JP2004217093A

JP2004217093A - Exhaust device for working vehicle

Info

Publication number: JP2004217093A
Application number: JP2003007433A
Authority: JP
Inventors: Mitsuhiko Onbe; 光彦遠部; Masahiro Kita; 雅博北; Yuji Tomiyama; 裕二富山; Teruhito Yamauchi; 輝仁山内; 聡志 ▲吉▼川; Satoshi Yoshikawa
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 2003-01-15
Filing date: 2003-01-15
Publication date: 2004-08-05
Anticipated expiration: 2023-01-15
Also published as: JP4024684B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an exhaust device for a working vehicle, capable of exhausting gas while transmitting no oscillation to a cabin without using a flexible joint when an exhaust pipe is attached to the cabin, and capable of absorbing an assembly error. <P>SOLUTION: The cabin 15 is provided on a rear upper portion of a traveling vehicle body 6. An engine 5 installed on a front portion of the traveling vehicle body 6 and a muffler main body 29 installed around this engine 5 are surrounded by a hood 14. The exhaust pipe 30 connected to the muffler main body 29 is attached to the cabin 15 while protruded from the hood 14. The exhaust pipe 30 is composed of a first pipe 31 protruded from the muffler main body 29 to the outside and a second pipe 32 connected to an end of this first pipe 31 and attached along a cabin support, and the end 31b of the first pipe 31 is inserted with a gap A into a lower portion of the second pipe 32. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばトラクタ等の作業車の排気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の作業車の排気装置には、特許文献に記載されるように、「運転部にキャビンを装着し、機体前部のボンネットにマフラー本体を内装した作業車両において、該マフラー本体からの排気を機体外部へ放出する前記キャビンの支柱近傍に配置したテールパイプと、マフラー本体との間にフレキシブルジョイントを介装した」ものがある。
従来の排気装置は、前記フレキシブルジョイントを用いることによって、「マフラー本体からの振動をテールパイプへ伝達しないように」でき、また、テールパイプの作業車への組み付け誤差も吸収できるようになっていた。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１１−７８５４７号公報（請求項２）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一般にこのようなフレキシブルジョイント等の継手は高価であり、特に複数個用いるような場合等には、製造コストの高騰化を招来するおそれがある。
そこで、本発明は、排気パイプがキャビンに装着された場合に、フレキシブルジョイントを用いることなく、振動がキャビンに伝達しないで排気でき、組み立て誤差を吸収できるようにした作業車の排気装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
