JP2004218341A - Steel pipe pile - Google Patents
Steel pipe pile Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004218341A JP2004218341A JP2003008979A JP2003008979A JP2004218341A JP 2004218341 A JP2004218341 A JP 2004218341A JP 2003008979 A JP2003008979 A JP 2003008979A JP 2003008979 A JP2003008979 A JP 2003008979A JP 2004218341 A JP2004218341 A JP 2004218341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- flange
- pipe pile
- tip
- peripheral edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼管杭に係り、特に初期沈下量を抑制させた鋼管杭に関する。
【0002】
【従来の技術】
杭基礎工事の最も基本的な施工方法は、ドロップハンマを用いて杭を直接叩いて打ち込むものであるが、この打撃工法は騒音公害として大きな社会問題となっているため、騒音を抑えた各種の杭工法が開発されている。その代表的なものとして、鋼管杭を地中に捩じ込んで埋設する捩り込み鋼管杭工法が提案されている。
【0003】
この工法は、例えば木造2階建て或いは3階建て住宅等の比較的軽量(必要とされる地耐力5tf/m2以下)な建物を、将来地盤沈下を起すような軟弱な地盤を含んでいるような宅地地盤上に建築する場合の地盤補強工法として採用される。特に、地表面より比較的浅部(−5.0m〜15m付近)に強固な地盤(支持層)があり、その上部全体が軟弱地盤あるいは腐食土を含んでいるような場合に、前記工法が採用される場合が多い。
【0004】
この工法に用いられる鋼管杭は、一般的に、市販の鋼管の先端部の外周に螺旋状の掘削羽根(螺旋翼ともいう)を設けて構成されている(例えば特開平7−292666号公報参照)。この鋼管杭は、所定の荷重を掛けつつオーガーモータで回転駆動されることにより、支持層に到達するまで地中に捩じ込んで埋設(打設)される。この鋼管杭においては、支持層からの支持圧力(反力)を主に掘削羽根の下面で受け止めることにより建物の荷重が支え、その沈下を防止するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−292666号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記鋼管杭においては、掘削羽根による掘削で支持層が荒らされると共に、掘削羽根が螺旋状に傾斜してるため、荒らされた支持層部分の沈みや掘削羽根の螺旋状の傾斜による滑りにより初期沈下量が大きくなるという問題があった。
【0007】
本発明は、前記事情を考慮してなされたもので、初期沈下量を小さくすることができる鋼管杭を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち、請求項1の発明は、鋼管の先端近くの外周に支持圧を受けるための環状の鍔部を設け、該鍔部の少なくとも下面に一端が鋼管の外周面に接し他端が鍔部の周縁部まで延びた板状の切削刃を周方向に適宜間隔で複数設けてなることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、前記切削刃の他端が前記鍔部の周縁部よりも外側に若干突出していることを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、前記鍔部の上面にも一端が鋼管の外周面に接し他端が鍔部の周縁部まで延びた板状の切削刃が周方向に適宜間隔で複数設けられており、前記上面の切削刃の向きが前記下面の切削刃の向きとは反対とされていることを特徴とする。
【0011】
請求項4の発明は、前記鋼管の先端部が端板で閉塞され、該端板の下面に三角刃が突設されていることを特徴とする。
【0012】
