JP2004221856A - 位置検索システム - Google Patents

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JP2004221856A JP2003005798A JP2003005798A JP2004221856A JP 2004221856 A JP2004221856 A JP 2004221856A JP 2003005798 A JP2003005798 A JP 2003005798A JP 2003005798 A JP2003005798 A JP 2003005798A JP 2004221856 A JP2004221856 A JP 2004221856A
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Abstract

【目的】或る特定の人物の位置探索及び現在自分のいる位置検索の精度を上げることができる位置検索システムを提供すること。
【構成】基地局を介して無線によりデータの送受信をする通信手段と、近距離無線通信端末と無線によりデータの送受信をする近距離無線通信手段と、前記近距離無線通信端末より受信したデータを記憶する手段と、を具備する位置情報支援装置と、前記基地局と、前記近距離無線通信端末と、前記基地局と無線通信を行う通信端末と、前記通信回線網に接続された交換局と、前記交換局に接続されたデータ管理サーバと、から成る無線通信システムにおいて、前記近距離通信端末の位置情報を前記データ管理サーバが前記位置情報支援システムから受信し、前記通信端末が、前記データ管理サーバにある前記近距離無通信端末のデータを受信することにより前記近距離無線通信端末の位置情報を取得する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、近距離無線通信及び移動体通信網を用いた位置探索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、或る特定人物の位置探索を行う方法として、GPS(Global PositioningSystem) やPHS(Personal Handy phone System) 等の移動体通信端末を利用している。又、自分が現在いる位置を知る場合も同様の方法を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、GPSやPHSを用いたシステムでは、測定誤差が十数メートルから数十メートルの誤差があり、詳細な特定が困難である。
【0004】
従って、本発明の目的とする処は、或る特定の人物の位置探索及び現在自分のいる位置検索の精度を上げることができる位置検索システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の位置探索システムは、近距離無線通信端末、その近距離無線通信端末からの情報を受信する手段及びその受信した情報を移動体通信網に送る手段を具備する位置情報支援装置、基地局、交換局、データ管理サーバ、通信端末とを備える。
【0006】
前記近距離無線通信端末から受信した情報をデータ管理サーバにアップロードし、その情報を通信端末にダウンロードすることにより、前記近距離無線端末を携行する人物の位置情報を特定するが、そのシステムにおいて、近距離無線通信が十メートル程度の近距離無線通信のため、従来よりも位置精度を上げることが可能となる。又、同様に、前記近距離無線端末を自分自身で携行している場合も十メートル程度の高精度で位置が把握できるため自分の現在いる位置を特定できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0008】
図1は本発明に係る位置検索システムのブロック図であり、101は近距離無線通信端末で、被探索者または自分の位置を把握したい検索者が携行する。102は自動販売機である。102aは近距離無線通信装置、102bは記憶装置、102cはPHS通信装置である。103,107はPHS基地局、104,106は交換局である。105は本発明を説明するために用いるデータ管理サーバである。108はPHS通信端末である。
【0009】
ここで、近距離無線通信について説明すると、近距離無線通信端末101と近距離無線通信装置102aとの間では、通信可能距離が十メートル程度に限定されている。従って、近距離無線通信端末101の携行者が自販機102の設置されてある場所から十メートル程度の範囲内に移動してきて初めて近距離無線通信装置102aは、近距離無線通信端末101の発信する電波を受信できる。
【0010】
図2は図1のブロック図を本実施の形態のシステムに即してより詳細に表した構成図である。
【0011】