第１に、走行車体の後上部にキャビンを有し、走行車体の前部に設けられたエンジンと、このエンジンの周囲に設けられたマフラー本体とをボンネットで包囲し、前記マフラー本体に接続された排気用パイプがボンネットから突出されてキャビンに装着されており、前記排気用パイプは、マフラー本体から外側方に突出された第１パイプと、この第１パイプの先端部に接続されていてキャビン支柱に沿って装着された第２パイプとからなり、第１パイプの先端部が第２パイプの下部に間隙を有して挿入されていることである。
【０００６】
これによれば、第１パイプの先端部が、第２パイプの下部に間隙をおいて挿入されていることから、第１パイプと第２パイプが接触することなく接続されるので、排気の案内を確保しながら相対的な動きが可能となり、マフラー本体からの振動が第１パイプから第２パイプに伝わることがなくなり、キャビンに振動が伝達することもない。また、第１パイプ、第２パイプ等を作業車に装着したときの組み付けの集積誤差を、前記間隙によって修正（調整）することにより、解消することができる。
【０００７】
第２に、前記第１パイプの基部は、マフラー本体から左右側方へ突出された管部に球継手手段を介して接続されていることである。
これによれば、球継手手段により、第１パイプをマフラー本体に取り付けるときに第２パイプに対する第１パイプの位置・角度の調節が容易にできる。
第３に、前記第１パイプの基部は、球継手手段を介して前記管部の突出方向に位置調整自在に接続されていることである。
これによれば、第１パイプの位置を調節することができ、これによって、第１パイプに対する第２パイプの位置調整、特に両パイプ接続部の間隙調整が容易にできる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図１乃至図５は、本発明の第１の実施形態を示し、図５は、本発明に係る排気装置が装備された作業車の例としてトラクタを示したものである。なお、以下、作業車の進行方向を前後方向といい、この前後方向に対し直行する左右方向（図５において紙面貫通方向）を横方向という。
作業車１は、操舵及び補助走行駆動に用いられる左右の前輪２と主走行駆動に用いられる左右の後輪３とを有する２軸４輪型であり、エンジン５からの駆動で２輪駆動（後輪駆動）又は４輪駆動（前・後輪駆動）に切換可能になっている。このエンジン５やミッションケース７等によって走行車体６が構成され、この走行車体６の後部には、リフトアーム８を具備する油圧装置９が設けられていると共に、この油圧装置９によって３点リンク１０が昇降可能に設けられている。
【０００９】
この３点リンク１０には、必要に応じて各種の作業機１１（図例は耕耘機）を接続したり切り離したりできるようになっている。この作業機１１には、ＰＴＯ軸１２を介してエンジン５の駆動を伝達可能としている。
エンジン５は、走行車体６の前部に設けられており、エンジン５から前方へ延出して設けられた前車軸フレーム１３の上方には、エンジン５をはじめ、その周辺に付設される各種機器類やエンジン補機等を含めて全体的に包囲したボンネット１４が設けられており、このボンネット１４内にエンジンルームが形成されている。
【００１０】
ボンネット１４はこの正面部（前面部）にグリル部１４Ａを有し、このグリル部１４Ａを介してエンジンルーム内のラジエータ１９に対して空気の取り込みが可能となっている。
ボンネット１４に内装されたラジエータ１９は、エンジン５の前方に配置され、ラジエータ１９の後側には、ラジエータファン２２が配置され、このファン２２をエンジン５を介して駆動されるベルト伝動手段（図示略）によって起動することで外気を取り込むようにしている。
【００１１】
ラジエータ１９の正面側におけるボンネット１４内の上部にエアークリーナ２４が配置され、ボンネット１４内の下部に冷却機器２５が配置され、冷却機器２５の前方のボンネット前部内には、バッテリ２７が配置されている。
走行車体６の後上部には、キャビン１５が設けられており、このキャビン１５内でハンドル１６及び運転席１７を配置した操縦室を形成させている。
前記キャビン１５は、弾性ゴム等の緩衝材を介して走行車体６に取り付けられており、走行車体６の振動がキャビン１５に伝達されにくく、またキャビン１５内の騒音を低減するように構成した、いわゆる独立取付型となっている。
【００１２】
前記エンジン５には排気装置（消音マフラー）２８が接続されており、この排気装置（消音マフラー）２８は、エンジン５の周囲、例えばこのエンジン５の上方に配置されている。排気装置（消音マフラー）２８は、エンジン５の上方に限らず、エンジン５の側方等他の位置に設けてもよい。
前記排気装置（消音マフラー）２８は、マフラー本体２９と、マフラー本体２９に接続されてボンネット１４から外側方（横方向）に突出された排気用パイプ３０から主構成され、エンジン５に設けられた排気マニホールド（図示略）に接続されている。
【００１３】
