JP2004225292A - Slope face greening work execution method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、切土法面または盛土法面(以下、単に法面と称する)の緑化工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
法面が裸地のままでは、降雨等により容易に侵食されたり、表層崩壊が発生する等の問題がある。また、人工的な法面が裸地のまま放置されることは、美観上も好ましいものではない。
このため、従来、法面には、植生工が施工されている。これらの植生工の中では、吹付工は施工が容易であるため、しばしば用いられている。吹付工は、吹き付ける材料の種類により種子吹付、客土吹付、基盤材吹付工等に区分され、主に地山の状況や気候等を判断して使い分けられている(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
【0003】
上記のいずれの工法においても、吹付材料には、植物種子が混合されており、これらの種子が発芽して法面の早期緑化を可能としている。
従来の施工方法では、まず切土(もしくは盛土)が完了した法面の表面に「ラス金網」と呼ばれる金網を設置し、これに種子、客土、基盤材等を吹き付けている。
【0004】
ラス金網は、アンカーピンにより地山に固定されている。
吹付が完了した法面に対しては、必要に応じて散水養生を行い、発芽した種子が枯死することを予防している。
【特許文献1】
特開平6−280266号公報
【特許文献2】
特開平9−264026号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
吹付による植生工で用いる種子は、施工面から選定されているので、法面内の植生はその周囲の植生とは異なっている。
最近では、法面内の植生が周囲の地山と調和していることが求められるようになり、このためには、吹付工完了後の法面内に周囲の植生が容易に進入できる構造であることが必要である。
周囲からの植生の進入は、主に種子の飛来に依存している。従来の吹付工の仕上がり面の傾斜は、法面の傾斜とほぼ同一でかつ平滑であるため、周囲から飛来した種子が法面内に定着するには、急傾斜すぎることが多く、周囲からの植生の進入に対して障害となっている。
【0006】
種子、客土、基盤材は、いずれもラス金網に付着することにより法面に固着している。
これらの材料で最も付着力が強いものは、基盤材である。基盤材には、付着力を高めるためにセメント系あるいは高分子系化合物の固着材が混合されている。
このような固着材を混合することにより、基盤材は法面に安定して固着するが、逆にこれらの材料を用いることにより、基盤材自体の保水性が低下し、散水養生の必要性が増している。
【0007】
また、固着材の量が多くなって強度が大きくなると、発芽した種子の根が地中に侵入する際の障害になることもある。
また、付着力のみに依存して法面に固着しているため、時間が経過すると、法面の表面から剥落してしまうことがあった。特に、木本類を導入しようとする場合には、木本類に作用する風や木本類自身の自重によりこの傾向が強く認められる。
【0008】
近年の要望として、下記の点が挙げられる。
支持部材は自然に還元され、自然環境を汚染しないものから造られていること。
法面内に生育する植生が、法面周囲の植生と調和させるために、周囲の植生が容易に法面内に進入できる構造であること。
【0009】
セメント系あるいは高分子系の固着材の使用量を少なくすることにより、基盤材自体の保水性を向上させ、散水養生の必要性を減少させること。
固着材の使用量を少なくすることにより、根が地中に容易に侵入することができるようにすること。
木本類が生育する場合にも、法面の表面から剥落するという問題が発生しないこと。
【0010】
自然に還元されるものであるとともに、木本類が生育する間(概ね10年程度)は必要な強度を維持していることが可能であること。
本発明は、斯かる要望を満足するために為されたもので、その目的は、急傾斜に仕上げられた法面に対し周辺植生が容易に侵入可能な構造とすることにより、この法面が周辺植生と容易に調和することが可能な吹付緑化工法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、法面上に網状体を展開して設置する工程と、前記網状体の網目に複数の筒状の支持部材をそれぞれの上面が水平面となるように挿入して固定する工程と、前記法面に基盤材を吹き付け、前記筒状の支持部材のそれぞれの上面に水平な吹付面を形成する工程とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、法面上に網状体を展開して設置する工程と、前記網状体の網目に筒状部材を挿入し上面が水平面となるよう該筒状部材を切断し複数の筒状の支持部材を設置する工程と、前記法面に基盤材を吹き付け、前記筒状の支持部材のそれぞれの上面に水平な吹付面を形成する工程とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の法面緑化工法において、前記網状体および筒状の支持部材の両方またはいずれか一方が、生分解性樹脂で構成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1または請求項2記載の法面緑化工法において、前記網状体および筒状の支持部材の両方またはいずれか一方が、バーク材に繊維または生分解性樹脂を混ぜてダンボール状に成形した部材で構成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項5に係る発明は、請求項1または請求項2記載の法面緑化工法において、前記筒状の支持部材が、網状体で構成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項2記載の法面緑化工法において、前記網状体の網目に筒状部材を挿入し上面が水平面となるよう該筒状部材を切断し複数の筒状の支持部材を設置する工程は、長尺の筒状部材を前記網状体の網目に挿入した後、切断部が水平面を形成するように切断する手順を繰り返すことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1ないし図6は、本発明の一実施形態に係る法面緑化工法を示す。