図1の近距離無線通信端末101に相当するものが、近距離無線通信端末A〜Eであり、双方向の矢印は近距離無線通信を表す。以下同様に、自動販売機102に相当するものが、自販機1〜M、PHS基地局103に相当するものがPHS基地局1〜Nで、自販機とPHS基地局との間の双方向の矢印はPHSによる無線通信を表す。
【0012】
交換局104に相当するものが交換局1、データ管理サーバ105はデータ管理サーバ、交換局106が交換局2、PHS基地局107に相当するものがPHS基地局N+1〜N+Pで、PHS基地局と交換局の間及び交換局と交換局、データ管理サーバとの間は双方向の有線ケーブルで接続されている。PHS通信端末108は、PHS通信端末aに相当し、この間の双方向の矢印は、PHSによる無線通信を表す(M,N,Pはそれぞれ値の異なる自然数である)。
【0013】
図3は図2で示した近距離無線通信端末A〜Eまでに割り振られた固有IDとパスワードの一覧表であり、この一覧表はデータ管理サーバで管理される。固有IDは、各々の前近距離無線通信端末をデータ管理サーバが識別するための識別コードで、各端末に特定のコードが1対1で対応している。又、パスワードも各端末に割り振られている。データ管理サーバは、この近距離無線通信端末一覧表を各自販機102に送信し、自販機102は、記憶装置102bにその一覧表を記憶する。
【0014】
図4は図1で示した近距離無線通信端末101のブロック図である。
【0015】
401は近距離無線通信のデータの送受信を行うアンテナ、402はRF(Radio Frequency )部、403はデータ復調部、404はデータ変調部、405はデータ処理部、406は内部データ・制御バス、407はCPU(Central Processing Unit )、408はROM(Read Only Memory)、409はRAM(Random Access Memory)である。410は入力用コントローラ、411は入力部で、本端末の携行者が自分の位置検索をしたい人が位置検索を行うときに使用する。412はディスプレイコントローラ、413はディスプレイで、本端末の携行者が自分の位置情報を確認するために使用する。
【0016】
図5は図1で示した自動販売機102のブロック図である。
【0017】
501は近距離無線通信用アンテナ、502はRF部、503はデータ復調部、504はデータ変調部、505はデータ処理部であり、501〜505は近距離無線通信のデータ送受信を司る部分である。506はデータ処理部、507はデータ変調部、508はデータ復調部、509はRF部、510はPHS通信用アンテナであり、506〜510はPHS通信のデータ送受信を司る部分である。
【0018】
511は内部データ・制御バス、512はCPU、513はROM、514はRAM、515はRTC(Real Time Clock) で、現在時刻を発生する。516はHDD(Hard Disk Drive )で、図1で示す102bの記憶装置に当たる部分である。517は自動販売機本来の物(缶ジュース販売機なら缶ジュース)を販売する機能を司る部分である。
【0019】
図6は図1で示したPHS通信端末108のブロック図である。
【0020】
601はアンテナ、602はRF部、603は音声/データ復調部、604は音声/データ変調部、605は音声/データ処理部、606はスピーカ、607はマイク、608はリンガ部、609は内部データ・制御バス、610はCPU、611はROM、612はRAM、613は入力用コントローラ、614は入力部、615はディスプレイコントローラ、616はディスプレイである。
【0021】
図7はデータ管理サーバが管理する自動販売機一覧表である。この表には、図2における自販機1〜Mまでに対し、各々固有の場所コードが対応しており、各々の自販機がある場所の住所と地図データが関連付けられている。尚、図2ではPHS基地局2からN+PまでとPHS無線通信する自販機が図示されていないが、実際には、PHS基地局1と同様に、幾つもの自販機とPHS無線通信で接続されている。
【0022】
又、それに対応する住所データ、地図データ等もデータ管理サーバ内にあるデータベースの中に構築されている。地図データは、その住所にある自販機の周辺の地図を、地図データファイルとして保存してある。図8は自販機102が、近距離無線通信端末101の発する近距離無線を受信した場合に、前記近距離無線通信端末の固有IDと受信した時刻を自身に付加されている場所コードとともにデータ管理サーバに送信したデータで、データ管理サーバが各近距離無線端末ごとに並べ替えて保存している。データ管理サーバは、この表と図7の表より、いつ、どの近距離無線通信端末がどの自販機と交信したかを把握する。
【0023】
次に、位置検索システムの課金方法について説明する。
【0024】