この排気用パイプ３０は、マフラー本体２９から左右外側方に突出された第１パイプ３１と、この第１パイプ３１の先端部３１ｂに接続されていてキャビン支柱２０Ｒに沿って装着された第２パイプ３２とから構成される。
図１乃至図３において、第１パイプ３１および第２パイプ３２には、断熱材３７を巻回装着してもよい。第１パイプ３１は、円筒形状であり、その先端部３１ｂが上方を向くように折曲されていてＬ字状とされており、この先端部３１ｂとは反対の基部３１ａがマフラー本体２９に接続されている。また、第２パイプ３２は、円筒状で、全長略直線状に形成され、キャビン１５の前側でかつ右側の支柱２０Ｒに設けられた取付ブラケット３５を介して、支柱２０Ｒに上下方向に沿って装着されている。この第２パイプ３２は、操縦室内の運転者からみて、前記支柱２０の陰にかくれるように、この支柱２０Ｒの右斜め前方に設けられており、運転者からみて、極力視界に入らないようになっている。
【００１４】
マフラー本体２９には、左右側方（横方向）に突出された管部２９ａが設けられており、第１パイプ３１の基部３１ａは、この管部２９ａと連結されている。
図３、図４において、第１パイプ３１の基部３１ａは、マフラー本体２９から左右側方に突出された管部２９ａに球継手手段３４を介して接続されている。この球継手手段３４は、管部２９ａの先端部３１ｂに形成された球状面部２９ｂと、第１パイプ３１の基部３１ａの外周を締め付け固定する環状のクランプ３６とからなる。球状面部２９ｂは、管部２９ａの先端部３１ｂの外周に沿って環状に形成され、径外方に膨出状とされている。
【００１５】
第１パイプ３１の基部３１ａには、１または２以上の複数のスリット（割溝）３１ｃが長手方向に沿って形成されている。また、第１パイプ３１の基部３１ａの内径は、第１パイプ３１の基部３１ａをマフラー本体２９の管部２９ａに適合嵌合できるように、基部３１ａの内面が前記球状面部２９ｂの全周にわたって接触（線接触）した状態になるように、球状面部２９ｂの直径と略同じに形成されている。
この第１パイプ３１の基部３１ａが管部２９ａに嵌合された状態では、この基部３１ａの内面は、管部２９ａの球状面部２９ｂの外周面と線接触した状態を維持しながら、この球状面部２９ｂを基部としてこの管部２９ａに対して第１パイプ３１の角度を自在に調節することができるようになっている。
【００１６】
さらに、第１パイプ３１の基部３１ａは、球継手手段３４を介して前記管部２９ａの突出方向（左右側方）に位置調整をすることができる。すなわち、第１パイプ３１の基部３１ａを管部２９ａに嵌合し、前記基部３１ａの内面が、球状面部２９ｂに線接触した状態で、この第２パイプ３２を管部２９ａの突出方向にスライドさせて第１パイプ３１の位置を自在に調節できるようになっている。
第１パイプ３１の基部３１ａが前記管部２９ａに嵌合され、球状面部２９ｂとマフラー本体２９の間における基部３１ａの外面部を、クランプ３６で締め付けることで、前記基部３１ａは、スリット３１ｃの幅が狭まるように変形した状態で、管部２９ａに固定される。
【００１７】
このようにすることで、運転中の振動によって第１パイプ３１の位置がずれたり、管部２９ａから第１パイプ３１が抜けはずれるということもなく、確実かつ堅牢な固定ができるようになる。
また、前記球状面部２９ｂと第１パイプ３１の基部３１ａの内周面とが、線接触した状態で固定されることから、第１パイプ３１と管部２９ａとの間を、確実かつ良好にシールすることができるようになる。
前記第１パイプ３１の先端部３１ｂは、第２パイプ３２の下部に間隙Ａ（クリアランス）を有して挿入されている。これによって、第１パイプ３１と第２パイプ３２とが接続されることとなり、この接続部分は、第１パイプ３１の先端部３１ｂと、第２パイプ３２の下部とが上下方向でオーバーラップした状態となっている。この間隙Ａは、１５ｍｍ〜２０ｍｍ程度で第１パイプ３１の先端部３１ｂの側周に均一に設定されていることが望ましい。すなわち、第１パイプ３１の先端部に嵌合される第２パイプ３２の下部の内径は、第１パイプ３１の先端部の外径よりも３０ｍｍ〜４０ｍｍ程度大きく形成されて、第１パイプ３１の先端部３１ｂと、第２パイプ３２の下部とが略同心状に配置されているのがよい。
【００１８】
このように、第１パイプ３１の先端部３１ｂが第２パイプ３２の下部に間隙Ａを有して挿入されると、第１パイプ３１と第２パイプ３２が接触することがないため、排気の案内を確保しながらも、エンジン５側とキャビン１５側が互いに干渉することのない、相対的な動きが可能となる。さらに、マフラー本体からの振動が第１パイプ３１から第２パイプ３２に伝わることもないため、ここに、作業車１の排気装置は、フレキシブルジョイントを用いることなく、マフラー本体２９からの振動がキャビン１５に伝達しないで排気できるのである。
【００１９】
さらに、前記キャビン１５は、走行車体６からの振動が伝達されにくい独立取付型となっていることから、マフラー本体２９からの排気の案内を確実に確保しながらも、この独立取付型による独自の緩衝機能を十分に発揮させることができ、この点においても有利なものとなっている。
