JP2004217018A - Resin bumper for automobile - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用樹脂バンパに関し、詳細には、キャビン(ボディ)とシャシフレームとが別体形式の、いわゆるフレーム構造車に特に適した自動車用樹脂バンパに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車用のバンパとして、造形が比較的簡単で複雑な形状にも容易に対応することができる樹脂製バンパが知られている。
【0003】
この樹脂製バンパは、主として乗用車等のモノコック構造(シャシフレームとキャビンとが一体的に形成された構造)の自動車に用いられている。
【0004】
モノコック構造の自動車では、バンパの前部だけでなく、両側部についてもボディで支持することができるため、バンパの側部に荷重が入力しても、ボディでこの荷重のエネルギを効果的に吸収することができる。
【0005】
一方、ボディとシャシフレームとが別体形式の、いわゆるフレーム構造車では、バンパは、サイドメンバ等のシャシフレームから前方に延びた2つのバックバーを介して車体に取り付けられるため、車体に直接支持されない側部に対して荷重が入力したときは、バンパ自体で、ある程度のエネルギ吸収を行う必要がある。
【0006】
そして、このバンパ自体でエネルギ吸収を行うものとして、樹脂製バンパ本体と、この樹脂製バンパ本体の両側部の裏面にそれぞれ取り付けられる一対の鋼板製スティフナと、樹脂製バンパ本体の長手方向に延びて両端部が、鉛直軸によって各鋼板製スティフナと連結された鋼板製補強部材とを備え、各スティフナが、鉛直軸回りに回転自在に、フレームから車体前方に突出したバックバーに軸支される自動車用樹脂バンパが提案されている(特許文献1)。
【0007】
この技術によれば、樹脂製バンパ本体の側部に入力した荷重は、バンパ本体を介して鋼板製スティフナに入力し、この鋼板製スティフナをバックバーによる支持軸(鉛直軸)回りに回転させることにより、樹脂製バンパ本体の変形を促進させ、この変形によって入力荷重のエネルギを効率的に吸収することができる。
【0008】
【特許文献1】
実公昭63−39147号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この技術の自動車用樹脂バンパは、樹脂製バンパ本体とスティフナとの間、スティフナと補強部材との間、およびスティフナとバックバーとの間は、それぞれ鉛直軸回りに回転自在であるため、鉛直方向(車体上下方向)に比べて水平方向(樹脂製バンパ本体の長手方向)の剛性が低いという問題がある。
【0010】
また、樹脂製バンパ本体には、車幅方向に延びた補強リブが形成され、この補強リブにスティフナを取り付けるが、この補強リブはボルト/ナット等の締結部材を挿通させてスティフナと締結させる強度を確保するために、比較的厚く、また大型のものとなっている。
【0011】
このため、樹脂製バンパの表面(おもてめん)側では、形成されたリブによる凹状のヒケが生じ易く、このヒケの発生を防止する対策を講じる必要があり、バンパの自由なデザインの妨げとなっている。
【0012】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、水平方向の剛性を向上させるとともに、バンパ表面におけるヒケの発生を抑制することができる自動車用樹脂バンパを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る自動車用樹脂バンパは、鋼板製スティフナを、樹脂製バンパ本体に形成された溶着用リブによって樹脂製バンパ本体に固着することにより、鋼板製スティフナが鉛直軸回りに回転するのを防止するとともに、締結部材との補強リブに比べてサイズや厚さが小さくても足りる溶着用リブによってヒケの発生を抑制したものである。
【0014】
すなわち、本発明に係る自動車用樹脂バンパは、樹脂製バンパ本体と、この樹脂製バンパ本体の裏面側に取り付けられ、長手方向に延設された鋼板製補強部材とを備えた自動車用樹脂バンパにおいて、前記樹脂製バンパ本体の両側部の裏面にそれぞれ取り付けられるとともに、前記鋼板製補強部材に連結される一対の鋼板製スティフナを有し、前記前記樹脂製バンパ本体の両側部の裏面には、前記鋼板製スティフナに向かって突出する溶着用リブがそれぞれ形成され、前記鋼板製スティフナには、前記溶着用リブが挿通される孔が形成され、前記孔に挿通された前記溶着用リブの溶着によって、前記樹脂製バンパ本体と前記鋼板製スティフナとが固着され、前記鋼板製スティフナおよび前記鋼板製補強部材、並びに前記鋼板製補強部材および車体から前方に突出したバックバーは、それぞれ車体前後方向に軸を有する締結部材によって連結されることを特徴とする。
【0015】