図9に示すように、本実施の形態で示すサービスの提供者とそのサービスを受けるユーザとの間で取り交わす契約が3つある。契約セット1では、近距離無線通信端末101のみを用いたサービスで、前記近距離無線通信端末を携行するユーザが、自分のいる位置情報を住所、地図として受ける。契約の基本料金は、図9の例では、月々300円で、その他に1回のサービスを受けるごとに10円が課金される。
【0025】
契約セット2では、近距離無線通信端末101とPHS通信端末108を用いて、前記近距離無線通信端末を携行する者を、前記PHS通信端末を携行する者が探索することができるサービスである。基本料金は、図9の例では、月々500円で、その他に1回のサービスを受けるごとに30円が課金される。
【0026】
契約セット3では、使用端末は、契約セット2と同じで、近距離無線通信端末101とPHS通信端末108である。サービス内容は、契約セット1のサービスと契約セット2のサービスの両方が受けられる。基本料金は、図9の例では、月々700円で、その他に1回のサービスを受けるごとに契約セット1のサービスであれば、1回につき10円、契約セット2のサービスであれば、1回につき30円となる。
【0027】
図2において、データ管理サーバが近距離無線通信端末Aの位置情報を得る方法を、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。このフローチャートは、自販機1から見た動作を示しており、自販機1内の近距離無線通信装置が動作することにより開始される。S1001では、自販機1内にあるCPU512は、RAM上に、或る一定時間のタイマーをセットする。このタイマーはセット後、1秒ごとに減っていき、最後には0になる。
【0028】
S1002では、自販機1内にある近距離無線通信装置は、定期的に通信相手である近距離無線通信端末101を探索する。S1003では、通信相手が見つかればS1004に進み、見つからなければ、S1005に飛ぶ。近距離無線通信端末Aは、自身のアンテナ401から、自身の固有IDを或る特定の周波数帯に対して定期的に発信しながら移動する。この近距離無線通信端末Aが自販機1との近距離無線が可能な範囲に現れたときに、自販機1内の近距離無線通信装置が前記近距離無線通信端末Aの電波を受信する。この受信が正しく行われれば自販機1内の前記近距離無線通信装置は、前記近距離無線通信端末Aの固有IDを受信する。
【0029】
S1004では、自販機1内のCPU512がアンテナ501、RF部502、復調部503、データ処理部505を介して受信した前記近距離無線通信端末Aの固有IDと、その固有IDを受信した時刻をRTC515から読み取り、それらのデータを、データ記憶装置であるHDD516に記録する。S1005では、S1001でセット後減算しているタイマーが0からどうかを判定し、0になっていなければ、S1002に戻り、0になっていればS1006に進む。尚、S1001で設定された一定時間の間に、自販機1内の近距離無線通信装置は、各々の近距離無線通信端末から受信した固有ID、その固有IDを受信した日時をHDD515に記録するが、HDD516の記録容量は、これらのデータ量と比して遥かに大きく、受信したデータがHDD516の容量が不足して記憶できなくなるといった不測の事態は起こらない。
【0030】
S1006では、自販機1内のCPU512は、HDD516に記録されたデータを自販機1内にあるPHS通信装置102c、PHS基地局1、交換局1を介してデータ管理サーバに送信する。ここで送信されるデータは、各々の近距離無線通信端末の固有IDとその固有IDを受信した日時及び自販機(PHS無線通信装置102c)ごとに予め割り振られてある場所コードである。場所コードについては、図7の自動販売機一覧表のところで述べた。
【0031】
S1007では、データ管理サーバは、S1006で自販機1が送信したデータを受信する。データ管理サーバは、データ受信を正常に終えると、自販機1に対して、正常に受信した旨を伝達する。これにより、自販機1内のCPU512は、S1001でタイマーをセットしてから0になるまでの一定時間内にHDD516に記憶されたデータを消去してこのフローチャートを終える。
【0032】
次に、PHS通信端末108の携行者が近距離無線通信端末の携行者の位置探索を行う場合について以下に説明する。
【0033】
図2において、PHS通信端末aの携行者が近距離無線通信端末Aの携行者の位置探索を行う場合、データ管理サーバから見た以下に示すフローチャート図11に沿ってデータ管理サーバ、PHS通信端末aのそれぞれの動作を説明する。このフローチャートは、PHS通信端末aの携行者がデータ管理サーバに対して探索要求を発することによって開始される。S1101では、PHS通信端末aは、PHS基地局N+1、交換局2を介してデータ管理サーバに近距離無線通信端末Aの位置を問い合せる。
【0034】