請求項5の発明は、前記鋼管の先端部には該鋼管よりも肉厚の厚い先端管部が設けられ、該先端管部の先端部に土砂を先端管部の内部に導入して圧密閉塞するためのテーパー部が設けられていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態に係る鋼管杭を示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)の右側から見た側面図、(c)は(a)の下方から見た図、図2は鋼管杭の先端部を示す図で、(a)は断面図、(b)は(a)の下方から見た図、図3は(a)は支持層到達部で鋼管杭を逆回転させた時の下の切削刃の作用を示す上方から見た図、(b)は上の切削刃の作用を示す上方から見た図である。
【0014】
図1において、1は鋼管杭で、2はこの鋼管杭1を構成する鋼管である。この鋼管2の先端近くの外周には、支持圧を受けるための環状好ましくは円環状の鍔部3が設けられている。鍔部3の外径は、図示例では例えば鋼管2の外径の略2倍程度とされている。そして、前記鍔部3の少なくとも下面3aには、一端が鋼管2の外周面に接し他端が鍔部3の周縁部まで延びた板状の切削刃4が周方向に適宜間隔で複数例えば2〜4枚程度、図示例では2枚設けられている。具体的には、切削刃4の一端(基端)の一側面(先端から見て左側面)が鋼管2の外周面に接しており、切削刃4の他端(先端)4aが鋼管2の接線方向へ延びている。
【0015】
実施例の場合、鍔部3の上面3bにも、一端が鋼管2の外周面に接し他端が鍔部3の周縁部まで延びた板状の切削刃5が周方向に適宜間隔で複数例えば2〜4枚程度、図示例では2枚設けられている。切削刃4,5は、鋼管2と同じ材質例えば鋼板により形成されている。切削刃4,5は、略直角三角形に形成され、すなわち鋼管2に接する側の一端から鍔部3の周縁部側の他端にかけて漸次高さが減少するようにテーパー6が形成されている。これにより、回転掘削時の貫入抵抗ないしトルクの軽減が図られている。
【0016】
前記切削刃4,5は、鍔部3の下面3aまたは上面3bに垂直に起立した状態で、前記鋼管2を挟んで対称的に配置されている。また、鍔部3が鋼管杭1の掘進の抵抗となるのを抑制すべく、鍔部3よりも若干大きい径で地盤を掘削するために、鍔部3の下面3aの切削刃4の他端4aは、鍔部3の周縁部よりも外側に若干突出している。鍔部3は鋼管2に溶接で取付けられ、切削刃4,5は鍔部3及び鋼管2に溶接で固定されている。
【0017】
更に、鍔部3の上面3bの切削刃5の向きが下面3aの切削刃4の向きとは反対とされている。すなわち、下面の切削刃4はその一端(基端)の一側面(先端から見て左側面)が鋼管2の外周面に接っしているのに対し、上面の切削刃5はその一端(基端)の他側面(先端から見て右側面)が鋼管2の外周面に接っしており、上下の切削刃4,5の向きが逆になっている。鋼管杭1を地中に捩じ込んで打設する場合は、鋼管杭1を図1の矢印方向(時計方向)、図3(a)の場合、矢印とは反対方向(反時計方向)に回転(正回転)させる。これにより下面3aの切削刃4で掘削された土砂は径方向外方へ押し遣られる。鋼管杭1が支持層に到達したら、図3(a),(b)に示すように鋼管杭1を矢印方向へ逆回転させることにより下面の切削刃4で鍔部3の内方へ土砂を押し固めると共に上面の切削刃5で掘削土砂を掘削孔の孔壁に押しつけて崩れないように圧密する。また、鋼管杭1を引き抜く場合には、図3(b)に示すように鋼管杭1を矢印方向へ逆回転させつつ引き上げることにより上面3bの切削刃5で土砂を径方向外方へ押し遣りつつ鋼管杭1を容易に引き抜くことができる。
【0018】
前記鋼管2の先端部は、支持圧を受けるために図2にも示すように円形の端板7で閉塞されている。また、鋼管杭1の回転掘進時の芯ずれを防止するために端板7の下面にはその頂点を鋼管2の軸心線上に一致させた2等辺三角形状の三角刃8が突設されている。前記端板7は、鋼管2の内径または外径と同じ直径の円板状に形成されており、鋼管2の下端部に溶接で取付けられている。前記三角刃8は、端板7の下面に垂直に起立した状態で溶接固定されている。なお、鋼管杭1としては、前記端板7に鋼管2内を通して圧送される固化剤例えばセメントミルクを地中に吐出するための吐出孔9を設けると共にこの吐出孔9を外側から開閉可能に覆う逆止弁10を設け、軟弱な地盤の土質を改良強化し得るようにしても良い。
【0019】
次に、以上の構成からなる鋼管杭の作用を述べる。鋼管杭1は、図示しない作業機に昇降可能に装備された回転駆動装置(オーガーモータ)に上端部が保持され、地盤に向けて垂直の起立状態とされ、回転駆動装置等の重量物による所定の荷重が加えられつつ回転駆動装置によって図1(c)の矢印方向に回転駆動される。この鋼管杭1の回転による三角刃8及び鍔部3の下面3aの切削刃4の回転によって地盤が切削ないし掘削され、掘削された土砂は切削刃4によって径方向外方へ押し遣られつつ圧密されて孔壁に押し付けられる。