ここで、溶着用リブは、スティフナに形成された孔に挿通された状態で溶融され、スティフナの孔よりも輪郭が大きくなるように変形されたうえで固化して、スティフナに溶着されるため、成形時には、補強リブよりも十分薄く、かつサイズの小さいものであっても、機能を確保することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る自動車用樹脂バンパの具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0017】
図1は本発明の一実施形態に係る自動車用樹脂バンパを示す分解斜視図、図2は図1に示した自動車用樹脂バンパのアッセンブリ状態を示す斜視図、図3(a)は図2におけるA−A線に沿った断面を示す断面図、図3(b)は図2におけるB−B線に沿った断面を示す断面図、図4は図1に示した自動車用樹脂バンパの矢視Dによる概略図である。
【0018】
図示の自動車用樹脂バンパ10は、樹脂製のバンパ本体(樹脂製バンパ本体)20と、バンパ本体20の裏側に取り付けられ、バンパ本体20の長手方向に延設された補強部材(鋼板製補強部材)40と、バンパ本体20の左右各側部21の裏面21aにそれぞれ取り付けられるとともに、補強部材40に連結される左右一対の鋼板製のスティフナ(鋼板製スティフナ)30とを備えている。
【0019】
バンパ本体20は、車幅方向(車体右方RH〜車体左方LH)に延設され、前面部22と、この前面部22の両端部から車体後方Rrに向けて湾曲し、車幅方向に向いた短い左右の各側部21とからなる。
【0020】
なお、図1,2においては、前面部21の車幅方向中央で切断した右側半分のみを示しており、図示を省略した左側半分は、右側半分と略対称形状・構造である。
【0021】
このバンパ本体20の側部21の裏面21aには、スティフナ30に向かって突出する5つの溶着用リブ23がそれぞれ形成されている。
【0022】
これら各溶着用リブ23は、詳しくは図4に示すように、水平方向に平行に延びる2つの横リブ(水平リブ)23a,23aと、これら横リブ23a,23aを繋ぐ3つの縦リブ(鉛直リブ)23b,23,23bとからなり、全体として水平方向に梯子状を呈している。
【0023】
なお、図示するように、溶着用リブ23は、横リブ23aが縦リブ23bよりも長く形成されている。
【0024】
また、これらの溶着用リブ23の下方であって、バンパ本体20の底面部には、スティフナ30の位置決め用の止着孔24が形成されている。
【0025】
一方、スティフナ30の、各溶着用リブ23に対応する部分には、これら溶着用リブ23が各別に挿通される5つの溶着孔31が形成されている。
【0026】
そして、これらの溶着孔31は、溶着用リブ23の全体形状に適応するように、水平方向に長い横長の長孔となっている。
【0027】
さらに、これらの溶着孔31の下方であって、バンパ本体20の止着孔24に対応する部分には、この止着孔24に重畳する止着孔32が形成されている。
【0028】
なお、図示しない左側のスティフナについても右側のスティフナ30と同様の構造を有している。
【0029】
また、スティフナ30の車幅方向の中央側には、バンパ本体20の前面部22に対応して設けられる補強部材40を連結するための2つのウェルドボルト53,53が溶着されている。
【0030】
これらのウェルドボルト53,53は、いずれも車体前後方向に沿った軸を有し、スティフナ30から車体後方Rrに向けて突出している。
【0031】
そして、このスティフナ30と連結される補強部材40の左右両端には、これらウェルドボルト53,53が挿通される連結孔41,41が形成されている。
【0032】
なお、補強部材40の図示しない左側部分についても同様に、図示しない左側のスティフナと連結するための連結孔が形成されている。
【0033】
また、補強部材40の両端部よりも車幅方向内側の部分には、車体から前方Frに突出したバックバー60と連結される組付部43が設けられており、組付部43には、バックバー60側から挿入されるボルト55と締結されるウェルドナット(図示せず)が溶着されている。
【0034】
さらに、補強部材40の両端部近傍の底面部には、バンパ本体20に設けられた止着孔25と重畳する止着孔42が設けられている。
【0035】
次に、本実施形態の自動車用樹脂バンパ10の作用について説明する。
【0036】
まず、バンパ本体20の側部21の裏面21a側からスティフナ30を、このスティフナ30の各溶着孔31にバンパ本体20の各溶着リブ23(図3(a)において二点鎖線で示す)を挿通させるように配置する。
【0037】
次に、スティフナ30の止着孔32がバンパ本体20の止着孔24に一致するように、スティフナ30をバンパ本体20に位置合わせする。
【0038】
そして、バンパ本体20の止着孔24を介してスティフナ30の止着孔32に、バンパ本体20の下方からクリップ51を嵌入し、スティフナ30はバンパ本体20に位置決めされるとともに仮保持される。
【0039】
この仮保持状態において、溶着孔31から突出した溶着用リブ23を、専用の溶着装置やその他の治具を用いて熱変形させ、この熱変形した溶着用リブ23′(図3(a)において実線で示す)が、溶着孔31の縁部に掛かることによって、スティフナ30はバンパ本体20に固着される。
【0040】