第２パイプ３２には、エンジン５等からの振動が伝達されないため、キャビン１４の支柱２０Ｒと第２パイプ３２との間にゴムマウント等の緩衝材を用いる必要がなくり、これによって部品数を低減でき、この点でも有利である。
【００２０】
排気パイプ３０を作業車１に取り付けるときには、第１パイプ３１をキャビン１５の支柱２０Ｒへ組み付けた（装着した）ときの組み付け誤差と、第２パイプ３２をマフラー本体２９へ組み付けたときの組み付け誤差等の集積誤差が生じるが、第１パイプ３１と第２パイプ３２の位置を前記間隙Ａを介して修正することで、この集積誤差を解消することができるようになり、これによって排気パイプ３０の作業車１への取付を適正かつ容易に行えることとなる。
前記球継手手段３４を設けたことによって、第２パイプ３２に対する第１パイプ３１の相対的な位置を自在に調節することことができることから、上下方向、横方向、前後方向、またはこれらの各方向に対して傾斜する方向等の種々の方向における、第１パイプ３１、第２パイプ３２の組み付けの際の集積誤差を容易に解消することができる。
【００２１】
第１パイプ３１に嵌合されている第２パイプ３２の下部は、開口状となっているため、排気時には、この開口部から、第１パイプ３１の先端部３１ｂとの間隙Ａを通じて外気が吸い上げられ、この空気が第２パイプ３２を冷却しながら排気口３２ａから排出される。このように第２パイプ３２内に流入することで、その下部からは、排気が下方に漏れる（逆流する）ということもなく、排気の案内を確実にして、排気口３２ａから所望の排気を行うことができる。
また、排気用パイプ３０を第１パイプ３１と第２パイプ３２に分割しているので、これらを一体とするよりも各パイプ３１、３２の剛性を小さくでき、これらの軽量化も図ることができるようになる。
【００２２】
また、第２パイプ３２は上下方向に沿ってキャビンの支柱２０Ｒに装着されているため、この第２パイプの上部に設けられた排気口３２ａから雨水等が侵入しても、この雨水等を下部の開口から排出することができ、雨水排出用のドレン孔等を第２パイプ３２に形成する必要がなく、加工の手間を省略でき、これによって排気用パイプ３０、ひいては作業車１の製造コストを低減することができるようになる。
図６、図７は、本発明の他の実施形態を示している。
【００２３】
この実施形態では、図６に示すように、第１パイプ３１は、直線状に形成されており、従って、第１パイプ３１の先端部３１ｂは、前述のような折曲がされずに、第２パイプ３２の下部（下端部）に間隙Ａを有して挿入されており、その基部３１ａは、球継手手段３４を介してマフラー本体２９の管部２９ａに接続されている。
第２パイプ３２は、その下部を横方向に折曲してＬ字形状に形成されている。この第２パイプ３２の下端部には、他の部分よりも内径が大きくされた径大部３２ｂが設けられて、第１パイプ３１の先端部３１ｂを挿入しやすくなっている。また、第２パイプ３２の外周面には、断熱材３７が巻回されて設けられていてもよい。その他の点は、前述した図１乃至図５の実施形態と同様の構成であり、同様の作用効果を生じる。
【００２４】
なお、本発明は、上記の実施形態に限らず、以下のように種々の変形・変更が可能である。第２パイプ３２をキャビンの前側の左側支柱に装着するようにし、この第２パイプ３２の下部に第１パイプ３１の先端部３１ｂを挿入するようにしてもよい。第１パイプ３１の先端部３１ｂと第２パイプの下部との間の間隙Ａは、１５ｍｍよりも小さくしたり、２０ｍｍよりも大きくしたりしてもよい。第１パイプ３１、第２パイプ３２の形状は、円筒状に限らず、四角柱、五角柱、六角柱等の多角柱状の筒体、楕円筒状等、他の種々の形状のものを用いてもよい。
【００２５】
【発明の効果】
本発明によれば、排気パイプがキャビンに装着された場合に、フレキシブルジョイントを用いることなく、振動がキャビンに伝達しないで排気でき、組み立て誤差を吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】作業車の斜視図である。
【図２】作業車の正面図である。
【図３】排気パイプの接続状態を示す正面断面図である。
【図４】第１パイプとマフラー本体の接続状態を示す断面図である。
【図５】作業車の側面図である。
【図６】本発明の他の実施形態を示す作業車の斜視図である。
【図７】第１パイプとマフラー本体の接続状態を示す断面図である。
【符号の説明】
５エンジン
６走行車体
１４ボンネット
２９マフラー本体
２９ａ管部
３０排気用パイプ
３１第１パイプ
３１ａ先端部
３１ｂ基部
３２第２パイプ
３４球継手手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust device for a work vehicle such as a tractor.