先ず、図1に示すように、法面1上に、例えば、ラス金網などの網状体2を従来と同様に展開して設置する。
ここで、網状体2の網目2aの大きさは、次に挿入される筒状の支持部材5が無理なく挿入、固定できる大きさであれば良い。
【0015】
次に、図1ないし図3に示すように、設置された網状体2の網目2aに複数の筒状の支持部材5をそれぞれの上面5aが水平面となるように挿入し、網状体2の網目2aになまし鉄線等を用いて固定する。
ここで、筒状の支持部材5は、吹付後に上面5aに水平な吹付面7を形成する必要があること、また、施工性を考慮すると、直径5〜10cm程度のものを用いることが望ましい。
【0016】
次に、図4ないし図6に示すように、複数の筒状の支持部材5を固定した法面に、基盤材6を公知の基盤材吹付工法により吹き付ける。
この際、筒状の支持部材5の内側5bは、筒状の支持部材5の上面5aに形成された水平面に沿って仕上げるように、基盤材6が充填される。すなわち、筒状の支持部材5の上面5aは、基盤材6の吹付面7を形成する。
【0017】
また、筒状の支持部材5の外側5cは、裸地のままでも良いが、美観上従来の吹付と同様5〜10cm程度の厚さで厚層基材を吹き付けておくことが望ましい。
以上によって、本実施形態に係る法面緑化工法が完了する。
このようにして吹付工が為された法面1では、筒状の支持部材5の上面5aを水平に切断することにより、吹付施工後の法面1の表面に水平な吹付面7が形成され、周囲から飛来した種子を吹付面7に容易に定着することができる。
【0018】
また、基盤材6は、ラス金網などの網状体2に付着して法面1の表面に固着するのではなく、ラス金網などの網状体2になまし鉄線等で固定された筒状の支持部材5内に吹付けられるので、筒状の支持部材5に確実に保持されることになり、固着材の割合を減少させても法面1に付着して安定した植生基盤を形成することが可能となる。その結果、基盤材6自体の保水性が向上するとともに、根が地中に侵入する障害とならない。
【0019】
また、筒状の支持部材5を用いることにより、従来は5〜10cm程度であった基盤材6の吹付厚さを厚くすることが可能である。
また、円筒形の支持部材5は、なまし鉄線でラス金網などの網状体2に確実に固定されており、ラス金網などの網状体2はアンカーピンによって地山に確実に固定されていることから、基盤材6が法面1から剥落することを防止できる。
【0020】
本実施形態において、筒状の支持部材5としては、例えば、図7に示すように、塩化ビニル樹脂または生分解性樹脂などで成形された筒状体を予め法面1に合わせた傾斜面5dを設けたもの、図8に示すように、バーク材(レッドウッド、カシ、スギ、ヒノキなの皮などの樹皮で出来た木片)に繊維または生分解性樹脂を混ぜて段ボール状に成形した筒状体を予め法面1に合わせた傾斜面5dを設けたものであっても良い。
【0021】
生分解性樹脂としては、例えば公知の乳酸系生分解性樹脂を用いることができる。この樹脂は、硬質塩化ビニルと同等の変形特性を有しており、土中では微生物により水と炭酸ガスに分解されるので環境への負荷がない。さらに、成形が容易であるので、必要とされる期間強度を発言させることが容易である。
また、バーク材に繊維または生分解性樹脂を混ぜてダンボール状にすると、植生の生育に対して円筒形の支持部材が障害となることなく、さらに必要な強度を有した円筒形の支持部材となる。
【0022】
なお、上記実施形態においては、整形された法面1に適用するため、事前に切断したものを用いたが、本発明はこれに限らず、例えば、塩化ビニル樹脂または生分解性樹脂などで成形された筒状部材を現場において、図7に示すような形状に切断しても良い(請求項2)。
また、筒状の支持部材5は、ホースのような可撓性を有する長尺な材料を現場において、図7に示すような形状に切断しても良い。
【0023】
また、筒状の支持部材5は、直径5〜10cm程度のものを用いた場合、1m2あたり、概ね10〜20個程度設置することにより、法面全体の5〜10%程度を覆うように配置することができるが、必ずしもこれにこだわる必要はなく、例えば全ての網目に筒状の支持部材5を固定してもよい。例えば、φ5cm×10個で法面全体の2%、φ10cm×20個で法面全体の15%とすることが考えられる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、筒状の支持部材の上面を水平に加工または切断することにより、吹付施工後に法面表面に水平な吹付面が形成でき、周囲から飛来した種子を吹付面に容易に定着することができる。そのため、現地性種子による生態系復元が可能となる。
また、筒状の支持部材を用いることにより、吹付材料が支持されるので、セメント系または高分子系の固着材の使用量を減ずることができるとともに、固着材の使用量を減少により基盤材の保水性を向上させることができる。
【0025】
また、筒状の支持部材を用いることにより、吹付材料が支持されるので、法面からの剥落が防止でき、吹付厚さを厚くすることができ、
また、筒状の支持部材の長さを長くすることにより、吹付厚さを厚くすることができる。
また、網状体および(または)筒状の支持部材が生分解性樹脂で作られているので、環境への負荷が低減できる。
【0026】
また、筒状の支持部材を金網で作成することにより、網状体への取付が容易になるとともに、吹付時に鬆が生じることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る法面緑化工法において筒状の支持部材を固定した状態を示す断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る法面緑化工法において設置された筒状の支持部材に基盤材を吹き付けた状態を示す断面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の正面図である。
【図7】本発明に用いる筒状の支持部材を示す斜視図である。