次いで、左右のスティフナ30に設けられたウェルドボルト53に、補強部材40の各連結孔41を挿通させるとともに、補強部材40の止着孔42をバンパ本体20の止着孔25と重畳させて、バンパ本体20の止着孔25を介して補強部材40の止着孔42に、バンパ本体20の下方からクリップ52を嵌入し、補強部材40はスティフナ30およびバンパ本体20に位置決めされるとともに仮保持される。
【0041】
その後に、補強部材40の各連結孔41から突出したウェルドボルト53にナット54を締結することによって、補強部材40はスティフナ30およびバンパ本体20に固定され、図2に示すように、自動車用樹脂バンパ10としてアッセンブリ化される。
【0042】
そして、このようにアッセンブリ化された自動車用樹脂バンパ10は、車体から前方Frに突出したバックバー60側から挿入されたボルト55が、補強部材40の組付部43に設けられたウェルドナットに締結されて、車体に組み付けられる。
【0043】
このように、車体に組み付けられる本実施形態に係る自動車用樹脂バンパ10によれば、バンパ本体20に形成された溶着用リブ23をスティフナ30に形成された溶着孔31に挿通させた状態で、溶着用リブ23を溶融、固化させて、バンパ本体20とスティフナ30とを固着させるため、溶着用リブ23は、従来の補強リブに比べて薄く、かつ小さく形成することができ、リブを形成したことによって生じ得るバンパ本体10表面側でのヒケを抑制することができる。
【0044】
また、バンパ本体20とスティフナ30とは固着されているため、自動車用樹脂バンパ10の水平方向についての剛性を向上させることができる。
【0045】
さらに、スティフナ30と補強部材40とは、車体前後方向に軸を有するウェルドボルト53およびナット54によって締結されているため、鉛直軸に直交する面内でこれらスティフナ30と補強部材40とが相対的に回転することがなく、自動車用樹脂バンパ10の水平方向についての剛性をさらに向上させることができる。
【0046】
同様に、補強部材40と車体のバックバー60とは、車体前後方向に軸を有するボルト55およびウェルドナットによって締結されているため、鉛直軸に直交する面内で、これら補強部材40と車体のバックバー60とが相対的に回転することがなく、自動車用樹脂バンパ10の水平方向についての剛性を一層向上させることができる。
【0047】
そして、自動車用樹脂バンパ10の全体としては一体化されているため、車体のシャシフレームからバックバー60が突出するフレーム構造車に対しても、組付けしやすいものとなっている。
【0048】
なお、このように構成された自動車用樹脂バンパ10に対して、車体前方Frから後方Rrに向いた荷重が入力した場合には、バンパ本体20を介して、補強部材40およびこの補強部材40を介したバックバー60によって、入力荷重のエネルギを吸収することができる。
【0049】
一方、この自動車用樹脂バンパ10の側部21に荷重が入力した場合には、バンパ本体20を介してスティフナ30に荷重が入力され、スティフナ30と補強部材40との連結部分が変形(ねじれ変形等)することによって、入力荷重のエネルギを吸収することができる。
【0050】
なお、本実施形態に係る自動車用樹脂バンパ10は、溶着用リブ23を、2つの横リブ23aとこれら横リブ23aを繋ぐ3つの縦リブ23bとによって形成しているため、単一の溶着用リブによって形成したものよりも、個別のリブ23a,23bの厚さやサイズを小さくすることができ、溶着用リブ23全体としては溶着の体積を確保しつつ、すなわち溶着強度を確保しつつ、バンパ本体20にヒケが生じる可能性をさらに低減することができる。
【0051】
また、本実施形態においては、横リブ23aを2つ、縦リブ23bを3つ組み合わせて梯子状の溶着用リブ23を構成しているが、本発明の自動車用樹脂バンパはこの形態に限るものではなく、横リブ23aや縦リブ23bの数もこの形態に限定されるものではなく、例えば井桁状を呈するように構成してもよい。
【0052】
さらに、本実施形態の自動車用樹脂バンパ10は、横リブ23aを縦リブ23bよりも長く形成し、溶着孔31を水平方向に長い長孔に形成したことによって、この自動車用バンパ10に対して、車体上方Upからも荷重成分が入力した場合に、バンパ本体20の横リブ23aとスティフナ30の溶着孔31との接触面積が大きいため、単位面積当たりの荷重を小さくすることができ、溶着用リブ23が破壊されるのを抑制することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る自動車用樹脂バンパによれば、樹脂製バンパ本体に形成された溶着用リブを鋼板製スティフナに形成された孔に挿通させた状態で溶着させて、樹脂製バンパ本体と鋼板製スティフナとを固着させるため、溶着用リブは、従来の締結用リブに比べて薄く、かつサイズも小さく形成することができ、樹脂製バンパ本体の表面側でのヒケの発生を抑制することができる。
【0054】
また、樹脂製バンパ本体と鋼板製スティフナとは固着されているため、自動車用樹脂バンパの水平方向についての剛性を向上させることができる。
【0055】