[0002]
[Prior art]
As described in the patent literature, a conventional work vehicle exhaust device includes a `` cabin mounted on a driving unit and a muffler body installed in a hood at a front portion of a fuselage. A flexible joint is interposed between a muffler body and a tail pipe disposed near the cabin column for discharging to the outside of the fuselage.
By using the flexible joint, the conventional exhaust device can “prevent the vibration from the muffler body from being transmitted to the tail pipe” and can also absorb an error in assembling the tail pipe to the work vehicle. .
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-11-78547 (Claim 2)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, such a joint such as a flexible joint is generally expensive, and in particular, when a plurality of joints are used, the production cost may be increased.
Therefore, the present invention provides an exhaust device for a work vehicle that can exhaust without transmitting vibration to the cabin without using a flexible joint when the exhaust pipe is mounted in the cabin, thereby absorbing assembly errors. The purpose is to:
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has taken the following technical means in order to solve the above problems.
First, a cab is provided at the rear upper portion of the traveling vehicle body, and an engine provided at a front portion of the traveling vehicle body and a muffler body provided around the engine are surrounded by a bonnet, and are connected to the muffler body. The exhaust pipe protrudes from the bonnet and is attached to the cabin. The exhaust pipe has a first pipe protruding outward from the muffler body and a cabin connected to the tip of the first pipe. It consists of a second pipe mounted along a support, and the tip of the first pipe is inserted into the lower part of the second pipe with a gap.
[0006]
According to this, since the tip of the first pipe is inserted into the lower part of the second pipe with a gap therebetween, the first pipe and the second pipe are connected without contacting each other. And the relative movement becomes possible while the vibration from the muffler body is not transmitted from the first pipe to the second pipe, and the vibration is not transmitted to the cabin. In addition, the accumulation error of the assembly when the first pipe, the second pipe, and the like are mounted on the work vehicle can be eliminated by correcting (adjusting) the gap using the gap.
[0007]
Second, the base of the first pipe is connected to a pipe protruding left and right from the muffler main body via ball joint means.
According to this, the position and angle of the first pipe with respect to the second pipe can be easily adjusted when the first pipe is attached to the muffler body by the ball joint means.
Third, the base of the first pipe is connected via a ball joint means so as to be adjustable in the projecting direction of the pipe.
According to this, it is possible to adjust the position of the first pipe, thereby easily adjusting the position of the second pipe with respect to the first pipe, particularly adjusting the gap between the two pipe connections.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 5 show a first embodiment of the present invention, and FIG. 5 shows a tractor as an example of a work vehicle equipped with an exhaust device according to the present invention. Hereinafter, the traveling direction of the work vehicle is referred to as the front-rear direction, and the left-right direction (the paper-penetrating direction in FIG. 5) perpendicular to the front-rear direction is referred to as the lateral direction.
The work vehicle 1 is a two-shaft, four-wheel type having left and right front wheels 2 used for steering and auxiliary driving and left and right rear wheels 3 used for main driving. It can be switched to rear wheel drive or four wheel drive (front / rear wheel drive). A traveling vehicle body 6 is constituted by the engine 5, the transmission case 7, and the like. A hydraulic device 9 having a lift arm 8 is provided at a rear portion of the traveling vehicle body 6, and a three-point link 10 is provided by the hydraulic device 9. Is provided so as to be able to move up and down.
[0009]
The three-point link 10 can be connected to or disconnected from various working machines 11 (tillage machine in the illustrated example) as needed. The drive of the engine 5 can be transmitted to the work machine 11 via the PTO shaft 12.
