエレメント及びフィルタエレメントを組み込まれた高圧アキュムレータ

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