PHS通信端末aが近距離無線通信端末Aの探索をデータ管理サーバに対して要求する場合、図3に示した近距離無線通信端末Aの端末固有ID0001と、パスワードA001をデータ管理サーバに対して送信する。S1102では、データ管理サーバは、近距離無線通信端末Aを探索する依頼に対して、PHS通信端末aから送信された近距離無線通信端末Aの端末固有ID、パスワードと、自身が管理する図3の近距離無線通信端末一覧表とを比較し、パスワードの照合を行う。照合結果、パスワードが正しければS1103に進み、間違っていれば、S1110に進む。
【0035】
S1110では、予めデータ管理サーバ内に設定されてあるパスワード入力許可回数を1つ減らす。例えば、仮に当初、パスワード入力許可回数が3回と設定されていた場合、ここでは、2回に減らされる。このパスワード入力許可回数の設定は、PHS通信端末のユーザでもなく、近距離無線通信端末のユーザでもない第三者の不正使用を防ぐためである。S1111では、S1110でパスワード入力許可回数が1つ減らされているので、その結果、パスワード入力許可回数が0になったかどうかを判定する。
【0036】
ここで、パスワード入力許可回数が0であった場合、データ管理サーバは、パスワードが無効で探索ができない旨をPHS通信端末aに告げ、本フローチャートを終了する。パスワード入力許可回数が0でなかった場合、S1112に進む。S1112では、データ管理サーバは、PHS通信端末aの携行者に対して再度パスワードを入力するように通達してS1113に進む。
【0037】
S1113では、データ管理サーバは、S1112の通達後、或る一定時間を待つ。PHS通信端末aから、その時間内にパスワードが送信されれば、S1102に戻り、時間内にパスワードが入力、送信されなければ、本フローチャートはタイムアウトとして終了する。S1103では、図8のデータ表の中から近距離無線通信端末Aの固有IDを検索する。このデータは、自販機102から定期的に送られてくるデータであり、先に、図10のフローチャートを用いて述べた。
【0038】
S1104では、S1103での検索結果、近距離無線通信端末Aの固有IDが見つかった場合、S1105に進む。見つからなかった場合は、S1114に進む。
【0039】
ここで、図8に示すデータベースの前提を述べる。
【0040】
このデータベースには、近距離無線通信端末101の1台ごとのデータスペースが一定容量分、確保されている。そのため、1回でも近距離無線通信端末101の発信データが自販機102に受信されると、データ管理サーバのデータベースには、その結果が保存される。前記近距離無線通信端末のデータが、確保されてある一定容量よりも多く受信されれば、最初に記憶されたデータ(古いデータ)は消去されるが、そうでない限り、最初のデータは、データ管理サーバ上に記憶され続ける。この前提を元にS1103での検索で、データ管理サーバのデータベース(図8)に近距離無線通信端末101のデータが存在しなかったということは、未だ一度も自販機1内の近距離無線通信装置に電波を受信されていない、ということが言える。
【0041】
契約をして、初めて検索に行った場合や、本当に近距離無線通信を行っていない場合にのみに起こる。S1114では、図8のデータベースを検索した結果、近距離無線通信端末Aの固有IDが見つからなかった場合、データ管理サーバのデータベースに存在しなかったことをPHS通信端末aに送信してS1115に進む。S1115では、データ管理サーバは、PHS通信端末aに対して、近距離無線通信端末Aを探しに行くかどうかを聞きに行く。PHS通信端末aの携行者がこれに対して、探しに行くのであれば、PHS通信端末の入力部411を操作してデータ管理サーバにその旨を伝達する。この操作により、データ管理サーバが、前記近距離無線通信端末Aを見つけ、その位置情報をPHS通信端末aに送信した場合、図9に示す従量課金の30円が課金される。
【0042】
PHS通信端末の携行者が探しに行かないことをPHS通信端末の入力部411を操作してデータ管理サーバに伝達すると、このフローチャートは、終了する。S1105では、図8で示される表の中から近距離無線端末Aの固有IDのデータで、最新の日付・時刻に対応する場所コードを選択、その場所コードに対応する住所、地図データを図7より選び出し、この住所データ、地図データを図8の最新の日付・時刻データとともにPHS通信端末aに送信する。近距離無線通信端末Aは、図7及び図8を元に調べると、2001年3月30日17時00分現在、東京都渋谷区西原2−26−7に位置する。
【0043】
PHS通信端末aの携行者は、PHSのディスプレイ616に日時データ、住所データと地図データTSY0007より表される地図情報により近距離無線通信端末Aの位置を知ることができる。S1106では、データ管理サーバは、PHS通信端末aの携行者に対してS1105で送信した近距離無線通信端末Aの位置情報よりも時間的に新しい情報が必要かどうかを問い合せる。この問い合せに対して、PHS通信端末aが、近距離無線通信端末Aの新しい位置情報を必要としないことをデータ管理サーバに対して伝達した場合は、このフローチャートを終了する。