The engine 5 is provided at a front part of the traveling vehicle body 6, and above the front axle frame 13 provided to extend forward from the engine 5, various kinds of equipment provided around the engine 5 including the engine 5 are provided. A hood 14 is provided which is entirely enclosed including the engine and engine accessories, and an engine room is formed in the hood 14.
[0010]
The bonnet 14 has a grill portion 14A on the front portion (front portion), and air can be taken into the radiator 19 in the engine room via the grill portion 14A.
A radiator 19 provided inside the bonnet 14 is arranged in front of the engine 5, and a radiator fan 22 is arranged behind the radiator 19, and a belt transmission means (shown in the drawing) driven by the fan 22 via the engine 5. (Abbreviated) to take in outside air.
[0011]
An air cleaner 24 is disposed at an upper portion of the hood 14 on the front side of the radiator 19, a cooling device 25 is disposed at a lower portion of the hood 14, and a battery 27 is disposed at a front portion of the hood in front of the cooling device 25. I have.
A cabin 15 is provided in a rear upper portion of the traveling vehicle body 6, and a cockpit in which a handle 16 and a driver's seat 17 are arranged in the cabin 15 is formed.
The cabin 15 is attached to the traveling vehicle body 6 via a cushioning material such as an elastic rubber, so that vibration of the traveling vehicle body 6 is hardly transmitted to the cabin 15 and noise in the cabin 15 is reduced. It is a so-called independent mounting type.
[0012]
An exhaust device (silence muffler) 28 is connected to the engine 5, and the exhaust device (silence muffler) 28 is arranged around the engine 5, for example, above the engine 5. The exhaust device (silence muffler) 28 may be provided not only above the engine 5 but also at another position such as a side of the engine 5.
The exhaust device (silence muffler) 28 is mainly provided with a muffler main body 29 and an exhaust pipe 30 connected to the muffler main body 29 and protruding outward (laterally) from the bonnet 14 and provided on the engine 5. It is connected to an exhaust manifold (not shown).
[0013]
The exhaust pipe 30 includes a first pipe 31 protruding left and right outward from the muffler main body 29, and a second pipe connected to a distal end 31b of the first pipe 31 and mounted along the cabin support 20R. 32.
1 to 3, a heat insulating material 37 may be wound around the first pipe 31 and the second pipe 32. The first pipe 31 has a cylindrical shape, and its tip 31b is bent so as to face upward to form an L-shape. A base 31a opposite to the tip 31b is connected to the muffler body 29. Have been. The second pipe 32 has a cylindrical shape, is formed in a substantially linear shape in its entire length, and is attached to the column 20R in the vertical direction via a mounting bracket 35 provided on the column 20R on the right side in front of the cabin 15. Have been. The second pipe 32 is provided diagonally forward right of the support post 20R so as to be hidden behind the support post 20 when viewed from the driver in the cockpit, so that the driver does not enter the field of view as much as possible. It has become.
[0014]
The muffler body 29 is provided with a pipe portion 29a protruding left and right (laterally), and a base 31a of the first pipe 31 is connected to the pipe portion 29a.
3 and 4, the base 31 a of the first pipe 31 is connected to a pipe 29 a protruding left and right from the muffler main body 29 via ball joint means 34. The ball joint means 34 includes a spherical surface portion 29b formed at a distal end portion 31b of the tube portion 29a, and an annular clamp 36 for tightening and fixing the outer periphery of the base 31a of the first pipe 31. The spherical surface portion 29b is formed in an annular shape along the outer periphery of the distal end portion 31b of the tube portion 29a, and has a bulging shape radially outward.
[0015]
In the base 31a of the first pipe 31, one or two or more slits (divided grooves) 31c are formed along the longitudinal direction. The inner diameter of the base 31a of the first pipe 31 is in contact with the inner surface of the base 31a over the entire circumference of the spherical surface 29b so that the base 31a of the first pipe 31 can be fitted and fitted to the tube 29a of the muffler body 29. The spherical surface portion 29b is formed to have substantially the same diameter as that of the spherical surface portion 29b so as to be in a (line contact) state.