さらに、鋼板製スティフナと鋼板製補強部材とは、車体前後方向に軸を有する締結部材によって連結されているため、鉛直軸に直交する面内で相対的に回転することがなく、自動車用樹脂バンパの水平方向についての剛性をさらに向上させることができる。
【0056】
同様に、鋼板製補強部材と車体のバックバーとは、車体前後方向に軸を有する締結部材によって連結されているため、鉛直軸に直交する面内で相対的に回転することがなく、自動車用樹脂バンパの水平方向についての剛性を一層向上させることができる。
【0057】
そして、自動車用樹脂バンパ全体としては一体化されているため、シャシフレームからバックバーが突出するフレーム構造車に対しても、組付けしやすいものとなっている。
【0058】
なお、このように構成された自動車用樹脂バンパに対して、車体前方から後方に向いた荷重が入力した場合には、樹脂製バンパ本体を介して、鋼板製補強部材およびこの鋼板製補強部材を介したバックバーによって、入力荷重のエネルギを吸収することができる。
【0059】
一方、この自動車用樹脂バンパの側部に荷重が入力した場合には、樹脂製バンパ本体を介して、鋼板製スティフナに荷重が入力され、鋼板製スティフナと鋼板製補強部材との連結部が変形することによって、入力荷重のエネルギを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動車用樹脂バンパの右半分を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示した自動車用樹脂バンパのアッセンブリ状態を示す斜視図である。
【図3】(a)は図2におけるA−A線に沿った断面を示す断面図、(b)は図2におけるB−B線に沿った断面を示す断面図である。
【図4】図1に示した自動車用樹脂バンパの矢視Dによる概略図である。
【符号の説明】
10 自動車用樹脂バンパ
20 バンパ本体(樹脂製バンパ本体)
21 側部
21a 裏面
22 前面部
23,23′ 溶着用リブ
23a 横リブ
23b 縦リブ
24,25,32,42 止着孔
30 スティフナ(鋼板製スティフナ)
31 溶着孔(孔)
40 補強部材(鋼板製補強部材)
41 連結孔
43 組付部
51,52 クリップ
53 ウェルドボルト
54 ナット
55 ボルト
60 バックバー
Fr 車体前方
Rr 車体後方
RH 車体右方
LH 車体左方
Up 車体上方[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an automotive resin bumper, and more particularly, to an automotive resin bumper particularly suitable for a so-called frame-structured vehicle in which a cabin (body) and a chassis frame are separated from each other.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a bumper for an automobile, a resin bumper that can be easily formed into a relatively simple and complicated shape has been known.
[0003]
This resin bumper is mainly used in automobiles such as passenger cars having a monocoque structure (a structure in which a chassis frame and a cabin are integrally formed).
[0004]
In a monocoque car, the body can support not only the front part of the bumper but also both sides, so even if a load is applied to the side of the bumper, the body effectively absorbs the energy of this load. can do.
[0005]
On the other hand, in a so-called frame structure vehicle in which the body and the chassis frame are separated, the bumper is attached to the vehicle body via two back bars extending forward from the chassis frame such as side members, so that the bumper is directly supported by the vehicle body. When a load is input to the side portion that is not performed, it is necessary for the bumper itself to absorb some energy.
