JP2004225515A - 電気錠本体の解錠方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコンと電気錠本体とを含む電気錠システムにおいて、解錠コード不明時に備えて、電子マスタキーを用意しながらも、しかし、マスタコードが部外者に発覚し難いセキリュティ度が高い電気錠本体の解錠方式を提供する。
【解決手段】電気錠本体7は、錠機構10付きの保管庫10aを具備し、自身の解錠コード記載ラベル9が貼ってあり、電気錠本体7は、リモコンで入力されることのない未使用のコードによる解錠のためのマスタコードを記憶する構成であり、前記マスターコードを送信する電子マスタキー1aを用意する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リモコン装置である電子キーで電気錠本体に解錠要求情報を送信して、その電気錠本体を解錠する電気錠システムにおける非常時の電気錠本体の解錠方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
マンション、アパートなどの賃貸/売却物件のドアノブなどに例えばシャックルにてぶら下げておく電気錠本体と、リモコンと、を具備する電気錠システムが知られている。各電気錠本体は、鍵などを保管する錠付き保管庫を有し、解錠のための情報、すなわち解錠コードを表示している。解錠コードを表示するというのは、解錠コードとして、例えば357、249などと記載してあるシールを、各電気錠本体にそれぞれ貼るなどする、ということである。リモコンを所持する者は、このシールに記載してあるその電気錠本体の解錠コードを見て、リモコンでその解錠コードを電気錠本体に送信し、該電気錠本体の保管庫を開けて、ドアの鍵を取り出し、顧客をその賃貸/売却物件の部屋に案内することができる。担当者、すなわちリモコンを所持する者は、電気錠本体毎に異なる解錠コードを、一々、覚えたり、メモしたりする必要がないので、便利である。しかし、何らかの理由、例えば、いたずらなどで、電気錠本体に貼ってあるそのシールが剥がれたり、破損したりして、解錠コードが不明になると、その電気錠本体をリモコンで解錠することができなくなる。
【0003】
こういうときのために、電気錠システムに、いわゆるマスタキーを導入することが、当然、考えられる。
リモコン(電子キーとも言う)で電気錠本体に解錠情報を送信して、該電気錠本体を解錠する電気(符号)錠システムないし電子(符号)錠システムにおいて、リモコンを紛失したり、前記解錠情報を紛失したりしたときのために、いわゆるマスタキーを用意することが知られている。すなわち、(全)電気錠本体に共通のマスタコードを記憶させ、特定のもしくは全部のリモコンから前記マスタコードを解錠情報として送信可能な構成とするやり方である。
電気錠システムにマスターキーを導入した技術については、例えば特開2000−320211号公報に開示されている。
しかし、電気錠システムにマスター電子キーを用意すると、セキリュティ度が低下するという問題が生じる。何らかの事情でマスタコードが外部に漏れると、リモコンを所持するものであれば誰でも、そのマスターコードで、マスタコードを記憶する全ての電気錠本体を解錠できるからである。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−320211号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明に係る電気錠本体の解錠方式は、上記した従来の技術が有する問題点に鑑み成されたものであり、次の課題を解決することを目的とする。
リモコンと電気錠本体とを含む電気錠システムにおいて、解錠コード不明時に備えて、電子マスタキーを用意しながらも、しかし、マスタコード、すなわち共通コードが部外者に発覚し難いセキリュティ度が高い電気錠本体の解錠方式を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの電気錠本体の解錠方式であり、次のようなものである。
解錠コードを入力するリモコンで操作される電気錠本体を含む電気錠システムにおいて、前記電気錠本体は、錠機構付きの保管庫を具備し、自身の解錠コードが表示してあるとともに、前記電気錠本体は、前記リモコンで入力されることのない未使用のコードによる解錠のためのマスタコードを記憶する構成であり、前記マスターコードを送信する電子マスタキーを用意することを特徴とする電気錠本体の解錠方式である。
【0007】
上記課題を解決するための本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの電気錠本体の解錠方式であり、次のようなものである。
請求項1記載の電気錠本体の解錠方式において、前記リモコンが送信する解錠コードは、BCD(Binary Coded Decimal)コードであり、前記マスタコードは、該BCDコードの未使用コードであるものである。
【0008】