When the base 31a of the first pipe 31 is fitted into the tube 29a, the inner surface of the base 31a is kept in line contact with the outer peripheral surface of the spherical surface 29b of the tube 29a, and The angle of the first pipe 31 with respect to the pipe portion 29a can be freely adjusted based on the base portion 29b.
[0016]
Further, the position of the base 31a of the first pipe 31 can be adjusted in the protruding direction (left and right sides) of the pipe 29a via the ball joint means 34. That is, the base 31a of the first pipe 31 is fitted to the pipe 29a, and the second pipe 32 is slid in the projecting direction of the pipe 29a in a state where the inner surface of the base 31a is in line contact with the spherical surface 29b. Thus, the position of the first pipe 31 can be freely adjusted.
The base 31a of the first pipe 31 is fitted into the tube 29a, and the outer surface of the base 31a between the spherical surface 29b and the muffler main body 29 is tightened with the clamp 36 so that the base 31a has a width of the slit 31c. Is fixed to the pipe portion 29a in a state where the is deformed to narrow.
[0017]
By doing so, the first pipe 31 can be reliably and firmly fixed without the position of the first pipe 31 being displaced by the vibration during operation or the first pipe 31 being detached from the pipe portion 29a.
Further, since the spherical surface portion 29b and the inner peripheral surface of the base portion 31a of the first pipe 31 are fixed in a line contact state, the space between the first pipe 31 and the pipe portion 29a is securely and excellently sealed. Will be able to
The distal end 31b of the first pipe 31 is inserted into the lower part of the second pipe 32 with a gap A (clearance). As a result, the first pipe 31 and the second pipe 32 are connected to each other, and this connection portion is in a state where the distal end portion 31b of the first pipe 31 and the lower part of the second pipe 32 overlap in the vertical direction. It has become. The gap A is desirably set to a uniform value on the side circumference of the distal end portion 31b of the first pipe 31 with a length of about 15 mm to 20 mm. That is, the inner diameter of the lower part of the second pipe 32 fitted to the distal end of the first pipe 31 is formed to be about 30 mm to 40 mm larger than the outer diameter of the distal end of the first pipe 31. It is preferable that the distal end portion 31b and the lower portion of the second pipe 32 are disposed substantially concentrically.
[0018]
As described above, when the distal end portion 31b of the first pipe 31 is inserted into the lower portion of the second pipe 32 with the gap A therebetween, the first pipe 31 and the second pipe 32 do not come into contact with each other, so that exhaust gas is not exhausted. While ensuring the guidance, the relative movement is possible without the engine 5 side and the cabin 15 side interfering with each other. Further, since the vibration from the muffler main body is not transmitted from the first pipe 31 to the second pipe 32, the exhaust device of the working vehicle 1 uses the vibration from the muffler main body 29 without using a flexible joint. The gas can be exhausted without being transmitted to the exhaust gas.
[0019]
Further, since the cabin 15 is an independent mounting type in which the vibration from the traveling vehicle body 6 is hardly transmitted, the guide of the exhaust from the muffler main body 29 is surely secured, and the independent mounting type by the independent mounting type is used. The buffer function can be sufficiently exerted, which is also advantageous in this respect.
Since vibration from the engine 5 or the like is not transmitted to the second pipe 32, it is not necessary to use a cushioning material such as a rubber mount between the column 20R of the cabin 14 and the second pipe 32, thereby reducing the number of parts. This can be reduced, and this is also advantageous.
[0020]
When attaching the exhaust pipe 30 to the work vehicle 1, an assembling error when the first pipe 31 is assembled (attached) to the column 20 R of the cabin 15, an assembling error when the second pipe 32 is assembled to the muffler body 29, and the like. However, by correcting the positions of the first pipe 31 and the second pipe 32 through the gap A, the accumulation error can be eliminated. It can be properly and easily attached to the car 1.
Since the relative position of the first pipe 31 with respect to the second pipe 32 can be freely adjusted by providing the ball joint means 34, the vertical direction, the lateral direction, the front-rear direction, or each of these directions can be adjusted. It is possible to easily eliminate accumulation errors in assembling the first pipe 31 and the second pipe 32 in various directions such as a direction in which the first pipe 31 and the second pipe 32 are inclined with respect to.
