JP2004216215A - 集砂装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】建設費およびランニングコストの安い集砂装置を得る。
【解決手段】沈砂池1の所定位置に集砂ピット5を設け、該集砂ピット5に向けて水を噴出するように複数のノズル6を配置した集砂装置において、沈砂池1の底面に該底面に対して垂直な隔壁3を、所定間隔を置いて平行に複数前記集砂ピット5に向けて設け、隣り合う前記隔壁3間に形成される各集砂水路4には、前記ノズル6を該各集砂水路4の水路方向に沿って設置間隔が1.5m以上5.0m以下となるように複数配置し、ノズル6に0.05Mpa以上0.1Mpa未満の圧力水を供給することを特徴とする集砂装置。
【選択図】 図1
【解決手段】沈砂池1の所定位置に集砂ピット5を設け、該集砂ピット5に向けて水を噴出するように複数のノズル6を配置した集砂装置において、沈砂池1の底面に該底面に対して垂直な隔壁3を、所定間隔を置いて平行に複数前記集砂ピット5に向けて設け、隣り合う前記隔壁3間に形成される各集砂水路4には、前記ノズル6を該各集砂水路4の水路方向に沿って設置間隔が1.5m以上5.0m以下となるように複数配置し、ノズル6に0.05Mpa以上0.1Mpa未満の圧力水を供給することを特徴とする集砂装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は廃水処理施設の沈砂池に堆積した沈砂を除去するための集砂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、下水中に含まれる砂等を除去するために、沈砂池を設け砂等を池底に沈殿させてこれを除去する沈砂池設備が使用されている。そして、このような沈砂池設備においては、沈砂池の池底に堆積した砂を一箇所に集め、集めた砂等を池から排出するための集砂装置が設けられている。
【0003】
集砂装置は、池底の砂を収容するための集砂ピットと、池底に配置され堆積した砂を集砂ピットに向かって圧力水により押し流すノズルと、集砂ピット中に配置され水と一緒に砂を池の外に排出する揚砂ポンプとから構成されている。
【0004】
このような従来の集砂装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この集砂装置は、図6(a)の沈砂池全体システム図、図6(b)の沈砂池の平面図および図6(c)の沈砂池の断面図に基づいて説明すると、汚水は沈砂池21にI方向から流入するが、その沈砂池21の汚水流入側にはスクリーン22が取付けられており、このスクリ−ン22により、沈砂池21に流入する汚水中の比較的大きい浮遊物が除去される。沈砂池21の汚水流入側の池底には集砂ピット23が設けられており、その集砂ピット23の中に揚砂ポンプ24が配設されている。揚砂ポンプ24は図示しない昇降装置で昇降することができ、通常は汚水面より上に引き上げられており、揚砂作業の時のみ下降させて、集砂ピット24内に配置する。池底にはその噴出水が集砂ピット23の方向に向くように、複数個のノズル25が配設されており、また各ノズル25には圧力水配管26が接続されており、水槽27に貯蔵された水が圧力水ポンプ28により、圧力水としてノズル25に供給されるようになっている。
【0005】
沈砂池21の汚水流出側には、砂が除去された後の汚水を溜めるポンプ井29が設けられており、汚水は排出ポンプ30により次の工程に移送される。
【0006】
また、ポンプ井29に溜められた汚水の一部は、供給ポンプ31により前記水槽27に供給される。このようにすることで、ノズル25から噴出される圧力水を循環使用することができ、集砂に要する用水の使用量を低減することができる。汚水のポンプ井29の入口側には土手32が設けられており、土砂がポンプ井29に流入するのを防止できるようになっている。前記揚砂ポンプ24の吐出端には管路33を介して固液分離機34が連結されており、ここで砂と汚水を分離するようになっている。
【0007】