[0006]
The bumper itself absorbs energy, and the resin bumper body, a pair of steel plate stiffeners respectively attached to the back surfaces of both sides of the resin bumper body, and a resin bumper body extending in the longitudinal direction. An automobile in which both ends are provided with a steel plate reinforcing member connected to each steel plate stiffener by a vertical shaft, and each stiffener is rotatably about a vertical axis and is supported by a back bar protruding forward from the frame to the front of the vehicle body. A resin bumper for use has been proposed (Patent Document 1).
[0007]
According to this technology, the load input to the side of the resin bumper main body is input to the steel plate stiffener via the bumper main body, and the steel plate stiffener is rotated around the support shaft (vertical axis) by the back bar. Thereby, the deformation of the resin bumper main body is promoted, and the energy of the input load can be efficiently absorbed by this deformation.
[0008]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 63-39147 [0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the automotive resin bumper of this technology is rotatable about a vertical axis between the resin bumper body and the stiffener, between the stiffener and the reinforcing member, and between the stiffener and the back bar, respectively. There is a problem that the rigidity in the horizontal direction (the longitudinal direction of the resin bumper body) is lower than the vertical direction (the vertical direction of the vehicle body).
[0010]
Further, a reinforcing rib extending in the vehicle width direction is formed on the resin bumper body, and a stiffener is attached to the reinforcing rib. The reinforcing rib is inserted into a fastening member such as a bolt / nut or the like to fasten to the stiffener. It is relatively thick and large to secure
[0011]
For this reason, concave surface sinks due to the formed ribs are likely to occur on the surface (side surface) of the resin bumper, and it is necessary to take measures to prevent the occurrence of the sink marks, which hinders the free design of the bumper. It has become.