上記課題を解決するための本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの電気錠本体の解錠方式であり、次のようなものである。
請求項1記載または請求項2記載の電気錠本体の解錠方式において、前記電気錠本体は、シャックルを具備するものである。なお、このシャックルにも錠機構が付いていてもよい。
【0009】
上記課題を解決するための本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの電気錠本体の解錠方式であり、次のようなものである。
請求項1記載、請求項2記載または請求項3記載の電気錠本体の解錠方式において、前記リモコンは、携帯端末と接続することによって使用可能となる構成であり、前記電子マスタキーは、携帯端末と接続しなくても使用可能となる構成である。
なお、本明細書では携帯端末のことを携帯電話機とも称するものとする。すなわち、携帯電話機という用語は、電話機に限らず、電話機以外の無線(通信)端末をも含むものとする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、保管庫を具備しリモコンで操作する電気錠システムのブロック図である。
電気錠システムは、リモコン1及び電子錠本体7を含む。リモコン1は、解錠コード、すなわち電子錠本体7の錠機構10を解錠するための識別符号ないし暗証番号を入力するための入力部2を具備している。この入力部2には、例えばテンキーを使用する。
電子錠本体7は、保管庫10aを備えており、その保管庫10aは、錠機構10を有している。また、電子錠本体7は、ドアノブなどに取り付けるためのシャックル11を有していてもよく、そのシャックル11も錠機構を備える構成でもよい。電子錠本体7は、マンション、アパート、一戸建てのような不動産物件のドアノブに取り付けるのが通常の使い方である。
また、電子錠本体7は、自身の解錠コードを表示している。そのために、例えば、解錠コードを記載したシールを電子錠本体7の適当な部位に貼る。解錠コード記載ラベル9がそのシールであり、例えば038と記入されている。この038は、十進数で表示することが望ましく、ここでは、038は十進数であるものとする。すなわち、この電子錠本体7の識別コードないし解錠コードは、「038」である。
リモコン1を所持する者、通常、営業担当者は、解錠コード記載ラベル9を見て、「038」を入力部2から入力する。CPU3は、「038」を受け取り、メモリ5に記憶されているBCDコード表を参照して、「0000」、「0011」及び「1000」を読み出す。十進数の0がBCDコードの0000に、同3が同0011に、同8が同1000に相当するからである。通信装置4は、CPU3から受け取った「0000」「0011」「1100」すなわち続けて書けば「000000111000」というデータを電子錠本体7の制御・通信部8へ送信する。この送信は、有線によるものでも無線によるものでもどちらでもよい。
制御・通信部8(が具備する記憶部)は、十進数で表現すると038、実際にはBCDコードで「000000111000」と表される解錠コード6を記憶しているので、受信した「000000111000」と記憶している「000000111000」とを照合し、その結果によって、錠機構10を解錠したり、解錠を許可しなかったりの制御を行なう。
本発明に関連する電気錠システムは、このような構成である。
なお、入力部2からの入力情報を2進符号に変換する方式は、BCDコードに限らず、他の2進化符号でもよい。例えばGrayコードでもよい。
【0011】
本発明は、このような電気錠システムにおける電気錠本体の解錠方式であり、例えば、次のような構成例で実施できる。
図2は、本発明に係わる電気錠本体の解錠方式の実施の一形態を示すブロック図である。
今、図1に示す解錠コード記載ラベル9が何らかの事情、例えばいたずらなどではがれて、解錠コード「038」が失われたとする。電子錠本体7の錠機構10を開けるためには、リモコン1側の入力部2に「0、3、8」と打ち込まなければならないが、しかし、それはできない。こうなると、手の打ち用がなくなる。電気錠システムのメーカの人間を現場に呼び寄せたとしても、電子錠本体7が記憶している解錠コード6が十進数で表現するなら「038」、BCDコードでは「000000111000」であることを、電子錠本体7から読み出すことは容易ではない。
そこで、本発明ではこのような事態に備えて、電子マスタキー1aを用意する。この電子マスタキー1aは、リモコンの一種であり、マスタコードを必ず記憶しているか、マスタコードを入力可能か、のいずれか一方もしくは両方である。図2では、メモリ5に二進数のマスタコード「10111101」が記憶されていることを示している。例えば、入力部2で「#,6」と打ち込むと、CPU3はその入力情報がマスタコード送信のコードであることを認識し、通信装置4を介して、メモリ5が記憶するマスタコードを送信する。