この集砂装置を詳述すると、沈砂池21の流入端部に設けた集砂ピット23に向けて下り勾配になるように、池底にモルタルで4列の凹条35および凸条36が交互に設けられており、各々の凹条35の底面にはSUS304製のトラフ37が敷設されている。そして、トラフ37の底部には前記ノズル25が、集砂ピット23に向けて一定間隔を置いて6ケずつ一直線となるように設けられている。
【0008】
また、ノズル25に0.1MPaを超え0.4MPa以下の圧力水を供給するようにしている。
【0009】
凹条35および凸条36を設けて、凹条35の底部にノズル25を配置することにより、ノズル25からの噴出水と砂とを、凹条35内の比較的狭い範囲に集中して存在させることができるので、砂に対してノズル25からの噴出水の運動エネルギーを有効に作用させることができる。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−159803号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上述した従来の集砂装置には、次のような問題点がある。
(1)トラフを形成させるための凹凸条の形状が複雑で、かつトラフ表面にステンレス鋼を使用するため、凹凸条を形成したり、ステンレス鋼をトラフ形状に加工したりする費用が高くなる。
(2)トラフは底に近いほど幅が狭くなっており、沈降した砂の堆積速度が底に近いほど速くなるので、ノズルが砂に埋まる頻度が高くなる。
(3)ノズルに供給する圧力水の圧力を、砂の堆積量の大小にかかわらず0.1MPaを超え0.4MPa以下としているが、堆積した砂の除去効果は、砂の堆積した部分の圧力水の流速に起因するものであり、砂の堆積量が少ない場合には必要以上に高圧の圧力水を使用していることになり、また砂の堆積量が多い場合には砂の除去効果が期待できない恐れもある。
【0012】
本発明は、従来技術の上述したような問題点を解消するためになされたものであり、集砂装置における集砂用のトラフが容易に形成できるので、トラフ形成に要する費用が安くできるとともに、圧力水の圧力が低くても堆積した砂を確実に除去することのできる集砂装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る集砂装置は、沈砂池の所定位置に集砂ピットを設け、該集砂ピットに向けて水を噴出するように複数のノズルを配置した集砂装置において、沈砂池の底面に該底面に対して垂直な隔壁を、所定間隔を置いて平行に複数前記集砂ピットに向けて設け、隣り合う前記隔壁間に形成される各集砂水路には、前記ノズルを該各集砂水路の水路方向に沿って設置間隔が1.5m以上5.0m以下となるように複数配置し、ノズルに0.05Mpa以上0.1Mpa未満の圧力水を供給するものである。
【0014】
また、前記各集砂水路の底面は平面で構成され、各集砂水路の幅を250mm以上1000mm以下、前記隔壁の高さを250mm以上1000mm以下とするものである。
【0015】
また、前記隔壁上端部には先端角度が90度以下の鋭角部が設けられているものである。
【0016】
また、前記ノズルの吐出面積Adとノズルの入側流路面積Aiと該ノズルのとの比Ad/Aiを0.5〜1.0とするとともに、ノズルの吐出口形状を矩形形状または両端が半円からなる扁平形状とし、その幅Wと高さHとの比W/Hを2〜5とし、ノズルの吐出方向と前記集砂水路の底面とのなす角度を15度以下としたものである。
【0017】
本発明の集砂装置においては、沈砂池の底面に該底面に対して垂直な隔壁を、所定間隔を置いて平行に複数前記集砂ピットに向けて設け、隣り合う前記隔壁間に集砂水路を形成しているので、工場生産可能な隔壁を使用することができ、かつ隔壁の現場での据え付け工事も簡単にできるので、集砂装置に要する建設費を安くすることができる。
【0018】
また、ノズルに0.05Mpa以上0.1Mpa未満の低い圧力の圧力水を供給するようにしているので、集砂水路にステンレス鋼鋼板等高強度の材料を使用する必要はなく、コンクリ−ト製で十分であるので、さらに建設費を安くすることができる。