[0012]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a resin bumper for automobiles that can improve rigidity in a horizontal direction and suppress generation of sink marks on a bumper surface.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the resin bumper for automobiles according to the present invention is characterized in that the steel plate stiffener is fixed to the resin bumper body by a welding rib formed on the resin bumper body, so that the steel plate stiffener has a vertical axis. In addition to preventing rotation about the periphery, the occurrence of sink marks is suppressed by a welding rib which is sufficient even if the size and thickness are smaller than the reinforcing rib with the fastening member.
[0014]
That is, the automotive resin bumper according to the present invention is an automotive resin bumper including a resin bumper main body and a steel plate reinforcing member attached to the back side of the resin bumper main body and extending in the longitudinal direction. A pair of steel plate stiffeners are attached to the back surfaces of both sides of the resin bumper body, respectively, and are connected to the steel plate reinforcing member. Welding ribs projecting toward the steel plate stiffener are formed, respectively, the steel plate stiffener is formed with a hole through which the welding rib is inserted, and by welding the welding rib inserted through the hole, The resin bumper main body and the steel plate stiffener are fixed, the steel plate stiffener and the steel plate reinforcing member, and the steel plate reinforcing member and Back bar from the body projecting forwardly, characterized in that it is connected by a fastening member each having an axis in the longitudinal direction of the vehicle body.
[0015]
Here, the welding rib is melted in a state of being inserted into the hole formed in the stiffener, deformed so as to have a contour larger than the hole of the stiffener, solidified, and welded to the stiffener, At the time of molding, the function can be ensured even if the reinforcing rib is sufficiently thinner and smaller in size.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, specific embodiments of a resin bumper for an automobile according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an automobile resin bumper according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a perspective view showing an assembled state of the automobile resin bumper shown in FIG. 1, and FIG. FIG. 3B is a cross-sectional view showing a cross-section taken along the line BB in FIG. 2, and FIG. 4 is a cross-sectional view showing the cross-section taken along the line BB in FIG. 2, and FIG. It is the schematic by D.
[0018]
The illustrated
[0019]
The
[0020]
1 and 2, only the right half cut at the center of the
[0021]
Five
[0022]
As shown in detail in FIG. 4, each of these
[0023]
As shown in the figure, the
[0024]
A fixing
[0025]
On the other hand, in the portion of the
[0026]
These welding holes 31 are horizontally elongated holes that are long in the horizontal direction so as to adapt to the entire shape of the
[0027]
Further, at a portion below the welding holes 31 and corresponding to the fastening holes 24 of the bumper
[0028]
The left stiffener (not shown) has the same structure as the
[0029]
Further, two
[0030]
Each of these
[0031]
At the left and right ends of the reinforcing
[0032]
Similarly, a connection hole for connecting to a left stiffener (not shown) is formed in a left portion (not shown) of the reinforcing
[0033]
Further, an
[0034]
Further, a
[0035]
Next, the operation of the
[0036]
First, the
[0037]
Next, the
[0038]
Then, the
[0039]
In this temporary holding state, the
[0040]
Next, the connection holes 41 of the reinforcing
[0041]
After that, the
[0042]
Then, the assembled
[0043]
Thus, according to the
[0044]
Further, since the
[0045]
Furthermore, since the
[0046]
Similarly, since the reinforcing
[0047]
And since the
[0048]
When a load from the front body Fr toward the rear Rr is input to the
[0049]
On the other hand, when a load is input to the
[0050]
In the
[0051]
In the present embodiment, the ladder-shaped
[0052]
Further, the
[0053]
【The invention's effect】
As described above, according to the automotive resin bumper according to the present invention, the welding rib formed on the resin bumper main body is welded in a state where the welding rib is inserted into the hole formed on the steel plate stiffener. Since the bumper main body and the steel plate stiffener are fixed, the welding rib can be formed thinner and smaller in size than the conventional fastening rib, so that the occurrence of sink marks on the surface side of the resin bumper main body is reduced. Can be suppressed.