【0020】
こうして鋼管杭1を地中に捩じ込んで行き、鋼管杭1の上端部に鋼管2を順次溶接により継ぎ足しつつ鋼管杭1の先端部が支持層に到達するまで掘削作業を続ける。鋼管杭1の先端部が支持層に到達したなら、鋼管杭1を逆方向に適宜回転させて、図3(a)に示すように鍔部3の下面3aの切削刃4で鍔部3の下方の土砂を内側へ寄せ集めて圧密すると共に、図3(b)に示すように鍔部3の上面3bの切削刃5で鍔部3の上方の土砂を外側へ押し遣って圧密すればよい。このようにして、鋼管杭1の打設(埋設)が終了する。
【0021】
前記鋼管杭1によれば、鋼管2の先端近くの外周に支持圧を受けるための環状の鍔部3を設け、該鍔部3の少なくとも下面3aに一端が鋼管2の外周面に接し他端が鍔部3の周縁部まで延びた板状の切削刃4を周方向に適宜間隔で複数設けてなるため、支持層からの支持圧を平面的に鍔部3の下面全体で受けることができ、螺旋状に配置した掘削羽根でを支持圧を受ける従来の鋼管杭に比して、初期沈下量を小さくすることができる。この場合、前記切削刃4の他端4aが前記鍔部3の周縁部よりも外側に若干突出しているため、鍔部3が引っ掛ること無く円滑に地盤を掘進することができる。
【0022】
また、前記鍔部3の上面3bにも一端が鋼管2の外周面に接し他端が鍔部3の周縁部まで延びた板状の切削刃5が周方向に適宜間隔で複数設けられており、前記上面3bの切削刃5の向きが前記下面3aの切削刃4の向きとは反対とされているため、鋼管杭1を正回転させて掘削し、支持層に到達したら鋼管杭1を逆回転させることにより下面3aの切削刃4により鍔部3の内方へ土砂を押し固めることができると共に上面3bの切削刃5により掘削土砂を掘削孔の孔壁に押しつけて崩れないように圧密することができ、また、鋼管杭1を引き抜く場合には、鋼管杭1を逆回転させつつ引き上げることにより上面3bの切削刃5により土砂を孔壁側へ押し遣りつつ鋼管杭1を容易に引き抜くことができる。更に、前記鋼管2の先端部が端板7で閉塞され、該端板7の下面に三角刃8が突設されているため、前記端板7の下面で支持層からの支持圧を受けることができると共に、三角刃8によって芯ずれを無くして地中を真っ直ぐ掘進することができる。
【0023】
図4は鋼管杭の先端部の他の例を示す断面図である。本実施例において、前記実施例と同一部分は同一参照符号を付して説明を省略する。この鋼管杭1は、鋼管2の先端部に該鋼管2よりも肉厚の厚い先端管部11を設けている。この先端管部11の先端部には、土砂を先端管部11の内部に導入して圧密閉塞するためのテーパー部12が設けられている。先端管部11の外径は、鋼管2の外径と略同一とされている。
【0024】
前記先端管部11の先端近くの外周には支持圧を受けるための環状の鍔部3が設けられ、この鍔部3の少なくとも下面3a、図示例では上下両面3a,3bには、一端が鋼管3の外周面に接し他端が鍔部3の周縁部まで延びた板状の切削刃4,5が周方向に適宜間隔で複数設けられている。また、先端管部11の先端部には、半角刃が溶接で取付けられている。このように構成された鋼管杭によっても前記実施例と同様の効果が得られる。また、特に、この鋼管杭1によれば、鋼管2の先端部には該鋼管よりも肉厚の厚い先端管部11が設けられ、この先端管部11の先端部に土砂を先端管部の内部に導入して圧密閉塞するためのテーパー部が設けられているため、容易に鋼管の先端部を土砂で圧密閉塞することができる。
【0025】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0027】
(1)請求項1の発明によれば、鋼管の先端近くの外周に支持圧を受けるための環状の鍔部を設け、該鍔部の少なくとも下面に一端が鋼管の外周面に接し他端が鍔部の周縁部まで延びた板状の切削刃を周方向に適宜間隔で複数設けてなるため、支持圧を平面的に鍔部の下面全体で受けることができ、初期沈下量を小さくすることができる。
【0028】
(2)請求項2の発明によれば、前記切削刃の他端が前記鍔部の周縁部よりも外側に若干突出しているため、鍔部が引っ掛ること無く円滑に地盤を掘進することができる。
【0029】