【0019】
また、各集砂水路の底面は平面で構成され、集砂水路間の隔壁は垂直に設けられているので、集砂水路の幅方向に均一の厚さで砂が堆積する。したがって、ノズルを集砂水路の底面近くに配置しても、従来よりもノズルが砂に埋まる頻度が減るとともに、埋まったとしても埋まった深さは従来よりも浅くなり、低圧の圧力水でも砂を除去することが可能である。
【0020】
本発明において、ノズルに供給する圧力水の圧力を0.05Mpa以上0.1Mpa未満とし、かつ同一集砂水路内におけるノズルの吐出方向の配置間隔を1.5m以上5.0m以下としたのは、次のような理由による。実際に大型水槽内で集砂水路内に砂を敷き詰めて水を満たした状態で、圧力やノズル間隔を種々変更した集砂実験を実施した。
【0021】
その結果、本発明の集砂装置における集砂水路の形状では、ノズルに供給する圧力水の圧力は、0.05Mpa以上0.1Mpa未満であれば十分であることが分かった。
【0022】
また、ノズル間隔は1.5m未満では、上流側のノズルから吐き出した圧力水が下流側のノズルに当たり、反射した圧力水の上昇流によって砂が巻き上げられ、集砂効率が悪くなるからである。
【0023】
また、ノズル間隔が5.0mを超えると、堆積した砂の一部が集砂水路の底面に残り、集砂が完全にできなくなるからである。
【0024】
また、前記ノズルの吐出面積Adとノズルの入側流路面積Aiと該ノズルのとの比Ad/Aiを0.5〜1.0としたのは、0.5未満ではノズル出口での圧力損失が大きくなりすぎるからであり、1.0を超えては圧力水を集中して堆積した砂に当てることができないからである。
【0025】
また、ノズルの吐出口形状を矩形形状または両端が半円からなる扁平形状とし、その幅Wと高さHとの比W/Hを2〜5としたのは、効率的に集砂が行えるようにしたものであり、W/Hが2未満では、集砂水路の幅方向両端部の流れが遅くなり、集砂が完全に行えなくなるからであり、W/Hが5を超えるとノズル出口の圧力損失が大幅に増大して、エネルギ−の損失が増加するからである。
【0026】
また、集砂水路の底面に沿って流れる圧力水が効果的に加速されるようにするために、ノズルの吐出方向と前記集砂水路の底面とのなす角度を15度以下とした。これは、水槽を使った実験結果から得られたものであり、ノズルからの吐出方向が集砂水路の底面と平行から底面と15度までは、ほぼ同等の集砂効果が得られたが、15度を超えると底面に当たった圧力水の流れの反射で砂の巻き上がりが増加し始め、砂の除去できる圧力水の到達距離が短くなる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の集砂装置の実施の形態の説明図であり、(a)は集砂装置を配置した沈砂池の平面図、(b)は(a)のA−A矢視図、(c)は(a)のB−B矢視図である。
【0028】
砂分等の固形物を含む汚水は、図1の左方向からスクリ−ン2を通って沈砂池1に流入する。スクリ−ン2によって汚水に含まれる比較的大きな浮遊ゴミ等は除去されるので、沈砂池1には残りの砂等を含む汚水が流れ込む。沈砂池1の底部には、複数の垂直壁3によって流れ方向と直交する方向に沿って区分された複数の集砂水路4が設けられており、汚水中の砂分はこの集砂水路4に沈降して堆積する。
【0029】
集砂水路4の流れ方向中央部分には、集砂ピット5が設けられており、集砂ピット5の上流側および下流側の集砂水路4とも、集砂ピット5に向かって下り勾配となるように形成されている。
【0030】
各集砂水路4の底面近傍には、吐出方向が集砂ピット5を向くように設置された集砂ノズル6が、一直線上に一定間隔を置いて複数配置されている。これらの集砂ノズル6には、圧力水を供給するための圧力水供給配管7が接続されており、圧力水ポンプ8により圧力水供給配管7を通して、水槽9に貯蔵された水を圧力水として、集砂ノズル6に供給できるようになっている。
【0031】
そして、集砂水路4に沈降して堆積した砂は、集砂ノズル6から吐出された圧力水により、集砂ピット5に押し流がされる。なお、圧力水供給配管7の途中には、給水系統を切り替えるためのバルブ(電磁バルブ等)10が設けられている。