【0044】
PHS通信端末aの携行者が、S1105で受信した近距離無線通信端末Aの位置情報をよりも、時間的に新しい位置情報を受信したい場合は、その旨をデータ管理サーバに対して送信し、S1107に進む。PHS通信端末aの携行者が、この操作を行うと、データ管理サーバが近距離無線通信端末Aの新しい位置情報を見つけ、その位置情報をPHS通信端末aに送信した場合、図9に示す従量課金の30円が課金される。S1107では、データ管理サーバは、全交換局、全PHS基地局を介して、全自販機に近距離無線通信端末Aのデータがあるかどうかを問い合せに行く。
【0045】
S1108では、S1107でデータ管理サーバが、近距離無線通信端末Aの位置情報を探索できた場合はS1109に進み、できなかった場合はS1116に進む。S1116では、データ管理サーバは、PHS通信端末aに対して、近距離無線通信端末Aの最新の位置情報が見つからなかった旨を伝達してフローチャートを終了する。
【0046】
S1109では、S1107で、複数のデータが各自販機からデータ管理サーバに送られた場合、データ管理サーバは、そのデータの中で最新日時のものを現在の近距離無線通信端末Aの位置情報と見なし、その近距離無線通信端末Aの位置情報(住所、地図、時刻)をPHS通信端末aに送信するとともに、従量課金を行って、本フローチャートを終了する。
【0047】
最後に、近距離無線通信端末101を携行する者が自分の現在いる位置を知りたい場合について考える。これは、図9の契約セット1のサービスに当たる。近距離無線通信端末Aを携行している者が道に迷い、現在自分のいる場所が分からなくなった場合を考える。現在、自販機1との通信可能地域にいるものとする。第1に、近距離無線通信端末Aの携行者は、端末のディスプレイ413で、位置情報受信可能地域にいるかどうかを確認する。
【0048】
もし、位置情報が受信できない位置であると表示されていれば、位置情報が受信できる位置を探して移動しなければならない。位置情報が受信可能な地域にいる場合、近距離無線通信端末Aの携行者は、端末の入力部411を操作して、近距離無線通信端末A用のパスワードを入力し、そのパスワードと位置情報要求、自身の固有IDを回りにある自販機に対して発信する。
【0049】
近距離無線通信端末Aから位置情報要求、パスワードを受信した自販機1は、自身内にあるHDD516に記憶されている図3の近距離無線通信端末一覧表と受信した前記固有ID、前記パスワードを照合し、正しければ、HDD516内にある自販機1の回りの地図情報、自販機1の住所を近距離無線通信端末Aに送信する。送信後、自販機1は、データ管理サーバに対して、近距離無線通信端末Aから位置情報の要求を受け、情報を提供したことを知らせる。これにより、近距離無線通信端末Aのユーザには、図9に示す契約セット1又は契約セット3の従量課金10円が課金される。パスワードが間違っていた場合、その旨を近距離無線通信端末Aに送信し、再度パスワードを入力して送信するように通達する。勿論、このときは、課金されない。
【0050】
以上、実施の形態では、近距離無線通信端末のデータ・要求を受ける近距離無線通信装置やそのデータを記録する記憶装置を、自動販売機の中に設置した例を述べた。この理由は、現在、既に自動販売機の中にPHS通信網が設置されているケースがあるため、その資産を有効活用できるためである。
【0051】
しかし、自動販売機だけにこの近距離無線通信装置を設置しただけでは、実際のケースでは、全ての地域をくまなく網羅できない。このため、本実施の形態に出てくる位置情報の探索が不能というケースを避けるために、一定の距離をおいて、今回自動販売機の中に設置した近距離無線通信装置、記憶装置及びPHS通信装置を設置する。
【0052】
こうして、近距離無線通信端末が発信する電波が受信できないエリアを無くせば、近距離無線通信端末の電波が発信されない場合を除いて、近距離無線通信端末の携行者の位置探索を確実に行うことが可能になる。又、本実施の形態で述べた近距離無線通信端末の携行者が自身の位置情報を得るために、近距離無線通信の代わりに赤外線通信を用いることもできる。
【0053】
以上説明したように、本実施の形態によれば、近距離無線通信、PHS通信を利用することによって、近距離無線通信端末の携行者の位置検索をするとともに、近距離無線通信端末の携行者自身が自分の位置情報を知ることができる。
【0054】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、近距離無線通信端末の携行者の位置検索を携行者以外の者が正確に把握することができる。又、近距離無線通信端末を携行する本人が、データ管理サーバを介さず、位置検索支援装置との間で交信することにより、自分の今いる位置情報を正確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態のデータ管理サーバが管理する近距離無線通信端末一覧表である。
【図4】本発明の実施の形態で使用する近距離無線通信端末のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態で使用する自動販売機のブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態で使用するPHS通信端末のブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態のデータ管理サーバが管理する自動販売機一覧表である。
【図8】本発明の実施の形態のデータ管理サーバが管理するデータベースである。
【図9】本発明の実施の形態の課金方法を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 近距離無線端末
102 自動販売機
102a 近距離通信装置
102b 記憶装置
102c PHS通信装置
103,107 PHS基地局
104,106 交換局
105 データ管理サーバ
108 PHS通信端末
401 アンテナ
402 RF部
403 データ復調部
404 データ変調部
405 データ処理部
406 内部データ・制御バス
407 CPU
408 ROM
409 RAM
410 入力用コントローラ
411 入力部
412 ディスプレイコントローラ
413 ディスプレイ

Claims (4)

  1. 少なくとも通信回路網に接続された基地局を介して無線によりデータの送受信をする通信手段と、近距離無線通信端末と無線によりデータの送受信をする近距離無線通信手段と、前記近距離無線通信端末より受信したデータを記憶する手段と、を具備する位置情報支援装置と、前記基地局と、前記近距離無線通信端末と、前記基地局と無線通信を行う通信端末と、前記通信回線網に接続された交換局と、前記交換局に接続されたデータ管理サーバと、から成る無線通信システムにおいて、前記近距離通信端末の位置情報を前記データ管理サーバが前記位置情報支援システムから受信し、前記通信端末が、前記データ管理サーバにある前記近距離無通信端末のデータを受信することにより前記近距離無線通信端末の位置情報を取得する位置検索システム。
  2. 前記通信端末のユーザが、前記データ管理サーバから前記近距離無線通信端末の最新の位置情報を得た場合、前記データ管理サーバが前記通信端末のユーザに対して課金することを特徴とする請求項1記載の位置検索システム。
  3. 少なくとも近距離無線通信端末と無線によりデータの送受信をする近距離無線通信手段と、前記近距離無線通信端末より受信したデータを記憶する手段と、を具備する位置情報支援装置と、前記近距離無線通信端末から成るシステムにおいて、前記近距離無線通信端末が、前記位置情報支援装置から前記近距離無線通信端末の位置情報を取得する位置検索システム。
  4. 少なくとも通信回路網に接続された基地局を介して無線によりデータの送受信をする通信手段と、近距離無線通信端末と無線によりデータの送受信をする近距離無線通信手段と、前記近距離無線通信端末より受信したデータを記憶する手段と、を具備する位置情報支援装置と、前記基地局と、前記近距離無線通信端末と、前記通信回線網に接続された交換局と、前記交換局に接続されたデータ管理サーバと、から成る無線通信システムにおいて、前記近距離無線通信端末のユーザが、前記位置情報支援装置から自身の位置情報を得た場合に、前記位置情報支援装置が前記データ管理サーバに前記近距離無線通信端末に位置情報を送信した旨を告げることにより、前記データ管理サーバが、前記近距離無線通信端末のユーザに対して課金することを特徴とする位置検索システム。
JP2003005798A 2003-01-14 2003-01-14 位置検索システム Withdrawn JP2004221856A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011250171A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Ntt Communications Corp サーバ装置、通信サービス提供方法、及びプログラム
JP2019020170A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 位置探索システム、サーバ、位置探索方法および位置探索プログラム

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