【図8】本発明に用いる筒状の支持部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 法面
2 網状体
2a 網目
5 筒状の支持部材
5a 筒状の支持部材5の上面
5b 筒状の支持部材5の内側
5c 筒状の支持部材5の外側
6 基盤材
7 基盤材6の吹付面[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a greening method for a cut slope or an embankment slope (hereinafter, simply referred to as a slope).
[0002]
[Prior art]
If the slope is left bare, there are problems such as easy erosion due to rainfall and the like, and surface layer collapse. Leaving an artificial slope in a bare ground is not preferable from an aesthetic point of view.
For this reason, conventionally, vegetation has been constructed on the slope. Among these vegetation works, spraying works are often used because they are easy to construct. Sprayers are classified into seed spraying, soil spraying, base material spraying, and the like according to the type of material to be sprayed, and are selectively used mainly by judging the condition of the ground, the climate, and the like (for example, Patent Document 1, Patent Reference 2).
[0003]
In any of the above methods, plant materials are mixed with the spray material, and these seeds germinate to enable early greening of the slope.
In the conventional construction method, first, a wire mesh called a "lass wire mesh" is installed on the surface of the slope after cutting (or embankment) is completed, and seeds, guest soil, base material, and the like are sprayed on the wire mesh.
[0004]
The lath wire mesh is fixed to the ground with anchor pins.
Water spray curing is applied to the slope after spraying as necessary to prevent germinated seeds from dying.
[Patent Document 1]
JP-A-6-280266 [Patent Document 2]
JP-A-9-264026
[Problems to be solved by the invention]
Seeds used for spraying vegetation are selected from the construction side, so the vegetation on the slope is different from the surrounding vegetation.
Recently, it has been required that the vegetation on the slope is in harmony with the surrounding ground. For this purpose, a structure that allows the surrounding vegetation to easily enter the slope after the spraying is completed. It is necessary to be.
The invasion of vegetation from the surroundings mainly depends on the arrival of seeds. The slope of the finished surface of the conventional spraying work is almost the same as the slope of the slope, and the slope is almost the same as the slope. It is an obstacle to the invasion of vegetation.
[0006]
The seed, the soil, and the base material are all adhered to the lath wire mesh, and are fixed to the slope.
The strongest of these materials is the base material. The base material is mixed with a cement-based or polymer-based fixing material to increase the adhesive force.