【0032】
また、水槽9に貯蔵する水は、沈砂池1の下流側に砂を除去した後の水を集水する集水ピット(図示せず)を設け、そこに設置した用水ポンプ11により供給する。
【0033】
集砂ピット5の中央部には、揚砂ポンプ(スラリ−ポンプやジェットポンプ)12が配置されている。そして、集砂ピット5に集められた砂は、集砂ピット5内に設けられたノズル13から噴射される水流により、さらに揚砂ポンプ12が配置された集砂ピット5の中央部に集められ、揚砂ポンプ12により水とともに固液分離装置14に送られる。
【0034】
固液分離装置14においては砂だけが取り除かれ、水分はその後の処理工程に送られる。なお、揚砂ポンプ12での砂の吸い上げを容易にするため、揚砂ポンプ12の吸い込み口近傍に砂掘削用ノズル15を配置しているが、砂掘削用ノズル15は必ずしも必要ではない。
【0035】
沈砂池1で砂を除去された後の汚水は、後処理工程に送るためのポンプ井に送られたり、雨水沈砂池の場合には、河川等に放流されたりする。
【0036】
図2の正面図は、図1で説明した集砂装置の構成のうち、集砂水路4を集砂ピット5に向けて階段状に構成(図では3段)した場合を示す。
【0037】
また、図3の正面図は、図1で説明した集砂装置の構成のうち、集砂ピット5を汚水流入側に設けたものである。この場合も、図2に示したように、集砂水路4を集砂ピット5に向けて階段状に構成してもよい。
【0038】
図4は、集砂ノズル6が1列に配置されている場合の集砂水路4の断面図である。集砂水路4を区分する垂直壁3の高さhは250mm以上1000mm以下の範囲に選ぶのが望ましい。そして、垂直壁3の上端部3aは、先端角度90度以下の鋭角に形成して、上端部3aに砂が堆積しないようにするとよい。
【0039】
また、集砂水路4の幅bは、250mm以上1000mm以下の範囲に選ぶのが望ましい。
【0040】
図5は、集砂ノズル6が2列配置されている場合の集砂水路4の断面図である。この場合の集砂水路4の幅bは、500mm以上2000mm以下(ノズル列が1列の場合の2倍)の範囲に選ぶ。
【0041】
【実施例】
集砂水路の幅b、垂直壁の高さh、集砂ノズルの吐出圧、集砂ノズルの流量および砂の堆積厚さを種々変化させて、集砂に要する時間を調査した。この調査においては、集砂ノズルは幅56mm×高さ16mmの扁平ノズルを使用し、集砂ノズルの間隔は3000mmとした。
【0042】
表1にその結果を示す。
【0043】
【表1】
【0044】
表1には、最も効率的に短時間で集砂できる条件と、各条件の変化範囲とを示している。
【0045】
【発明の効果】
本発明により、トラフ形成に要する費用が安くできるとともに、圧力水の圧力が低くても堆積した砂を確実に除去することのできる集砂装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集砂装置の実施の形態の説明図であり、(a)は集砂装置を配置した沈砂池の平面図、(b)は(a)のA−A矢視図、(c)は(a)のB−B矢視図である。
【図2】本発明の集砂装置において、集砂水路を集砂ピットに向けて階段状に構成した場合を示す正面図である。
【図3】本発明の集砂装置において、集砂ピットを汚水流入側に設けた場合を示す正面図である。
【図4】集砂ノズルが1列に配置されている場合の集砂水路の断面図である。
【図5】集砂ノズルが2列配置されている場合の集砂水路の断面図である。
【図6】従来の集砂装置が配置されている沈砂池の説明図であり、(a)は沈砂池全体システム図、(b)は沈砂池の平面図、(c)は沈砂池の断面である。
【符号の説明】
1 沈砂池
2 スクリ−ン
3 垂直壁
4 集砂水路
5 集砂ピット
6 集砂ノズル
7 圧力水供給配管
8 圧力水ポンプ
9 水槽
10 バルブ
11 用水ポンプ
12 揚砂ポンプ
13 ノズル
14 固液分離装置
15 砂掘削用ノズル
【発明の属する技術分野】