(3)請求項3の発明によれば、前記鍔部の上面にも一端が鋼管の外周面に接し他端が鍔部の周縁部まで延びた板状の切削刃が周方向に適宜間隔で複数設けられており、前記上面の切削刃の向きが前記下面の切削刃の向きとは反対とされているため、鋼管杭を正回転させて掘削し、支持層に到達したら鋼管杭を逆回転させることにより下面の切削刃により鍔部の内方へ土砂を押し固めることができると共に上面の切削刃により掘削土砂を掘削孔の孔壁に押しつけて崩れないように圧密することができ、また、鋼管杭を引き抜く場合には、鋼管杭を逆回転させつつ引き上げることにより鋼管杭を容易に引き抜くことができる。
【0030】
(4)請求項4の発明によれば、前記鋼管の先端部が端板で閉塞され、該端板の下面に三角刃が突設されているため、前記端板の下面で支持圧を受けることができると共に、三角刃によって芯ずれを無くして地中を真っ直ぐ掘進することができる。
【0031】
(5)請求項5の発明によれば、前記鋼管の先端部には該鋼管よりも肉厚の厚い先端管部が設けられ、該先端管部の先端部に土砂を先端管部の内部に導入して圧密閉塞するためのテーパー部が設けられているため、容易に鋼管の先端部を土砂で圧密閉塞することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る鋼管杭を示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)の右側から見た側面図、(c)は(a)の下方から見た図である。
【図2】鋼管杭の先端部を示す図で、(a)は断面図、(b)は(a)の下方から見た図である。
【図3】(a)は支持層到達部で鋼管杭を逆回転させた時の下の切削刃の作用を示す上方から見た図、(b)は上の切削刃の作用を示す上方から見た図である。
【図4】鋼管杭の先端部の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 鋼管杭
2 鋼管
3 鍔部
4 切削刃
5 切削刃
7 端板
8 三角刃
11 先端管部
12 テーパー部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a steel pipe pile, and more particularly to a steel pipe pile in which an initial settlement amount is suppressed.
[0002]
[Prior art]
The most basic construction method of pile foundation work is to directly hit and drive a pile using a drop hammer.However, since this hammering method is a major social problem as noise pollution, A pile method is being developed. As a typical example, a twisted steel pipe pile method of screwing a steel pipe pile into the ground and burying it has been proposed.
[0003]
This construction method includes, for example, a relatively light-weight (required ground strength of 5 tf / m 2 or less) building such as a wooden two-story or three-story house, and a soft ground that may cause land subsidence in the future. It is adopted as a ground reinforcement method when building on such residential ground. In particular, when there is a strong ground (support layer) relatively shallower than the ground surface (around -5.0 m to 15 m), and the entire upper part contains soft ground or corroded soil, the above-described method is used. Often adopted.