By mixing such a fixing material, the base material is stably fixed to the slope, but by using these materials, the water retention of the base material itself is reduced, and the necessity of watering curing is reduced. Is increasing.
[0007]
In addition, when the amount of the fixing material is increased and the strength is increased, the roots of the germinated seeds may hinder the invasion into the ground.
In addition, since it adheres to the slope only depending on the adhesive force, it may come off from the surface of the slope with time. In particular, when wood is to be introduced, this tendency is strongly recognized due to the wind acting on the wood and the weight of the wood itself.
[0008]
Recent demands include the following.
The support members must be made from materials that are naturally reduced and do not pollute the natural environment.
The vegetation growing on the slope has a structure that allows the surrounding vegetation to easily enter the slope in order to harmonize with the vegetation around the slope.
[0009]
By reducing the amount of cement-based or polymer-based adhesive used, the water retention of the base material itself is improved, and the necessity of watering curing is reduced.
Reduce the amount of sticking material used so that roots can easily penetrate the ground.
When woody plants grow, the problem of peeling off the slope surface should not occur.
[0010]
It must be able to maintain the necessary strength during the growth of woody plants (about 10 years), as well as being naturally reduced.
The present invention has been made to satisfy such a demand, and an object of the present invention is to provide a structure in which peripheral vegetation can easily invade a slope that has been finished with a steep slope. It is an object of the present invention to provide a spray greening method that can easily harmonize with surrounding vegetation.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a step of unfolding and installing a reticulated body on a slope, and inserting and fixing a plurality of cylindrical support members in the mesh of the reticulated body such that the upper surfaces thereof are horizontal. And a step of spraying a base material onto the slope to form a horizontal spray surface on each upper surface of the cylindrical support member.
The invention according to
[0012]
According to a third aspect of the present invention, in the slope greening method according to the first or second aspect, both or one of the net-like body and the cylindrical support member is made of a biodegradable resin. It is characterized by.
According to a fourth aspect of the present invention, in the slope greening method according to the first or second aspect, both or one of the net-like body and the cylindrical support member is made of bark material made of fiber or biodegradable resin. It is characterized by being constituted by a member which is mixed and molded into a cardboard shape.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, in the slope greening method according to the first or second aspect, the cylindrical support member is formed of a mesh.
According to a sixth aspect of the present invention, in the slope greening method according to the second aspect, a tubular member is inserted into the mesh of the mesh body, and the tubular member is cut so that an upper surface thereof becomes a horizontal plane. The step of installing the member is characterized by repeating a procedure of inserting a long tubular member into the mesh of the mesh body, and then cutting the cut portion so as to form a horizontal plane.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the drawings.
1 to 6 show a slope greening method according to an embodiment of the present invention.
First, as shown in FIG. 1, a
Here, the size of the
[0015]
Next, as shown in FIGS. 1 to 3, a plurality of
Here, it is desirable to use a
[0016]
Next, as shown in FIGS. 4 to 6, the base material 6 is sprayed on the slope to which the plurality of
At this time, the base material 6 is filled so that the inner side 5b of the
[0017]
The outer side 5c of the
Thus, the slope greening method according to the present embodiment is completed.
In the slope 1 thus sprayed, a
[0018]
Further, the base material 6 is not attached to the net 2 such as a lath wire mesh and fixed to the surface of the slope 1, but is a cylindrical support fixed to the net 2 such as the lath wire mesh with a flat iron wire or the like. Since it is sprayed into the
[0019]
Further, by using the
In addition, the
[0020]
In the present embodiment, as the
[0021]
As the biodegradable resin, for example, a known lactic acid-based biodegradable resin can be used. This resin has the same deformation characteristics as hard vinyl chloride, and is decomposed into water and carbon dioxide by microorganisms in the soil, so that there is no burden on the environment. Furthermore, since the molding is easy, it is easy to make the required period strength speak.
In addition, when fiber or biodegradable resin is mixed with bark material to form a corrugated cardboard, the cylindrical support member does not hinder the growth of vegetation, and a cylindrical support member having the necessary strength is provided. Become.
[0022]
In the above-described embodiment, a pre-cut slope is used in order to apply to the shaped slope 1. However, the present invention is not limited to this. For example, a mold made of a vinyl chloride resin or a biodegradable resin is used. The formed tubular member may be cut at the site into a shape as shown in FIG. 7 (claim 2).