電子錠本体7の制御・通信部8は、マスタコード6aを記憶しているので、受信するマスタコードと記憶しているマスタコード6aとを照合して、保管庫10aの錠機構10を解錠することができる。
ここでのマスタコード「10111101」は、BCDコードでは使用されないコードであるので、図1に示すリモコン1では入力することができない。なぜなら、図1のリモコン1の入力部2で打ち込まれるキーは、CPU3がBCDコードとして認識するからである。
従って、例えば電気錠システムのメーカなり、電気錠システムの管理者がこの電子マスタキー1aを保有するようにしておけば、図1に示す解錠コード記載ラベル9が剥がれるなどして、電子錠本体7の解錠コードが不明となっても、電子マスタキー1aを保有している者にその電子マスタキー1aを電気錠本体7のところに持ってきてもらえば、電子錠本体7を確実に解錠できる。
【0012】
図3は、本発明に係わる電気錠本体の解錠方式の別の実施の一形態を示すブロック図である。
電子マスタキー1aには、入力部2としてテンキーは、必ずしも必要でない。電子マスタキー1aは、マスタコード送信用ボタン2aを設け、そのボタンを操作すると、メモリ5に格納してある二進数のマスタコード「10111101」が送信される構成にしてもよい。
また、電子錠本体7のシャックル11にも錠機構11aを設け、電子マスタキーは、そのシャックル解錠ボタン2bを押すと、シャックル11の錠機構11aを解錠するコードを送信する構成としてもよい。ここでは、メモリ5に格納しておくシャックル解錠用マスタコード6bは、「11111110」であるとした。
【0013】
図4は、リモコンに携帯電話機を利用する本発明に係わる電気錠本体の解錠方式の実施の一形態を示すブロック図である。
電子マスタキー1aは、携帯電話機12とそれに接続する送信ユニット13で構成してもよい。携帯電話機12が具備するデータ通信端子(図示せず)に送信ユニット13を接続し、携帯電話機12の入力部2で、マスタコード送信コマンドを入力する。そのコマンドは、送信ユニット13のCPU3に伝送され、CPU3は、メモリ5から該マスタコード「10111101」を読み出し、通信装置4を介して送信する。
電子錠本体7側の構成は、図2と同様である。
【0014】
【発明の効果】
本発明に係る電気錠本体の解錠方式は、以上説明してきたような構成であるので、以下に記載する効果を奏する。
リモコンと電気錠本体とを含む電気錠システムにおいて、電気錠本体に記載してある解錠コードが不明となった時に備えて、電子マスタキー用意した。しかし、その電子マスタキーのマスタコード(共通コード)には、該電子マスタキー以外の電気錠システムのリモコンが使用するコード体系の未使用コードを充てているので、共通コードが部外者に発覚し難いセキリュティ度が高い電気錠本体の解錠方式を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】保管庫を具備しリモコンで操作する電気錠システムのブロック図である。
【図2】本発明に係わる電気錠本体の解錠方式の実施の一形態を示すブロック図である。
【図3】本発明に係わる電気錠本体の解錠方式の別の実施の一形態を示すブロック図である。
【図4】リモコンに携帯電話機を利用する本発明に係わる電気錠本体の解錠方式の実施の一形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 リモコン
1a 電子マスタキー
2 入力部
2a マスタコード送信ボタン
2b シャックル解錠ボタン
3 CPU
4 通信装置
5 メモリ
6 解錠コード
6a マスタコード
6b シャックル解錠用マスタコード
7 電子錠本体
8 制御・通信部
9 解錠コード記載ラベル
10 錠機構
10a 保管庫
11 シャックル
11a 錠機構
12 携帯電話機
13 送信ユニット

Claims (4)

  1. 解錠コードを入力するリモコンで操作される電気錠本体を含む電気錠システムにおいて、
    前記電気錠本体は、錠機構付きの保管庫を具備し、自身の解錠コードが表示してあるとともに、
    前記電気錠本体は、前記リモコンで入力されることのない未使用のコードによる解錠のためのマスタコードを記憶する構成であり、
    前記マスターコードを送信する電子マスタキーを用意することを特徴とする電気錠本体の解錠方式。
  2. 前記リモコンが送信する解錠コードは、BCDコードであり、前記マスタコードは、該BCDコードの未使用コードである、請求項1記載の電気錠本体の解錠方式。
  3. 前記電気錠本体は、シャックルを具備する、請求項1記載または請求項2記載の電気錠本体の解錠方式。
  4. 前記リモコンは、携帯端末と接続することによって使用可能となる構成であり、前記電子マスタキーは、携帯端末と接続しなくても使用可能となる構成である、請求項1記載、請求項2記載または請求項3記載の電気錠本体の解錠方式。
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