本発明は廃水処理施設の沈砂池に堆積した沈砂を除去するための集砂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、下水中に含まれる砂等を除去するために、沈砂池を設け砂等を池底に沈殿させてこれを除去する沈砂池設備が使用されている。そして、このような沈砂池設備においては、沈砂池の池底に堆積した砂を一箇所に集め、集めた砂等を池から排出するための集砂装置が設けられている。
【0003】
集砂装置は、池底の砂を収容するための集砂ピットと、池底に配置され堆積した砂を集砂ピットに向かって圧力水により押し流すノズルと、集砂ピット中に配置され水と一緒に砂を池の外に排出する揚砂ポンプとから構成されている。
【0004】
このような従来の集砂装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この集砂装置は、図6(a)の沈砂池全体システム図、図6(b)の沈砂池の平面図および図6(c)の沈砂池の断面図に基づいて説明すると、汚水は沈砂池21にI方向から流入するが、その沈砂池21の汚水流入側にはスクリーン22が取付けられており、このスクリ−ン22により、沈砂池21に流入する汚水中の比較的大きい浮遊物が除去される。沈砂池21の汚水流入側の池底には集砂ピット23が設けられており、その集砂ピット23の中に揚砂ポンプ24が配設されている。揚砂ポンプ24は図示しない昇降装置で昇降することができ、通常は汚水面より上に引き上げられており、揚砂作業の時のみ下降させて、集砂ピット24内に配置する。池底にはその噴出水が集砂ピット23の方向に向くように、複数個のノズル25が配設されており、また各ノズル25には圧力水配管26が接続されており、水槽27に貯蔵された水が圧力水ポンプ28により、圧力水としてノズル25に供給されるようになっている。
【0005】
沈砂池21の汚水流出側には、砂が除去された後の汚水を溜めるポンプ井29が設けられており、汚水は排出ポンプ30により次の工程に移送される。
【0006】
また、ポンプ井29に溜められた汚水の一部は、供給ポンプ31により前記水槽27に供給される。このようにすることで、ノズル25から噴出される圧力水を循環使用することができ、集砂に要する用水の使用量を低減することができる。汚水のポンプ井29の入口側には土手32が設けられており、土砂がポンプ井29に流入するのを防止できるようになっている。前記揚砂ポンプ24の吐出端には管路33を介して固液分離機34が連結されており、ここで砂と汚水を分離するようになっている。
【0007】
この集砂装置を詳述すると、沈砂池21の流入端部に設けた集砂ピット23に向けて下り勾配になるように、池底にモルタルで4列の凹条35および凸条36が交互に設けられており、各々の凹条35の底面にはSUS304製のトラフ37が敷設されている。そして、トラフ37の底部には前記ノズル25が、集砂ピット23に向けて一定間隔を置いて6ケずつ一直線となるように設けられている。
【0008】
また、ノズル25に0.1MPaを超え0.4MPa以下の圧力水を供給するようにしている。
【0009】
凹条35および凸条36を設けて、凹条35の底部にノズル25を配置することにより、ノズル25からの噴出水と砂とを、凹条35内の比較的狭い範囲に集中して存在させることができるので、砂に対してノズル25からの噴出水の運動エネルギーを有効に作用させることができる。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−159803号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上述した従来の集砂装置には、次のような問題点がある。
(1)トラフを形成させるための凹凸条の形状が複雑で、かつトラフ表面にステンレス鋼を使用するため、凹凸条を形成したり、ステンレス鋼をトラフ形状に加工したりする費用が高くなる。
(2)トラフは底に近いほど幅が狭くなっており、沈降した砂の堆積速度が底に近いほど速くなるので、ノズルが砂に埋まる頻度が高くなる。