Further, the
[0023]
In addition, when a
[0024]
【The invention's effect】
According to the present invention, by horizontally processing or cutting the upper surface of the cylindrical support member, a horizontal spray surface can be formed on the slope surface after spraying, and seeds flying from the surroundings can be easily fixed to the spray surface. can do. Therefore, ecosystem restoration by local seeds is possible.
In addition, since the spray material is supported by using the cylindrical support member, the amount of cement-based or polymer-based fixing material can be reduced, and the amount of the fixing material can be reduced to reduce the amount of the base material. Water retention can be improved.
[0025]
In addition, since the spray material is supported by using the cylindrical support member, the spray material can be prevented from falling off the slope, and the spray thickness can be increased.
Further, by increasing the length of the cylindrical support member, the spray thickness can be increased.
Further, since the net-like body and / or the cylindrical support member are made of a biodegradable resin, the load on the environment can be reduced.
[0026]
In addition, by forming the cylindrical support member with a wire mesh, it is easy to attach the support member to the mesh body, and it is possible to prevent the occurrence of porosity during spraying.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a state in which a cylindrical support member is fixed in a slope greening method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of FIG.
FIG. 3 is a front view of FIG. 1;
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state where a base material is sprayed on a cylindrical support member installed in the slope greening method according to one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view of FIG. 4;
FIG. 6 is a front view of FIG. 4;
FIG. 7 is a perspective view showing a cylindrical support member used in the present invention.
FIG. 8 is a perspective view showing a cylindrical support member used in the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (6)
前記網状体の網目に複数の筒状の支持部材をそれぞれの上面が水平面となるように挿入して固定する工程と、
前記法面に基盤材を吹き付け、前記筒状の支持部材のそれぞれの上面に水平な吹付面を形成する工程と
を備えたことを特徴とする法面緑化工法。A step of deploying and installing the mesh on the slope,
A step of inserting and fixing a plurality of cylindrical support members in the mesh of the mesh body so that their respective upper surfaces are horizontal,
Spraying a base material onto the slope and forming a horizontal spray surface on each upper surface of the cylindrical support member.
前記網状体の網目に筒状部材を挿入し上面が水平面となるよう該筒状部材を切断し複数の筒状の支持部材を設置する工程と、
前記法面に基盤材を吹き付け、前記筒状の支持部材のそれぞれの上面に水平な吹付面を形成する工程と
を備えたことを特徴とする法面緑化工法。A step of deploying and installing the mesh on the slope,
A step of inserting a tubular member in the mesh of the mesh body, cutting the tubular member so that the upper surface becomes a horizontal plane, and installing a plurality of tubular support members,
Spraying a base material onto the slope and forming a horizontal spray surface on each upper surface of the cylindrical support member.
前記網状体および筒状の支持部材の両方またはいずれか一方が、生分解性樹脂で構成されていることを特徴とする法面緑化工法。In the slope greening method according to claim 1 or 2,
A slope greening method, wherein at least one of the net-like body and the cylindrical support member is made of a biodegradable resin.
前記網状体および筒状の支持部材の両方またはいずれか一方が、バーク材に繊維または生分解性樹脂を混ぜてダンボール状に成形した部材で構成されていることを特徴とする法面緑化工法。In the slope greening method according to claim 1 or 2,
A slope revegetation method, wherein at least one of the net-like body and the tubular support member is formed of a cardboard-shaped member obtained by mixing fiber or biodegradable resin with a bark material.
前記筒状の支持部材が、網状体で構成されていることを特徴とする法面緑化工法。In the slope greening method according to claim 1 or 2,
The slope greening method, wherein the tubular support member is formed of a mesh.
前記網状体の網目に筒状部材を挿入し上面が水平面となるよう該筒状部材を切断し複数の筒状の支持部材を設置する工程は、長尺の筒状部材を前記網状体の網目に挿入した後、切断部が水平面を形成するように切断する手順を繰り返すことを特徴とする法面緑化工法。In the slope greening method according to claim 2,
The step of inserting a tubular member into the mesh of the mesh body, cutting the tubular member so that the upper surface becomes a horizontal plane, and installing a plurality of tubular support members, comprises the steps of: attaching a long tubular member to the mesh of the mesh body. A method of replanting a slope, characterized by repeating a procedure of cutting a cutting part so as to form a horizontal plane after inserting the cutting part into a horizontal plane.
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