[0021]
Since the lower part of the second pipe 32 fitted to the first pipe 31 has an opening shape, at the time of exhaustion, outside air is sucked up from this opening through the gap A between the first pipe 31 and the tip part 31b. This air is discharged from the exhaust port 32a while cooling the second pipe 32. By flowing into the second pipe 32 in this manner, the exhaust is reliably leaked from the lower portion without flowing downward (backflow), and desired exhaust is performed from the exhaust port 32a. be able to.
Further, since the exhaust pipe 30 is divided into the first pipe 31 and the second pipe 32, the rigidity of each of the pipes 31 and 32 can be reduced as compared with the case where they are integrated, and their weight can be reduced. Become like
[0022]
Further, since the second pipe 32 is attached to the column 20R of the cabin along the vertical direction, even if rainwater or the like enters through the exhaust port 32a provided at the upper part of the second pipe, the rainwater or the like is lowered. , And it is not necessary to form a drain hole or the like for discharging rainwater in the second pipe 32, and the labor for processing can be omitted, thereby reducing the manufacturing cost of the exhaust pipe 30 and the work vehicle 1. It can be reduced.
6 and 7 show another embodiment of the present invention.
[0023]
In this embodiment, as shown in FIG. 6, the first pipe 31 is formed in a straight line. Therefore, the distal end portion 31b of the first pipe 31 is not bent as described above, It is inserted into the lower part (lower end) of the two pipes 32 with a gap A, and its base 31a is connected to the pipe part 29a of the muffler body 29 via ball joint means 34.
The second pipe 32 is formed in an L-shape by bending its lower part in the lateral direction. At the lower end of the second pipe 32, a large-diameter portion 32b having an inner diameter larger than that of the other portions is provided, so that the distal end 31b of the first pipe 31 can be easily inserted. Further, a heat insulating material 37 may be wound around the outer peripheral surface of the second pipe 32. The other points are the same as those of the embodiment of FIGS. 1 to 5 described above, and produce the same operation and effect.
[0024]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications and changes can be made as follows. The second pipe 32 may be attached to a left support on the front side of the cabin, and the tip 31b of the first pipe 31 may be inserted into a lower portion of the second pipe 32. The gap A between the distal end 31b of the first pipe 31 and the lower part of the second pipe may be smaller than 15 mm or larger than 20 mm. The shape of the first pipe 31 and the second pipe 32 is not limited to a cylindrical shape, but may be various other shapes such as a quadrangular prism, a pentagonal prism, a polygonal cylinder such as a hexagonal prism, an elliptical cylinder, and the like. Is also good.
[0025]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, when an exhaust pipe is mounted in a cabin, it can exhaust without transmitting a vibration to a cabin without using a flexible joint, and can absorb an assembly error.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a working vehicle.
FIG. 2 is a front view of a work vehicle.
FIG. 3 is a front sectional view showing a connection state of an exhaust pipe.
FIG. 4 is a sectional view showing a connection state between a first pipe and a muffler main body.
FIG. 5 is a side view of the work vehicle.
FIG. 6 is a perspective view of a work vehicle showing another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sectional view showing a connection state between the first pipe and the muffler body.
[Explanation of symbols]
5 Engine 6 Running body 14 Bonnet 29 Muffler body 29a Pipe 30 Exhaust pipe 31 First pipe 31a Tip 31b Base 32 Second pipe 34 Ball joint means

Claims

An exhaust pipe having a cabin in a rear upper portion of a traveling vehicle body, surrounding an engine provided at a front portion of the traveling vehicle body, and a muffler body provided around the engine with a bonnet, and connected to the muffler body. Is protruded from the bonnet and attached to the cabin. The exhaust pipe includes a first pipe protruding outward from the muffler body and a first pipe connected to a tip end of the first pipe and extending along the cabin support. An exhaust device for a working vehicle, comprising: a second pipe mounted thereon, wherein a distal end of the first pipe is inserted into a lower portion of the second pipe with a gap therebetween.

The exhaust device for a work vehicle according to claim 1, wherein the base of the first pipe is connected to a pipe protruding left and right from the muffler body via ball joint means.

The exhaust device for a working vehicle according to claim 2, wherein the base of the first pipe is connected via a ball joint means so as to be freely adjustable in a projecting direction of the pipe.