(3)ノズルに供給する圧力水の圧力を、砂の堆積量の大小にかかわらず0.1MPaを超え0.4MPa以下としているが、堆積した砂の除去効果は、砂の堆積した部分の圧力水の流速に起因するものであり、砂の堆積量が少ない場合には必要以上に高圧の圧力水を使用していることになり、また砂の堆積量が多い場合には砂の除去効果が期待できない恐れもある。
【0012】
本発明は、従来技術の上述したような問題点を解消するためになされたものであり、集砂装置における集砂用のトラフが容易に形成できるので、トラフ形成に要する費用が安くできるとともに、圧力水の圧力が低くても堆積した砂を確実に除去することのできる集砂装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る集砂装置は、沈砂池の所定位置に集砂ピットを設け、該集砂ピットに向けて水を噴出するように複数のノズルを配置した集砂装置において、沈砂池の底面に該底面に対して垂直な隔壁を、所定間隔を置いて平行に複数前記集砂ピットに向けて設け、隣り合う前記隔壁間に形成される各集砂水路には、前記ノズルを該各集砂水路の水路方向に沿って設置間隔が1.5m以上5.0m以下となるように複数配置し、ノズルに0.05Mpa以上0.1Mpa未満の圧力水を供給するものである。
【0014】
また、前記各集砂水路の底面は平面で構成され、各集砂水路の幅を250mm以上1000mm以下、前記隔壁の高さを250mm以上1000mm以下とするものである。
【0015】
また、前記隔壁上端部には先端角度が90度以下の鋭角部が設けられているものである。
【0016】
また、前記ノズルの吐出面積Adとノズルの入側流路面積Aiと該ノズルのとの比Ad/Aiを0.5〜1.0とするとともに、ノズルの吐出口形状を矩形形状または両端が半円からなる扁平形状とし、その幅Wと高さHとの比W/Hを2〜5とし、ノズルの吐出方向と前記集砂水路の底面とのなす角度を15度以下としたものである。
【0017】
本発明の集砂装置においては、沈砂池の底面に該底面に対して垂直な隔壁を、所定間隔を置いて平行に複数前記集砂ピットに向けて設け、隣り合う前記隔壁間に集砂水路を形成しているので、工場生産可能な隔壁を使用することができ、かつ隔壁の現場での据え付け工事も簡単にできるので、集砂装置に要する建設費を安くすることができる。
【0018】
また、ノズルに0.05Mpa以上0.1Mpa未満の低い圧力の圧力水を供給するようにしているので、集砂水路にステンレス鋼鋼板等高強度の材料を使用する必要はなく、コンクリ−ト製で十分であるので、さらに建設費を安くすることができる。
【0019】
また、各集砂水路の底面は平面で構成され、集砂水路間の隔壁は垂直に設けられているので、集砂水路の幅方向に均一の厚さで砂が堆積する。したがって、ノズルを集砂水路の底面近くに配置しても、従来よりもノズルが砂に埋まる頻度が減るとともに、埋まったとしても埋まった深さは従来よりも浅くなり、低圧の圧力水でも砂を除去することが可能である。
【0020】
本発明において、ノズルに供給する圧力水の圧力を0.05Mpa以上0.1Mpa未満とし、かつ同一集砂水路内におけるノズルの吐出方向の配置間隔を1.5m以上5.0m以下としたのは、次のような理由による。実際に大型水槽内で集砂水路内に砂を敷き詰めて水を満たした状態で、圧力やノズル間隔を種々変更した集砂実験を実施した。
【0021】
その結果、本発明の集砂装置における集砂水路の形状では、ノズルに供給する圧力水の圧力は、0.05Mpa以上0.1Mpa未満であれば十分であることが分かった。
【0022】
また、ノズル間隔は1.5m未満では、上流側のノズルから吐き出した圧力水が下流側のノズルに当たり、反射した圧力水の上昇流によって砂が巻き上げられ、集砂効率が悪くなるからである。
【0023】
また、ノズル間隔が5.0mを超えると、堆積した砂の一部が集砂水路の底面に残り、集砂が完全にできなくなるからである。
【0024】