[0004]
Generally, a steel pipe pile used in this method is provided with a spiral excavating blade (also referred to as a spiral blade) on the outer periphery of a tip portion of a commercially available steel pipe (see, for example, JP-A-7-292666). ). The steel pipe pile is rotated and driven by an auger motor while applying a predetermined load, so that the steel pipe pile is screwed into the ground until it reaches the support layer and is buried (placed). In this steel pipe pile, the load of the building is supported by mainly receiving the supporting pressure (reaction force) from the supporting layer on the lower surface of the excavating blade, and the sinking of the building is prevented.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-7-292666 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the steel pipe pile, the support layer is roughened by the excavation by the excavation blade, and the excavation blade is spirally inclined. There was a problem that the initial settlement amount was large.
[0007]
The present invention has been made in consideration of the above circumstances, and has as its object to provide a steel pipe pile capable of reducing the initial settlement amount.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Among the present invention, the invention of
[0009]
The invention according to
[0010]
In the invention of
[0011]
The invention according to
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, the tip end of the steel pipe is provided with a tip end having a thickness greater than that of the steel pipe, and sediment is introduced into the end end of the tip end to consolidate the pipe. And a taper portion is provided.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0014]
In FIG. 1, 1 is a steel pipe pile, and 2 is a steel pipe constituting the
[0015]
In the case of the embodiment, a plurality of plate-
[0016]
The
[0017]
Further, the direction of the
[0018]
The distal end of the
[0019]
Next, the operation of the steel pipe pile having the above configuration will be described. The
[0020]
The
[0021]
According to the
[0022]
A plurality of plate-
[0023]
FIG. 4 is a cross-sectional view showing another example of the tip of the steel pipe pile. In this embodiment, the same parts as those in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted. The
[0024]
An
[0025]
As described above, the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the above embodiments, and various design changes and the like can be made without departing from the gist of the present invention. is there.
[0026]
【The invention's effect】
In short, according to the present invention, the following effects can be obtained.
[0027]
(1) According to the first aspect of the present invention, an annular flange for receiving a supporting pressure is provided on the outer periphery near the distal end of the steel pipe, and at least the lower surface of the flange has one end in contact with the outer peripheral surface of the steel pipe and the other end. Since a plurality of plate-shaped cutting blades extending to the peripheral edge of the flange portion are provided at appropriate intervals in the circumferential direction, supporting pressure can be received on the entire lower surface of the flange portion in a planar manner, and the initial settlement amount can be reduced. Can be.
[0028]
(2) According to the second aspect of the invention, since the other end of the cutting blade slightly protrudes outside the peripheral edge of the flange, the ground can be dug smoothly without the flange being caught. it can.
[0029]
(3) According to the third aspect of the present invention, a plate-like cutting blade having one end also in contact with the outer peripheral surface of the steel pipe and the other end extending to the peripheral edge of the flange is provided at an appropriate interval in the circumferential direction. A plurality is provided, and since the direction of the cutting blade on the upper surface is opposite to the direction of the cutting blade on the lower surface, the steel pipe pile is excavated by rotating forward and the steel pipe pile is reversely rotated when reaching the support layer. By doing so, it is possible to compact the earth and sand inward of the flange by the cutting blade on the lower surface and to press the excavated earth and sand against the hole wall of the drill hole by the cutting blade on the upper surface and to consolidate so as not to collapse, When pulling out the steel pipe pile, the steel pipe pile can be easily pulled out by pulling up the steel pipe pile while rotating it in the reverse direction.