[0054]
Further, since the resin bumper main body and the steel plate stiffener are fixed, the rigidity of the resin bumper for automobiles in the horizontal direction can be improved.
[0055]
Further, since the steel plate stiffener and the steel plate reinforcement member are connected by a fastening member having an axis in the vehicle longitudinal direction, the steel plate stiffener and the steel plate reinforcement member do not relatively rotate in a plane perpendicular to the vertical axis. Can be further improved in the horizontal direction.
[0056]
Similarly, since the steel plate reinforcing member and the back bar of the vehicle body are connected by a fastening member having an axis in the vehicle body front-rear direction, they do not relatively rotate in a plane perpendicular to the vertical axis, and The rigidity of the resin bumper in the horizontal direction can be further improved.
[0057]
And since it is unified as the whole resin bumper for motor vehicles, it becomes easy to assemble even with a frame structure vehicle where the back bar projects from the chassis frame.
[0058]
When a load directed from the front of the vehicle body to the rear is input to the resin bumper for an automobile configured as described above, the reinforcing member made of steel plate and the reinforcing member made of steel plate are connected via the resin bumper body. The energy of the input load can be absorbed by the interposed back bar.
[0059]
On the other hand, when a load is input to the side of the resin bumper for automobiles, the load is input to the steel plate stiffener via the resin bumper main body, and the connection between the steel plate stiffener and the steel plate reinforcing member is deformed. By doing so, the energy of the input load can be absorbed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a right half of a resin bumper for an automobile according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing an assembled state of the automotive resin bumper shown in FIG. 1;
3A is a cross-sectional view showing a cross section taken along line AA in FIG. 2, and FIG. 3B is a cross-sectional view showing a cross section taken along line BB in FIG.
FIG. 4 is a schematic view of the automotive resin bumper shown in FIG.
[Explanation of symbols]
10 Resin bumper for
21
31 welding holes (holes)
40 Reinforcement member (steel plate reinforcement member)
41
Claims (3)
前記樹脂製バンパ本体の両側部の裏面にそれぞれ取り付けられるとともに、前記鋼板製補強部材に連結される一対の鋼板製スティフナを有し、
前記樹脂製バンパ本体の両側部の裏面には、前記鋼板製スティフナに向かって突出する溶着用リブがそれぞれ形成され、
前記鋼板製スティフナには、前記溶着用リブが挿通される孔が形成され、
前記孔に挿通された前記溶着用リブの溶着によって、前記樹脂製バンパ本体と前記鋼板製スティフナとが固着され、
前記鋼板製スティフナおよび前記鋼板製補強部材、並びに前記鋼板製補強部材および車体から前方に突出したバックバーは、それぞれ車体前後方向に軸を有する締結部材によって連結されることを特徴とする自動車用樹脂バンパ。In a resin bumper for automobiles, comprising a resin bumper body and a steel plate reinforcing member attached to the back side of the resin bumper body and extending in the longitudinal direction,
Attached to the back surface of both sides of the resin bumper body, respectively, having a pair of steel plate stiffeners connected to the steel plate reinforcing member,
Welding ribs projecting toward the steel plate stiffener are formed on the back surfaces of both sides of the resin bumper body, respectively.
A hole through which the welding rib is inserted is formed in the steel plate stiffener,
By welding of the welding rib inserted into the hole, the resin bumper body and the steel plate stiffener are fixed,
The resin for automobiles, wherein the steel plate stiffener and the steel plate reinforcing member, and the steel plate reinforcing member and the back bar projecting forward from the vehicle body are connected by a fastening member having an axis in the vehicle body front-rear direction. Bumper.
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