また、前記ノズルの吐出面積Adとノズルの入側流路面積Aiと該ノズルのとの比Ad/Aiを0.5〜1.0としたのは、0.5未満ではノズル出口での圧力損失が大きくなりすぎるからであり、1.0を超えては圧力水を集中して堆積した砂に当てることができないからである。
【0025】
また、ノズルの吐出口形状を矩形形状または両端が半円からなる扁平形状とし、その幅Wと高さHとの比W/Hを2〜5としたのは、効率的に集砂が行えるようにしたものであり、W/Hが2未満では、集砂水路の幅方向両端部の流れが遅くなり、集砂が完全に行えなくなるからであり、W/Hが5を超えるとノズル出口の圧力損失が大幅に増大して、エネルギ−の損失が増加するからである。
【0026】
また、集砂水路の底面に沿って流れる圧力水が効果的に加速されるようにするために、ノズルの吐出方向と前記集砂水路の底面とのなす角度を15度以下とした。これは、水槽を使った実験結果から得られたものであり、ノズルからの吐出方向が集砂水路の底面と平行から底面と15度までは、ほぼ同等の集砂効果が得られたが、15度を超えると底面に当たった圧力水の流れの反射で砂の巻き上がりが増加し始め、砂の除去できる圧力水の到達距離が短くなる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の集砂装置の実施の形態の説明図であり、(a)は集砂装置を配置した沈砂池の平面図、(b)は(a)のA−A矢視図、(c)は(a)のB−B矢視図である。
【0028】
砂分等の固形物を含む汚水は、図1の左方向からスクリ−ン2を通って沈砂池1に流入する。スクリ−ン2によって汚水に含まれる比較的大きな浮遊ゴミ等は除去されるので、沈砂池1には残りの砂等を含む汚水が流れ込む。沈砂池1の底部には、複数の垂直壁3によって流れ方向と直交する方向に沿って区分された複数の集砂水路4が設けられており、汚水中の砂分はこの集砂水路4に沈降して堆積する。
【0029】
集砂水路4の流れ方向中央部分には、集砂ピット5が設けられており、集砂ピット5の上流側および下流側の集砂水路4とも、集砂ピット5に向かって下り勾配となるように形成されている。
【0030】
各集砂水路4の底面近傍には、吐出方向が集砂ピット5を向くように設置された集砂ノズル6が、一直線上に一定間隔を置いて複数配置されている。これらの集砂ノズル6には、圧力水を供給するための圧力水供給配管7が接続されており、圧力水ポンプ8により圧力水供給配管7を通して、水槽9に貯蔵された水を圧力水として、集砂ノズル6に供給できるようになっている。
【0031】
そして、集砂水路4に沈降して堆積した砂は、集砂ノズル6から吐出された圧力水により、集砂ピット5に押し流がされる。なお、圧力水供給配管7の途中には、給水系統を切り替えるためのバルブ(電磁バルブ等)10が設けられている。
【0032】
また、水槽9に貯蔵する水は、沈砂池1の下流側に砂を除去した後の水を集水する集水ピット(図示せず)を設け、そこに設置した用水ポンプ11により供給する。
【0033】
集砂ピット5の中央部には、揚砂ポンプ(スラリ−ポンプやジェットポンプ)12が配置されている。そして、集砂ピット5に集められた砂は、集砂ピット5内に設けられたノズル13から噴射される水流により、さらに揚砂ポンプ12が配置された集砂ピット5の中央部に集められ、揚砂ポンプ12により水とともに固液分離装置14に送られる。
【0034】
固液分離装置14においては砂だけが取り除かれ、水分はその後の処理工程に送られる。なお、揚砂ポンプ12での砂の吸い上げを容易にするため、揚砂ポンプ12の吸い込み口近傍に砂掘削用ノズル15を配置しているが、砂掘削用ノズル15は必ずしも必要ではない。
【0035】
沈砂池1で砂を除去された後の汚水は、後処理工程に送るためのポンプ井に送られたり、雨水沈砂池の場合には、河川等に放流されたりする。
【0036】
図2の正面図は、図1で説明した集砂装置の構成のうち、集砂水路4を集砂ピット5に向けて階段状に構成(図では3段)した場合を示す。
【0037】
また、図3の正面図は、図1で説明した集砂装置の構成のうち、集砂ピット5を汚水流入側に設けたものである。この場合も、図2に示したように、集砂水路4を集砂ピット5に向けて階段状に構成してもよい。
【0038】
図4は、集砂ノズル6が1列に配置されている場合の集砂水路4の断面図である。集砂水路4を区分する垂直壁3の高さhは250mm以上1000mm以下の範囲に選ぶのが望ましい。そして、垂直壁3の上端部3aは、先端角度90度以下の鋭角に形成して、上端部3aに砂が堆積しないようにするとよい。
【0039】
また、集砂水路4の幅bは、250mm以上1000mm以下の範囲に選ぶのが望ましい。
【0040】
図5は、集砂ノズル6が2列配置されている場合の集砂水路4の断面図である。この場合の集砂水路4の幅bは、500mm以上2000mm以下(ノズル列が1列の場合の2倍)の範囲に選ぶ。
【0041】
【実施例】
集砂水路の幅b、垂直壁の高さh、集砂ノズルの吐出圧、集砂ノズルの流量および砂の堆積厚さを種々変化させて、集砂に要する時間を調査した。この調査においては、集砂ノズルは幅56mm×高さ16mmの扁平ノズルを使用し、集砂ノズルの間隔は3000mmとした。
【0042】
表1にその結果を示す。
【0043】
【表1】
【0044】
表1には、最も効率的に短時間で集砂できる条件と、各条件の変化範囲とを示している。
【0045】
【発明の効果】
本発明により、トラフ形成に要する費用が安くできるとともに、圧力水の圧力が低くても堆積した砂を確実に除去することのできる集砂装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集砂装置の実施の形態の説明図であり、(a)は集砂装置を配置した沈砂池の平面図、(b)は(a)のA−A矢視図、(c)は(a)のB−B矢視図である。
【図2】本発明の集砂装置において、集砂水路を集砂ピットに向けて階段状に構成した場合を示す正面図である。
【図3】本発明の集砂装置において、集砂ピットを汚水流入側に設けた場合を示す正面図である。
【図4】集砂ノズルが1列に配置されている場合の集砂水路の断面図である。
【図5】集砂ノズルが2列配置されている場合の集砂水路の断面図である。
【図6】従来の集砂装置が配置されている沈砂池の説明図であり、(a)は沈砂池全体システム図、(b)は沈砂池の平面図、(c)は沈砂池の断面である。
【符号の説明】
1 沈砂池
2 スクリ−ン
3 垂直壁
4 集砂水路
5 集砂ピット
6 集砂ノズル
7 圧力水供給配管
8 圧力水ポンプ
9 水槽
10 バルブ
11 用水ポンプ
12 揚砂ポンプ
13 ノズル
14 固液分離装置
15 砂掘削用ノズル
Claims (4)
- 沈砂池の所定位置に集砂ピットを設け、該集砂ピットに向けて水を噴出するように複数のノズルを配置した集砂装置において、沈砂池の底面に該底面に対して垂直な隔壁を、所定間隔を置いて平行に複数前記集砂ピットに向けて設け、隣り合う前記隔壁間に形成される各集砂水路には、前記ノズルを該各集砂水路の水路方向に沿って設置間隔が1.5m以上5.0m以下となるように複数配置し、ノズルに0.05Mpa以上0.1Mpa未満の圧力水を供給することを特徴とする集砂装置。
- 前記各集砂水路の底面は平面で構成され、各集砂水路の幅を250mm以上1000mm以下、前記隔壁の高さを250mm以上1000mm以下とすることを特徴とする請求項1に記載の集砂装置。
- 前記隔壁上端部には先端角度が90度以下の鋭角部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集砂装置。
- 前記ノズルの吐出面積Adとノズルの入側流路面積Aiと該ノズルのとの比Ad/Aiを0.5〜1.0とするとともに、ノズルの吐出口形状を矩形形状または両端が半円からなる扁平形状とし、その幅Wと高さHとの比W/Hを2〜5とし、ノズルの吐出方向と前記集砂水路の底面とのなす角度を15度以下としたことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の集砂装置。
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