[0030]
(4) According to the invention of
[0031]
(5) According to the fifth aspect of the present invention, the tip of the steel pipe is provided with a tip pipe thicker than the steel pipe, and the tip of the tip pipe is filled with earth and sand inside the tip pipe. Since the tapered portion for introducing and closing tightly is provided, the front end of the steel pipe can be easily closed tightly with earth and sand.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a steel pipe pile according to an embodiment of the present invention, wherein (a) is a side view, (b) is a side view as viewed from the right side of (a), and (c) is a lower side of (a). FIG.
FIGS. 2A and 2B are views showing a tip portion of a steel pipe pile, where FIG. 2A is a cross-sectional view and FIG.
FIG. 3 (a) is a top view showing the operation of the lower cutting blade when the steel pipe pile is reversely rotated at the support layer reaching portion, and FIG. 3 (b) is a top view showing the operation of the upper cutting blade. FIG.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing another example of the tip portion of the steel pipe pile.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003008979A JP3754419B2 (en) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | Steel pipe pile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003008979A JP3754419B2 (en) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | Steel pipe pile |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004218341A true JP2004218341A (en) | 2004-08-05 |
JP3754419B2 JP3754419B2 (en) | 2006-03-15 |
Family
ID=32898603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003008979A Expired - Fee Related JP3754419B2 (en) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | Steel pipe pile |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3754419B2 (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009249893A (en) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Nippon Steel Corp | Rotary press-in pile and construction method therefor |
JP2012188830A (en) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Oonishi:Kk | Soil improvement structure and soil improvement method |
CN104947661A (en) * | 2015-06-05 | 2015-09-30 | 成都迅德科技有限公司 | Protection pile tip |
-
2003
- 2003-01-17 JP JP2003008979A patent/JP3754419B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009249893A (en) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Nippon Steel Corp | Rotary press-in pile and construction method therefor |
JP2012188830A (en) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Oonishi:Kk | Soil improvement structure and soil improvement method |
CN104947661A (en) * | 2015-06-05 | 2015-09-30 | 成都迅德科技有限公司 | Protection pile tip |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3754419B2 (en) | 2006-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO1999046449A1 (en) | Rotation buried pile and execution management method therefor | |
JP2007032044A (en) | Supporting structure of foundation pile and steel pipe pile | |
JP4626655B2 (en) | Construction method of foundation pile | |
JP2003184078A (en) | Cast-in-place concrete pile and its construction method | |
KR101812463B1 (en) | Rrotating-press type pile construction method by using tip-enlarged pile | |
JPH10331156A (en) | Steel pipe pile and method for foundation work using the same | |
JP5133625B2 (en) | Steel pipe pile | |
JP2004218341A (en) | Steel pipe pile | |
JPH11200363A (en) | Cast-in-place pile, building method therefor, and steel pipe member with blade used therefor | |
JP3991311B2 (en) | Method of burying excavation rod and ready-made pile | |
JP4210297B2 (en) | Expanded pipe with tip blade and steel pipe pile with tip blade provided with the same | |
JP3839461B1 (en) | Steel pipe pole foundation and its foundation method | |
JP2004316411A (en) | Assembling type steel pipe pile | |
JP2709445B2 (en) | Steel pipe pile and method of burying steel pipe pile | |
JP4189550B2 (en) | Construction method of ready-made pile with spiral blade, casing for propulsion | |
JPH11100841A (en) | Steel pipe pile | |
JP7128503B2 (en) | Earthless auger drilling tool | |
KR101794112B1 (en) | Rrotating-press type pile construction device by using tip-enlarged pile | |
JP3168500B2 (en) | Steel pipe pile and method of manufacturing the same | |
JP4617604B2 (en) | Threaded pile and method of construction | |
JP4129836B2 (en) | Construction method of foundation pile, ready-made pile with spiral wing | |
JP4524955B2 (en) | Pile tip reinforcement structure and pile construction method | |
JP3291692B2 (en) | Rotary steel pipe pile manufacturing method | |
JP2003176535A (en) | Steel pipe pile and its construction method | |
JP2010285866A (en) | Screw pile and construction method for the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050524 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051215 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |